フライフィッシング入門

〜初心者の方へのタックル購入アドバイス。〜


 Fly High Fisherから初心者の皆さんにお贈りする、フライフィッシング入門講座。

敷居が高いとか、閉鎖的だとか、
横文字が多くて訳が分からんとか、とにかく初心者が『初めの一歩』を踏み出しにくい、まず最初に(特にロッド)何を買うべきかビギナーには分かりにくい世界、それがフライフィッシングでございます。

恥ずかしくて店員に聞けないシャイな方に、はじめて自分でロッドを買うご年配の方に、親切丁寧・手とり足とり
(女性限定)、あなた様の財布の中身と購入計画をサポートします。

Fly High Fisherが重視する点は次の2点。”結局どれを買えばいいのか” ”金はいくら必要か”。率直な意見と共に、お薦めのアイテムをご紹介します。

 管理人の独断と偏見・失敗経験、閲覧者の皆様に好き勝手書いていただいたアンケートが見事に怪しく混ざり合い、このコンテンツが誕生しました。


それではそろそろ画像の読み込みも終わってるかと思いますので、本編スタート!

ちなみに、タイイングを始めてみようかと思う人はこちらをどうぞ。道具を全部揃えるとタイイングもお金がかかるので、自作ツールや100円均一で代用できるものも紹介しています。


※必要度
S=絶対必要 A=あったほうが断然良い B=出来れば持っていたい C=他のもので代用可能or無くても良い


※価格・・分かる範囲で実売価格を表示


フライフィッシングとは、つまり金のかかる釣りです。
 フライロッド

 
フライリール

 
フライライン

 
リーダー

 
ティペット

 偏光サングラス

 ベスト

 フライボックス

 フロータント

 インジケーター

 スプリット・ショット(重り)

 クリッパー

 フォーセップ

 
ウェーダー(ウェーディングシューズ)



フライロッド  必要度”S”
 絶対いります。アホでも分かる(←オイ)。まず最初にロッドに表記された数字の意味から説明。


例えばティムコのロッド(ユーフレックス)で”XFP833”と表記されていた場合
XFP83のうち、赤の部分”XFP”はモデル名。ティムコのユーフレックスのXFPシリーズという意味。

青の部分は”8フィート3インチ”つまり長さ(1フィート≒30p 1インチ≒2.5cm)を表す。
緑の数字は番手。3番ライン用ロッドという意味。下で説明します。

ハイ、そこ!戻るボタン押そうとしない!!単に日米の長さの単位の説明をしただけです。別にこんな事覚える必要なし(←なら説明するな)

8’3”#3という表記もあるが、同じ意味。『XFV833−3』というような、”−3”は3ピースロッド、つまり3分割できるロッド。表記なしは2ピースロッドと思って間違いない。

メーカーによっては表記が若干異なる事があるので(例えばSAGE社のロッドはXP590-4で5番ロッドの9フィート・4ピース)買う時はよく確認しよう。

フライロッドの最大の特徴は、やはりリールの取付位置。ルアーや海の投げ竿と異なり、グリップエンドに装着されます。このため、他の竿で代用することは不可能。
最初は違和感を感じますが、慣れてくると「特別な釣りをしているんだ」という変な優越感を感じるようになってきます。


#1 #2 #3 #4 #5 #6
柔らかい(軽い)←−−−−−−−−−→硬い(重い)
ロッドの番手は、数字が大きくなるほど硬く、重いラインを投げる事(遠投)ができる。(大雑把に言えばです。ベテランの方からは反論もらいそう・・)



日本の渓流なら#3がベスト。#4ぐらいだと、日本の川では魚が釣れてもあまり楽しめない。#1や#0.5とかは、ある意味実用度を無視したベテラン用のロッドです。

管理釣り場等では#5〜#7がお薦め。渓流用に#3、湖や管理釣り場用に#6と、出来たら2本欲しい。
#6を買って、管理釣り場などでキャスティングを練習し、慣れたら#3を買うのが良いが、最初に2本は買えないでしょうな。

しかし、#3と#6があれば、ほとんどのフィールドはカバーできる。長く続ける自信があるなら、思い切って2本高価なロッドを買ってしまうのが一番良い。ゴルフクラブと比べりゃ安いものです。

このコーナーは、基本的には渓流デビューの皆様対象なので、以下は#3を中心としたお薦めロッド。#5以上は別の機会ということで・・。


□お薦め入門ロッド(#3or#4)□


 ティムコ・ユーフレックスシリーズ・・・ティムコのロッドは全体的に扱いやすいロッドが多い。根元からモタモタ曲がるロッドがやたら増えた数年前でさえ、ファースト系アクションを貫いたのは立派。旧モデルのXPは、今も愛用しています。管理人一押し。
【渓流用の番手で¥35000程度】

ティムコのユーフレックス。初心者にはもってこいだ!僕の1本目のロッドとして3年目にして未だ手放せない、必ず使用する1本です。EXF803か804か833か834がおすすめです。by ホームグランドは庄川さん
・・前略・・もうこれにしとき「ユーフレックスGS804」三重県のおもろい兄ちゃんも「ええ」言うとったで、#3やけどな。 by 木■さん
ユーフレックスのGS7'8 #3は、軽いしラインの乗りもわかりやすいんでいいです。 by ラッキョさん
ユーフレックスシリーズの購入はこちらから

 ティムコ・インファンテ・・・元々のコンセプトは子供・女性用。しかし、ティムコが『最初のロッドは素直で癖の無いものを・・』と言うだけあって、見た目に反してトルクがあり、非常に振りやすいものに仕上げっている。
最近発売された6ピースモデルは、グリップがパンプキン型となり、いつの間にやら子供向けモデルではなくなった模様。。
自分が使ったら後は子供に、奥さんに。またはショートロッドを生かして薮沢に。元・子供用モデルだけど持っていたら『お!?』と思われるロッド。使われているパーツも良く、非常に軽いのも特徴。人とは違う道を進みたいならどうぞ。実はかなりの名品か?
【4〜6ピースは¥20000ぐらい。2ピースは¥16000ぐらいか】

ティムコのインファンテ。子供用に買いましたが、これが結構使いやすい。
特に4番は投げやすいし、ラインのノリも良いので狙ったポイントにフライが運べる。値段も2万円以下だし、10年保証も付いてるのでおすすめかな? by ゴギさん 
※掲示板より
私も同じロッドを購入しました(奥さんの入門用といいつつ自分用に)。 初心者向け、、?とんでもない、ベテランでも十分納得していただける出来の良さだと思いますよ。 私が購入したすぐ後にマルチピースなんかも発売されちゃったりなんかして、、。 そこそこ飛ばせるし手返しのよさといい、源流釣行にはぴったりです。 そうそう、この価格でジョイント部がスピゴットヒュルールなのもオススメの理由。 by あめのうおさん ※掲示板より
インファンテの7'6 #4もいいですが、グリップが細いので、手が小さい人にはおすすめでしょう。ただ、初心者の方は、プロショップなどで高番手の竿でスクールを受けることをお勧めします。 by ラッキョさん

インファンテの購入はこちらから


 シマノ ライムストーン/ブルックストーン・・・ある程度釣りをする人ならダイワ・シマノの両メーカー名は聞いた事があると思います。やはり大手メーカー、圧倒的資本力によって万人受けするアクションをキッチリ作っています。上位機種のフリーストーンはかなりマニアックなアクションですが(ココを参照)、FVシリーズは結構振りやすく(硬めに)仕上がっています。値段の割りに仕上げが綺麗なのもこのメーカーの特徴。

ロッドケースもなかなかお洒落。FVの下に更にさらに安価なエントリーモデル、ブルックストーンあり。仕上げが少し落ちるが、全く問題ないレベル。フリーストーンっぽいマニアックさもなく、普通のロッド。
最上位モデルにXT、SCLなどがあり、結構お高い値段だが「悪い」という評価は聞いた事が無い。デザインも金かかってるだけあって凝ってます。

中間モデルではライムストーンシリーズ。こちらは入門用というより、初級〜中級者用ロッドといった感じ。値段が最初に買うにはやや高い気がするが、人気・評価は高い。
【10000円以下で買えます】

シマノ・ブルックストーン購入はこちらから

 SAGE・DS2・・・生涯保障付きのロッドです。このコンテンツを書いている時に、管理人は上位機種のXPを購入し、ファーストアクションロッドを見直しました。(セージ XP5番のレビュー記事はコチラ)初心者にファーストアクションはあまり良くないと言われるが、末永く使えるのは間違いない。と言うことは最初に買って損は無い。気持ちよくラインを飛ばしたい方には断然お薦め。

 エントリーモデルにはLEシリーズや最近出たLAUNCHもあるが、ここ最近のSAGEはモデルチェンジ(と言うか、廃盤と新モデル投入を同時期に行う)が頻繁でよく分からん。
ジェネレーション5テクノロジーと呼ばれる新技術の開発があり、エントリーモデル以外のロッドは全てモデルチェンジしそうな予感。
管理人は同技術で作られた低番手ロッド・TXLの2番を使っているが、今まで使ったロッドの中で最も完成度が高い。ついでにお値段も高い。入門用とはいえ、SAGEのロッドはどれも侮れない。
ただし、見た目はイマイチ。繊細な仕上げが多い日本メーカーのロッドに比べ、ちょっと・・いや、かなりごついんですよね・・。ついでに、あまりネットショップでは出回りません。
【DS2¥27000程度。LEが¥20000 ※SAGEロッドは大人の事情で、基本的に定価販売です。】

Sage DS2 (ちょっと重いけど。永久保証だし) by komuさん 他、掲示板よりラッキョウさん、ふらいフライさんetc...全体的に『振りやすい』と言う意見多し。

SAGEロッドの購入はこちらから

以下少数意見
天龍ロッド全般(おいかわさん)・・・このメーカーのロッドが悪くないのは、ベテランなら誰でも知っている。天龍ロッドはブランクスが海外メーカーで採用されるなど、信頼性は高いが、なぜか国内ではパッとしない。分かりにくいロッドラインナップ、デザイン性が低いロゴなどが原因etc..諸説あり。良いものを作ってもブランドイメージを作り損なうと、うまくいかないと言うことだろうか?最たる例はKEN・クラフト。(管理人)
レビューフレックスコントロール(あにきさん)・・・スイマセン。触った事無いです。(管理人)
コータック・グラスロッド、クレセントフライ(湖東の釣りバカさん)・・・セット竿のイメージが強いコータック。グラスロッドは触った事無いです。申し訳ない。コータックの物は悪くなく、どうしてもセットを買うなら、ダイワかコータックでしょう。(管理人)

その他、ロッドとリール、小物がセットになったものがありますが、あまりお薦めしません。結局全て買いなおす破目になるからです。しかし、初心者が全て揃えるのも確かに困難。

そこで、セット物でも長く使えそうなものをいくつかピックアップしましたので、検討してみてください。

入門用セット竿は、残念ながら上達すればあまり出番がありません。ならば、緊急用・車載用・登山携帯用などで、後々使い道がある4〜6ピースがオススメです ナチュラムのロングセラー商品。小物が非常に充実していて、セット物にも関わらず、1年保証付き。CAPSのロッドは振りやすいので、入門者にもお薦め。なにより感心するのが、フォーセップが付いてること。簡単そうな道具ですが、単体で買うと1000円位するし、管理釣り場では鉤を外すのに必須アイテム。フライの本数が多い事も良い。 あんまりお薦めできませんが(←オイ)、とにかく安くまとめるならコレ。さらに1000円安い2ピースモデルもありますが、邪魔になるので止めましょう。とりあえずフライフィッシングを体験したい、半日で飽きるかも・・・という人には良いかもしれません。


フライリール 必要度”S(B?)
 当然必要なのですが、海釣りやバス釣りでの”必要”とは意味が違う。フライフィッシング・特に渓流においては、リールを魚とのやり取りに使用する事はほとんど無い。

湖や海なら話は別だが、#4以下の低番手では、リールはラインを巻いておくためだけに使うと言っても過言ではない。うわー、こう書くと無用の長物みたい!

従って、低番手でのリール選びは重さ(ロッドとのバランス)』『堅牢さ(山岳渓流では、岩をよじ登ったりするのでコレは重要)』『デザイン(ある意味一番重要)を重視して良い。高性能ドラッグ機能とかは無視してOK。

なお、リールにも#2・#3・#4または#3〜4兼用と番手の指定があり、この番号はある程度ロッドと一致させる必要がある。(#3ロッドに#6指定のリールを使うのは、軽自動車にRV車の馬鹿でかいタイヤ付けるようなもの)

後で紹介するフライラインも同じで、ロッド、リール、フライラインの番号は、一致させるのが望ましい。(テストに出ます。覚えとけ!)
ただし、ロッドが#3・ラインが#3・リールが#2指定でも、バッキングライン(リールに巻く下巻き)の量を減らしたりすれば十分使える。

あまり使わないからこそ、高価なリール、ヴィンテージリールを愛用する人も多く、フライリールは別名”フライフィッシャーのステータスシンボル”または”見栄っ張りアイテム”
やたら古臭いリールを使ってる人を見て『ウワー!この人金無いのかな?』『いつの時代のリールだよ?それ』と思ってはいけない。
クラシカルなデザインのリールは、それこそヘタな中古自動車が買える価格の物が多数ある。
 

□お薦め入門リール□

ダイワ・ロッホモアA
大手メーカーが作るとこうなる。一昔前では考えられない値段です。
ラージアーバー(ミッドアーバー?)前の旧モデルを持ってますが、耐久性も問題なし。このリールを越える入門モデルは出ないと思う。【¥3000程度】

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ダイワ(Daiwa) LOCHMOR-A(ロッホモア-A) 100A 00404230
価格:2967円(税込、送料別) (2018/10/21時点)

見た目が少し安っぽいが、入門用としては必要にして十分すぎる。

シマノ・フリーストーンLA・・・管理人一押し。この値段でこの品質?と驚く完成度の高さ。
さすがシマノ。FV同様、いい仕事してますな。
価格的にライバルとなるオラクルと比べると、質感・塗装・ラチェット音・ドラッグのスムーズさ、全てにおいて一枚上手。これぞmade in Japanと感じる一品。ご丁寧にシリアルナンバーまで入ってる。あと10g軽くした#1・2用を発売してくれ! 欲しい。
【¥13000〜15000程度】

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

シマノフリーストーンLA
価格:3600円(税込、送料無料) (2018/10/21時点)

大手メーカーの力が分かる。
本来、フライリールは構造も単純でパーツも少ないから、この品質でもこれぐらいの価格が妥当なのかもしれない。ん。
唯一、複数の人から支持されたリール。

 AMPEX・SK-CLシリーズ・・・安価な割には中々お洒落なクラシカル・デザインリール。比較的軽いのも特徴で、バンブーロッドに合わせて使う人も多いと聞く。
発売当初、致命的な初期不良があり、スタートダッシュで大いにこけた(人気があって売れてしまったのも拍車をかけた)不運のリール。
サイズは#4のみだが、最近クラシック1・2という新モデルが追加された。
クラシック2の価格が1万以下なので、それに合わせて値引きしてる店、ほとんど値引きしない店と、価格にとてつもなくバラつきあり。安い店をせっせと探しましょう。
新モデルのクラシック、コチラもかなりお洒落です。
【¥7000〜¥12000】


 オービス・バテンキル(ディスク・クリックどちらでも)・・・このリールを買っておけば、まず間違いないだろうと言える名品。価格・性能・デザイン・伝統と、どれをとっても非の打ち所無し。
 2003年にマシンカット(アルミニウム塊から削り出す)製のBBSが発売されたが、見た感じの重厚感では鋳造製の旧モデルの方が良い気がする。実際重いんですが・・(汗)
エキスパートにも愛用者が多く、管理人も使ってます。ただし管理人が上級者という意味ではない。
末永くお付き合いできる名品です。時代の流れに沿って、ラージアーバーも追加された。新モデルにも、先代の血脈が受け継がれている事を期待したい。末永くお付き合いできる逸品です。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ORVIS / オービスバテンキルクリック I
価格:15120円(税込、送料無料) (2018/10/21時点)



他には、ダイワ・ロッホモアX、エーベル、フルーガーメダリスト、アンペックスのリールやらマリエットCMRやら色々・・・。アンケートの結果は見事にバラバラで、何でも良いという結論になりました(汗) 管理人も、本人が気に入って、ロッドとバランスが取れる重さなら何でもいいと思います。


フライライン 必要度”S”

 重さのほとんどないフライを、投射するためのライン。当然必要と言うより、フライフィッシングの最大の特徴であるキャスティングは、このライン無しには語れない。
ある意味、フライフィッシングとはフライラインをいかに使いこなすかが、最重要ポイントであると言える。

ラインの番手は、ロッドと同じく数字が大きくなるほど重くなり、遠投に向く。

まずは記号の見方から。初心者の方が一番分かりにくい部分かもしれない。


画像提供Bymonmonさん
DT・・・ダブルテーパー。両端がテーパー構造になっていて、片方が劣化したら巻き直してもう片方が使える。一本で2度おいしい。

WF・・・ウェイトフォワード。先端9m〜12mが太く、残りは細くなっている。短いDTラインの後ろに細いラインが付いてる感じ。精子を細く伸ばしたデザイン。(←コラ)重心が先端よりになるので、遠投しやすく、各社から様々なデザインが発売されている。

ST・・・シューティングヘッド。WFの細いライン部分(画像で言えば右半分)が無く、代わりにより細く、摩擦・空気抵抗の少ないランニングライン(シューティングライン)を結んで使う。超遠投向き。

さらに、浮くライン『F:フローティング』と、沈むライン『S:シンキング』があり、「ダブルテーパーの水に浮く4番ライン」は、”DT−4−F”と表記される。

沈む”S”ラインは、沈む速さによってタイプT〜タイプYと、タイプの番手が増えるほど早く沈む。「ウェイトフォワード6番で、水に比較的ゆっくり沈むラインは、”WF−6−S TypeT”となる。

最近、渓流で低番手ラインでもWFの方が良いというエキスパートがにわかに増えてきた。理由は「渓流でメインに狙うのは10m程度が多い。DTの方がメンディングしやすいが、WFでも先端10m程度はDTと同じ。それならば、いざという時遠投できるWFの方が良い・・云々」
要約するとこんな感じなのだが、まず、3番ロッドを持って行くような川で15m投げたら、高確率で木か草か岩が釣れる。それに、DTでも15mぐらい普通に飛ぶ。
20m投げる必要がある川なら、初めから5番ロッドぐらいを持っていくべし。

滅多に出番の無い遠投のために、7000円払うか、両端が使えるDTに7000円払うか、どちらが賢いだろう?

断言しますが、4番以下ならDT買うほうが絶対良い。最近、両端がWFになった、DWF(ダブルウェイトフォワード)ラインというのも発売されている。
管理人は4番を使っているのですが・・・ちょっとイマイチかも。

□お薦め入門ライン□


と、言いたいところですが、3Mのライン買っとけば問題ないでしょう。

定番ならウルトラ4。エントリーモデルならシュープリーム2。旧モデルウルトラ3など。
他のメーカーならコートランドリオなど。

3Mを薦める理由は、取り扱いがティムコであり、カタログが手に入りやすいので初心者の方でも自分にあったラインを見つけやすい。フライショップなら間違いなく取り扱ってるからである。ただし、残念ながら年々値上がり傾向で、下手すると1万円を超えるものも多い。

他にも、色々なメーカーからラインは発売されているが、極端に安いのは(1000円以下とか)やめた方が良いかも。ただ、昔ケンクラフトのラインを使っていたが、それほど悪くなかった気はする。
バリバスのラインが、手ごろで種類も多く、お薦めできます。
【¥4000〜¥8000】

各社フライライン(比較的安価な物)の購入はこちらから

リーダー 必要度”A”

 フライラインに結ぶ、テーパー構造の透明なライン。素材はナイロンやフロロカーボンなど。

フライラインのパワーを、スムーズにフライに伝達するために必要。太さの違うハリスを、自分で結んで作る事も出来る(ノッテッド・リーダー)が、メーカー製のノットレスリーダーを買った方が良い。
てか、作ってる人なんてほとんどいないと思う。

記号は”X(エックス)”で表示され、4X・5X・6X・7X・8X・・・と数字が増えるほど細くなる。ちなみに、0Xより太い場合は-4Xではなくて04Xとなる。マグロが釣りたい人は覚えておこう。

5Xのリーダーの細い部分は、ティペット(ハリス)の5Xと同じ太さなので、5Xのティペットを使うのに7Xのリーダを使うと当然上手くターンしなくなる。

3番ラインなら6Xのリーダー、7X〜9Xのティペットぐらいが目安かと思う。


リーダーも数社による独占状態で、ティムコ社のアクロン・モーリス社のバリバスが超定番。これもフライラインと同じで、各メーカーから多種多様な製品が発売されている。

個人的にはマキシマ。少し高いがお気に入りです。詳しくはこちら

長さはft(フィート≒30p)で表示。長めのものを買って、カットすれば良いので12ftぐらいがお薦め。釣りに行く時は、特に初心者の方なら2個ぐらいは予備を持っていたい。
【¥200〜¥400】

左図のとおり、ラインはバッキングライン(=下巻き・・・リールに直接フライラインを巻くと、余分な隙間ができてしまう。そのため下巻きを巻いて隙間を調節する必要がある。何ヤード巻いたら良いかは、リールの説明書に書いてある。ラージアーバーリールは巻かなくて良いものが大半)フライラインリーダーティペット(ハリス)の順で結んでいく。結び方はそれぞれ異なるので、申し訳ないが御自分で調べてください。
 そこまで説明すると、別コーナー作る必要がありますので・・・。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ティムコ(TIEMCO) SA バッキングライン 100YD 20LB イエロー 072030120310
価格:1291円(税込、送料別) (2018/10/21時点)

いずれも超・ど定番のアイテム


ティペット 必要度”C”

必要度”C”となっていますが、魚を釣るためには必ず必要です。ただし「ティペット」は必ずしも必要ではありません。

ティペットとは、一般的な釣りで言うところの「ハリス」であり、太さや強度の問題が無ければ、鮎釣り用の糸でもヘラブナ用の糸でも、海釣り用の糸でも代用可能です。

フライフィッシングだから必ずティペットと名の付くハリスを使う必要は無いわけです。

X表記  3X  4X  5X  6X  7X  8X 8.5〜9X 10X
号数 1.5号 1.0号 0.8号 0.6号 0.4号 0.3号 0.25号 0.2号
直径(mm.) 0.20mm 0.16mm 0.14mm 0.12mm 0.10mm 0.09mm 0.08mm 0.07mm

海釣り用の糸が流用できるのはせいぜい0.6号まで。それ以前に0.6号より細い糸はあまり売られていない。鮎釣り用ならあるが、ハッキリ言ってティペットより高価。

6Xがちょうど0.6号にあたるので、目安になるかと思います。

リーダー5Xで・6Xティペットを70cm・8Xを50cmと3段階ぐらいに分けて徐々に細くする。自分に合った組み合わせを探してください。

渓流ならフライに結ぶ先端のティペットは6X〜8X。管理釣り場なら5〜7Xぐらいが目安です。とりあえず5・6・7Xぐらいを買い揃えれば良いと思います。
9Xより細い糸は、主に長良川などの解禁ミッジングに使用。極小のフライを使うので、当然ティペットも細くなる。経験を積んで、ミッジングに挑戦する時にでも買ってください。

ここ数年、某岩井さんの影響によりロッド2本分+1mぐらいのロングティペット・リーダーが流行しております。
魚を釣るより、ティペットを絡ませたり木を釣ってばかりで、ほとんど「魚釣り」をしていないアイタタな方をたまに見かけまが、初めのうちは無理をせず、ロッド1本+1m=全長12ftぐらいのシステムを使いこなせるようになるのが大切かと思います。
ティペットを長くしたからといって、魚は釣れません。
って誰かが言ってました(←責任逃れ)

【50mで¥800〜¥1200程度】


偏光サングラス必要度”A”

釣り場ではサングラスをかけていない人をたまに見かけます。

確かに無くても釣りはできますが、目の保護のために、安全のために、釣りをより楽しむためにも出来る限り持っていたいアイテムの一つです。

通常のサングラスとの最大の相違点は、水面の反射(ギラつき)を抑え、水中の様子が見えやすくなる事です。

”偏光”の名のとおり、ある一定方向からの光のみを遮断して・・・と面倒くさい説明は省きます。水中の様子がよく見えるようになるので、魚の居場所が分かりやすい! 川を渡る時に川底の石の場所が見える! 雨の日車を運転する時道路の白線が見やすい!これだけ覚えておけば十分です。

安いものなら¥500ぐらいから売っているが、品質は値段相応。水面が赤くチラついたりして、見難くかったりする。
しかし、腐っても偏光サングラス。それなりには使えます。

¥1000均一などで売られているサングラスの中には、たまに偏光グラスが混じっている。シールが貼ってなくてどれが偏光サングラスか分からない時は、携帯電話のディスプレイを角度を変えて見てみよう。

このように、ある角度で画面が黒く見えなくなるのが偏光グラス。参考までに(※一部機種では黒くなりません。例えばドコモのSO506iとかは、色が青っぽく変わる。液晶の作りが違うらしい)。

管理人が使っているのは、スキーの業界では有名なスワンズというメーカー製品と、ご存知ティムコのサイトマスター。どちらのメーカーもレンズの質が良い。とくにサイトマスターは偏光グラスの業界ではあまりに有名なTALEXレンズ、しかも歪みの少ないガラスレンズを全モデルに搭載している。若干思いのが難点だが、抜群の性能を発揮する。
最初は安価なものでも良いが、出来たらそれなりのモノを購入しよう。個人的には、サイトマスターの「イーズグリーン」というレンズカラーがオススメ。

釣りメーカーの作る偏光サングラスは、デザインがいまいちオッサン臭くて買う気が起きないが方へ。
スキー関連の偏光サングラスは、性能も良く、デザインもお洒落で、品数豊富。
さらに渓流解禁の2〜3月になると値崩れおこすので断然お薦め!(←こぶしを振り上げながら)

フライフィッシング最盛期の4〜5月になると、展示品処分が始まるのでアルペンに突撃しましょう。

【¥500〜¥25000ぐらいまで様々。1万ぐらいのは買いたいが、¥2000ぐらいのでも使えなくはない】


サイトマスターの購入はこちらから スワンズ・偏光サングラスの購入はこちらから


ベ ス ト ”必要度C”

移動の多いフライフィッシングでは、釣りに必要な物はロッドとリール意外全てベストに詰め込む必要がある。

当然、フライフィッシング専用に作られたベストは、先人たちのアイデアが活かされて使いやすいが、DIYショップで売られている¥1000ぐらいの日曜大工用のベスト、普段着のベストでも代用は可能。ポケットが多く、キッチリ閉まるものであれば問題ない。

管理人も最初は¥1000ぐらいのベストを1年ぐらい使っていたが、下で紹介するような小物が増えてきたら、必然的に買い換える事になる。

有名なところではFOX FIREオービス、シムス(サイト発見できず)パズデザインアングラーズハウスetc…釣りメーカーなら大抵作ってます。

最も重要な事は、実際に着て見ること。ロッドと同じく、一度も触らず通販などで買うのは、顔も知らない人と結婚するぐらいの大博打。

自分が持っていくフライボックスの数、小物が無理なく納まるのが最低条件で、ボックスを入れるポケットが使いやすいか、開け閉めは問題ないか、必ず一度は確認しましょう。

夏用には、蒸れにくいメッシュタイプ等もあるので、自分に合った物を探すのが大事。長期間付き合うことになるアイテムです。

なお、ベスト以外にタックルパック(チェストパック)もお薦め。機動性重視、持ち物が少ないならどうぞ。


収納性はやや劣るが機動性は抜群!ベストを着たくない夏の釣りにもお薦め。管理釣り場ならコレで十分!

【専用ベストなら¥9000〜20000 代用品なら500円ぐらいから】

※ベストは実際にショップで見て、着てから買うのをお薦めしますが、チェストパックは置いてある店が少なく、あったとしても品数が少ないので、販売リンクを貼っておきます。
見かけにこだわらなければ、安いので十分です。ショルダーバッグのようにも使える兼用タイプがお薦め。最近使ってる人が増えた気がする。
ベスト並みの高機能を求めるならそれなりの値段のモノをどうぞ。2000円ぐらいの物は、100均のバッグと大差ないので・・・。



フライボックス 必要度”B”
キッチリ蓋が閉まってスペースが細かく仕切ってある物なら、日曜工具用から料理用、100円均一の品物でも代用可能。

ただし、専用に作られたボックスはやはり使いやすい。

フライの少ない入門当初は、ドライ(浮かせるフライ)・ニンフ(沈めるフライ)両方を入れる事の出来るボックスが使いやすいかと思います。

 経験を積んでいくと、フライボックスの数は徐々に増えていきます。
管理人はドライ用・ニンフ用・ミッジ(小さなフライ)用・管理釣り場用と4つ持ってますが、こだわる人はウェットフライ・CDCパターン・果ては春・夏・秋用と分けている人います。

特にお金をかけるアイテムではありませんが、自分に合った物を探してください。
 少々高いですが、お薦めはC&Fデザインのフライボックス。一押しです

C&Fデザインフライボックスの購入はこちらから


フロータント必要度”A”
ドライフライを使うなら必ず必要なアイテム。
残念ながら、これは他の薬品等で代用は出来ません。
ただのグリスのようなものですが、アイテムによってかなり性能差があるので、数百円程度の価格差なら良い物を選びましょう。

 ドライフライを使わない人には無縁ですが、フライを浮かせる薬品です。多くの製品の主成分はシリコン。油ではありません。

「そんなもん、サラダ油でも塗っときゃいいだろ」とか思ってはいけない。やはり専用の物を使いましょう。とかいいながら、管理人は昔、車の液体ワックスを試した事があります。(←オイ) 使えませんでしたが。

 コレを塗らなくても、最初の2〜3回ぐらいはフライは浮きます。しかし、1匹魚を釣ったり長い区間を釣り上がる時は浮力を持続させるために必ず必要。

フロータントは大きく分けて3種類。

リキッド(液体)タイプ・・・現場ではなく、フライを巻き終えた後にドブ漬けにして、ドライヤー又は自然乾燥させてから使う。
浮力と持続力は高いが、手間がかかる。現場で使える速乾性タイプもあるが価格の割りに使える回数が少ないのがややネック。フタの閉め方をきちんとしないと蒸発して無くなるので注意!

ペースト(ジェル)タイプ・・・最も使いやすく、浮力・持続力共に悪くない。今まではCDC等、吸水性のあるマテリアルには向かなかったが、ティムコのドライマジック、C&Fデザインのパワーフロート等、乾くと「サラッ」とした状態になるものが開発されたので、これ一本で間に合うようになった。
質の悪いものは夏場、液状になって漏れたり、冬場は固まって使いにくいものがあるので注意。
上記ドライマジックかパワーフロートを買えば、まず問題は無い。性能的には大差ないが、管理人的にはパワーフロートのほうが若干使いやすいと思う。

パウダータイプ・・・最も有名なのはティムコのドライシェイク。CDCパターンに向く。フライの一部分を浮かせたり、沈めるフライに使用して気泡を抱かせる、ドライフライの浮き方を変えるなど、様々な使い方が出来る。
浮力は抜群で、どんなフライでも水面にぽっかりと浮くが、静電気で粉が「まぶされて」付着しているので持続力は良くない。いずれにせよ、一つはあったほうが良い。

ドライマジック又はパワーフロートと、ドライシェイク(スプレータイプでも良い)揃えれば、フロータントはまず問題はありません。

沈めるシンクは、最初は無くても良い。冗談抜きで、一応唾液で代用できます。しかし、これは酒やタバコ臭いオッサンのものより、ピチピチの女性のものが良いという研究結果があります。
20歳以下の若い女性の唾液には、分泌されるホルモンの関係で、なんと強力な集魚効果があるのです!
通勤・通学途中のギャルに「ボ・・ボキはあなたのツ・ツバが欲しいんだ・だな」と声かけてください。想像以上に簡単に集まるはずです。(白黒ツートンカラーの車が)

何の研究結果だって?うん。なんとなくそんな研究結果がある気がするの。


左からC&Fパワーフロート・ティムコドライマジック・同社ドライシェイク(※写真は詰め替え用)

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インジケーター 必要度”B”
インジケーター簡単に言えば、”ウキ”です。
なんですが、フライフィッシャーは絶対にウキとは言わない。インジケーターもしくはマーカーと言います。
何で?と聞かれると困るのですが、そう言うんです。大人の事情です。

大まかに分類すると、発砲スチロール製、化学繊維製のものに分類できます。(特殊なものに粘土状の物がありますが、使いにくい)

インジケータはフライを沈めて釣る際、どの辺りをフライが流れているのかを知るための目印であり、ルースニングというナチュラルにフライを流す釣り方が一般的。

管理釣り場では必須アイテムですが、なぜかインジケーターを使うことに嫌悪感を感じる、又は使ってる人を見下すベテランもいます。このあたりも複雑な大人の事情が絡んでいますので、気にしないようにしましょう。

持って無くても良いアイテムですが、あれば必ず役に立ちます。

発泡スチロールのシート状のものを、好きな大きさに切っておのが便利。通常使用ならこれだけで大丈夫です。
繊維系のインジケーターは重たいフライを使うときに便利だし見やすいのですが、買うとかなり高い。

化学繊維やラムズウール(羊毛)を使って自分で作れば、安く大量に作れます。

川釣り用のハエウキ(唐辛子ウキ)を改造して、管理釣り場のルースニングで使うのが一部で流行ってますが、やめたほうがいいです。これは「プレザント ストライカー」という、ガンダムに登場するロボットのような、かっちょいい名前で呼ばれていますが、正直使ってる人ってバk9※ッ●1pと4$f/・・・(←検閲後、業界からの圧力により削除されました。

インジケーターの釣りはアメリカやニュージーランドでも普通に使われるようですので、格好悪いとかって事は全く無いと思いますんで、そこんとこヨロシク!



スプリット・ショット 必要度”B”
重りの事です。要するにガン玉。・・・ウム。これ以上説明の仕様がない。4〜7号ぐらい小さいものがフライフィッシングには向く。50円ぐらいです。重すぎるとキャストが難しくなり、危険ですので注意。はい、終了(←こんな簡単な説明でいいのだろうか)


クリッパー 必要度”A”

糸を切る時に使います。フライフィッシングにみならず、釣りをする上では必ず必要なアイテムですな。

爪切りや小さいハサミ、ルアーや海釣り用の糸切りで代用できなくも無いですが、クリッパーはフライ専用のクリッパーを買ったほうが断然良いです。
 理由は写真左上を見て頂きたいのですが、小さな針が見えますか?
これは、フライを巻いた際、アイ(糸を通す穴です)がヘッドセメント(糸がほどけないようにする接着剤)で塞がってる事があるため、これを貫通するのに使うわけです。、

ティムコのリーダークリッパーが安くてお薦め。800円程。管理人は長い間コレしか使ってませんでした。貧乏が故に!

シャープナー付きのものもありますが、シャープナー別に買ったほうが安かったりするので油断できない。

ついでに言っとくと、同じくティムコの セラミック・クリッパー
これは絶対に買ってはいけません。発売当初のモノと改良版と2個買いましたが、全く使えないクソアイテムです(こんなにハッキリ書いて大丈夫なんだろうか・・)。粘りのある金属と違い、いとも簡単にパキパキ欠けます。ミッジフライなどでティペットをカットする際、間違えてアイの部分に刃が当たってると一瞬で刃こぼれします。切れ味もさして良くありません。値段も1300円ぐらいします。しかも刃が少し奥に付いてて、切りにくい。

セラミックの刃という物珍しさ以外に、全くセールスポイントがありません。高いから良いとは限らない、お手本のような製品で、管理人が買ったフライアイテムの中で「バカな買い物をしたランキング」6位にランクインしています。

フライ用クリッパーの購入はこちらから


フォーセップ 必要度”B
 鉗子(かんし)の事です。手術で使うときの「フォーセップ」の名称の方が、ドラマとかの影響で認知されてますな。
 フライフィッシングでは、これを鉤外しに使います。鉤外しは、餌を呑み込まれたときに使いますが、キャッチ&リリースがメインのフライフィッシングでは、なるべく魚体に触らない方が良いため、フォーセップを使います。
 なくても良いアイテムかもしれませんが、雑魚が釣れた場合にも便利なので、安物でいいから持っておきましょう。

 先端が細めでカーブしているもの、さらに指を通す穴は極力大きい物が使いやすいです。

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コーモラン(CORMORAN) フォーセップカーブ 5インチ シルバー 723516
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ウェーダー・ウェーディングシューズ 必要度”C”

 必要度”C”となっていますが、川に入るには専用の靴と水に濡れないための”胴長”があった方が良いのは言うまでもありません。
 しかし、近年は特に夏場は速乾パンツとゲーターに、ウェーディングシューズや沢足袋といった装備で釣る人も多くなっており、ウェーダー必須とまでは言えなくなりました。
 冬場や春先などは、防水性のない装備で水に入ると凍え死にますので、一式は合った方が良いでしょう。
 ウェーディングシューズは、ネオプレーンなどの厚手のソックスと組み合わせれば、夏場の速乾パンツによる釣りでも使えるので、必ず用意しておきましょう。

 なお、ウェーダーは、どんなに安くても「透湿」素材でないものは絶対買ってはいけません。蒸れて不快度MAXで死ぬか、水虫で死にます。(←死ぬのか)
 また、ウェーディングシューズは、極論すれば長靴でもクロックスでもいいのかもしれませんが、ソール(靴底)がフェルトの物を買いましょう。川の中の石は、大抵の場合は藻でヌルヌル滑ります。ゴム底ではこけます。(近年、ビブラムソールという、水中で滑り辛い特殊なゴム製のものが出ていますが、フェルトの方が安いし滑りません)

 いずれも、リトルプレゼンツが安価で良い物を販売しています。


透湿素材の定番ウェーダー。
別途、シューズが必要です。
こちらも愛用者が多いシューズ。
ゴム製ソール版もありますがお勧めしません。
濡れる釣りで使うリバーパンツ。
腰まで水に入ると、当然下着まで濡れる。
多分年1回入荷で、シーズン初期に売り切れると
翌シーズンまで品切れになります。



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