記念碑の建設について
日本で初めて行われた近代的な日食観測の痕跡は白河の当地には何も残っておらず。このまま風化してしまうのは非常に寂しく思い、ここに日食観測記念碑を建設したいと発起しました。
1887年の観測機器設置の様子 |
2009年撮影の同場所 |
水平望遠鏡、写真室設置の跡には大小の石が点在しています。当時の望遠鏡の礎石に使われたものかも知れません石を良く見ると人口的に切り込みや穴を開けた痕が確認できました。この付近に簡単な説明板(案内板)を設置したいと考えています。
1887年の本丸跡設置の観測所風景 |
2009年撮影の現在の様子 |
阿部正功氏の日食観望記によれば、この本丸跡には、天幕(テント)4張、仮屋、物置、写真室、遠鏡眼(望遠鏡)陸軍、海軍側考場、海軍気象台が設けられた柵をつくり巡査の門番を配置した大掛かりな観測拠点とした。
2009年撮影 小峰城跡 |
観測所跡から那須連山を望む |
日本で始めて行われた近代的な日食観測の地に記念碑を建設したいと考えています。