公衆無線ＬＡＮ接続の利用をおすすめします（賃貸でインターネット）

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　設備有りでも無しでも申込める、公衆無線ＬＡＮ接続の利点および、難点をご紹介します。

工事不要、即利用可能

　公衆無線ＬＡＮ接続の利点は、なんと言っても工事不要で、すぐにインターネットに接続ができることです。

　申込み方法は各サービスによって違いますが、一番手軽なのは、公衆無線ＬＡＮの電波を受けられるエリア内で、そのままオンラインで申込む方法です。その場で必要なＩＤ／ＰＷが確認でき、インターネットに接続できます。

　また、ＮＴＴドコモが提供している公衆無線ＬＡＮサービス（Ｍｚｏｎｅ／ｍｏｐｅｒａＵ）では、ｉモードや、ドコモショップで申込みが可能です。ドコモショップからなら、ドコモユーザーでなくても申込み、利用ができます。

　その他、ＢＢモバイルポイントでは、ファミリーマートでプリペイドＩＤを購入することによって１日５００円から、使いたいときだけ接続することもできます。

　サービスによって、申込みからご利用までの方法も様々ですが、すべて、自宅にインターネットを引く契約をするよりは、断然手軽に利用を開始できます。

自宅ではインターネットが利用できない

　当然のことながら、公衆無線ＬＡＮサービスは、空港や駅など公共の場や、レストラン、喫茶店、ホテル等で提供されているため、自宅ではインターネットの利用ができません。

　たまたま、入居しているマンションの近くに公衆無線ＬＡＮサービスを行っている店舗などがあり、そこの電波が届いて自宅でも使える、という、本当にラッキーなこともありますが、通常は、自宅では利用できないものと考えておいたほうがよいでしょう。

　公衆無線ＬＡＮサービスのみでインターネットをするというのは、自宅には寝に帰っているだけで、インターネットはもっぱら出先のカフェなどで、という方におすすめです。

提供エリアが狭い

　各サービスとも随時エリア拡大中ではありますが、特定の店舗やスポットでしか通信ができないという仕組みに変わりはありませんので、モバイル接続とは違い、公衆無線ＬＡＮサービスでは、そのサービスをおこなっている場所に行かなければ、インターネットに接続をすることはできません。

　また、公衆無線ＬＡＮサービスは、複数社がおこなっていますが、その会社により、同じカフェでも、ドトールでは接続できて、スターバックスでは利用できない、ということもあります。

　公衆無線ＬＡＮを利用する際は、ご自身で使うであろうエリアや店舗を想定したうえで、提供エリアが合致するサービスに申込むようにしましょう。

通信速度は遅め

　その場所で提供されているサービスの電波状態などによりますが、有線での通信と比べると、どうしても速度が遅く、接続も不安定になりがちです。

　ただ、最近では、無線でもここまでストレスなく使えるようになったのか、というくらい品質が向上しているのも確かです。

料金が安い

　モバイル接続や、自宅にインターネット回線を引くことに比べると、公衆無線ＬＡＮの利用料金はとても安いです（最安値は月額３８０円）。また、サービスによっては完全無料で利用できるものもあります。

　さらに、必要なときだけ、１日から利用ができたり、契約期間の縛りや違約金の発生などもないため、インターネットの利用頻度が低い方などは、公衆無線ＬＡＮサービスをうまく利用されるといいでしょう。

プロバイダ契約が無くても接続ができる

　一部のサービスを除き、公衆無線ＬＡＮサービスではプロバイダとの契約が無くても、インターネット接続ができます。プロバイダとの契約が不要な分、料金もよりお安く利用が可能です。

　ただし、プロバイダとの契約がないと、メールアドレスがフリーメールしか使えず、フリーメールアドレスを禁止しているＷＥＢサービスのユーザー登録時などに、困る場合があります。
　そういったときには、公衆無線ＬＡＮサービスと提携しているプロバイダと契約したり、メールコースなど月１００～３００円ほどで、プロバイダのメールアドレスが使えるプランを用意しているプロバイダと契約すると便利です。

　なお、自宅ではＡＤＳＬや、ＦＴＴＨを利用していて、公衆無線ＬＡＮ接続は外出時のみ、という方は、自宅で契約しているプロバイダのアドレスが、そのまま公衆無線ＬＡＮ接続でも利用ができます。

接続設定が必要

　公衆無線ＬＡＮ接続を利用するためには、最初に接続の設定が必要になりますが、だいぶ簡素化され、簡単に設定ができるようになっています。