2004年06月21日(月)
銚子と犬吠崎 1/3
ずいぶん、HPを更新しなかったが、その間に色々なことがあった。
お祭があって、親戚と楽しく過ごして、次の週には、犬吠崎に行ってきた。
その後、すぐに、甲府の叔父が他界し、突然だったので、今現在無職の私が参列したりして、結構、色々なことがあった。
その中で、まとめやすいところから、まとめる。
お祭の次の週の日曜日に、日帰り温泉に行こうと、おじさんフレンドと約束していた。
「どこがいいか、探しておいて」というから、私は私が行きたい「山中湖の紅富士の湯」という温泉に決めていたのに、おじさんに告げると、どうも気に入らないみたいで、「犬吠崎に行きたい」と言い出したのだ。
おじさんに「犬吠崎には新鮮な生魚がある。山中湖には何があるのだ?」と言われたので、「富士山」と答えたが、富士山は食べられないからだめとのこと。(笑)
紅富士の湯というのは、富士山を見ながら入る露天風呂があるそうで、私はそういう露天風呂に入りたかったのだが、お風呂の富士山は、絵で十分とのこと。(笑)
ま、そう言われれば、確かに、新鮮な魚も私の守備範囲と思い直して、同意した。
で、犬吠崎のホテルに行く前に、銚子に寄って、美味しい魚をお昼に食べようということになった。
雨の中、銚子港に着くと、数軒の魚屋さんと数軒の食事のお店が並んでいた。
銚子に行くのは初めてだったので、こういう魚屋さんで買えばいいのかなと素直に思った。
買ったのは、鬢長マグロを大きく切り出しているものと、はまぐりと、牡蠣、小海老など。
マグロが1500円だよというから、本マグロでもなく、めばちでもないことは明らかであったが、新鮮そうだったので買ったのだ。
で、買い終わったときに、魚屋のおじさんに、「食事のお店は、どのお店が美味しい?お勧め?」と聞いたら、「ここは観光地だから、どこでも同じだよ」と言われてしまった。
何か、この言葉は、ものすごく私の気持ちを冷やした。
ここは観光地だと言われてしまえば、その魚屋さんだって、所謂観光地の魚屋さんなのだ。
ま、見た目、新鮮なものを売っているのは確かだったが、そうか、お値段は観光地価格なのだと理解してしまったのだ。
行く前に、インターネットで、銚子関連を調べていたら、ふらっと入ったお寿司屋さんで、安くて新鮮なスーパーを習った人の話が出ていたっけ。
そうなのだ、きっと、地元の人だって、銚子港で獲ったばかりの魚を食べているのだろうけれど、こんな、港の真ん前の魚屋で買うわけないのだ、ということに急に気付いて、興醒めしてしまった。
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