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漆月の独白

 参拾壱日 木曜日

 『のんのんびより』第七巻を読みました。今回もとても面白くて大満足です。
48話
 海を見る様に言われて「事故らせたいのか」と返す楓と、海を見て「ちょっと前々!!」と注意を促される一穂で対比になっていますね。
 ひかげだけが床で寝させられる事が不憫に思いましたが、幕間で反撃していて安堵しました。ひかげだけに日陰者なんて扱いは可哀相ですからね。
49話
 ひかげが勝手にシュノーケリングに参加する様に決められたのが可哀相でしたが本人が楽しみにしているので良かったです。
 波酔いなんて本当にあるのでしょうか? あたしゃ乗り物酔いに弱いのですがやっぱり波酔いしたりするのでしょうかねぇ。
 登場人物紹介の楓は「そこのカップル邪魔だ! れんげが魚を見られなかったらどうするんだ!」に少し引きました。れんげに甘いと言うか可愛がりすぎでしょう。
夏海「早くしないとマンタどっか行っちゃうって!! マンタ見たいって言ってたじゃん! うわっ」
 シュノーケリングに誘ったり必死にマンタを見せようとしたり、夏海はひかげに懐いているのですねぇ。微笑ましいです。
50話
 卓に「一緒にのる?」と声をかけるこのみは年長者らしく気を使っている感じです。
小鞠「びゅわっぷ!?」
 いや何でだよ!
一穂「おいおいほたるんにまで言われると照れちゃうじゃないか」
 蛍の扱いと言うか評価がおかしくありませんか(笑)。小学五年生の重要度が高いです。
 それまで一穂は意識せず立派な行動を取っていたのに、下手に褒めるから調子に乗ってしまうのですよね。楓の「勘弁してくれよ」が良い味を出しています。
51話
 あっと言う間に(あっとだけに!)沖縄旅行から帰る段階になっていて驚愕させられました。漫画で描写されたのはシュノーケリングとカヌーによる川下りくらいではありませんか。もっと観光や買い物の様子も見せて欲しかったです。
夏海「なんでこんな時間たつの早いのー・・・」
 早いなんてものではありませんね。三泊四日が二話くらいで終わった気分です。
小鞠「沖縄限定の熊本県PRキャラが売ってたけど・・・どういうこと? なぞなぞ?」
 いあ、なぞなぞはそういうものではないでしょう。
 同じ様に落ち込んでいますしやっぱり夏海とひかげは気が合って馬が合ってそりが合うのですねぇ。
楓「土産に金を使うぐらいなら、もっと美味いもんをれんげに食べさせたい。」
 だ、だから愛が過剰ではありませんか・・・。もっとドライであって欲しいですよ。
夏海「あ ひか姉ってまだ東京には帰らないんだよね ゲーム機買ったしウチらも遊ぼうよ」
ひかげ「えー まぁいいけど」
 久し振りに会えた喜びもあるのでしょうが、こうやって誘うところに夏海がひかげに懐いている感じが出ていて良いですねぇ。
 沖縄旅行では酷い目にもあったひかげですが、しかし東京に帰ればルーチェと会っていたりと普通ではない体験をしていると思うと不可思議な感じです。こあレンゲ(こあくまメレンゲの略)もまた新作が読みたいですなぁ。
52話
夏海「「おじょう(・・)様」口調! 「よう」が無しで「おじ様」口調ですし!!」
 本気で巧いと思いました。咄嗟にこんな事が思い付くなんて凄いです。
れんげ「知らない人がいるん! 初めましてん!!」
 先ず挨拶をするれんげは偉いですね。勢いの良さに笑いました。
 越谷家のカメラがまた一昔前のデジカメみたいなデザインですなぁ。
53話
 お兄ちゃんまで花火と聞いてめっさはしゃいでいますね。
 誘ったものの花火が用意出来ない申し訳無さから無く蛍は良い子ですねぇ。
れんげ「う ウチも! ウチも楽しかったのん!! 花火ものすごく楽しみにしてたん!! 聞いた時からワクワクだったのん! だから今日皆と花火できて 楽・・・し・・・かっ・・・・・・ ほたるんは何も悪くないのん」
蛍「ごめんなさいーっ!! 皆さんごめんなさーい!!」
 小学一年生に気を使わせてしまった感じが凄く出ていますね。それにしてもれんげもよく出来た子です。
小鞠「人魂・・・ご先祖様だ――!!」
 どんどん小鞠の頭が残念な事になっています・・・。そして私服のセンスも残念です。
れんげ「ほ ほたるんがいっぱいなのん!! ほたるんもっと近くに見に行くのん!!」
蛍「え? う うん!」
 れんげが興奮している感じが凄く出ています。
蛍「うん! 蛍の花火だね」
 巧い締めの台詞です。
54話
このみ「残念 素直に興味があるのは携帯だって言えば見せてあげたのにね?」
 意地が悪い!!(笑) 表情と相俟って最高です。
このみ「東京は便利だからねー」
 朝マックでそう言われても逆に東京を莫迦にされている感じです。
小鞠「ほたる・・・ だっこして・・・ほたるぅー!!」
 何か凄い勢いで駄目になっていきますなぁ。最初はもう少しまともだったのにすっかり一番の幼稚な子になってしまいました。ちと苛立ちます。
小鞠「できた!! ほら! ちゃんと自分でメールできた!!」
このみ「まぁ 小鞠ちゃんがいいならそれでいいけど」
 いや、うん・・・。まぁ、ね・・・。
 蛍は東京から越して来て携帯電話を手放してしまったのでしょうか? その必要も無いと思いますが、電波が届いていないから持っていても意味が無いと言う判断ですかね。
55話
小鞠「針が指にー!!」
 小鞠の駄目さは留まるところを知りません。救急箱を急いで持ってくる蛍の表情がまた絶妙です。
 こまぐるみに関しては今は小鞠も他の人も気にしていませんが、何れ成長と共に異常に気付き蛍を見る目が変わるのかと思うと笑えません。もう知られてしまっている訳ですし遅かれ早かれ将来的に関係性が変わってしまう事が決まっているのですよね。地味にバッドエンドが確定しています。
 小吉さんの修繕を幼い自分と合わせて絆創膏にしているのが愛情が感じられて良いですねぇ。見た瞬間に感動に近い思いが湧き上がりました。
次巻予告
 凄い情報が載っていました。『にゃんぱす』とか『んげんだって んやんまだって ーと…… ぱっとくりだす そんさー!』だったのですね。・・・そすんさーなら知っていますが、すそんさーとは何ですか?
 八巻の発売は来年の春ですか。随分と先ではありませんか? 今は未だ夏ですよ? とても遠いです。掲載される頁数にも拠りますが月刊誌連載ならこんなものなのですかねぇ。いあ、しかし古い記憶を引っ張り出せばコロコロやボンボンでは単行本が年に二冊のペースで出ていた気がします。記憶違いかとも思いましたが、仮に一話三十二頁とすると半年で百九十二頁、単行本一冊二百頁としたらやっぱり一年に二冊ですよねぇ。のびよとか同じく先日出たばかりの超電磁砲とか、それから近日発売予定のゆるゆりとか、そんなミオさんが集めている月刊誌連載の漫画が年に二冊のペースで単行本が発売されたらと思うと夢の様です。どれも多くて一年に一冊ですからなぁ。そういえばよつばとなんて次に何時 出るのかすら定かではありませんよ。よつばとに関しては贅沢は言いませんからせめて定期的にちゃんと刊行されて欲しいと思います。以前は安定して一年に一冊のペースで出ていたのですから、それでも随分と後退した要望ですよ。


 参拾日 水曜日

 『ラブライブ! School idol diary 〜絢瀬絵里〜』の感想です。絵里の視点で語られるのが想像以上に良かったです。小気味良い文章がすっと入り込みますし、SIDではこれが一番 好きかもしれませんわ。
01 2人の理由。
それまでずっと帰宅部で、とくに積極的な学校活動なんてしたことのない私は、このハーフ丸出しのルックスで、どっちかっていったら、非模範的な、遊んでばっかりの適当でだるーい女子高生生活を送って来たのに。
 これは意外です。絵里は真面目で優等生と言う印象がありましたが正反対だったのですね。新鮮で良いですね。
02 2人の理由。(つづき)
クスクス――やだ、私が赤くなったのを本気で怒ってるのと勘違いしてる。
まあ、そういうことなら許してやるか!

 やっぱりクスクスは絵里が一番似合いますな。そして一転して二行目は男前で格好良いです。
 SIDだとアライズの綴りはA−RIZEなのですね。他の媒体ではA−RISEですがこの使い分けには何か意味があるのでしょうか?
私じゃなくていったいだれが守ってあげられるっていうわけ?
いつだって物事に飛び込む前にはある程度の勝算をもって臨む――生徒会長のかしこいかわいいエリーチカ♡
この私しかいないじゃない?

 賢くなさそうですし可愛くありませんが格好良いですなぁ! ダンスでは負けないと言っていますし基本的に自信家なのですよね。その自信に裏打ちされた責任感が格好良いです。
04 KPACHbIÑ CAPAØAH(赤いサラファン)
 絵里の祖母が絵里を呼ぶ時にエリチカとエリーチカが混在していますが、こういう場合の長音はその時の気分によって付けたり付けなかったりするものなのでしょうか?
05ここだけの話。
 後輩からの恋文に快諾した海未がその後輩に付き纏われ、穂乃果の家に寄ろうとすると阻止される光景を想像すると笑えます。そりゃその後輩は必死になるでしょうね。
ニコと同類には――絶対なりたくないわ、私。
 酷い言い草です。
「なに言ってるんですか、絵里! それではまた変な誤解を――」
「なによ、ホントのことでしょ?」

 もう周囲も認める公認の中なのですね。穂乃果を使って海未をからかう図が楽しいです。でもアニメ以前は寧ろ海未の相手が絵里だった事を思うと少し寂しくなります。絵里は完全に捨てられてしまったのですね(哀)。
その笑顔がやっぱり。
かーわいい♪って思う私は、ちょっぴり浮気性なのかしら?

 浮気と言う事は本命が希である事を認めてしまったのですか? 何だか哀しいです。
「もし、私と海未ちゃんが大好き同士ってことになったら――校内は悲鳴の海になるのかな?」
 嬉しい悲鳴ですね! それが本来のあるべき姿ですよ!!
かわいい海未ちゃん。
ほんの一瞬の逢瀬は楽しかったわ。
いつまでもそんな純情のままでいてほしい、と――エリチカお姉さまは思っていてよ?
――フフフ♡

 絵里はやっぱりこういう大人びた言い方が似合いますねぇ。実に格好良く魅力的です。


 弐拾玖日 火曜日

 ハナヤマタを視聴す。
 多美の声を聞いていると歳納京子が無理して上品ぶっているみたいで落ち着きません(ぉ
 父親に着物を褒めて貰えず不機嫌になる多美は結構な重症ですね。恋人に対する態度ではありませんか。
 なるにはお姫様と持ち上げられた多美ですが、素顔は平平凡凡と言うか年頃の普通の女の子ですね。しかもアイキャッチでダイエットに悩む様子とか少しお莫迦ですらあります(笑)。
ハナ「第一回、チキチキハナ&なる、よさこいの場所をどうするかをプロデュース!」
 チキチキマシン猛レースですか。
なる「白レースにリボン」
 何処を見ているのですか(笑)。
 作品名ですが、ハナヤ、智、美と主要人物の名前を取ってハナヤマタなのですね。
真智「今日は『パパLOVE』とも書いてないし」
多美「なっ、それは小学生の時の話でしょ!」
 え、い、いや、小学生でもそれは・・・。どうもなるが語る多美と落差が激しいです。
なる「お姫様だよ!! 何時も弱くて情けない私じゃ、王子様にはなれないけど・・・何があっても多美お姉ちゃんはずっと私のお姫様だから! だから・・・こんな私で良ければ、多美お姉ちゃんの隣に、居させてくれませんか?」
 カッコイーッ!! 一皮剥けやがって、惚れちゃいそーだぜ関谷なる!!
格好良い! これまでハナに振り回されている印象が強かったなるですが、これは凄く格好良いです。
 今回は多美がその役を担いましたが、本作は人物の内面をがっつりと掘り下げて描写するのですね。作品として芯が通っていて見応えがあります。いやはや、想像以上に面白いアニメですわ。流石はテレ東と唸らせられます。

 ギンガSを見ました。
 大量のインペライザーが登場しましたが、ウルトラシリーズでこういうの好きではないのですよねぇ。折角の怪獣なのに価値が落ちてしまいます。
 ストリウムブレスでウルトラ兄弟の技が使えるのは面白いのですが、それを使用する場面で流れが寸断されてしまい浮いている感じです。それとどうもタロウの声が合っていないと思っているので、そのタロウが間延びした感じで技名を発するのも盛り上がりに欠けますなぁ。しかもやる事と言えば大量のインペライザーを十把一絡げに斃すだけですから凄さが伝わりませんわ。


 弐拾捌日 月曜日

 喫茶黒うさぎ第347回を聞きました。
 挙げられるアイドルの名前はどれもこれも理解りませんが、三浦理恵子だけは知っています。何故なら読子・リードマンだから!
 ポッピンアイやトムボーイの名前をちゃんと覚えているのが流石は了平たんですなぁ。

 今年に入ってから面白いアニメを見ていません。いあ、厳密には、物凄く面白くて心から大好きになれるアニメに出会えません。単に面白いアニメと言うだけならば、例えば現在放送中ならハナヤマタとかありますし、その前にはブリュンヒルデ、ノラガミ、ズヴィズダーとパッと思い付くだけでもこれだけ挙げられます。しかしそういうのではなく、見ているだけで幸福な気持ちに浸れて、このアニメに出会えて良かったと心から思える、そんな愛するアニメが無いのです。
 昨年はありました。彗ガル、ラブライブ、金細工、のびよがそれに該当し、一年の内でどの時期も愛せるアニメに恵まれていると感じました。しかしそれが一転して今年ももう半分が過ぎたと言うのに一つもありません。ラブライブの二期が期待外れだったのが痛いですなぁ。一生の内に出会えるそういうアニメの数から考えれば全く出会えない年があっても何らおかしくはないのですが、憖じ昨年が豊作だっただけに落差が激しく寂しい思いに捉われます。
 また凄く面白いアニメが見られると良いな、ってミオさんはミオさんは未来への展望を抱きながらテレビをつけてみたり。


 弐拾漆日 日曜日

○烈車戦隊トッキュウジャー 第22駅 『女帝の誕生』
 夫人と言うからにはノア夫人の夫たるノアなる存在が居る筈でしたが、ノア夫人が既に飲み込んでいたのですね。そして執拗に娘を闇の皇帝と結婚させたがったのもそれが目的でしたか。
 信じていた筈のゼットがグリッタに飲み込まれてネロが哀れですが、あのままゼットが終わりなんて微塵も思えないのでご安心なさい。最後に勝利を味わうのはネロですよ。
ノア「闇にありながら光に取り付かれた者など皇帝に相応しくありません。消えましたよ。シャドーラインは新しい陛下と共に、一気に進行を開始します!」
 この言葉を額面通りに受け取るならノアが斯様な暴挙に出たのはゼットが光を求めたからなのでしょうか? もしもゼットが模範的な闇の皇帝を演じていれば忠実な部下で居たのでしょうか。
 ネロとシュバルツの気が合っている関係が好きだったのですがシュバルツの企みとしては
 ゼットを吸収したグリッタは性格がこんなに変わるのであれば外見も成長させて欲しかったですなぁ。
 一号ロボが敵に奪われて戦うとは燃える状況ですねぇ。
 シャドーラインに動きがあり面白かったのですが、怪人が出ませんでした・・・。どんな時でも一話一怪人ですよ!

○仮面ライダー鎧武 第39話 『決死のタワー突入作戦!』
 光実は自分以外の全てを見下しているのですね。例えそれが最愛の舞であっても。
 兄の幻影と戦う光実を見る舞の目が、完全に頭のおかしい人に対するそれです。
凌馬「全世界のクラックが開いたのはオーバーロードが原因で、それは人類からミサイル攻撃を受けた所為だから、つまりユグドラシルタワーが陥落した所為・・・・・・全部 私の所為だっはっはっはっはっは!
 あっはっはっはっはっはっは!(笑) 凌馬と同じタイミングで大笑いしました。
ロシュオ「だがレディエと手を組んだあの少年も、元はお前達の仲間であろう。奴はお前達だけでなく、人類そのものを裏切った。他の仲間は奴とは、違うとでも?」
 勿論ですよ。違うに決まっているではありま・・・
舞「一緒だよ」
 そう、一緒です。え? 一緒!?  いあ、違いますよ! 皆さんも光実と一緒にされるのは心外だと思いますよ。
 凌馬の変身ポーズはロックシードを握った右手を天に高く掲げるのが格好良いですね。そしてシンムグルンを圧倒するデュークの戦闘力も侮れません。考えたら未だデュークが本気で戦っているのを見ていませんなぁ。
 何時の間にかカチドキがすっかり敵に勝てなくなっていて哀しいです。極よりも強そうで好きなのですがねぇ。


 弐拾陸日 土曜日

 『とある魔術の禁書目録(インデックス)外伝 とある科学の超電磁砲(レールガン) I』を購入しました。月刊誌連載の常なのですが随分と久し振りで待ち遠しかったですよ。それにしても一昨日ののびよ、来月のゆるゆりとあたしが集めている漫画が決して多くないのに重なりますなぁ。
 胸を高鳴らせ、心を躍らせながら貪る様に読みましたので、その感想です。
第63話:混沌
 削板軍覇が登場して当麻と共闘とは豪勢な展開ですが、考えたら超電磁砲沈利とかも出ていましたから別段 珍しい事でもないのでしょうか。
第64話:抗戦
 おぉ、アックア砲ではありませんか。幻想殺しの力を見たら考える事は誰しも同じなのでしょうか。しかし投げ飛ばした当麻に追い着いて受け止める軍覇も相当に無茶と言うか、聖人並の身体能力ですよねぇ。
第65話:敗北
幻生「はっ し――・・・しまったぁ!?」
操祈「・・・バカなのかしらぁ?」
 まさに言おうとした事を幻生が代弁してくれました。
操祈「アナタの事は一週間くらいは忘れないわぁ な――むぅ――」
 良い表情(かお)をしています。
 白黒が禁書と同じチューブの傷薬を使っていて芸が細かいですね。こういう小道具でちゃんと世界観が同じである事が語られているのが嬉しいです。それにこの傷薬自体が未来のガジェットと言う感じで好みです。
飾利「佐天さんにしてはいいアイデアです!!」
 さらっと涙子を貶めていますね(笑)。その前に「ビルにばっか集中してるから気づかないんだ〜」と言われたのでその意趣返しなのでしょうが。
操祈「その時ちゃんと死んどきなさいよねぇ」
 こういう状況だけに沁沁と思うのでしょうね。良い台詞です。
第66話:誤算
 白黒と警策看取の戦闘が見事な読み合いでした。万彬と絹保が馬場を斃した時もそうでしたし、作者はこういう思考バトルが好きなのですね。副題の付け方や各話の表紙で人物や能力を紹介するところなど、ハンターハンターの影響を色濃く感じます。
 看取は窓の無いビルの破壊を目指していたのでアレイスターに何か恨みがあるのかと思ったら、ドリーと浅からぬ因縁があったのですか。
 いやはや、極限まで挑戦した操祈の策略が見事と言う他ありません。「さすが私ってところかしらぁ? 覚えてないけど」と言う勝利の宣誓が実に心地良いです。
第67話:右手
美琴「この身体で覆える大きさまで圧縮して・・・ 抱いたまま爆発させればなんとか―――・・・」
 こう真っ先に自らを犠牲にして他を守ろうとする辺りが実に美琴らしいです。妹達篇の頃から変わっていませんね。
 ドッ、竜王の顎(ドラゴンストライク)ッ!! 当麻の秘技が凄いところで飛び出しました! しかも一匹のみならず八匹!! 禁書本編でも見せていない展開で度肝を抜かれましたわ。この作品らしからぬと言うか、烈火の炎を彷彿とさせます。
 当たり前の様に千切れた右腕が復活しているのですから当麻の躰は異常ですね。「アンタの体どーなってんのよ」で済ませる問題ではありません。
第68話:DOLLY
 あぁ、あー! みーちゃん! あぁ!! そうか、みーちゃんとは看取の事だったのですね!! とりだからーちゃん、彼女がドリーに思い入れを持っている時点で気付いて然るべきでした。凄い、これは面白い展開です。九巻では操祈とドリーの関係を知り印象が変化しましたが、今度は看取に対する味方が大きく変わります。これまでは操祈を主体に見ていたので軽んじて見ていた――実際、ドリーの傷を見て逃げたと言う表現で単なる以前の友達と重要視していませんでした――『みーちゃん』ですが、操祈がそうである様にドリーとドラマがあるのです。まさに作者の目論見通りですね。
 しかしドリーは矢張り死んでいたのですね。例えば今の美琴が記憶と人格を改竄され、自分を本物の御坂美琴(オリジナル)と思い込んでいるドリーで、本物の美琴(オリジナル)は既に死んでいるとかだったら操祈の美琴に対する態度も含めて面白くなると少しだけ考えたのですがありませんでしたか。まぁ、外伝で実は美琴が偽者とかそんな展開は流石に無理でしょうか。
第69話:閉会
 僅かな出番でも光子の良さが発揮されます。光子は本当に原作だと悪い面が皆無ですなぁ。
黒子「迎えに来た食蜂派閥を威嚇してトイレに篭城したと この話題で校内持ち切りですわよ」
 嫌な学校ですね(笑)。まぁ、注目度も人気も高い美琴だからなのでしょうが。
 ヤシの実サイダーはすっかりお馴染みですが、白黒が所望した西瓜紅茶とはまた随分と酷そうです。気持ち悪くて飲みたくありませんわ。
 当麻とフォークダンスの約束を交わす涙子を見て赤面し狼狽する美琴が実に乙女ですなぁ。しかも涙子があれだけお膳立てしても踏ん切りが付かないのですから面倒です。「踊ってくれますよね? どんちゅ?」と言った涙子の表情に苛立ちが混ざっています。
当麻「アレ? 美坂さん? 今のツッコミどころ・・・」
 これぞ当麻と美琴と言う感じの見慣れたやり取りです。
 ドリーと同時期に造られたもう一人の妹を助ける為に、操祈と看取が組んで長い戦いになるのかと思ったらあっと言う間に助け出しました。てっきり今後も美琴とは別にこの二人が裏で動き続けるのかと思いましたよ。
 髪を下ろした看取が少し矢澤にこに見えます。
 操祈がドリー二号と看取に心情を告白し謝り始めたところで泣きそうになりました。陳腐な表現になりますが感動的な名場面です。

 この十巻にて一つの話が綺麗に終わりました。ただ美琴の絶対能力者(レベル6)化が中途半端に終わってしまったのが拍子抜けと言うか心残りですね。勿論 完全に絶対能力者になる筈が無いのですが。もう少し美琴の活躍が見たかったです。
 分厚くて見応えがありこれまでの例に違わず素晴らしく面白かったです。毎度の様に言っていますが超電磁砲はとても面白いです。読み始めたきっかけは禁書ですが、仮に禁書の外伝でなかったとしても知ればその虜になったでしょう。それだけ単品でも確かな面白さを秘めた作品です。もしも超電磁砲の後にこの作者がオリジナルの新作を描き始めたらそれも是非とも読みたいです。
 はぁ、それにしても次の十一巻が出るまで未だ途方も無い年月を要すると思うと溜め息が出てしまいますなぁ。これまでは続きがどうなるのかが気になりましたが、今回はなた新しいどんな物語が見られるのか楽しみでなりません。


 弐拾伍日 金曜日

 レイウォを視聴す。
直人「だ、だって、踊り子だよ!?」
あおい「踊り子よ!?」
 これくらい分かり易く鉄道マニアだと個性的で良いですね。
乃亜「助けて貰ったお礼よ」
 誰が何時 助けたのですか? 勝手に転んで気を失っただけですし、変質者を撃退したのはあおいでしょう。
はるか「ど、何処かおかしかった?」
 このアニメの展開がおかしいです。
 当たり前の様な顔をしてさらっと女湯に入り込む主人公が凄いです。
 鹿島乃亜の歌が単に 茅原実里が唄っているだけにしか聞こえませんなぁ。乃亜の声になっていません。
 初回を見て思ったより真面目だと評しましたがそれが大いに誤りでした。滅茶苦茶です。見損なっちゃったかもね。

 ろこどるを見ました。
奈々子の母「奈々もそれっぽい事してるんだから、気を付けなきゃね」
 奈々子がアイドルの衣装を盗んでいるから警察に気を付けないとと言う事ですか(違)。
奈々子の母「変な人は変なんだから、可愛い子のみ狙うとは限らないのよ」
 貴方の娘さんは可愛くないのですか(笑)。
縁「はい。電車に置き忘れてたわよ」
 その時に言ってください。
奈々子「良かった〜、変な人に拾われていなくて」
 変な人に拾われていますよ!? 駅から声もかけずにずっと尾行したり、最初は微笑ましいと思った縁が完全にストーカーの変態です。
奈々子「ゆ、ゆゆゆ、縁さんが、変態さんですっ!!」
縁「自覚はあるけど、面と向かって言われると・・・」
 自覚があるのですか。無自覚よりも性質が悪いではありませんか。
縁「川辺の奈々ちゃんも可愛いなと思って。待ち受けにしちゃおうかな」
奈々子「縁さん・・・てっきり変態さんかと」
縁「酷い!」
 てっきりも何もそのままずばりではありませんか。
 変態は縁だけで間に合っていますのでジャーマネまで変態と言う要素は要りませんなぁ。お腹一杯ですよ。


 弐拾肆日 木曜日

 『のんのんびよりF OAD付き特装版』を購入しました。予約が開始された頃は「発売が七月とは随分と先だなぁ。その頃には地球がどうなっているかすら定かではありませんよ」と思ったものですが、気が付けば何時の間にやらその時が訪れていました。十年……言葉にすれば僅か二文字だが生きてみれば随分長い年月だったな……

 ギョーカイ時事放談第309回を聞きました。
 徳間書店による雑誌の休刊と言うとあたしはテレビランドを思い浮かべます。尤もあたしゃテレランに対する馴染みは薄く、恐らくは殆ど買った事も無いでしょう。小生の中ではてれびくんとテレマガの存在感が大きく、テレランはその下に位置していました。だから実は休刊を知ったのもずっと後の事で、そういえばそんな雑誌があったなと回想したものです。
 今回もゲストは不在ですが、昔の漫画について語り合う内容はとても楽しいです。最近の話題になると同じ話しを繰り返しがちになりますが、こういう話をしてくれるのであればゲストが居なくても問題がありません。
 来週は休止なのですか。代わりに放送される音楽番組『のら犬トランスミッション』が以前と同じ様にうぷたんが出演してくれるのであれば歓迎ですが、そうでなければBGMを流し続ける番組は他で間に合っていますなぁ。告知が無いので可能性は薄いでしょうが、サプライズでうぷたんが登場する事を祈りつつ次週を待ちませう。


 弐拾参日 水曜日

 何気無く買ってみた『ガリガリくんWグレープフルーツ味』が美味でした。話題になったコーンポタージュ味とかナポリタン味は気持ち悪くて試す勇気がありませんでしたが、グレープフルーツ味は素直に美味しいです。何れまた食べてみようかしら。

 ネットサーフィンしていましたら、ゆるゆりと大室家の単行本最新刊が八月の四日に発売される事を知りました。もう近日ではありませんか! 全く知りませんでしたよ。能動的に情報を集めないと知る事が出来ないのですなぁ。まぁ、知らない内に発売すると言う最悪の事態は避けられたので良しとしましょう。久方振りの新刊ですね。楽しみですなぁ。世界一面白い漫画なので早く読みたいです。
 またゆるゆりの新作OVAが劇場イベント上映される事も同時に知りました。OVAを劇場公開する近年 多く見られる手法ですね。OVAはテレビシリーズよりも質が高いですし、それを劇場の大迫力で見る良さはガンダムUCで知ったつもりでいますが、それでもこの方式は余り好きではありません。やっぱり劇場映画としては最初から劇場映画として作られたアニメを上映して欲しい気持ちがあります。ただOVAと言う事で今まで気に留めていなかったのですが、劇場で上映されるのであればどうせなら見に行こうかしら。原作を世界一面白い漫画と言って憚らないくらいなのですから見に行かないのも不自然です。そういう意味では鑑賞する機会が得られたのですから、この劇場上映を受け入れるべきなのですかね。
 ところで今回のアニメはテレビシリーズからスタッフが変更されるそうです。テレビアニメには強い不満がありましたのでこの変更には期待を寄せてしまいます。勿論 新しいスタッフで必ずしも良くなるとは限らないので楽観は出来ませんが。蛇足ですが先日さばげぶのアニメに複雑な気持ちを抱いていると吐露しましたが、そのさばげぶを手掛けたのがまさにゆるゆりテレビシリーズのスタッフと知り然もありなん。


 弐拾弐日 火曜日

 ガガガ文庫『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5 ドラマCD付き限定特装版』を購入しました。
 アニメの映像ソフト特典が単品発売されました。まぁ、こうなる可能性を考慮しなかった訳ではありませんし、それも覚悟の上で映像ソフトを買い集めました。だから後悔はありませんし恨み言を言うつもりもありませんが、アニメの第二期が決定しているのですよね。仮に第二期でも映像ソフトの特典に書き下ろし小説があったとしても、こんな早期に発売されると分かってしまった以上は手を出しません。少なからず同じ考えの方がいらっしゃると思いますし、発売のタイミングが巧くないと思います。まぁ、あたしとしては出費を抑えられるのでありがたいのですが、それで二期の方は単品で発売されなかったら悲惨ですね(苦笑)。まぁ、未だ第二期の映像ソフトに書き下ろし小説の特典があると決定した訳ではないのですから今からこんな事を言っても詮無いのですが。

 ハナヤマタを視聴す。
 実際に英語圏の人間から見ると、日本語の歌詞に英単語が混ざっているのはどう写るのでしょうか?
ハナ「これぐらい普通ですよ! 日本の食べ物はどれも量が少ないですし」
 (なり)は小さくてもやっぱり外人なのですねぇ。
 ハナは見ていて実に楽しいですねぇ。ヤヤへの対応とか良い味を出しています。そして二人で話し込んでなるを放置すると言う結末も秀逸です(笑)。
 屋上の使用禁止が言い渡され次回に続きましたが、こういう展開は望んでいませんなぁ。まぁ、そんなに長引かないで解決するのでしょうが。

 ハマトラを見ました。
ナイス「取り敢えず砂糖の塊で良いかな?」
 良くないです。戦時中ではないのですから喧嘩を売っていると捉えられますよ。
バースデイ「あっれ〜? 避けられるんだ〜。おっかしいなー、見えない筈なのに〜」
 言いますねぇ(笑)。このおちょくり方に笑いました。
 主要人物が各各の特性を駆使して見事な連携で狂気のミニマム使いを追い詰める流れが格好良いです。こういう協力行動を見た事がありませんでしたなぁ。
 人質に取ると寧ろ返り討ちに合わせられるはじめが、宛らコナンの蘭みたいです。
ガスケ「今だ、佐村の野郎を、ふんじばってくれ」
 佐村! 名前までまんま佐村なのですか!(笑) しかもバースデイが佐村っちとかごうっちとか呼び出して更に酷い事になっています。
 今回は全員で事に当たりましたが、基本的にナイス&ムラサキ、レシオ&バースデイ、ハニー&スリーの三コンビに分かれているので、それ以外の組み合わせが無いのですよね。1クール目で其其のコンビに関してじっくりとその想いを描写しているので、2クール目では多種多様な組み合わせで行動して違った関係を掘り下げて欲しいですなぁ。自分の相棒以外をどういう風に思っているのか知りたいです。今のままですと全員で仲間と言うか複数のティームが偶さか集まっているだけにしか見えません。


 弐拾壱日 月曜日

 月刊野崎を見ました。
 いやはやこれは面白いですねぇ。初回の面白さが続くのか心配でしたが、二話も三話もかなり楽しめました。声を上げて笑いましたよ。テレ東の底力が感じられて嬉しい限りです。

 『ラブライブ! School idol diary 〜東條 希〜』の感想です。
02恵みの水。
全国のニコニーファン垂涎の時、一緒に楽しかったね♡
 何か少し日本語が変ではありませんか?
03この世に神様はいるのです。
 希は実際に不可思議な存在が見えるのですね。アニメでは無い要素です。
04大凶な一日。
 希が大凶の御神籤を引いて落ち込んだのを気にして、慣れない自転車で様子を見に来る真姫は優しいですね。
05パパのカメラ。
「ウチのパパがずっと使ってた、古ーいカメラなん。めっちゃ重い一眼やし、オートじゃないどころか、デジタルじゃないフィルムのカメラなんやけど、ええ写真が撮れるからって思い出して――持ってきてん」
 銀塩時代からオートはあったのですから、この場合は『デジタルではなくフィルムを使うどころか、オートじゃない』の方が適当ではありませんか? 詳しく皆に説明するのにデジタルではなくフィルムである事を後に回して強調した方が良いと判断したのかも知れませんが、それなら抑抑オートじゃないが通じているのか疑問です。
 希が言うほどの値打ちが無いと言っていますが実際に昔の銀塩カメラは当時の価格からすれば驚くほど安価で売られています。
06歳神さまがやって来た。
 コートの色に茶色や臙脂色を選ぶ穂乃果は和菓子屋で育ったからか渋いセンスの持ち主ですね。


 弐拾日 日曜日

 『天使のお仕事』を聞くとOPとして使われていたのを思い出します。<黒うさぎ

○烈車戦隊トッキュウジャー 第21駅 『花嫁は逃走中』
 入れ替わった際に声が肉体ではなく精神に準拠しているのは、低年齢層を対象としているので分かり易さ重視でしょうね。
 躰がグリッタ嬢のミオ――いあ、ミオと言ってもミオさんの事ではなくて――が疲れているのは、大きな着包みを着て暑さで参っている様にしか見えません。
 敵の思惑が入り乱れて面白くなって来ました。シャドーラインはゼット、ネロ男爵、シュバルツ将軍、ノア夫人、グリッタ嬢と見事に全員の目的がバラバラなのですね。誰一人として一致していないのが凄いです。
明「任せろ。死ぬのは俺の仕事だ」
トカッチ「明君。何でも自分に持って行くの、やめて〜」
 何かネタがしつこくて扱いが面倒な人みたいになっています(笑)。もう大人なのだから空気を読もうと諭されているみたいです。
 映画の宣伝を長くする為にEDは無しなのですか。何だかなぁ。映画の見せ場を全部宣伝で見せてしまう、恥も外聞も捨てた露骨なやり方は控えて欲しいものです。日本人らしい奥ゆかしさは無いのですか? そうまでせずとも見に行きますよ! てか、隠していたのですが実は昨日 見に行って来ました(え? 何を隠していたの?)。

○仮面ライダー鎧武 第38話 『プロフェッサーの帰還』
凌馬「良いねぇ、厚い友情。実に感動的だ」
 だが無意味だ。
 凌馬は今更のこのこ何をしに戻って来たのですか。
舞「戒斗、ベルトずっと着けたままなの?」
戒斗「こんな状況だ、何時 襲われるかも知れんからな」
紘汰「本当お前らしいな」
 常にビクビク怯えて震えている臆病なのが戒斗らしいと言いたいのですか!?(ぇ
 今回のインベスは玄武ですね。
 序盤からもしかしたら舞への想いが原因で光実がと対立する事になるかも知れないとは思っていましたが、しかしまさか此処まで極端に堕ちるとは予想だにしませんでしたなぁ。
バロン「本気で戦わなければ、お前がやられるぞ!!」
 流石は颯爽と助けに現れたのに一瞬で劣勢に追い込まれるバロンさんは言う事が違いますね(ぉ
 一度 完全に落ちるところまで落ちて吹っ切れた光実は強いですね。豈図らんや、カチドキは疎か極アームズすら圧倒するとは、一気に最強格ではありませんか。
バロン「今のお前ではあいつに勝てん!」
 バロンさんもですよね(ぉ

 プリキュア。
ブルー「めぐみ、僕の事、ブルーと呼んでくれて良いよ」
 プリキュアは恋愛禁止ですよ。本気でこいつは何を考えているのですか。
ナマケルダ「そうでしょうか? 醒めて消えるのなら良いですが、醒めないまま行くと・・・恋とは相当 面倒なものですよ」
 あんたらのボスですね。
いおな「全く、どうせ悪戯でも考えてたんでしょ」
ひめ「ドキッ!」
誠司「ひめは、貝を取るのを手伝ってくれてたんだよな?」
 聖人君子ですか。誠司はどれだけ格好良いのでしょう。誠司のせいじは聖人君子のせいじ〜♪
ナマケルダ「恋はいけませんぞぉ・・・あれほど面倒な物はありません」
 実感が篭っていますね。
プリンセス「ナマケルダってさぁ、何か辛い事でもあったのかな?」
ハニー「でも私は、このダンスで恋を応援しちゃいます!」
 プリンセスの指摘も笑えるのですが、ハニーの態度がまた絶妙です。
ひめ「い、今の告白?」
ゆうこ「お〜」
 当たり前の様に覗き見しないでください(笑)。それにしてもゆうこの反応が素敵です。変身したキュアハニーも強いですし、本当に良い味を出していますなぁ。
 (次回予告を見て)ひめが本格的に誠司に恋心を抱くのですか? 何で更にドロドロにするのですか(笑)。

○ドラゴンボール改 『最強はオレだ!激突 悟空VSベジータ』
界王神「うっ・・・わ、理解りました。お好きになさい」
 本気と理解るや怯えて退散するくらいなら最初から「お待ちなさい! どうしても戦いたいと言うのなら、この私を斃してからにしなさい!」などと勇ましい事を言わないで欲しいです。死ぬほど格好悪いです。
チチ「全くベジータの奴、こんなに会場を滅茶苦茶にしちまって何処さ行っちまっただ」
 人を殺した事は良いのですか?
ベジータ「俺は誇り高きサイヤ人の王子なんだ! 貴様の家来になんかなって堪るかぁ! 躰と心は支配されても、誇りだけは思い通りにはならんぞオォォォォォォ――――――――ッ!!!!」
 躰も心も支配されたら駄目でしょう。それにしても何時までも王子と言っているのは、まるで滅びた国に王子が何時までもそれを認めず執着しているみたいです。みたいと言うかまんまそうかも知れませんが。
悟空「怒れ悟飯、怒ってセルと戦った時の事を思い出し、持っている力の全てを引き出すんだ。そうすればお前は全世界のどんな奴にも負けねぇ! どんな奴にもな」
 これは心底 本音だったのでしょうなぁ。悟空もベジータも如何に悟飯に期待しているかと言う事ですよ。
ベジータ「流石だな、あの時の悟飯以上のパワーだ」
 それでもあの時の悟飯がベンチマークなのですよね。ブウや超サイヤ人3は規格外ですが、その他は意外とセルゲームの頃とそれほど差がありません。


 壱拾玖日 土曜日

 本日より公開のトッキュウジャーと鎧武の映画を見に行きました。
 事前に購入していた先行プレミア前売り券も玩具と引き換えました。特製ロックシードか新トッキュウレッシャーか選べるのですがミオさんが選択したのは後者です。番組としては鎧武の方が好きなのですが、矢張り玩具としてはなりきりよりもロボの一部に憧れます。

 『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス オリジナルサウンドトラック』を購入しました。
 このサントラに『不安』の曲名で収録されている曲が本放送の頃から非常に好きでした。当時は確かサントラが発売されていなかったのですが、再放送で思い出して調べたら豈図らんや出ているではありませんか。例によって映像ソフトの特典になっているのかと思っていました。『新世界より』とかでサントラが単体発売されない事に散散 不平不満を述べただけに買わない訳には行きません。

 ペル4を視聴す。
悠「これなら誰も傷付く事無く、今日の予定をこなせる筈!」
 俺はただ、皆に幸せになって貰いたいだけなんだ!
陽介「つかアドレス聞きすぎて、スマホのメモリ足んねぇわ」
悠「ぁっ!」
 真に受けないでください(笑)。
 どうやらゲームで追加されたサイドエピソードを主体にアニメ化するみたいですね。これなら確かに前作から時間が経たずにアニメ化するべきですね。


 壱拾捌日 金曜日

 昨日 テレビ放送された『劇場版ポケットモンスターベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』の録画を視聴しました。
 ゲノセクトは他のポケモンとは一線を画したデザインですが、だからこそ化石ポケモンらしいと言いますか異なる時代のポケモンである説得力があります。
ミュウツー「話を聞きなさい!」
ゲノセクト「指図は要らない」
 ミュウツーが上から目線なのが問題だと思います。
 色違いの赤いゲノセクトが他のゲノセクトを操っていますが、これはどういう事なのでしょうか。個個の自我は無いのですか? あっても重要視されない?
サトシ「お前は?」
 ミュウツーですよ! ご存知でしょう!?
 都市部の高層ビル群でミュウツーとゲノセクトが戦っているのが新鮮な光景です。これまでも都会を舞台にしたポケモンの映画はありましたが、従来のそれは異国情緒溢れる未知の世界を思わせましたが、今回はより現実的な見慣れた光景に近いです。ハリウッドのアメコミヒーロー映画を彷彿とさせます。
 ポケモンヒルズを襲うゲノセクトとポケモンヒルズに住むポケモン同士が争うのが面白いです。
 ミュウツーが笑えるくらい強いですね。ゲノセクトが作戦を立ててもお構い無しに突破するのに圧倒されました。
サトシ「どくもんか」
 たった一言ですが凄く格好良いです。ただ今回は総じてサトシの活躍が少なくて不満が残ります。身を挺してポケモンの攻撃から庇ったり、生身でポケモンに立ち向かう、そんなサトシらしい活躍をもう少し見たかったです。
 色違いセクトが大人気無いですね。他のゲノセクトがその頑なな態度を改めつつあるのに、色違いセクトだけが全く対話に応じません。
 サトシと心を交わしたゲノセクトが死んだと思わせて実は生きていた展開の多さが少少 目に付きますなぁ。それくらいやるなら実際に死んだ方が話として綺麗ではないでしょうか。ゲノセクトの死を受け止め、サトシが約束を果たそうとする方が感動的になります。
 「ミュウツー、きみはどこに落ちたい?」ですね(何)。とうとう匙を投げたミュウツーが色違いセクトを宇宙に連れて行って決着と思いきや、存外に簡単に和解して拍子抜けでした。此処はミュウツーと色違いセクトが犠牲になってこそきちんと物語が終わるでしょう。
 今回の映画はミュウツーやゲノセクトと生み出した人間こそが真の悪であると示唆されているものの、本編には黒幕が登場せず小さな世界に終始しているのがこれまでに無い作品ですね。最初から最後までミュウツーとゲノセクトが話の中心であり、登場人物も少なくともすればサトシですら単なる傍観者でした。サトシが主人公である事を考えるとその扱いに物足りなさを覚えないでもないですが、これはこれで劇場版としてはスケールが小さいものの面白かったです。毎回 悪事を企む悪役が登場してサトシがそれを退治すると言うのは流石にワンパターンですからね。こういう映画があるのは歓迎出来ます。ただ、ミュウツーを出したのは如何なものでしょうか。超高速移動を駆使する様は格好良かったです(あんな自在に変身出来るのはメガシンカでも何でも無い気がしますが)し、ゲノセクトに共感する同じ境遇と言う事は理解りますが、人気があり記念すべき映画一作目で主役を張ったポケモンを軽軽しく使って欲しくありませんでした。


 壱拾漆日 木曜日

 この日記では低くない頻度でアニメを見た感想を書いています。しかし、過去に何度か言った事がありますが基本的にその対象はVHF局で放送されるアニメであり、偶の例外を除いて独立UHF局で放送されているアニメの感想を書く事はありません。これは自分がUHF局の視聴環境が無かった頃に抱いた感情が発端です。UHF局の視聴環境を得て多くのアニメを見ている今となっては詮無い拘りなのですが、一度 根付いた習慣と言うのは中中 取れないものでして、形骸化した形ながらそれが今も続いていると言う訳です。
 ただその拘泥は最早 意味が無いのではないかと思う事が屡です。素直にUHF局アニメの感想を書こうと思ったのは今日に始まった事ではありませんが、結局のところは実現に到りません。しかしそのアニメに対して放送当時に自身が如何なる思いを抱いていたのか、それを書き残す必要性と書き残したい欲求が強くなりました。とは言え今季は既に多くにアニメが放送を開始してしまっているので中途半端です。なので各話の感想と言う形ではなく、出揃った新番組を一通り見た印象を作品毎に書いてみる事にしました。これを次は最終回の後にでもやってみようかと思います。

人生
 原作小説のTVCFで三人が口にしている「視床下部を刺激するコメディなのだ」、「ゆる〜いタイプの人生ですよ」、「女の子が色色する奴だよ」が其其 過去にあったアニメを揶揄していてそれらを超えると言う意気込みを表現しているのかと思いました。言わばこの手のアニメの集大成となる作品が生み出されるのかとそれはもう高い期待をしていたのですが、その期待は脆くも打ち砕かれました。まぁ、勝手に勘違いして期待していただけで別に作り手は一言もそんな事は言っていませんでしたがね・・・。事前の期待との落差が激しいです。
さばげぶっ!
 原作がなかよし掲載なのですが結構な改変がされているのですよね。モモカに殴打された春日野うららが被虐趣味に目覚める場面は、原作では単に優しさに触れるだけでした。確かに深夜アニメを見る層への受けは良くなったかも知れませんが、原作ファンがどんな気持ちになるのか考えると複雑です。
スペース☆ダンディ シーズン2
 好みではありませんが面白いです。たった三ヶ月見て、そしてたった三ヶ月の空白があっただけなのに、主要人物三人の見ていると無性に落ち着きます。それと昨今では珍しく主題歌を変更しないのが最高に好感が持てますね! 名前は言いませんが1クールの途中ですら変更する極黒の何とかは見習って欲しいです。しかも何とかのブリュンヒルデは前期主題歌は作品に合っていて良かったのに後期主題歌は合わなくなりましたからね・・・。
アカメが斬る!
 特筆すべき点こそありませんがストレートな少年漫画と言う感じで安心して楽しめます。
バディ・コンプレックス
 再放送なので全て知っているのですがそれなりに楽しんでいます。カップリングを筆頭とした笑ってしまう用語、薄味で洗練されていないメカデザイン、中盤で話が停滞していた事、尺が無いのにディオとの友情とヒナとの関係の両方に手を出してどっちつかずになってしまった事(何処でヒナとの関係が進展するのか見ていて、やるとは思いましたが本当に『二人だけの戦争』をやったのには失笑しました)と、減点対象が多多ありますが、両陣営の中心となる大人(倉光源吾とアルフリード・ガラント)ががしっかりした土台になっているので地に足の付いたドラマが形成され、時間移動を絡めた展開と相俟って楽しめました。戦闘や強弱のバランスは丁寧に作られていて、就中 親衛隊との戦闘は敵方の強さを表現しながら逆転までの流れも不自然ではありませんでした。流石はサンライズですね。手馴れています。第一話は秀逸でその完成度はアルヴォの比ではありません。余談になりますが第一話で現代日本を舞台に巨大ロボが戦う様には頗る興奮し、時間移動で舞台が変わったのには落胆させられました。バディコンはバディコンで面白かったのですが、何時か徹頭徹尾 現代日本を舞台にしたロボアニメが見たいものです。
アオハライド
 苦手意識こそありませんが未だ楽しみ方が理解出来ていません。
精霊使いの剣舞(ブレードダンサー)
 実は題名から上質で品のあるファンタジーなのではと期待していました。過去形なのはつまりはそういう事です。同様の事は過去にもありまして、デート・ア・ライブなんかもっと情緒のある作品なのかと想像していましたわ。どうもミオさんはこの手の作品群で跋扈している現状を知らず、未だ過大に期待している節があります。
モモキュンソード
 ガルキーバが見たくなりますね(ぇ この手の作品は食傷気味ですが、ところどころで十年前、二十年前を感じさせるのが懐かしいです。
ヤマノススメ セカンドシーズン
 前作が面白かったので五分番組から十五分番組への昇格は嬉しいのですがそれによって間延びした感じがします。それと2クールとの噂も聞きますが、それなら三十分で1クールで良いのではないかと思います。普段からあれだけ1クールアニメを批判しておいてこんな時だけ1クールを望むのかと言われそうですが、十五分番組とか中途半端で対応に窮します。まぁ、十五分でテンポが悪いと言いながら三十分にしろと言い、1クールが嫌だと常常 言っておきながら2クールの番組に1クールにしろと言う、支離滅裂ですね(笑)。それに(これは編成の問題ですが)他のアニメから離れた時間に放送されていたりして見辛いです。あと前作のEDがとても作品に合っていて良かったので、その点でも評価が落ちますなぁ。
まじもじるるも
 初回を見た段階では絵柄、人物、話の全てが平均点より少し下で、嫌いではないけれど余り面白くない、弱虫ペダルの作者が描いている、と言う以上の見所を見い出せませんでしたが、二話では本調子になったのか面白くなりました。でもどうせなら弱虫ペダルの後番組にして、そしてこれの後番組が弱虫ペダルの二期と言うリレーを実現して欲しかったですなぁ。
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei(ツヴァイ)
 面白さは前作で折り紙付きですから安心して楽しめますね。しかしUHFアニメは続篇であっても同じ枠で放送されないのが嫌ですなぁ。馴染み親しんでいる時間で見たいです。
幕末Rock
 この作品が対象としている視聴者層に該当しないことは明明白白ですが、そんな好みではないながらに面白くて楽しめています。ただ雷舞が挿入歌を流しているだけで芝居の一部になっていないのが気になります。シンフォギアでも思った事ですがちゃんと脚本に沿った流れを踏まえた表現にして欲しいです。
Free! Eternal Summer
 前作は最終回のルール違反で一気に印象を悪化させてしまいましたが、矢張り安定して面白いと思わせられます。特に怜ちゃんが好きですわ。前作では険悪だった凛ちゃんが極度に丸くなっているのが、如何にも人気によって取って付けた様に作られた続篇と言った趣を強くしています。
銀河機攻隊 マジェスティックプリンス
 外装を着込む様にコアモジュールが外部戦闘モジュールとリンゲージするアッシュにはこの作品ならではと言えるロボの特異性があり、それを踏まえた戦闘描写の工夫、面白さは新作を上回っていますね。登場人物の個性も際立っていましたし、イズルがアサギをお兄ちゃんと呼ぶのが堪りません。
グラスリップ
 まさにPAらしいアニメで好みではありません(苦笑)。ところどころでいきなり止め絵になるのが笑えてしまいます。
白銀の意思 アルジェヴォルン
 ギョーカイ時事放談を聞いている身としては注目だったのですが、初回の時点でロボットアニメの悪いところばかりを貼り合わせた内容に失望しました。過去に何例もある類型を使用するのは構いませんが、それを裏打ちするだけの説得力が皆無でディ・モルト薄っぺらです。それと同じ時代に同じ世界のテクノロジーで作られた筈なのに主役機だけが他のロボから浮いていて世代が大きく離れて見えます。加えて無骨な量産型の方が魅力的に見えるのですから救いがありませんわ。また肝心の戦闘も等閑で銃弾を受けて転倒し爆発するのは目も当てられません。高い跳躍が可能な赤いトレイルクリーガーが人間の手持ち火器で撃破された時は機動性を重視した機体なので防御力が劣るのだと納得したのですが、アルヴォに殴られてもへっちゃらなくらい頑丈だったのには呆れました。全体的にロボアニメ監督経験の無い監督が人選ミスに思えてなりません。
東京喰種(グール)
 好みではありませんが原作に力がありそうで安定していますね。
残響のテロル
 UHF局ではありませんが考えたらノイタミナの感想を書く事も無いので言及しておきます。ノイタミナの場合は意図しているのではなく何故か感想を書くと言う選択肢が最初から念頭に無いのですよね。本題の残テロですがギョーカイ時事放談第306回、第308回でアニメ仮面がお薦め作品として挙げていましたが、それには納得は出来ていないのが正直なところです。尤もアニメ仮面は面白さと言うより映像表現で評価しているようですし、根本的にノイタミナがあたしに合わないと言うのもあります。
PSYCHO−PASS サイコパス 新編集版
 オリジナル版の二話を一話に纏めた一時間番組になりましたが、それ以外の違いがあたしには見分けられません(苦笑)。かなり大胆に変化すると聞いていたのですがねぇ。TBSのアニメと放送時間が重なっていますしもしかしたら見続けないかも知れません。蛇足ですが何故か今季のノイタミナは新編集版三十分と二期三十分のサイコパスオンリーだと思っていたので、そうではなかった上に前半が三十分番組で後半が一時間番組と言う過去に無い編成に驚かされました。
六畳間の侵略者!?
 何も目新しさがありませんな。魔法少女を周囲が認めずコスチュームプレイしているだけと言い張るところだけ少し面白かったです。
東京ESP
 明らかに前作があってその続きと言う感じの作りですなぁ。此処からアニメ化すると言う事はそれ以前は余り評価が高くなく、アニメになった部分が特に面白いのでしょうか?
ソードアート・オンラインU Phontom Bullet
 新しいキーパーソンとなるらしき人物を演じるのが林原めぐみだったら良かったと少し思います。林原めぐみは昔からのレギュラーのみで、新しいアニメに出演する事は無いのですなぁ。
ALDNOAH.ZERO
 ロボがCGなのが残念ですがアルヴォよりは良く出来ています。比較対象がアルヴォの時点で有利ですね(笑)。二話時点では未だ主役ロボが登場していないのですが、これはまさに玩具メーカーがスポンサーではないからこそ出来る事ですよね。一昨日も言った様にあたしはロボアニメに玩具メーカーのスポンサーを求めていますが、それが無いなら玩具メーカーがスポンサーだった頃の形を引き摺るのではなくこういう出来る事をやって欲しいですね。
ばらかもん
 これもUHF局ではありませんが序でです。田舎を舞台にした雰囲気は嫌いではありませんが、相手の事情を忖度せずに入り込んでいくところが不快です。それと原作から端折っているのか、人物の関係性が巧く繋がっていませんなぁ。

 もしかしたら抜けがあるかも知れませんがこんなところでしょうか。来季からは各話の感想を解禁しても良いのですが、一日に放送されているアニメの数を思うと膨大な手間になってしまいそうで、今でも悩ましいところです。


 壱拾陸日 水曜日

 ギョーカイ時事放談第308回を聞きました。
里見「此処一年と、あと、此処から二年ぐらいは(アニメの本数が)おかしい」
 今季は本当にアニメが多いと辟易しているのですが、それがもう二年も続くのですか・・・。勘弁してください。VHF局ですと放送時間は一定ですがUHF局は三ヶ月毎に一新されるのでシーズンの替わりはそれを把握するだけでも大変ですし、曜日によって偏りが大きかったりして本当に参ります。
里見「まどマギとかガルパンみたいに途中で火が点くってのはあるからね」
 でも例に挙がっている二つに関しては初回の時点で面白くなるのは織り込み済みと言うか、最初から理解る人は理解っていたでしょう。逆に火が点いた後だってあたしなんか別にそれほど高い評価を下していません。初回で駄目と切り捨てて後の盛り上がりに後悔すると言うのはそうは無いと思いますがねぇ。それにしてもアニメを切り捨てられる人と言うのが不可思議と言うか逆に凄いです。放送されているのに見るのを我慢するなんて波の忍耐強さではありません。その驚嘆すべき精神力には敬服致します。
 ワールドカップが深夜一時から始まり三時まで見ると言うのはアニメファンにとっては通常営業ですね(ぉ やっぱりそれがどう考えてもおかしいです。

 ディスベンジャーズを視聴致しました。
 最初にシルエットを見て今回のヴィランはウルヴァリンなのかと思ったらセイバートゥースでした。まぁ、似た様なものですね(ぉ そんな事を言っている内にウルヴァリンも出て来ました。近年の映画と違い原作に近いコスチュームが嬉しいです。ディスクに封印されてしまったらしいサイクロプスが登場するのも待ち遠しいですなぁ。


 壱拾伍日 火曜日

 ハナヤマタを視聴す。
なる「履歴よーし!」
 何か見られたらまずいのですか? ハナが家に来ると緊張しているなるの様子が、宛ら女子を初めて部屋に迎える男子のようです。
ハナ「昔からよく言われます。忍者に憧れて、フリーランニングとかやっていましたし」
なる「フリー? ランニング?」
 俺はフリーしか走らない(謎)。
ハナ「ほらあれですよ、家の壁上ったり、屋根から屋根へ飛び移ったりする」
 忍者に憧れただけであんな超人的な身体能力を手に入れたのですか。
 ハラショー! ヤヤがそれはもう分かり易く嫉妬していますねぇ。SBJKです。
なる「い、一週間後! 見せてあげるよ! わ、私だってやれば出来るんだから! ヤヤちゃんに何も文句なんて言わせないもん!」
 一週間後また此処に来てください。本当のよさこいを見せてあげますよ。ちょっとした感情の縺れでなるとヤヤが険悪になる中で、ハナが発端でありながら第三者である故にその展開に途惑っているのが良いですね。
なる「でも、どうしてヤヤちゃんはあんなに怒ったのだろう。私はただ、ヤヤちゃんに認めて貰いたかっただけなのになぁ」
 愛、ですね。
ヤヤ「だから・・・絶対あいつなんかに、私のなるを渡さないんだから!」
 重症ですね。最高ですっ!(ぉ
ヤヤ「嘘嘘嘘、私もしかして嫉妬してる? これじゃまるで小学生じゃない! 何やってるのよ私!」
 小学生? 否! まるでなるに恋しているみたいですね!
ヤヤ「だって、友達はあの子だけじゃないし・・・」
 友達はなるだけではありませんが恋人はなるだけと言う事ですね(ぇー
ハナ「べぇつに〜? 何でも無いですよぉ〜」
 ハナの喋り方とかこういう時の表情が良いですね。大きな白目の表情が好きですわ。
 やっぱりEDの入りは格好良いですなぁ。惜しむらくはサビが好みではない事です。サビもちゃんと気に入ればCDを買っていたのですがねぇ。

 新番組『ウルトラマンギンガS』。
 列伝ではよく高見沢俊彦が主題歌に起用されますが何か理由があるのでしょうか? 一度なら未だしも複数回使われる事が腑に落ちません。
 前作は学校を主な舞台としたのが特徴でしたが、今作では防衛隊が登場し従来の作品に近くなりましたなぁ。尤も、他に無い特徴を持ったギンガが面白かったかと言えば別問題ですが(ぉ
 それで誰かを救うでもなく、人の車に勝手に乗り怪獣を怒らせたヒカルは最低ではありませんか。勇敢と言うより何も考えていない無鉄砲で勝手な人間に見えます。
 シンプルでありながらクリスタルと言う目立つ特色があるギンガが秀逸だったので、比べるとビクトリーはつまらない上に他のウルトラ戦士と並ぶと浮いているデザインに見えますなぁ。
 この監督は苦手なのですが初回を見る限り未だ鼻に付く事は無いです。


 壱拾肆日 月曜日

 数年前までロボットアニメが少なくなったと感じていたのですが、今は逆に意外なほど多くのロボットアニメを見かけます。
 最初にそう思う転機となったのが昨年の春である事は論を俟たないでしょう。『革命機ヴァルヴレイヴ』、『翠星のガルガンティア』、『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』と同時期に三作のオリジナルロボアニメが始まり注目を浴びました(個人的に翠ガルはロボアニメではないと思っていますが一先ずそれは脇に置いておきます)。
 そして今年に入ってからは『バディ・コンプレックス』、『風雲維新☆ダイショーグン』、『ブレイク ブレイド』、『ノブナガ・ザ・フール』、『キャプテン・アース』、『M3〜ソノ黒き鋼〜』、『シドニアの騎士』、『健全ロボ ダイミダラー』、『白銀の意思 アルジェヴォルン』、『ALDNOAH.ZERO』と書き出してみると意外と少なかった多数のロボアニメが放送されています。ロボアニメが少ないと思っていた頃からすると考えられない充実振りです。
 さて、ミオさんはロボアニメが好きです。だからロボアニメが少なかった頃は寂しく思っており、ロボアニメが増える事を渇望していました。現在はその念願が叶った形になるのですが、存外に喜んでいません。それが幸福な状況である事を認識すらしていませんでした。理由は幾つか考えられまして単純に上記アニメの内容が好みではなく面白いと思えなかったのも一因でしょう。列挙したアニメの中で特筆するほど面白いと思ったのは翠ガルくらいです。ただそれとは別に、興味そのものが失せている事に気付かされました。昔はロボアニメに登場するロボの設定やスペックに興味津津でしたが、最近のロボアニメに関しては一切合財を調べようとすらしていなかったのです。もっと言えばロボの名前はデザインすら碌に知らないのです。最早ロボアニメが好きと自称するのは差し障りがあるでしょう。
 それで思ったのですが今のロボアニメには玩具メーカーのスポンサーが足りないのですよね。往年のロボアニメは――そしてロボアニメに限らずアニメ全般は――玩具の三十分の宣伝であると揶揄されましたが、小生が好きだったロボアニメはその玩具の宣伝に他なりません。玩具が発売されるからロボに興味を持ちました。玩具の宣伝だから劇中でしこたま活躍し印象に残りました。それらが抜け落ちたロボアニメは既にあたしが好きだったそれとは似て非なるものです。
 ではスポンサーによるくびきから解放されて面白くなったのか? 残念ながら一部の例外を除いて否であると言わざるを得ません。及第点の作品が無い訳でもありませんが総じて評価は厳しいです。恐らくはスポンサーの玩具メーカーから煩く要望があって、苦苦しく思いながらもそれに応えて、その隙間で必死にドラマを作ろうとしたのが、スタッフとしては不本意かも知れませんが結果的には良いバランスが取れていたのでしょう。深夜に放送される最近のロボアニメを見ているとそれを強く感じます。数年前はロボアニメが増える事を望んでいました。しかし今は違います。玩具メーカーがスポンサーとなったロボアニメが増える事を望んでいます。
 ライジンオーのブルーレイが発売されるのでCFを目にしますが、最近のロボアニメにはこの楽しさがありません。ライジンオーはCFだけでワクワク出来ます。こう言うのが欲しいのですよ。
 ところでこれだけロボアニメが出ながら、嘗ての勇者シリーズの様な勧善懲悪で分かり易いロボアニメが少ないのですね(尤もそういうのは子供向けに玩具を売る為だからこそ輝くのであり、下手にアニメファン向けに作るとあざとくて寒いのですが)。キャプアスの初回を見た時は派手な合体場面に弥が上にも期待をさせられましたが、それに応えてくれる作風、路線ではありませんでした。それにアイアンリーガーみたいなロボアニメとなると皆無ですし、数こそ増えても幅は狭いと思う今日この頃です。


 壱拾参日 日曜日

 最近は料理に凝っている村さんですが花嫁修業でも始めたのかしら?<黒うさぎ

○烈車戦隊トッキュウジャー 第20駅 『笑顔は危険』
ジャックインザボックスシャドー「そう、笑いと言う名の地獄に」
 喜びや楽しみの感情を集め様としているのですか?
ザラム「どういう種類の緊急だ?」
 頭がおかしいと言う種類の緊急ですかね。
ジャックインザボックスシャドー「何時もの方が笑えるな」
 酷い侮辱ですね。
 何の意味があるのかは不明ですが、四人が順番にレッドに変身するのは面白いです。
ジャックインザボックスシャドー「ザラム、バトルで戦ってもお前ぐらい斃せる!」
 ザラムはシャドーではどういう位置付けだったのでしょうか? 戦闘力では怪人にも劣る扱いだったのですか?
女の子「お母さんがやっぱり飼って良いって」
 何でだよ!? ナニソレ、イミワカンナイ。
 寒い話でした。こういうのは笑えないときついです。尤も、縦しんば笑えたとしても真剣に戦わない戦隊なんて軽蔑するだけです。

○仮面ライダー鎧武 第37話 『バロン・サッカー対決 夏の陣!』
 蟻のインベスでしょうか? それとも無数の群れに分裂して動く様からすると蝗でしょうか。仕種がきびきびとしていて格好良いです。オーバーロードではない普通のインベスは久し振りですね。
ブラーボ「フィールドは言わば戦場、(わたくし)の居たフランスのプロチームならそれぐらいじゃ済まないわ」
 確かにフィールドでは背後からの膝蹴りで腰椎を骨折させたりしますからね(謎)。
ザック「けどそれ、サッカー以外にも使えるんだ?」
 寧ろサッカーにこそ使えるのですか?
ペコ「あの人は!?」
戒斗「誰だ?」
ペコ「川崎フロンターレの選手ですよ!」
 誰だ?
ペコ「戒斗さんて、どうしてサッカーをやりたいって思ったんですか?」
 さ、さぁ・・・? やりたいと思ったのかなぁ?
 貴虎の元へ走っていた筈の紘汰が他のインベスと戦っているのですから緊迫感もへったくれもありませんなぁ(苦笑)。大切なところなのに台無しなんてものではありません。
 てっきりバロンの強化形態が登場するのかと思ったら何も無いのですか。バロンの強化を匂わしていたのに何も得られないとか、本当にこの話に意味がありません。紘汰が走っているところで始まり紘汰が走っているところで終わっているので今回を抜かしても話が繋がる様になっているのですよね。いきなりサッカーとか本編に全く合っていませんし本当に酷いです。

 プリキュア。
 特訓と言いながらやっている内容が酷いです。エアラブリービームとかビーチで只管にタンバリンを叩くとか、傍から見たら気狂い集団ですよ。
オレスキー「こうしている間にも、ハピネスチャージプリキュアがパワーアップを計っているかも知れないのに」
 当たっている様な外れている様な微妙な線です(笑)。
ひめ「これじゃあ敵に笑われそう」
 トッキュウジャーの事ですね。
めぐみ「うん、お天道さんが乾かしてくれるから」
 よつばみたいな事を言いますね。子供ですか。
 めぐみを部屋に連れ込むブルーを目撃した誠司の様子を見て、プリキュアハンター誕生の経緯が分かった気がしました。

○ドラゴンボール改 『よみがえる邪心 破壊王子ベジータ!』
悟空「ダーブラって思ったより強ぇじゃねぇか」
ベジータ「フンッ! それにしたって勝てない相手じゃない。情けない奴だ。餓鬼の頃の方が強かったぐらいだぜ!」
 セルと同じくらいだと思ったよりもそれより強いけれど子供の頃より弱くなった悟飯が戦えると言うのが意味不明です。
 悟空やベジータは悟飯がトレーニングをサボタージュしていて戦いの勘を忘れている事を叱責していますが、七年間も平和が続いて学者になるのが夢でしたら戦いとは無縁な生活を送るのは道理でしょう。
 ベジータが苛立っているのは悟空との戦いが先延ばしになっているからと言うのも当然ありますが、悟飯の不甲斐無さに心底 落胆しているのでしょうね。嘗て悟飯の強さに震え、悟空亡き後は悟飯を目標に自らや息子を鍛えていました。そんなベジータからしたらその悟飯がこの体たらくは我慢がならないでしょう。
チチ「無茶? チャンピオンを皆の前でコテンパンにやっつけちまえば誰も文句は言わねぇだ」
 通り魔ですか。


 壱拾弐日 土曜日

 講談社キャラクター文庫『小説 忍風戦隊ハリケンジャー』を読了。
 これまでの講談社キャラクター文庫で、最も書き手が本職の小説家ではない事の不満を強く感じました。主要人物が喋っているだけでもどの台詞が誰なのか理解りません。これが映像作品であれば実際に役者が喋るので問題が無かったのでしょうが、文章だけでは伝わらないです。また、順番に台詞を割り当てられて喋っているだけと言う印象を受けました。実はこれはハリケン本編で見ていても感じた点ですからこの作者の個性なのでしょう。
 それでも文章への不満を帳消しにするほど物語が面白ければ良かったのですがそうでもありません。特に引き込まれる様な展開は無く、描写も取り立てて秀でている訳ではないので長所を見い出せないのです。面白いとは言えない一冊でした。
 矢張り戦隊は実写特撮だからこそだと言う当たり前の事実を改めて思いました。カラフルな戦士が派手に戦うのが面白いのですから文章で魅力が発揮出来ないのも宜なるかな。こんな作品が続くのであれば戦隊の小説はターボレンジャーだけ出してくれれば良いですなぁ(単に出して欲しいだけ)。

 新番組『Persona4 the Golden ANIMATION』。
 続篇ではなくまた最初からやるのですね。悠が喋る選択肢は前回と意図的に替えられているのでしょうか? 厳密にはペルソナ4を原作とする前作に対してペルソナ4ゴールデンを原作とする今作と差異があるのでしょうが、前作から然して時間が経っていないのにまたペルソナ4をやる事に「またか」と思ってしまいます。


 壱拾壱日 金曜日

 今宵の夕餉は何度か行った事のある近所の蕎麦屋で済ませました。食事を終え支払いを済ませていると、店の人に「毎朝 店の前を通っていますね」と声をかけられて周章狼狽します。み、見られていたッ!? い、いあ、別に、後ろめたい事なんてありませんが、見られて覚えられているなんて予想だにしませんでした。こういうのを障子にメアリーと言います(誰?)。

 ろこどるを視聴す。
奈々子「電話は、未だちょっと照れると言うか、私からするのは・・・」
縁「じゃあ私からするね。言っておくけど、私も結構緊張しているんだよ」
 まるで付き合いたてのカップルみたいな会話です。
 電話の様子でカップルみたいと揶揄しましたが、奈々子を自分の家に招待した縁の振る舞いを見ていると、“みたい”と言うか・・・あ、あれ、ほ、本物ですか・・・? お茶菓子を振舞ったりお風呂に誘う縁が、奈々子を毒牙にかけようとしている様にしか見えません。
縁「奈々ちゃんの趣味が、ちょっと特殊でも受け入れる練習とか」
 ど、どんな練習!?
 お菓子とか映画は友達が来るから準備したのでしょうが、ソファーに置いてあった漫画雑誌(めやゆり?)は明らかに『趣味』ですよね? つ、つまり・・・ををををををををををををををををををををををを! Aパートは退屈でしたが急にこのアニメが面白くなって来ました! ローカルアイドルとかもうどうでも良いです(ぉ


 壱拾日 木曜日

 本日はとうとう神メモの新刊が発売される筈だったのですが延期になっていました。これはずっと発売されない様な予感がします。年末にはR.O.D.の発売予定が出て歓喜しましたがこれもついに延期されそのまま音沙汰無しですからなぁ。

 今日のうろ覚えアニメソングのコーナー!
 このコーナーは脳裏に突然浮かんだ歌が何の曲だったのか思い出せず頭を悩ませる、そんな一時をお送り致します。(←此処まで過去の日記からコピペした使い回し)
 時代ものでなよっとした線が細い、そして余り好みではなかったアニメだった気がします。最初はノイタミナを疑い一覧を見ましたがどれも該当しません。何れにせよ最近のアニメである事は間違いが無いので2010年以降に絞って深夜アニメの一覧を探してみました。程無くしてうた恋いの名前を見かけ確信しました。探していたのはまさにうた恋いの主題歌です。時代ものと言えば時代ものですし、絵柄も含めて当初の想像に合致していました。

 『美少女戦士セーラームーン Crystal』の配信を視聴しました。
 原作が古い作品なので作品の雰囲気が一昔前のそれなのが良いですね。懐かしさと相俟って嬉しくなります。
 何故かうさぎ役のみがオリジナルキャスト続投で、他は一新と言う不可思議な状況です。一新するのならうさぎも含めて新しくするべきだし、当時のキャストを使うのなら全員オリジナルで統一して欲しかったですなぁ。どうしてこんな中途半端なのでしょう。一新なら一新で構わないと思ったのですが、昔の声を想像していた衛が違う声だったのに驚いてしまいましたし、ルナの声に違和感を禁じ得ません。この分ですと他のセーラー戦士が登場しても不満を抱くでしょうし、やっぱりオリジナルキャストの方が良かったですなぁ。
 本人の声による「ムーンプリズムパワー、メイクアップ!」や「愛と正義のセーラー服美少女戦士、セーラームーン! 月に代わってお仕置きよ!」はやっぱり良いですね。迫力があります。喜びと興奮が込み上げて来ますわ。しかし今回のアニメは原作準拠だそうですが、そうなると「水でも被って反省しなさい!」や「火星に代わって折檻よ!」や「痺れるくらい後悔させるよ!」は聞けないのですかねぇ(どうでも良いのですがヴィーナスの決め台詞は思い出せませんなぁ)。


 玖日 水曜日

 ふと頭の中に、アニメに使われていたであろうある曲が浮かびます。直感的にマクロスではないかと確証が持てません。何かロボットアニメのEDであろう予感がしつつ、暫し思案した末にマクロス7に思い当たりました。それで調べてみたのですが同作前期EDの『MY FRIENDS』がビンゴです。最初にマクロスを想起したのは正しかったのですな。

 ニコニコ動画で配信中のダイレンジャーですが、先週の土曜に配信されたのが『(秘)の白虎ちゃん』です。この回でコウが気力を使って女学生のスカートを捲り「パン、2、丸、見え」と手振りと共に言うのですが、この場面は昔からよく覚えています。何れこの配信でも見る事になると思っていましたがその時が来ました。またこれは常に覚えていた訳ではありませんが、幼いコウが焼き鏝をされる場面を見て記憶が戻りました。これも確かに見た覚えがありますわ。印象に残る場面だったのでしょうねぇ。前述の場面と合わせてこの回はやたらと記憶に残ったみたいです。

 ハンターハンターを見ました。
 選挙篇に突入し十二支んも勢揃いしたのですが、ジンとかミザイストムとか声が全く合っていませんなぁ。ジンはこんなに声が低くないでしょう。原作の声と違いますよ。喋る度に違和感が付き纏います。ただ、あたしが大好きなパリストンの声はそんなに悪くなかったのが幸いでした。


 捌日 火曜日

 新番組『ハナヤマタ』。
 ヤヤの声が後藤麻衣に似ている様な気がします。
なる「私も連れてって!! 妖精さぁん!」
 どっ、何処へ!? いきなり怖いです。
 最近は自分に何も無いとコンプレックスを持っている主人公が多いですなぁ。多いと言ってみたものの具体例は何も出て来ませんが(ぉ
 アニメや漫画では左右 転校生が多いです。「今日は皆に新しい友達を紹介するぞ」とか「突然だが今日からこのクラスに転校生が来る事になった」とかもう一生分聞いた気がして、暫くは見たくないです(苦笑)。
ハナ「え〜? だって〜、絶対迎えに行くって約束したじゃないですか〜」
 初対面の印象とは逆に意外に押しが強いですね。この台詞の言い方が良いですね。
 輝きと言う言葉を聞く度に頭の中で、保志さんが唄う『Brave Heart 〜輝きの彼方へ〜』のサビが流れます。最近の天たまで保志さんのアルバム『LITTLE WORLD』のCMが流れていて当該曲のサビが使われているので頭にこぶりついています。ラジオCMと言えば黒うさぎでマモのMV集のCMが流れますが、昔日に同じく黒うさぎで宣伝されていた『Discovery』を聞いて懐かしくなりますなぁ。
ハナ「だって、空っぽって事は、これから一杯詰め込めるって事です」
 頭空っぽの方が夢詰め込める理論ですね(何)。
 ハナの押しが強くて楽しいですし、なるが成長していく物語としても期待が持てそうで悪くないアニメです。
 EDの入り方が格好良いですなぁ。

 新番組『Re:␣ハマトラ』。
 冒頭からナイスが死んだ態で交わされるやり取りが楽しいですなぁ。凝縮されています。
 主題歌は前作の方が良かったですなぁ。つか、某スペースダンディを見習って同じ曲にして欲しかったです。
「誰かを選ぶっ事とは、他の皆を捨てるって事なんだ」
 字面だけを見ると良い事を言っているみたいですが単に最低なだけです。
ムラサキ「いやいやいや、捕まえてくれ!」
はじめ「そっか」
 声を上げて大笑いしてしまいました。
 前作を見て愛着があるからかとても楽しめましたわ。密かに楽しみなアニメになったかも知れません。

 ウル列視聴。
 ギンガは終わってからも延延と総集編をしましたが、ギンガSは始まる前からしつこく特集をするのですね。それだけでも辟易していますが、ビクトリーの特性とかギンガの新しい形態とか容赦無く見せるところに余裕の無さを感じます。
 これまで話題にしませんでしたが大怪獣ラッシュの短編アニメが割りと好きです。小粋なやり取りが良いのですが就中ガッツガンナーガルムが渋いベテランと言う感じで格好良いですわ。そして今回から子安さんも登場し更に盛り上がりそうですね。


 漆日 月曜日

 少し前に漫画か何かで因果 WOW WOWと言うネタを見かけた気がして頭の中に残っていました。もう一度見たくなったものの思い出せず頭を悩ませましたが、帰宅物活動記録でしたね。最終回の一話前でありました。掲載期間は既に終了しており、また見たいと言う願いは果たされる事が無いのでした。でも思い出せて良かったです。

 新番組『月刊少女野崎くん』。
 この先も話が続くのか些かの不安はありますが、全体的に楽しいアニメです。想定とは違ったでしょうがヒロインが何だかんだと幸せそうなので見ていて嬉しくなりますね。
 矢張り一時期に比べてテレ東の深夜アニメが復調して来ましたね。

 新番組『DRAMAtical Murder』。
 随分とダラダラとして話が進まないと思ったらこれからと言うところで終わってしまいました。一話としての纏まりに欠けると言うか配分がおかしくありませんか。
 ミオさんの中で最も評価が低かった数年前のテレ東深夜アニメを彷彿とさせます。


 陸日 日曜日

○烈車戦隊トッキュウジャー 第19駅 『出発!ビルドダイオー』
 ネロが今のゼットが普通ではないと判断すると言う事は、以前はこんな風ではなかったと言う事ですね。
シュバルツ「(密かに動いていたつもりが見透かされていたとは、我ながら情けない)」
 いや、反省しろよ。第一印象は実直な軍人でしたが、意外と一番の野心家ですね。
 フェンスシャドーのデザインは格好良いですなぁ。
 烈車が埋められる場面が良いですね。昔ながらのミニチュアを使った手法で並並ならぬ安心感があります。
 おぉ、フェンスに落石注意は分かり易いです。やっと納得の行くレンケツバズーカが見られました。
 ビルドダイオーはトッキュウジャーのロボでは珍しくストレートに強そうで格好良いシルエットです。オープン撮影の戦闘は見応えがありました。
 ビルドレッシャーは二階建ての車輌で見ていて不安定で落ち着かなかったのですが、玩具のCFを見ると普段は一階建ての車輌が合体の時に二階建てになるのですね。面白いギミックですし変な位置に車輪があったのも腑に落ちました。次回から本編でも普段は一階建てであって欲しいですなぁ。それはそうと本編では格好良かったビルドダイオーですが、玩具ではトッキュウオー、ディーゼルオーと同様に平たくて格好悪いです・・・。

○仮面ライダー鎧武 第36話 『兄弟の決着!斬月VS斬月・真!』
光実「大切なものを守る為に、僕が一人で戦う羽目になったのは・・・・・・兄さん、あんたが居なくなったからだろ!」
 見捨てたのはお前だろ!(笑) それなら最初から貴虎を選び、貴虎を信じていれば良かったのです。
耀子「恨んでいないのですか? 私を」
貴虎「過去の経緯がどうであれ今は人間同士で争っている場合ではない。力を合わせてオーバーロードに立ち向かうと言うのなら、君もまた、貴重な味方だ」
 底知れぬ良い人ですね。最初から貴虎は好きでしたが、これほど作中でも屈指の好感が持てる人物になるとは思いませなんだ。
舞「それは弱い考えだもの。そんな弱さ許せない。其処だけは戒斗と一緒だよ。私は、友達を諦める様な、弱いに人間にはなりたくない」
 戒斗の扱い方を心得ていますね(笑)。
貴虎「そうか。きっと素晴らしい女性なのだろう。お前を見てれば理解る」
 相変わらず貴虎は紘汰を高く評価していますね。どれだけぞっこんラブなのですか。貴虎は光実にの様に育って欲しかったのでしょうなぁ。
光実「僕はユグドラシルのプロジェクトアークを引き継いでいる様なもんだよ。但し今度は、人類の半分が救われる。褒めてくれたって良いぐらいじゃないの」
 最後の一言は皮肉も混ざっているのでしょうが本音でもあるのでしょうね。言い方も其処だけ深い情感が込められていました。。
 影が斬月・真に変身し光が斬月で迎え撃つ、まさに運命の戦いです。貴虎が此処で旧式の斬月に変身するのが嬉しいですね。そして相当な性能差があるでしょうに、旧式の方が強いのですから何度も言っていますが貴虎の強さが窺えます。流石主任だ!
 様様な武器を使いこなす極の戦い方は見ていて楽しいですなぁ。
レデュエ「莫迦な、今のは・・・」
 フェムシンムでもないのにあの植物を破ったのが、既に普通の人間ではなくなっているのですね。
 仮面ライダーに目潰しは効果があるのですか?
 矢張り情の深い貴虎に肉親をその手にかける事は出来ませんでしたか。予告で剣を振り上げる場面を見た時から分かっていましたが、その隙を衝かれ無情にも散ってしまう姿を見るのは忍びないです。生きていて欲しいですね。
 何でこのタイミングで映画を宣伝する番外編なのですか!! いあ、映画の公開時期からしたらこのタイミングで間違いが無いのですが、そうではなくて! どうしてこんなに続きが気になる引きで終わらせて番外編を挟むのかと言う事ですよ! 大体、キカイダーと違って鎧武の宣伝を鎧武でやる必要は無いでしょう。番外編も一つだけならともかく、トッキュウジャーとのコラボレーションに始まり、鎧武は異様に多いですなぁ。

○ドラゴンボール改 『真打ち登場!立ちはだかる魔王!!』
悟飯「本気を出せ! その程度では勝負にもならない!」
 格好良いのですがこの後の醜態を思うと言って欲しくありませんな。でもやっぱりこの悟飯が互角に戦えている時点でダーブラがセルと同じくらいの強さと言うのは頷けません。


 伍日 土曜日

 まんがタウン八月号のうち大を読みました。
りん「ふりょーはじぶんがよわいからつよくみせようとしてるんだね!」
 五歳にして真理に辿り着いています(笑)。
 それからまんがライフMOMO八月号を読んだら『ちとせげっちゅ!』が最終回でした。最初は最終回だから一気に時間が飛んだのかと思ったのですが妄想だったのですね。みさきが正常になった事実なんて無かったと言うのが酷いです。あとマンドリルがゲスト掲載されて嬉しかったです。同じ作者でも青春甘辛煮より好きですわ。

 天一で冷やし中華を取り扱っていました。あたしは冷やし中華が好きではないのですが、こういうラーメン店の冷やし中華に興味を持って気紛れに頼んでみます。特盛りのゴマだれにしましたがそんなに多くはありませんね。別皿に分けられたゴマだれに麺をつけつつ七割がた平らげたところではたと気付きました。
 あれ・・・? 食べ方を間違えた!!(爆)
 つけ麺ではないのですからたれにつけて食べるのではないでしょう。本来ならこのたれを全体にかけて食べるのですよね? 此処まで来てしまったのでそのまま完食しましたが、それが当たり前の様に麺をたれにつけて食べてしまいましたわ(苦笑)。別に美味しい訳でもありませんでしたし不完全燃焼に終わった気分で満たされません。

 未だ見ていないのですが本日より『美少女戦士セーラームーン Crystal』の配信が開始されました。嘗て一世を風靡した天下のセーラームーンなのにテレビ放送が無くウェブ配信のみと言うのに一抹の寂しさを覚えます。因みに見ていない理由は配信日を把握していなかったからでして、夜中になってからそういえば七月から配信だったと思い調べてみて既に開始していた事を知った次第です。テレビ番組なら向こうから勝手に宣伝しますし見逃すまいとアニメが放送する時間をチェックしますが、ウェブ配信ですと自ら能動的に情報を集めないと気付けませんなぁ。


 肆日 金曜日

 新番組『RAIL WARS』。
 OPは茅原実里ですね。歌声を聞いた瞬間に理解ります。
 電車に乗って逃走した痴漢を他の電車で追いかけるとか阿呆ですか。どうして駅員に連絡しないのですか。本気で理解に苦しみます。
 新番組予告で見た時の印象に比べると思ったよりも真面目だなと少し評価を上方修正しました。人物の魅力が弱いのですが面白くなるのでしょうかね。
 EDはZAQですか。此方も歌声で理解りますなぁ。ところでZAQの読みは『ザック』だと思っていたのですが、『ザク』だったのですね。以前にCFで聞いて初めて知りました。

 新番組『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』。
 OPのサビに凄く聞き覚えがあります。それくらい懐かしい曲調ですね。
 叔父のやり口が完全に騙して陥れるそれではありませんか。しかも親族にそんな事をするとか最低で最悪ですよ。いあ、赤の他人にやったらそれはそれで酷いのですが(笑)。
 主人公の反応や言い方が良いですね。
 ローカルアイドルを略してロコドルなんて初耳ですが実際にあるのですかね。何かロコモとかロコモコみたいな響きです。


 参日 木曜日

 本日、講談社キャラクター文庫の『小説 忍風戦隊ハリケンジャー』を購入致しました。
 本書は六月二十七日に発売されており、小生が購入したのが本日であると言う事は、即ち発売日には購入していないと言う事実を指し示しております。どうして発売日に購入せず今日になって購入に到ったのか、それには深遠な理由が隠されていました。
 実は当初・・・発売前には発売日に購入する意思がありました。しかし何時しかその意思が意図せず失われてしまったのです。どうしてこうなったのか論理的に説明するのは非常に難しいです。世の中には科学では説明出来ない事が多多あり、人間は必ずしも理屈だけでは動きません。第三者から見れば非合理的で不可解な行動を取ってしまう事があるのです。
 発売の数日前には確かに購入の意思がありましたが発売日以降は脳裏から完全に消失しました。そして消失したのはその意思のみではありません。正確に言えば寧ろ意思は残っていながら、その別の何かが消えた為に斯様な事態に陥りました。その時に失われたのは本書が発売されると言う事実の認識そのものです。二十七日に発売されると言う事実を認識しなくなった為に、それに伴い書店に出かけて購入すると言う一連の流れも自然と雲散霧消したのです。何故なら後の行動は飽く迄も最初の事実を認識しているからこそ成り立ち、その大前提が崩れれば存在は不可能です。
 その状態に何の疑問も抱かないまま無為に時を過ごします。しかし転機が訪れました。ネットサーフィンをしていて本書の感想を記した文言が目に入ったのです。刹那、記憶の海にたゆたう事象の欠片が再び結合しました。それが昨日であり、その瞬間を以って購入に到る道筋も一気に繋がります。逸る気持ちを懸命に抑えながらもその一筋の道を勇み足で一直線に駆け抜けます。
 このような複雑怪奇な現象をどう表現すれば良いのか、適切な言葉を探してみます。
 確か、こう言うのですね。
 忘却、と。

 平たく言えば、発売を忘れていました(ぉ ウェブ上の書き込みでそれに気付いて慌てて買いに走ったと言う次第です。


 弐日 水曜日

 ソウルイーターノット最終回。
 マカを筆頭に旧作の人物を出したのに雑魚と戦っているだけで活躍しませんなぁ。役割はそのままでももう少し見せ方に特別な感じが欲しいです。
つぐみ「二人をパートナーにします!」
 うわぁ、絶対に言うと思いましたが、絶対に言って欲しくなかったです。「お前達が俺の翼だ!」とか最悪ですよ。
 最終回だと言うのに戦闘の質が低いですね・・・。棒立ちでぶんぶか武器を振り回しているだけに見えます。
 全てに於いて中途半端な印象でしたなぁ。キャラの魅力だけで押し切るのでもなく、ストーリーは凡庸で、戦闘も見せ場にならない、どれもこれも平均点を下回っています。もう少し面白くなりそうな素養はあったのですがねぇ。

 ディスベンジャーズを視聴す。
 今回のテーマに沿った話の都合が見えてしまうのが少し嫌ですが、ヒカリが普段にも増してアキラに過保護ですね。ちょっと引いてしまいそうなほどで楽しいです。


 壱日 火曜日

 弱虫ペダル最終回。
 最終回? 終わっていない! 何も終わっていませんよ!? 今は二日目で未だ三日目があるのですよね? その三日目まで含めたインターハイが終わらないのみならず、二日目すら終わらず中途半端な形です。二期制作決定とありましたが、だからと言って一期がこれで良いと言う訳ではないでしょう。深夜アニメとしては変則的な3クール放送しながらこれは如何なものでしょうか。一期から二期まで続けて一つのアニメとして放送して欲しかったです。
 本作は特に酷いとは言え、本作に限らず近年のアニメはこの辺の考え方が目に余ります。作品である事を放棄しないでください。始まりがあれば終わりがある、物語を始めたら終わらせる、どんな素人でも理解る基本でしょう。
 後番は新番組予告では特に面白そうに見えませんが、最近のテレ東はのびよとかありましたから少し期待してしまいます。でもそれよりも、直後に流れたハマトラの番宣に引き込まれました。ナイスが死んだのが笑えます。