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捌月の独白

 参拾壱日 月曜日

 真・女神転生SJ発売まで三十八日!

 後世には日本が破滅への一途を辿る最初の日として記される事になる日であっても、微動だにせず放送時間の延長と言う愚行をしないテレビ東京に感服です。何処とは言いませんが化物語の放送時間を小刻みに、それでいて大幅にずらした放送局には見習って頂きたい。

 ジャンプ。
ブリーチ
 先週の感想で不平を述べたバラガンの過去が描かれました。中身は取り立てて語るべき点の無いものでしたがバラガンの過去が描かれただけで嬉しいのです。それから死の際に惣右介に斧を投げ付けるも届かない描写と、見届けたスタークの「bQが死んで 一言も無しかよ・・・ ・・・遣る瀬無えなあ」と言う台詞は素直に良いと思えました。
読切 メタリカメタルカ
 古臭さが拭えません。


 参拾日 日曜日

 真・女神転生SJ発売まで三十九日!

 黒うさぎ。
「娘は何故かゆかりんの事をハッピーたんと呼んでいます」
 あぁ、村さんの頭の中がハッピーだからですね。
村さん「先ずは、(悪かったところは)皆何処だと思うかなぁ?」
 頭?(ぉ
村さん「何か肉怖くない?」
 まんじゅうこわい。

○GA芸術科アートデザインクラス 『シュルレアリスム』
 単行本最新刊を読んだ直後にアニメとGAが連続して嬉しいです。これもアニメの出来が及第点だから思えるのですがね。
 ノダちゃんがトモカネと如月を暖色、雅とナミコさんを寒色と分類しましたが、ミオさんの印象だと如月とナミコさんを入れ替えた方がしっくり来ますなぁ。余談ですが暖色や寒色は普段は打たない文字ですから、最初の変換が『男色』と『感触』でした。後者はともかく前者は何か嫌だ(死)。
 『36.5度くらいの女』から『【黄】』に繋げた流れは見事でした。ところで『【緑】』のアニメ化は未だですか?(ワクワク)
 さっき通過したパステルのページと言う言い回しは本と言う媒体だからこそ出来る表現なのですから、アニメでは通過した場面とか何とか適当に置き換えて欲しかったですね。
如月「すみません 私ごはんのあととか体育のあととか本当に弱くて 「お昼寝」て科目があるといいんですけど――」
 ミオさんもご飯の後とか体育の後とか朝とか昼とか夜とか本当に弱くて、二十四時間三百六十五日寝ていられたら良いなぁ、と常常思っております。
 別にそれが悪いとは言いませんが如月の夢は、アニメオリジナルの落石描写が加わったりして原作とは雰囲気を異にしていますね。原作だときゆづきさとこ色が前面に出た不思議で少し怖い話でしたが、アニメは明るく楽しいコミカルなエピソードに仕上がった印象です。
 三巻発売前は散散三巻の収録内容をアニメでやっておいて、いざ三巻が発売されたら完全にスルーなのな。

○侍戦隊シンケンジャー 第二十七幕 『入替人生』
 ドウコク配下のアヤカシは赤が主体でしたが、アベコンベが使えるさるお方の配下は青系統なのですね。根本的な解決にはなっていませんがアヤカシの色が似通ってばかりでつまらなかったので良い感じです。
 アベコンベの作戦は実に外道で秀逸な作戦ですね。今にも殺されそうな人人の恐怖と、それを知らずに殺した人人が後に知れば、三途の川が増えるのは間違い無いでしょう。
 グリーンの立てた作戦は見事の一言でした。確かに本人が入れ替わってしまえば元に戻る方法を吐くでしょう。少しギニューを思い出しました。
 このシンケンジャーと言う作品ですが、ナナシ連中に斬られて人が死ぬ描写は僅かながらあるのに、アヤカシの作戦が成功して犠牲者が出る事は無いのですよね。直接的に描写しなくても良いのですが、見えないところでちゃんと犠牲が出ている方が良いですなぁ。
 毎回、レッド以外をインロウマルでスーパーシンケンジャーに変身させる状況を巧みに作っているのには感心します。
 巨大戦でダイカイシンケンオーがイカテンクウバスターではなく二天一流乱れ斬りで止めを刺したのは好感が持てました。グリーンとイエローの二人だけではダイカイシンケンオーを操縦するだけでも辛いらしいので、もしもその状態でイカテンクウバスターだったら興醒めでしたよ。
 終わり方は殿が千明に翻弄されるのではなく、殿が千明に仕置きを与える終わり方にして欲しかったですなぁ。それから初期は終わり方の良さが印象的でしたが、最近は平均的なものになってしまいましたねぇ。
 アベコンベが使えているさるお方とやらは着包みですか。外道衆は着包みばかりなのでメリハリが無くなっているのが難点ですなぁ。

○仮面ライダーディケイド 最終話 『世界の破壊者』
 役割も立場も性格も異なっているから当然かも知れませんが、一真の声が大分違って聞こえます。声に一真の面影が無いですよ。
大樹「行くなと言っているだろッ!! 君を斃せるのは、僕だけだ。その最高の宝を奪われたくない」
 これまで士と大機の過去が明かされておらず、そして今回が最終回なのでこれから明かされる見込みも無い、そんな状況でこんな遣り取りをされても何の感動も期待もありません。士と大樹の過去を楽しみにしていたのでそれが描かれなかったのが何よりも残念です。
 スーパーアポロガイストが怪人を復活させました。平成ライダーの世界に登場した本作のオリジナル怪人ですが、その数は六体だけです。平成ライダーの世界は九つなので三体ほど足りていません。居ないのは・・・ガミオ、牛鬼、それに仮面ライダーアビスですか。アビスはともかくとして、他はどういう理由なのですかねぇ。個人的にはバッファローロードタウルス・バリスタは安易に出さないで欲しかったです。そして並べて見るとワームとイマジンの差が分かり辛いですなぁ。アリゲーターイマジンとフィロキセラワームの印象が良くありません。
 意味の薄そうなディエンドを使ったディケイドのファイナルアタックライドでスーパーアポロガイストを撃破しました。「〜のだ」と言う魔法少女ノダちゃんみたいな口調と「迷惑な〜」と言う口癖がくどかったです。
 スーパーアポロガイストを受けて無様に倒れたユウスケが、キバーラに操られると言う情けない復活でアルティメットフォームに変身しました。最後の最後までクウガはこんな扱いですか。そしてディケイドと九人のライダーの戦いになるのですが、第一話のライダー対戦に比して迫力がありません。結局、劇場版も含めて最後まで第一話の衝撃度を越えられませんでしたなぁ。最後には第一話のライダー対戦の様な本格的な戦闘が見られるとそればかりを期待してみていたのですがねぇ。
 ・・・え、え―――――ッ!?!? これから戦うぞと言う場面で終わりなのですか!? しかも続きは劇場で十二月十二日公開とは何のつもりですか! ブラウン管の前で本気で唖然としましたよ。これは幾ら何でも酷いでしょう。面白いとか面白くないとかそれ以前の問題ですよ。こんな酷い最終回は初めて見ま・・・・・・・・・コードギアスがあったなぁ(ぉ いあ、他に何があっても、とにかくこれが酷い事は不変の事実です。しかもTVシリーズに限定したらアポロガイストがラスボスだったのですか。改めて酷いです。
 ディケイドは置いておいて、新番組の仮面ライダーダブルはドラマ部分が地に足がついていない感じがしてそんなに面白そうではありませんなぁ。この印象を覆してくれる事を期待します。
 余談になりますが数時間後となる午後、外を歩いていたら子連れの主婦が「見た? 最終回の続きは映画で」、「酷いよね〜」と話していた会話が聞こえてきました。主婦にまでこんな事を言われるなんてどうかと思うのですよ。

 プリキュア。
 せつなが順応し過ぎていて気持ち悪いです。

○ドラゴンボール改 『ドラゴンボールを守れ!ナメック星人総攻撃』
ドドリア「いえ、崖の方にほんの僅かな力の反応があったものですから。今は消えています。まぁ、小動物か虫でしょう」
 小動物や虫にも一一スカウターが反応するなんて鬱陶しくありませんか。普通に歩いているだけでもしょっちゅう引っ掛かるでしょう。


 弐拾玖日 土曜日

 真・女神転生SJ発売まで四十日!

 『GA芸術科アートデザインクラスB』を読みました。カバーを取り外すと『学生の必須アイテムの定番』と書かれた、マルマンのパロディであろうマルメンのスケッチブックなるものがありますが、現実でも本当にマルマンのスケッチブックを利用する人が多いですよねぇ。身近にも居ましたしそれ以外でも頻繁に見かけます。
文字.zip
 サラリと一つに纏めて綺麗に書いたノダちゃんの才能に感服です。
 この一連のレタリング検定篇は雑誌掲載時に読みました。
いまいちの出来だった
 雅はノダちゃんの行動に良く影響されますよね。この二人は気が合うのだろうと思わされる描写が随所に見られます。
黙って見過ごせ野田  キ
 姫の見抜ける人になりたいという話ですが、矢張り単行本では三巻に収録だったのですね。道理で記憶にありながら一巻や二巻を何度捲っても見付からない筈です。
すっぱ抜きますほのかに
 写真篇なのですが、アニメで見たから原作を雑誌で見た事があるのか無いのか記憶が混乱しました。これを原作で読むのは初めて・・・かなぁ?
ピンクの季節新しい花
 ぶちさんとあーさんの出会いが描かれたこの一章は完全に初見でした。
ものがたりのじょしょうこの おはなしの ように
 アニメの二話で放送されたトモカネが見た夢の話ですがこれも原作にあったのですね。改めてアニメの放送順は非常にばらけていたのですなぁ。
危険察知が得意になった
 このあーさんの行為が、心から一年生を心配してなのか、魚住が女生徒と密着したのが嫌だったのかどちらなのでしょうか。それにしてもこの二号に渡ったトモカネの兄登場篇も単行本よりアニメ先行なのですねぇ。アニメで見た話が多くて原作を読む楽しみが多少なりとも減らされました。予備知識無しの状態で原作を読みたかったです。
お気になさらず ドッペルです
 さり気無いトモカネ兄の登場と、如月の「トモカネさんを漂白した感じの人」と言う言い回しが良かったです。原作では皆無に近いトモカネと兄兼が絡む場面が見られたのも嬉しいですね(本当に一瞬で絡むと言うほどではありませんでしたが)。
いつも通りの?
 何気にキョージュもナミコさんの熱を疑っているのが笑えます。
芸術ダマシイ
 吉川っちの意外な一面を見せられました。偶にしか登場しない脇役ながら個性付けがされていきますね。
アーティシャン・ジョーク
 同上。そして驚いている連中はこれまで付き合ってきて彼女達の性格(ノリ)も把握しているのに変だな、と思ったのですが、合同授業だそうですから音楽クラスの生徒なのですかね。それにしても吉川っちが素敵です。
既視感に任せて
 ついであーさんの作品に眼鏡を書き足してしまうぶちさんが酷いです(笑)。意外にうっかりさんですね。
ずばっと判決
越廼淑乃「このデザイン・・・ あなたオタク?」
 デザインを見ただけでそれを見抜く越廼センセは何なのですか!? そういう方面まで傾向をチェックしているのですか?
スキップからはじめよ。
 巧く如月を励まし諭した姫の姿が眩しくとても大人っぽく見えました。特に「なんで? そんな事ないよ――」と言う台詞は如月を否定せず彼女が恥ずかしがっている事を打ち消していますね。意外に姫は人を教え導く立場に向いているのかも知れません。
シンクロ
 この中に出て来る『偽月ちゃん』ですがこれは何と読むのですかね。そのまま読めば『にせづきちゃん』ですが、如月の偽者と言うことは『にせらぎちゃん』とかでしょうか?
問題です
 流され易い如月はともかく雅まで一緒になってやっているのが印象的です。彼女はやっぱりノリが良いですしノダちゃんと気が合いますよね。
ドッペルナミコさん
 ん? つまりこれは・・・どういう事なのですか? ナミコさん名義の課題を最初に出したのは何方?
せめて店の中のものを
 トモカネ兄は何を非常識な事を自然に頼んでおりますか。この子も良い性格をしていますねぇ。
バナナです。
 キョージュが「お返し。」とノダちゃんに薔薇の花飾りを被せているのが好きです。この二人の組み合わせは良いですなぁ。
時間よ戻って
宇佐美「私を射止めてください とか」
 な、何を、サラリと仰いますか・・・(笑)。しかも自分で自分の失言に赤面しているのですから世話はありません。
マテリアル錆び付いて
 雅の内面が描かれる珍しい一章でしたが、それに関わったのが如月と言うのが残念です。矢張り此処は姫にご登場して頂きとうございました。

 アニメで先に見てしまった話が多かったのが残念でした我慢がそのものはとても面白かったです。しかし次の四巻が出るのはこれでまた大分先なのでしょうなぁ。待っていられませんよ。

 きららキャラット十月号を読んで疑問に思ったのですが、そういえばキャラットはかみさまの掲載誌ではありませんでしたか? 載っていませんでしたが何時の間にか連載が終了してしまっていたのでしょうか。実際にかみさまの連載がどうなったのかはさて置き、考えたらGAとかかみさまとか単行本購入作品は雑誌で読まないようにしていますから、仮に連載が終了していても気付かないのですよね。今の今になってその事に気付かされました。


 弐拾捌日 金曜日

 真・女神転生SJ発売まで四十一日!

 『森口織人の帝王学A』を読みましたが、悪い意味で予想通りで面白いとは思えませんでした。気を入れず手早く読んでしまいます。買ったのにこんなに興味の薄い漫画は初めてかも知れません(苦笑)。

 GA第三巻かけかえカバーが付録だったので漫画タイムきららきゃらっと十月号を買いました。珍しく購入したきららキャラットなのに、表紙がGAではないのが残念です。


 弐拾漆日 木曜日

 真・女神転生SJ発売まで四十二日!

 今日はKRコミックスの『GA 芸術科アートデザインクラス』と電撃コミックスの『森口織人の帝王学』の最新刊が発売される日なので私はその二冊を欲して書店へと赴いた。特に目的としているのはGAの第三巻である。とても好きなので待望の発売と言えよう。他方、森口織人の帝王学は一巻を読んだ時点で買い集める気を失っていた。しかしこの二巻が早くも最終巻であるらしく、それならば最後まで付き合おうではないかと言う判断であった。
 だが、信じられない現実が待っていた。
 無い。
 目的のGA三巻が無かったのだ。一巻や二巻はあったし、他の同日刊行のKRコミックスも僅かながら見受けられたが、GAの三巻だけが無いのだ。だが楽しみにしていたのだから、このまま手ぶらで帰るのは気分の良いものではない。駄目で元元と、売っていないだろうと選択肢から外した別の書店に向かった。すると良い意味で予想を裏切られた。其処には捜し求めていた二冊が堂堂と陳列されていたのだ。
 良かった。
 ホッと、安堵の一息を吐いた。もしもこれで手に入らなければ、また誰もが道に迷う地獄の道程(ヘルロード)を辿らねばならないのか、と恐怖していたのだ。目的の書籍が売っていた喜びと、恐怖を逃れた安らぎを覚えた。
 そして意気揚揚とレジに該当の漫画を出したのだが、目の前で恐ろしい出来事が起こった。レジに立つ人影がシュリンクをバリバリと破き始めたのである。
――何をやっているのだ?
 私は目を疑った。目の前で起きた現実が理解出来ず、呆然と立ち尽くした。目を見開き、今にも飛び掛りそうな衝動が胸の内に渦巻く。
 読む前にシュリンクを破く瞬間は、これから読む一冊への期待が最高潮に達する瞬間であろう。それは漫画を読む前に行う一種の儀式であり、読むのと並ぶ楽しい瞬間である事だと私は思う。一瞬にしてそれを奪われたのだ。
 今、目の前に“在る”人の形をしたものは何なのだろうか?
 まるで悪夢の様な・・・違う、悪夢の様なのではない、悪夢そのものなのである。凡そ世界と言うものは悪夢に他ならない。生にしがみ付くと言うのは全身を悪夢に包まれ、その中で足掻き続ける無為な行為なのである。生きながら感じるこの世の息苦しさ、自らが拒まれている様な違和感、目に映るものの全てが、耳に聞こえるものの全てが、悪夢なのだ。目の前に在るのは偶さか悪夢が凝縮して、人の形を取っているのであろう。
 ではその目の前にある悪夢から手渡された書籍は何であろうか。拒むのではなく寧ろ自ら欲しているこれは悪夢ではないのではないか? 否。それは、悪夢の中に僅かに残された希望、とか、闇の中に差し込んだ一筋の光明、とか、そんな甘っちょろいものではない。世界そのものが悪夢なのだから其処に存在する全てが悪夢なのだ。
 悪夢は時に甘美な響きを奏でる。
 それは宛ら美酒の様で、飲めば毒に犯されると分かっていながら、その甘い香りに抗えず口にしてしまう。
 それは宛ら麻薬の様で、取り込めば取り込まれてしまい、一度触れたら逃げられない。
 それが悪夢であり、悪夢の一端なのである。
 悪夢の中で苦しみ、悪夢の中でもがき続ける、何と言う地獄であろうか。その地獄から抜け出す術を知らず、私は今日も悪夢の中を彷徨い続けるのであった・・・。


 弐拾陸日 水曜日

 真・女神転生SJ発売まで四十三日!

 ギョーカイ時事放談第七十一回を聞きました。
 影山ヒロノブが自身を指してシンガーソングライターと呼称される事に否定的な見解を示していますが、あたしも彼とは別の理由でシンガーソングライターとは呼びたくありません。いえ、別にどれも似た様な曲ばかりとか、どれも似た様な詩ばかりとか、言っている訳ではありませんよ?(ぉ
偽まる「(外国でも)歌はそのままなのですよね?」
影山「あのね、国によって違うんですよ!」
偽まる「ですよね?」
 この会話は何ですか(苦笑)。偽まるの発言が滅茶苦茶ではありませんか。文章だけで見たらギャグです。
 ジェネオンの宣伝番組だから仕方が無いのかも知れませんが、、ゲストが影山ヒロノブなのですからもっと彼の曲を色色と流して欲しかったです。レスキューファイアーのOPは良かったのですが、ジェットマンのEDとかドラゴンボールZのOPとか聞きたい曲は山の様にありましたよ。少し話が逸れますが矢張りドラゴンボールZの前期OPは最高ですよね。これと『改』のOPを比較すると落差が激し過ぎます。『Z』のOPは曲のみならず映像も良く、ベジータとナッパのシルエットがゆっくりと歩いてくる場面など、ベジータやナッパが脅威ではなくなった頃でも格好良く見えます。『改』のOPが映像も曲も『Z』と同じだと信じて疑わなかったあの頃が懐かしいです。


 弐拾伍日 火曜日

 真・女神転生SJ発売まで四十四日!

 ホビージャパン。
 ダブルオーライザーがPGで出るとの事ですが、ダブルオーよりもエクシアの方がずっと適していると思いますなぁ。エクシアはシンプルながら斬新な良いデザインでした。
 今でもアストレイはシリーズが続いているのか、と全く知らなかったのでレーゲンデュエルガンダムやニクスプロヴィデンスガンダムが格好良くて目を奪われました。イージスのバリエーション機は無いのですかね? イージスは好きなのですが指揮官機と言う設定に相応しい活躍が見られなくて残念なので、外伝でも良いので何らかのフォローが欲しいものです。
 然程興味を持っておらなんだ太史慈ドムですが、ヴァル・ヴァロをモティーフにした『鋼甲機』で一気に印象が良くなりました。ヴァル・ヴァロだぞ! でもヴァル・ヴァロにしては小さいのが残念です。それと新キャラクターとして紹介されている姜維ガンダムF91ですが、以前に公開されていたイラストと印象が異なると言いますか殆ど別物ですね。独特の個性が薄れた感はありますが随分と格好良くなっています。
 SDXバーサルナイトガンダムの写真ですが、何か全体的にくすんでいる上に今一締まっていない様に見えます。もっときりっとして欲しいです。
 メガハウスのヴァリアブルアクションフィギュアと言うシリーズでリューパラディン・ロードゼファーが商品化されると言うのをワンフェスのイベントリポートで知って歓喜しました。リューパラディンロードゼファーと言えばミオさんが大好きなロボットの一つですし、その玩具と言えば誰もが発売を渇望しているいわく付きの逸品ではありませんか。同社や同シリーズに思い入れが無いのですがこれは気になります。
 こんな事を書いたら前日に読んだ先月号にスーパー3Dショウが載っていた事を読者投稿で知って赤面(苦笑)。最近、ホビヂャを流し読みで済ませていますからなぁ。


 弐拾肆日 月曜日

 真・女神転生SJ発売まで四十五日!

 ジャンプ。そう言えばDグレはSQへ移籍だそうですね。途中からの内容は素直に賞賛の出来るものではありませんでしたがこれまで待っていたのに読めなくなるのは寂しいです。それにしても広告とか宣伝ではなく、本誌内で正式な移籍の告知はしないものなのですね。些か不義理ではありませんか?
トリコ
 完全にバトル漫画で個性と面白さが失せましたし、ナレーションの多用が目に付きます。
ブリーチ
 自らを神と称し自分の力を絶対とまで言い張るバラガンがどうして惣右介に従っているのかその心情が理解不能なのですが、その辺りが一切掘り下げられずに斃されてしまいました。総じてバラガンの戦闘は酷い出来でしたなぁ。凄く強いのにそれが戦闘に全く反映されておりません。でもこういう不満を述べる程度に収まっているのがブリーチでは珍しい(笑)。
スケダン
 久久に笑いに溢れた面白い一話でした。


 弐拾参日 日曜日

 真・女神転生SJ発売まで四十六日!

○GA芸術学アートデザインクラス 『騙し絵 トロンプ・ルイユ』
 騙し絵(トロンプ・ルイユ)の説明と見せかけて、ノダちゃんと組んで、寧ろ率先的に如月をからかう雅が素敵です。
 吉川っちはもっと柔らかい感じの声を想像していたので大幅に違って落胆しました。本当にとことん声が想像と異なるアニメです。
トモカネ「オレそんな腕パクな奴に見られてんの?」
 この台詞の言い方が完璧でした。
 裸婦に関する一連の話しは原作にはありませんが、これは単にアニメオリジナルなのか、それとも単行本未収録の原作にある別の話を此処に挿入したのでしょうか?
吉川っち「うん これってもう持ち運んだりしていいのかな?」
 もっとのんびりとした口調を想像していたのに豪い早口です。声と喋り方の両面で思い描いていた吉川っち像が完全に崩れ去りました。とても残念です。
 おぉ、美術館で絵の飾る場所を指示している女性スタッフの声は原作のイメージにピッタリだ! これ以上無いほど完全に一致していま・・・って、何でこんな一瞬しか登場しないキャラに限って声がピッタリなんじゃー!!(笑) 凄んげぇ理不尽な気がします(笑)。
 ノダちゃんの見抜ける人になりたいと言う発言始まる一連の話が記憶にはあるのですが、何度も何度も見返したのに単行本に見当たりません。もしかして雑誌に掲載されたけれど未だ単行本には収録されていない(=三巻に収録される)話かしら? 今でこそGAは立ち読みしない様にしていますが、単行本を買い始めてからも一回か二回は読んでいるので可能性はあります。しかし何回も読み返した記憶があるのですよねぇ。
 絵を真似て首を曲げる雅が可愛いです。

○侍戦隊シンケンジャー 第二十六幕 『決戦大一番』
 殿に忠誠を誓っているからこそ、殿の言いなりではなく必要とあらば意見もする、流さんは真の忠臣ですね。普段は過剰なまでにオーバーな振る舞いが目立ちますが、此処では静かに抑えられた演技なのが嬉しいです。
ブルー「其処までだ、外道衆」
 静かな言い方がとても格好良いです。
 前回はブルーとグリーンの二人だけで追い詰めたユメバクラに五人で苦戦して剩インロウマルを使用するのが今一釈然としません。ダイカイシンケンオーに関しては出し惜しみせず基本的には毎回登場させる方針なのですね。個人的にはここぞと言う時のみの登場が好みなのですが、昔ならいざ知らず大量のロボが登場する現在ではそれを行うと殆ど出番が無くなってしまいますから、仕方が無いのでしょうか。

○仮面ライダーディケイド 第30話 『ライダー大戦・序章』
 ふぅ、良かった。序章にプロローグとルビが振られていたら続きが始まらない所でしたよ(謎)。
 遠くからではギャレンと戦っているライダーの判別が出来なかったのですがサガだったのですね。やっぱりサガは格好良いですなぁ。
キバ「イクサー!」
 えー!? あれで死んだのー!? あっと言う間にライダーが一人死んだ事に驚きました。
 ワタルがファンガイアの王なのにそれとは別にファンガイアの女王が居るのは変ではありませんか。同時にファンガイアの王が二人並び立っている事になってしまいます。
士「つくづく理解った。旅をして、仲間が出来たつもりでいたが、唯の勘違いだった様だ。仲間なんか作るもんじゃない」
 何を言っているのですか、ユウスケが居るではありませんか! ユウスケだけは間違い無く士の仲間でしょう! それにしてもこの時の士が、彼には珍しく本当に寂しそうな表情をしたのが印象的でした。それだけ彼が旅で変わり、だからこそ仲間に裏切られた哀しさが大きかったのでしょう。
 瞬く間に天鬼と轟鬼を斃したサガの強さに大満足です。大樹の介入さえなければ響鬼も仕留めていたでしょうね。サガが強く描写されているのは嬉しいです。
 そして剣崎一真の登場です。予告で知っていましたし、一言二言喋っただけなのでインパクトは薄いのですが、一真がこれからどんな役割を果たすのか大いに期待の集まるところです。
 成程、アポロガイストは生き延びる為に自らをファンガイアと化したのですね。確かにファンガイアとなれば、ライフエナジーの摂取さえ怠らなければ生き続ける事が可能でしょう。
 最終回の直前だったと言うのに、それを感じさせる盛り上がりがありませんでした。これで次回、本当に最終回に相応しい盛り上がりとなるのでしょうか?

○ドラゴンボール改 『フリーザへの反逆!野望に燃えるベジータ』
 ドドリアの声が違っていたので予想はしていましたが、ザーボンさんの声が変わっています・・・。他に比べれば違和感の少ない変化ですが、速水奨が好きだったので残念でなりません。ナッパの声優が変更されたのは理解出来ますが、ザーボンさんやドドリアでも変更されてしまいますか。
ベジータ「奴さえ消えれば俺がナンバーワンだ。全宇宙はサイヤ人のベジータ様が支配する!」
 例えフリーザが居なくなってもネイルにさえ勝てないのにナンバーワンとは片腹痛いです。それに数年後には地球人の科学者がフリーザなんて歯牙にもかけない人造人間を作るのですよ。改めてドクター・ゲロの凄さを実感します。


 弐拾弐日 土曜日

 真・女神転生SJ発売まで四十七日!

 電撃GE文庫『とある魔術の超電磁砲(レールガン)G』の感想です。映像作品本体が最終巻なので当然ながら此方も第八話で完結となります。
 背中に羽を生やした美琴最強形態は確かに強かったのですが、まともな戦闘描写がショチトル戦のみなのが残念でした。美琴の本格的な戦闘描写を見たかったです。美琴が主役のこういう機会でもなければ中中見られないでしょうから。
 題名こそ超電磁砲ですが、美琴よりも涙子が主役に近い感じでしたなぁ。原作(と読んで良いのか?)の漫画『とある科学の超電磁砲』を読んでいない事もあって涙子に思い入れが無く、また人柄にも好感を持っていません。だから彼女を中心に展開される物語が好みではありませんでした。
 そしてビバリー=シースルーの見せ場は前回が最後で、結局天才映画監督でしかない、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。一巻であれだけ大きく登場した新キャラなのにこれで終わりなの、とその素っ気無さに完全に拍子抜けしてしまいます。
 以上の点から総じて面白くありませんでした。この小説の為に高い映像作品を買った、と言うのは自分の意志で決めた事なのでとやかく言いません(その割に何度も話題にしていますが、それはある主のネタとして言っているだけなので悪しからず)が、仮にこれが全部纏めて一冊の文庫として出されていたとしても、矢張り同様に不満を抱いたでしょう。でも描写が少なかったとしても、一時的なパワーアップをした美琴の格好良さは間違い無いものでした。映像で、空を飛び、前髪から雷を飛ばし、砂鉄剣を振るい、レールガンを放つ姿が見たいです。

 アラド戦記を見ました。
 やっぱりこのアニメは良いですねぇ。バロンが皆を危険に巻き込まない為に敢えて突き放すも各各が各各の意志で集まるストレートな展開をストレートに描いていて非常に好感が持てます。


 弐拾壱日 金曜日

 真・女神転生SJ発売まで四十八日!

 グーグルで『萩野谷昇』と入力して検索したら何と検索結果の三件目にこの頁が出ていたの、ってミオさんはミオさんは目を見開いて吃驚仰天してみたり。萩野谷昇について詳しい情報を知りたいから調べたら思わぬ収穫かも、ってミオさんはミオさんは興奮と喜びを抑えながら夢でも見ている様な気分で凝視してみる。もしかしたら『萩野谷昇』で検索して此処に辿り着いた人が居るかもしれないなぁ、ってミオさんはミオさんは自分の頁が上位に表示されている事にそこはかとない優越感を得ながらアクセス数大幅アップを期待してみたり。でも萩野谷さんについて知りたいミオさんが萩野谷さんについて知りたいミオさんの書いた頁に着いても何ら新しい情報を得られないね、ってミオさんはミオさんはメビウスの輪に迷い込んで彷徨ってみる。

 特典の鎌池和馬書き下ろし小説『とある科学のの超電磁砲(レールガン)』を目当てに買っている事でお馴染みのブルーレイディスク『とある魔術の禁書目録(インデックス)G』を買いました。遂に、最・終・巻、最終巻です。最終巻まで買ったとなると感慨深いですね、これでもう高い出費が無くなる、と(とても後ろ向きの感慨)。毎月毎月見る事の叶わない円盤に7kの代償はとても痛かったですよ。しかしこれで漸く解放されました。
 GAのアニメを見ていて一瞬、DVDのTVCFを見て今度はこれを買おうか、と恐ろしい考えも脳裏に浮かびましたが、ブルーレイが出ないと言う事実で安心して取り止める事が出来ました。今日日DVDを買おうとは普通の神経なら思わない訳で、ブルーレイを出さずにDVDだけと言うのは完全に客を逃がしていると言っても過言ではありません。否、寧ろ言い足りない! とにもかくにもそのお陰であたしのお金は守られる事になりそうです。


 弐拾日 木曜日

 真・女神転生SJ発売まで四十九日!

 現在使用しているパソコンはDELLの製品でして、それを購入した流れでDELLの宣伝メールを受け取っていました。偶に紹介されている商品を眺めては楽しんでいたのですが、それが急に全く受信しなくなりました。実害こそありませんが少し寂しいので、不思議に思いながら一度解約し、登録し直してみます。しかしそれでもメールが届きません。解約や登録を知らせるメールは来るのでメーラーで弾いている訳ではありませんし、一体どういう事なのかさっぱり見当もつきません。DELLのサイトに行ってみてもサポート関連は飽く迄も製品の購入やその後に関してのみで、メールに関しては触れられていないので調べようが無いのです。もうお手上げですわ。残念です。


 壱拾玖日 水曜日

 真・女神転生SJ発売まで五十日!

 ギョーカイ時事放談第七十回SF大会スペシャル道中篇及び会場篇を拝聴しました。
うぷ「超獣だから、超獣の事をZ扱いなんですかねぇ」
 ZATが戦ったのは超獣ではありませんよ! ZATはタロウに登場した組織で、超獣と戦ったのはエースに出て来たTACです。どちらも正式名称は覚えていませんが、ZATの名称に超獣が無関係なのはインターネットで調べるまでもありません。
 道中篇で度度入った笑い声は、ディレクターの萩野谷昇でしょうか? 偶に気になるのですが、萩野谷昇は他に何の番組を担当しているのでしょうね。ギョーカイ時事放談ファンとしては萩野谷昇の仕事も気になります。
 興味の薄いSF大会での公開録音と言う事で不安がありましたが、始まってみれば突発的なゲストとの掛け合いは紛れも無いギョーカイ時事放談そのものでした。


 壱拾捌日 火曜日

 真・女神転生SJ発売まで五十一日!

 メガテンSJの公式サイトが更新されました。
 システム『デモニカの強化』の頁に二つの動画があるのですが、見ても不思議とこれまでの様にワクワクはしない・・・と言うか何か既視感が? と、最初に思ったのですが、やがて謎が解けました。既視感も何も見た覚えがある筈で、これは開設時に公開されたものの直ぐに消された動画ですね。嘗てはそれはもう興奮した動画ですが、二度目の公開となると新鮮味は皆無でした。何れはこの時が来るわけで、それが今週だったのですね。逆にこれからの更新は知らない情報ばかりが公開されるので素直に楽しみです。
 ところで的中して欲しくない予想として、本作が一つの拠点からダンジョンに潜り続けるタイプになるのではないか、と言う不安があります。世界樹の迷宮のノウハウも取り入れられているでしょうし、これまでフィールド関連の情報が無いのでそんな想像をしてしまいました。町から町へ(南極が舞台なので町は無いでしょうが便宜上)、フィールドを歩き旅をするタイプが好きなので、これが杞憂に終わる事を祈っております。


 壱拾漆日 月曜日

 真・女神転生SJ発売まで五十二日!

 NHK−FMで放送される『今日は一日○○三昧』と言う番組があります。その中のアニソン三昧が好きで過去にも何度か日記でも触れてきましたが、昨日はその特撮版とも言うべき『今日は一日『SF・ヒーロー』三昧』が放送されました。
 先月からチェックしていたのですが肝心の当日に忘却すると言うチョンボをやらかし、思い出したのは夕方でした。慌ててラジオをつけましたが、その後もハガレンを見たり、ラジオの前から離れたり、文化放送に周波数を合わせたりしたので、十六時間の内実際に聞けたのはその三分の内にも満たない僅かな時間です。
 好きな曲の大半を聞けなかったのが残念ですが、大きな収穫がありました。ゲストとして関さんが登場したのです。関さんは特撮ファンですからそのトークがとても面白かったのですが、何と『オールライダー対大ショッカー』で演じたアマゾンの台詞がアドリブが大半だった事が明かされました。映画を見て不自然に感じた台詞がアドリブだと判明して驚き、またそれが採用されるエピソードを聞いて笑わされました。不自然な状況でも関さんのアドリブなら何だか許せます。
 どうせなら関さんをゲストではなく司会にして欲しいと思わせる充実した内容でした。次の機会があったら関さんの司会で聞きたいです。

 セカダンが好き過ぎて化物語を見ていたら、阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎの掛け合いに軋人と香奈子が重なってしまいます。実際、アタタタタタ木さんとひたぎが醸す空気が、軋人と香奈子の醸す空気と似ていませんか? それにさーたーあんだぎーさんにも妹が居ると言う事でやっぱり軋人に通ずるものがあります(それは強引か?)。軋人と香奈子も付き合ったらあんな感じになりそうです。
 それにしてもセカダンは面白いです。早く新刊を出して下さい。


 壱拾陸日 日曜日

 真・女神転生SJ発売まで五十三日!

○GA芸術科アートデザインクラス 『美術部やしき』
 ドゴンが軽い音になっていますね。もっと重く痛そうな音を想像していました。
 先週から出て来た薄い緑の髪をした学生はトモカネの兄でしたか(前回は顔見世だったのですね)。声で理解ります(笑)。
 あの五人なら脅かしても問題無いと言うか、寧ろ誰か雅を怖がらせられるのなら怖がらせてみろー、ってミオさんはミオさんは自分の事でもないのに無意味に偉そうに威張ってみたり。
ノダちゃん「なるほどなるほど!!」
ナミコさん「しまった! ノダがここぞとばかりに悪知恵を吸収してる!!」
如月「まるで乾いたスポンジの如く!!」
 巧い事を言いますね。それにしてもこの時のノダちゃんは可愛いですね。受け継がれるのは、魂!
雅「止めればいいのだな」
 うん? (ギッ)うあ゛ー! 
トモカネ兄「自己紹介が遅れましたが改めまして GA 二年友兼といいます。 さっきの一年生達の中に居たひと際元気な子 あれは僕の妹です」
 一際元気な子・・・? それは身内贔屓が過ぎるのではありませんか。トモカネを称するのなら破壊神とか破壊魔が相応しいです。
 EDは最初に戻ってトモカネバージョンですね。今回はトモカネ兄の登場エピソードと言う事もあって合っていますね。考えたら歌い手は『友兼(トモカネ)』としかなっていないので、これを唄っているのはトモカネ兄と解釈する事も出来ます(?)。EDはこの五人でローテーションなのですね。

○侍戦隊シンケンジャー 第二十五幕 『夢世界』
ことは「うち、理解れへん。何で其処までするんやろ?」
 何でって、そりゃあ決まってますよ。――――外道だから、じゃないですか?
茉子「やっぱり自分流より、ちゃんと勉強するべきだったか」
 してないの!? 寧ろその事にお兄さん吃驚だ! レシピの通りに作れば大概は巧く行くもので、先ずはそれが出来てからでしょう。下手な人に限ってアレンジを加えたがります。ところでこの自分流よりちゃんと勉強するべきと言うのは源太の剣技にも通じますよね?(ぇ
 ずっと思っていたのですがアヤカシのデザインに余り魅力を感じませんなぁ。今回のユメバクラも悪くは無い筈なのですが一味足りません。劇場版のマンプクもやっぱりパッとしないデザインでした。誤解の無いように申しておきますが篠原保は嫌いではなく、寧ろ怪人デザイナーでは一番好きな方です。しかし近年はライダーも含めると粗毎年の様に参加されているので、流石に食傷気味です。それにマジレンジャー開始前のインタビューで、戦隊を一年間やるのはとても大変と仰っていたので、暫くの休みを置いてじっくりとネタを寝かせて溜め込んで欲しいです。そういう意味で別の方が担当されたゴーオンジャーの蛮機獣は新鮮でとても良かったです。最初にショウキャクバンキを見た時は鮮烈でした。
 前後篇の後に前後篇と言う構成はどうなのでしょうか。戦隊は一話完結であるべきと思うミオさんとしては好ましくありません。
 OPを見返して驚きました、ユメバクラの声は小杉十郎太だったのですか。言われても全く分かりませんわ。

○仮面ライダーディケイド 第29話 『強くてハダカで強い奴』
 クウガがちゃんと怪人と戦って勝利している姿に感動しました。こんなまともな扱いを受けたのはどれくらいぶりだったでしょうか。
 OPで劇場版の場面が挿入される部分があり、毎週変更されているのですが、今回は酷いですね。最大級のネタバレでした。先に映画を見ていて良かったです。本当に良かったです。
アマゾン「違います。悪いのは大ショッカーです。アマゾンを信じて下さい」
 半裸の男は信じたくありません(ぉ
 ギギの腕輪を手に入れたので目的は達成されたと言う判断かも知れませんが、折角信じているのですからマサヒコを騙し続けていれば良いのに、そういう油断がいけません。
 いきなりアマゾンとマサヒコの絆が強調されましたが、接した時間が短いので説得力がありませんなぁ。大ショッカーが来るまではアマゾンとマサヒコが仲良く暮らしていて、大ショッカーが現れてライダーが悪と言い回ってから決裂した、とかにすれば仲直りも盛り上がりましたよ。
 原作ではギギの腕輪とガガの腕輪を接続していましたが、ディケイド版では両腕に其其を装着していますね。此方の方が見ていて自然で好ましいです。
 ギギの腕輪とガガの腕輪の能力で十面鬼が人間を怪人化させて魔化魍ヨブコ獣人が誕生しました! ヨブコは魔化魍と言われるよりゲドンとかガランダー帝国の獣人と言われた方が納得出来ますよね(ぉ
 鳴滝から奪ったディエンドのパワーアップカードに期待したのですが、単なるイリュージョンで落胆しました。どうせならディエンドにもディケイドコンプリートフォームの様な強化形態を用意して欲しいですなぁ。えーと、様様な主役ライダーに変身するディケイドのコンプリートフォームが主役ライダーのカードを胸部から肩部に貼り付けた姿だから、主役脇役問わず多くのライダーを召喚するディエンドのコンプリートフォームは全身に無数のカードを貼り付け・・・・・・・・・やっぱりディエンドのコンプリートフォームは無くて良いや(ぉ
 原作では不遇だったブラスターフォームがディケイドで名誉挽回するのを期待しているのですが無さそうですなぁ。全身から常に高出力のフォトンブラッドを放出していると言う設定を、映像で表現して欲しいです。
 アマゾンが片言で喋るのがとにかく気になる二話でした。これまでで一番格好悪いライダーでしたよ。それにマサヒコも原作に比べると今一ですなぁ。原作のマサヒコは「アマゾォン」と何処か憂いを秘めて言う姿が堪らなく可愛いものでした。
 次はライダー大戦の世界で最終章に突入ですか。不思議なのですがどうしてアマゾンの世界に行ったのでしょうかね。他は行かないのにアマゾンだけと言うのも不自然ですし、その分を最終章に回すか、大樹と士の邂逅、ディケイドとディエンドの誕生に費やして欲しかったです。もしかしたら最終章で描かれるのかも知れませんが、もしも大樹とディエンドの誕生についてこれ以上触れられなかったとしたら幻滅です。
 劇場版を見ていなければ鳴滝が怪しいラスボスだと思ったのでしょうがねぇ。それにしても士が大ショッカーの大首領だと知っている大樹からしたら、大ショッカーを相手に説教をかましている士は噴飯物なのでしょうなぁ。表面には出していませんが内心では大爆笑でしょう。
 おぉ、剣崎一真!? 予告に一真が出て来て大興奮です!! どう絡むのかこれは楽しみですなぁ。

○ドラゴンボール改 『新たなる強敵!宇宙の帝王フリーザ』
 クリリンと悟飯がしているイメージトレーニングの内容部分は、或いはカットされてしまうかと思いましたが、此処はちゃんと残されていました。これは嬉しいですね。原作準拠と言えどこういう場面はあった方が良いです。
ドクター「残念ながらシッポは再生できませんでした・・・」
ベジータ「かまわん そのうちはえてくる・・・」
 まさか二度と生えて来ないとは、この時のベジータは想像すらしませんでした・・・・・・・・・。それにしても本当に何で生えなかったのでしょうね。サイヤ人である事に矜持を持っているベジータが悟空の様に尻尾を切除する処置を受けるとは思いませんが、悟空と対等の条件で戦おうと敢えて切ったりしたのでしょうか。
クリリン「ちょっと邪悪な感じの気だよな?」
ブルマ「大丈夫だってば。界王様も言ってたじゃない、ナメック星人は本来大人しいって」
 会話になっていません。どうして邪悪な感じの気からそう繋がるのですか。それならば益益その気の持ち主はナメック星人ではありませんよ。
ベジータ「フリーザの野郎め、横取りしようたってそうはいかんぞ」
 いあ、横取りて。


 壱拾伍日 土曜日

 真・女神転生SJ発売まで五十四日!

 『世界平和は一家団欒のあとにG恋する休日』を読破しました。一巻を手に取ってから七箇月、やっと最新刊に追い着いたのが嬉しいです。連日のセカダン漬けですっかりセカダンの面白さに改めて引き込まれてしまいました。思わず一巻から読み返していますし、他の事をしている時も頭の中は軋人や軋奈、こーくんの事ばかりを考えています。八巻が出たばかりで言う事ではありませんが早く新刊が出て欲しいですね。もっと、もっともっと、セカダンが読みたいです。
 軋人と香奈子をくっつけようとする美智乃の態度は、二人からしたらうざったいことこの上ないのだろうなぁ、と言う印象から始まります。
 七巻や八巻で登場する海苔の佃煮ですが、読み返したら一巻にも出ているのですよね。それが大三郎から送られた海苔の佃煮だったのですね。
 全く服装に頓着せず普段着のまま出掛ける軋人と、軋人が来ると知ったと単に自分の服装を気にする香奈子の温度差が笑えますね。それともこれは、軋人がどうのと言うのではなくもっと単純な男女差でしょうか。それにしても香奈子が服装を気にする自分を誤魔化す為に挙げた理由が『なめられたたまるか。』とは色気がありませんな。
 手料理を食べさせればイチコロと言う美智乃の言葉を思い出した香奈子が、思い切って言った発言に軋人が「あ? そりゃそうだろ。飯ぐらいは食わせてもらわねえと割に合わねえ」とぞんざいに返すのがまた温度差があって素敵ですね。
 七巻で主役を張った反動でもないでしょうが、またこーくんの出番が泣けるほど少なくなってしまいました。此処で注目したいのがさり気無く梢も加わっている事です。七巻でそんな様子が見られましたがすっかり梢とこーくんがそういう関係になってしまったのですね。別に全てのレギュラーにそういう相手を用意せずとも、と複雑に思ってしまいました。本人は誰でも助けるわけではないと言っていましたが、別に梢をそういうつもりで助けたのではないでしょう。
 待ち合わせ場所で美智乃ではなく軋人が来ると知った時に香奈子が言った「う、受けて立とうじゃないの・・・・・・」と言う台詞が面白かったのですが、軋人と同じ部屋で寝る事になって再び同じ台詞を言いました。それに対する軋人の「お前は何と戦うつもりなんだ。」が相俟ってやっぱり面白いですね。強がりで意地っ張りな香奈子らしい良い台詞です。
軋人「どうせそのパスタがまずかったりしたんだろ。格好つけてパスタなんて頼むからだバカタレ。ほら、そんなにまずかったら俺の焼きそばとかえてやっから――」
 この軋人の台詞から漂うおっさん臭さは何でしょうか。妹と弟の世話に慣れているからか、香奈子に対する態度も心なしか兄としてのそれに見えてきます。しかもこのバカタレがまた良い味を出しています。
 後ろ手に縛られた美智乃が煉次に負ぶさりますが、些細な事ですがどうやって手を前に回したのか気になります。
 面目ねえですとかデレたとか、今作では随一の突飛な喋り方をする美智乃ですが、それが極端に誇張されておらず突飛ではあるものの常識的な程度に止まっているのが本作を体現していると言えます。例えば似た様な発言で『とらドラ!』のみのりぬが思い浮かびますが、彼女と美智乃を比べればその差は明瞭でしょう。ライトノベルに限らず個性と言うのが属性で固められ記号化されるのが近年の流行ですが、本作はそれに逆らう様に大人しいオーソドックスな性格付けである事に好感が持てました。どちらが優れていると言う話ではありませんが偶にはこういうさらりとした味付けが恋しくなるものです。
 とても面白かったです。毎回の様に言っていますが台詞選びや、地の文が絶妙で、とにかく読んでいて楽しいのです。しかし煉次が理由はあるにせよ軋人や美智乃と戦ったのには、正直、またか、と思ってしまいました。この八巻までずっと、新しく登場したキャラは大体が裏に何かを隠していて敵対してばかりですよね。副題から大きな事件は起こらず軋人と香奈子の休日をじっくりと見せてくれるのを期待しておりました。勿論物語としての起伏はあって然るべきですが、その全てが戦いだったりしなくとも良いのではないでしょうか。そんな風に思ってしまう一冊でした。最後に余談ですが、やたらと挿絵に香奈子が多かったですね。本編でも彼女がこれだけ前面に出たのは、或いは一巻以来ではないでしょうか。

 電撃の缶詰で来月、森口織人とシャナの新刊が出る事を知りました。仮にも購読している森口織人よりも、立ち読みで済ませるシャナの方を喜んでしまう自分が少し哀しいです。森口織人の新刊がこの発言を反省させる様な面白さである事を願います。それにしてもシャナを立ち読みで済ませると言いましたが、現在の環境だと何処で立ち読みをすれば良いのかしら?


 壱拾肆日 金曜日

 真・女神転生SJ発売まで五十五日!

 ギョーカイ時事放談の第七十回が公開されたので慌てて未だ聞いていなかった六十九回を聞きました。
 散散原作通りにやらない、脚本通りにやらないと揶揄された後で、ゲストの板垣伸が最高に人気のある原作ならば文句無しの面白さだろうから一切改変せず原作通りにアニメ化すると言う類の発言をしました。しかしこれは即ち、氏が以前に手掛けたブラックキャットは文句無しに面白い訳ではないと言われていると同義であり、ブラックキャットファンのあたしとしては余り好い気がしません。尤も、ファンのミオさんから見ても途中からの展開は間違えても賞賛出来るものではありませんし、文句無しに面白いと言えるものではありませんがね。でもだからと言ってアニメが面白かったかと言えばそれはそれで疑問です。原作初期の路線で最後まで描かれたブラックキャットが見たいですなぁ。
 関係ありませんがブラックキャットで思い出したのですが、以前言っていたザギーネ役に考えていた大物声優と言うのはもしかして野沢那智の事でしょうか? アニメスタイルで連載している板垣伸のコラムを読んでいたらそうではないかと思い始めました。
 今回も悪くはありませんでしたが前回の岩浪美和に比べると面白さは数段落ちますね。それだけのら犬一家に定着した岩浪美和が面白かったのです。


 壱拾参日 木曜日

 真・女神転生SJ発売まで五十六日!

 やっとこさ劇場版ディケイドシンケンジャー銀幕版の感想を書きました。

 『世界平和は一家団欒のあとにFラナウェイキャット』を読みました。感想は例によって例の如くあぶりだしにしています。
弟が、『神様』を連れてきた――
 そんな衝撃的な始まりなのですが、実際は神様と言うのは単なる仇名で肩透かしを食らいました。セカダンですから本当に神様でもおかしくないと思っていましたよ。
 神野梢が力を宿した経緯を知った時点で気付くべきだったのですが、それから大きく遅れて、頁数にすると百五十九頁を読んでいる時に十五日から先の未来が見えなかった理由が理解りました。それは世界が終わるからではなく、梢が死ぬからだったのですね。このページの内容はそれに関係が無いので、何で此処で気付いたのか、自分でも不思議なのですが、偶さか読んでいる時にはっと思い浮かびました。
 こーくんが梢の家出を手伝った理由が兄軋人に軋奈の時と同じ思いをさせない為であると明かされて喜び、しかし理由がそれだけではなく梢の為と知って落胆しました。こーくんには実の兄である軋人の為に行動して欲しかったです。
 未来を予知出来ない状態で病院へ入ろうとした梢の足が竦みましたが、これは確かにそうなるだろうと思います。未来を予知出来たら常にそれであらゆる危険を察知してから進むでしょうから、逆にそれに慣れてしまうと何も知らない恐怖と言うのが人一倍なのでしょう。とても分かり易い描写です。
 神と称された高次のエネルギー体と戦うのではなく、こーくんの行動が本流を覆し、梢の信じる心を勝ち取った事で、神が梢の躰を諦めて去って行くと言う終わり方はとても良いと思いました。もしもこれが単に戦って何とか勝利すると言う様な結末であれば、凡庸で高評価を下せないものになった事でしょう。余談になりますがこの神の声は、関俊彦が適任に思えます。読みながら自然と関俊彦の――より正確に言うならばアニメ版禁書のアレイスターの――声で再生されました。
 これまで只管に扱いが悪く出番の少なかったこーくんを中核に据えていたので喜びや期待と共に読みましたが、必ずしもその期待通りだったかと言うとそうではありませんでした。気持ちはどうあれ表面上は軋人とこーくんが敵対する形になったのが残念です。これでは一巻と同じです。一巻の件があるだけにその後、軋人とこーくんが仲の良い様子を見せると普通以上に嬉しくなったものでした。だからこーくんがメインのエピソードではそんな描写がふんだんに見られるのかと思ったので、完全にその逆となる敵対関係は全く望ましいものではありません。単純に話の内容だけを見れば悪いものではなくとも、そういう部分が影響してどうしても素直に賞賛が出来なくなってしまいます。これからこーくんが主役でなくとも構いませんから、七美や美智乃程度に存在感と出番を与えて欲しいと改めて思いました。

 相変わらず完成度が高く綺麗に纏まった本書を読み終えて、どうして人気が出ないのか理解った気がしました。変な言い方になりますが完成度が高いと言うのはそれだけで、それは新刊が出ても人気が加速する要素にはなり得ないのですよね。荒削りの作品だと必ずしも賛美される訳ではなく、欠点や悪所も指摘されるでしょうがそういうのも含めて取り巻く環境に盛り上がりに繋がります。言わば批判も人気の証と言えるのです。しかしセカダンは憖じ完成度が高い故にそれが無く、そして大きな長所である完成度の高さ、纏まりの良さには読者は慣れてしまいます。新刊が出て改めて指摘される事ではありません。実際に小生も巻数を重ねる度に衝撃や感動が薄れていくのを感じ、それこそが面白さの割に人気が得られない理由なのではないかと思いました。変に飾るのではなく純粋な展開の面白さ、崩れ過ぎずそれでいて読み易い文章力、テンポの良い台詞回しと、本当に実力は申し分がありません。それだけにこの現状が歯痒いですな。


 壱拾弐日 水曜日

 真・女神転生SJ発売まで五十七日!

 『世界平和は一家団欒のあとにE星弓さんちの非日常』を読み終えましたので以下に感想を綴ります。ネタバレ回避の為に隠しておりますので反転させてお読み下さい(所謂あぶりだしと呼ばれる手法です)。
 目次で短編集と言うのを認識して思い出しましたが、確か小生が本叢書を買い始めた頃の最新刊が六巻でした。初の短編集と言う煽り文句が記憶に残っております。其処に追いついたと言う事に僅かながら感慨らしきものがありますね。
悪党退治は何カロリー?
 主に軋人の一人称視点で書かれる本作ですが、その中のさり気無い言葉選びが絶妙で魅力の一つだと思っています。この話でも『泣くなよ・・・・・・』を筆頭に『なかなか贅沢な死に方だなあオイ。』や『じいちゃん、なんっにも悪くねえからな。』と印象的な語句が頻出しました。美智乃の台詞も軋人の反応がある事で相乗的に面白くなっています。
 スットコドッコイにボケンダラと言う軋人の素敵な語彙に笑ってしまいました。スットコドッコイだけならともかくとして、その後にボケンダラと続くコンボには抗えません。この流れには敵いませんわ。
 この話しの何が良いって、とにかく軋人のシスターコンプレックスが素晴らしいですね。軋人と美智乃の仲が微笑ましいです。
星の王子さま
 言動から三崎教諭は明らかに過激派で、地球侵略が最終目的であのお方の視察も利用していたのでしょうが、それでも北川達を叩きのめしたのはあのお方がされていた事を腹に据えかねてであって欲しいですね。過激派であっても安易な悪者であっては欲しくありません。
刃の行方
 この話を読んでいる辺りで飽きを感じ始めました。上記の二本も含めて最後は切った張ったで終わりと言うのが変わりません。この話の見所は裏の裏の裏と続く流れに驚けるかと言う点ですね。
大邪神の夜
 大雑把に言えばこれまでの三本と変わりませんが、彩美と七美が主役と言う一点のみで差別化され、辛うじて新鮮な気持ちで読めました。真相も意外性があって良かったです。
おまけ・世界童話も一家団欒のあとに
 ライトノベル業界はこの手の童話ネタが妙に好きですね。異様に多い印象があります。それにしてもこのおまけですら登場が一瞬のこーくんの扱いが泣けます。軋人の第一声がこーくんの事だったのが救いですよ。
あとがき
 最後の文を読んで慌てて五巻を開いたのですが一字抜けている様な様子は見受けられません。はっとして確認しましたが手元の五巻は再版でした。これは既に該当箇所が修正されていて、初版でしか見られないと言う事でしょうか。まさかその為だけに初版が欲しいとは思いませんが、少しだけ損をした気分になります。

 短編集と言う事で期待していたのですが、結論から言って期待外れでした。どれも似た様な話ばかりで、普段の長編を単に短くしただけと言う印象が拭えません。そして自然と短くすれば其其の描写は削られるわけで面白さが欠けてしまいます。もっとバラエティに富んだ全く方向性の異なるエピソードが読みたかったです。そしてこんな時ですから刻人の扱いが悪くて哀しくなりました。こういう時くらいはこーくんが主役の話を入れてくれても良いではありませんか。

 とても残念な結果となりましたが、小気味の良い会話と砕け過ぎない文章のバランスは巧みでした。矢張りこの作者の実力には確かなものが感じられます。


 壱拾壱日 火曜日

 真・女神転生SJ発売まで五十八日!

 トランスフォーマーリベンジの玩具『サイドスワイプ』を購入しました。銀色の車体とハンサムな顔立ちがミオさんの好きなマイスターに似たとっても格好良いTFです。

 『世界平和は一家団欒のあとにD追いかけてマイダーリン』を読了したので感想を書きたいと思います。
 口絵の登場人物紹介ですが、イラストがちゃんと全員カラーで統一されました。一人だけモノクロとかだと不自然でしたから嬉しい改善です。
 読みながら耕作の声は堀内賢雄が似合うのではないか、と思い始めました。それを意識して読むと彼の声で再生される様になります。
 七美が魔法に簡単にかかる事をRPGの物理攻撃には強いのにステータス耐性が低いキャラに例えて暗に役立たずと指摘する軋人と、それに同意した美智乃が七美に頭を捕まれる場面なのですが、普段は軋人に対して調子に乗っている事が多いので少し溜飲が下がりました。
 志乃を取り戻しに来た軋人が、自らの行動を『母さんが昔した事をやってる』と言っていますが、異世界から連れて来られた見ず知らずの人を元の世界に返そうとする志乃と、自分の世界に連れ戻されそうになる母親を引き止める軋人、では随分と大きな開きがある様に思えます。勿論母親と離れたく無いと言うのは子供として自然な感情でしょうから軋人を否定するつもりはありませんが、それを一緒くたにしてしまうのはちょっと違うのではありませんか。
 途中まで軋人がどんなに活躍したとしても、最後に決めるのが耕作と言うのは当然ではありますがやっぱり嬉しい流れですね。そして最後の最後に彼が出張ったからこそ、志乃の気持ちもより救われるでしょう。
 後書で本作の略称が『セカダン』と知りました。実は小生も常常、本作の呼称には悩まされていました。適当な略称が思い浮かばず、だからと言って頭の部分をとって『世界平和』とすると一般的な単語なので伝わり辛いです。だから長長と正式名称を書かざるを得ずすっきりしないものを抱えていたのです。そんな訳で略称がはっきりするのは嬉しいのですが、『セカダン』と言うのに諸手をあげて賛成は出来ません。個人的な好みの問題なのですが、漢字の題を略して片仮名で表記する事に抵抗があるのです。例えば、飽く迄も例えばなのですがこれが『セカンドダンス』とか、そんな感じの題であれば『セカダン』で何の問題も無いのですが、『世界平和は〜』を略して『セカダン』には素直に頷けません。尤も、言ってしまえば慣れの問題でしょう。この例で言えば『鋼の錬金術師』が『ハガレン』なのも好みではないのですが、完全に浸透した今となっては何の違和感も持たずに使用しています。だから『セカダン』も何れ受け入れられるかもしれません。その為にも積極的に使った方が、或いは、良いのでしょうか。
 耕作と志乃の関係がメインと言うのが好みではありませんでしたが面白さは変わらず高い質が維持されていました。五冊目となると流石に慣れてしまい、一巻や二巻を読んだ時の様な感動はありませんが、それでも面白い事に相違ありません。しかし半ば予想は出来ましたが今回もこーくんの出番が少なかったです。いきなり主役にしろとは言いませんが、せめて人並みの活躍を与えてやってはくれませんか。


 壱拾日 月曜日

 真・女神転生SJ発売まで五十九日!

 ジャンプ。
ナルト
 元元絵柄が苦手だったのですが、此処に来て余計に気になるようになって来ました。どんな内容であれこの画力では台無しですよ。
読切 north island
 絵がムヒョロジに似ていると思いました。
ぬら孫
 ドラマCDでリクオの声が潤潤ですか。悪くないです。
サイレン
 う〜ん、ネメシスQの正体と言うか、ゲームの目的に少しがっかりしました。巧く言葉では言えませんがサイレンの面白さが少し損なわれた感があります。


 玖日 日曜日

 真・女神転生SJ発売まで六十日!

○GA芸術科アートデザインクラス 『生活デザイン部長小屋』
 殿がヘビースモーカーと判明する『がぶ飲みしたいトキ』が省かれています。これ自体は重要ではないかもしれませんが、これもアニメ化してくれても良いのになぁ、と思ってしまいますわ。
 アポロンとブルータスの即興コントが好きです。雅もああ見えて非常にノリが良いですよね。
 チラッと出て来た薄い緑の髪をした学生はどちら様なのでしょうか? 原作の該当エピソードに存在しないのに態態台詞まであると言う事は、何かしらの意味があるのですよね?
 一服しようとしたのに先客が居て舌打ちをする殿の表情が、原作に比べて若干ながら穏やかになっていましたなぁ。原作だとそれこそ鬼の様な形相でした。
魚住「刷毛で掃け、か」
 うぷぷぷぷぷ、流石は特進、面白い事を言います。
魚住「そういやプルタブ式の 缶ジュースなんて 子供の頃以来だな」
 本当に全く見なくなりましたよねぇ。気が付いたら何時の間にかこの世から消えていました。無くなってしまうと何か名残惜しくてもう一度開けてみたいと思います。
 唯一方言を理解した魚住に驚いたあーさんと魚住の「特待やから?」、「何がだ?」の掛け合いが別の台詞に変更されていて幻滅しました。さり気無い台詞ですがとても良い台詞で好きだったのですがねぇ。別に変更する理由も無いでしょうに、何でこんな事をしてしまうのでしょうか。
 今回からED映像が変更されていましたが、別に歌い手が一巡したわけでもない中途半端なタイミングですね。そして今回のナミコさんでレギュラー五人が唄い終わったのですが、次回からどうなるのかが気になるところです。あーさんとかぶちさんになるのかしら?

○侍戦隊シンケンジャー 第二十四幕 『真侍合体』
源太「こういうのは頭で考えるもんじゃねえんだよ。こうピロピローンと想像して、ちょこちょこ〜んと組んでくわけ」
 源太は本当に天才肌なのですなぁ。
 スーパーシンケンレッドは裃姿が良く似合っていますなぁ。でも戦闘描写はそんなに印象深くありませんでした。『真火炎の舞』は火炎将軍剣の様に本物の炎を燈した剣を振り回してくれればインパクトがあったのですがねぇ。
 人型ロボ同士の合体で正真正銘のスーパー合体と思えるダイカイシンケンオーです。でも四体の折神がイカテンクウバスターとして別に合体しているので、合体メカの数はテンクウシンケンオーよりも減っているのですよね。それに描写も決して悪いわけではありませんが心に残るほどではなく、坦坦と必要最低限の事が行われた印象です。
 インロウダーとダイカイシンケンオーのTVCFはこのタイミングで初公開してくれれば、本編登場の興奮と相俟って盛り上がったのでしょうなぁ。それをどうして前回で流してしまったのか本気で理解に苦しみます。

○仮面ライダーディケイド 第28話 『アマゾン、トモダチ』
 何かアマゾンの変身前が今一頼りないです。オリジナルもそうですがアマゾンは日本語を喋れない方が良かったですよねぇ。
ディケイド「ちっ、人間相手は趣味じゃないぜ」
 そこで「ひゃはははー! 人間を甚振り殺す事こそが最大の楽しみだぜー!!」とか言われないで良かったです(ぉ
鳴滝「おのれ大ショッカー、このままでは奴らが世界を奪ってしまう。これも全てディケイドの所為だ・・・ディケイドの・・・」
 劇場版を見た後だと筋が通っているのが分かって鳴滝の印象が変わって見えます。
 おぉ、十面鬼が現代風なデザインで出て来ました。格好良いのですがオリジナルと極端に掛け離れ過ぎていますなぁ。尤も、十面鬼と言っているだけで十面鬼ゴルゴスとは一言も言っていませんから問題無いのでしょうか。
士「ユウスケ、お前も行ってこい」
ユウスケ「え、え? 士行かないの?」
 良かった、またユウスケは夏蜜柑を守っていろとか言われるのかと思ってしまいましたよ。尤も、行ったところで何もしませんでしたがね!(ぉ
マサヒコ「あ痛いたい、転んだ時に打ったみたい」
 見りゃ理解る(ぉ 寧ろその状況でそれ以外に何があると言うのですか。
 アマゾンの世界なのに出て来る怪人にゲドンの獣人が一人も居ないのが寂しいです。
アマゾン「ダイセツダァン」
 何で片言なのですか。抑抑アマゾンが「ジャガーショック!」とか必殺技の発声を行うだけで興醒めですよ。でもちゃんと血飛沫が飛んだのは評価が出来ます。
 十面鬼が戦闘前に騎乗している人面岩を自ら破壊してしまいました。最後にはそれでも良いのですが、先ずは人面岩に乗ったまま戦って欲しかったです。
 ディケイド版十面鬼の十面は其其が歴代ライダーに対応しているのですね。これは面白い解釈です。でも「俺が相手だ!」と勢い良くかかって行ったクウガが一瞬で返り討ちに合ったのが泣けます。

○ドラゴンボール改 『ユンザビットに眠る宇宙船(ふね)!ナメック星へいざ発進』
 くどいようですがミスターポポの声が嫌です。特に今回は台詞が多かったのでこれまで以上に気になりました。全体的には登場回数の少ないポポですが、それなのに声の印象がとても強く残っているのが凄いです。


 捌日 土曜日

 真・女神転生SJ発売まで六十一日!

 毎年この時期の恒例行事と言う事で『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー/侍戦隊シンケンジャー銀幕版 天下分け目の戦』を見に行ってきました。しかも3D版です。
 初めて行く劇場だったので舐めていましたが、予想を上回る混雑に戸惑い、狼狽しました。結果的には時間に間に合ったので良かったのですが、次からはもっと早くから行かないといけませんわ。
 さて肝心の映画本編に関してですが、元元の期待度も薄かったのですが、実際に見て正直に言うと絶賛する気にはなりませんでした。好みの問題ですが個人的には例年に比して余り面白くなかった、と言ってしまいます。その辺りも含めて詳しい感想は後日別頁に書かせて頂きます。
 それにしても驚いたのが客層の幅広さです。これは仮面ライダーに戦隊ですよ? 小さな男の子が見る映画ですよ? それなのに何でこんなに色色な人が居るのですか? 実に度し難いです。そして殆どの人が決まってドラクエIXをやっていました(笑)。

 映画を見に行く序でに昨日は買えなんだ『世界平和は一家団欒のあとにD追いかけてマイダーリン』と『世界平和は一家団欒の後にE星弓さんちの日常』を購入しました。やー、これで以前に買った七巻も含めて既刊が全部読めますよ。一巻から少しずつ買っていたので此処まで長かったです。とても楽しみです。


 漆日 金曜日

 真・女神転生SJ発売まで六十二日!

 『世界平和は一家団欒のあとにG恋する休日』を購入しました。一緒に欠けていた五巻と六巻も買うつもりだったのですが、小さな書店だったのでありませんでした。残念ながら世界平和は一家団欒のあとには其処まで知名度のある作品とは言えませんからね。五巻と六巻はまたの機会に買うとしましょう。


 陸日 木曜日

 真・女神転生SJ発売まで六十三日!

 く、くか、くかき、くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――――ッ!!
 莫迦にされた、莫迦にされたぞーッ!!
 それはブランクのDVD−Rを買った時の事でした。会計の際、店員が嘲笑と共にこう言い放ったのです。
「アナログ放送しか録画出来ませんが、良いですか?」
 それは・・・それはッ! ミオさんがデジタル放送の録画環境が無いと知ってそんな事を言うなんて底意地が悪いにも程がありますッ! そんな苦しむ姿を見て喜ぶなんて何と嗜虐趣味の強い店員でしょうか。この屈辱は決して忘れんぞ。
 そんな被害妄想全開の戯言はさて置き(言っちゃった)、BB戦士の『阿修羅王 孟獲ガンダム 祝融ガンダム 巨神象セット』を購入しました。
 先月の孔明ガンダムに続いて二ヶ月連続の大型キットですね。しかし折角の大型キットなのに、否、大型キットだからこそ、金剛阿修羅鎧の格好悪さが我慢なりません。どうしてもっと素直に格好良い形態にしてくれないのでしょうか。それに孟獲ガンダムもデザインがゴッドガンダムそのまんまで面白みに欠けますなぁ。演者の意匠を盛り込みつつ独自の姿を創造して欲しいです。


 伍日 水曜日

 真・女神転生SJ発売まで六十四日!

 ギョーカイ時事放談第六十八回を聞きました。
 あの伝説の男が帰って来ました。3Dアニメ仮面こと里見哲朗のゲスト出演です。しかもそれだけ無く、二度目となる岩浪美和まで居ます。慣れたからか前回の登場よりも面白さが増していました。三人での掛け合いは脂がのっていてとにかく聞いていて楽しかったです。こういうのがギョーカイ時事放談に求めている内容です。イベントでは里見哲朗の眼前で貯金箱を割って出したお金で手売りのブルーレイを買う、これは必須事項ですね(ぇー
 それにしてもそういう人は決して珍しくないでしょうが一度社会に出ながら、再び勉強する為に学校に入り直す里見哲朗のバイタリティは凄いですね。尊敬と僅かな羨望の念を感じます。

 喫茶黒うさぎ七月三十一日更新分を聞きました。
 やっぱり矢野さんが戻って来ると違いますね。村さんの頓珍漢な発言を一一拾ってくれるのでとても可笑しくて笑えます。それに了平たんが居るからかどうかは理解りませんが、今回は特に村さんの珍妙さに磨きがかかっていてさり気無い言葉一つひとつが笑えます。夜の市場から里芋に繋げたり、助六は稲荷と巻き寿司で六の形にするとか、源平合戦と聞いて唐突に「やー、どっちが勝つかなー?」とか言い出したり、可笑しかったです。
村さん「何ゲンペイって? ワンダースワンの奴?」
矢野さん「あー、ありましたねぇ、グンペイですね」
 村さんはワンダースワンが好きですよね。こういう時に何気無く出るみたいで、これまでにも幾度とその名前を聞きました。
村さん「もうちょい何か、烏賊と蛸ぐらいの何かこう・・・どっちが勝つかなぁ〜みたいなのにしてくれないと好みでもうさぁ、『烏賊!』って言う人とさ、『鮪!』って言う人と分かれちゃうね」
 『烏賊!』って言う人? ・・・野原たんのことか・・・ 野原たんのことか──────────っ!!!!!


 肆日 火曜日

 真・女神転生SJ発売まで六十五日!

 発売まで六十五日と迫ったメガテンSJの公式サイトが更新されていました。
 どうせ次の更新は、最初は公開されていたのに何故か消されたコンテンツが再び公開されるだけだろうと睨んでいたのですが、全く異なる更新で良い意味で予想を裏切られました。
 今回の更新でも戦闘画面で敵の悪魔が常に動いているのが明確になりました。しかしその二匹のジャックフロストを見ていて気付いたのですが、同じ悪魔の場合は動きのタイミングが完全に一致しているのですね。ドラクエの場合はばらけていましたが、メガテンSJでは右と左のジャックフロストが全く同じ様に動いています。スクリーンショットしか公開されていない時に、動くのか確かめる為に目を凝らして同種族の悪魔が並んでいる図で微妙な差異を見出そうとして無理だった謎が解けました。個人的にはドラクエの様に動きのタイミングがずれている方が賑やかな感じで好きですね。動くタイミングが一緒だときっちりし過ぎていて少少つまらないです。尤も、戦闘中に常に動くだけでも御の字なのですから、それ以上を望むのは贅沢と言うものでしょうか。
 それにしても良い具合に当方をやきもきさせる更新です。以前の動画では確認が出来なかった戦闘中のBGMが聞ける半面、悪魔の攻撃モーションはお預けとなっています。ちゃんと情報を公開しながら次への期待も忘れていません。ドラクエの戦闘画面ではドット絵の迫力ある動きにとにかく感動しましたからね。それは馴染み深いドラクエのモンスターだから余計に感動したのかも知れませんが、メガテンの悪魔があのような感動を味わわせてくれるのかと思うと興奮がやみません。
 それから一切の情報が公開されていない装備についての希望を少し述べましょう。今作は従来の作品に比してSF要素が若干ながら強くありますので、武器が原始的な剣だったりすると些かイメージにそぐいません。だから銃は問題無いとして、接近戦の武器は剣は剣でもデモニカスーツの様なハイテク技術を結集させた剣が見たいです。


 参日 月曜日

 真・女神転生SJ発売まで六十六日!

 ジャンプ。
ワンピース
 エースの過去が短く纏められているのに好感が持てました。ワンピースは回想が左右長くなりがちですから嬉しいです。
読切 CROWN!
 全く盛り上がらないまま読み終わっていました。


 弐日 日曜日

 真・女神転生SJ発売まで六十七日!

 黒うさぎ。
 ミスタードーナツのメニューからゴールデンチョコレートが消えていたと言うのを聞いて衝撃を受けました。最近は暫くミスタードーナツを買う機会が無かったので全く知りませなんだ。同店ではゴールデンチョコが一番好きなので残念ですなぁ。もっと美味しいのもあるのかもしれませんが、漠然と選ぶのは大抵はゴールデンチョコで、あたしの中でフレンチクルーラーと並ぶミスタードーナツを代表するドーナツでした。村さんもそうですしゴールデンチョコレートに愛着を持っている人は少なくないと思うのですが、メニューから外されると言う事はそうでもなかったのでしょうか。
 ラジオのネタとして誇張している部分もあるのでしょうが、村さんのブラコンぶりが正直気持ち悪いです。そして姉に同調して恋人と別れると言い出す弟の方も大概ですね。

○GA芸術科アートデザインクラス 『写真とんち居残りさん』
 アニメは雅の声が暗いのですよね。彼女は静かで落ち着いていますし一見すると暗そうですが、声まで暗いわけではないと思うのですよ。
 課題としてノダちゃんが提出して、宇佐美がコピーした写真、大体の想像はつきますがどんなのか見せて欲しかったです。
 早い早い物語のテンポが早過ぎますよー!? こんな駆け足にしなくても良いではありませんか?! 購買意欲の無くなるデザインももう少しじっくりと見せて欲しかったです。てか、あたしゃ原作で既に知っていますが、アニメで初見の人は何が何だか理解らないのではありませんか?
 第一話からそうでしたが、どういうわけかアニメ化されるエピソードの順序がばらばらなので、該当の話を原作で確認するのも一苦労ですよ。単行本が二冊しか無いのが救いでしょうか。
 珈琲を加糖と無糖のどちらにするか問われたノダちゃんとトモカネが、苗字を連想して伊藤と斎藤と答えた話ですが、単に似た響きの苗字を選んだだけではなく異糖と災糖に繋がっていたのですね。原作を読み返したらちゃんと題名の部分で表記されていたのですが今の今まで気付きませんでした。
 くろいポスカラさんの話もとても好きで、何よりも最後に雅に巡り合えるのが良いですよね。最後にアニメオリジナルの結末が加えられていて、これ自体は良くも悪くも無い無難な出来ですが、其処からEDに繋げるのは良かったです。そして週替わりでメインキャラが唄っているEDなのですが、実は同じ曲の異なるアレンジだったのですね。これまで全く別の曲なのかと思っていました。OPも癖になりますがこのEDはもっと好きです。これまでに使われていたのを改めて聞き返してみましたが、個人的にはノダちゃんバージョンが一番ですね。

○侍戦隊シンケンジャー 第二十三幕 『暴走外道衆』
 何年も前から東映の特撮番組で使い回されているビルの爆破場面ですが、今回はそれにナナシの攻撃が合成されていました。これが全く違和感が無くて驚いています。どう見ても昔のと同じに見えますが、それとも新撮でしょうか?
 冒頭で巨大戦が行われると言う事はつまり、後半で怪人の巨大化が無いのでしょうなぁ。こういう変則的な構成は好みではありません。
 十臓は勿体付け過ぎている様な気がします。もっと頻繁にレッドと戦わせないと因縁が育まれませんよ。
 毒に苦しむ殿を置いて外道衆との戦いに赴く場面ですが、モヂカラが無いと対処出来ない状況を考えて一人は残すのがセオリーではないでしょうか。
 ゴズナグモとの戦闘描写が、何だか昔の戦隊みたいな感じで嬉しくなりました。言葉では説明が出来ませんが、例えばカメラワークとか、そういう細かい部分で慣れ親しんだ戦隊の空気が感じられます。
 このところ大人しかったドウコクがその凄さを見せ付けてくれて大いに満足しております。シンケンジャーを相手に高い戦闘力を発揮したゴズナグモを一瞬で押さえ込む、短い描写でその強さが感じられます。
 こ、この、外道衆がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――ッ!!!! またCFで派手にネタバレをーッ! しかも二つも連続でッ!! ・・・ちょっと、あんまりではありませんか。ぐすん。

○仮面ライダーディケイド 第27話 『BLACK×BLACK RX』
 ブラックの世界の光太郎が言う仲間はバトルホッパーの事かと思いましたよ。掛け替えの無い相棒である筈のバトルホッパーなのに一言も触れられませんなぁ。
アポロガイスト「偉そうに・・・何様のつもりだ!!」
士「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ」
 ディケイドのこの台詞は印象的な決め台詞になりましたなぁ。今回も来るぞと期待して実際に来ると言う流れに気持ちの良いものがありました。
 予告されていたブラックとブラックRXの共闘ですが、ディエンドがブラックを召喚と言うのは期待外れですなぁ。もっと盛り上がる展開なのかと思っていましたよ。
 先週も言いましたがブラックの変身が全く以って物足りないです。溜めも描写も足りませんし、ベルトの光り方があの程度ではテレビパワーが反応しませんよ。
 夏蜜柑が心配停止状態になりましたが、これでは電気ショックを受けて金の力・・・ライジングフォームを会得するのですね(違)。
 コンプリートフォームでアギトシャイニングフォームを召喚しましたが、決め技が遠くからの斬撃で落胆しました。シャイニングフォームにあんな技はありませんし、シャイニングフォームは残像を残しながら二刀流で素早く切り裂くのが格好良いのではありませんか。これではシャイニングフォームの魅力が台無しです。
 ディケイドとディエンドでアポロガイストを挟撃した場面は、此処の僅かな動作に意味があり、攻撃一発の重みも感じられ、緊迫感のある良質な戦闘描写でした。
大樹「受け取り給え! 但し、これからはちゃんと、僕を見ていてくれよ」
 うわっ、きゅんと来ました。何ですかこの台詞は、最高ですよ!
 ブラックやRXが戦う場面で使われたBGMですが、ひょっとして実際にRX本編で使われたBGMではありませんか? 単に似ているだけなのかも知れませんが盛り上がります。
 ブラックのライダーパンチが全然光っていなくて落胆しました。ブラックとRXがダブルキックを決めると言うのに意味があるのかも知れませんが、それよりも其其に別別の敵を宛がって、ブラックは『ライダーパンチ!(ビカビカビカーッ)ライダーキック!(ビカビカビカーッ)』、RXはRXキックからリボルクラッシュの流れを再現して欲しかったです。
 次はアマゾンの世界ですか。しかし鮮やかな森林はアマゾンと言うよりも響鬼の世界に見えますなぁ。ところで予告にアポロガイストが出ていましたが、今後のレギュラー悪役としてずっと出続けると言うのですか。そういう役にアポロガイストは悪くない人選かもしれませんが何だかもう一つ気に入らないですなぁ。それにパーフェクターを取られたのですから勝手におっ死ぬのではないですか。

○ドラゴンボール改 『激戦の夜明け・・・希望の星はピッコロの故郷』
 さり気無い場面で手に力を込めていたり、亀仙人が格好良かったです。亀仙人は今後もずっと、地球の危機を他人に背負わせてしまう自らの非力さを悔やみ続けているのですよね。実力は追い抜かれても最後まで師匠であり続けました。

 午後に『劇場版仮面ライダー電王 俺、誕生!』が放送されていました。直前まで知らなくて偶さか知って慌てましたよ。何で告知してくれないのでしょうか。危なかったです。
 最近の電王ばかりが目立つ展開には嫌気が差していますが、別にこの映画そのものは嫌いではありませんから楽しく見られました。でも何故か劇場版響鬼だけはテレビ放送してくれないのですね。
 そしてこの放送中に新番組『仮面ライダーダブル』の予告が流れました。今度のライダーは超人バロム1なのですね。


 壱日 土曜日

 真・女神転生SJ発売まで六十八日!

 レスキューファイアー。
 ロケット花火を火炎魔人にしたロケット花火エンが、ロケットの様な見た目をして宇宙まで飛ぶと言うのは興味深かったです。単純にロケットを火炎魔人にするよりも面白いです。
 ファイアーフェニックスの初出撃と言う重大なイベントがあるのに隊長が留守と言うのは如何なものでしょうか。渋くて格好良い反面出番に恵まれないので、こういう時こそフェニックスの司令室でビシッと指揮を執って欲しかったです。
 雲の隙間から悠然とファイアーフェニックスが現れたのは格好良かったのですが、戦闘ではすいすいと軽快に動き最後は何時もと同じ体当たりと言う描写に不満足でした。ファイアーフェニックスの様な重量級の機体はもっと重厚に動き、その火力で敵を圧倒して欲しかったです。CGの出来が良くてもどのメカもやる事が同じでワンパターンなのに飽きて来ましたなぁ。