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壱拾弐月の独白

 参拾壱日 金曜日

 『劇場版蒼穹のファフナーHEVEN AND EARTH』を観賞してきました。
 最初にファフナーの劇場映画制作決定が発表された時は間違い無く見に行くと決めたものの、公開劇場の少なさに一度は断念しました。しかし東京MXでの一挙放送を見ている内に見に行きたいと言う気持ちが徐徐に高まり、えいやと見る事を決心したのです。結果、この選択は大正解でした。
 最初は映画の日で入場料が安い明日にするか迷いましたが明日は混んでいそうですし、元日から出掛けたくないと言う気持ちが勝り本日にしました。大晦日とて出掛けたくはありませんが元日よりは良いです。入場券売り場の列には同じくファフナー目当ての客が散見されました。その中の一組が列を見て「大晦日に映画を見なくても良いだろう」と言う趣旨の発言をしていましたが、その言葉をそっくりそのまま熨斗を付けて返して差し上げます。大晦日に映画を見なくても良いでしょう!(ブーメランです)
 そして意外だったのが中には女性客も居た事です。ファフナーは一騎と総士の絆に打ち震える男の子に向けたロボットアニメなのに、女性でご覧になる方も居られるのですね。
 それにしてもアニメーション映画を劇場で見るのは随分と久方振りですよ。記憶を辿ってみましたが恐らくはポケモンの映画第三作結晶塔の帝王以来です。調べてみましたが2000年の公開なので、実に十年振りと言う事になります。あたしにとってはそれだけ十年の戒めを解いてでも見たいほどに好きなのがファフナーなのでしょう。TVシリーズの再放送を見ていても改めて思いましたがファフナーは本当に面白いですし、本当に大好きな作品でした。本年の最後に実に良い映画を見て終われます。

 大晦日には年越し蕎麦と言う風習があります。昨年は近所にある蕎麦屋に赴いたものの正直に申し上げて余り美味しいものではありませんでした。だから本年は自分で茹でて鴨南蛮にしました。蕎麦を茹でる腕に自信があるわけではありませんが、鴨南蛮に鶏肉ではなく鴨肉が入っている分、件の蕎麦屋で頼むよりもずっと良いです。そんな訳で鴨南蛮を手繰りつつ、本年最後の更新を終えます。


 参拾日 木曜日

 ようやっとムービー大戦コアの感想を書き上げました。高がこの程度の分量にどれだけ時間を書けているのかと言う感じですが、誤解の無い様に申し上げておきますと映画を見てから本日に到るまでずっと書き続けていたわけではありません(当たり前)。映画を見たのは十八日でしたからそれから十二日間、本当にそれだけの間ずっと不眠不休で書き続けていたら読むのに映画を見るより時間がかかるほどの超大作を書き上げてご覧に入れますよ。嘘ですが。実際に執筆に要した時間は十二分間です。これも嘘です。嘘しか言いません。それは嘘です。あたしは生まれてから一度として嘘を吐いた事が無いのが自慢です。これは本当です。それくらいの気持ちで生きています。

 故あってふと耳にした歌がとても印象深く、記憶に残りました。それで探したのですがどうやらメイヤと言う歌手の曲で『How crazy are you?』と言うそうです。過分にして存じ上げなかったのですが、過去に日本でもヒットした有名な方だそうですね。
 それでその曲がとても気に入ったので収録されたアルバム『マイ・ベスト』を買ってきました。期間限定生産と言うブルースペック仕様です。他の曲は全て知らないのでこれから聞くのがとても楽しみです。


 弐拾玖日 水曜日

 まんがタイムスペシャル二月号のちるみさんを読んでいて、大樹と吉田の見分けがつかない事に気付きました。並んでいるのを見比べれば髪形や服装に差異があるのは認識出来ますが、どちらがどちらなのかを把握し切れていないのです。だから何度も何度も読み返し、逐一確認しつつ読んでいました。それにしても大樹は最悪と言うほどではないけれども心が狭く器が小さく性格の悪さ加減が絶妙ですな。
 まんがホーム二月号のらいかは『しかも上手っ。』が面白かったです。あんな年賀状を送られたら嫌です(笑)。
 まんがくらぶ二月号のぼのぼのは凄かったですね。延延とシマリスがエイロペさんと名付けた葉っぱと一人芝居をしていると言う狂気の内容です。ぼのぼのの懐の深さが垣間見れました。

 喫茶黒うさぎ第178回を聞きました。
 水商売に関しては天使な小悪魔で見て知っています。逆に言えば天使な小悪魔の知識しかありません(ぉ 客の配偶者に引っ叩かれるのですよね?(ぇ
村さん「だってっ、知らない人のっ、パンツ見てもっ・・・」
 知り合いのを見てもそれはそれで困ると思います(笑)。
 しかし人と話をしに行くなんて恐ろしかところですな。お金を貰っても嫌ですが、客なので寧ろお金を払って行くと言うのですから、あたしにゃ考えられません。
村さん「ゆかり(水商売を)勤める事も無理だろうなぁ」
 皆まで言わずとも分かっております。
 リクエストで読まれたメールを聞き、聴取者による澤畠氏いじりが始まったとうんざりしました。前任の森何とか君の時にも頻発しましたが、これが全く面白くなく不快で堪りません。他の聴取者はこういうのが楽しいのでしょうか。理解に苦しみますわ。


 弐拾捌日 火曜日

 おとめ妖怪ざくろ最終回。
 最後の敵が乱杭では盛り上がりませんなぁ。もっと母桃と景の距離が近付いていく様子だけをゆっくりと見ていたかった気がします。
 後番はジャンプでは既に発表されていましたがレベルEですか。ある意味、これこそ冨樫の最高傑作と言える作品なので楽しみです。また予告で聞いただけですが声がイメージに合っていそうですよ。

 うちの3姉妹おかわりぱれたい最終回。
 ラテ欄で最終回の表記があったものの本編では特に言及されず、後番組となる新番組予告も見当たりませんでした。本当に最終回だったのでしょうか? 尤も実質的に再放送を行っているだけの状態でしたから、何時終わっても何らおかしくはありませんでした。

 ホビヂャ。
 通巻五百号だそうです。四百号の時も買っていた事が記憶にありますので、それから百号も買い続けていたのですな。その頃も含めて昔日の折には紙面の隅から隅まで、嘗め回す様に、食い入る様に、丹念にじっくり読み込んでいたものですが、今はさらりと読み流すだけとなってしまいました。それだけ興味のある記事が少なくなり、そしてホビヂャから興味が離れてしまったわけです。このままだらだらと買い続け読み続けるのも無為ですし、早早に決断は出来ませんが購入を止める日が遠くは無いのかも知れません。本当に興味を失っていたのだとしたら、買い続ける事がお金、時間、占有とあらゆる面に於いてマイナスでしかありませんからね。


 弐拾漆日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×ブリッジ 『13 BRIDGE×2』
 マリアが戦場鋏術奥義サザエ’Sファーザーを使った時に表示された家に笑いました。原作よりもネタが強化されています。
星「どっちも真の漢だ!」
 マリアは女性です。
 金星関連の話が集中的にアニメ化されている印象でしたから、ロケットで金星に旅立ったところで最終回だと思ったのですが、全く関係無い日常のお話で終わりました。まぁ、リクと武井が金星に旅立って終了は冷静に考えると意味不明ですね。温存してあるストックから考えるともう一回くらいアニメ化されるのかなぁ、と期待してみます。


 弐拾陸日 日曜日

○スーパー戦隊VSシリーズ劇場 獣拳戦隊ゲキレンジャーVSボウケンジャー(後編)
 今回はボウケンジャーの名乗りに正式なBGMが使われました。矢張りこの曲で名乗りは格好良いです。
 メレと戦うのがゲキイエロー、ボウケンピンク、イエローと例によって女性戦士だけを何の工夫も無くぶつけているだけですなぁ。何も考えていないのか、或いは考えた末に女性同士で戦わせるべきと判断したのか、何れにせよ安直に過ぎます。
 戦闘が一方的にやられた後に必殺技で逆転と言う多用される最悪なパターンでした。怪人に加えて敵にはリオとメレが用意されているのにこれだけで終わってしまうのが泣けます。
 この番組は最終回でしたが、VSシリーズをテレビで見られると言う部分にしか価値が無く、カットが多いしCFへの突入タイミングが悪かったですし、番組としては褒められた出来ではありませんでしたなぁ。ゴセイジャーによるナビゲーションは嫌いではありませんでしたが、単にOVをそのまま流してくれた方が良かったです。抑、VSシリーズ事態が面白くありま・・・げふんげふん(死)。
 未だ年も明けていないのにいきなり海賊戦隊ゴーカイジャーなる新戦隊が発表されました。毎年毎年早くなってはいましたが、とうとう年内とは、これは酷くありませんか。一瞬しか見えませんでしたがマスクは格好良いのですが襟があるのが気になりました。楕円形の頭部とシンプルなタイツヒーローと言う基本的なデザインコンセプトを忘れないで欲しいです。そしてヒーローなのに海賊と言うのはどうなのでしょうか。

○天装戦隊ゴセイジャー epic45 『救星主、誕生』
ハイド「覚えてるぞ。ブレドRUNが、マトリンティスの一員として俺達の前に現れた時」
 そりゃ覚えてるでしょうよ。つい最近ですがな。
モネ「それで、膜インからエルレイの箱を奪おうとしたんだけど、しくじったんだよね」
 止めてあげて! 失敗を穿り返さないであげて!
モネ「ロボゴーグが改造しなければ、チュパカブラの武レドランは復活も出来ずに、あそこで終わってた筈」
 ロボゴーグに拾われて改造されなかったら、本当にブレドランは終わってしまっていたのですなぁ。ロボゴーグは命の恩人ですね。
ハイド「ドレイクが地球を征服したら、裏切るつもりだったのかも知れないな」
 あぁ、そうか。ウォースター時代のブレドランは真面目に職務を実行し、表立って裏切られなかったウォースターを凄いと思っていましたが、幽魔獣やマトリンティスほど頂点に近付けなかったと言う事ですか。ウォースターの評価が下がってしまいました。
 ブレドランの正体について議論しながらホワイトボードに写真を貼っており、アラタがブレドランから矢印を伸ばして大きく疑問符を書きましたが、その意味が理解りません。いあ、正体不明と言うのを表現しているのは理解りますが、そんな事を書く必要性も無いでしょう。
 天知博士にマスターヘッドが乗り移る展開はもっと早くからやるべきでした。司令官不在は大きいです。
 ナイトさんはもしかしてマスターヘッドの力で一時的に動ける様になっただけで、死期が近いのでしょうか。
 一万年前に幽魔獣を封じたと言う、その最強の護星天使がブレやんですか!! しかしそれでは解せない事があります。膜インと筋グゴンはチュパカブラの武レドランと面識があったのと合わないです。それともその頃は護星天使側の間諜として幽魔獣を装っていたのでしょうか。その時は現代と違って反旗を翻す事を見透かされていなくて良かったですね。
ブレドラン「そうだ、私は元護星天使。救星主のブラジラ!」
 ぶ、ぶら、え、お、あ、お、お? 本当の名前はブレドランではなかったのですか。これまでずっと慣れ親しんでいた名前なのに、急に変な名前を本名とされても困ります。別に名前はブレドランのままで良いではありませんか。それと展開そのものは良いのですが、ブラジラの見た目は格好悪いですなぁ。ウォースター時代が一番格好良かったです。
 ブラジラを見た時の反応や次回予告からして、ナイトさんが嘗て共に戦った護星天使はブラジラなのですね。するとマスターヘッドとの意味深なやり取りはこの件であって、別に力を使い果たしているとかではないのかしら。
 しょうもない総集編だろうと見ていたのですが豈図らんや最終決戦に向けて情報を整理する非常に重要な回でした。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第16話 『終末とグリードと新ライダー』
 アンクさんはこんな近くにガメルが居るのに気配を察知出来なかったのですか?
 仮面ライダーバースはコアメダルではなくセルメダルを消費して変身するのですね。オーズとの差別化が図られていますし、手軽に変身出来る良い設定です。しかもメダルを使用して重装備を武器にするのが格好良いです。
 巨大な敵にはガタキリバコンボの一人オールライダーキックが映えますね。
 こんな早期にガメルとメズールが纏めて退場してしまうのですか。使い捨ててしまうのが勿体無いですし、幹部が二人も退場すると言うのにさっぱり盛り上がりませんでした。しかも同時に新ライダーが登場したと言うのに、其方も其方で地味です。
 バースは後藤さんだと思っていたのですが全然知らない別人でした。まぁ、後藤さんが取り引きに応じていたら軽蔑しますが。
 玩具のCFでバースのギミックが一気に公開されましたが、まさに全身が武器の塊と言う感じでワクワクします。是非とも本編でこれを活かして欲しいですね。

○ドラゴンボール改 『サタン軍団大暴れ!セルゲームの幕開け』
トランクス「いきなり、悟空さんから始めなくても・・・」
 この発言もよく理解りません。いきなりも何も、この局面で本命を後に回す理由は無いでしょう。負けると理解って他人を先に戦わせるべきと考えているのですか。それとも捨て石を利用したセルの体力消耗を狙っているのだとしたら、強かと言うか酷いですな。
 サタンの弟子まで出すのですか。これは本気で要らないでしょう。呆れ返って呆れ果てました。
 クリリンもピッコロも言いたい放題です(笑)。これでもピッコロの半分は元神なのですよね。


 弐拾伍日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #12 『天文台(ベルヴェデーレ)
 今回のアバンタイトルで秋沙の心情が描写されると確信を持っていたのですが、まさかの完全に無視でした。制理はきちんと描写されたのにこの差が秋沙らしいのですが、嬉しくありませんし歓迎も出来ません。
 くっ、L字交通情報の奴! 絶対に許さねぇ!!
 ステイルが元春に聞いた当麻の携帯に電話をかけて、「と、登録なんて絶対にしないんだからねっ! 電話をかけるのもこれっきりなんだから、勘違いしないでよねっ!!」と心にも無い事を言う場面が削られてしまいました。
 ステイルが小萌に懐かれていたと聞いた元春が、カミヤン病の症状を認定する和やかな場面が無くなっているのが残念です。三人の仲の良さが確認出来る心休まる場面なのですがねぇ。
 オリアナが行動を起こす原点、信条の理由、それがアニメでは語られないのですね。そのオリジンの有無でキャラクタの存在感が違ってくると思うのですがねぇ。それとも次回以降で語られるのかしら、と微かな希望をあす(未来)に繋げます。
 自発的に運動会をサボタージュすれば止める理由は思い浮かばないと支持してくれる親御さんが羨ましいです。少なくともミオさんはこんな事はありませんでした。いあ、サボタージュしなかったからなので、或いは、きちんと自発的にサボタージュしていれば良かったのかも知れません。ハハッ、気付くのが遅過ぎたか・・・。
 慌てて急いでいましたし、怪我の痛みもあるでしょうし、体力も消耗していたでしょう。それらが複合的に合わさって集中力が途切れ、判断力が鈍っていたのでしょう。しかし、しかしですよ。フェンスの金網にある罠を見過ごし、まんまと食らってしまった元春は、プロフェッショナルとして余りにもお粗末ではありませんか。
 オリアナが発動したあらゆる通信を遮断する結界は、空を飛んでいる飛行機の音も聞こえなくするのですがアニメでは最初からその音が無かったので伝わらないですね。
 今回が此処で終了と言う事は、これは次回が楽しみですな。原作十巻でも特に好きな場面があります。勝手に過大な期待を抱いているので理想通りに行かなかっただけで不満をぶーぶー言う自信がありますし、その未来が予見出来ます(ぉ

 トランスフォーマーアニメイテッド最終回。
 新番組予告を見て同じ事を思いましたが、本当に芸風が変わりませんねぇ。最終回のOPで改めて思いました。ラジオに出演する数字の取れる音響監督としての岩浪美和は、気の良いおっちゃんと言う感じで大変に好感が持てますがこういう部分は馴染めません。別にこの人が担当する全ての作品でこういう事を行っているわけではないのですがね。
 プロールが宛ら主人公の様な劇的な最期を遂げたのには、感動するよりも唖然としてしまいました。しかもナレーションが流れるとギャグにしか思えませんでしたよ。シリーズを通してそれなりに目立ってはいましたが、それでも唐突でしょう。
 後番組はTFの新作ではないのですね。玩具ではユナイテッドが展開されるので、アニメも放送されるのかと思いました。

 スーパーマリオクラブが復活していたので見ましたが、ゲーム番組ならあたしはどちらかと言うとゲーム王国の方が好きでした。ゲーム王国は復活しませんかねぇ。マイナーなゲームの紹介とか対戦とか面白いのですがねぇ。


 弐拾肆日 金曜日

 それでも町は廻っている最終回。
 主人公が死んで生き返るとは、まさに最終回に相応しい内容ですね。
 原作で読んで話は知っていたのですが、アニメだと不覚にも感動してしまいました。冗談で最終回に相応しい内容と表現しましたが、本当にそうですよ。

クリスマスイブの食卓

 本日はクリスマスイブと言う事でケーキとチキンを食べました。
 ケーキは予てより一度はクリスマスに食べたいと思っていたビュッシュ・ド・ノエルです。毎回毎回、いざとなると通常のケーキのほうが美味しそうで決断出来なかったのですが、今回はとうとう選びました。


 弐拾参日 木曜日

○えむえむっ! 『クリスマスの願いごと』
 原作六巻収録同名エピソードのアニメ化です。そしてアニメは最終回です。1クール作品だとしてももう一週くらいは続くだろうと見ていたのでラテ欄で最終回と知り驚愕しました。
 原作で太郎が行ったサプライズジョークが無くなっているのが残念です。嵐子とみちるの反応が面白いのですがねぇ。
由美「もー帰って良い?」
 心の底から嫌そうなのが伝わりますね(笑)。由美の声は良い味を出していますなぁ。
 美緒が想像する斬新でスイーツな感じの拷問の台詞が無いのですか。どういう作品なのか分かり易くする為にも、アニメでも言って欲しかったです。
 変装した太郎と美緒に驚いた由美は、本当に気付いていなかったのか、知らなかった振りをしてしれっと二人をくっつけようとしたのか、分かり辛いですね。
 戸惑っていたわりに嵐子が「美味しくなーれ」のおまじないにのりのりですね。
 きゃー! タツミー! 待っていましたー!! それに対してタロ子はもっと声を頑張れとしか言いようがありません。辰吉の様に安直に女性声優に担当させるのも好ましくありませんが、だからと言って男声のままで全く演技を変えていないのも問題です。プロの声優ですから本気でやってくれれば聞けるものになると思うのですがねぇ。それにしても原作にあったノリツッコミ風な感じの脳内独り言が、地の文が無いアニメでは聞けないので残念ですね。
 一話に纏める為に細かい部分がかなり省略されてしまっていますねぇ。正しい注文が取れていない美緒に客が「いや、よろしくない感じ・・・・・・というか、一つも正解がない感じ・・・・・・」とかテンポが良くて楽しいのですが、アニメではありません。
 オープニング主題歌CDのカップリング曲である『Twinkle night star』がクリスマスソングでしたから、この話をやる時に挿入歌として使われる事を期待していたのですが、実際に流れた挿入歌は全く別の曲でした。少少残念です。
 懸念していたアニメオリジナルで完結させる事はありませんでした。今週で終了なのですから詮無いのですが、このペースでしたら嵐子と太郎が恋人同士になって綺麗に終わらせて欲しかったです。でもそれをやろうとするとバレンタインデーの話をやらないといけないので無理な話ですね。
 1クールと言う事であっと言う間に終わってしまいましたが、結局、主人公が変態の被虐主義者で、主人公の親友が女装趣味の変態と言う最初のインパクトが全てで、それだけでしたね。原作を買い集めるほどに好きになりましたが、最初の一瞬が全てのピークだったと判断せざるを得ません。

 神のみぞ知るセカイ最終回。
 ちゃんと全てを楽しんでいるのであれば、六つのゲームを同時に攻略出来る特技は素晴らしいですね。時間が無いのにやるゲームが多い場合は重宝するでしょう。
 変梃りんなEDを乗り越えたのに、大声で叫ぶ提供バックにやられました。てか、単純に煩いです(笑)。
 こういう風に最初から続編を予定しているのは未だに好きになれませんなぁ。別にこのアニメに限らず、他の多くでも同じなのでしょうが、とにかく嫌です。そんな事をするなら最初から長期で放送して下さいよ。

ベスト・クラシック100プレミアム、ベスト・ジャズ100プレミアムを購入す


 弐拾弐日 水曜日

 あたしがR−K711を購入したケンウッドオンラインショップのアウトレットセール品で、現在、LS−K1000が定価の半額である二万五千円で売られています。実売価格が三万から四万程度ですから、矢張り安価と言えます。実はそれを契機に昨日の話に繋がるのでした。LS−K1000は悪いスピーカーではない様子ですが絶賛されてもいませんから、それならもう少し出してタンノイのF1カスタムが良いと言う具合です。それに店頭でR−K711に繋がったLS−K711とLS−K1000を聞き比べられる機会がありましたが、恥ずかしながら大きな違いが実感出来ませんでした。これは二種類の差が少ないと言うより、ミオさんに音の違いが理解らないと言う事で本当に恥ずかしいのですがね(死)。い、いあ、でも、騒がしい店内で、しかも其其別の曲ですから、仕方ないのですよ!(汗) うん、そうに違いありません(ぇー
 閑話休題。
 同アウトレットセールではR−K711の上位機種に相当するアンプR−K1000とCDプレーヤーDP−K1000が一時は売られていた事もありました(頻繁にラインナップが変更されているので今はありませんが)。それを見た時は欲しくなりましたし、抑抑、最初にR−K711ではなく其方の組み合わせを買っていれば選べるスピーカーの幅が広がり、将来性がグッと高まっていたのではと悔いる事もあったのです。尤もそうは言いつつもR−K1000、DP−K1000、そして適当なスピーカーとなると価格も上昇しますから当時のミオさんには買える筈が無かったのですがね。何と言ってもR−K711とLS−K711を合計35k以下で買っているのです。逆に言えばこれが出せる限界でした。だから――強がりとかではなく――最善に限り無く近い選択だったのです。そしてそういう意味では、最初に狙っていたK−521にしなくて良かったと心底思います。其方を選んでいたらそれこそ本当に後悔していたでしょう。あの時は深く考えませんでしたが、小生がミニコンポの購入を検討、決心した頃に偶さかアウトレットセールのラインナップにR−K711があったのは僥倖でした。沁沁と思います。
 時に昨日は欲しいスピーカーがあると書きました。諸諸の理由で直ぐに買い替えは無理と申し上げましたが、それ以外にも大きくて切実な理由があります。それは置き場所と言う物理的な問題です。現在のスピーカーをテレビ台の上でテレビの両脇に設置しているわけですがこれが限界一杯で、これ以上に大きなスピーカーでは置けなくなってしまうのです。それを解消する為にも、そしてもっとまともな設置をしたい為にも、それ以前より欲していたスピーカースタンドが必要となるのですが、スピーカースタンドを置く場所そのものが存在しません。だからスピーカースタンドも諦めざるを得ません。ハヤミのスピーカースタンドならアマゾンで一万強と言う低価格で買えるのですよね。その製品でも現在よりは余程まともな設置になるでしょうし、その現実的に手が届く手頃な価格に益益欲しくなってしまいますわ。


 弐拾壱日 火曜日

 侵略!イカ娘最終回。
 面白かったのですが特に語る事もありませんな。しかしこの監督は、どうしてドクロちゃんでこの面白さが出せなかったのでしょうか。

 七日の日記で最後にちらりと書きましたが、ミニコンポでCDを聞いているとどうしても新しいスピーカーが欲しくなってしまいます。現在使っているのはケンウッドLS−K711でして特に悪いスピーカーだとも思っていないのですが、これをもっと良いスピーカーに替えたらどんな音になるのだろうかと慾が絶えません。
 それで新しいスピーカーが欲しいと最初に目をつけたのがタンノイマーキュリーF1カスタムです。評判が良いのですがとても低価格で、これならば少し頑張れば今直ぐにでも買えるのではなかろうかと心を揺さぶられてしまいます。結果論になりますが今から思えば、最初にスピーカーを買う際に此方を選んでおくべきでした。しかし如何せんあの時はオーディオのオの字も知らず――それは今でも変わらず,齧ろうとペロペロ嘗め回しているだけなのですが――メーカー推奨の純正品を買うと言う選択肢がありませんでした。ところでマーキュリーF1カスタムが欲しいと言っていますが実際に聞いた事は無く、単にウェブ上で見かけた意見のみで判断しています。スピーカーは見るものではなく聞くものなのですからナンセンス極まりないでしょうが、どうせ聞いたとて音の違いを聞き分けられるわけではないのですから仕方ありません(ぉ それに見栄を張って試聴しようにも量販店では売っているのを見かけず、オーディオ専門店に入る勇気は無いのです。
 さて手頃な価格で欲しいと思わせるF1カスタムですが、最初に買うのならともかく買い換えるのならどうせならもう少し上の価格帯も、と更なる慾が生まれます。
 それで実売価格が五万前後で探してみるとB&W685、DALI LEKTOR2、オーディオプロBLACKPEARL V3、QUAD 11L2の四つに物欲を刺激されました。後半二種は例によって例の如く試聴経験はありません(死)。
 この何れかが本当に欲しくて欲しくて堪らないのですが、冷静になると現時点でこれだけの金額はかなり厳しいです。不可能ではありませんが実質的には無理と言って差し支えないでしょう。それに現在のスピーカーを購入してから未だ半年と経っていません。それで買い換えると言うのは幾ら何でも早過ぎて勿体無いです。だからせめて購入して一年くらい経過してから、その時になって初めて買い替えを検討する事にしましょう。
 どちらかと言うと金銭面の方が大きいのですが、以上の二つの理由により現在は新しいスピーカーを諦め、買い換えると言うのを一度完全に封印します。封印している筈なのですが、やっぱり欲しくなって、そしてまた同じ流れを辿ると言うのを何度も何度も繰り返している日日です。
 当座の目標としては新しいスピーカーなのですが、何時か高級ステレオシステムを揃えたいと言う夢があります。しかしこれは小生には過ぎた夢で、そして途方も無い夢です。全てが順調に進むと言う楽観的な仮定の上に節約と言う前提条件を加えても、夢の一端に手が届くのは四五年後となる事でしょう。四年後、五年後・・・口にすれば一言ですが長く長く、遠い遠い話です。その頃には売られている製品も今とは少しずつ変わっている事でしょう。しかも節約してそれです。だからスピーカーを買い換えたり、或いはパソコンが故障して新しく買う事になれば、更に数年は延びるでしょう。絶望的なまでの遠さです。
 中身に拘泥せず単品コンポーネントステレオと言うだけであれば、エントリークラスの製品ならば即座に手を出す事も不可能ではありませんし、ミオさんの耳にはそれでも弁えないほどに分不相応な贅沢でしょう。しかしオーディオのいろはを解さないミオさんはどれほど贅沢な音であってもそれでは満足が出来ず、結局は当初の目標が欲しくなるので、結果的に勿体無い無駄遣いとなってしまいます。だからその誘惑には耐えましょう。忍びましょう。耐え忍びましょう。
 抑抑現在のミニコンポにしたって、ラジカセよりも少しだけ良い音が聞ければと、K−521が欲しくなったのが始まりです。その時点ではK−521を買えばそれで満たされると信じて疑いませんでしたが、実際はそれよりも上位のR−K711を買ったのに現在の有様ですからね。妥協したらどうなるのか誰の目にも明らかです。
 そんな風に新しいスピーカーを、そして憧れのステレオに夢を馳せ、溜め息を吐く日日を送っている今日この頃です。


 弐拾日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×ブリッジ 『12 BRIDGE×2』
星「然う然う二人並ぶと絵になるぜ。(赤と緑で)」
 赤と緑とか酷いですな(笑)。リクと星の心の声が笑えます。
 エンドカードが種村有菜で驚愕しました。

 ジャンプ。
 テイルズシリーズ最新作にして十五周年記念作品のテイルズオブエクシリアの情報が載っていました。記念作品のキャラクターデザインをいのまたむつみと藤島康介の二人で担当と言うのは予想しておりましたが、いのまたむつみが女性主人公で藤島康介が男性主人公と言うのは逆ではないかと言う思いがあります。いのまたむつみは何よりも男性のデザインが秀逸だと思うのですよね。ミラ=マクスウェルのデザインは決して悪くなく、ボリュームたっぷりの髪は素晴らしいのですが、男性をデザインしたらもっと素晴らしい事でしょう。藤島康介は藤島康介で著作の傾向からすれば女性デザイン向きではないでしょうか。どうもミオさんの好みとは正反対でした。
 それからPSPでFF4が出るらしいです。FFでは4が好きなのですが、正直、またと言う印象は拭えませんな。それにPSPではFF1・2の悪い前例があるので好意的に受け取れません。それにしてもPSPのFFリメイクは2Dで、DSのFFリメイクが3Dなのが不思議です。ハードの特性としては逆の方が合ってそうなものなのですがねぇ。
読切 黒鉄‐クロガネ‐
 非常に珍しい事に面白い読切でした。ただ読切だからこそ面白いので、もしもこれが連載になって剣道部員として頑張る話になったら興味は半減します。基本的にスポーツ漫画は好きではないので、日常コメディかバトル漫画になるのなら面白そうです。
ドタバタJヒーロー!?大掃除de大爆笑四コマ漫画
 四コマはどれも語るほどのものではないので置いといて、作中の人物が提案したと言う仮定のジャンプマークなのですが単にその人物の外見を似せただけのものも見られました。ちゃんとその人物だったらどういうマークを考案するのかが重要です。
べるぜバブ
 禅とトラの会話が面白かったです。
こち亀
 別にこういう話でも良いのですが、署長と部長が雰囲気を崩し過ぎでしょう。部長の役割が単に両さんを罵倒するだけになっています。
ほけしに
 三途川が乙女と言うのは年齢に無理があります。田村ゆかりが十七歳と言うくらいに無理があります。以前にも言いましたがあたしの中で三途川の声は村さんがドンピシャです。


 壱拾玖日 日曜日

○スーパー戦隊VSシリーズ劇場 獣拳戦隊ゲキレンジャーVS轟轟戦隊ボウケンジャー(前編)
 道場破りなのにブルーサに敬意を表すると言うのも変な話ですね。
 何と、この番組は次回で終了ですか。見た事が無いゴーオンジャーVSゲキレンジャーが見たかったですし、劇場で見たシンケンジャーVSゴーオンジャーをもう一度見とうございました。

○天装戦隊ゴセイジャー epic44 『究極の最終決戦』
 五人が力を合わせて放った必殺の一撃がナイトさんが使ったのと同じ技だったのですが、それによりたった一人でそれを使ったナイトさんの凄さを改めてまざまざと見せ付けられました。
 事ある毎にメタルAをロースペックと罵るロボゴーグですが、彼女を作ったのは他ならぬロボゴーグ本人なのですよね。そんなに自分の失敗を主張されても困ります。
 メタルAの自爆が予想に反して見るからに小さな爆発でした。ゴセイジャーがその威力に慄いていましたがこれではその言葉に説得力がありません。
ロボゴーグ「奴らは未だ生きている・・・! 矢張りメタルAは、救いようの無い失敗作だな」
 いあ、原因は爆発の威力が低かった事と、爆発前にメタルAが苦しんでゴセイレッドの戒めを解いたからです。全てに於いてロボゴーグの設計に問題があったと言えるでしょう。
 一度は四散したロボゴーグが、残っていた頭部だけで自分には再生能力があると偉そうに嘯きます。しかしその救済セルが自らの意志では発動出来ず、ブレやんにスイッチを押して貰うと言う非常に情けないものでした。他人に発動を任せている時点で不死身とは程遠いでしょう。
 満を持して記憶を取り戻していた我らがブレドランが反旗を翻しました。長い雌伏の時を乗り越えての復活劇だけに、見ている此方も感慨深いです。嬉しそうに語るブレやんに拍手を送りたくなりました。しかしブレやんの裏切りを見抜き逆手にとって罠に嵌めた幽魔獣と、見事に謀られたロボゴーグが対照的ですな。前者の優秀さと後者の情けなさが際立ちます。
 人間を否定し恐怖による支配を謳ったロボゴーグが、実は誰よりも恐怖に怯える人間の本質そのものであると言うブレやんの言葉に頷けました。
 ブレやんはゴセイジャーが力を使い果たすのを待っていたのと言ったのに、その場を見逃しては何の意味も無いではありませんか。折角立てた作戦が無駄になっていますよ。これは些か萎えます。
 ブレやんの下克上で大いに盛り上がったのに次回はそれを台無しにする正月総集編ですか。この時期は終盤に向けて話が加速していく大切な時なのですから、お正月を題材にした話は入れないで欲しいです。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第15話 『メダル争奪と輸送車と器』
 ロープで縛って閉じ込めても動きを封じられないヒロインと言うのが凄いですね。
 メズールがカザリなんかの策に嵌ってしまいますか。カザリが怪しいのは理解っていたのですから、易易とメダルを奪われないで欲しいものです。
アンク「ほぉ〜、比奈を見て勘違いしているなら言っとくが、あれは特別だ。お前じゃ俺に勝てない」
 アンクが比奈に負けている事が認識出来る台詞ですな(笑)。
 圧倒的に強いサゴーゾコンボが相手が複数だからと劣勢になっているのはこれまでに比して描写が一貫しておらず違和感がありました。素早い動きで対抗する為にメダルをチェンジするにせよ、重力操作で敵に動きを止めてから悠悠とメダルを入れ替えてくれたらサゴーゾの強さが感じられたのですがねぇ。
 今まで気付きませんでしたがメダジャリバーでオーズバッシュを放つ際は専用の音楽が流れますね。キバのダークネスムーンブレイクに比べるとあっさりとしていますが、それでも矢張り必殺技に専用のBGMが用意され、それが定番として使われ続けるのは嬉しいです。そのBGMが流れて来る事で「おぉ、必殺技だ!」と盛り上がりますからね。

○ドラゴンボール改 『新しい神様!ドラゴンボール遂に復活』
 サタンの声はコルド大王と同じく大友龍三郎が後任者だと思っていたのですが、全く異なる方でした。似た系統にするのではなくガラリと変えてきましたね。
 ベジータが精神と時の部屋から出て来てピッコロと視線を交わす場面が、二人がお互いを意識している感じで好きです。
 サタンだけではなくアナウンサーの演者も別の方なのですね。Zでは特徴的な声で見事に憎たらしい感じを出していました。

 スタドラ輝タク。
 もうおとな銀行の頭取と戦うとは驚愕しました。しかし幹部の一人なのに何の苦戦もしないのですね。こんなに早く幹部が敗北とは意外でした。
 初登場してからマンティコールのハイテンションで個性的な言動と振る舞いが好きなのですが、目立ったのは最初のみでその後は落ち着いてしまいましたね。もっと派手に画面内を暴れて欲しいです。


 壱拾捌日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #11 『刺突抗剣(スタブソード)
 相も変わらず的外れで珍妙な副題です。今回の何処に刺突抗剣が関係したと言うのでしょうか。元春の台詞ですか? それだけでは根拠が弱いですよ。
 真剣な表情でインデックスの腹部に顔を埋めている上条さんに笑わされました。変態さんですね。
 原作では小萌がステイルが未成年である事を看破していましたが、アニメのステイルは未成年には見えないそうですね。うん、私にも見えません(ぉ
小萌「貴方は受動喫煙と言う言葉をご存知無いのですか!?」
 それは現実で身近に居る喫煙者に本当に言いたいです。喫煙者(お前ら)が受動喫煙と言う言葉を知らないと言うのなら、素知らぬ顔で毒をまくって言うのなら、そんな幻想は俺がぶち殺す!!
当麻「えー・・・・・・姫神。あれは止めなくて良いや」
 はぅぅ、原作だとこの後に続いた「むしろアイツは一度、小萌先生に本格的に叱られた方が人生のためだ。なんていうか、これまでの生き方全部に対して説教されるべきだね」が無くなっているぅ。それに「あの馬鹿は小さな女の子に絡まれると死ぬほど喜ぶから、放っといても大丈夫だよ」も無いし、ステイルのジェスチャーを当麻が気持ちの悪い投げキッスと勘違いし本気で身構える場面もありません。寂しいです。
ステイル「・・・・・・、良いんだね(、、、、、)?」
 決して必要以上の言葉を使わずに、この一言で全てを込めて問うのが格好良いです。
小萌「ようは、姫神ちゃんは上条ちゃんが気になってるのですか?」
 それは端折り過ぎです先生。間違えていませんが間の言葉をきちんと挟んで下さい。
 それにしてもこんなに秋沙が喋っているのは久し振りですなぁ。懐かしいです。原作を読んでいた頃に秋沙の出番が少ないとか影が薄いとか思っていて、やっとスポットが当たった時でした。今は秋沙の影が薄い事すら思わず存在自体を殆ど思い出さなくなっていたので、久方振りに当時の感覚を思い出しました。
 ステイルの「ニコチンとタールがない世界の名前は地獄と言う。そして僕のような善良で敬虔な子羊は、地獄に落ちるような事があってはならないんだ」と言う台詞が無くなっているのが残念です。
当麻「俺達も急がないと!」
ステイル「何処(、、)へ?」
当麻「土御門のところに決まってんだろ!」
ステイル「だからそれが何処(、、)かと聞いているんだ!!」
 静かな口調で苛立ちと怒りを感じさせるステイルが素晴らしいです。言うまでもありませんがステイルは決して仲間が死んでも何とも思わない様な非常な冷血漢ではなく、仲間を守る為に敵の血を流す事を厭わない男です。
 元春のステイルや当麻への謝意、そして自身が裏切り者であると語った心情がカットされたので、彼が名乗りを上げるも魔法名の重みが薄れてしまった気がします。
 火織の名前を出してオリアナを謀った元春のブラフが巧いのですが、原作では中途に合った筈の裏切りの刃は誰を刺すと言う表現が無くなっていたのが残念です。
 秋沙から大量の血が噴出す場面は、秋沙視点で京極夏彦が書いたら凄く怖い事になりそうですなぁ。ぶつかった相手が笑顔で許してくれた直後の惨劇と言うのが恐怖感を煽ります。それにしても鵺の碑が発刊されるのは未だなのかしら。
 突如として、女の表情が一変した様な気がした。或いはそれは私の勘違いか――眩暈の様なものだったのかも知れない。躰と躰が触れた事が、そんなに激怒させたと云うのであろうか。常識の範疇ならばそうではないと思うのだが、世の中にはそういった類の人間も居るのかも知れない。それに何より悪いのはぶつかった私だ。
 ごめんなさい、と、謝罪の言葉が口の端から漏れて、それで最初は笑って許してくれたのだ。いや、本当に相手が何を思ったのかなど私は知らないから、ただ私からは許してくれた様に見えたと言うのが正確である。微笑んでいる様にも見えたのだが私の視覚情報と現実を認識する能力が信頼に足るのかどうか、今となっては自信も無い。
 その全てを射抜く形相がちらと映った。
 あれは――私を見ていたのであろうか。いや、彼の者は私の事など見ていないのだ。まるで私は此岸に居ない様に、私の姿は無視されていた。その女が見ていたのは、姫神であった。私と行動を共にしている少女の服が濡れて透けた胸元を注視しているのではなかったか。同時に姫神が苦悶の表情を浮かべた。彼岸から手招きされているのが見て取れる狂気の表情である。
 血だ。一目で致命傷と判断が可能な量の赤黒い液体が、姫神の腕から、足から、腹から、全身から並並と噴出した。
 あの女の仕業に違いない。あの女は何もしておらず、物理的に不可能な話に相違無いのだが、そうに違いないのだと――滑稽に聞こえるかも知れないが私には断言が出来た。あの睨付ける視線で――姫神を殺したのだ。

 余談ながら最近読んだ中で最も恐かったのは、『ZERO(麻生幾)』で主人公の部下が死ぬ場面でした。あれが本当に恐くて、小生が大別してライトノベルと呼ばれ分類される作品を好む理由・・・ひいては一般文芸と所謂ライトノベルの境界が見えた気がしました。ライトノベルにも凄惨な場面はありますし、それを生生しく綴る方も居られますし、精神的に小さくない衝撃を味わう事も少なくありません。しかし、舞台がどうとか、文体がどうとかではなく、感覚的に過ぎないものなのですが対象年齢の差と其処から生まれる微かな境界が見えた気がしました。だから小生はライトノベルの方が好きなのです。
 ステイルの人払いの術式だけは画面に文字が表示されるのですね。
 ステイルが当麻に斃れた秋沙を跨いで前へ進めと言う場面が些か軽くなってしまいましたなぁ。それにステイルが秋沙を三沢塾から助け出したと言う台詞も残して欲しかったです。

 本日公開の仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat. スカル MOVIE大戦COREを見て参りました。
 ミオさんが見に行った劇場は事前に座席指定券を購入しておかなければならず、急いで買いに行っても残っている空席の数が少ないのが毎回の常なのですが、就中今回は混雑しておりました。その事から予想されていたのですが劇場の混雑具合も過去最高だった気がします。あたし自身はオーズが大好きですがまさかこれほどの人気とは思わず意外な気持ちを抱きました。
 本日はもう余裕が無いので改めて感想を綴りたいと思います。


 壱拾漆日 金曜日

 まんがライフ二月号でお父さんは年下が最終回でした。それほど好きでもなかったので構わないのですが、寧ろ驚きは空きでもないのに連載第一回から最終回まで読んでいた事です。何でミオさんはこれを読んでいたのですか?(知らんがな)

 今日のうろ覚えアニメソングのコーナー!
 このコーナーは脳裏に突然浮かんだ歌が何の曲だったのか思い出せず頭を悩ませる、そんな一時をお送り致します。(←此処まで十四日の日記からコピペした使い回し)
 さて本日のお題は「出逢ったこと 信じること」、これです。女性歌手が唄うアニメソングで深夜帯ではなく夕方に放送される女児向けアニメと思われます。もしかしたらキャラクターソングかも知れません。
 以上の情報で脳内を検索しておりましたが該当しませんでした。長丁場を覚悟したものの豈図らんや、数分後にイカ娘のEDだと気付いたのです。そりゃ上記の条件では一致する筈がありません。だって深夜アニメなのですから(ぉ
 的外れではありましたがそれでも、イカ娘なら女児向けアニメと錯覚したのにも何となく納得出来ました。

 伝説の勇者の伝説最終回。
 最終回と銘打たれていますが中身は終わっておりません。そんなアニメは無数にありますが矢張り一つの作品として終わっていない事は如何なものでしょうか。しかし同時に、恐らくは原作に忠実に作られたのであろう事が窺えます。アニメとして完結していないのも業腹ですが、だからと言ってアニメオリジナルで終わらせられるのも頂けません。果たしてどちらが望ましいのか難しいところですが、勿論原作に忠実にそして最後まで放送して綺麗に完結するのが良いに決まっています。それは理想でも何でも無く、達成して当然の最低限だと思います。
 綺麗に完結していない事に不満はありますがそういう根本的な点を除外すれば悪くありませんでした。内容はさっぱり理解出来ませんでしたがね(ぉ シオンに二つの人格があるのはどう言う事なのですか? ライナから出てきた女性は何者ですか?
 しかし改めて前回の放送を録画しなかった事に憤りを覚えます。ミオさんの莫迦莫迦莫迦ッ! どうして前回の放送を録画しなかったのさ!!
 もう一度最初からきちんと見直したくなりましたわ。前回は言うまでも無いとして、何時ぞや二人のシオンが対話していた「だったら、闇からライナを救ってみせろ! どうせお前には出来ない。お前に出来るんなら、とっくに俺がやっている!!」とか良かったですなぁ。


 壱拾陸日 木曜日

○えむえむっ! 『失われたメモリー』
 原作五巻同名エピソードのアニメ化です。
嵐子「僕と結野さんは、どんな関係だったのでしょうか?」
 常に殴られる関係です(ぉ
太郎「やっぱり違いますよね。こんなに優しくて、可愛い人が僕の彼女なわけ・・・」
嵐子「恋人だもん・・・恋人同士だもん!」
太郎「やっぱりそうだったんですね! 嬉しいなあ、僕にこんな恋人が居たなんて!」
 一瞬の間に“やっぱり”の使い方が正反対になっていますがな。
 前回から由美の声がテンションが上がると面白い事になっていますね。もう勢いだけで押し切っている感じです。
 近親相姦、恋人を孕ませる、同性の親友に襲い掛かる、女装趣味・・・こうして一つずつ並べ立てると変態のオンパレードですね(笑)。記憶を失った太郎が絶望するのも道理です。記憶を失っている時に貴方はこんな人だと説明されたら死にたくなりますよ。
嵐子「い、居ないから! あ、赤ちゃん居ないから、まだ!」
 まだ(笑)。まだて。これから出来る予定があるのですか嵐子さん?
 タツミ・アントワネットにタロ子とは、Bパートのアイキャッチが最高に素晴らしいです。
 ノアが出て来ないと思ったらキリンの中から登場と来ましたか。
ノア「ノアは砂戸君の恋人・・・いえ、アダルトな香りいっぱいの愛人なのです!」
 愛人で良いのですか(笑)。たゆねみたいな事を仰いますね。
 動物園から去る嵐子の走り方が変で笑いました。何でそんな踊りながら走るのですか。
嵐子「美緒さんこそ、タローのことどう思ってるんですか!」
 変態だと思っています(ぉ
 さて此処から、アニメはどう終わらせるのですかねぇ。1クール作品であろう事を考えるとアニメオリジナルで完結しそうな嫌な予感がするのですが、原作に忠実にして欲しいものです。

 ポケモンを見ました。
 ベルが登場しましたが原作ゲームとは違った性格なのですね。しかしこれが個性的でとても面白かったです。アイリスよりもこのベルこそレギュラーにして欲しかったくらいです。
 その彼女がポケモンをチャオブー一体しか持っていないのを笑いましたが、冷静に考えるとチャオブー一体で押し切る戦い方はミオさんがゲームで行っているそれです。親近感が湧きました。
 ところでベルは、大きいですね。いあ、身長が高いとか、体格に恵まれているとかではなく、一人だけ微妙にスケールが異なっている様な不自然な大きさです。単独だと小柄そうな印象なのに、サトシと並ぶと本当に大柄な女性に見えますよ。


 壱拾伍日 水曜日

 うぇぶらじ@電撃文庫第16回を聞きました。
 どうしてもレギュラーパーソナリティの声優二名が邪魔ですなぁ。これまでずっと聞いてきましたがかなり厳しいです。作品紹介もだらだらと長くて飽きてしまいましたよ。尤もだからと言って、おかゆ一人に回せる力があるかと言うとそれも難しいです。今回もゲストが番組に馴染めていなかったのはパーソナリティの力不足なのですから、現状の声優二名をちゃんと番組を綺麗に回せる交替して、それにおかゆと三木さんの組み合わせで聞きたいです。またドクロちゃんねるが聞きたいですなぁ。
 ゲストの話にありました銀行員が使う鍵盤と言うのはひょっとしてリアルフォースでしょうか? 非常に耐久性に優れており他の商品より高価なものの一生使えるので元は取れると好評の製品ですよね。
 小生はメカニカルキーボードが好みでして数年来マジェスタッチの黒軸が欲しいと思い続けているのですが、敢えて鍵盤を買うのに今一歩踏み出せず買えないで居ります。それと噂によればマジェスタッチはチャタリングの発生率が高いと言う事も躊躇させる一因です。
 現在はパソコンに標準で附属している鍵盤を使用していますが、これが使い難い事この上ありません。これまでの人生に於いて尤も使い辛い鍵盤です。現在でこそ多少は慣れましたが、当初は誤打が頻発していました。そういうはっきりとした動機がある時こそ鍵盤を買う好機なのですがね。

 疾うに応募締め切りが過ぎており遅きに失した話題なのですが、先月、クラブニンテンドー2010年度プラチナ会員特典が発表されました。
 ハンカチーフ、カンバッジ、カレンダーの中から何れか一つを選ぶ形式だったのですが・・・え、選べないっ! 迷いに迷ってとてもではありませんが一つに絞れませんよ!! ええ勿論、どれも魅力的で欲しいから・・・ではなくどれも要らないからです(ぉ
 毎年毎年景品の質が下がっていると言われ続けながらも、あたしはゴールデンハンドルや復刻版ゲーム&ウォッチにある程度は納得していました。しかし今回ばかりは唖然呆然愕然とします。流石にこれは酷いと言わざるを得ないでしょう。
 結局迷ったままハンカチーフを選択しました。小さな親切余計なお世話にも他の景品もポイントとの交換で選べる様になっていましたが、言うまでも無く交換はしなかったです。
 ミオさんがポイントを集め始める前にあったスーパーファミコン型クラシックコントローラーがとても素敵なのですが、もうそういうのは出ないのですかね。同スーファミクラコンは近所のファミコンショップで見かけた時に買わなかった事を未だに後悔しているくらいですよ。


 壱拾肆日 火曜日

 今日のうろ覚えアニメソングのコーナー!
 このコーナーは脳裏に突然浮かんだ歌が何の曲だったのか思い出せず頭を悩ませる、そんな一時をお送り致します。
 さて本日のお題は「光を〜♪」、これです。何かのアニメ主題歌であった事は確かで、ちょっと低めの女性ヴォーカルが特徴です。
 永遠に思い出せず永久に迷宮入りの危険も囁かれましたが、今回は運の良い事に数十分の熟考で無限のリヴァイアスのOPと言う答えに辿り着けました。これですっきりです。やったねミオさん!
 こういう事を逐一記録に残しておくのは、打鍵する事でより印象深く記憶を刻み付け、少しでも忘れない為に、或いは忘れた時の為なのです。

 まんがタイムラブリーでミオさんが読んでいるつぼみ園、天使な小悪魔、うさぎのーと、あねざかりが挙って他誌に移籍する事が、最新1・2月合併号で発表されました。衝撃的と言うよりない急展開に驚愕を隠し切れません。抑、月刊誌が合併号と言うだけでも驚くに値するのですが、どうやらこれを境に雑誌のカラーをがらりと刷新してリニューアルをするみたいですね。終了の憂き目に会う作品も多多ある様子で、読んでいる作品が全て生き残るだけでも幸運だったでしょう。さて当然注目が集まるリニューアル後のラブリーですが、次回予告を見るとさっぱり面白そうに思えません。全く興味を惹かれないのです。第一、本格ストーリー四コマと言うコピーが既に厳しいです。ラブリーはタイム系列では最も雰囲気が好みだったのですが、どうやら完全に逆となってしまいそうです。これだけ趣が変わると現在のファン層もごっそり抜けてしまうでしょうし、実質名前が同じだけで別の雑誌になると言った方が正しいでしょうね。好きだったラブリーがこんな事になってしまうのが残念です。

 ギョーカイ時事放談第125回が最高の面白さでした。前回に続いて上田耕行がゲストでしたが、場が暖まってきたのか前回以上の面白さです。四人の距離感が心地良く、大好きだったギョーカイ時事放談の空気が味わえました。これが聞きたかったと快哉を叫んでおります。


 壱拾参日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×ブリッジ 『11 BRIDGE×2』
 アマゾネスが実は星が好きだと判明した後の、リクの「星のどこが俺よりよかったの??」がアニメでは削られてしまいました。大好きな台詞でしたから本当に残念です。荒川のアニメはこの辺りは原作に忠実なので安心していたのですがねぇ。
シスター「水着が流されてしまったわ―――!」
 この台詞が来るのは理解っていたのにそれでも大笑いしました。最高です。しかしシスターが言った時だけ素に戻って引く亀有三人組は酷いぞ(笑)。
 アマゾネスが星に告白する時に流れるBGMは第一期の頃から度度使われていますが、良い音楽ですよねぇ.
 Cパートの引力メイクに見覚えがあったのですが、原作にもあった描写でした。微妙に削った部分をCパートで補完していたのですね。
ニノ「リク、お前荒川アンダーザブリッジDVD&ブルーレイ五巻の表紙になっているじゃないか」
リク「あぁ、はい。何だか、照れますねぇ」
ニノ「もう、あっちは諦めたんだな?」
リク「え゛っ!」
 原作単行本のネタですか(笑)。予告でこんなネタを出してくるとは思っていなかったので笑いました。しかしこれを使うのなら、本編でもニノの単行本表紙になれる者なれない者の差と言う台詞を削るべきではなかったのではないでしょうか。あれがあった方が分かり易かったでしょう。
 金星出発に向けて関連するエピソードがアニメ化されていますが、それとは関係の無い猫を拾う話とか、リクがシスターの教会を掃除する話とか、マリアが白線渡りに挑戦する話とかもアニメで見たいですなぁ。

 ジャンプ。
ブリーチ
 今更なのですが雨竜さんの家と一護の家は商売が同じなのですね。父親同士が大学の同級生だったりするのかしら。
読切 サジタリ
 主人公が野球よりも弓道を好きになる過程に説得力がありません。自分の負けを認めて野球を再開する方が自然にすら思えます。
 それはそうと、酷いですね。何年も前から思い続けていますが、ジャンプの手持ちがこのレベルの作家しか居ないのは絶望的な状況ではないでしょうか。
リボーン
 ジュリーの正体がD・スペードだったのは意外でしたが、骸に似た雰囲気を漂わせている事も、クロームの内臓を作れるほどの幻覚を生み出せる事にも得心が行きました。炎真と戦っているよりもずっと盛り上がってきます。
 しかし全てを仕組んだ黒幕だがジュリー事D・スペードだったのなら、炎真が事を起こす決定的となった手紙が風で吹き飛ばされたと言うしょうもない理由も、ジュリーが手を回して手紙が綱吉の元に渡らない様にした方が良かったのではないでしょうか。手紙が風で吹き飛んだとか考える作者も作者ですが、それを通す担当も担当でしょう。どんな展開でも頭から離れなくなってしまいましたよ。
めだボ
 植物を操るまでも無く腐葉土を作れる時点で荒廃した腐花(ラフラフレシア)が過負荷の有効利用出来ないと言う条件から外れてしまっていますなぁ。その条件を満たす能力を考えるのは難しいかも知れませんが、それが過負荷の過負荷たる所以なのですから頑張って頂きたいです。
 時に何がどう兎なのか理解らない火付兎なのですが、サブプレイヤーは誰でも良いと言うので高貴ちゃんの参戦を期待したのですが希望は叶わず善吉が出場しました。高貴ちゃんが好きな身としてはめっきり出番が無くなってしまった事が哀しいです。中学時代に荒れていて禊の側近だったと言う過去から、実は高貴ちゃんは過負荷に近い存在で戦挙の最中に過負荷に目覚めて無双とかそういう格好良い展開も夢想したものですが、夭歌に先を越されてしまった現在では二番煎じにしかなりませんし、何より中学時代の高貴ちゃんが破壊臣だった事に深い理由があるわけではなく、単に苛苛していただけと言うのが問題外でしょう。泣けます。
 そして会計戦が始まったばかりで気が早いのですが、副会長戦は誰が出るのでしょうかね。宗像形、高千穂仕種、雲仙冥加、鍋島猫美と助太刀の人材には事欠きませんが、代理が許されていると言っても空位なのに代理は認められないでしょう。そうなると誰か副会長に就く人間が出るべきとなります。それが早くも決まるのか、或いは副会長戦を棄権してしまうのか、展開が読めません。それか都城王土が出るも箱庭学園の生徒ではないと言う事で戦挙に出ても副会長にならないで終わるとかでしょうか。しかし生徒ではない人間が戦挙に出るのが許されるとは思えませんな。どうなるのか楽しみです。


 壱拾弐日 日曜日

○天装ゴセイジャー epic43 『帝国総攻撃』
 命令に従う様にプログラミングされている筈のロボットなのに、恐怖による支配を謳うのは違和感があります。マトリンティスは機械帝国、ロボットの組織と言うのが全く活かされていません。全ての機械組織ロボット軍団がそうである必要はありませんが、複数の組織が入れ替わりに登場するゴセイジャーでは個個の組織は冒険せずにストレートにするべきではなかろうか。
 レオンセルラーが使えた事よりナイトさんの攻撃が、ロボゴーグの取って置きである厄災のデストラクションと互角だった事の方が驚きです。大仰な動作もせず出した攻撃なのにこの結果なのですから、何れにせよロボゴーグに勝ち目は無いでしょう。
 ゴセイジャーのテンソウダーに力を取り戻してナイトさんが倒れてしまいましたが、もしかしてナイトさんは死んでしまったのでしょうか。それにしては五人の反応が小さいですから、単に一時的に気を失っただけですよね。
 矢張り何度見ても名乗りの背後に爆発があるのは最高です。
 前回のOPに続いてEDの歌詞も二番になりましたね。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第14話 『プライドと手術と秘密』
 くっ、しまった! チーターメダルを奪われたッ! 俊敏な動きを可能にするチーターメダルが奪われたのは痛いぞ!! え、トラメダルも奪われた? あ、それは別に良いです。
映司「もう一枚あったんだトラ。良かった」
 トラなんかよりチーターメダルがもう一枚あった方が良かったです。
 前回トラメダルでは斃せなかった屑ヤミーを後藤さんが片付けました。即ちトラメダルよりも武器を持った後藤さんの方が強いのですね。
 誰も言及していませんが後藤さんがまたオーズを撃ちましたよ? オーズもアンクも、後藤さんの誤射を当然として受け入れているのでしょうか。
アンク「見つけた! 俺のコアメダルだ!」
 次回予告のアンクが心から嬉しそうで、見ている此方も温かい気持ちになってしまいます。あれだけ欲していて、そして不自然に見つからなかった自分のコアメダルを漸く発見したのですから、嬉しくない筈がありませんよね。一悶着ありそうですが何とか無事にアンクの手に渡って欲しいと切に願います。

○ドラゴンボール改 『破られた休息!防衛軍、セルに総攻撃』
悟空「そうか? オラなんか亀仙人のじっちゃんのとこで修行していたのが、昨日の事の様に思えるけどな」
 悟空にとっては初めて同年代の友達と呼べる存在が出来た日日でしたからね。とても楽しい思い出だったのではと推察されます。この川辺でのやり取りは改めて悟空とクリリンが親友である事が感じられるのでとても好きな場面です。
 クリリンが石を投げて悟空にぶつけるのは昔から良く覚えていますなぁ。変に印象深いです。
 精神と時の部屋から出て、桁違いにパワーの上がったと評され、ベジータも密かに焦りを覚えるピッコロの様子が非常に格好良いのですが、その実力が全く発揮されずに終わってしまうのが哀しくてなりません。
 悟空が新しい神様候補としてナメック星人を探し始めますが、そういえば地球の神がナメック星人ではないといけない必要があるのでしょうか。ピッコロと合体した神が偶さかナメック星人だっただけで、別に歴代の神が全てナメック星人だったわけではありませんよね。カリン様やポポは天界から派遣されていますが、歴代の神がどう選出されているのか謎です。


 壱拾壱日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #10 『速記原典(ショートハンド)
 やっぱり冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)の声が随分と渋いです。禁書第一期でも、超電磁砲でも、そして禁書第二期でも、改めて思いました。
ステイル「上条当麻は、荒れているか?」
 真っ先に当麻を心配するステイルは、当麻への愛に満ちていますね。
ステイル「(誰だって、完璧な訳じゃない。―――だからこそ、自分の未熟を悔いている、か)」
 自分が敗北した相手と言う事で当麻を絶対のヒーローの如く特別視していたステイルですが、この時点で当麻への憧れを乗り越えているのですね。常に理想のヒーロー像を追いかけ続けている鈴科百合子ちゃん一方通行と好対照です。これが当麻の仲間であるステイルと、当麻と対になる裏の主人公である鈴科百合子ちゃん一方通行との、物語に於ける役割の違いにも表れていますね。
 オリアナが乗った自立バスを爆破させる流れは、一一言葉で命令する手順を入れた原作よりも、爆破させた後に説明したアニメの方がスマートですね。
 アニメだと傷を負った後に発言する先刻の術式や同じ攻撃と言うのが、元春に使った昏倒攻撃だと言うのが分かり辛いですなぁ。原作を読み返すまでどれを指しているのか理解りませんでした。「土御門を攻撃した先刻の術式」と言わせるとか、回想を挿入するとかしてくれた方が理解り易かったです。
 オリアナが魔術を使うのに厚紙を咥え、千切る向きや頁数が関係している説明は無いのですか。副題が速記原典なのに速記原典の名前が一回も出ず、魔術の説明すら省くのは如何なものでしょうか。全く副題と内容が噛み合っていません。
 ステイルに刺突抗剣を破壊する様に言われた当麻が、「頼む、ぐらいは言えんのかアイツは」と零すのはアニメでも入れて欲しかったですなぁ。この距離感が大好きなのです。
 チャールズ・コンダーとローラの会話であったローラの言葉遣いに関するやり取りがアニメでは無いのですか。
 アニメだと省かれましたが、原作だとバチカン市国の名前を聞いた当麻が「バチカンって・・・・・・あの、なんか世界で一番小さい国とかってヤツか?」と言う場面がありました。この台詞は読者の気持ちを代弁していたと思います。バチカン市国に対する認識が世界で一番小さい国と言う人は多いでしょう。
 使徒十字(クローチェディピエトロ)の効果を原作の様に具体例と比喩を交えて説明して欲しかったですね。漠然と表面上の効果だけを言うだけではなく、説明の有無で理解度が段違いでしょう。それと今回の副題はペトロの十字架が良かったですなぁ。使徒十字(クローチェディピエトロ)ではなく、ペトロの十字架です。速記原典よりもずっと内容に相応しいと思いますよ。抑、禁書のアニメに単語一つだけの副題は合っていないのですよね。ちぐはぐですよ。そんなに気取らないで『走れ当麻!取り引きを阻止せよ!!』とか『刺突抗剣はフェイク?取り引きに隠された真実!』とかで良いではありませんか。それが野暮ったいなら『オリアナ追撃』とか『真の取り引き』とか『吹寄の想い』とか、そういうのも良いでしょう。小生の稚拙なセンスはさて置いて、単語一つの副題が嫌いなわけではありませんが左右禁書には合っていないと感じる事が多多あります。
 軽い。余りにも軽い。インデックスが繰り出す拳打が軽過ぎた。敵を蹴散らし、吹き飛ばす当麻が力を込めた一撃とは余りにも違い過ぎる、軽い拳なのである。
 美鈴の「気になるなーん」が無くなってしまったのが残念です。
 刀夜にぶつかったオリアナが、自分から突進して来た様にしか見えません。


 壱拾日 金曜日

 伝勇伝を視聴す。
 花火と同時に流れ始める挿入歌が凄く良かったです。蓋し名曲で効果的に働いており感動的でした。この一瞬だけで伝勇伝と言うアニメが名作だったと錯覚してしまいます。本当に素晴らしい話は全体の評価をも変えてしまう好例でしょう。
 それで感動していたら、最後に急展開で驚きました。ずっと葛藤していたシオンですが、とうとうライナを殺す道を選んでしまうのですね。挿入歌の部分から一転してこうなるとは、緩急がつけられていてより印象に残ります。
 しかし本当に素晴らしい回だっただけに、録画しなかったのが悔やまれます。抑、金曜日は伝勇伝、アマガミとそれ町、ヨスガノソラと多数の放送時間が重なっていて苦慮するのですよ。尤も本日の伝勇伝は録画しなかったのであり、これが原因で録画できなかった訳ではないのですが(苦笑)。

 『ラッキーチャンス!G』を読みました。
 珍妙な綾小路に笑いを堪え切れない面面の様子が可笑しくて一緒に笑いそうになりました。作中の人物が感じている面白さを擬似的に体感出来ました。
史郎「私の仕事上の相棒は“どんな時にでも笑っていられることじゃねえ?”と言っていたが、私の意見はちょっと違う。人々の平和を」
 これを言う啓太の表情が容易に浮かび、尋常ではない頼もしさが感じられました。こんな何気無い一言なのに、啓太が言うと何よりも力強く感じられそうです。
 雅人が一度だけ会った川平の犬神使いと言う表現で啓太を回想しますが、その度に何故か口元に微笑を浮かべながら片手をポケットに突っ込んですっくと立っている啓太の姿を想像してしまいます。そしてその想像の中の啓太が本当に格好良いのです。予てより啓太は随一の格好良い主人公だと思っていましたが、それに加えて前作主人公と言う非常に美味しい立場を手に入れた事でより好きになってしまいます。啓太がザ・レディーを爽快に斃してくれないかと夢を見てしまいますが、これがいぬかみっ!ではなくラキチャである限りは無理な相談ですよね。啓太の活躍がまた見たくてなりません。
 啓太に比べると雅人は主人公の器として物足りないです。特に嫌う要素が無いのですが大人しい良い子ちゃんで終わってしまっています。大人しいとか良い子と言うのは性格を指しているのではなく、主人公としてのありようとか存在感とでも言うのでしょうか。好感を得られ易い要素は魅力も併せ持っているのに、全体として主人公としての格が充分と言う域に達していません。計算を超えて勝手に動き出してしまうキャラクタの力が無いのですよね。
 そして啓太と違った形で以前より格好良くなったと思ったのが仮名さんです。八巻での何処までも生真面目で、実直で、決して揺るがない仮名さんの格好良さも相当でしょう。いぬかみでは主要人物の一人でしたが、今作では他作品からのゲスト出演と言う事で違った描写がされています。ラキチャと言う枠組みでいぬかみの仮名さんを俯瞰するとこう見えるのかと、同一の人物を外側から客観的に見た結果と言う感じで興味深いです。描かれ方が出身作品とゲスト作品で全く違うのに違和感が無く自然な印象を保っています。
 速彦「愛している」で終わらせたのが実にまみずらしいですね。
 啓太、雅人、仮名さんと三人の人物に絞ってしまいましたが、全体としては面白かったです。読み終えて「あ〜、面白かった」と本を閉じる事が出来る感じです。数多くの作品の中に於いて類稀なる完成度の高さを誇っているとか、自分が読んで来た作品の中で他の何よりも大好きになるとか、そういうのではありませんが、素直に、純粋に、「あ〜、面白かった」と言える内容なのです。巻を重ねる毎に面白さが安定していっていますね。


 玖日 木曜日

○えむえむっ! 『サディスティック嵐子嬢』
 原作五巻集録の同名エピソードのアニメ化です。
 嵐子が太郎に渡すお弁当が雑巾から煉瓦に変更されましたが、これはどちらの方が良いのか難しい問題ですね。
 霧乃を演じている白石涼子ですが、考えたらこの人の声を久し振りに聞きました。最近は他にどの作品に出演されているのでしょうか。
 タツミ・アントワネットにジャージは似合いませんね。矢張り貴族らしく高貴な装いが望まれます。
 原作にあった静香と智子の場面がカットされましたが、あれは本当に二人を出しただけと言う感じで何の意味も有していないので良かったと思います。
 美緒がアーメンをラーメンと言うギャグは、原作のツッコミが秀逸でした。ラーメンそのものは微塵も面白くありませんが太郎の「・・・・・・驚きだ。この平成の世の中に、アーメンをラーメンと言い換えるようなサムいことをするような人間がまだいたとは。そんな、昭和に置き去りにされたようなダジャレを言う人間が。」と言うツッコミで凄く笑いました。
美緒「燃えるごみに出すわよこのごみ豚!」
嵐子「アニマルドッグ!」
美緒「人間ドッグ!」
嵐子「地理ドッグ!」
 よく理解らない(笑)。これに限らず、そしてこの話に限らないのですが、嗜虐されて興奮している太郎に共感が出来ません。いあ、共感は出来なくて良いですししたくも無いのですが、何と言うか理解が出来ないのですよね。時には意味不明な罵倒が飛んでいるだけなのですが、果たしてそれが嗜虐なのか、と。どうも美緒や今回の嵐子も素直に嗜虐主義者とは思えないのです。ストレートに悪口を言うだけではなくもっと言葉巧みに、被虐主義者の気持ちは理解りませんが理想とする嗜虐はもっと別なのではないでしょうか。単なるギャグ表現の域を脱し切れていない様に感じるのですが、この辺り識者の評価は如何なのでしょう。そしてこれはアニメと言うより寧ろ原作に対する疑問なので、原作の感想に追記するべきでした。
嵐子「ほ、ほら、太郎はドMでしょ? ドSの美緒さんを好きになったら、ドMが加速して危険だと思うの! だから、ドM成分を分散させるって言うか・・・」
 それは逆効果ではあるまいか。周囲がそんな人間ばかりだとそれこそ加速しそうです。
 自分が殴ると理解っているのに触る嵐子はある意味でドSですよね。
 見比べていたのですが存外に原作に忠実でしたね。細かい差異は多多あれど、逆に細かい部分が一致していて驚きました。

 今月の電撃文庫新刊から『ラッキー・チャンス!G』を購入しました。


 捌日 水曜日

 MF文庫J『えむえむっ!2』の感想です。
第一話 そんなこんなでカップルバカップル
 太郎のドM治療で愛の力で治すと言う趣旨で太郎と美緒がデートをするお話ですが、女装した辰吉が登場しその魅力を如何無く発揮してくれた事が最大の見所です。太郎に親愛の証を与えようとしたのには笑いました。美緒の邪魔が無ければ、と思ってしまいますね。
第二話 騒乱だらけのマイホーム
 智子と静香の策略で嵐子が太郎の家に遊びに来るお話です。太郎の部屋に貼ってあったボディビルダーのポスターを見て嵐子が「あんたって・・・・・・もしかして、ゲイの人なの?」と言うところが一番好きです。
 最後には智子と静香がみちるの犠牲になるのですが、この二人に欠片も微塵も好感を持てないのですっきりしました。
第三話 花片未衣の復讐レシピ
 アニメ化されていないお話ですね。
 寝ている美緒の口にフクシュークリームを押し付けて喜ぶ未衣の興奮が、読んでいて伝わってくるようでした。えも言われぬ快感です。
 そして颯爽と女装した辰吉の登場が素晴らしいです。一番偉いのは自分と言い張るのが最高ですな。


 漆日 火曜日

 ギョーカイ時事放談だ124回を聞きました。
 今回から久方振りにゲスト出演する上田耕行は以前にゲスト出演した際にとても面白かったので非常に楽しみにしていました。今でもキノの旅と言われて「あ、KEY THE METAL?」と返したのに大笑いした事を鮮明に覚えております。しかも序でと言っては失礼ですが里見哲朗が出るのも嬉しい限りです。
偽まる「(マベリカのこうのさんがドメインを)酒に酔っ払って(独自ドメインを)十年分買っちゃった」
 ドメイン取得にはこんな裏話があったのですか。しかし十年分とは剛毅ですな。驚愕しましたよ。

 先月購入した三枚のCDを聞いていますので、簡単に感想めいた事を綴りたいと思います。
 最初に聞いたのは『比翼の羽根』なのですが、これも『rainbow』の時に味わった感動の再来は無かったと言うのが正直なところです。とても良い曲なので今度こそはと期待したのですが、流してみるとそれほどでもありませんでした。それを聞いていて何気無く思ったのですが、この曲は歌い手を変えると大きく化けるのではないでしょうか。かなり無理をしていて苦しそうに聞こえる部分があります。歌い手のユーフォニアスは名前だけ知っていたので調べてみましたが、かしましのOPを唄われていた方なのですね。かしましはEDの方が好きでした(ぉ
 さて小生はシングルCDを買うとB面曲を気に入る事が多いのですがこれも例外ではなく、『パトリ』が好みの曲で一聴して好きになりました。『比翼の羽根』ほど歌声に無理がありませんし良い曲です。
 次に聞いたのは『ツナグキズナ』です。特筆すべき点は無いのですが、一枚目の『比翼の羽根』よりもどちらかと言えば良かったかも知れません。購入前は寧ろ『比翼の羽根』の方が好きだったのですが逆転したのが興味深いです。
 そして例によって例の如く気に入りましたのがB面の『美空に続く光』でした。地味な曲で印象には残り辛いのですが聞いているととても落ち着いた気分になれまる、大好きな曲です。
 買ってきたCDを最初にかける際は曲目を見ない様にしているので、ボーナストラックの『エアーマンが倒せない』がいきなり流れてきて驚きました。こういう驚きを感じたいからこそ曲目を見ない様にしているのです。ただ、この方面には明るくないので曲そのものへの興味は皆無に近しいです。言われてみれば歌い手のチーム猫缶と言う名前は同人出身の様な感じですね。
 そして最後が『絆‐kizunairo‐色』でした。歌詞の『五線譜に書いた階段一歩進んで二歩下がって』の部分を、ついうろ覚えで思い浮かべると『五線譜に書いた階段一歩下がって二歩下がって』と思い出しそうになります(ぉ 下がってばかりで全く前に進んでいません。それなら最初から散歩下がるで良いではないかと言う感じです。
 B面の『I miss you』はフォーチュンアテリアルのED曲を唄ったものですね。歌い手こそ違いますがOPとEDが一緒に収録されていると、一枚でどちらも聞けて助かります。その反面、知らない曲に出会う喜びは味わえませんがね。さてアニメで聞いた時はOPほどの好印象は無かったのですが、豈図らんやこれが強く心に響いて涙が出そうなほどでした。特に就寝の直前に床に就き小音量で流すと素晴らしいです。しかもこれを『絆‐kizunairo‐色』と同じ方が唄っているとは思えないです。同じ条件で聞き比べていないので一方的になってしまいますがオリジナルバージョンよりも良いですね。三枚ともB面がどれも素晴らしかったのですが、購入前から知っている曲で尚且つ目当てだったわけではないと言う特異な条件なのにこれが一番気に入ってしまいましたわ。不思議です。
 しかしながらこうしてCDを聞いていると更なる慾が出て、新しいスピーカーが欲しくなってしまいます。それについて色色と書き綴ろうと思いましたが長くなるのでそれはまたの機会にしましょう。


 陸日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×ブリッジ 『10 BRIDGE×2』
 OPが新しくなったのかと驚愕し、高井による特別OPと知り更に驚愕しました。
 本作のDVD、ブルーレイのCFはツッコミありきのボケなのが気になりますね。リクのツッコミが無ければ二十五日頃と言う表現を曖昧と思わずそのまま受け入れてしまいます。もっと極端にぼやかしてその内発売とかにして漸く単体で成立しますが、CFと言う制約上それは無理な相談でしょうか。
ニノ「・・・うーむ 全く減らんなあ・・・ というより金星人は体重が変化しないのではないか・・・」
 ニノは自分が金星人なのにそんな重要な事を知らないのですね。
リク「くっ・・・お荷物を5つに増やしやがって・・・! これで俺の努力も台ナシに・・・!!」
 さり気無く言い切っていますがリクは別に努力をしていません(ぉ
P子「人間の魂の重さは0.2グラムらしいからそれを落とせば・・・」
 お前の魂頂くよ!
 シロは橋の下の住人では唯一の無職で、自分が寂しいからと言う理由だけでダイエットを邪魔する様な嫌がらせをしたり、何気に性格の悪さが作中でも随一ではなかろうか。
ニノ「大胸筋かぁ。何だか煌びやかな名前の友達が出来たのだな」
 だいきょうきん☆
鉄郎「だ・・・だめだ兄ちゃん! それ以上首が太くなってしまったら鉄仮面がもたない・・・ 仮面が割れて研究所のやつらにここがバレちゃうよ!!」
 深刻な問題なのでしょうが視聴者には事の重大さが伝わりません。

 ジャンプ。
ブリーチ
 早くも惨めな姿を晒している雨竜さんを見て涙を禁じ得ません。
読切 006
 どうしても読む気が起きませんでした。こういうのが実は面白かったりすると悔しいのですが、読みたくないのですから致し方ありません。
リボーン
 自分から一方的に喧嘩を売っておきながら返り討ちに合うと怒り出す炎真に敵としても一片の魅力すらありません。しかも仲間からは慕われ、評価されているのですから余計に納得し難いです。白蘭も大概でしたがそれ以上ですな。作者は魅力のある敵を生み出すのが苦手なのでしょうか。
逢魔動
 園長の自業自得と言う言葉が全てを物語っております。イサナの過去が明かされても全く同情出来ず、寧ろ逆でした。
めだボ
善吉「ああ! さすが名瀬先輩! 俺の師匠を名乗るだけのことはあるぜ!」
 確かに善吉から懇願したわけでもなく、勝手に支障面して教えを施しましたからね。正しく師匠を名乗っています。
 結果的に書記戦に負けたら手を引くと言う禊の約束が守られなかった事も、夭歌の勝利が無かった事になった事も釈然としません。どういう展開が最善だったのかは理解りませんが、とにかく読んでいて面白いと思えませんでした。
 しかしこの書記戦で敗北した上に夭歌と高貴ちゃんと言う二枚の強力な札を使い切ってしまった事は、現生徒会にとってはかなりの失点でしょう。二人合わせて二つの白星が計算出来る戦力で黒星を喫してしまいましたよ。そして高貴ちゃんの活躍が見られないのはミオさんにとって痛手です。
ぬら孫
 旧知の知り合いである人と妖の二人が、人の方が昔と変わらず、妖の方が老けているのは定番の逆で面白いですね。


 伍日 日曜日

○スーパー戦隊VSシリーズ 轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊(後編)
 スーパー戦隊ボールは伝統的な必殺技ですね。マジレンジャーボールは少し違いましたし、最近はありませんね。
 ボウケンジャーの名乗りではTVシリーズと同じ通常BGMを流して欲しかったです。あのBGMでのボウケンジャーの名乗りは本当に格好良くて大好きでした。
 アカレッドは歴代レッドに変身する能力があるのですか。それならマジレッドとガオレッドの二人だけでなく、歴代全部に変身して続け様に攻撃するとか見せて欲しかったです。それならガオレンジャーVSスーパー戦隊のレッド大集合に負けないインパクトを受けたでしょう。
 因縁の宿敵同士であるメーミィとマジシャインに何の会話もさせないのはどういうつもりでしょうか。勿体無いです。
 三人目の巫女としてフラビーが出ましたが、本人がパワーアップしていると語る様にかなり強くなっていますね。
 メーミィ、ツエツエ、フラビーが合体して三賢者の杖となったのですが、この三人が賢者と言われると首を傾げます。特にフラビーはとてもではありませんが賢そうには見えません。そしてその杖でクロノスがどれだけ強くなるのかと期待したものの、単に巨大化しただけでした。理屈として大きくなるのはとても凄いパワーアップだと言うのは理解りますが、番組としては等身大戦闘からロボ戦に移るだけなのです。しかもクロノスはボウケンレッドとアカレッドの合同で一撃を見舞っただけで、戦隊全員での必殺技を当てていないのが物足りない気持ちを増幅させました。
 一度変身を解除された全員が再び変身する際に、ボウケンジャーの名乗りで使われるBGMが流れました。しかしこれは矢張り名乗りの時に使ってこそですね。
 CFの間に合体を済ませたのかロボの合体場面が省かれていましたが、これはカットされているだけでオリジナルのOVではちゃんとあるのでしょうか。合体場面が無いと盛り上がりに欠けます。
アラタ「あれ? 最初の掛け声は、レッドがやるんじゃ・・・」
 アラタ可愛い。

○天装戦隊ゴセイジャー epic42 『情熱的ハイド』
アグリ「人間どころか、仲間を犠牲にして平気な奴らはこれ以上ほっとけないからな」
 マトリンティスが仲間をも容赦無く切り捨てる冷酷な組織だと言っているのですが、人間はともかく仲間を犠牲にする分には困りませんよね(ぉ
 ハイドがデータスは機械だからと言ったのは精密機械なので水分は厳禁と注意を促したのでしょうが、機械軍団のマトリンティスと戦っている現状でこれは禁句でしょう。そういえば敵組織がロボの集団なのにデータスもロボと言うのが全く話に絡まないのですねぇ。
 OPの歌詞が二番に変わっています。ひょっとして気付かなかっただけで以前から変わっていたのでしょうか。
望「でも、プラズマって彼方此方にあるんでしょ? 宇宙の九十九%はプラズマだってお父さんが・・・」
 貴方のお父君は大槻教授ではありませんか?
 敵も強くなってきたのか、ナイトさんも苦戦する様子が少しずつ増えてきましたね。寂しいのですが決して手抜きになったのではなく、ちゃんとナイトさんと他の差別化がされているので安心です。追加戦士の戦闘力をこれほど丁寧に描いてくれるのはゴセイジャーが初めてでしょう。
ナイト「よし、行けるわ!」
 行けるわ?? 空耳でしょうか、いきなりナイトさんが女口調で喋った様に思えました。
ピンク「どんどん行くぜ〜!」
 この時点でやっと先のナイトさんが女口調だった謎が氷解しました。見た目と中身が入れ替わっているのですね。
 サロゲDTはゴセイジャーのデータを持っているのに、騙されてから「そうか、これはゴセイブルーの天装術!」は論外でしょう。データを持っているのに全く役に立っていないではありませんか。こんなにお頭が駄目なのも珍しいです。
 空中で爆発させ、その爆発が残ったまま空中で巨大化と言う構図が面白かったです。
サロゲDT「俺と互角に渡り合うとは、貴様、やるデスなぁ!」
 抑抑がサロゲDTがデータスを基にしているのではありませんか。逆ですよ。
 最近では珍しくデータスハイパーが戦ったのですから、久方振りにハイパーゴセイグレートに合体して欲しかったです。ハイパーゴセイグレートはグランドゴセイグレートとは違った魅力があるのですが、ずっとずっと出番がありませんね。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第13話 『シャム猫とストレスと天才外科医』
アンク「(故郷が)欲望の渦って言ったらどうする?」
 いあ、どうすると言われましても(笑)。
 OPの映像が映画になっています。数年前から始まり他のアニメとかでも完全に定着した手法ですが余り好きではありませんなぁ。映画の場面を先に見せられてしまいますし、酷い時は映画の見せ場が全て公開前に判明してしまう事もあります。
 そういえば近所の商店街でオーズのOPがこういうのを何と呼ぶのか理解りませんが――歌が無く曲のみで音楽も少しアレンジされていると説明すら満足に出来ません――とにかく流れていました。最初は聞いた事があるものの特定出来ず、「これはアニメではなく特撮の曲だ。それも戦隊みたいなストレートな曲ではないので平成ライダーであろう。しかも最近の作品」と絞れながら、オーズと気付くまで暫しの時間を要しました。それで思ったのですがオーズのOPは結構格好良いのですね。格好良いのですが例によって簡単に唄えそうに無い曲がヒーローソングらしくありません。仕方が無いので途中に挿入される映司の「変身!」と「オーズ!オーズ!オーズ!」の部分だけブラウン管の前で大声を出しています。
アンク「それに比奈の奴もだ! 人間の癖になんだあの力は! おかしいんだよ!」
 至極ご尤もです。
 カザリと真木は組んでいたのですね。前回の話を見た時はてっきり、誰にも気付かれずひっそりとカザリが真木の背後に現れ始末しに来たのかと思いました。
映司「屑ヤミーね。確かに弱そうだな」
 それならトラメダルで充分だ。それでも雑魚を斃したのはクワガタメダルの力でトラメダルは一切貢献しませんでした。雑魚すら斃せないトラメダル、プー、クスクス!
田村「今後の手術は全て私が執刀します。直ぐに準備を!」
看護婦「でもあの、院長先生が・・・」
 なら貴女が患者に伝える事ね。院長の命令で手術は天才田村ではなく、屑みたいな腕前の別の医者が担当します、と。オーッホッホッホ! オーッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホ・・・!!
映司「おっ、流石ウナちゃん。もう発見か!」
 蛇ではないと分かった途端に掌を返して評価していますね。評価が鰻登りですね。鰻だけに。
アンク「随分間抜けな変装だな」
後藤「それはお前だろ」
 後藤さんまで何をやっているのですか(笑)。
 動きの速い相手には重力を操るサゴーゾ、理に叶っていますが強すぎますね。いやしかし、これが見たかったのでまさかこんなに早くやってくれるとは思わず、嬉しかったです。

○ドラゴンボール改 『修行完了!悟空、打倒セルに余裕あり?!』
ピッコロ「ちゃんと噛めよ」
 お母さんですか。悟飯に初めて会い厳しい特訓を化した頃のピッコロがこれを見たらどう反応するのでしょうか。
 悟飯がピッコロとお揃いの服を出して貰う姿は格好良さと相俟って非常に印象深い場面です。昔からピッコロ、トランクス、セル辺りが好きだったのですが、それはそれとしてこの姿の悟飯もノートに落書きするくらい好きでした。幼少の砌は気付きませんでしたが、胴着はそれまでも同じデザインだったのですよね。当時はマントと肩当が加わって初めてピッコロと同じ服と認識していました。
天津飯「すまん、(精神と時の部屋に入って修行するのを)俺はパスさせて貰った。とても・・・戦える相手じゃない」
 悪いのですが最初から期待していません。
 悟空の意図を見抜いた上で上上の策と認めるベジータが好きです。同じ達人だからこそ見えるものがあるのでしょう。
 悟空がカリン様に力を見せる場面の迫力が全くありません。引き伸ばしても良いのでもっと派手にして欲しかったです。


 肆日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #09 『追跡封じ(ルートディスターブ)
 オリアナの尾行にステイルと元春が加わってプロだから心理を読み精度が上がっていると言うのは、流石にアニメでは表現が出来ませんでしたか。まぁ、原作も言葉で説明しているだけで表現は出来ていませんでしたが。
ステイル「いや、我ながらなかなかのチームプレイだね。役割分担ができているのは動きやすい」
 これをしらっと言ってのけるステイルが大好きです。
ステイル「僕としても、残ってもらった方が安全だと思う。君ではなく僕の安全だが」
 当麻と一緒に居たいのに素直になれないのですね。堪りませんわ。
 アニメの元春は原作よりも「〜ですたい」とか「〜だぜい」と言った言葉が減っていますね。真剣な時でもおどけた口調でここぞと言う時だけ本当に真剣な口調になる方が好みでした。
 オリアナが相克を利用して攻撃力を上昇しているのは当然ながらカットなのですね。しかし魔法陣と魔道書が本質的には同じだと言う説明は分かり易かったのでアニメでも入れて欲しかったです。またアウレオルス=イザードが陰秘記録管(カンセラリウス)の中で最速筆として知られ、魔道書の原典を不眠不休で執筆して薄いものなら三日、分厚いものなら一ヶ月と紹介されていたのがアニメでは無いのが残念でした。アウレオルス=イザードの名前が出た事と、原典を編むのに必要な時間が具体的に示され世界観の理解が深まるのですがねぇ。
ステイル「上条当麻。・・・・・・僕は、君が今ここにいる事が気に食わない。何故、あの子の側にいないんだ。あの子がそれで顔を曇らせたら、全部君のせいだろうが」
 ステイルは本当に格好良いです。インデックスを幸せにすると言う目的が何時如何なる時でもぶれません。
 制理がインデックスの鼻に唐辛子を押し込もうとするのをアニメで見たかったですね。
 ステイルがボロボロになっても顧みない元春に激昂した当麻が掴みかかる場面で、「ナメた口利いてんじゃねえよテメェは!」がアニメでは聞けなかったのが残念です。偶に品の無い言葉を吐いてこその当麻でしょう。
 それから元春がオリアナを捕まえ刺突抗剣(スタブソード)の取り引きを阻止する事を約束しましたが、それだけなのですね。原作ではそれでやっとイーブンであり、残りの利子を後でステイルに返すと発言しているのですがアニメではなくなりました。
 高校生が中学校の保健室に侵入して体操服を盗もうとするとか変態さんですね。
 玉入れの競技で常盤台の生徒連中が能力で吹き飛ばした相手を空気風船(エアバッグ)衝撃拡散(ショックアブソーバ)でアフターケアするのが見られないのが残念でした。常盤台の生徒や大覇星祭の性格を表現出来ると思うのですがねぇ。
 今回は当麻や美琴に助けられましたが、金属製のポールが倒れて生徒を直撃しそうになると言うのは競技の安全対策に大いに問題があるのではなかろうか。それとも美琴がそうした様に、常に誰かしらが助けていたりするのかしら。
 高校生が自分と関係の無い中学校の生徒に成り済ましてまで競技に乱入し、賭けをしている女子中学生に罰ゲームを負わせようとするなんて正気の沙汰ではありません。美琴が怒るのも無理からぬ事です。
 迎撃術式に触れさせまいとする当麻の言葉を美琴が誤解して顔を真っ赤にしますが、これは勘違いに気付いたら恥ずかしさで死にたくなるでしょうね。
 高校生が中学生に紛れてまでして競技に潜入、競技の混乱に乗じて女子中学生を押し倒すとは変態さんですね。
 迎撃術式を発動させてしまい魔術耐性の無い制理が倒れて当麻が叫ぶ場面は、原作みたいに「吹寄ェええええええええええええええッ!!」と長く絶叫して欲しかったです。それに当麻が怒りのままにポールを殴りつつ迎撃術式を破壊する場面で、原作では「ゴォン!!」と近くに居た美琴が驚くほどの大きな金属音が響いたのですが、アニメでは幻想殺しの発動音(?)のみでした。些か物足りないです。
 しかし当麻の決め台詞でこの回を締めたのは格好良かったです。目の前で級友が倒れるのを見て当麻が発する怒りと同調して盛り上がりました。


 参日 金曜日

 近所のマクドナルドが閉店し爾来空き家になっていた貸し店舗なのですが、ようやっと跡地に新たな動きが見られました。本日よりセブンイレブンが新しく開店したのです。
 この界隈では別の地点にあった店舗が閉店してセブンイレブンが姿を消していました。セブンイレブンでしか売っていない商品が欲しい時やセブンネットショッピングを利用する際に不便だったのが解消されるので悪くはありません。しかしそれがマクドナルドを引き換えにしてまで欲しかったかと言うと疑問です。偶然にも近所にマクドナルドが無くなり昔は頻繁に食していたマクドナルドが縁遠くなった事を憂い、明日にでも少し足を伸ばしてマクドナルドに行こうかと考えておりました。だから余計に嘗てマクドナルドが存在した事、そして今は無い事を痛感するのです。
 折角の開店初日なのでセブンイレブンに入ってもみましたが、無いと些か不便だと思っていたセブンイレブンもいざ目の前にあると特に用もありませんでした。夕餉で腹を満たした直後なので混雑しているのに態態買い物をしたいほどの気分にもならず、店内を一通り見回した後に何も購入せずに足早に去りました。しかしマクドナルドとしては狭いスペースだったのでコンビニエンスストアの方が向いているのではと言うのが第一の感想です。広くはありませんがコンビニエンスストアとしては狭いと不満を抱くほどではありません。それよりも何故だか照明が全体的に少し暗い気がしたのが不思議でした。まるで田舎にある廃れて廃墟寸前の小さなお店の様で、文字通り道は暗くいきなり先行きが不安になります。
 それにしても数日前より工事が始まった様子は見られましたが、昨晩に初めてセブンイレブンの看板を見かけ後思ったら翌日から開店とは、驚嘆すべき展開の早さです。外見を飾ったのが最後の最後だったのでしょうが昨日、クリスマスまでには開店するのかしらと考えていたくらいなので驚愕させられました。


 弐日 木曜日

○えむえむっ! 『MFCの華麗なる陰謀』
 先週の話で文化祭がばっさり切られていたのでやらないのかと思いましたが、アニメでは独立して此方は此方で放送するのですね。一話完結と言う放送形態に合わせて納得の処理です。そんな訳で今回も『BでLな恋愛模様』が原作です。
 店長がルリルリと呼ぶ抱き枕が本当にルリルリでした。考えたらナデシコもジーベックでしたね。
 猫が苦手で恐がる美緒は乱馬みたいです。
霧乃「単刀直入に聞きます。砂戸君は美緒様と恋人同士なのですか」
 違いますっ! タローはわたっ、結野嵐子さんの恋人なんだからっ! 美緒さんの恋人なわけありません!
 屋上で美緒が目にしたのはドMの太郎が縛られて鞭で叩かれ様としている光景でした。はは〜ん、SMプレイですね?(ぉ
 ちょっと展開が早すぎますね。どうしてMFCが解散したのか理解りませんでした。
店長「皆、女の子はやっぱり二次元だよね?」
 いあ、同意を求められても困ります。

 真項羽ターンXが欲しいのでDSソフト『SDガンダム三国伝Brave Battle Warriors 真三璃紗大戦』を購入しました。

 これは僥倖と言うよりあるまい。
 偶さかampmに立ち寄ったら、昨日に話題にしたばかりである桃屋の『辛そうで辛くない少し辛いラー油』を見つけました。
 昨日の今日と言うこのタイミングの良さを偶然と一言で切って捨てるは容易いが、想念が呼び起こす奇跡が織り成す絶妙さは神が昨日の日記を読み願いに応えてくれたと考えたい。


 壱日 水曜日

 流行を尻目に「べっ、別にラー油なんて嫌いだし! 売っているのを見かけないから買えなくても悔しくなんか無いんだから! 手に入らないから強がっているわけじゃないんだからっ! 勘違いしないでよねっ!」と全く微塵も欠片もこれっぽっちも意識せず華麗に無視していた世間を賑わしている食べるラー油(食べられるラー油、具入りラー油とも)なのですが、多少は落ち着いてきたのか先日桃屋の『辛そうで辛くない少し辛いラー油』とS&B食品の『ぶっかけ!おかずラー油』を店頭で見ました。
 二匹目の泥鰌を狙った二番煎じな得体の知れないメーカーの商品をいきなり購入するのは気が引けましたが、ブームの火付け役(元祖ではない)である桃屋と逸早く追随したS&Bならば安心感があります。そしてムーブメントの発端となったのは桃屋であるものの味は他社の方が上と聞いた事があったので、S&B食品のラー油を買ってみました。
 さて流行の味は如何ほどのものかと半信半疑で炊き立てのご飯に乗せて口に運びましたが、これが存外に美味しい。ムーブメントと言うのは様様にして多種多様な偶発的要素が絡むのでこれだけ騒がれるほどかと言う点はさて置いて、素直に心から美味しいと思いました。これは確かに従来のラー油とは全く趣を異にしております。カリカリとした食感が絶品で病み付きになりました。
 思いの外気に入ってしまったので他の味も試そうと桃屋の商品を買いに行きましたが、以前は並んでいたものが見当たりません。あろう事か今でも早早に売切れてしまう人気を得ているみたいです。手に入らないとなると余計に欲しくなるのが人情ですから、これからも暫し、足繁く足を運んで探すと致しましょう。

 食べ物繋がりで麻婆豆腐の話を致しましょう。
 一時の様な取り付かれた様に麻婆豆腐を求める事は無くなりましたが、気紛れに株式会社ヤマムロから発売されているレトルトパウチ食品の『陳麻婆豆腐』を買ってみた次第です。
 豆腐も最初から入っていて温めるだけで完成と言うお手軽な製品でした。本日の夕餉に食しましたが本格超辛口と謳われるだけあり中中の辛さです。豆腐が少ない事もあってあたしとしましては余り好みではないですね。
 矢張りあたしは日本ハムの四川辛口麻婆豆腐が好みであります。麻婆豆腐が基本的に好きではなく食す機会が少ないからですが、人生で経験した麻婆豆腐の中でこれが最も美味しかったと言っても過言ではありません。そう、今はそう思います。思うのですがリンク先の自ら記述した文章を読み返すと、其処まで極端には評価していません。どうやら自らの中で勝手に美化され、記憶が捻じ曲がり何時の間にか物凄く美味しかった事になっていたみたいです。真実を明らかにする意味でも、近近もう一度買いたいと思います。