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2005年01月31日(月) 18話 合羽橋から行こうと思えば行ける素敵な喫茶店 去年に知ったと思うのだけれど、比較的我が近所に「非台東区的」オーナーの美意識満載の素敵な喫茶店を教えてもらい、ずっと、このエッセイで紹介したかったのだが、忘れていた。 どこもそうだろうが、台東区も不景気だし、高齢化もあり、やめていくお店も多い中、気がついたら、知らない間に、こんな素敵なお店をスタートさせている人もいるのだと、元気をもらった感じ。 シャコンヌ−合羽橋道具街ニイミの次の角を曲がって、松が谷小学校の裏をずっと 稲荷町の方に進んだ左側 シャコンヌ←ここをクリック ここは、中に一歩入ると、木で統一されたインテリア、通りに面した窓の外には 竹しか見えず、周囲のゴミゴミした雰囲気をとは全く正反対な素敵な空間が現 れる。 暑い夏に行ったのだが、本当に、中はオアシスだった。 店の隅々まで、オーナーの美意識が行き届いていて、洗練されているのだけ れど、人がくつろげるような配慮も十分されているのが魅力。 決して、合羽橋の買い物の後、お友達とキャッキャ騒ぐ喫茶店ではないので、 注意。 樗−合羽橋道具街の名無し信号を上野方面へ向かって行く喫茶店 樗(おうち)←ここをクリック こちらは、聞いた話では、この家の大工さんの娘さんが木造の古い家を改造して 台湾茶のお店を始めたとか。 内装は、古い民家の良さを生かして、これまた、オーナーの美意識が隅々まで 行き届いている。 1Fで座った席から、向かいのお寺の鐘楼、緑が見えたのだが、京都にいるよう な景色で、「台東区の一部を切り取れば、京都の寺院くらいの景色が作れるの だ」という驚きがあった。 樗さんのホームページを見ても、余りその借景の素晴らしさが出ていないのが残 念。 夜は当然店の前のお寺は真っ暗だから、お昼から午後に行くことがお勧め。 お昼はランチがあったが、結構高めだと思う。 時間を外せば、お茶だけも可能だと思う。 両方とも、専門誌なぞでは紹介されているようで、両方とも、隠れたる人気があるのではと思う。 この二つのお店は、同じ台東区でも、谷中あたりに作れば、もっと人気が出るだろうにと思う。 台東区南側は、こういう素敵なお店ができても、一所にまとまらないのが、辛い。 実際にいらっしゃるときには、本当に路地の目立たないところにあるお店なので、マピオンなどで、しっかり検索してからいらしてください。 |
2005年02月01日(火) 19話 評判の良いお味噌 昨年夏、インターネットで知り合った在ロスアンジェルスの日本人夫妻が、我がお店に来てくれた。 その時に、賞味期限切れのお酒と私の手作りのお味噌、我がお店のパックの賞味期限が切れたお味噌等をプレゼントした。(そうしたら、野風僧でご馳走してくれたのだ、どうも有難う) で、アメリカに帰ってから、奥様の方から「手作りも美味しかったけれど、お店で売っていたお味噌も美味しい、東京の叔母に半分置いてきたら、叔母もあのお味噌が気に入ったようだ。叔母が買いに行きたいと言っているのだけれど、どこで売っているの?」と連絡があった。 私が小さいときは、我がお店には、ホウロウの大きな樽に入ったお味噌が数種並び、計りで売っていたけれど、母の時代の末期には、我がお店でお味噌を必ず買ってくれるのは、お寿司屋さん一軒だけだったので、弟が多慶屋で買ってきて、お店に数個置き、自宅用に使ったり、売ったりしていた。 そのことを知っていたので、御徒町の多慶屋でまだそのお味噌を扱っているか見に行ったら、あったことはあったのだが、色が全然違った。 我が家に残っていた売れ残りのお味噌は、熟れた茶色であったが、多慶屋のは、新鮮そうな黄色であった。 我が家で一年近く保存されていたので、熟成して、茶色になっていたのだ。 今も、私の冷蔵庫に使いかけが半分くらい、まだ、未開封のパックが1つある。 未開封のパックの賞味期限を見たら、「2003年11月2日」だ。 このお味噌が並べられていたお店は、ずっとシャッターがおろされ、冷暗所となって、ちょうどお味噌の熟成に良い環境だったに違いない。 今でも十分美味しく食べることができるし、もしかしたら、多慶屋に並べられている賞味期限内のものよりも、美味しいかも知れない。(笑) (当然だが、何年かかっても食べ切るつもり) 多慶屋の賞味期限の切れていないものを買ってきて、比べてみたいが、自分の手作り味噌3kg程度に、このお味噌が1.5パック手元にあるので、それができないのが、残念。 会津みそ無添加 赤 中辛口 名水百選・磐梯山の自然水使用 多分国産大豆ではないけれど、遺伝子組み換え大豆を使用していないと書いてあるし、結構、良いものだと思う。 手作りが面倒な方は、このお味噌を多慶屋で購入して、一年くらい日の当たらない、湿気の少ない場所に寝かせておけば、手作り風の美味しい味噌になると思う。 (多慶屋一階の食料品売り場の味噌のコーナーに、大手メーカーのだし入り味噌なぞと一緒に並んで売られている) 製造元の会津天宝醸造のHP←ここをクリック この多慶屋で売っているお味噌は、通販されていないようだ。 多慶屋のこのお味噌より更に高級なものを買いたい場合は、このHPが役立つと思います。 それにしても、何でお味噌に賞味期限があるのか考えたのだが、きっと、色が変わらない期間が賞味期限なのかも知れない。 決して、食べられないわけでも、品質がおかしくなるわけでもなく、もっと美味しく食べられるようになる可能性があるのに、味噌の賞味期限は不要な気がする。 |
2005年02月05日(土) 22話 きちんと整備−ノートPCの周辺 今日は、料理関係の話ではありません、ごめんなさい。 昨日、ステンレスボトルのちゃんとしたものを買おうと、多慶屋に行ったついでに、「ノートPC」もきちんと使えるような道具を探した。 買ったものは、「USBクリーナー」と「ノートパソコン用液晶画面専用クリーナー」 で、今日は、「USBクリーナー」の話をさせてください。 ノートPCというのは、キーボードにカバーをつけて使えばいいのかも知れないが、やはり、キーが打ちにくくなるし、カバーなしで使うと、キーの下にゴミが溜まりやすい。 自分の恥を書くようだが、一昨年の冬、CDの部分が調子が悪くなって、4年使っていたPCをメーカーのサービスセンターに持ち込んだところ、「劣悪な環境で使用した結果だと思いますが、キーボードの下が劣悪に汚れ、そのうち、マザーボードも侵食されそうだ、早めに買い替えした方がいいですよ」と言われたのだ。(だから、昨年秋に、PCを新しくした。) 確かにね〜、私は、特別にPCワーク用の机やスペースを持っているわけではなく、生活の場で使っているし、タバコを吸う、これが原因だ。 特段、PCの周囲の掃除なんて気にしていなかったのは確か。 しかも、ノートパソコンは、キーを外して掃除ができるような仕組みになっていないのだ。 だから、新しいPCを買って4か月だが、今度は、きれいに使いたくて、ノートPCを置くテーブルが汚れていればきれいに拭き、しょっちゅう、キーの下にゴミが入らないか気をつけて、ウェットティッシュで隙間を拭いたりしていた。 また、古いノートPCは、余り閉じないで開けっ放しだったが、あれも、実は埃が溜まる原因だろうと、今度から、ちゃんと使わないときは閉じて使うようにした。 しかし、今回お水をかけたことで、キーを数個外してみたら、やはり、キーの下には細かいゴミが多少なりともどのキーの下にも溜まっていた。(4か月でこれだけ入るということは、一年経ったら、相当汚くなるなという印象) 使用環境や清掃状況を「劣悪」から「悪・普通」程度に改善したって、ノートPCのキーの下にはゴミが溜まりやすいのだ。(オフィスならともかく私の部屋のように、生活している場所は確実にゴミや埃が多いのだ。) それで、以前、多慶屋で、PC用の小さな掃除機を見たことを思い出し、PC売り場で買ったら、これが快適。 乾電池で動くものかと思ったら、PCのUSBポートに繋いで、パソコン本体から電気をもらって動く仕組み。 乾電池も不要で、多慶屋のお値段850円、早く買えば良かったと思った。 製造元のLOASの商品検索画面←ここをクリック。 ここから、『サプライ他分類』の『USB関連機器』をクリック。そこから、『USBグッズ』をクリック。『USBグッズ』の上から二番目のUA−009です。 (私のようにタバコを吸う人には、UA−011の「マイナスイオンを発生させパソコンの周りの空気をきれいにします」も必需品かも。多慶屋で売っていないので、今のところ持っていませんが、見つけたら、買ってしまいそう) UA−009は、ちょうど、手の中にすっぽり納まるくらいの大きさで、普通の吸い込み用のノズルとブラシ付きのノズルがついている。 ブラシ付きの方は、キーの隙間に突っ込んで掃除できる。 これが結構気に入って、昨日から、PCに付けっ放しで、PCを使う合間、時々、電源を入れて、キーボードを掃除しながら、使っている。 これがあれば、数年後でも、人並みに、清潔なPCが維持できそうで嬉しい。 |
2005年02月12日(土) 28話 招き猫はどこで売っているのでしょう? 友人が店を引っ越したことで、猫好きな私は、招運グッズ各種の中から、「招き猫」をプレゼントすることを思いついた。 まずは、インターネットで、最近のトレンドをチェック。 どうも「風水招き猫7匹ワンセット」が私のお気に入りであったが、通販で買うのは、実物を見ていない点が不安だし、運送料などの余分な費用がかかるので、やめておくことにした。 一番プレゼントしたいと思ったのは、お金で問題がある友人に「西に置くと金運がつくという黄色い風水招き猫」であった。 (実は、私は、先週、保険屋さんに、黄色い花の鉢植えをプレゼントされ、「これを西に置いてね、金運がつくから」という言葉が添えられ、やはり、価格に拘らず、その人の幸運を願った物を送られるというのはいいものだと感じたばかりであった。) それで、黄色い風水招き猫を探して、昨日の祭日から今日まで、黄色い招き猫を求めて、台東区中を自転車で走り回ってしまった。 (ま、東急ハンズあたりに行けば、走り回らなくても手に入るかも知れないが、高いような気がしたし、電車に乗って出かけるのが面倒であった。) はて、「招き猫」はどこで売っているのだろう、と考えたときに、「観光地、おみやげ」という言葉が頭に浮かび、まず、思いついたのは、「確か、谷中銀座のどこかのお店に、招き猫を沢山みたような気がした」ということ。 谷中銀座も最近は観光地だから、「招き猫」を土産物で売る店があっても、おかしくないし、確かな気がした。 その記憶を頼りに、自転車で、上野公園を芸大の方から抜けて、谷中銀座に行ってみた。 芸大を抜けて、愛玉子のお店の先のおみやげ物屋の前を通ったときに、招き猫が見えたので、自転車を降りて見てみた。 黄色い招き猫もあったことはあったのだが、値段も安かったのだが、表情が気に入らず、止めておいた。 谷中銀座は、記憶違いだったのか、ここと思っていたお店には猫一匹いず、他の江戸みやげのお店に少しいた。 でも、古典的な招き猫だったので、谷中銀座で探すのは止めておいた。 値段も手頃だったが、やはり、トレンディな風水猫の方に惹かれてしまった。 次に、頭に浮かんだのは、「きっと、招き猫は、観光地である浅草に行けばあるのでは」ということ。 浅草の新仲見世に、江戸みやげのお店があり、覗いてみたが、ここは、高級の昔ながらの招き猫ばかりであった。 とにかく高いので、ここでも諦めた。 ゆっくり見たわけではないけれど、浅草の他の店にはなさそう。 その後会った知り合いに聞いたところ、「招き猫は合羽橋に沢山いるわよ」とのこと。 合羽橋通りを自転車で走りながら、お店を見ていると、合羽橋の本通りと交差点の先、松が谷側にある「小出商店インテリア部」(オルネコイデ)に、沢山の招き猫を発見。 ここは、本当に沢山あるし、古典的なものから、最近の流行のものまで、沢山の種類があった。(安い招き猫は、前の方にあり、高い招き猫は、奥のショーケースの中にあった。) そうなんだ、今風の招き猫で、そこそこの価格のものを探そうと思ったら、それは「合羽橋」が正解なのだ。 オルネコイデのページ←ここをクリック。 で、結局は、欲張って、「同じ価格を出すなら、多くの幸運を」ということで、一つ4百円強のミニチュア風水招き猫の中から、「西に置くと金運が来る」黄色い猫と、「南東に置くと愛情運に恵まれる」赤い猫と、「東北に置くと悪霊・悪運が除かれる」白い猫を買った。 オルネコイデは、招き猫の他、本当に、犬やお雛様なぞの可愛い飾り物が沢山あって、ちょっとしたプレゼントを手頃な価格で買うのに、良いお店だと思う。 招き猫で思い出したが、今年のお正月、今戸神社というところに行ったら、神社の中に大きな招き猫が二体飾られていたのには、びっくりした。 台東区の今戸は、今土焼きの地で、招き猫は、そもそも、今土焼きで焼かれており、台東区生まれだそうである。(私と同郷<笑>) そう聞くと、もしかして、招き猫は、「江戸の招福グッズ」なのかしら? 関西では、売っていないか、あっても少ないのかしら、よくわからない。 今戸神社のページをリンクしようと思ったら、「転載禁止」でできません。ご興味のある方は、「今戸神社」で検索すると、大きな招き猫が飾られている風景を見ることができます。 |