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壱拾月の独白

 参拾壱日 金曜日

 サイパ2を視聴す。
 あれ、美佳の性格が変わっていませんか? 何かに付けて朱に噛み付くのは以前からですが、露骨に責任逃れをする様なお役人根性丸出しではありませんでしたよね。教科書通りでしか動けないながら相応の責任感と使命感は持っていたではありませんか。
美佳「でも、そんな要請は受けてないし・・・」
 何の為に現場指揮官が居るのですか!? 臨機応変に対応も出来ないのにあれだけ威勢良く振舞っているのですか?
 自ら指揮を振るうのを拒みながら3係に指揮権が委譲するのを嫌うとか支離滅裂ですよ。もう何がしたいのか理解りません。
 ユーストレス欠乏性脳梗塞を知る者を消したい壌宗の意思があるとは言え、監視官も問答無用で執行してしまう強襲型ドミネーターは問題ではありませんか。対象を目視で確認出来ないにせよ、少なくともドミネーターは監視官を対象として補足すると警告するのですから、強襲型にも同様の機能を付けられる筈でしょう。それともまさかドミネーターはサイコパスではなく、対象の外見をカメラで認識して識別しているのですか? ンな阿呆な。
 毎週の放送を楽しみにしているアニメの一つなのですが、今回はかなり酷いですなぁ。

 俺、グドンに食べられます。を視聴しました。
慧理那「この歳で変だと思われるかも知れませんが、(わたくし)、ヒーローに憧れていますの。だから、未だに子供向けの特撮番組を見たり、玩具も買ったり・・・」
 うわっ、それは変ですね!!(ぉ
ドラグギルディ「全宇宙全世界に亘り、ツインテールを愛する事にかけて我の右に出る者は無い!」
 グドンよりもですか!?
テイルレッド「見えるに決まってるぜ! 俺は何時だって、ツインテールを心に抱いて生きてるんだからな!」
 腐るから早く食べた方が良いですよ。海老に似た味がします。
テイルレッド「俺だって、お前みたいな熱い奴と、心から笑ってツインテールについて語り合いたかった!!」
 頭部をアクターの足許に持って来るデザインが斬新ですよね。
 総二はテイルレッドに変身した方が男前ですね。変身前はべらんめぇ口調で叫んだりしないではありませんか。
 自らの世界が滅び訣別の証に大切な物を捨てたトゥアールはまさに悲劇のヒロインですね。
ドラグギルディ「そうだッ! 命を懸け自らツインテールになる。それがツインテールを属性を持つ者の本分よッ!」
 最後のツインテールとは、俺自身がツインテールになる事だ。
トゥアール「うぷぷぷ、愛香さん必死ですね」
 これでこそトゥアールですね。今回は本編でこういう場面が無くて物足りなかったです。


 参拾日 木曜日

 三重野瞳の『瞳でEle−phant!』を聴きました。そういえばこのCDを買う時に二十周年記念アルバムの存在も知り、其方も買わねばと思ったのですがCDではなく配信限定なのですね。でも配信でベストアルバムと言うのは意味がよく理解りませんなぁ。単品で買って同じ順番で聞くのと変わりないではありませんか。これがCDならジャケットとか違いはありますし、抑抑 製品として一枚のCDに収まっている事に価値がありますが、配信ではそういう要素がありませんよね? それとも配信に触れた事が無いので小生が知らないだけで、何か配信でもベストアルバムの意味があるのでしょうか。
瞳でEle−phant!:正直に言って良い意味でも悪い意味でも特に印象には残りませんなぁ。三重野瞳が唄っている、それ以上でもそれ以下でもありません。
a・chi‐a・chiアドベンチャー:これは本来は瞳女史の曲ではなくカバーソングなのに、それを二十周年記念CDに収録するのが不可解です。こういう場合に相応しくないのではないでしょうか?
瞳 Fall in Love ?20周年記念バージョン:元から好きな曲でしたがこれは良いアレンジですね。そして特別参加している面子が異様に豪華ですね。しかし石田彰、優希比呂、松本梨香、岩田光央くらいしか聞き取れませんでしたわ。
〜 20 Radio Talk SPECIAL:てっきりこのCDの為に収録した特別メッセージなのかと思いましたが過去のラジオから抜粋だったのですね。オープニングトークだけ聞かされても反応に困ります・・・。続きが気になっても解決する術はありませんし意図が分かりませんわ。


 弐拾玖日 水曜日

 オリンパスから『STYLUS 1s』が発表されました。STYLUS 1の後継機と言うかマイナーチェンジなのですが、差異が僅かしか無く、新製品としての魅力は皆無に等しいですね。価格差を考えたら買うなら旧機種の方が良いのではないでしょうか。
 2.8通しの明るさを維持しなくて良いので、このセンサーサイズとズーム倍率でもっと小型化された機種があれば良いのですが、このサイズのセンサーは何れ使われなくなりそうですなぁ。

 ガンビルファイトラを視聴致しました。
 予告で見た時から楽しみにしていた荒鬼頑駄無の登場ですが、余り格好良い役どころではありませんでしたね。外套をはためかせた雰囲気から師匠なのではないかとすら思っていたほどです。
 子供相手に全力を出しているセカイを嘲るサカイ・ミナトですが、初めてガンプラを組み立てた初心者のセカイを相手に勝ち誇っている時点で人の事をどうこう言えません。セカイを井の中の蛙と称しましたが別に驕ってもいなかったでしょう。


 弐拾捌日 火曜日

 喫茶黒うさぎ第359回を聞きました。
矢野「もう全てを擲って、飛んでイスタンブールですよ」
 トルコではなかったのですか。
田村「トルコにあるの? イスタンブールって」
矢野「トルコですよ」
 え? あ、そ、そうなのですか・・・。いや、うん・・・。
 タコライスがタコスライスの意とは知らなんだ。考えてみれば何がタコなのか理解りませんでしたが腑に落ちましたよ。

 日常系は異能バトルのなかでを視聴しました。
千冬「クッキーが案内してくれないから、学校で迷子になるところだった」
 一人で日常生活を送るのに支障があるレベルではありませんか(笑)。
千冬「一刻も早く、代わりの子見付けなくちゃ」
 酷い(笑)。いあ、冗談でしたが、最初は凄い事を言うと思いましたよ。
千冬「クッキー、これからも千冬の事、一杯世話してね」
 其処は譲らないのですね(笑)。凄く良い話なのに積極的に落ちを狙いに行きますね。


 弐拾漆日 月曜日

 繰繰狐狗(ぐぐこく)を見ました。
 何かEDへの入り方が宛ら良い話が終わったようでしたが、別に何ら良い話ではありませんよね・・・?

 ガルフレを視聴す。
 ただでさえ声と喋り方が気色悪いエレナですが、今回で性格も最悪だと言う事が判明しました。一挙手一投足が左右 不愉快にさせられます。本気で鬱陶しいです。良いところが何も無いですね。


 弐拾陸日 日曜日

○クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) 『ひとりぼっちの反逆』
 冒頭の戦闘で後方支援の機体が援護射撃をした様に見えたのですが、あれでは撃墜数の横取りだったのですね。まぁ、その後にはアンジュがもっと露骨にやっていますが。
 ノーマは何か(マナへの反逆?)を企んでいてヴィルキスはその要となる機体なのですね。しかしヴィヴィアンはヴィルキスそのものを知らない様子でしたから、この計画を知っているのが一部だけなのですな。
 アンジュは本当にやられっ放しで終わらないのが良いですね。強いです。でも整備員もノーマなのに敵に回すのは得策と思えません。パラメイルに命を預けなければならないのに恐くて出来ないですよ。
 ロザリーがアンジュにぎゃふんと言わせようとして尽く失敗する流れが面白いのですが、大分にコミカルで前回までとトーンが変わっていますなぁ。
 今回もやっぱりヴィヴィアンが楽しいですなぁ。それに彼女はアンジュを受け入れようとしているのですね。
ヴィヴィアン「此処でクイズっす。サリアは何を読んでいるのでしょーか?」
 本人に出したらそれはクイズではなく質問です。
 ヒルダの細工で動作不良を起こし海面に落ちたヴィルキスがデストロイモードでドラゴンと掴み合ったり、本作の戦闘もそれなりに芸が凝らされていて面白いのですが、前日にGレコを見ているので比較してしまいどうしても見劣りしますなぁ。もうGレコが桁違いですよ。
 出た、島だ! 二人の戦場だ! サンライズは本当にこの展開が好きですよね。バディコンを見ていた時も嵐が発生した際に「まさかこのまま島に流されるのではあるまいな」と思ったら本当にそうなって唖然としました。そしてそのバディコンから然して間も無いのにまたこれですか。

○烈車戦隊トッキュウジャー 第34駅 『恋は大騒ぎ』
ライト「あの二人、付き合ってたの?」
 いあ、どうして3号に変身する人の嘘にトッキュウジャーが驚いているのですか(笑)。
ミオ「それ違うから。何でそういう事ばっかり知ってるのよ」
 本当ですよ。どうしてシャドーラインでありながら人間の文化に無駄に精通しているのですか。
義雄「矢張りおかしい。あの二人、恋人と言うよりは友達未満」
 友達よりも下なのですか。限り無く単なる知人に近いではありませんか。
6号「まさか・・・俺があいつにキスした所為か?」
 ど、どういう事!?

○仮面ライダードライブ 第4話 『誇り高き追跡者はなにを思うのか』
 副題が長さの割に画面に表示されている時間が短くて読み切れません。ちゃんと読ませようとしていますか?
霧子「泊さん、まさかあの時・・・」
 え、今更!? それくらい当然の事として理解っていると思いました。
 ロイミュードは上層部は厳格な規律を重んじていますが、それが必ずしも全員に浸透していない感じですね。
進ノ介「俺の顔をよーく覚えておけ、三流芸術家。つまらん自己満足の為に、女の子達を恐怖で縛る様な奴は、この俺が裁く」
 警察に裁く権利はありません。いあ、この台詞は警察官として犯罪者に言ったのではなく、ドライブとしてロイミュードに言ったのでしょうが。
マシンチェイサー「俺は死神だがコアは壊さない! ロイミュードにやり直すチャンスを与える!」
 博愛的な死神ですね。
マシンチェイサー「真の死神はお前だ、仮面ライダー!」
 言い得て妙です。怪人からすればライダーは死を齎す処刑人でしかありません。
ブレン「何故こう無秩序で、無遠慮で、問題の者ばかりが力に覚醒するのかな?!」
 会合では限度があるとペイントを嗜めていましたがその当人も勝手なロイミュードだったのですか。

○ドラゴンボール改 『見え始めた真価 反逆のブウ』
 最初に超サイヤ人3を見た時は凄いのが出たと思いましたが、終わってみればちゃんとした活躍はこの時くらいでしたなぁ。


 弐拾伍日 土曜日

○ガンダム Gのレコンギスタ 『敵はキャピタル・アーミィ』
 どういう経緯でルインが怪しい仮面を着けるのかと思ったら、流れもへったくれも無く唐突に仮面姿で登場しました。ただ単なる飾りではなく機能的な意味があるのですね。
マニィ「今日のキャピタルガードの中にもルインは居なかったなぁ」
 んん!? あ、あの仮面を着けていた人は? 劇中ではあれで正体を隠せている扱いなのですか?
 クリム・ニックが居るのにニック・ジャックとか(ファーストネームとファミリーネームの違いはあれど)ややこしいと思ったのですが、確認したらニックではなくミック・ジャックだったのですね。
 エルフ・ブルックに乗ったルインのテンションが何だかおかしな事になっています。それにしても一見すると武器が無い様に見えて、その実 全身の武装が脅威のMSですなぁ。
ベルリ「モンテーロの頭を取られて、何が天才パイロットだ」
 言ってやらないでください。その天才パイロットはベルリを高く買ってくれているのですよ。
 全員が我武者羅にやっている感じの戦闘が良いですなぁ。UCだと戦闘は洗練されていましたがそれ故に決められた段取りをこなすお芝居に見えました。その戦闘はそれはそれで凄く好きでしたからそれが悪いと言うのではありませんが、やっぱり富野作品と比べると違いますね。
 アイーダがベルリにお礼を言う際にメガファウナのクルー全員に代わってと言うところに、自分の本心では無いと言う気持ちが篭っていますね。そして艦長が言う姫になるアイーダの仕事と言うのは、自分の意思とは別に総意の代弁者にならなければならないと言う事ですね。
クリム「よう、少年。少尉でならアメリア軍に推薦してやるぜ」
ベルリ「中尉でなけりゃ駄目ですよ」
クリム「なら私が大尉になってからだな、姫様」
 やっぱりクリム・ニックはベルリを随分と買っていますねぇ。
 ベルリがメガファウナで馴染んでいる光景が好きなのですが、それでも次回は脱走を企てるのですね。海賊に身を窶して祖国と敵対するのは本意ではないでしょうから当然かも知れませんが、少し寂しいです。
次回予告「スリリングすぎるから見なくて良い!」
 そんな事を言わずに見させてくださいよ。

シェットランドフォックスのアスコットを購入す


 弐拾肆日 金曜日

 俺、グドンの餌になります。を見ました。
総二「放っとけよ! アルティメギルの方を調べろよ!!」
 ご尤もです。総二はツインテールへの執着を除けば到って平凡な感性の持ち主で安心出来ます。
 テイルレッドに変身すると声が変わるのが矢張り釈然としませんなぁ。総二と別人にしか思えなくなります。
 自分の写し身を攻撃するのを躊躇うのかと思ったら、ツインテールを破壊する事が出来ないと悩む総二の愛が本物ですね。
トゥアール「雌が雄に発情して何が悪いんですか!?」
 蓋し至言です(笑)。
 マイペースで如何なる時でもこれでもかと言うほど徹底してとことんボケ倒すトゥアールが素敵です。緊急事態なのに次から次へと只管にボケるのが圧巻でした。本作の魅力はトゥアールに集約していますな。ところでこのトゥアールとごちうさのシャロで漸く、これまで名前しか認識していなかった内田真礼の声が覚えられました。思い返してみればさんかれあもこんな感じでしたね。
 報道のテイルブルーに対する扱いが理不尽極まりないのですが、何せ普段の愛香が傍若無人で唯我独尊なので憐憫の情が一片たりとも湧いて来ません。トゥアールに魅力を集中させた反動で、魅力の無い人物が生まれてしまったのですね。

 寒ブリを視聴す。
 やっと西也が有能な姿を見られた気がします。これまでは自己申告ばかりでその能力が発揮される場面がありませんでしたからねぇ。
 いすずはへっぽこだったのですね。西也とは対照的に何の役にも立たない姿が印象的です。西也を銃で脅して連れて来たのは如何なものかと思いましたが、彼女にとってはそれが普通だったのですね。そして作中でもちゃんとそんないすずが異常であると位置付けられていて安心しました。
 眉目秀麗でナルシシストと完璧な西也ですが、高いところが苦手なのは可愛げがあります。完全無欠に見えてこういう弱点があるのが良いですね。
 平時では役立たずないすずが緊急事態では活躍するのが良いですね。西也といすずで足りないところを補い合う関係が素晴らしいです。
西也「えぇとだな、要するに、俺様や、お前のちっぽけな挫折など、よくある話の一つだと言う事だ。そんな事を気に病むなど、お前と言う人間は下らん! 実に、下らん!! どうだ? 参ったか!! ははは、ははは、ははは!」
 ま、参りませんよ? え、あ、な、何を偉そうに言っているのですか?
西也「そういえば、そうだな。何故だ? ・・・・・・全く分からん」
 笑いました。本当にこうやってところどころ抜けているのが西也の魅力ですなぁ。
 これまで地味な内容だし、だからと言ってパーク再建の為に唸るほど高度な技巧が凝らされる訳でもなく、余り面白くなかったのですが今回は具体的に西也やいすずの活躍が描かれて面白くなって来ました。再建案の方もこれから良くなると良いですね。


 弐拾参日 木曜日

 またUHF局アニメを中心に、秋から始まった新番組で普段は感想を書いていない作品について雑感をば。前季に続いて今季もアニメが多くててんてこ舞いです。どうにか三月は耐えますから次こそはぐっと減って欲しいですなぁ。

トライブクルクル
 シンプルで面白いですね。次が気になると言うのではありませんが、毎週楽しんでおります。
オオカミ少女と黒王子
 最後まで見ればまた印象が変わるのでしょうが、現段階では佐田恭也が嫌な人間にしか見えません。周囲の顔色を窺う篠原エリカも苛立ちます。アオハライドもそうでしたが少女漫画はこう言うのが多いですね。孤立を恐れ自らを偽り世に紛れようとする。
天体のメソッド
 元気に溢れた水坂柚季に物語を引っ張る牽引力がありますね。喜怒哀楽が豊かでそれだけで楽しいです。
グリザイアの果実
 見る前は全く期待していなかったのですが、意外にも人物の個性が強く笑えます。特に風見雄二とみちる様が好みです。
 小説原作を使い切ったからなのか、2000年代を思わせるゲーム原作アニメが少し増えて来ましたね。清水愛とかもうこの手の作品でしか見ませんなぁ。
愛・天地無用!
 今更 天地無用の新作と言う時点で驚きなのですが、一日五分の帯番組と言う見辛い構成です(苦笑)。しかも唐突に別の時間軸が挿入されたり、総集編だったりともう何が何だかさっぱりピーマンワケワカメです。忘れずに見るのが大変ですし、ちゃんと三十分番組で見たかったですなぁ。
神撃のバハムート GENESIS
 流行りのタイプではありませんが大量にアニメがあるのですから中にはこういうアニメも欲しいですね。
魔弾の王と戦姫
 魔法戦争、星刻の竜騎士、精霊使いの剣舞と評価に困る作品が続いていたMF文庫J作品なので似た様な流れかと思いましたが、存外に真面目な作りのアニメでした。この辺りは流石はサトタツでしょうか。輪ラグやアルヴォで評価を下げていましたが少し持ち直しました。
暁のヨナ
 過去の出来事も交えつつ徹底してヨナ、ハク、スオンの三人を中心に描いていて、各各の心情に引き込まれます。ただアニメではどれくらいやるのでしょうかねぇ。せめて事の真相は明かして欲しいです。
大図書館の羊飼い
 今季のゲーム原作では一番 苦手かも知れません。ちょっと寒いです。
棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
 地味な始まりですが出来は前作で折り紙付きですから何の心配もしていません。満足の良く完結が迎えられるかだけですね。
デンキ街の本屋さん
 デ・ジ・キャラットが見たくなりますなぁ。相変わらず再放送が多いのですが、どうせならこれに合わせてデ・ジ・キャラットを再放送する遊び心を見せてくださいよ。
SHIROBAKO
 イベントでも見た初回はそんなに面白くなかったのですが、二話目でぐっと引き込まれました。全員が一丸となって問題に立ち向かうのが醍醐味ですね。
四月は君の嘘
 ノイタミナらしい爽やかな絵柄ですね。余りノイタミナノイタミナしているのは苦手ですがこれはそれほどでもないので抵抗無く見られます。
TERRAFORMARS/テラフォーマーズ
 原作は有名なので名前くらいは知っていますが好みではありませんなぁ。進化したゴキブリと戦うと言うのが肝なのでしょうが、作品はその周囲の人間ドラマにも手を広げていて、其処がそれほど面白くありません。
selector spread WIXOSS
 完全な前作の続きなので楽しみ方が分かっているので安定していますが、アキラッキーからアキラブリーへの変貌には驚かされましたし目を離せません。強烈な力がありますなぁ。
Fate/stay night[Unlimited Blade Works]
 Fate/Zeroが確かに絵は綺麗で作画は整っていますがセイバー(アーサー)とバーサーカー(ランスロット)の戦闘をぞんざいに扱ったりしていて、アニメ界隈ではやたらと持ち上げられていますが総合的な完成度には疑問が残りました。だから本作にも余り良い印象がありませんし、これまで以上に嘗てのディーン版が蔑まされるのは業腹です。勿論 比較すれば作画に関してはディーン版が劣るのは事実ですが、あれはあれで日本の典型的なリミテッドアニメの演出であってそれほど悪くは無いと思うのですよねぇ。などと、ディーン版を見ていない人間が言ってみる(ぇー まぁ、Fateの再アニメ化ではなく、Zeroの続篇として考えたらZeroと同じ製作会社によって作られるのは自然ですよね。
 それにしても一昔前は同作ファンの勢力が強く各所で暴れ回っていましたが、すっかり鳴りを潜めていて時代の流れを感じずに居られません。
 あとアーチャーがもう惚れ惚れするくらいに格好良いですなぁ。気障な言い回しとか最高です。
蟲師 続章
 今回は蟲語は何回あるのでしょうか?(ぉ
失われた未来を求めて
 手書きなのにCGみたいな質感ですね。独特です。部室でのやり取りは複数の人間が同時に喋っている感じがよく出ていますね。
 それとどうでも良いのですが一話であった「お前らが看板壊したんでしょう!?」と言う台詞が凄く鈴木達央らしいと思いました。
 初回の最後でヒロインの一人が死んだのを見たのと題名から、もしかしたらヒロインが死ぬ度に過去に戻り、途中でその異変に気付いた主人公が試行錯誤の末に何とか時間の輪廻から脱して失われた未来を手にする、しかしそうして戻った世界ではヒロインが全滅する後味の悪い終わり方になるのではと期待しています。
再放送
 作品や放送時間によって見たり見なかったりなのですが、夏キセなんて配信も含めてこれで四度目ですが、勿論 見ています(ぉ ヨザカルは未だ記憶に新しい新作よりも、面白かった旧作の方が見たかったですなぁ。何れにせよ見ていますが(ぉ


 弐拾弐日 水曜日

 ギョーカイ時事放談第322回で番組名を変更すると言う話が出ましたが、じょ、冗談ですよね? そんな思い付きみたいな流れで簡単に決めて欲しくありません。その動機となった番組の悪名が広まってゲストが来てくれないと言うのも俄かに信じられません。別に何も問題は起こしていないでしょう。
 それはそうと昔の様にもっと幅広く多彩なゲストを読んで欲しいと言うのはありますなぁ。他業界も含めて多種多様な顔を見せて欲しいです。

 喫茶黒うさぎ第358回を聞きました。
田村「私、二十三の時とか多分鼻水垂れてたよ」
 お風邪を召していたのですね。
田村「でもさぁ、こんな事も言い出せずって言うけど結構大きい事じゃない? それで何かさぁ、あのぅ、『結婚出来ません』はぁ、何か、他に理由もあ」
 大きい事だからこそ、でしょう。こんな重要な事なのに言い出せない相手を人生の伴侶とは出来ないと思ったのでしょう。
田村「だってさ『許されるものなのでしょうか』って言ってるけどさ、誰が許さないのって感じじゃん。許さない人がもう居ないじゃん」
 誰が、と言うのではなく復縁を考えているのに別の出会いを探す事が不誠実だと言う事でしょう。
 男の恋愛は名前を付けて保存で女の恋愛は上書き保存と言う比喩は色恋沙汰に疎いミオさんですら知っているのに村さんは初耳なのですか。したり顔で披露しても誰もが既に知っていますよ。
田村「ポジティブだし何か住む世界が違うわ。リア充だったわ。積極的だわ」
 村さんは自虐的と言うか頻りに自分を卑下すると言うか線を引きますよね。


 弐拾壱日 火曜日

 日常バトルは異能系のなかで視聴。
 慟哭をちゃんと手書きで書ける寿来は偉いですね。パソコンに慣れていると漢字は読めても書けなる、そんな事を言い続けて早十年ですからね。最早 完全に書けなくなったと言っても過言ではありません(ぉ
教師「昏いにしても、私この感じが昏いって読むなんて知らなかったよ。黄昏ぐらいでしか使わないだろこの漢字」
 竜破斬(ドラグスレイブ)を詠唱した事がある人なら誰でも知っている常識ですよ!
灯代「何でイオングループのファッションビルが血塗れなのよ!?」
 イオンにビブレと言うのがあるのですか。イオンなんてジャスコすら知らなんだ。
 霧龍・ヘルドカイザ・ルシ・ファーストみたいなのを雇用してあんな会話に付き合うバイトの店長は偉いですね。
 寿来や霧龍・ヘルドカイザ・ルシ・ファーストのセンスは好きで格好良いとすら思いますが、自分がその手のを患っていると自覚しているのは嫌ですなぁ。そういうのは本人は心から信じているべきでせう。
一「カカッ。久しいな、宵闇に嗤う二律背反の魔女(エンドレスパラドックス)よ」
灯代「一兄さん!?」
 兄妹だったのですか。道理で寿来の相手をするのに慣れている筈です。そういえば前回、灯代が披露した二つ名は兄が考えたものだったのですね。
一「断る。帰ったら親父に伝えとけ。『今月の生活費も宜しくお願いします』ってな」
 ちゃんとお願いをする時は下手に出て礼儀正しいですね(笑)。

 マジボ視聴。
 レアメタルワイバーンとやらはリーベルトやクルードも驚愕する伝説の存在なのですね。流石はクルードと、その実力の高さを見せ付けてくれました。
 結果的にはシュトルツもクルードも助かって安心しました。
 ふと、EDが良い曲だと気に入りまして調べたのですが、販売が配信のみでCDでは出ていないのですね。欲しかったのに残念です。


 弐拾日 月曜日

 ガルフレ(仮)を視聴す。
明音「それでは見吉さん、今一番したい事は何ですか?」
奈央「二度寝?」
 今だけど! 確かに今だけど!
つぐみ「やっぱり大会が近いから気合入っている感じ伝わるもん! 何か躰も安定感抜群だし!」
心実「安定感・・・」
茉莉「演技にも何だか重みがありますよね」
心実「重み・・・」
 二人で追い込みますね(笑)。よりによって選ぶ単語のチョイスが的確に心実の心を抉っています。
 メロンパンと言えば久し振りにメローネのメロンパンが食べたいですなぁ。久しく食べていません。
クロエ「ヨク色ンナ場所デ炎上シテイルノハ、日本ノ若者ノ熱イ証拠デショウ!?」
 その熱さは何か違います。
文緒「話が明後日の方向に行っていますが・・・」
クロエ「明後日ハ明日ノ次ノ日デス! 私ハコノ瞬間、若者ガ何ニ燃エテイルノカヲ話シテイルノデスヨォ! 青春ハ二度ト来マセンカラネ! 心実サン!」
 真面目にクロエの相手をして言い間違いを訂正する名塚佳織が偉いですね。まぁ、「そうかも知れませんね」とか偶に素っ気無いですが(笑)。それにしてもクロエが喋っているとそれだけで面白いですなぁ。
心実「いえ、その、何の事だか・・・」
 可哀相にダイエットの件が広まっています。聞いてあげないでください。
茉莉「でも理解りますよ、体重を気にしてるなんて悟られたくないですもんね」
 なら触れてやるなよ・・・。
 うわ、最後の最後にエレナが出ました。相変わらず聞くに堪えない酷い喋り方です。
 初回は人物の紹介に終始していてどんなアニメか理解りませんでしたが、今回はそれなりに楽しめました。ただ問題は左右 人物の名前が覚えられません。しかも公式サイトでも全員を紹介している訳ではないので、名前を調べるのが一苦労ですわ。クロエみたいに強烈な個性があると一発で覚えられますね(笑)。


 壱拾玖日 日曜日

○クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) 『ヴィルキス覚醒』
 ココに続いてミランダが死に、更に隊長まで死ぬ惨事には驚かされました。ココとミランダはともかく隊長が死んだ原因がアンジュである事は明明白白なので周囲から叩かれるのも無理はありません。ただ抑抑の問題として、自らをノーマと認めていないアンジュを実戦に出したのが間違いではないでしょうか。何か予想外の事を仕出かす可能性は容易に想像出来た事でしょう。
 パラメイルが戦闘で変形を活かしていて良いですね。高速で移動する時は敵の攻撃を躱す瞬間にフライトモードに変形して、攻撃する時にデストロイモードに変形する使いこなし方が良いです。
 いくら皇族たるもの自らマナを使う必要は無いと言い付けられていたとしても、ただの一度もマナを使おうと思わなかったと言うのはどう考えても無理があります。思考を読む能力者が居て二十四時間アンジュの心を監視していたとでも言われない限りは納得が出来ませんわ。
 ミスルギ皇国が滅亡したと語られていますがジュリオはどうなったのでしょうか? 王座を狙ってアンジュがノーマである事を明かしたのにそれが原因で自らも引き摺り下ろされていてはとんだお間抜けさんですよね。このクーデター自体もジュリオが糸を引いていて、自身は新政権の頂点に立っているのでしょうか。
 ヴィヴィアンが良いキャラをしていますねぇ。発言が楽しくて、現時点では本作の登場人物で一番 注目しています。
 死にたいと願っていて、死ぬつもりでドラゴンに向かって行きながらも、いざとなると恐怖から防衛本能が働いて避けてしまうと言うのは分かり易いですね。その恐怖の中で母が今際の際に残した「生きるのです」と言う言葉を思い出し、生きると決意しヴィルキスが覚醒するのは格好良い流れです。
アンジュ「お前が死ねえぇぇ!」
 仮にも主人公が決意を新たにして言う台詞がこれですか(笑)。ゲームとかに登場してこの台詞が連呼されるのを想像してしまいます。でもアンジュらしい素直な言葉ですね。
 アンジュが過去を捨てて泥を啜ってでも生きると決心させるには弱いかと最初は思いましたが、これまでと全く異なる地獄の様な環境に放り込まれ自分の醜い面まで直視させられたのですから充分ですね。

○烈車戦隊トッキュウジャー 第33駅 『カラテ大一番』
 挿入歌を聞いていて思いましたが、ライトとヒカリの名前は近い系統なのですね。最初にライトの考え方と対比させられたのもヒカリでしたし意図的な組み合わせでしょうか。
 何と、春日太平がチュウシャキシャドーだったのですか。ヒカリがの手を取っていたのはそういう意味だったのですね。祖父の話が出たライトではなくヒカリだったので不思議でしたが腑に落ちました。
 祖父が自分よりもヒカリを応援していたと思い込んで落ち込むライトは可愛げがありますね。

○仮面ライダードライブ 第3話 『だれが彼女の笑顔を奪ったのか』
ペイントロイミュード「貴様が噂の新しい仮面ライダーか!」
 この世界には他にも仮面ライダーが居るのですね。
 ロイミュードはどういう組織体系で、幹部格と思しきあの三人はどういう位置付けなのでしょうか? 基本的には各自が勝手に動いていて、あの三人が力で抑え込んでいるのでしょうか?
 霧子は今回の事件を起こしたロイミュードが半年前に自分を襲ったロイミュードだと睨んでいますが、それはミスリードで別の個体と見ました。終盤まで引っ張るのではと思いましたが、単に自分が襲われかけただけだから因縁としては薄いですかねぇ。敢えて引っ張るほどの濃い関係性ではありませんし、やっぱり同一個体で早めに霧子が心に負った傷を癒して終わりかも知れませんね。
 ドライブが新しい仮面ライダーと呼ばれたのはプロトドライブが居たからですか。敵から名付けられて仮面ライダーと言う名前が定着するのは初めてのパターンですね。ただあの姿を見て仮面ライダーと言うのは自然ではありませんなぁ。
紫のロイミュード「仮面ライダー、か」
 そう言いながらバイクから降りる貴方の方がライダーですよ。

○ドラゴンボール改 『魔人ブウを食い止めろ 限界(リミット)(スーパー)サイヤ人3!!』
 超サイヤ人2も超サイヤ人3も、悟空が勝手に名付けただけですよね。まぁ、前例や決まりがある訳ではありませんからね。
悟飯「この気は、まさか地球に居る父さん? いや違う」
 余りにも凄いから息子の悟飯ですら悟空ではないと判断してしまうのですね。


 壱拾捌日 土曜日

○ガンダム Gのレコンギスタ 『カットシー乱舞』
ラライア「食べな」
 言い方が男前ですね。そしてクリムは食べるのですね。
ラライア「目が綺麗」
クリム「何時も言われている事だ」
 何時も言われているのですか(笑)。
 やっぱりMSの操縦技術はデレンセンが頭一つ抜けていますなぁ。歴史に名を残す様な超人ではありませんが、優れたエースパイロット言う感じです。教官の任を受けるのに足る実力者ですね。
クリム「実戦であのように撤退出来る指揮官は優れた軍人だな」
 おぉ、クリムも認めています。逆にこれでクリムも単に自信家なのではなく彼我の実力を判断出来ると言うのが理解りました。
 Gレコを見ているとより一層、UCが二次創作の同人作品に感じますなぁ。如何にもファン受けする内容(UCに限らず昔からガンダムのOVAはその傾向がありましたが)と言う感じです。
 実は前からG−セルフのデザインが不可思議でした。富野某は∀やらキングゲイナーやら主役メカのデザインに新機軸を持ち込んでいたのですが、G−セルフにはそれが全くありません。旧来の延長線上にある無難で凡庸なデザインでした。目が大きくて可愛いですし好みではありますがその意図を掴みかねます。強いて言えば近年のガンダムを髣髴とさせるデザインでそれらに対する皮肉なのでしょうか? G−セルフに比べるとチラッと登場したG−アルケインの方が新しいデザインでしょうか。手足のラインがこれまでのガンダムに無くて印象的です。
次回予告「見たくなったでしょ!」
 言われるまでも無く最初から見たいですよ。毎週の放送がとても楽しみですわ。

 新番組『結城友奈は勇者である』。
魔王「私を恐がって悪者扱いしたのは村人達の方じゃないか!」
勇者「話し合えば理解るよ!」
魔王「話し合えばまた悪者にされる!」
 お、おぉ、深い事を言いますね。壮大な人形劇です。
 勇者部の日常を舞台にしたアニメだと思っていたのですが全然 違いました。超常現象が発生するわ変身して戦うわ、思いもしなかった内容です。
 どうも盛り上がらない主題歌ですなぁ。友奈が明るい性格ですしもう少し主題歌にも熱量が欲しいです。
風「よしよし、よくやったわね。冷蔵庫のプリン、半分食べて良いから」
樹「あれ元元 私のだよぉおおおぉおぉ」
 半分だけと言うところにせこさを感じたのですが、それ以前に風のではないではありませんか!
樹「その絵私たちだったんだ・・・」
友奈「げ、現代アートって奴だよぉ!」
 説明するのに現代アートを用いる必要はありませんよね? しかし主人公がこういうフォローするのは珍しいですね。この台詞で友奈が周囲を気遣い仲を取り持とうとする性格なのが分かり、その後の行動にちゃんと繋がっていますね。
 隠し事をされていて怒っていた美森ですが変な落ち込み方をしたり頻りに国の為と発言したり、少し変わっていますね。
 美森は変身しても脚が動く様になったりしないのですね。しかし装飾が勝手に躰を動かしてくれて便利そうです。
風「私のより、返事が良い・・」
 こういう偶にぼそりと入る細かい台詞が味わい深いですね。
 風は最年長でリーダーなのに戦い方が完全に力押しですなぁ。
風「心強いわ東郷! 私の方こそ! (バンバンバンバン)・・・・・・・・・ええと、ほんとごめんなさい」
 恐い!(笑)
 基本の部分を内容の重さに応じて真面目に描きながら適度な笑いも組み込まれていてバランスが良いですね。全体の雰囲気も好みなのですが、戦闘に全くワクワクしません。描写は丁寧で爽快な動きは心地良いですし出来は悪くありませんが、戦闘に突入すると少しテンションが下がってしまうのですよね。戦闘以外を見ていたいです。

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 壱拾漆日 金曜日

 サイコパスを視聴致しました。
 美佳に助言するギノは落ち着いていて素敵ですが、弥生がフォローしてくれたものの美佳から反発を受けるのは宜なるかな。監視官から執行官に降格した人間なんて見下しこそすれ敬う事は無いでしょう。他ならぬ嘗てのギノがそうであった様に。
 時に霜月美佳ですが、実は一期で登場していた人物だったのですね。よりによって新編集版で彼女が登場した話が放送されなかったと言うのは何とも早。
 朔夜が何と言うか、朱にとって余りにも理想的な部下に見えます。一話での説得もそうですし、今回も朱の意を完全に汲み取っていました。青柳璃彩が喜汰沢を執行した時の舌打ちも、説得や情報収集が出来ると踏んでいたからで短絡的ではありません。
 そんな風に朔夜について頭を捻っていたら、意図せずウェブ上に溢れる感想、推測、考察に触れてしまいました。多数の人が当たり前の様に朔夜が・・・ホロで変装したコウなのか、コウが操っている義体なのか・・・コウと関わりがあると考えています。あたしはそんなの思いもしなかったので本編で知って驚愕したかったです(苦笑)。ただそれを踏まえると凄く腑に落ちると言いますか、前述の舌打ちが凄くコウに重なって見えて来ます。それにしても朔夜がコウで人知れず朱を守っているのであれば、相変わらずギノからコウへの想いが一方通行で不憫ですわ。
 朔夜がコウであると予想される一方、OP映像から敵方との繋がりも示唆されています。全身義体で公安局長禾生壌宗の様に複数の勢力が操っているとかでしょうか? 遠隔操作(リモート)でコウと敵とか絶えず奪い合っていて、時には朱を助け、時には朱を誤った方向へ導こうとしていると面白くなりそうです。そう考えると朔夜と言う名前も、狡噛慎也の深夜と槙島聖護の正午、この中間なので意味深ですね。
 名前と言えば聖護と声が同じ雛河翔の名前に聖護と同じ『しょう』の音が含まれているのも何か意味があるのですよね?


 壱拾陸日 木曜日

 ギョーカイ時事放談第321回を聞きました。
 ミオさんは現在のアニメビジネスが大嫌いで変わって欲しいと思っている訳ですが、話を聞いていると願うまでも無く物理メディアから配信に移行する際に(それが良い方向か悪い方向かはともかく)変化がありそうですね。
 パーソナリティも自賛していましたが、今回は久方振りに中身の濃い内容で高い満足感が得られました。最初に今回と次回はショートバージョンと言うのでどれだけ短いのかと覚悟しましたが、一時間ですから最近の標準ですよね。

 CHICO with HoneyWorksの『世界は恋に落ちている』を聴きました。歌詞カードが随分と変則的な形状ですね。凝っているのかも知れませんが冊子になっていないので使い辛いです。
世界は恋に落ちている:耳に優しく聴いていて心地良い曲です。歌声としては「涙こぼれて」や「自分のこと分からないまま あの子にアドバイスまでしちゃって 胸が痛いや…」のところが特に好きですわ。
color:少し騒がしい感じで余りB面曲らしくない曲ですなぁ。いあ、B面曲らしくないとか我ながら変な事を言っていますね。自分の中に思い描くB面曲とは異なります。


 壱拾伍日 水曜日

 もう数日後には次の回が配信されますが、現在 配信されているセーラームーンの七話を見ました。
 副題の英語が前回と一緒なのですが、何か手抜きに思えてしまいますなぁ。
うさぎ「(覚えてる・・・どうして、気付かなかったんだろう。その少し低い声、タキシードのタイ、その深く吸い込まれそうな目の色・・・)貴方が、タキシード仮面・・・?」
 声もタイも目の色も仮面で隠せていないではありませんか! 本当にどうして気付かなかったのですか!?
 交通事故に合ってそれ以前の記憶を全て失ったと語る衛ですが、それを語っている時点で覚えているではありませんか・・・。
 ベンチに座ってお弁当を食べているまことの脚が酷い事になっています。ジオングみたいです。
 亜美が旧作ではポケコンを使っていましたが新作ではタブレットになっていますね。時代に応じた変化なのですがその割には携帯電話を使っていなかったりちぐはぐな感じがします。時代の変化と言うより現在の感覚でポケコンを描写するとタブレットになると言うだけでしょうか。
 不気味に笑う海野が土萌教授みたいな顔になっていますね。
 ゲームセンターの筐体にDVDスロットを勝手に付けてしまって良いのですか。他の筐体にはありませんから明らかに改造してしまったのですよね。
うさぎ「砂嵐だけ?」
 今日日 テレビの画面を砂嵐なんて表現するのでしょうか? 抑、地上デジタル放送に移行してから現象そのものを見なくなった気がします。
うさぎ「いやぁああ、今のでゲーム機壊れちゃったかもー!(バンバンバンバン)」
 そう言いながら筐体を叩いたらもっと壊れますよ。
 いきなり殴りかかるタキシード仮面に笑いました。華麗に薔薇を投げて欲しかったですなぁ。
 これまでも決して作画が整っている部類ではありませんでしたが、今回は作画の乱れが飛び抜けて酷いですね。作画が極端に荒れた結果、キャラクターデザインが異なる別のアニメを見ている様な感覚にすら捉われます。昨今のアニメはどれも作画が十二分に安定していますし、小生は多少の乱れは気にならない性質で多少の乱れに騒ぐ光景に冷ややかな視線を送っているのですが、そんなミオさんでも気になるほど本作は明確に作画が荒れています。思わず笑ってしまいますわ。これはもう下手に改善されず、最終回までこのまま突っ走って欲しいですなぁ(ぉ


 壱拾肆日 火曜日

 『新約 とある魔術の禁書目録(インデックス) J』読了。
 初代当麻は雲川芹亜に凄く懐いているのですね。催眠術を教えて貰いはしゃいでいる姿はまるで子犬です。
(ああん!? 私が努力してあの年増(、、、、)の株が上がるってどういう訳ぇ!?)
 理不尽極まりないですね(笑)。そしてこの頃には既に操祈と雲芹はお互いを知り得ているのですね。
 自分がこれまで信じて来たものが偽り、その記憶が嘘かも知れないと言うのは途方も無い恐怖でしょうね。絶望的な気持ちに包まれそうです。
 体内に入り込んでいる何かを、よくもそう無造作に抜けますね。下手に抜こうものなら体内に致命的な損傷を与えてしまいそうで、あたしなら怖くて手が出せませんわ。そして抜かれる方の恐怖はその比ではないでしょう。
 操祈を陥れた黒幕が自らを食蜂操祈と名乗りましたが、本当に彼女こそが本物の操祈で、読者が操祈と認識していた少女は精神操作でそう思わされていただけだったらそれはそれで面白い展開になると少し思いました。実は小生は当麻にもその展開を夢想しているのですよね。新約から登場している三代目当麻は自分が上条当麻だと思い込んでいる全くの別人で、何れ死んだと思われていた二代目当麻が復活し対峙するなんて展開に期待しています。さて、二代目も三代目もフィアンマとの戦いまでは同じ上条当麻としての記憶を持っているけれど、新約で上条当麻を演じ、他の人物との思い出を積み重ねて来たのは三代目当麻だけ。それでも本当に偽者と言えるのかな?
 蜜蟻愛愉は苗字はともかく、『あゆ』と発音する名前が本作らしい変わった名前ですなぁ。でも字面は悪くありません。
 愛愉の語る真相を聞いた後に操祈が思い出す、『食パンは咥えてねえよ。そういや、俺のケータイ、警備員(アンチスキル)に届けてくれたのってお前だったのか。おかげで助かったよ』と言う当麻の言葉が本当に違った印象を受けますね。最後のおかげで助かったと言う一言に込められた想いが痛痛しいです。
 最後の最後で当麻が助けに現れましたが、密かにその役を美琴が取ってくれないかと期待していました(笑)。普段は険悪な関係の美琴が、それでも絶体絶命の危機に駆け付けてくれたら盛り上がるではありませんか!
 せ、切ない・・・。当麻は決して操祈の事を覚えられない、操祈の事だけは絶対に忘れてしまうなんて、何と切ない結末でしょうか。微かに旧約一巻を思わせる読後感で、これは心に残りました。
 やたらと木原を壮大で凄絶な存在にしようとするのが好きではなかったので、他ならぬ木原脳幹が木原ではアレイスターに勝てないと明言してくれて嬉しかったです。そして最後に満を持してアレイスター=クロウリーの復活が格好良い!
 当麻の出番が少なく、それまで数ある登場人物の一人でしかなかった少女が主役と言う事で、旧約の八巻を思わせる巻でした。ゆっくりと真相に迫る流れ、もう一人の自分とも言うべき相手との対決、そして切ない終わり方ととても面白かったです。


 壱拾参日 月曜日

 新番組『ガールフレンド(仮)』。
 主人公の声を聞いていると千反田えるを思い出させて氷菓がまた見たくなりますなぁ。原作の新刊も次は何時になったら出るのかしら。
 望月先輩とやらの声の出し方と喋り方が何だか気持ち悪いです(死)。
クロエ「ゴメンナサイ。えれなサンハ女ノ子ガ好キナダケデ、悪イ事ハ考エテイナイ筈ナンデスケド」
 筈と言うところに一抹の不安を覚えます。其処は断言してくださいよ。
かなた「だぁって〜」
 くねくねしないでください。生徒会長がだらしない。
クロエ「壁ニ耳アリ、障子ニ目アリー、聖櫻学園ニくろえ・るめーるアリデース」
 何故かこれに笑ってしまいました。先週の特番では紹介されなかったのにクロエがメインキャラ張りの扱いでしたね。単に今回が彼女の回と言うだけでしょうか?
 どういうアニメなのかよく理解らなかったのですが、この多数の人物が織り成す日常を描くのでしょうかね。


 壱拾弐日 日曜日

 天たま。
 放送日時の変更を告知しないのは酷くありませんか。あたしが聞いている放送局で同じ事が起きたら、気付かず周章狼狽しますよ。

○クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) 『まつろわぬ魂』
 他のノーマは昔からノーマとして教育を受けているから今更 自身の境遇に不満を持たないのですよね。彼女らにとってはそれが当たり前です。
 アンジュがパラメイルの操縦に以前やっていたフェアーリアと近い感覚を味わっていますが、フェアーリアの時は自分で動かしていませんよね・・・? 見える景色や風は同じかも知れませんが、自分で動かすのと動かさないのとでは大違いではないでしょうか。
 こういう死と隣り合わせで明日をも知れない環境で好きな食べ物は取っておくより食べられる時に食べてしまう方が良いのではないでしょうか。あ、でも、食べて満足してしまうより、生きてプリンを食べると言う気持ちがあった方が生き残れるのかも知れませんね。
 水をかけられそうになったのをさっと躱したのが格好良いです。決してどんな仕打ちにも負けない強さを感じます。
 フェアーリアを見た時は魔法がある世界の表現が上手だと思いましたが、今回のアンジュが回想したビジネスバッグやケトルが魔法で浮かんでいるのは安直ですなぁ。魔法があったら世界はそんな風に発展しませんよ。
ココ「うわぁ〜、本当にあったんだ魔法の国」
 この台詞は秀逸ですね。普通の人間にとっては当たり前の世界だけれど、ノーマとして隔離されている彼女にとっては話にしか聞いた事が無いと言うのが分かり易く表現されています。マナを使えず、それしか知らない人間からすれば、御伽噺の世界でしかありませんものね。
 出自と育った環境からプライドが捨て切れず、周囲から見れば空気が読めない様に見えるアンジュですが、決して本人は自ら波風を立てたり騒動を起こすのが本意ではなく最低限の節度は弁えているのですよね。だからノーマから貰ったプリンなんて汚らわしくて口にするつもりはありませんが、本人の前ではきちんと受け取り自室に帰ってから捨てています。
ココ「アンジュリーゼ様ぁ、私も連れてってください! 私も、魔法の国に・・・」
 この台詞を聞いた瞬間に末路が分かり、今か今かと待ち受ける状態になりました。

○烈車戦隊トッキュウジャー 第32駅 『決意』
 トッキュウジャーがイマジネーションの力で大人になっていただけで本当は子供だったと言う驚天動地の展開です。え、凄いですね。これまでもキバレンジャーみたいな少年戦士は居ましたが、五人全員が実は子供と言うのは前代未聞です。
モルク「守りたいのは陛下なのかどうか」
 ちゃんとノアの真意を見抜いているのが嬉しいですわ。よっぽどノアが信用されていないのですね。
 ライト本人は割り切れても、ライトの両親は知らないところでこんな事があり息子が帰って来なくなるなんて哀しいですね。
 ハイパーレッシャテイオーはハイパーレッシャターミナルが変形した超巨大ロボならではの凄みが感じられませんなぁ。それとあの列車形態が要りません。駅から変形すると言う個性をスポイルしてしまっています。

○仮面ライダードライブ 第2話 『仮面ライダーとはなにか』
 アバンタイトルが無くいきなりOPから始まりました。これがずっと続くのであれば平成ライダーでは初めてですね。それが可能なら戦隊こそアバンを無くして欲しいですなぁ。
 同僚だった刑事は死んだのかと思っていましたが生きていたのですね。
 怪我をさせた本人に対して「俺の驕りが」と言うのは少し自分に酔っていますか。それは第三者に吐露する心情でしょう。しかも六ヶ月も経っていきなり言うのがおかしいです。
 交換するタイヤは其其の種類につき一つしか無いのですね。だからトライドロンに装着すると四輪が統一されません。ドライブに使われるのは虎の子だったのですね。
 今回ドライブが使った必殺技ですが、何度も回転するタイヤで自らを弾いて勢いをつけた割に、肝心の最後にスピード感が無くて説得力がありません。

○ドラゴンボール改 『試練の時 伝説の力を手に入れろ!』
 悟飯が死んだと決め付けるのはおかしいとがなりたてるビーデルですが、この声だと本当に腹立たしくてなりませんなぁ。でも結果的にはビーデルの言う事が正しくて悟飯は生きているのですよね。


 壱拾壱日 土曜日

○ガンダム Gのレコンギスタ 『モンテーロの圧力』
 クンタラと言うのが差別されているのは理解りますが、国籍なのか人種なのか職業なのか何に由来しているのか理解りませんなぁ。一目で判断出来る材料があるのでしょうか?
 理屈で考えるのなら戦闘中の排泄をどうするかと言う問題はありますし、其処に目を付けコクピットに厠を搭載したのは他の作品に無い新しい要素かも知れませんが、それを見せられてもだからどうしたと言う印象が否めません。創作なのですからもっと他に見せるべきところがあるのではありませんか。
 「揺れますよ」と言う忠告に「構わん」と余裕綽綽だったのにいざ揺れると慌てるクリム・ニックが良いですね。可愛げがあります。
 性能の劣る機体で巧く隙を突いて戦闘を優位に進めるデレクセン大尉が格好良いですなぁ。性格も含めて魅力的な人物ですわ。
 途中でG‐セルフの操縦をベルリが変わってしまい反撃して、アイーダがクリムに誤解されてしまうのではないかと心配しましたがそうならなくて安堵しました。アイーダが無事に帰れて良かったです。
 何とクリム・ニックは大統領の息子なのですか。益益 好きになりました。しかし全体的にクリム・ニックの作画が硬くありませんかね。本来の意図が表現しきれていない印象を受けます。
 ベルリの母と大佐による腹の探り合いが良いですねぇ。
 情報量も多く実際の放送時間以上の見応えがありました。
 昨今はそうではない次回予告が増えたので、きちんと内容を説明する次回予告が落ち着きます。締めの言葉は前回の「待ち遠しくても待て!」がずっと使われると思ったのですが、今回は「見たくなくても、見る!」でしたから毎回 違うのでしょうか。


 壱拾日 金曜日

 電撃文庫『新約 とある魔術の禁書目録(インデックス) J』を購入しました。

 新番組『PSYCHO‐PASS サイコパス 2』。
 征陸のとっつぁんに縢秀星と前作で好きだった人物が軒並み死んでしまい、コウは公安局から去りギノは執行官に降格と、好きだった前作の布陣から大きく変わってしまったのが残念です。主人公の朱を除外すれば変わっていないのは一番 印象に残っていない六合塚弥生ですよ。ギノが父や友と同じ道を結果的に歩んでいると言うのも感慨深いものがありますが、矢張りギノは監視官であって欲しかったです。
 ギノも随分と丸くなりましたねぇ。執行官でありながら朱の考えを深く理解し的確にサポートする姿も素敵ですが、先輩監視官として温かく見守る姿が見たかったですなぁ。
 朱が説得を試みる執行対象にドミネーターを向けている他の執行官に自らのドミネーターを向けて動きを御するギノは格好良いのですが、こんな事をして問題にならないのでしょうか。
 朱が説得していたのに最後の最後で一番良い台詞を東金朔夜が持って行ったのはどういう事ですか(笑)。

 新番組『俺、ツインテールになります。』。
 副題の『地球はツインテールの星』ですが、グドンにとってパラダイスみたいな環境ですね(違)。
 主人公がツインテールに並並ならぬ愛情がある様で、ツインテールではないものもツインテールと断じているので薄っぺらに感じます。
トゥアール「エレメリアンに襲われて、ツインテールの属性を奪われたんです」
総二「どういうこと?」
 本当にどう言う事ですか。
 変身場面に流れる音楽がプリキュアのそれにそっくりですなぁ。
 テイルレッドに変身すると性別が変わりますが声も別の方が担当するのですね。こういうのは一人で両方を担当するのが良いのではありませんか!
 題名は凄く面白そうなのですが中身はそれに見合っていませんでしたなぁ。もっとツインテールに偏執的な拘りが見られるのかと期待していましたよ。

 寒ブリを視聴す。
 主題歌の声が枯れていますなぁ。アクエリオンの時はそんな事はありませんでしたが、この曲がそういう唄い方なのか、歌い手の声が枯れてしまったのかどちらなのでしょう。後者なら悲惨ですね。
西也「頼朝って何だ?! 鎌倉だ、鎌倉!」
いすず「放っておきなさい」
 いすずのこれ以上に無い至極尤もな言い分に笑いました。
 ティラミーとマカロンは野中藍に白石涼子とは『スタチャ情報発信番組 ホレぼれ。』を思い出す組み合わせです。
いすず「私は此方の世界に慣れていないの。地上の人に、物を頼む方法を知らないの」
 別にどの世界でも同じ様なメンタルを持つ生物なのですから物の頼み方は大差無いでしょうよ。それともいすずが居た世界では物を頼む時に銃で脅すのですか?
いすず「雇ったけど、皆やめてしまったわ」
西也「何故?」
いすず「私が銃で脅したからかも」
 かもじゃない! ふざけているのですか!?
モッフル「僕は誰かの二番手じゃない! 人真似で売れている訳じゃないふも!」
 ボン太くんの真似でしょう・・・。まぁ、魅力の大きさに関してはボン太くんと比ぶるべくもありませんから、最後の「売れている訳じゃないふも」は正しいですね(ぉ
 自分達の存在がかかっていると言うのに真面目にやっているとは思えない態度、助けてくれる相手に対して誠意も敬意も見せない性根の悪さ、とにかく悪い面ばかりが鼻に付いてきついです。西也に反発するモッフルは見ていて腹が立ちますし、いすずの思考は異世界の住人だから理解らないと言う限度を越えていて苛立ちます。救いであった西也のナルシシスト描写は鳴りを潜めて物足りないですわ。


 玖日 木曜日

 卓上に散らばる塵芥を片付けようと鷲掴みにした時に、チクリ、と指先に痛みが走りました。ぎゃっ、と悲鳴を上げながら慌てて手を引き、卓上を一瞥します。そして見抜きました。下手人が爪楊枝であると。
 よく割り箸に入っている一本の爪楊枝。割り箸の袋に潜んでいたそれが指に刺さったのです。何と、腹立たしく、迷惑千万な事でしょう。
 この際だから言わせて貰いますが、あたしゃ昔からあの爪楊枝が嫌いだったのです! 割り箸に入っている爪楊枝なんて使った(ためし)がありませんし、そのまま捨てるだけなので邪魔でなりません。邪魔なだけならいざ知らず、何れ好みに危険を及ぼすと危惧していたのですがそれが現実となりました。危なくて困りますよ。どうしてそんな嫌がらせをするのですか。
 指先に小さく滴る朱色の液体を見てテンションを著しく下げる今日この頃です。


 捌日 水曜日

 新番組『トリニティセブン』。
 淡い色合いの画面がブラックブレッドを彷彿とさせます。
 聖が幼い頃に描いた絵を根拠に得意気なアラタですが、そんなの子供が描いた絵だからと言われればそれまでではありませんか。然も論破した気になっているのが滑稽です。
 随分と地味な主人公ですね。性への興味は旺盛でそうした言動も多いのに、いざ異性の裸体を見ると狼狽すると言う、振り切れていない凄く普通の性格で創作物の主人公らしくありません。
アリン「あっ。きゃ――――――」
 甘ブリですか。まさか昨日の今日で似た様な反応を見るとは思わなんだ。
 何だか作りが雑ですなぁ。一つひとつの出来事を租借する前に次の展開に移り変わっている感じです。何となく魔法戦争と同じアロマを感じますわ(流石にあれほど酷くはありませんが)。

 新番組『ガンダムビルドファイターズトライ』。
 前作から主人公は一新してしまうのですねぇ。あれだけでは終わった気がせずもっと壮大な物語が待ち受けているのかと思っていたので、何とも据わりが悪いと言うか拍子抜けです。
 相手に全く気付かれていない上にそんなに遠くなかったのに、不意打ちで仕留め切れなかったのは酷くありませんか。全く凄くありませんよ。


 漆日 火曜日

 新番組『弱虫ペダル GRANDE ROAD』。
 御堂筋翔は、自分のやり方に否定的な石垣光太郎だろうと必要な実力があれば重用し、逆に自分を信奉する水田信行だろうと容赦無く切り捨てる、実力至上主義である意味 公平なのですよね。考え方は一貫しています。
翔「潰しといたんや。こうなる事を予想して、一番 厄介なんを潰しといたんや」
 きちんと相手の戦力を把握し、決して過小評価しません。試合中の成長までは流石に読み切れませんが、それでも可能な限り対戦相手の戦力を見抜いている証左です。勝つ為には手段を選ばず卑怯な振る舞いに何の躊躇いも無い翔は間違っても好きにはなれませんが、彼が勝つ為に全力を尽くしている事は間違いありません。
翔「当たり前や。こんなところで転んでもろたら困る。あときっちり二百五十メートル、僕を引いて貰わなあかんのや。石垣君は僕のアシストなんやから」
 もう言葉通りの意味で勝つ為にはきっちりアシストして貰わなければならないのですから至極当然です。これが役割を果たした後であれば転倒しようが落車しようが気にも留めないでしょう。

 新番組『異能バトルは日常系のなかで』。
 最近の作品によく見られますが、不可思議な力を取り扱った作品を茶化す様な描写は好きではありませんなぁ。主人公の騒ぎ方が寒いししつこいです。
寿来「天地創造の力。物質は言うまでも無く、空間さえも創造してしまう、想像を絶する能力!」
 創造の力だけに想像を絶するのですね(ぉ
 寿来が能力について叫んでいるのは寒いのですが、生徒会長は真面目にやっているので現実離れした発言も嫌いではありません。
 美玲と戦う為に寿来が他の部員から離れて一人だけ歩いて行ったのに、何時の間にか美玲と対峙する寿来の後ろに他の部員が控えています。ど、どうなっているのですか?
 あれだけ異能の力を手に入れて喜んでいたのに、寿来が折角の力を奪われたのは気の毒です。
 美玲は周囲に異能の力を持つ者が居ない状況で、異能を奪う異能にどうやって気付いたのでしょうか? 何となく自分に力が宿ったと理解るのでしょうか。
 テレ東と言う事で期待していたのですが、正直 第一印象は必ずしも良いとは言い切れないですなぁ。所謂 日常系と呼ばれるジャンルに異能の力を組み合わせる試みは面白いのですが、それが作品自体の面白さに直結せずどちらかと言うと寒いと言う悪い面が目立ちます。題名からするとバトルになるのでしょうかねぇ? 戦ったりはせず単に異能の力を持っているけれどやっている事は日常系の方が好みです。

 新番組『甘城ブリリアントパーク』。
 本来の初回放送日はバレー中継で延長を繰り返した末に放送が中止されました。それは一向に構わないのですがテレビ局の対応が最悪で、バレーが延長される度に予定された本作の放送時間が二十分、十五分と短くなっていくのです。生放送ではないのですからそんな事がある訳が無いではありませんか! 中止なら中止ととっとと言ってくださいよ! しかも終いには五分番組ですよ!? 五分で何をするのですか!! 何も無いと分かっていながらその五分間を律儀に録画し、頭から終わりまできっちり見た阿呆はあたしです(ぉ 決まりきっていたのですから中止と宣言しなかったテレビ局が腹立たしいです。
 主題歌を唄っているのはアクエリオンの方ですね。アクエリオン以外では初めて見ました。
 モッフルの見た目がまんまボン太くんなのは問題が無いのかと思ったのですが、豈図らんや本作の原作者はフルメタと同じ方だったのですね。アニメの仕事がメインになってもう小説は書かないのかと思っていましたわ。
いすず「恐いの?」
 アトラクションのレールが外れている様なテーマパークのジェットコースターは恐いですよ!
 西也の眉目秀麗成績優秀運動神経抜群と長所を兼ね備えておきながら異常なナルシシストと言う組み合わせが最高です。こういう主人公は大好きですわ。子役を辞めた経緯に愉快ではない出来事があったのでしょうが、現在の西也が自分に満足している性格なので不幸に見えないのが救いです。
西也「(衣は厚すぎず、それでいてサクサク感はしっかり! 中身はジューシー且つフワフワ、練り込まれた挽肉と丹念に潰されたジャガイモが絶妙な風味を!)」
 流石は多芸多才で何でも器用にこなすだけあって料理のレポートも一級ですね(笑)。何のグルメ漫画が始まったのかと思いましたよ。
 テーマパークの対応に現実味が無いのが萎えますなぁ。そんなの集客力が無くて当たり前でしょう。異世界の住人だからこの世界の常識が理解らないと理由付けするのかも知れませんが、それでも無理があるでしょう。
 第一話だけですと判断が付きませんが、これから面白くなるかは西也といすずの掛け合い次第でしょうか。それに他にも魅力的な登場人物が加われば変わりそうです。
 それにしても京アニと言うのに驚きました。最近は専ら自社作品しか手掛けていませんでしたが、久方振りに原作のあるアニメですね。京アニが原作ものを受ける基準が理解りませんなぁ。フルメタの縁だけで引き受けるものなのでしょうか。それともやっと自社作品がつまらないと気付いたのでしょうか(コラ)。


 陸日 月曜日

 新番組『繰繰れ!コックリさん』。
コックリさん「はぁ、はぁ・・・。呼んだか?」
 変質者にしか見えません。
 声と演技でコックリさんが半田清舟にしか見えないです(笑)。
コックリさん「こいつ、電波だ・・・!」
 妖がそれを言いますか。
こひな「好きな子と組んでねと言う、先生の暴言にも動じません・・・」
 それは暴言ではありません。
こひな「クラムボンとは何ですか?」
 こまけだら。
こひな「まぁまぁ、向き不向きもあります。気を落とさないでください。こっくりさん(ぷ 」
 凄く腹が立ちますね(笑)。
コックリさん「俺の本名はたくさんあってな」
こひな「タクサンアッテナ? 変わったお名前です」
 ルドルフとイッパイアッテナですか。
 諍いからこひながコックリさんを追い出すも、居なくなった事で寂しく思う流れが絵本みたいですね。一話でいきなりやられてもと思う反面、これだけ哀しませたコックリさんは少し酷いです。
 これはギャグが中心で偶に心が温まる良い話が入るアニメですかね? 野崎くんと比べるとかなり面白さが劣るのは否めませんが、それでも良質で楽しめそうです。矢張りテレ東はUHF曲とは違いますな。ところで村さんはナレーションだけなのですね。少し残念です。


 伍日 日曜日

 黒うさぎ。
田村「秋刀魚のさぁ、何が美味しいかって皆 気付いていないと思うからゆってあげるね。塩だわ」
 言うと思いました。村さんは焼肉が美味しいのはたれだとか何でも調味料にしか重きを起きませんからね。
田村「えぇ、あれ以外に何処が美味しいわけぇ?!」
 腸。
田村「だから秋刀魚が食べたかったらぁ、油っぽい何かをイメージしながら塩を舐め、白ご飯と大根おろしと醤油を食べたら、もうね秋刀魚を食べた気になると思う」
 極貧生活の工夫みたいで泣けて来ますね。

○クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) 『堕とされた皇女』
 パイロットが露出したバイクの様な飛行形態からロボット形態へ変形するのが面白いです。ヴィルキスの動きが完全にフリーダムですねぇ。そして巨大なブリック級でもやろうと思えば一騎打ちで簡単に撃破出来ると言う事はドラゴンはそれほどの脅威ではないのでしょうか。
 事前に知っていたしラジオで曲も聞いていましたが、主題歌が水樹バナナなのが残念ですなぁ。この人の曲はどれも似たり寄ったりですわ。そして映像の方は悪くありませんがサイバーの頃から全く変わりませんねぇ。
 アンジュがやっているスポーツはどこぞの劣等生がやっていた九校祭よりもずっと魔法を組み入れた競技の面白さが表現出来ていますね。二人一組の役割分担で連携が大事なのが見て取れますし、現実にあるスポーツの延長線上なので一目でどんなルールなのか理解ります。
アンジュ「早く忘れる事です。そして、次の子を生むのです。今度はノーマではない正しい子を」
 子供を産んだ事が無い人の台詞ですなぁ。お腹を痛めて産んだ子供と言うのはそう割り切れるものではありませんし、また産むと言うのも簡単な事ではないのです。
 おぉ、林原めぐみではありませんか。昔からのレギュラー作品以外だと今となっては貴重ですね。
 平然としていますが王妃を撃ち死なせてしまった人は死刑なのではありませんか? 本人にその意図が無いにせよ動揺していないのは解せません。
 アンジュの兄は野心家でしょうし間違っても善人ではないのでしょうが、アンジュがノーマであると暴いた場面だけを切り取れば別に悪人ではないのですよね。民衆からすればノーマであると言う理由で子供を奪っておいて王族は自分の子がノーマである事を隠していたなんて許し難いです。家族に対する愛情として如何なものかと言うのはありますが、抑抑がノーマは化け物と言う認識なので兄からすればアンジュは家族ではないのでしょう。それはノーマの赤子を奪われる母親に対するアンジュの態度が何よりも物語っていました。そういう世界に生まれそういう風に育てられたのですから自然な事です。尤も、実の母が命を落としても深く気に留めていなかったので、この件はさて置きアンジュの兄が家族を軽視し自らの野心を第一としているのは確かでしょうが。
 本人がこの歳になるまでアンジュがノーマである事を隠していたと言うのはかなり無理がありませんか。周囲の人間が巧くマナを使って誤魔化していたのでしょうが、流石に何処かで気付くでしょう。しかしこれを知って改めて見返すと「式典が楽しみ」だの「過保護なんだから」だの「ノーマが根絶されれば〜」だの違った意味を持って来ますね。
 アンジュの身体検査は苦手なので見ていて辛かったのですが、次回以降はこういう描写が無いと願いたいです。
アンジュ「理不尽とリムジン、一文字違いで大違いよ!」
 本編と打って変わって軽妙な次回予告に笑いました。特にこの台詞が最高です。

○烈車戦隊トッキュウジャー 第31駅 『ハイパーレッシャターミナル』
 総裁の声は鳥海某ですね。新世界よりの乾さんを見てからこの人の声が格好良く思えて堪らないです。
チケット「あの〜、頭ずれてますよ」
 総裁も腹話術の人形を着けた人に言われたくないでしょう(笑)。
 しゃがむと椅子になるデザインが秀逸なチェアシャドーの声は戦隊常連のシュリケンジャーですね。
 幹部に1号まで加わって其其の思惑が入り乱れていて楽しいです。混沌としていますなぁ。
 ゼットの一大事なのに一番の忠臣であるネロが居合わせないのが寂しかったのですが、そのおかげでゼットの攻撃を受けずに済んだので良かったのかも知れません。
 ノアが乱戦の最中にさり気無くシュバルツにグリッタの生存を伝えるのかと思いましたが、ゼットと対面してシュバルツが自身で知るのですね。でもそれなら真相を知った後は徒にノアと言葉を交わさずに、お互いに無言で意図を悟った方が格好良かったです。
 罠と見抜いて制止までしたのにそれを聞かなかったテーブルシャドーに盾にされたチェアシャドーが哀れでなりません。
 結局ネロは最後までザラムと遊んでいただけではありませんか。

○仮面ライダードライブ 第1話 『俺の時間はなぜ止まったのか』
 最近の仮面ライダーらしい漫画的な表現が強くて辟易します。設定も人物も演出も漫画ですなぁ。
 喋る車なのかと思いましたが喋る変身ベルトでしたか。これは良いですね! 喋る変身ベルトの相棒と言うのは見たいと思っていて、キバットがその要素が不充分だったので今度こそ完全な変身ベルトの相棒を期待してしまいます。
 追田警部補もその部下も主人公に外見や年齢が近くて分かり辛いですなぁ。警部補はもっと年配にして欲しかったです。
 鎧武に引き続きCFの挿入タイミングがおかしいから多く見えますね。通常フォーマットに戻して欲しいですなぁ。
 シフトブレスのギミックがトッキュウチェンジャーと被っていませんか?
 ドライブのデザインは本当に格好良いですなぁ。ストレートな格好良さを只管に追求した感じで、シルエットは言うまでも無く顔のディテールも格好良いです。
 後ろから羽交い絞めにして胸のタイヤを回転させる攻撃が鬼畜の所業ですね。もう少しヒーローとしての体裁は無いのですか。
 あの車はトライドロンと言うのですか。どうしてよりによってライドロンに一文字付けただけの名前にしてしまうのでしょう。紛らわしいではありませんか。

○ドラゴンボール改 『邪魔者を捜せ バビディの復讐作戦開始!』
 悟空が言うフュージョンの発音が「フージョン」になっていて老人みたいです。
悟空「殺された皆や破壊された地上は、ドラゴンボールで元に戻せるんだ。気にするか」
 何故かネット界隈では誤解されネタにされていますが、悟空にせよ苦汁の決断なのですよね。
悟飯「あ、おたくは確か死んだ筈じゃ? 生き返れるんですか?」
 面白い発言ですが、確かにそういう能力を持っていると思ってもおかしくありませんよね。
 食事中は静かにの場面はZを見ていた頃は無性に記憶に残りましたなぁ。

 新番組『七つの大罪』。
 メリオダスの声が思っていたより甲高いですなぁ。もう少し落ち着いた声を想像していました。そしてそれ以上に違和感が強いのがホークです。男声だと思っていたのに完全な女声ではありませんか! これでは魅力も半減ですよ。
 既に発表されているのかどうか知りませんが、ヘンドリクセンの声は櫻井孝宏が合うのではないかと唐突に言ってみます。


 肆日 土曜日

 なりたけが食べたくなったのですが行くのがちと面倒な場所なので、もっと近くで背脂チャッチャ系のラーメンが食べられないかと調べて、見付かった店に道に迷いつつも行ってきました。美味しい事は美味しいのですがなりたけの方が好みでごわす。行くのに苦労して期待が高まっていた分、もう一つ満足出来ません。
 それにしてもラーメン店と言うのは本当に多いですなぁ。目的の店に付くまで東奔西走右往左往彼方此方を彷徨っただけでも何店も見かけましたよ(迷ったからや)。

 新番組『牙狼〈GARO〉 -炎の刻印-』。
 JAMは好きではありませんが牙狼と言えばJAMですから今回もJAMなのは順当な結果でしょう。
 アニメ版でも魔戒騎士はCGなのですね。

○ガンダム Gのレコンギスタ 初回1時間スペシャル

『謎のモビルスーツ』
 天下のガンダム、それも富野某の監督作品が深夜ですか。
 アバンタイトルが無くていきなり主題歌から始まるのが良いですね。最近は大半のアニメでアバンがありますが好きではありません。
 量産型MSの顔がディスプレイみたいになっているのが面白いですね。やっぱりMSの顔は作品毎の個性がある方が良いですよね。
 「海賊をやるなんて、止めなさいよ!」とか「ケーブルを盾にしたって!」とか「世界はぁ! 四角くないんだから!」とか「この溶接機で顔を焼いちゃいますよ! 降参しなさいよ!」とか、もう絵に描いた様な富野節ですね。こういう分かり易いのだけではなく、細かい台詞や掛け合いが如何にも富野作品と言う感じでとにかく見ていて楽しいです。

『G−セルフ起動!』
 今更 私如きが改めて言うまでもありませんが、登場人物が記号的ではなく生き生きとしたちゃんとした人間なのが良いですねぇ。芝居の付け方が凄まじく上手です。
 G−セルフの頭部バルカン砲が敵MSの頭部を破壊するくらい威力があって嬉しいです。
 内容は取り立てて特別な事をしている訳ではないのですが、基本の完成度が高くテンポも良いので左右 引き込まれます。他のアニメならいきなり状況が掴めなかったり登場人物が多くて把握出来なくなりそうなのにそうならないのが流石と言わざるを得ません。別にガンダムと言う作品や富野某に特別な思い入れはありませんが、それでもこれが毎週楽しめると思うと最高ですね。
 EDでルインが怪しい仮面を付けていて笑いました。本編では真面目で爽やかな好青年と言う感じだったのに何がどうしてしまったのですか!(笑)

レインシューズを購入す


 参日 金曜日

 精霊剣舞祭(ブレイドダンス)のCDを聴きました。
 このCDにはにーそっくすすが全員で唄う『精霊剣舞祭』の他に各人のソロも収録されています。それを知らずにCDを聴いたら驚いたのでしょうが、残念ながらCDをセットする時にパッケージの裏面に書いてある曲目が見えてしまったのですよねぇ。うぅ、見たくなかった・・・。
 こういう掛け合いがある曲をソロで唄うと一人で唄って一人で盛り上げているみたいで少し虚しいですね。ラブライブ第二期の副主題歌で自分に合いの手を入れているのを思い出しました。
 クレア・ルージュのソロは何だか姫小路秋子が頑張って唄っている様にしか聞こえません(笑)。フィアナ・レイ・オルデシアのソロは『「強く勇ましく」って』や『「信じたままゆく」って』の吃音が入る『くって』の唄い方が特徴的です。
 B面曲の『KN33SOXXX』はテクノポップ調の音楽から入り荘厳なオルガンが奏でられどんな曲なのだろうと期待したのですが、狂っているみたいな凄い歌詞でした。衝撃的な曲です。それにしても曲名も凄いです。何と読むのでしょうか?


 弐日 木曜日

 十月に入った事ですし、以前にも言った様に九月に終了した独立UHF局で放送されているアニメを中心に、簡単な感想をば徒然なるままに綴ってみませう。

人生
 七月の感想でも書いた様に過度の期待を抱いていたので当初は失望しましたが、美術部員がレギュラー入りしてから俄然 面白くなりました。何故か早くも再放送をしていますが美術部の登場が待ち遠しいです。
 ところで最近はこの作品の副主題歌が妙に気に入ってしまいました。テレビシリーズの後半で歌詞が変わった頃から無性に印象的です。
さばげぶっ!
 最後まで矢張りアニメの味付け、改変が気に入りませんでした。
スペース☆ダンディ シーズン2
 本当に面白かったですなぁ。好みではないのですがこういうアニメは必要でしょう。出来れば分割2クールとかではなく、ぶっ続けで二年くらい見たかったです。
 面白かったのですが最終回は正直どうでも良い内容でした。最終回は盛り上げないといけない風潮を感じます。
キャプテン・アース
 面白さの絶頂期は最初の合体場面でしたなぁ。あれを見た時はそれはもう沸き立ったのですが、その興奮が持続しませんでした。其其 一話を費やしてその出自を丁寧に描写した遊星歯車装置の面面が、その後は全くと言って良いほど出番が無い使い方が非常に勿体無いです。極め付けは終盤で反旗を翻したパックの前に撃破されて終わりですからね。最終決戦でアースエンジンがパーツを犠牲にしたり額のビームを駆使して戦うのも、普段から戦闘描写を積み重ねていけばもっと盛り上がったでしょう。
 余談になりますがゲームのCFは「なのです」が凄く印象的なのです。
バディ・コンプレックス 完結編 あの空に還る未来で
 長く続いた作品の最終決戦だけをいきなり見せられている様であるとも、強引に短く纏めた総集編を見せられている様であるとも言えそうな、性急な展開です。きちんとした長編作品の最後であれば登場人物への思い入れも強く、ドラマの積み重ねもあったのできっと感慨深かったのであろうと思われる箇所もありました。そんな訳で手放しで賞賛は出来ないのですが、カップリング中に流れたヒナの秘められた過去が凄く面白かったです! 何とこんな展開だったのですか!! ヒナが青葉を未来へ送る時に言った「ディオが待ってる」と言う言葉は、テレビシリーズを見ていた時は終盤で青葉がヒナにディオの事を話したからだと思っていたのですが、そうではなく自身が共に戦った経験から来ていたのですね。全てが綺麗に繋がって凄く小気味良いです。それ故にこれを合計一時間の特番で済ませてしまったのが惜しまれてなりません。これはちゃんと1クールのテレビシリーズで見たかったです。実に勿体無いですなぁ。
アオハライド
 ドロドロした展開にならなかったので重い気持ちにならずに済みました。
精霊使いの剣舞(ブレイドダンス)
 何の目新しさも無ければ光るものがある訳でもなく上質でもなく素直に面白いとも言えませんでしたなぁ。特にクレア、エリス、リンスレットの三人はこれ以上無く何処かで見た事のある様なヒロインでした。
M3 〜ソノ黒キ鋼〜
 ロボが前面に出ていないのでロボアニメとしての楽しさは見い出せませんでした。少し意外だったのが佐藤順一作品であると言う事です。同監督の作品は素敵な雰囲気であるもののどれもそんな感じで少少 諄いので、全く方向性が異なるこういう作品があるのが新鮮でした。
モモキュンソード
 当初と印象が良くも悪くも全く変わらず、何処か懐かしい雰囲気を感じさせる作品でした。
神様ドォルズ
 二期が見たいです。この再放送が終わったら二期の告知があるのではないかと密かに期待したのですがねぇ。
幕末Rock
 最初こそ突飛な印象を受けましたが、意外にも内容はストレートでオーソドックスなアニメでした。程好く盛り上がって楽しめました。
Free! Eternal Summer
 前作の様に最終回でルール違反と言う酷い展開が無くて良かったです(ぉ 中中 面白かったです。
まじもじるるも
 全体を平均すると其処まで高評価でもありませんが、ハルリリが登場した八話と最終回が傑出して面白かったです。
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei(ツヴァイ)
 前作が面白かったので期待していましたが、どうにも話が薄いですなぁ。長長と引っ張った割には終わりが呆気無く、その話はもっと短く終えて良かったのではと思わされる事が多多ありました。もっと密度が濃い方が良かったです。
グラスリップ
 最後まで本当にさっぱりピーマンでした。止め絵が面白かったくらいです。どうせなら全編 止め絵で構成する実験的な構成にして欲しかったです。
東京喰種(グール)
 延延と拷問を見せ続けられた挙句に唐突に終わる最終回に愕然としました。もう少し終わらせ方が無かったものでしょうか。
残響のテロル
 何故か小説原作だと思っていたのですが完全なオリジナル作品だったのですね。アニメを見ていて少し疑問に思った事があり、原作の設定を調べようとして初めて知りました。
PSYCHO−PASS サイコパス 新編集版
 本放送の頃から思っていましたがとっつぁんと篝が死んでしまったのが残念でなりません。コウが去り、ギノが執行官になってしまった点と合わせて、二期への期待が半減ですなぁ。
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
 分割方式なんて滅びてしまえ。本当にこういうやり口は大嫌いです。しかも何の区切りも付いていない最悪のパターンですよ。
六畳間の侵略者!?
 思ったよりも面白くなりました。特にレインボーゆりかが頑張る姿が健気ですね。
東京ESP
 初回を見て前作があってその続きからアニメ化した印象を受けましたが、そうではなく二話から時間軸が戻り一話へと繋がっていくのですね。面白かったので原作では続いているであろうこの後が見られないのが残念です。
ALDNOAH.ZERO
 大きな性能差がある火星のロボットを相手に知略を尽くして対抗するのが醍醐味だと思ったのですが、余りにも火星の連中が莫迦に描写されていて幻滅しました。そりゃ相手が本気だったら戦力に圧倒的な差がある以上は勝つのは不可能ですからある程度はそういう要素があったり、最初に見せた敵の圧倒的な強さは誇張があると思っていましたが、それでも限度があるでしょう。しかもそれが最終決戦まで続きまして、これまで戦った敵の能力を全て持つと言う絵に描いた様なラスボスとの戦闘もそんな感じなのですから酷いです。そのロボの合体場面が頗る格好良かっただけに余計にそう思わされます。
 ただ好印象だったのはクルーテオとザーツバルムの二人が非常に魅力的だった事です。思想も立場も選んだ道も異なる二人ですが、どちらも好きです。ザーツバルムは情に深いのですよね。だからこそ婚約者を死に追いやった王族が許せず復讐を誓いますし、領民の為を思って領土の拡張を狙いますし、命の恩人の息子を助けます。一貫していて好感が持てました。
 ところで本作も分割方式でして、一期は伊奈帆とアセイラムの二人が死ぬという衝撃的な展開で幕を閉じました。これがもしも二期で実は生きていたら興醒めですなぁ。アセイラムがライエに殺されたと思った時に蘇生したのも落胆しましたし、また繰り返されたら本当に嫌です。
魔法科高校の劣等生
 最後までこの時に書いた気持ちが変わる事はありませんでした。最終回もどういう問題が発生して何が解決したのかすら全く記憶に残りません。
 それにしても最後まで司波美雪が気持ち悪うございました。歴史に名を残し二十一世紀を代表する妹として姫小路秋子が居ますが、司波美雪はその対極に位置し悪名が残ります。
ばらかもん
 原作で続きが読みたくなります。微妙に性格の悪い主人公である半田清舟が、荒川のリクを髣髴とさせて実に好みです。

 以上となります。既に幾つか秋からの新番組も始まっていますし、次は折を見て新番組の感想を書きたいと思う次第です。


 壱日 水曜日

 松下から『LUMIX LX100』が発表されました。
 所謂 高級コンデジと呼ばれる部類の製品ですが、その中でもこれは決定版と言えそうな優れた性能ではないでしょうか。大き目のイメージセンサーにズームレンズの組み合わせが秀逸です。
 ただその反面、本体の小型化は難しそうですね。実物を見てみないと何とも言えませんがコンデジとしては大きくなりそうです。

 松下のデジカメは製品によってはライカにOEM提供されているのですが、今回はこれまでに無い早いタイミングでライカ仕様の発売も発表されています。これまでは本家が発売されてから半年ほど経ってからが主でしたが、今回は粗 同時発表で発売に到っては或いはライカの方が早いと言う特殊な状況です。『D−LUX(Typ 109)』と銘打たれたそれですが、矢張り毎度の如く上品で非常に格好良いデザインに仕上がっています。ライカブランドを抜きにしてもこのデザインだけで存在価値がありそうです。LX100が十万前後なのに対して十七万弱と例によって例の如くお値段はお高めなのですが、元が安くないからか割高感はこれまでより抑えられている印象を受けました。それでも動もすればフルサイズの一眼レフが買えそうな値段ですがね(汗)。

 ギョーカイ時事放談第319回の生放送中で流れたセレクター二期の主題歌が良い曲ですなぁ。アニメの主題歌はアニメを見る時に最初に聞く楽しみが欲しいのでこうやって先んじて知るのは好きではありませんが、それはそれとして良い曲だと思いました。

 ディスベンジャーズを視聴す。
 二次元と三次元の壁を乗り越えて視聴者に話しかけてしまう様なデッドプールの破天荒さが十全に描写されているとは言い難いですなぁ。もっと掟破りの凄い事をしていると思わせて欲しかったです。ただ演者が子安さんと言うのは良いですね。