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NTTフレッツ光ホームタイプ(一戸建て用のサービス。マンションで設備なしだった場合にも申し込み可能)の利点および、難点をご紹介します。
通信速度が速く、NTT局舎からの距離に関係なく、安定した通信速度が得られる。上り下りとも最大100Mbps(一部プランでは下り最大200Mbps)YouTube等、動画を楽しむ機会が増えてきた方には特に、速度が重要ですね。高速回線を手にすることによって、動画がカクカクしてしまったり、再生の途中途中で止まってしまったりのイライラから開放されます。
電話回線を使ったADSLサービスの場合は、NTT局舎からの距離が遠いと、開通できなかったり、速度が遅くなったり、ブチブチ切れてしまったりといったトラブルが起こりやすいですが、光回線ならば安定した通信が可能です。
ADSLでは、ホームページを閲覧したり等、サーバーからデータを受け取る、下り速度を重視していて、上り速度とは差がでます。そのため、下り最大50Mbpsでも、上りは最大5Mbpsだったりします。
そうなると、インターネットプリント注文や、動画投稿など、容量の大きいファイルをサーバーに送ろうとしたときに、とても時間がかかってしまうのです。
フレッツ光であれば、上り下りとも最大100Mbps(一部プランでは下り最大200Mbps)というサービスですので、こちらからデータを送るというときにも時間が無駄になりません。
そのため、光サービスでも、「最大」100Mbpsという表記になっています。
となると、実際はどれくらいのパフォーマンスが期待できるのかが気になるところですが、わたしは現在、フレッツ光ネクスト/ファミリー・ハイスピードタイプ(下り最大200Mbps)を利用しているので、速度測定をしてみると、30〜60Mbpsという結果になります。計測するサイトや、時間によってもバラつきがあるのが現状です。
フレッツ光を引くのならば、ネットだけではなく、電話も光電話に変えてしまったほうが断然お得です。
一般電話の基本料金は月々1,700円程度ですが、光電話は525円です。また通話料も、全国一律3分8.4円ですので、市外県外通話を多くされる方には、利点が大きいです。
新たに電話番号を取ることも、一般回線で使っていた電話番号を引き続き利用することも可能です。キャッチホンや、ナンバーディスプレイ等の付加サービスも、一般電話と同じように利用可能です。
光電話にはIP電話(050番で始まる電話)のような、無料通話サービスは無い
050番号への無料通話をしたい場合は、光電話ではなく、IP電話サービスへの申し込みが必要になります。
光電話とIP電話の併用や、IP電話だけの利用も可能ですが、光電話はNTTのサービスなのに対し、IP電話は各プロバイダのサービスのため、IP電話サービスはプロバイダに申込む必要があります。IP電話基本料および通話料もプロバイダからの請求になります。しかし、IP電話を利用するための機器は、NTTにレンタル申し込み、または購入しなくてはならず、フレッツ光+IP電話の組み合わせは、契約や準備が煩雑になります。
フレッツ光で地デジ対策もできる
地デジ完全移行まで、いよいよ1年を切りました。まだ対応されていない方、また、お住まいの賃貸および分譲マンションなどで、オーナーが対応してくれない、住民同士の話し合いが難航していて導入が難しいという方なども、フレッツテレビで対応させるという選択肢もあります。
フレッツテレビならば、建物全体用のアンテナとは無関係に、フレッツ光と共に、自分の部屋にだけ地デジが導入できます。アンテナ(電波)ではなく、光回線を使った有線でデータを受けるので、電波障害もありません。
ただし、フレッツテレビサービスは、地域によってはまだ提供がされていません。
フレッツTVでの地デジ対策にはランニングコストがかかるアンテナで受信する場合は、初期費用(アンテナ購入代および設置費用、宅内配線など)だけで、その後の地デジ視聴にお金はかかりません。一方、フレッツテレビの場合は、初期費用こそアンテナ設置よりも少し安くなりますが、月々682.5円のランニングコストがかかります。
提供エリアが広く申込みから開通までの期間が短くなってきた
フレッツ光は、さすがにNTTのサービスとあって、提供可能エリアは、他の光サービスや、CATVサービスなどに比べて、断トツに広いです。また、例えばKDDIのauひかりサービスの場合は、提供可能エリアであっても、自宅のそばに、KDDIが使える電柱が立っていないと、開通不可となってしまいますが、NTTならば所有している電柱も多いので、開通率(という言葉があるのかは不明ですが)も高いです。
そして、以前は、申し込みから開通まで1〜2ヶ月ほどかかっていましたが、現在では、繁忙期でなければ、2〜3週間程度で開通工事の予定が組めるようになってきました。
フレッツ光ホームタイプの開通工事では、基本的に建物にキズをつけないような施工方法が選択されますが、場合によっては、外壁に線をビス留めしたり、回線を引き込むための小さな穴を開ける必要があります。
もし、工事の人から内容を聞き、その工事の方法に納得できないときには、工事日当日であってもキャンセルができます。開通工事が完了しない限り、費用や、違約金の発生はありません。
集合住宅の場合でも、なるべく建物内の配管を通したり、外からの引き込みでも、エアコンのスリットを使ったりして、建物にキズをつけないようにしますが、状況によりビス留め等が必要になりますので、事前にオーナーに許可をいただいておく必要があります。しかし、やはりいい顔をしないオーナーさんも多いのが現状です。
フレッツ光には、小さいものまで合わせると、数百ものプロバイダが対応しているので、お好みのプロバイダが選べます。また、既に利用中のプロバイダを継続利用して、メールアドレスなども変更することなく利用することもできます。
なお、フレッツ光の契約は、NTTのフレッツ光回線と、プロバイダは別々の契約となり、基本的には月々の料金も、NTTとプロバイダ、それぞれからの請求となります。
キャンペーンも多数各プロバイダや、家電量販店など、フレッツ光の申し込みを取り扱う窓口によって、独自にキャッシュバックや、商品券プレゼントなどのキャンペーンを行っているので、かなり大きな「オマケ」を期待できるサービスです。
接続設定が必要
auひかり(KDDI)の場合は、届いたHGW(モデム)とパソコンをLANコードでつなげば、すぐにインターネット接続ができ、ホームページ閲覧が可能(メールのやり取りには設定が必要)ですが、フレッツ光の場合は、プロバイダから発行されるID/パスワードなどの情報を元に、届いたルータ、またはパソコン側にインターネットへの接続設定が必要になります。
設定に不安のある方は、NTTのリモートサポートというサービス(月額525円/設定完了後にサービスの解約も可能)を利用したり、申し込み窓口で、無料で接続設定に来てもらえるサービスが無いか確認しておくとよいでしょう。
NTT東日本では12ヶ月、NTT西日本では24ヶ月(プランによっては12ヶ月))の契約期間の設定があります。期間内で解約する場合には、違約金が請求されます。
また、契約するプロバイダによっても別に契約期間の設定があり、期間内に解約した場合には、NTTだけではなく、プロバイダからも違約金の請求がありますので、申し込み時には慎重に検討、確認をしましょう。
▼関連リンク
◆ 光サービスでの接続について