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漆月の独白

 参拾壱日 日曜日

○動物戦隊ジュウオウジャー 第23話 『巨獣ハンター』
 敵が宇宙からの侵略者の場合は、こういう宇宙の流れ者が参戦するのはとても好みです。第三勢力として活動するも良し、何らかの見返りと引き換えに敵の組織に協力するも良し、どうあっても格好良いです。
 ノボリゾンとやらが見ただけでは過去に登場した怪人だと理解りませんでしたわ。話は記憶にありますがその容姿は全く覚えていません(苦笑)。
タスク「同士打ちを期待してる場合じゃないな」
 抑抑 同士ではないでしょう。
シャーク「街の平和はあんたにかかってるよ!」
 ザワールドの扱いを心得ていますね(笑)。
 先週が初登場ですからどんな相手であれ今週もワイルドトウサイキングに合体しますよね。

○仮面ライダーゴースト 第42話 『仰天!仙人の真実!』
ユルセン「大丈夫か〜、たこ焼き少年。俺を食うか? 何かこいつ婆ちゃんの匂いがするな。婆ちゃんの匂いがするな」
 相変わらず存在意義の無いユルセンですがこの台詞は面白かったです。
 服装を間違えて仙人とイーディスが同一人物である事が知られてしまうのはありがちですが面白かったです。開始から此処まで仙人が見せた言動や振る舞いでこれが一番 面白いです(ちゃけぶー、他が面白くな・・・・・・げふんげふん)。
 あの厳格なイーディス長官がこんなおちゃらけていると知ったアランやマコトはどんな心境なのでしょうか。
 眼魂の力を借りているとは言え、生身でイーディスを打ち破る龍は凄まじいですね。
アデル「私が・・・世界になる」
 最後の世界とは、俺自身が世界になる事だ。

○ドラゴンボール(スーパー) 『ブラックの正体を暴け!いざ第10宇宙の界王神界へ!』
 トランクスからすれば18号を見て穏やかではいられませんな。


 参拾日 土曜日

 『シン・ゴジラ』を見に行きました。
 今ゴジラ映画を復活させる事の意義が見い出せず、第一報の時点で疑問でした。かてて加えて総監督と監督が発表された時点で、絶対に駄目だと確信しました。それくらい否定的なのですが、久方振りのゴジラ映画だし折角だから見ておきたい気持ちがあったのと、予てから体験したいと願っていた4D上映を見る好機と捉え見る事にしたのです。もしも4D上映が無かったら見に行っていなかったかも知れないと言うくらいに4D上映が主目的です。4D上映は映画と言うより一種のアトラクション、初めて見る映画では選ばない方が良いと言う声も聞きますが、其処まで本気で期待している映画ではないので無問題です(ぉ
 チケットはネット予約で取ったのですが、本日は公開初日ではありませんからそんなに人気が無いだろうと睨んでいたら、販売開始早早に次次と座席が埋まって行きます。のんびり選んでいたら購入しようとする傍から座席が取れない状況が相次ぎましたわ。甘く見ていました。こんな事ならもっと真剣に素早く操作すれば良かったです。
 映画本編の感想は別のページに譲りまして、此処では初めて味わった4D上映について触れてみます。4D上映はMX4Dと4DX、その二つの方式があるのですがあたしが見たのは前者のMX4Dです。最初に座席が動き出した時には、「あ、これは恐い恐い恐い!」と焦りました。考えたらこの手のアトラクションの経験は人生でも限り無く少ないので慣れていません。ただ映画本編では振動も控えめで、恐怖感を覚えないくらいに抑えられていたので良かったです。他にも水やら風やらありましたが、一番 驚愕させられたのは按摩の様に背中を刺激された時です。予期していなかったので本気で驚きました。総じて楽しめた4D上映ですが、最初の衝撃が薄れるとそれほど感動もしませんね。通常より高い料金を払う価値があるのか、判断に窮するところです。でも機会があればまた体験してみたいですね。

 マリワカを視聴しました。
 父親と期待させて別人と言う展開を予想したので、父親本人だったのが逆に意外でした。しかしマリとは別の時間軸から来ていたのですね。つか、マリが小学生の時分から父親はふらふらと時間旅行に興じていたのですか(笑)。
 今回は過去で出会った科学者から何も教わらないのですね。何を発明した人なのか分からず仕舞いです。

○ウルトラマンオーブ 『真夏の空に火の用心』
 あんな巨大な火の玉にはウルトラ水流よりティガフリーザーの方が良くありませんか?
 オーブは地球上で三分間しか活動出来ないのではなく、場所を問わず変身持続時間が三分間だけなのでしょうか? 宇宙へ達したのに力尽きてしまいましたよね?
ジェッタ「あれだ! きっとそう。オーブが消えた場所に、はい! ガイさん倒れてた。って事は?! ガイさんがオーブでしょー」
 おぉ、こんな早く真相に辿り着きました! 周囲に正体を知られているウルトラ戦士も今となっては目新しくはありませんが、もう面倒ですしさっさと正体を明かして良いのではありませんか。
シン「こんな事もあろうかと、以前 僕が」
 こんな事を想定していたのですか!?
 助けて貰った恩を仇で返す最低の人ですね(笑)。

○ラブライブ!サンシャイン!! #5 『ヨハネ堕天』
花丸「こ、これがパソコン・・・!」
 静岡にパソコンなんてある訳無いじゃん。
ルビィ「実はお家が古いお寺で、電化製品とか殆ど無くて」
 いあ、家がお寺でも電化製品くらい普通に使っているでしょう。
 何かずら丸が異様にずらずら言うようになりましたね。そのずらずら言うのを止めなさい!
ルビィ「ルビィも先刻 聞いたんですけど。善子ちゃん中学時代はずっと、自分が堕天使だと思い込んでたらしくて」
 筋金入りではありませんか。思い込んでいたとか相当ですよ。
 千花の「だいじょぶー」とか「可愛いねー」の少し力の抜けた言い方が良いですね。
曜「よーそろー!」
 曜だけに!
千歌「違う違う、皆 色色 個性があるんだなぁって」
 無いのは主人公だけですね!(ぉ
花丸「幼稚園の頃の善子ちゃん、何時も言ってたんです。『私、本当は天使なの! 何時か羽が生えて、天に帰るんだ!』『ずら〜〜〜』って」
 へ、へぇー・・・。平平凡凡である事に悩み脱却しようとした結果が現状と言う話でしたが、昔からおかしいですよ。


 弐拾玖日 金曜日

 はんだくんを見ました。
 初回の導入こそ変則的でしたが、それ以降は基本的に原作の準じていますね。それで面白いかどうかは別問題ですが、その場合の原因は原作です(ぉ
 えみの声に凄く違和感がありますなぁ。『ばらかもん』のアニメと演者が異なるのはともかく、それを差し引いても単純に合っていません。

 この美視聴。
 あまり理解のある母親も嫌ですね(笑)。みずきの母が何でもかんでも見抜いています。
母「じー」
 外でも見守っていたのに笑いました。


 弐拾捌日 木曜日

 ポケモンを視聴す。
 サトシとショータの関係は、主人公のサトシが追われる側と言うのが珍しいですね。高い実力を持つ好敵手が立ちはだかり、経験で劣る主人公がやがて追い着く、漫画やアニメで散見される普遍的な構図ですが、サトシがライバル、ショータが主人公の位置に相当するのが興味深いです。これでもしもサトシが敗北を喫していたら、まんま主人公が好敵手を乗り越える展開でしたね。
 カロス地方篇の終盤を飾る一大イベントだけあり、迫力満点のバトルでした。決勝戦の対アランもある意味では主人公同士の激突と言う感慨がありますが、“サトシの物語”としてはショータがそれに相応しい相手でしたからね。

 ナルトを視聴致しました。
 前回までインドラとアシュラの過去を描いたアニメオリジナルの話をやっていたと思えば、今回は何の脈絡も無く少年時代の話とか、もうしっちゃかめっちゃかですね。


 弐拾漆日 水曜日

○仮面ライダーアマゾンズ Episode 4 『DIE OR KILL』
 偽の情報を掴まされて黄昏ている仁がちょっと可愛いです(笑)。
 緑アマゾンと女王蟻アマゾンの戦闘はこの番組で初めて特撮ヒーロー番組らしい画を見る事が出来た気がします。
 仁は絶好のタイミングで駆け付けてくれましたね。まさに真打登場です。
仁「人間ねぇ。そんな事を考えるのは人間じゃない奴だけだ」
 ご尤もです。人間は自分が人間である事に何の疑問も抱いていないのですから、自分が人間なのかそうでないかなんて考えませんね。
 緑アマゾンは仮面ライダーアマゾンをモティーフにした平成ライダーと言った風情なのに対し、赤アマゾンは現代の技術でアマゾンの着包みを作り直した感じなので見ていると非常に落ち着きます。
 怪人を一刀両断にしましたが宛ら大切断ですね。


 弐拾陸日 火曜日

 ダイソーでお買い物をしました。買ったのはサンダルと電子卓上計算機とお風呂用の時計です。

 幼少の砌にビーチサンダルを履いて自転車に乗っていて足に怪我を負った事があり、暫くは足が完全に保護されない履き物に心的外傷がありました。大分 年数が経った事もあり現在では苦手意識もありませんが、それでも過去の出来事が影響しているのか、これまでサンダルは所有しておりませんでした。
 ただ例えば夜のゴミ出しや夜中にコンビニエンスストアへ買い物へ行く際、或いは宅配便を受け取る時など、ちゃんと靴を履き込まなければならないのは不便でした。入浴後は靴下を履いておらず素足なので靴を履き辛いですし、宅配便は急かされるので履いている余裕が無く踵を潰してしまいます。そういう時にサンダルがあれば便利だろうと買う事を決めたのです。
 買ったのはクロックス擬きと言える形状のサンダルです。実はつい最近まで知らなかったのですがクロックスと言うのは流行っているのですね。そういえば数年前にゴムサンダルがエスカレーターに挟まれ怪我をすると言う事故が多発して話題になりましたが、それがこれだったのですな。

 電卓は必要な時はウィンドウズの標準ツールを使っていたのですが、スタートメニューから辿って起動するのが少し面倒でした。タスクバーに常駐させれば良いのですが偶にしか使わないので何となく躊躇っていたのですよね。そして偶にしか使わないので当然ながら態態 電卓を買うほどでも無かったのですが、百円なら良いかと言う気持ちになりました。
 しかしこれは失敗でした。開封して先ずキーがゴム製である事に落胆します。何種類か製品がある中で別に見た目が気に入ったのがあったのですが、其方は見るからにキーがゴムだったので避け見た目は気に入っていない製品を選んだのですが、此方もゴムでしたか。どっち道ゴムなら見た目が気に入った方にすれば良かったです(苦笑)。てか、パッケージに記載されている素材を確認するべきでしたね。其処まで頭が回りませんでした。
 まぁ、計算が出来ない訳ではありませんから、壊れるか電池が無くなるまでは使うとしませう。

 そして最後にお風呂用の時計です。巷には斯様な物が存在したのですね。入浴中にテレビやラジオの開始時刻を気にしていたのでこれは役に立ちそうと買いました。お風呂用時計と言ってもダイソーのそれは防滴仕様が施され吸盤が付いているだけの簡素なものですが、別に湯船に浸けて遊ぶ訳ではないので構いません。
 率直に言ってこれも外れでした。我が家の浴場は壁がタイルではないので吸盤では貼り付かないのは確認しておかなかったあたしの失策として、針の音が結構 大きいので何となく落ち着きません。ステップ運針だとこの音があったのですね。部屋に掛け時計が無いので全く頭にありませんでした。

 売り場でどんな物か確認出来たサンダルは、未だ使ってこそいませんが履いただけで壊れる事は無いでしょうから良いとして、他の二つには落胆させられましたなぁ。
 百円ショップには安かろう悪かろうの印象がありこれまで敬遠していたのですが、生活の中で大して重要ではない品はこれで良かろうと考えたのですが残念な思いが強いです。高が百円、取るに足らない金額かも知れませんが、だからと言って捨てて良い訳ではありませんし無駄な買い物をしたと精神的な負担が圧し掛かります。冷静に考えれば百円で買えるだけで驚きなのでしょうから質が云云と言うのはナンセンスなのでしょうが、「百円でこれが買えるなんて凄い!」と言う評判を多く耳にしていたので期待が大きかったみたいです。


 弐拾伍日 月曜日(二十六日更新)

 Win10は相も変わらずスリープすると即座に復帰する問題に悩まされています。悩まされているとは言いましたが最早 改善策を探すのも諦め、面倒な手順を当たり前と受け入れてしまっています。決して良い状況ではないのは間違い無いのですが、解決する手立てが無いのでどうしようもありません。
 それはともかくWin10にしてからIMEも一新されたのか、これまでの学習がパーになりました。それも地味に痛いのですが、新しいIMEの変換が理解に苦しむ事が少なくありません。例えば『朝餉』と入力したくて『あさげ』と打ち込んで変換すると、最初は『あ下げ』と変換されました。『あ』と『さげ』で区切られているのです。こんな切り方、これまで見た事がありませんよ!? 覚えていませんがこういう風に区切る位置がおかしい事が多多ありました。なしてそげに莫迦になってしまったとですか。


 弐拾肆日 日曜日

 ファミリーマートで『ゴールドミルク金時バー』を見かけました。
 おぉ! これ・・・か? 昨年からずっと探していたゴールドあずきバーはこれで良かったのかしら? 確証は持てませんでしたが高価な商品でもありませんから取り敢えず購入して食みました。
 帰宅してから井村屋のウェブサイトで確認しましたが、ゴールドあずきバーの一種である事は間違いが無いみたいですね。どうせならプレーンを食べたかったところです。わたし、気になります! どうしてこの味だけ仕入れたのでしょうか?

○動物戦隊ジュウオウジャー 第22話 『覚醒か?カン違いか?』
 ジニスは最近、ゲームに不服のようですね。
 新しい合体の誕生経緯が調子に乗ったからと言うのも変わっていますね。

○仮面ライダーゴースト 第41話 『激動!長官の決断!』
 終盤で物語も佳境に入っているのに、その、何と言いますか、平たく言うと、面白くありません(死)。


 弐拾参日 土曜日

○ウルトラマンオーブ 『怪獣水域』
 今回の怪獣はチタノザウルスみたいです。
 バーンマイトはティガさんとメビウスさんでウルトラダイナマイトコンビから力をお借りしていますが、必殺技がまさにウルトラダイナマイトなのですね。個性が明確で良いのですが、ウルトラダイナマイトは其処まで二人を代表する技でしょうか?
 ギンガストリウムもウルトラホーンを生やす案があったそうですが、実現して欲しかったですなぁ。その方が通常形態との違いが明確ですし、それまでずっと指南役だったタロウの力を得た事が分かり易いです。

○ラブライブ!サンシャイン!! #4 『ふたりのキモチ』
 ルビィは小動物みたいな可愛らしさがありますな。
曜「よく分かったねぇ」
梨子「ぇぇっ」
 純粋に感心している曜と、それに驚く梨子の反応が面白いです。
 花丸と言う名前だけでも大概ですが、その上 一人称がマルとか凄いですね。しかも花丸も見た目や髪型が千歌や曜と似通っていますなぁ。並べて見比べれば全然 違いますが、遠目でパッと見た時に分かり辛いです。
鞠莉「スカウトに来たの!」
 スカートに聞こえました。
ダイヤ「わたくしは断然エリーチカ。生徒会長でスクールアイドル、クールですわ〜」
 ダイヤが絵里のファンと言うのは双方の性格と相俟って何だか面白いです。
善子「ずらまる、降臨! 何故 此処にぃ!?」
 ずらまるとか酷い呼び方ですね(笑)。そして学校をサボタージュしている君こそ、何をしているのですか。
 千歌が練習の時に着ているTシャツは“チ”がデザインされているのですね。ほのTの後継者ですな。
 階段を駆け上がっているだけなのに大仰で悲壮感の溢れる感じです。まるで今生の別れみたいな雰囲気を醸していますよ。
 花丸の言葉に動かされアルビィが一人で走り出すのですが、その後で花丸が一人で帰り始めたのが可笑しくて笑いそうでした。
ダイヤ「何ですの? こんな所に呼び出して」
 本当にこんな所ですね。律儀に待っていたダイヤは偉いです。
花丸「マルに出来るかな・・・」
千歌「私だってそうだよ!」
 いあ、千歌もそれでは困るのですが・・・。別に本人の心意気としては何の問題もありませんが、主人公として何かしらの取り柄が欲しいです。
 ルビ子のキモチを知るから背中を押した花丸と、そんな花丸のキモチを引っ張り出したルビ子、良い話ではありますがそれ以上ではありませんな。凡作でしかありません。もっと劇的に心を動かされる様な“力”が欲しいです。
 次回は副題だけで笑えますね。


 弐拾弐日 金曜日

 朝、近所にあるラーメン屋の前を通り過ぎたら、シャッターに閉店を知らせる貼り紙があるのが目に留まりました。このところ足が遠ざかっていましたし、それくらいしか興味を持てなかった時点でこの結果も宜なるかな。この界隈でちょっとやそっとの覚悟でラーメン屋は難しいですよ。
 最後だし折角だから記念に食べておくかと時分時に向かったのですが、シャッターが降りています。はて、と改めて貼り紙をまじまじと眺めますと、豈図らんや二十日に閉店していたのでした。朝はちゃんと見なかったので二十六日に閉店と勘違いしていましたわ。しかし毎日の様に前を通り過ぎていたのに、今日の今日までこの貼り紙に気付きませんでしたなぁ。こういう別れ方をすると最後に食べられなかったのが惜しくなりますね。

 金曜ロードショーで『バケモノの子』を見ました。
 細田守の前作『おおかみこどもの雨と雪』がとにかく酷くて、本作の第一印象は「監督も女親よりは男親の気持ちが理解るだろう」と消極的な期待でした。しかし予想に反して割かし面白いです。人間界から迷い込んだ九太が熊徹と師弟関係になり、疑似親子になり、百秋坊と多々良に見守られお互いに成長して行く、清清しい気持ちで見られました。
 相応の満足をしていたのですが何時の間にか六年もの月日が流れていた事で首を傾げ、元の世界に戻り楓と出会ったところで本格的に困惑します。これは完全に作品のトーンが変わっているではありませんか。明らかに途中から別の作品を見せられている気分です。
 思わぬ形で現実に帰還してしまい、渋天街に戻れなくなった事を寂しがる展開かと思ったのですが、自由に行き来出来るのですね。
蓮「教えてくれ、俺は一体何なんだ」
 おっしえってくれ〜、きっみはだっれだ〜、どっこっから来て、そしてどーこへ〜♪
 主要な配役を本職の声優ではないキャストが占めているので、逆にマモと山口勝平が異質で浮いていますね。
猪王山「あぁもう、最悪だ〜!」
 あんたの息子に熊徹がさされたのですよ!? なしてそげに他人事なのですか。
 一郎彦は人間に近い見た目でしたが本当に人間だったのですね。しかし猪王山は自分も人間を育てておきながら、熊徹に注意していたのですか。どの口がそれを言うのかと感じです。しかも猪王山もその妻も、一郎彦の仕出かした事を気に病もうとせず、これから息子と一緒に暮らせるかと言う事だけを考えています。これの何処が非の打ちどころの無い人格者ですか。印象は悪くなる一方ですよ。
蓮「楓と会えて良かった」
 視聴者としてはそのパートは丸丸 要らなかったです(ぉ
百「それから九太は、渋天街を出て、二度と剣を握る事は無かった」
 そんな重大な決断をたった一言で済ませるのですか? 最後の最後で結末がこんな扱いですか。
 最初の渋天街で成長する物語に重点を置いて、一郎彦や二郎丸との関係性をもっと掘り下げてくれた方が好みでしたなぁ。『おおかみこどもの〜』は出来はともかくやりたい事は一貫していて、共感は出来ませんが最初から最後まで筋の通った物語でした。しかし本作はてんでバラバラですよ。九太と熊徹の不器用な親子関係、蓮が楓と出会い実の父親と再会しての悩み、暴走して破壊を撒き散らす一郎彦との戦い、これらが作風からして違って一つの作品を見ている気がしません。公開前に映画館でポスターを見かけて楽しみにしている子供の姿を目にしましたが、これを劇場で見た人は混乱したのではないでしょうか? 元から然して好きではない細田守ですが、『おおかみ〜』、本作と続いてこの監督の作品は面白くないと評価が定まりました。


 弐拾壱日 木曜日

 先週 購入した腕時計の話です。
 土曜日に時計屋に持ち込みブレス調整をして貰い、その日から早速 着け始めました。しかしこれまで腕時計の類いを全くしていなかっただけあり、初日は途方も無い異物感がありました。それは二日目にはもう慣れたので良いのですが、それより問題はブレスが緩い事です。時計屋では二駒外しましてもう一駒外すときつくなる、これくらいの緩さが丁度良いと言われ、事前にネットで確認しても余裕がある方が良いとあったのですが、しかしこの緩さは気になります。
 そんな問題もあるのですが時計そのものには大満足です。吟味して好みに合致した上での購入ですので、とにかく見栄えが気に入っていて眺める度に惚れ惚れします。完全に偶然の出会いでしたが我ながら良い時計を選ぶ事が出来ました。また機械式特有の時を刻む音が心地良いですね。ただ音は小さいですね。これが初めての機械式時計ですから一般的にこれくらいの音量なのか、それともこの時計が特に小さいのか、どちらなのかは知りませんが静粛な空間で時計に耳を聳たせないと聞こえません。
 不満なのは長針と短針の蓄光塗料です。塗料の質も量も難があるのか、光量が弱いです。部屋の照明を全て落として暗闇にして初めて光っている事を認識出来る程度で、夜道では街灯がそこら中にあるので効果を発揮しません。これが役に立つくらい真っ暗だと時計を見る以前に歩くのも儘なりませんよ。こんな細かい事に文句を付けても仕方ありませんが、せめて太陽拳くらいの光量を備えて貰えないでしょうか。
 さて腕時計のある生活を送り始めた訳ですが、いやはやこれは予想以上の便利ですな。どんな時も腕に視線を送るだけで時間を確認出来るのは素晴らしいです。腕に時計を巻く、こんな画期的な利用法を考えた人は天才ですね!(え、今更・・・) 実はこれまで腕時計を持っていなかった理由で書き忘れていた事が一つあったのを思い出しました。それは懐中時計です。小生は懐中時計に憧れて、何時か欲しいと思いを募らせていたのです。だからもしも時計を買うのなら腕時計ではなく懐中時計を、と言う気持ちがありました。しかし手頃な価格で希望を満たした懐中時計には出会えず、また普段の服装に懐中時計を収める場所が無く、懐中時計の導入には到っておりませんでした。もしも懐中時計を手に入れていたら、腕時計の利便性を知らなかった事でしょう(それだとデジカメやゲーム機で時間を確認するのと大差ありません)。昨今ではスマートフォンで時間を確認するので腕時計を使わない人が増えていると聞きますが、一一スマートフォンを取り出さないと時間を確認出来ないのは煩わしくないでしょうか?
 懸念される精度ですが、よく理解りません(ぇ いあ、土曜の朝に時間を合わせたのですが、日曜に家に閉じ籠っていたら月曜の朝に止まっていました。それから改めて月曜の夜六時に時間を合わせまして、火曜日の夜十時頃に確認すると三秒ほど進んでいました。それから水曜の夕方に確認したら三秒ほど遅れ、夜には逆に進んでいます。本日の夜だと一気に差が大きくなり十秒進んでいましたが、それでも実用性に不足無い充分な精度でしょう。一日で十数秒くらいの狂いは覚悟していましたので、感動すら覚えています。メーカーの公証精度は個体差を考慮した余裕を持った数値でしょうから余程の外れでもなければ其処まで酷くないにしても、これは予想を上回る感嘆すべき精度の高さです。
 暫くは腕に目を落としてはニヤニヤする日が続きそうです。高級時計でも何でも無いのにこれですから、つくづく安上がりな人間ですな(苦笑)。


 弐拾日 水曜日

 双陰視聴。
 前回から主題歌が替わりました。悪い曲ではありませんが以前の曲が既にこの作品と結び付いていましたし、矢張り短期で主題歌が変更される事が残念でなりません。
 罧原徹やら柏原遥やら唐突過ぎてちとついて行けません。あまりに亮悟に都合が良いので、アニメによくある定番の、実は柏原遥が敵で亮悟を騙していた、と言う展開が来るのではと勘繰っていたくらいです。
 ろくろにきつく当たる清弦ですが、彼を苦難から遠ざけようとしているのですね。その愛情が犇犇と伝わります。有馬に汚れ仕事を押し付けられいるのを承知の上で大切なものを守る為に戦う姿が健気です。

○仮面ライダーアマゾンズ Episode 3 『COLONY OF ANTS』
 大人しそうに見えて好戦的な主人公ですね。共に組んでアマゾンを退治しようと誘った仁の方が合理性があって理知的な判断です。
 冷凍庫の中にある人間の腕を目撃して背後から襲われる、ヒーロー作品と言うよりホラーの文法ですなぁ。
 暗い画面に華がありませんし、物語にも引き込まれませんし、登場人物も魅力的ではありませんし、ヒロイックな爽快さに欠けますし、今のところ期待ほど面白くなってくれません。それでも『ゴースト』より面白いのが何とも早。


 壱拾玖日 火曜日

 昨晩 作った焼きそばの残りをフライパンに入れたまま焜炉で放置する事 丸一日、本日の夕餉に食べようとしたら腐っていました(ぉ
 腐臭が漂い、キャベツや豚肉は溶けかけ、口に含めば得体の知れない味が広がります。勿体無い無いナイアガラの滝ですが、泣く泣く料理から生ゴミにジョブチェンジさせました。ジョブチェンジと言うかゲームオーバーです(ぉ
 こうなる事を考えなかった訳でもありませんが、大丈夫だろうと信じたのですが駄目でした(ぉ

ポケとるプレイ日記
 やる気も熱意も既に失せていますが、それでもイベントだけは一応ちまちまこなしています。
 それと気紛れに過去のメガデンリュウステージをプレイしたらSランクが取れまして、ステージEX30が解放されたのでヌメルゴンを捕獲しました。この勢いでメガオニゴーリステージにも挑んでみましたが、此方はAランクが限界です。以前とは手持ちポケモンのレパートリーもレベルも段違いですが、それでも無理ですか。


 壱拾捌日 月曜日

 一昨年の十月に購入した革靴の靴紐が大分と痛んで来まして、酷い方は外皮がすっぽ抜けて解れてしまいました。横着してそのまま使い続けていたのですが流石に新しい靴紐を買いました。
 実は靴紐を買ったのはこれが初めてです。それまでに履いていた靴は直ぐに本体が駄目になってしまいました。酷い時は一月で靴底が剥がれたくらいです。逆に言えば今の靴はそれくらい長持ちしている事になります。一万円くらいでしたがもう一年半以上も無事なままなので、千円の靴を一月単位で買い替えるより費用対効果に優れていますね。

 これから授業でマラソン大会(=あたしが通っていた学校では持久走大会と呼んでいましたが)の練習が始まる時期で嫌だなぁ、と溜め息を吐いている夢を見ました。夢の中でも「今でもマラソン大会の練習をする夢を見るよ」と言っていてなにがなんだかリンカさんです。その時は疑問を抱きませんでしたが、今から思えばマラソン大会の練習が迫っているのに「今でもマラソン大会の練習をする夢を見るよ」と言う発言は変ですよね。これは既にマラソン大会の練習から解放された環境だからこそ言える台詞です。
 同じく夢の中でミオさんは宣言しました。走らないで最初から歩くし開始五分で棄権するよ、全身が痛いと言って、と。現実でもそうしていれば良かったですなぁ。歩かないで最後まで走る様にと言われて素直に従っていたのです(歩いているに等しい鈍足でしたが)が、莫迦莫迦しい限りですね。走りたい人だけ勝手に走れば良いのです。走りたくない人間まで走って何の意味があると言うのでしょうか。マラソン大会を棄権しなくても人生を棄権している様なものなのですから、棄権しなかった事が人生に価値を齎していませんよ(死)。


 壱拾漆日 日曜日

 うわぁ、また履歴が消えました・・・。前回から半月しか経っていませんよ・・・。三月に一度と踏んでいたのですが、その法則も当て嵌まらないのですか・・・。流石に半月周期でこんな事になったらほとほと参ってしまいます・・・。本当にどうにかならないものでしょうか・・・。

○動物戦隊ジュウオウジャー 第21話 『プリズン・ブレイク』
 知り合ったばかりの相手に自分を模した手作りの縫い包みを贈られるとか重いですよ・・・。
 抑抑あんな状態の操をどうして前線に連れ出したのかが疑問です。
 ジニス様は取って置きのザワールドに期待を裏切られて相当おこですね。
タスク「失敗した。折角 見付けた、出口が・・・!」
操「すまん・・・俺の所為だ」
タスク「は?」
 タスクの「何を言ってるんだこいつは?」と言う気持ちが込められた「は?」でした。
タスク「あぁもういい加減にしろ!! そうやって何でもかんでも落ち込むから事態が無駄に悪化したんだ! 君が本当に反省すべきは君のその性格だ!! ・・・悪い、言い過ぎた」
 言い過ぎていませんよ。寧ろよく言ってくれました。
アム「可愛くても性能には問題無いよ」
 久久にアムの合理的な発言が聞けました。アムはして良い事と悪い事の線引きはちゃんとしていますし、不真面目でも何でもありません。こういうところが彼女の魅力ですよ。
 タスクが面倒で厄介な相手に一方的に懐かれている状態になっています(笑)。コミュニケーションが苦手な人間に下手に優しくするとこうなるのですよね。
プリズナブル「其処が手前らの牢獄だッ!」
 いいえ先輩、私達の牢獄です!
 そうではないかと思ったのですが、OPでクレジットを見返したら矢張りプリズナブルの声はブランケンの方だったのですね。

○仮面ライダーゴースト 第40話 『勇気!悲壮な決断!』
 アランにはアデルの他にも兄が居たのですか。今になってそんな情報を出して来ると言う事は、後の展開に関わって来るのですかねぇ。
アラン「反発出来る父親が居るだけでも、幸せと理解る時が来る」
 ただ概してそれを理解するのは反発する相手が居なくなってからなのですよね・・・。
タケル「御成が何時もこう言うんだ。答えは、己の心にある」
 ちゃんと御成の言葉が届き影響を与えているのが理解って良かったです。
 心が元の躰に戻る展開が雑と言うか、何のドラマもありませんね。これでは入れ替わっていた意味が無いではありませんか。
 何の意外性も無い見え見えの展開でそれらしく撮っても白けるばかりです。もう少し凝ったドラマが見たいです。『アギト』で北条さんが司龍二を逮捕する話とか見応えがあったのですがねぇ。
 このガンマイザーの宛ら蟹の様な他の怪人には無い一風変わった体形は面白いのですが、動きがどんくさくライダーとの戦闘はコンピューターゲームのそれみたいです。昔のアクションゲームでこんな風に動くボスが居そうです。
タケル「君のお父さんは、やっぱり立派だよ」
真由「だからって、私やママが辛い思いをして良いって事にはならないでしょ?」
 そう簡単には素直になれませんよね。この描き方は絶妙で、今回の話で唯一 評価に値しました。
 丸く収まり笑顔でで終わったところに空気が悪くなる様な発言をするマコトは何なのですか。最早アランの方がよっぽど巧く馴染んでいますよ。
 あぁ、今回の話で存在が初めて触れられたアランの兄は映画に登場するのですか。そうすると何だか取って付けた様な感がありますなぁ。

○ドラゴンボール(スーパー) 『師弟再会 孫悟飯と“未来”トランクス』
ピッコロ「悟飯を未来に連れて行くつもりなら止めておけ。あいつは、お前の知っている悟飯ではない。学者になったおかげで、今は武術から遠ざかっている」
 言っている事は何も間違っていないのですが、言い方に棘があります。
トランクス「そうですか、夢が叶ったんですね。おめでとうございます」
 悟飯が学者になった事をこんなに喜んでくれるのは平和の尊さを知っているトランクスならではですね。
悟飯「久し振りですねぇ。セルを斃して以来ですか?」
 未来から来ているのに久し振りで済ますのも凄いですね(笑)。それにしても大きくなった悟飯がトランクスに敬語を使っているのが不可思議な感じです。
トランクス「(これが悟飯さん? あの迸る力が、感じられない)」
 夢を叶えた事を祝福しても、やっぱりいざ衰えた姿を見ると衝撃を隠し切れないのですな。それだけセルゲームで見せた悟飯の印象は強烈だったのでしょうねぇ。ベジータだって悟飯の堕落に失望していましたからね。
 男の子と女の子の違いも大きいのでしょうが、悟飯より悟空の方が巧く子育てをしていたと言うか適度な距離感を保てていた気がします。
トランクス「(悟飯さんって、こんな顔するんだ)」
 赤ちゃんのトランクスをあやしていた時もこんな顔をしていましたよ。
 現代の世界は次次に強敵が現れても悟空を筆頭に誰かが何とかしてくれた世界ですが、トランクスの居た未来は何もする事が出来なかった世界なのですよね。一歩間違えればこの世界だってそうなっていた、今の平和が如何に危ういバランスで成り立っているかが物語られます。薄氷の上なのですよね。
 悟飯一家の平和な憩いを見たトランクスが改めて戦いの決意をするのは良いですね。今回は珍しく良く出来ていました。


 壱拾陸日 土曜日

○ウルトラマンオーブ 『土塊の魔王』
 『エックス』と同じで初回は新怪獣ですが、二話からは既存の懐柔を使い回すのですね。列伝の冠を外して単品で独立しましたが、その違いが見い出せません。
 二話にして早くも興味が薄れています(苦笑)。話に惹かれませんなぁ。

○ラブライブ!サンシャイン!! #3 『ファーストステップ』
 片言の外人は新理事長だったのですか。これは想像を超えられました。
千歌「き、奇跡だよ〜!」
 あからさまにお金の力です。
鞠莉「イッツジョーク!」
 ジョークなのですか!
梨子「理解らない? 全校生徒、全員 来ても、此処は満員にならない・・・」
 満員になったら全校集会とか困りますからね。「理解らない?」とかそれ以前の話です。
 ファーストライブの会場を期待させて冗談だったり、味方面しておきながら高いハードルを課したり、鞠莉が強かで良い性格をしていますね。前作に比して魅力の乏しい面子の中で、傑出した個性を発揮しています。片言の外人と言う時点で前作に居ない要素だったので期待していましたが、それが裏切られずに済んだどころか上回られましたわ。
曜「お姉さんの気持ちも、分かるけどねぇ」
 気持ちと言うか一介の社員が全社員を身内のライブに動員するとか無茶を言わないでください。
 ヨハネは学校にも行かないで何をやっているのですか(笑)。
梨子「え、えーと、じゃあ、三人海で知り合ったから、スリーマーメイドとか・・・?」
 海未に生き、海未を守り、海未を往く――それがスリーマーメイド!
千歌「だから良いんだよ。名前決めようとしている時に、この名前に出会った。それって、凄く大切なんじゃないかな!」
 スピリチュアルやね。
 曜は人気者だったのですか。そんな設定は初耳と言うか、これまでそれを思わせる描写がありましたか?
果南「ほら、あの子ああ見えて、飽きっぽいとこあるでしょ」
曜「飽きっぽいんじゃなくて、中途半端が嫌いなんですよ! やる時はちゃんとやらないと、気が済まないって言うか」
 中途半端が嫌いなら、飽きずに全てやり遂げてください。
 只管に前作の内容をなぞっているだけなので、これで観客の人数までゼロで同じだったらどうしようかと思いました。流石に其処には変化を加えて来て取り敢えずは一安心です。
 ドサドサとやって来た満員の観客を見ている内に笑いが込み上げて来ました。客引きをしている時に「大丈夫よ、皆 温かいから」と言う台詞がありましたがそれが表現された形になったのでしょうか。前作が東京だったのに対して今作では舞台を田舎に変えて来たのですから、人の温かみを重視する路線に変えても良かったのではないでしょうか。何も同じ作風をそのまま踏襲しないで、スクールアイドルの設定だけを引き継いでガラッと変えた方が面白そうです。
ダイヤ「これは今までの、スクールアイドルの努力と、町の人達の善意があっての成功ですわ。勘違いしない様に」
 一一 水を注すダイヤの印象が悪くなって来ました。お嬢様口調でスクールアイドルマニアの生徒会長、字面だけなら楽しそうなのに、それとは裏腹に魅力がありません。声や喋り方も良くありませんなぁ。
 一話や二話よりは面白かったのですが、ライブの曲は全く印象に残りませんでしたなぁ。


 壱拾伍日 金曜日

 通信販売で非常に興味深い腕時計を見かけまして、熟慮熟考の末に購入しました。

 メーカーはBUREIと言う聞いた事の無い中国の会社なのですが、機械式時計はセイコーのムーブメントを使っていると言うのです。NH36Aの刻印がありますが、これが4R36相当と言う事です。上等なムーブメントではありませんが最廉価製品でもありません。それで一万二千四百二十円と言う価格なのですから驚愕せざるを得ません。同価格のセイコー5だとより安価な6R系ですよ。
 幾つかの製品があるのですがその中から、コンビブレスで三針モデル、銀色の文字盤にジルコニアが飾られた少し豪奢なデザインを選びました。レザーベルトと迷いましたが手入れの手間を考え一本目はメタルブレスにした次第です。ジルコニアは格好悪いと言うか模造ダイヤで見えを張っているみたいな恥ずかしさがありますが、総合的なデザインではこれが好みにドンピシャだったのです。
 ところで通販サイトでは同じBUREIブランドでもバオショ販売もありまして、あたしが購入したのは其方となります。BUREIが時計メーカーでバオショはそれを取り扱っている商社、そしてBUREI自体も販売を行っていると解釈したのですが、もしかしたらBUREIの読みがバオショだったりするのでしょうか? 中国語の読み方なんて理解りませんが、それらしい感じもします。何せこのメーカーについて探しても日本ではさっぱり情報が見当たりません。中国と言っても粗悪な模倣品ではありませんし、もう少し注目されても良さそうな気がするのですがねぇ。

 待ち遠しくてワクワクしていましたがやっと届きました。いあ、やっとも何も註文してから二日ですが(ぉ あとメールが届かないと受け取れない問題が相変わらず厄介です(苦笑)。一秒でも早く手にしたかったので家に帰ってからもう一度 出かける二度手間を甘んじて受け入れました。と言うか自分から率先して飛び込みました(何)。
 届いた製品は中中 立派な化粧箱に収められていました。本体も一通り眺めてみましたが、質感は悪くありません。ジルコニアが目立たないのも幸いです。シースルーバックも嬉しいです。それと知識と経験が不足しているので断定は出来ませんが、ブレスが無垢ではないでしょうか?! 少なくとも単純な板巻きには見えません。この価格の時計にはとても見えません、と言いたいところですが他の時計なんて知らないので理解りません(ぉ ですが極端に安っぽいと言う事はなく、充分に満足するに値します。
 風防はミネラルガラスで5気圧防水とスペックは平平凡凡ですが、ハック機能はありますし使用するのに不便はありません。繰り返しますが何よりもこの価格で、信頼の置けるセイコーのムーブメントを搭載した自動巻きの機械式時計が買える事が驚きです。
 五千円ほど上乗せするとサファイアガラスに10気圧防水と申し分の無いスペックの製品もあるのですが、五千円も上乗せする余裕はありませんしデザインが好みではありませんでした。
 あとは耐久性と言うかどれだけ持つかと言う事ですよねぇ。中国メーカーとは言え変な作りではありませんから長持ちする事を期待しています。てか、長持ちしなかったら泣きます(ぉ 唯一の難点はBUREIと言うブランドに何のステータス性も無い事ですな。でもステータス以前に知名度もありませんから、先ず知っている人には会わないでしょう。なんなら自分から中国の安物と喧伝するまである。
 親切にもブレス調整する工具も付属していたのですがやり方も分からなければ自信も無いので明日にでも時計屋に持ち込むとしませう。

 さて『一本目はメタルブレスにした』と申し上げましたが、小生はこれまで腕時計を着用していませんでした。所有していませんでした。時計なんて街中の何処にでもありますから必要がありませんし無くても不便はありませんでしたが、デジカメや3DSを一一 鞄から取り出して時間を確認するのは面倒ではありました(それを不便があると言うのでは・・・)。それに「今日は何日だったかしらん?」となる事は屡ですから、カレンダー機能があるのも便利そうです。これまでデイト表示は格好悪い印象がありましたが矢張り利便性には優れますな。
 未だ着用していませんが腕時計を着けるのはスーパーサイバークロス以来です。
 スーパーサイバークロスとはカシオが発売した子供向けの時計型玩具でして、デジタル時計としての機能の他に電話帳や簡単なゲーム、テレビのリモコンとして使える機能が搭載されていました。当時はそれはもう気に入っていてそれこそ壊れるまでずっと使い続けた事を記憶しています。
 ゲームは格闘ゲームと銘打たれていますが実際は両拳の要領で行われる単純なものでしたが、それでも何度も何度もやりましたよ。これの前機種に当たるサイバークロスはゲームがRPGで其方の方が面白そうで羨ましかったのですが、調べたら其方も基本は同じ様なシステムだったみたいですね。
 附属している体感振動ブースターを装着すると振動機能が備わるのですが、これが時計本体と同じくらいの大きさで左側に張り出すので意外と邪魔でした。ミオさんは左腕に着けていましたが、右腕に着ける事は想定していない設計ですね。やがて接触が悪くなって振動が安定しなくなりました。
 玩具と言っても定価は一万三千八百円もしまして、今回 購入した腕時計より高いです(ぉ そう考えると相対的には非常に高価な玩具ですねぇ。加えて現在の乏しい経済力に泣けます(死)。
 この後にGショックブームが訪れて、スーパーサイバークロスは子供向けのGショックと言う印象を受けました。当時は何時かはGショックと憧れたものでしたが、今はそれが嘘の様に全く欲しくありませんなぁ。
 とにかくまともな腕時計を使うのはこれが初めてとなりますわ。


 壱拾肆日 木曜日

 物凄い土砂降りに遭遇しました。足元が暗くて見えないので深い水溜りに足を突っ込みますし惨憺たる有様です。全身がずぶ濡れの濡れ鼠です。記憶にある限りではこれまでの人生で味わった中でも、特に酷い部類ですわ。

 『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神フーパ』がテレビで放送されていたので見ました。
 レジギガスは随分と面白い鳴き声なのですね。
 強大な力を持ちながら善悪の判断がつかず無邪気に振る舞うフーパが魔神ブウを彷彿とさせます。
 兄様(あにさま)と聞くとチャイカを思い出します。
 封印されていた力に苦しめられるフーパを見たロケット団の様子が、如何にも取り返しの付かない事をしてしまったと周章狼狽している感じですね。
サトシ「影も、お前もフーパなんだよな? 何かさ、自分と自分が喧嘩しているみたいで変だよ。どっちも自分なんだから、仲良くして欲しい」
 封印されたフーパの力が蔑ろにされるのを危惧していたので、この言葉は嬉しかったです。
 大量に伝説のポケモンを出したり次次とメガ進化させるのは嫌でも豪華になりますから反則気味ですが、それがフーパの能力でありますからね。それに迫力がありこの映画の見せ場になっているのは紛れも無い事実です。
 リングから出られたフーパが即座にバルザを引っ張り上げるのが良かったです。さり気無い一瞬の芝居ですが印象に残ります。
 面白い映画でした。見る前に想像していたのは、ときはなたれしフーパといましめられしフーパで別の人格が宿っていて本来の姿が尊重されず仮初の姿ばかりが重視されると言う展開でして、それだと本来の人格が無視されていて嫌だったのですがそうならなくて良かったです。しかも最後にはフーパが力を取り戻せましたしね。それに何と言ってもフーパが可愛い! 釘宮某はあまり好きではなかったのですがフーパの喋り方はとにかく可愛らしかったです。生意気な性格だったら好みではありませんでしたが素直で好感が持てます。セレナやシトロンの存在意義が薄かったところで評価は落ちますが、近年のポケモン映画では特に好きな作品です。


 壱拾参日 水曜日

○仮面ライダーアマゾンズ Episode 2 『BEAST INSIDE』
 世の為人の為ではなく金目当てだからこそ、仲間を殺さない自由もあるのではありませんか? 正義の使者なら見過ごせない相手も、そんな信条を持ち合わせなければ問題ありません。
 此処で変身ベルトを貰ったと言う事は最初に悠が変身した時はベルトを使っていないのですよね。するとこのベルトには何の役割があるのでしょうか。力を安定させて御し易くするとかでしょうか?
 風景を目まぐるしく変化させて高速移動を表現している映像は面白いのですが、アマゾンがピョンピョン飛び跳ねている画は安っぽいです。しかしこれだけ高速で長距離を移動出来るのであれば、バイクは必要ありませんな。寧ろ立体的な動きはバイクでは不可能でしょう。


 壱拾弐日 火曜日

 KRコミックスの発売予定を確認する為に、定期的にまんがタイムきららWEBに目を通しているのですが、八月の発売予定にごちうさの五巻があるのが目に留まりました。
 そうか、八月ですか。買うので忘れない様にしないといけませんな。

 おぼろげにそんな事を考え、それから半日ほどが過ぎてからです。

 んん!? ごちうさ!? 買わないよ!?

 見間違えたのかと改めて確認したら矢張り勘違いしていました。ボーっと眺めていて知っている題名が目に入ったので、深く考えずに購入している作品と誤認してしまったみたいです。でもその事よりも、後にふと思い出し、勘違いだったと気付いた事が驚きでした。勘違いする程度の認識で見ていたのに、「そういえば八月にごちうさが出るのだったな」なんて反芻するものなのですね。


 壱拾壱日 月曜日

 強炭酸の売り文句に惹かれて、『ペプシストロング5.0GV』を購入しました。
 同じく強炭酸を謳っていた『ペプシリフレッシュショット』は期待外れも甚だしかったので過度な期待は禁物なのですが、しかし5.0GVのガスボリュームやらペプシ史上最強炭酸と言われては弥が上にも期待は高まります。
 そして飲んでみたのですが・・・う、うぅん・・・? 別に強くありませんよね・・・? 思ったほどではないとかそういう次元ではなく、全く強さを感じられません。抑抑 通常のペプシコーラやコカ・コーラはどの程度のGVなのでしょうか? 5.0GVと言うのを無条件で凄いと受け入れていましたが、例えば通常のペプシコーラが4.0GVとかでしたら大差はありませんよねぇ。
 コカ・コーラに比して炭酸が弱いのでペプシコーラは好みではありませんでしたが、その印象はストロングなる逸品を以ってしても覆りませんでした。口直しにコカ・コーラを飲んだのですが、矢張り此方の方が美味しいですし炭酸が強く感じます。改めてコカ・コーラの美味しさを実感しました。考えてみたらあたしゃ、飲食店のドリンクバーやファーストフードのメニューでコーラがペプシだと落胆して他の飲料を選ぶくらいですから、コーラが好きと言うよりコカ・コーラが好きなのかも知れませんな。我が事ながら今更ながら悟った次第です。


 壱拾日 日曜日

○仮面ライダーゴースト 第39話 『対立!父と娘!』
 今回は普段と違いアバンタイトルがあるのですね。ジュウオウジャーが休止している事と関係があるのでしょうか? 仮にそうするとジュウオウジャーにアバンがありゴーストには無いと言うのは、個個だけの判断ではなくテレ朝の考えも多分にあり連動して考えられているのでしょうか。
 真一郎の心はガンマイザーに入っているのですね。
ビリー「お前も自分を犠牲にしてこの子を助けたじゃねぇか」
 常に自己犠牲ばかりしている犠牲は駄目とかタケルに言われたくありませんな(笑)。
マコト「だから俺は、父親は龍さんだと思っている」
 タケルからしたら「僕のだぞッッッ!!!」ですよ。
 視聴者の視点では答えが見え見えで分かり切っているのに、劇中の人物は的外れな事をやっていて冷めた目で見てしまいます。

 プリキュア。
はー「はー!」
 赤子の頃ならともかくその姿でこれをやると痛痛しいですね(笑)。
 急激に肉体が成長したので、感覚がそれに追い着かないのですよね。だから小さかった頃と同じ動きをついしてしまう訳です。
 はー子が度度 両手を挙げる仕種をするのがお莫迦な感じで良いですね。

○ドラゴンボール(スーパー) 『時をこえた想い トランクスとマイ』
 マイの前で未来のマイが死んだなんて言う事はないではありませんか。


 玖日 土曜日

 新番組『91Days』。
 取っ付き難い作品だろうと期待していなかったのですが、見易かったですし面白いです。

 新番組『ベルセルク』。
 有名な作品なので名前は知っていますが、見るのはこれが初めてになります。妖精とか出る世界なのですね。それすら知りませなんだ。

 新番組『タイムトラベル少女〜マリ・ワカと8人の科学者たち〜』。
 テレパシー少女蘭を思い出す題名です(何)。
風太「お前、何で泣いてんの?」
 いあ、仮にも幼馴染意識を取り戻したら泣いてもおかしかないでしょう。
 心臓マッサージは不用意に行うと肋骨を折るのではと、見ていて心配になります。
 流石に科学者は柔軟ですね。いきなり未来から来たと言われても無碍に否定しません。

○ウルトラマンオーブ 『夕陽の風来坊』
 証明写真機に隠れて変身するのがスーパーマンみたいです。正体を隠しているのに毎回 身を潜めて変身するウルトラ戦士は過去に居ませんでしたし、これは毎回の定番にして欲しいですね。
 オーブはウルトラマンさんとかティガさんとか、先輩に敬称を付けて呼ぶのですか。礼儀正しい風来坊ですね。オーブはシャドームーン系ヒーローなのですね(ぇ ほら、シャドームーンも言っていたではありませんか、ブラック“さん”と(違)。
 『X』に引き続きミニチュア特撮の出来栄えに息を呑みます。ミニチュアがミニチュアと一目で理解ってしまう時点で本来の趣旨としては褒められる事ではないのですが、それでもやっぱりミニチュアが好きなので嬉しくなりますわ。紆余曲折あったウルトラシリーズですが、採算の取れる予算でこの特撮が安定して出来る様になったのは素晴らしいですね。
 自分で投げた八つ裂き光輪を先回りして受け取る一瞬にスカイタイプの力を使っているのが細かいですね。ちゃんとティガの力をお借りしているのが映像で表現されているのに好感が持てます。
 しかし特撮は優れていますが、話の方は興味も惹かれませんなぁ。

○ラブライブ!サンシャイン!! #2 『転校生をつかまえろ!』
 何から何まで前作と同じ事をやっていますなぁ。どの場面も前作で見た様な場面ばかりです。
千歌「知りませんか? 第二回ラブライブ優勝、音ノ木坂学園スクールアイドル、ユーズ!」
 ユーズは知りません。
 「ぶぅー!ですわ」とか「ぶっぶぅ〜!」とか「ぶっぶっぶう〜〜〜!ですわ!」の言い方にダイヤの素が出ていますね。
 ダイヤは実は誰よりもμ'sのファンだったのですね。そんな彼女に生半可な気持ちでスクールアイドルになりたいと言えば反対されるのも然もありなん。
花丸「それっきり、学校に来なくなったずら」
 それなら最初からやらないでください(笑)。
千歌「分かった。じゃあ海の音だけ聞きに行ってみようよ。スクールアイドル関係無しに」
梨子「え?」
千歌「なら良いでしょ?」
 こういう言い方は狡いですよね。最初はこう言ったところで最終的には引き込めるのですから。
梨子「詞を頂戴」
 「死を頂戴」とかゲームの決め台詞みたいで格好良いです(違)。
 主人公の親友で息が合っていて行動を共にする、そんな曜のポジションは好きなのですが、その反面 他のメンバーみたいに際立った個性があって仲間入りする訳ではありませんし、それに当たって特別なエピソードも無いし、どうも他と比べると全てに於いて地味な印象が否めません。漫画とかでいっちゃん最初に仲間になって、その後に加わる仲間と比べて目立った活躍が無いままずっと進んで終盤で主人公にとって一番の相棒と言う点だけフォローされる、そんな感じの印象です。


 捌日 金曜日

 新番組『はんだくん』。
 ばらかもんの派生作品として期待しますと、方向性が異なるので原作からして面白くありませんでした。しかしアニメはもっと酷いですね。開始早早 延延と茶番が続きます。原作未読だとなにがなんだかリンカさんではありませんか? いあ、原作既読でも充分にさっぱりピーマンなのですが(ぉ 清舟の声が違うとか最早 些末な問題ですね。

 新番組『この美術部には問題がある!』。
すばる「宇佐美さんなら、僕もギリ我慢出来ますんで」
みずき「え、待って、ギリなの?」
 みずきの言い方に笑いました。


 漆日 木曜日

 ポケモンを見ました。
 ショータが秘密兵器としてメガジュカインを用意していたのは、「出来る事は全てして来ましたから」と言う言葉がに確かな説得力がありますな。メガジュカインにメガ進化する時の唸り声が怪獣映画みたいでした。
 メガ進化ポケモンを前にしたティエルノの絶望感が伝わって来ます。どう足掻いても勝てない、そんな気持ちにさせられますね。
シトロン「ショータの方がほんの少しだけ勝ちたい気持ちが強かった。勝敗を分けたのはそんな微妙な差かも知れません」
 いえ、勝敗を分けたのはメガ進化です(ぉ
 カロスリーグでサトシはショータには勝つけれどその後で負けそうですなぁ。しかしそれでも次が準決勝ですから、決勝で敗北と過去に無い好成績です。


 陸日 水曜日

 新番組『スカーレットライダーゼクス』。
 放送初回によくあるOPをEDとして流す構成なのかと思いきや、次回予告の後にEDはEDで流すと言う他に類を見ない変則的な構成でした。確かにOP映像に重ねられたクレジットがEDのそれではない事に疑問はあったのですが、まさかこんな方式とは想像しなかったです。ところで次回予告の後にEDと言う順番は今回が特殊だったからでしょうか? それとも以後も継続するのでしょうか? EDより次回予告が先と言うのは昔日には少ないながらもありました(思い出せたのはドラゴンボールと夢のクレヨン王国くらいですが)が、もしもこれがデフォルトであったら近年では非常に珍しいですね。
 一昔前のテレ東深夜アニメらしい垢抜けない作品です。2000年代、UHF局の視聴環境が無かった頃、華やかなUHF局放送のアニメを横目に、地味で華の無いテレ東の深夜アニメを見ていたのでした。そんな頃を思い出させるアニメです。

○仮面ライダーアマゾンズ Episode 1 『AMAZONZ』
 初期の平成ライダーを思わせる雰囲気でとても見たかったです。テレビで見られるのは嬉しい限りなのですが、編集されてウェブ配信よりも放送時間が短くなっているのですね。テレビと言う性質上 致し方無いのですが残念です。
 平成ライダーシリーズ同様にEDは無いのですね。OPに表示されるスタッフクレジットの多さでそれが理解ります。
 悠と水月の会話が平成ライダーらしいですなぁ。「水槽って一つの世界なんだ」とか「この部屋が僕の水槽って事かな」は新番組予告に使われそうな感じです。
 画面が暗くて何が起きているのか理解りません。空腹を訴えた男性が怪人(=アマゾン)に変身して女性を襲ったのでしょうが、実際に何をやったのかさっぱりピーマンですわ。
 ランクAのコウモリアマゾンが格好良いです。見た目も然る事ながらすっと降り立って振り返る所作が華麗です。
 音量こそ絞って控え目にしていますが変身ベルトの音声は今風なのですね。ぺちゃくちゃ喋る変身ベルトは作風に合っていませんなぁ。
 登場人物は把握出来ていませんし展開も面白いと断言は出来ませんが、ゴーストを肇とする最近の平成ライダーより見ていて引き込まれますわ。これは毎週の放送が楽しみです。


 伍日 火曜日

 新番組『D.Gray−man HALLOW』。
 Dグレとはまた懐かしいタイトルですね。原作の第一話は完璧でした。未だにあたしの中で最高の第一話です。ただその後は精彩を欠き、一話に匹敵する面白さだったのは『黒の教団壊滅事件』と『黒の教団壊滅事件改め黒の教団壊滅未遂事件』だけでした。
 一からアニメ化し直すと思っていたのですが中途からなのですね。前回のアニメが何処で終わったのか覚えていませんが、その続きと言う形になっているのでしょうか?
 段段と興味が薄れ掲載誌が移ってからは追い掛けていなかった作品なのですが、それでも意外に覚えているものなのですね。登場人物も誰だか理解らないと言う事がありません。なんなら小林沙苗に櫻井孝宏にムラケンと、主要人物の演者まで思い出せるまである。その演者も一新されてしまいました。残念ではありますが時間も経っていますし致し方無いでしょうか。

 新番組『タブー・タトゥー』。
 主題歌を唄っているのはMay’nですね。分かり易い歌声です。
 監督は渡部高志なのですか。この人も仕事が途切れずコンスタントに監督を担当していますなぁ。


 肆日 月曜日

 簡単にですが六月で終了したアニメの感想を綴りたいと思います。
ハイスクール・フリート
 非常に面白かったです。登場人物が多いのですが個性的に描かれていて、艦長を筆頭に魅力的でした。ふらうぃ、クロムクロに続いて三番目に好きなアニメです。
 ただ例によって例の如く、1クールで終わったのが不満でなりません。こういう人数の多い作品こそ4クールで丹念にやって全員を覚えられる様にするべきでしょうし、そうする事で艦長と副長の関係性が変化する様や、晴風の乗員が家族として結束していく流れに説得力が生まれます。ココとミーナの別離や、最後に駆け付けて来る時の感慨も段違いだったでしょうなぁ。本当に本当に4クールでやって欲しかったです。
 ところでアニメが面白かったので前日譚となる漫画が欲しくなったのですが、電子書籍で配信されていないのですよね。早く電子書籍で出して欲しいです。
学戦都市アスタリスク
 話は目新しさも無く淡泊でしたが、戦闘はそれなりに良かったです。主人公の戦闘があからさまに軽視されていましたが、最終回でようやっと存分に堪能出来ました。しかしアニメ終了の区切りは悪かったですなぁ。大会の優勝で締め括った方が限が良かったです。
僕のヒーローアカデミア
 日5なのに1クールなのですね。それなら尚更、もっとテンポを良くして欲しかったですなぁ。がっと盛り上がり切れていない感じでした。
コンクリート・レビルティオ?超人幻想?THE LAST SONG
 昭和史を振り返る形で様様なヒーローが共演した楽しさがありましたし、主要人物の想いに決着が着いたので気持ち良く終わりました。
三者三葉
 原作はかなり初期から追いかけていたのですよねぇ。おぼろげな記憶ですが最初の方から覚えるのある話があって感慨深かったです。
くまみこ
 最終回で現実逃避し田舎に閉じ籠ったまちの様子を見せながら陽気なEDを重ねるところに狂気を感じ恐怖を覚え脅威でした。
12歳。?ちっちゃなムネのトキメキ?
 ちゃおの連載作品がUHF局である事に驚愕したのですが、しかも分割二期である事に更に驚かされました。玩具メーカーがスポンサーになっている作品でもこうなるのですか。
美少女戦士セーラームーンCrystal<第3期デス・バスターズ編>
 また何れこの続きもやるのでしょうかね。一期、二期よりこなれていましたしあってもおかしくなさそうです。
ばくおん!!
 取り敢えずバイクメーカーの中ではスズキに好感が持てましたが、凛は見ていて気の毒でした・・・。スズキの立ち位置やバイクファンからどう思われているのかは理解りましたが、他のメーカーについても教えて欲しかったですなぁ。
薄桜鬼?御伽草子?
 楽しめましたがどうして今になって放送したのか腑に落ちません。
ジョーカー・ゲーム
 最初は他には無い作品と言う事もあり期待したのですが、何をやっても最終的にはD機関の思い通りに事が進んでいるので、「あー、はいはい、D機関凄い凄い」と言う感じで冷めてしまいました。これも“さすおに”ですよね。
文豪ストレイドッグス
 どうにも文豪を舐めている様な感じがして鼻に付きます。それを別にしても初めて多少なりとも面白いと思ったのが最終回でした。最終回は特筆するほどではないにせよ能力バトルの典型で良かったです。
SUPER LOVERS
 話が進むにつれ予想以上にストレートな表現が出て来て慄きました。
あんハピ♪
 第一印象は決して良いとは言い難かったのですが、登場人物を認識すると楽しめないでもありません。気に入ったのは響でした。常に一番であろうとして実際に優秀だけれど頂点には立てず、方向音痴と言う欠点もあり、でも性格は悪くない、この按配が良かったです。
ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?
 第一話では――正体を隠す意図があったからでしょうが――ゲームキャラクターの外見を現実とは別にしていたのに、それが無くなってしまったのは少し残念でした。
 飽く迄もオンラインゲームに興じる様子を描いている方が楽しかったので、終盤でゲーム内の様子を前面に出したのは望んでいた展開と違ってしまいます。
うしおととら
 原作未読でも理解るくらいに明らかに不自然にカットしていますね。出会った様子を省いているのにそれがあったと言う前提で進められて困惑してしまいます。それを除けば取り立てて出来が悪かった訳ではありませんが、去迚 抜群に出来が良かった訳でもなく、原作の表現を追い抜けなかったのは致し方ありませんな。
 全体的に古臭さは否めません。作者の要望で途中の話を省いてでも完結させる事になったと聞いた時は、途中までを丁寧にやり人気を得てから続編と言う形にした方が良かったのではと思いましたが、そうしても人気を得られなかったでしょうし貴重な機会に最後までやりたいと思う作者の気持ちも理解りますね。
テラフォーマーズ リベンジ
 二期までやっても然して話は進みませんなぁ。
ビッグオーダー
 ギャグと突飛な展開が相俟って最高に面白かったです。未来日記よりずっと好きですわ。
田中くんはいつもけだるげ
 最終回で田中が露わにした内面が新鮮でした。表には出さないだけで内心で考えている事は他の人と変わらないのですよね。
キズナイーバー
 最初は苦手意識があったのですが登場人物の素直な感情発露は嫌いではありませんし面白かったです。主要人物が等身大でありながら基本的に性格が良いので見るのが苦ではありません。


 参日 日曜日

 ガンダムUC。
ブライト「笑うなよ。あの子の直感に賭けてみるさ」
 部屋に貼ったアムロの隠し撮り写真に声を掛けるのがとても気持ちが悪いです。

○動物戦隊ジュウオウジャー 第20話 『世界の王者』
操「お前達の事情を聞いて、確信した。俺には、服を貸して貰う資格なんか、無い」
 真面目、ではあるのですよね(笑)。
アム「子供の頃って、運動出来ると人気者だもんね」
 ヒューマンワールドの文化にお詳しいですね。ジューマンでもその辺りは同じなのですね。
操「だがしかし! やっぱり孤独のままだった」
レオ「はい! その訳の分かんねぇ性格のせいじゃねぇか?」
 この短い遣り取りだけで、悪い人ではないけれど友達は出来ないと言うのが見て取れます。説得力がありますわ。
 アザルドとクバルはジニスが運営するゲームに参加しているだけで主従関係ではないのに、ザワールドを連れ戻せと言う命令に従うのですか。ただ理由はどうあれ幹部の戦闘が見られるのは嬉しいです。
操「だがしかし・・・俺に、ゆっくり休む資格はあるのか?」
 どうしろと言うのですか!(笑)
操「犀の意見を、採用した」
 犀だけに!(ぇ
操「俺は決めた! この罪を、背負って戦う!!」
 戦う事が罪なら、俺が背負ってやる!
アム「そっか! 未だあいつ、居たんだ!」
 視聴者も同じ気持ちです。ザワールドの奪還に参加していなかったボウリンゲンですが、デスガリアンの怪人は巨大化したら元に戻れないのですね。元に戻れると安易に巨大化したり元に戻ったり都合良く使われるから戻れないのは好印象です。
 ザワールドは一一 複数のキューブアニマルを乗り換えながら戦うのですか。面倒ですね。

○仮面ライダーゴースト 第38話 『復活!英雄の魂!』
 筋肉痛で死を覚悟する仮面ライダーは珍しいです。
 auの眼魂が駄目でもドコモの眼魂とソフトバンクの眼魂がありますよ!(何)
 タケルは元元 歴史上の偉人を尊敬し憧れていましたからね。英雄眼魂が戦力にならないと言われて向きになって否定するのも宜なるかな。
 折角の数少ない御成の見せ場なのですから、ギャグ調にしないで欲しいですなぁ。
御成「躰は正直ですぞ」
 クックック、口では強がっていても躰は正直だなぁ?
 ユルセンを久し振りに見た気がします。すっかり忘れていました。本当に何の存在意義もありませんなぁ。
 ジャイロからすれば自分相手にはムゲン魂は使うまでも無いと舐められたも同然ですよね。
 後半になると軽視されがちな初期のフォームチェンジなので、これほど大切に扱われるのは嬉しいですね。概してギミックとしては強化形態よりも面白かったりします。強化形態が登場せずにフォームチェンジのバリエーションが最後まで増え続けるだけのライダーがあっても面白そうだと思ったのですが、考えたらオーズがそれに近かったかも知れません。番組構成としてはタジャドルが中間形態、ガブティラが最終形態に位置付けられ戦闘力にも差がありましたが、立場上は他のコンボと同格で上下関係がありませんからね。
 英雄眼魂を次次に切り替えながら戦うのが格好良くて見応えがありました。それもドラマに沿った流れなので盛り上がります。

 プリキュア。
 学年で一番の成績を取るほど優秀なアリコですが、秀才や優等生ではなく親しみ易い等身大の人柄が努力を重ねているので非常に好感が持てます。
 OPを変えるのは来週にして欲しかったですよ。未だ新しいプリキュアが本編に登場していないではありませんか。それはそうとOP映像は曲に見事に合っていて楽しい感じが満載の、これぞ子供向けアニメの真骨頂と言うべき出来栄えですね。
 みらいは夜中にリコを連れ出して二人きりになって何をするつもりですか!(違)
 リコとみらいの関係性が完成されているのでプリキュアは二人のままが良かったのが本音ですが、はー子は二人の娘みたいなものなので何とか許せます。それにしてもあれだけ探し求めていたエメラルドのプリキュアと言うと非常に強力な存在に思えます。
はーちゃん「そう! 私だよわ・た・し♪ はーちゃんだよ!」
 自分で自分の事をはーちゃんとか言ってしまうのはちょっと痛痛しい、ってミオさんはミオさんは一歩引いて冷めた目で見てみたり。

○ドラゴンボール(スーパー) 『悟空VSブラック!閉ざされた未来への道』
 ゴクウブラック(仮名)はビルスの事まで知っているのですか。
 悟空は早い者勝ちの理屈でベジータを出し抜く事が間間ありますよね。
 この躰でと言う表現からすると、何者かが悟空の躰に取り付いているのでしょうか。
ベジータ「最初から本気を出さない、カカロットの悪い癖が出たな」
 超になって明らかに悪化していますがね。ベジータの死が目前に迫っているのに手を抜いていた超人水の時に比べれば今回は増しですな。
トランクス「何て事を!」
 抑抑どうしてタイムマシンをカプセルに戻しておかなかったのですか。あんな場所に放置しておいたらどの道 戦いの余波で壊れますよ。
 悪意無くビルスを刺激するトランクスが素敵です(笑)。
 おぉ、セルが乗って来た古びたタイムマシンを使うのは巧いですね。
 未来のマイは生きていたのですか。マイに何の関心も無いので死んで無駄な人員が整理されたと考えていたので、生きていたのは残念です。
悟空「えー!? 未来で大人のあの子と一緒に戦っていたぁ!?」
 あの子も何も、悟空だってよく知っているではありませんか。もしかしたら誰なのか忘れていませんか?


 弐日 土曜日

 前に買った膝サポーターのゴムが緩くなりまして、つい先日にはとうとう歩いている内に足元までずり落ちる様になってしまったので、新しく買い直しました。同じ製品が今でも売っていたので選ぶ手間が省けて良かったです。何故か五千円くらいしたと誤って記憶していたのですが、実際はそれよりずっと安価でした。

 マギ シンドバッドの冒険最終回。
 一区切りはついていますが地味な終わり方ですなぁ。この後に続く原作の内容も含めて、仲間を少しずつ増やしている段階ですので未だ大きな展開は無いのですよね。
 番組の終了後に何の間も無く新番組予告に繋がり銃声が響いたので一瞬 混乱しました。

○ラブライブ!サンシャイン!! #1 『輝きたい!!』
 随分と強い風が何度も吹くのですね。
 OPでことりのセルフパロディがありますね。志が低いと言うか前作から引き継ぐべき要素はそれでは無いのではありませんか。
千歌「色色 大丈夫?」
ヨハネ「うっふっふっふっふ、此処はもしかして、地上?」
千歌「大丈夫じゃない」
 色色 大丈夫ではありませんね(ぉ
 最近はの様な言動をする登場人物が増えましたなぁ。嫌いではないのですがラブライブはもっと自然な人物造形にして欲しかったです。
花丸「そのチョキ、やっぱりよしこちゃんだ〜」
 幼稚園児の頃から目覚めていたのですね(笑)。
 生徒会長がスクールアイドル活動に反対する最初の障害として立ちはだかるとか、前作と全く一緒ではありませんか。模倣作品ならともかく自前でやる直系の後継作品でこれは如何なものでしょうか。
 日本語が片言の外人は前作に無かった目新しい要素ですね。絵里がロシア人の血が流れているクォーターでしたが、彼女はハラショーハラショー言っておけば良いだろと言う感じでした。
梨子「海の音を聞きたいの」
 海未の音?(ぇ
千歌「やっぱり、簡単に引き下がったら駄目だって思って。きっと生徒会長は私の根性を試しているんじゃないかって」
ダイヤ「違いますわ!! 何度 来ても同じとあの時も言ったでしょ!」
 よくありますがそういう精神的な話をしているのではありません(笑)。
 音ノ木坂学園からの転校生はもっと引っ張ってから劇的に登場させて欲しかったですなぁ。初回で一気に登場人物を出されて碌に把握すら出来ていない段階で出しても効果が薄くて勿体無いです。しかし転校生と言うだけですと前作との繋がりが足りないですなぁ。μ'sメンバーの血縁と言うほど直截的でなくとも、例えば前作に登場した脇役の関係者とか欲しいです。
 前作の第一期は非常に面白かったのですが二期で著しく評価を下げましたし、登場人物も一新と言う事で今のところ期待度は低いです。穂乃果には皆を引っ張っていくのに足る求心力がありましたが、(一話で判断するのは時期尚早でしょうが)今作の主人公にはそれがありませんし面白いとは言えないのが正直なところです。


 壱日 金曜日

 甲鉄城のカバネリ最終回。
 生駒と来栖が並び立ち戦う姿は絵になりますねぇ。
 生駒に追い詰められて冷や汗を垂らしている美馬ですが、滅火に殺されかけた時もそうでしたよね。強敵としての威厳は薄れますが、人間味はあると言うか彼の臆病な本質を表しています。
 生駒が茫然自失としているところへ、背後から音を立てない様に忍び足で近付く美馬を見て失笑してしまいました。小物にも程がありますよ、どんなボスですか(笑)。
 そういえば以前はノイタミナの1クールは十一話が基本でしたが、何時の間にかその原則は無くなったのですね。それでも十二話ですから十三話を基本とすると少ない感じがします。抑抑1クールと言う時点で足りないのですよ。余裕が無いので只管にイベントの連続になるので見ていて忙しないです。4クールあれば生駒と来栖の対立から理解までを丹念に描けるので共闘した時の興奮が大きくなりますし、無名が鋼鉄城で過ごす期間が長いので美馬と決別する説得力が違います。もう法律で1クールアニメは禁止するべきですよ! アニメは4クールを基本としなければなりません。常常 言っていますが現在ほどアニメにとって不幸な状況はありません。後世でアニメ史を振り返れば、2010年代は最悪の時代として語り継がれるに相違ありません。一刻も早くこんな時代を終わらせてください。

 少年メイド最終回。
 土壇場で幽霊を押し込んで来たのは少し面白かったです。

 坂本ですが?最終回。
 笑えましたが好きではありませんでした。