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 参拾壱日 金曜日

 真・女神転生SJ発売まで六十九日!

 大ァい減ェん点ェんンンンンンぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんんんんんんんんんんッ!!
 松屋でフレッシュトマトカレーが安かったので食べたのですが、これが美味しくありませんでした。香辛料とトマトが主張し過ぎていて旨味が皆無で刺激ばかりを味わわされます。しかも食べている時は未だ良いのですが後味が最悪でした。控えめに言いますと、口が裂けても美味しいとは言えない味です。決して松屋を神格化しているわけではありませんし、この手の店は多かれ少なかれ安かろう悪かろうな部分がある事も理解した上で、これが仮にもお金を取って出すものなのかと疑問を持ってしまいました。炭酸の抜けたコーラでももっとまともな味ですよ。
 翻って家で炊いたご飯の何と美味な事でしょうか。話が前後してしまいますが、一ヶ月ほど前からIHの炊飯器を導入しました。するとそれで炊いたご飯の何と美味しい事でしょうか! まさか単なる白いご飯がこんなにも美味しかったのか、と大袈裟でも何でも無く感動致しました。別にこれまで大したものを食べてきたわけではありませんがこの気持ちを例えるなら、あらゆる美味しい食べ物を食べ尽くしてきた人間が最後に白いご飯に戻って来てそれこそが一番の美味であると感得した気分です。それくらいの衝撃でした。
 結論を言えば単なる白いご飯の方が松屋のトマトカレーよりも美味しいと言う事です。


 参拾日 木曜日

 真・女神転生SJ発売まで七十日!

 メガテンSJの発表が契機となってブラバハの購入を検討し直すべきではないかと思ったのですが、何と驚いた事に発売が来週にまで近付いていたのですね。悠長に考えている暇はありません。限られた時間で改めて沈思黙考した結果、矢張りブラバハの購入は止めると言う結論に辿り着きました。
 ドラクエIXとサガ2に挟まれているので買っても直ぐにはプレイ出来ないでしょうし、それ程ゲームシステムが面白そうでもない、これらの事情を鑑みれば前述の結論が出るのは必定でしょう。巨獣は格好良いのですがどうしてもゲーム内容そのものは心に響くものがありません。最近は深く考えずにゲームを買いがちでしたので自らに自省を求めます。これから発売予定のゲームのみならず、既に所有しているゲームで未だやっていないのもありますからね。
 昔の様に、親指姫の様に小さかった頃の様に、存分にゲームに没頭する時間が欲しいです。否、時間そのものに然したる差は無いでしょう。ゲーム以外の娯楽に費やす時間が増えてしまったのが問題です。今はゲームをやっていても同時に時間が無くなると考えてしまい、心の底から完全には楽しめていません。これは重大な問題です。何とかこの現状を打破したい所ですが、どうにもなりそうにありません。
 それはそうと、とにかくメガテンSJが楽しみですね!


 弐拾玖日 水曜日

 真・女神転生SJ発売まで七十一日!

 ギョーカイ時事放談第六十七回を聞きました。
 前回は声優のゲストに焦点が当たっていましたが、今回は中山信宏が前面に出ていて楽しかったです。三人でのアニメ談義が面白かったです。こういうのが好きなのですよ。
 ところで気になったのですが、偽まるが昔、原型師をやっていたと言う話の部分で、速水師匠と言う単語が彼の口から出ました。もしかしてその速水師匠と言うのは、ホビジャでスーパー3Dショウを連載している速水仁司の事でしょうか? もしもそうであったならば何だか凄いですなぁ。そう言えばスーパー3Dショウは現在も連載中なのでしょうかねぇ。元元が不定期連載だったので今でもやっているのか終わったのか判断が出来ません。
 偽まるがウルトラシリーズに関して、ティガを追い求めていた頃の感覚に近くなっていると言いましたが、個人的にはどうにも同意出来ない意見でした。メビウスからそんなに何年も経っていませんし、その後も細細とですが展開があったので、それ程の飢餓感はありません。正直、もう少し寝かせても良いくらいだと思っています。


 弐拾捌日 火曜日

 アニメオリジナルの新章に突入したブリーチですが、黒幕と思しき村正の声を聞いて瞬時にゆうきゃんだと見抜きました。漸くミオさんもゆうきゃんの声を認識出来る様になりましたよ。

 ホビヂャ。
 孟獲ガンダムの金剛阿修羅鎧が何度見ても格好悪いのは取り敢えず置いておいて、太史慈ドムのキット化に興味を持てないのも良いとして、とにかく『BB戦士三国伝外伝武勇激闘録』とやらの項羽ターンエックスに目を奪われました。脛が長めなのがきついのですが大好きなターンXの武者ですから見逃せません。キーキャラクターと表現されているので商品化は当確でしょう。BB戦士で初のターンXがとても楽しみです。
 きゃー、SDXのスペリオルドラゴンが物凄く格好良いー!! ってミオさんはミオさんは全身が金鍍金でキラキラ輝く雄姿に目をキラキラと輝かせてみたり! やっぱりスペリオルドラゴンは外伝のカリスマだなぁ、ってミオさんはミオさんはその圧倒的な存在感を見て沁沁と浸ってみる。


 弐拾漆日 月曜日

 全国百八万人のファンが待ち望んだ真・女神転生SJの公式サイトが公開されました。既に雑誌で発表されているのにティザーサイトのまま今日まで引っ張った意図が不明でしたが、しかし、待たされた価値のある情報が見られてとても興奮しています。
 何よりも最大のトピックは、サイト内の動画で確認出来た戦闘画面でしょう。何と、敵の悪魔が動いていたのです! そうこれは、先日ミオさんが望んだ願いが実現したのですよ! これが喜ばずに居られますか!! DSのドラクエIVやVで感動し、これが標準化して欲しいと願いましたが、やっと追従する作品が現れてくれました。遅すぎるくらいですがとても嬉しいです。また文章でオートマッピング機能がある事も判明しました。これも実に喜ばしいです。望んだ機能が二つも実装されて歓喜の極みです。
 発表当時からテンションが上昇しボルテージMAX状態でしたが、今回の情報で更に頂点へと突破しました。画面の大きさから一度に登場する敵の数が少なそうだと言う不満も無きにしも非ずですが、総合的には理想に限り無く近い最高と言って良い内容です。本当にこれは発売が楽しみです。
 最初に見た時はシステムの部分でトレーラームービーとは別の動画があり、それで上記の戦闘画面が見られましたのですが、もう一度見ようとこの文章を打鍵している途中に公式サイトに行ったらそのページが消えていました。これはどう言うことかしらん?

 ジャンプ。
ゲーム情報
 ドラクエIXに登場するハヌマーンと言うモンスターが格好良いですなぁ。
ブリーチ
 あれだけ強いと言うのを強調した破面ですから、その中でも最高峰の十刃が死神の隊長程度にやられたら興醒めでしたが、仮面の軍勢の参入でその印象が緩和されて大分印象が良くなりました。最近の本作で唯一、素直に感心出来た流れです。
読切 明治百機八匣譚DENGI
 百機八匣は少年漫画らしいギミックですし、絵の見せ方も躍動感があって良いのですが、如何せん絵も話も古臭さが否めません。
サイレン
 あれだけ威張っていた碓氷が予想以上に呆気無くて笑いすら込み上げて来ました。雨宮は実は無傷では済まず記憶の一部を失っていると言う展開が待っていそうで怖いです。


 弐拾陸日 日曜日

○GA芸術科アートデザインクラス 『オニごっこコラージュ』
 OPのサビが癖になってきました。ほちゃの声が目立って分かり易いのが気になりますが、楽しい雰囲気でアニメのOPに合っていますね。
 鬼ごっこを始める場面でノダちゃんが思い付く描写は蛇足ですなぁ。原作の通りに流れる様に始まる方がさり気無い感じがして良いと思います。
雅「昨夜トモカネ殿に頼まれていたドラマの最終回 今すぐ取りにこなければ持って帰るが」
 これが本当の鬼ですね。これに限らず原作だと題名でこういう部分もフォローされているのですが、アニメではそれが再現されないのが惜しいですな。
 平坦に描写されているので雅に「今は授業中だ。あとで承ろう。」と言われて急に冷静になる雰囲気の再現が不完全に思われます。原作では僅かなコマでテンションの落差が見事に表現されていたのですが、アニメではそれがありません。
 ノダちゃんの声には未だ馴染めないのですが、「さあ誉め日和!!」の言い方が妙に印象に残りました。
 広告のソファを見て一頻り盛り上がった後にノダちゃんの「まあ きっと買わないけどね。」の一言で急に冷める場面が、矢張り平坦に続いているのでテンションの差が表現し切れていません。
 コラージュごっこにロボットに乗って乱入したトモカネに対する、ノダちゃんと如月の「こっちが悪なの!?」の言い方はまさに想像通りで最高でした。でもその後にコラージュされる、『「新型」ウイルス出現!!』の部分は原作の方が良かったですなぁ。
 ぶちさんの声は悪くありませんが、ほちゃがナミコさんではなくぶちさんでも良かったかも知れません。でもどうでしょうか。言ってはみたものの実際に聞いてみるとまた別かも知れませんなぁ。
 ぶちさんとあーさんの級友ですが、髪の色が青かったのが意外でした。金髪だと思っていましたよ。
 うわぁ! 魚住の声が合っていな・・・って、殿の声も合っていない――――ッ!!? 殿は前回までにも登場していて高山みなみだと言うのも分かっていましたが、今回、これまでよりも長い台詞が用意されていてそれを聞くと声が完全に合っていません。そして殿の衝撃に上書きされてしまいましたが、魚住の違和感も酷いですなぁ。
 EDアニメーションにさり気無くニジュクとサンジュが登場していました。前回のクロと言い、こういう遊び心は嬉しいですね。

○侍戦隊シンケンジャー 第二十二幕 『殿執事』
 例えお芝居であっても、殿に自分の世話をさせてしまうことはは心苦しいでしょうなぁ。殿はそういう事を気にする狭量な人間ではないと分かっていても、申し訳無さと気まずさで心が一杯になってしまいますよ。
 烈火大斬刀の大筒モードが使われるのは久し振りですね。必殺バズーカに相当する武器なのでもう少し出番が多くても良いかも知れません。
義久「直ぐ気付けなかったのが情けないよ」
 まぁ、気付かれてしまってはことはが殿を引っ叩いてまで行った作戦が台無しになって困りましたがね。
 ことはを諭したり、ことはの作戦に一瞬で気付いたり、嫌な顔一つせず執事としての仕事を全うしたり、とにかく殿が男前で素敵な回でした。これを見ていた視聴者全員、ウラワダチに吸われてしまいそうな甘い想いが生まれていた事でしょう。

○仮面ライダーディケイド 第26話 『RX!大ショッカー来襲』
シュバイアン「俺はクライシス最強の戦士、怪魔ロボットシュバイアン」
 まさか二十一世紀にもなって新しい怪魔ロボットを見られるとは思わなんだ(笑)。自らを最強と称する言い回しがまさに怪魔ロボットでしたが、怪魔ロボットに稲田徹の声は似合わないと言うか違和感がありますなぁ。
 アギトが好きなのでディケイドがアギトに変身したのは嬉しかったのですが、相手は縁も所縁も無いイマジンで、しかも有効な戦法を発揮したわけでもなく、これと言った見せ場も無いあっさりとしたライダーキックという扱いが寂しいです。
 南光太郎が変なおっさんでした(死)。・・・格好悪い・・・。
 ブラックRXと怪魔ロボットのみならず、其処に大ショッカーの大幹部を名乗るアポロガイストが出現しました。しかし大ショッカーと言う名前はやっぱり好きになれませんなぁ。流石に今の時代にこの名前は無いでしょう。
 士が夏蜜柑を守る様ユウスケに残って貰う為、照れ隠し、或いは口実として足手纏いと言いましたが、普段の戦いを見ていると強ち間違っていませんね(死)。
 ディケイドの邪魔をする為にディエンドがヘラクスとケタロスを召喚しました。原作では敵対していた二人ですが、デザインが似ているので一緒に並んでいる方が様になっていますね。
 唐突にアポロガイストがサイ怪人を呼び出しましたよ。クライシス帝国は未だ大ショッカーに参画していませんが、ゴルゴムは既にその傘下に入ったと言う事なのでしょうか。
 最後に南光太郎がブラックに変身したのですが、この変身場面が全く以ってなっていません。もっと拳を握り集中(コンセントレーション)するのにたっぷりと時間をかけて、ベルトはピカピカど派手に光って、一瞬バッタ男に変身してからブラックの仮面に覆われ、最後に左胸にゴルゴムのマークが描かれる、そして変身完了と同時に全身の関節から蒸気が噴出、この流れを再現して下さいよ。ブラックの変身は歴代ライダーで一番格好良くて好きなので、中途半端な再現で不満足でした。次回の盛り上がる場面では徹底的に再現してくれる事を期待して已みません。
 例によって例の如く本編視聴後にOPのキャストクレジットを見返したのですが、これまで以上に驚きましたわ。変なおっさんにしか見えなかった南光太郎ですが、何とオリジナルキャストが演じていたのです。しかし例え本人であっても、否、本人だからこそ、ヒーローの老けた姿は見たくありませんでしたなぁ。あたしの記憶の中で輝く南光太郎はもっと若若しく、もっと精悍なのですよ。あの格好良い南光太郎との落差が激しいですよ。


 弐拾伍日 土曜日

 『とある魔術の禁書目録(インデックス)F』のブルーレイを購入しました。鈴科百合子ちゃん一方通行(アクセラレータ)が主役の如き活躍を見せる二話が収録されておりまして、パッケージイラストを飾るのに相応しいですね。そして毎月の高い買い物も漸く来月で終わりです。
 買って何をするかと言えば、初回特典の電撃GE文庫『とある科学の超電磁砲(レールガン)』を読みました。
 思わせぶりに初期から登場しながら何をするでもないビバリー=シースルーですが、今回の放送で出番が終了では拍子抜けも甚だしいです。未だ何か隠されているのでしょうか?
美琴「いつもこうやって能力に頼ってるから、自然と運動不足になってんじゃない?」
黒子「ふぐぬ!?」
 場を弁えぬ鋭い指摘ですね。確かに白黒の様に『空間移動(テレポート)』の能力があったなら、そればかりを使って自らの足で移動する事は減るでしょう。尤も白黒の場合は、計算ミスのリスクが大きいので日常の移動全てを能力に委ねてしまう事は無いでしょうが、それでも普通の人より実際に歩く時間が減るのに相違ありません。
 逃げ遅れた人が居ないのか何度も確認し、僅かでもその可能性があると知るや自ら其処に赴かんとする初春は、風紀委員(ジャッジメント)だけあって正義感に溢れていますね。逆に言えばこういう性格だからこそ、風紀委員になる道を選んだとも言えるでしょう。
 盛り上がり切れずに淡淡と読み進めていましたが、最後に出て来た水で出来た翼を広げる美琴の挿絵に一気に気持ちを持っていかれました。これまで不満の多かった挿絵ですがこれには文句がありません。こういう場面こそ挿絵にして欲しかったのですよ。限定された条件下ではありませんが美琴が視覚的に分かり易いパワーアップを果たし、如何にもな最高潮が来ました。これは最終巻での描写次第で大きく評価が変動します。単に残りの太陽の蛇(シウコアトル)を美琴が破壊するだけでは期待外れですから、それ以上の何かを、これだけのパワーアップに相応しい状況(シチュエーション)をお願いしますよ!?


 弐拾肆日 金曜日

 昔からずっとゲーム雑誌の発売予定表に『真・女神転生DS(仮)』と言うのが載っていました。待てども待てども続報は無く、ずっと発売未定欄に存在し続けたのです。
 デビルサバイバーが発表された際は、これこそが女神転生DSの正体だったのかとも思いました。デビルサバイバーの頭文字(イニシャル)がDSになっている事が余計にそう思わせたのです。しかし発売予定表ではデビルサバイバーとは別に真・女神転生DSも残り続けていたので、どうやらそれとは別である事が理解りました。これは希望であったのか絶望であったのか、発売予定表から消えないと言うことは企画が残り続けている証左ですが、再び何の情報も無い状態に逆戻りしたのです。
 毎週毎週、ゲーム雑誌の発売予定表を見て、真・女神転生DSの名前が残っている事に安堵し、そして情報が無い事に溜め息を吐く日日、律儀にそれを繰り返し続けていました。もう出ないのだろうと半ば諦め、それでも表から消されない事に一縷の希望を見出し縋り続けていたのです。五月の中旬に予約受付開始の方を聞いた時は情報が出るのかと期待しましたがそれも音沙汰がありませんでした。そんな状態で予約受付を開始されてもどうしようもありません。
 しかし、遂に、その虚しい日日から解放される時が来たのです・・・! そう、『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』が発表されました!! 矢も盾もたまらずファミ通で確認しましたが、紛れも無いメガテンで、まさに待ち焦がれた、恋焦がれた、理想的な真・女神転生DSです。
 デモニカスーツのダサいデザイン、バガブーの顔、もうこれぞメガテンとしか言い様がありません。世界樹に倣って下画面でマッピングされ、デビルサバイバーを彷彿させる戦闘画面、これぞDSに於ける理想的なメガテンでしょう。絶望していた期間が長かっただけに喜びも一入です。
 でもストレンジ・ジャーニーと言う副題は語呂も良くありませんしもう一つピンと来ないと言うか印象に残りません。デビルサバイバーの様に頭文字をDSにする洒落っ気がある方が好みです。それから要望なのですが、戦闘画面で悪魔がDSのドラクエ天空三部作の様に常に動いている仕様だと嬉しいですなぁ。あれはこの種の戦闘画面に於ける事実上の標準(デファクトスタンダード)になって欲しいくらい魅力的ですし、メガテンの悪魔があのように常にアニメーションしている様を想像するだけで涎が出ます。でもデビルサバイバーの仕様そのままだとすれば望みは薄いでしょうか。戦闘場面が動画で公開されればはっきりするでしょうからそれまで微かな期待を抱いて切実に祈り続けます。
 それにしてもこの情報を見てとても興奮しました。間違い無く現在最も発売が楽しみなゲームソフトです。ブラバハやサガ2なんて目ではありません。
 話が逸れますが、この件とは関係無くブラバハに関しては迷いが出て来ました。元元、ドット絵のキャラクターがちまちまと動く様に魅力を感じていたのですが、アクションを主体としたゲームシステムはそれ程面白そうだとは思えませんでした。ミオさんがお金にとても好かれているのならばともかく、実際はその逆で非常に嫌われている現状で、ブラバハに対する購買意欲が急降下しております。カウントダウンの時から見守ってきたので一定の愛着がありますが、果たしてそれだけで買うのに値するでしょうか。しかもドラクエIXも未だクリアしていませんし、九月にはサガ2も出ます。そうするとその合間に挟まれたブラバハをプレイするとは思えません。少し考え直すべきかも知れません。
 閑話休題。
 とにかくこのメガテンストレンジ・ジャーニーが楽しみでなりません。合体でベルゼブブを生み出したいですし、久し振りにボスとしてサタンが出ないかと夢想してしまいます。しかも発売が十月と比較的に早いのが良いですね。あたしの感覚からするとこれでも遅いくらいですが、余り発表から発売まで間が短くても盛り上がり切れませんし、逆に長過ぎるのは問題外、そうすると発表から三ヶ月で発売と言うのは丁度良い頃合なのかも知れません。本当に十月が楽しみです。
 発売から発表までが早いと書きましたが、『真・女神転生DS(仮)』の期間も含めると寧ろ異様に長いですよね(ぉ その名が世に発表されたのが二千四年なので実に五年もの月日が流れた事になります。尤も、ミオさんが同作の存在を知ったのはソーマブリンガーに興味を持ったり、DSを購入してからになりますから、それから一年程度しか経っていないでしょう。一年しか待っていないのに想像を遙かに上回る飢餓感だったのですから、最初期からずっと待ち続けていた人の気持ちは想像を絶するほどでしょう。何にせよ無事に発表されたこの喜びは何物にも代え難いですね。


 弐拾参日 木曜日

 いきなり更新の準備と称されて、インターネットエクスプローラー8がダウンロードされました。拒む理由も無いのでインストールです。IE7が自動更新が始まってから実際にインストールされるまで異様に待たされた覚えがありますが、逆にその時からIE8までの間は少なかったです。調べてみたらミオさんがIE7を導入したのが昨年の十月ですから、一年と経っていません。
 さてIE8ですが、基本は7と変わっていないものの全体的に動作が軽くなっている様に感じられました。IE7はタブを開いたりするのが重かったのでこの改善でストレスが軽減されます。それからタブのグループ機能が完璧とは言わないものの地味に便利でした。IE7ではタブを閉じると右側のタブが必ず表示されるので、時にはそれが不便に思う事がありました。しかしIE8ではグループ分けされたタブの場合はその前に見ていたタブに回帰します。最も未だ慣れていないので、右側のタブが表示されると思い込んでいて虚を衝かれる事もありますが(苦笑)。そして注目なのがアクセラレータと言う機能で、これはドラッグして反転した文字をそのまま検索する事が出来ると言うものです。便利です。便利が故に、愛用するマウスMX−Rのワンタッチサーチが無用の長物となりました(ぉ 別にワンタッチサーチのみがMX−Rの価値ではないので構いませんが、微妙に寂しい思いを抱きます。
 幾つかの使用した感想を前述しましたが、実はあたしが個人的に最も気になったのはどれでもありません。それは、ファビコンの扱いです。未だ使い始めたばかりなので確かな事は言えませんが、ひょっとしてファビコンが専用のキャッシュに保存されているのではないでしょうか?! IE7ではファビコンが他と一緒くたにされていたので、必ずしも表示されるわけではなく(IEを)再起動する度に表示されたり消えたりを繰り返しました。それがとても嫌でIEの再起動に精神的な抵抗を感じたものです。もしもこのIE8でその難点が解消されているのであれば、もう万万歳でそれだけでIE8を大絶賛します。


 弐拾弐日 水曜日

 今日のおかずは、今日のおかずは、な〜にかなっ? カリカリ梅ー! せ〜のっ!カリ梅〜!!

 ミオさんは炭酸飲料が大好きでして、目の前にあれば水の如くごくごくそれはもう美味しそうに飲み干します。しかしそんなミオさんは炭酸飲料は炭酸飲料でも、嫌いなものもあります。その最たるものがダイエット飲料です。
 元を辿れば好きだとか嫌いだとか以前に、親にダイエット飲料に入っている甘味料が頗る躰に悪いと教えられたのが原因でした。その言葉はある種の呪いの様にミオさんの考え方に制限を加え、一時はダイエット飲料を口にする事が粗限り無く皆無に近かったほどです。
 そんな中で、ダイエット飲料が苦手だと言うのに、憎らしい事にそのダイエット飲料に一見して美味しそうな味が登場するのです。例えばダイエットコカ・コーラレモンやファンタゼロレモンがその代表格で、レモン味と言う響きにこの上ない魅力を感じるあたしとしましては非常に狂おしい存在でした。そして最近ではファンタゼロサイダーがそれに相当します。サイダー味のファンタとは何とも美味しそうではありませんか。
 さて、嘗てはダイエット飲料に対する抵抗がとても強かったものですが、時間の経過からか現在は以前ほどの抵抗感は無くなりました。未だに抵抗があり飲むのが躊躇われる事は変わりありませんが、上記に挙げた各種ドリンクを一度ずつは口にしています。
 でも、思うのですよね。ダイエット飲料に対する抵抗感はさて置いて、飲む度に思うのです。ぶっちゃけ、ダイエット飲料は美味しくありませんよね? あの不自然な甘味が気持ち悪く、炭酸も弱く感じられます。数日前にファンタゼロサイダーを飲んで改めて思いました。ダイエット飲料の味は好きではありません。
 矢張り砂糖をガンガン投入したコカ・コーラが最高ですね。きんきんに冷やしたコーラをぐいっと一気に呷るのが最高に美味しいです。


 弐拾壱日 火曜日

 今更ですが宇宙かけの後番組はアニメではないのですよね。テレ東の深夜アニメがどんどん減っていきます。否、深夜アニメだけではありません。夕方から夜にかけても再放送が増えて純粋な新作アニメが大分減りました。テレ東が好きで、テレ東のアニメが好きなミオさんとしては、この傾向が大変残念です。過去に色色な面白いアニメがありました。だからこれからも色色な面白いアニメを見せて欲しいです。

 あたしは冷え性でして、特に右足の膝小僧が直ぐに冷えてしまいます。何も無くても冷えますが特にエアコンの冷房が天敵で、冷たい風が当たるとあっと言う間に冷えて軽い痛みを発します。これが非常に厄介でして、例えば暑い日にエアコンをつけるのが躊躇われるのです。膝が冷えるのは嫌ですが暑いのも嫌、何と言う耐え難いジレンマでしょうか。
 それ以外にも電車に乗って座っているだけでも矢張り冷房で冷えますし、書店で立ち読みをしていても冷えますし、買い物を楽しんでいても同じく冷えます。冷えて冷えて冷えまくるのです。
 そして敵はエアコンだけではありません。歩いている時にそれまで何とも無かったのが急に、刹那の内に冷えた事もあり、その時は我が事ながら驚きました。冷え性とは何年も付き合っていますが、あれは初めての体験でした。すっと、本当にいきなり、冷たい感触が走り抜けるのですよね。未だ一度しかありませんしこれからも体験したいとは思いませんが印象的で忘れられません。
 こういう冷え性と言うのは治らないものなのでしょうかね。これからもこの冷たさと付き合っていかないといけないのは愉快ではありません。

今使うと痛いビジネス・IT語
>で、同じくらい惨憺たる見方をされているのがネットサーフィン。「もはや使う人もいない」(37歳・男・警備員)、「ネットはよく見る。でも、ネットサーフィンしてる、とは言いたくない」(29歳・男・建設)、「最初は『おっ、カッコいい!』と感じたけど、今は死んでも口にしたくない」(34歳・男・不動産)なんて、忌み嫌われるほどの腐りよう。
 薄薄そんな気はしていましたが好んで使っています(ぉ 毎日ネットの海をサーフィンしていますよ!


 弐拾日 月曜日

 かなめものアニメはエンドカードは楽しみと言うかそれだけが楽しみかも、ってミオさんはミオさんは暗に本編を楽しめていない事を吐露してみたり。これは本当に本当に人気があるの、ってミオさんはミオさんは改めてと言うかこれまで以上にその思いを強くしてみる。


 壱拾玖日 日曜日

○GA芸術科アートデザインクラス 『神様の鉛筆』
 うわあぁぁぁぁん!! やっぱりやっぱりノダちゃんの声が全く合ってないよぉぉぉ!! ってミオさんはミオさんは布団に突っ伏して哀しみに咽び泣いてみたり! ノダちゃんはきゃぴきゃぴしてもっと可愛い声をしているんだよ、ってミオさんはミオさんは自分の勝手な理想を訥訥と語ってみる。
 原作を読んだ時も思ったのですが、一日に二十本の鉛筆を使い切ると言うのは凄いですなぁ。それだけの量を真剣に書いたのなら上達もするでしょう。
 原作の『発案者は多分彼女』をアニメ化するのに『しかもこれでクリアなの』をアニメ化してくれないのは片手落ちに思えてなりません。ナミコさんの扱いが面白いエピソードだったので見たかったですなぁ。
 雅の声は名塚佳織が無理に低い声を出している感じがして嫌なのですよね。鶏の声真似をしている時は気になりませんでしたが、矢張り普段は違和感が大きいです。
 楽しみにしていたあーさんとぶちさんの初登場が本編ではなくトモカネの夢なのですか。出来れば夢よりも先に本編で見たかったですなぁ。話の内容が内容なのであーさんの声に関しては判断が出来ませんが、小清水亜美のぶちさんは落ち着いた余裕が感じられなくて今一です。
如月「実は私こそが、裏組織の人間だったんですっ!」
 ・・・だからノダちゃんとナミコさんに苛められてたんじゃね?
如月「まさか、今まで本当に気付いて無かったのですか? 裏の印である眼鏡をしていると言うのに」
 眼鏡が裏の印って裏の人間、多くね?
 ある芸術の道を究めんとした少女の物語が単行本未収録エピソードなのかアニメオリジナルなのか理解りませんがちょっと長くて途中からだれましたなぁ。でも最後の「裏の総帥はお前かかぁ!!」と言う突っ込みは良かったです。
 トモカネが箸で蠅を捕まえて「しゃあー」と雄叫びを上げる場面は、原作のさり気無さとポーズの方が好きですなぁ。
 うぉ、原作第『未確認注意報』の背景をクロが歩いている!? 何だかこれは凄っげぇ嬉しいですよ!?
 別にどうでも良いのですが、どうして文見堂の孫が騙された嘘が『ツタンカーメンの王墓から発掘されたHBの鉛筆』から『アリストテレスが愛用していた世界初のHB鉛筆』に変わったのでしょうか? 然して差は無い、逆に言えば原作のままで何の支障も無いと思いますが。
 如月が鉛筆を取っておく二年半先と言う期間の理由が分かり辛いですなぁ。原作を読み返して題名で説明されたのを見て納得しました。でもその部分からEDに入る流れが綺麗で良かったです。EDが前回とは別の曲ですが毎週替わるのですかね? 今回は如月役の方が歌う曲でしたが、それが本編と合致していてとても良かったです。
 想像と異なる声への拒絶感は相変わらずですが、話のテンポは前回よりもずっと良くなっていて面白くなっていました。絵柄が原作に似ていますし話も忠実にやってくれますし、考えたらこんなに恵まれているのも珍しいのですから喜ばなければいけませんな。でもせめてノダちゃんと雅の声は変えて欲しい(ぉ

○侍戦隊シンケンジャー 第二十一幕 『親子熊』
 ナナシだけの登場を訝しむシンケンジャーですが、そうですよ、これでこそですよ。先週のディケイドではこの点に違和感がありました。その冒頭こそディケイドとの繋がりを感じさせますが、本編では別の話が展開されます。同じ話を二つの視点から描くと言うのも面白そうですが、ちゃんと別の話が用意されていた事に安堵しました。
 屋敷には冷房が無いから帰る前に喫茶店に寄る事を提案する千明ですが、下手に涼んだら余計に帰ってからが辛くありませんか?
 千明は喫茶店でホットケーキを食していますが随分と子供みたいなのを食べているのですね。何で態態喫茶店でそれを選びますか。
千明「相変わらずパンケーキかよ! 子供かっつの」
 偶然出くわした父親に放った千明の一言ですが、その台詞、そのまま貴方にお返しさせて頂きます。
 ちゃらんぽらんに見えて実は凄い千秋の父親が格好良いですなぁ。どうして源太はこうならなかったのでしょうか。源太こそこんな風に描写して欲しかったです。
 頭の卵を斬って暴れる人を正気に戻す千明、今回偶偶それで成功したから良いものの、確証も無いのにそんな事をするのは危険ですよ。もしもそれで操られた人に被害が及ぶ仕様だったらどうするつもりですか。
 まぁ、千明の父親にしたら頼もしい侍が助けに来てくれる事を期待する場面ですから、その役を千明が担うと言われたら不安でしょうなぁ。
 千明のおとっつぁん強ぇ! ナナシの不意打ちを躱し何匹も斬り捨てる姿に驚きました。
 千明が一足飛びに強くなるのではなく、本人が周囲には未だ敵わないと自覚しながら、その成長を丹念に描写してくれるのは好感が持てますね。

○仮面ライダーディケイド 第25話 『外道ライダー、参る!』
 殿から隠れようと慌ててボウルを掴む爺ですが、貴方はそれを使って何をしようとしているのですか?
 一言で場を混乱させてから去っていく大樹が素敵です。基本的に大樹の飄飄とした性格は好きですよ。
 何処の世界も士を拒んだかも知れませんが、何処の世界でもユウスケは士を受け入れていました。つまりユウスケこそが士の居場所なのです。
ユウスケ「大丈夫かな? 俺達も行かなくて」
 お前は行ってもクウガに変身しないでしょうが! そんなのが行って何の意味がありますか。
 爺が頑なに病院に行きたがらなかった理由を知って胸を打たれました。例え何も出来ないとしても、皆が命がけで戦っている最中にのうのうと病院に行くなんて出来ないと言う事ですね。流石は爺です。
 おぉ、珍しい事にユウスケがクウガに変身してくれました。でも場面が切り替わったらやられている姿が映りました。君は何の為に変身したのですか。本当にこの番組はユウスケを持て余していますなぁ。もう少し彼とクウガの扱いは何とかならないものでしょうか。
 ディケイドは敵が召喚したライダーでもファイナルフォームライドさせて自らの武器にする事が可能なのですね。クライマックスフォームでブレイドキングフォームを召喚して敵を一掃した後に、敵のブレイドを変形させシンケンレッドと大剣同士で武器を交換して止めと言う流れが良かったです。
 次の世界が何なのかイラストを見ても理解らないのですが、予告でアポロガイストやら仮面ライダーブラックの登場に驚き沸き立ちました。正直、これまでのどの世界よりも楽しみです。

○ドラゴンボール改 『打倒不死身のベジータ!奇跡を起こせ孫悟飯』
 気のせいかも知れませんが今回から少し絵が綺麗になった様な感じがします。人造人間篇になると今の目で見ても見劣りしない綺麗な絵になるのですがね。
 ヤジロベー最悪です。元気玉を当てる最高の一瞬を台無しにしてくれました。
 あんなに苦しめられたのにベジータの墓を作ってあげようとするクリリンは優しいですね。
ベジータ「貴様らの墓をか?」
 そんなクリリンの優しさを無駄にする酷い人ですね。
 ヤジロベーに背中を斬りつけられるとは、サイヤ人の王子でありエリート戦士のベジータにとってこれ以上無い屈辱ですね。ヤジロベーですよ、ヤジロベー。
 変身を阻止しようと変身中の悟飯を必死に殴るベジータが滑稽で笑えます。しかもその後、尻尾を引き抜こうとするのが余計に可笑しいです。そして大猿悟飯の攻撃を躱して巧く尻尾を切ったのに、落下する悟飯に押し潰されると言うの更に笑えました。もう誇りも何もありません。
 動けないベジータに止めを刺そうとするクリリンと良いところで今週は終了です。くゥ〜、焦らしますねぇーッ! しかしこのベジータ戦は最後の最後まで、限界の限界まで力を出し尽くした、本当に総力戦ですね。今回に至っては悟空が倒れたままで殆ど何もしていないと言うのがその証左でしょう。この後のフリーザやセルは最後は圧倒しましたし、ブウに至っては力に大きな開きがある筈なのに暢気に悟空とベジータが敵の前で漫才を繰り広げる余裕がありましたからね。しかもあれだけ自分が戦う事に拘る悟空が悟飯やゴテンクスに頼ろうとする節があったり、何とも異質でした。


 壱拾捌日 土曜日

 きららMAX八月号で『兄妹はじめました!』が最終回を迎えていて衝撃を受けました。きららMAXの連載ではひろなの次に好きな作品だったので残念でなりません。これからきららMAXを読む楽しさが大きく減ってしまいましたわ。それにしても知らなかったのですが、創刊号から連載されていたのですねぇ。

 ジャンプ。
ワンピース
 もしかしたらルフィとエースは血の繋がりが無いのではないかと言う疑いは持っていましたが、異父兄弟でしかもエースの父親はゴールド・ロジャーですか。片や伝説の大海賊、片や政府を騒がせる革命家が父親とは、恐ろしい血筋の兄弟です。しかし今回の話に於いてそんな事は些事に過ぎません。今回で注目なのは我らがスモーカー准将が登場してくれた事でしょう。僅か一コマでしかありませんが久方振りの登場に歓喜しました。

 発売から数日遅れましたが、三国伝のBB戦士『天翔竜 孔明νガンダム』を買いました。これまでの大型商品は付属品の占める割合が大きかったので、三国伝では初の単品大型商品となりますね。
 コミックワールドは孔明と孟獲が良い味を出していました。しかし鳳雛と称されたホウ統が好きなので演者がヤクト・ドーガと言うのを初めて知って落胆してしまいました。サザビーの部下と言う事での人選かもしれませんが、ヤクト・ドーガですか・・・。


 壱拾漆日 金曜日

 昨年末に突然、Wiiで発売すると発表されたドラクエXですが、IXが発売したばかりで当然ながらXの情報は殆ど出ていません。しかしドラクエの名は流石と言うべきでしょうか。ゲーム雑誌ファミ通に期待の新作ゲームランキングと言うコーナーがあり、要は発売前のゲームを読者からの投票でランク付けしているのですが、そのコーナーでドラクエXは長い事四位の座を不動のものとしているのです。
 それはそれで凄いのですが、スクリーンショットの一枚も公開されていないので本来は画像が掲載される箇所には何も無く(同様の理由でDS版ドラクエVIはSFC版の写真が使われています)、そして前述した様にWiiで発売されるとしか発表されていないので、毎週のコメントがかなり苦しい事になっているのが笑えます。
 具体的には毎週毎週、殆ど同じ内容を微妙に文章を変えて載せているのです。『Wiiで発売されると発表された』とか、『どんな物語になるのか全ては謎に包まれているのだ』とか、そんな事が毎週載っています。これを見ているとこれまでの文章を全部並べて、細かく比べてみたい気分になります。実際には一体どれだけ同じ事が書かれているのかとても知りたいです。しかしファミ通を買っていないミオさんにその手段は無く、インターネットで調べても抜粋して載せているサイトは特に無いのですよね。ちょっと残念です。
 過去の分はともかくとして、これから何時まで同じコメントを延延と書き続けるのか、期待しながら見守りたいです。本日発売の最新号は未だ見ていないのですが、これまで一位の座にあったドラクエIXが発売されたのでランクアップして三位になっているのですかね。
 ところで今は知りませんが、昔はコロコロにも似た様な趣旨のランキングが掲載されていました。当時、オリジナル版ドラクエVIの発売前の事ですが、矢張り一位はドラクエVIが独占していたのが思い出されます。記憶にはありませんが延期を重ねていましたから矢張りコメントは厳しかったのですかね。


 壱拾陸日 木曜日

 テレビ放送された『劇場版ポケットモンスターダイヤモンド&パール ギラティナと氷空(そら)の花束シェイミ』を視聴しました。
 反転世界で物を壊すとそれが現実世界にも影響されると言うのが、グリッドマンの電脳世界を彷彿させました。ミラーワールドの様に鏡を入り口に行き来できるのが面白いのですがあまりそれは活かされませんでしたね。
 シェイミはスカイフォルムになるとあんなにハンサムになるのですから、声や口調をもっと男前にしてランドフォルムと別物と言うぐらいに変えて欲しかったですなぁ。それくらいの落差があった方がフォルムチェンジの印象が強くなりますし、何より普段は我が侭なポケモンがいきなりヒーロー然とした態度を取ったら格好良い以外の何物でもありません。
 シェイミとの別れが近付いている事を考えて、帽子を深く被ったサトシが格好良いです。一瞬の間がとても良い雰囲気でした。
 この映画の悪役を務めるゼロですが、反転世界の美しさに魅せられ、それを汚す人間や汚い現実世界に嫌悪感を抱くと言うのが、これまでの劇場版ポケモンには無いタイプで印象深いです。多いとは言えない描写ながら魅力的でした。
 宙に投げ出され湖に落ちたギラティナがのっそりと歩く姿が大型動物の様に描かれていて印象的でした。正直、何の面白みも無いデザインのギラティナですが、この動作で見る目が大きく変わりました。
 この映画にレジギガスを出してしまうのが勿体無いですなぁ。レジギガスだけでも映画が一本作れるでしょう。地面を震わせ巨大な巨大なレジギガスが悠然と歩く様を想像するだけで痺れます。尤も設定では、別にそれ程の大きさではないのですよね。初見時、肩の植物を大木の森林と誤解したのが思い出されます。肩に大木から成る森林が載るほどの巨人だったら最高に格好良いと思うのですがねぇ。
 期待せずに見たらゼロが魅力的だったのと大型動物の様なギラティナが良かった事もあって存外に面白かったのですが、サトシとシェイミの友情が中途半端で総合的には疑問が残る作品です。それからタケシとロケット団の扱いが極端に悪くて泣けました。レギュラーとは思えない扱いでしたよ。明らかに持て余している感がありますが、もう少し何とかならないものでしょうか。劇場版におけるロケット団のピークはルギア爆誕でサトシと共闘した場面でしたね。それが最後でした。
 番宣でアルセウスが凄い声をしているなぁ、と思ったら演者の名前を見て驚愕しました。これは凄いです。


 壱拾伍日 水曜日

 パイナップルを見ると『おもひでぽろぽろ』の一場面が思い浮かびます。主人公がはしゃぎながら生のパイナップルを初めて食べたのですが、期待していたほど甘くない、缶詰とは全然違う、と家族でその味に落胆する場面です。とても印象的な場面で、それ以来、パイナップルを見かける度に思い出してしまうのです。しかし時代が違うからか、今のパイナップルは生で食べても充分に甘くて美味しいですね。検索を掛けてみたら同じ様にパイナップルでこの場面を連想する人が多かった事に不思議な親近感を抱きました。
 同様に特定の場面を思い出す食べ物と言うのが存外に多いです。
 例えばホットドッグ。ホットドッグを見るとクロノクルセイドでロゼがケチャップマスタード二倍と勢い良く注文し、美味しそうに食べていたのが思い出されます。
 例えばベーコンと菠薐草のソテー、それにスクランブルエッグ。『いぬかみっ!12』の第三章特命霊的捜査官ラプソディーで描写された仮名さんの朝食がこの上なく美味しそうだったのが思い出されます。
 例えばクリームコロッケ。クリームコロッケを思い出すと脳裏にキテレツ大百科の『コロ助のライバル 豆コロでござる!!』が浮かびます。
 例えばサンドウィッチ。攻殻でトグサがサイボーグ用を食べた瞬間が思い出されます。


 壱拾肆日 火曜日

 『とある魔術の禁書目録(インデックス)Q』を読みました。
 戦うのに言葉は必要無いと言うのは、天草式との戦闘から一貫して描かれるアックアの個性ですね。一巻限りで終わらず積み重ねる点には好感が持てます。
 霊装アスカロンがとても格好良いです。一本で全てを斬れる様に、様様なギミックを内包しているのがとても好みですよ。しかも口絵でイラストが起こされているので思い浮かべ易いのも嬉しい点ですな。
 もしもアックアがアニメに登場する事があったら、演者は小杉十郎太が合いそうですなぁ。原作を読んでいる時に想像している声と完全に合致する訳ではありませんが、思いつく声優の声を充ててみると一番しっくり来そうです。
 科学都市で負った傷が完治しておらず万全ではないアックアと、カーテナの力で英国内では天使の力(テレズマ)を得た騎士団長(ナイトリーダー)が互角と言うことは、素の実力は圧倒的にアックアが上なのですね。まぁ、成人である上に神の右席でもあるのですから、騎士派のトップと言えど単なる人間に負ける様ではお話になりませんわな。
 何か今回は、異様に『ドバッ!! と嫌な音が炸裂した』と言う様な言い回しが多いですなぁ。こんな風に擬音語を多用されると陳腐にしか見えません。もう少し控えて欲しいです。
 ギミック満載で楽しいアスカロンに、奥の手として細い剣まで内蔵されているとは益益惚れました。最高ですなぁ。
 それまでアスカロンで戦っていたアックアが、騎士団長に止めを刺す瞬間に使うのが見慣れた巨大な棍棒と言うのが良いですな。
 カーテナ=オリジナルに次元が切断される光景は、是非ともアニメで見てみたいですなぁ。文章だけを読んでもピンと来ませんが、これを映像で表現すればさぞや面白い事になる筈でしょう。
 建宮斎字の声は津田健次郎がミオさんの想像にぴったりです。先のアックアの場合は色色と当て嵌めてみるとと言う感じでしたが、斎字に津田健次郎と言うのは意識せずに原作を読んでいて自然と頭の中で変換されている声なのです。もしもアニメに斎字が登場した時に演者が津田健次郎だったら驚きますし嬉しいですなぁ。
シスター「ステイル=マグヌス班がまだですね。スカイバス365の件で輸送機を借りていたのですが、どうもクーデター発生と共に軍の空港で交戦状態に入ったようです。自力でねじ伏せると豪語していたので問題はないでしょうが、もう少しかかるかもしれませんね」
 この十八巻ではステイルが活躍するに違いないと期待して読み進めていたのですが、半分近くまで進んで初めてステイルの名前が出て来ました。もしかしたら一冊を通して出番はこれのみなのではなかろうか、と言う嫌な予感がしてしまいます。しかもそこはかとなく情けなさを醸す報告です。
ルチア「それなら私の分をあげますから、『怒り』と『大食』と『嫉妬』の三重苦からさっさと脱しなさい」
 その原因を作った白いモブキャラは、三重苦どころか七つの大罪をコンプリートしていますがね(ぉ
 インデックスに料理を食べさせる修道女の中にさり気無く一人称が『ワシ』の人が混ざっていますよ(笑)。どんな修道女ですか。
 作戦前の僅かな休息ですが、その間に火織とインデックスの交流は無いのですね。火織もインデックスを大切に思っている筈なのに、それを感じられる場面が全くと言っていいほど見当たりませんよ。
 カヴン=コンパスとかセルキー=アクアリウムの様な移動要塞に挿絵を用意して欲しかったですなぁ。想像だけでは限界があるのでデザインを絵で見たかったです。
 何かキャーリサの口調に既視感があったのですがその正体が判明しました。ドクロちゃんの最終巻に登場したダチュラに口調が似ています。
 す、ステイルの戦闘描写が、さり気無さ過ぎて泣けて来そうです。輸送機が通り過ぎると同時に大量のルーンが降り注ぎ炎の巨人が出でると言う画は格好良いのですが、どさくさに紛れた多くの人物が戦っている内の一つの描写に過ぎません。せめて出番が少ないなら少ないで、ここぞと言う時に活躍してくれれば印象にも残りますが、これは質と量の二つの意味で酷いです。楽しみに今度こそステイルの活躍があると思って待っていたのにこれだけとは涙が溢れてきました。英国が舞台なのにステイルの活躍が無いのでは絶望的ではありませんか。嗚呼、ステイル、何時になったら活躍してくれるのかしら。
 右方のフィアンマの外見は無意識に垣根帝督のそれを重ねていたのですが、挿絵で公開されたデザインがまさにその想像通りでした。何の根拠も無くこういう見た目だろうと思っていたので最初は何も気にも留めませんでしたが、冷静に考えたらそうはない偶然です。
 これまで幾度か四巻の後もサーシャの描写がされていたのは此処に繋がる伏線だったのですね。合点がいきました。
 当麻がステイルを信頼してインデックスを託すのは二人の絆が感じられるとても格好良い場面なのですが、インデックスが傷付けられた時でさえ留守番とはステイルの扱いが余りにも、余りにも悪いではありませんか。これではとてもではありませんがステイルの活躍なんて望めませんよ。どうしてこんなにステイルを冷遇するのですか。
 十七巻を読んでから楽しみだった十八巻なのですが、率直に言って期待していたほど面白くは無く盛り上がりませんでした。キャーリサの率いる騎士派に、英国の各地に散らばった必要悪の教会の魔術師が必死に抵抗し、逆転する、そんな流れを勝手ながら期待しておりましたので、全く異なる展開に落胆してしまいました。各地の防衛線でステイルがこれまでに無く大活躍し、また騎士派の連中も一人ひとりがじっくりと描写されると思っていたのです。しかし実際はステイルの活躍なんてものは幻想でしかなく、騎士派は名前の無い無個性な集団でしかありませんでした。また騎士派に因縁があり、実際に十七巻で暴走したシェリーのそれに類する描写が皆無だったのも奇異な話です。何も勝手に期待した展開と違っただけで面白くなかったと言う訳ではありません。期待していた内容は別にしても、全体的に粗さが目立ち決して完成度が高いとは言えません。元来から本作はそういうきらいのある叢書でしたが、今回は何時にも増して酷い様に見受けられました。それに戦闘描写もとにかく戦っている連中が凄いと言うのを表現するのがくどく、巧く面白さに結び付いていません。全体的に厳しく評価せざるを得ない内容でした。しかもそれで十九巻に続く形で終わっているのがまた酷いです。正直に言いまして十八巻を待ち望んだワクワクは最早ありません。


 壱拾参日 月曜日

 ジャンプ。
新連載 鍵人
 例によって例の如く全く期待しておらなんだのですが、見開きの表紙が綺麗なので『おっ?』と思い、本編も読んでみると存外に面白かったです。言われるまで・・・否、言われても瞳のカトブレパスの作者だと気付きませんでしたが、当時よりもずっと絵が上手になっていますね。
ブリーチ
 ま、まさか、前回と全く同じ感想を抱くとは思わなんだ。話がさっぱり進んでいません。
めだボ
 生徒会執行部がいきなり20ポイントを獲得したと言う場面で、善吉と高貴がハイタッチを交わしていますがあんたら何もしていませんよね?
バクマン
 冨樫に読ませてやりたいです(笑)。同じ事を思った読者が多数居るに違いありません。


 壱拾弐日 日曜日

○GA芸術科アートデザインクラス 『えがいてあそぼ』
 かなり原作に忠実なのですが、声が全くイメージと合いません。如月は妙に甲高いですし、ノダちゃんはもっと高い子供っぽい声を想像していましたし、ナミコさんは姉御らしさが足りませんし、キョージュはもっと落ち着いている方が良いですし、トモカネも何か違いますし、とにかく全員が全員ミオさんが思い描いたイメージと違っていて辛いです。
ナミコ「あぁ、共通なだけにねぇ!」
 思わず笑ってしまいました。この辺りの話は単行本には無いのですが、アニメオリジナルなのか、それとも単行本未収録の原作なのか、どちらでしょう。
 宇佐美先生の声は南央美ですか。主役の五人だけではなく教師もやっぱりイメージと違いますなぁ。個人的に宇佐美はポケモンのジョーイがイメージに合致した声でした。
 次回は早くもあーさん一行が登場しますか。この調子だと声に不安がありますがそれでも楽しみです。
 放送開始を心待ちにしていたGAのアニメなのですが、正直、面白かったかと問われると首を傾げてしまいます。絵柄が原作に非常に近いのは好印象ですし、内容も原作に忠実なのは評価が出来ますが、どうにも心から面白かったとは言えません。まぁ、声はどうしようもありませんが、未だ一話でこなれていない部分もあるでしょうから話数を重ねるに連れて面白くなってくれる事を期待しています。原作は面白いのだけどなぁ。

○侍戦隊シンケンジャー
 ディケイド! この悪魔め! お前の所為でこの世界も崩壊し、ゴルフの世界へと変貌された! お前は世界の破壊者だ!

○仮面ライダーディケイド 第24話 『侍戦隊見参』
 流さんが外道衆に切った啖呵が、ギャグと言うかある種のネタとして消化されてしまう昨今の風潮に寂しさを覚えます。ヒーローなのですからああいう台詞をナチュラルに吐くのが良いではありませんか。
 シンケンジャーとナナシ連中の戦闘で流れるBGMがシンケンジャーのそれなのが嬉しいですね。しかもこの戦いで出現する戦闘員の数が多い上に、より多く見える様に見せ方が工夫されています。普段からこういうのを心掛けて欲しいですなぁ。
 ナナシ連中だけでアヤカシしか登場しなかった事に一切の疑問を抱かずに引き上げるシンケンジャーに違和感を覚えました。普段の彼らなら外道衆がどういう作戦を立てているのか考え込む場面でしょう。
 シンケンゴールドとの戦いでシザースとライアを召喚したディエンドですが、彼の召喚能力に数の制限はあるのでしょうか? 無いのであればとにかく大量に召喚すればかなり有利になるのではありませんか。
丈留「・・・頑固爺・・・」
 頑固爺(笑)。酷い暴言です。
士「ハハハハハハハハ・・・! 傑作だな、泥棒が泥棒されたのか!」
ユウスケ「おい士悪いよ」
 主人公も主人公ですが、ユウスケの気遣いも大樹にとっては痛いですね(笑)。酷い人達です。
 ディエンドライバーと言う厄介な武器を手にしたアヤカシを相手にコンプリートフォームへ変身したのは良いとして、その攻撃が躱されたのが意外でした。何の為にコンプリートフォームは出て来たのですか。
 予告に出ていたディエンドに酷似した怪物は、チノマナコがディエンドライバーで変身した姿だったのですか。
鳴滝「矢張り、この世界にもライダーが生まれてしまった・・・!」
 え、え・・・? あれがこの世界のライダーなのですか? ら、ライダー?

 プリキュア。
 これまで何だかんだイース、ウエスター、サウラーの三人で仲良くやっていたのに、キュアパッションに生まれ変わった途端にイースがウエスターの手を振り払うのが不自然ですなぁ。抑、彼女はメビウスに捨てられたことも知らないのですから、百歩譲ってラブとの友情を感じたとしてもそれだけではラビリンスに反旗を翻す理由として薄いです。一度死んでキュアパッションとして生まれ変わった時点で微妙に人格も書き換えられてしまったのでしょうか。ただ、自らの罪を悔いて、安易には仲間にならず一人で去った点は評価します。簡単に仲間にならず終盤までこれを引っ張って、最後の最後に本当の仲間になって欲しいですなぁ。
 正直、せつなとラブの友情がそんなに強くは見えませんし、イースとサウラーの二人でウエスターをからかう和気藹藹とした掛け合いも好きだったので、今回のイースがキュアパッションになる流れには納得し難いものがあります。しかし友情を育んだ敵が新たなプリキュアとなる骨子は嫌いではありません。その二人に焦点を当てる事でキュアドリームとミルキィローズの様に“ふたりはプリキュア”と言う感じがしますからね。しかしそれならば最初はプリキュアを主人公一人だけにして、後に敵が仲間になる事でふたりはプリキュアになる方が良いですなぁ。

○ドラゴンボール改 『絶体絶命の悟空!元気玉に全てを託せ』
 元気玉と言うと劇場版で使用する時に流れていた雄大なBGMを思い出しますなぁ。物語の最高潮であれが流れると気持ちが良いです。そして『改』の音楽は『Z』に比して魅力に欠けますなぁ。『Z』の音楽はもっと聞いていて盛り上がりましたよ。特に良くも悪くも印象的だったのが冒頭の粗筋部分で流れていた音楽です。長長と粗筋に時間を費やされるのがもどかしかったのですが、何度も聞かされるだけあってあの音楽は鮮明に記憶に残っております。最初は『改』の音楽も変わらないと思っていたのでまたあれが聞けると期待していたのですがねぇ。
 悟空の変身を見た事があるので、大猿を見て一目でベジータの変身と看破し、しかも対処法を出して悟飯とヤジロベーに指示を出すクリリンが格好良いです。それにしても野沢雅子と田中真弓ばかりが喋っているアニメです(笑)。
 気円斬は憖じ威力が強いだけに、敵に直撃してダメージを与えた事が少ないですよね。大概は今回のベジータの様に避けられてしまいます。珍しいパターンとしては完全体セルに放った時で、その頃は実力が離れ過ぎたので直撃しても全く効果がありませんでした。
 クリリンと悟飯のみならずヤジロベーが参戦してしかも重要な役割を担ったのが、強敵を相手にした総力戦と言う感じがします。
ベジータ「ようし、こうしよう! 順番から言って先ずカカロットから殺す。次にカカロットの餓鬼だ。その次に先刻の禿げ頭野郎に止めを刺す。最後は俺様の大事な尻尾を切りやがった野郎だぁ!!」
 あの禿げ頭野郎のように? ・・・ナッパのことか・・・ ナッパのことか──────────っ!!!!!
 作ったのは悟空とは言え、技を編み出した界王でさえ修得出来なかった元気玉を扱ってみせるクリリンは凄いですね。気円斬を見ても理解りますがクリリンは気のコントロールに長けています。


 壱拾壱日 土曜日

 本日発売のドラクエ最新作『ドラゴンクエスト\ 星空の守り人』を購入致しました。買いに行ったのは昼過ぎでしたがそれでも店内は混雑していたのに驚愕です。
 セットで『ドラゴンクエストスライムスピーカースタンド』も買いました。IVをプレイした時にDS内蔵のスピーカーに若干の不満がありましたし、スライムの形状をしているのでファングッズとしての価値もあります。尤も、ソフトと同等の出費が非常に痛いです(苦笑)。
 それから『ファンタシースターZERO』が六百八十円と言う低価格で売っていたのでそれも買いました。この値段ではDSiウェアで配信されている『Mini』の立場がありませんね。・・・うん、先月の頭に買ったばかりなのですがね(死)。言っても詮無き事ですがこの未来を予見していれば買わなくて済みましたよ。
 同時に発売したDSi本体のレッドは理想的なカラーでとても欲しいのですが、ソフトに加えてハードを買う様な余裕がある筈も無いので諦めます。わ、わかっていたよ! 最初がホワイトとブラックの二色だけだった時点で後からこういう事もあるってわかっていたんだからね! ってミオさんはミオさんは真実なのに精一杯の強がりにしか聞こえない様な言い方をしてみたり。


 壱拾日 金曜日

 小部屋でも度度話題になっていた南商研のハンバーグワールドカップをアーカイブで視聴しました。
 公開が開始された火曜日から視聴を試みていたのですが、当初は重くて中中快適には見られなかったので断念、結果、本日まで伸びていました。しかし配信形式がこれまでとは異なる特殊な方法になっているのが残念です。
 本編は非常に面白くて二時間があっと言う間でした。南商研特有の濃さが、村さんがゲスト出演しているからか、適度に中和されたのが良かったです。あんまり下ネタが強いのは苦手ですからね。
 ハンバーグ大会そのものが面白かったのは当然として、いっぴーの物真似が愉快で笑えました。いっしーは凄いですなぁ。
 そしてミオさんの夕餉がハンバーグになったのは必然でしょう。これを見せられたらハンバーグが食べたくなりますよ。


 玖日 木曜日

 喫茶黒うさぎ(三日更新分)を聞きました。
村さん「はっはは〜ん、皆、ジュライが何の事か分かっていないな? だからそんな、微妙な、返しをしたんだな。はっは〜ん?」
 ぎ、ギクッ!
村さん「と、トーエーックみたいな奴」
矢野さん「トーイック」
 い、言えないッ! まさかミオさんも、あれをトーエックとかトエイックと読んでいたなんて、言えない・・・ッ!(死) そ、そうか、あれはトーイックと読むのですか。一つ賢くなりました。
矢野さん「私は、南商研での1ポンドハンバーグチャレンジの、ファンです」
 南商研の、ですらなく、南商研での1ポンドハンバーグチャレンジのファンですか(笑)。
矢野さん「もう、翻訳家ですから僕達は。戸田奈津子ですから」
 駄目そうです(笑)。
 メールの文面を村さんが頓珍漢な英訳をし、それを了平たんが強引に和訳する、その結果出来上がった文章がまさにエキサイト翻訳みたいで大いに笑いました。とても面白かったです。
 リクエストの曲は虹色バルーンでしたが、この曲も久久に聞きましたなぁ。
 お好み焼きを英語で言うとすれば『オライクバーン』でしょう。南下のラジオで聞いたこの言葉が即座に思い浮かんだのですが、村さん達の発現を聞く限り黒うさぎではなかったのですね。気になって調べたらチェリーベルでした。いやぁ、良く覚えていましたなぁ。それにしてもチェリベとは早くも懐かしくすらあります。時間移動してから一切聞いていませんが今でも続いているのかしら?

 昨日の件で懲りたのでもう道に迷いたくないと別の書店に行って、『とある魔術の禁書目録(インデックス)Q』を買ってきました。
 表紙はステイルが良い、と切望していたのですが、残念ながらその座はアックアに奪われました。まぁ、話の流れからしてステイルが表紙と言う可能性は薄かったかも知れませんが、ステイルの表紙が見たかったです。表紙は飾れませんでしたが、きっと本編では大活躍してくれる事でしょう。此方は表紙と違って本気で期待しているので、これが裏切られない事を願いながら読むとしませう。
 ところで本日利用した書店はお世辞にも大きいとは言えないお店です。そしてあろう事か禁書十八巻も含む電撃文庫今月の新刊は、平積みされた別の本の上に各一冊ずつ無造作に積まれていました。禁書が買えたので無問題ですが、新刊の扱いが悪いですなぁ。そしてこんな書店にすら一定の苦労を代償にしなければ辿り着けないと言うのが辛い話です。どうしてこんな陸の孤島に居るのでしょう。
 ところで話は戻りますが、無造作に積まれていた新刊の中で『境界線上のホライズンII<下>』の存在感は凄いものがありました。この人はまたこんな分厚い作品を書いているのですか。禁書十八巻も叢書の中では厚い部類に属しますが、これと比べると並以下に見えてしまいますよ。基本的に分厚い方が好きなのであの厚さに羨ましさも覚えますが、厚くすれば良いと言う話でもないだろうと呆れ気味に思ってしまいますよ。


 捌日 水曜日

 ギョーカイ時事放談第六十四回を聞きました。
 なばのゲスト出演は偽・うぷ時代にもありましたね。今週の一言を見ただけではピンと来ませんでしたが、ペスターやタッコングを連呼されると気に入ってしまいます。
なば「だって伊平さんって平気な顔して嘘吐くじゃないですか」
うぷ「いやいや、本当の事しか言いませんよ」
 奇遇ですね。ミオさんもこの方一度として嘘を吐いた事がありません。
なば「あたしの、知的さをアピールした番組をぉ!」
 『知的さ』と言う不自然な言い回しが既に知的だとは思えません。

 いざ禁書の最新刊を手に入れようと、長い長い道程を、艱難辛苦を乗り越えて、ようやっと書店へと辿り着きました。しかし! 禁書の最新刊が未だ売っていない! 未・だ・売・っ・て・い・な・い・? ま、待ち給え・・・ミオさんがこれほどの苦労をして、やっとこさ書店に辿り着けたと言うのに、う、売っていないとは、何事ですか・・・? く、くか、くかき、くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――――ッ!!
 収穫と言えば立ち読みした電撃大王の超電磁砲で、美琴と妹の遣り取りが面白かった事でしょうか。御坂妹のぼへーっとした阿呆っぽい表情に和みましたし、美琴の言動や反応がまさに美琴としか言い様が無い美琴で感動しました。でも珍しく電撃大王を読めたのに、よつばと、苺ましまろ、ガンスリと超電磁砲以外で読んでいる作品が軒並み休載で落胆しました。しかも苺ましまろは目次に告知すらなかったのですが、ひょっとしてミオさんが知らない間に連載が終わってしまっていたのでしょうか? これまでもしょっちゅう休載されていたので大差が無いと言えば無いのですが万が一そうであったら残念です。
 衝撃に打ちのめされ、負け犬の如くすごすごと退散するのでした。そして帰り道、果たして何処で(物理的に)道を間違えたのか、完全に迷って気が着いたら一駅歩いた所に居ました(ぉ 何でミオさんはこんな所に居るのかなあ、ってミオさんはミオさんは可愛く首を傾げてみたり。


 漆日 火曜日

 小生は、無為に時を過ごす喜びを知っていると思っていた。
 否、思い込んでいた。そう、思い込んでいただけなのである。全てはまやかし、全ては偽り、全ては幻であった。無為に時を過ごす喜びを知っていると言うのは幻想に過ぎないのだ。無為に時を過ごしても喜べない、寧ろ腹が立つ、何でこんな事をしているのだろうか、その事実が堪らなく哀しかった。
 夢であっても良いから、無為に時を過ごす喜びを知っていると思っていたかった。自らを騙し続けていられれば幸せであったのだ。
 無為に時を過ごしても其処に喜びは無い。あるのは絶望、深い絶望のみである。この真実に触れる事こそが真に絶望であったのかも知れない・・・


 陸日 月曜日

 新番組『かなめも』。
 原作は一度か二度しか読んだ事がありませんが、アニメ化される理由が理解りませんでした。実際にアニメを見てみたらその意外な面白さに気付く・・・と言う事も無かったです。きららにはもっと他に面白い漫画があるのですがねぇ。

 咲。
 この作品は凄いワンパターンですなぁ。毎回毎回、唐突に回想が挿入されて昔語りが始まります。単なる敵Aにはならないと言う意味では悪くないのかも知れませんが、流石にこれがずっと続く様ではきついものがあります。

 夏目友人帳再放送最終回。
 この回は何と言っても貴志と要の絡みが多いのが嬉しいですなぁ。これで子狐さえ出なければ最高です。可愛いとは思うのに何でそんなに子狐を毛嫌いするのか我ながら不思議です。

 ジャンプ。
ゲーム情報
 クリエイターズボイスを見てから一気に盛り上がったドラクエIXですが、発売直前だけあってジャンプの記事も興味深いです。特にどうのつるぎの文字を見るとそれだけでワクワクしますね。ウォルロ村では最も高価な兵士の剣を買いたいのですが、矢張りどうのつるぎは外せないでしょう。ドラクエは最初にどうのつるぎを装備するのが何よりも楽しい一瞬です。
 DSで出ると言う『光の4戦士ファイナルファンタジー外伝』は少少興味をそそられます。FF外伝と言えば聖剣の事でしょうと思わないでもありませんがそれは置いといて、『シンプルな物語を今の技術で仕上げた』と言う紹介文には大変強い興味を持ちました。しかしそれならばポリゴンではなく2Dのドット絵にして欲しかったですなぁ。DSでSFC時代のFFみたいなゲームを出して欲しいと願っているのですが未だに実現しません。FFIVジ・アフターが理想的なのですがねぇ。
新連載 あねどきっ
 個人的にこの作者は余り好きではないのですが、需要があるのか定期的に連載を手がけますねぇ。題名といい内容といい、昨今の深夜アニメを彷彿させる内容ですが、この人の絵は古臭く少少硬い感じがします。
ワンピース
 六頁の四コマ目にパンダマンが描かれているのを何気無く発見しました。ワンピースは作品の至る所にパンダマンが描かれていると言うのは知っていましたが、発見出来たのは恥ずかしながらこれが初めてです。偶偶だったのですが少し嬉しくなりました。
ブリーチ
 敵の戦力が解放されて仮面の軍勢が加勢に現れた、一話でたったこれだけしか描かれていませんよ!? 内容の薄さ此処に極まれりです。そして目次コメントでさり気無くアニメを否定するのにはどんな意図があるのですか。
バクマン
 物凄い勢いで面白くなくなっていきます。以前の面白さは何だったのでしょう。
めだボ
 今回は絵柄がわっきー・・・と言うか、武装錬金っぽいです。しかも故意か偶然か、最後に牙突ネタが使われていますよ。
サイレン
 アゲハの能力だけ設定の作り込み度が段違いですよね。とても面白く仕上がっています。贔屓目無しにバトル漫画として高い完成度を誇ると思うのですが人気は伸びませんなぁ。


 伍日 日曜日

○侍戦隊シンケンジャー 第二十幕 『海老折神変化』
 源太がことはの誕生日にお寿司を作ってくれると言う話ですが、確か彼のお寿司は美味しいとも不味いとも言えない普通の味なのですよね? 誕生日にい普通としか表現出来ない味のお寿司は喜んで良いのか微妙です。
 今回のアヤカシの声は斎賀みつきですね。彼女が演じる男役は男装の麗人と言う感じで実に格好良いです。
ウタカサネ「助けるには俺を斃し、魂を解放するしかない。が、俺はこれから三途の川へ帰り、出て来ない。生きた人間の手の届かない世界だ。打つ手も無く、丸一日の間死ぬほど嘆き哀しんで貰おう」
 ん〜、素ー晴ーらーしーいー。総統タブーも唸るほどの素晴らしい外道です。これでこそ外道衆でしょう。
 テレビを見ていて思わず「大人しく隠れていれば作戦が成功するのに」と突っ込んでしまう事がありますが、今回のウタカサネはまさにそれを実践した完璧な作戦です。なのにゴールドと海老折神の反則的な手段で破られてしまいました。しかも同時に特技の『百体分離』まで封じられてしまい、何とも可哀相と言いますか不利な状況ばかりです。
 烏賊折神はフルCGで表現されて落胆していましたが、海老折神はちゃんとミニチュアが用意されていました。存在感があってとても満足出来ます。
 予告やOP映像で新たなロボを見てこれは烏賊折神と海老折神が合体するのだろうと推測していましたが、その予想は外れて海老折神の単体変形でした。ウタカサネとの対比で海老折神が随分と大きかったのですがそれもこう言う事であればと得心しました。
 新ロボの緒戦だからか、今回の巨大戦は異様に気合が入っていて質が高いですね。何の意味があるのか理解らない顔が東西南北に変化するギミックですが、何故か北が使われませんでした。必殺技の時に北に変形するのかと思いきや、最初に戻ってもう一度東でした。その時の宇宙忍者や岩石怪獣を思わせる形態は個性的で好みです。
 大ァい減ェん点ェんンンンンンぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんんんんんんんんんんッ!! はっはっは、ダイカイオーキタが使われなかった理由が理解りましたよ! 玩具のCFによるネタバレと言う形でね。この人の道を外れた所業、おのれバンダイ、生きながら外道に身を窶したか! 許さんぞ・・・絶対に許さんぞ―――――ッ!!!! く、くか、くかき、くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――――ッ!!
 見慣れないCパートが始まったかと思いきや、しかも大樹が登場して混乱しました。スーパーヒーロータイムの新たな形でしょうか?
 昭和もひっくるめてオールライダーが登場するディケイドの劇場版に比して、シンケンジャーの銀幕版は華が無く売りに欠けもう一つ地味な印象ですなぁ。大量のナナシ連中や乗馬しての合戦は銀幕版だからこそ可能な場面なのでしょうが、これは絶対に見たいと思わせる要素にはなり得ません。それから予告編にドウコクの姿が見当たらないのが不安です。これまでも劇場版の新たな敵がメインで、レギュラー悪役の登場場面が少ないと言う前例があるだけに危惧してしまいます。個人的にレギュラー悪役も充分に活躍して欲しいと思っています。

○仮面ライダーディケイド 第22話 『エンド・オブ・ディエンド』
 オリジナルでは専用バイクが無かったので、新世代ライダー(グレイブ、ランス、ラルク)が揃ってバイクに乗っている姿が新鮮です。
 大樹が戦いについて来させない為に慎と春香――ラルクに変身する女性の名前は夏美ではなかったか、とおぼろげながら思っていたのですが、この瞬間になってやっと謎が氷解しました。夏美だと『ディケイド』のメインヒロインと同名だから名前が変更されたのですね――を気絶させます。この場面、腹を殴って気絶させるのは良いとして、その後に思い切り蹴り飛ばす意味はあったのですか?
 14に洗脳された夏美が大樹の変身を邪魔し、純一が勝ち誇った笑いをあげるのですがそれで戦況が変化もせず、直後には夏美を振り払って大樹が無事に変身を終えています。何の意味がある行為だったのか理解が追いつきませんわ。
 邪神14はやっぱり格好良いですなぁ。白昼堂堂と現れた雄姿をまじまじと見られて嬉しいです。そんな14を前にコンプリートフォームに変身したディケイドは装甲響鬼を召喚しました。巨大な敵には巨大な魔化魍との戦いに慣れている響鬼は納得の選択です。また前回と違って14が強敵だからこそコンプリートフォームに変身したと納得が出来るのですが、14がその力を十全に発揮する前に変身してしかも直ぐに斃してしまったので14の強さが感じられませんでした。もっと14が暴れ回ってディケイドとディエンドを苦しめてから撃破の方が良かったですなぁ。とても格好良い14なのに出番が少なくて残念でした。
 すっかりシンケンジャーのCパートの件を忘れていたのですが、何と、こういう事でしたか! 様様な世界を旅するディケイドですが、まさか現役の番組に、しかも仮面ライダーシリーズでもないシンケンジャーの世界に行くとは全く予想だにしませんでした。
 オールライダー対大ショッカーの予告編で、爆発に吹き飛ぶXの姿が見られるのですが、仮面ライダー・・・殊に昭和ライダーにこういう戦隊みたいな場面は似合いませんなぁ。戦隊だと昔から何度も使われている印象的な場面なのですがね。

○ドラゴンボール改 『激突かめはめ波!ベジータ執念の大変身』
 三倍界王拳を使った悟空がベジータを圧倒する戦闘は非常に見応えがありました。ドラゴンボールの戦闘はぴか一ですね。
 激怒したベジータの声が大変な事になっています。
 こうなる事を予見して月を破壊したピッコロの先見力には恐れ入りますね。
ベジータ「貴様何故満月を見る事で変身出来るか知っているか?」
 それ以前に悟空は変身できる事すら知りません(ぉ
 ベジータが大猿に変身しただけで真相に気付く悟空は凄いですねぇ。基本的に悟空は頭の回転が早いのですよね。しかしこんな形で大好きなじっちゃんを殺したのが自分だと知った衝撃は大きいでしょうなぁ。


 肆日 土曜日

 アラド戦記を見ました。
 OPの変更に(言い方は悪いのですが)態態OPを変えるほどの番組でもあるまい、とふざけた感想を抱いていたのですが、そのギャグ要素の強い映像を見てそれ以上の拒否感を持ちました。歌も映像も以前の方が良かったですなぁ。てか、以前のOP曲は好きでした。

 レスキューファイアーを見ました。
 ゴーオンウイングスレスキューファイアーの新戦士が初登場するので録画予約をしておいた筈なのですが、八時を過ぎても録画が開始されません。慌てて確認したら午前と午後を間違えると言う初歩的なミスをやらかしていました。何年も予約録画と言う行為を行いながらこんな失敗をしてしまう自分に呆れ果てながらも、数年に一度この失敗があるからその度に次から慎重にやろうと思い直しているのですよね。そういう意味では必要悪と言いますか、仕方ない犠牲と言えます。そしてこの失敗をしたのがレスキューファイアーで未だ良かったです。これを明日のシンケンジャーやディケイドでしていたなら発狂していましたよ(ぉ 取り敢えず手動で録画を行いました。頭の数分が抜けていますが我慢も出来ましょう。
 空中の二人組みと言う事でゴーオンウイングスを彷彿させる二人ですが、武器で空を飛ぶと言うのまでゴーオンウイングスに酷似しています。驚きましたわ。
 今回から登場したビークルのヘリファルコンはスクランブルモードではジェット機、レスキューモードではヘリコプターになるのですが、劇中ではその差が描写されないので変形の意味が薄く感じられます。ジェット機なら飛行速度は速いものの空中で止まれず、逆にヘリコプターは飛行速度が遅いながら空中で静止出来る、と言う風に差別化して欲しかったです。まぁ、ゾイドみたいな名前をした翼が少し動くだけで変形と言い張るジェットファルコンよりはマシなのかも知れません。ところでどうして本作のファイナルレスキューはどれも小型ビークルが飛び出して突撃なのでしょう。何がレスキューなのか理解出来ませんし、単純に格好良くありません。ジェットファルコンとヘリファルコンのファイナルレスキューも途中までは挿入歌と共に盛り上がったのに、最後の最後が例によって例の如く小型ビークル吶喊なので冷めました。それから最初に前作で見た時は感動したCGも、慣れてしまった所為か特に何とも思わなくなってしまいましたなぁ。


 参日 金曜日

 金曜ロードショーで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を見ました。
 完全新作では無く再編集と言うのは好きではありませんが、TVシリーズを一から見直すのは大変なので、こういう風に纏めてくれると見易いですね。端折っていて分かり辛い感もありますが使徒との戦闘を連続して見られるので逆に好感が持てました。戦闘の迫力は流石と言いますか中中のものです。
 テレビ放送を見てしまう程度の興味はありますが、矢張りもっと明るく楽しいアニメの方が好みですなぁ。シンジとゲンドウの和解があるのなら安心して見られますが、そうではないので単にシンジに冷たいだけのゲンドウを見ているのは気持ちの良いものではありません。何でもこの新劇場版は結末がよりエンターテイメントに寄った話になるそうなので気持ち良く見られるアニメになる事を願います。
 それにしても現在劇場で公開中の『破』がテレビで見られるのはまた先になるのでしょうなぁ。一作で完結しない作品を中途半端に見せられても続きが気になって困ります。まぁ、そういう人間が劇場に『破』を見に行くでしょうから宣伝の効果があるのでしょうね。
 最後の最後にカヲルが登場したのにも虚を衝かれましたが、それ以上に驚き、感動したのがTVシリーズと同じフォーマットの予告が流れた事です。エヴァは本放送当時に見たきりで記憶も薄いのですが、それでもこの音楽とミサトの台詞には確かな響くものがありました。恐らくですがこれは劇場公開時には無かった、今回のテレビ放送に用意された追加映像でしょう。粋な真似をしてくれるではありませんか。序でに予告の内容に触れておきますと、先ずは仮設五号機に目を奪われました。ホビヂャでリボルテックの写真を見たのが最初でしたが、四脚と言う他のエヴァには無い独特の形状に興味を持ったのでした。ミオさんが望み、そしてエヴァには欠けている、ロボットアニメらしい新メカ登場のワクワク感がありました。それからこれは全く知らなかったので驚いたのがエヴァ六号機です。月から舞い降りると言う紹介がケレン味が効いていて如何にも格好良いです。旧劇場版で新しいエヴァが出ると期待して見に行ったら出て来たのが量産機で幻滅してから幾星霜、遂にエヴァでもロボットアニメと同じ期待感を持てる様になりました。大仰な言い方になりますが感慨無量です。天邪鬼的な心情もあってエヴァには余り良い印象を持っていないのですが、今回の放送と予告を見て公開中の『破』を見たいと多少なりとも思わせられてしまいましたよ。
 これを見ているとロボットアニメが見たくなります。明るく楽しくそして燃える、そんなロボットアニメが始まらないものでしょうか。勇者シリーズが復活しないかしら。


 弐日 木曜日

 喫茶黒うさぎ(六月二十六日更新分)を聞きました。
村さん「何パレード?」
 村さんの番組ならこう答えねばなりますまい、ラブパレード(ぉ
村さん「黒うさぎと被っている時間に、ゆかりは居ないから、大丈夫だよ」
 まるで村さんさえ居れば問題無いと言う口振りですが、矢野さんも立派な関係者で黒うさぎに居ないと駄目ではありませんか。
 たぬきさんが餃子の大食いチャレンジに挑戦した事があると言うのが意外でした。ラジオで読まれるメールでしか存じませんが大食いとは結び付かない印象を持っています。
 リクエストのコーナーで『Don’t wake me☆Up』と言う曲名を聞いても記憶にはありませんでした。しかし出だしの『good night good night,mon amour 今 ドコ?』の部分を聞いて前言を撤回です。非常に聞き覚えがあると言うか、これは黒うさぎのEDに使われていた事がありましたよね。黒うさぎのEDはこういう風にどれも印象に残っていますが、矢張りあたしは『優しい夜に。』が一番好きでした。これを聞いた時が最も黒うさぎのEDと言う感じがしてきます。


 壱日 水曜日

 DSの情報を紹介する任天堂が運営するサイト『Touch‐DS.jp』の、クリエイターズボイスでドラクエIXのインタビューが掲載されていました。発売が近付いてももう一つ盛り上がりの欠けていたドラクエIXですが、これを読んだら一気にテンションが上がりましたよ。好みではない要素が多多あるにせよ実際に動画を見ると面白そうですね。
 インタビュー文面の中で最も興味を惹かれたのが、『フリーポジションバトル』と言うバトルシステムです。常常従来の敵味方が一列に並び、攻撃を終えたら行儀良く列に戻ると言う構図に違和感を抱いていたわけですが、これまでのPV等でドラクエIXでは異なったシステムになっているのではないかと密かに期待していました。それが今回のインタビューで明言された形となります。普段は散らばっても全体攻撃を放つ際は、敵がまた一列に戻るので、その位置が戦闘に影響を及ぼすと言うことは無さそうですが、先ずは擬似的にでもそんな画面が見られただけで充分です。そしてこのシステムに近いと思うのがクロトリなのですよね。3Dと2Dの違いがあるにせよあれは戦闘中でも各人の位置が変化し、範囲攻撃を放つタイミングで対象が変化しました。今から思えばあの時代で既にそういうシステムを導入していたクロトリが凄かったのだと感嘆するべきか、或いはそれから十年以上が経ってもグラフィックのような表面的な要素こそ向上しながら根本的な部分に大きな進歩が見られない事を嘆くべきなのでしょうか。
 また幾つかの音楽が聞けましたが、『サンディのテーマ』が存外に良い曲で印象に残りました。それとルイーダの酒場で流れる音楽も聞いていて楽しい気分になりますね。
 DSと言う事でグラフィックに劣る部分は見られます(グラフィックが全てではありませんが良いに越した事はないでしょう)し、そのDSで3Dと言う部分に不安が無かったかと言えば嘘になります。しかし動画で動いているところを見て、音楽や効果音と混ざると紛れも無くドラクエでした。思えば小生は、昔からコンピューターゲームのジャンルではRPGが好きなのですが、性格には“ドラクエみたいな”RPGが好きであり、そして根源的にはドラクエを求めていました。そんな昂ぶる思いに答えてくれる内容です。
 発売日まで愈愈残り十日、実に待ち遠しいですね。

 ドラクエと言えば直前まで殆ど情報が無かったドラクエウォーズが、先月の二十五日に唐突に配信されました。渇望していたので即購入して遊んでみましたが、遊んだのはその当日のみです。決してゲームが悪かったと言うのではありません。単純ながら戦略性に富んでいて優れたゲームだったのでしょう。しかし残念ながら、ミオさんの知能では楽しめませんでした(ぉ もっと育成要素があって地道にコツコツと育てられるゲームだったら良かったですわ。
 それからゲームのルール以前に残念なのが、登場モンスターがスライム、ホイミスライム、キメラ、ドラキー、ゴーレムの五種類しか居なかった事です。まさか初報を聞いて登場を願ったモンスターが一体も出ないとは思いもしませんでしたよ。