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漆月の独白

 参拾壱日 土曜日

 TFを見ました。
 スタースクリームが随分と美味しい立場になりましたなぁ。存在感があり個性が際立っていますよ。
 昔からウルトラマグナスが好きな身としては、アニメイテッドはある意味で念願が叶った待望の作品でした。何と本作でウルトラマグナスはサイバトロンの最高司令官であり、コンボイより上の立場になっているのですよ。これが喜ばずに居られましょうか。否(反語表現)、居られる筈がありません。最高司令官であると同時にエリートガードの指揮官でもありますから、さぞや強い事でしょう。これは楽しみです。
ウルトラマグナス「未だ生きているぞ! 皆下がっていろ!」
 直後、スタースクリームに吹き飛ばされ起き上がれないほどのダメージを負ったウルトラマグナスさんでした。弱ッ!! 何ですかこの扱いはまるでギャグではありませんかまるでと言うかギャグそのものですよしかも巷間ではやっぱウルトラマグナスはウルトラマグナスかなんて言われてしまう始末ですちょっと待って下さいよ。
センチネル「なぁ、オプティマス。俺一人で戦っても勝てたんだからな」
 何で弱気な態度で強気な台詞を吐いているのですか。少し可愛いと思ってしまったのは内緒です。


 参拾日 金曜日

 ミオさんは禁書の既刊では二巻と三巻と五巻と八巻と九巻と十巻が好き、ってミオさんはミオさんは禁書二十一巻の発売を控えて唐突に主張してみたり。基本的に科学サイドの方が面白いけど魔術サイドもステイルが出るから外せないの、ってミオさんはミオさんは結局はどっちも好きだって事を表現してみる。
 二巻は当麻とステイルが共闘するのが最高です。記憶を失っている為に当麻が最初こそ戸惑いますが、二人の関係性や協力体制の基本路線が確立されましたな。あわよくば本気で当麻を殺しかねないステイルが素敵で大好きです。この基本が七巻や九巻でも踏襲されていますが最近はご無沙汰ですから、また当麻とステイルがコンビを組んで事件を解決する話をそろそろ読みたいですね。敵役のアウレオルス=イザードが何気に好きなのですが、この後出番が全く無い事に驚愕もしました。
 三巻は言うまでも無く美琴が本格的に登場し、鈴科百合子ちゃん一方通行が初登場です。魔術サイドとは趣の異なる能力者を主体とした科学サイドの話が楽しめました。美琴と鈴科百合子ちゃん一方通行が当麻に惚れる契機でもありますね。
 三巻と同じく科学サイドの話で、三巻の続編とも言えるのが五巻です。三巻では憎らしい悪党でしかなかった鈴科百合子ちゃん一方通行がこんな風に描写されるとは予想が出来ず驚いたものでした。あと打ち止めの口調が癖になります。また出番は少なめですが闇咲逢魔たんが好きです。
 そして同じく科学サイドの八巻ですが、これは完成度が高く改めて面白いと思います。詳しくは単独で記事を書いていますが、一言で言えば“理想のとある科学の超電磁砲”です。全巻を通して美琴が最も格好良い一冊でもありました。
 九巻と十巻が好きな理由は言うまでも無いでしょう、ステイルと当麻が共闘するからの一言に尽きます。この二人が協力しての追走劇が面白いですし、二巻構成なので比較的平和な九巻と、大きく動く十巻の対比も楽しめました。
 この他にも好きな話はありますし、好きな登場人物の一人であるエツァリ(淀み無くトラウィスカルパンテクウトリの槍を暗唱出来るのは当然ですよね?)の魅力が描かれていく話が含まれていなかったりしますが、禁書で好きな巻を選ぼうとして思い浮かぶのが上記の五冊で、即ち十巻が最後なのですよね。その後にも十冊も出ていますし其其面白いのですが上記の五冊に並べていないのが寂しいながら現状です。
 発売前の期待度では十八巻が一番でしたが、実際に読んでその期待に応え得る内容だったかと言うとまた別です。十七巻を読んだ時は十八巻が本当に本当に楽しみで楽しみでならなかったのですがねぇ。十八巻ではそれこそ巧くすればステイルが表紙になるのではないかと信じていました。その時からまた何冊か出て、そろそろ本格的にステイルが活躍する話に餓えておりますよ。
 既刊を振り返り終えたところで、一先ずは来月の二十一巻を心待ちにする日日ですね。少なくともステイルに自動書記発動状態のインデックスと戦う見せ場が用意されている事は確定済みですから、最低限の楽しみは保証されています(禁書と言う時点で充分に最低限の楽しみはありますがね)。


 弐拾玖日 木曜日

 今月から始まったアニメの一つにセキレイPEがあります。本編の内容は平平凡凡でこれと言って心を刺激されませんが、EDテーマが気に入ってしまいました。
 実を言えばEDも最初は特に何とも思っていませんでした。しかし何度と無く聞いている内に良い曲に思えて来て、そして何時の間にやら好きになっていたと言う寸法です。
 この曲で特に好きなのはくーちゃんが「その声が 今呼んでいるから」と唄っているところです。くーちゃんは可愛いですね。因みにこの直前にある「真実だよ 感じてること全て」が最初に聞いた時、ほちゃが唄っていると思い込んで完全に外れていたと言うのは恥ずかしくて言えません(ぉ でも聞き返すとやっぱりほちゃに聞こえるのですよね(ぇー
 OPテーマも悪くはありませんがサビが盛り上がりに欠けますね。
 しかし主題歌はさておき、今季のアニメ新番組は不作と言うか好みに合わない感じです。前季が荒川やら閃ナイやらエンジェルビーツやらヒーローマンやら豊作だったからその反動でしょうか。デジモンは未だ良さを充分には理解出来ていませんし、伝勇伝がちょっと懐かしいオーソドックスな作りで好感が持てますが凄く面白いと言うほどではありませんしねぇ。また新番組ではありませんが1クールアニメが乱立する中でけいおんが2クール目なのに感心するも面白いかどうかは話が別です(ぉ しかし2クールですら稀少に思えるのですから、如何に最近のアニメが短期放送なのかと言う話ですよね。
 結局熱心に見ているのはブリーチやうちの3姉妹やポケモンの様な長期番組になってしまいますな。


 弐拾捌日 水曜日

 ギョーカイ時事放談#110を拝聴しました。
 久方振りに3Dアニメ仮面が登場してくれて、またゲストの話も興味深かったので面白かったです。最も落ち着けるギョーカイ時事放談のスタンダードです。
 過去に幾度とあった3Dブームやニンテンドー3DSの話からバーチャルボーイが話題に出たので共感出来ました。やっぱりバーチャルボーイは誰もが褒め称え、憧れますね。
 そしてこの三人が揃うとうぷたんが一人でずれた発言をするわけで、この回はそれが特に表面に出ていて可笑しかったです。うぷたん可愛いようぷたん。


 弐拾漆日 火曜日

 ほびぢゃ。
 偽まるのモデラー師匠として知られる速水仁司の連載コーナーが久方振りに載っておりました。このコーナーはミオさんがホビジャを買い始めた頃と変わっていないので落ち着きます。
 先月號でストラップが付録だった『ブラック★ロックシューター』なるアニメのDVDが今月號の付録でした。先月は何が何だかと言う感じでしたが、記事を読んでいたら脚本がながるんと言う事で興味が出たので近日中にDVDも見てみたいと思います。しかしながるんは学校の新作も出さないでこんな事をやっていたのですか。
 編集後記で編集MAが触れているペプシストロングツイスト、以前より飲みたいと探しているのですが見つからないのですよね。


 弐拾陸日 月曜日

 ジャンプ。
ワンピース
 ルフィが載った新聞記事を引っ張りますなぁ。もう明かしても良い頃合ではないでしょうか。
読切 奇怪とんち噺花咲一休
 おぉ、これは面白かったです。何一つ期待していませんでしたが思わぬ収穫です。カルマが自身の思うままに振舞う悪い奴なのが良いですな。
SWOT
「面白くなってきた」
 この漫画は全く面白くなりませんがね!(ぉ そして『こっちもヤヴァイ!!』とか『此奴達は!?』とか柱のセンスも酷いです。またこの漫画の題名を覚えられないのですが、どういう意味で、内容とはどう関係しているのでしょう?
ほけしに
逸人「じゃあ こっちのデジカメを買えば―・・・ カメラなのに電話ができちゃうってことですか!?」
小音「なぜ そこで逆の発想に!!?」
 声を出して笑いました。ほけしには大好きな作品ですがこんな風に笑わされるのは予想外です。
 結果的に逸人が良い買い物が出来て良かったわけですが、元好は出る度に優れている部分が多く明かされますなぁ。
 しかし前号までとは両極端な内容です。小休止としてこういう話も良いのですが、一話完結で程程にシリアスに人の心を抉る様な話が読みたいです。


 弐拾伍日 日曜日

 天たま。
 コメントが寄せられていると聞いた瞬間に林原めぐみだろうと予想がつき、案の定それで正解でした。別に彼女のコメントがあるのは構いませんが、ほちゃが必要以上に恐縮するのが苦手です。先輩後輩の間柄と言えど、ほちゃの番組で林原めぐみが自分の宣伝をするのですからほちゃが遠慮する理由は無いでしょう。まぁ、岡崎律子に纏わる良い話でしたがね。
 それにしても林原めぐみの新曲はパチンコの主題歌ですか。時代の移り変わりが感じられて寂しいです。落ちぶれましたな。

○スーパー戦隊VSシリーズ劇場 救急戦隊ゴーゴーファイブ 『激突!新たなる超戦士』(前編)
 ゴーゴーファイブは歴代の戦隊でもかなり好きな作品ですから楽しみにしていました。やっぱり二つの戦隊が共演するより一つの方が嬉しいです。しかしどうしてゴーゴーファイブだけこんなOVが作られたのですかねぇ。不思議です。
 ゴルモアの声は稲田徹ですか。
ジーク「あれが戦ってた? ハッ! おねんねしてるとしか見えなかったがな」
 仰るとおり、ご尤もです。それにゴーゴーファイブの皆さんはご立腹していますが、京子や街に被害が及んだのは不可抗力でジークの所為ではないのではありませんか? 相手が盾で攻撃を弾き返す事を計算するのは難しいでしょう。
ジルフィーザ「我らが災魔一族に勝てると思っているのか?」
 勝てる勝てないはともかく、昨日今日会ったのではなく以前から戦っている仲なのに何でいきなりこんな事を言うのですか? しかし普段はジルフィーザ、コボルダ、ディーナスが交替で作戦を指揮していますから、幹部が総登場して戦うのは珍しいですね。
ジーク「ダークソードは渡さん! お前に倒された仲間の命にかけても!」
ゴルモア「「お前に見捨てられた仲間」の間違いではないのか?」
ジーク「あいつらは、お前を倒すため自ら身を投げ出したのだ!」
ゴルモア「お前が見捨てねば、むざむざ死なずに済んだのだ」
ジーク「戦士の気持ちは・・・ お前には分かるまい!」
ゴルモア「負け犬の気持ちなど、分かりたくもない!」
 ジークに返すゴルモアの台詞が一一格好良いですなぁ。稲田徹の声と相俟って一気に好きになりました。
ハイド「流石にゴーレッドもあの状態ではな」
 何でハイドは諦めているのですか(笑)。しかも悲壮感の類は無くて軽い感じです。
アラタ「実は何と、倒した筈のウォースターに生き残りがいたんだ!」
 な、何だって!? ど、どうしよう・・・全く脅威が感じられない!(ぇ だって、ウォースターでしょう?(ぉ

○天装戦隊ゴセイジャー epic23 『燃えろ! ゴセイジャー』
 男連中が可哀相ですね(笑)。
 何と気の長い上に効果に疑問の残る作戦ですか。何だかなぁ。これまで曲がりなりにも真面目にやっていたゴセイジャーなのに、いきなりギャグになってしまいましたなぁ。
 固い決意をしているハイドには悪いのですが、敵の弱点が水ならば海にでも放り込めば大打撃ではなかろうか。その方がお手軽で済みます。
 の作戦なんて序の口でした。ゴセイジャー至上最も酷い話です。折角の面白い作品なのにどうしてこうしょうも無い話をしてしまうのですか。救いようがありません。
ナイト「ここからは、私達のターンだ!」
 何で前回の名台詞をネタにしてしまうのですか。全てが台無しではありませんか。その回が酷いのみならず他の回にも悪影響を及ぼすとか最悪で最低でしょう。こんな話は無かった事にしたいですよ。
 えー、次回はゴセイジャーのパワーアップですか?! だったら、だったら、だったらこんな下らない話をやっている場合ではないでしょう!!!! こんな話を見せられたら最早幽魔獣が恐ろしくも何ともありませんよ! 何を考えているのですか!!

○仮面ライダーW 第44話 『Oの連鎖/シュラウドの告白』
 久美は可哀相ですが久美の母親には全く、一切合財、微塵も欠片も同情できませんなぁ。自分が先に仕掛けておいてやられたら激昂する、人間らしい自然な感情ですが好感は持てません。
 シュラウドがテラーを斃す為に深紅郎にウェザーメモリを渡したものの、意に反した行動を取られ竜の家族を含む大勢の命が犠牲になったと言うのは筋が通っていて成程と思えました。


 弐拾肆日 土曜日

 荒川アンダーザブリッジの感想を書きます。最初は十巻分纏めて書くつもりでしたが、本日は長くなったので限が良く半分の五巻までで終わらせました。残りの五巻分はまた後日です。
 此処まで好きになる前はアニメを真剣に見ていなかったので内容は殆ど覚えていないと思っていましたが、こうやって読んでみると逆にアニメの内容が殆ど頭に残っていました。意外に真面目に見ていたのですねぇ。

○第一巻
第2話 大きな星の橋の下
行「助けさせろよ・・・・・・ 助けると思って!! 頼むよコラァ!!」
 助けさせる為に助けられるのは助けて貰う内に入らないのでしょうか。ニノももっと楽に生きろと言いたくなりますよ。
 結論としてこの話で行は、命を助けて貰って恋人が出来たのですね(ぉ 何一つ損をしていないではありませんか!
第12話 湯上り
 ニノがバスタオルを巻いていた事に涙ながら絶叫したリクは、何だかんだで期待していたのですな。リクに乱馬に近しいものを感じているので、乱馬が実はあかねの風呂を死ぬほど覗きたかった話を思い出しました。
第20話 真冬のミステリー
 アニメは原作の全てをアニメ化しているのではなく、幾つか省いている話もあったのですね。何時の間にかからかい合う仲になっているリクと星、そして強がりながらお化けを怖がっているリクに和まされました。

○第二巻
第24話 赤ちゃんとニノ
 小さい子供に容赦無く冷たい視線をぶつけ放置して行こうとするリクよりも、拙いながらも面倒を見ようとするニノの方が常識的な人間に見え始めました。赤子に幼児と呼びかけるニノを見て、何かの漫画でちゃん付けせず『赤とやら』と呼んでいたのがあったなぁ、と思いましたがハレグゥのグゥですね。何処と無くニノと似ている気がします。
第30話 プラン
リク「紙しばいじゃないし・・・・・・ こんな浮かれとんちきになってる人間を置いて よく帰れますね!!」
 浮かれとんちきの自覚はあったのですね(笑)。
第32話 初デート
リク「あれ? なんだこのポーズ かっこいいな俺・・・・」
 か、かっこいいか?
第33話 いせいかんこうりゅう
 ニノが本当にリクに惹かれ始めた最初なのでしょうね。これを機にと言うわけでもありませんが、この後、加速度的に気持ちが急接近していきます。
第43話 出血大サービス
リク「ざまーみろ――!! シスターにはそんなの効かないんだよ!!」
 何でお前が勝ち誇るのですか(笑)。いきなり罵倒されて腹が立ったのでしょうが、リクはシスターに懐いている節がありますよね。
第45話 家族
リク「戦闘ヘリから名前を取ろうとするセンスが分かりません!」
 武将から名前を取ろうとする人には言われたくありません(ぉ 人の名前であるだけマシなのかしら。
第46話 ヒモ
 リクの表情が段段と変化する様を直接は見せず、他の住人の反応で見せる描写が秀逸です。
第47話 やってやるさ
 マジギレしたリクを前に「どうしよう」と戸惑ったりする星はやっぱり良い人なのですなぁ。

○第三巻
第49話 リクの教え
 自分が教えた事を忘れろと言われてショックを受けているニノが可愛いですな。
第56話 仕事決定
 リクの思い描く常識の基準が酷いです(笑)。リクを讃えるのが常識ある星とか、どんな独裁者の発想ですか。そんな自分こそが至上と考えているのが如何にもリクらしいですがね。それとドラキュラと戦うシスターも常識とは違う気がします。
第58話 興味
 さらりとリクの授業に毎回来ると言うニノのリクに対する深い愛が最高ですな。
第63話 イモ掘り
 鉄人兄弟にすっかり懐かれているリクが微笑ましいです。アニメだと第65話までがカットされたので、いきなり第66話の話をやっていて唐突でした。
第71話 秘書
ニノ「私はいつだって お前の恋人でいるんだ!」
 荒川の何が好きかと言いますと、こういうニノの台詞が最高なのですよ。
第75話 青い鳥
 うはは、リクの浮かれっぷりが見ていて楽しいです。
第76話 プレゼント
 マリアがシスターにまともなプレゼントを上げる筈が無いので、素直に喜んでいるシスターがその気持ちが裏切られてしまうと思うと見ていられませんでした。だから読み進めるのが辛かったのですが、シスターが喜んでくれて本当に良かったです。
 ところでシスターがマリアにぞっこんラブなのは周知の事実ですが、マリアもシスターの事が好きで好きだからこそ苛めたい習性が働いている様に見えるのはあたしだけでしょうか? そうあって欲しいと言う願望も多分に含まれますがそう見えます。

○第四巻
第80話 MSB(マッドシツレンブラザーズ)
ステラ「大体・・・日本語は変じゃ・・・ ハートブレイクは分かるわ 心が痛いのは仕方ないわい・・・ けど何が『失恋』じゃい・・・・・・! 1ミリの望みもなくたって・・・ この気持ちは失わんのじゃ!!」
 非常に印象深い台詞で、失恋と言う単語を見たり聞いたりする度に心の中でこの台詞を叫んでいます。まぁ、何一つ共感はしませんが(ぉ
第83話 本体
リク「・・・・・・まさかお前・・・ 喰っちまったのか・・・?」
 アニメでリクの非常識に呆れた一言でした。その後の想像もリクの頭が大変愉快な事になっています。
第84話 一等星
 昔の星がそんなに売れた歌手だったのなら、コンビニの店員が素顔を見てそれに気付かないのはおかしいのではと思いましたが、常にトップクラスの人気を誇り続けているのならともかく、以前は人気だったと言う程度ならば気付かなかったり知らなくても不自然ではないでしょうか。
第86話 風のように・・・雲のように・・・
 星ではありませんがリクは運動が苦手と勝手な先入観で決め付けていましたが、パーフェクトなら運動神経抜群のスポーツ万能であって然るべきですよね。勉強が得意だけど運動が苦手ならばそれは単なる秀才であってパーフェクトではありません。リクの事を見誤っておりました。
第89話 チームワーク
 リクが、何でシスターが村長にだけ敬語なのか疑問を持ちつつ、自分も同じだけどと言っていますが、リクは河川敷でも半数の相手には敬語ですし、その中では寧ろ村長に対しては態度が冷たい気がします。まぁ、それはそうと、シスターは村長だけに尊重したのでしょうね。
第93話 心配無用
村長「やっぱりお前って いいやつだなぁ」
村長「お前 父親にバレたくねーって あんな言ってたのに・・・ さっきから 人の心配してばっかりじゃねーか 走って教えにきてくれてありがとうよ」
 本当だ! 普段は性格の悪いリクですが、良い人でした!
第98話 リクのいない橋の下
 勿論ニノの為と言うのがありますが、リクの応援歌を作っていた星が良い人ですなぁ。
第103話 星に願いを
ニノ「いいんだリク! おばけと虫と・・・ ピーマンとお父さんが怖いくらい・・・ 誰だって・・・!」
星「何歳児の怖いものだよ!」
 本当ですな(笑)。
 星が飛び降りをせざるを得ない状況になった途端、元気を取り戻して星を甚振り始めるリクは星の言う様に最悪です。
 リクのもう二度も落ちていると言う発言がどうしても理解らないのですよね。一度はニノと接吻をして浮かれた時ですが、その他に何時落ちたでしょうか。何度も読み返しているのですがどうしても理解りません。
第104話 異変
 アニメだと大臣にお金を出すと言った和装の男性が村長だと声で理解りますが、原作では理解る情報がありませんよね。もしもアニメを見ていなかったら小生は気付かなかったでしょうし、アニメ化以前より原作を読んでいる方はどの時点で気付いたのか気になります。
第107話 終結
リク「俺はっ今回の事で橋の下にいられなくなっても――・・・ ずっとニノさんと 一緒にいます!」
 こっ、これは、ニノではなくてもリクに惚れてしまいます。それだけ強烈に胸に刺さり、心を打たれる告白でした。

○第五巻
第108話 ラストサムライ
 原作を最初に読んでアニメと少しリクの顔が違うと絵柄に違和感があったのですが、ちゃんとリクの髪が伸びているのを描写していたのですね。確かにこの頃は初期より大分伸びていますし、芸が細かいです。
第112話 リクの家
リク「うぜっ」
 表情が、リクの表情が本当にうざそうでした。
 大嫌いなリクの家であっても、おじゃましますと断ってから入る星は律儀ですね。
第119話 金星女王
 村長と星はともかくシスターは完全に信じていましたね。
第121話 準備万端
ニノ「文明の 発達した星! コンピューターが暴走してたりするとなおいいな・・・」
 これは予想外ですが言われてみるとニノさんらしいと納得出来る答えです。笑顔が眩しいです。その反面天体望遠鏡を完璧に使いこなす格好良い姿も最高でした。
第122話 星の運命
ニノ「星が死んでも リクがいれば大丈夫・・・・・・ 代わりは たくさん用意できるって・・・・・・ そういう話をしたな・・・」
星「!!?!」
>星は 3日は眠れなかったという
 これは勘違いするのも眠れないのも無理はありません(笑)。ニノもニノで、直前に星と呼びかけているのですから勘違いさせてしまうと理解するべきでしょう。
第123話 星の誤解
 122話から続く形で始まりましたが、これは逆に122話を描いている時は次号分の話が決まっていない事を表していますよね。
ニノ「は? 何を言ってるんだお前・・・ 星なんかと リクの重さがつり合う訳ないだろ・・・」
 盛大に笑った台詞でした。そしてだからニノは、星と会話していてその言い方は変だと気付くべきです。
第133話 リクの秘密テープ
 流石ですな。リクはリクですな。常に自信満満なリクが大好きです。

 相変わらず何度読んでも面白いです。また時間と気合のある時に残りの感想を綴りましょう。


 弐拾参日 金曜日

 近所に新しくファミリーマートが出来ました。この辺りのコンビニエンスストアでは珍しく広広とした作りで、出店されたばかりとあって店内の雰囲気も綺麗で中中に高感度が高いです。これまでファミリーマートと縁遠い生活をしていましたが品揃えは悪くありませんね。これからお世話になりそうです。折角だったので何か買おうと、コカ・コーラとファンタオレンジを買ってみました。奇を衒った訳でもない組み合わせですが味も無難ですね。
 しかしこれで周辺に、セブンイレブン、ローソン、ミニストップ、am/pmが揃いましたわ。見当たらないのはデイリーヤマザキくらいかしら(サークルKかサンクスのどちらかは少し離れた所にあった気がする)。


 弐拾弐日 木曜日

 ポケモンを見ました。
 今回勝ち抜いたサトシですが、次の対戦相手は早くもシンジですか。これは仮に次に買ったとしてもその次に敗北、下手をすればシンジに敗北してサトシのシンオウリーグは終わってしまいそうですなぁ。これまでも大概はライバルに勝利した直後に敗北か、そのままストレートにライバルに負けて終わりでしたからね。
オーキド「しかし、あと1体はどうするんじゃ?」
サトシ「はい。今、待ってるところなんです」
 待っていると言うのは・・・つまり・・・リザードン! リザードンですな!! やったあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! じゅ〜すぅぃ〜!
ヒカリ「サトシ、来たよ」
サトシ「来たか!」
 来た!!!!!!
タケシ「サトシ、見ろ!」
 空を飛んでくるあの影、見間違える筈もありません!! ぃいいいいいやっほおおおおおおおおおおおおおおうううううううううううう!!!!!!!!!!!! やっぱ最後に頼りになるのはリザードンですな! 久久の出番に胸が高鳴ります。
サトシ「待ってたぜ、グライオン!」
グライオン「グライオ〜ン」
 ・・・
 ・・・・・・
 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・え?


 弐拾壱日 水曜日

 喫茶黒うさぎ#154を聞きました。
村さん「だってさぁ! iPadで今本を読んでいるすかした人達さぁ普段本読まないでしょ? iPadに入ってるからちょっと読んでみよっかなぁって思っただけでさぁ、普段読まないっしょう! 普段から本読む人はやっぱあの、本のね、紙を捲る感じとかね、本の匂いとかね、本に挟まっているちっこーい虫とかが好きなわけですよぉ!」
 村さんの癖に良い事を言いました! 全面的に同意します。本は紙であるからこそ価値がありますし、電子書籍で改めて古典的な名作を読む必要も無いでしょう(少数の本当にその作品が好きで堪らず、あらゆるメディアで読みたい方は別ですが)。


 弐拾日 火曜日

 ふわふわと曖昧模糊とした感じで、頭の中にある音声が浮かびました。
「こ〜りゃ参ったね!」
 女性声優が演じる女性キャラクターの声で、この台詞が再生されたのです。
 何処で聞いたのか? 何年も前にラジオで聞いたものでした。
 ラジオCMの一部です。何かテレビアニメのDVDを宣伝するラジオCMでした。
 しかし思い出せたのはそれが原因で、果たして何と言う作品だったのかが思い出せません。思い出せない苦しみに頭を抱えました。
 ですがありがたい事に今回は存外に早く思い出せました。そう、これは、十兵衛ちゃん2です。十兵衛ちゃん2のラジオCMで、色色と喋った後にほちゃが「こ〜りゃ参ったね!」と締めるのです。
 思い出せてすっきりした反面、そうすると今度はもう一度実物を聞きたくなってしまいました。聞きたくなってしまったのが辛い。ラジオCMはハードルが高く、もう聞ける機会があるとはそうは思えません。ラジオ番組は殆ど録音していませんから聞ける可能性は限りなく小さいでしょう。辛いです。
 これに限らずラジオCMをもう一度聞きたくなる事は儘ありますが、それは叶わずに終わります。直ぐに思い出す部分だとグラビテーションのドラマCDか何かのラジオCMも聞きたくなった事がありました。
 この世に現出したありとあらゆるものを網羅し、人の思考を読み取り的確なものを差し出してくれる、完璧なデータベースがあったらと夢想してしまいますね。


 壱拾玖日 月曜日

 フルメタの最新刊にして最終巻の上巻が既に出ていると知り、立ち読みをしようと書店に行くも品切れなのかありませんでした。
 その時に聞こえてきた会話です。
「あ、あった。それ面白いらしいよ、デュラララ」
 あたしはそんなに合いませんでしたが人気はありますねぇ。
「あとあれは? 面白いの。エンジェル・・・エンジェル何とか」
 ひょっとしてエンジェルビーツの事ですか? しかしあれはライトノベル原作ではありませんから、探してもこの棚にはありませんよ。
「エンジェルビーツとか言う人」
 人!? 人は知りませんなぁ。そのエンジェルビーツさんとやらはそんなに面白いのですか。
「それと何だっけ、男子が面白いって言っていたの。オタク系の人が好きな」
 はて、何ざんしょ。気になりますから頑張って思い出して下さい。
「ねぇ! 何だっけ、ワタルとかが好きな奴」
 大切な友達であるワタルが好きなものくらい思い出してあげて下さいよ!
 それを最後にその場を去りましたので、果たしてどの作品の事なのか分からずじまいでした。答えを聞いたところで「へー」で終わるでしょうが、それにしたって気になってしまいます。何だったのでしょう。けんぷファーでしょうか。或いはライトノベルではありませんが荒川アンダーザブリッジでしょうか。面白いという点に絞るとこの辺りが怪しいです(ぇー


 壱拾捌日 日曜日

 黒うさぎ。
 傘を買ったつもり貯金とは懐かしいですね。未だやっていたのですな。
 い、言えないっ! 村さんと同じ様に『fin』を『フィン』と読んでいたなんて言えないっ!!

○スーパー戦隊VSシリーズ劇場 星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー(後編)
 今回はCM前とCM明けで同じ場面を流すのが多かったのですが、そういう余裕があると言う事はカットは殆ど無かったと見て良いのでしょうか?
 おぉ、凄い! 幹部だけではなく魔人連中も大量に復活ですか!! 人選の基準が不明で怒涛武者の不在が残念ですが相当数が復活していますね。矢張り十人もの戦隊ヒーローを相手取るにはこれくらいは必要でしょう。ただこの種のお約束で、戦闘員に毛が生えた様な、否、戦闘員に毛も生えていない同列の扱いで、固有の技を使うどころか反撃すらしない扱いは残念でした。魔人はどれも本編でギンガマンを苦しめた強敵だったのですがねぇ。
 幹部と戦う場面では、ちゃんとギンガグリーンとシェリンダを戦わせているのですね。
 今にも壊れそうな割にヒズミナは強いですなぁ。たった一人でメガレンジャーと対等以上に戦っています。女性幹部をちゃんと戦わせて、ちゃんと戦隊ヒーローに止めを刺させたのに好感が持てました。
 それまで知りもしなかったアースの強化装置をこんな短期間で作り出すINETの科学力は凄まじいの一言ですな。
 折角の復活を果たしたバルバンの幹部連中が、碌な戦闘描写が無いままやられてしまいました。バットバスやブドーの戦いをもっとじっくりと、丹念に見せてほしかったですよ。
 次回はゴーゴーファイブの単独OVである『新たなる超戦士』ですか。これも見たかったですからやってくれるのはありがたいのですが、さもVSシリーズである様な紹介には疑問が残ります。

○天装戦隊ゴセイジャー epic22 『オーバー・ザ・レインボー』
 ネッシーのウオボ渦ですがネッシーと言うモティーフと影を奪うと言う能力に関連性が無いから、個性が薄まっていますなぁ。
 ウオボ渦の事を何故か知っている武レドランが、今回も如何にも裏切りそうな怪しい雰囲気を醸していますなぁ。それは良いのですがこれを繰り返して、最終的にラスボスがブレドランだったりするとどうも威厳が無さそうです。
 ゴセイナイトが単純にゴセイジャーを認める流れに落胆、幻滅しました。ゴセイナイトが言いたかった事をゴセイジャーが理解してほしかったですなぁ。ゴセイナイトはゴセイジャーを単に嫌っているのではなく、仲間だからこそその不甲斐無さに腹を立てているのですよ。一人で戦う覚悟と一人で戦えるだけの力を持った存在が五人で戦うからこそ強いのです。
レッド「仲間と一緒に戦えば、その力は足し算じゃなくて、掛け算になる!」
 1の力を持った者が五人居て、1に1をかけるのを五回繰り返しても1のままですよ?(ぉ
ナイト「私が護星の切り札だ!」
 自分で自分を切り札と言い切ってしまうゴセイナイトが凄いです。でも事実ですからね。結局、ゴセイナイトさえ居れば大丈夫って訳よ。
 ネッシーのハマボ渦が大騒ぎするほどは強くありませんでしたなぁ。流れが変わると結局は他と変わらなかった印象です。考えたら初戦ではゴセイナイトは戦っていないのですよね。ゴセイジャーが敵わないだけなら何時もの幽魔獣と何ら変わりはありません。また強く思えないのは巨大化してからが特に顕著で、グランドゴセイグレートを出す為に用意された取って付けた様な強さにしか見えませんでした。独特の口調には風格があり見た目も強そうだったので勿体無いですなぁ。まぁ、話を聞く限りでは嘗ての戦いの時はただのヘッダーに過ぎなかったみたいなので、ゴセイナイトの姿を得て更なる力を身に付けたと考えると昔のグランディオンが負けた相手と言っても大した事はありません。ゴセイナイトよりグランディオンの姿の方が強そうですが(ぉ
 登場が盛り上がりはしませんでしたが、グランドゴセイグレートはゴセイジャーのロボで初めて純粋に格好良いと思えました。貫禄があります。『グランドゴセイストライク』も動きと言うか技の表現は個性的で格好良いのですが、完全にCGなので重みが無くアニメを見ている様な感じでした。地面を割る攻撃をしっかり実写で描写してくれたらもっと気に入った事でしょう。これからバンクで頻繁に見るであろうだけに惜しいです。

○仮面ライダーW 第43話 『Oの連鎖/老人探偵』
 シュラウドの動きが活発化して終盤に向けて着実に動いているのですが、どうも敵のドーパントがそれに見合わないのですよねぇ。またミュージアムに財団Xと言う明確な悪の組織が存在するのに、翔太郎がそれに向き合わず(財団Xに至っては存在すら知らない)依頼を解決するだけなので盛り上がりません。
 久久のファングジョーカーですな。ファングは好きな形態なので嬉しいです。
 最初シュラウドが深紅郎にウェザーメモリを渡した事がどれほど重大なのか理解りませんでしたが、竜の復讐に協力してくれた張本人が実は竜の家族を間接的に殺した黒幕と言う事になるのですね。

 プリキュア。
 ハートキャッチとしては一年目なのに、もう三人目のプリキュアが登場するのかと言う驚きがあります。加えて変身するのは生徒会長ですか。これまでも頻繁に登場しているとは思っていましたがこういう事だったのですね。しかし主役二人の組み合わせに一人加えてしまうのはどうなのでしょうか。少なからず抵抗感があります。
 キュアサンシャインは顔と髪型が合っておらず、鬘を被っている様な、ともすれば男が女装している様な不気味さですなぁ。もっと華麗で荘厳な感じにして欲しかったです。

○ドラゴンボール改 『かわいい顔で超パワー!?18号vsベジータ』
 18号がクリリンに口づけをして去る場面ですが、これはクリリンが童顔と言うか年齢の割りに幼いから絵になりますよね。実際は悟空と同年代なのですよねぇ。


 壱拾漆日 土曜日

 ジャンプ。
リボーン
 ヴァリアーを斃し、未来で白蘭と真六弔花を斃したツナと守護者が、シモンファミリーが如き弱小集団に手も足も出ないのは萎えますなぁ。
ぬら孫番外編
 二話掲載と言う事に気付かず、一本目を読んだ事を完全に失念して読んでいました。だから最初は目次コメントを見て自身が描いていないカードバトルの紹介漫画を数えて二話掲載と言うのは如何なものかと思っていました。二話掲載と言う事に気付いたのは、なうー、なうー言っているつららが面白かったので探していたら一本目に見当たらなかったからです。


 壱拾陸日 金曜日

 現在のパソコンを使い始めたばかりの頃ですが、入力した文字の変換にやり辛さを感じました。根本的に操作法が異なっている様な違和感です。
 最初は、ウィンドウズ7ではこれが標準なのだろうと諦めたのですが、念の為にとウェブ検索して似た症例を探してみたら解決法も含めて発見しました。
 IMEが初期設定だと、変換済みの部分に対してバックスペースキーを押すと前文字削除が実行される様になっていたのです。だからこれを文節戻しに変更して、従来と同じ感覚での操作を取り戻せました。この辺りは全く弄った事が無かったので考えもしませんでしたよ。これを完全に使いこなせればより自らの好みに合致した快適な入力が可能になるのでしょうが、面倒なのでその他はそのままです。
 そして何より、入力で最大の問題点は鍵盤が使い辛い事ですからね。此方は未だ慣れず戸惑うばかりです。


 壱拾伍日 木曜日

 うぇぶらじ@電撃文庫第十一回を聞きました。
 今回のゲストは喋り方が素人くさいですなぁ(くさいもなにも正真正銘の素人なのですが)。しかも声が濁声で印象が悪いです。ただこれはパーソナリティーにも非があり、月並みな質問ばかりでゲストの良さを全く引き出せていません。もう少し何とかならなかったものでしょうか。
 ゲストの著作は知らなかったのですが、アニメ化されたのでアニメは見ました。初回は『酷い』と言うのが率直にして簡潔な感想ですが、第二回目で主題歌をBGMにしたアクションが盛り上がって悪く無かったです。普段は気弱だけれどもいざと言う時は頼りになるを絵に描いた様な主人公でしたが、その変貌が実際に格好良かったのですから仕方がありません。またスタンガンを内蔵したグローブを装着した上に主人公ガスリングショットで援護と、女性が多人数を相手に立ち回れる理由付けが多少なりとも成されていたのが好印象でした。最も『酷い』新井里美のナレーションも、この酷さが味であると受け入れられるでしょう。新井里美ファンにとっては大満足ではないでしょうか?
 面白い小説を読んだ後は頭の中がその作品の事ばかりで、他の事に手がつかずボーっとしてしまうと言う話がありましたが、その感覚は分かりますなぁ。小説ではなく漫画ですが、あたしも最近は何をやっていても荒川アンダーザブリッジの事ばかり考えていました。台詞の一つひとつを再現して楽しみ、そして改めて読んでまた楽しみます。荒川は印象的な台詞が多いですな。
 おかゆが本当はフォーチュンクエストみたいな作品を書きたいけれども書けないと言っていましたが、それはそれで合いそうなので書いて欲しいと読者としては思いますなぁ。そして三木さんとの会話で、度度打ち合わせと言う単語が出ましたしフォーチュンクエストの様な作品ではないのでしょうがおかゆが新作を書いている事が粗確定して嬉しくなりました。近い内ではないでしょうがまたおかゆの新作を読める日が来そうですね。正直、森口織人には幻滅しましたので全く異なる方向性で、おかゆの面白さを存分に発揮して欲しいです。


 壱拾肆日 水曜日

 まんがタイムラブリー八月号の天使な小悪魔はマリリンが不憫でなりませんでした。しかしこの話だけ見ると不憫ですが、全体としては進んでいるのかな?
 また藤凪かおるの連載『あねざかり』が面白いと思い始めました。昼夜の変化が楽しいです。パニクリぐらしもボーイズタイムも終わってしまいましたが、新たにこの作品を楽しむとします。

 まんがライフオリジナル八月号の店長の憂鬱は、社長も労うのなら貴重な休日に集めないで、もっと自由にさせてあげた方が効果的だろうと思っていたら、事実店長が叫んでいました。


 壱拾参日 火曜日

 我が家にはゴキブリが出ます。
 最初は一匹、台所で見かけました。見た、と認識する間も無く、素早い動きで身をお隠しになりました。
 ゴキブリに対して特別に大きな嫌悪感を持っていないのと、相手が虫であっても命を奪うのに抵抗があり虫が殺せないので、特に気にせずに放置していました。それにゴキブリは動きが早いですから、殺そうにも半端な覚悟で挑んでは勝てません。確実に殺すと覚悟し、全身全霊で全力を持って攻撃しなければ撃滅は不可能でしょう。
 そうやって放置したら、再び似た状況で見かけました。矢張り放置です。
 すると三度、四度と見かける回数を重ね、またその頻度を高めていきました。
 やがて同じく台所で、三匹ものゴキブリが一緒に居るのを目撃します。更には靴の中に入っていたり、ふとした拍子に腕に張り付いたり、勢いを増す一方で、流石に不快感を催す様になりました。
 しかも何かの拍子に紛れ込んだのか、台所のみではなく寝室にも侵入されました。壁に張り付いていたり、床を這っているのを、これまで以上に明瞭に見る機会が増えます。
 そして極め付けは就寝の折です。電灯を消して床に就いていると、「カサ・・・カサ・・・」とゴキブリが発していると思われる物音を耳にする様になりました。更には「ブー・・・ン」と、(見たくないので目を閉ざしていましたが)ゴキブリが翅を広げ室内を飛んだ気配をも感じます。
 巷で騒がれるほどゴキブリを嫌っていませんし苦手でもありませんが、だからと言って決して好むわけでもありません。虫全般を等しく嫌っており、ゴキブリもその内の一種でしかないと言うだけです。素早い余りに一瞬で視界から消えるので深く気にしていませんでしたが、此処まで隣接されると堪え切れません。
 そして漸く、対策を講じる事になりました。虫の命を奪うと罪悪感に襲われるので避けたいのですが、この現状も避けたいので自らの都合を優先します。
 よって本日、ゴキブリを駆除する為の硼酸団子を購入しました。正直に言って気が進みませんでした。これが成功すると室内の何処かでゴキブリが息絶えて、その骸を晒す事になるのでしょう。見えない何処かでそれが起こっていても嫌ですがそれなら我慢も出来ましょう。しかしもしも、視界に入る場所で絶命したゴキブリだったものを見かけたらどうでしょうか。これこそが最大の恐怖ですよ。生きてさえいれば逃げ、何処かに隠れるでしょうが、骸となるとそうはいきません。骸はもう動かない。もう逃げない。もう、笑いかけたりはしてくれないのです。それを目にして、恐る恐る塵芥として処理する、そんな光景は想像するだけで恐いです。
 無慈悲に置いた硼酸団子で命を奪ってしまう罪悪感と、死骸を目にする嫌悪感を抱きつつ、買って来た封を開けてゴキブリを駆除する為の商品を部屋の隅隅に設置するミオさんでした。


 壱拾弐日 月曜日

 ジャンプ。
新連載 逢魔ヶ刻動物園
 読み切り版の方が未だ面白かったです。また園長の口調や性格も、読み切りでは格好良かったのですが連載では今一です。
SWOT
「盛山のパンチなら そこそこの不良でも ワンパンで沈むってのに」
 この表現は変ですよね。そこそこの不良と言うのはつまり、ちょっと悪いと言う事でしょう? さっぱりパンチの凄さを伝えられていません。これが特殊なパンチで相手が悪人であれば悪人であるほど大きなダメージを与えられるとかなら筋は通りますが。
ブリーチ
 ジャンプ表紙のラストバトルクライマックスと言う文字を信じたいのですが、読むとその希望が脆くも崩れ去る様な感覚を受けます。
スケダン
 この手の話にこそ浪漫と震蔵を出して欲しいです。この番外編の意図が度し難かったのですが、小説版の企画なのですね。


 壱拾壱日 日曜日

○仮面ライダーW 第42話 『Jの迷宮/ダイヤモンドは傷ついて』
 フィリップが若菜やミュージアムの事で悩んでいるのに、翔太郎は通常営業で探偵業をしているので釣り合いが取れませんなぁ。探偵としての翔太郎も格好良いのですが、この局面ではもっと違う顔を見せて欲しいです。
 おぉ、また、さんふらわあ号ですか。特撮ヒーロー番組では古の時代よりの定番ですな。
 実は最初に犯人と思われていたものではなく、意外な人物(余りにも明瞭なので意外でも何でもありませんが)がドーパントだったと言うのは毎度の事ですがそれが男性と言うのは珍しいですな。これまでは女性が黒幕と言うのが多かったですからね。
 今日のアクセルトライアルは、海に放り投げられそうな宝石をキャッチする活躍を見せました! ・・・いあ、まぁ、素早さを活かしてはいるけどさぁ。最初からこの形態でスピードが売りの二号ライダーとして出しても良かったのではなかろうか。
 翔太郎とフィリップがダブルに変身する際のアングルが格好良かったです。
 強固な防御力を誇り強かったジュエル・ドーパントですが、弱点を衝いたら存外にあっさりと斃せてしまいましたな。だからこそ弱点なのでしょうが肩透かしを食らった感は拭えません。
 ジュエルメモリを破壊してしまったら宝石にされた人が戻れないのではと思ったら、その逆でメモリが破壊された事で元に戻っていました。
 今回の話で真倉の印象が最悪になりましたなぁ。あれだけ横暴な態度を取っておいて調子が良いでは済まされませんよ。最後に彼も強烈に痛い目を見て貰わなければすっきりしません。

○ドラゴンボール改 『17号と18号、そして・・・!目覚める人造人間たち』
 17号と18号の声優が変更されていないみたいで安心しました。17号は中原茂だから格好良いのです。
20号「触るな18号! 触るんじゃないぞ。触るなよ」
 触るなよ! 絶対に触るなよ!
 16号が世界そのものを滅ぼすと言いましたが、20号にとって失敗作と言うのは理解出来ても世界そのものを滅ぼすとは到底思えませんでしたなぁ。寧ろ世界を滅ぼすとは正反対でした。
20号「やめろ! 触るんじゃない!」
18号「気安くレディに触らないでほしいわ」
 二人して触るなと言っている図です。
 よく20号はあれだけ反抗的で自分よりも強い相手に大口を叩けますなぁ。そんな態度を取っていれば何時かこうなるのは目に見えているでしょう。天才とは思えない浅慮です。
 Zだと部屋の何処かに仕舞った心臓病の薬を探す描写が長長とありましたがカットされていますね。無駄に無かったので良い変更ですが、早くしないと悟空が死んでしまうと言う緊迫感は無くなりました。


 壱拾日 土曜日

 購入した『ラッキーチャンス!F』を早速読みました。
第一章 小さなおっぱい、大きなおっぱい
 雀の宿の支配人の落ち着いた佇まいと喋り方に、目に見えぬ迫力のようなものを感じました。ヒカ碁で三谷が通っていた碁会所の主人を被せて見ていました。
 縮地の術で自然と思い出したのは当然ながらいぬかみのようこなのですが、雅人の手に渡った巻物を記したのは外神笑覧なる・・・苗字から察するに雅人の先祖と思しき・・・人物なのですね。
第二章 踏み越える夜
 元から然して好きではなかった良子ですが、最早明瞭に認識外に置きました。これ以上、話に絡まなくても良いでしょうとすら勝手ながら思います。
第三章 彼女を狙う男たち
 雅人が敗北を覚悟するほど強力な霊能力者が登場した事に心が沸き立ちました。ただ、いぬかみより続くこの作品の世界観だと、人間と強力な人外では力量差が果てし無いので、単なる人間がどれほど凄いと言われても震撼は出来ません。尤も仮に、ぽっと出の新キャラが例えばようこやたゆねやともはね、或いは大妖狐や赤道斎に比肩、匹敵し得ると言われるとそれはそれで嫌な複雑な乙女心です。
 雅人と二人の天草姓――天草・P・ムガルと天草麗美――のやり取りを見守っていたのは仮名さんではありませんか! 仮名さんの登場に歓喜しました。しかしいざとなったら介入する様な口振りでしたが、仮名さんにその場を納められるだけの実力が備わっているのでしょうか? 仮名さんは大好きなのでそうであればそれはとても嬉しい事ですが、それまでの説明を読む限りでは仮名さんが天草の二人に敵うとは思い難いです。
 メリケンサックに括弧書きで手につける武具と注釈がありましたが、その説明は要るのかしら? 作品の対象年齢や読者層を鑑みると意味を成していない気がします。もしも必要とあらばそれ以外の単語にも求められるのではなかろうか。
エピローグ プールの上の水着の女
 ザ・レディーと呼ばれた天草最強と思われる沙代の大叔母ですが、一族を束ねる存在が老婆と言うのは川平榧でも使われているので新鮮味が無いです。単純に性別を変更した老爺でも良いので、とにかく別の方が良かったです。
 人間では限界があると述べましたが、それに答える様に力を求めた天草に人外の血も混じっていると言うのに得心しました。
 ザ・レディーに気圧される事無く、淡淡と希望を語る仮名さんが本当に格好良かったです。啓太ほど好きではない雅人ですが仮名さんが認めるのなら大丈夫と安心し、そして頑張って欲しいと応援する気になれました。天草当主の悲惨な運命ですが雅人がそれを打ち払い爽快な展開が待っているのを楽しみにしています。
仮名さん「特命霊的捜査官、仮名史郎!」
 実に格好良い名乗りの瞬間ですが、本作がいぬかみではなくラキチャである以上致し方無いとは言え仮名さんの絵を別人が描いている事で期待、盛り上がり、格好良さが多少なりとも減じました。それで無くともいぬかみは番外編で絵師が変更されており、当初の絵師に対する思い入れが並並ならないものになっていますからね。
 ところで含みを持たせていた六巻の最後ですが、矢張り実は違ったと拍子抜けさせる結末でした。この結末である事に何ら不満はありませんが、あんな風な描写をする意味があったのか改めて疑問を呈します。

 天草一族の物語が動き出し、仮名さんも登場し、面白くなった様には感じられましたが、全体的に進展速度が遅くフラストレーションが溜まりました。極論ですが第一章は丸ごと不要だった様にすら思います。八巻から一気に盛り上がってくれるでしょうし、その助走として必要だったのでしょうが七巻だけでは盛り上がり切れないですな。

そういえば同日発売に境界線上のホライゾンがありますね。確か先月も出ていた記憶があるので、作者の執筆ペースが速い事に驚かされました。一気に書き上げたのを分冊しているのですが何れにせよ速筆である事に相違ありません。尤も、遅筆だったら著作が話題になるほど分厚くなる可能性は低いでしょうから、当然と言えば当然で、自然と言えば自然なのでしょうね。


 玖日 金曜日

 まんがホーム最新号のなにげさんは、過剰な期待をかけられて狼狽するなにげさんを見て和みました。全学年の宿題をやっているとまで思われたらさしものなにげさんも困るのですな。

 ヤンアニをぺらぺら捲っていて偶偶目に入った『恋愛怪談サヨコさん』と言う漫画が少し気になりました。
 広告を見て気付きましたがああ探の作者ですね。その時点で毎号読み続ける事が決定しました。その時点で連載第七回目だったのですが、初回から気付けなかったのが残念です。でも減少する一方だったヤアニで読む作品が、久方ぶりに増えました。
 しかし月一連載なのですね、最新号で第八回目を読んで知りました。荒川アンダーザブリッジと言い、好きになった作品が月一連載と言うのが多いですなぁ。

 ラキチャ最新刊を買いました。雨で気力が湧かなかったので、書皮の質が非常に悪い近くの書店で済ませてしまいました。どちらにせよ別の書店でも極端に良質な書皮でもありませんから態態折れた心を奮い立たせるほどでもありません。


 捌日 木曜日

 テレビ放送された『劇場版ポケットモンスターダイヤモンド&パール アルセウス超克の時空へ』を視聴致しました。
 ギラティナがサトシの事を覚えていてくれたのが、前作との繋がりを感じさせますな。
ヒカリ「パルキアが!」
サトシ「ディアルガを助けたんだ!」
 「勘違いするな、ディアルガを斃すのはこのパルキアだ」とかそんな感じなのだと予想(ぇー
アルセウス「命の宝玉は私の分身、簡単に砕けたりはせぬ!」
 この言い方だと砕けなかったから偽物と見破ったようですが、もしも本物だったらどうしたのでしょうか? こんなもの、と思い切り叩いても壊れず「よし、本物だ」と納得したのですか? それはそれで奇妙な光景でしょう。
 前作や前前作では自分勝手に振舞っていたディアルガやパルキアが、アルセウスの前に立ち塞がり人間の味方をした雄姿に心が震えました。盛り上がるものがありますな。
 冒頭から繰り広げられたディアルガ、パルキア、ギラティナ、アルセウスの神神と称されたポケモンが画面中を暴れ回る様がお見事でした。怪獣映画さながらの迫力に満ちた破壊描写に満足です。しかしこれまであれだけ強かったディアルガ、パルキア、ギラティナが三体がかりでもアルセウスに敵わないのはちょっと切ないです。
 伝説のポケモンとは思えないヒードランの扱いが哀しいです。伝説のポケモンを宛がう必要性が感じれない役割ですし、一切の見せ場がございませんでした。何でこんなに無駄な使い方をするのでしょう。
 山寺宏一が演じるギシンが器の小さな悪役で好感が持てました。毎年毎年山寺宏一が格好良い役ばかりでは面白味がありませんからね。こういうのも良いでしょう。もっと言えば本筋には全く絡まない三枚目のコメディメーカーとか、見せ場が一度も与えられない小悪党とか、特別出演とは思えない様な役を演じて欲しいです。それかルギア以来のポケモン役も面白そうです。
 落ちる命の宝玉を取るサトシの超人的な動きが非常に格好良かったです。映画のサトシは主人公らしい格好良さに溢れていますなぁ。
 ポケモンが世界を創造したとかそんな大仰な設定に抵抗があり期待もしていませんでしたがそんな期待値よりは面白かったです。決着までの流れがジブリの長編映画をそこはかとなく思わせました。
 しかしアルセウスは、確かに高い知能と高潔な人格を有しておりましたし、戦闘力の高さは目を見張るものがありましたが、これが世界を創造したポケモンの描写と言われると首を傾げます。伝説のポケモンを名乗るに恥ずかしくない様子でしたが逆に言えばその程度で、それ以上のものではないのですよね。創造神と言い伝えられているだけの文字通り伝説で、実際は単に凄いポケモンでしかない方がしっくりきますよ。
 好みではなかった三部作が終了しましたが、しかし今年公開の映画も面白そうには見えないのが残念です。実際に見ると面白いのかも知れませんが、予告編を見ただけで気持ちが昂ぶる事がすっかり失われてしまいましたなぁ。


 漆日 水曜日

 ちょっと餃子が食べたい気分になったので、スーパーで出来合いの餃子を購入し夕餉のおかずとしました。
 ミオさんは餃子が余り好きではないので珍しい事もあるものです。
 そう・・・か。喫茶黒うさぎ#153で村さんが、餃子を百個注文したと言っていたので、それが意識しない程度に薄くながら脳裏についており、自然と食べたくなったのでしょう。
 所詮は出来合いの商品ですが餃子に特に拘りがありませんからあたしは満足でございました。

 土日の二日間で荒川アンダーザブリッジの既刊を読破し、その後もチマチマと読み返したりしています。一気に読んでしまった為にどの話がどの巻に収録されていたのか把握しておらず、ふと読み返したい時に何冊も引っ繰り返しています。
 買う時には懊悩しましたが、これは買って良かった、実に面白いです。とても面白く、凄く面白いです。
 本作は一見するとギャグ漫画の様に見えますが、その実はリクとニノの恋愛を主とした心温まるハートウォーミングな作品ですね。端端で垣間見られるニノのリクに対する強い愛情が心に響き、胸をキュンとさせてくれました。かなり好みです。
 ところでアニメで見ていた頃から思っていましたが、リクは性格が悪いですよね(ぉ この性格の悪さが素敵です。方向は全く異なりますが、性格の悪い主人公と言う事で乱馬を思い出しました。リクも乱馬もその性格の悪さが大好きです。またリクは自身を常識人と見做していますが、基本的に自分が一番上で他者を見下す部分はマリアに近しいものがありますし、本人が思うほど河川敷の住人と差は無いですよ。早くも二巻の時点でリクよりニノの方が常識的に見えました。
 またリクとニノの恋人関係が最高ですが、それに次いで好きなのがリクと星です。表面上はいがみ合っているけれども本当は仲が良いの展開ですな。途中から行動を共にする事が多くなり、考える事や行動が似通って、同じ苦労を味わったりするのがとても良いです。抑、星はああ見えてとても良い人ですよね。エキセントリックな様でリクよりもずっと良い人です(笑)。
 ただ、絵柄は若干気になる部分もあり、特に進むにつれて雑な絵が目に付きました。こういう面ではアニメは凄く良かったと思いました。リクの精悍な顔立ちやニノはアニメの方が綺麗です。それと絵柄と言えばジャガーさんに似ていますね。特にジャガーさんで開き直った様な極端に誇張した時の絵と非常に似ていました。
 それにしても発売されている全巻を纏めて買ったのですが、その最新刊である十巻が衝撃的な瞬間で終わっており、非常に続きが気になってなりません。よりによってこんな場面で切りますか! どのくらいのペースで刊行されているのか理解りませんが、十一巻を読めるのは何時くらいになるのでしょうねぇ。しかし実は、少し前のヤングガンガンを読んだので、この後、どういう経緯だかニノではなくリクが金星に行き宇宙うさぎを心的外傷(トラウマ)にするらしい事だけは知っています。どういう流れなのか気になりますなぁ。
 原作を読んで改めて思ったのは、アニメが如何に忠実に作られていた秀作だったかと言う事です。担当した制作会社や総監督に見られる灰汁の強さが薄れて見易くなった事については以前も触れましたが、原作を読むとそれ以上に良い作品だったのだと思えました。特に先に述べた絵の綺麗さ、印象的なBGM、そして声優の演技が渾然一体となっています。アニメから入ったので当然と言えば当然ですが、原作を読んでいてもアニメ版声優の声で再生されますよ。ニノとか星とかマリアとかシスターとか、特にそうですな。例外はアニメでの声を出したのが最終回一回こっきりで、未だ記憶に残っていなかったビリーくらいですね。ビリーの声はどちらかと言うともっと蓮っ葉な、そうですな、黒田崇矢が合っていそうです。
 ともかくこれで、アニメの第二期が始まったら、アニメから入ったくせに原作とあれが違うだのと細かな部分にけちをつける準備は整いました(死)。どんとこいですよ。


 陸日 火曜日

 新番組『世紀末オカルト学園』。
 番宣だと題名の他は雰囲気が良さそうでしたが、実際に本編を見るとあまり面白くありませんでした。閃光のナイトレイドに比べるときついですなぁ。

 新番組『デジモンクロスウォーズ』。
 今度のデジモンはフジテレビではなくテレ朝ですか。しかもゴールデンタイムですな。今となってはゴールデンにアニメを放送するのも減りましたなぁ。
 他のデジモンと合体するクロスウォーズが今作の特徴みたいですが、描写がロボットアニメに近いですな。
 前作セイバーズも面白いと思えるまで時間がかかりましたし、この一話だけでは何とも言えないですな。ただ、主人公は好感の持てる性格でした。
 歴代シリーズでは勿論一作目が一番好きなのですが、意外なと言うかマイナーな辺りでは実はフロンティアが結構好きだったりします。それまでの三作とは方向性が違いましたがあれはあれで面白かったです。


 伍日 月曜日

 タイムジャンボ八月号でボーイズタイムが最終回でした。もう少しひろむが女性と気付かないままで置島が狼狽する姿を見ていたかったですなぁ。

 ジャンプ。
新連載 SWOT
 作者の名前を見た時点でさっぱり期待が持てません。
ワンピース
 これまで長く仲間を出さなかった分、ルフィの叫びが心に伝わりました。これは巧いですなぁ。
バクマン
 相変わらず最高と亜豆に全く好感が持てません。リクとニノの素敵な恋愛を見習って下さい。荒川アンダーザブリッジは面白いです。


 肆日 日曜日

 黒うさぎ。
 村さんがほちゃの事を『ゆいたん』ではなく『ほっちゃん』と呼んだ事に衝撃を受けました。何か他人行儀に聞こえて寂しいですね。

○スーパー戦隊VSシリーズ劇場 星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー(前編)
 今回はギンガマンの登場です。放送当時は好きだったメガレンジャーの後なのでそれほど好きにはなりませんでしたが、後から思い返すととても面白い作品でした。
 また加藤精三ですか。これで二本連続の登場ですな。
 レッドが「ギガバイタス!」と叫んだところでCFに突入、明けるとゲルマディクスとギガライノス、ギガフェニックスの戦いが佳境に入っていました。・・・え? 実に大胆なカットです。
 バルバンの幹部が復活と贅沢な状況ですが、ブドーとイリエスが仲良くしているのが無理が無かろうか。
 黒騎士ヒュウガと言えば、黒騎士ブルブラックを見て正体はヒュウガに違いないと決め付け、別人であった事に驚き、しかしブルブラックの死後にヒュウガが新たな黒騎士になった事に驚きと、二重に驚かされました。そして黒騎士は、ゴセイナイトが登場するまでは最後の正規メンバーとはデザインラインが異なる六人目の戦士だったのですよね。もうこういうタイプは見られないだろうと諦めていました。

○天装戦隊ゴセイジャー epic21 『エレガント・エリ』
 ケーキやお菓子類は普通の料理以上にきっちり分量を量るのが重要です。
ゴセイナイト「何をてこずっている!」
 いあ、幽魔獣を相手に苦戦しないで済むのはゴセイナイトくらいですよ。
 小麦粉を使うのなら粉塵爆発でしょう!? ピンクは浪漫を理解していません。
 最近はめっきりゴセイバスターが使われなくなりましたなぁ。やっぱり基本は必殺バズーカを使ってほしいです。
 最後に登場した幽魔獣はネッシーでしょうか。番組の扱いからも強敵の予感がします。OPのクレジットを見返すと『影の声』と言う表記があり、「はて? そんな影が出ていたかしら・・・」と首を傾げていたのですがこのネッシーの幽魔獣の事でしょうね。ネッシーの声はリュウオーン陛下ですか。

○仮面ライダーW 第41話 『Jの迷宮/猟奇的な悪女』
 今更の様に主役回を宛がわれた刃野ですが、これまでの四十話でどんどん出番が減り続け、勿体無かったです。
 ダイヤモンド・ドーパントの防御力が高いと言うのは分かり易く、後半の登場に相応しい強敵です。そのダイヤモンドを相手に、様様な攻撃パターンを試すのが良かったです。
 そうか、冴子にとって竜は深紅郎の仇なので、アクセルとナスカは因縁の戦いなのですな。

 ハガレン最終回。
 大団円ですな。旧アニメもとても好きですが原作に準拠した今回のアニメも面白かったです。
 しかしこんなに綺麗に完結したのに劇場版とは、一体どんな内容をやるのでしょうね。
 これまでも何週に渡って宣伝されていましたが、後番組は戦国BASARAのアニメ化ですか。土6と祭り上げられたこの枠ですが一気に安っぽくなった感があります。ブラッド+や妖寄士は面白かったですなぁ。


 参日 土曜日

 復刊された『ウルトラマン超闘士激伝C』を買いに行って、一緒に『荒川アンダーザブリッジ』の一巻から十巻まで一気に買ってしまいました。
 完全に発作的な行動ですが、話は昨日に遡ります。

 ヤングガンガンの最新号を開いて、荒川アンダーザブリッジを楽しみにしつつ、他の漫画を読みながらゆっくりとページを捲り続けました。・・・・・・・・・最後まで。どうやら休載だった模様です。どうにもゆくゆくこの漫画とは縁がありません。
 諦め切れなかったので以前も申し上げた様にブックオフに行きました。そして矢張り以前申し上げたとおり品が切れていました。
 これで我慢が出来なくて一番上の行に繋がるわけです。
 つまりは衝動買いなのですがこれでも真剣に懊悩しました。店頭で並べられた商品を前にたっぷり三十分間は屹立したまま悶悶と考え続けました。
 今月に入ってから一番悩んだと言っても過言ではありません。
 今月は未だ三日目と言うなかれ。
 その三日間を七十二時間として、悩んでいた三十分はそれまでの七十二時間で最も濃密な時間だったのです。即ち七十二時間分の密度を持った三十分七十二時間に匹敵する三十分と言って差し支えないでしょう。何と素晴らしく、隙の無い完璧な理論でしょうか。もしかしてミオさんは天才ではなかろうか。検索結果の頁で『もしかして:天才』と表示される事請け合いですよ。
 それだけ考えて考えて考えて、面倒になったので後は買ってから考える事にしました(ぉ
 どちらにせよ一度火が点いた読みたいと言う気持ちは、読まない事には燻ったまま残ります。普段なら立ち読みをして解消するのですがそれが封じられれば買うしか選択肢は無いでしょう。思えばけんぷファーを買った時も似た様な流れでした。これはミオさんがミオさんである性です。
 それにしても。
 漫画をアニメにして放送し知らない人に存在を知らしめて興味を持たせ原作漫画を買わせるとは、何と姑息で狡賢くそして効果的な作戦でしょうか。憎らしいのですがこれを考えた人は天才でしょう。
 そしてこの日に青ざめたのは、帰りの電車に乗る前でした。何故なら予定外の出費で手持ちが完全に尽きていたのです。もしも乗車券のICカードに入っている額が電車賃に満たなければ帰る事すら侭なりません。普段は意識しない電車賃が幾らなのかを確認、そして残金を把握していないので前回チャージしてから何時利用したのかを思い出しつつ、何とか帰宅しました。危なかったです。

 それほどまでに必死に買った荒川は脇に置いておきまして、先に激伝を読みましょう。
 復刊ドットコムにて復刊されたこの完全版もこれで最後となりました。待望の復刊で喜んでから此処まで感慨無量です。
 ドラゴンボールに類似した展開の本作ですが、魔神は魔人ブウに相当するのでしょうね。シラリーとコダラーをこういう風に使ったのは巧いです。
 あれだけの仕打ちを受けた闘士ダダがメフィラスの言う事を聞いていますが、最初からメフィラスの性格は承知の上で従っていた訳ですから不自然ではないのでしょうね。
 暗黒司祭ジェロニモン、陸軍参謀闘士ザム星人、海軍参謀闘士バルキー星人、空軍参謀ブラック指令の四人がエンペラ星人の部下として登場しますが、当時の最新ウルトラ怪獣であったザム星人はともかくとして、他三名の人選理由が不明瞭ですなぁ。何でシラリーやらコダラーの後にこんな連中が引っ張り出されたのでしょう。
 ゴーデス篇とエンペラ星人篇の間に位置するOVAでメフィラスが死んだので、ゴーデス篇では彼は当然ながら死んでいます。この事ですがOVAでメフィラスと言う重要人物の死を描いたのが不思議ですな。どういう意図だったのでしょう。
 激伝のネオスとセブン21に馴染んでいたので、ビデオシリーズではネオスが血気盛んな熱血漢で、21がそれを諌める冷静な性格と、寧ろ激伝と逆だったのが不思議な感覚でした。激伝版のネオスはエリート集団である勇士司令部所属と言う原作の設定から連想したであろう性格が巧みだと思うのですがね。ミオさんがネオスを好きなのも元を辿れば激伝の影響です。
 『ブラック指令の罠』から最終回までは雑誌掲載時に読んでいました。だからこの部分は細かい台詞の一言一言や、場面の一つひとつを記憶しています。当時、ヤプール篇以来に読んでネオスや21がまさに新世代と言う感じで、世代交代を強く感じられました。
 叶わない願いでしょうがやっぱりこの終わり方ですと続きが読みたいですなぁ。しかし何れにせよ長年の夢であった激伝の復刊、そして単行本未収録分の単行本化と、幸福でございました。


 弐日 金曜日

 新番組『伝説の勇者の伝説』。
 何とも懐かしいタイトルのアニメ化ですなぁ。

 仮面ライダードラゴンナイト。
 日本での地上波放送は最後までやってくれないのですか(苦笑)。
 今から思うと原作『龍騎』はこの頃が一番面白かった様な気がしますなぁ。大大的に登場した王蛇がガイを盾にすると言う残虐な面を見せて盛り上がりました。この後は王蛇も含めてだらだらしてしまいますからねぇ。


 壱日 木曜日

 期待せずに視聴した先週のギョーカイ時事放談第108回ですが、これがとても面白かったです。ゲストの杉作J太郎と言うのも面白い方ではありませんか。生放送に感けているこの番組ですが従来通りの方が面白いですなぁ。そして嘗ての癖でもう一度同ゲストの話が聞けると思ったのですが、現在の放送体系では一度限りの登場でしたね。つくづく隔週放送になったのが残念です。

 喫茶黒うさぎ#152で矢野さんが賞賛していたのでセブンイレブンでたまごかけごはんのおにぎりを買ってみました。以前より存在は知っていたものの手に取る事はありませんでしたが、了平たんの口より語られれば食べたくなるのは自然の道理です。そして然して美味しくないのもまた予想通りでした(ぉ
 それはさておき、一緒にスパゲッティも買いました。ミオさんは本当に学習しません。コンビニのスパゲッティなんて見た目こそ華やかですが味はどうこう言えるものでもないと分かり切っている筈なのに、その見た目が美味しそうに見えてついつい買ってしまいます。そして結論は言うまでもありません。