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漆月の独白

 参拾壱日 金曜日

 例によって例の如く夏から開始されたアニメについて、UHF局で放送されている作品を中心に感想をば。短編アニメが随分と増えましたね。短編は見ていて物足りないですし放送時間も覚え辛く見逃し易いです。
ワカコ酒
 数年前に少し気になったのですが、試しに読んでみたらちょっと淡白で物足りなく感じた作品です。アニメは沢城みゆきですかぁー。
ゴッドイーター
 放送直前の特番でアニメ本編の映像が皆無に近かったり、一話の放送が遅れたり、始まる前から存分に楽しませてくれてお腹一杯です(ぉ 血界戦線の最終回もそうですが、こんな醜態を晒すのならテレビアニメなんてやらなければ良いのです。
 映像は独特の質感ですね。好みと言う訳ではありませんが数多アニメがある中でこういう試みがあっても面白いです。
GANGSTA
 面白いですね。一昔前は深夜アニメと言えば、難解な作品か、こういう大人っぽい作品でしたね。
干物妹(ひもうと)!うまるちゃん
 初回はうまるへの苛立ちがとても強かったです。うまるの性格そのものは悪くないですし、表と裏の落差はもっと強調して欲しいくらいですが、タイヘイが被害に合うとどうしてもそうなってしまいますね。ただ話が進むにつれ他に描写が割かれますし、級友と絡む事で表と裏の落差による楽しさが出まして、単純に楽しみ始めています。現時点では本格的に登場していませんが、シルフィンが一番 魅力を感じますね。
 何となくテレ東で放送して欲しかったですなぁ。
赤髪の白雪姫
 ギョーカイ時事放談に本作を絶賛するメールが送られていたので期待していた作品でした。丁寧な作りですし雰囲気や登場人物は好感が持てますが、物語の骨子が見えて来ない感じですなぁ。白雪の自立と言うだけではなく、もう少し分かり易い目的が欲しいです。
それが声優!
 業界の慣習や基本を紹介するのは興味が薄いのですが、物語の方は素直な感じで悪くありません。ただ、あたしは浅野真澄が好きではありません(何)。
モンスター娘のいる日常
 異形の種族と過ごす難しさを描写する作品と言うより、単によくある卑猥な作品ですね・・・。状況を重視して設定が穴だらけなのがプラメモを思わせますが、作風の問題で此方は其処をとやかく言う気も起きませんな。
六花の勇者
 ギョーカイ時事放談にポニキャンがゲスト出演した際に、最近では珍しい骨太の作品と言う事で期待していましたが、確かに中中の面白さです。骨太と言うほどではありませんが物語はしっかりしていますし、登場人物は生き生きとしていて魅力的です。
オーバーロード
 始まった瞬間は新鮮味の無さに辟易しましたが、予想とは全く違った展開になりました。いやはや、面白いではありませんか。
空戦魔導士候補生の教官
 オーバーロードの例があったので化けるかと微かに思いましたが、悪い意味で予想は裏切られませんでした(ぉ
ケイオスドラゴン 赤竜戦役
 平平凡凡ですなぁ。目を覆いたくなるほど悪くはありませんが、豪華スタッフの喧伝が虚しいです。
がっこうぐらし!
 見事に驚かされましたが、出落ちですよねぇ。一回限りの技ですよ。テレビシリーズではなく、単発のテレビスペシャルでこの結末だった方が印象深い作品になったと思います。
アクエリオンロゴス
 アクエリオンシリーズでこれが一番 好みです。ストレートな作りに落ち着きますな。ただこういうのは夕方に玩具スポンサーがついて放送して欲しかったですなぁ。好みの内容だけにそれが惜しいです。夕方にこういう作品がすっかり消えてしまいましたなぁ。
乱歩奇憚
 UN−GOを彷彿とさせますね。ノイタミナではUN−GOがトップクラスに好きだったので印象は悪くありませんが、物語が胸糞悪いだけに終始しているのが気になります。
うしおととら
 良きにつけ悪しきにつけ昔の少年漫画ですね。OPやEDの選曲にもそれが徹底されているのが好ましいです。ただ、原作を知らないミオさんは「こんなものか」と楽しめていますが、原作読者からすると食い足りないのではないでしょうか。
わかば*ガール
 意外な伏兵でした。わかばの突飛な個性がとても面白いです。原作者は金細工の方なのですね。そう言われると近いニュアンスがありますな。これは短編ではなく三十分アニメで見たかったですなぁ。
アイドルマスター シンデレラガールズ
 引き続き丹念に作られていますな。
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり
 本気で格好良いドラゴンをちゃんと描写した事が嬉しかったです。こういうストレートなこれぞドラゴンと言うのを見る機会が意外と多くありません。
監獄学園(プリズンスクール)
 下品なのは苦手です。救いは見ていて不快感を催す様にはなっていない事ですが、去迚 好みではない事は変わりません。
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei(ツヴァイ) Herz(ヘルツ)
 内容はもうすっかり飽きています。どうでも良いのですが、ツヴァイの次がドライではなくて、そしてドライはまた別にあると言うのがややこしいですなぁ。ツヴァイは一気に2クールで終わらせて欲しかったです。
デュラララ!!×2転
 そのまま続きなので特に改めて言う事もありませんな。
Charlotte
 その痛痛しさにどうしようかと思っていましたが、開始一分で印象が正反対になりました。こういう内容なら大歓迎ですよ。実に面白いです。ところで徹底して腐った性格に描写された主人公ですが、塵芥をポイ捨てした相手に乗り移ったのは評価出来ます。
WORKING!!!
 今回で完結まで持って行くのでしょうかね?
 音尾の奥さん探しとか、山田(兄)の妹探しとか、見ていてもどかしくなりますが、最近だとこういうもどかしさは少なくなった気がしますなぁ。昔はこういうのがとても多かった印象です。
戦姫絶唱シンフォギアGX
 よく続くのですねぇ・・・。好きな人は嬉しいし楽しいでしょう。ミオさんは別に嬉しくも楽しくありません(ぉ
下ネタという概念が存在しない退屈な世界
 題名通りの内容であれば寧ろ期待しましたが、ほちゃがラジオでその正反対である事を明かしていましたからね。苦手です。
ガッチャマン クラウズ インサイド
 偽まるとアニメ仮面が期待出来ると言っていましたが、小生としては前作の方が好きでした。


 参拾日 木曜日

 ギョーカイ時事放談第360回を聞きました。
 同人誌のアニメ化が可能なのかと言うメールを受けて飯田尚史が月姫を知っている筈ではないかと指摘していましたが、何もそのアニメを見ているからと言って原作の媒体を知っているとも限らないでしょう。アニメだけを楽しむ分には原作の知識は必須ではないでしょう。斯く言う小生も月姫の原作が同人誌か否かなんて知りませんし興味もありませんでした。かてて加えてメールの本題である『それが声優!』が同人誌原作である事すら知りません(ぉ

 昨年の暮れに近所の持ち帰り寿司屋がラーメン屋に改装されたのですが、少し前にそのラーメン屋が暫く休むと発表し、それが本日から別のラーメン屋に更に替わっていました。以前のラーメン屋は凡庸な味で長続きしないだろうと睨んでいましたが、まさかたったの半年とは予想以上に短かったです。
 開店初日なので混雑していたら無理に入店するつもりはありませんでしたが、タイミングが良く待たずに入れたので食べてみました。味は悪くありませんね。口にした瞬間に全身の血液がマグマの様に沸騰しその美味しさに打ち震えるほどではありませんが・・・そんな感動は一度として味わった事がありませんが・・・及第点を与える事は吝かではありません。家から近いですしこれは再訪の機会もあるでしょう。
 ただ味はともかく開店初日と言う事で店員さんが不慣れなのが目に付きました。個個の習熟度は元より、店員同士のコミュニケーションも満足に取れているとは言い難いです。
 そういえばラーメン屋と言えば、一駅 離れたところの天下一品が知らない内に潰れていました。極稀に食べたくなる時がありそういう時には利用していたので残念です。


 弐拾玖日 水曜日

 『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』が発表されました。ゲームを買わなくなって久しく関心も薄れていますが、やっぱりドラクエの正式な最新作となると強い興味があります。さてドラクエXIですが、何と、プレイステーション4、ニンテンドー3DS、そして未だ存在が詳らかにされていない任天堂の新ハードNXでの発売と言う、ドラクエのナンバリングタイトルでは前例の無い展開です。

 プレステ4版は順当な進化ですね。ドラクエの世界が美麗なグラフィックと広大なフィールドで表現されているのがワクワクします。
 街の中を歩き回っている映像が公開されました。ジャンプも出来るとの事ですが、これはどうなのでしょうね。操作していて爽快感はあるでしょうが、アクションゲームではないので相性が良いのか疑問です。また街に上層と下層がある事が今までに無かった要素と紹介されていますが、3Dポリゴンでは当たり前ではないのですか? 今までに無いと言うのが不可思議なのですが、想像しているものが違うのでしょうか。開発中と言う事で梯子と昇るモーションが完成していませんが、確かに梯子を上る動作があった方が見た目にはエレガントですが、遊ぶ分には無い方がテンポが良いのではと思わないでもありません。

 そして3DS版の方は、上画面に3Dポリゴンで表示し、下画面に2Dドット絵で表示すると言う驚天動地の仕様です。これには度肝を抜かれ唸らせられました。ただ、二画面のこんな使い方もあったのかと感心させられましたし、上下画面がきっちりリンクしている技術は見事の一言ですが、実際に遊ぶとなるとどちらを見れば良いのか落ち着きそうにありません。凄いけれども快適とは言えません。任意のタイミングで切り替えられると言う説明があったので一方だけを表示する事も可能なのかも知れませんが、プレステ4版に比して明確に劣る3Dポリゴンを態態 選ぶとも思えず、2Dドット絵の方にしか結局は意味が無いではありませんか。
 2Dドット絵の戦闘でモンスターが微動だにしていませんでしたが、これは開発中だからで実際にはちゃんとアニメーションがあるのですよね? 流石に動きが皆無だとおまけに過ぎないと言う印象を拭えなくなってしまいますよ。DSで出た天空三部作の戦闘は感涙ものの出来でしたから、最低でもあれくらいになってくれないと困ります。

 プレステ4版、3DS版のどちらにも共通して言えるのですが、シンボルエンカウントなのが何よりも残念でなりません。今からでも遅くありませんからランダムエンカウントに変更するとか、シンボルエンカウントと発表したのは何かの間違いだったりしないものでしょうか。総じてとても面白そうなゲームなのですがこの一点だけで大きく減点されてしまいます。

 ドラクエXIの発売も発表されたので、『NX』に少し思いを巡らせてみましょう。。WiiUのコントローラーパッドを発展させ、据え置き機と携帯機の境目が無くなるのではないかと予想してみます。


 弐拾捌日 火曜日

○のんのんびよりりぴーと 四話 『てるてるぼうずを作った』
 あまり好きではない主題歌なのですが、四話目にして早くも馴染んでしまいましたなぁ。すっかり覚えてしまいまして頭の中で再生するのと同時に流れます。
 カブトエビを見た蛍の反応が、本当に珍しいものを初めて見た感じが出ていますなぁ。
 蛙を模したれんげの傘が良いですなぁ。
 れんげが自転車を手に入れる(くだり)とかアニメオリジナルなのでしょうかね? 少なくとも原作の単行本には掲載されていません。
れんげ「そう、うちがてるてるぼうずなのん!」
 最後の照る照る坊主とは、俺自身が照る照る坊主になる事だ。お天道様と祈りを込めて合掌するところが味わい深いです。
 やっぱりアニメのOPはれんげが考案する歌が良かったですなぁ。蛙の歌を聞いて改めてそう思います。そしてEDは校歌です。
 アニメだと音楽の効果も相俟ってれんげの照る照る坊主が原作より怖くなっていますね。それにしてもこれは、もしも現実で見かけたら冗談抜きで洒落にならない怖さですよ。カン、カンと音を鳴らしているのが儀式みたいで不気味ですし、子供の体格をしているのが余計に怖さを増幅させます。しかも雨天で少し薄暗く霧まで出ていますからね。
 助けを求めた先で同じ妖怪に出会うと言うのは、のっぺらぼうの怪談みたいな展開ですな。
れんげ「こまちゃん泣くほど怖かったんなー」
 むむ、原作から改変されてしまいましたね。「泣くほど晴れてほしかったんなー」も良かったのですが。
 ひらたいらさんが死んでれんげが落ち込んでいる時に流れている音楽がしんみりして良いですねぇ。前作でも使われていましたが好きな音楽です。
 普段は悪事しか働いていない夏海が、生まれて初めて良い事をしましたね。

○ウルトラマンX 『夜を呼ぶ歌』
エックス「大地! 大地! こっちもやばい! 何も見えない!」
大地「裏返しになってるだけだ!」
 可愛いですね(笑)。
 相変わらずミニチュアの作り込みやその見せ方が優れていますなぁ。
 怪獣とは将来的な共存の可能性を模索しているのに、地底人は容赦無く殺そうとするのですね。何だかちぐはぐな感じがします。
 女性の体重や年齢をストレートに聞こうとしたり、エックスの性格が出て来ましたなぁ。変身前からウルトラ戦士とフレンドリーに会話する方式に思うところがありましたが、これはこれまでにない良さがありますな。面白い試みです。
 バードン、テレスドンと続いてベムスターですか。過去の怪獣ばかりですねぇ。しかも見飽きた怪獣ばかりですよ。せめて一度も復活していない怪獣を持って来て欲しいです。こんな事なら初回でデマーガを出して期待を持たせないで欲しかったです。復活怪獣のみならそうと割り切れましたよ。


 弐拾漆日 月曜日

 カシオから発売予定の『ハイスピードエクシリム EX−ZR3000』に注目しています!
 カシオのカメラにあまり興味が無い為に完全にノーマークで知らなかったのですが、こんな魅力的なカメラが出るのかと慌てて調べました。1/1.7インチのセンサーに光学十二倍と言う高倍率ズームレンズ、そしてふらっと出歩く時に持ち運べるフラット形状のボディ、ディ・モルト魅力的な機種です。
 似た性能の機種としては過去にオリンパスのSTYLUS 1がありましたが、あれはレンズの解放F値が2.8で固定と言う事で形状や大きさが嵩張るのですよね。レンズはもっと暗くて良いのでもう少し軽量小型になるのが希望でして、ZR3000はまさにその理想に適っています。しかも広角は換算二十五ミリ相当とSTYLUS 1より広がっています。どうせならもう一分張りで二十四ミリだったら言う事がありませんでしたが、それで大きさが犠牲になったら本末転倒ですし、がっつり作品を撮るカメラでもないから充分でしょう。
 実際のサイズに関しては実物を見て手に取るまでは理解りません。いざ目にしたら意外に大きい可能性もありますが、手頃なサイズだったら本当に理想的な機種となるでせう。
 まさかカシオからこんな素晴らしいカメラが出るとは思いませんでしたなぁ。どうせなら他社からも同等性能のカメラが出ませんかねぇ。ニコンやオリンパスからこの性能のカメラが出たら更に魅力的ですよ。


 弐拾陸日 日曜日

 『ゆるゆり なちゅやすみ』がテレビで放送されました。流石は世界一面白い漫画と名高いゆるゆりですね。

○手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの22 『超合体!覇王シュリケンジン』
 有明の方は女性ながら前線に出て戦うタイプなのですね。未だ登場してから二話目なので判断は早計ですが、軍師の正影や陰で暗躍している十六九はともかく、蛾眉さんと比較してもより戦場に出ている気がします。幹部が毎回 前線で戦う方が好きなので今後も続いて欲しいですな。
 名乗りが横に一列ではなく、画面全体にばらけているのが格好良いですなぁ。
 戦闘は連携もあって見応えがあります。戦隊はこうでなくてはなりません。超絶の力強さやヌリカベの堅さが表現されているのも良いですね。ただ止めの段階でもたついたのと、アオとスターを回転させながら投げる意味がよく理解りませんでしたなぁ。今回に限らず本作のアクションは毎回 素晴らしいですね。忍者のアクロバティックな動きと戦隊の軽快なアクションは相性が良いですし、ちゃんと全員で協力して戦っています。アクション監督としての福沢博文も四作目で脂が乗って来て、最高傑作と言える仕事ではないでしょうか。
 覇王シュリケンジンはバイソンキングがあからさまに余剰扱いですなぁ。ボディの大半を武器として処理するのはある種の反則ですし、背中にくっ付けるだけなのは無くても良いと言っているのと同義です。でもシュリケンジンに対するシノビマルの様に、シュリケンジンが胸部に鎮座しているのは面白いです。一目で強化されていると言うのが理解りますね。ただ玩具としての面白味には欠けそうですなぁ。それにしても漢字と片仮名が入り混じった名前は珍しいです。
 天晴が忍者として才能が傑出しているので周囲より戦闘力に優れている初期の塩梅は良かったのですが、現段階でもそれを強調され続けると過剰な印象を受けますなぁ。今は未だ勝てないと連呼する八雲とキンジが卑屈に見えますわ。

○仮面ライダードライブ 第39話 『旋風の誘拐犯はいつ襲って来るのか』
天十郎「クリム、私も反省したんだ。過去の恨み辛みはこの際 捨てよう」
クリム「君にだけはその台詞を言う資格は無い!」
 剛が言う様にクリムが一方的に荒れている様にしか見えませんが、それはそれとしてこれに関してはクリムの言うとおりですな。の立場で言う事ではありません。
 進ノ介は何をそんなに怒っているのですか? 無駄に声を荒げている姿はみっともなく、ヒーローらしくありませんよ。
 シンゴウアックスに「マッテローヨ 生きてろよ 絶対そこにたどりつく 大大災害 大大混乱 きわどくかわす 5つの疾風さ」と言われて苛立ちながらマッハが舞っている姿は、玩具のギミックを活かした小粋な演出ではなくギャグにしかなっていませんなぁ。
剛「父さんが、居ない・・・!」
 普通なら鞄を漁りながら言う台詞ではありませんよね(笑)。
 自分をネットワーク世界の神に等しいとか言ってしまうお父さんはちょっと嫌ですね(ぉ
クリム「すまん、感情的になり過ぎた。霧子や剛の気持ちを考える余裕が無かった」
霧子「泊さん、蛮野博士は本当に信用出来ると思いますか?」
 まるでクリムが進ノ介にしか見えていない様なスルーです。めぐ姉ですか。
 ライドブースターに珍しく出番があったかと思えば、こんな扱いですか。

 プリキュア。
 流し素麺とか食中毒になりますよ! それにしても一見すると賢そうなみなみとトワが揃って駄目さを晒していますな・・・。
みなみ「夏休みの体験ね(口から西瓜の種を飛ばす)」
 品の無い真似をさせないでください。やっぱり生活レベルの違う人間は付き合うべきではありませんな。
はるか「畳みはそのまま寝ても良いんですよ」
みなみ「そうなの? それじゃあ失礼します」
 寝ても良いのですが寝なければいけないわけではありませんよ。
トワ「みなみ・・・皆と居れば、お化けも怖くない?」
みなみ「え、えぇ、少しは・・・多分ね」
 その前の台詞に説得力が無くなる反応はやめてください。


 弐拾伍日 土曜日

干物妹(ひもうと)!はるなちゃん

「おにいちゃん! ジャンプ買って来て!! あとコーラとポテイトも!」
――何で僕が。
 そう思いつつもそれを口にする事は無く、不承不承と言った態を装いながら、快くとは言わないながらも大人しく従う事にした。
 あれはいつの事だったか、あいつが普通の人間ではなくなったばかりの頃、まだその環境に慣れていなかった僕は、思わず反射的に「自分で行けば良いだろう」と、凡そ世界一と言えるほどデリカシーが著しく欠如した一言を言ってしまったのだった。あいつは「もうっ! 行けないから頼んでいるんだよっ!」とぷりぷり怒っていた。怒りながらも楽しそうにしていたが、あいつを傷付けてしまったのではないかと僕は酷く後悔する羽目に陥った。もう今となってはあいつがあの時に何を考えていたのか、その気持ちを確かめる術は永遠に失われてしまったのだが……。けどもしも確かめる機会が巡って来たとしても、そんな事を改めて問い詰めたりすれば僕はまた同じ後悔を味わうだろう。一度、あいつにとって双子の姉妹である僕のもう一人の妹に訊ねた事があったが、「え〜、そんなのわかんないよ〜。おぼえてないんじゃないの〜」とほわほわとした笑顔を浮かべるだけだった。
 今から思えば、漫画雑誌はともかく炭酸飲料とスナック菓子を買っても仕方無かったんじゃないかと思うのだが、それに気付くのに時間を要する自分の愚鈍さに感謝した。もっと早くに気付いて無遠慮に口にしていたら、生涯に亘って後悔する事柄がまた一つ増えていただろう。バーゲンセールで売り出したいほど後悔は持て余しているのでこれ以上の在庫を抱える事は遠慮したい。
 そんな過去の出来事が忘れられず、こうして僕は今でもお墓にあいつがこよなく愛した炭酸飲料とスナック菓子を欠かさずお供えしているのだった。同行者からは「お兄ちゃん、それじゃないよー」と銘柄があいつの好みと違う事を指摘されているが、わざわざ買って来たのだからこれくらいの大目に見て貰う事にするさ。
 あんなに一緒にいたのに、あいつの好みも知らなかったんだな……。

 『学校を出よう!』の作中に登場する妹は春奈、若菜、真琴、ミツキ、七海、叶、祈、祝(この中にひとり妹じゃないのがいる!)と全員が下の名前が読みだと三文字で統一されているのですね。偶然なのかも知れませんが妹でなければ類とか秀策とかマルギットとかピロシュカが居るので、やっぱり不可思議な感じです。


 弐拾肆日 金曜日

 先月のライブ会場で購入した『FictionJunction 2010―2013 The BEST of Yuki Kajiura LIVE 2 Live』を聴き終えました。
 三枚組みと言う事でボリュームは満点、聴き応えは充分でした。そしてこの手のライブCDを買ったのは初めてでしたが、ディ・モルト良いものですねぇ〜! ライブバージョンの良さは中島愛の『ありがとう』に収録されている『ジェリーフィッシュの告白』を聴いた時にも感じたのですが、今回は曲数が豊富な事もあって更に強く認識しました。使い古された陳腐な言い方になりますが、ライブの感動が甦ると言う表現が適切ですね。
 大好きな曲である『ひとりごと』が収録されている事に淡い期待を抱いていたのですが、最後まで聴いても残念ながらひとりごとの“ひ”の字も流れて来ませんでした。寧ろ“ひ”の字が流れて来るとかどういう状況なのか理解りませんが、それはともかく、そしてそれもその筈で、このCDは2010年から2013年に行われたライブから曲が厳選されているのですが、『ひとりごと』がライブで初めて演奏されたのは2014年の事だったのです(ぉ そりゃ聴こえて来なくて当たり前ですし何なら聴こえて来たらおかしいまであります。それはもう幻聴とすら言えましょう。そうと知らずに期待していたのが滑稽で間抜けで莫迦みたいですね(死)。
 今からこんな事を言っても鬼が呵呵大笑で爆笑必至で抱腹絶倒でしょうが、ライブCDの第三弾が発売された暁には是非とも『ひとりごと』が収録されて欲しいですなぁ。今回のライブCDを聴いてより強くそう思いました。


 弐拾参日 木曜日

 セーラームーンクリスタルの最終回を見ました。
ネオクイーンセレニティ「これからもずっと、セーラームーンと共に戦って行ける様に!」
 今回は全く役に立ちませんでしたからね(ぉ 今後はちゃんと戦えと言うお達しでしょう。
 違う時間の自分同士が出会ってはいけないながら辛抱出来ずに対面したうさぎとネオクイーンですが、先に我慢が出来なかったのは未来のうさぎの方だったのですよね。十四歳の方はちゃんと我慢するつもりだったのに、何百年も生きておいて何ですか、あーたは。
 番組の初期は作画の酷さが目に付きましたが、途中から改善され良くも悪くも印象が薄くなりました。巷間 悪評が目立ちますが、必要以上に悪く言われていると言うか、こんなものではないでしょうか。嘗て一世を風靡した作品のリメイクとしては期待も大きいだけに文句もあるでしょうが、一アニメとしては及第点でしょう。まぁ、改めてアニメ化した事の意味がどれほどあったのかは疑問ですが。


 弐拾弐日 水曜日

 円谷プロが発表した『ウルトラマンn/a』と言う動画が話題を呼んでいます。
 出来が良いと言う好評の声を多く目にするのですが、小生にはCGにしか見えないCG、あからさまな作り物としか受け取れません。それを言い出せば従来のウルトラシリーズは着包みにしか見えない着包み、ミニチュアにしか見えないミニチュアであると言われれば反論は出来ませんが、同じ作り物にしか見えないのならあたしはCGより着包みやミニチュアが好きなのです。
 ミオさんの嗜好はさて置き、将来的にはこういうCG技術がより発展するでしょう。でも現状のこれは全く本物であると思えないCG丸出しの時点で論外ですわ。これが毎週放送のテレビシリーズなら未だ限られた時間と予算の中で頑張っていると一定の評価は出来ますが、円谷プロがその技術力を見せ付ける為に作った映像がこの質では失望しますわ。
 戦隊や仮面ライダーを見て日本のテレビ放送でCGは厳しいと受け止めていましたが、テレビ放送に限定せずとも未だ日本のCGは厳しいですなぁ。


 弐拾壱日 火曜日

○のんのんびより りぴーと 三話 『連休中にやる気を出した』
 一穂の手料理が原作から変更されましたね。原作だとご飯にごま油と塩胡椒と言うお金を貰っても食べたくないものでしたが、アニメだと生野菜にサラダ油と塩胡椒ですから悪くありませんね。単なるサラダです。それにパンがあったら食パンでしょうから大差はありません。
 作者の気持ちを答えろと言う国語の問題に対して夏海みたいな事を言う人がよく居ますが、問題の趣旨を考えたらしたり顔で言う事でもないでしょう。まぁ、夏海は未だ中学一年生ですしね。
夏海「英語はちょっと、ウチ日本人だし」
 これには同感です! どうして日本人が英語なんて学ぶのですか! 意味が理解りません! だからあたしは英語が理解りません!!(死)
 先週のオートクチュールもそうでしたが、随所に四コマのネタを盛り込んで来ますね。
 電話で会話しているれんげの喋り方が、アニメだと年齢相応な感じですね。原作を読んでいる時は勝手にもっと大人びた話し方を想像していました。
 一穂の結んだ髪を前に垂らした髪型が素敵ですね。
 一穂が夜中に仕事をしていたと聞いて素直に謝るれんげは偉いですね。
 しかしこの回の一穂は酷いですな。ひかげがれんげからの扱いが一穂と同じになってしまう事を危惧していましたが、確かにこんな風に見られたら困ります。
 EDへの入りは前作の方が良かったのですが、今のEDも嫌いではありません。特にサビが好きですわ。

○ウルトラマンX 『可能性のかたまり』
 エックスはこれまでに無いほど親しみの持てるウルトラ戦士ですな。等身大で接している感じです。それにまたゆうきゃんの声が最高なのですよ!!
 ゴモラアーマーはあまりゴモラに見えませんなぁ。もっとあからさまにゴモラの要素を残した方が分かり易かったのですが、それだとウルトラマンビクトリーと被りますか。それにしてもスパークドールズだのモンスアーマーだの、とうとうウルトラシリーズも仮面ライダーとかと同じ様に販促要素が強くなってしまいましたなぁ・・・。
 今回がバードンで次回がテレスドンですか。早くも既存の怪獣ばかりが続いている事に不満です。暫くは初回のデマーガの様な新しいオリジナル怪獣を出して欲しいですわ。平成三部作の頃とかは過去の怪獣を復活させて欲しいと強く願っていましたが、いざマックスで復活する流れが出来てからはその傾向が強まって逆に辟易していますわ。まぁ、常に無いもの強請りなのですよ。


 弐拾日 月曜日

ポケとるプレイ日記
 ずっとアルセウスが捕まらなくて苦労していたのですが、ようやっと捕獲が出来ました。最初は手も足も出なかったので対アルセウスメンバーをカビゴンステージでレベルアップに専念させます。それで万全を持して挑み、意外に簡単に勝つ事が出来ました。これならその内に捕まるだろうと楽観視したのですが甘かったです。都合良く毎回 勝てる訳でもありませんでした。調子の良い時には捕獲率が十五パーセントくらいになりまさに会心の出来だったのですがそれでも駄目で、昨日辺りからめっきり勝つ事すら無くなりました。この分だと期間終了までに捕まらない、最悪の場合はアイテムの使用も辞さない覚悟だったのですが、本日 捕獲率九パーセントで捕まった次第です。本当に良かったです。
 そして本日は幾つかのイベントが追加されました。クレセリアはステージレベル7で捕獲、アイテムが無料で使えるソーナンスは折角だからとこのゲームで初めてアイテムを体験し何度かやって捕獲、メガバシャーモも一応やるだけやってみました。メガバシャーモはまた週末に様子を見てやってみませう。


 壱拾玖日 日曜日

○手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの21 『燃えよ!夢の忍者野球』
 お父さんの出番が無くなりましたなぁ。授業すら好天に取られたら役割が無いですよ。
 新たに復活したのは幻月の細君ですか。しかも声は戦隊では初となる三石琴乃なのですね。正影の声に続いて戦隊らしい配役ではないのですが、何とも豪華で興味深いキャスティングです。
天晴「いや、別に忍者にならなくても戦えるだろう」
 夢を失う事と変身しない事はイコールではないのですが、天晴の性格で現実を認識した上でこの判断になるのですな。
 最初に汚い手段を使ったのはバクですが、その後は寧ろニンニンジャーによる反則のオンパレードですな(笑)。
 こういう風に打者の打った球が直撃して投手毎ボールがバックホームに突き刺さった場合は、実際の野球ではどういう扱いになるのでしょうか? 本塁打で良いのでしょうか?
 夢を失ったからと言って戦闘中に遊び始めるのは非常識でしょう。天晴が変身しないながらも戦おうとしたのでその辺は理解していると踏んだのは早とちりでしたか。ただアカだけ夢を取り戻してライオンハオーで戦う流れは巧いです。
天晴「俺達が戦うってのはさ、自分の夢の為でもあるけど、皆の夢を守る為でもあるんだな」
 それを言うのなら戦闘中に戦いを放棄しないでくださいよ。あの描写ではあからさまに正義とか平和とか関係無く、自分の夢だけで戦っているみたいではありませんか。

○仮面ライダードライブ 第38話 『悪魔はなぜ進化を求め続けるのか』
 タイプテクニックにワイルドは久し振りでしょうか。今後も少なくない頻度で出し続けて欲しいですなぁ。
天十郎「待て剛、今は我我の居場所を敵に知られる方がデメリットが大きい」
 もうそんな近くに居たら一緒でしょう(笑)。
 ライダー三人勢揃いでしかも全員が最強戦力を発揮ですな。
クリム「進ノ介、替われ!」
 流石に緊迫した状況だと言い方に余裕がありませんな。あの局面で悠長に「さぁ、運転を替わろう」とか言っていたら間に合いませんからな。
メディック「これでもう! あの人の心を取り戻せない!」
 君は他に改善するところがありますよ・・・。
 別に卑怯な騙し討ちをした訳でもないのに、戦場で隙を見せた相手を斃そうとしたのを邪魔して正正堂堂と戦うべきと言うのには納得出来ませんよ。余計な事をしているだけで面白くも何ともありません。
 ハートの度量が大きいのは伝わりますが、メディックはハートの言う事に忠実に従うと言うだけで反省したり改心している訳ではありませんよね。
エイジ「2015年の君達に告ぐ! 僕は泊エイジ!」
 地球は狙われている!

○ドラゴンボール(スーパー) 『夢の続きはどこだ!?超サイヤ人ゴッドを探せ!』
悟空「そうだ界王様、先刻オラのなめぇ言っていなかったか?」
 なめぇ・・・。相変わらず訛っていますなぁ。
 まさかとは思いますが、映画の話をテレビでやり直しているのでしょうか・・・? 確かにそれなら間違い無く鳥山明原案と言えますが、何か想像していたのと違いますよ!?
クリリン「18号さんがメイクに時間かけるからですよ」
 あれ、クリリンは18号を呼び捨てではありませんでしたか?


 壱拾捌日 土曜日

 『Yuki Kajiura LIVE vol.#12 “オーチャードSpecial”』に行って来ました。
 今回は弦楽器が四人も居たのが大変に良ござんした。目を瞑って聴いていたのですが思わずはっと見開いて舞台を凝視してしまいました。今後もこの体制を維持して欲しいですなぁ。
 曲目が多いと言う事でMCの量が減らされたのは残念です。ただ曲数が多いのは嬉しいですし、痛し痒しですなぁ。
 定番のストーンコールドが流れなかったのが意外でした。そしてやっぱり、ひとりごとも、流れなかったです・・・。いあ、分かっていましたよ。分かっていましたが、それでも一縷の望みを抱いてしまうのは、責められる事ではない筈です。
 次回のライブ予定も発表されて、来年の三月だそうです。三月と言えばギョーカイ時事放談のイベントもあるでしょうから、それと同日にならないかだけが最大の懸念ですなぁ。これまで幸運にも重なる事がありませんでしたが、それだけにそろそろ重なってしまうのではないかと言う予感がします(死)。

 クラクラを見ました。
 ちゃんと生徒を覚えていない内に半数が退場してしまいました。カイトに教えて貰える事が志望理由だった子は残っているのでしょうか?
 初回の時点では中中の期待度だったのですが、今のところそんなに面白くありませんなぁ。

 食ソーを視聴す。
 主題歌が替わりました。そんなに好きな曲ではありませんが前期の主題歌も別に好きではなかったので、特にどちらの方が良いと言うのもありません。
 等、ドナート、日向子の三人が恵を勧誘していますが、実際に三人とも以前から彼女を高く評価していましたからね。そして冬美は恵ではなく創真に声をかけていますが、彼女は前述の三人ほど恵に肩入れしていませんでしたし一貫していますな。それにしても創真ならいざ知らず、恵まで勧誘するとは小次郎は彼女の料理を食べて余程 感化されたのですなぁ。いあ、逆でしょうか。創真が優れた技量を持つ事は認めているでしょうがそれでも小次郎からすれば他の優秀な生徒と五十歩百歩でしょう。恵と違って創真の料理は小次郎のルセットであるテリーヌでしか知りません。
創真「そういやお前、俺が何日目で落ちるか楽しむとか言ってたよな? 生き残ったけど、何か感想ある?」
 創真はこういうところ意地が悪いですよね(笑)。
 えりなの料理人に失敗は許されないと言う言葉にも一理あるでしょう。お客にとっては一度きりなのですから、「いやぁ〜、メンゴメンゴ、失敗しちった(テヘッ)。まぁ、でも、失敗したと言う経験は得たから許してちょ」と言われても困ります(ぉ いあ、創真もえりなもそういう事を言っているのではないでしょうが。
創真「(これはあれだな、気まずいって奴だ)」
 感情の機微に無頓着な創真らしい言い方です。
 創真は将来 城一郎の様な大人に成長するでしょうから、えりなは今の内から唾をつけておいた方が良いですよ。しかも創真と結婚したら城一郎が義父ですよ!
 のっぴきならない事情があったのかも知れませんが、仮にも十傑の第二席が卒業しないのは学園の面子に関わるのではないでしょうか?
 前期もそうでしたがこの番組の副主題歌は、昨今の深夜アニメとは少し趣の違う、如何にもアニメのEDらしい曲ですなぁ。昔ながらのアニメEDと言う感じで好感が持てます。


 壱拾漆日 木曜日

 録画しておいた昨日の『ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー』テレビ放送を見ました。
 ディアンシーの声は遠見真矢ですね。それにしても特別なポケモンであろうディアンシーならいざ知らず、メレシーも含めてポケモンがペラペラと当たり前の様に喋るのですなぁ。抑、ポケモンの国と言う時点でなにがなんだかリンカさんです。
 悪者の人間が一人ではなく、複数の勢力が入り乱れているのが面白いですね。
 同じパッケージポケモンでありながら、ゼルネアスとイベルタルで扱いの差が酷いですね(笑)。神聖な扱いを受けているゼルネアスに対して、イbデdルタルは言葉も喋りませんし宛ら怪獣ですよ。尤も、扱いに差があると言ってイベルタルに魅力が無いと言うと否で、寧ろその逆な気もします。
 本作に限りませんが取り立てて面白い訳でもなく、目も当てられないほどつまらない訳でもなく、もうどのポケモン映画も似たり寄ったりな感じですなぁ。幻の三作目となったティラノサウルスの化石が走り続ける没プロットくらい独創性のある作品が見たいです。
 明日から公開の最新作に関する情報も流れていますが見せすぎではありませんか。最後の敵がフーパから生まれた怒りのエネルギーだの、お互いに伝説のポケモンを呼び出して戦うだの、粗方 見せられてしまった気分です。東映特撮の映画が毎年情報を公開しすぎていると感じていましたが、それに限らず世の中全体の傾向なのですなぁ。嘆かわしい事です。それともこれは序の口で、実際にはもっと様様な展開が待ち受けているのでしょうか?


 壱拾陸日 木曜日

 松下が『LUMIX GX8』を発表しました。
 GX7の後継機なのですが基本性能が著しく強化されています。それに加えて4K動画や空間認識AFと言ったGH4譲りの優れた機能も搭載されており、申し分の無い凄いカメラですなぁ。
 デザインもGX7より好みになりました。ただブラックカラーは精悍な顔付きで良いのですが、シルバーカラーはレトロな雰囲気が強すぎますなぁ。こういうブラックとシルバーだと小生は後者を好むのですが、GX8に関しては前者の方が魅力的に映ります。他社も含めて最近はレトロ風デザインが随分と多くなったと目に付きます。デジカメが売れなくなったと言う昨今、残った愛好者の嗜好に合わせるとこうなってしまうのでしょうが、もう少しその時代に即した今風のエッセンスが欲しいですなぁ。後から振り返った時に見た目だけではどの時代の製品なのか理解りません。

 実はある意味でGX8より驚愕したのは、同時に開発発表された『LUMIX FZ300』です。何と此方にも4Kや空間認識AFが搭載されるのですね。これから松下では、一定以上のクラスではこの辺は標準搭載となるのですなぁ。それが驚嘆すべき点でした。


 壱拾伍日 水曜日

 普段はスナック菓子の類いを先ず買わない小生がポテトチップスを買いました。干物妹の影響である事は言うまでもありません(ぉ

 GARNiDELiAの『MIRAI』の感想です。
MIRAI
 テレビで聴いた時以上の感動が味わえたと言うと否なのですがそれでも良い曲ですね。とても好みです。
PiNK CAT
 ダンスミュージックを思わせる激しい曲ですね。悪くはありませんがどちらかと言えば好みではないです。
Pledge
 二曲目とは打って変わり一曲目に負けず劣らず好みです。カラオケバージョンが一曲目のみなのが残念ですなぁ。


 壱拾肆日 火曜日

○のんのんびより りぴーと 二話 『星を見に行った』
夏海「蛍って読むんだ」
 おい、中学一年生。
蛍「転校して来て、あっと言う間に数日が経ちました」
 え、数日? あ、あれ? 題名にあるりぴーとと言うのはそういう意味なのですか? 蛍が転校して来た様子を見せたのはこれまでのお浚いではなく、現在進行形の出来事だったのですか???
 りぴーとして登場人物の関係性がリセットされているのに、原作最新刊の定規落としの話をやっているのでおかしい事になっていますよ。ひか姉の名前が出ていますが蛍は知らないでしょう。打ち解けてからやるのと出会って数日でやるのでは意味合いが変わって来るではありませんか。
 ペチは仔犬ではありませんでしたか? 立派な成犬に見えます。
小鞠「れんげは、お祖母ちゃんが来てて来れないって」
 さり気無く新情報が明かされましたね。祖父母とは同居していないのですか。
小鞠「ねぇねぇ星座理解る?」
 貴方達がしているのは正座ではなく体育座りです(違)。
 どうも関係性のリセットが引っ掛かって素直に楽しめませんなぁ。そのまま原作準拠で良かったではありませんか。そして沖縄旅行はどうなったのでしょう? OADでその展開を匂わせておいて無視とは斬新です(まぁ、その内にやるのでしょうが)。

○ウルトラマンX 『星空の声』
 ウルトラセブンXがあってそれとは繋がりが無いのにウルトラマンXですか。こういう統一感の無さが気になります。
 ギンガがあまり好きではなかったのですが、それに比して随分と本格的になりましたね。これだけちゃんとしたウルトラシリーズを見たのは久し振りです。防衛ティームの雰囲気とか作り込まれたミニチュアに好感が持てます。ただこれをウル列内ではなく単独で一年やる体力は未だ無いのですなぁ。
 とても良かったのに変身した後にウルトラ戦士と人間がペラペラ喋っているので台無しです(苦笑)。此処だけが残念ですなぁ。


 壱拾参日 月曜日

 UHF局を中心に夏で終わったアニメについて感想を書きます。
SHOW BY ROCK!!
 見始めた頃から変わらず、最後までのめりこめませんでした。ただ主題歌と副主題歌は良かったですねぇ。
攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCTECTURE
 新しい攻殻と言いながら主要メンバーがSACと同じ事が釈然としません。原作では僅かな出番しかない人物も居るのに、素子、バトー、トグサ、イシカワ、サイトー、パズ、ボーマをフィーチャーするのは完全にSACの影響ではありませんか。それにしてもSACではあれほど格好良かったサイトーが、ARISEだと笑えるくらい格好悪いですね。一週回って愛おしくなるくらいです。
血界戦線
 正確にはこれは終わっていません。最終回の放送が落ちたのは仕方が無いにせよ、想定外のボリュームで三十分に収まらないと言うのはどうなのですか。テレビアニメを作っている自覚が足りませんよ。こういうのがあると作品の評価以前の問題ですわ。
グリザイアの楽園
 面白かったのですがみちる様の活躍が無かったのが不満です。スピンオフの魔法少女ちるちるみちるもアニメ化して欲しいですなぁ。
ハイスクールD×D BorN
 とにかくこういう卑猥な作品は苦手です。
響け!ユーフォニアム
 大雑把にではありますが原作にも目を通してみました。すると驚いた事にアニメは思っていた以上に原作と別物です。大まかな展開こそ原作を踏襲していますが細部に大幅な差異が見られます。
 例えば久美子が中学時代に麗奈に向けて言った「本気で全国行けると思ってたの?」と言う台詞があります。これがアニメでは初回のアバンタイトルに使われており、その後も久美子は事ある毎に思い返してしまうほど心の重荷になっているのですが、原作だと正反対で麗奈に言われるまで忘れていたくらいです。抑、アニメの久美子は上の口が正直で思った事をずけずけ言ってしまう性格ですが、原作だと寧ろ言いたい事を口に出せず周囲に迎合してしまうきらいがあるのです。表面上の印象は似通っていますが、掘り下げるとこれほど主人公が別物と言うのも珍しいでしょう。
 主人公でこれですから他の人物も大なり小なり違っています。特に顕著なのはエメラルドちゃんでしょうか。昇も原作の方が好感が持てます。ただ夏紀はアニメほど魅力的では無いと言うか、あれほど好きになったのはアニメで肉付けされたアニメならではの夏紀だったと思わされます。
 夏紀を最たる例としてアニメ版だからこそ魅力的な部分も多多ありますが、これほどアレンジが激しいと複雑な思いが無いでもありませんなぁ。とても面白かったのですがこの乖離を引き摺ったまま続きを見たいと言う気持ちは少ないです。
 ところで原作に登場した鎧塚みぞれですが、調べたらちゃんとアニメでも登場していました。しかし原作を読んで想像していた姿は喜多村来南の方が近いですなぁ。
ミカグラ学園組曲
 当初こそダイナミックな動きの戦闘が繰り広げられたのですが、途中から目に見えて質が落ちて、最終回を除いてそのままだったのが残念です。最終回で多少の復調は見せましたが、それも最終回の割には物足りないです。それと満を持して登場した藤代おとねも、白と黒の切り替えがもう一つ決まっておらず魅力が十全に発揮されていたとは言い難いです。惜しい点があり総合的に良質とは言えませんがそれでも楽しめたのは確かです。
トリアージX
 予想通り最後まで悪い意味で印象は変わりませんでした。根本的に合いませんわ。
えとたま
 楽しい雰囲気の中に笑いもあり感動もありで満足しました。それと過去のにゃ〜たんが格好良くて、それまでも好きでしたが益益 惚れ込みました。
放課後のプレアデス
 中中 良い畳み方で、終盤の流れには引き込まれました。
パンチライン
 謎が明かされるに従ってどんどん面白くなりました。
魔法少女リリカルなのはViViD
 以前にも言いましたが揃いも揃って良い子ちゃんなのが苦手です。
ニセコイ:
 既にどう終わったのか忘れました(ぉ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
 主人公が地道に努力を重ね実力を備え、段段と周囲から評価される展開は嫌いではありません。アイズとの関係は素直に応援したくもなります。ただ、何と言うか主人公を筆頭に印象が悪い訳ではないのですが、だからと言って飛び抜けて好きになれる訳でもないのですよねぇ。
終わりのセラフ
 お粗末な部分に辟易していたのですが、最後の最後でゆうきゃんが吸血鬼の内通者と判明し、それらが伏線と分かり感心しました。続きが楽しみです。
ガンスリンガー ストラトス
 最終回翌週の特番でテレビ放送とウェブ配信で微妙に内容が違っていた事が明かされましたが、終わってからそんな事を言われても見ていませんよ! 敢えて黙っておいてサプライズを狙ったのでしょうが、両方を見る様に促さないと意味がありません。ハロきんとか響ユーとかミカ学とかは好きだったのでテレビ放送もウェブ配信も見ていましたが、それくらい好きな作品でもなければ態態 両方を見たりしませんからなぁ。ただ今回の試みは巧く行っていませんでしたが、将来的にこういうやり方も増えるのではと可能性は感じますね。尤も微妙な違いであれば効果が薄いですし、大きく変えると予算も手間も二本のアニメを作るのに等しいので現実的ではありませんから、非常に難しく有効利用の方法が非才なミオさんには理解りませんが、何かしらの形でこういう利用が生まれるのではないでしょうか。
Fate/stay night[Unlimited Blade Works]
 最後までアーチャーが格好良かったですなぁ。
プラスティック・メモリーズ
 一番 見せたいのは主人公とアイラの恋と別離でそれは悪くありませんが、矢張りお膳立てする設定の脆弱さが気になってしまいます。
トランスフォーマーアドベンチャー
 スチールジョーが実に格好良いです。当初は作品としての完成度を認めつつもそれほど夢中になりませんでしたが、スチールジョーが話を動き始めて一変しました。俄然面白くなりましたよ。矢張り魅力的な悪役は欠かせませんな。


 壱拾弐日 日曜日

○手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの20 『ザ・超絶!ライオンハオー!』
霞「とにかく、お祖父様に手懐けられなかったあのライオンハオーを手懐けられれば、あの妖怪鵺にも勝てる筈です」
 いあ、それは根拠が無いでしょう。
 天晴はちゃんと仲間の適正を見抜けるのですね。矢張り戦闘に関しては天性の物がありますなぁ。
 おぉ、天晴が初めて仲間の重要性を心から理解しましたね。これまで好天が試みても出来なかった快挙ですよ。雑賀鉄之助は未だ若いのに凄いですな。
 超絶アカニンジャーは無骨で格好良いのですが、矢張り村上天皇の提唱するジャージヒーローに反するのは如何なものですか。それに五人揃ってこその戦隊で一人だけ強化形態が登場するのは好きではありませんなぁ。いあ、もう既に何年もやっている事なのですが。
 超絶手裏剣斬はどうせなら火炎将軍剣の様に本物の炎を使って欲しかったです。
 ライオンハオーは色合いや顔がヤッターキングみたいですなぁ。ところでオトモ忍はこれまで〜マルと言う名前で統一されていたのにそれを崩してしまうのですね。ライオンマルとかハオーマルとかヤマガタユキオマルでは駄目だったのでしょうか。
 ロボットモードは力強くて格好良いのですが、何とアカニンジャーがそのまま露出しているのですか。メカに乗り込まない例は過去にもありましたが、外側に露出する席が設けられているのは前代未聞ではないでしょうか。でも小型ロボと戦隊自身と言う違いはあれど、シュリケンジンと共通するところがあるのは良いですね。
 ネタバレの心配が無くなったので晴れて玩具のCFを見たのですが、ライオンの顔は差し替え無しで胸部に装着されるのですね。本編を見た時はどうせ差し替えだろうと受け取っていたので素直に感心しました。それくらい感動するほどのギミックでもありませんが、戦隊ロボではその程度の事が出来ていない事が往往にしてありますからなぁ。

○仮面ライダードライブ 第37話 『究極の味覚を狙うのはだれか』
 タイプトライドロンの運転をクリムに代わったので喜んだのですが、不機嫌だったので以前ほどスタイリッシュで落ち着いた振る舞いではありませんでしたなぁ。
 ハートさん、今頃ですか。これまでメディックの暗躍を見過ごしておいて「矢張り、こういう事だったんだね」とか言われても困ります。

 プリキュア。
 キュアスカーレットの変身は豪奢で荘厳な感じが良いですなぁ。燃え上がる炎が長い髪の毛になるところとか好きですわ。
八百屋「いらっしゃい、お嬢ちゃんは何が欲しいの?」
トワ「お金です」
 ミオさんもです(ぉ それにしても何と俗物的な姫ですか。

○ドラゴンボール(スーパー) 『約束のリゾートへ!ベジータが家族旅行!?』
界王「分かっとらんなぁ。自分の手で直すのが暇潰・・・いや、楽しいんじゃ」
 そういう無為に過ごす時の喜びを知っているのが界王の偉大さですね。
トランクス「パパ未だ上に居るの?」
ブルマ「居るわよ。本当サイヤ人って、どいつもこいつも常識外れなんだから」
ベジータ「こんなの修行の足しにもならん」
 ただの阿呆に見えます。
ベジータ「(魔人ブウを斃して文句無しのナンバー1になった筈。それでも修行を欠かさないとは)」
 いあ、なっていないでしょう。気持ちの問題はさて置き、純粋な実力では悟飯に大きく劣ります。それで納得する悟空ではないでしょう。
 界王神と破壊神は対になる存在で(戦闘力に開きはあれど)同格だと思っていたのですが、老界王神は破壊神に敬語を使うのですか。
 ベジータは一人で修行するより誰かに師事した方が良いのですよねぇ。悟空と修行の質に差があるのはそれが原因です。


 壱拾壱日 土曜日

 愛用の枕が使い始めてからもう六年も経つので買い替えました。
 憧れのテンピュールは高くて手が出ないので、別のメーカーの低反発枕です。物色していたら適当な製品が見付かったのですが、それが通信販売のタイムセールで売り切れた後に遭遇しました(ぉ それを見た後だと通常の価格で買うのは損をした気になるので、それから一週間 毎日またタイムセールに対象になる日を待ち構え、無事にタイムセールで購入出来ました。
 届いたので喜び勇みながら使ってみたのですが、ね、眠れない・・・。元より寝付きは良い方ではなかったのですが、普段にも増して熟睡が出来ません。『枕が変わると眠れない』と言う慣用句がありまして、これは旅先とかで環境が変わる事を揶揄しているのですが、ミオさんの場合は同じ部屋なのに文字通り枕が変わっただけで眠れないみたいです(苦笑)。意外に繊細なのですな。

 『新約 とある魔術の禁書目録(インデックス) L』読了。
 挿絵に頻繁に描かれていた白いカチューシャの女子生徒を本編に取り込むのかと本気で思ってしまったではありませんか。でもそれは安直なのでそうならなくて良かったです。
 生身で音速超えを実現する『聖人』に対し、例えばピアノ線を張ったり、何度も何度も細かく角を曲がって逃げ続けたら。もちろん全ての『聖人』には当てはまらないかもしれないが、でもその内の何人かは自滅して首を刎ねられたり壁に激突してぺしゃんこになったりすると思う。
 え? そんな事で聖人は危機に陥るのですか? 普通の高校生が、普通の乗り物に乗って、普通に出来る事をしただけで? どうも本作は強大な存在を描写しておきながら当麻に相対させないといけないので、不自然に矮小化させられてしまうきらいがありますなぁ。全てには当て嵌まらないと前置きされていますし、抑抑が思うで締められている想像でしかないのですが、それでも興醒めですよ。
 吉川桔梗は随分と久方振りの登場ではありませんか? 懐かしさすら覚えます。
 魔神である僧正がヘリコプターのローターに巻き込まれたくらいでダメージを負うなんて微塵も欠片もこれっぽっちも思わないので、白けるだけですなぁ。同じ結果だとしてももう少し現実的な相手なら、読者として斃せないと言うのは分かっていても結果に期待する登場人物の気持ちは理解が出来ます。しかし僧正が相手となれば登場人物がそんな試行をする事が阿呆らしくなります。
 相変わらずフィアンマは当麻を神聖視していますなぁ。鈴科百合子ちゃん一方通行と並びますよ。最初はそれを微笑ましくも感じましたが、今回は少し行き過ぎではありませんか。ねちっこいです。
 無関係な他人を決して巻き込むまいとしている当麻ですが、強盗に対して時速六十キロで自転車をぶつけ、僧正に吹き飛ばさせるのは良いのですか。相手は悪人なので多少は良いでしょうが、度が過ぎていて当麻の基準がさっぱりピーマンです。
 だけど、僧正のそれはどこか違う。
 この手の言い回しも飽きましたな。僧正の、魔神が全く違うと言うのはくどいくらいに分かっていますよ。その上で改めてこんな風に言われるまでもありません。
 白黒の指示に緊迫した状況でも「やってますよー」と暢気に答えるかざりんこそまさにかざりんですね。超電磁砲(特にアニメ)では印象が違いますが、此方こそが正真正銘本物の初春飾利に他なりません。
 ローターだのマグマだの無駄でつまらない展開でしたが、それは美琴のドラマに必要だったのですね。無駄に思えるのも織り込み済みだった訳ですか。それは良かったのですが、だからと言ってそれで面白くなるかと言うと否です。
 僧正を斃す方法なんて結局は作者の匙加減一つでしかないのが透けて見えて冷めますなぁ。宇宙に投擲してそれでも戻って来たところで斃される展開は気持ちが良いですし、最後に止めを刺したのが木原脳幹である事にも文句はありません。しかし結局はこのタイミングで僧正を退場させるから、僧正に有効な攻撃が作者から宛がわれた、それだけですよ。絶対に勝てない相手を意外な方法で斃した感心なんて皆無です。
 右手に理想送り(ワールドリジェクター)を持つ上里翔流、当麻の対となる存在の登場ですな。この期に及んで重要な人物が新たに登場する事に思うところもありますが、これも本格的に最後に向けての展開と思えば受け入れられましょう。
 何となくネフテュスは逃げて当麻の庇護下に入るのではと思っていました。
 美琴の内面が此処までがっつりと描写されたのは初めてで、愈愈かまちーが本気で美琴を主要人物の一人に据えたのが理解る巻でした。ただ完全に無駄と分かり切っている追撃を延延と見せ付けられたり、秋山未絵とかどうでも良い人物の話が繰り広げられたり、冗長でした。秋山未絵の話は別につまらなかった訳ではありませんが、魔神との戦闘と平行して見たい訳ではありません。僧正に無駄な攻撃を繰り返したのは美琴が居る事で当麻がそういう常識的な行動を取る事を説明する為でしたし、液体ダイヤを巡る騒動は実は木原が仕組んだ避難経路でしたから、ちゃんと意味はありました。そういう意味では無意味に見えても無意味ではなかったのですが、逆に言えば無意味でないのに無意味に見えてしまうのですよね。どんなテクニックを駆使しても結局は面白くなければ仕方がありませんよ。もっと短く纏められる筈なのに必要以上に水増しされた感じです。かまちーは適度と言うものを知りませんな。

 クラクラを見ました。
ナギサ「そうですか」
ナギサ「まぁ、そうですね」
 犬どこを思い出します。

井の頭文化自然園を訪問す


 壱拾日 金曜日

 電撃文庫『新約 とある魔術の禁書目録(インデックス) L』を購入しました。

 アオキカを見ました。
透「撃たれたらヒットと言って自己申告が必要なんだけど、そういうのも誤魔化したりして。ゾンビ行為と言って一番やっちゃいけないんだ」
 ゆらの悪口は止めてください!
敵い「俺はヒットと言ってねぇ、不死身だ」
 ・・・は? 小学生ですか。最早ゲームの何が楽しいのか分からなくなります。
敵ろ「あいつやられたのか!」
 き、基準が分からねぇ・・・。

 城ダンを視聴しました。
奏「だったら、国中のみぃんなと知り合いになれば、あんたも楽になるんじゃない?」
茜「えっへへ、無理だよかなちゃん、国民が何人居ると思ってるの? アハハ」
 殴って良いですよ(ぉ
奏「あのね、あんたは今、姉にリムジン買ってって強請ってるの。理解る?」
茜「言ってみただけだよ。じゃあ、ドラゴンとか、空飛ぶ絨毯とか?」
 変わっていませんよ!
 買い物当番を引き受ける交換条件がツインテールの結び目を高くするとかどういう意図があるのですか。ピンポイントでマニアックな嗜好をお持ちですね。
奏「ふーん、やるんだ」
 ちょっと妬いていますか?
花「はい全然平気です! 私、牛乳好きだから!」
 好きなのは牛乳だけですかぁ? しかし修も修で自分の席だからと瞬間移動で来るのはどうなのですか。今回の様な問題のみならず、不在の間に誰かが座っている事もあるでしょう。それとも王族の席に座るなんて不敬な事は決して誰もしないのでしょうか。それなら肩肘を突くなんて重罪を犯していた佐藤花は牛乳をかけられるだけの罰で済んで良かったですね。
 花の好きになるハードルが低いですな。
 一日に何回会話出来るか楽しみにしているくらいなら可愛いものですが、匂いを嗅いで落ち着いたり、別れの挨拶をしていない事に虚無感を抱いたり、花は重症ですね。
花「よく聞こえないけど、何か良い雰囲気だよ」
 どうしてそこだけ都合よく聞こえないのですか!! それまではしっかりと聞こえていたではありませんか!!


 玖日 木曜日

 ギョーカイ時事放談第357回を聞きました。
 里見哲朗がCGで作画した漫画の同人誌を出していたと言うのが興味深いです。何と言うタイトルなのか調べる手段は無いのかしら。
里見「俺らクラスになるともうサイヤ人と一緒だから戦闘期間が長いからさ。ずっとストライクですよ」
 ミオさんがリアルタイムで見た戦隊が年齢と粗イコールみたいなものですね(ぉ 年齢を重ねれば重ねるだけリアルタイムの戦隊が増えて行きます。物心が付いた頃は大半の戦隊が、本でしか見た事の無い“昔の”戦隊でした。しかし今となってはそれらの方が割合としては少数派になっているのが何とも不思議な話です。“つい最近の”戦隊であるガオレンジャーですら、十五年も前ですからなぁ。アニメで言えば、例えばあたしにとってガンダムは生まれる前から既に有名なシリーズとして定着していた訳ですが、それもテレビシリーズに限れば最早リアルタイムで見た作品の方が多いのです。
 それにしても第341回のアーカイブ配信はどうなったのでしょうか。もう直ぐと言ってから早くも一月が経過しているのですが・・・。


 捌日 水曜日

 起床と同時に右脚が攣りました。実は昨日の朝は左脚がこむら返りを起こしていたのです。脚が攣る経験は数え切れないほど――最初から数えていませんが――ありますが、二日連続と言うのは記憶にある限り初めての経験です。こんな事もあるのですねぇ。いあ、あっても全くおかしくない、別に怪奇現象でも何でも無いのでしょうが、左右 初めてなので驚いた次第です。そして今でも力を入れると両脚とも脹脛に痛みが走ります。思い当たる節はありませんが何か原因があるのでしょうかねぇ。

 ソニーから八月にミラーレスカメラの『α7RU』が発売されます。
 その名の通りα7Rの後継機で、3600万画素から4200万画素へと更に高画素となりました。そして本機の目玉はこれだけではありません。基本性能が確実に向上し、多くの機能が搭載され、まさに出し惜しみ無しの本気を出した一大です。本機は本気です(何)。分かり易く取って置きのカメラを出した感じですなぁ。
 因みに本機の発表は先月だったのですが、キヤノンのEOS 5Dsの発売前でした。 5Dsは発表から発売までの間が長く、これでは発売される前に他社から高画素のカメラが発表されアドバンテージが失われるのではと危惧したのですが、その通りとなってしまいましたな(苦笑)。


 漆日 火曜日

 新番組『実は私は』。
 これと言って興味を惹かれませんなぁ。主人公の考えている事が直ぐに顔が出ようが、ヒロインが吸血鬼だろうが、主人公がヒロインに懸想していようが、どうでも良いです。

○のんのんびより りぴーと 一話 『一年生になった』
 うぅ、初っ端からアニメオリジナルですか。楽しみにしていたのですがテンションが落ちてしまいましたよ。
 主題歌の歌い手は前作と同じ方なのですね。残念です。別の人が良かったですなぁ。ボーカル無しでのんびりとした音楽だけでも良いのですが、のびよはそういう雰囲気でもありませんな。そうだ、れんげが自分で作った歌を唄うのはどうでしょうか。音楽はリコーダーの演奏です。そういうのが良かったですなぁ。
れんげ「棒じゃないのん。この重さと言い枝っぷりと言い伝説の剣なん」
 何処の伝説の剣に枝っぷりがあるのですか。
れんげ「道標つけてるん。これで迷っても帰れるん」
 伝説の剣を何に使っているのですか。
れんげ「うちも買って貰えるん!? 定期!」
 それはすてぃきですね。
 この村の学校は入学式とかが短そうで羨ましいですなぁ。でも冷静に考えたら、今後の人生で入学式に出席する事なんて無いのですから羨む必要もありませんでした(ぉ
夏海「宮内れんげ殿!!」
れんげ「(敬礼)」
 いや、返事しろよ。
 姿見とか鼻噛みとか、一穂は使う言葉が古めかしいですな。
 まさかこれが、ひかげの顔を見る最後の瞬間になるとは、この時のれんげは思いもしなかったのです・・・。忘れていった携帯電話が、唯一の形見となるのでした・・・。
 オートクチュールネタは見覚えがありますが、原作のおまけか何かだったでしょうか。
 EDは前作の曲をそのまま使って欲しかったですなぁ。のびよと言えば本編が終わるとあの音楽が流れると言うのが染み付いています。
 今回は第0話とかエピソード0とか序章(プロローグ)とか前史と言った感じですな。アニメオリジナルと言う時点で最初は嫌でしたが見てみると悪くありませんでした。のびよの雰囲気が丁寧に再現されていて面白かったです。アニメをきっかけに原作に触れたのにアニメに文句を言う事で定評のあるミオさんにしては珍しく受け入れられました。


 陸日 月曜日

ポケとるプレイ日記
 先先週にサファリパークの第二弾が開始されました。サファリはポケモンがランダムで出現するのが面倒で暗澹とした気分になりましたが、何とか全五種類の捕獲に成功です。ライボルトが最後の最後に残って苦労しましたわ。それから同時期に登場したマナフィも捕獲です。
 メガライボルトのイベントは賞品が貰える順位が従来の上位65000から100000に増えたのでライボルトナイトを貰う事が出来ました。
 そして本日からは七夕記念のジラーチ、新しい日替わりポケモン、ポカブと三つのイベントが始まりました。先ず一日に一度しか出来ないジラーチですが見事に一度目で捕獲成功です。カイロスの嫌な思い出がありますし早めに終わって良かったです。日替わりポケモンも本日分は捕獲、ポカブも何度かやって捕獲と順調です。これからのんびりとメインステージをやりませう。


 伍日 日曜日

 天たま。
 お互いの話をする事が殆ど無くなったのでほちゃと村さんはもう何年も前から倦怠期に突入していると疑っていたのですが、今でもよく会話はしているのですね。

○手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの19 『探せ!天空のオトモ忍』
 何とかキンジを弟子入りさせてやろうとする五人の姿を見て、キンジが心を打たれ十六九ときっぱり手を切るのが良いですね。
 幻月が久方振りに喋りましたね。そろそろ復活して欲しいのですが、終盤までお預けなのですかねぇ。
 鵺と言う名前が完全に定着していますが、厳密には鵺(虎鶫)の様な声でなく妖怪なのですよね。
 あぁ、流石にロデオマルはキンジ一人で作った訳ではなかったのですね。最初こそ突拍子も無い発言をしますが、実際はちゃんと納得の出来る情報が用意されています。
 だから名乗りはやるとかそういう自覚的なものではないのですよ。
 謎のオッサンは父親で先代の雑賀鉄之助とかではなく、オトモ忍でしたか。しかしオトモ忍は人間が作った機械なのにその精霊と言われても素直に頷けません。
 次回はニンニンジャーの強化形態が登場するみたいですが、これまで以上にジャージヒーローと言う戦隊の基本に逆らっていますなぁ。村上天皇の『私は戦隊を”ジャージヒーロー”と呼び、若いデザイナーを指導する時に安易にプロテクターなんかつけちゃダメだよ、と言っています。それは戦隊の売りが軽快さとシンプルさだからです。』と言う教えはどうなってしまったのですか? 嘆かわしい事です。
 またCFでネタバレしているぅぅぅぅ! 直ぐに目を瞑り耳を塞いで事無きを得ましたが、このCFでネタバレをするのを止めて欲しいです。

○仮面ライダードライブ 第36話 『銃弾はどこに正義を導くのか』
 回避して油断していたらこっちでも新しいオトモ忍のCFが!? どれだけ嫌がらせにご執心なのですか。
 命だけは助かりましたが超進化したブレンがあっさり戦闘には敗北するのですなぁ。フリーズと言い超進化する傍からやられるので凄さが伝わりませんな。
 え、ハートさんは横でメディックがブレンにやっている事をスルーなのですか? 友達を大切にする姿勢は何処へ行ってしまったのですか?

○ドラゴンボール(スーパー) 『平和の報酬 1億ゼニーは誰の手に!?』
 このアニメに一つだけ良いところがあるとすれば、アバンタイトルが無くOPから始まるところですね。そして主題かも手放しで賞賛は出来ませんが、少なくとも改よりはずっとずっと良いです。映像は何の面白味もありませんが、本編の展開をなぞるだけだった改よりは良いですかねぇ。原作があった改と違ってオリジナルなので参考にする材料が無かったのでしょうが。
 悟天も学校に通っているのですか。末っ子らしく放任主義の印象があったので意外です。
悟空「悟天、ちゃんとしねぇと修業に集中出来ねぇだろ?」
 は? 何を最低な事を言っているのですか?
悟空「オラはこうしてサボりながら修業するのが好きなんだよな」
 だから堂堂と何を言っているのですか。悟空は本来お金こそ稼いでいませんが、魚や肉を獲ったりやるべき事をやっていましたよ。悟飯や悟天の学費があるのでチチがお金を稼ぐ様に小言を言うのは理解りますが、幼い頃からシビアな自給自足の生活を生きて来た人間の台詞ではありません。読んだ事が無い人には誤解されがちですが、悟空はちゃんとした分別を持っている大人なのに、アニメでその誤解を広める様な事をしてどうするのですか。
 ビーデルの髪型が全く可愛くありませんね・・・。初登場の頃はあんなに魅力的だったのですがねぇ。
ピッコロ「ふん」
 ぷーっ! ピッコロさんが焼き餅を焼いていますよ!
悟空「サタンが建ててくれた家だからなぁ。ありがてぇなぁ、これで悟飯も好きなだけ勉強出来らぁ」
 子供を思う親心が感じられて良いですなぁ。
悟空「いやぁミスターサタン、丁度あんたの事を話してたんだ。すまなかったな、悟飯の為にでっけぇ家を建てて貰ってよ」
 こういう常識を弁えているのが悟空ですよ。その後に見せたサタンからお金を渡されるのを固辞しているのもとのやり取りも礼儀を欠いていません。


 肆日 土曜日

 新番組『Classroom☆Crisis』。
 自分を心配させまいと航行禁止宙域がデブリ帯である事を黙って出撃しようとする教師が格好良いので、こういう大人の男にこそちゃんと見せ場が欲しかったですなぁ。安全を優先して高価なパーツのパージに躊躇わないのも格好良いです。
 お堅いシドニアとは雰囲気の落差が激しくて途惑いましたが、全体的に登場人物に好感が持てるので印象は良いです。憎まれ役の上司も言っている事は筋が通っていてそんなに嫌味には感じません。

 食ソーを視聴す。
 恵と一緒に創真を心配するタクミが完全にヒロインですね。一方、本当のヒロインであるえりなは悪罵を浴びせています(ぉ
 大量の調理を凄まじいスピードで進めるのは流石に非現実的すぎて興醒めするのですが、まぁ、漫画ですからねぇ。それとも現実でもプロの料理人なら可能なのでしょうか? ただライブクッキングの解説するところとか音楽がとても格好良いです。ギターが良いですな。
 遠月リゾートの副料理長であるメガブルー瀬名博巳が中中に魅力的ですなぁ。もっと出番を増やして欲しいです。
 本作では事ある毎に退学の危機が示唆されますが、そして実際に多くの生徒が退学の憂き目にあっていますが、それは全て顔も名前も知らない何処かの誰かなのですよねぇ。極星寮の住人を筆頭に主要人物やその関係者は絶対に退学しないので危機感もへったくれもありません。丸井善二なんて常に心身ともに消耗しているのにそれでも試験を突破しているのですから、逆に難度が低く感じてしまいますよ。尤も、主要人物から退学者が続出したら面白かと言えば否なのが難しいところです。人気のある人物を退学させれば多かれ少なかれそのファンが作品から離れる訳で、何も得がありませんからね。


 参日 金曜日

 新番組『青春×機関銃』。
鼎「だからその、バイトの給料入るまで今月厳しくて・・・それまで蛍にお昼ご馳走になりたいなぁ、なんて」
 さり気無く最低な事を言っていますね!? 流石は自分で稼ぐお金には興味が無いけれど空から大金が落ちて来るとかそういう何もしないで貰えるお金が好きと標榜するほちゃです(ぉ
ホスト「あの子は、戦闘の天才かも知れない」
 いあ、何を言っているのですか。さらりとそんな事を言われても意味が理解りません。
 銃を蹴飛ばすのがありなら、蛍はその鉄拳で正宗を粉砕して欲しかったですなぁ。そうすればスカッとして見ていて気持ちが良いですよ。
 今回の様子を見る限り動きが非現実的で少少 冷めてしまいます。それにしてもステ学もありましたし、TBSはサバイバルゲームが好きですね。

 新番組『城下町のダンデライオン』。
茜「うわぁ! ご、ごごご、ごめんなさい! 後ろに目が付いてなくてぇ!!」
 う、後ろに目が付いていない事は、謝らなければいけない事でしたか・・・ッ! じゃ、じゃあ、ミオさんも謝罪せねばならないかも知れません・・・ッ!!
遥「しょうがないなぁ。なら、僕も押さえるから」
 何でやねん。自然な流れでとんでもない事をするので絶句しました。
輝「流石は兄上です」
 輝は修を尊敬している節が見受けられますね。実際、劇中で修の格好良さが際立っていました。そんなに多くの出番があった訳ではありませんが、それでも圧倒的に一番好きな人物です。
 主要人物が多いのでその絡みだけで楽しめますが、茜が極度に嫌がっているのに監視カメラで追いかけられたり下着が見えてしまうと言う展開が見ていて面白くありませんなぁ。


 弐日 木曜日

 喫茶黒うさぎ第387回を聞きました。
 あたしも剛力某の事は全く知りませんでした。「〜役は剛力」みたいなネタを聞いた時に「ごうりき? ポケモンのゴーリキーの事か」と誤解したくらいです(ぉ 一人だけ周囲と違う理由で笑っていましたよ!
田村「多分 今 皆 初めて聞くだろうけれど、リスナー。内緒にしてたから」
 村さんが自動車免許を持っているなんて初耳なのですがやっぱり初めての情報だったのですね。
田村「何て言うの、ゆかりは、ゆかりの可能性はそういう枠に収まるものじゃないから」
 格好良い事を言いますね。
田村「良いな〜、そんなの出来て! そんなの良いなぁ」
 この言い方が何かよつばみたいです。
田村「コンビニで買って来た生ハムが意外と食べれないんだよね、ゆかり」
 コンビニエンスで売っている様な安物なんて高貴なあたくしの口には合いませんわ、と言う事ですか。感じが悪いですね。


 壱日 水曜日

 本日のギョーカイ時事放談生放送でホラーをアニメでやっても怖くないと言う発言がありましたが、そんな事はありませんよ! Anotherとか凄く怖かったですよ! 怖さの余りにあたしゃ途中から音を消して見るようになり、それでも耐え切れずにとうとう視聴を断念しました。アニメは切るものではなく見るものと標榜し、切った自慢やら見る作品を選ぶ風潮を快く思わないミオさんが、ですよ! 由由しき事態ですよ。それくらい怖かったのです。ゴーストハントも怖かったのですがそれは何とか耐え切れたのですがねぇ。

○響け!ユーフォニアム 最終回 『さよならコンクール』
 おぉ、久美子が初回以来となるポニーテールを披露してくれました! これは粋ですねぇ。
 電車の中で朝っぱらから久美子と麗奈がいちゃついていますなぁ。
 ナックル先輩とな? エメラルドちゃんと言いララと言いパンチの利いた名前が多いですなぁ。
 本当はROだけれどヘボン式だとLO先輩はケバいですね・・・。
夏紀「愛が詰まっているからねぇ、嫌がらせと言う名の」
 逆ではありませんか? 愛と言う名の嫌がらせではないのですか? 嫌がらせと言う名の愛だと結局は愛になりますが、それで良いのですか? いあ、洒落にならないほど関係が険悪で本気で嫌がらせをしたとか宣言されてもそれはそれで困りますが(ぉ
 さり気無く近寄って久美子と拳をぶつけ合うナッキーが男前で最高に格好良いです。初登場で気だるそうな姿を目にした時は、まさかこんなにも魅力的な人物になるとは思いませなんだ。
 久美子が秀一と拳をぶつけ合おうとしたのに気付いて貰えず怒って蹴っ飛ばす流れが面白かったです。久美子の方から歩み寄ったのにこれですよ。
 演奏中に秀一が苦手だった部分(?)をこなせたのを見て昇が微笑むのが良かったです。
 麗奈がソロパートを吹いている時の香織が、最初は寂しそうな表情だったのがやがて諦めた様に穏やかな表情になるのが良いですね。
 見せ場であろう演奏は恐らくは多大な労力が注ぎ込まれているのでしょうが、それが面白さに直結するかと言うと否です。特に何も思わずに流してしまいました。そして呆気無く金賞を取り関西大会出場の切符を手にしました。些か盛り上がりに欠け必要な展開を淡淡とこなした感が否めません。2クールでもっとがっつり見たかったですなぁ。京アニで2クールと言うのも見てみたいのですが、この美麗な作画を維持するのは難しいのでしょうか。
 この後の展開も気になるのですが、原作は登場人物の大半が関西弁を使うのに抵抗感があります。それはそれで良いのですが、アニメから入った身としては飽く迄もアニメの原作として見てしまうので、その拭い切れない違和が埋まらない溝となります。漫画版に目を通してみたら、夏紀がポニーテールではないし、リボンちゃんがリボンを付けていない事に衝撃を受けましたし、エメ公がアニメとは性格が違って見えました。良くも悪くもアニメは原作からのアレンジが小さくなさそうです。そのアレンジされたアニメだからこそミオさんは好きになったのですが、仮に原作ファンであったら文句ばかりを言っていたであろう事は想像に難くありません(ぉ