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拾壱月の独白

 参拾日 火曜日

 ブリーチを視聴しました。
男「落ち着け! 俺は死神だ!」
 安心出来る要素がありません(笑)。眼前に死神を名乗る輩が突如として現れたら、お迎えが来たのかと思いますよ。
 今週のジャンプに掲載された読切作品と言い、様様なメディアで映画を盛り上げようと言う試みは良いですね。
 そしてBパートはその読切のアニメ化でした。こんなタイミングでアニメ化されて、原作の価値が一瞬にして無くなりましたね(ぉ 僅か一日だけの評価で天下でした。

 ホビージャパンを拝読致しました。
 第13回オラザク選手権の結果発表でしたが、何一つとして印象に残りませんでした。第5回辺りだったか、製作者の名前も失念してしまいましたが、異様に作りこまれたザクが大将の時がありまして、それが今でも強く記憶に残っています。その後、一度だけホビヂャに作例が載りましたな。
 スーパーロボット超合金の電童と凰牙には其其データウェポンのユニコーンドリルとバイパーウィップが付くのですが当時の玩具と同じで生首だけなのですね。あの時の評価があるだけに全身模型になると思ったのですがねぇ。
 ホビージンで、一時期ホビヂャ本誌の紙質が悪い事に触れてくれました。当時とても気になっていたのですが、そういえば今は戻っていますね。本当になんだったのでしょう。


 弐拾玖日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×ブリッジ 『9 BRIDGE×2』
 OP前のパートを見て今回は好きな話の一つであるお茶会の話をやるのかと期待しました。しかしそれに反して始まったのはシロと島崎が白線渡りの世界大会進出を決める回です。
リク「てゆうかお前ら俺の事完全にモブ扱いだな! 聞けよ もう!! わああああ」
 この叫ぶリクが妙に可愛かったです。
 後半から期待通りに茶会の話が始まりました。この話はとても好きなのでアニメで見られるのを楽しみにしていたのですよ。
ニノ「そうだぞ。えーと、顔がハンズボーンでナガズボーンだ」
 顔が半ズボンで長ズボンは大変です(笑)。
リク「しかしここで見てるだけじゃなくて 何か『デキる』と思わせたい」
 そういう風に見栄を張ろうとするのが宜しくありません。こういう時は謙虚になるべきです。
ニノ「おぉ、必死に詫び・ているのか」
 巧いですね(笑)。
 気があっているリクと星、腹立たしい村長とラストサムライの組み合わせがアニメで見ても面白かったです。

 ジャンプ。
ナルト
 カンクロウに赤秘技云云と説明されるまで、敵の一人がサソリの旦那である事に気が付きませんでした。
BLEACH the unforgivens
 劇場映画の宣伝を兼ねた前史です。ザエルアポロとアーロニーロの再登場が密かに嬉しかったのですが、巻頭のポスターからして映画本編には他の死んだ十刃も登場するのでしょうか。使い捨てるには惜しいので良いアイディアだと思います。しかし目次コメントで作者が偉そうに休載を潰して描いたと言っていますが、四週も休んでおいてそんな事を言われても困ります。
バクマン
 最後に颯爽と現れた秋人が格好良かったです。
スケダン
 主要人物の一人が十六位以下だったどこぞの作品と違って人気投票の結果がこれ以上無いほどに無難ですね。しかし浪漫が前回よりもぐっと順位を下げたのが残念でした。出番の現象が影響しておりますなぁ。
めだボ
 こりゃあこの凍る火柱(マイナス)で戦挙に勝利した書記代理は飛沫をはるかに越える過負荷(マイナス)に違いないぜ! これからはそのお方を不幸(マイナス)と呼んでみんなで尊敬しよう!
 いあ、夭歌が強すぎますわ。これは反則(マイナス)ですよ。しかし確か過負荷にはどうやっても有効(プラス)に活用出来ないと言う設定がありましたが、凍る火柱(アイスファイア)は普通に便利そうですよ?
ほけしに
 全体的に無難な結果に落ち着いた人気投票で、安田の順位が高い事だけが度し難いです。
サイレン
 終盤は駆け足気味で息切れしていましたが悪くない扱いでした。最後まで絶頂期の面白さを維持出来なかったのは残念ですが面白かったです。さてこれで、後はほけしにだけです(謎)。


 弐拾捌日 日曜日

 メールでこれまでラジオのOPに使われた曲を聞くと村さんの「いたずら心ワクワクしていますかと言うのが聞こえて〜」と言うのがありましたが、これは本当に理解りますね。あたしは特に『天使のお仕事』を聞くとそうなります。
 村さんの祖母は伊達巻卵が大好きと言う話は以前にもラジオで聞きましたなぁ。四五人しか居ないのに何本も買ってくると言っていましたね。
 村さんが刀語の一番くじをやったと言うのはツイッターでも呟いていましたね。「とがめたんフィギュアが欲しい」と言っていたのを記憶しています。村さんのツイッターは自分で自分のラジオを実況していたりするのが面白いです。事実この回もツイッターで歓迎されていない400回と題していました。
 十七歳テストの「紙幣や切手を製造しているところは?」の問いは造幣局だと思ったのですがどちらの答えにも無くて驚愕しました。造幣局は何をしているところなのですか?

○スーパー戦隊VSシリーズ 轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊(前編)
 アカレッドの声が戦隊に縁も所縁も無い古谷徹なのはどうなのでしょう。でも他に適当な人も浮かびませんから、個人的にこの人が好きではないからこう思うだけで妥当な人選なのかも知れませんね。
 VSスーパー戦隊と銘打たれていながら登場する歴代戦士が、マジイエロー、デカブレイク、アバレブラック、ハリケンブルーと近作ばかりに偏っている為に豪華さがありません。ガオレンジャーVSスーパー戦隊も実は大半はその当時の近作ばかりでしたが、レッドファルコンが混ざっていたので第一印象が段違いなのですよね。だから今度はレッドターボ、ジンバ、レーダが復活する新作VSシリーズを作って欲しいですなぁ。
 頼りになる筈の歴代戦士が喧嘩をしていて幻滅しました。しかも喧嘩した者同士VSシリーズで面識があるのにこれは酷いでしょう。ヒーローの行いではありません。
 異次元に閉じ込められたボウケンレッドから通信が入るものの電波が微弱と言う場面を見て、最近何かで見たある一幕が脳裏に浮かびました。「ビー、ガガ・・・電波の調子が悪い様だ」と口で雑音を発しながら通信を切り、その後別の人物が同じ事をして、通信相手に「やるならもっと巧くやれ」と突っ込まれると言うものです。果たしてこれを何で見たのだったか。活字で読んだ気もするし、映像で見た気もします。最近なのは確かですしかなり限定された状況なので簡単に絞れそうなのですが中中思い出せませんでした。それでも諦めずに考え続け、「ロボットアニメだったか?」、「いや、アメリカンコミックの絵も浮かぶぞ?」と辿り、午睡をとろうと横になった時にTFアニメイテッドだったと正答に及べました。確か最初にバンブルがこれをやり、後半でラチェットが真似をしたのだったかしら。いあ、違うな。プロールがやって、それにラチェットが突っ込んだのでした。これですっきりです。
エリ「マトロイドの友達が出来るんだ♪」
 本当に嬉しそうですね。

○天装戦隊ゴセイジャー epic41 『爆発!仲間の絆』
ブレドRUN「仲間を守った、それだけだ」
 ブレやんかっけえ!
アインI「オ結ビ、信頼シ合ッテル?」
エリ「うん!」
 お結びは信頼し合っていませんよ(笑)。
 怪人と心を通わせる戦隊では、否、特撮ヒーロー番組で定番の話ですね。しかし話は悪くありませんがもっと情緒的な演出で徹底的に感動させる作りにして欲しかったと思いました。マトリンティス篇に入ってから質が落ちた感がありますなぁ。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第12話 『ウナギと世界と重力コンボ』
ウヴァ「そうだな、未だ躰が万全じゃない。オーズは俺とガメルで斃す! ・・・尤も、メダルは俺が独り占めさせて貰うが」
 虫頭が無い知恵絞って何か企んでも無駄ですよウヴァさん(笑)。自分では知恵が働くと思っているのが滑稽でなりません。
 素晴らしいと口では褒めながら後藤さんの顔にクリームを飛ばすとか会長は陰湿ですね。
 旅の経験を語ろうとするよりも有名人のオーラを欲するとは、筑波啓介は目的が違っていますね。
 有名になろうとしたのも全部、見返したいだけだったのですか。目的が違っていると言いましたがそれ以前に彼は最初から旅人ではなかったのですね。旅をしていてもその心は旅人のそれではありません。しかも映司にとって深い傷である事を知りながらそのエピソードを盗もうとするなど、一人の人間として最低です。
 自分の心的外傷なのに躊躇無く筑波啓介にあげると言い切れる映司が格好良いです。
 筑波啓介の実は旅に出ていなかったと言う告白には驚愕しました。心が云云とかではなく、物理的に旅人ではなかったのですね。
オーズ「うわぁっ、俺蛇苦手です後藤さん!」
後藤「莫迦! それは鰻だ!」
オーズ「えっ、鰻? 本当ですか? 信じますよ!」
 新商品をいきなり投げ捨てるオーズの姿がありました。信じますよと念押しするとは余程蛇が苦手なのですね。
 オーズがガメルの腹部に強烈な拳打を見舞ってコアメダルを奪いましたが、どういう攻撃をしたら、どれだけダメージを与えたらコアメダルが奪えるのか明文化されていないので話の都合に合わせて動いているだけと言う印象が拭えません。
 都合良くガメルから奪ったコアメダルでサゴーゾコンボに変身しました。サイ、ゴリラ、ゾウでしょうか? ドラミングで発する衝撃波で周辺の敵を吹き飛ばすとは流石はコンボです。重装甲と怪力に加えて重力を操るとはかなり強いですな。
 毎度の事ですが餞別にパンツを渡す映司は何なのですか。パンツ大好きですね。

○ドラゴンボール改 『テレビが乗っ取られた!セルゲーム会見生放送』
ベジータ「きさまもカカロットも必要ない・・・このオレがあと1日あの部屋を使えばそれですむことだ・・・・・・」
 原作だと全編通して唯一ベジータがカカロットではなく悟空と読んでいたのですが、矢張り改では無難にカカロットとなっていますね。
 Zより省略されているとは言え亀仙人による天下一武道会の説明がカットされなかったのに驚きました。これは絶対にカットされると思っていましたよ。Zでは此処で亀仙人が天下一武道会について説明する場面がありました、と書く気満満でしたよ。
餃子「たく、暢気ですねウーロン達は」
クリリン「ああ」
 いあ、お前らもですよ(笑)。トランクスなんてまるで我が家の様に寛いでいるではありませんか。
ヤムチャ「散散セルにやられた割には、でかい口叩くじゃないか」
 何でお前が偉そうなんだよ! 何の役にも立たないヤムチャは黙っていて下さい。
 トランクスがブルマに髪を切るからと言われて足止めされると、ベジータが立ち止まって舌打ちをしますがこれはベジータが態態トランクスを待つ事を示しているのですよね。以前は共に修行する事を強く拒んでいたのに、精神と時の部屋で過ごした一年間で変わりましたな。


 弐拾漆日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #08 『大覇星祭』
 刀夜と詩菜の掛け合いで「マゾなのかしら?」の部分がカットされたのは少し残念でした。
 美琴と当麻が大覇星祭の勝ちを争っている距離感は良いですなぁ。とても仲の良い喧嘩友達と言う感じで二人の間柄はこの関係性が一番好きです。しかし例によって例の如く会話がカットされていまして、当麻が美琴に喧嘩を売る台詞が無くなってしまって物足りないです。
 ローラとアレイスターのやり取りではアレイスターがローラに「君の日本語は変だ」と指摘したり、ハゲるぞと言ったりするのが全部無くなってしまいましたなぁ。シリアス一辺倒ではないフランクな様子も見たかったです。
 吹寄制理は力強い声を想像していたのですが違いました。また制理の要素を説明するカミジョー属性完全ガードの女云云も無くなっていますね。最重要ではありませんが特徴の一つだとは思うのですがねぇ。
 細かい事ですがインデックスが美琴を太っ腹な短髪と呼ぶのも無いのですね。
 棒倒しの能力合戦は最初の火炎か爆発系の能力による爆圧は再現してくれましたが、能力が見られたのはそれだけでしたね。大覇星祭は能力が乱舞すると言う点をもっと強調しても良いのではないでしょうか。
 カミジョー属性完全ガードに続いて制理が通販番組で健康グッズを購入するのが趣味と言う(くだり)もカットされてしまいました。根幹の部分がしっかりしているので制理がぶれたりはしませんが、補助する枝葉が徹底的に省かれているのですなぁ。
 だから、凄くドキドキした。と、当麻は、ドキドキした? か、間接キスだよ? 女の子はね、本当に大事な人の為なら何だって出来ちゃうんだよ! それが女の子の本気なの!
飾利「いやあ私達が炎天下で頑張っている最中に、白井さんが一人ぼっちで休養取ってる姿を想像すると、居ても立ってもいられなくなっちゃって。お仕事手伝って欲しくなってしまったんですよ。てへへ」
 おおおおおお! アニメに初めて本物の飾利が登場しました! どうしてこれがもう二話早く出てくれなかった事か・・・ッ!
 我らがステイルと元春の会話で気付きましたが、原作だと棒倒し前の会話に参加していた元春がアニメでは見当たりませんでしたね。あの時点で既に魔術師の対処に動き始めていたのですね。
 オリアナの声はドンピシャでこそありませんが悪くありませんでした。彼女が持つ大人の余裕も感じられましたし特に文句はありません。それに比してリドヴィアは小母さんみたいな声で驚きましたよ。もう少し若い声を想像していましたが、こんなものなのでしょうか。そしてもっと驚愕させられたのは演じているのが佐久間レイだった事です。随分と久し振りに拝見しました。

 音楽CDを三枚買いました。少しでも欲しいと思ったら買わないと後で困りますからね。
 一枚目はヨスガノソラオープニング主題歌の『比翼の羽根(eufonius)』。ヨスガノソラは主人公が猿と見紛うばかりに発情していて(「ワイはサル! プロゴルファーサルや!」)好きではないのですが、主題歌は良い曲だと思っていたので買いました。因みにそれだけアニメ本編に興味が無いかと言うと、店頭で題名が思い出せず「主人公の名前がハルで妹がソラだから、ハルノソラ? ハルカナソラ? 違うなぁ」と首を捻ったくらいです。結局、現在放送中のアニメコーナーがあったので其処で見つける事が出来、題名は自力で思い出せませんでした。しかしアニメの題名を忘れるのは流石に想定外でしたよ。
 二枚目はヨスガノソラ挿入歌の『ツナグキズナ(Team.ねこかん【猫】 featuring.天乙准花)』。エンディングとして使われている様に見えてならないのですがどうしてか挿入歌扱いのこの曲も好きなので買います。
 そして三枚目はFORTUNE ARTERIAL 赤い約束のOPテーマである『絆‐kizunairo‐色(Lia)』。先に上記に曲の購入を決断後、この曲の歌い手は時を刻む唄の人みたいですがこれ自体は買うほど好きでもないなぁ、と改めて聞いていたら欲しくなりました(ぉ
 しかし実は以前よりセキレイの主題歌ベストが欲しいと思っているのですが、この三枚を買ってしまったので其方が遠退きます。期間限定発売なので早く買わないといけないですなぁ。
 それと本当に一番欲しいのは、実はサイバーフォーミュラのOPとEDなのですよね。神のみの挿入歌でサイバーEDを思い出して以来、欲しくて堪らなくなりました。しかし今更、新品が容易に手に入ろう筈がありません。欲しいですなぁ。


 弐拾陸日 金曜日

 ふと、どうしてこうなってしまったのだろうかと、自分や一体何をやっているのだろうかと、憂鬱な気分になり落ち込みました。人生と言う名のゲームに於いてありとあらゆる選択肢で誤ってきました。その結果がこれです。
 でも本当は、チャンスと言う名の選択肢は何時でも何処にでもあります。後悔するのなら今からでも別の選択肢を選べばいいのです。しかしそんな目の前に広がる選択肢に飛びつく勇気がありません。失うもの(リスク)のない勝負にすら出られないのですからお笑い種でしょう。だからと言って自らゲームから降りる勇気も無いのです。自分で幕も引けず、終止符(エンディング)の方からやってきてくれないかと考える、救えないほどに臆病で、救えないほどに怠惰な人間なのです。
 こんな風に立ち止まって現状を見据えると途方に暮れ、立ち直れず、ただただ哀しいので現実から逃避し決して直視しません。死んでいないだけで生きているとも言い難い、動くだけの骸みたいなものです。抗わず、抗えず、緩やかに淵へと、奥へと、流され、流れるだけの哀れで無様な存在です。
 無味乾燥で無為で無価値な無で彩られた人生。
 どの道を歩んでも辛いのならせめて自分の好きな道を歩むべきなのです。どの方角に向かっても辛苦の旅が待ち受けているのですから、それなら困難に見えても好きな方向を目指すべきなのです。それが理解らない無知な頃ならともかく、それを理解しても出来ないのですから救いようがありません。
 行動に示さず、不満を言う事すらなく、夢を見るばかりで貴重な時間を、貴重な命を、すり減らし続けているのです。
 あの時にああしていれば良かったと言う後悔から過去に戻ってやり直したいと考える人は多いでしょうが、何度やり直したところでその本質が変質していなければ辿る道も着く地点も変わる筈がありません。
 そんな押し潰される様な重苦しい事実を前にして、やっぱり思うのです。
――どうしてこうなってしまったのだろう。


 弐拾伍日 木曜日

○えむえむっ! 『BでLな恋愛模様』
 原作四巻収録の同名エピソードをアニメ化したものですが、文化祭の演劇とかがばっさりカットされていますね。
ノア「砂戸く〜ん、何処に居るですか〜?」
 いきなりロボで部屋に乗り込んで来て太郎を探す様子がちょっと可愛いです。
ノア「やったです〜! ノア、砂戸君のハートをキャッチですぅ〜!」
太郎「プリティマックスハート! 俺の心に花が咲いたぜ!」
 ハートをキャッチでマックスハートで心の花とはプリティでキュアキュアですね。
 催眠術でドMを治療した結果、反動でロリコンになってしまった太郎ですが、ノアと遊んでいるだけで周囲に迷惑をかけていないので別に問題は無いのではないでしょうか。
 太郎は基本が変態なのですよね。だからドMを抑えると違った形で変態としての一面が覗いてしまいます。しかしアニメでロリコンの次になった変態は性格すら変質しているみたいです。また強調された変態描写ですが、それよりも原作にあったホッチキスで嵐子の胸を挟もうとする方がずっと変態さんでした。
 同性愛者となり親友の辰吉を太郎が狂おしいほどに愛し始めました。実に盛り上がるのですがこういう展開になると改めて辰吉の演者が女性声優である事が惜しまれます。こういう話はちゃんと男性声優で見たかったですよ。また原作ではさり気無く、そしてしつこいくらいに太郎が辰吉を好きだとか愛しているとか格好良いとか素敵とか挟むのですがアニメではその雰囲気は出ていないですね。
 原作では女装した辰吉は同性愛者と化した太郎に迫られて本気で嫌がっていましたが、アニメだと満更でもなさそうですね。意外に喜んでいます。それはそれで良いのですが原作で幾度か見せた太郎の女装がアニメで初めて登場しました。しかし雑な登場ですなぁ。タロ子は作中でも屈指の美人なのですからこんな扱いはやめて欲しかったです。それとじゅんじゅんが声を全く変えていないのが残念でした。意識して高い声にして欲しいです。
太郎「俺も料理巧くなって、辰吉に喜んで食べて貰いたいな」
 嵐子の必死なアピールが素通りする様が良いですな。
嵐子「男の子と女の子って、自然と惹かれ合うものなんだよ! 私、最近凄くそう思うの・・・」
 特殊な掛け算を好む方からすれば「何で男と女を無理にくっつけようとするの?」と言う話ですよ。尤も本職の方方からすれば、こういう茶化してネタにするのは気分の良いものではないでしょうがね。
太郎「惹かれ合うか・・・。俺と辰吉も、そうなんだろうな」
 ずっと同じクラスですから確かに惹かれ合っているのかも知れません。
嵐子「ドキドキしちゃった。これは、太郎が飲んだから飲みたかったの。だから、凄くドキドキした。た、太郎は、ドキドキした? か、間接キスだよ? 女の子はね、本当に大事な人の為なら何だって出来ちゃうんだよ! それが女の子の本気なの!」
太郎「間接キス・・・俺も辰吉と試してみるか!」
 間接キスと言う単語以外は全部スルーですか(笑)。てか、試してみるって軽いですね。それにしても嵐子は完全に愛の告白をしているも同然ではありませんか。
 太郎と嵐子のやり取りは太郎の全く気の入っていない返事とかが良かったのですが、原作で好きだった「ううん、気にしなくていいの。だってわたしは女の子だから。女の子は優しいからこういう気遣いが自然にできちゃうの」「お、女の子は男の子より優しいしかわいいしやわらかいし・・・・・・だ、だから、男の子は自分に持っていないものを持っている女の子に恋をするのが自然なの。それが自然の摂理なの」が無いのが少少残念です。そしてもっと残念なのは以下の掛け合いが無い事でした。
「タローは……わたしと葉山くん、どっちのほうが好き……?」
「どっちが好きって……」
そんなの、決まってるじゃないか
「もちろん辰吉のほうが好きだけど」
「…………」
「いや、結野のことが嫌いなわけじゃないけど、やっぱり辰吉と比べちまったら……だって俺はあいつを愛してるんだし」
「…………」
「ほんと、辰吉って奴はすげえ素敵なんだ。もう辰吉の全部が好きで、愛おしくて、あああああもう結婚したいよぉ……」

 これが最高に大好きだったのでアニメでも再現して欲しかったです。
 太郎がドMに戻る深層心理がハガレンの真理の扉のパロディになっていますが、昨今のアニメに於けるパロディは作品によっては本当に徹底していますからこういう中途半端なのは薄ら寒くなってしまいます。一昔・・・二昔前なら充分に面白いと思えたのでしょうが、今はこれだときついですわ。えむえむは超サイヤ人のパロディとかその辺が空回りしていて残念です。超サイヤ人のパロディをやるならそれこそエフェクトや効果音も完璧に再現してくれないと楽しめません。
嵐子「私は、それでも・・・。私は、太郎がずっとドMだったとしてもす・・・す、素晴らしいと思いますぅ―――・・・!」
 いあ、素晴らしくはないだろう(笑)。
タツミ「華麗に美しく焼き上がりましたわ。タツミ・アントワネット十六世特製スペシャルクッキー! 早速、平民一号に持って行って差し上げてよ」
辰吉「何で太郎に?! 俺にその気は無ぇぇぇ!!」
 次回予告が一番笑えました。タツミと辰吉の人格が完全に分離していますがな。


 弐拾肆日 水曜日

 喫茶黒うさぎ第171回を聞きました。
村さん「じゃあさ、『チョコ』って書いた紙あげられたら嫌でしょ?」
澤畠「ちょー嬉しいっすよ。そこに気持ちがこもってるなら」
 まさに気持ち次第です。想い人がチョコレートを嫌いなのだけれどもバレンタインデーと言うイベントにどうしても乗りたいと言う懊悩した結果が、紙に
 ケーキの話を聞いていて思い出しましたが、今年のクリスマスはケーキをどうするか悩みの種です。クリスマスらしくビュッシュ・ド・ノエルを買いたいのですが購入する選択肢は近場に限定されるので望みのものが手に入りません。昨年は手軽にローソンで済ませましたが今年もコンビニエンスストアから選ぶ事になるでしょう。しかしそれだと美味しそうなビュッシュ・ド・ノエルが無いのですよね。時間的な猶予もそれほど無いので早急に決断せねばなりません。
 大嫌いだった事もあり運動会の記憶は全くと言って良いほどに残っていませんなぁ。辛うじて応援歌と称して青い稲妻の替え歌を唄った覚えがあります。少なくとも小学校だけでも六回は経験している筈なのに、覚えているのはその一曲きりです。


 弐拾参日 火曜日

 『えむえむっ!』を全巻読破したので、手始めに第一巻の感想を綴ろうと思います。
第一話 直滑降ファーストラブっ!
 いきなりですがあたしは砂戸静香と砂戸智子が好きではありません。学校だけでも十二分に濃い面子が揃っているのに、砂戸太郎の家族までこういう風では油っこいです。カツ丼の上に更に脂ぎった天麩羅を乗せる必要は無いと思ってしまいます。しかも割りと味が調っているカツに対して天麩羅は余り美味しくありません。それに智子にとって静香は太郎と同じく自分の子供で、静香にとって智子はたった一人の母親です。それなのに二人が太郎のみを偏愛し険悪な関係を築いているのは見ていて気持ちが良い物ではありません。
 作中で可愛い、美人と賛美されている石動美緒ですがアニメのデザインも含めてどうもそうは思えないのですよね。醜女だとは思いませんが他の登場人物に比して飛び抜けて容姿が優れているとも思わないのです。それにしてもフィクションでは非常に多く見かける名前ですが・・・美緒・・・音にすると『ミオ』ですか。
 アニメで先に見てしまったので驚きは皆無なのですが、矢張り太郎にとって親友の葉山辰吉が女装癖を持っていて、太郎が恋焦がれていたシホリ姫が辰吉だったと言うのは最高ですな。このまま結ばれるべきでしょう。
第二話 似たものどうしのディスタンス
 結野嵐子の触れられると思わず殴ってしまう男性恐怖症は見た瞬間に伊波まひるを思い出しました。最近はこういうのがトレンドなのですね。
 勉強を教えて貰う事にした嵐子が、太郎が辰吉を連れてきた事に腹を立てたのが彼女が太郎に想いを寄せている描写の最初でしょうか。これだけだと単に男性恐怖症なのに更に別の男を連れてきた事に怒っているとも取れますから微妙かしら。しかし最新刊(十巻)まで読んでから読み返しますと、嵐子のつんけんした態度が新鮮ですね。
 周囲から綺麗と賞賛を浴びて女装した辰吉の何かが目覚め、高飛車な性格に豹変しました。女装だけでもこの上なく魅力的でしたが、この性格が加わる事で無敵に最強となりました。強気に本気、素敵に無敵、元気に勇気です。高笑いが似合う人は素晴らしいです。辰吉が最高に麗しく愛らしく愛おしく大好きになったのです。これ以後、辰吉が登場すると興奮を抑え切れず、呼吸を荒げ、動悸が激しくなります。女装した辰吉が美緒に突っかかってくれるのも好感度が高いです。美緒は傲慢で高飛車で唯我独尊なのでこれくらいの人が居てくれた方が溜飲が下がります。
 この小説は表面上はコメディタッチなのですが嵐子が男性恐怖症になった理由の部分は急に重くシリアスな話になります。冗談ではなく真面目に嵐子は大きな傷を負い、許し難い出来事がありました。学校で孤立してしまったと言う意味では太郎も一緒なのですが、太郎だとこれほど重く感じないのは不思議ですね。それと太郎の場合は例え嵐子に殴られなかったとしても、生きていれば何れはドMとしての本能が目覚め、露見したでしょうから、嵐子にとっての吉岡ほど嵐子を憎む気持ちが生まれません。
「そ、そっか……」
「あんたは……ドMの変態さんだもんね……」
「女の子に殴られたいって思っても……女の子を殴りたいとか思わないよね……」

 凄く心に響いた、胸を打たれた台詞でした。
 プレゼントがあると言って全裸男性の股間がアップになった写真を男性恐怖症の人間に渡す太郎はとんでもない変態か鬼畜ですね。これは嵐子も怒るし泣くし怒鳴りますよ。


 太郎や辰吉に惹かれて購入した本書ですが買った事を後悔する余地の無い素晴らしい本でした。作者の事について全く知らない為に文体や文章力に不安がありましたが特に問題もありません。また一つ、好きな叢書が出来ました。
 ところでイラストを担当している方の名前に見覚えがあったのですが、確かラキチャのイラストを描いている方ですよね。購入する際にイラスト担当者を意識する事は無いのでこんな偶然は初めてでした。好みの問題ですがラキチャよりも此方の方が合っていると思います。


 弐拾弐日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×ブリッジ 『8 BRIDGE×2』
 何時の間にか青空教室に混じっていてリクに質問するアマゾネスの声が、普段の彼女と全く違っていて一瞬別人かと思いました。
 リクと河口デートの約束を取り付けて喜ぶニノの様子は、原作の様に実際にP子を叩いた方がよりその嬉しさが表現出来ていたのではないでしょうか。
 アマゾネスがオーパーツを万引きしてマチュピチュのアマゾン署で補導された云云の茶番劇ではリクがのりのりですなぁ。テンションが高く声に力がこもっています。
 入籍と言う言葉を知らないで相席し乳製品を飲む乳席だと思っているニノですが、アニメを見ていてこれが現実逃避の一種ではないかと別の見方ができました。ニノの場合は実際に知らなかったわけですが、この場面だけを切り取ると現実逃避している様にも見えます。
 リクの躰が弱いから守ると宣言するニノはとても美しく、とても綺麗でした。
 星は今日も男前です。
アマゾネス「ダッタラ私、増エルヨ先生」
 増えるなっ!
アマゾネス「ドウシタノ? 1000人にナロウカ?」
 なるなぁっ!
 この辺、アニメオリジナルだと思って原作を読み返したのですが、ちゃんと原作にもあったのですね。余り記憶に残っていませんでした。百人のアマゾネスと言う不気味な光景はアニメの方がよりシュールでしたね。
 最後に乳席するリクとニノの様子に和みました。リクの「何がです?」が良い感じです。

 ギョーカイ時事放談生放送を今月も忘れずに聞けました。四回に一回と言う頻度なのでどんどん放送日時が当初の月初からずれていきますね。
 二曲目が流れる時に栗林みな実の曲がどんなものか期待していたら、放送事故で十数分前に聞いたばかりのみつどもえのOPが流れてきて驚きましたよ。こういうのは再放送だと修正されてしまうのでしょうね。特に嬉しくもありませんが生放送ならではです。

 ジャンプ。
スケダン
 えむえむで辰吉や太郎が女装すると大興奮なのですが、これはさっぱり嬉しくありませんでした。不思議です。
めだボ
 めだかに頭部を鈍器代わりにされて硝子にしこたま打ち付けられ目を回している禊がちょっと可愛かったです。
黒バス
 この作品では日向順平がいっちゃん好きなのですが、敵の少ない学校を選んで不良になったり、必死に授業をサボタージュする決意を決めようとしている姿を見て益益好きになりました。
ほけしに
 麓介の「ううるせえ これ以上俺との共通点増やすんじゃねえ!!!」に笑わされました。
スウォット
 逆によくこれだけ続いたものと感心します。もっと早くに打ち切られると思っていましたよ。


 弐拾壱日 日曜日

○スーパー戦隊VSシリーズ劇場 魔法戦隊間マジレンジャーVSデカレンジャー(後編)
 ウルザードとは懐かしい。他の面子と見なかった期間は同じ筈なのに不思議と新鮮味に溢れています。ウルザードとデカマスターの戦闘なんてまさにVSシリーズならではの燃える展開なのですが、一気に必殺技の打ち合いになってしまい面白くありませんでした。好カードなのですからもっとまともな戦闘を長く見せて欲しかったです。
 ロボの出撃、合体場面が省かれ、いきなり必殺技で終了するロボ戦に唖然としました。マジレジェンドが画面に映ったのは一瞬だけですよ。とことん扱いの悪いマジレジェンドです。
 今回はデカレンジャーの名乗りはデカブレイクが「無敵が何か良い」と叫ぶ変梃りんなバージョンでしたね。
 戦闘が開始されデカレンジャーの挿入歌も流れて戦闘が盛り上がったところでCFと言う構成はどうにかならないのですか。
 バンキュリアとマジブルー、マジピンク、デカイエロー、デカピンクの戦いが人を舐め腐った滓みたいな内容でした。バンキュリアの登場には期待したのですがねぇ。
 エージェントXは見てくれは強そうなのに戦ってみるとまるで大した事がありませんでしたね。
 次回からのボウケンジャーVSスーパー戦隊はなぁ。評判を聞いた限りではガオレンジャーVSスーパー戦隊を期待するとがっかりするそうですからねぇ。それにしてももうボウケンジャー。ゲキレンジャー、ゴーオンジャー、シンケンジャー・・・残りも少ないですね。

○天装戦隊ゴセイジャー epic40 『ストロング・アラタ』
 ナイトさんがさり気無く天知研究所の中に佇んでいるのがシュールです。
 また、アラタの分も用意しちゃったね・・・。やだなぁ、私。もう・・・もう・・・居ないのに・・・・・・・・・
 アラタが飛ばされた過去の世界で気持ちを一つにしたゴセイジャーの名乗りが格好良かったです。
 メタルAがブレドRUNに胸キュンですね。これはメタルAがブレドRUNに想いを寄せるも記憶を取り戻したブレドRUNに無残に殺されるとか、愛と言う不要な感情を持った事でロボゴーグに処刑されるとか、メタルAには不幸で悲惨な結末が待っていそうですね。辛いです。
 メタルAとブレドRUNが退散すると同時に横からバクトフージERが巨大化して出現する構図が良かったです。
 久し振りにグランドゴセイグレートが登場しました。ゴセイアルティメットやアルティメットゴセイグレートよりもグランドゴセイグレートの方が強そうに見えます。ゴセイアルティメットの扱いはもう少し何とかならなかったものかと思いますわ。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第11話 『旅人とアゲハ蝶と有名人』
 冒頭から笑わされました。お店の看板にパンツを干す映司は非常識だと思っていたら、そのパンツが飛んで「明日が!」と焦り、そして通りがかった人の顔にパンツが被さるとか笑えます。
 筑波啓介はXとスカイライダーに変身しそうな名前ですね。
 後藤さんが慾に塗れていますなぁ。何時か後藤さんがその慾をヤミーに利用され、それを克服すると同時に二号ライダーに変身する展開がありそうです。
 欲していた能力が得られるなんて良いヤミーですね。ミオさんにも是非とも取り付いて欲しいです。此方からお願いしたいくらいです。と言うかお願いします。どうか取り付いて下さい(ぉ
 バイクにもただでは乗れない仮面ライダーと言うのも凄いですな。メダルを失ったら完全に乗る事が不可能になります。
 おぉ、トラクローがブレーキとして活躍しましたね! 初めてのご活躍おめでとうございました! そして、お勤めご苦労様です。戦闘は何時もの様にカマキリメダルにお任せして、どうぞトラメダル殿はお下がり下さいまし。そんな訳で待望となるカマキリとチーターの組み合わせが実現しました。これが一番強いのではないかと思うのですよね。
 何をやっているのですか後藤さーん!? カマキリとチーターの組み合わせが活躍する間も無くオーズに向かってバズーカを撃つとか正気の沙汰ではありません。後藤さんの暴走が予想以上に早かったです。
 次回はガメルフォームが登場ですか。これまたガラリと印象が変化して、重厚で強そうな外見です。

○ドラゴンボール改 『(スーパー)パワー覚醒!(ベジータ)を超えたトランクス』
 完全体セルの声はかなり低く重い感じですね。正直、好みではありません。
 トランクスがセルと戦っている時に挿入歌が流れましたがこれは格好良い曲ですね。盛り上がりました。
 トランクスが誤った勘違いし誤った戦い方をした為にまるでベジータに劣っている様に見られがちですが、抑抑ベジータと同じ変身をした時点でセルから感心され、ベジータを上回っていると見られていたので戦闘力そのものはトランクスの方が上なのですよね。

 スタドラ輝タク。
 今回こそはスガタのサイバディが登場するのかと期待していたのですが未だ出ませんでした。
 スカーレットキスの能力で操られるのが情けない感じですが、主人公が洗脳された親友と戦わざるを得ないと言うのは直球ストレートな展開で逆に珍しいです。最近はこういうど真ん中が避けられる傾向にあるので無性にワクワクしますよ。ワクワクしていたのですが、長引く事も無く、今回だけであっさりと解決しました。ギクシャクした空気を引きずらずぎこちある関係に戻ったのはそれはそれで安堵がありますが、ワクワクした気持ちが中途半端に宙ぶらりんになったままです。親友が洗脳されて期待しそれを終盤まで引っ張り続けるのが見たかったですなぁ。そういうのが多用されていると見るのが辛くなりがちですが、無いなら無いで見たくなるのが人情と言うものです。


 弐拾日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #07 『座標移動(ムーブポイント)
 前回の『残骸』は導入部に相応しい副題でしたが、今回の『座標移動』は良くありませんなぁ。原作が好きだから特に気になるのかも知れませんが、副題にこれほど不満を抱くアニメも珍しいです(そんなに好きではないアニメなら副題を気にしませんからね)。
 原作では美琴から逃げる為に淡希は客が居るピザ専門店に移動するのですが、アニメだと他に誰も居ないですね。気に留める必要の無い箇所でしょうが気になります。
白黒「さ、精精床に這いつくばって傷の手当てでもしてくださいな。しこまでしてやっとおあいこですのよ」
 クズ野郎(、、、、)とは言わないのですね。
 白黒が淡希の思考を読む為に同じ場所にコルクを打ち込んだとか、騒ぎを起こして美琴を呼ぼうとしていると思い込ませるとか、心理戦の要素が完全に削られてしまいました。ああいうのも含めてこそ面白いのでしょう。
 白黒と淡希の、文章だと長いけれども一瞬の攻防を描き切ったのはアニメだからこそですね。これは良かったです。
淡希「どうしたの、痛みで空間移動が使えなくなっちゃったの?」
 地の分が無い文、状況を説明する分かり易い台詞ですね。原作には無い台詞でもこういうのは歓迎ですよ。
 御坂妹が実験を再開させてはならないと決意する際に、あの少年と少女と当麻のみならず美琴の事にも触れてくれているのが嬉しいです。すっかり当麻の事ばかりを気にしていますが、最初に自らの命を捨てる事も辞さない覚悟で実験を止めようとしたのは他ならぬオリジナルですからね。
 当麻が遠くで豆腐を遠めに見て頓馬と言う早口の場面は何がしたいのか度し難いです。視聴者を莫迦にしています。
淡希望「貴女にだってあるでしょう? 自分の能力を使って誰かを傷つけてしまった事が」
 故意に誰かを傷つけようとしている人間にそんな台詞を言う資格はありません。
 白黒が語る以下の文章が削られてしまいました。
教えられたのは簡単なことばかりだ。
礼儀とは、自分を飾るのではなく、相手に安堵を抱かせるためのものだと知った。
作法とは、相手に押し付けるのではなく、自分から導いてあげるものだと知った。
教養とは、見せびらかすためではなく、相手の悩みを聞くためのものだと知った。
誇りとは、自分のためではなく、相手を守る時に初めて得られるものだと知った。
別に白井はそれらを口うるさく一方的に説教された訳ではない。
ただ、見ていれば分かる。
そういう風に扱われれば、嫌でも自分の小ささが身に染みる。一見、乱暴で雑に見える美琴
の行いは、実はそうした基本事項をすべて理解した上で形を崩しているだけに過ぎない。路上の
ケンカにすら『決闘の流儀(フラーズダルム)』を代表とした、様々な戦いの作法を組んでいる節
がある。上っ面だけを真似て土台が分かっていいない自分とは大違いだ、と白井は今でも思う。

 御坂美琴がどんな存在であるか、そして白井黒子が美琴をどう見ているのか、それを表現する文章だったのに無いのは残念としか言いようがありません。これが美琴の根底にあると思うからこそ、どんな行動をしても根底にある種の筋が通っているのだと思えるのです。
 音楽が相俟って美琴の登場が最高に格好良くて盛り上がりました。まさにヒーローの登場で待ってましたと拍手喝采です。此処まで来たらこの話は当麻を出さずに颯爽と駆けつけた美琴に終わらせて欲しかったなぁ、と思います。当麻がエツァリとの約束を守ると言う重要な場面ではありますが、美琴が最大出力で4520キログラムの出力を押し返したり、その出力そのものを超電磁砲(レールガン)にして遥か彼方に打ち出したりしたらとても格好良いですし、美琴が、超能力者(レベル5)がどれだけ図抜けた能力(ちから)を持っているのか理解ります。
 うわぁ!? 当麻はエツァリとの約束があるから介入もやむ無しと思っていたのに、肝心の台詞が削られてしまいましたよ!?
「・・・・・・そう、約束だ。御坂美琴と彼女の周りの世界を守るってな。名前も知らない、キザでいじけ虫な野郎との約束なんだよ」
「ちょっとばっかし遅れ気味になっちまったけど、一応お前に聞いとくよ。俺は今(、、、)そいつとの約束をちゃんと守れてるか(、、、、、、、、、、、、、、、、、)?」
「・・・・・・ええ、ちゃんと守れてますわ。半分ほどは(、、、、、)
「そうか」
「それなら、今から残りの半分を果たしに行こう」

 この会話ですよ! これが重要なのではありませんか!! これがあるからこそ当麻が登場する意味があるのでしょう。これは間違い無く削ってはなりませんよ。逆にこれを削るなら当麻を出さないで美琴に片を付けて欲しかったです。
 淡希が鈴科百合子ちゃん一方通行を見て超電磁砲ですら敵わないと怯えています。アニメだと分かり辛いのですが抑抑淡希にとっては美琴が絶対に敵わない相手であり、刃を交えずに最初から逃げると言う選択肢しか存在しないのですよね。
一方通行「悪りィが、こっから先(、、、、、)は一方通行だ。大人しく尻尾ォ巻きつつ泣いて無様に元の居場所へ引き返しやがれェ!!」
 鈴科百合子ちゃん一方通行の定着しない決め台詞の一つですが、間にあった「侵入は禁止ってなァ!」の文言が無くなっていました。それほど重要ではないと言われればそれまでですがミオさんの中では「悪りィが、こっから先(、、、、、)は一方通行だ。侵入は禁止ってなァ!」と繋げてセットで印象に残っていたので寂しいです。それとアニメの鈴科百合子ちゃん一方通行はどうもテンションが高すぎて好みではありませんなぁ。
 決着が付いた後の当麻とインデックスの会話も省略されていて、インデックスが当麻を役立たずと言ったり、当麻が自分の事を棚に上げて「一体どこまでお馬鹿に格好つければ気が済むってんだ!!」と言うのが無くなっていますね。
 同じく短くされた鈴科百合子ちゃん一方通行と打ち止めの会話では、打ち止めが代理演算を中断して言語能力をを取り上げる様子がカットされてしまいました。現在の鈴科百合子ちゃん一方通行がどんな状況にあるのかを端的に語っているのに無くしてしまうのですね。
 そして極めつけに白黒の「目的地を知った黒子は強いですわよ(、、、、、、、、、、、、、、、、)」と言う決意まで無くなっているではありませんか。尽く格好良い場面を削ってくれます。インデックスの珍妙な早口言葉と言うアニメオリジナルを加えて、原作にあった印象的な台詞の数数を消すなんて言語道断です。前作も決して賞賛出来るほどの出来ではありませんでしたが及第点ではありました。しかし今作は酷いですね。悪夢の様な内容です。
 次回から始まる九巻十巻も楽しみだけれども、八巻がこんな惨憺たる有様で終わってしまったのが悔しいですなぁ。全てを無かった事にしてもう一度アニメを作り直して欲しいくらいです。


 壱拾玖日 金曜日

 この壁を乗り越えないと、先へは進めない!
 そんな訳で『荒川アンダーザブリッジ』の感想です。
○第十巻
○第256話 白線のもとに
 リクや星に呆れ果てたシロの態度が苛立たせてくれますね。それにしてもリクと星は仲良しさんです。そしてマリアの登場は間が最高でした。
○第257話 リスクを越えて
 あのマリアがシロに成す術も無くたじたじとなっている姿が新鮮で爽快でした。「バカァ!!!」とか単純極まりない言葉を使う辺りにマリアが追い詰められているか物語っています。
リク「えっ・・・何ダサイその技!!」
星「マリア そんなの使っちまったのか!?」
マリア「違うわよ ちょっとジャンプしただけよ!!」
 マリア・・・(笑)。哀れすぎて大笑いです。
シスター「あぁ バレたか・・・ いや 別に悪気はなかったんだが――・・・ 久しぶり君の泣き顔が見たくなって」
 これは気持ちが良いです。
○第259話 予行演習
 し、シスター(笑)。ノリが良いと言うか何と言うか。
○第270話 脱出
ビリー「ミカン!」
 冠羽を触られそうになって手を叩くこの一言が印象的でした。ミカンて。
○第273話 清算
 積の不器用ながらも心温まる良い話でした。
○第274話 系統
星「ちげ――よ 何もかもがちげ――よ!!!」
 星の魂のこもった叫びです。
 リクが星のセンスに憧れているのと、殊勝なリクを見るのが耐えられない星の組み合わせが楽しいです。
○第275話 別れの宴
 テーブルを蹴るビリーの仕種が好きです。シロと残される事を嘆いているのも良いですな。
○第276話 秘密
 ニノは実は双子の片割れだったのですね。何時か語られるであろう衝撃的な展開です。
○第280話 カウントダウン
リク「あ そうだ やばい 俺 空手有段者だ 何故なら俺はパーフェクトだから」
 どんな状況でも自慢を忘れないリクが素敵です。
 凄く続きが気になる終わり方で十一巻の発売が左右待ち遠しかったです。


 壱拾捌日 木曜日 

○えむえむっ! 『真夏のトライアングルラブ?』
 ちょいと余談から入りますが、『MORE−more LOVERS!!』のカップリング曲がクリスマスソングでした。良い曲でしたしこのアニメでクリスマスの話をやる時にこれが挿入歌として流れてくれたら感動物でしょうなぁ。
 十一月も半ばを過ぎたと言うのに季節は真夏で海が舞台の話なのですね。
由美「何なのあの変態?! おぞましさに寒気がするわ!」
 ひ、否定出来ません・・・。
由美「ホントに気持ち悪い部活ね!」
 お、仰るとおりです・・・。
 季節も舞台も異なりますがこれは原作第六巻に収録された『嵐子の特別な一日』のアニメ化なのですね。しかしどうして現実の季節に合わなくしてまで夏にしたのでしょう。クリスマスエピソードのままで十二月下旬の放送では問題があるのでしょうか。
 サンダーバード二号が発進しそうな勢いでカメハウスみたいな家が出てきました。
 お飯事で誰がどちらがお母さん役をやるかで嵐子とノアが揉めていますが、間を取って太郎がお母さんをやれば良いのではないかしら。
 結局両拳により嵐子がお母さん(=太郎の奥さん)役で始まったお飯事ですが、不倫相手としてノアが団欒に乱入します。この部分は原作よりアニメの「ダーリン!」と元気良く入ってくる方が面白かったです。
ノア「自分で言ってて恥ずかしくないんですか!? おまえは自分たちが変態SM夫婦だと告白してるですよ!?」
 酷い(笑)。
 途中から原作と違う展開になり、他の人物まで捻じ込まれました。落ち着きが無さ過ぎてこれは要らなかったです。そして辰吉は何故に女装していますか。
由美「あんた誰?」
辰吉「おっほほほほ、通りすがりの、姫、ですわ」
 姫なのですか(笑)。
 今更ですが店長の声は杉田智和よりも櫻井孝宏の方が良いと思いました。登場回数が少ないので原作を読んだ時にアニメの声に上書きされなかったのですよね。
 おー、来週は『BでLな恋愛模様』をやるんだー、ってミオさんはミオさんはばんざーいって喜んでみたり。原作でも特に好きな話だからかなりかなりかなり楽しみたーのーしーみー、ってミオさんはミオさんは興奮して小躍りしてみる。


 壱拾漆日 水曜日

 有名な話でしょうが軍艦巻きに醤油をつけるには、醤油を染み込ませたガリを上からちょんちょんと触れさせるとネタが落ちないと聞いた事があります。抑、お寿司に醤油を余り使わないのでこの方法も知っているだけで実践した事は数えるほどしかありませんが、とにかく頭の片隅にはありました。
 この方法を何で知ったかと言うと漫画でした。もう何年も何年も前に漫画に書いてあって知ったのです。それから長い長い、悠久とも言えるほどの時が流れまして、ふとしたらそれが何の漫画だったのかがすっかり忘却してしまっている事実に気付きました。これまで意識して思い返す事も無かったのですが実は完全に失念していたのです。
 その真実に直面した途端、何の漫画だったのか思い出せない事がもどかしく、その漫画が気になって仕方が無くなりました。
 最初に思い浮かんだのは名探偵コナンでした。何かの拍子にコナンが薀蓄を披露する光景が容易に想像出来ます。しかしコナンでこの様な場面があったかと言うと疑問です。少なくともミオさんの記憶する限りではコナンには無かったと思われます。
 どうしても気になるのでウェブ検索をすると、この方法はミスター味っ子で広く知れ渡ったとありました。ですがこれも違います。どう考えてもミオさんがミスター味っ子を読んだ覚えはありません。
 結局、ウェブ上ではそれ以上の目ぼしい情報を得られませんでした。第三の候補として料理や食品に関する事ならばと美味しんぼを挙げますが、美味しんぼは絵が古臭くて微かな記憶に合致しません。もっと新しく、下手ではない絵柄だったと思います(その意味ではコナンが適当なのですが)。
 後はこの手の薀蓄ならこち亀ですが矢張りしっくりきません。
 完全にお手上げです。これだけ考えて思い出せないと言う事は、そしてウェブ検索で引っかからないと言う事は、恐らくは例に出した作品よりも知名度に劣るのでしょう。こうなれば完全に思い出すか、或いは偶然にその作品を読むかしないと知る手段は無いでしょう。
 また一つ――すっきり出来ない引っ掛かりが生まれてしまいました。
 何とか思い出して貰いたいものですと、自らの脳を鼓舞する今日この頃です。


 壱拾陸日 火曜日

 うぇぶらじ@電撃文庫第十五回を聞きました。
おかゆ「やっと今僕ソノラマが楽しく読めるんですよ」
 遅ぇ(笑)。
壁井「おかゆさんって何かMだって思われてるかもしれないですけど、ドSですよね」
 感想を書くネタにする為に番組を聞きながら気になった部分をメモしておいたのですが、その一つが上の一文でした。さて、どうしてミオさんはこれを残したのでしょう?(ぉ 何も思い出せません。
 おかゆの話だけを聞いていると執筆中と言う新作が凄く面白そうな気がしてきますし、今でもおかゆが大好きなので期待もしたいのですが、森口織人を見てしまうと厳しい現実を直視せざるを得ません。この認識を改めさせる様な快作を書いて下さいな。


 壱拾伍日 月曜日

 ジャンプ。ディシディアの新作にFF12の主人公であるヴァンが参戦する事が発表されました。FF12はやった事も無くヴァンに思い入れもありませんが、前作で一人だけ参戦出来ていなかったのが可哀相でしたから歓迎します。
ナルト
 直前まで仲違いしていたのがいきなりお互いに謝るのが気持ち悪いです。我愛羅の言葉に胸を打たれたと言うほどの説得力がありません。
ブリーチ
 滅却師(クインシー)(ホロウ)を滅却すると世の中のバランスが崩れてしまうのですが、喜助が行動を指示していると言う事はその辺りをちゃんと考慮しているのでしょうか。
読切 KINTOKI‐金目族のトキ‐
 取るに足らない内容で他の人が描いたならばつまらないと一蹴したでしょうが、それが出来ないのが鳥山明の凄さです。
こち亀
 あれだけ大量のラジカセがあるのにバブカセが見当たりません・・・。


 壱拾肆日 日曜日

○スーパー戦隊VSシリーズ 魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー(前編)
 科学技術を使うデカレンジャーと、魔法使いのマジレンジャーが共演ですか。科学と魔術が交差する時、――物語は始まる。
 怪人の声が爆竜ティラノサウルスですね。
 前回までに続いて今回もまたバンが好きになれません。

○天装戦隊ゴセイジャー epic39 『エピック・ゼロ』
 拾われ改造されるブレドランの視点で始まるのは良い演出ですね。
 時間を戻すとはワニカエルギンに匹敵する能力の持ち主かと期待させましたが、戻せる時間が十秒だけと言うのが凄いのですが凄いと思わせません。
 ブレやん、すっかり醜い姿になってしまいました。最初期のスマートな姿の面影がありませんね。しかも記憶も消され完全にマトリンティスの言いなりになっているのが泣けますな。尤も、まさかこれで終わるだろうとは思っていませんが。
 バクトフージERの能力を打開せずに相手が巨大化し、そのまま巨大戦に突入してしまいました。強力無比な能力を有する敵をどう攻略するかが見所なのに、それを省いてしまうのは如何なものでしょうか。ブレやんを援護と言われていますが実際はそのままブレやんを無視してメインで戦っています。
 メタルAの「あらごめんだわ!」とか「ハプニング!」が良い味を出していますな。やっぱメタルAが好きですわ。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第10話 『拳と実験と超バイク』
 爆弾と連呼していた為にヤミーの親が捕まりましたが、随分と丁度良いタイミングで警備員が現れましたね(笑)。
映司「(子供に自分のパンツを差し出しながら)これ、ちょっと大きいけど」
 いあ、子供にパンツを渡すなよ(笑)。
 相手の顔を掠めて壁を思い切り殴りつける映司が格好良いですね。
 おぉ、新しいカンドロイドと合体したバイクが格好良いです。大きく顎を開き躍動感に溢れた動きを見せました。この生物感が新鮮です。ドラゴン・・・いあ、いあ、ライオンでしょうか。
オーズ「(アンクを跳ね除けて)邪魔!」
 酷い(笑)。
 バイクは格好良かったもののラトラーターコンボで乗った割りに必殺技は地味ですね。著しく体力を消耗する割にコンボの凄さがまるで伝わりませんわ。
知世子「ノーノーノー、(どけではなく)きえてください」
 アンクに正しい言葉遣いを教えているのですが、消えて下さいも駄目でしょう。

○ドラゴンボール改 『ベジータ全力の一撃!そして高まるセルの恐怖』
 クリリンがベジータに随分と辛辣でした。そんなに打ち解ける間柄でもありませんからね。

 竹書房コミックス『店長の憂鬱A』と買い忘れていたMF文庫J『えむえむっ!I』を買いました。
 店長の憂鬱二巻の宣伝を見かけた記憶があったので発売されているかこれから発売されるだろうと言う事は念頭にあったのですが、先週は偶さか店頭に置いていなかったのですよね。だから買わなかったのですが調べてみたら結構前となる八月下旬には発売されているのを知りました。書店によりましたからえむえむと合わせて購入です。


 壱拾参日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #06 『残骸(レムナント)
 原作では常盤台中学の能力測定から始まるのですが、アニメではそれが丸丸カットされているので婚后光子の初登場も削られてしまいました。超電磁砲で登場しているから大丈夫との判断でしょうか。それは良いとしてもシャワールームで美琴と白黒が交わしたやり取りが短くなっているのは減点です。白黒の「ただ最大の誤算はお姉様が素手でもダーティな戦いが可能だったという事でしたわね!」はアニメでも聞きたかったです。
 全体的に省略されているのは次の場面であるランジェリーショップも同様でした。美琴と白黒の下着の趣味嗜好はさて置き、宇宙開発に関する話まで削ってしまうのは如何なものでしょうか。
 その後も台詞の省略は留まる所を知りません。白黒の携帯電話から広がる話が好きだったのに無くなっていました。
 大ァい減ェん点ェんンンンンンぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんんんんんんんんんんッ!!
 飾利の、飾利の台詞がああああああああああああああああああっ!!!!??????????????? 「わー。こっちは御坂嬢の貞操を守れて一安心です」は? 「あい。まさに偶然が織り成すナイスタイミングです。私自身もびっくりです。これは私に勝利の大爆笑をしろという事でしょうか? わっはっはっは!!」は!? そして原作を読んで笑った「ばんざーいッ!」「逆です! 何で両手を挙げて大感激ですのよ!?」のやり取りはあああああ!? か、飾利の印象的な台詞が尽く無くなり、これでは魅力が半減と言うか皆無ですよ!! 別人ではありませんか!!!! く、くか、くかき、くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――――ッ!!
 ふざっけんじゃねぇ! テメェの勝手な都合で、アイツから個性を奪い、人格を否定し、存在感を消すって言うのかよ? 本来のアイツを無かった事にし、超電磁砲に登場した性格が違う紛い物が成り代わるって言うのかよ!? 例えどんな理由があっても、そんな事が許されるわけがねぇんだ!! 終わらせてやるよ、全部な。こんな偽者が初春飾利を名乗るって言うのなら! ――まずは、そんなふざけた現実(げんそう)をぶち殺す!!
 鈴科百合子ちゃん一方通行と打ち止め(ラストオーダー)の会話も大幅に削られ、打ち止めが鈴科百合子ちゃん一方通行が熱く叫んだ台詞でからかう良い場面が無くなっているではありませんか。見続ける度に言葉を失います。
 あたしは結標淡希の声は田中理恵か桑島法子が希望だったのですが当然ながら違いました。エンジェルビーツで百合を演じられた方ですね。声自体は悪くありませんが余裕の無い喋り方をしていたのが些か気になりました。もっと緩急を持たせて欲しかったです。余談になりますが美琴の声は――サトリナである事に何ら不満はありませんが――この方でも合うのではないかと予てより思っておりました。泣きそうな時の喋り方が合いそうです。
 空間移動を駆使した戦闘場面は流石はアニメが得意とする部分だけあって良かったです。しかしその後がいただけません。白黒が激痛に耐えながら必死に寮まで戻り、能力や学園都市の医療技術を駆使して治療する場面が無いではありませんか。これでは見ている方に白黒の気持ちが伝わりません。それに原作では此処で白黒の下着に対する拘りが解説されるのですよ。能力を使う際の精神集中の事も考えて彼女は穿くき心地を最優先しているわけです。下着は見せるものではなく身に付けるもの、当然の事ですが重要な白黒の心情が語られる筈でした。あれが無いと白黒が露出度の高い下着を単なる趣味で選んでいるみたいになってしまうではありませんか。キャラクター形成にまで影響を及ぼすカットは大問題で大惨事でしょう。これの有無で白黒の見方が大分変わってくるのですよ。
 淡希と対峙した美琴も悲惨な目に合っており、戦闘が全てカットされ超電磁砲を一発撃つだけにされてしまいました。原作では派手で魅力的な戦闘が描かれ、風力使い(エアロシューター)の真空刃を超電磁砲がかき乱す空気の余波だけで吹き消し、念力使い(テレキネシス)が射出しようとした無数の木の杭を高圧電流を浴びせて爆発させ、電撃使い(エレクトロマスター)は同系統だからか力を使う前に恐怖で気を失うと言う、超能力者の凄さを存分に見せつける美琴の見せ場があったのですよ!! そ れ が 無 い で は あ り ま せ ん か ! !
美琴「そうね。私はムカついてる。頭の血管がブチ切れそうなくらいムカついてるわ。・・・・・・あの馬鹿、私が気づかないとでも思ったのかしら。ドア越しの声聞いただけでも、あんなに・・・! あんなにひどい。ええ、私はムカついてるわよ。完璧すぎて馬鹿馬鹿しい後輩と、目の前のクズと、何よりこの状況を作り出した、自分自身にね!!」
 そしてそして、ミオさんが大好きな美琴の最高に格好良い名言ですが、ちょっと言い方が期待していたのと違いました。もっと静かに、抑え切れない怒りを強引に腹に押し込む様に、それでも押さえ切れずに最後は爆発する様に、そんな風に言ってくれるのをとてもとても期待していたのですが、何の衒いも無く普通に強く言い切っただけでした。
 それから台詞が纏められているのは仕方が無いのでしょうが、大好きな台詞だったので忠実に再現して欲しかったです。
「私はムカついてる。私は今、頭の血管がブチ切れそうなぐらいムカついてるわ。ええ、『樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)』の残骸を掘り返そうとしたり、私欲のためにそれを強奪する馬鹿が現れたり、やっとこさっとこみんなで治めた『実験』を再び蒸し返そうとされたり。確かにそれはムカつく。この件に関わってる機関の中枢を情報戦でまとめてぶっ壊したいぐらいには」
「けどね、私はそれ以上に頭にきてんのよ」
「・・・・・・あの馬鹿、この私が気づかないとでも思ったのかしら。入室届けも出さずに、部屋はメチャクチャで、応急キットがなくなってて。ドア越しの声聞いただけで痛みが伝わってくるような、あんなひどい状況で・・・・・・」
「一番ムカついてるのはここよ。この件に私の後輩を巻き込んだ事(、、、、、、、、、、、、、、、)。その馬鹿が医者にも行かずにテメェで下手な手当てをやった事、そこまでボロボロにされてまだ諦めがついてない事! あまつさえテメェの身を差し置いて! 私を心配するような台詞を吐きやがった事!! まったくあんな馬鹿な後輩持った事に腹が立つわ!!」「ああ私はムカついてるわよ私利私欲で! 完璧すぎて馬鹿馬鹿しい後輩と、それを傷つけやがった目の前のクズ女と、何よりこの最悪な状況を作り上げた自分自身に!!」
「この一件が『実験』を発端にしたものだって言うのなら、その責任は私にあるわ。馬鹿な後輩が傷ついたのも、そしてアンタが私の馬鹿な後輩を傷つけてしまったのも(、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、)! それが全部、私のせいだっていうのなら、私は私の義務と権利を全て使ってアンタを止める!!」
「もう終わりにしてやるわ。アンタ達が私の『実験(ぜつぼう)』に引きずられなくちゃならない理由なんかどこにもないんだから」

 この一連の台詞が最高に格好良かったのですがねぇ。最後の台詞は当麻の言い回しを彷彿とさせるのがまた良かったです。
 期待と不安と不安と不安と心配と不安があったのですが・・・最悪でした。サ・イ・ア・ク・で・し・た。ふざっけんじゃないわよ!!! と叫びたい衝動を抑えるのに必死です。最高に面白い話を返して下さい。


 壱拾弐日 金曜日

 喫茶黒うさぎ#169を聞きました。
田村「そのリモコンは、何 処 に い っ た ん で す か、と言うことですよ!」
 村さんみたいな人がいっぱいあるから一つくらい良いだろうと誕生日プレゼントに持っていったのでしょう(ぉ
 紅葉(もみじ)紅葉(こうよう)銀杏(いちょう)銀杏(ぎんなん)の様な二つの読みを持つ漢字であたしは、村さんの名前と同じ音を持つ(ゆかり)(むらさき)が真っ先に思い浮かびましたよ。
 ミオさんは昔から双子を持つ事に憧れがありました。こればかりは後から幾ら望んでも手に入りませんからね。双子の存在を隠し周囲をからかったり、感覚を共有したりしたかったのです(←それは無理)。まさに一つの人格と自我で二つの躰を持つ、それが双生児!(違います)
石岡「えっ?! お姉さんですぅ。凄いお姉さんです」
 凄いお姉さんなのですか(笑)。このいっぴーらしい言い方が笑えます。
田村「でも九つも離れてたらさぁ、所謂だって、石岡さんが学生の時ってぇ」
石岡「はい、まだそう・・・」
矢野「あー、まぁ、そうかそっか」
田村「ねぇ赤ちゃんとかでしょう?」
 何でだよ!?(笑) 凄くナチュラルに赤ちゃんと言い出して笑いました。
 村さんが矢野さんの妹を勝手に『じゅんこ』と言いましたが、以前にも似た流れで『じゅんこ』と言う名前を出していた気が微かにあります。好きな響きなのでしょうか。
矢野「(名前が鼻血と言われて)女の子ですよ?」
 いあ、男でも鼻血はどうかと・・・。
 昔、知人に『環』と言う名の妹が居ました(過去形だとまるで今は居ないみたいなニュアンスになってしまいますね。知りませんが今も居る筈です)。だから了平たんが『たまき』と言うのを名前ではなく苗字を連想すると言っていましたがミオさんにとっては名前と言うのが先にあり、玉置成実やコードギアスの玉城真一郎を見て世の中には『たまき』と言う苗字があるのかと意外だったものです。


 壱拾壱日 木曜日

○えむえむっ! 『騒乱だらけのマイホーム』
 原作二巻の同名エピソードのアニメ化です。但し軍人に扮した美緒が太郎の治療を行う場面は(くだり)は同書『そんなこんなでカップルバカップル』からですね。
 原作を買うほど好きになった本作ですが、偶さかアニメもこれまで録画しておりそれを消していませんでした。確かに初回を見た時点で主人公がドMで親友は女装好きと言う組み合わせが最高だとは思ったものの、その時は後にこれほど好きになるとは想像すらしておらず、録画していたのも残していたのも全くの偶然です。けんぷファーの時と同じ僥倖に感謝しましょう。
 太郎のメール受信ボックスに嵐子からのメールが大量に並んでいますが、太郎はどれだけ他にメールを交わす相手が居ないのでしょうか。その事の方が気になりましたよ。
 ナース姿の嵐子を見て太郎がドキドキするのですが原作に比して描写が軽いので、美緒の軍人姿を似合うと言った時との対比が余り強く出ていませんね。←出た、アニメから入ったくせに原作ファンの振りをして「原作では、原作では」と引き合いに出して文句を言う迷惑な人。
嵐子「(着信メールを見て)タローからだっ!」
 これでもかと言わんばかりに顔を輝かせて本当に嬉しそうですね。嵐子の太郎好き好きオーラが物凄いです。
 男性恐怖症で主人公を殴るヒロインが出る作品で阿澄佳奈の声が出てくると「ちっちゃくないよ!」と言っている姿が聞こえてきそうな錯覚に襲われます。
 じゅんじゅんが演じる主人公と筋肉質な男性の組み合わせは『いぬかみっ!』を思い出さずにはいられません。
 太郎の部屋はマネキンの腕や斧があった原作に比べるとアニメだと体育着と些かマイルドになっていますね。そういえば嵐子が誘い出されたメールも自殺すると言うのから風邪の見舞いに変わっていました。
 原作を知らなかったらこれまでと同じく楽しめたのかも知れませんが、原作の読後だとちょっと物足りないですね。細かい省略された箇所もそうですが、全体的に作りが安っぽいです。
 本作の制作会社はジーベック。実は昔、何が切っ掛けかは思い出せませんがミオさんはジーベックが好きなアニメ会社でした。ゾイドよりも前のことですからゾイドが理由ではありません。何故か好きだったのですが今は当時ほどではないですね。えむえむっも別の会社に作って欲しいです(死)。


 壱拾日 水曜日

 『ヘヴィーオブジェクト 巨人達の影』読了。同時購入した『えむえむっ!』は何を於いても読みたくて堪らないのに此方は躊躇われてしまった時点で、どうして買っているのだろうかと言う疑問が頭を過ぎりました。大化けして欲しいものです。
第一章 ジャンクの墓はレアメタルの山 >> アラスカ戦場跡迎撃戦
 三巻目でこの言葉を使うのは早いのですが、満を持しておほほが本格的に登場しました。ミリンダのライバルに相応しく、良い意味でライバルとしての基本に忠実な人物造形ですね。
 戦争だから親切心が無いと言うクウェンサーの言葉そのままなのですが、彼がおほほに行った仕打ちは精神的なダメージを想像すると冷酷でした。
第二章 札束の散らばる炭鉱 >> カムチャッカ半島夜間奇襲電撃戦
 ウィングバランサーのジャンプでクックマンとウェスティが死んだ事に軽くですが衝撃を受けました。本作で容赦無く人が死ぬと初めて思わされました。男と男をくっつけたがるウェスティが死んでしまった事が惜しまれます。
 クウェンサーの昔語りに登場した没落した貴族令嬢が、収録に来たミリタリー番組に出演するアイドルのモニカとして登場して驚きました。没落した後にアイドルになったと言うのが出来すぎで、何処かで生きていると言うだけで良いのではないかとクウェンサーの話を聞いている時点では思ってアイドルの部分に違和感があったのですがこういう事でしたか。今回はクウェンサーとの再会がなりませんでしたがこれは次巻以降へ持越しですね。
第三章 名誉に値段はつけられない >> ヴィクトリア島緊急追撃戦
 本書の副題にある巨人が何を指し示しているのかが判明し成程と思いました。世界を支配する巨大な勢力や抗し難い力そのものが“巨人”なのですね。
 一気に七機のオブジェクトは素直に受け入れ難かったのですが、ちゃんと見せかけているだけと言う仕掛けがあり安心しました。あの状況で、あの設定で、オブジェクトを七機も揃うと言うのは現実感が無さ過ぎますからね。
 戦場お掃除サービスが実は『情報同盟』の密偵だったと言うのは意外な展開でした。これはこれで『情報同盟』の陣営が盛り上がりますが一切合財何処の組織にも属さない自由な傭兵集団も見てみたかったと言うのも正直な気持ちです。後書きでも言及されていましたがおほほを中心に『情報同盟』は個性的な登場人物が巧い具合に配されていて面白くなりそうです。

 一冊は厚いのですが一篇一篇が短くすっきりと纏まっており読み易かったです。総じてこれまでよりも僅かずつですが面白くなりつつあると思いました。

 本日発売された麻生夏子の『MORE−more LOVERS!!』を買ってきました。TVアニメーション番組『えむえむっ!』のEDテーマソングを収録したCDです。
 原作単行本を購入した直後に副主題歌を買っているのでこれではまるでえむえむが好きみたいです。いえ、えむえむが好きな事は否定しないどころか寧ろアピールしたいのですが、これに関してはえむえむのEDだから買ったわけではありません。仮にえむえむのEDではなかったとしても買ったでしょうし、えむえむのEDが別の曲ならそれは買わなかったでしょう。飽く迄も一曲の歌として気になっていたから買ったわけです。
 映像ありきで好みだと言った舌の根も乾かぬ内の行動なのですが、大前提として少しでも迷ったら買っておきたいと言うのがありますからね。迷った時に買わなかったら結局後からあれも欲しかったこれも欲しかったと買い集める羽目になってしまいます。他に大量に買っているわけでもないですし、1シーズンに一枚くらいなら積極的に買っていっても良いでしょう。
 後でじっくりと聞き込むと致しましょう。


 玖日 火曜日

 まんがタイムジャンボ十二月号の天使な小悪魔は最初から結末が丸分かりで、それに気付けず一人で勘違いしているマリリンが不思議でした。でもマリリンとまるの回想は素直に良い話で心が温まりました。
 そして連載終了と衝撃的な告知がありましたが、タイオリに移籍との事で実際は掲載誌が変更されるだけですね。この漫画が読める事に意味があってジャンボに載る事に執着は無いのでそれならば取り立てて問題はありません。でも欲を言えば二誌で同時に連載してくれればもっと嬉しいです。

 ギョーカイ時事放談第120回を聞きました。
 ゲストはスタパ斎藤。これは良いゲストを連れて来ましたね。興味深い話を楽しく聞けました。話に出たウェブサイトのネットレビュー記事はあたしも好きで、色色と見て回る事があります。
 それにしても矢張り時間の短さが痛いですなぁ。話が盛り上がり切らない内に終わってしまうので物足りないです。次の改変期で時間が長くなる事を願いましょう。
 オンエアされた二曲目が神のみぞ知るセカイの挿入歌である『ハッピークレセント』だったのですが、この曲は最初の部分がサイバーフォーミュラのEDに似ている気がします。神のみぞ知るセカイのアニメを見ていて流れてきた時から思っていました。
♪いそいーで いくかーら もう心配しなーいで(←それはOP)
「今までのは奇跡なんかじゃないよ。奇跡は、これからだ!」、「アスラーダ!チャンピオンを取りに行くぞ!」、「その言葉を待っていた!」 ♪ひーとのひーとみがせなかーに ついてなーいのは まーえにむーかいいきーていーく しめいがあるから
 実際にサイバーのEDが流れてくれたら最高に燃えたのですがねぇ。劇中でかのんが桂馬に存在を知られていない事を気にしていましたが、もしもサイバーのEDを唄っていれば全国津津浦浦全人類に「あぁ、あのサイバーの!」と鮮明に記憶されていた事に疑いの余地はありません(ぇー
 それではたと気が付きましたが、これはまさに現実に蔓延るタイアップの構図でしょう。例えばAKB48と言われても「何それ? 赤穂四十七士の親戚?」となりますが、ドラゴンボール改のEDを唄っていると言われたら「あぁ、あの! ところでドラゴンボール改は想像以上に酷いですよね。引き伸ばしを含めてもZの方が何倍も数段も上です」となるわけです。タイアップと言う悪しき慣習が滅びない理由が、身を持って体感する事でようやっと理解りました。


 捌日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×ブリッジ 『6 BRIDGE×2』
リク「なんで俺は今ちょっと残念なんだ・・・!?」
 原作でも笑えた瞬間ですが、今だとえむえむを想起させて別の面白さがあります。しかし実際リクはマリアにも素質があると言われていましたし被虐主義者(マゾヒスト)の気がありますよね。
 リクを必ず幸せにすると言い切るニノは本当に男らしいですね。
巨匠「金星にこの地球人の体が適応できるとは思えんし・・・ 君達の勇気が信じられん思いだよ 未知の病原体も怖いからな・・・」
 ある意味では彼が誰よりも常識人の瞬間です。至極尤もで簡単に金星に行けるとは考えるのは誤りです。
リク「今、行きます」
 皆に呼ばれたリクが返事をして歩き出すのですが、その距離で、そして即座に歩き出すのなら、この返事は不要でしょう。不自然極まりない構図でした。

 ジャンプ。
ナルト
 デイダラに死んでも生き返られる秘密があるのかと見当違い甚だしい考えを抱いていたのですが、これは以前は大蛇丸も使った穢土転生の術だったのですね。強力な戦力を手軽に用意出来ますし、人気のあった死者を再登場させられるので漫画としても美味しい術ですよね。
リボーン
 十年後の世界でランボと綱がどんなやり取りをしているのか見たくなりました。成長したランボはどんな風に接しているのですかねぇ。
読切 SUCCEED
 中身が凄く薄いのですが最近のしょうもないこち亀に比べればまともな内容でした。
バクマン
 少年誌で恋愛漫画の競作企画は明らかに間違っているでしょう。
こち亀
 少し前に金魚の話をやったばかりのタイミングでどうしてメダカの話をやるのか理解に苦しみます。


 漆日 日曜日

○スーパー戦隊VSシリーズ 特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー(後編)
 サウナギンナンが一番強い存在を蘇らせたらデズモゾーリャではなくアバレキラーが復活してしまうと言うのはあらましだけは知っていたのですよね。意表をつく衝撃的な展開ですが何も知らなかったらもっと新鮮な驚きがあったのでしょうなぁ。
 史上二度目となるアバレンジャーが五人全員で名乗りましたね。本編では一度きりだった貴重な場面です。
 デカレンジャーの名乗りはデカブレイクが「無敵が何か良い!」と間の抜けた言い方のパターンでは無くて安心しました。ところで「SPD!」の部分がカットされていますね。
 デカマスターだけ変身場面が無く、何時の間にかドギーからデカマスターに変身していました。これは何故なのでしょうか。
 アバレイエローとデカブルーが武器を交換しましたが特に意味が感じられない描写でした。共演だから武器交換をさせると言うのは良いのですが、其処にもっと価値を感じられる様な描写にして欲しかったです。
 鮮烈な復活を遂げたキラーですが戦闘では特に目立った活躍は無いのですね。出た瞬間がピークでした。
 毎回の様に言っている気がしますが、全員揃った二大戦隊と敵の戦闘が一方的でつまらないです。
 サウナギンナンの巨大化がトリノイドの通常パターンなのですが、考えたらVSシリーズで本編と同じ通常の巨大化が行われるのは珍しくないでしょうか。随分と新鮮に映ります。
 キラーアバレンオーとはまたレアな合体形態ですな。本編で出た事はあったでしょうか? しかしこのキラーアバレンオーはステゴスライドンが合体していませんね。これではアバレンオーゲイラーですよ。
 最後の和やかな場面に出てきたウェイトレスは誰なのでしょうか。最初は笑里とらんるが扮しているのかと思ったのですが違いました。特に意味は無く単なる従業員?

○天装戦隊ゴセイジャー epic38 『アリスVSゴセイナイト』
 画面の中は皆して興奮していますが、生憎と裕子さんの伝説とやらは初耳です。
 メタルAと戦うナイトさんがロギア撃ちの体勢を取りましたね。そのまま撃つ事はありませんでしたが格好良い一瞬でした。
 特急列車きぼうが爆弾が仕掛けられた鉄橋に接近していますが、徐行運転はどうしたのですか。完全に通常運行ではありませんか。
 今回はマトロイドの出番は無しですか。昔の戦隊は怪人がちゃんと毎回登場したものですがねぇ。しかし怪人が出ないからと言って戦闘員に必殺技は如何なものでしょうか。しかも薙ぎ払った直後にまた戦闘員が出現してくるので効果的でもありませんでした。
 劇場版に登場したゴセイワンダーが出現しましたが、ヘッダーが鉄橋の代わりになるくらいなら奇跡を待たずとも別のヘッダーで事足りたのではないでしょうか。態態出すのならもっと必要性を持たせて欲しいものです。
 何と、巨大化までしてメタルAは今回で死亡してしまうのですか! これならば怪人が出なかった事に合点がいきますが、メタルAは非常な魅力を持った女性幹部でしたからこんな早期に退場してしまうのが本当に残念です。機械なのだから同じデータを元に新しく作られないかしら、と思っていたらもう一度組み立て直されてあっさりと復活しました。喜ばしいのですが復活よりも人格と記憶を受け継いだ別個体が新しく作られる方が良かったですなぁ。

○ドラゴンボール改 『形勢逆転!完全体セル、ついに始動』
 完全体の声が酷いですなぁ。第一形態ほど酷くはありませんが第一形態が極端に酷かったから陰に隠れているだけで完全体も酷いです。第二形態が好悪は別としてまともになっていたから淡い希望を抱いていたのですが、締りの無い語尾を延ばした話し方に打ち砕かれました。改に比して声の変化が小さいのでZのセルは演じ分けがされていないと言われますが、声こそ変化していないだけでちゃんと演技は形態ごとに変わっていましたよね。
 悟飯の声が大左衛門みたいで可愛くありません(哀)。
 悟飯が初めて超サイヤ人に変身する流れは、アニメオリジナルで原作に肉付けされて補完されましたね。完成度にもよりますがこういうアニメオリジナルには好感を持ちます。
ベジータ「くっくっく・・・ やはり完全体といってもたいしたことはなさそうだ。大きさも前より縮んでやがる」
 ・・・が・・・外見だけで実力を判断するなといういい見本だ・・・ い・・・いままでのほうが かわいかったぜ。最終形態で逆にすっきりさせると言うデザインを持ち込んだ鳥山明ですが、ベジータにはブウの時も「見ろよ ずいぶんと縮んじまったぜ」と発言させているのですよね。尤もブウは縮んだ事で実際に戦闘力が低下しましたし、悟空も「あれならなんとかなりそうだ」とベジータに同意しているのでベジータの見込みは誤っていませんでしたが。
 一度拳を交えただけでセルの戦闘力を見抜きベジータが敵わない事を悟ったばかりか、トランクスがベジータを上回る実力を隠している事まで察知するクリリンは流石ですな。しかしそんなクリリンの眼力を持ってしても悟飯に秘められた真の実力までは見抜けなかったのですなぁ。
 神の能力を得たピッコロはともかく、天津飯まで下界が見えているのは何故ですか。気を感じるだけでは説明が付かないほどに戦況を把握しています。それとも実は全く分かっておらず、だからベジータがセルに勝てるとか見当違いな事を言ったのでしょうか。見えていないのに知ったかぶっていると思うと笑えます。
セル「どうした? ・・・・・・笑えよベジータ」
 折角の名言も声と喋り方が酷くて台無しです。
 しかし話の進みが遅いですなぁ。今回でベジータ戦を終わらせ、次回はトランクス戦くらいさくさくと進めて貰いたかったです。


 陸日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #05 『蓮の杖(ロータスワンド)
 やっぱり酷い副題ですなぁ。もっと中身を表現して下さいよ。
 法の書の解読法がダミーと知らされたオルソラの心情表現が成されず淡淡と話が進んでいくので、それが彼女にとってどれだけ重大な出来事であったのかが伝わりません。もっと“間”を大事にして欲しいです。
 天草式の協力を得て配置したルーンそのものを魔法陣とした魔女狩りの王(イノケンティウス)が迫力に満ちていたのですが、アニェーゼ隊のシスターが何の反応も示さないので単にボーっと突っ立っているだけに見えてしまいます。これでは魔女狩りの王の強大さが感じられず折角の映像が台無しですよ。
 当麻とアニェーゼの一騎打ちも原作とは印象を異にしますね。記憶は曖昧ですが原作ではアニェーゼ隊のシスター全員が事の成り行きを見守っていた気がします。
 二人で組んでいる印象のある火織と元春ですが、その回数は多くなく、この後は見る機会が無くなります。
 やっぱりローラの声も顔も想像していたよりずっと可愛らしい感じです。原作とは完全に別人の様な雰囲気を醸していました。
 次回からは原作八巻に突入と言う事で楽しみです。以前に述べた事がありますが、これこそ本物のとある科学の超電磁砲と言える内容で非常に高く評価しています。だからアニメ化されるのはとても喜ばしいのですがその反面、地の文による白黒や淡希、美琴の心理表現が多大な影響を持っているのでその辺が軽視されがちなアニメ化に心配もしています。これだけの悪条件が揃っていて下手な希望を持つ事は愚かなのは重重承知しておりますが、心に響いた美琴の台詞がアニメで聞けるのかと思うと期待せずには居られませんね。

 TFを視聴す。
 ロックダウンが再登場しました。ロックダウンは賞金稼ぎと言うのが渋くて格好良いですね。それでいてプロールを見込んでいる節があって関係性に広がりや奥行きが生まれます。プロールとロックダウン、そしてマイスターとプロールの関係が面白い話でした。
マイスター「やったなプロール。念じることで成し遂げたな」
 意味が理解りません(死)。意図的なのでしょうが本作は日本語として微妙に意味の不明な文章を多用しますよね。
 ロックダウンが持っていたヨケトロンの兜が、同じくロックダウンが所有し以前にプロールをサムライプロールへと変化させた兜と同じ形状で少し混乱しました。最初にプロールが兜を見て驚いたのもサムライプロールへの変身を思い出しての事だと思いましたよ。

 冬に公開される仮面ライダーの映画MOVIE大戦COREのフィギュア付き特別限定前売り券を買ってきました。フィギュアはダブルかオーズの二種から選べるのですが作品の好みから『仮面ライダーオーズタトバコンボ重塗装Ver.』です。でも通常のソフビフィギュアを持っていないので比較は出来ず、重塗装の効果が理解りません(苦笑)。

 今月の電撃文庫が売られ始めたので『ヘヴィーオブジェクト巨人達の影』を買いました。一見して理解る中中のボリュームですね。熱いに越した事は無いので嬉しいものの、これがヘヴィーオブジェクトではなく禁書ならばもっと嬉しかったのでしょうなぁ。
 それから大好きな四コマ漫画である『店長の憂鬱@』を買いました。雑誌で読みながら常常面白いと思っていたので何時か買いたかったのですよね。ざっと目を通してみましたが6貫目から見覚えがあるので連載は此処から読み始めたのでしょう。それにしても最近出たばかりのアオヤギが一巻で早くも登場するとは思いませんでした。結構早くから登場していると言うか、連載自体がそんなに昔からやっているわけではないのですね。
 余談になりますが購入した書店で丁度、恋愛ラボの作者がサイン会を行っておりました。恋愛ラボには興味がありませんしサインに価値を感じませんが、いざその様子を見せられるとその場に並んでいないのが悔しかったです(ぉ でも恋愛ラボは面白くないよね(コラ)。
 そして最後にもう一つ、この書店で買い物をしました。
 アニメが面白いのでMF文庫Jで出ている原作の『えむえむっ!』が欲しくなりました。しかしけんぷファーに続いてまたアニメに影響されて買うのは何か癪なので思い留まります。それで代わりではありませんがMF文庫Jのサイトを眺めていて気になった『変態王子と笑わない猫。』を買う事にしました。題名に変態と入っているのが如何にも面白そうです。変態と言う単語がそんなに購入意欲を刺激するのかと自問自答したいところですがそれは後ほど査問でも開いてじっくりねっちりみっちり聞くとして、とにかくこの場はそれを買う事にしたのですが何と在庫を切らしているではありませんか。これでは買えません。仕方が無いので『えむえむっ!』の既刊を買う事にしました。いやあ、残念だなあ。『変態王子と笑わない猫。』が売っていなかったから予定には無かった『えむえむっ!』を買う事になって出費が嵩んでしまったぞお。いやあ本当に残念だ。
 ・・・本当に残念なのはその後でした。既刊を全部買ったつもりで居たのですが十巻を買っていません。既刊の全貌を把握していない上に目に入ったのが9.5巻までだったのでそれが最新刊だと完全に勘違いをしたのです(ぉ うぅ、死にたくなってきた。書皮を同じ書店で統一したいのでどうやら近い内に電車代を払って足を運ばざるを得ないようです。けんぷファーでの失態が記憶に残っていたので徹を踏まない様に二の舞を演じない様に慎重に気を使っていたつもりなのにこの醜態でした。テヘッ、ミオさんのドジっ子☆ 第二ボランティア部に頼んで直して貰いたいくらいです。それにしてもリンクを貼っていて気付いたのですが、けんぷファーを買ったのは一年も前なのですね。もっとずっと最近の事の様に感じられ、軽い衝撃を受けました。
 漫画本である店長の憂鬱を除いて述べ三人がかりで全て書皮をつけて貰いました。書店員からするとこういうのは迷惑だそうですが、向こうからつけるか聞かれたので遠慮無く頼みますよ。

 今日はBB戦士の轟炎武威大将軍も買う予定でしたが予定外の出費で断念しました。直ぐに買う必要も無いでしょうから何れその内に買うとしませう。


 伍日 金曜日

 何か好きなアニメソングが出来たらCDを買ってしまう気満満で居るのですが、儘ならぬもので今季のアニメソングでは心の琴線に響くものがありませんでした。強いて挙げれば『えむえむっ!』のEDが好みですが、あれは映像があってこそだとも思います。特に『愛して恋してどっちも苦手 純情片道一方的な 相談銃弾 da‐dan‐da down load そうだ!そうだ!』の部分は映像と神がかり的にシンクロしていてついつい何度も見返してしまいます。だから曲単体と言うよりも飽く迄も映像ありきの、アニメのEDとしての良さではないでしょうか。それでもう一歩購入を決断するに到りません。
 ところで話はそれますがえむえむは面白いですね。第五話はパロディが完全に滑っていて今一でしたが、それまで見てきて全体的には悪くありません。何と言っても主人公がドMで親友が女装癖とか最高でしょう。しかも女装すると高飛車な性格に豹変するとか完璧と言って良いです。太郎は辰吉と結ばれて欲しいですね。しかしそんな親友・・・辰吉の声を演じているのがサトリナ、女性声優と言う部分が安易な逃げに思えて残念です。けんぷファーのナツルもそうでしたが、こういう場合こそ男性声優を使って欲しいのですよね。大好きな辰吉の大きな不満点です。
 さてこれだけ書く事があるのならば普通に感想を書けば良い話なのですが、独立UHF局で新作アニメと言う放送形態が一般的になった今でも敵愾心があり素直に感想を書きたくないのです。書く時は禁書とか超電磁砲とかGA――GAと言っても此処で言うGAはまんがタイムきららキャラットで連載中の四コマ漫画を原作とした芸術科アートデザインクラスの事であり、ギャラクシーエンジェルの略称ではありません――とか特に好きな例外のみです。
 感想を書いていないだけでしっかり見てはいるのですがね。参考までに今季の新番組で独立UHF局で放送されているアニメではスーパーロボット大戦OG2、俺妹(おれかわ)、百花繚乱サムライガールズ、もっとToLOVEる、そらおとf、えむえむっ!、ミルキィホームズ、ヨスガノソラ、禁書二期とそこそこの本数は見ております。感想を言いたくなる時が無いわけでもありませんから、独立UHF局への抵抗感を捨てるつもりは毛頭ありませんがそれはそれとして、そろそろ感想くらいは書いても良いかも知れませんな。そんな風に思った今日この頃です。


 肆日 木曜日

 ミオさんが冷え性だと言うのは以前にも述べたとおりですが、事態は一向に改善を見せず、悩み続ける日日を送っております。
 しかし当方も何もせず手を拱いている訳ではありません。考え得る対策を試してはいます。その一つが膝サポーターで、外出する時は必ず着用しています。より効果的なものを求め買い換えたりしているのですが、絶大な効果を得られたとは言い難いのが現状です。実際は全く効果が無いと言う訳ではないでしょう。或いは膝サポーターを着用していなければもっと冷えに悩まされたのかも知れません。しかし全てに於いて同様の条件で検証が出来ない以上、例えば症状が出なかった時に果たして膝サポーターのおかげで発症しなかったのか判断が出来ません。逆に着用していても症状が出る事はあります。それもサポーターを使っていなければもっと頻繁に、そしてもっと強力に冷えたのかも知れませんが、全ては空論に過ぎず結論が出せないのです。
 そんな訳でサポーターを利用しても尚冷え性に悩まされる毎日なのですが、今年の秋口からは頓に酷いものでした。耐え難く、真剣に更なる対策を考えざるを得なくなります。
 それで調べていて良さそうと目をつけたのが膝用のホッカイロです。これは素晴らしいと驚嘆し薬局を数店舗梯子して探したのですがどうにも縁が無いのか見つけられませんでした。それに縦しんば売っていたとしても膝用のホッカイロは他のホッカイロに比して効果で、偶にならともかく常用には向いていないのは明らかです。しかし使い捨てカイロは良いかも知れないと、単に衣服に貼るタイプの使い捨てカイロを購入し、膝サポーターの上から貼り付けてみました。その上から更に別の膝サポーターをつけて圧着させると膝に温かさが伝わり悪くありません。完全にして完璧とは言えませんがこれまでよりはずっと冷え性の魔の手から逃れ易くなりました。
 やってみるとこれまでこの手段にどうして辿り着かなかったのか、そう思うほど単純にして明快で効果的でした。しかしこれまで使い捨てカイロの代名詞と言うとホッカイロの印象が強かったのですが、豈図らんや、殆ど見かけません。使い捨てカイロを買う事は無かったので意識しなかったのですが、いざ探すと主流はホカロンでした。ホッカイロの時代は知らぬ間に終わっていたのですね。


 参日 水曜日

 部屋に居りましたら外から、移動車両による商品販売のアナウンスが聞こえてきました。こ、これはアイスクリームに違いありません。アイスクリームの車両販売です! 慌てて部屋を飛び出してアナウンスのある方向を求めて歩きました。必死に探して見つけ出すも、近付くにつれ、アナウンスがより鮮明に聞こえます。
 ・・・・・・・・・灯油の販売でした(ぉ
 思い切り肩を落としてしまいました。アイスではないではありませんか!! 騙すなんて酷い!
 落ち込みながらも完全にアイスが食べたい方向に気持ちが行っていたので、その足でコンビニエンスストアに向かってアイスを買うのでした。
 実際にはアイスの販売すらしていないのにその気にさせてアイスを買わせ無駄にお金を使わせるとは、何と憎たらしいのでしょうか。恨みます。


 弐日 火曜日

 喫茶黒うさぎ第168回を聞きました。
 話に出ていた塩むすびは知りませんが、コンビニエンスストアで売られているお弁当は何処でも同じですよね。あるコンビニエンスストアで幕の内弁当が売られれば他社も幕の内弁当を、オムライスが売られると他社もオムライスと、何処かで意図的に統一されているのか図った様に全く同じです。
 Tafumeに入りたがった澤畠氏が中田ヤスタカポジションのサワタカに任命されましたが、それは以前に親方が中田オヤカタとして担っていましたよね? 忘れてしまったのか、他に割り当てられないから已む無くでしょうか。
村さん「(梅干をご飯に)埋めないと駄目だね」
 ぷぷーっ、干だけに埋めないと、だって! うめだけにうめ、うめーことを言いますね!
 村さんがラー油を嫌いと言っていましたがミオさんもラー油は辛いので苦手です。餃子も醤油のみで食します。少し前に食べるラー油が流行った時も買いませんでした。決して探したけれど近所には売っていなかったから買えなかったわけではありません。ええ、違いますとも!(ぉ
 村さんがクリームシチューにご飯の組み合わせでは食べられないと言っていましたがこれも全く以って同感であります。食が進まないどころかクリームシチューをおかずにご飯は気持ちが悪くて絶対に無理です。クリームシチューにレーズンパンは驚きましたがこれは食べてみれば食べられない事もなさそうですね。
 本日の夕餉にローソンで売られているクリームシチューを買ったのですが、これがジャガイモの味がしっかりしていて存外に美味しゅうございました。手軽にこの味が楽しめるのは良いですな。


 壱日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×ブリッジ 『5 BRIDGE×2』
ニノ「贅沢だぞリク」
 自分を題材に描かれた作品に不平を漏らすリクに注意するニノ。彼女はリクに作品が手渡される時も、自分の作品かと一瞬の期待をしているのですよね。自分の作品が欲しいニノからすれば作品の内容に文句を言うリクは贅沢なのでしょう。
 若いツバメの声がゆうきゃんで驚きました。本当にゆうきゃんの出番が多いですね。多数の役を演じるのは良いのですがそれなのにラストサムライと言う本役を持っている事に不満がありましたが、逆にラストサムライも多数ある兼役の一つに過ぎないと考えれば納得が出来ました。
 しつこいようですがビリーの声が合っていません。しかもナレーションと同じ方が担当していますしビリーの嘴が動かないので、ビリーではなくナレーターが話している様に聞こえてしまいます。

 ジャンプ。
ブリーチ
 新展開死神代行消失篇突入と言う事で第一話と似た構成ですね。期待を持てそうな始まり方ではありませんでしたが破面篇がディ・モルト酷かったので相対的に期待をしてしまいます。
 時に今週の内容ではないのですが、惣右介の台詞で「浦原喜助!!! 私はお前を蔑如する!! お前程の頭脳がありながら何故動かない!!」、「それは敗者の理論だ!! 勝者とは常に 世界がどういうものかでは無くどう在るべきかについて語らなければならない!!!!」が印象深く妙に気に入っております。蔑如なんて言葉を使う人を見たのは初めてですが、ことあるごとにこの台詞を思い出していますよ。
読切 ポー
 ミオさんの中で連載作家の評価が下がる一方の企画ですが、うすた京介が描いた今週のこれは悪くはありませんでした。ギャグが良い具合に読む一助となってくれます。
めだボ
飛沫「幸せになるために 不幸を追い求める ねえ 幸せ者の発想だな」
 前回禊が、自ら不幸になろうとする夭歌を異常者(アブノーマル)過負荷ルビ(マイナス) に近いと評しましたがそれを見て、それは過負荷とは対極で真逆で正反対なのではないかと異論があったのですが飛沫の台詞で矢張りと思いを強くしました。過負荷は望んで不幸になったわけではないのですから寧ろ夭歌の考え方は憎くすらあるでしょう。
 細かいのですが夭歌に人が悪いと言われた禊が『僕は悪くない』と小さく反論しているのが印象的でした。そんな細かい事にも反論しなければ気が済まないのですか。
夭歌「やめろ・・・ やめてくれ 古賀ちゃんは関係ねーだろ」
禊『関係ないとか冷たいこと言うなよ きみのたったひとりの友達だろ?』
 正論ですね。これからミオさんもこれを使っていきませう。
スケダン
 振蔵の出番はまたこれだけですか。今回はこれ以上の活躍をする余地が無かったのですが、めっきり出番が少なくなっているだけに寂しい限りです。
リボーン
 幼いランボが早く追い着きたいと思っていたのは興味深かったです。確かに彼からすればそう思うのでしょうねぇ。良い心情の表現でした。
逢魔動
 一角が加西の誇りに心を打たれ負けを認めるのは良い流れですね。簡単に正面からの対決で勝ってはドーラクの様な釈然としない気持ちになりますからね。