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壱拾月の独白

 参拾壱日 日曜日

○スーパー戦隊VSシリーズ 特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー(前編)
アグリ「(爆竜みたいな相棒が居たら良いと言うハイドに)俺達には沢山のヘッダーやゴセイナイトが居るじゃないか」
 ナイトさんが爆竜やヘッダーと同列の扱いですか。ナイトさんを人間と同格に見てあげて下さい。
 いきなり「アバアバアバアバアバレンジャー♪」とアバレンジャーのEDを踊り出し説明を求められて片言で喋るジャスミンが阿呆の子にしか見えません(ぉ 本編でも一風変わった空気の持ち主でしたがこれほどの異常者ではなかったでしょう。
 戦闘中に抜け出して娘に電話をかけたアバレッドの行為に激怒し思い切り殴りつけるデカレッドですが、民間人に手を上げるのがプロのお巡りさんだと言うのですか。アバレンジャーをアマチュアと扱き下ろし自分達がプロフェッショナルである事を強調するデカレッドですが、一人の人間としても問題がありますし剰えこれが正義の味方のやる事とは思えません。当時も控えめに言って大っ嫌いだったデカレッド=バンですが、この作品ではその印象をより強まりました。見ていてそういえばバンが嫌いだったと思い出さされましたよ。
 アバレブルー、デカブルー、デカグリーン、デカブレイクとアバレイエロー、デカイエロー、デカピンクの二組に分かれ、其其でアバレンジャー勢が活躍しデカレンジャー勢が認めますが作りが露骨でした。それまでデカレンジャーがアバレンジャーを見下していたので爽快ではありますが、この流れにする為に敵愾心を持たせた様に見えてしまいます。

○天装戦隊ゴセイジャー epic37 『エキサイト・モネ』
モネ「これからはああいう事されたらちゃんと怒んないと駄目だよ、相手が悪いんだから」
 それでトラブルを招いたらどうするつもりなのですか。世の中おかしな人、恐い人が多いのですから、責任も取れないのに不用意な発言は慎むべきですよ。
 マトリンティスの作戦で配布されモネにも取り付けられたダイエットメーターですが見た目が昔の戦隊が着用していた変身ブレスに似ていて格好良いと思ってしまいました。常常思っているのですがまた戦隊の変身アイテムにブレスを採用して欲しいです。
 ダイエットメーターは実は怒りが最高潮に達すると石灰化させるガスを出す装置でした。これにより下手に怒れないと言う精神的恐怖と、実際に怒ると石灰化してしまう物理的対策で人間が逆らえない様にするのがマトリンティスの作戦です。これをゴセイジャーの中で取り付けられたのがよりによってモネと言うのが問題ですよね。アラタやエリなら何とかなったでしょう。
 マトリンティス帝国のアジトは外観がチープですね。昔の特撮番組みたいで微笑ましくすらあります。
 バイタルのアドボルテGは秀逸なデザインです。しかしテロップが出ない事と相俟ってマトロイドの名前は分かり辛くてなりません。せめてシンプルにバイタルロイドとかスキャンロイドにしてくれればテロップが無くても覚え易かったのですがね。
 アドボルテGが纏った兎の着包みは丈夫ですね。ゴセイジャーの猛攻を受けても傷一つありませんでした。
 劇中でつまらないとされている博士のスペースギャグですがあたしはそんなに悪くないと思いました。星と犯人(ホシ)でといた謎かけが巧いと思いました。知らないのですが大喜利と言うのはこういうのではないのでしょうか?
 戦闘を優位に運ぼうとするアドボルテGによってダイエットメーターを装着させられ、石灰化を恐れて攻撃を封じられるゴセイジャーですが、その中にあってゴセイナイトは動じません。流石はナイトさんですね。動じないナイトさん、動じナイトですね。
イエロー「アンポンタンな方ね。気合なんてものは、必要無いのですわ」
 「気合が足りねぇんだよ、気合が!」が口癖の纏兄さんが聞いたら怒り出しそうな台詞です。
ナイト「まずまずの動きだったな、ゴセイイエロー」
 上から目線ですね(笑)。いあ、ナイトさんなら上から目線でも問題ありませんが。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第9話 『ずぶぬれと過去と灼熱コンボ』
 あのアンクが大人しく鴻上の言いなりになっているのが度し難いです。
 映司は紛争を経験しているだけあって爆発音から爆弾だと理解るのですね。何気に凄いです。
 おぉ、カザリはどこぞの虫頭と違って頭が回りますねぇ。オーズがライオンメダルをいきなり使った事から、自分達とオーズの他にメダルに絡む第三勢力が存在する事を見抜くとは中中です。その調子で会長をけちょんけちょんにして、鴻上ファウンデーションを潰して下さい。
 サメヤミーはシンプルなデザインが良いですね。サメヤミーの素早さに苦戦するオーズが対抗する為にチーターメダルを使いました。安定した強さで一気に形勢逆転です。
 二話構成一話目でのコンボ披露なので活躍しないだろうと踏んでいたのですが、意外にもラトラーターコンボが大活躍でした。変身した時に発する余波だけで川の水を蒸発させグリードを吹き飛ばし、メズールからはコアメダルが弾き飛ぶほどです。しかし変身にインパクトがあったのに反して、戦闘は大人しく物足りないアクションでした。必殺技も格好良いのですが格好良いだけです。ガタキリバコンボの大量分身や一人オールライダーキックごっこに比肩するものが見たかったです。

○ドラゴンボール改 『そして最悪の事態へ・・・ セル、18号に襲いかかる!』
セル「お、おいベジータ! こいつを何とかしてくれよ!」
 出ました、セル随一の情けない台詞です。でもZの方が情けなさがより上回っていましたな。
ベジータ「オレを倒すだと? くっくっく・・・ 莫迦が! きさまに父親が攻撃できるとはおもえんがな。撃てるもんなら、撃ってみろ! ・・・!!」
 撃つわけが無いと高を括っていたのに撃たれているベジータが情けなくて笑うしかありません。予想外の表情で物凄く吹き飛んでいるのですからギャグの領域でしょう。
ベジータ「くそっ、トランクスの奴、本当に撃ちやがった」
 アニメだと海面を漂いながら呟くのがシュールですよね。どれだけ派手に吹き飛んだのですか。
 セルが完全体に変身する時の引き伸ばしは、どれだけ強力な存在が生まれるのか期待を集めるので嫌いではありません。Zほどだと長過ぎますが改は丁度良いですね。
ピッコロ「コントローラーはクリリン自身がふみつぶした。・・・・・・ベジータめ・・・・・・! 責任持てよ・・・・・・」
 クリリンの責任は追及しないのですね。
ベジータ「トランクス、先刻俺を攻撃したな!」
 次回予告で言うほど根に持っているのですか(笑)。これは笑えましたがしかし、つくづくベジータの声が酷いですなぁ。


 参拾日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #04 『魔滅の声(シェオールフィア)
 原作で地の分で表現されていた、目の前で火事が起きていて助けを求めている人が居たらと言う例えが当然ながらありませんね。後から消防士が来るから意味が無かったとしても迷わずに飛び込んでいく、そんな上条当麻を心底格好良いと思ったものでした。何を隠そうミオさんが当麻を特に格好良いと捉えたきっかけはこの七巻だったのです。
 オルソラの事はロシア正教内部の問題でありイギリス清教が関与する事ではないとステイルに、素人なのに自分が関係の無い事にも首を突っ込みすぎだとインデックスに諭され、迷いながらも背中を向けて学園都市に歩き始めた当麻がコンビニエンスによると偽って離れ、一人密かにオルソラを助けに戻るります。ですがこの流れがとても急展開でした。確かに文章をそのままアニメ化するとこうなるのかも知れませんが、一切の溜めが無いので当麻の葛藤や決意が感じられず軽くなってしまっています。
 当麻がオルソラにかけると計算して十字架を託したステイルは凄いですね。良く其処まで読んだものです。
ステイル「それに、よくもあの子に刃を向けてくれたものだ。この僕が、それを見過ごすほど甘く優しい人格をしているとでも思ったか?」
 うっひゃあああああああああ!!!! ステイルかっけえええええええええええ!!!!!! これは惚れるでしょう。インデックスが惚れないのが不思議なくらいです。
 シリアスな場面なのに登場人物が悉く秋茄子秋茄子言っているのが気になりますなぁ。アクィナスですよ、アクィナス。
 第二話に続き五和が必要以上に目立っていますなぁ。他の牛深、香焼、諫早、野母崎、対馬も辛うじて確認が出来ますが、五和だけあからさまに特別扱いです。
 それにしてもステイルが格好良いですなぁ。マントで包んだ長身、マントをたなびかせ高所から飛び降りる姿、有言実行で敵を容赦無く燃やし尽くす炎、その一挙手一投足が格好良く見惚れてしまいます。ステイルはマントや炎とシンプルな格好良さを備えているので映像映えしますね。
 魔滅の声の対策として自ら鼓膜を破るのが忠実にアニメ化されました。ルチアの命で万年筆を取り出した時点で何が起きるのか知っているのに・・・否、知っているからこそ身を竦ませ、思い切り耳に突き刺したのを見て震えましたよ。
 それにしても禁書のアニメは副題のセンスが良くありませんなぁ。今回の魔滅の声に続いて次回は蓮の杖ですか。作中でそれほど重要でもない単語を副題にされても困ります。もう少し工夫して欲しいですなぁ。魔滅の声や蓮の杖が話の肝だとでも言うのですか?

 スーパーマーケットの惣菜コーナーで美味しそうだったのでクリームチーズ入りかつのデミソースと言うのを買いました。しかし食べてみると度し難い事にミオさんが嫌いなメンチカツの味がする様な気がしてなりません。首を傾げながら商品名を改めて確認してみると、クリームチーズ入りメンチかつのデミソースでした。
 ・・・・・・・・・
 だ、騙されたっ!?


 弐拾玖日 金曜日

 それ町を見ました。
 Bパートの話は原作で読んだ事があります。アニメが原作のエピソードを一つも漏らさず順番通りに映像化していると仮定したらですが、ミオさんが最初に読んだ原作はこの話と言う事になるのでしょう。真実がどうなのかは存じ上げません。
 何時の間にか歩鳥の声に違和感を持たず受け入れている事に気付き愕然としました。これでは原作を読んだ時もアニメの声で再生されてしまいます。

ポケモン脚本家 首藤氏が死去
 これで氏が昔から決めてあると言っていたポケモンの最終回を見る事は叶わなくなってしまったのですね。


 弐拾捌日 木曜日

 ギョーカイ時事放談第118回を聞きました。
 久し振りに飯田さんの声が聞けて嬉しかったです。そして更に、予てより名前が出ていた偽まるの友人である“森崎君”まで出演すると言うまさかのサプライズまでありました。漠然と出て欲しいと思っていましたが実際に出るとは驚きです。パーソナリティの私的な友人がゲスト出演と言うのは他の番組なら公私混同も甚だしいのですが、ギョーカイ時事放談ならば許されますよね。
 番組初の男性ゲストが出ましたがどれも知らない方でした。辛うじて市来光弘だけはチェリーベルで名前を聞いた事がありますが、本当にそれだけです。
偽まる「お三方は何時から参加を?」
 ぷぷぷーっ! おさんかだけにさんか、だって! 面白〜い!
 最後には三木さんがいといのいぢを連れて来ましたが、誰かハルヒの事を突っ込む空気の読めない素敵な人は居なかったのでしょうか。

 ポケモンを視聴す。
 デントはサトシが大好きですね。サトシの成す事を全て好意的に解釈しています。これはこれでタケシとは異なる方向性の仲間で面白いのですが、矢張りサトシ、タケシ、カスミの組み合わせが一番好きでした。
サトシ「あのマメパト、メスだったのか。ちっとも知らなかったな」
ピカチュウ「ピカ(ずっこける)」
 ちょっとポケモン大好きな少年! 自分のポケモンなら性別くらい知っていて下さい。サトシの発言にずっこけるピカチュウが良い味を出していました。


 弐拾漆日 水曜日

 読み終えたばかりで興奮冷めやらぬ中、『荒川アンダーザブリッジJ』の感想を書きたいと思います。ふと気付いたのですが、未だ十巻の感想を書いていませんでしたね。忘れつつありまして、結果的に十一巻が先と言う変な事態に陥ってしまいました。
 それにしてもアニメがきっかけで原作を買い始め、最新刊の発売を迎えるのは初めてでしたが矢張り荒川は最高ですな。素晴らしい内容で大満足でした。十二巻は何時頃出るのかしら。

○第十一巻
○第282話 パズル
 十巻は続きが非常に気になる強烈な引きで終わりましたが、その勢いを維持した熱い展開ですね。ニノの絶対にリクと共に行くと言う愛の深さに感激しました。
○第284話 電波受信
鉄人兄弟「リクさんがよく僕達の会話に割り込んでくる・・・・・・ あの迷惑行為の事だよね!?」
 突っ込みが迷惑行為呼ばわりとは酷いですな(笑)。
○第285話 ツッコミ入門
 趣味程度に突っ込みを齧っていると言うのは何気に凄くありませんか。
○第286話 ツッコミレッスン
P子「うんまぁ花嫁修業として基本ぐらいは・・・ ってバカ!! できないわよ!!」
 出来てる出来てる! それが突っ込みですよ! 見事なノリツッコミですよー!!
 鉄人兄弟が標準語でP子に重い突っ込みを入れる図には大笑いしました。
○第288話 金星みやげ
 この話(を含む一連)は連載を読みました。だから単行本十巻を呼んだ時にどうやらニノではなくリクが金星に行ったらしいと言うのは理解っていたのですよね。
○第291話 冬眠
 一号分飛びまして、この冬眠の話も連載を立ち読みしました。
○第296話 白黒殺人事件
 既に最安値まで下がっていたシロの株価が地面を付き抜け地下まで潜る落ちでした。
○第297話 有機物の面影
 矢張り一号分開きまして高井が帰還する一連の話も立ち読みで連載を読んでいます。高井の変貌は衝撃的でした。
○第300話 高井の思惑
リク「だって俺って欠点など何一つない 完璧な男だから・・・」
 マリアとP子にニノの両親から嫌われた理由に心当たりが無いか問われたリクが、「そ・・・そんなの 分からないよ」と何の迷いも無く言い切りました。それでこそリクです! 心の底から本音で言える自身の塊であるリクがとても素敵でとても格好良いです。
○第301話 宇宙で一番
 アイドルの亀有君よりリクの方が格好良いなんて事は無いと言われて悄然とするリクとその事に驚く星に笑いました。本物のナルシシストがどれほどのものか恐怖しながらもリクの駄目にして成長を妨げる為に「『イケメンすぎる社長』として世を騒がせそうだぜ!?」と必死に煽てる星ですが、リクにとってはその評価も『社長としては』と言う部分が不本意であるみたいです。リクの発言が最高で名台詞のオンパレードに笑いこけました。
 星に誰もがニノが世界一の美女と思っている訳ではないと言うリクにとっては衝撃の事実を知らされた彼は、結婚式場に乱入し「俺は 世界一のイケメンですか!?」とニノに確認を取ります。これはシスターにとってのマリアがそうである様に、誰にとっても愛する人こそが世界一に見えると言う事なのですよね。しかしお互いを宇宙一のイケメン、宇宙一キレイと言い合うリクとニノは、傍から見たらバカップルですな。


 弐拾陸日 火曜日

 ホビージャパン12月号を買ってきました。
 イベントで展示されたSDXの試作品が掲載されていますが、一際目を惹くのが巨大なガンレックスでした。これで商品化が決定したと考えられるほど楽天的にはなれませんが、SDXが始まった頃から機兵の商品化は夢でしたから期待が抑えられません。最終にして真の目標はガンジェネシスですが、ガンレックスで終わったとしても一定の満足感は得られる事でしょう。
 別の頁では同イベントで展示された他の写真も大量に載っていますが、魅力的なものばかりで出して欲しいものが多いですね。その中の一つがS.H.フィギュアーツの仮面ライダーサガです。サガはとても好きなデザインのライダーなので発売されたら是非とも買いたいですね。それからファフナーがロボット魂で発売されるのも注目でしょう。第一弾のマークエルフが早速欲しいのですがロボット魂は買った事が無いのでどんな感じの玩具なのか気になりますね。遊び易いのでしょうか。
 S.I.C.ヒーローサーガのジェネラルシャドウは本気で何なのか理解りませんでした。アレンジが全く似合っておらず格好悪いです。また新商品としては仮面ライダーダブルが出るみたいですがこれも似合っていませんなぁ。無理にS.I.C.で平成ライダーを出さなくて良いと思います。今から思えばと過去を振り返れば、キカイダー00を展開していた頃が最も面白かったかも知れません。


 弐拾伍日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×ブリッジ 『4 BRIDGE×2』
 原作最新十一巻を買ってきた荒川アンダーザブリッジです。
 前作から通してアバンタイトルは原作単行本巻末が映像化されていましたが、今回は作風が一新されましたね。巻末に興味が無く意識していないのですがもしかしたらネタが尽きたのでしょうか。
 リクがショートフィルムを撮るのが趣味だったと言うのは何だかとてもらしいと思いました。それにリクの趣味が語られるのも珍しいですね(ヴァイオリン演奏は趣味よりも特技と言う感じです)。
 編集でリクしか映っていない映画を見せられ、白い顔をしているのが星と村長とP子の三人なのですよね。星と村長は自分の出番が削られ、P子は作品が理想からかけ離れたショックでしょうが、ラストサムライを含む他の面子は興味深そうに見ているのが興味深いです。
ニノ「そうだぞ星 リクはオアバケが怖いんだからな!」
 ニノは優しいですね。
 リクが父親を誰より恐れる結末は好きです。

 先月の失態を繰り返さず今回は無事にギョーカイ時事放談の生放送が聞けました。しかし焦ったのは公式サイトから配信頁へのリンクが貼られていない事です。先月の日時が更新されなかった件と言い、余りにもお粗末でしょう。番組の内容がしっかりしていないのは構いませんがこういう部分はきちんとするべきでしょう。
 この番組では定期的にメーカープロデューサーと制作プロデューサーの違いが説明されますね。それだけ番組を聞いてアニメプロデューサーを志す人が多いのでしょうか。
偽まる「次の曲は長いです。約四分あります。と言う事で、トイレタイム!」
 出資者にとっては最重要かも知れない部分をトイレタイムと言い切ったのに驚愕させられました。流石と感嘆の声を上げざるを得ません。
 怪鳥黒瀬のメールには笑いました。内容も然る事ながら本人を彷彿とさせる読み上げ方をしているのが威力を倍増させていますね。誰のメールか知らずに聞いても理解りますよ。
 ヨスガノソラで町興しは他人事ながら心配になると言うか、乗っかっている人達がちゃんと内容を理解しているのか気になります。縦しんば理解しているとしても、何も知らない住民が気の毒でしょう。尤もアニメに興味を持たない大多数にとっては、内容を問わずアニメと言うだけで一緒くたに抵抗を示すのかも知れませんが。
 今秋から始まるアニメのお勧めではイカ娘とパンティー&ストッキングウィズガーターベルトの二強でしたなぁ。スタドラ輝タクや禁書が中中出ませんでしたし、荒川に到っては一度も名前が呼ばれませんでした。一度だけ紹介されたスタドラはオリジナル作品である事が推奨理由でしたが、あたしとしてはそれに加えて深夜アニメではない事と構成がスーパーロボットアニメの態を成している事を評価したいです。こうやって見渡すと本当に子供向けのアニメが減りました。

 ジャンプ。
スケダン
 アニメ化が発表です。面白い漫画ですしべるぜバブなんかがアニメ化される事を考えたらそれほど驚く事ではないのでしょうか。
ワンピース
 最後の「“海賊王”に!!! おれはなるっ!!!!」と叫んだルフィの絵が、初期の頃を思わせるすっきりとして見易い絵だったのに好感を持ちました。最近のワンピースは書き込みが凄くて見辛いのですよね。
リボーン
 大人ランボは良いキャラですよね。しかし五分間しか登場できないと言う制限があるのでしたら、それこそ圧倒的な強さを備える設定にしても良いのではないでしょうか。強いのに短時間しか活動出来ないと言うのは定番でしょう。
エニグマ
 今週の内容とは関係がありませんがファスナーが引っ掛かって着包みが脱げないと言う事にずっと既視感がありました。やっと思い当たったのですがDANDANだんくに登場しただんくの父親、牧島ダンですね。彼も大男の着包みを着ていたらファスナーが引っ掛かって脱げなくなり、正体を明かせなくなっていました。いや、懐かしいですなぁ。
読切 MoonWalkerLTD.
 この企画は連載作家のレベルも程度が知れると幻滅させられてばかりです。
めだボ
 矢張り高貴ちゃんが人気投票で高順位を取れなかった事が解せません。好悪はさて置き仮にも主要人物の一人が上位十五人にも入れないと言うのは、何らかの手違いで高貴ちゃんの票だけが集計されなかったと言う方が納得できるくらいです。登場したての嫌味な性格だった頃ならともかく、現状でこうも露骨に人気が無いのは俄かに信じられませんよ。
 その結果に追い討ちをかける様に話の内容でも高貴ちゃんが活躍する場を奪われてしまいました。この漫画では高貴ちゃんが一番好きなミオさんとしては哀しみを隠せないです。
逢魔動
 鉄火のマキちゃんはともかくとして、幹部の中で序列三位のドーラクがこれで終わったら期待外れも良い所です。頭を使った勝利はいいのですけどね。


 弐拾肆日 日曜日

○スーパー戦隊VSシリーズ 爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー(後編)
 敵の幹部が総登場しますがミケラとヴォッファが前線に出るとは珍しいですなぁ。数えるほどしかない事ですよ。
 ハリケンジャーとゴウライジャーの名乗り口上が個人だけで、全体での名乗りが省略されてしまっていますね。
 四つん這いで走るアバレブルーに跨るハリケンイエローの図が、連携と言うより一種の苛めに見えてなりません。
 流石は迅雷義塾の天才ですな。ゴウライジャーがアバレキラーを相手にしません。仮にもアバレンジャー最強クラスの敵を相手に圧倒とか、他の立つ瀬がありませんな。
 敵も味方も女性は女性同士で戦わせるのが相変わらず安直としか言いようがありませんなぁ。ジャンヌをアバレブラックと戦わせないのは逆に斬新ですらありますよ。
 折角の戦闘ですが今回も一方的で戦闘時間が短く余り楽しめませんでした。新旧戦隊が入り混じった組み合わせで戦わせるのは良いのですが、それだけでは終わらせずに戦隊定番の五対一とかやって欲しいですよ。それに戦闘員が出ないとか寂しすぎます。
 旋風神が轟雷旋風神への合体形態を取ったので轟雷旋風神になるのかと思いきや、轟雷神はそのまま轟雷神の合体パターンでした。しかし結果は矢張り轟雷旋風神で、轟雷神は途中まで合体したのを分離と意味不明な手順を踏んでいます。
 アバレブラックはダイノスラスターの攻撃でギガノイド英雄を前歴がありますが、それでもまさキラーオー撃破とは恐れ入りました。好意的に考えればローリングサンダーハリケーンの直撃を受けて弱っていたと言うところでしょうか。
 何とおぼろさんはリボルバーマンモスまで修理していたのですね。ハリケンジャーは本編で全てのロボが大破したのですが、その流れを全て無視した様な流れですなぁ。修理したの一言で終わってしまうのはつまらないです。そして同じく本編で死んだ筈のシュリケンジャーが良いところで登場しました。死んだのに再登場を他でやられたら受け入れ難いのですが、シュリならば許せます。どうせならこのまま作品の枠を超えて登場するキャラにしても面白かったかも知れませんなぁ。
えみり「名付けて、旋風轟雷アバレンオー!」
 ソードスラッシャーを持っただけじゃないかっ!! それで旋風轟雷アバレンオーとか名前負けにも程があります。
らんる「でも・・・もしもの時は、力になって欲しいけど・・・」
七海「大丈夫! 貴方達なら、エヴォリアンからこの星を、絶対に守れるよ!」
 やんわりと断りよった(笑)。

 バトスピ。
 どうも釈然としない話でした。町長は魔族の子供を人質にする事に良心の呵責を感じている様子で、ダンが勝手に魔族の子供を連れて行って他の住民がダンの横暴に憤り、これからどうすれば良いのかと絶望する中で皆で一から頑張ろうと前向きで居ました。しかしこの話の結末はルチャがグレートイーグルであった事が判明しこれからはグレートイーグルが町を守ってくれると言うもので、誰か一人に頼り切ると言う構図に変化がありません。人間がそういうものだと言われればそれまでですがそれならば町長の描写は何だったのだろうと言う疑問が残ります。そしてルチャもルチャで一度の敗北で折れてしまうようでは、今後も同じ事が無いとどうして言い切れるのでしょうか。どうしても解決したとは思えない内容でした。

○天装戦隊ゴセイジャー epic36 『走れ、アグリ!』
 ブラックが走る話と言うとブラックターボみたいですな。
ハイド「そういえばアグリはどうした?」
アラタ「これだよ」
 自分の作品を誇らしげに見せるアラタが可愛いです。レッドとしてはともかく、アラタの性格は良いですなぁ。
ナイト「事情は分かった。言った筈だ、地球とお前達に危機が訪れた時、私は何時でも駆けつけると」
 危機です! ナイトさん、今がその危機です! 特訓と称してグランディオンに追いかけられ、剰えビームで攻撃までされている今が危機ですよっ!?
 そのメカ人類を最初から戦闘員にしろと言いたくなります。流石に人間を改造した戦闘員が相手だと戦って後味が悪いですが、とにかくビービ兵を流用するのではなくちゃんと自前で用意して欲しいのです。
 改造する順番がおかしいです。何で浚って来たばかりの人間から改造するのですか。それなら最初に浚った人間を改造しておくべきでしょう。
 酷い話ですが次回もまた酷そうですなぁ。ゴセイジャーを面白い面白い言っているのにこんな話を見せられると立場がありませんよ。

○仮面ライダーOOO 第8話 『サボりと無欲と休憩中』
 声を演じている人と別人だったのでメズールの人間体は固定されず、毎回替えるのかと思っていましたがそういうわけではないのですね。どうしてメズールだけ声と人間体が別人なのでしょう?
映司「そう簡単に無くならないですよ、人の欲って」
 達観している主人公ですよね。
映司「パンツだけは綺麗で良いものでないと。メーカーによっては同じ綿でも違ったりしますしね」
 パンツを語らないで下さい(笑)。
会長「後藤君。そのわけの理解らない一般人にペースを乱されるのは止め給え。君らしくない」
 これが全てではないでしょうか。ペースを乱されている時点で彼にオーズに変身する資格は無いでしょう。
 トラメダルがトラだけにまた出番を取られましたね(ぉ
 ライオンメダルの能力は何か光るなのですね。バイソンヤミーが光に弱かったから効果的でしたが凄さが伝わり辛いです。しかし考えたらタカメダルの能力とかは何もありませんからなぁ(描写されていないだけで視力が優れているとか、夜目が利かないとか、設定上はあるのでしょうが)。
 オーズはカマキリとチーターの組み合わせをやって欲しいですなぁ。チーターの俊敏な動きで映司にも使い易いと好評のカマキリ攻撃を繰り出すとかなり強そうです。
 映司は歴代のライダー至上最もパンツと口にする主人公でしょう。
 映司がバイトを断った理由がひなの為と言うのはちょっとつまらなかったです。映司は根無し草の方が良かったですなぁ。

○ドラゴンボール改 『セル、怒涛の悔しがり!クリリン、18号を破壊せよ』
セル「超ベジータだと? 何だそれは?」
ベジータ「いちいち説明するのも面倒だ。自分で勝手に想像しろ」
 無茶を仰いますな。想像出来ませんよ。
セル「うおおおおお・・・・・・!!!! ちくしょう・・・・・・!!! ちくしょおおお───っ!!!! 完全体に、完全体になりさえすれば――――っ!!!!」
 出ました、Zでは伝説の引き延ばしです。Zではこれだけで一話使いましたからね。


 弐拾参日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #03 『天草式』
 今回の話でオルソラと会話する当麻の顔が原作に近くて嬉しかったです。原作とアニメを比較すると原作の方があどけない感じなのですよね。
 当麻をイギリス清教の人間と勘違いして期待したり、当麻からイギリス清教の十字架をかけて貰えて喜ぶオルソラが切ないです。細かい表情の動きが堪らなくて居た堪れないですよ。
 オルソラは後に登場する似た名前の人物と名前を混同しがちだったのですが、アニメによって音で何度も聞くと名前を間違えないですね。今なら混同する事は皆無と言って良いです。
 当麻とステイルの連携で斎字を斃す流れが見事でした。この二人は息が合っていますなぁ。こういう風にがっつりと共闘する話を原作でもっともっと見たいです。
 この時の斎字は強敵と言う雰囲気が出ていて存在感がありました。原作を読んだ頃の感想が思い出されましたよ。
斎字「彼女はローマ正教じゃなく、お前さんを信用してたんじゃねーのよな?」
 どっちだ(笑)。話の流れを無視してこの台詞だけ切り取ったら、当麻を信用したのではないと逆の意味に取れますよ。

 久方振りの新刊である『スレイヤーズすまっしゅ。3 ねちゃねちゃの季節』を買いました。二巻からかなりの間が開いていたので発売日を過ぎている事にすら気付きませんでしたよ。二巻の発売が昨年の一月ですから、二年とは言わないまでもそれに近い間が開いています。掲載誌が隔月刊になりましたがそれまで二号に分けていた分量を一号に纏めているので、スレすま単行本の刊行ペースに理論上は影響が無い筈だと思うのですがねぇ。
正体明確 アンスポカイザー
 登場するまではアンスポカイザーの正体がナーガではないかと期待したのですが違いました。そしてナーガは出ませんでした。ナーガが出ない、この一言でこの話に対するミオさんの評価は決定したも同然です。口絵だとナーガは疎かアメリアやミリーナまで出ているのですがねぇ。
魔性の証
 とにもかくにもナーガが出てくれて嬉しかったです。この話は雑誌で読んだ記憶があるのですが、単にナーガが純魔族ではないか疑う話があると伝聞で聞いただけなのかも知れず、古い事なので記憶が定かではありません。
雑然の迷宮
 つまり作者の部屋が散らかっていると、最後の註釈こそがこの話の全てですね(ぉ
ねちゃねちゃの季節
 表題作です。
 割れ目にスライムの詰まった岩を想像して気分が悪くなりました。岩の割れ目に何かがみっちり詰まっている様子とか本当に気持ちが悪いです。スライム以上にその光景が生理的に耐えられず全身に怖気が走りました。
 最初は他の人よりはねちゃねちゃに耐性があり抵抗が少ないと言った感じだったセルシィです――寒いよりはねちゃねちゃの方がマシと言うのが最たる例でしょう――が、読み進める内に表現が変化していき最後にはねちゃねちゃが大好きな人になっていました。
スレイヤーズすまっしゅ。 ねちゃねちゃよ永遠(とわ)
 人類が新しいステージに立つための偉業とか、古いものの考え方とか、セルシィがいきなし大きな事を言い出して笑いました。確信犯の悪役宛らですね。次のステップに進化する際には必要な犠牲も出るわけで、ねちゃねちゃが受け入れられないのはそうした犠牲者なのでしょう。

 書き下ろしも含めた全五篇の内でグレイシア姉さんが出た話が一篇だけなのが残念でした。しかもその一篇も話の根幹となるネタに使うから出ているだけなのですよね。あたしはリナとナーガが仲良くか仲悪く一緒に旅をして、一緒に依頼をこなす、その通常フォーマットが好みで、それを読みたいのですよ。何らかの意図があって作者も意識しているのか、目に見えてナーガの出番が減っていますよねぇ。哀しいです。この分だと期待しない方が吉かも知れませんが次の四巻こそはナーガが出る事を祈りますよ。

 さて四巻も楽しみにしているわけですが、しかしこれだけ間が開いた後だけに何時頃の発売になるのか皆目見当も付きませんなぁ。また忘れた頃にしらっと出ていそうですね。


 弐拾弐日 金曜日

 いきなりの出来事でした。脳裏にあるアニメのアイキャッチが浮かんだのです。文章で表現するのは容易ではありませんがそれは、「ちゃんっちゃっちゃっちゃっ!」と、そんな音楽が流れるものです(分かるかい)。
 しかし其処まで出ても、肝心要の“何のアニメーション番組に使われていたのか”、がもう一歩で思い出せません。確か映像は、上記の音楽に合わせてモノクロ調の画面に色が付いていく、そんな感じだったと記憶を辿れます。何故か候補にGガンが浮かぶのですがGガンのアイキャッチが件のものとは違う事は理解ります。
 例によって例の如く思い出せずに苦労していたのですが、苦労して苦労して自らの脳と言う記憶の迷宮を探索していたら、漸く宝箱を発見出来ました。これはハンターハンターのBパート用アイキャッチです。音楽に幾つかのバリエーションがありましたが、その内の一つがこの悩ませてくれていたアイキャッチだったのです。
 良かった。
 まるで、数年越しの難問を解き明かした様な達成感に浸れます。そしてこういう事を文章にし、記録を残しておく事で、記憶の補完となるのです。言わば擬似的な外部記憶装置です。


 弐拾壱日 木曜日

 うぇぶらじ@電撃文庫第十四回を聞きました。
「千葉紗子さんに怒られますよ」
おかゆ「怒られたくないよぉ〜」
 おかゆが可愛いです(笑)。今でも未練があるのですね。
時雨沢「鎌池さん呼びましょう、鎌池さん」
三木「無理無理無理無理」
時雨沢「多分死にますよあの人」
 かまちーを読んでくれるのかと一瞬期待してしまったのですが、刊行ペースが比較的に早いだけあって忙しいみたいですねぇ。残念です。
 数字が取れそうなゲストでしたら谷川流はどうでしょうか? 確実に数字は上がると思いますよ。本当にかまちーかながるんを呼んで欲しいですよ。
 三木さんがこの番組を乍前提と言っていましたが、あたしはこれ一本に絞り集中して聞いています。他の番組もそうですが好きなラジオ番組は集中して聞きたいし、集中しないと頭に入らないです。
 相変わらずすみぺが不当な扱いを受けているのが不満です。少なくとも女性パーソナリティの二名よりはすみぺの方が明らかに面白く好感度も高いのですが、レギュラーパーソナリティのおかゆがすみぺを嫌煙して持て余していますからなぁ。


 弐拾日 水曜日

 喫茶黒うさぎ第166回を聞きました。
 秋刀魚の話から始まった今回の放送ですが、ミオさんも前回の小部屋に影響を受けて日曜日に秋刀魚を食しました。今年の新秋刀魚は未だ三回目ですが美味しかったです。
 以前も書いた事があるかもしれませんがミオさんが大人になったら食べたい憧れの食べ物は、ケーキを1ホールと、ケンタッキーフライドチキンのバレルと、1Lの徳用アイスクリームの三種類です。これを一人で全部食べるのが昔からの夢でした。そして実は夢は叶って全てを経験しています。ケーキ1ホールは気持ち悪くなり、フライドチキンは途中でお腹一杯になって美味しいと思えなくなり、アイスクリームは半分ほどで全身が冷えました(ぉ どれも酷い結果です。直近ですと昨年のクリスマスがケーキを1ホール平らげ懲りたわけですが、何となく今年もまた同じ事を繰り返しそうです(ぇ


 壱拾玖日 火曜日

 毎週放送に戻って最初のゲスト回となったギョーカイ時事放談の116,117回を聞きました。
 ゲストが全く知らない方でしたがパーソナリティとゲストが昔のアニメについて語らう様子が、これぞギョーカイ時事放談とも言うべき通常フォーマットで落ち着きました。
 ところで「アニメユーザーはよくコーラを飲む」と言う発言がありましたが、それは本当なのですか? 確かにミオさんはコーラを好んで飲みますが、アニメとの間にそんな繋がりがあるとは存じ上げませんでした。


 壱拾捌日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×ブリッジ 『3 BRIDGE×2』
リク「あ、あれぇ? もしかしてここ、まだ生臭いかなあ?」
 誰も見ていないのにわざとらしい、小心者ですなぁ。
 ジャージを上まで上げた威嚇が実にニノらしいと納得が出来ます。
リク「ニノさんのそういう顔見たり思い出すと――・・・ 胃だか心臓だかが裂けそうに痛むんですよっ!!」
 それはですね。
 しかしこの話だけで一話丸丸使ってしまいますか。物足りないですなぁ。

 ジャンプ。
ワンピース
 新展開に突入してからどうにも楽しめませんなぁ。
ぬら孫
>☆怪しいぞ! この親父・・・!?
 煽り文が何か酷い(笑)。黒幕がその都度、人間を羽衣狐に変えていると言う話でしょうか。
読切 ばんからさんが通る
 この作者らしい作品の一言に尽きますなぁ。
リボーン
 ランボがリボーンを執拗に狙っていた光景なんて今や見られなくなりましたなぁ。それはそうと、最後に十年後のランボが登場したのは嬉しかったです。
こち亀
 金魚は本気で気持ち悪いです。


 壱拾漆日 日曜日

○スーパー戦隊VSシリーズ劇場 爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー(前編)
 アバレンジャーとハリケンジャーのロボ勢が戦うと言う興味を惹きそうな始まり方なのですが、安っぽい効果と合成の爆発を受けてばたりと倒れて終わりと映像に魅力がありません。
 ウェンディーとフラビーは前作のヤバイバとツエツエに続いて露骨にVSシリーズ出演を匂わせた退場でしたからなぁ。しかもそれまでの流れから繋がらない、唐突な酷い退場でした。
イーガ「大復活、邪忍イーガ」
 この向上が暴魔百族と同じで興奮しました。
 誘惑の使徒や落第の使徒(しかし落第は無いでしょう。審判とか判断の使徒にすれば格好良いのに)を自称しエヴォリアンの幹部と意気込んでいたのに、イーガの部下であっさり妥協してしまうとは嘗ては暗黒七本槍と恐れられた女が情けないです。タウ様に似た声をしたイーガの部下なら良いが、と言うことでしょうか。
アスカ「謝ったりしない人かと思いました」
 いきなり失礼ではありませんか(笑)。何を以ってそう判断したのですか。
一鍬「仲間? 生まれた時からな」
 一甲と一鍬の兄弟が格好良いですなぁ。
 鷹介と凌駕の合体攻撃でジャイロシュリケンを放ちましたが、その攻撃に凌駕は必要があるのですか? 一人で充分に思えてならないです。ハリケン組は訓練を受けたプロですから、変身を封じられた生身でも戦えるでしょうね。
 霞兄弟、アスカ組は戦い方が格好良いですね。戦隊でお馴染みだった仲間を足場にしての連携や、刀を使った攻撃に見応えがありました。でも木の枝がイーガに刺さるのは少しグロテスクですね。
アラタ「(女装したハイドに対して)ハリケンブルーだね」
 そんな一言で済まさないで下さい(笑)。何処か満足気なアラタの表情が笑えます。
 妹にウェンディーのコスチュームプレイをさせて喜んでいるアグリは変態ですか。

○天装戦隊ゴセイジャー epic35 『パーフェクトリーダーを探せ!』
 ハリケンジャーやゲキレンジャーでもありましたが、話も中盤を過ぎた時期にリーダー探しをするのは好きではありませんなぁ。そんな今更な事をせずともハイドがリーダーだと今の今まで疑っていませんでしたよ。
 マトリンティスも戦闘員はビービ兵を流用しているのが哀しいですなぁ。人員の少なさもそうですが、帝国を名乗るのですから自前で戦闘員くらいは用意して下さい。ロボの戦闘員はバーロ兵を筆頭に強力なのが揃っているので、マトリンティスにもそれを期待したかったです。
 動きが速過ぎると言われるズテルSにしっかり付いていっているナイトさんが流石です。
 普段は抜群の連携を誇っているゴセイジャーが、こういう時だけ連携が取れなくなるのはお話の都合が前面に出ていますなぁ。近年の戦隊に限ればゴセイジャーは屈指とも言えるティームワークですからね。
 ズテルSにリーダーを問われて皆で一斉にナイトさんを凝視するゴセイジャーの様子が笑えます。皆してナイトさんへの期待が高いですね。ナイトさんも珍しく狼狽えていました。
ナイト「私はリーダーではない。ヘッダーだ」
 動揺していますね(笑)。
モネ「マスターヘッドが司令官ぽかったけど、もう居ないし・・・」
 司令官として期待していましたが司令官らしい姿はそんなに見せていなかったと思います。それにしても立場を考えたらその言い方は無礼ではありませんか。
 七桁の番号を全部一から手動で試すとかハイドは気でも触れましたか。ハイドは其処まで莫迦ではありませんし、寧ろ慎重な性格なら罠を警戒して不用意に番号を押さないでしょう。これも話の都合に合わせて強引な話運びとなっていますなぁ。
ハイド「おい、リーダー早く誤魔化せ」
 元リーダーのリーダーいびりですね。
アグリ「エリ! 今からお前がリーダーだ!」
 待て、早まるな!(笑) それは考え得る最悪の選択です。
 揃いも揃って「で?」じゃないですよ。主体性が無いにも程があります。
ブラック「何でだよ! 何で巧くいかねぇんだよ!?」
ピンク「あたし達、ちゃんとリーダー決めて動いているのに!」
 正気ですか(笑)。少なくとも“ちゃんと”は決めていないでしょう。
 壮大な音楽が流れていますがアルティメットゴセイグレートは正式な合体形態ではないのですよね? ゴセイアルティメットの上にゴセイグレートが乗っている姿は格好良かったです。そしてブラックに褒められてピースしているレッドが可愛いです。

○仮面ライダーOOO 第7話 『ダメ亭主と罠と大当たり』
 メダルが足りないからヤミーよりグリードの方が貧相な見た目になってしまっていますね。グリードがゴーマ怪人を髣髴とさせる寂しい格好です。
 全くオーズを寄せ付けず今回のヤミーは強いと思ったのですが、考えたら終始タトバでしたからね。カマキリもチーターも使っていないのですからこんなものでしょうか。
 ケーキに埋もれていたコアメダルをごしごしと拭くオーズですが、自分のボディと言うかスーツで汚れを拭き取るライダーは史上初ではないでしょうか。凄い光景でした。
 世界を救いたいと言う高い志を持ちながらオーズに荷物を配達する役割である事に納得が出来ず悔しがっている後藤さんですが、これは本作の二号ライダーは彼に決まりでしょうか。オーズではなく自分こそが世界を守ると張り切る姿が目に浮かぶようです。しかしあの上司では、後藤さんで無くとも不満でしょうなぁ。

○ドラゴンボール改 『超サイヤ人を超えた!不敵なベジータ、セルを討つ』
 自分が大丈夫でも傷を負った16号は助からないと気遣う18号は仲間思いですなぁ。16号が言っていた様に根っからの悪人ではありません。
 Zでは精神と時の部屋に入る前に悟空の腹ごしらえをする場面があったと記憶していますが改ではなくなっていますね。特に文句をつけることではありませんが実はあれも嫌いではありませんでした。
 ベジータが見せたこれまで以上の超サイヤ人は、纏う炎の形状も変化していて強さが見た目に表現されているのが嬉しいです。
 誰よりも強くなりたいと言う悟空が、悟飯に自分を超えて欲しいと言ったところに親心を感じますねぇ。実際に悟飯にそれだけの素質があり、セルを斃すにはそれが必要だと言う現実的な側面もあるでしょうが、自分の息子に超えられるのならば親として本望と言う考え方も見て取れます。
ベジータ「オレは・・・・・・(スーパー)ベジータだ!!」
 圧倒的な強さの差を見せ付けたベジータが、戸惑ったセルに「お前、ベジータだろ?」と問われて返した有名な台詞ですが、その前に着く「違うな」が削られてしまっていますね。たった一言ですがあるのと無いのとでは意味合いも印象も大きく違ってくるので残念です。
ナレーター「自ら超ベジータを名乗る自信と実力」
 ナレーターまで超ベジータを莫迦にしないで下さい(笑)。

 スタドラ。
 気多の巫女が唄い出してタクトが「アプリポワゼ! 颯爽登場! 銀河美少年! タウバーン!」と名乗り戦闘開始と言う一連の流れが早くも気に入りました。特に名乗りが良いですね。あたしは「綺羅星!」よりも「颯爽登場! 銀河美少年!」の方が好きで良く叫びます。
 タカシが剣道の型で戦いますが、蟹股でスターソードを何度も打ち付けるツァディクトが格好悪くて笑えます。随分と地味なロボ戦ですね。同じ剣道でも極十郎太ならもっと派手に戦うでしょう。
 二刀流ですか。タクトが竹刀を両手で何度も持ち替えたり、頻りに左手を気にしているのでもしかしたら本当は左利きなのかしらと思いましたが、本領は二刀流だったのですね。


 壱拾陸日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #02 『法の書』
 そういえば禁書第二期の題名はシャナと同じでIIが付くだけの安直なものなのですなぁ。昔のアニメみたいに激闘(ファイト)篇とかつけては如何でしょうか? 一時期は激闘篇が流行りましたよね。またどうせなら題名よりも、第二期はVHFネットで放送するとかそういう部分をシャナみたいにして欲しかったです。
 ローラが通信用の術式を使っても言葉遣いがおかしいと言う指摘が無くなっていましたね。それにしてもアニメのローラは若いのを通り越して幼い顔立ちですなぁ。英国の清教派を束ねる老獪な実力者とは思えない小娘ではありませんか。
 OP映像で様様な人物が登場するところは格好良いのですが、人数が多いのでだらだらと垂れ流しになってしまっているのが難点です。
ステイル「悪いけど、奴がメイドになる時間も、奴をメイドにする時間も無い」
 その前にメイドに送ってやるからな! フフッ、巧い事を言ってしまいましたな。
舞夏「犯人は知り合い!? 動機は歪んだラブなのか!?」
 歪んでいませんよ! ステイルがあの子に捧げる想いは真っ直ぐで、歪みは微塵もありません。
 ローラのティータイムに美味しそうなスコーンが並んでいるのかと思いましたが、良く見るとスコーンではなくシュークリームやエクレアとお菓子ばかりですな。
 オルソラのすっ呆けた言動はアニメで見ても面白いですな。しかし此処は笑うばかりではなく、オルソラがどんな気持ちで学園都市に入りたいと願ったのかを思うと切ないです。でも学園都市に入れないと言う説明が省かれていますね。それに当麻が考えるオルソラを一言で表現した「おばーちゃん? そうか! おばーちゃんだな! さっきから何か言動がおかしいと思ったらおばーちゃん的思考回路の持ち主なのか!?」 も削られていました。
 誰と言わずところどころオルソラのファミリーネームであるアクィナスをアキナスと発音していますね。ステイルに到ってはアキュナスと言っていませんか? しかし無理もありません。アクィナスを正確に発音しろと言われても難しいです。
斎字「いやいや、そう簡単に引き渡されては困るのよな。オルソラ・アクィナス、お前はローマ正教に戻るよりも我ら天草式と共にあった方が、有意義な暮らしを送る事が出来るとよ」
 悪役の様な口調なので紛らわしいのですが、全てを把握した上で聞けば間違った事は言っていません。しかし建宮斎字の声が若い!! オルソラやアニェーゼはそんなに違和感もありませんでした――強いて言えばアニェーゼはもっとドスが利いた声の方が合っていそうですが、実際にそういう場面が出てから判断をしましょう――が、斎字の声は違和感の塊でした。藤原啓治が合うと思うのですがねぇ。そして教皇代理にとってオルソラ嬢は秋茄子呼ばわりですか。シスター秋茄子ですね。
ステイル「仕事中に発情するな」
 嫉妬して足蹴にしてしまうなんて、明らかにヒロインの行動です。イッツアヒロイン!
 あぁ! 上条さんが伊能忠敬も知らない阿呆の子と判明する台詞が削られている!(笑) 良かったですね。
 うおおおおおおおおおお!? 当麻とステイルが、同じテントで! 一緒に!! 並んで!!! 寝ている!!!! 当麻が他の女の裸体を見た事で苛立つステイルといい、鼻血が出そうな興奮ものの状況です。
当麻「ステイル・・・じゃないって事は・・・」
 そ、それは、当麻としては自分に布団に潜り込んで来る人間として、真っ先にステイルと思い浮かべると言う事ですかぁっ!? ブ、ブハアアアアアアア!! こ、これはもう、溜まりません・・・ッ!!(ボタボタ)
 天草式が揃った最後の場面に、早くも五和の姿が見えますね。この戦いに五和が参戦していないとは言い切れませんが、名前が確認出来るほどに目立ってはいないのでアニメで変に早くから出番を与えられたら嫌ですなぁ。この時点で粗確定的なのが泣けます。


 壱拾伍日 金曜日

 少し・・・と言うくらいには長すぎるくらい間が開いてしまいましたが、二日に買った四枚のCDを二週間存分に聞き込みました。簡単にですが感想と洒落込みましょうか。
 四枚の中で最も気に入りまして聞いた回数が多かったのが『君の知らない物語』です。A面曲も然る事ながらB面曲の『LOVE&ROLL』がとても好みでした。シングルCDを買うと聞き慣れているA面よりも初めてのB面の方を気に入る事が往往にしてありますが、今回もその例に該当しました。何度も何度も聞いています。
 『あんりある♡パラダイス』は・・・改めて特筆すべき点もありません。カップリングも含めて悪くはありませんがそれだけです。
 それから『ワンウェイ両想い』のB面曲である『タタカエ☆モラリズム』は如何にもキャラクターソングらしい楽曲ですね。嫌いではありません。
 そして最後に『Ring My Bell』ですが、歌い手が異なる二パターンが収録されているのですね。ちゃんとカラオケバージョンもあり計六曲でお得感がありました。ところでアニメの主題歌を気に入った時、そのアニメの第二期が始まったりすると第一期と同じ主題歌を使えば良いと思う事が屡あります。そらおとfの初回を見た時はそういう意味で喜んで良いのだろうか悩みました(笑)。いあ、第二話では『ハートの確率』が使われて安心しましたが。


 壱拾肆日 木曜日

 糸井重里が絶賛した事で知られるイトリキカレーのレトルト食品を食しました。予てより気になっておりましたが近場の比較的に大きなスーパーマーケットで売っているのを見かけたので思い切って購入したのです。一箱で千円と言うのはレトルトカレーとしては高いのですが二袋入りですから、他の高級レトルトカレーに比して法外な値段と言うわけではありません。
 値段が値段なのでそれに比例して期待も高かったわけですが、平らげての感想は味が薄いと言うだけで終わってしまいます。辛さはありますがまるで味がしません。
 非常に好き嫌いが分かれる味だとは聞いていましたが、賛否両論が出るほどの個性も無いのです。只管に薄いと言うだけでした。それともこの薄いと言う感想こそが、分かれる好き嫌いの嫌い、賛否両論の否に相当するのでしょうか? 腑に落ちませんでした。
 不味くはありませんが美味しくも無いのでさて途中からどうしたかと言えば、ケチャップとソースをかけると言う本来の味を台無しにする食べ方をしたのでした。こんな食べ方をするのならイトリキカレーの必要も無いでしょうと苦笑してしまいます。
 抑抑レトルトカレーが好きではありません。理由は単純にして明快、辛いカレーが苦手な小生にとって市販のレトルトカレーは辛いのです。だから望まずしてレトルトカレーを手にした時は、鍋に開けて牛乳とケチャップで味付けしたものでした。これでは手軽に食べられると言うレトルトカレーの長所が無くなってしまいますよ。
 矢張りカレーライスはココイチで甘口を注文するのが最も好みに近い味が楽しめます。考えたらイトリキカレーや同価格帯のレトルトカレーが高いと言っても、ココイチと比較すれば充分に安いです。そういう風に考えると値段相応と言えるのかも知れません。


 壱拾参日 水曜日

 喫茶黒うさぎ第165回を聞きました。
 村さんがゆかりんの称号を二代目に託した事で、自らの新しいニックネームを欲していますがたむゆかとかユカリー・アントワネットでは駄目なのでしょうか?
矢野さん「姫は肩書きだから駄目です」
 見事な指摘です。肩書きがありならゆかいちょうで決定ですからね。
 秋刀魚を綺麗に華麗に骨だけを抜き取ると言う話がありましたが、ミオさんは秋刀魚なら骨ごと食しますなぁ。そんなに硬くも無いので身と一緒に取り込んでしまいますよ。
村さん「チケットかって入ってさ、『俺がゆかりんだー! 出せー!』って言ってたら多分摘み出されるよ。まぁ、そういうタイプの人じゃないんです」
 逆にそういうタイプのファンもいらっしゃるのですか(笑)。


 壱拾弐日 火曜日

 買うのが遅ければ読むのも遅いと言うわけで、遅れ馳せながら『とある魔術の禁書目録(インデックス) 22』を読み終えました。
 お前の感想が、まだ読んでいない奴にネタバレを強いると言うのなら、まずはその残酷な幻想をぶち殺してやるよ!! そんな風に幻想殺しが炸裂して背景と同化してしまったので反転させて下さい。
無能力者(レベル0)だの超能力者(レベル5)だのといった垣根を忘れていた。
 この流れでいきなりどうして垣根帝督の名前が出て来るのだろうかと、一瞬ですが本気で思ってしまいました。紛らわしい苗字ですよね。
一方通行(アクセラレータ)「あァ。だが一般的には、その不用心は信頼って呼ばれているらしいな」
 酷く臭い台詞なのですが驚くほどに格好良いです。鈴科百合子ちゃん一方通行らしい言い回しです。こういう言葉を絶対に吐かない人間が言うとしたらこんな風に言うのだろうな、そう思わせます。
 仕上が沈利を手足がスラリと長いと表現しましたが、即座に脚は太いと言い返したくなりました。そんな大根みたいな足の沈利と仕上が再び『アイテム』に戻ると言う選択をしたのは予想外でした。あれだけの凶悪性を発揮していた沈利にこんな結末が用意されているとは中中想像通りにはならないものです。
 必勝の機会をインデックスを傷付ける事が出来ないと言う理由で逃すステイルがとても格好良く、これでこそ私が好きになったステイルでした。
 美琴のジャミングでミサカ10777号が影響を受けているのが何とも微笑ましいです。同系統の能力でその力に大きな開きがあると共闘には向かないのですな。何れは美琴が一万人の妹達(シスターズ)を宛ら手足の如く操り戦う姿とかも見てみたいのですがね。
 幻想殺し(イマジンブレイカー)を宿す右腕が切断された事で、これまで殆ど触れられなかった当麻が持つ力の一端が垣間見えました。三沢塾の戦いで見せたドラゴンの顎を根拠に、何か強大な力が隠されているのではないかと推察されていましたが、どうやら本当に何かが隠されているらしいですね。それもかなりのものと見受けられます。
 鈴科百合子ちゃん一方通行が番外個体(ミサカワースト)の表情を他の妹達に真似させたくないと言ったのを当の番外個体に親御さんみたいと揶揄されていましたが、実際にそれに近い感情があると思うのですよね。自らの実験の為に生み出され、そして心の底では殺したくないと願っていた相手ですから、親心が湧いても無理からぬ事です。
沈利「や、ヤべぇ。頭がくらくらする。こりゃあ『体晶』の・・・・・・た・い・しょ・う、の影響かもしんないわね。他にも体の駆動方式とか色々ありそうだが、ううん、そろそろ可憐に倒れてしまうかもしれないわ」
 仕上に執着し執念深く追いかける様が、所謂ヤンデレみたいだとは言われていましたが和解してよりストレートに仕上への想いが出る様になりましたな。この極端な変化には些か驚かされました。
 帝督も報われませんな。現在は人の姿を成していないと言われていますが、その能力である未元物質(ダークマター)を兵器に利用され、挙句には――彼一人を指しているわけでこそないものの――超能力者をして原人の松明呼ばわりです。健在だった頃の姿も台無しでしょう。
仕上「これが『アイテム』だ。地獄に落ちても忘れるな」
 格好良い台詞です。仕上は完全に『アイテム』の人間なのですね。
 いきなり見知らぬ人物が登場したかと思えば、『明け色の陽射し』とは通称ステイルSSと呼ばれる中篇に登場した魔術結社ですな。書店に置いてある無料冊子で最初だけ読んだ事がありますが、文庫化されていないので全篇は知らないのですよね。こうして僅かながら本編にも登場した事ですし文庫化して欲しいです。それ以前に単純にステイルが主役と言う事で興味は強いのです。
 鈴科百合子ちゃん一方通行の漆黒の翼が純白の翼に塗り替えられるのは燃える場面でした。当麻が基本的に変化しない分、鈴科百合子ちゃん一方通行は変遷が激しいですよね。一番最初の状態に始まり、妹達の演算装置に頼らなければまともに動けない現代的なデザインの杖を突いた姿、黒翼、そして今回の白き翼と頭上に輪を称えた姿と、これで四つ目ですな。順調にパワーアップを重ねていてこれはこれで主人公です。そして今回の姿は天使なのでしょうが、もしかしてこれが絶対能力者(レベル6)なのでしょうか? 風斬氷華とは別の方法で人工的な天使を生み出そうとしたのが絶対能力者なのではないかと思いました。
 そして鈴科百合子ちゃん一方通行悪党である筈なのに天使の姿が似合いますね。挿絵も用意された打ち止め(ラストオーダー)との別れが哀しくて感動を誘いました。
 最後の最後に当麻を助けたのがステイルなのが嬉しいですね。ともすればステイルが自動書記(ヨハネのペン)を止めるのに間接的に当麻の手を借りるのではないかと危惧していましたが、実際はその逆となりました。ステイルのおかげで、ステイルが居たからこそ、当麻は勝利に近付いたのです。
当麻「まずは、その幻想をぶち殺す!!」
 近頃はご無沙汰でしたが久方振りに当麻がこれを決めてくれました。しかも“ぶち壊す”ではなく“ぶち殺す”なのがまた久久でしょう。
 フィアンマは当麻が敵であった自分を優先して脱出させる事に甚く驚いていましたが、読者の視点だと何一つ意外な点は無く、これでこそ当麻と思える自然な光景でした。当麻なら絶対にこうすると確信していましたし、間違えてもこうしなかったら失望していたでしょう。
 美琴が当麻に出会えながら当麻が拒み助けられなかったのですが、これでは美琴は何の為に登場したのでしょうか? ロシア篇に於ける美琴の登場を全て否定する様で心底疑問です。こんな役割なら出さないべきでしょう。今に始まった事ではありませんがどうにも美琴に関してかまちーと読者の間で齟齬がありますね。
 遂に当麻がインデックスに記憶喪失の件を告白しました。叢書を通しても最大級の注目される場面となるでしょう。
 ベツレヘムの星の落下を阻止する為に、当麻に指示を出す役割をステイルが担っているのが嬉しいですね。やっぱりこの二人の組み合わせが最高でしょう。またがっつりこの二人で共闘する話が読みたいですね。
>上条当麻。
>彼は、二度目の『死』を迎える事となる。
 また衝撃的な表現が出ました。また記憶を失うのか、はたまた全く別の『死』なのか、興味は尽きませんがとにかく再び当麻が死んでしまったのです。何でこの局面で当麻がインデックスに記憶喪失の事を明かす場面が挿入されたのか疑問でしたが、この展開でしたらこの時しかなかったのですね。これを踏まえると先の告白がより印象深くなります。またステイルとの共闘も別の意味を持ってきますな。便宜上二代目と呼称しますが二代目上条当麻にとって、最初に共闘したのがステイルであり、そして最期に共闘したのもステイルなのですよね。他の誰より深い関係にあると言って良いでしょう。
 美琴は努力を重ねて低能力者(レベル1)から超能力者になった筈なのに、幼い頃にそのDNAを採取されたと言う疑問がありましたが、今回の素養格付(パラメータリスト)で説明が付きましたね。最初はこの素養格付について、美琴が努力で超能力者に上り詰めたと言うのが否定された様な気がしましたが、これは飽く迄も可能性を持つ素養を見るだけで美琴が努力を重ねたのは自分の意志ですし、素養があったとしても努力をしなければ超能力者にはなれなかった事でしょう。そう考えて特に思う事も無くなりました。
 二十二巻を読むまでフィアンマは当麻に隠された全てを知っていると思っていましたが、そうではなく幻想殺しの事すら知らなかったのですよね。しかしテッラは明らかにそれ以上を知っている様子だったのですよねぇ。意外な事実ですがフィアンマよりもテッラの方が多くを知っていたのでしょうか?
>踏みにじらせる訳には行かない。
>たとえ、正真正銘の怪物と向き合う事になってでも。
>あの男が命を懸けて救った世界を、これ以上踏みにじらせる訳にはいかない。
 何かフィアンマが鈴科百合子ちゃん一方通行に匹敵する上条さん信者と化していますね。特別な右腕を持っていると言う事で当麻と共通しますし、鈴科百合子ちゃん一方通行が科学サイドに於ける当麻の対となる存在だとすれば、魔術サイドに於ける当麻の対がフィアンマなのでしょうか? しかもアレイスター=クロウリーとのやり取りでフィアンマの評価が大きく上がりました。
 それに対してこれまでと比較すると醜態を晒したと言って良いアレイスター=クロウリーですが、これまでの何でもプラン通りと言っているよりも人間味が増した感じです。ちゃんとプランの全貌が作者の頭にあり、全ての言葉に説得力を持たせられるのなら別ですが、そんな様子が伺えないのでプランどおりと言う言葉に奥行きが無かったのですよね。ある意味では安心しました。
 くだけた描写ばかりが多くすっかり威厳が消失していたイギリス清教最大教主(アークビショップ)のローラですが、今回は最後の最後で格好良く決めてくれました。この悪そうなのが堪りません。
 そしてアレイスターに狙われながらも生きていたフィアンマが、オッレルスに助けられるこれまた驚愕の展開が待ち構えていました。この辺りは本当に誰がどう動くのか想像が付きませんね。楽しみです。
 話は綺麗に纏まりましたが果たして当麻がどうなったのか、次に登場する時はどうなっているのか、それが気になって早くまた次の新刊が読みたくなってしまいます。此処は変に引っ張らないで欲しかったと言う気持ちも、正直あります。

 ロシア篇の完結とあってか読後感の満足度が高く、かなり面白いと思える内容でした。久し振りに読み応えがありましたよ。しかし次はまた一巻で完結する、もっとスケールの小さな話が読みたいです。


 壱拾壱日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×ブリッジ 『2 BRIDGE×2』
 原作を読んだ時も感じましたが、アニメはビリーの声が合っていませんよねぇ。黒田崇矢とかもっとニヒルで格好良い声が良いです。
 アニメには出ないのだろうかと思ったSF漫画家が登場しました。しかも声は関さんですか!! ほのかにアニメ店長に似ているとは思いましたが、まさかの関さんに驚愕しました。アニメで関さんの声を聞くのも久し振りですよ。・・・本当に、最近は何に出ているのかしら。
リク「いや外野は『な!?』ねーだろ!!」
 原作でも面白かった場面ですがアニメでも笑えますな。
 この話は気付いていて遊んでいる星や村長と違い、シスターだけはリクの作り話を本気で信じているのが肝ですね。
 原作をかなり引き伸ばしている感じでどうにも薄味ですなぁ。物足りないです。
 EDは何気に良い歌ですな。そしてクレジットを見ていたら天狗の声が三人ともゆうきゃんで驚きました。極端に太い声の天狗が居るとは思いましたが一人で三人を演じ分ける為だったのですね。天狗の声を一人が担当と言うのは良いのですが、ただ、ゆうきゃんは既にラストサムライを演じているのですよねぇ。ちゃんと天狗には専用の役者を用意して欲しかったのでそれだけが残念でした。


 壱拾日 日曜日

 黒うさぎが始まる直前にディアガールストーリーの番宣が流れていましたが「再販うほほーい」の連呼が阿呆にしか聞こえませんでした。確かとても人気のある番組と伺っていますが、これがそうなのかと何とも微妙な気分です。
 モンブランではありませんがミオさんもケーキを食べながら聞いていたので少しだけ番組とシンクロした気分です。
 浪人生に生きているか心配される人気声優の田村ゆかりさんです(ぉ どんな人だって将来は不明ですが、客観的に見たらどちらかと言えば・・・。
 番組でラーメンの話ばかりをするからラーメンが食べたくなってなりません。空腹時にラーメンの話は堪えますよ(←ケーキはどうした)。
村さん「じゃあ(スノーマンのティーカップを)たぬきちゃんにあげるわ、やったー!」
 恐らくですがたぬき嬢の方が「やったー!」ではなかろうか。しかしブラックコーヒーを愛飲するとは、たぬき嬢は出来る独り者のオフィスレディと言う感じで格好良いですな。
 郵便だと思って気にせずパンツ一枚で出たら国勢調査員だったと言うメールが読まれましたが、逆に問いますと郵便だったらパンツ一枚で問題が無いのかと言う話です。いあ、この方は国勢調査員でも堂堂としていたそうですが。
 村さんの家にl国勢調査員が来た事が無いと言う話は、国勢調査員の質の低さが如実に理解る話ですなぁ。そして打鍵する時に気付いたので偉そうな事は言えないのですが、『国勢』は『こくぜい』ではなくて『こくせい』と読みます。矢野さん辺り気付いていたでしょうに、指摘してあげて下さい(苦笑)。
 未だに「後楽園遊園地で僕と握手!」と「東京ドームシティでは僕と握手!」では前者の方が語呂が良いですし、長年聞き慣れているので耳に馴染むので好きです。因みに大半のレッドは劇中では一人称が僕ではないのに、このフレーズだと僕なのですよね。

○スーパー戦隊VSシリーズ 忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー
 七海の声が豪く男らしいですね。力が入っています。
 やっぱりガオレンジャーは色で呼び合うのが似合いますな。
 ガオレンジャーにハリケンジャーと特に名乗りが格好良い戦隊が連続して名乗るのですから盛り上がらない筈がありません。ところでガオレンジャーの名乗りでは、レッドの「命あるところ正義の雄叫びあり!」の後に四人が「あり!」と復唱するバージョンも好きなのですがVSシリーズでは見られませんね。
 ドライガンとガオメインバスターで、レッド同士の個人武器が二人とも銃と言う組み合わせは珍しいですな。
 暗黒七本槍と二台戦隊の激突ですが、組み合わせはガオレッド&ハリケンレッドVSチュウボウズ、カブトライジャー&ガオシルバーVSマンマルバ、ガオイエロー&ハリケンイエローVSヤバイバ、ハリケンブルー&ガオホワイトVSウェンディーヌ&フラビージョ&ツエツエ、クワガライジャー&ガオブルーVSサーガイン、シュリケンジャー&ガオブラックVSサタラクラです。イエローとヤバイバは一騎打ちが良かったですし、ウェンディーが取り敢えず女性同士で戦わせているだけみたいですし、サーガインがクワガライジャーはともかくガオブルーと戦うのは役不足ですしと、今一納得が出来ませんでした。それに戦いも一方的で面白くありません。
 ヤバイバとツエツエは何の為に生き残ったのやら、その必要性が分からなくなる最期でしたなぁ。ガオイエローと一対一の死闘を繰り広げて散るヤバイバが見たかったですなぁ。
 チュウボウズがジン・ギローン、カンガルーレット、ギリギリガイ師を復活させましたが、どうせなら配下に中忍を一人くらい新しく用意して欲しかったです。
 ロボの合体場面が無いのが残念ですなぁ。TVシリーズで後半から省略されるのは構いませんが、こういう特別な時は全部見せるべきでしょう。
 復活したチュウズーボに声が無い事に別の意味で哀しくなります。
 敵の攻撃で轟雷旋風神の右腕が破壊されましたが、こういう合体パターンだとダメージを負っている様に見えないのですよねぇ。元元別のマシンが合体しているのでそれが外れたに過ぎません。
 両腕をガオシャークとタイガーに換装しガオエレファントを装備した轟雷旋風神ソード&シールドは、ゴウライスタッグが完全に無関係なのでクワガライジャーが乗っていないと見て良いのでしょうか?
 作品を超えた合体で盛り上げておきながら、最後はハリケンジャーだけで完結する天空轟雷旋風神とは何とも早。必殺技の『ワイルドサンダーハリケーン』は一応はパワーアニマルの力を借りているみたいですがね。しかしOVだけの特別な合体なのに他戦隊と関係無いと言うのも珍しいですな。
 チュウボウズの声はレッドレーサーだったのですか。い、言えない! 小野坂昌也だと思い込んでいたなんて、恥ずかしくて言えないッ!!(ぉ 昔の誼か度度戦隊にゲスト出演されるレッドレーサーですが、未だにどういう声なのか認識出来ていません。小野坂昌也に似た声なのでしょうか?

○天装戦隊ゴセイジャー epic34 『ゴセイナイト・ジャスティス』
望「でも、機械って事は感情とか無いんでしょ? それってすっごく恐くない?」
 あの、横にデータスが居るのですが・・・。
 今回のマトロイドがザンKT2とは、マトリンティス帝国篇二話目にしてもう使い回しですか? 早過ぎますよ(苦笑)。それなら改造を繰り返してマトロイドはザンKTのみが毎回登場したらどうでしょう。あ、それならブレドランが良いなぁ。マトリンティスに拾われ改造される事で生き延びたブレやんが、毎回登場しては毎回やられ毎回改造されるのです。どうしよう、想像したら凄く面白そうです。あー、それが見たかったなぁ。
メタルA「それは何時? 何年何月何日、何時何分何秒?」
 小学生ですか(笑)。この台詞はともかくとしてメタルAは冷酷で格好良い幹部ですな。マトリンティスの人数が少なく画面が寂しいのは致命的ですが、その中にあってメタルAは魅力的です。
 ゴセイナイトの考えたい事が分かっていないゴセイジャーの皆さんは大丈夫ですかいな。
ナイト「ならば証明してみろ。人間は守るに値する存在だと」
 子供に無理を言いなさんな(苦笑)。
 悪い意味で予想の範疇内でしたが、ナイトさんが人間を守る理由、展開に余り納得がいかないですなぁ。人間如き矮小な存在が何をしようと強大な地球様の前には何も無いと同じとか言い切ってしまえば清清しいのですが(それはそれでこれまでの描写と相容れないのでこの場合はNGですが)。
 前回は醜態を見せてしまったナイトさんですが、今回は相変わらず一人だけ圧倒的に強くて安心しました。実は前回も戦意が無く無防備に立ち尽くしているところを攻撃されたから吹き飛んでしまっただけで、ダメージは一切合財受けておらず自動車を片手で軽軽と持ち上げる力強い姿を見せているので、そんなに印象を悪化させてはいないのですがね。
 ゴセイアルティメットと並んでも見劣りしないゴセイグランドは貫禄がありますなぁ。アルティメットが最強ロボの割りに迫力が不足しているだけかも知れませんが。
 自分で最強のヘッダーと言ってしまうナイトさんですが、ヘッダーの中で最強と言うのが凄いのか凄くないのか理解りません。ナイトさんなら最強の戦士と言い切っても差し支えない気がします。
ナイト「私はリーダーではない。ヘッダーだ」
 ナイトさん、巧くないです。

○仮面ライダーOOO 第6話 『お洋服と契約と最強コンボ』
アンク「別に? 欲望に理由なんかあるか。欲しいから集める。お前がパンツ集めるのと一緒だ」
 誤解を招きかねない表現です(笑)。それだと映司が他人のパンツを集める変態みたいですよ?(ぉ
 ウヴァさん、騙され易いにも程があります。
 「ふにゅう〜!」と怪力でエレベーターを抉じ開けましたが、あのタイミングならボタンを押すだけで普通に開きますよね(ぉ
 お金を拾い集めた上に「だってお金は大事だし」と開き直るヒーロー(ぉ いあ、共感しますが(笑)。
アンク「致命的だ。俺はテイクは好きだが、ギブは大嫌いだからな」
 おやアンク、気が合いますね。ミオさんもです。
 欲しがる気持ちは大いに理解ります。趣味にお金を費やす楽しさは何物にも代え難いですし、人が持つあらゆる欲望の中で物欲こそが最強にして最高、究極にして至高でしょう。
映司「後で返してあげて」
 そ、そそそ、そ、そうですよね? も、勿論返すつもりだったのですよね? わ、わ、わ、わわわ分かっていましたよよよよ? ハ、ハハハ、嫌だなぁ、あ、当たり前じゃあないですか? ハ、ハハ、ハ、ハ、ハ、ハ、ハハハハ、ハハハハハハハハハハハハハハ。ハハハハハハハハハハハハハハハハ。
 メダルシステムが有用なのは確かですが、大量のメダルと引き換えにしてまで欲しいのかは疑問が残ります。
オーズ「はい変わった〜」
 はい変わったーじゃねえよ!(笑)
 あ゛―――――――――――――――っ!!!!!!!!!! アンクの阿呆が――――――――――!! 騙されやがった―――――!!!!! アンクよりも、どのグリードよりも、鴻上ファウンデーションに不快感があります。ところでリモコン操作で変形するのなら、あれ、メダルを投入する意味は・・・? 何だかコンセプトを根底から覆しかねませんよ・・・? これは大ァい問ォん大ィんンンンンンぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんんんんんんんんんんッ!!でしょう。
 成程、同系統のメダルを三枚組み合わせた場合にのみ歌が流れるのですね(はて? しかしタトバは同系統で揃っていないような?)。顔の基本は一緒でありながらガラリと変わるフォームチェンジが新鮮です。名付けて仮面ライダーオーズウヴァフォーム!! 大量の分身は予告で見ていたのでインパクトが全くありませんなぁ。何も知らずにいきなり見せられたら本当に驚いたでしょうがねぇ。何か予告では見せていない隠し玉を期待したのですが何もありませんでした。必殺技が大量に分身したままの一人ライダー大戦オールライダーキックで一瞬「おっ?」となりましたが、その後が敵の体内で全員でじたばた攻撃と情けない事この上ありません。見せ場となる新コンボの登場なのに不完全燃焼です。
映司「俺、戻った? ちゃんと一人に、な・・・」
 変身を繰り返す事で人間からかけ離れていく事を心配しているのかと思ったら、分身の話でしたか。そうですよね、分身したままでしたら大量にパンツが必要ですから困りますよね。

○ドラゴンボール改 『天津飯、決死の新気功砲!戦友(とも)を救え、孫悟空』
 第二形態のセルが前回は極端に低い声でしたが、今回は少しだけ高くなりましたね。まぁ、Zでも最初は爽やかな声だったのが途中から低くなりましたからね。
 第二形態をピッコロや悟空が次元の違う強さと評しているのが不思議な感覚です。この時点では事実なのですがあっと言う間に超えてしまいますからね。


 玖日 土曜日

○とある魔術の禁書目録(インデックス)U #01 『8月31日(さいごのひ)
 おぉ、逢魔たんではありませんか! 第一期ではアウレオルス=ダミーと同じ様に存在を抹消され多くの人が涙を流した闇咲逢魔たんが、第二期の初っ端に登場してくれました。しかしアニメでは第一期で既に原作六巻をやっているので、話の順序がちとおかしくなりますな。
 OPの映像は様様な登場人物が入れ替わり立ち代り登場するだけで格好良い――特にステイルは最高!!――のですが、曲に関しては正直に申し上げまして余り良くありませんでした。サビは悪くないのですがそれでも盛り上がり切れません。思えば第一期から通して、心から強く良いと思えるOPはありませんなぁ。
 副題は第一話から特殊なルビ付ですか。前作は大半にルビが付くも全部ではないと言う大変に中途半端な仕様で、何とも言い難い微妙な気分になりましたが第二期もそうなりそうですね。
 首根っこを掴まれているスフィンクスが可愛いです。原作だとおっさんの様な空気を感じさせるスフィンクスですが、アニメだと小さな子供を想起させます。
 EDで美琴が当麻やインデックスと同列の扱いを受けているのに違和感があります。彼女は嫌いではありません――寧ろインデックスよりもずっと好きです――がこの位置ではないでしょう。当麻と対になるのなら鈴科百合子ちゃん一方通行(アクセラレータ)が適切でしょう。
 次回は早くもステイルが登場してくれるみたいで楽しみです。

 ジャンプ。
ブリーチ
 惣右介が受けた判決の二万年と言うのが長いのか短いのか判断が難しいのですが、惣右介の策略が数百年単位で計画されていた事を考えると長いのでしょうね。
 隊長羽織を失った事を叱責された白哉が全く反省していない態度でしたが、彼は元柳斎にそんな対応をする様な性分だったのでしょうか?
読切 ベンチ
 現役の連載作家の読切作品が読めるのはありがたい限りなのですが、問題はナルトの作者である点と、作品が面白くない点ですね(ぉ
めだボ
 あ、あれ? 目を疑いつつ、何度も何度も、何回も何回も、何遍も何遍も、人気投票の結果を見返しました。見返しましたが事実は揺るがず結果は変わらず真実は動きません。・・・あ、あの、高貴の姿が見当たらないのですが?
動物園
 水族館の館長は鯨でしたか。ホホジロザメのフカを押し潰した描写に得心がいきました。


 捌日 金曜日

 まんがタイムジャンボ十一月号で『あおいちゃんとヤマトくん』が最終回を迎えましたが、さっぱり面白くも何とも無い最終回でした。最終回らしく終わらせていますが其処に求める内容はありません。この作品が悪いのではなく最終回と言うのが概してこういうものなのでしょうね。

 新番組『それでも町は廻っている』。
 OPのクレジットで総監督と制作会社の名前を知り、少し気持ちが暗くなりました。荒川はかなりマイルドに抑えられていますが、基本的にこの人の演出は好きではありません。それ町の様な作品はもっと地味な作りを希望してしまいます。
 歩鳥の声がP子やマカの人ですか。著しく合っていません。聞いた瞬間に耳を疑いました。この時点で演出の方は全くと言って良いほど気にならなくなっており、それはとても良い事なのですが、声の違和感が強烈です。他の面子は悪くないだけに主人公である歩鳥が合っていないのが辛いです。逆に歩鳥ばかりが目立ち他が相対的に気にならなくなっているだけかも知れませんが。


 漆日 木曜日

 新番組『神のみぞ知るセカイ』。
 小説版をまみずが書いていましたよね。だから知っていると言うか、それが無ければ知らない作品でした。そしてその小説版も読んだ事はありません。
 伊藤かな恵は最近、頻繁に耳にする様になりましたね。良く出ている気がします。
 脚本家の名前を見て驚愕しました。この人はRODの新刊も出さないで、俺妹だけでなく此方も担当しているのですか。お願いなのでRODの新刊をぉぉぉぉ!!

 世間一般では昨日の内に手に入れている方が多いのですが、一日の遅れを持ちまして禁書の二十二巻を購入致しました。昨日も徒歩で行ける範囲の書店を回ったものの、売っていなかったのです。アニメ第二期放送を近日に控えて、ベストなタイミングでの新刊発売でございますな。


 陸日 水曜日

 喫茶黒うさぎ#164を聞きました。
村さん「ハンガーラックとか組み立てる時に、軍手使わずにやって、後悔するもん」
 ミオさんも椅子を組み立てる際、説明書で軍手の着用が勧められていましたが持っていないので無視しましたなぁ。軍手なんぞ常備していませんよ。
村さん「羊羹は無いの?」
 それはとらやです。
矢野さん「いやいやいや、ボンネビルレコードさん可愛くないでしょ?」
 この発言はボンネビルレコードさんに失礼ではありませんか? 実際に可愛いのかはともかく、会った事も無い人間に可愛くないと言われる筋合いは無いと思います。
村さん「違うよボンネビルレコードさん絶対あれだよ。何か、男の()だよ。あの、娘って書く方の」
 相変わらず村さんはこの手の単語をよう知っておりますね。
 澤畠さんがボンネビルレコードさんに(?)成り切ってメールを読みましたが、その鼻声が少し緑川光に似ていると思いました。
 今回は澤畠さんが良い味を出していましたなぁ。「来週公開になっています」、「どうなんすかね」、「難しいですよね、多分やらないですよね」、「う〜んどうなんすかね、ちょっと気が向いたら」、「理解りましたじゃあやりません!」と発言がどれも面白かったです。久し振りに大いに笑わせて頂きました。しかしどんなに面白くても村さんは男をとっかえひっかえですからなぁ。彼も何れは森何とか君みたいに捨てられてしまうのでしょうね。
 リクエストを募集しているのに曲を流すローテーションがあるのですか。それは出来レースと言うのですよ(ぉ


 伍日 火曜日

 新番組『おとめ妖怪ざくろ』。
 矢張りこれはアニメノチカラ枠ではないのですなぁ。結局アニメノチカラとは何だったのかしら。
 総角景が妖人が恐いヘタレだと言うのが早早にざくろに知られましたが、変に期待を持たせずにすっぱりと判明して良かったと思います。ざくろが一瞬でも素敵だと思った事を悔いていましたが、その期間が長ければ長いほどに裏切られたと思った時のショックも大きいでしょうからね。
景「そうしたいところだが・・・腰が抜けて」
 格好悪いところを格好良く言ってくれますね。そんな格好悪いところが格好いいです(ぉ
 新鮮味が微塵もありませんが存外に面白かったです。景とざくろの関係性はその新鮮味の無いありがちなところが素直な作りで逆に好感が持てました。安心して見られるアニメです。

 新番組『侵略!イカ娘』。
 原作は少し前に読み始めたばかりですが、これは良いアニメ化ではないでしょうか? 思い入れが強くないからか、特に違和感も無く自然に受け入れられました。火曜日のテレ東は二本とも当たりですね。


 肆日 月曜日

○荒川アンダー ザ ブリッジ ブリッジ×2 『1 ブリッジ×2』
 全国の河川敷ファンが待ち侘びた荒川アンダーザブリッジのアニメ第二期が始まりました。
 最初はリクとニノが家をトレードする話でしたが、原作にこの話から登場した漫画家がアニメでは出ませんでしたね。彼に関連する一連の話はやらないのかな?
 マラソン大会の為に一年の全てを費やしているシロですが、それだけの準備をしておきながら石灰が切れる事への対策は怠っているのですか。
 原作から順不同でアニメ化されているので、該当の話を探すのに苦労します。マラソンの話を探して何冊も単行本を捲ってしまいました。

 ジャンプ。
ブリーチ
 必要以上に引き伸ばされず――否、もう充分以上に引き伸ばされているのですが――惣右介を斃したのは嬉しいのですが、結局、鏡花水月で完全催眠に陥らせる条件が始開を見る事なので見ていない一護だけが惣右介を斃せると言う話はどうなったのでしょうか? 結果だけを見れば一護が惣右介を斃しましたが、全くと言って良いほどに影響がありませんでした。てか、惣右介はどうして鏡花水月を使わなかったのかしら? いあ、使われてまた長引いても困るのですがね(ぉ そして他のどの十刃よりも強いと豪語したヤミーさんは何だったのかしら。何から何まで中身も意味も無い話でした。


 参日 日曜日

○スーパー戦隊VSシリーズ劇場 忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー(前編)
 最近の作品であるハリケンジャーも見るのが久し振りなので懐かしく感じますな。直近だとシンケンジャーがそうでしたが、今も続く『〜ケンジャーシリーズ』の第一作です(ぇー
サーガイン「流石は我が僚友チュウズーボの、弟だっ!
 サーガインがチュウズーブの事を僚友と称しているのが嬉しいですね。この二人はいがみ合いながらもお互いの事を最も知り得ている関係の典型でした。
 ガオレンジャーの偽者は暗黒七本槍の五人が変装していましたが、ブラックがマンマルバが変装していたとは思い難いひょうきんな動きを多用していたのが気になります。マンマルバは実はお茶目さんだったのでしょうか? しかしそれを振り返って見返すと、偽ブラックがゴウライジャーに「お前達に言われたかないが、自分達の心はどす黒く染まっている」と言っていたのがポイントですね。ゴウライジャーを知り、恨んでいるマンマルバだからこそ出て来る台詞で、こういう部分は細かいです。
 それにしてもジャカンジャは、暗黒七本槍は魅力的ですなぁ。大所帯の敵組織と言うだけでもポイントが高いのに、個性的な面子が揃っていて素晴らしいです。そんな彼らがガオレンジャーに変身しハリケンジャーと戦うのですから、見所を詰め込みまくった一編ですね。

○天装戦隊ゴセイジャー epic33 『恐怖のマトリンティス帝国』
 マトリンティスは帝国を名乗っているのに首領と幹部で合計二名とは寂しい構成ですなぁ(苦笑)。これでは幽魔獣と同レベルではありませんか。最低でも五人くらいは欲しかったですよ。ジャカンジャは良かったですなぁ。
 ゴセイナイトさんにとっては地球を汚染していなければ敵ではないのですね。ナイトさんが嘗て無いほど大きく吹き飛んだのはどうしようかと思いましたが、車を簡単に持ち上げる姿でナイトさんの強さが健在である事をアピールしてくれました。
 恐らくは最後の敵組織であろうと期待していたのですが、マトランティス帝国の魅力が薄くて残念でした。これなら幽魔獣が出た時の方がもっと脅威でした。機械帝国でしたら初期のバラノイア並に圧倒的な存在感を出して欲しかったです。

○仮面ライダーOOO 第5話 『追いかけっこと巣とセレブ』
 カンロイドに興奮し、初めて見る色を早速使ってみる映司が微笑ましいです。共感し易いですね。
 ちゃ、ちゃらい・・・。何だそのちゃらい姿は――――!! グリードが人間の世界に紛れ込む為に人間の姿に変身していますが、幹部としての不気味さが皆無な軽い姿で厳しいです。メズールは毎回変身する姿を変えるのかしら?
 チーターメダルは強いですね。速さが最強の武器になっています。

○ドラゴンボール改 『実力未知数!寡黙な戦士、16号動く』
 何週間経ってもセルの声が酷すぎます(哀)。こんなのに吸収されると言うのなら、17号が嫌がるのも道理でしょう。
セル「ほげえええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」
 ほげーじゃありませんよ(死)。
 微かな期待と、溢れんばかりの不安が、セル第二形態の声にありました。結論から言えば第一形態よりはずっと良かったと言う事になります。第一形態が余りにも酷すぎたと言うのもありますが、第二形態は悪くはありません。Zでは「素晴らしいパワーだぞ16号!」と言う台詞がとても爽やかで――それはそれで好きだったのですが――外見には不似合いでしたから野太くした改の声は一つの正解でしょう。何はともあれ一安心です。

 新番組『STARDRIVER輝きのタクト』。
 土6から続いている枠と考えると安っぽさに思うところもありますが、嘗て土曜の夕方にTBSが放送していた様なアニメと思えば気になりません。
 銀河美少年は笑えると言うよりも滑り気味ですね。嬉しくも何ともありませんがこれはロボットアニメなのかしら。


 弐日 土曜日

 大魔神カノン最終回。
 初期の頃は冗談半分で大魔神が動くのは最終回だったりしてと思いつつ見ていたのですが、何時しか全く期待しなくなりそんな事もすっかり忘却の彼方でしたが、気が付けば事実その通りとなりました。凄いですね。

 ミニコンポを床に直接置いている現状を改善しようと思いました。専用のオーディオラックは目の玉が飛び出るほどに高価なので手が出ず、代わりに手頃な値段で買えるニトリのテレビ台を買う事にしました。
 最初は横幅が六十センチの『FRED−TV60』を買うつもりでしたが、テレビを置いている台がとても貧弱貧相なので横幅が九十センチの『FRED−TV90』にしてテレビとミニコンポを同じ台に置く事にしました。『FRED−TV90』は白、濃い茶色、薄い茶色の三色が用意されているので濃い茶色の『FRED−TV90BR』を選択します。しかし実物は濃い茶色と言うよりも黒でした。想像とは大きく違いましたが別に黒でも問題はありません。組み立てて設置してみると値段の割にはしっかりした作りで悪くはありません。少なくともミニコンポを床に置いておくよりは良いでしょう。
 ただ、R−K711−NRのカラーはシャンパンゴールドなのですが、反射の関係か黒いラックに収めると殆ど銀色にしか見えなくなりました。購入前に店頭で確認した時も銀色だったものの、自室ではちゃんと金色に見えて安心していたのですがね。金色の方が好きなのでこれは残念です。

 本日は音楽CDを購入しました。
 買ったのはblue dropsの『Ring My Bell』、栗林みな実の『あんりある♡パラダイス』、瀬能ナツル、沙倉楓の『ワンウェイ両想い』、supercellの『君の知らない物語』の四枚です。化物語はEDだけでなくOPも欲しかったのですが、OPのCDは映像ソフトの特典のみで一般販売はされていないのですね(何年かしたらOPを集めた形で発売されるのかしら?)。
 くふふ、どれも聞くのが楽しみでございますわ。


 壱日 金曜日

 禁書のアニメ第二期放映開始に先立ち、『とある“ラジオ”の禁書目録U』が一週間前より配信されました。パーソナリティはそのまま第一期ラジオを踏襲しており、とても懐かしい気分に浸れます。「パンダパンダ〜♪」とか久し振りですね。
 ジングルの後に森永たまちの笑い声が聞こえて嬉しくなりました。またその後、『しおしお』と言う言葉を説明する声が聞こえます。もう森永たまち自身が出演して欲しいですね。
 インデックス役の声優が『扱き下ろす』と言う言葉を知らなかったのが驚きです。正確な意味を知らずとも、聞いた事くらいはあるのではないでしょうか。しかも職業を考えれば他の人より言葉に詳しくて然かるべきでしょう。