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〒921-8034 石川県金沢市泉野町4−22−19トーカンマンション1階
腰部脊柱管狭窄症でお困りの皆様へ
まず このページがつらく不安な思いをされている皆様の一助となれば幸いと思っています。
治療方法が手術しかないと言われたが、手術は絶対したくないと思われてる患者様は、長文ですが最後までお読みください。
腰部脊柱管狭窄症の現代医学的病態説明と治療法について、そして当院の腰部脊柱管狭窄症に対する考え方と治療法、実際の治療内容について記します。
現代医学的病態説明と治療法
腰部脊柱管狭窄症は、背骨内部の神経や脊髄の通り道である脊柱管が狭くなり、内部の神経や脊髄が圧迫され、腰痛や下肢の痛みやしびれなどさまざまな症状が現れます。
腰部脊柱管狭窄症の主な原因は、加齢による椎間板の変性です。特に、腰椎変性すべり症や変形性脊椎症 ・脊柱靭帯骨化症などの病気によるものが多いといわれています。腰部脊柱管狭窄症と腰椎椎間板ヘルニアの両方が合併するケースもあります。
https://medicalnote.co.jp/より転記
腰部脊柱管狭窄症の症状は 痛みよりもしびれが多い。
神経根型の場合には、片方の下肢に症状が現れるケースもありますが、馬尾型では両方の下肢に症状が現れます。また、下肢の痛みよりもしびれが現れるケースが多いです。
腰部脊柱管狭窄症の特徴的な症状は、 間欠跛行 かんけつはこう です。間欠跛行とは、しばらく歩くと、痛みやしびれが現れるために歩行困難となりますが、少し安静にすると、再び歩くことができる症状です。
このように、歩くことは困難ですが、自転車に乗ることは可能な方が多いのも特徴です。自転車は前かがみなので、症状が現れません。腰部脊柱管狭窄症では、後ろに反る体制が困難になるのです。
腰痛や、頻尿などの排尿障害が生じることもあります。
脊柱管狭窄症の診断には、症状の確認が大切です。先述したように、特に前屈すると症状が楽になる一方、後ろに反ると痛みが現れるという症状がないかを確認していきます
以上の項目症状1つでも該当する場合、馬尾型である可能性が高くなります。
馬尾型と混合型の脊柱管狭窄症の自然治癒は見込めず、時間経過と共に病気が進行していってしまいます。早急に積極的な治療が必要です。
脊柱管狭窄症の治療には、主に薬物治療、手術などがあります。
薬物治療
多くの場合、まずはのみ薬による治療が行われます。馬尾型、神経根型とも、第一選択薬となるのが、神経への血流を改善するプロスタグランジンE1です。神経根型の場合では3か月ほどでよくなることがあります。そのほか、馬尾型のしびれに対してはプレガバリンが、神経根型の痛みに対しては非ステロイド性消炎鎮痛薬などが使われることがあります
神経ブロック
神経根型で歩けないほど痛みが強い場合は、障害されている神経のそばに局所麻酔薬を注射する神経ブロックが行われることもあります。
手術
最終的な治療法として以下の病態に応じた手術方法が適用されます。
脊柱管狭窄症の手術には、除圧術と固定術があります。除圧術とは、切開をして骨を取り除き脊柱管を広げる方法で、固定術は、脊柱管を広げることに加え、脊椎間の不安定さを改善するする方法です。
上位の手術ほどリスクが低く下位に記された手術方式ほど侵襲とリスクが大きくなります。上位の内視鏡手術はリスク・侵襲も少なく都市部では、自費で侵襲のより軽微な2〜3日で退院できる150万前後の特殊な内視鏡手術をしているところもあります。症状が酷く進行した病態に対して行われる脊椎固定術のような侵襲もリスクも高い手術もあります。
当院の腰部脊柱管狭窄症に対する考え方と実際の治療内容
腰部脊柱管狭窄症に対する考え方
脊柱管狭窄症の原因は、姿勢の悪化による、腰椎・腰仙関節の機能不全です。機能不全とは、可動性の欠如と固着そして脊柱内の内圧異常です。
その結果、神経根と脊髄を圧迫・絞扼し関連神経支配領域に異常(疼痛・シビレ)を発症させます。
姿勢の悪化は、一般的に脊柱の老化と肝臓や胃腸・腎臓の慢性的異常(横隔膜の緊張)が脊椎前面(お腹側)の緊張を作り,それが継続的な物理的ストレスとなり生じます。
姿勢の悪化は、上の図A〜Gの関節が歪んで硬くなります。特にCの部分が著しく硬くなった状態が脊柱管狭窄症です。
実際の治療内容
当院の脊柱管狭窄症の治病戦略は、整体・鍼灸施術と自宅での体操によるセルフケアと食事と生活全般改善等の4本柱となります。鍼灸・整体とも刺激は軽微で痛くありませんので初めての患者様でも安心です。
整体施術でA〜Gまでの硬直した関節部位の歪を緩め、適正な位置に回復させます。
患者様は、Cの部分だけ緩め、歪をとればよいのではと思われるかもしれませんが、Cの部分だけではそれほど緩まず、時間経過とともに直ぐに元の状態にもどります。それは上行・下行性運動連鎖という法則があり、C以外の残された関節部の歪みが、C部の関節に強く歪むように影響を及ぼすからです。
鍼灸施術では、経絡の肝・胆・腎・胃等の流れを整えます。
その結果、内臓下垂と横隔膜の硬直が改善され、胸郭と腹部の緊張が解消されて、理想の姿勢に近づきます。
そして治療後のよい状態を自宅の体操で維持していただき、次回の鍼灸・整体施術につなげ状態改善を積み重ねていただきます。また胃腸・肝臓・腎臓に負担のかかる生活内容や日常生活での不良姿勢の改善方法等の指導も随時させていただきます。
理想の姿勢では、背骨・骨盤の関節部の内圧の偏りがなく自由度が高く、C部に偏った重力負担(内圧亢進)がありません。
理想の姿勢に近づけば、手術による脊椎の除圧を行わなくとも除圧状態を作ることができるのです。
*施術期間について
脊柱管狭窄症以外に投薬を必要とする疾患・不定愁訴をお持ちの患者様は、施術に期間を要することが多いです。
特に・糖尿病、安定剤・睡眠導入剤・ステロイド・鎮痛剤を長期服用されている方、80歳以上の患者様は、通常の1.5〜3倍以上の施術期間と回数が必要になります。
大体の目安
30分程度は休まず問題なく歩け、その時下肢症状の悪化がない状態を目標とします。(歩行に影響のない足底裏単独の異常感覚は、消失が困難の場合が多いです)
*手術をすすめられている神経根型の患者様の場合
症状が出現してから6か月未満で脊柱管狭窄症以外に他の疾患や不定愁訴のない状態であれば、3〜6か月前後必要とします。
*手術をすすめられている馬尾型や症状が出現してから6か月以上経過している神経根型、上記薬剤を長期服用されている患者様の場合
週1〜2回の通院を6か月〜1年位の施術が必要と思われます。
ただ手術を強く勧められている訳でもなく、軽微な馬尾神経型で、他に疾患のない患者様では、1〜2か月4〜8回程度で完治する患者様もいらっしゃいます。
完治の道のりは長いですが必ずよくなりますので共に頑張りましょう!
*施術費用について
初診時 6,000円 2回目以降5,000円 になります。
3か月間有効 20回80,000円の回数券在り
皆様に1日でも早く、痛みのない快適な生活が訪れますように!
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