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肆月の独白

 参拾日 土曜日

 『神様のメモ帳』の第一巻を読破しました。発売から時間が経っていますのでネタバレも何もありませんが以下の文章で一つだけ重要な事柄に触れているので念の為に文字を隠しておきます。
 アニメが放送中だからかアリスの声がゴシックのヴィクトリカに聞こえてなりませんでした。酷似と言うほどではありませんが喋り方も近いです。
 彩夏が無理にエンジェル・フィックスを飲まされるくだりは読んでいて非常に嫌な気分になりました。しかもそれが原因で自殺させられるなんて作中の鳴海と同じく怒りが湧き、そして遣る瀬無くなります。最終的に事件の解決は見たものの彩夏は植物状態で後味が良好とは言い難い読後感でした。

 どんな作品なのか全く知らずに購入し読んでみて、微かにですが買った事を後悔しました。決してつまらなかったのではなくすらすらと最後まで読めましたが、何を置いても手元に置いておきたいと言うほどではありません。実は衝動的に買った為に購入直後にも後悔の片鱗はあったのですがその際に何とかごまかしていました。しかしその誤魔化していた片隅にあった気持ちが膨らんでしまったと言うわけです。買わなければこれを読む時間に既読の作品を読み返す時間が充てられたのではないかと思います。この表現ですと既読の本を読み返すのに劣る楽しさしか見出せなかったと誤解を招いてしまいそうですが、基本的に購入する作品は厳選したい言う気持ちがあるのであって前述した様に面白かったのは確かです。ただ購入したいと言う基準がかなり高いのでそれには及ばなかったと言うだけなのです。
 これまで既刊を纏めて購入した作品は一気に読んでから順次感想を書いていましたが、その方式ですと時間の開きが大きくいざ書こうとした時と読んだ時のテンションに差がありました。それを避ける為にこの叢書に関しては一冊ずつ読んで感想を綴りたいと思います。別に一気に我慢が出来ず全て読んでしまいたいほど気に入らなかったと言うわけではありません。ええ、ありませんとも(ぉ


 弐拾玖日 金曜日

 緋弾のアリアを視聴しました。この作品への好悪はさて置きあたしにとってアリアと言えば天野こずえ原作のARIAなのでこの題名が紛らわしいです。この文章の書き出しも“アリアを視聴しました”としたいのですがそういうわけで“緋弾の”をつけなければなりません。
 レキの狙撃が凄いなんて言葉では言い表せない様な神業でした。ヘリコプターに乗った状態で走行している車輌に取り付けられた爆弾を障害物もある中で撃ち抜くとは驚きです。
キンジ「お前は何でそんな自分勝手なんだよ!」
 その言葉はそっくりそのままトイチで利子をつけてお返しします。級友の命がかかっている状態でも自分の力を使いたくないと強情になる彼を自分勝手と言わずして何と言いましょうか。
 先の台詞に限らず全般的にキンちゃんに苛立ちますなぁ。アリアとの言い合いでもアリアが時間が無いと言う理由が定かではない現在ですから彼女に味方したくなります。
 今週の話ではありませんが前回の白雪が発した「私、絶対に犯人を八つ裂きにしてコンクリ・・・じゃなくて、逮捕するよー!」が好きです。語尾を上げる言い方が妙に印象に残りました。しかもコンクリート詰めは言いよどむのに八つ裂きは良いのですか。面白かったです。先週一週間に放送されたアニメの台詞では俺つばの「ナイス知能犯私!」と並んで好きな台詞の筆頭です。

 映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』の前売り券が本日より発売されたので買ってきました。特典のマグネットが戦隊レッドバージョンか戦隊ロボバージョンか選べるようになっています。迷ったのですがロボの方にしました。マグネットに使い道がありませんし凄く欲しいと言うわけでもないのですが気前良く両方くれても良いのではと思ってしまいます。
 前売り券も買って楽しみになってきましたが公開は六月中旬と未だ少し先なのですね。特にそうした経験を持ち合わせている訳でもありませんがうっかり忘れてしまわない様に留意しましょう。


 弐拾捌日 木曜日

 まんがタイムスペシャル六月号のちるみさんは『それぞれの結末』でちゆりが戻って来て嬉しそうな麗子が印象的でした。見ていて微笑ましくなるくらいに喜んでいます。

 スケダンを見ました。
 お待ちかねな浪漫の登場回です。彼女の型破りな存在感がアニメでも発揮されましたが、更に言えばアニメならではの描写で原作を超えて欲しかったところです。悪くはありませんが想像を越えるものはありませんでした。
 ボッスンの声は王子様の印象とは程遠いですな。

 複雑な思いを抱きながら『えむえむっ!8』の感想を書きます。
第一話 離れてしまったディスタンス
辰吉「まあ、確かにドM体質ってのは気持ち悪い。親友の俺でも、おまえが興奮する姿がキモすぎて直視できなくなるときがある。人間としてかなりのマイナス部分だ、間違いなく」
 親友とは思えない辛辣な物言いに笑いました。
 繁華街で買った服を一刻も早く着たいからと太郎の為とお為ごかしをしながら女装する辰吉が素敵です。ご光臨されたタツミが麗しいです。
 タツミが太郎に告白する嵐子を演じるのですが本当に太郎が好きなのではないかと言う迫真の演技(実際に好きなのですが)、それに押されて目を逸らしてしまう太郎の場面が良かったです。やっぱりこの二人は結ばれるのですね。
 店長が好きなアニメとしてあずまんが大王を捩ったマゾマンガ大王と言う名前が出ましたが、いくらこの作品が作品だからと言ってもマゾマンガ大王と言うのはあんまりですな。
幕間 八十一マスの攻防!
 静香の前でいきなり挙動不審になる太郎が笑えます。珍しく静香が突っ込みに回っていますね。
第二話 合宿!
 みちるが鬼ですね。ある意味本作の中でも群を抜いた嗜虐主義者です。
 熊に攻撃されても自分は気持ち良くなってしまうのかと戦慄している太郎の様子に笑いました。それは流石にショックでしょう。
あとがき
 元気に溢れた第一声が切ないです・・・。


 弐拾漆日 水曜日

 本家かまどやと言うお弁当チェーン店がありますが昔は頻繁に利用していました。他にお弁当屋さんが周辺に無かったからに他ならないのですが、結果としてかまどやのお弁当を口にする機会が少なくなかったのです。
 就中チキン照り焼き丼弁当だか照り焼きチキン丼弁当と言うのを好んでおりかまどやでお弁当を買う際は必ずそれを選んでいたほどです。賞賛するほど美味であったわけではないのですが不思議と好きでした。ある時期にメニューから消えてしまって大変衝撃を受け落胆しました。それしか選んでいなかったのでかまどやで何を買えば良いのか途惑った記憶があります。
 それから更に年月が流れ近所にあったかまどやが閉店しました。単に家から近いからと言うだけの理由で利用していた為に敢えて別の店舗を探し出したりする事も無く、爾来、かまどやからは足が遠のき今日に到ります。
 別段取り立てて好んでいなかったかまどやなのですが幼少の砌に何度も味わった為に心の奥底にその味が染み付いており、偶にではありますがその味を無性に求めたくなる時があります(これをハッピーセット商法と言います)。そして愈愈その衝動が高まったが為に本日、とうとうかまどやのお弁当を出前注文してしまいました。実に以前にかまどやを利用してから十年以上の時が流れています。
 出前は千円以上の注文且つお弁当二品以上でなければならず、また注文してから届くまで一時間も待たされたりと難儀しましたが、何だか懐かしいソウルフードに再会した気分が味わえました。一品はカラアゲ弁当だったのですがまさにこの味と手を叩きました(過去にかまどやのカラアゲ弁当を食した経験があるのかは不明ですが(ぉ )。でも無理にお弁当を二つも食べざるを得ず満腹です。コンビニエンスストアでお弁当を一つだけ買おうとするとついつい欲が出て二つ買ってしまうのに、こういう風に最初から二つ選べと提示されると拒みたくなってしまう複雑な乙女心です(誰が乙女やねん)。懐かしみたかっただけなのでこれで当分は利用する機会は無さそうですが満足致しました。
 しかし慾を言えば今はもう食べられない嘗てのチキン照り焼き丼弁当をもう一度食べてみたいものです。あの味が何故か好きなのでした。


 弐拾陸日 火曜日

 昨年に心から夢中になった小説として『えむえむっ!』があります。非常に面白く直ぐに大好きになりました。十巻を最後に新刊の情報が中中出ずやきもきしていたのですが、もう続きは二度と読めず完結する事も無くなってしまいました。言葉では言い表せない遣る瀬無い気分です。
 辰吉や太郎が織り成す楽しい掛け合いがもう読めない、彼らの新しい物語が紡がれる事は無い、作品の結末が描かれる事は無く完結しない、とても哀しいです。魅力的な人物が多かったのですが就中タツミ・アントワネット16世は大好きでした。本当に好きでした。それとももうお別れなのです。
 もしも『えむえむっ!』に出会わなければこんな思いをしなくて済んだのかも知れない、そんな風に思うと出会った事を少し悔いてしまいます。本当に残念です。

 月刊ホビージャパンを読みました。
 SDXでガンレックスが発売されると言うのにはかなり驚愕しました。誰もが夢に見ても実現は無理と諦めていたガンレックスですが、それがまさか商品化されるとは信じられません。とても欲しいのですが大きさが大きさだけに価格も凄い事になりそうで手が出せそうにありませんなぁ。それにしてもガンレックスとは凄い。次はエルガイヤーで行く行くはガンジェネシスですね!(ぉ
 スーパーロボット超合金でガオガイガーが出るそうですが、バンダイからガオガイガーが発売される事に複雑な思いがありますね。それに変形合体機構が無いのも頂けません。
 編集後記に数ヶ月前にホビジャ編集部より離れた征の名前がありましたが何時の間に戻っていたのでしょう。知りませんでした。


 弐拾伍日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2011年20・21合併号
バクマン。 129ページ 青春と末路
 この話を通して中井に一切合財良いところが無かったのですがそれが平丸のアシスタントになれた事に納得がいきません。対照的に平丸は格好良かったです。
トリコ グルメ138 メロウコーラ、調理!!
 調理と称して甚振られているみたいで憐れみを覚えました。
スケット・ダンス 第182話 憂いのフードファイター
 久久に笑い通しました。こう間髪入れず笑わされるのが好きなスケダンです。
読切 ハイキュー!
 前に連載していた作品の印象が強い作者でしたからこういう作品も描けるのかと少少驚きました。全く関係がありませんがバレーボールが題材と言うだけでカイゼルスパイクを思い出しました。絵柄が古臭い作品でしたが懐かしいですなぁ。
家庭教師ヒットマンREBORN! 標的334 六道骸VS.D・スペード
 こうして骸が圧倒的な実力で全ての元凶であるDを斃しましたとさ、めでたしめでたし、なら良いのですが十中八九そうならないわけで、そうすると途端につまらなくなります。読者からすれば茶番でしかないので感情移入出来ませんわ。
めだかボックス 第95箱 「ひとりでもいるのなら」
 鰐塚処理が高貴ちゃんに憧れており彼を最強と信じていると言うのが嬉しいです。前回でも高貴ちゃんを目当てに参加した人が居ると言われていましたが残った五人の中にもそれが居て良かったです。
処理「今でもあなたを最強だと信じている自分は 間違っているのでありましょうか?」
 とんでもない! その通り高貴ちゃんが最強です!! 間違ってなんか・・・
高貴「・・・いや 別に間違っちゃいないさ さすがに 最強とまでは言わないけど 今でも 俺は大抵の奴よりは強いつもりだよ」
 ・・・其処は最強と言って欲しかったです。でも最強を自称するのは滑稽なので大抵――と言うのがどれだけを示しているのかにもよりますが――の奴よりは強いと言ってくれるだけで充分でしょうか。
 禊が面接を担当した財部依真とのやり取りは似たもの同士と言う感じで最高ですな。本音と建前の線引きと言う表現は如何にも西尾維新らしいですね。
 善吉ちゃんが欲視力を使えば与次郎次葉ことツギハギスタ・SS・ルビーサファイア5世(通称間近でマジカル☆ワンダーツギハ』にしか見えないパートナーの妖精ダイヤンも見えるのではないでしょうか?
 意表をついて五人全員が悪平等(ノットイコール)と言うのは容易に予想出来た事なので逆に驚きませんでした。予想通り予想の裏をかいてきました。
 最後に依真が禊に何か仕掛けようとし柱で『球磨川禊・・・絶体絶命!!』と煽られていますがこの程度の相手に禊が絶体絶命に陥るとは思えませんし思いたくありません。


 弐拾肆日 日曜日

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第10話 『トランプ勝負』
 トランプが盛り上がっているからと言って全員で持ち場を離れるゴーミンは論外です。何を考えているのですか。
 ジャッカー電撃隊にゴーカイチェンジしてビッグボンバーを使ったのですが特殊効果は砲弾が二つに分かれるだけと地味でしたね。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第31話 『恩返しとたくらみと紫のメダル』
 紫のグリードは最初から存在しているのではなく、作中の時間で新たに生まれるのですか。カザリやウヴァも知らないグリードなのですね。
 最近姿を見せていなかったウヴァさんですが地道な方法でメダルを貯めていたのですねぇ。本人は嬉しそうですがよくも此処まで頑張りました。
 おぉ、遂にトラメダルがこれまで勝てなかった屑ヤミーを一掃しました! 今日と言う日を歴史に刻みましょう、新しいトラメダル誕生の日として。
 強くなっているのがトラメダルだけだと思ったら大間違い、ウヴァさんも地道な作戦でパワーアップを果たしていました。

 プリキュア。
 先週、予告を見た時点で新しいプリキュアが登場するのが分かっていましたから今週は録画するつもりだったのですが完全に忘却していました。思い出したのは登場してからです。どうしてもプリキュアは偶に録画しようと思っても失念してしまいますなぁ。幸か不幸か新しいプリキュアの登場にしては盛り上がらなかったのが幸いです。要は面白くなかったのが幸いと言っているわけでそれはそれで変な話なのですが(ぉ
 そんな余談はともかくキュアミューズが登場したのですが、最後までリズムとメロディの二人だけではないのですね。近年の傾向からしてその望みは薄かったのですが、最初から最後まで二人であって欲しかったです。

 青エク。
 番宣でも散散「兄さんが父さんを殺した」と言っていましたから主人公の父親が死ぬのは予測済みでしたが、予測していても哀しかったです。それにしてもこの枠ではこの父親を演じている方の出演頻度が高いですね。
 EDのキャストクレジットで神谷浩史の名前を見て「何処で出ていたかしら。気付かなかったなぁ」と首を捻っていましたがCパートで出演しました。父親の親友と聞かされていた燐が電話をかけたらその場から着信音が聞こえたのですが、考えたら親友なのですから葬儀に参列していて当然でしたな。しかし第一印象としては親友と言うのが疑わしいのですが、生前の父親がどんな会話を交わしていたのか気になります。


 弐拾参日 土曜日

 新しい鍵盤で警戒に『えむえむっ!7』の感想を打鍵します。
第一話 バレンタインデー狂想曲 〜前編〜
 自分が一位だからと『バレンタインデーにチョコレートをあげたいラインキング』をさり気無さを演出してみせる辰吉は良い性格をしていますね。四位に名前があると言う事は太郎もそれなりに人気があるのですね。この手の作品の主人公では珍しい気がします。
 明らかに内山の方が先に喧嘩を売っていて酷い発言をしたのに謝ろうとする女子は偉いですな。別に謝る必要も無いと思いますよ。
 由美が太郎に嫌がらせで卵焼きを口に捻じ込もうとしているのを見て「そ、そそそそ、そんな何度もチャレンジしちゃうほどタローに『あーん』をしたいなんて・・・・・・」と勘違いする嵐子が笑えます。極め付けが「男の子を見る目がナッシングな頭のおかしい子ぐらいしか――」ですよ。
 辰吉がずっと女装してくれるとはカカオ・クラッシャーと乙女の気概の争いも悪い事ばかりではありません。しかしタツミが完全に太郎にホの字なのですね。それを女装して性格が変わっても親友だからと太郎が解釈しているのが痛ましいです。
 太郎がタツミに欲情し逆に彼女に押し倒されるのが最高です。
第二話 間奏 〜砂戸家・バレンタインデーの朝〜
 智子と静香が苦しんでいる姿を見て悦楽の声を発した七葉を評した、「ある意味性倒錯者っぽかった。」に笑いました。
 太郎の素直な気持ちを聞いて「ああ?」と七葉がガラの反応をするのが笑えます。
第三話 バレンタインデー狂想曲 〜後編〜
 タツミの全てが最高です。我慢の限界を超えて咽るほどに高笑いしたり偉そうにしたいと駄駄を捏ねるタツミが素晴らしいです。
 最後に騒動を解決したのが太郎の女装とは凄いですな。誰もが見惚れる美貌の持ち主なのですね。


 弐拾弐日 金曜日

 『スレイヤーズすまっしゅ。4 蘇る王』読了。
 表紙のイラストが本編を想起させるスレすまらしからぬシリアスな絵柄です。蘇る王と言うそれらしい副題と相俟って雰囲気がありますね。
 三巻からかなり間が開いている様な気がしましたが実は半年も経っておらず気がしたのは気のせいでした。
呪われし聖者(カースド・オラクル)
 ナーガが登場して大喜びです。三巻ではナーガが登場したのは一話のみで出番が目に見えて減少しつつあったので最初から出てくれたのは嬉しいです。
リナ「えっ!? アフロだと死ぬのっ!?」
 素で驚いた感じの反応が笑えました。生命に直結すると言われたらこんな反応をするのも無理からぬ事です。
其処にある真実
 二話続けてナーガが登場してまたもや喜ぶミオさんです。三巻の不遇からすると考えられませんな。
 誰もが口にしない時点で話の結末が割合に早く読めました。しかし完全な嘘を吐いている訳ではないから冗談の感覚で両親を咎めないと説明されていますが、それでも全くばれないと言うのは無理がありますなぁ。一人か二人は口外してしそうです。
蘇る王
 表題作です。本書の表紙や副題はシリアスに見せかけてギャグと言う通常のパターンだと思っていたのですが、意外にも短編らしからぬ強敵でリナとやり合えていました。リナが手段を選ばなければ容易に勝てる相手ではありますが、それでも短編でこれほどリナと戦える相手は稀少でしょう。僅かながら長編の雰囲気が味わえた感じです。
追撃! ドールマスター
 ナーガが出て良かったです、まる
戦慄の井戸端会議
 即席チンピラの洗濯に関する苛烈な文句に笑いました。そしてナーガが登場し、しかも異常に洗濯に長けているのが良かったです。
護衛をするは我にあり
 リナとナーガに振り回されるマーレーンが良い味を出していますなぁ。テンポの良い掛け合いが楽しいです。就中「なんであなたとリナさんはOKなのっ!?」が好きです。
 マーレーンを誘拐したロックをリナが探す間、言われなかったからと動いていなかったナーガに笑いました。いけしゃあしゃあと「どう!? 見つかった!?」と聞いているのが読み返すとシュールですし、しれっと「特に何もしてないけど?」と答えるのが素敵です。
 最後にロックとマーレーンが結ばれる綺麗な終わり方でしたな。意表を衝いたギャグなのですがそれが逆に素直に良かったです。

 目に見えてつまらなくなったわけではありませんがやっぱりどうしても昔よりは破壊力が落ちているのが否めませんなぁ。安定した面白さを維持していますがこの手の作品が安定しては終わりでしょう。致し方ありませんが往時の輝きが失せてしまっているのが残念です。
 それはそうと今後はナーガを登場させなくなる方針なのかと懸念していたので、ナーガの出番が多かった事が嬉しく安心しました。今後もナーガが登場し続けると見て良いのですよね。


 弐拾壱日 木曜日

 ぎゃーす!
 左脚の脹脛に走る痛みと共に目が覚めました。脳裏に本日の副題が浮かびます。

目覚めはこむら返りと共に

 スレイヤーズすまっしゅの四巻が発売されている事を知って慌てて買いに行きました。発売日の昨日はと言えば憧れの機械式鍵盤(メカニカルキーボード)を買って浮かれていた――当然ながらこの文章もその鍵盤で打鍵しているのですが、やっぱり最高ですな。鍵盤が奏でる打鍵音に恍惚としています――ので失念するのも宜なるかな。うっかりすっかりすっぽりすっぱり忘れていましたわ。否、それ以前に今月の発売と言う認識すらありませんでした。富士見ファンタジア文庫はスレすましか買っていないので発売日が二十日である事すら知りません。カナクのキセキでも買ってみようかしら。
 失態でした。発売を忘却し発売日に買えなかったのも悔しいのですが、可能な限り利用したいと思っている近所の書店が閉店時間を過ぎていたのも残念です。明日にその店へ買いに行くという選択肢もあったのですがなるべく早く欲しいので別の書店で買ってしまいました。閉店時間を過ぎている方の書店はライトノベルの品揃えが悪く、どうせスレすまは入荷していないと自分に思い込ませます(ぉ もしもスレすまが置いてあったらその書店で買えなかった心の傷を抉られるので暫くは行きたくありません(苦笑)。実際にその書店で買った事のあるこの手の小説は禁書のみですから、入荷していないと言うのも強ち出鱈目ではないと思うのですがあたしゃ確かめる勇気を持ち合わせていないのです。
 それにしても夕餉を食べ終えて直ぐに早足で出かけたので鳩尾が痛くなってしまいました。満腹の状態で早く買いたいからと慌てて動いて鳩尾が痛くなるとか、小さな子供みたいで可愛いです(ぇー そんな余裕も束の間、帰路に就く頃には気分まで悪くなりました。そんな状況で本日の副題が脳裏に浮かびます。

鳩尾の痛みとおやすみの挨拶を


 弐拾日 水曜日

 喫茶黒うさぎ第191回を聞きました。
 小公女セーラは粗筋を見て余りに陰鬱な展開が辛くて視聴を断念した作品です。だから未だに世界名作劇場の中で小公女セーラは見れていません。
村さん「(以下ハラヘリウム光線のメール)一日目は平日開催と言う事で上司に『友達の結婚式です』と言い張って有給休暇を取得しました。ま、友達なんて居ないんですけどね・・・
 どうして村さんのファンはそんな事をアピールするのでしょうか(笑)。まさかこんな事でも「わ〜い、あこがれのゆかりんとおそろだ〜! うれP!」と主張しているのですか。しかし村さんにも言えますが自分でネタに出来ている時点で甘いと言うか余裕がありますよ。それにしてもやっぱり言われなければハラヘリウム光線が女性だとは思えませんわ。

 先日、鍵盤にお茶を溢して壊してしまったと書きました。その時に新しい鍵盤を買うと発言しましたが、実は先週の土曜に公約を守るべく買いに出かけたのでした。
 買う鍵盤は最初から決まっておりマジェスタッチの黒軸です。何を隠そう太古の昔より――些か誇張してしまいました。精精が数年前からです――機械式鍵盤(メカニカルキーボード)を欲しいと狙っており、何時かは買いたいと憧れていた鍵盤なのです。手が届かないほど効果ではありませんがミオさんの金銭感覚と経済状況からすればとてもではありませんが安いとも言えず、何度か検討したもののどうしても購入は躊躇していました。直近では現在のパソコンを購入した際に附属の鍵盤が余りにも使い辛かったので、躊躇っていた背中を押し買い替えを決断させるのではと思っています。
 それだけ使い辛く不満が山積した鍵盤を使いながらも買い替えには到らなかったのですが、今回こそはとうとう重い腰を上げました。それでも最後の最後まで、土壇場まで踏ん切りがつかず決意が鈍っていたのですが意を決してレジに製品を持っていくと豈図らんや在庫切れを宣言されます。普通なら欲しかった鍵盤が買えず落胆するところですが未だ鍵盤の購入に迷いがあったので何処か安堵してしまいました。
 しかし問題は解決せず、やっぱり心の奥底で新しい鍵盤が欲しいと言う想いが燻ります。先の在庫切れと言う結果が通信販売と言う手段に走らされました。しかも通信販売を考慮に入れると新しく同じマジェスタッチでも赤軸を使用したタイプがあるのを知ってしまいます。何でもそれはチャタリング対策が施されている可能性があると言うのです。有名な話なのですがマジェスタッチはチャタリングが頻発する傾向にあります。それを覚悟の上で買うつもりでいましたがいざ買う段になると改めて重く考えてしまいます。覚悟していても意気揚揚と買った鍵盤が早期にチャタリングを発生しようものなら少なからず落ち込む事は明明白白でしょう。そうなるとチャタリング対策と言うのが非常に魅力的で心を掴んで放しません。極め付けに数量限定生産と言う言葉で駄目押しして来ます。限定と言う言葉に踊らされている自覚はあるのですがそれでもメーカー直販サイトを肇売り切れているのを見せられると買わなければならない気がするではありませんか。欲しかったのは飽く迄も黒軸ですし赤軸を使用した問題の鍵盤は予定していたものよりも高額なので悩み続けましたが、幸か不幸か在庫のあるサイトを発見してしまい――それでも一日は抗ったのですが――最後には屈してしまいました。黒軸のマジェスタッチですら高価い買い物なのにそれ以上の出費ですし、試打していないのに買ってしまった事に不安があります。
 そんな訳で紆余曲折を経て注文した『Majestouch Liner R Limited Edition』が早くも本日到着致しました。黒軸ではなく赤軸を購入した不安、厳しい出費をしてしまった懊悩があったのですが、実物が手に入るとやっぱりそういった問題が吹き飛ぶほどに嬉しくなってしまいますわ。喜び勇んで開封し接続、かちゃかちゃと打鍵してみます。
 これは、良いですな。値段が値段ですからこれくらいの満足感は無いと困るのですが、とにかく打鍵が心地良いです。メモ帳を立ち上げて意味も無く無駄に打鍵してしまいました。而してより正確な打鍵が望めます。壊してしまった鍵盤は特に酷かったので比較対象として適当ではありませんが誤打鍵が減る事は間違いありません。数年来の恋焦がれ続けた黒軸ではありませんが念願のマジェスタッチをとうとう買えました。幸福な気分です。
 問題は今度は絶対にお茶を溢したり出来ない事ですね。単なる付属品でしかも扱い辛いと酷く厭うていた鍵盤ですら水浸しにして駄目にしてしまった際は落ち込んだのですから、高いお金を出して買ったこの鍵盤に同じ事は絶対にするわけには参りません。是が非でもそんな事態を起こさない様に細心の注意を払う心積もりですが、人間である以上は油断は避けられませんから恐怖でもありますな。


 壱拾玖日 火曜日

今日のおかずは♪ 今日のおかずは♪ な〜にかなっ? 鰤の照り焼きー、せぇーのっ! ぶりてりー♪

 まんがライフ六月号のグッティーは『乗っかるか・・・』を読んで教頭先生が良い人だなぁ、と思いました。学校の名前を広げる為に合格率を上げたいと言う下心があるのでしょうが、それでも教師が手作りした神棚で生徒の合格を祈る姿は良い人そのものです。

 毎日読んでいたウェブログ『うちの3姉妹〜マンガで見る今日の出来事〜』が本日の記事で更新が終了するとありました。大変に面白くて好きなウェブログだったので本当に残念です。新たに作者の公式ウェブログが開始されたので、其方で少しでもフー、スー、チーが成長した姿を見られると良いですな。


 壱拾捌日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2011年 19号
べるぜバブ バブ104 ヒルダの怒り
 ヒルダがヨルダ、イザベラ、ミランダの三人よりも強いのが意外でした。三人が登場した時の描写からヒルダが格下だと思っていました。
ONE PIECE 第621話 “オトヒメとタイガー”
 ジンベエをアーロンが止めている図が新鮮です。魚人島に来てからアーロンの魅力がどんどん増していますな。
めだかボックス 第94箱 「黒神めだかの後継者作り」
 禊の球磨川節が存分に炸裂していて笑えました。禊はこうでなくてはなりません。禊が生き生きしているとこの漫画は面白くなりますな。
逢魔ヶ刻動物園 最終話 逢魔ヶ刻動物園
 面白かったし上手な漫画だったので残念ですなぁ。水族館とサーカスだけでは終わらせず、もっと色色な展開を見たかったです。


 壱拾漆日 日曜日

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第9話 『獅子、走る』
 ガオレンジャーの法則とガオレッドの名前、両方にかけた上手な副題です。
 おぉ、ターボレンジャーへゴーカイチェンジしました!! 前回の予告ではブラックターボのみでしたがきちんと五人全員で変身してくれるのですね。中身が別物であっても嬉しくなってしまいますわ。直後に繰り出された投げやりなコンビネーションアタックには不満が山積していますが、ゴーカイレッドが変身したレッドターボが見せた高速戦隊の名に恥じぬ超高速での戦闘描写が格好良かったです。オリジナルのターボレンジャーにそんな特性はありませんが(ぉ 慾を言えば何時ぞやのホワイトスワンの様に当時の必殺技を再現して欲しかったです。それとターボレンジャーは動くとスーツから独特な効果音が鳴るのですがそれが無いのも残念でした。今回もとても嬉しかったのですが次の機会に更なる期待をしたいです。・・・まさかターボレンジャーへのゴーカイチェンジがこれで最初で最後だったりはしませんよね? し、しませんよね・・・?
マーベラス「悪いな、俺達は海賊だ」
 本当に悪いぞ(笑)。
 ガオレンジャーにゴーカイチェンジするとちゃんとガオレンジャーのOPが流れたのは嬉しかったのですが、どうしてゲキレンジャーの時にやってくれなかったのかと不満と疑問が湧きます。今後はこの方針で統一して欲しいですな。
 何とゴーカイオーとガオライオンが合体したガオゴーカイオーはガオケンタウロスを髣髴とさせる半獣半人なのですか!(←玩具を買ったのに白白しい)

○仮面ライダーオーズ/OOO 第30話 『王とパンダと炎の記憶』
 これまで謎であったアンクの秘密が遂に本人の口(あの口は本人か?)から語られました。コンボの多用を躊躇っていたのも実際に暴走を目の当たりにしていたからなのですね。
バース「パンダ拳か!?」
 何ですかそれは。それらしい反応をされてもそんな拳法は知りませんよ。
 真木の姉が死んだのは弟である真木に殺されたからだったのですね。これは些か驚きました。
 カザリが分離した方のアンクを従え行動を共にしているのは良いですな。抑、メズールとガメルの退場が早過ぎました。思惑の異なるグリードが表面上は協力し合っている構図が好きだったので、二人を早期に退場させカザリとウヴァ(最近は出番がありませんね)が完全に別行動を取っているのがつまらないと思っていたのです。
 次回からようやっと紫のグリードが登場しますか。映画でその名前だけが出てから随分と待たされましたわ。それにご無沙汰していたウヴァさんも久久に出番ですね。今回でアンクの謎が明かされたとは言え全体的にスローペースなのでがしがし進めて欲しいです。

 新番組『青の祓魔師(エクソシスト)』。
 画面から感じる雰囲気が少しハガレンに似ていると思いました。
 期待値がかなり低かったからか予想よりはずっと面白かったです。素直に楽しめそうです。

 こんな事があったのでそれならばせめてアニメ放映が始まる前にと『神様のメモ帳』の発売されている六冊を買ってきました。
 へ、へー、何年も前からずっと前から誰よりも早く目を付けていたのですがアニメになるのですかー。それは全く知らなかったなー。そ、そうかそうか、知らなかったのなら仕方が無いな。うん、仕方が無い。そうかそうか。
 そんな訳で断じて言っておきたいのがあたしはアニメに影響されて買い始める様な軟派者ではないと言う事ですよ。アニメを見て面白かったからと言って踊らされる様に買うとかちょっと無いですよね。けんぷファーやえむえむっをそんな理由で買う人が居るとかミオさんには信じられないですねぇ。


 壱拾陸日 土曜日

 ヴァンガード。
カムイ(脳内天使)「沈思黙考、石橋は叩いて渡ろう」
カムイ「瀕死木魚?」
 何で頭の中で行われた会議で出た言葉を本人が知らないのですか(笑)。
カムイ「ミサキさん、瀕死木魚とか、錦糸卵って何の事か理解ります?」
ミサキ「瀕死木魚? 錦糸卵? ああ・・・沈思黙考ね。あんたには無理」
 よく理解りますね(笑)。
カムイ「俺が好きになったのは、此処に居るアイチお兄さんのい・・・いも・・・」
ゴウキ「お前まさか、こんな奴を好きになったのか!?」
 うん、そういう反応が来ると思っていました。
 そういえば今更なのですがテレビ愛知のアニメで主人公の名前がアイチなのですね。偶然とは考え難いですし意図的なのでしょうか。

 『ゴーカイマシンシリーズ03 DXガオライオン』と『トランスフォーマーアニメイテッドTA−07 ディセプティコン航空参謀/スタースクリーム』を買いました。
 本日が発売日の前者はともかく、後者をどうしてこのタイミングで買ったのかと言えば劇場版のリーダークラススタスクを買ったのが遠因となっています。アニメイテッドのスタスクも好きでしたから用意に手に入る内に買い求めておきたくなったのです。
 今から思い返せばアニメイテッドは面白かったですねぇ。最初は岩浪美和の演出と言う事で敬遠していましたが慣れると毎週楽しく見ていました。デストロン以外の悪役が登場する展開は典型的なアメコミヒーロー物と言う雰囲気を醸していて楽しかったです。スタスクを筆頭にマイスター、ロックダウン、プロールと魅力的なキャラも揃っていたのも印象的でした。今期も再放送が多いテレ東ですがTFアニメイテッドも再放送して欲しいですなぁ。最初の三話と最後の二話しか録画しなかったのが悔やまれます。


 壱拾伍日 金曜日

 新番組『緋弾のアリア』。
 キンちゃんはキンちゃんなんだからキンちゃんの事をキンちゃんと呼んだって何もおかしくないんだよキンちゃん。
 ヒロインに守られてばかりではつまらないので主人公も戦うと言うのは良いですな。
 原作者はヒロインの声優が釘宮理恵がある事をどう思っているのでしょうかねぇ。まさか「うわっほ〜い! イメージにぴったりだ!」だったりしたらどうしましょう。
 急速に存在感を増しつつあるMF文庫Jですがあたしが同レーベルに期待するのは、一見すると派手なものの実際は入念なマーケティングの元に堅実に売れ筋を狙う電撃文庫には出来ないはっちゃけた内容であって、電撃文庫から周回遅れで似た様な内容をやる事ではないのですよね。えむえむとかが前者なら本作は後者でしょう。こんな事を言っていると風穴開けられますか。

 新番組『電波女と青春男』。
 実の娘を無視してこれから主人公と二人暮らしと言い張る母親、ともすれば虐待とも捉えられそうな描写です(ぉ
 主人公の独白が鬱陶しいのですが原作ファンにとってはちゃんと原作で特徴的な地の文が再現されていると、喜んでいるのでしょうなぁ。こういうところで差が出てしまいます。
 直前に放送されているアリア共共、せめてテレ東でもこれくらいのアニメをやって欲しかったですなぁ。

 金曜ロードショーで放送された『名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)』を見ました。
 映画でもとうとう小五郎の声が変わってしまうのですね。残念でなりません。
 黒羽快斗が素顔の似ている新一の真似をすると言うのは最もやってはいけない事ではないでしょうか。何か悪い意味で反則としか思えません。抑、キッドは新一の素顔を知っていたのですか? しかも新一と蘭の関係まで? 新一は高校生探偵として有名ですから知っていても不自然ではありませんし、交友関係についても調べたとすれば説明は付きますが、どうも納得が出来ず釈然としません。
 大橋のぞみが演じていると言う川口聡ですが無駄に出番が多くて無駄に重要そうに見えてしまいますなぁ。それでいて別に何も無いので何の為に登場したのかさっぱり理解が追い着きません。
 心なしか阿笠博士の言動が怪しく見えました。一瞬、怪盗キッドの変装やこの事件の黒幕を疑いましたよ。


 壱拾肆日 木曜日

 独自ドメインを取得していたのが期せずして役に立ちましたな。そんなギョーカイ時事放談第142回でした。(←そんな話は一言もしていません)

 まんがライフオリジナル五月号の店長の憂鬱は『期待』でワクワクしている店長を見て思わず笑ってしまいました。面白いです。
 今更なのですがばついちの育志は、客が料理を目当てに来るほどで手作りドレッシングを景品にすれば喜ばれるほどに料理の腕が良いのに珈琲を淹れるのが壊滅的に下手と言うのが現実的ではありませんなぁ。料理が上手だからと言って必ずしも美味しい珈琲を淹れられるわけではないかもしれませんが、しかしあれほど下手なのは不自然です。

 『ホビーアーカイブ スーパー戦隊ロボTOYヒストリー1975-2011』をパラパラと捲って一通り目を通しましたが追加頁は少ないですし予想通り満足は出来ませんでした。必要最低限の事が書いてあるだけで痒いところに手が届かないどころか手を伸ばそうとすらしていないのですよね。例えばエンジンオーG12をスーパー戦隊シリーズ最大の合体ロボと紹介するのであれば他の巨大なロボとの比較写真を載せるとか、文章で表現するよりも分かり易く玩具を有しているからこそ可能な工夫があるではありませんか。個人には出来ない事や実現が難しい事をやれるのが強みでしょう。
 資料的価値の有用性は認めますし戦隊ロボに焦点を当てた書籍は貴重ですが、短いスパンで出す必要は見出せませんでした。やるのならもっと徹底してDXのみならずスタンダード超合金やプラデラ、その他諸諸を網羅するとかそういう力の入れ具合を見せて貰いたいです。


 壱拾参日 水曜日

 ちょこっとリアルな出版業界ラブと言う文字情報からこの内容は想像出来なかった。<世界一初恋
 ネットサーフィン中に見かけた「俺、なんでこんな時間までテレビつけてこれ見てるんだろう・・・」と言うふとした一言が胸に沁みます。

 ダンボール戦機を見ました。
カズ「イノベーターって何だよ?」
 進化した新たな人類です(違)。
 無限にエネルギーを生み出すエターナルサイクラーですか。永久エネルギー装置をこれほど現実で欲しいと思うタイミングもありません。
 八神博士がエターナルサイクラーのデータを外に持ち出そうとして、データが入ったプラチナカプセルを入れたアキレスにデスロックシステムを仕掛けました。その為に無理に開けようとすれば命を奪われしかもデータが消失してしまうとの事ですが、それはイノベーターからすれば望むところではないでしょうか? データが外部に流失してしまうのが望ましくないのですから壊れてくれれば万万歳でしょう。それともまさかバックアップが存在せず、持ち出されてしまったデータが全てとでも言うのでしょうか。

 うぇぶらじ@電撃文庫第20回を聞きました。
 映画をテレビ放送する際のナレーションと言うと訪諏部を真っ先に思い浮かべるのですが、三木編集も同じ事を言っていて共感しました。しかし三木さんはミッドナイトシアターと言っていましたが訪諏部がナレーションをしているのはダイヤモンドシアターではなかったかしら?
 ゲスト野崎まどの声が渋くてラジオ向きと称えられていますが、声はともかくとして喋り方や滑舌は――素人なので当然ですが――今一でラジオ向きとは言い難いです。ラジオ向きと言えばギョーカイ時事放談で告知を行った中山信宏が非常に上手だったのが今でも思い出されます。あれは実に理想的な告知でございました。
 声優二名による電撃文庫紹介のコーナーは説明が下手でダラダラと長い上に偶に噛むので分かり辛いです。文章の組み立てにセンスが感じられませんなぁ。
 すみぺがロシアンティーで紅茶にジャムを入れるのは誤りで正確にはジャムを舐めながら紅茶を飲むと言っていましたが、確か寒い土地で効果的に糖分を摂取する為だったでしょうか。しかしロシアで愛飲されているものとは別物であっても日本に於いてロシアンティーはジャムを入れた紅茶を指し示していますから、最早カレーライスやラーメンの様に日本独自の新しい料理となったと考えるのが妥当でしょう。


 壱拾弐日 火曜日

 新番組『神のみぞ知るセカイU』。
 評判が良かったOPを変えてしまうのはちょっと勿体無い気がします。今度のも悪い曲ではありませんが方向性が似ているのでインパクトが薄れてしまいますわ。

 戦国乙女を見ました。
 主人公が飛ばされたのは過去の時代でしかも別の世界と言う事ですが、別の世界ならば過去と言うのは不要ではないでしょうか。戦国時代だから過去と言いたいのでしょうがそれが通用するのは同一世界のみです。別の世界である時点で過去とか未来とか時間軸は関係が無いです。それとも無数にある世界は全てが同時に動いていて時間が連動しているというのでしょうか。
 最後のミニコーナーにゲキレンジャーでメレを演じた方が出ていて驚愕しました。本編にも声優として出演されているのですね。


 壱拾壱日 月曜日

 昨晩――正確には日付が替わって間も無く――パソコンを見つつ古いジャンプを読みながらお茶を飲んでいたら手元が狂って盛大にお茶を溢してしまいました。とん、と湯飲みをパソコンラックに置いたつもりだったのですが目測を見誤り、中に入っていた緑色の液体が戒めから放たれ重力に従い彼方此方に広がったのです。刹那にしてパソコンの鍵盤を水浸しにし、あたしの下半身に襲い掛かりました。
 しかしこれがお茶で助かりました。もしも熱湯であれば大火傷を負っていた事に相違ありませんし、もっと危険な液体であったら想像を絶する事態になっていた事でしょう。痛感したのですが咄嗟の時には着物を脱ぎ捨てるほどの危機回避すら不可能だと言う事です。熱い液体に皮膚が侵食されるのを感じながらも熱い熱いと叫ぶばかりで対応は後手後手でした。
 幸いにしてあたし自身は大事に到らなかったのですが鍵盤が完全におじゃんになってしまったのが問題です。これも判断の誤りが問題を拡大しており即座に電気の流れを切断すれば良かったのですがあろう事かそのまま使い続けようとしてしまいました。結果として一つずつキーが反応しなくなっていったのです。現在は以前に使用していたパソコンの古い鍵盤を使用しておりますが、適切な対応を取ってさえいれば濡らしてしまった鍵盤も壊す事が無かったかも知れないと思うと己を呪わずにはいられません。
 尤も件の鍵盤は使い勝手が悪く嫌っており、予てより欲している鍵盤もありましたからこれを良い機会と捉えて今週末にでも新しい鍵盤を買いに行くとしませう。欲しいと思っても購入は躊躇していましたからこんな事でもなければ最後の一歩を踏み出す事は無かったでしょう。そんな風に考えれば必ずしも悪い事ばかりではありません。・・・なんて然も良かったかのように語っていますが予期せぬ出費が齎す懐への打撃は洒落になりません。而して完全な不可抗力で壊れたのならともかく、半分以上は自分が招いた結果ですから怒りとも悔やみともつかない複雑怪奇な感情に苛まれます。
 でも被害が鍵盤のみで済んだのは良かった、と考えるべきでしょう。縦しんばパソコン本体に被害が及んでいれば立ち直れなかった事は想像に難くありません。これを教訓として今後は気を付けるべきでしょう。こういう事があるとノートパソコンは恐ろしくて使えないと、改めてデスクトップの良さを痛感するのでした。
 ところで時間が経過したのでこんな風に書いておりますが、お茶を溢してしまった瞬間に考えていたのは「お茶が勿体無い」でした(ぉ

○週刊少年ジャンプ 2011年 18号
SKET DANCE 第180話 SPIRIT DANCE
銀魂 特別訓 コラボにはエイリアンVSプレデターがあるのも覚えておけ
 このコラボレーション企画ですが最初は一本の漫画を二人の作者が描いているのかと思ったのですが、実際は各各が自作に登場させる相手のキャラも含めて描いているのですね。スケダンでは違和感が無かったのですが、銀魂に登場したスケダンの人物を見て気付きました。それを踏まえて読み返せばスケダンに登場する銀魂の人物も完全に本物と一緒と言うわけではありませんが、しかし元アシスタントをしていたと言うだけあって流し読みならば気付かないほどに似ています。
 時にエイリアンVSプレデター3の公開は何時頃だったかしら?
ONE PIECE 第620話 “憧れの遊園地”
 人間の世界では暮らしていけないと言う訴えを人間との共存が不可能な証左と取るのは筋が通っているようですが、人間とは関係無く魚人島で暮らしたいと言う選択肢を選べない様にしていますよね。
 本作では恒例の過去の回想に突入しましてこのワンパターンには辟易しているのですが、アーロンの過去には興味があるので素直に読みたいと思わされました。
遊☆戯☆王ZEXAL 特別番外編:運命の出会い!!
 連載しろとまでは言いませんが読切くらいは原作者(今回は原案としてクレジット)に描かせられないのでしょうか。もう漫画を描くつもりは一切無いのですね。と、一頻り文句を言いながら読み終えたところでこの読切が、同名のアニメ作品を説明するのではなくVジャンプで連載されているらしい漫画の番外編と知りました。それならばVジャン連載を担当している人が描くのが道理と言うか当然ですね。寧ろ別人が描いた方が不自然です。
めだかボックス 第93箱 「平等なだけの人外だよ」
 一頁目から高貴ちゃんの出番がある事に望外の喜びを感じます。
 禊と馴れ合ってしまっている光景には幻滅しました。禊には馴れ合っている様に見えても底の見えない不気味さを常に湛えていて欲しいです。そしてまた今後の展開に現状では然程期待が持てません。戦挙が始まる辺りが一番面白かったですなぁ。
保健室の死神 第77診 小さな約束
 冷血(クルエル)の出現が無闇に気持ちを昂ぶらせますね。こういうのは理屈抜きに盛り上がりますわ。


 壱拾日 日曜日

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第8話 『スパイ小作戦』
 最初に巨大戦があるとその回は後半に巨大戦が無い変則的な構成なのではないかと不安になります。
 ジョーが元ザンギャックと言うのは初めて明かされましたね。敵からの裏切り者が居たとは意外です。それにしても味方も知らない(マーベラスは知っていそうですが)事を敵が知っていると言うのも面白いですな。
 今回の行動隊長は豪華な声なのですがコメディタッチの描写で萎えました。
 ナビィにナビィの行方を聞くのが古典的で使い古されたネタですがとても面白くて笑えました。使い古されたではなく使い続けられていると言うべきですね。ナビィが一気に可愛くなりましたなぁ。ワルズ・ギルの次にナビィが好きになりました。小刻みに首を動かしながら喋るのが可愛いです。
 ゴーカイジャーにはブラックが居ないのでガオブラックにはゴーカイグリーンが変身しましたが、ライブマンやゴーオンジャーの様にブラックとグリーンが揃っている戦隊の場合はどうなるのでしょう。ゴーオンジャーには既に変身した事があった気がしますが気に留めていませんでしたわ。
 デンジマンに変身してやる事がデンジパンチだけとは、これでデンジマンのファンは喜べるのでしょうか。まぁ、ゴーグルファイブもリボンで敵を縛って終わりでしたが。しかし強そうな声をしている割にヤンガーとエルダーが弱かったです。
 ゴーカイバットみたいなロボにその場限りの武器を持たせるのは昔の戦隊みたいですね。
 空飛ぶ島を探すのに星を二三周すると聞いて、FFで空中でエンカウントするイベントを目的に飛空艇で飛び回るのを思い出しました。
 ガオレンジャーと言う事は空飛ぶ島と言うのはガオズロックの事でしたか。そんな事に納得したのも束の間、一瞬だけ映ったブラックターボに目を奪われました。ターボレンジャーへのゴーカイチェンジは初めてではありませんか。満足のいく活躍があるとは思えないのですが、姿を見るだけでも嬉しくなってしまうものです。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第29話 『姉と博士(ドクター)とアンクの真実』
 その自信が何に裏打ちされていたのかは知りませんが、何の対抗策も無しにカザリに命令する様な事を言えば反撃を受けるのも道理です。
 サメパンダヤミーのシルエットは可愛らしいのですが間近で見るとヤミーらしい気持ち悪いデザインに満ちています。
真木「私のそれは欲望などではありません。崇高な使命です。矢張りグリードには理解出来ませんか」
 そういう偉そうな口はカザリの前で叩いて下さい。
 鳥ヤミーを生み出していた左手アンクは粗全身ではありませんか。寧ろ右手アンクの方が本体から独立した意思なのでしょうか。しかしカザリはアンクが腕しか復活出来なかったと右手アンクがアンクである様な発言をしているのですよね。するとアンクとは別の存在にアンクの力を奪われていると言う事でしょうか。
 これは次回が気になる引きです。早く来週になって欲しいですな。それにしてもBパートが恐ろしく短いですね。AパートとBパートの配分が偏っています。


 玖日 土曜日

 『えむえむっ!6』の感想を書き綴ります。
第一話 嵐子の特別な一日
ノア「自分で言ってて恥ずかしくないんですか!? おまえは自分たちが変態SM夫婦と告白してるですよ!?」
 それは恥ずかしい(笑)。
第二話 クリスマスの願いごと
 太郎の女装してノリツッコミ風な脳内独り言に笑いました。
客「え、えーっと、ホットカフェオレとレモンティーとエスプレッソ、それとホットドッグ二つにチョコレートドーナツ。あっ、やっぱりホットカフェオレをカプチーノに変更で」
美緒「レモンティー、エスプレッソ、カフェオレじゃなくて、えっと……なんとかーので、チョコレートホットドッグ二つがつまり、その……ブレンドコーヒー三つとサンドイッチ三つでよろしい感じ?」
客「いや、よろしくない感じ……というか、一つも正解がない感じ……」
美緒「まあいいじゃない。気にすんな」
客「は、はあ……」
 このやり取りが好きでして、特に「よろしい感じ?」「いや、よろしくない感じ」はとても強く心に残っています。
 その尊大な口調とは裏腹に地味で堅実な料理をするタツミも素敵です。でもどんな貴族でも化物呼ばわりされたら嬉しくないと思います。
第三話 アンハッピーニューイヤー!
 この話から新しく登場した砂戸七葉ですがこれがまた強烈な個性を有しておりまして実に楽しいです。


 捌日 金曜日

○けんぷファー fur die liebe
 この一週間、ずっと楽しみにしていました。勘違いしていたのですが新番組ではなく一話限りの特番だったのですね。レギュラー放送ではないのが残念でなりませんが、特番は特番で嬉しいです。
 冒頭でハラキリトラが親切に物語を紹介してくれました。然う然う、確かこんな流れでナツルは女になったのですよねー。
 アルバイトと言うのでナツルと紅音が倉庫整理のアルバイトをする話のアニメ化かと思ったのですが、それとは違いましたね。
 雫にからかわれて男になったり女になったりした中で一瞬「お客様がお望みならば」とばかりにリオに変身しました。バーニングアップ!
 合同コンパの話は割りと原作通りなのですね。雫の衝撃的な行為も再現されました。
 ナツルと紅音がロッカーに入る場面がアニメになったのも良かったです。
 全編に渡って頭が悪くて楽しいアニメでした。やっぱりけんぷは面白いですね。久し振りに原作でも読み直しましょう。
 新番組は「ある日突然女の子が落ちて来て、強制的に居候。普通なら夢のシチュエーションなのだが・・・」と言う一から十まで新鮮味の無い言葉に力が抜けました。何一つとして工夫が見られないありがちそうな内容ですなぁ。しかもヒロインが釘宮理恵と言うのがそれに輪をかけています。釘宮理恵はアルフォンスみたいな声なら好きなのですがねぇ。未だに敢えてこういう役に釘宮理恵を選ぶのもどうなのでしょう。そして関係ありませんが釘宮理恵と言うと偽まるの物真似が思い出されます。最近は聞いていませんからワーナー転職記念にまた偽まるの「釘宮理恵ですっ」が聞きたいですな。


 漆日 木曜日

 ジェネオンを退職しワーナーに転職した偽まるですが、昨日のギョーカイ時事放談生放送にて少し語られました。
 もう一度現場に出て一から作りたいという動機には成程なと思わされます。また先んじて川村常務がワーナーに行っていたのでだから偽まるもワーナーに転職したのだと思っていましたが、昨日のラジオでそれが全くの逆であると知りました。寧ろ偽まるは川村常務に驚いたのですね。
 新天地で偽まるが作るアニメが楽しみですね。・・・と言ってみたものの考えたら別にあたしは“偽まるが作るアニメ”のファンでも何でもありませんでした(ぉ そういえば以前中山信宏がゲストに来た際に非常に偽まるらしいアニメを企画していると言う発言がありましたが、転職してしまったのでそれは陽の目を浴びずに終わるのでしょうか。どんなアニメなのか気になっていたので残念です。

 新番組『スケットダンス』。
 ボッスンの声がチンピラみたいでまるで合っていません。最初に喋った時なんぞ宛ら口パクで他人が喋っているのではと言う錯覚を覚えました。それくらい合っていないのです。
 驚いたのがボッスンの発音が自分が思っていたのと違った事です。ミオさんはボッスンをボッスンと呼んでいたのですがボッスンではなくボッスンだったのですね。文字だけだと意味不明な羅列なので各自発音をつけて意味の通るようにして下さい(ぉ
 この作品の本領は魅力に溢れるサブキャラクターが登場してから発揮されるので、浪漫の登場が待ち遠しいですな。


 陸日 水曜日

 発売が延期していたブルーレイ『とある魔術の禁書目録B』が出たので買ってきました。
 楽しみにしていた電撃GE文庫『とある科学の超電磁砲SSA』第三話を読みましたが中弛みと言うか少しだれてきましたなぁ。話は動いているのですがそんなに面白くありません。今後にもっと胸躍る展開を期待します。

 本日発売の週刊少年サンデーで結界師が最終回を迎え連載を終了しました。面白い漫画で毎週読んでいる作品の一つでしたから寂しくないと言えば嘘になりますが最後までやり切った感じで良いですね。アニメ化もされた人気作品が綺麗に終われるのがジャンプと違うと思わされます。これくらいの長さで終わるのが丁度良いですな。ワンピース、ナルト、ブリーチは無駄に長くなり過ぎてるジャンプにもこういう思い切りの良さが必要でしょう(尤も、まるでサンデーでは長期連載が無い様な口振りになってしまいましたがサンデーとてそういう作品が無いわけではないのですがね)。


 伍日 火曜日

 レベルE最終回。
 最後のどんでん返しが見事でした。今になってどうしてアニメ化されたのか疑問でしたが面白かったです。
 後番組が神セカの二期ですが一期の再放送は夕方にやっていたのに二期は深夜なのですね。最近のテレ東は深夜のアニメを夕方に再放送したり朝のアニメを放送中に夕方に再放送したり意味が理解りませんなぁ。

 新番組『戦国乙女〜桃色パラドックス〜』。
 今となっては貴重な感すらあるテレ東の新番組なのですが、その貴重なテレ東アニメがこれですか・・・。平日の深夜は毎日の様にアニメを流し、傑出した作品を生み出していた頃が懐かしいです。
 これとかISを見ていると仮に変態猫がアニメ化されたらつくしの声は豊口めぐみが似合うのではと思い始めました。


 肆日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2011年 17号
 目次の作者コメントが一様に地震に関する言葉が寄せられていますが、その中でこち亀の作者のコメントが余りにも酷いやっつけ仕事で幻滅しました。漫画がつまらないのみならずこんなところでも悪い部分を見せてしまうのですね。
ONE PIECE 第619話 “海の森にて”
 最後のページでジンベエがアーロンを解き放ったと告白したのを受けて柱が「語られる真実・・・!!」と煽っていますが、そんな事は最初から知っています。次号で明かされるであろう真意の事を指し示しているのでしょうが、この部分だけを読むと何を今更となってしまいますわ。
NARUTO‐ナルト‐ #533:誓いの時
 承認役の猿飛一族と聞いてそういえばアスマは奈良や山中一族よりももっと特別だったと思い直しました。この三人の場合は最初から組まされる事が前提で、担当教員にアスマが付くのも決定事項だったのですね。
 回想で出て来た小っちゃい頃のチョウジがとても可愛いです。そして現在の方では羽を生やしたチョウジを見てそういえばこんなのがあったと思い出しましたが、以前に使われたのが随分と前なので使ったのが何時でどんな能力なのか全く覚えていません。
magico 第5話 ざわめきの予感
 顔が南瓜の形をしているなんてユニークと感心していましたが、それが単なる被り物でしかも登場して早早に取ってしまったのでがっかりしました。もっと南瓜のままで引っ張って欲しかったです。
バクマン。 126ページ 分析と結果
 中井が作品の内外共につまらない行動を起こしてしまいました。酷い結果です。
めだかボックス 第92箱 「永遠に揃わないと言われていた」
 生徒会執行部が永遠に揃わないと言われていたなんて初耳です。高が生徒会なのにまるで全員が揃うと奇跡が起こる様な口振りではありませんか。それはともかく浅からぬ縁のある禊が副会長になった事で、高貴ちゃんにとって良い方向に風が吹いてくれる事を期待したいです。禊の力で高貴ちゃんに全盛期の強さが戻ってくれると良いですな。


 参日 日曜日

 新番組『デジモンクロスウォーズ 悪のデスジェネラルと七つの王国』。
 単なる時間移動ではなく番組名も変更されて新番組扱いなのですね。昨今では珍しいゴールデンタイムのアニメでしたのに、結局はこの枠に落ち着いてしまったのが残念ですな。

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第7話 『ニキニキ!拳法修行』
 パチャカマックと言うとゲキレンジャーVSボウケンジャーに登場した敵ですよね? どうしていきなり過去の作品に登場した怪人を流用するのでしょう。しかも弱い(ぉ 意図が全く読めません。
 また一度目の戦闘で名乗りですか。どうして近年の戦隊は名乗りの位置付けが軽いのでしょう。
 細かい事なのですがジャンがちゃんと慟哭丸で封印したロンの珠を持っているのに好感が持てました。またジャンらしさを残しながら少し大人になっているのも良いですね。
 全体的に薄味ですなぁ。デカレンジャーの時みたいにゲキレンジャーのBGMを流して欲しかったです。
 巨大戦でゲキレンジャーのレンジャーキーを取り出した際はまさか玩具が無いのにゲキタイガーが出るのかと期待したのですが、単に激激獣のオーラを飛ばすだけでした(まぁ、ゲキタイガーは出ましたが)。ゲキゴーカイオーの様な合体が無いのは残念ですが玩具化されていない作品もフォローしてくれるのは嬉しいです。
ハカセ「頑張ってやってみよう」
マーベラス「何で俺がこんな事を!」
アイム「これも修行です」
 修行がどうではなく、どうして船長が配膳をしなければならないのかと言いたいのではないでしょうか。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第28話 『1000と仮面ライダーと誕生日』
 こんな事を突っ込むのは野暮かも知れませんが、この映画はどれだけ長回ししているのですか。1カットで異様に長く撮っています。
 歴代戦闘員の総登場とは嬉しいですな。こういうのならば1000回記念に相応しいです。全部が出たわけではありませんが幅広く色色と出ていました。戦闘員の中でゼノトルーパーを改造したと思しき気持ち悪いカメレオンが何だったのか思い出せなかったのですが、電王でカイが従えていた戦闘員でしたね。登場が少なかったので失念していました。
 バースの武装ユニットが合体した蠍型メカが格好良いです。しかも滅法強いですね。バース・デイにもこんな活躍を用意して欲しかったと思わずには居られません。過ぎた事を言っても詮無いので初登場は仕方ないとして、今後にバース・デイの活躍がある事を期待するとしましょう。
 前回と今回は本編でやる様な話ではありませんでしたが、次回は話が大きく動きそうで楽しみですね。

 スタードライバー輝きのタクト最終回。
 ヘッドがラスボスとして申し分無い活躍をしてくれました。最終回がどうなるのか心配していましたが抑えるべき部分が一頻り抑えられていて満足です。
 立ち塞がるサイバディに対して此方も復活したサイバディが味方として参戦するのは盛り上がりますな。最終回らしい贅沢な流れです。
 ヘッドの戦いでも盛り上がった上に最後に用意されたザメクとの戦闘が激しくて良かったです。
 ロボットアニメとしては物足りないと言うかこれをロボットアニメに分類するのは抵抗がありますが、単純に一つのアニメとしては充分に面白かったです。だから半年で終わってしまうのは残念ですなぁ。ブラプラまでは一年が当たり前でしたが日曜に移ってからは半年が普通になってしまいましたなぁ。
 後番はジャンプで一度だけ読んだ原作よりは面白そうに見えますが、それでも期待度が薄い事実に相違はありません。オリジナルアニメから原作アニメになってしまうのも残念です。


 弐日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #24  『武装集団(スキルアウト)
 駒場利得の体躯が凄く大きいですなぁ。淡希と比較すると大人と子供くらいの差があります。
 チャフが風で吹き飛ばされて、それに気付かない利得と言うのはお粗末な流れですなぁ。ちょっと酷いです。
 おぉ、利得が持っている携帯電話の待ち受けにフレメアが写っているではありませんか。にゃあ。
 以前はあれほど鈴科百合子ちゃん一方通行に怯えていた淡希が強気に出ているのが凄いですな。
 浜面仕上の声が弱弱しいですねぇ。もっとチンピラ風な悪い声を想像していたのですが、これだと優男みたいです。
 当麻が仕上を殴り飛ばし語る場面は禁書の基本構成を最終回で改めてやってくれた形ですね。しかしBGMと相俟って格好良いものの、当麻が長長と喋っている間、突っ立っている当麻と仕上の顔か当麻の拳を見せるだけで演出がつまらないです。もっと工夫を凝らして見せて欲しかったです。禁書のアニメは総じて尖った演出がありませんでしたね。余り個性的なのも抵抗感が生まれたりしますが、それにしても禁書は薄味ばかりでアニメでやる意味が薄いです。
 最後の最後でエツァリは格好良いですなぁ。ステイルもそうですがこういう風に一途な男と言うのは本当に格好良いです。

 昨日から公開されている『オーズ・電王・オールライダーレッツゴー仮面ライダー』を見てきました。映画の公開日は土曜が多いのにこれは金曜なのですね。珍しいです。
 上映終了直後に「本当に面白かった!」と言う子供の声が聞こえてきたのですが、あたしも寸分違わず全く同じ事を思いました。これこそ真のヒーロー映画だと言う内容で、どこぞの海賊にも見習わせたいです(ぉ 詳しい感想は此方です。
 ところで3DSを持っていったのですが人が多いとすれちがい通信も頻発しますね。ロビーで上映開始を待っていましたが、操作している間に次次に新しくすれちがい通信したほどです。本日だけで随分とピースが集まりましたしすれちがい伝説が進行しました。

 帰りに『ホビーアーカイブ スーパー戦隊ロボTOYヒストリー1975-2011』を買ってきました。本当は戦隊ロボ関連の書籍ならもっと前に出たアートコレクションの続きの方が出して欲しいのですがねぇ。戦隊ロボTOYヒストリーは以前に出たのがゲキレンジャーの時で未だそんなに経っておらずありがたみは薄いです。それに対してアートコレクションはハリケンジャーの時ですからね。そろそろ以降の作品を収録したものが見たいです。
 それから『とある科学の超電磁砲』の持っていなかった一巻から三巻も買ってきました。アニメ化されているので筋は知っていますが超電磁砲の出来が良いだけに原作も買っておきたかったのです。


 壱日 金曜日

 IS最終回。
 戦闘は派手で良いですなぁ。内容に面白みはありませんが動きは良かったです。
 最終回ですし、しとしとぴっちょんしとぴっちょんさんの「そうかそうか」を聞きたかったですなぁ。
 何気に画面の下部に表示される登場人物が紹介している態の宣伝テロップが好きでした。どれも確かにその人物らしい文章だと納得が出来、それを読む事で改めて各人の口調を把握したりしています。例えばしどろもどろさんの「そうかそうか」とか、テロップで見るまで印象に残りませんでしたわ。そんなテロップですが最終回は一夏によるものでしたが、これもまた実に一夏らしいです。
 おぉ、けんぷファー!! 後番はけんぷファーですか! 新番組予告を見た瞬間に一気に期待が高まり、気持ちが激しく高揚しました。この予告が紅音とセップククロウサギの掛け合いなのも良いですな。

 トランスフォーマーマスターピースムービーシリーズスタースクリームを購入し、それが本日到着しました。
 発売前の早い段階から期待していたものの安くは無いので手を出せなかったのですが、このまま買わなかったらきっと後悔すると決心して注文したのです。最初に見た時は旧来のスマートなフォルムとは余りにもかけ離れた外見に途惑った実写映画のスタースクリームですが、今となってはそんな異形の姿も味があり好きになりました。そんな中で頗る出来の良い玩具ですからね。欲しくない筈がありません。
 然う然う到着したと書きましたが実は不在で受け取れていません。(←と、取って付けた様に万愚節に無理矢理乗っかってみる)