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参月の独白

 参拾壱日 水曜日

 ギョーカイ時事放談の第100回と101回は物凄く面白かったです。これですよ、これこそが聞きたかったギョーカイ時事放談に他なりません。聞きたかったギョーカイ時事放談の姿が此処にありました。

 世に蔓延る名前だけの似非でしかない幕の内弁当に不平があったのですが、ローソンの新商品である『折詰め幕の内』が意外にも真っ当な幕の内弁当で、しかも味も悪くありませんでした。所詮はコンビニ弁当に過ぎませんから賞賛するほどではないでしょうが、最近食したお弁当の多くが美味しくなかったので求める基準が低く、ローソンの『折詰め幕の内』には満足しました。
 幕の内弁当には欠かせない蒲鉾が欠けていたので完全な幕の内弁当と呼べないのでしょうが、あたしは蒲鉾が嫌いなので問題が無いどころか寧ろ歓迎すらしますよ。
 その内にまた食べましょう。


 参拾日 火曜日

 ホビジャ。
 武威凰や獅龍凰の輝羅鋼をシールにして再販すると言う記事に唖然としました。そんな事をしては輝羅鋼の魅力が台無しでしょう。輝羅鋼を現在は製造するのが難しいと言う噂が実しやかに囁かれていましたがまさか事実だとは思いませんでした。多種多様の特殊パーツを使うのもBB戦士の魅力だったのに、今となっては見る影もありません。
 海外トイを紹介するコーナーがありますが未だ残っていたのですね。今月号は歴代のルークのフィギュアを紹介していますがこういうのは好きな方向性です。しかしこのコーナーも長いですなぁ。


 弐拾玖日 月曜日

 はなまる幼稚園最終回。
 面白かったので1クールで終わってしまうのは残念ですなぁ。夕方とかでもっと長く見ていたいアニメでした。
 高校生時代に直純が言った言葉が杏と言う名のブーメランとして帰ってきたのも面白いですが、その言葉を更に杏が使って直純を応援していると言う構図が凄いです。しかしそんな杏の力を得ても菜々子の鉄壁は崩せませんでした。自分に向けられる好意には鈍いのですが、実は全て気付いていて演技だったら凄いのになぁ。
 はなまる幼稚園が終わるだけで残念なのに、後番が(見てみたら面白いのでしょうが)好みではないタイプのギャグアニメの様でもっと残念です。良いと思えるのは神谷浩史だけです。

 ジャンプ。
ナルト
 木の葉の国は短期間の間にころころと火影が変わり過ぎではなかろうか。それはそれとして以前の記憶が薄く、状況が飲み込めないのですが、綱手はこれまでどうなっていたのでしたっけ?
ブリーチ
 雨竜さんの使用した撒き餌で大虚が出現した件だけは、雨竜さんが大虚が出るかも知れない撒き餌を使って大虚が出て驚いた、と言う間抜けな事ではなかっただけ安心しました。矢張り普通は出る筈が無かったのですね。
 一護の母親は実は虚で、一護は死神と虚の混血児か何かでしょうか? それについて話されようとするのを妨げて登場した一心が格好良いのですが、惣右介に勝つ展開はぜったに無いであろう事が残念でなりません。
ぬら孫
 首無もそうですが、黒田坊や河童が大物と言うのが嬉しいですな。
スケダン
 口では何のと言いながらも陰で努力するサーヤは良い子ですが、それが周囲に知られているのは何か恥ずかしいですね。本人が気付いていないのが幸か不幸か微妙な線です。しかしサーヤの性格は面白いのですが、どうにもキャラクターデザインが脇役の枠から出れていない感じなのが残念です。
 関係ありませんが、サーヤの初登場回を読んでいて、彼女の「やめられないから頼んでんじゃない!! 察しなさいよ このダサ帽子!」と言う台詞を見た瞬間に特定の声で再生された気がしました。例によって声の主が思い出せず悶悶としていたのですが、何度も何度も読み返し頭の中で必死に形にしようとした努力が実ってにゃんこいの桐島朱莉だと判明です。あたしのなかで順平と言い合っている時の言い方が前述の台詞にピッタリです。最初は考えても思い出せなかったので「最近の若手声優を手当たり次第に調べよう、戸松遥とか。まぁ、戸松遥は違うだろうけど。ん? 戸松遥・・・そうだ戸松遥が演じた朱莉だよ!」と言う流れで思い出せたのが不思議な感じです。戸松遥の声は未だ把握出来ていないのになぁ。それはそうと戸松遥は人気が出そうだと言われていた割りに今一パッとしませんね。勿論声優志望者が巨万と居る事を考えれば十二分に売れていますが、前評判が過剰でした。
読切 アラタのツクモガミ
 大半の読み切り作品がそうである様に一頁目から既に興味が持てませんでした。
サイレン
 ドラゴンボールの様に無数に分裂する世界に、時間を移動する主人公一行がその記憶を持ち合わせていないと言う要素が絡み合って面白い事になっていますなぁ。イアンは力を使い続けた最期の方が良い味を出していましたが、あの世界も残り続けているのですよね。
バクマン
 亜城木夢叶の我が侭も此処に極まれりですなぁ。もっと常識的に、タントを自分の好きな方向性に路線変更させるとかではいけなかったのでしょうか。現に読者の意向を無視したそういう漫画は沢山ありますし。
めだボ
 高貴の活躍が満足に描かれないまま話が進んで大いに不満です。
ほけしに
 最初の始まり方がめだボ・・・と言うか西尾維新みたいでした。


 弐拾捌日 日曜日

○天装戦隊ゴセイジャー epic7 『大地を護れ!』
 老爺の荷物を運ぼうとする優しさに、怪我をさせてはならないと言う気遣い、アグリは理想的なヒーローですなぁ。
 エリが連れ去られるのに、アラタが手を振って見送っているのが笑えました。
ブラック「こいつ、前回と動きがまるで違う!」
 そういう貴方方は前回と全く一緒ですね。アバウタとの二戦目に、ゴセイジャーが初戦と全く同じ戦法なのは違和感があります。
 ブラックが農作業で学んだ事を戦いに活かすのは良いのですが、流石に敵を擽るのだけは頂けません。もっとまともな戦いをして下さい。
ブラック「あの爺さんの農家でこき使われたくらいで強くなれるなら、全国の農業従事者の皆さん全員が、格闘家として大成してる」
 ご尤もです。実はあれが特訓だったと言う流れのアンチテーゼですね。
 今回も巨大戦の画面が良いですなぁ。丘の向こう側を歩いてくるゴセイグレートが最高でした。

○仮面ライダーW 第28話 『Dが見ていた/決死のツインマキシマム』
テラー「見て分からぬかね? お茶の誘いだよ井坂君」
 理解りませんよ!(笑) 邪悪な気を渦巻かせながら高笑いと共に出てくるのがお茶の誘いですか。
 井坂を素直に「薄気味悪い方です事」と言う若菜が久久に初期の若菜らしい台詞で良かったです。フィリップとの交流があってから若菜が大分変わって、初期にあった魅力がスポイルされてしまっている気がするのですよね。
 警察を襲撃して警官に暴行を働く・・・これは完全に逮捕すべきでしょう。翔太郎、この街を泣かす悪人が居ましたよー! ツインマキシマムドライブで粉砕撃滅させて下さい。
 竜が翔太郎と全く同じ事を言っていますが本人はそれと知って言ったわけではなかったのですね。最初から意識しての発言と思いました。
 包帯を巻いた姿で起き上がり変身する翔太郎が痺れるほどの格好良さでした。
深紅郎「それにしても、腹が減ったなぁ・・・」
 笑いました。冴子がまた利用出来る相手に擦り寄ったと思えば、深紅郎がすっ呆けた反応です。

○ドラゴンボール改 『フリーザ決死のフルパワー!願いを届けてくれ神龍』
 フルパワーフリーザが超サイヤ人悟空相手に優勢なのを見る度に、クウラの強さに納得が行かないのですよねぇ。変身前のクウラが悟空より強く、変身後が超サイヤ人悟空より強いと言う風にして欲しかったです。クウラが大好きなのでどうしても気になりますわ。
ヤムチャ「お前達が残ると言うなら、俺だって・・・」
天津飯「何を言う?! お前には、ブルマが待っているではないか!」
 ブルマはベジータが後年幸せにしますから安心してお任せ下さい(ぉ
ブルマ「ご、悟飯君。ピッコロは、この星が故郷なのよ? きっと此処に残っていたいんじゃないかしら」
 酷い、性格の悪さが出ています。こんな事を言われたら悟飯も今にも殺しそうなほど殺意の篭った目で睨みますよ。
ポポ「理解らないじゃ困る。やって貰うしかない。頼む、頑張れ」
 とても笑える好きな台詞でしたが、声や言い方が変わって面白くなくなってしまいました。決してメインではないポポですが、声の印象が強かったのだと改めて思いました。


 弐拾漆日 土曜日

 レスキューファイアー最終回。
 ドンカエンがいきなり地球を守る為に人間を滅ぼすとか言い出したのが唐突ですなぁ。それまで単純な悪の親玉だったのに変化が極端です。
 毒にも薬にもならない最終回でした。
 一年を通して手放しで褒められるものではありませんでしたが、何だかんだ言いまして好きな番組でした。愛着はありますしレスキューフォースよりも好きですが、それだけにもう一つ完成度が低かったのが残念です。
 そして後番組であるTFアニメイテッドの新番組予告は芸風がビーストウォーズの時と全く一緒ですなぁ。ただ、ギョーカイ時事放談を聞いた事で岩浪美和に対する印象も違っていますし、うぷたんや里見哲朗が関わっていると言う事で楽しみです。

 しゅごキャラパーティー最終回。
 最初はアニメパートが短くなるのが残念でしたが、ぷっちぷちが予想を上回る面白さでしたなぁ。今回はとうとうあむが登場して拍車がかかっています。
 今回で最終回でしたがまたしゅごキャラの新シリーズが始まるのでしょうか? それとも別の番組? 新番組予告を見逃しました。


 弐拾陸日 金曜日

 お弁当と聞いて漠然と思い浮かべる想像図があります。例えば、鳥の唐揚げに玉子焼き、エビフライ、スパゲティと言ったところでしょうか。然したる拘りは持っていないつもりですが、無意識に思い描くからこそ実は理想像に近いもので、概してそれに合致するお弁当は用意には見付からないものです。
 今回はミックスフライ弁当でした。脈絡も無く唐突にミックスフライ弁当を思い浮かべました。エビフライに白身魚のフライ、それに何かもう一つフライと、全三種のフライが載ったミックスフライ弁当が無性に食べたくなったのですが、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、お弁当専門店に総菜屋を回っても見当たりません。抑抑ミックスフライ弁当と言う名前を使ったお弁当すらないのです。自分の中では当たり前に思っている有り触れたお弁当の筈が、実は理想でしかなく見当たらないと言うのが不思議な感覚でした。
 食べたいのに見付からなくて何とも悔しい限りなのですが、想像の中では美味しそうなお弁当ですが実際に食べると大した事が無いのは分かり切っている事ではあります。家でご飯を炊いた方がずっと美味しいですよね。
 少し話は変わりますが幕の内弁当と名付けられた大半が、名前だけでちっとも幕の内弁当の体を成していない事に、何時もの事ながら立腹しました。


 弐拾伍日 木曜日

 昨日に買ったばかりの『けんぷファーK』を読破しました。
 紅音と楓の実家が近くにある理由も明かされ、全てに決着が着いた正真正銘の最終巻でした。
 さて、何処から話しましょう。順を追ってと言うのが難しいので、徒然なるままに思った事を垂れ流すとします。
 最重要と言えるナツルが誰を選ぶかと言う点ですが、これは順当と言うべきか予想外と言うべきか、猛犬女・・・即ち変身後の紅音が選ばれました。これまでに無く変身後の紅音が強く自己主張し、その想いを露わにし、そしてナツルもまた思い切り告白したのです。変身後の紅音が好きですし応援もしていました。また何だかんだと言いながらナツルがずっと共に戦って来た仲間が変身後の紅音であり、その関係から生まれる会話はとても良かったので、好ましいですし自然な結果に落ち着いたと言えます。しかし同時に思ってしまうのが、矢張り積み重ね不足でもう一つ足りないと言う部分です。確かにナツルと一緒に戦って来ましたが、ナツルがそんな紅音を好きだと言うには説得力が足りません。それに前巻までは、宛らミオさんのこの作品への愛の如く楓を盲目的に崇拝し、敵対する暗黒状態の楓ですら格好良いと褒め称えていたナツルが、K巻でいきなり本性を見て気持ちが覚めているのが納得がいかないです。本性を見た時点で気持ちが変わるのならまだしも、特に何も無かったのに最終巻だけ対応がまるで違うのが解せません。極端な言い方をすれば最後の一冊だけナツルが別人の様ですらあります。
 モデレーターが消え、ケンプファーが消え、変身後の紅音が消え、どういうわけかナツルは変身前の紅音と付き合い始めました。変身後の紅音を忘れないままどちらかが明確に言葉にしないままだらだらと付き合うと言うのは、何だか主人公らしからぬ爛れた関係ですね。でもナツルと紅音は仲良く会話する場面が似合いますから悪くない展開でしょうか。一瞬だけ挿入された「じゃあ、あたしのことも忘れてねえだろうな」がとても良かったです。改めて変身後の紅音が本当に素敵だったと思いました。やっぱりナツルが変身後の紅音を選んでくれた事は嬉しいですね。
 本編は悪くありませんでした。あれだけ面白く、あれだけ好きになった作品の最終巻としては、正直物足りない部分もありますが、決して嫌いではありません。但し後書きの素っ気無さが残念でした。全く中身の無い僅か半頁で何かいきなり作者の作品に対する愛が無くなった感じです。本編が完結しても番外編を続けて欲しかったのですが、この後書きを読む限りでは望むべくもありませんね。こんなに面白かっただけに残念です。返す返すもこの作品に出会ったのが遅過ぎたのが悔やまれますなぁ。こんなに面白い作品にもっと早く出会っておきたかったです。


 弐拾肆日 水曜日

 一昨日の話をしましょう。
 私は、今月発売予定のけんぷファー最新刊を買う為に書店に向かいました。ウェブ上には購入報告が溢れており、微かな期待を抱いていました。
 果たして書店で見かけたのは、今月の新刊コーナーに並ぶMF文庫Jと、そしてけんぷファーだけ見当たらない光景です。この状況から導き出される結論は唯一にして無二、恐ろしい事にけんぷファーのみ――同時発売のラインナップを把握していないので“のみ”なのかは判断できませんが――が売り切れたと言うのでしょうか。けんぷファーの人気が出た事は良い事です。大好きな作品が評価されるのは喜びです。しかし、しかし、あたしが買えなきゃ本末転倒ですよ!!
 見切りを付け別の書店に行きました。ですが其方にも探す本が見当たりません。この辺りで「ん?」と僅かな疑念が頭を擡げました。そして三件目でも同様の結果を目の当たりにし、先の疑念が粗確信に変えて、帰宅です。そしてMF文庫Jの公式サイトを見て全ての真実を得ました。そう、どこも未だ今月のMF文庫Jは並んでいなかったのです(ぉ けんぷファー以外は眼中に無かった事が招いた結果でした。
 翌日、降り頻る雨の中。
 体調不良で頭痛と吐き気に悩まされながら、そして恐らくは未だ売っていないだろうと言う思いを抱きながら、書店に行きました。そんな状況で無理していく必要は無さそうですが、それでも足を運ばずには居られないのが悩みの種です。そして予想の範疇内ですがこの日も売っていなかったのは言うまでもありません。
 そして、更に翌日、そう本日です。
 三日連続となる同じ道を歩いていました。途中の『通り抜け禁止』と言う注意書きを見て、「つい最近も見た気がするな。いや、気がするも何も昨日も見た」と一人ごちながら歩を進め、辿り着きました。そして三日目にして漸く『けんぷファーK』を購入です。今回もまた長い戦いでした。


 弐拾参日 火曜日

 ニンテンドーDSの後継機となる『ニンテンドー3DS』が発表されました。その名の通りに3D映像でゲームが出来ると言うのが最大の特長だそうです。これは欲しいです。
 DSが爆発的な人気を誇っただけに、その後継機は辛いだろうと思っていました。その状況下で3D映像と言うのは集客効果が高そうで、売る為のはったりが利いていますね。成否は別にしてこれは売れそうだと思います。
 3Dが楽しみなのは当然として、その他の情報にも気になるものがありました。一つは3Dスティックの搭載が決まった事です。DSを使っていて欲していた機能の一つなので朗報でしょう。それから電池の消耗が低減されているのも嬉しい話です。
 未だ第一報のみで殆ど明かされていないに等しい状態ですがとても魅力的に思えます。早く続報が欲しいですし、早く現物が欲しく、発売が待ち遠しいです。現時点では全く触れられていない性能や画面の大きさ、本体の持ち易さはどうなるのでしょうか。矢張りDSiLLの様な大画面は欲しいですし、最近では犠牲にされつつある本体の持ち易さを重視して欲しいです。
 そして最後になりますが、これを見て誰もが思うあの事を言いましょう。これはバーチャルボーイの後継機ですね!! そう、あの名機バーチャルボーイの血脈を受け継いだ商品が遂に登場です。二十一世紀にバーチャルボーイが復活ですよ! これは最高ですね!


 弐拾弐日 月曜日

 アニメ『とある科学の超電磁砲』に不満足で胸中に蟠るもやもやとしたものを晴らす為に、小説『とある魔術の禁書目録G』を読み返しました。まさにこれこそが小生が超電磁砲に期待し、求めていたものでした。ミオさんの思い描く超電磁砲の全てが、この一冊に凝縮されています。
 美琴が超能力者としての強さを遺憾無く発揮してくれますし白黒を巻き込んでしまった事に激怒するのが格好良いですし、白黒が大きな怪我を負いながらも必死にそれを美琴には隠しそして最後に『目的地を知った黒子は速いですわよ』と締めるのが格好良いですし、白黒に軽口を叩くかざりんが改めてアニメ版は別人に見えるほど魅力的ですし、何もかもが最高でした。淡希も含めたあらゆる能力者を圧倒する美琴の凄さ、能力者と能力者がぶつかる戦闘の面白さ、挙措の全てが格好良い上にお互いを思いやる気持ちが痛いほどの美琴と白黒、何と素晴らしい事でしょう。
 改めて思ったのですが禁書G巻は面白いですね。アニメとの比較云云ではなく、純粋に心から面白いと思いました。叢書の中でも好みとしては上位に属します。現在のロシアを舞台にした話しが終わったら、またこういう科学サイドのお話が読みたいですね。それにサブキャラクターを主人公に据えた話もまた読みたいです。
 そして何度読んでも感動するのが、美琴が発した以下の台詞です。
「一番ムカついてるのはここよ。この件に私の後輩を巻き込んだ事(、、、、、、、、、、、、、、、)。その馬鹿が医者にも行かずにテメェで下手な手当てをやった事、そこまでボロボロにされてまだ諦めがついてない事! あまつさえテメェの身を差し置いて! 私を心配するような台詞を吐きやがった事!! まったくあんな馬鹿な後輩持った事に腹が立つわ!!」
 これを読むと胸が詰まった白黒と完全にシンクロします。それとその後の「もう終わりにしてやるわ。アンタ達が私の『実験(ぜつぼう)』に引きずられなくちゃならない理由なんかどこにもないんだから」は、当麻を思わせる口調で格好良いですね。
 そして読んでいたら、淡希の声が自然と桑島法子に聞こえてきました。アニメに淡希が出る時は桑島法子か田中理恵が良いですなぁ。淡希と言えば後に同じ『グループ』の一員として、鈴科百合子ちゃん一方通行とあんな会話を交わす様になるとは、この頃からは想像がつかないですな。よくあそこまで平然と話せるようになったものです。それにしても淡い希望と書いて淡希とは儚い名前です。


 弐拾壱日 日曜日

○とある科学の超電磁砲(レールガン) #24 『Dear My Friends』
 光子が空力使い(エアロハンド)の能力を使い、トラックや武装兵士に噴射点を作りミサイルの様に吹き飛ばすのが格好良いですね。大能力者の面目躍如でしょう。派手な見た目の割りに空間移動と比べて演算がずっと楽なのも長所でしょう(尤も、空間移動と比較したら大概の能力は演算が楽でしょうが)。
黒子「私をっ、お姉様のパートナー白井黒子と知ってのお言葉ですのっ!!」
 喫茶店さんみたいなのが春生に同行するのに美琴のパートナーである白黒はこんな所で足止めですか。しかしそれ以前に考えましたら、白黒が美琴のパートナーと言う印象もありませんでした。私生活ならともかくこういう荒事には美琴は白黒を巻き込みたくないと考えますし、白黒は白黒で風紀委員として動いていますからねぇ。そしてどうでも良い事ですが上記の台詞を美琴本人に言うのは使い方がおかしいです。
 やっと能力者バトルらしい派手な戦闘が見られました。白黒の空間移動や光子のエアロハンドがアニメ栄えしますし、美琴が電磁石の容量で車の屋根に取り付く動きも面白いです。
 綴理は目を瞑ったまま銃を撃たないで下さい。危ないなんてものではありませんよ。
美琴「私が飛ばせんのは、コインだけじゃない! これが私の全力、だあああああ!!」
 左様。射程距離が五十メートルしかないのも美琴の限界ではなく、単にゲームセンターのコインが耐えられず蒸発してしまうからですからね。もっと巨大で頑強なものならより遠くに飛ばせるのも道理です。そして美琴と白黒の見事なコンビネーションが良いです。
 仮にも超能力者と大能力者が揃って、テレスティーナ如きが作ったキャパシティーダウンの様なちゃちな機械で動きを封じられるなんて納得がいきません。理屈はともかく流石は学園都市のナンバー3と思えるほどの説得力がありませんなぁ。超能力者がこの程度なのかと思ってしまいます。それにそんな不利な状況を覆してこその主人公でしょう。
 主題歌が挿入歌として流れる中でレールガンで軽く勝利する美琴は格好良かったのですが、矢張り敵があんな機械人形に過ぎないのならキャパシティーダウンと言う不利な条件下の元で勝利して欲しかったです。しかもまるで美琴が一人では何も出来ない様な描写が納得出来ませんよ。禁書本編では殆ど見られない美琴が超能力者としての力を存分に振るい、本気で戦い、派手に活躍する様を見られると期待した超電磁砲だったのに、まさか逆に美琴の格が落ちる様になるとは思いもしませんでした。
 不満の海で溺れそうな心境ですが事春生と教え子に限っては幸福に終われて良かったと素直に思えました。これだけはですがね。
 最後にファンサービスとして禁書本編の登場人物が幾人か出ていますがだからどうしたとしか思えませんなぁ。
 一クール目は突き抜けるほどの面白さこそ無いものの、最低限の面白さが保障された安定して楽しめる良作でした。能力者バトルと言う素直な作りに好感が持てたのです。しかし何をどう間違えたのか、二クール目からは同じ作品とは思えない惨憺たる有様でしかも登場人物の性格が歪められているのですから言語道断です。一つのアニメ作品としても、禁書のスピンアウトとしても面白くありませんでした。こうなったらもう原作漫画に期待するよりありません。
なあかまちー どうして ・・・・・・どうしてここまでひどい作品になっちゃったのかな

○天装戦隊ゴセイジャー epic6 『ブレイクアウト・ゴセイジャー』
 ウォースターの怪人は今回のイラブンゴラ星人・韋駄天のヒドウの様に、出身惑星、異名、名前と三段階に構成されています。しかしそれ故に覚え辛いですね。出身惑星か異名のどちらかに絞った二段構成の方がすっきりします。
望「逆上がりなんか出来なくたって、勉強頑張れば良い学校にも入れるし、練習するだけ無駄だよ」
 良い事を言いました。今、望が良い事を言いました。そう、逆上がりが出来て悪いとは言いませんが、出来ないからと言って困る事も別にありません。
 チータスみたいな声をしているだけありヒドウは俊足ですね。
デレプタ「この星の人間など、この宇宙に於いては、無駄な存在だ! 取るに足らん、屑のようなものだぁ!!」
 じゃあその無駄な屑を命を張って守ろうとしている護星天使は何なのですか!?(ぉ
 シーイックブラザーヘッダーをブラック、イエロー、ピンクの三人に分け与え、ブルー自身のシャークヘッダーと合わせて必殺技を放つのは面白いですね。これでは今回の様に四人だけの状況を作らないといけないとも思いましたが、考えてみるとスカイックとランディックは二人ずつ居るので、問題無く五人全員で揃える事が出来ます。
 ランディックゴセイグレートの必殺技『ランディックストライク』は飛び蹴りと、他とは明らかに異なり差別感が図られていて好感が持てました。
 望が逆上がりを成功させるのではなく、練習している状態で終わりと言うのは良いですな。
 前回から目に見えて面白くなってきました。今回は素直に面白いと賞賛出来る内容です。これなら安心してゴセイジャーを楽しめそうです。

○仮面ライダーW 第27話 『Dが見ていた/透明マジカルレディ』
 若菜の異変に井坂が絡んでいると聞き、不信感を抱く琉兵衛に娘思いの父親としての一面が覗きました。
竜「口は軽いのか・・・最悪な女だな」
 竜の舌鋒が冴え渡っています。
竜「望んで悪党についていった奴を何で助けなければならない!」
 仰るとおりですが、それなら彼女が立ちはだかった時に攻撃の手を止めた時点で問題があります。
 天候を操るウェザーの能力は確かに強力ですなぁ。晴れの熱、雨の水、雷の電気、雪の冷気と、何でもござれです。性格は変態ですがウェザー・ドーパントは竜の仇に相応しい強敵ですね。
 リリィが使っている透明になるメモリはインビジブルですか。ディエンドの「インビジボォ・・・」を思い出しますね。
 竜の心の叫びを目にして、自爆しかねない危険なツインマキシマムを試みる翔太郎が格好良いです。

○ドラゴンボール改 『仇を討て孫悟空!惑星崩壊のカウントダウン』
 フルパワーに近付くフリーザが現在のパワーを「78,79,80・・・」と数えていますが、それがまるでお風呂に入って百まで数える様に言われた子供みたいです。
 悟空がクリリンを殺された恨みで激怒し、一番の仲間と言い切るのがとても嬉しいです。悟空にとって初めて出来た同年代の友であり仲間がクリリンですからね。


 弐拾日 土曜日

 朝。
 眠りから覚め、口からぼそりと、最初の一言が出た。
「あぁ今日ホビージャパン買わなあかん」
 その一言を自らの耳で聞き、認識、即座に否定する次の言葉が出た。
「ホビージャパンちゃうわ」
 そう。違うのだ。
 別に今日と言う日は、ホビージャパンを買わなければならない理由は無い。今日はジャンプの発売日であり、先のはそれを念頭に置いた上で言ったつもりだった。
 どうして間違えたのかも不明だが、何を置き抜けにそんな事を呟いたのかも意味不明である。全ての物事に必然性があるわけではないが、それでも言うべき事であったとは考え難い。そして同時に一つの真実を知らされた。私は間違えて口から出た同誌の事を、ホビジャと略さずにホビージャパンと正式な誌名で呼んでいると言う事である。意識せずに言った言葉であるからこそ、最も呼び慣れた名が出る筈であろう。気を抜いた状態で自然と出るほど、ホビジャと言う呼称は慣れていないのであった。

 そんなジャンプを読みました。
読切 デビル☆クラッチ
 厳しいかな。但し連載作品のどれよりも下とは言えない現連載陣の寂しさよ。
ロックオン
 前号から思いましたが真田はナチュラルに嫌な性格ですね。
リボーン
 別離の際に正一とコロネロが見詰め合っていましたが、この二人に何か特別な関係がありましたか? 思い当たる事が無いので何でこの二人なのか疑問です。
 それはそうと・・・(すぅ〜っ)やったああぁぁ! やっと未来篇が終わったぞぉぉ!! これで次回から元の面白いギャグに戻るぞぉ! 予告に『新たな戦いが始まる』と書かれているがこれは何かのみ間違いに決まっている、決まっているのだぞぉぉぉぉ!!!!
スケダン
 笑いながら読みました。とても面白いです。


 壱拾玖日 金曜日

 くらオリ五月号を読んだので印象的だった数点ばかしを順不同で列挙します。
 うち姉(『うちの姉様』の略)は『新作』の二コマ目で倫に漫画の続きを書いて貰って喜んでいるまゆの喜び方が可愛いですね。凄く喜んでいます。
 リコラン(『リコーダーとランドセル』の略)の若い女警官はこれからも頻繁に出そうな雰囲気でした。
 メメ子ちゃんは最終回でした。ずっと終わりに向かっていたのですね。
 そんな毎日を読んでいるとふー are youが読みたくなってきます。ふーかを見ていてそう思わされました。
 グッティーは最後の柱が酷いです。『と思いきや』とありますが多分、読者の誰一人としてそんな風には思っていません(笑)。


 壱拾捌日 木曜日

 本日のポケモンは、あの伝説のポケモンであるヒードランが登場する一時間スペシャルでした。放送をとても楽しみにしていたのは言うまでもありません。但し一時間スペシャルと言っても実質は単なる二本立てでした。
 一本目はマイが登場する話ですが、マイの声が沢城みゆきで少少驚きました。原作とはまたちょっと性格が違いますが、これはこれで面白い性格です。特に宇宙人発言は良かったです。
 そして本命である後半は、あの伝説のヒードランが登場する話です。しかし・・・予想はしていました、覚悟もしていました、こうなるだろうと諦めていました。メインは完全にポケモンレンジャーで、ヒードランの扱いが悪いなんてものではありません。
 ふんかが使える珍しいヒードランと言う言葉がありましたが、それ以前にヒードラン自体が珍しいポケモンでしょう!? まるでヒードランは珍しくも何とも無い様な言い草ですし、実際、伝説のポケモンとは思えない描写ばかりでした。大好きなヒードランがこんな扱いなのが残念でなりません。
 またポケモンレンジャーが言葉でこそ野生のポケモンを保護すると言っていますが、実際にやっている事はのびのびと暮らしているヒードランを洗脳して強制的に連行している様にしか見えません。酷いものでした。
 今年公開の映画の宣伝が流れましたが、今年の映画でこそヒードランを主役に抜擢して下さいよ! 伝説と呼ばれるのに相応しい活躍を銀幕で拝みたいです。


 壱拾漆日 水曜日

 うぇぶらじ@電撃文庫第7回を聞きました。
 二十六万円分の電撃文庫を一度に買うと言うのは凄いの一言で言い表せないくらいに凄いですね。自分が同じ事をやれと言われたら二十六万円分を選ぶのが大変そうです。いやはや凄い話でした。
「親はこんな大人買いを見て大人気無いと。大人買いは大人がやる事ではないのでしょうか」
 深い言葉です。
おかゆ「ドクロちゃんとかも入っていると良いですね」
三木「いや絶対入っていますよこれは!」
 二十六万円分もの中で選ばれていなかったら凄く切ないですね。しかも自分が出演する番組にメールが送られているのですから尚更です。
 今月のゲストは有沢まみずでした。まみずのラジオ出演は以前に天たまとこいぬのじかんで聞いた事がありましたが、今回はその時に比して態度が大きかった様に感じられました。その態度に見合うだけの著作を出しているのかと言うと疑問・・・げふんげふん(死)。


 壱拾陸日 火曜日

 ちょっと古い話になりますが先月発売されたまんがライフMOMOの奥さまはアイドルで、まゆりの「みんなに自慢したいなぁ まゆりんにもお友達がいるんだよって」と言う台詞を見て、もしもこれがアニメ化されたらまゆりの声が村さんが良いのではと思いました。いえ、決して他意はありませんが、この回のまゆりは髪型が偶然にもツインテールでしたし、益益村さんと重なります。

 まんがタイムラブリー四月号のパニぐらは一志とアキのいちゃつきぶりが少少意外でした。自覚する前からお互いを好いているのは明らかで、宛ら熟年夫婦の様な関係でしたから特に変化は無いのではと考えていましたがこんなに態度が変わるものですか。しかし間も無く最終回を迎えてしまいそうな気配ですなぁ。もしもそんな事になったら残念です。この漫画が終わるくらいなら一志とアキが結ばれなんかしなければ良かったのに!(酷)

 先週発売のヤングアニマルで『ゆびさきミルクティー』が最終回を迎えました。
 作中に最終回を読み終えたミオさんの感想を言い表すのに最適な台詞がありましたので、ひだりが最後に発した台詞を引用します。
「えっ 意味が わからない・・・」
 この一言に尽きます。長い休載の間もじっと待ち続け、いざ復活してから『何でミオさんはこれをそんなに読みたかったのだろう』と言う疑問と戦い続け、そして迎えた最終回がこれです。今から思えばミオさんは単にユキが好きだっただけなのかも知れません。
 それにしてもゆびさきミルクティーも完結し、とうとうヤングアニマルで読む作品が『信長の忍び』だけとなりました。あ、あと、読むのを忘れがちですが『キミとおやすみ』もありました。何れにせよ一冊の中で僅か数頁に過ぎません。四コマ漫画だけを読むなんてまるで四コマ漫画がとても好きな人みたいですね。


 壱拾伍日 月曜日

 ジャンプ。
ぬら孫
 アニメを楽しみにしていたのですがBS11とは、これは見れません。リクオの声が潤潤なのは想像していたのとは異なりますが良い感じになっていそうです。
バクマン
 最高と亜豆が色色と気持ち悪い。
ハンターハンター
 七頁目までは非常に絵が良かったです。しかし現在のピリピリしたゴンは見ていて楽しくありませんなぁ。今から思えばヨークシンシティ篇とか面白かったですなぁ。


 壱拾肆日 日曜日

 黒うさぎ。
村さん「とは言えゆかりが、あの〜、な、あんまり言った事無いけど好きなのファーストキッチンなんだけどね」
 あれ、ドムドムではなかったのですか?
 略してチカチューさんの『パンダ好きのゆかりんには朗報ですよね』と言うメールに村さんが「パンダ好きだって一回でも言った事あったっけ?」と返していましたが、多分送り主は村さんがパンダを好きでも何でも無いのを承知でネタとして送っている気がします。どうせなら『パンダ好きのゆかりんには朗報ですよね』の後に『ところでゆかりんはパンダが好きですか?』と続けて欲しかったです。
 あたしは動物園はもう何年も行った覚えがありませんなぁ。多分、行ったらいったで今でもそれなりに楽しめるのでしょうが、絶対に行きたいとは思わない不思議な場所です。
 ドアラが本当にフルマラソンを完走したかはともかくとして、球団のマスコットキャラクターは基本的に運動神経が良いですよね。そして球団とは関係がありませんがガチャピンならフルマラソンでも完走しそうな気がします。

○とある科学の超電磁砲(レールガン) #23 『いま、あなたの目には何が見えてますか?』
 「さあどうかしら?」と笑顔で言いながら意識不明の絆理のところに連れて行くテレスティーナが外道です。
 木原・・・テレスティーナ=木原=ライフラインですと!? 何とテレスティーナが木原! 彼女が木原の名を持つ者である事に驚きながらも、幻生に続いてまた木原なのかと辟易しました。幻生と繋がりがありますから彼女が木原である事に必然性はありますが、しかしそれでもまた木原ですか。
 今更なのですがかざりんの性格が禁書本編とは著しく異なりますよね。禁書のかざりんはもっとさっぱりした気持ちの良い性格でした。それに比べてアニメの彼女はうじうじと気持ちが悪いです。禁書G巻のかざりんとかとても好きなのですが、アニメ超電磁砲のかざりんはそれと同一人物だとはとても思えず、そして間違っても好きになれません。
 かざりんを引っ叩いてしまった白黒がその痛みに耐える姿を、喫茶店さんが温かい目で見守っている事に腹が立ちました。それはお前の位置ではないだろう! 敢えて言うならそれは美偉の役割ですよ。
テレスティーナ「ギャハハハハ! よく調べたじゃねぇか、お利巧さん。けどなあ、どういうつもりと聞かれて答える奴は居ねぇんだよ、ブワァーカ!」
 す、凄い豹変です。
美琴「武装無能力集団(スキルアウト)は・・・実験動物(モルモット)じゃないっ!!」
 え、えー・・・? 美琴はこんな事を言いませんよ。
 ようやっと美琴の戦闘場面が出ましたのに、それはテレスティーナとキャパシティダウンの前に情けなくも這い蹲り、成す術も無く敗北する姿でした。ラスボスを前に敗北するのは大変に結構なのですが、それまでの話で肝心の美琴の強さを余り見せていないので美琴と敵の両方の強さが感じられずフラストレーションが溜まる一方でしかありません。
 連れ去られようとする美琴を、友人を助ける為に、光子が登場するのはとても格好良いのですが彼女が勝てる気が全くしません。しかしそんな予想とは裏腹に彼女が完璧に救出しました。それはそれでその描写を省かれたのが哀れですね。つか、見せて欲しかったです。
テレスティーナ「手前らその場で首でも吊ってろ!」
 似ている(笑)。木原くンにそっくりですよ。
 光子の武勇伝を聞かされている冥土帰しの困った顔が笑えます。彼のこういう姿は貴重ですね。
涙子「御坂さん。今御坂さんの目には、何が見えていますか?」
美琴「何って、左天さんだけど・・・」
 それはそうですが(笑)。美琴のそのままな答えに笑ってしまいました。此処で喫茶店さんが立ちはだかる事に例の如く立腹しましたが、美琴の返しが面白かったので許しましょう。
涙子「白井さんもです!」
黒子「ぅへえ゛ぇ゛」
 白黒の呻き声が見事です。
 喫茶店さんまでもが出陣する気満満なのですが、まさか彼女も戦うつもりではあるまいな? 人は其其、出来る事出来ない事、やれる事やれない事、やるべき事が決まっているのですから、喫茶店さんは戦うべきではないでしょう。彼女が好きになれないことを除いても納得が出来ませんよ。

○天装戦隊ゴセイジャー epic5 『マジカル・ハイド』
 今回の怪人であるウチュセルゾーの声はフリーザですか。こんな序盤で大物ですな。しかもデザインが良いですね。ウォースターの怪人で明確にデザインが良いと思ったのは今回が初めてです。
 症状がそんなに重くないのであれば、現実にも故意に我が子を天才風邪に罹らせようとする親は多そうですなぁ。
 シーイックボウガンを宙に放り投げて両手で重たいランディックアックスを持ち接近して攻撃、敵にダメージを与えたところでアックスを捨て落下してきたボウガンを受け止めて体液採取の一撃と見事な流れでしたが、あの放り投げ方ではあの位置にボーガンは落ちて来ないと思います(ぉ でもランディックアックスが重くて軽軽しく振り回せるのがブラックだけだったり、回転させてその重さと勢いを利用した攻撃をブルーが使ったり、戦闘の流れはとても見応えがあって良かったです。毎回戦闘に力が入っているのでゴセイジャーが好きになってきました。
 等身大戦闘に負けじと巨大戦も気合が入っており、作り込まれたセットを見ているだけで満たされました。それにしてもシーイックゴセイグレートとは、もう新たな合体が登場ですか。海賊風の頭部デザインや右手にソーシャーク、左手にハンマーヘッドシャーク(劇中でハンマーシャークと呼称されていますが、ハンマーヘッドだとヘッドとヘッダーが重なってしまうからですね)と贅沢で格好良いのですが、この手の強化合体には完全に飽きてしまいましたなぁ。例年の流れからしても多数のバリエーションが登場するので個個の登場が数えるほどだけになってしまいますからなぁ。
 ハイドの性格設定は好感が持てますが、如何せん演じている役者がもう一つと言う感じです。しかしハイドとアグリは其其に異なった魅力がありどちらも好きになれました。それに比して勧進のレッドであるアラタが弱いですなぁ。見た目が子供にしか見えないのも減点です。
 次回は逆上がりはともかくとして盛り上がりそうな感じですが、今週に続いてまた新たな合体パターンが出るのですなぁ。嘗て無いほどのハイペースです。

○仮面ライダーW 第26話 『Pの悪戯/亜樹子オン・ザ・ラン』
翔太郎「あっ、俺の声だ」
 よく一瞬で自分の声だと理解りますね。自分で自分の声だと思っている声と、他人に聞こえていたり録音して聞こえる声は違いませんか?
 幹部を怪人が操るとは凄いですなぁ。
 探偵事務所の地下にパペティアー・ドーパントが操るクレイドールが襲来したり、何故か何の前触れも無くガンナーAが出て来て撃破とか、派手な展開です。
 ゴミ収集車から人形を探し出そうとするあれを、清掃業者の人が止めようとしています。本人は大真面目なのですが、そりゃ清掃業者にしたら止めようとしますよね。
 サイクロンメタルフォームのマキシマムドライブ『メタルストーム』は容赦がありませんね。とことんまで滅多打ちです。
亜樹子「リコちゃんがいるよ」
 いあ、それは駄目でしょう(笑)。妻と娘を失って代わりに人形を愛するとか人として終わっています。堀之内も堀之内で真に受けて人形を抱きしめないで下さい。
 冴子が若菜の心配をしたのが意外でした。これまで冴子が若菜を妬ましく、或いは疎ましく思っている描写ばかりでしたが、根底には姉妹としての愛情もあったのですね。
 フロッグポッドに自分で自分を褒める言葉を吹き込んでそれを竜の声で再生するとかこれ以上無いほど寂しく虚しい使い方です(笑)。

○ドラゴンボール改 『怒れる(スーパー)サイヤ人!名乗りを上げる孫悟空!』
 ちょっと安っぽい超サイヤ人が懐かしいです。オーラを纏った時の金色に輝く髪の色は格好良いのですが、オーラを消した状態で髪が薄い黄色だと格好悪いと思っていた記憶が甦りました。


 壱拾参日 土曜日

 まんがライフ四月号のぼのぼのはレリと言う新キャラが登場しました。柱で初の女性ラッコと書かれていましたが、これは長い連載の中でもかなり大きな出来事ではないでしょうか。衝撃的です。しかしラッコと言う言葉を聞くと、先日見かけたラッコが海胆を食べてしまい被害が出ていると言うニュースを思い出し、何とも複雑な気分になりました。


 壱拾弐日 金曜日(十三日更新)

 本日から発売開始と調べておいたマックの『カリフォルニアバーガー』を食べました。
 ニューヨークバーガーほどではありませんがそれなりに美味しいとがっついていたのですが、途中まで全く見ていなかった上面にふと目をやりました。・・・ぐ、ぐぉぉぉ。ハワイアンバーガーと同じ様な模様が・・・ッ! 駄目だ、もう食べられません(死)。
 これで四つ全てが発売されましたが、全部食べた感想としましてはニューヨークバーガーが一番美味しかったですね。これが一番好みの味でしたから、再販売されて欲しいです。


 壱拾壱日 木曜日

 『とある魔術の禁書目録S』読了。
 購入店に拘った一因が書皮でした。果たしてこの店はどうだったかと言えば、当たりでした。百点満点中九十点と言ったところで、一日遅れてでもこの店で買った甲斐があるというものです。この近辺では随一です。
 前置きは其処までにして此処からは本書の感想です。闇咲逢魔が使った魔術の様に見えなくしているので幻想殺しで反転させて下さい。
 強盗を試みる浜面仕上が人を傷付けたくないと言い出し、宛ら良い人である様に描写されているのが不自然に思えてなりませんでした。初登場の折は間違い無く屯している無法者でしかなかったのに極端な変貌です。
 『新たなる光』の一人であるレッサーが何と表紙にも抜擢され、当麻と行動を共にすると言う大役を担っております。これは全く予想出来ませんでした。そしてあたしはレッサーが誰だったのか覚えておりません(死)。P巻は未だ読み返しておらず一度しか読んでいないので、正直に申し上げまして『新たなる光』の名前や性格、活躍がさっぱり記憶に無いのです。
 妙に頭の回転が早く様様な事態に対応している当麻の姿に違和感がありました。元より決して彼は愚鈍ではないので明確に何がおかしいと言えないので、それは違和感があるとしか言えないのですが左右奇妙な感じです。暫しの黙考の末に思い当たったのですが、言わばS巻では当麻が常に真剣な状態なのですね。ちょっとくだけた様子を見せる事もありますが、ギャグパートの気が抜けた状態ではなく、敵と戦っている時の様な思考状態なのでした。
>「やっぱ、俺には右手は似合わねェか」
 鈴科百合子ちゃん一方通行の上条さんコンプレックスが前面に出た台詞で微笑ましくなりました。他の誰よりも当麻を神聖視し、絶対的な正義のヒーローと捉えているのが鈴科百合子ちゃん一方通行です。そんな彼が思わず憧れる対象の真似をしてみたくなったのですね。
 鈴科百合子ちゃん一方通行の前に現れたミサカを見て、「すわ、遂にミサカ00000号(フルチューニング)が登場か?」と思いましたが違いました。第三次製造計画(サードシーズン)なる番外個体(ミサカワースト)です。まさか美琴のクローンにバリエーションが未だ増えるとは思わなんだ。
>クソッたれのクソッたれのクソッたれども!! 俺に殺す力しかないと思って見下してやがる性根の腐ったクソ野郎ども!! 今からオマエ達に見せてやる!! あの時、あのガキを天井のウィルスから守ったよォに、俺にだって何かを守れる力があるって事をよォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」
 自分にも守る力があると心の底から叫んだ鈴科百合子ちゃん一方通行に胸を打たれました。
 番外個体を救えず壊れかけ慟哭する鈴科百合子ちゃん一方通行を見ていて、この瞬間に視界の隅に当麻が映り、それで鈴科百合子ちゃん一方通行が立ち直ってくれないだろうかと、漠然と思いました。正直、これまで変に引っ張り続けて逆に当麻と鈴科百合子ちゃん一方通行の再会は機を逃した様に思っています。しかしもしもこんな再会ならそれでも許せてしまいます。するとまさにその瞬間の事です。頭に描いた想像が現実のものとなり、真実に当麻が登場し鈴科百合子ちゃん一方通行の視界に入り込みました。これには本気で驚愕です。しかしその後の展開は思い描いたものとは異なり、憧れのヒーローである筈の当麻が打ち止めを助けてくれない現実に憤った鈴科百合子ちゃん一方通行の突撃と相成りました。
 『行間 三』で、とうとう彼女が動きました。B巻を例外に物語の主軸に大きく絡む事の無かった美琴が動き始めたのです。彼女の本格参戦がどう盛り上げてくれるのか期待が膨らみました。
 全編を通じて二度目となる鈴科百合子ちゃん一方通行と当麻の戦いは、鈴科百合子ちゃん一方通行の叫びが何よりも痛く、そして何よりも盛り上がりました。鈴科百合子ちゃん一方通行の勢いに引っ張られ俄然引き込まれてしまいます。この結末でまた鈴科百合子ちゃん一方通行に影響を及ぼした事でしょう。
 最後の最後に本当の僅かでしたが、ステイルが登場して歓喜しました。ステイル
ステイルステイルステイルステイルステイルゥゥゥゥゥゥぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!! やっぱりこの作品では他の誰よりもステイルがステイルが大好きで大好きで堪りません。しかも自動書記(ヨハネのペン)が発動したインデックスと戦うなんて何と燃える展開でしょうか。全てを捨ててでも守りたい相手と戦わざるを得ない、やっとやっとステイルに見せ場が回ってきました。幾つかある戦いの一つでしかなく、これがメインとして描かれる事が無いのでしょうが、それでもステイルの活躍が楽しみです。しかし最後の見開きを使われた挿絵に、そんな強くて格好良いステイルが載っていないのは残念です。またこの挿絵の美琴ですが顔が物凄く幼いですね。
 最初の方はこれまでにも増して荒さが目立ちましたが、鈴科百合子ちゃん一方通行の強烈な心理描写にどんどん引き込まれていき、鈴科百合子ちゃん一方通行と当麻の再会で最高潮に達しました。とても面白いです。しかも最後はステイルを筆頭に、他にも御坂美琴、ヒューズ=カザキリまで動き出し、続きが楽しみで大いに気になります。これは早く二十一巻が読みたいです。総じて面白かったのですが、しかし浜面仕上パートだけは好きになれませんでした。人人が助け合い、一致団結して敵を打ち倒す、それ自体は悪くないのですが現在の禁書に必要な話なのかと言う疑問が拭い去れません。仕上が当麻や鈴科百合子ちゃん一方通行と並ぶ主人公として書かれている事に不満があるからかも知れませんが、仕上パートが邪魔に思えました。当麻と鈴科百合子ちゃん一方通行と二つの軸が交差するだけで充分でしょう。恐らくは次は仕上の軸も巧く絡んで納得させてくれるのでしょうが、矢張り彼は不要ではと思ってしまいます。

ウニ、ラッコに食べられ壊滅状態
 海胆は美味ですからね。


 壱拾日 水曜日

 本日発売の『とある魔術の禁書目録S』を買いました。
 恐らくですが昨日には店頭に並んでいたと思われますが、それが今日になってしまったのには理由があります。今回はどうしてもこの日に言及した小さな書店で買いたい気持ちがありました。しかし昨日に行くも、時間が遅く既に店が閉まった後だったのです。購入店の拘りを捨て別の店に買いに行くと言う選択肢も当然ありましたが、一刻も早く手に入れると言うのを我慢してでも今回はこの店で買ってみたかったのです。また降雪を前に気持ちが挫けたのも正直な所です。自分で決めた事でありながら、もう売っているのかも知れないのに買いに行かない事に苛立ち、激しい怒りにも似た複雑な気持ちに苛まれました。未だ売っていなかった、そう思うしかありません。
 そして一日後、本日は幸いな事に閉店前に辿り着く事が出来、無事に禁書の二十巻を手にする事が出来ました。小さな店で入荷数も少ないので、もしも一冊のみだったら売切れてしまっているかも、と言う不安がありましたがミオさんが足を運んだ時点で五冊ほどが確認出来ました。無造作に置かれていたのできっと未だ店頭に並べたばかりで、昨日は矢張りこの店では売っていなかったのだと改めて自らに思い込ませ、精神の安定を図りつつ購入です。


 玖日 火曜日

 まんがタイムジャンボ四月号の『天使な小悪魔』でマリリンがそね子と言う嘘に無理があると言われていましたが、現に化粧でマリリンに化けているのですから強ち無理とも言い切れません。

 まんがタイム四月号に場を移して『ひまじん』の連載が再開されました。記念すべき連載再開第一回目なので何か感想を書こうと思いましたが、(決して悪い意味ではなく)ずっと見慣れた何時も通りのひまじんで改めて書く事がありません。こういう風に別の雑誌での第一回目と言うと、これまでのおさらいとして基本設定を振り返るような話が展開されがちですが、幸いな事にそれも無く本当に何事も無かったかのように何時もの話でした。

 ギョーカイ時事放談第九十八回の前半は、レスキューファイアーの総監督を勤める方がゲストとして登場しました。特撮に関する話をじっくりと聞けて良かったです。
 そして後半はお待ちかねのレスキューファイアーの五人がゲスト出演です。流石に一挙にこれだけ登場すると誰が喋っているのか聞き取り辛いながらも楽しかったです。時間が短くて残念だったので次回に期待ですね。


 捌日 月曜日

 ジャンプ。
こち亀
 記念回が珍しく少年時代の話ではなかったのは良いものの、では面白かったかと言えば別問題です。実は両さんが打算で動いていると言うつまらない結末ではなかったのは評価が出来ますが、毒にも薬にもならない内容でした。
ワンピース
 この作品で回想ではない現在の時間軸で、明確に人物の死が描写されたのは初めてですね。
ハンターハンター
プフ「細胞を液体に変えて・・・・・・!! くっ・・・ 考えたなユピー!!」
 ギャグにしか見えない(笑)。
スケダン
紗綾「勘違いしないでよねっ!」
ボッスン「おめーがしたんだよ!」
 笑いました。この漫画はこういうとんでもない人物を出させると本当に面白いですな。そう言えば最近、ロマンや震蔵を見ていませんなぁ。
サイレン
 桜子の素がこれまでと全く違っていて驚愕しました。普段の姿は演じられていたものなのですね。多かれ少なかれ演技が入っていたでしょうが、それにしたってこれほど極端だとは思いませなんだ。


 漆日 日曜日

○とある科学の超電磁砲(レールガン) #22 『神ならぬ身にて天上の意志に辿り着くもの(レベル6)
飾利「あ、全部粒餡ですよ。それ以外は邪道です」
 粒餡を好むとは分かっていますね。
 原作では明かされていなかったかざりんの能力が掴んでいる物の温度を保つと判明しました。お世辞にも凄いとは言い難い能力ですが低能力者(レベル1)なら妥当でしょうか。今回のタイヤキの様に温かい食べ物を冷めない様に運べるので日常生活には地味に役に立つ便利な能力である事は確かで、考えたら低能力者で役に立つ能力と言うのは逆に凄いとすら思えます。しかし事それ以外の用法となると思いつきませんなぁ。またこの原理が、言葉のままに温度を保持しているだけなのか、温度を変化させられるけれども能力が低いので掴んだ状態の温度にしか出来ていないのかで、大分違ってきますね。
 衿衣と言う友達を得て必要以上にはしゃいだり、周囲と対立するかざりんが痛痛しいし鬱陶しいですなぁ。
美琴「よしっ、これで変装も完璧!」
 学園都市広しと言えど、ゲコ太のお面を被る様なのは貴女くらいですよ(笑)。
 EDの入り方に春生の絶望感があって良いですなぁ。ところで明らかに木原幻生の手の者と思われるテレスティーナですが、自分が春生の教え子を渡してしまった事で彼女達が危険な目に合うと知ったら美琴はどう思うのでしょうか。

○天装戦隊ゴセイジャー epic4 『響け、天使の歌』
 データスの声は宮田幸季ですね。こういうロボタイプのマスコットは久し振りではないでしょうか。
 おぉ、今回はブレドランが戦いに参加してくれました。これは幹部がちゃんと前線に出る作品を期待して良いのでしょうか。しかしデレプタとブレドランの二人だけでローテーションとは如何にも寂しいですなぁ。もっとバリエーションに富んだ幹部で人数を揃えて欲しいものです。
 幹部や戦闘員も登場して充実した戦闘関連ですが、前回までに比して大幅に爆発が減少したのが残念でした。あの爆発を多用しているのが良かったですなぁ。
 合体したゴセイグレートの顔がビルの窓硝子に反射しているのが格好良いです。

○仮面ライダーW 第25話 『Pの遊戯/人形は手癖が悪い』
真倉「ずばり殺人未遂容疑だ! おい、何で彼女を殺そうとした? 積もる恨みでもあったのか?」
 あいつは何時かやると思っていましたよ。
 仮面ライダーが二人で人形をどつき回すと言うのも冷静に見ると凄い光景です。

○ドラゴンボール改 『目覚めろ伝説の戦士・・・超サイヤ人、孫悟空!!』
 フリーザに元気玉を当てるまでの流れは本当に面白いです。元気玉でフリーザを斃して安堵している状態でAパートを終わらせるのも上手な切り方ですね。
 クリリンがフリーザに殺されて悟空が超サイヤ人に変身する一連の流れが早過ぎます。変なアニメオリジナル展開を残すよりも、こういう場面こそ焦らしに焦らし、引っ張りに引っ張り、長長と、じっくりと見せて欲しいです。


 陸日 土曜日

 レスキューファイアーを見ました。
 いきなりジョウカエンが実は人間と分かり合おうとしていたと言うのは唐突ですなぁ。消耗したドンカエンがジョウカエンを復活させる際に三幹部が、危険な裏切り者だからと難色を示していたので、ドンカエンにも素直に従わず味方にすら攻撃する危険な存在なのかと思っていました。事実、登場してからそういう要素に満ち溢れており、ウカエン達が反対するのにも納得していたのです。しかし裏切り者と言うのがまさか本当に人間と手を組むジャカエンの裏切り者の意だったとは予想外です。奔放に振舞う悪役としてのジョウカエンに魅力を感じておりましたので好ましくありません。
 但し、今回の流れにこそ納得がいっておりませんが、全体を通してジョウカエンは非常に好きな敵でした。味方からも恐れられる強大な戦闘力と行動の読めない危険な思考が相俟って強いインパクトを残してくれたと思います。この番組で最も好きなのがジョウカエンでした。
 矢張りと言うかドンカエンの声が変わっていましたね。どうしようもない事なのですがせめてドンカエンは前任者にやりきって欲しかったと叶わないのに願ってしまいます。


 伍日 金曜日(六日更新)

 昨日に続いて『けんぷファーH½』の感想です。
 洛芦和高校に臓物アニマルを集めている人が居ると言う記述を読んで、後に登場する伏線なのかと思ってしまいました。しかし後書きで、これが実は他作品との連動したお遊びだった事を知ります。
 自分で持っているのに気付かず「お料理の道具がどんどんなくなっていく」と怯える紅音の光景には此方が怯えますよ。
 自分の家が、自室が一番好きだと言うナツルに強く共感しました。それ以上に落ち着く場所はこの世にありません。
 第一章ではナツルと紅音が倉庫でバイトを、第二章ではナツルと紅音がデートと、紅音が報われる話が続いて嬉しかったです。しかも紅音が見事に雫を撃退したのは賞賛に値するでしょう。
 続く第三章で水琴、第四章で雫、決戦前に各人の気持ちを確かにし、土台を整理させた一冊でした。


 肆日 木曜日

 何だかすっかり月一のペースになってしまいましたが、『けんぷファーH』の感想を書きましょうか。
 楓への想いの強さを宗教かと問われて、哲学に近いと言い切るナツルが天晴れです。
「お詫びになにかごちそうするよ。マックでいいかな」
 マックが大好きなあたしでもこれは無いだろうと思いました。
 慎重に記憶を探ると、保健室で繰り広げられたナツルと紅音のやりとりに大笑いした気がします。全裸のナツルと紅音がロッカーで抱き合う凄い構図でした。
 録音したいから楓に特定の単語をもう一回言って欲しいと願うナツルは変態です。想いの強さはあれど変態的と言う意味ではまともだったナツルも壊れ始めました。
「人をなんだと思ってんだ」
「こっちの台詞だよ。お前はとことん変態だな」
 何と理不尽な流れですか(笑)。然も当然の様に皆でナツルを変態に仕立て上げていく流れが素敵でした。
 楓と紅音の実家が同じ神奈川県と言うのが、紅音と楓の関係に何か秘密がある事を想起させ、先の展開が楽しみになりました。やっぱり紅音こそメインヒロインですね。


 参日 水曜日

 パソコンに内蔵されているハードディスクの残り容量が心許無くなって来たので、USB接続の外付けHDDを購入致しました。
 内蔵ハードディスクは全部で250GBほどなのですが、これまでに不便を感じた事がありませんでした。余りハードディスクにデータを貯める習慣が無かったのですよね。しかし徐徐に蓄積されていたデータと、諸事情で一気に増えたデータが相俟って、この数日で一気に容量不足に悩まされ始めました。その状況を解決する為に外付けハードディスクの購入に到ったのです。
 時折店頭で見て、ポータブルHDDと言うものに興味を持っていました。手頃なサイズで手軽に扱えそうです。しかし容量辺りの値段がポータブルタイプだと高い傾向にあり、また全体的に容量も抑えてあります。予算に余裕が無いので候補から外れました。
 幸いにしてこれまで実際にハードディスクの故障に遭遇した事は無いのですが、ハードディスクは左右脆いと言う印象を持っています。衝撃に弱く、直ぐに壊れてしまう、それが小生のハードディスクに対する印象でした。だからSSDと言うのも考えなかったわけではないのですが、矢張りSSDはまだまだ手頃とは程遠いお値段です。しかも容量も多くて256GBと要求を満たしません。これも矢張り候補から外します。
 そして結局、USB接続の外付けハードディスクと最も無難な形に落ち着きました。USB3.0対応機種に大いに惹かれる部分もありましたが肝心のパソコンがUSB3.0を搭載していないのですから諦めます。購入したハードディスクの容量は1TBと、内蔵ハードディスクの四倍になります。それにしても1TBが簡単に買えるとは随分と安くなったものです。数年前は500GBと1TBの価格差が激しく手が出し辛いものでした。更に遡れば1TBもの容量を買うと言う事を想像すらしなかったでしょう。それがこんなに安価で手に入るのですから驚きます。

 良い機会だったので序でに内蔵のDVDドライブも購入しました。パソコンに最初から取り付けられていたものはディスクトレイが故障して開閉しなくなっていたのです。不便を感じつつも頻繁に使うわけではないからと我慢してきましたが買い換えました。
 碌に知識が無いのでSATA接続だろうと然して根拠も無く決め付け、特に性能を求めていないので非常に安価な製品に目星をつけていたのですが、購入直前に念の為に調べたら何とあたしのパソコンはATA接続でした。危なかったです。そして改めてATA接続で探し直すと先に目を付けたような価格の製品は無く、出費が予想以上になってしまいました。しかし目玉が飛び出るほどに高いわけではないので許容範囲でしょう。
 昨日に四苦八苦しながら設置したのでした。その際に誤って手が触れたのか、メモリが外れたみたいでパソコンを起動出来なくなるトラブルにも見舞われましたが、何とか復活です。

 しかしこう地道に壊れたパーツを取り替えたりしていますが、矢張り新しいパソコンが欲しくなりますなぁ。現在のマシンではネットサーフィンですらストレスを感じる様になりましたよ。
 現在使用しているマシンを購入したのが2006年の三月ですから、もう丸四年が経とうとしているのです。これから五年目に突入するのですから何だかんだで長く使ってきたのではないでしょうか。パソコンの買い換えタイミングに於いて五年と言うのが一つの指標だと思うのですよね。HDDの寿命も平均して五年程度と良く言いますし頃合でしょう。
 ですが頃合が訪れたとて、流石にパソコンを買い換えるほどの予算がある筈も無く、買い替えなど夢のまた夢なのでした。


 弐日 火曜日

 ホビジャ。
 第三特集でフルメタのASを見られて良かったです。時にフルメタの最終巻は何時になったら出るのでしょう。
 ヴァリアブルアクションリューパラディンロードゼファーの原型が公開されていました。初めて大きな写真で見られましたね。やっぱり格好良い! 早く欲しいのですが発売時期は何時でしょう。それに先んじて爆烈丸は今月発売なのですね。把握していなかったのでいきなりと言う感じです。
 折角キバが題材だったのにS.I.C.HERO SAGAが最後まで面白くならなくて残念でした。


 壱日 月曜日

 ジャンプ。
新連載 詭弁学派、四谷先輩の怪談。
 読切版の方が未だ面白かったです。
めだボ
 効果的ではありませんでしたが破壊臣と称される高貴の一端が垣間見られたのは良かったです。
スケダン
 サスケが可愛いです。
ハンターハンター
 ハンターハンターは面白いと久方振りに思えました。メルエムはこれで死亡するなりで退場してくれていると良いですなぁ。