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玖月の独白

 参拾日 水曜日

 近所に新しいラーメン屋が出来まして本日が開店日でした。折角だからと足を運んでみたのですが行列が出来ております。試しに並んでみたものの、其処までして食べるのも莫迦らしいので断念です。別のラーメン屋が初日でも入れたので楽観視していたのですが、今回のお店は有名なチェーン店らしいですからこの結果も宜なるかなでしょうか。
 しかし困りました。もう朝から、いあ、もっと言えば開店日を知ってから、本日の夕餉はこの店にするつもりでしたから、急に梯子を外された気分です。さて、夕餉をどうしましょうか。行列に根負けしてラーメン屋を諦めたのに別のラーメン屋に行くと言うのも何だか間が抜けています。しかし近所はラーメン屋が異様に多いのですよね。ラーメン屋の隣にラーメン屋、そして向かい側にもラーメン屋と言う感じでして、ラーメン屋を外すと途端に選択肢が狭まってしまうのです。
 暫しの沈思黙考を経て、クリームパンに決めました。先週のうしとらで潮がクリームパンを実に美味しそうに食べていたのが印象的だったのです。クリームパンは然して好きではないミオさんなのですが、あれを見て無性にクリームパンが食べたくなっていたので丁度良いです。

 このラーメン屋と入れ替わる様にと言う訳ではありませんが、近くにあった唐揚げ専門店が昨日を以って閉店となりました。
 危なかったです。実は二週間ほど前に財布の中身を整理しましたら、このお店のスタンプカードが出て来ました。スタンプが貯まっていて半額チケットとして使えるのです。期限までには若干の余裕がありましたが、死蔵していたら忘却してしまう惧れがありましたので月曜日に赴いて使っておいたのです(そして閉店する事を知ったのがその時でした)。少しでも遅ければ無駄にしてしまうところでしたよ! 本当に危なかったです。
 それにしても実はこのお店が出来る前にあったのは別の唐揚げ専門店だったのですよね。唐揚げ専門店が潰れたのに跡地に唐揚げ専門店とは、どういう計算をしたらそんな暴挙に出られるのか甚だ疑問でしたが、案の定と言うべき結果ですね。ただ割かし美味しかったので残念ではありますね。


 弐拾玖日 火曜日

 実は私は最終回。
 登場人物のリアクションとかのりが苦手でした。

○ウルトラマンX 『未知なる友人』
 隊長体調を心配しています(何)。
 ゼットンにせよキングジョーにせよ頻繁に登場するので、もう稀少価値も特別さもすっかりありませんなぁ。
 サイバーアーマー、歴代ウルトラ戦士の客演、そしてサイバーゴモラと忙しい作品ですなぁ。
エックス「大地! 今だ!」
 この後に「マックスに貰ったこの力で決める!」と喋りもたもたと玩具を弄っているのがテンポが悪く、流れや勢いが台無しになってしまっています。


 弐拾捌日 月曜日

 ワンピースのドレスローザ篇が面白くなかったと言う話を先日しましたが、その時の予告通り今宵は同じくジャンプで連載されている食戟のソーマとカガミガミの話をしたいと思います。

 先ずは食戟のソーマです。
 食戟での挑戦をかけて十傑の第八席である久我照紀に、月饗祭にて勝負を挑んだ創真でしたが惜敗を喫します。敗北そのものはそれだけ実力に差があると言う事で然したる問題はありませんが、「店を構えての客商売に関しては…俺の方が先輩より十年ほど先輩っすよ」と大見得を切って豪語したのに、その宣言に見合う働きを見せなかったのが酷いです。威張ったところで所詮は(店で働いていたのは)所詮は中学生、創真は客商売の何たるかを分かっていなかったと考えれば筋は通っていますし、それだけでワンピースよりは何倍も増しですが、そんな有様が少年漫画の主人公として魅力的かと言うと否です。しかも仮にもスタジエールをこなした後でこれはあまりにお粗末でしょう。
 合宿でも卵を題材にした朝食の課題で失敗した事はありましたが、あの時は本人が言うように失敗の経験を得て後に活かしていましたし、抑抑 課題も失敗しながらもちゃんと創意工夫で逆転して突破しています。読者はそれを知っていますから如何にえりなに罵倒されようと創真に主人公としての魅力を見出せました。しかし今回の月饗祭に関しては創真に深い考えが無かった上に負けてへらへらしているのですから印象が悪いですよ。自分だけがプロフェッショナルの世界に立っていて他の生徒を素人と見下していたけれど、それが自分の思い上がりで客商売の事を何も分かっていなかったと自覚し反省するのであれば印象が違ったのですがねぇ。
 そして創真がこんな様なのに勝手に買い被った照紀も、同時に敵としての格を著しく下げてしまいました。嫌味なだけの相手より親しみ易くなり愛着は湧きましたが、十傑の凄みは減じてしまいましたね。尤も後の展開を見ると、照紀が味方になるのを見越しての変化かも知れませんね。必要とされたのが強敵としての姿ではなく、打ち解ける味方としての姿だったのでしょうか。
 諸手を挙げて賞賛出来る出来ではなかった月饗祭ですが、一つだけ良かったのは美作昴の扱いです。彼の事は創真も認めていましたし、実際に高い実力を有しています。それが存分に発揮された活躍には納得でした。
 そんな訳でこのところ評価が下がっているのですが、遂に創真がえりなを助けると言う展開が到来して期待しています。まさにこれぞ少年漫画と言うべき流れですよ。この辺りで一気に盛り上げて欲しいですね。

 次がカガミガミなのですが、みえるひとやサイレンで見せた絶妙な匙加減が嘘の様な衰えっぷりに憮然としています。
 ふわふわとして地に足が着いていないのに立て続けに凡庸な展開を繰り返しています。先ずは読者にじっくりと世界観を提示し登場人物を見せて欲しいのにその前にどんどん話を進めますし、その割りに繰り広げられる話はありきたりで興味を惹かれません。どちらに転んでも最悪ではありませんか。何から何まで雑と言うか浅薄ですなぁ。
 唯一「おぉ!」と思えたのは、狗星琉伽が皇開斗を恨むに到った経緯を辿った回想です。完全な逆恨みでしかなく琉伽から大物の印象は(最初から無かったけど)消え失せましたが、この作品で初めて生きた人間を描いていると思えました。主人公も含めてこういうのをきちんと積み重ねて欲しいのですよ。

 つまりワンピースも酷いけれど他の連載作品も手放しで褒められないと言う話でした。それでも挙げた二作ともワンピースよりは面白いと言うのが何とも早。


 弐拾漆日 日曜日

○手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの31 『ニンジャ逃走中!』
 個性をとられたにしては霞が充分に個性的ですよ。
ムジナ「タヌキじゃなくてムジナですがね」
 狸、穴熊、白鼻芯、この辺りは地方によっても呼び名が違いますし混同されていて複雑な事になっています。
霞「八雲君の良いところって、魔法だけだったんですね!」
 良いところが残っていますよ!(笑) いあ、これは悪いところなのか。悪いところも取って貰ってください。
 カラクリキュウビ略してカラキュウのデザインは今一ですなぁ。どうも中途半端でつまらないです。

○仮面ライダードライブ 最終話(特別編) 『ゴーストの事件』
 透明な相手と戦う表現が自然ですね。ぶつかった箱の動きとかちゃんと其処に目に見えない何者かが存在していて素晴らしいです。
 目玉の親父みたいなのが出て来ました。
 進ノ介が助けてくれた相手の私物を返さない最低な人物でなくて良かったです。
 ドライブに変身するのかと落胆しましたが、おぉ、変身しませんでした! 特別編だけあって主人公は進ノ介だけれど仮面ライダーとして戦うのはゴーストと言うのが絶妙ですな。『鎧武』の最終回も鎧武を出さないで欲しかったですなぁ。本当にあれで台無しでした。
 ゴーストは新番組予告を見た段階だとあまり面白そうではありませんなぁ。目的が自分が生き返る為と完全に私利私欲なのは珍しいですね。

○ドラゴンボール(スーパー) 『宇宙が砕ける!?激突!破壊神VS超サイヤ人神!』
 ベジータが誇り高いと言うより単なる意地っ張りになっていますよ(笑)。

 アルスラーン戦記最終回。
 終わっていないでありませんか・・・。


 弐拾陸日 土曜日

 本日より公開の『ARIA The AVVENIRE』を見に行きました。
 特典目当てについ前売り券を買ってしまったものの、好きなアニメでしたから劇場版を見るのも自然な事でせう。
 上映劇場に到着したら物販の行列が出来ていて驚愕させられましたが、早く出て上映開始の三十分前に着いていたのを勿怪の幸いと大人しく並びました。しかし結局、上映開始に間に合わず離脱を余儀無くされたのです。ラブライブもそうでしたがこの種の作品は随分と並ぶのですなぁ。辟易してしまいますわ。
 上映終了後も行列が出来ましたが、朝一番の回だったので見終えても周囲の店が開いていない時間だったので抵抗無く並べました。パンフレットの値段が高くてレジで愕然としましたが、手に取れば価格に見合った分厚さで得心しました。書店で売られる一般的なムックと呼んでも差し支えないですね。

 映画館を後にしてからは書店に寄って、『孤独のグルメ』の第二巻を購入しました。発売日の表記がウェブサイトによって異なっていて混乱しましたがもう発売されていました。

 クラスルームクライシス最終回。
 1クールでは足りていませんでしたなぁ。エイテックに所属する生徒の大半が経理とかメカニックと言った役割でしかなく、個個の存在感に欠けます。これで全員の力と言われても説得力が弱いですわ。内面まで深く描写されていたのがカイトとナギサだけですよ。それだけにこの二人に関しては満足ですね。ミズキとイリスが向かった病室からナギサが抜け出していて、カイトと一緒に居た場面は最高です。ミズキ? イリス? 服部花子? 否! 本命はカイトですよ!! 無さそうですが続編でこの二人が組んだ展開を見たいですなぁ。
 ところで霧羽ナギサと白崎イリスの正体が判明した時に、初期からナギサはイリスを気にしていた素振りがあった事に合点が行きました。しかし詳細は覚えていないのでどういう会話をしていたのかその部分だけ抜き出して見たいですなぁ。

 食戟のソーマ最終回。
巻人「モブは黙り給え!」
 AブロックもBブロックも其其 五人の審査員が居る筈なのに喋っているのが三人だけでしたからねぇ。全員に台詞を与えると一人ひとりの印象が薄まるし分かり辛くなるのかも知れませんが、それなら三人だけで良いのではと言う印象が否めませんでした。
枝津也「本戦が楽しみだな、幸平創真」
 アニメは最終回なのですが・・・。
 匂いを嗅いだだけで忘れられないほど創真の料理が記憶に残っているえりなですが、憧れの料理人である城一郎の料理に近い何かを無意識に感じ取っているのでしょうか。
 単発で見る分には悪くありませんが、最終回としては然して盛り上がらず高い評価を下せません。出来や評判は悪くありませんでしたし是非とも続きのアニメ化もして欲しいですなぁ。


 弐拾伍日 金曜日

ポケとるプレイ日記
 ブリガロンステージをクリア出来ても捕まえられない日日が続いていましたが、手間取っている内に追加のメインステージが公開され、新しいイベントも始まりました。
 試しにメガリザードンYにチャレンジして初期の段階ではそれなりの順位にランクインしましたが、これはまた明後日にでもアイテムを存分に使って挑戦する事になるでしょうね。
 レジスチルは左右 苦労させられましたが何とか捕獲に成功です。
 そしてメインステージを進める前に中途だったブリガロンを果敢に攻めやっとこさ此方も捕獲です。
 現在はと言えばメインステージを進めつつレジアイスに悩まされています。これ、期間中に勝てるかしら・・・。


 弐拾肆日 木曜日

 ギョーカイ時事放談第368回を聞きました。
 白黒は尊敬する相手の美琴が偶さか女性だっただけで、別に同性愛の気がある訳ではありません。
 前回の放送でも気になっていたゲストの話し方ですが、矢張り過去に指摘があったのですな。偽まるはもう周囲に劣等感を覚えないで話して大丈夫と諭していますが、言われて治るものでもないのですよねぇ。ただ日常会話はともかくべしゃりでおぜぜを稼ごうと言うのなら、プロフェッショナルとして技術で何とかして欲しいです。
 またゲスト出演して欲しいとは思いませんが、古いタイプの考え方である事には共感が出来ます。恥じたり隠す必要はありませんが、その手の趣味を公言し喧伝するのは如何なものかと思いますよ。

 喫茶黒うさぎ第397回を聞きました。
矢野「よくね、その、農家の人とかだとね、まぁ、拾ったと言うあれじゃないですけど、ちょっとこう収穫したけど置いといた奴とか、別に持って行って良いよとか」
田村「いやいや牛は無いでしょう」
矢野「牛じゃないよ!」
 ギャグ漫画にありそうなネタですね(笑)。「何で牛を持って来ちゃったの!?」「置いてあって持って行って良いって・・・」「牛は置いてあったんじゃないよ!!」みたいな感じで。


 弐拾参日 水曜日

 六花の勇者の夢を見ました。
 次から次へと現れる強敵を六人だか七人だかの勇者が協力して斃している設定なのですが、夢の時点では途轍もなく巨大なドラゴンを相手にしています。ただアドレットは特別な力を持たずに知恵と技術で必死に戦っているので、段段と周囲に追い着くのが厳しくなっていました。哀愁を漂わせていて切ないです。

 ゆいかおりの『Ring Ring Rainbow!!』を聴きました。
Ring Ring Rainbow!!:気に入ったところはテレビサイズで既に知っているところばかりで、フルサイズを聴いて初めて好きになる部分がありませんでしたなぁ。CDを買った喜びが薄いですよ。
Calling Calling:割かし好みの曲でした。A面曲と合わせてCDを買った事を後悔はしていません。


 弐拾弐日 火曜日

○のんのんびより りぴーと 十二話 『一年がたった』
れんげ「ヒザカックン、こっちおいでー! ヒザカックンー!」
蛍「あ、れんちゃん、この子ペチって名前で・・・」
 人様の犬に変な名前を付けないでください(笑)。
 夏海の夢の話は結構 面白そうでしたよ。大き過ぎて脚しか見えない巨人に全世界の人間が膝蹴りをするとか、如何にも夢らしい支離滅裂な展開です。
 あの遊びは重ね叩きと言うのですか。幼少の砌にやった経験がありますが、とんと名前は知りませなんだ。それにしても懐かしい遊びですな。
 縁側を舞台にずっと同じレイアウトで人物だけが動くと言うのが面白かったです。
 てっきり皆が目を話した隙に小鞠が煮物に余計な味付けをしてしまうのではないかと冷や冷やしましたわ。
 兄ちゃんも花見に行くのですね。こういう機会だと誰とも話さないけれど参加して楽しいのでしょうか?
 最終回だからと安直に全員集合しているみたいなのは好かないですなぁ。
 何と沖縄旅行をやらないのですか。沖縄旅行と最終回を合わせると綺麗に終わりそうだったのですがねぇ。原作七巻のOADでお膳立てをしたのは何だったのですか。わたし、気になります! どうして沖縄旅行をやらなかったのですか? 何か理由があるのでしょうか? 原作が足りずにアニメオリジナルを入れるくらいなら、素直に沖縄旅行をやれば良かったではありませんか。どうしてそげにひねくれてるとね。

○ウルトラマンX 『怪獣は動かない』
 本来なら当たり前の事ですが、新怪獣とは嬉しいですな。しかもフォーリンガのデザインは実に面白いです。
 エックスは楽天的と言うか、人間の善性に過度の期待を持っていますね。この村の人間が怪獣に好意的なのは共存の可能性でも何でも無く、利益になるからに相違ありません。怪獣を一方的に利用しているのですよ。
はな「お父さんとね、お祖父ちゃんとね、曽曽お祖父ちゃんと・・・皆と居るの」
 曽お祖父ちゃんの立場は・・・。


 弐拾壱日 月曜日

 本日のお題はワンピースのドレスローザ篇が酷かったと言う話です。

 元元ワンピースは相応に楽しみながらもこれだけの人気を得るほどの面白さがあるかは甚だ疑問で、不可思議に思っていました。しかし最近のワンピースは、ジャンプの看板作品としてではなく、単純に一つの漫画として明確に面白くありません。

 何よりも面白くなかった理由、気になった点は、延延と戦っていて左右ダラダラと続いていた事です。これは今に始まった事ではなく、ワンピースにずっとある問題です。主要人物全員に相手が用意され、其其の戦いを一つずつ丁寧にやるので非常に長引きます。しかも哀しい過去を描いた回想まで挟まるので余計に長くなります。娘の危機に颯爽と駆け付けたキュロスがディアマンテを一閃したらその一撃で終わっていれば格好良かったのに、その後に戦い続けるのは予想出来たとは言え辟易しました。主要人物ではないのですからそれくらいスマートに終わらせて欲しかったです。
 そして極め付けがルフィとドフラミンゴの戦闘でした。主人公とドレスローザ篇に於ける黒幕の対決なのですから他の戦闘より重要なのは確かですが、とにかく終わりの見えない戦いで面白くありませんでした。ルフィとトラファルガー・ローが組んでドフラミンゴと対峙した序盤で、ローが考えた秘策を実行してドフラミンゴに強烈なダメージを与えました。しかしこれが後の展開には全く影響しないのです。この秘策を使ったタイミングは最善ではありませんでしたが、それでも改心の一撃だったのにその後もピンピンしていて戦い続けるのです。戦闘での行動一つひとつに何の意味も無くて萎えますよ。その果てにルフィが切り札のギア4を出しますが、これは偶然から生まれたのでも新しい力に目覚めたのでもありません。習得していた技を使っただけなのですが、先ず其処までルフィが出し惜しみをする意味が理解りません。特に理由も無く一対一で戦っているだけなら勿体振ろうが何をしようが自由ですが、ドフラミンゴの手で状況が悪化して多くの人間が危険に見舞われているのです。一刻も早く斃さなければならない状況でこの判断はおかしいでしょう。また、それならせめてギア4でさっさと終わって欲しいのですが、当然の様にそうはならずまたもや延延と戦いが続くのですから目も当てられません。かてて加えて斃し切る前にルフィのエネルギーが先に切れ、十分間が稼げれば回復しもう一撃でドフラミンゴを斃せるとのたまいます。ゲームではなく生きた人間と生きた人間が戦っているのですから何の根拠も無いではありませんか。意味が理解りませんよ。それほどドフラミンゴが弱っているのに、言わば残りHPが1の状態なのに、ゾロや藤虎を筆頭に他の強者は止めを刺さず、迫るトリカゴを止めようとすると言う理不尽なおまけまでついています。
 ゾロとピーカの戦闘も顕著でしたが、途中経過に一切合財の意味が無く、あからさまに作者の匙加減だけで決まっているのですよね。創作物なのですから全ては作者の筋書き通りなのは当然ですが、普通はそれを少しでも自然に見せようとするのですが、最近のワンピースにはそれがありません。他の作品で言えば禁書の新約十三巻がこんな感覚でした。どんな攻撃も通用しない僧正が最後によく理解らない魔術だけ効いて斃される、結末ありきです。

 抑抑 二年間の修行を経たのに主役連中に成長が見られません。ウソップが未だに強敵を前にすると逃げ出すのは勘弁してくれと言う感じです。最初は普段は逃げてばかりだけれどここぞと言う時は勇気を奮い立たせると言うのが個性でしたし魅力でした。しかし流石に今もそれをやっているのは論外でしょう。ドラえもんやサザエさんならそれも許されます。のび太がどんなに反省したり学習しても次の回になっていればそれも無かった事になっています。それはドラえもんがそういう作品だから良いのですが、ワンピースは長編作品で関係性の変化がある登場人物の成長物語でもあるでしょう。ドラえもんやサザエさんの様に毎週リセットしながら大河ドラマをやるなんて斬新過ぎて理解が及びません。

 良いところが皆無だった訳ではありません。新しく登場したバルトロメオは非常に魅力的で好感の持てる人物でした。つまらないギャグを繰り返すだけのブルックより余程 仲間に欲しいですよ。セニョール・ピンクの回想は効果的で、色物にしか見えなかった格好にも意味が見出せ、流石の巧さです。戦ったフランキーの株も上がりましたよ。でも悪かったところがその何倍もあります。

 総じてワンピースの悪いところが凝縮されたと感じたのがドレスローザ篇でした。こち亀を読んでいてよく思いますが、これが許されるのは尾田さんだからですよね。新人が出したら間違い無く没を食らう、そういう次元ですよ。
 尤もワンピースが酷いからと言って、他の作品が手放しで賞賛出来るほど面白いのかと言えば否です。ただ長くなったので本日は此処までとして、別に日に触れるとしましょう。そんな訳で近日中に食戟のソーマとカガミガミの話をします。


 弐拾日 日曜日

 黒うさぎ。
 ミオさんも電子書籍なんて紛い物、あんなの本ではないと言う考え方でしたが、最近はその利便性に急速に惹かれつつあります。紙の良さとは別物ではありますが、店頭でiPadを見てみたら溜め息が出るほど綺麗だったのですよねぇ。
田村「紙相撲業界とか商売上がったりだよ! 何 紙相撲って」
 何 紙相撲業界って。
田村「あとノート使わなくなったらさ、小学校の時の下敷きで静電気とかも、何それってなるんだよ!」
 何それ・・・。いあ、知っていますが、そんなの主張されても何それですよ。

○手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの30 『ねらわれた忍者塾!』
 子供を鍛えて悪の組織の一員にするとか、超がつくほど古典的な特撮でお馴染みの作戦ですね。
 クロアリはシンプルに忍者らしさを押し出したデザインですな。
 ニンニンジャーが牙鬼軍団の暗躍に気付いてキキョウに話すまで作戦の内だった割りに、成功しても別に必勝の策でもありませんし正影が何をほくそ笑んでいたのか疑問です。軍師と言う割りに策略が甘いですよ。
 後からOPを見返して知ったのですが、喜六の演者はブルーバスターだったのですね。OPを見返して知ったと言う事は、逆に言えば顔を見ても全く気付きませんでした(ぉ

○仮面ライダードライブ 第47話 『友よ、君はだれに未来を託すのか』
 え? 当たり前の様に次回作の主役ライダーが出て来ましたよ?
 どうせ戦うのならハートは進ノ介を助ける必要が無いのですが、最早 別に進ノ介を斃して何かをするのが目的でもありませんね。もう彼には何も残っていないのですな。
 友達を全て失い一人だけ残されたハートに進ノ介がどんな言葉をかけても空空しく響くだけですな。
 進ノ介さん、時々でいいから思い出してください。私のようなロイミュードがいたってことを…。ひとつだけお願いがあります いなくなってしまったロイミュードたちのこと、時々でいいから…… 思い出してください
 チェイスは無機質で機械的と言うより単に気持ち悪い人になっていたのが、は生真面目だけれどぶっきらぼうな性格がよく表現されていますな。
 主要人物のその後が文章で説明されましたが、全員が極端に成功し過ぎではありませんか。ベストセラーとかノーベル賞とか盛り込み過ぎでしょう。

○ドラゴンボール(スーパー) 『続けようぜビルス様!神と神の戦いを!』
 鳥山明の、ドラゴンボールの真骨頂は無駄を排したテンポの良い展開なのですが、こうもダラダラされると正反対ですなぁ。


 壱拾玖日 土曜日

 IEに異常が発生しました。履歴に『月曜日』とか『先週』とか項目は見当たるのに、クリックしても展開しません。なにがなんだかリンカさんで呆然としてしまいます。小生は履歴をかなり多用するのでこれには困りました。パソコンが故障して買い換えた時も必死に記憶を頼りに閲覧して充填していたのですが、ようやっとそれが一段落したと言うのにまたですか。
 このまま使い続けて再発しても困るので――気休めでしかないかも知れませんが――履歴や一時ファイルを一度 消去してみました。これで様子を見ますが解決すると良いですなぁ。
 てか、過去にはキャッシュが満タンになると履歴が記録されなくなる欠陥もありましたし、問題が多すぎやしませんか。IE10でそれが解決していたのに未だあたしを悩ませますか。

 もうさっさとWin10にアップグレードして、Edgeなる新たなブラウザに移行しようかしら。そんな風にも思ったりもしたのですが、Win10にアップグレードしている父のパソコンを弄らせて貰ったのですが、これはこれで問題があります。お気に入りを表示させピン止めして固定させても、ブラウザを再起動させるとまた消えているのです。お気に入りを常駐させる事を好まない人が居る事は知っていますし、こういう仕様になったと言う事は或いはそういう人が今や多数派なのかも知れませんが、ミオさんはお気に入りを常に固定していないと嫌なのですよ。これは不便なんてものではありません。IEの使用が不可能な状況に陥らない限り、現状のままではEdgeは利用に耐えないと言うのが正直なところです。


 壱拾捌日 金曜日

 青春機関銃最終回。
 結局、女性である事は告白せずに終わるのですね。もしや原作でも未だ隠しているのでせうか?
 新番組予告の前にマジェプリのCFが流れたので、「すわ、まさかマジェプリの新作がキー局に出世か!?」と思いました。

 城下町のダンデライオン最終回。
茜「一つ聞いて良い?」
修「何?」
茜「どうして飛行船に能力使わなかったの?」
修「・・・あ」
 酷い落ちです(笑)。
 修ちゃんが王様に選ばれたのは視聴者目線からすれば当然で何の意外性もありませんな。葵が辞退して、人格に問題の無い最年長者ですからね。
 最終回が一番 面白くありませんでしたなぁ。毎週の放送を楽しみにしていましたが、最終回には何ら見所が見出せませんでした。
 後番組はブラックジャックですか。何かTBSの深夜アニメには似つかわしくないです。

○ゆるゆり なちゅやちゅみ!+ +2
向日葵「お礼より先に土下座した方が良いかも知れませんわね」
 呆れた感じが皆無で単なる日常会話ですね・・・。
京子「あ・ちょっとトイレ〜♪」
 トイレに行っといれ〜。
 ちなちゅの演技が以前と違いますなぁ。
 結衣のカメラはレンズが収納出来ていませんしミラーレス一眼でしょうか。
向日葵「どんだけピザ食べたいのよ」
 これも全く突っ込みのテンションではありません。
 綾乃が櫻子と一緒に食べようと用意したプリンが原作よりも豪華になっていますね。以前に奮発して買ったプリンと同じくらい豪華ですし、それだけ櫻子の気持ちが嬉しかったのですな。


 壱拾漆日 木曜日

 ギョーカイ時事放談第367回を聞きました。
 ゲーム機の話題でいきなりジャガーの名前が出て来て驚愕させられました。のっけからヘビーですなぁ(笑)。
 あたしがネットを始めた頃はピピンで接続している人が居ましたね。懐かしいですなぁ。今はピピンを使っている人なんて居ませんよね。“あの頃”が今となっては隔世の感と言えるほどの昔となっているのが不可思議でなりません。
 ゲストの結とやらは、普段は小声なのに興味のある分野について語る時に急に饒舌になったり早口だったりするのが、如何にもその手の人種と言う感じですね(ぉ
 ゲストがインタビュアーを務めた偽まるのインタビューは読んでいたのですが、やっぱり文字で見るのと実際の声を聞くのでは印象が違いますね。存外に面白かったです。これは来週も楽しめそうですな。


 壱拾陸日 水曜日

ポケとるプレイ日記
 メガサメハダーのチャレンジステージはアイテムを使った甲斐があってサメハダーナイトを手に入れられました。
 今週から始まったイベントのディアンシーも問題無く捕獲です。
 爾来、クリア済みのメインステージをSランクを目的に攻略を進めていましたところ、エキストラステージのブリガロンが開放されました。どうでも良いのですがブリガロンは顔だけだと随分と違った印象を受けますね。最初は何のポケモンか理解りませんでしたよ。そんなブリガロンステージですが、一度目こそもう一息と言うところで斃し切れませんでしたが、二度目、三度目とクリア出来ました。捕獲成功には暫しの時間を要する事になるでしょうが、意外と楽に終えられそうです。メガミュウツーやメガゲノセクトの苦労は味わいたくありませんからホッとしています。


 壱拾伍日 火曜日

○のんのんびより りぴーと 十一話 『甘えんぼうになった』
このみ「残念 素直に興味があるのは携帯だって言えば見せてあげたのにね?」
小鞠「携帯見せて!!!」
 想定していた言い方と違いましたなぁ。このみはもっとからかう感じで、それに対して間髪を容れず勢い良く小鞠が言うのを想像していました。
 れんげとひかげの高校デビューが失敗しただのインディーズレベルはいっただのの会話が削られてしまいました。
 年賀状を書く話でれんげの服装が原作と違いますね。原作の服装が全巻通しても特に好きだったので残念です。
 原作だとれんげは辰の絵を描いたのに一穂が兎と勘違いしたのが、何故か申の絵を描いて未と勘違いと言う風に改変されていました。何でこんな改変をするのか理解に苦しみます。どうしてなのか全く微塵も欠片も分からず、意味不明で意図不明でワケワカメです。しかも白い猿とか無理がありますよ。
 原作だと蛍は布団に寝ていたのが、何故かアニメだとベッドになっているのですね。
れんげ「そういえばほたるん。うちじゃ子供っぽくなるっていってた。ちゃんと一人で起きれてるのん? 姉ねぇだって一人じゃ起きれないのん」
 一穂を引き合いに出されても困ります。
 もうとにかく細かい改変やカットが気になりますなぁ。季節も変わっていたりして微妙に違う偽物を見せられている気分です。

○ウルトラマンX 『われら星雲!』
 関さんですね。


 壱拾肆日 月曜日

 マウスのサイドボタンに『進む』と『戻る』を割り当てているのですが、一度しか押していないのに何故か一気に二頁進んだり戻る症状が発生しました。「すわ、とうとうチャタリングが起きたか!」と覚悟を決めます。愛用しているのはロジクールのMX−Rでして、ロジクールのマウスはチャタリングが頻発すると耳にしています。それで購入当初は戦戦恐恐としていたのですが、買って一年ほどで充電が出来ない不具合に苛まれたもののそれ以外は概ね問題がありませんでした。しかしとうとうこの日が来てしまいましたか・・・。
 買い換えるには先立つものがありませんし最悪サイドボタンが使えなくても不便でああれ問題は無いのでこのまま使い続けましょうか。思案しつつ調べていたのですが、どうやら前述の症状はチャタリングではなく同社のソフトフェアであるSET POINTが原因である様子です。それで一度アンインストールしてインストールし直したのですが、見事に解決しました! 一時は周章狼狽しましたよ。
 それにしても購入してから八年、交換してから考えても既に七年近くですか。長持ちしていますなぁ。その間にパソコンは二度も買い換えていますよ。このマウスは良か買い物でしたたい。


 壱拾参日 日曜日

○手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの29 『忍者すごろく決定版!』
 術の名前を呼称しながら刀を振って異次元への扉を出現させるとか、どう見ても魔法の方がしっくり来る描写ですなぁ。刀を魔法の杖に変えたら完全に魔法ですよ。
 ガマガマ銃が妖怪の出現を知らせる描写をとんと見なくなりましたね・・・。最初から数えるほどしか使われていませんし、対策されているので無い方が自然とも言えます。
 凪はイケイケドンドン組よりじっくりじわじわ組でしょう。相変わらず回によって扱いが変わりますなぁ。
 自由に動けない様になっているのに出入りは簡単に出来るのですか。意味が理解りません。
旋風「そうか・・・思い出して来た!」
 思い、出した・・・!
 だから手裏剣忍法キラキラスターロードの術とかやられると魔法との違いが理解りませんよ。
 好天は一介の忍者としては優秀でも指導者としては失敗続きなのですよね。それが作品を通して着実に成長しているのが面白いです。ニンニンジャーと同時に好天の成長譚でもあるのです。
 今回は珍しく旋風の出番がふんだんにあって良かったです。しかも本筋にもがっつり絡んでいますし、普段の温厚な姿とは違った格好良い一面も見られましたしね。十六九との関係はこれまで捨て置かれていたのが勿体無いですなぁ。嘗て挫折の原因となった因縁浅からぬ相手と言う事でその関係性をもっと深めて、十六九の最期には旋風も関わって欲しいですなぁ。

○仮面ライダードライブ 第46話 『彼らはなぜ戦わなければならなかったのか』
 剛から何度拒まれようとチェイスはそれでも親愛の情を向けていましたからね。そのチェイスの死を目の当たりにして剛が彼を友達(ダチ)と認めるのが熱いです。
マッハ「返せよ、それは俺達の武器だ!!」
 いいえ先輩、私達の武器です!
 コアを救えなかった事を悔いて神妙にしているハートとメディックですが、直ぐ近くに容赦せず幾人ものコアを虐殺して来た進ノ介が居るちぐはぐさが何とも言えませんな。
シンゴウアックス「イッテイーヨ!」
剛「行って良い、てさ・・・」
 こういう小粋な台詞回しは素敵ですな。
 剛の手で蛮天を仕留めるのは頷ける組み合わせですが、ゴルドドライブがラスボスだと見ていたのでこの段階で退場したのが意外でした。個性的でキャラが立っていて良いラスボスになりそうだったのですがねぇ。
 蛮天に比べてシグマは最後に登場した敵と言うだけでつまらないですなぁ。いあ、違うのか。最後はハートとの決着が待っているのですか。

 プリキュア。
みなみ「もう二度とそんな事を言うのはやめて頂戴!! 御機嫌よう」
 ご機嫌になれませんよ(笑)。

○ドラゴンボール(スーパー) 『見せろ悟空!超サイヤ人ゴッドの力!!』
 戦闘が始まったと言うのに盛り上がらない・・・。


 壱拾弐日 土曜日

 シャーロットの主題歌『Bravely YOU』と空戦魔道士の教官の副主題歌『ハレルヤ』のCDを購入しました。

 上記のCD購入後に『のら犬ブラザースのアニメ!ギョーカイ時事放談〜偽まる アニメ仮面 彼の地下にて、斯く語りき〜』に赴きました。因みに会場の一部掲示では『のら犬ブラザースのアニメ!ギョーカイ時事放談〜偽まる アニメ仮面 仮面の地下にて、斯く語りき〜』と表記されています。
 家を出るのが予定より遅くなった上にCD購入に時間を取られた為に到着が開場時間にギリギリとなってしまいましたわ。折角の一桁整理番号なのに遅れたら元も子もないと焦り汗だくになって走りましたが、何とか開場されるより前に着いて心から安堵です。
 イベントの面白さは言うまでもありません。特に後半は一気に加速しました。

 食ソーを視聴致しました。
 次が最終回!? 只管に審査員が安っぽい反応を繰り返すだけで、最終回直前らしい盛り上がりが皆無です。本作は気に入っていましたが最終回へは不安があります。


 壱拾壱日 金曜日

 城ダンを見ました。
 先週の放送休止を寂しがる程度にはこのアニメを楽しみにしています。
 正直に言って、一番 興味が無いのが光の話ですなぁ。光本人は元より、さっちゃんのセクシーカレーこと米澤紗千子に魅力がありません。と言うか、三澤紗千香が下t・・・・・・げふんげふん(死)。
 翻って修ちゃんと奏の話は大好物ですわ。但し花は除きます(ぉ 今回は早早に花が消えてくれて良かったです。
修「また選挙か」
奏「そうよ、悪い?」
 奏の行動は選挙占拠されているのですね(ぉ
 医療に国力を傾注させて修ちゃんの脚を治すと言う奏が王様になろうとする理由がピンと来なかったのですが、今回の国家予算を対価にして治療すると言うので成程と得心が行きました。確かにそれは物質生成(ヘブンズゲート)の能力を持つ奏が王にならなければいけませんな。

ポケとるプレイ日記
 イベントステージのエンブオーは優にSランクを取り捕獲出来ました。ルギアとかに比べると嘘みたいに楽ですな。マスキッパも何回か勝利の末に捕獲に成功です。メガサメハダーのチャレンジステージは現時点では何とか50000位以内に入れていますが、メガフシギバナステージで一気に落ちた事を考えると楽観は出来ませんなぁ。
 その後は只管にエキストラステージのメガゲノセクトに挑戦していたのですが、やっと捕獲に成功しました! しかも捕獲率一パーセントですよ! 捕まるとは思っていなかったので驚天動地の出来事でした。それまで六パーセントとかが多かったのですが、それでも何回かやっていれば確率論で言えば捕まる筈なのにとぼやいていたものです。


 壱拾日 木曜日

 ギョーカイ時事放談第366回を聞きました。
 先週の生放送では特に言及されていませんでしたが、今週も大澤信博がゲストだったのですね。その事は嬉しいですし楽しい内容でしたが、一時間と言う放送時間は物足りないです。何時からか短くコンパクトに纏めると言う方針で一時間程度が標準となりましたが、ゲストが居る時くらいは以前の様に二時間くらいにして欲しいですなぁ。
 今回の放送で一番の収穫は偽まるとアニメ仮面の馴れ初めが聞けた事でした。以前にも質問のメールがありましたがその時は答えてくれませんでしたからなぁ。
 本を全部読む人は居ないし音楽を全部聴く人は居ないし映画を全部見る人は居ないのだからアニメも全部見なくて良いと言いますが、不可能だからやれないだけで本当は本を読んでいる人は全ての本を読みたいし、音楽を好む人はあらゆる音楽を聴きたいし、映画ファンは全ての映画を見たいと思っているでしょう。だからアニメを見る人が全てのアニメを見ようとするのは必然であり自然の流れなのです。
 現在の放送も充分に楽しいのですが、それでも定期的にうぷたんの声が聞きたくなりますなぁ。未だ復帰はしないのでしょうか。


 玖日 水曜日

 ファミリーマートで売っていたアイスクリームが美味しかったです。商品名が見当たらないので名前が不明ですが、バニラ味とストロベリー味の二種類がありまして、どちらも非常に美味でございました。ハーゲンダッツよりも美味しいです。確認したら『こだわりバニラ』と『こだわりストロベリー』と言う名前でした。(十二日追記)

 キヤノンが製品化の予定は無いものの一億二千万画素のデジタル一眼レフを開発していると発表しました。
 どれほどの実用性があるのかは不明ですが、現時点では中判デジタルでも一億がその壁は突破していないので、数字が与えるインパクトは大きいですね。試作品を用意していると言う事は、これがそのまま製品化されないにせよ遠くない将来に一億画素のデジカメを製品化する事も見越しているのでしょうかね。


 捌日 火曜日

○のんのんびより りぴーと 十話 『すごく練習した』
 親指が取れた様に見せかけるマジックですが、昔は人並みには出来た筈なのに今はやろうとしても巧く出来ません。あれ、これがこうして、あれ? あれれ?
 越谷家が帰って来る時間を事前に聞いていたこのみが「そろそろ帰って来る」と言ったのに対してれんげが驚く台詞がカットされたのですね。どうしてこのたった一言二言をカットしてしまうのか理解に苦しみます。
 ミオさんは自転車の補助輪を外した時期が何時頃だったのかとんと記憶にありませんなぁ。周囲に比して特別 早くも遅くも無かったと思うのですが、小学一年生の時はどうだったかしら。
れんげ「あんなー、自転車のちっさい車外して欲しいん」
 先刻はちゃんと補助輪言うてましたがな。
 あれ、楓は一穂と一緒に百貨店に行かないのですね。一穂は足はどうしたのでしょうか?
 態態 自宅まで枕を届けると言い出すとか楓は一穂に従順ですなぁ。
 風邪で寝込んでいるのに見舞い品が駄菓子と言う選択は如何なものでしょうか。
 絵本『つるのおんがえし』は実在する絵本をモデルにしているのでしょうか? 表紙の絵柄に見覚えがあります。
 子供の頃は摩り下ろした苹果が憧れでしたなぁ。風邪を引いた時にしか口に出来ませんでした。
楓「気を付けて帰れよー」
 さらっとこういう一言が出るところに、楓が年長者だと感じさせられますなぁ。
 一穂は睡眠が好きなだけあって、他人の睡眠にも敏感と言うか睡眠を促すのですねぇ。
 楓が自転車の練習に付き合って良い話の様に終わっていますが、一穂はどうしたのですか? この日も多忙だったのかも知れませんが、楓よりも先ずは実の姉である一穂が練習に付き合うところを見たかったです。
 おぉ、来週は家で甘える蛍に、れんげがひかげにそすんすをする話ですか! どちらも好きなので楽しみです。蛍の名を叫ぶ小鞠は携帯電話の話でしょうかね。

○ウルトラマンX 『狙われたX』
 このトウマ・カイトはどういう扱いなのですか。出すのなら『ウルトラマンマックス』に登場したカイト本人にして欲しいです。
 大地が天才だなんて、そんなの初耳ですが・・・。
 あぁ、良かった。トウマ博士と言うのはスラン星人が変身した偽者で、ちゃんと本物のカイトが出るのですね。しかし相変わらず漫画的な喋り方をする宇宙人が安っぽいです。怪獣の見せ方は秀逸なのにどうして宇宙人はこうなってしまうのでしょうか。
 ゼロに続いて早くも二人目のゲスト客演には辟易し大いに不満ですが、マックスと言う人選は悪くありません。矢張り頻出しているウルトラ戦士よりも登場頻度の少ない方が稀少価値が感じられますわ。慾を言えばゼノンの方がもっと嬉しかったのですが、そうするとゼノンが客演専門のウルトラ戦士みたいな印象になってしまいますよねぇ。
 あ、カイト本人ではなくマックスがカイトの姿に変身していたのですね。ハヤタに変身したウルトラマンみたいなものですな。


 漆日 月曜日

 ウルトラマンタロウに変身する夢を見ました。
 戦う相手はエンマーゴです。嫌がらせを兼ねて鯛焼きの焼き加減をエンマーゴの好みではない具合にしたら戦闘になりました(何だその理由は・・・)。怒ったエンマーゴは口から火を吹く怪獣を何体も召喚して攻撃して来ます。熱いです。熱いのでタロウに変身したミオさんも口から火を吐いて対抗します(タロウにそんな技は無い・・・)。
 その場は決着が着かなかったのですが、父(ウルトラの父ではなくミオさんの父親です)に自分を正当化してエンマーゴが悪いと訴えたりもします。
 その内に飽きたのでエンマーゴの両肩を掴んで腹部に膝蹴りを何度も叩き込んで戦いを終わらせました。そんなところで夢も終了です。
 以前から言っていますが矢張り夢の世界は良いですなぁ。現実と違って充実していて楽しい限りです。いあ、夢の内容を要約すると『鯛焼きの焼き加減が原因でエンマーゴと喧嘩する』なので、これが充実していると言うと疑問が残りますが(ぉ
 それはそうと別に最近ウルトラマンタロウを意識する出来事があった訳ではありませんし、エンマーゴに到っては暫く存在を思い出す事も無かったくらいですのに、どうしてこんな夢を見たのやら全く持って奇奇怪怪摩訶不思議です。


 陸日 日曜日

○手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの28 『激走!牙鬼ニンジャ軍団』
 忍者ハヤブサは十六九が配下を呼んだと言うより、死んだ魂を呼び出して十六夜流の忍者に仕立てているのですね。
ヒロシの母「元元は忍者好きだったんですけど、幼稚園の友達から古いと莫迦にされて」
 まぁ、古いですよね。それより近所に越して来た子供が忍者が好きだったと言うのがピンポイントで面白いです。
 久方振りに八雲が魔法を使いました。全く使わない期間が長かったので後に「そういえば八雲君、最近魔法を使いませんね」みたいな展開の布石だったら良かったのですが、その線も無くなりましたわ。使うなら偶にではなくもっと頻繁に使って欲しいですなぁ。
霞「素晴らしいアイディアです、八雲君」
 八雲が満更でも無さそうな顔ですね。
 踊りで気を引いてバスに乗せると言うのもこれはこれで見方によっては危ないですよね。誘拐犯の手口です。
 バスに忍術をかけてと言いますが、普通に乗り込んでいた戦闘員が運転しているだけですよね・・・。まぁ、こういう騙し合いこそが本来の忍術と言えばそうなのですが。
 アクセルに手裏剣が刺さっているのなら運転しているアカは気付いてくださいよ(笑)。
 もう今回は何が何だか理解りません(笑)。混沌としていて理解の範疇を超えていますわ。
九衛門「暫く会わない内に強くなったね、伊賀崎の孫達」
 いあ、強くなったと言うか、今のは勝手に自滅・・・。でも展開こそ阿呆みたいですが、正攻法では勝てないので相手の技を利用して斃すと言う意味では理に適っているのですよね。
 矢張り旋風が忍術を使えなくなったのには理由があったのですか。いあ、忍術と言うのはそうやって奪うとか奪われるではない気がしますが・・・。

○仮面ライダードライブ 第45話 『ロイミュードの最後の夢とはなにか』
 久し振りのスピードロップ、それもドライブ、マッハ、チェイサーの三人バージョンと言うのが特別ですな。
メディック「あたしも、ハート様に従います」
 最後までそれだけなのですね。「それに・・・」と一言でもブレンの事を仄めかして欲しかったですよ。
 チェイスは感情を持たない機械が人間に近付いて行くと言うより、空気の読めない知恵遅れみたいだったのが難点ですなぁ。更に言えば改心して正義の味方になったみたいですが、その正義の心すらもプログラミングされたものに過ぎないと言うのが未だに引っ掛かっています。

○ドラゴンボール(スーパー) 『お待たせ、ビルス様 ついに超サイヤ人ゴッド誕生!』
 セルゲームやブウとの戦いであれだけベジータと信頼し合ったピッコロが、どうして今になってベジータが正しい心を持っていないとか言い出すのでしょうか。
悟空「それとも、悟飯の赤ちゃんが正しい心じゃねぇんじゃねぇかな」
 酷い(笑)。何だかなぁ。悟飯が幼かった頃の悟空はもっとまともだったのに、超の悟空は声も衰えていて紛い物ですよ。


 伍日 土曜日

 前回や前前回を見て再放送で主題歌も当時の曲が流れるのは珍しいと思っていたのですが、そうではなく主題歌が『謎』のカバーソングに切り替わっていたのですね。つか、歌声で気付けと言う話ですな(死)。
 基本的にあたしゃ推理しながら読んだりしませんし全くトリックとか見破れない性質なのですが、今回もこれは神埼が犯人に違いないと一番のミスリードに引っ掛かって改めて推理力が無い事を見せ付けられました(苦笑)。
神埼「どうしてですか?」
宇田川「他に隠す手が思い付かなかったんだ」
 そこじゃない!(笑) 「その通りですよ!」と何故か偉そうにズボンを脱ぎ始めたのも酷かったのですが、このやり取りがもっと酷いです。
 生身より殺し辛い着包みを着ているのが前提なのに、確実に殺せる手段を使わなかったのも間が抜けている話ですなぁ。下村が生き残ったら宇田川が犯人とばれて横領の方まで手が回るではありませんか。目出し帽を穿いている場合ではありませんよ。
 アニメオリジナルらしい酷い話でした。てか、副題の『米花ポン出血大サービス』と言うのも酷いですね。ブラックジョークですか。


 肆日 金曜日

 ケンタッキーでで販売が開始された焼きフライドチキンを買ってみたのですが美味しかったです。普通のフライドチキンよりジューシーで食べ易いですわ。
 ケンタッキーと言えば幼い時分にはバレル一杯に詰まったフライドチキンを平らげるのが夢でした(因みに他の夢はケーキを1ホール食べる事と徳用のアイスクリームを一人で食べる事)が、今ではそれほどの美味とも感じなくなっていました。しかしこの焼きフライドチキンはそんな印象を一掃してくれます。

 エプソンからカラリオの新製品が三機種発表されました。
 その中で注目は『EP−10VA』ですね。A3サイズに対応する複合機で、上位のプロセレクションに導入されている技術が使われ高画質を重視していて、万能の機種ですね。EP−976A3に始まるシリーズでもA3印刷が可能でしたが、背面トレイで一枚ずつと言う事でおまけの域は出ませんでした。EP−10VAは十枚まで可能になったので幾分か使い勝手が向上しています。前面トレイに収納出来るのが理想的なのですが、本体サイズとの兼ね合いや差別化で見送られたのでしょうな。
 ただ四万円台後半と相応に値が張りますね。それでもプロセレクションとは開きがありますから妥当な価格帯なのでしょうか。


 参日 木曜日

 近所にあるスポーツジムは道路に面した一面が窓硝子になっているのですが、夜に近くを通り過ぎると何時も閑古鳥が鳴いています。平日の夜と言う時間が時間なのでそれだけで繁盛していないと決め付けられないかも知れませんが、最近は朝の駅前で毎日懸命に広告(?)を配っている姿を見かけまして、決して好調とは言い難いのが伝わって来ますわ。
 まぁ、当然至極の話ですよ。お外に一歩も出たくないのは人間として生まれた以上は遺伝子に刻まれた決して抗えぬ本能であり、況や運動するなんてお金を貰ったってご免蒙ります。それなのに逆にお金を取って運動を強いるなんて商売が通用する道理はありません(ぇー それと二十四時間営業していますが入会受付時間が限られているのにも問題がある気がします。無論二十四時間入会受付を受け入れるのは現実的ではありませんが、家に帰る前に一汗かこうと考えるかもしれない通行人を、受付時間外の文言で拒んでいては利用者が増えないのも宜なるかなです。ネットでの入会を促す記述もありますが、気紛れに興味を抱いた人間は家に帰る頃には忘れているでしょう。
 何れにせよこれもミオさんからローソンを奪った罰と心得なさい(何)。今でも通りがかる度に在りし日のローソンを思い出して咽び泣きますよ!(ぇ 想定に届かない現状に泡を食って必死に対抗策を練ろうとしている姿を想像すると様を見ろと言う感じで少しだけ気分が晴れますね(最低)。何の楽しみも無い小生に僅かばかりでも愉しみを提供してくれた事に感謝します。


 弐日 水曜日

 本日のギョーカイ時事放談は生放送でしたが、放送の最中にネットフリックスのCFが流れて放送の邪魔をします。酷い仕様ですなぁ。こういうのがあるから生放送は嫌なのですよ。生放送は止めてくれないでしょうかねぇ。それか自前でサーバーを用意して完全に安定した環境で放送して欲しいです。或いは生放送の分は後にディスクを有料で販売するとか、とにかく確実に放送を聞ける環境を構築して欲しいです。
 肝心の内容ですが先日の放送で触れていたEGG FIRMの大澤信博ゲスト出演が早速 実現しました。実に楽しい会話が繰り広げられて頗る満足です。とても面白かったです。
 監獄学園のアニメ化秘話では偽まるだけが金の匂いがすると発言していたり、テレビでやるつもりだったのが偽まると水島努だけだったと言うのが興味深かったです。やっぱり偽まるは最高ですな。

 四月に開店したお弁当やお惣菜を扱う店が少し前に閉店しました。
 だから言ったではありませんか! だから言ったではありませんか! だから言ったではありませんか!
 そら見た事か! そら見た事か!! そら見た事か!!!
 片手で数えられる程度には利用した事がありますして味や価格に取り立てて不服があった訳ではありませんが、店が存続するほどの売り上げが得られない事は誰の目にも明明白白でした。それなのに何を考えて出店してしまったのか。だから忠告したのですよ(していません)。
 早早に潰れるだろうと読んでいましたが、半年も持たないと言うのは改めて目にすると短いですなぁ。あまりに短絡的であまりに浅慮であまりに滑稽です。


 壱日 火曜日

 実わたを見ました。
 後半で流れた挿入歌がとても良いですね。素敵な雰囲気です。

○のんのんびより りぴーと 九話 『みんなでお月見をした』
 「ショック受けすぎぃ」とか「……むこう 合わせとか全然わかってないなー」の言い方が想像していたのと違いますなぁ。ミオさんの中ではミオさんが想像していたのが絶対的な正解なので違和感がありまする。
 一穂と楓の会話の内容が原作から変更されてしまいましたなぁ。村の日常が理解るやり取りだったので残念です。
 れんげの「それなん!」が削られてしまいました。一つひとつの台詞が印象深いので無くなると大きいです。
 雪子が「せっかくだし皆ご飯食べていく?」と誘って一穂が「まじっすか ごちそうになりまーす とりあえずこいつ池に放してきますので」のやり取りも削られてしまいました。二人の関係性が感じられる良い台詞なのにどうして削ってしまうのですか。オリジナルで台詞を追加するくらいなら原作の台詞を残してくださいよ。
 原作38話から52話に巧く繋げましたが、それで煽りを食ってこのみが「髪のセットも崩れるし あと服も伸びちゃう」と注意する場面が無くなったのが残念です。
 ひかげと小鞠は初登場の時くらいしか会話していない印象がありましたが、この回ではそれなりに言葉を交わしているのですね。ひかげは夏海と、このみは小鞠とよく遊んでいるので、ひかげと小鞠の接点が薄いのですよね。
ひかげ「情けはいらない たとえ妹だろうと謝らねばならないときは土下座する」
夏海「うわ情けない」
 でもこれは自身が悪い時には素直に謝る、プライドよりも誠実さを重視する素晴らしい心掛けでしょう。
 故意でなければそんなに大人気無く責めないでしょうから本当は最初に素直に白状して謝罪するのが正解だったのでしょうが、沖縄に行きたいと言い出せなかった時と良いひかげは咄嗟に誤魔化してしまうきらいがありますな。