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顎関節症でお困りの皆様へ

まず顎関節症とは？

顎関節症の定義は、次の３大症状を有します。
�@顎関節または咀嚼筋に疼痛（開閉時）
�A関節雑音（ひっかかり）
�B顎運動の異常

以上どれかの症状に該当する場合、顎関節症と診断されます。

上記の症状に類似の症状で顎関節症でない疾患もあります。
例として安静時でも顎周囲に疼痛がある場合、口腔神経症・三叉神経痛・顎関節リウマチ・線維筋痛症・咀嚼筋腱膜過形成症・イーグル症候群
口腔外科等でレントゲン・ＣＴや血液検査で除外診断をしてから、顎関節症の施術を始めることをお勧めします。

　　　　　　　


多数の患者様は、歯科を受診されているのになかなかよくならないという理由でＨＰをご覧になっていると思われますので、除外診断はなされていると思われます。

一般的な口腔外科・歯科での治療は
　　�T 咀嚼筋などの筋の炎症
　　�U 関節包・靭帯障害
　　�V 関節円板の障害
　　�W 変形性顎関節
　　�X エミネンスクリック（結節性雑音）・滑液性音

の病態に区分しで咬合調整・薬物療法（消炎鎮痛剤等）・スプリント療法・関節腔洗浄法が行われます。



しかし頸椎・側頭骨・蝶形骨・骨盤の歪みの結果として、上図の顎構成の筋肉の過緊張や左右の筋肉バランスの崩れた状態を生じさせている場合は、良い結果が望めません。
この場合の鍼灸整体施術は、特に有用性が高いといえます。


当院の顎関節症に対する施術
鍼灸と整体の相乗作用により高い効果が期待できる施術となっています。

＊施術内容について

�T整体からのアプローチ
　頸椎・側頭骨・骨盤の歪による各対応関節部の可動性を回復させ、顎構成の筋肉の過緊張や左右の筋肉バランスの崩れを調整します。

�U鍼灸施術からのアプローチ
　頸椎・側頭骨・骨盤の歪のさらに原因となる気の流れを整えます。東洋医学的には顎関節症の場合、肝経・胆経・脾経・胃経・小腸経・三焦経の経絡の気の流れに異常が出ることが多く、その中のいくつかの経絡のツボを使用します。　また当院では、顔面の症状には耳のツボを併用することが多くあります。


基本的には、顎関節症も腰痛・膝痛全般の治療も同じ考え方で、関節を構成する筋肉・靭帯・関節円板（椎間板・半月板）を正常な位置・緊張に誘導して、関節としての機能（可動性・強弱性・平衡性）を回復させるだけです。


当然関節円板自体・顎関節自体の器質的変形・強い炎症等がある場合は施術に期間を要しますが、筋肉だけの問題であれば比較的短期間で症状は改善していきます。特に顎関節症以外に疾患や不定愁訴のない方の疼痛・開口制限は、すみやかに症状は治まっていきます。

顎関節症以外に投薬を必要とする疾患・不定愁訴をお持ちの患者様は、施術に期間を要することが多いです。
特に糖尿病、安定剤・睡眠導入剤・ステロイド・鎮痛剤を服用されている方は、通常の２〜３倍以上の期間と回数が必要になります。


＊施術期間について

大体の目安は、症状が出現してから３か月未満で顎関節症以外に他の疾患や不定愁訴のない患者様の場合、週１〜２回を１〜２か月通院できれば疼痛・開閉制限は完治する場合が多いです。関節雑音と顎運動時の痛みを伴わない異常開閉はさらに長期間を要することが多いようです。

＊施術費用について

初診時　5,000円　　　2回目以降4,000円　になります。


皆様に1日でも早く痛みのない快適な食事を楽しめる時が訪れますように！