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壱拾月の独白

 参拾壱日 土曜日

 コナンを見ました。
 小五郎の担当声優が変更された一回目となりましたが、予想通りであり予想以上であり違和感が強かったです。単純な違和感のみならずコミカルな声が出せていないのは辛いものがありました。これも時間が経てば慣れてしまうのでしょうが、それはそれで嫌ですな。前任者が亡くなったわけでも引退したわけでもないのにレギュラーで一人だけ声優変更と言うのは受け入れ難いものがあります。
 そして小五郎の声ばかりに目が行きがちでしたが、今回は話も酷いですよね。幾らアニメオリジナルでもこれは無いでしょう。

 入浴を済ませ、夕餉を平らげ、コナンとエリンを見終え、そろそろ寝ようかと一息吐いていた時に、姜維ガンダムF91のBB戦士が既に発売されている事、そしてそれを完全に失念していた事を知りました。深く悔いながらもう時間も遅く今から出るのは面倒なので明日に回そうとも考えましたが、どうにも落ち着かないので今から買いに行く事を決めます。
 夜と外を忌み嫌い五時を過ぎたら家から一歩も出るべからずを信条とするミオさんらしくなく、けんぷファーのG1/2巻を買いに行った時と言いこういう機会が増えました。まさかミオさんがこんなに能動的(アクティブ)に動くとは感嘆させられます。げに恐ろしきは物欲よ。昔の偉いミオさん(誰だ)も「物欲に優るもの無し!」と言っていました。
 もしかしたらミオさんは気付かぬ内にケンプファーに選ばれていて知らず知らずに変身して性格が変わっているのではなかろうか。枕元に、骨も残さず散ってしまったので肉眼では視認出来ないバクシオオサンショウウオとか言う臓物アニマルが居て、石田彰の声で喋ってるのかもね。
 ガンプラ一個を買う為に電車賃を払わなければならない環境を恨みつつ出かけましたが何と売っていません。これまで三国伝のBB戦士を出荷日当日に買いに行って数個しか残っていないと言う光景を見ていたので、頭の片隅にはこんな状況も入っていましたが苦渋の決断で買いに来たのに売っていないとは何事ですか。
 ・・・もう、良いや。次に来る機会があったらその時に買おう。肉体も精神も激しく疲弊したミオさんに他の選択肢は無かったのでした・・・。やっぱり外になんか出るべきではなかったのです。外に出たら碌な目に会いません。家に閉じ篭っているのが一番です。
 まァ、収穫がまるで無かったわけでもなく。次にこういう事があった場合に売り切れの可能性が高いと言う事が理解ったのは今後の参考になるでしょう。
 それにしても最近、どうにもやる事成す事全てが裏目に出ます。もしかしたら知らない内にミオさんの右手に幻想殺し(イマジンブレイカー)が宿っていて、幸運を打ち消しているのかもね。
 く、くか、くかき、くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――――ッ!!

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 参拾日 金曜日

○けんぷファー #05 『komödie〜ファーストキス〜』
 今回はアバンタイトルをカンデンヤマネコが担当していますが、彼女は出番が少ないので水樹バナナみたいな声をしていると言う事しか印象がありませんなぁ。
紅音「私、お嫁に行けません」
 ナツルがお嫁に貰ってくれるから大丈夫です。紅音はナツルの嫁!
ナツル「沙倉さんは本当に素敵な人だから、張り合う事なんか無いんだよ。やっぱり今度俺がじっくりと沙倉さんの素晴らしさを語ってあげるよ」
 む、(むご)い・・・。片想いの相手から好きな人の話をされるなんてどんな拷問ですか。
ナツル「(此処まで沙倉さんを嫌いだなんて、重症だなぁ)」
 重症なのはお前の頭だ!
ナツル「あと、女の瀬能ナツルも途惑ってるだけだと思うんだ。今は未だ女の子に好きになられる感覚が分からないんだよ」
 今は未だと言うことは、何れは理解るのですか(笑)。
雫「子供って、特定の誰かにやたらちょっかいをかけたりするわよね。あの頃はそんな事して、何が楽しいのか全然理解らなかった」
 ナツルにそんな遠回しで婉曲的な表現では伝わりません。しかし早くも随分と思い切った告白ですな。
 突然塀の上に座っているわ、何時の間にか更衣室のベンチに座っているわ、雫が実に雫らしい神出鬼没です。
ますみ「集計協力は日本野生美少女の会の皆さんです」
 野生美少女て。
 女に変身したナツルが男装するとか豪く倒錯的ですなぁ。しかし天王星の戦士やら少女革命やら憂鬱じゃない方のハルヒやら言っているのを聞く度に、前回のカラオケで楓がランカの歌を唄わなかったのが不満として出ますなぁ。最近のアニメはそういうパロディが多いので必ずしもそれが好ましくはありませんが、本作は声優ネタに始まってそういう方向性を狙っているのですからカラオケでは絶対にランカの歌を唄わせるべきでしたでしょう。返す返すも残念です。
 心臓、腎臓、脾臓、膵臓の星が瞬く夜とはどんな地獄絵図ですか。不気味と言う言い方では言葉の足りない想像を絶する惨状です。しかもその後に出て来た、二人の大腸と小腸を結び合わせると言う言葉に震撼しました。何と言う猟奇的な変態でしょうか。男が女に変身してから男装するナツルも大概ですがそれを超越しています。
 変身後の紅音はその乱暴な言葉遣いが好きなのですが、ほちゃだともう一つ迫力が足りませんなぁ。もっと凄みが欲しいです。
 やっぱり雫は強いですねぇ。戦闘力では主要人物の中で頭一つ抜けています。逆に紅音は戦闘力の低さを気合で補っていますね。
 リアルタイムでは大いに笑いながら見ていたのですが、見返してみたら殆ど中身が無い上に展開が早くて雑な印象を受けました。パロディ部分も言葉でサラリと触れているだけでそのまま流してしまいます。やるならもっと濃厚にこってりとやるべきではありませんか。それと紅音の出番が少なくて不満足です。紅音とナツルの絡みこそ最大の見せ場でしょう。


 弐拾玖日 木曜日

 本日発表されたDSの新型『ニンテンドーDSi LL』には心惹かれるものがありました。画面が大幅に大型化しているのです。DSiも従来のDSよりも画面が大きくなりましたが今回はその比ではありません。見違えます。画面に合わせて本体も大きくなりましたが只管に小型化が求められる風潮に疑問を感じていたのでマイナス評価にならず、寧ろ歓迎すらします。勿論携帯出来ないほど大きくなっては困りますが、常識の範囲内であれば大きいに超した事は無いでしょう。小型化により操作性が犠牲になるのは言語道断であり、その点で所有しているDSライトやDSiに強い不満を持っていたのでした。これまで幾つかの携帯ゲーム機を触って来て、最もプレイし易かったのは初代ゲームボーイでした。だから大きい方が良いのです(尤も、あの重さだけは苦しいものがありますが)。
 他にDSi LLはDSiよりもバッテリーの持ちが改善されている点と、最初のカラーラインナップにワインレッドが含まれているのも高評価です。DSiは後からレッドが追加されて地団駄を踏んだので、最初から赤系統が出るのはありがたいですし、このワインレッドが非常に好みの色合いでした。
 以上の理由で第一印象はとても良く、発売したら買おうと即断させるに足りました。
 しかし暫しの時間を置いて冷静に観察してみると、必ずしも買う価値があるのか迷いが出ました。
 何よりも魅力である画面の大型化ですが、同時にゲーム本体の性能が向上していないのでゲーム画面が粗く見えてしまうと言う欠点も付いてきてしまいます。雑誌などで拡大された写真だと粗いのに実際にプレイすると気にならなくなると言うのがDSのソフトでは多多ありましたが、画面が大きくなったLLでは下手をすれば拡大された写真と同様の粗さを感じかねません。
 それから本体が大きくなりましたが見たところ、ボタンはDSiと同様のものであると見受けられますし、本体の形状もライトやiと同じく平板なもので持ち易そうに見えません。風の便りによれば持ち易さ、操作性は初期型DSが最も優れていたらしいのですが、LLがそれに迫るのは難しいでしょう。
 発売日が非常に近く金銭的に余裕が無いので、考える間も無く買うべきではないと判断しそうなのですが、どうしても大きい画面に魅力を感じてしまうのも確かなのです。公式サイトで確認してみるとあの大きさでゲームをやりたいと強く思わされますが、今度はゲーム画面が粗いのではないかと言う不安が出て来て、延延と堂堂巡り、至高の坩堝に嵌ってしまいました。
 実際に触った感触が知りたいですよね。ゲーム画面は従来に比して粗さがどの程度感じられるのか、ボタンの押し心地や持ち易さを含めて操作性は良いのか、その辺りが明らかになれば買うにせよ買わないにせよ結論を出し易くなります。
 最後にこれは購入意欲に別段影響しませんが、価格が二万円と言うのには眉を顰めます。DSiの値段を考えれば然程驚くものでもありませんが、Wiiと同じ値段と言うのは如何なものでしょうか。据え置きゲーム機と携帯ゲーム機の値段が同じと言うのに違和感と不快感を覚えます。携帯ゲーム機は九千八百円であって欲しいと思うミオさんでした。
 未だ先の話かも知れませんが、噂に名高いネオポケ並みのバッテリー持続時間、操作性を兼ね備えたDSの次世代機が欲しいです。


 弐拾捌日 水曜日

 ギョーカイ時事放談第八十回を拝聴す。
 森永たまち女史の名前が出て嬉しくなりました。ゲストにアニメ脚本家の赤尾でこを呼んでくれないですかねぇ。
 メールにあった一クールだから感動ゲージが溜まり切る前に最終回になってしまうと言う意見に同感です。最終回らしく相応に纏められていますが始まってから終わるまでがあっと言う間で、しかもそんなアニメが何本もあるので、自然と個個への印象が薄くならざるを得ません。仮に全く同じ内容の最終回だったとしても、一クールだけのそれと、一年間の最後を飾るそれでは、感動の度合いが段違いでしょう。
 偽まるが一話だけを見て視聴を切り文句を言う事に苦言を呈していましたが、その発言には頷けませんでした。それは勿論、自分が関わった作品を悪く言われたら良い気持ちはしないでしょうが、一話で切るも自由でしょう。何話も続ける事で積み重ねる面白さもあるでしょうが、一話で充分に番組の魅力を見せる事も重要でしょう。ちゃんと一話で面白さを伝えられず、単発で作品として味わえないのは問題だと思いますよ。また偽まるはよく、番組に文句を言って来るのに対し嫌なら聞かなければ良いと返してしますが、それは氏にも同様の事が言える訳で、そういう感想を嫌なら見なければ良いとも言えてしまいます。
 アニメーターが実景の波飛沫が動画に見えてしまうと言う話は以前にも聞いた事がありますなぁ。あれもこの番組で同じうぷの発言ではなかったかしら?
うぷ「あいつも俺の黒子を狙っているわけですか?」
 そげぶ。
 十一月前半のゲストとして佐藤利奈が発表されていました。これは楽しみですね。噂に聞く峠のラジオを知らないので彼女と二人の絡みが純粋に楽しみですし、それとは別に個人的にサトリナは最近注目している声優でした。禁書の美琴が原作で想像していたのとは違うけれども良い声と感じたのを契機に彼女の名前を意識し、直近ですとにゃんこいでも好印象を残しています。


 弐拾漆日 火曜日

 ブリーチ視聴。
 言葉で風死を翻弄したイヅルがとっても格好良かったです。
 侘助がこそっと背後に登場する場面はホラー風味で怖いですね。イヅルにも増して陰気な顔でした。ところで侘助の声が櫻井孝宏に聞こえたのですが、彼だけ持ち主と演者が同じなのですね。
 アニメオリジナルで評判を下げて放送が終了すると言うのがジャンプアニメの定番ですが、ブリーチは稀有な例で原作よりもアニメオリジナルの方がずっと面白いです。戦闘一つとっても工夫がされていて見応えがありますよ。

 ほびぢゃ。
 おぉ、遂にMGでVガンダムが出ますか。待望のと書かれていますが待望も待望で、ミオさんがホビヂャを買い始めた頃からずっとそろそろVガンダムをMGで出して欲しいと言われ続けていましたわ。それが実現するまでこんなにかかるもなのですねぇ。しかし待ち侘びたVのMGなのにいきなりVer.Kaと言うのが納得行きません。Ver.Kaが好きでは無いと言うのもありますが、最初は通常版で出して欲しかったです。
 三国伝は衝撃の情報が満載でした。先ずは『轟大帝孫権ガンダム』の発表です。ド派手な姿が印象的ですが孫堅ガンダム(誤植で一番目立つ箇所の文字が『孫権』になっています))に組み替えられるのが朗報でしょう。孫策に続いて好きな人物の商品化が嬉しいです。そしてもっと驚いた大本命が『戦神合身蚩尤ガンダム』です。司馬炎ザクU、司馬師ペーネロペーガンダム、司馬昭クスィーガンダム、暗黒玉璽サイコガンダム、蚩尤ノイエ・ジールと個個でも存在感のある武将が、何と合体して蚩尤ガンダムになるのですからこれは興奮せずには居られません。大好きです。最初期のPVにシルエットが映りながら音沙汰の無かったノイエ・ジールはこんなサプライズを引き連れての登場とは予想を上回りました。しかも価格が三千九百九十円と言う事で獅龍凰を超えてBB戦士の最高価格を更新ではありませんか。それを敵のキャラクターが成すと言うのが快挙でしょう。モティーフが蚩尤なのもそれに相応しい人選と言えるでしょう。とにかく嬉しい発表ですが、しかし同時に気になる点も何点かありました。一点目は司馬炎がザクIIで司馬一族の統一感が無い事です。どうしてサザビーの子孫がザクになってしまうのでしょうか。ユニコーンに出てくるサザビーみたいなMSの方が相応しいと思います。二点目はサイコガンダムの存在です。デストロイが大好きなのでどうせなら合体形態はサイコガンダムではなくデストロイにして欲しかったですよ。そして三点目は不安要素として、果たしてキットの合体形態が遊びに耐え得る耐久性があるのかと言う点です。阿修羅王の前例があるだけに心配になってしまいます。がっしりした作りである事を願って已みません。
 SDXでネオブラックドラゴンが発売されるのが発表されましたが、写真を見てこれは何か違うとしか思えませんでした。ブラックドラゴンの時点でプロポーションに違和感がありましたが、ネオブラックドラゴンはそれ以上で記憶の中にあるネオブラックドラゴンと全く一致しない完全な別物の風体です。しかもそれが格好良いと思えないのですから致命的でしょう。これはどう見てもネオブラックドラゴンではありません。またブラックドラゴンと並んだ写真もあるのですが、サイズがとても小さい事を思い知らされました。漫画での巨体を忠実に再現するのは現実的ではありませんが、それにしたって同じ大きさと言うのは酷いでしょう。何から何まで期待が持てません。


 弐拾陸日 月曜日

 ジャンプ。
ブリーチ
 ヤミーさんは好きですがヤミーさんがバラガン様より強いと言われても信じられない今日この頃です。
スケダン
 何気に一番面白かったのは、ボッスンとヒメコの奇行に逐一反応するスイッチでした。
鍵人
 この掲載位置では安心して読んでいられません。気が付けば現在の連載陣では、サイレンと並んで最も好きで、最も面白い作品です。ハンターハンターが再開すれば変わりますがね。こんな事を今更言っても詮無いのですが、ハンターハンターは未だ再開しないのかしら。


 弐拾伍日 日曜日

 大ァい減ェん点ェんンンンンンぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんんんんんんんんんんッ!!
 纏めて買って全巻集まった筈のけんぷファーですが、数えてみたらG1/2巻が抜けている事に気付きました。慌ててレシートを確認してみましたが間違いありません。どうやら一冊だけ買い忘れてしまったみたいです。これは誰が悪いのでしょう。ややこしい巻数表記をした作者、編集部、出版社に責任転嫁をしたいところですが、明らかに確認を怠ったミオさんに原因があります。本日は一歩も外に出ないと誓っていたのに、思わぬ形でそれを破ってしまいました。くそう、過去のミオさんほど信頼出来ない奴は居ないぜ!
 気付いたのが夕方も過ぎ夜と言って良い時間だったので面倒ですが、欠けていたピースを手に入れる為に、買いに行く事にします。今日出来る事は今日やる、そんな崇高な心構えの下に、誠実に生きるのです。時間の都合で昨日とは別の書店にせざるを得ません。なるべくなら同じ書店で綺麗に揃えたかったので余計に買い忘れた事が悔しいです。
 しかし夜に外を歩くのは怖いです。夜と言っても現代では電灯も多いので真の闇に包まれている訳ではありませんが、それでも怖がりのミオさんにとっては途方も無い恐怖である事に相違ありません。墓場の近くを通った時や低い塀に腰掛けている人影を見ただけで震え上がりました。良く寝しなに想像しますが、夜の道路に人が立っているだけでそれは充分に恐怖の対象ですよ。
 しかも目的の書籍を購入し帰り道に差し掛かったところでブックカバーをかけて貰っていない事にはたと気が付きました。店員も忘れていたのか、ブックカバーを付けるか問われた覚えもありません。書店のブックカバーに小さくない価値を見出しているので引き返して付けて貰いましたよ。
 それにしても嘗ては、道に迷い、人生に迷い、地獄の道程(ヘルロード)と恐怖された書店への経路も、頻繁にこういう事を繰り返しているからか往復で三十分程度で行き来出来る様になりました。書店よ、見たか! 人は日日進歩する生き物なのだ!
 それにしても買い忘れた事に端を発して随分と苦労をさせられました。しかしこれもけんぷファーの為と思えば耐えられます。今のミオさんにとってはけんぷファーが全てで、けんぷファーを中心に世界は回っているのです。けんぷファーがあるからこそ辛うじて生にしがみ付いていられます。ビバ、けんぷファー!

○とある科学の超電磁砲(レールガン) #4 『都市伝説』
 おぉ、上条さんだ!! 当麻が出て来ました! テンション急上昇です。やっぱり当麻は良いですなぁ。最高に素敵です。
 これが、当麻と美琴の初めての出会いだったのですね。この時に美琴はまるで全身に電流が走った様な不思議な感覚に襲われたに違いありません。と言うか電流を発しています。
 暑いからと冷たい飲み物ばかりをがぶ飲みするとやる気が減退してしまいますからね。ミオさんは一年を通して熱熱の緑茶を愛飲しております。
 傍目から見れば鈴科百合子ちゃん一方通行(アクセラレータ)だってどんな能力も効かない能力の持ち主に見えるでしょうし、実質的にもどんな能力も効かないと粗同義ですよね。
 取り敢えず当麻は女性の駐車場探しを美琴に押し付けたお詫びとお礼をするのが先決ではないでしょうか。どんな理由があれ、それを逸するのは不誠実です。
 当麻が漸く美琴との勝負を真面目に受ける気になった場面ですが、禁書本編を知らない方には美琴が警戒している様に当麻も相当の実力を有しているように見えるのでしょうか?
 美琴の能力はケレン味があってアニメ栄えしますねぇ。電撃を飛ばし、砂鉄を集めて剣を作る、件を振り回す、剣を鞭の様に撓らせる、風に乗った砂鉄を操る、どれも実に格好良いです。
 これが禁書本編で当麻が言っていた、わざと負けた振りをしたら一晩中追い掛け回された件なのですね。微笑ましいので今回はこの二人が追いかけっこをしている場面で終わって欲しかったですなぁ。
 今回のお話は、何と言っても当麻が出てくれたお陰で大いに気分が盛り上がりましたし、当麻と美琴の喧嘩程度ではありますがアクションもあって良かったです。

○侍戦隊シンケンジャー 第三十五幕 『十一折神全合体』
 新太郎が流さんを許しましたが、例えに恨まれても侍として戦い続けなければならない、そんな過酷で切ない終わり方でも良かった気がしますなぁ。
 一応フタガワラは二の目が本性とされましたが、それでも最強形態を出すに相応しい敵とは到底思えません。ダイカイシンケンオーよりも小柄ですし、イカテンクウバスターを使えば勝てたのではないかと言う思いが拭えませんよ。
 全折神が合体した最強形態のサムライハオーですが、それまでの流れ、合体場面、戦闘描写、必殺技と、その何れもが力が入っていない様に見受けられました。辛うじて戦闘描写に関しては、刀、ドリル、鋏と全身に武器が満載なのと、威風堂堂とした姿で自走するのは悪くありませんでしたが、それでも満足には程遠いです。玩具を傍らに於いてその活躍を楽しみにしていたのですが落胆させられました。
 ところで玩具でも純粋な人型とは言えないプロポーションでしたが、劇中でも後部は台座と見做しロボ本体がそれに乗っている解釈になりましたね。これは最終回では攻撃を受けた直後に台座を乗り捨て、強化ダイカイシンケンオーとでも言うべきロボ本体部分が飛び出て敵を斃す場面が見られるのではないかと期待してしまいます。想像したら格好良いですよ?
 予告の時点で危惧していた通り、流さんのドラマとサムライハオーの登場がさっぱり噛み合っておらず、これっぽっちも盛り上がらないデビュー戦となりました。本当に残念です。玩具の販促番組なのですから其処はちゃんとやるべきでしょう。

○仮面ライダーW 第8話 『Cを探せ/ダンシングヒーロー』
 コックローチ・ドーパントは振る舞いのみならず声も格好良いですね。
殿「良いか、侍たるもの、クリスマスは・・・キャラデコだ!」
 何処の侍が外人の誕生日に騒ぐのですか。
亜樹子「だったら何で逃げんのよー!あたし君の前で此処の所長だって言ったよねー!?」
 お前に追われて逃げない人間なんて全世界中を探し回っても居ないっつーの。
亜樹子「何なのよそれ・・・自分勝手で最低じゃん!?」
 いやいや、貴女には敵いませんよ。
 霧彦と冴子が早くも冷め切った夫婦関係になっています。何か霧彦だけが既に物語中盤と言うか、展開が妙に早いですよね。一介のセールスマンとして努力を重ね、やがて実績が認められて冴子と結婚、強力な宿敵としてダブルの前に立ち塞がる、しかし幾度も辛酸を舐めさせられると言うのを序盤から中盤にかけて展開させるのがストレートな流れでしょうが、霧彦の場合は冴子との結婚から始まって活躍もしないままに見捨てられる段階まで進んでいますからね。駆け足と言うかジェットコースターと言うかロケットの様な展開です。これでどうやって彼に魅力を見出せと言うのでしょうか。
 例え本気ではなかったとしても、殺人依頼を書き込む様な陰険な男とは一緒に居たくないと言うのが普通の感覚でしょう。どうやっても歩み寄れませんよ。
 電話の相手を碌に確認もせず情報をペラペラと漏らす亜樹子は最悪です。これで千鶴が殺されたら間違い無く彼女の責任でしょう。・・・いや、待てよ? 悪いのですが千鶴には犠牲になって貰えば、亜樹子も自分の所為で人が死んだと言う罪の意識に苛まれ苦しんでくれるのではありませんか。いやしかし、亜樹子あの悪魔の様な亜樹子が直接的だろうと間接的だろうと人を殺した程度で罪の意識を感じるとも思えません。彼女なら例え核ミサイルの発射スイッチを押して全人類を全滅させたとしても、「あれがそんな危険なものだったなんてあたし聞いてない!」と白白しく言ってのけるでしょう。おのれ、本当に自分勝手で最低極まりない凡そ考え得る最悪の人間です。こんな危険な目は早めに摘まねばなりますまい。彼女を抹殺したとしても人類そのものの正当防衛が成り立ちます。
 自分が依頼した仕事をちゃんと果たそうとしてくれるコックローチ・ドーパントに殴りかかる弾吾は自分勝手で最低ですね。
 知的好奇心を満たすのが第一で、弾吾と千鶴が仲直りしようと手紙をくれようと無関心がドライで面白かったです。フィリップは変に触発されずこのままが良いですね。
 ほう? 次回は亜樹子が園咲家に潜入するのですか。クックック・・・、これは良い事を知りました。園咲ファミリーは敵対するものに容赦はしない。ばれればどうなるかわかっているだろうな? クックック、クーックックックックック・・・!

○ドラゴンボール改 『特戦隊の一番手!グルドの呪縛を打ち崩せ』
 フリーザが悟飯とクリリンを子供達と称していましたが、クリリンは子供と言える年齢でしょうか? 果たして同年代の悟空を見ても子供と言うのでしょうか? 悟飯と並んでいると同年代に見えますから無理もありませんが、外見だけで子供と判断されている様に見えてなりません。
 バータにドラゴンボールを奪われたのは明らかに彼の失策なのに、どうしてベジータは無駄に偉そうなのでしょう。まぁ、彼がクリリンと悟飯に低姿勢だとそれはそれで不気味ですが。
 ギニュー特戦隊のノリは良いですなぁ。好きですよ。しかしそれだけにキャスト変更が痛いです。ジースは新キャストも悪くありませんが、リクームは段違いですよ。ハガレンでルイを見て否応無くその差を痛感させられました。


 弐拾肆日 土曜日

 レスキューファイアー。
 OPが変更されましたがまたJAMですか。JAMのテンションダウン効果は異常です。また同じJAMでも前期OPは非常に気に入っていましたが、新OPは当然と言うか前期OPよりも評価が落ちてしまいます。リュウケンドーもそうでしたが、前期OPが余りにも良いとどうして替えてしまうのかと言う思いに捉われます。稀にウェブダイバーやBWUやモンコレナイトの様に前期も後期も名曲と言うこともありますがね。
タツヤ「超火災の現場で、俺達が思いっ切り働けるのは、隊長が躰を張ってくれたおかげだったのですね。そんなの知らなくて、俺・・・俺・・・恥ずかしいです!」
 先ずは大河がレスキュースーツを着用しないのは何か過去に失敗をしたのが理由に違いないと、失礼な想像をした事を恥じ給え。
 ガイアレオンが格好良いです。流石はゾイドやライジンオーの獣王を生み出したトミーだけの事はあり、格好良い動物型メカを出させたらぴか一ですね。走る動きがちょっとぎこちなかったのは珠に瑕ですが、中途半端な人型ロボのレスキューキングよりもずっとずっと格好良かったですよ。
 今回はガイアレオンと同時に大河が非常に格好良い面を見せてくれた回でもあるのですが、普段は出番が少なく個性を活かせていない人物に場当たり的に主役回を宛がい解決を図る手法は好きではありません(この番組には限りませんが、例えばこの番組だとちょっと前のユウマとか)。これを機に大河がもう少し話の中で個性を発揮してくれると嬉しいですな。前作では隊長が行っていたファイナルレスキューの承認もQスケが担当し、戦闘中は暗い基地の中に居るだけなので基本的に役割が少ないのですよね。
 ガイアレオンのファイナルレスキューが小型ライオンを模したエネルギーを四つ発射すると言う不可思議なものでしたが、玩具のCFを見て謎が氷解しました。あれは玩具のトミカ射出ギミックをアレンジしていたのですね。必殺技が尽くトミカ射出と言うのに不満があったのでこれは良いアレンジです。

 近日中に残りの期間も買い集めると言う昨日の宣言に従い、MH文庫J『けんぷファー』の既刊を全部購入しました。ライトノベルをこんなに一気に揃えたのは久しい、と言うか初めてかも知れません。直近だとセカダンですがあれは長く時間をかけましたし、禁書、ドクロちゃん、いぬかみは立ち読みで済ませてしまった為に手を出すのが躊躇われ、所有しているのは何れも途中からですからね。学校は・・・一巻だけ未だに購入していません。

 電撃コミックス『とある魔術の禁書目録(インデックス)外伝 とある科学の超電磁砲(レールガン) 04 特装版』を買いました。
 実はアニメの初回を見た時に原作について調べ、四巻に根付ストラップ付きの特装版があるのを知りました。その時点ではどうせなら同時に一巻から三巻も買ってしまう心積もりでしたが、後にけんぷファーの面白さを知り其方に予算を回してしまったので最新刊のみの購入です。
 しかしこのストラップが打ち止め(ラストオーダー)なのが疑問です。作品を考えれば此処はゲコ太ストラップを付けるのが最善でしょう。それなら最高のグッズになったと思うのですがねぇ。それと根付の使い方があたしにゃ理解りません。
 この漫画を買う為にギョーカイ時事放談で知ったCOMIC ZINに足を運びました(ギョーカイ時事放談の宣伝効果凄ぇー!)。しかし未だ売っておらず、結局は別の店での購入と相成りました。抑、以前にも一度行った事があるのですが、基本的には漫画しか置いていないので書店としては不便と言うか使い辛いのですよね。

 『侍合体DXモウギュウダイオー』を購入しました。先日に起きた悲劇の記憶が残っておりましたので、思わず購入時にレジで「袋が破けたりしませんか?」と聞いてしまいましたよ(苦笑)。店員からは「重量的には大丈夫ですよ」と心強い返事を頂いたのですが、家に着くまで一抹の不安が拭い切れなかったのは言うまでもありません。流石にモウギュウダイオーの箱が入る大きさの袋は持ち合わせがありませんからね。悲劇を繰り返す事は無く無事に家には着きましたが、それにしても重かったです。買い物は実際に店に足を運び、自分で持ち帰るのも含めて楽しいと思っているので通販否定派なのですが、この時ばかりは通販の便利さを痛感しました。


 弐拾参日 金曜日

○けんぷファー #04 『Kriegserklärung〜戦う乙女たち〜』
 先日購入した原作の一巻から五巻を読み終えました。感想は改めて書きますが引き込まれる様に一気に読んで、爾来、常に頭の中でけんぷファーの事を考えるほどに虜になったのです。けんぷファーは最高ですね! 近日中に残りの既刊も買い集めます。そして原作を好きになると同時に、それまでも面白いと思っていたアニメの評価が更に高まりました。これまで録画しておりそれを消していなかったかこのミオさんに感謝です。矢張りミオさんにとってミオさんこそ信頼の置ける人物は居りませんね。ミオさんは最高です。
雫「私が初体験なのね」
ナツル「まぁ、そうなるなぁ」
雫「因みに、私の初めての男は貴方」
ナツル「へ〜、そうなのかぁ」
 漫画ならば『シーン・・・』とでも擬音が浮かびそうな間に笑いました。ナツルはこういうのがとても似合います。
ナツル「止めろ会長! 俺は男だぞ!」
 一般的に女性は男性に接吻をするものです。その言い方ではまるで、雫は相手が女性なら気にせず接吻をしているみたいではありませんか(笑)。
ハラキリトラ「まさかナツルさんがミスコンとは笑えますねぇ」
セップククロウサギ「ミスしたのはお前の人生と性別だなぁ!」
 ミスしたのは人生と性別(笑)。
 ゴミ箱から顔を出して「ファイト!」「オー!」とやっているハラキリトラとセップクいたずらクロウサギが可愛いです。
紅音「最近のアニソンはアニソンらしくなくって、普通の人が唄っても平気です」
 だからアニソンとして駄目なのです。
ナツル「ねぇ紅音ちゃん! 俺と一緒にいってくれる?」
紅音「い、いくぅ〜っ!? な、なななな、ナツルさん、リードしてくれますかぁ?」
ナツル「うえぇ? あ、いや、出来ればリードして欲しいんだけど・・・」
紅音「あたしがぁッ!? 理解りました、勉強しておきます」
ナツル「ありがとう! 助かるよ!」
 物凄く頭の悪い会話です(笑)。しかも紅音は勉強するのですか。
紅音「男のナツルさんなら良かったのに・・・」
 昨今のアニメでは女性が女性に恋愛感情を抱く光景が散見されますが、流石はナツルと結ばれる事を運命付けられたメインヒロインの紅音はまともでした。楓とか言う紅音の引き立て役とは格が違います。
紅音「い、いえ、あたしも今来たとこって言っただけで・・・」
ナツル「何だそっかぁ。だったらもっとゆっくり寝てるんだったなぁ」
 お前は自分の用事で人を呼び付けておいて待たせるのが前提なのか。鈍いを通り越して単に自分勝手な人になっています。
 買い物の場面では原作で紅音が見せた妙なファッションセンスは無くなっているのですね。ちょっと見たかったです。
 何このアニメ。試着室でいきなり服を脱ぎ始める雫と紅音を見て大笑いしながらも唖然としました。何このアニメ。
 カラオケではどうせなら楓はランカの歌を唄って欲しかったですなぁ。それに担当声優をネタにしているのですから、紅音もほちゃの歌を唄うべきでしょう。雫は、まぁ、GAのEDで良かろう(あ、GAと言っても先月アニメが終了した雫の演者が雅を演じていたきゆづきさとこ原作の芸術科アートデザインクラスのことであって、けんぷファーとキャラクターデザインを同じ人が担当しているギャラクシーエンジェルではありませんからね)。どうも声優ネタも原作にあるから再現しているだけと言う感じで、アニメならではの気概と言うものが感じられませんなぁ。このアニメが面白いのは変わりませんが、カラオケの選曲には心底がっかりしました。
ナツル「ひ、引き分けでっ!」
 おい腰抜け!
楓「あたし、欲しいんです」
ナツル「何をぉっ!?」
楓「焦らさないで下さい。私もう耐えられません」
ナツル「えぇ!?」
楓「お願いします。ナツルさん、返事を下さい」
ナツル「えッ? あ、ああ! 返事ね! ははは」
 ナツルは一体何を想像したのですか。純情(ピュア)なナツルらしからぬ反応です。
 ミスコンの舞台に立って大勢の前で告白と言うのはある種卑怯ですよね。そんな場所で告白されては応にせよ否にせよ返事をしないわけには参りません。
 EDはサビの歌詞が好きです。『これはきっと両想い見方によれば両想い』、『多分きっと両想い限り無くニアイコールで』とは何ともこの作品に似合った絶妙な歌詞ではありませんか。
 予告でいきなり赤のケンプファー葛原を斃したと言っていて、何時の間にその場面は見逃したか、と驚きましたが、直ぐに予告の文章は内容とは関係が無い事を思い出しました。予告のセップククロウサギが良い感じに壊れていて素敵です。


 弐拾弐日 木曜日

 先先週の土曜日に予てより欲しいと思っていた書籍『ドラゴンクエストモンスターズ 鳥山明イラストレーションズ』を見付けたので購入しました。
 ドラゴンクエストモンスターズと言うと同名のゲームがありますが本書はそれとは関係が無く、究極のDQモンスター図鑑と謳われた設定本です。ドラクエのIからVIに登場したモンスターを界類目属種で分類し網羅されています。設定の紹介も充実していて楽しめる、非常に満足度の高い一冊でした。昔から公式ガイドブックでモンスターの分類が垣間見られましたが、この一冊でその全貌が明かされたのです。この分類法が好きだったのですが時は流れ現在では、スライム系やドラゴン系と言った系統別に分けた単純な分類法が主流になってしまいました。その切っ掛けとなったのが同名のゲームであるドラクエモンスターズと言うのが何とも皮肉な話ですね。
 その中で何点か気になった点を以下に挙げます。
 驚いたのですが、在来生物界竜類ドラゴン目小竜属ドラゴンキッズ種が在来生物界竜類ドラゴン目陸竜属グレイトドラゴン種の子供とされていました。思い返せば十年以上前、ドラクエVの発売当時にグレイトドラゴンの虜となったミオさんは、外見の類似性からゲーム中でベビーパンサーがキラーパンサーに成長した様に、ドラゴンキッズの成体がグレイトドラゴンであったら良いなぁ、と思ったものでした。ゲーム中では残念ながら何ら関係性がありませんでしたが、小説版では実際にコドランが成長してシーザーとして帰ってくると言う展開で喜んだのは言うまでもありません。それが何時の間にやら正式な設定となっていたのですね。嬉しいです。でも成体になったら属が別になっていると言うのも変な話ですね。
 興味深いのが魔界生物界悪魔類大悪魔目ルシファー属の解説です。それによると同属のメッサーラやホースデビルはルシファーの眷属であるのです。ルシファーは魔界に留まっているとありますが、ドラクエの世界にルシファーと言うモンスターが存在しているのが驚きでした。それを前面に出さずにメッサーラやホースデビルを眷属としているのが心憎いです。
 何よりも気持ち悪かったのは魔界生物界魔族類魔人目魔鬼属オーガヘッド種でした。オーガヘッドをアップでまじまじと眺めたのは本書が初めてでしたが、オーガヘッドは三つ目の巨大な顔面を持っているのではなく四匹の鬼がくっ付いているのではありませんか。解説文では巨大な顔に手足が付いているとありますが、これはどう見ても四匹の鬼が寄り集まっている様にしか見えません。そしてこの異様な姿が本当に気持ち悪いのです。これからオーガヘッドを見られないとすら思いました。
 最後は魔界生物界魔族類魔人目アーマー属デビルアーマー種の説明文に注目です。此処には『鎧だけでなく、呪われた魔力を持つ盾と戦斧とも一体化している〜』とあります。此処までは良いでしょう。しかし問題はデビルアーマーの同属モンスターにレイドックの兵士ネルソン、アークボルトの兵士スコット、ホリディ、ブラストの名前がある事です。いやはや、彼らは人間の兵士と信じて疑っていませんでしたが、まさか鎧や盾と一体化した呪いの戦士だったとは思いもしませんでした。抑、魔界の住人ですから怖ろしい話です。身も蓋も無い事を言ってしまえばグラフィックが色違いのモンスターを同属に設定したからこうなってしまったのでしょうが、人間くらいは例外にしてあげれば良いのにと苦笑してしまいました。気になって動く物体界変化類呪防具目鎧属を確認してみると、矢張りカンダタ子分やサイモンが甲冑そのものが生きている事にされていました(笑)。活動を休止している時に知らずに鎧として身に付けると、勝手に動いて人を殺すとありますから、元はカンダタの子分だったのが鎧に取り込まれてしまったとか想像が膨らみます。
 以上の様に突っ込みどころもありましたがとても素晴らしい一冊でした。マニアの性として設定好きなのでこういう内容は堪りません。手に入れて良かったと思える名著です。


 弐拾壱日 水曜日

 最高に美味しい食べ物の一つが納豆ご飯ですがあたしは『喫茶黒うさぎ〜秘密の小部屋〜』第三十六回で村さんの「香るかつおだしのじゃないと嫌だ!」と言う発言を聞いてから当該の納豆を探し出し、爾来、おかめ納豆の国産シリーズである『国産中粒納豆ミニ3(所謂香るかつおだしの納豆です)』を愛好しております。他の納豆を食べる事は稀になりました。他の納豆に比してとにかく美味しく、好みの味です。
 そんな折、同じ国産シリーズに『国産中粒旨み昆布』とやらがあるのを知り、俄然興味が湧きました。美味しそうなので是非とも食べてみたいと買いに行ったのですがその店では売っていなかったのですが、その代わりに同社の『副将軍納豆』と言うのを見付けて買ってみました。副将軍納豆とは何とも美味しそうではありませんか。
 買ってきて早速粘粘と捏ねて、ほかほかのご飯に乗せてパクッと口に放り込みました。しかし、はて? 期待したほどの味ではありません。決して美味しくない訳ではありませんが副将軍納豆と大層な名前ですからもっと想像を絶する味を期待しておりました。香るかつおだしの美味しさには遠く及びません。やっぱり香るかつおだしの納豆が最高ですね。本当に美味しいです。
 それにしてもこの納豆に限らず、ミオさんは小部屋に影響されるのが多いです。話題に出た食べ物が気になって食べてみた事が一度や二度ではありませんよ。自らの軽率さに悔しさを感じつつも、美味しい食べ物に出会えるのですから良い事こそあれ悪い事は無いでしょうか。これからも美味しい食べ物との出会いも期待して傾聴しましょう。


 弐拾日 火曜日

 ギョーカイ時事放談第七十九回を聞きました。
 冒頭のドラクエ談義で、IXの爆弾岩が死ぬ描写に関する意見に同感です。割れて中身が露出するのが怖いです。
 峠のラジオやドクロちゃんねるからのリスナーが多くて新参が入り難い空気を出しているのは問題ですよね。このラジオがどうと言うのではなく、古参リスナーばかりが目立つとそういう空気が出てしまいます。
 小林治回は新規云云関係無・・・げふんげふん(死)。
 特撮番組の現場の話で、助監督が現場を回していると言う話がありましたが、そういう時に頼りになるのがベテラン助監督の存在ですよね。年を重ねても監督にならず助監督に徹しているベテランが頼りになるでしょう。
 TVシリーズの特撮番組に於ける監督と言うのは、アニメで言うと各話演出に近いとは良く言われますよね。またケータイ捜査官はそれとは異なると言っていましたが、ケータイ捜査官も製作総指揮とは別に各話監督が存在しますから違わないでしょう。同じですよ。
 ゲストの方がスペースゴジラが好きだと告白されました。ミオさんもVSシリーズ世代だからか、スペースゴジラに悪い印象はありません。リトルゴジラの可愛さやクリスタルに包まれた福岡は印象深いですし、スペースゴジラも格好良くて好きな怪獣でした。
 アニメに比して特撮ではロボットが駄目だと言う話になりましたが、個人的にそれを覆す存在としてミカヅキを挙げます。最初の一歩を踏み出した瞬間に発せられた、着包みによる巨大感、迫力、重厚さは特筆に値します。あんな感じで鉄人28号を実写化して欲しいと思ったものでした。また個人的には何より、戦隊ロボが大好きなのですよ。確かに質の面では苦しい感があるのは否めませんが、箱の様な形状をした巨大ロボが機敏に動き戦う格好良さはこれはこれで最高です。近年は巨大さを表現する為か、それともデザインの都合か、動きが鈍重になってしまって残念です。
偽「そしたらデンジロボでまた動かなくなっちゃった」
 デンジマンのロボはダイデンジンであってデンジロボなんて存在しません。
 それから戦隊ロボと言えば合体場面に注目すべきでしょう。例えばゴーグルロボの合体場面は、変形するミニチュアを全てワイヤーワークで行っているのですよ。今の目で見ても見劣りしない、寧ろ安易なCGよりも余程優れた素晴らしい合体でしょう。近年は合体の殆どが安っぽいCGで本当に落胆します。稀にミニチュアの合体だとそれだけで喜びますが、本来は当たり前のもので喜ぶのも奇異な話ですし、しかも油断していると後発のロボはCGだったりするのですから哀しいです。
 デザインで言えばガッパよりギララの方が好きです。あの如何にも宇宙怪獣と言う感じが良いのですよね。
うぷ「ガメラは怖くて見れなかったんですよね。痛そうで。すぐ血出るし」
 此処がゴジラとガメラの違いなのですよね。ゴジラは悠然と佇み、圧倒的な破壊力で敵を叩き伏せますが、ガメラはやられてやられてやられて、最後の最後に大逆転する少年漫画の様なスタイルです。
 レスキューファイアーをもっと子供向けにしたいと言ううぷたんの認識が、ギャグ=子供向けと言うのに幻滅しレスキューファイアーへの期待度が下がりました。別に笑いを入れるばかりが子供向けではないでしょう。敵は徹底的に怖く描写し、それをヒーローが格好良く斃すのが基本であり最も子供に受けると思うのですよ。
 前回以上に特撮談義に花が咲き非常に面白い回でした。あたしがこの番組に求めているのはまさにこれですよ。パーソナリティーやゲストが興味のある事柄を語り合う、この楽しい雰囲気に惹き付けられているのです。常に方向性に悩まれている様子ですがこの線で言って貰いたいものです。


 壱拾玖日 月曜日

 ジャンプ。
ゲーム情報
 『キングダムハーツ バース バイ スリープ』の頁に『世界に何人か存在すると言う「キーブレードマスター」の1人!!』と言う一文がありますが、何人か存在すると言う言い回しに違和感を覚えました。世界に数人しか居ないとかならともかく、何人か存在するでは凄いのか凄くないのか良く理解りません(尤も、別に凄いとは一言も書いていないので凄くないのかも知れませんが)。
リボーン
リボーン「どうやら綿密に計算された作戦だったみてーだな」
 め、綿密か、これ?
保健室の死神
 ぴーちゃんの世界から脱出があんまりにも簡単で拍子抜けでした。これなら二話に分けないで巧く一話に纏めた方が良いのではないでしょうか。
スケダン
 久し振りに振蔵が本格的に出てくれて喜びました。矢張り彼が出ると笑えますね。いえ、彼が出なくてもこの漫画は面白いから笑えますがね。そして浪漫が出るともっと面白いですがね。


 壱拾捌日 日曜日

 セップク黒うさぎ。
村さん「『深夜ですので、番号を、お間違えの無い様に、お願いします』。でも間違える人はねぇ、わざと間違え様と思って間違ってるわけじゃないからねぇこれね」
 然り。それと昔から疑問なのですが、深夜ですので番号をお間違えの無いようにと言うのはどういう意味でしょうか。別に深夜だからと言って電気を点けず暗闇の中でかける訳ではないのですから、条件は昼間と同様でしょう。それとも間違えた場合に深夜だと相手に迷惑がかかると言う事でしょうか? だとしても昼間だったら迷惑ではないと言う事も無いでしょうし、例えば夜中に働き昼間に休んでいる人も居るでしょう。
村さん「え、て事はぁ、秋刀魚のお刺身の時は、あいつ生きてるかも知れないって事? 内臓んとこ。こぉわぁ〜。滅茶怖ぁ」
 そ、それは確かに怖い。本気で怖いです。
村さん「梅干し近付けたら嫌がらないかな? 『やだよぉやだよぉ』みたいにならないかな?」
 いやいやいやいや、それこそ怖いでしょう!? 梅干しを近付けたら寄生虫がうねうねと動いて嫌がったら卒倒物ですよ。この世の闇よりも深い心の傷を負って、二度と秋刀魚を食べられなくなりそうです。

○とある科学の超電磁砲(レールガン) #3 『ねらわれた常盤台』
 美琴と白黒が意味ありげな視線を交わしたので、仕方ないからかざりんにも常盤台中学の制服を貸してあげようと言う事かと思いました。単に微笑ましいと確認しあっただけなのですね。
 固法美偉が余りにもざーとらしく引っ張った時点で、見るのに覚悟を要する被害者の状態が落書きか何かなのだろうと簡単に推測が立ちました。
 相手の姿が見えなくても美琴なら電磁波とかで探知出来るのではないでしょうか。美琴の能力は左右汎用性が高いですよね。ある意味では単純な攻撃力よりもこの何にでも応用の利くところが最大の武器かも知れません。
 落書きは予想の範疇であったのに、それでも落書きをされた涙子の顔を見て笑ってしまいました。美琴が倒れている涙子を発見した時点で、或いはBパート開始直後に見せても良いのではないかと、必要以上に焦らし過ぎと感じていたのですがまんまと笑ってしまったのですから文句は言えません。
美琴「何か、凄いね」
かざりん「こうでもしないと、此処にある端末じゃ処理が追いつかないんです」
 美琴はかざりんの技量に感嘆していますが、かざりんはマルチディスプレイの事だと思って話していて、会話が噛み合っていないのですよね? ところでかざりんの“此処にある端末じゃ”と言う言い方からすると、風紀委員は矢張り高性能の機器を使用しているのでしょうか。
 音で位置を補足し見事に蹴りを命中させた白黒がさり気無く凄いです。この辺りが風紀委員として実戦を重ね経験を積んでいる事を想起させますね。
 最強の電撃使い(エレクトロマスター)にスタンガンで攻撃するなんて愚作の極みでしょう。しかし美琴は学園都市でもかなり有名なのに、(追い詰められていて深く考える余裕が無かったのかも知れませんが)省帆はその能力の一端も知らなかったのでしょうか?
 それにしても相手が異能力者(レベル2)程度では矢張り美琴の本格的なアクションが披露されるわけもありませんか。並みの能力者が相手では美琴の本気が出る筈が無いと分かっていても、番組にアクションやバトルを期待しているので物足りないです。せめて美琴が裏と関われば、能力では劣ってもそれを経験や覚悟で補う敵と戦う場面があるのでしょうが。
省帆「春・・・私は麗らかな日差しの中でまどろんでた。幸せな時間は、何時までも続くと、無邪気に信じていた。けど・・・・・・・・・。春は終わった・・・唐突に・・・」
 こ、この声は、田村ゆかり!(笑) く、くくくく、ぷくくくく、くっくくくく、省帆の声は村さんだったのですかぁっ! 恥ずかしながらこの独白まで気付きませんでしたが、この独白を聞いた瞬間に分かり、笑いが込み上げて来ました。どうして村さんの声を聞くだけでこんなに笑ってしまうのか、この独白と村さんの声や言い方が見事に合わさっています。
 言葉で相手の心を打ち解けさせ、好意を寄せられる涙子は益益あむにしか見えませんでした。此処にあむが居ます。
 完璧に姿を消す異能力者とは思えない力を発揮する省帆は、この後の原作にある展開を示唆しているのですよね。
 自分が似た落書きをされたら激怒するくせに、その場凌ぎで省帆の眉毛を変ではないと心にも無い事を言う様な涙子は、最後にどんな目にあっても同情する気持ちは一片も沸きません。所詮は他人事なのですね。
 好意的に解釈、表現するなら、丁寧な作りの模範的な話でしたね。異なる制服なので目立つかざりんと涙子、水溜りで服を濡らしてしまい常盤台の制服に着替える涙子、襲撃犯の悪戯で眉毛に落書きをされてしまう被害者、眉毛が隠れる長い前髪の重福省帆と、堅実に伏線を積み重ねて構成されていました。先の展開が予想し易く当たり障りの無いと言ってしまえばそれまでですが実に標準的なアニメと言う感じで一話完結に徹しているので好感が持てます。

○侍戦隊シンケンジャー 第三十四幕 『親心娘心』
 茉子の父親は婿養子で茉子の母親が先代シンケンピンクだったと言う事ですが、場合によってはピンクが男性と言う場合もあり得るのでしょうか? 何かいきなりピンクに変身しろと言われたらそれだけで使命を拒みたくなりますね。
 ん〜、すーばーらーしーい〜。アクマロの立てた作戦は実に外道で、総統タブーも賞賛される事でしょう。
 今回はアクマロが陣頭指揮を執り、前線で戦ってくれたのが嬉しいですね。矢張り幹部も戦ってくれてこそです。唯、問題なのは、今回はアヤカシが出なかった事ですがね・・・。何で今回は怪人が出なかったのでしょうか?
 猛牛大王の戦闘が必殺技を撃っただけで終わりでつまらないです。切神と一騎打ちで高い戦闘力を誇っている事を見せて欲しかったですよ。猛牛大王が断然格好良いのにこんな扱いで哀しいです。
 茉子の母親は茉子にそっくりですね。余りにも似ていて見た瞬間に驚きました。ところで茉衣子の母親を責めるつもりは毛頭ありませんが、どうして今になっていきなり出て来たのでしょう? 当時は置いて行かざるを得なかったとしても、その後は機会が幾らでもあったのではありませんか?
 ま、まただ・・・。また、やりおった・・・。また、玩具のCFで盛大にネタバレをやりおったなぁぁぁぁぁぁああああ!? 何たる外道、否、最早これは外道衆をも超え亜樹子レベルに達していると言っても過言ではありません!! 亜樹子並みに性格が悪いですよッ!!
 次回はCFでネタバレをされた最強ロボの登場回ですが、同時に流さんの主役回でもあるみたいです。どうして折角の最強合体登場に、そういうエピソードを合わせてしまうのでしょう。楽しみにしたいのにそれだけで興醒めです。何かロボがおまけみたいで嫌です。こういう場合は最強の敵を出し、それを打ち倒す方に焦点を当てて下さいよ。例えば今回で、アクマロの作戦に強力な戦力を作る目的があり、それが成功していて次回に繋がるとか、そういう風にして欲しかったです。

○仮面ライダーW 第7話 『Cを探せ/フィリップはそれを我慢できない』
 おぉ、ミックがドーパントに変身し、早くも参戦してくれました。やっぱり幹部が戦いに出てくれると嬉しいですねぇ。それに猫が怪人に変身と言うのが興味深いです。
 コックローチ・ドーパントの動きが素早いと言うのがモティーフの特性が反映されていて好感が持てます。平成ライダーでは概して御座なりに扱われがちな怪人のモティーフが大切にされております。
 ミックが変身したドーパントからフィリップと亜樹子が逃げていますが、亜樹子はダイブに失敗すれば良かっ・・・げふんげふんげふん(死)。失言でした。
 幹部の参戦にちゃんとモティーフが活かされたコックローチ・ドーパントと評価出来る部分もあったのですが、全体的に中身が無く内容が薄く感じられました。やっぱりWはもっと凝縮して一話完結の方が面白くなりそうです。それから今回は目の前の戦いよりも自らの探究心を優先するフィリップがちょっと目に付きました。ダブルとドーパントの戦闘が二度あって、二度とも同じ理由で逃げられると言うのは少少気になります。

○ドラゴンボール改 『迫る超決戦!ギニュー特戦隊只今参上ッ!』
 クリリンがベジータを足止めしなくてもネイルが力を貸してくれればベジータなんて敵ではないでしょう。
ベジータ「そうか、カカロットの奴が来ていやがったか」
クリリン「あン?」
 クリリンの『何言ってんだこいつ?』とでも言いたげな間の抜けた反応が笑え、ベジータが滑稽に映ります。
 ギニュー特戦隊に勝つ為には敵であってもベジータを不死身にしなければならないと煩悶していますが、それならネイルを不死身にすれば良いのではありませんか? それでギニュー特戦隊に勝てるかどうかは別として、ベジータよりも余程良い選択です。
 宇宙広しと雖もフリーザを赤面させ、一筋の汗を垂らさせるのはギニュー特戦隊くらいでしょう。流石はフリーザ最強の部下だけはあります(ぇー
 予想はしていましたがギニューを肇とする特戦隊の一同も演者が変更されていました。何か最早オリジナルキャストの方が珍しいくらいになっていませんか? 何だかなぁ。


 壱拾漆日 土曜日

 アニメが面白くて頭から離れなくなったので勢いのままに原作であるMF文庫J『けんぷファー』を一巻から五巻まで買って来ました。買うかも知れないと宣言してから昨日の今日ですが、思いたったが吉日とシュシュトリアンのOPでも唄っていたので有言実行なのです。これまでミオさんは、角川スニーカー文庫に始まり富士見ファンタジア文庫を経て電撃文庫と、芸も無く時流に乗るだけの購入遍歴でしたからMF文庫Jとやらを買うのは今回が初めてとなりました。
 しかしアニメ放送開始の告知が載っている帯を見ると如何にもアニメに影響されて買ったみたいで嫌になります。いあ、みたいも何も、寸分の狂いも無く事実その通りなのですが(ぉ しかもミオさんは性質が悪い事にいぬかみとかがそうでしたが、アニメを先に知ってから原作を読み始めて好きになったのに原作ファンぶってアニメに原作と違うとか文句をつけるのです。それどころかとらドラの様に、別に原作を好きになってもいないのにアニメに原作と違うと文句を付けるのですから手の付けようがありません。我ながら理不尽の塊でして、此処まで行くと文句を付けるのが目的なのかと疑われそうですが、その点だけは否定させて下さい。最近だとGAはアニメに若干の不満こそあれど概ね満足していましたので決して文句を言うのが目的ではないのです。
 それにしてもまさか、築地俊彦作品を買う日が来るとは思いもしませんでした。数年前のミオさんに伝えても信じなかった事でしょう。いやはや、世の中分からないものですわ。


 壱拾陸日 金曜日

 けんぷファーを視聴致しました。
 初回を見た時点では口が悪い田村ゆかりとか声優ネタが面白いと言う程度の印象でしたが、回を重ねる内にのめり込み、本日の第三話は腹を抱えて悶絶するほど笑いっ放しでした。非常に面白いです。
教師「じゃあ、瀬能さんの席は・・・」
紅音「あ、あの、あたしの隣が空い・・・」
 そんな中央に近い場所が不自然に空いているなんて、もしかして紅音は避けられているのですか?(ぇ
 委員長らしき人の近くに居るから副委員長で、お金の話をするから会計とか、ナツルのネーミングセンスは酷いものがあります。
ナツル「そ、その、持病の頭痛が腸捻転的な物貰いになり、靴擦れが胃潰瘍に」
 怪しさ満載と言うか、わざと疑われようとしているのではないかと言うそのけったいな病状は何ですか。本名を名乗ってしまった時もそうでしたし、ナツルは想定外の状況になると対応出来ず露骨に狼狽しますね。
ナツル「そっかぁ! 態態ありがとう! じゃあ!」
 じゃあて(笑)。
紅音「あぁッ!」
ナツル「はん?」
紅音「あ、あの、お茶飲みながら食べた方が、美味しいと思います」
ナツル「うん、そうするつもりだけど」
 そうするつもりだけど(笑)。じゃあにそうするつもりだけどと、ナツルの発言が最高に可笑しくて大いに笑いました。これを打鍵しながら思い出すだけでも笑えます。
ナツル「お〜い、クリーム付いたままだよぉう!」
 クリームはもう良いよ(笑)。ナツル、君は何と面白いのですか。
ナツル「こんな風にずっと沙倉さんの傍に居られるなら、女で居るのも悪くないかも・・・なんて」
 そんな軟弱なナツルが大好きです。
雫「何でも、男子部の方とお付き合いしているとか。相手は確か、貴方と同姓同名の・・・」
 そう来ましたか! 雫が事態をややこしく、そして面白い方に掻き回してくれました。ナツル(♀)がナツル(♂)を好いているとは最高の展開です。
女生徒「あ〜ん、メロンメロン星は爆発するメロン〜」
 欠片も重要性が無い人物なのに無駄な存在感が凄いです。
紅音「どういう事ですかぁ!? 何で女子部の瀬能ナツルさんが、男子部の瀬能ナツルさんとお付き合いしてる事になっちゃうんですっ!?」
 何で紅音がそんな風に怒るのですか。
楓「貴方って言う人は、貴方を一途に思っている人が居るのに、別の人ともこんな事をしているなんて」
 良いタイミングです。
楓「矢張りあの人はわたしのものです! 貴方になんて、絶対負けませんっ!!」
 あっはっはっはっは!(笑) もう雫の思い通りに進んでいますがこれ以上無く笑いました。ナツル(♂)は楓が好きだけれど楓はナツル(♀)が好きだからナツル(♂)を敵視している、この混沌とした状況が最高です。無駄だ楓よ、お前が幾ら欲しても、ナツル(♀)はナツル(♂)にぞっこんめろめろなのだからな! ナツル(♂)とナツル(♀)は互いに知らない事など無い、全てを知り尽くしたこの上なく密接な仲なのですよ!(当たり前) 愛し合うナツル(♂)とナツル(♀)を見て精精苦しみ悶えるが良いわ。このナツル(♀)がナツル(♂)を好きと言うのはある意味では究極のナルシシストですよね。大好きです。OPで楓がナツル(♂)にそっぽを向いているのはそういう意味だったのですね。
 けんぷファーが面白いと言うのは先にも述べましたが、その時に驚いたのが原作者が何と築地俊彦だったと言う事です。まさか築地俊彦の作品を面白いと思う日が来るとは思いませんでしたよ。いあ、他意は無くは無いですよ?(ぉ 立ち読みしたまぶらほをそっと本棚に戻したとか、ドクロちゃんですで一人だけコラボレーションを成しておらず自作を書いているとか、いぬかみのアニメで担当した脚本に物申したいとか、そんな事は全くこれっぽっちも関係ありませんよ? ええ、ありませんとも!(ぉ そんな訳で当然の流れとしてけんぷファーの原作を立ち読みしてみたのですが・・・其処にはあたしの知っている築地俊彦が居ました(ぉ ・・・うん、けんぷファーのアニメは面白いですね。でもそれでも、やっぱり原作を集めようかしら。それくらいに、アニメが面白かったです。


 壱拾伍日 木曜日

 ポケモンを見ました。
 今回のダブルバトルは迫力があって見応えがありました。最後の火炎車と火炎放射のコンボからマッハパンチで終わる流れは盛り上がりましたよ。コトネ、カズナリ組が健闘しながらも常にその上を行くサトシの強さが気持ち良い限りです。個人的にはそれこそ、進化したアリゲイツにヒカリが退場しながらもサトシが一対二の不利な状況でも怒涛の強さで勝つくらいでも良かったですよ。
コトネ「相手はバッジ七個のサトシと、リボン四個のヒカリンだもん。そんな作戦は通じなかった、って事ね」
 サトシがこれまでに集めたバッジの数は七個では足りませんよ?
 今回でコトネとカズナリが別れましたが、コトネが恋のキューピッドになると言う話は何処へ行ったのでしょうか? カスミが再登場してサトシと結ばれる約束だったじゃないですかぁッ!!(ぇー
 ところでHGSS発売期間なのに、ホウオウは登場しないのでしょうか? TVアニメでは初回に登場した特別な存在であるホウオウを出す絶好の機会ではないでしょうか。ホウオウが好きなのでそろそろ見とうございました。


 壱拾肆日 水曜日

いや、メガテンSJ(ヤツ)はとんでもないものを盗んでいきました。私の時間です。

 長い長い一月の間を待ち続けて漸く公開の運びとなった『うぇぶらじ@電撃文庫』の第二回を拝聴しました。
 ギョーカイ時事放談ではよく耳にする名前でしたが、おかゆの番組に諸葛きんチャチャが投稿したのは初めてだったのでしょうか? 時に三木さんが、諸葛きんチャンチャンと言うラジオネームを、孔明と赤ずきんチャチャの合体と評していましたが、孔明ではなく孔明の兄である諸葛瑾とチャチャの合体ですよね? そのまま聞き流しそうになりましたが大きな違いです。余談になりますが小生は、氏の名前をギョーカイ時事放談くらいでしか知らなかったので、多くのラジオに投稿されている方と言うのが初耳でした。個人的に多くのラジオに投稿している人と聞いて先ず思い浮かぶのはたかちゃんアブラゲドン石油王です。聞くラジオラジオの片っ端から、ありとあらゆる番組でその名前を耳にしました。
 第一回の放送でもそうだったのですが、二十五分頃のジングルで流れた音楽にとても聞き覚えがあります。しかし果たして何で聞いた音楽なのか思い出せないのがもどかしく辛いです。多分、これもラジオで聞いたと思うのですがねぇ。
 ライトノベルの書き方を学ぶコーナーで、『遅筆で最後まで書き上げる事が出来ない』と言う相談がありましたが、素人考えですが執筆速度と書き上げる能力は別問題ではないかと思われます。遅筆なら当然書き上げるのに時間はかかるでしょうが、書き上げる能力があるのなら時間はかかっても最後には書きあがるのではないでしょうか? 逆に幾ら筆が早くても書き上げる能力が欠如していては永遠に作品は未完成のままでしょう。書くのに時間が長くかかるのでその間にモチベーションが低下してしまうと言うのはあるかも知れませんが、基本的には執筆速度と書き上げる能力は別だと思えてなりません。
 すみぺでぃあは前回同様にテンションが高くて最高です。未だにこのコーナーを担当しているすみぺでぃあが何者なのか存じ上げませんが、とても面白い方で他での活躍が気になります。
 この番組の公開日時は電撃文庫の発売日と合わせていたのですね。しかし矢張り月に一度と言うのは物足りないです。理想は毎週ですが、それが無理ならせめて隔週番組にはならないでしょうか? おかゆのトークやすみぺでぃあが月に一度しか楽しめないなんて辛いですよ。


 壱拾参日 火曜日

 ギョーカイ時事放談第七十八回を聞きました。
うぷ「よくあのゴジラの顔で、出た作品が理解る人居るじゃないですか。ちょっと猫っぽいんだよ、この何とかの何とか、猫っぽいんだよ。もう頭おかしい」
 ミオさんも昔、そう思っておりました。しかし気が付けば、確実に一つの作品に絞って特定とまでは行かないまでも、大まかにですがこのゴジラはあの作品のゴジラだろうと顔で見分けがつくようになってしまいましたわ。本当に漠然となので正確性は皆無ですし、VSゴジラの差なんて全く理解りませんがね。
 やっぱり以前にも偽まるが言っていた速水師匠と言うのは速水仁司だったのですね。今回の放送でフルネームが出て確証が持てました。
 ゴジラがハム太郎と同時上映とか何だか懐かしい話題ですね。当時は非常に衝撃的でしたが、もうあれから数年が経っているのですねぇ。あの頃の驚きもすっかり忘れておりますわ。
 スライディングしたガメラの足元にうぷの実家があると言う話は以前にも話していましたね。コミケ特番だったかしら? とにかく聞き覚えがありました。
 ゲストが昔はゴジラ中でも嫌いな作品があったと言う話をしていましたが、これがミオさんからすると意外です。ミオさんの場合は原体験はVSシリーズなのですが、同時に昭和作品もビデオで見ていたからか、個個に嫌いとかそういう感情はありませんでした。古い新しいの差はあってもそれ以上の違いを見出していなかったほどです。
 聞く前は不安だった今回の放送ですがあたしも好きな特撮の話題が飛び出てとても面白かったです。こういう風にパーソナリティが好きな事をだらだらと話しているのが一番楽しいです。


 壱拾弐日 月曜日

 電撃文庫『へヴィーオブジェクト』を読みました。
 オブジェクトはデザインが面白いので人型ではないロボによるロボ物と言うのは悪くはありません。従来の兵器とは一戦を画し戦争を変えたオブジェクトを、主人公達が生身でポンポンと破壊するのに当初は眉を顰めました。いえ、主人公なのですから知恵と工夫でそれくらいの活躍は許容範囲なのですが、如何に工夫していても『その程度で破壊出来てしまう兵器が頂点に君臨しているの?』とどうしようもない違和感があるのです。しかし終盤で、ちゃんとそれが世界に影響を及ぼしており、物語が発生していたのでそれに関しては目を潰れます。でもやっぱり読み返すと、あの程度ならプロの工兵が簡単に破壊出来る様に見えてしまうのは難点ですがね。
 作品全体には高評価は出せない出来です。
 主人公の行動理念や結果、過程等が、『禁書』と同じ様に感じられました。悪い意味で禁書と変わりません。またこれも禁書で散見された点ですが、主人公の台詞や心理表現が冗長に感じられました。全体的に文章がくどいです。もっと洗練させ短く纏めた方がすっきりして読み易いでしょう。
 そしてある意味では何よりも個人的に重要かも知れないのが、クウェンサーとヘイヴィアのキャラが薄くさっぱり印象に残りません。主人公のlクウェンサーに関しましては正直、どんな正確なのか一冊読み終えても理解りませんでした。二人の会話もこれ以上無くありがちな台詞のオンパレードです。昨今では奇を衒った表現ばかりが目立つのでありがちが悪いとは言いませんし寧ろ歓迎したいのですが、本作の場合は何と言いましょうか、意外性が皆無で僅かばかりも引っ掛かりが無く、例えばライトノベルの教科書を読んでいる様な感覚なのです。
 また戦争を題材にし、間違い無く多くの人が死んでいる筈なのに、それを感じさせない軽い雰囲気は素直に受け入れられないものがありました。ただ後書きを読む限りではそれはかまちーも自覚しているみたいですね。
 一言で言って手放しで賞賛出来るのはオブジェクトのデザインだけと言う作品でした。それならオブジェクトとオブジェクトの戦闘が見たかったです。
 最後に誤植発見のコーナーです。見付けられたのは一箇所のみで、二百六十一頁、お嬢様エリートの台詞にある「兵士のしんらいえるのですわ。」は文章からして「兵士のしんらいえるのですわ。」ですよね? 平仮名ばかりで読み辛かったです(ぉ


 壱拾壱日 日曜日

 やっとラジオアニメロミックスが本日から新パーソナリティに変更されました。平野綾時代が随分と長かったですねぇ。彼女が嫌いなわけではありませんがその前の二人が最高だったのでどうしても好意的に捉えられませんでした。今度のは期間限定かしら?

○とある科学の超電磁砲(レールガン) #2 『炎天下の作業に水分補給は必須ですのよ』
 一瞬ながら当麻が出て大興奮です。禁書の主人公が当麻でヒロインが美琴である様に、超電磁砲の主人公が美琴でヒロインが当麻ともっと深く物語に絡んで欲しいですね。
 矢張り前回のEDに使われたのがOPだったのですね。歌声が少しSister MAYOに似ている気がします。どうせならSister MAYOが良かったですなぁ。BWUのOPは好きなアニソンの中でも上位に入りますわ。
 (アルバムの幼い美琴を見て)いよう! 打ち止め(ラストオーダー)! 最終信号(ラストオーダー)じゃないか!
 原作を読んでいないからか、かざりんは気にならないのですが喫茶店の略称みたいな名前の人が気安く美琴や本編に絡むのに不満を覚えないでもありません。思えば禁書アニメのブルーレイに付属した小説版超電磁砲でも同じ気持ちを味わいました。
かざりん「あの・・・白井さん、大丈夫ですか?」
 (頭が)大丈夫じゃないです(ぉ
 見解の相違が変態の掃除に聞こえるネタは面白いです。
 宅急便の配達に来た人の声が当麻だったので、「おぉ、何らかの理由で当麻が此処に入るのか! やっほーい!!」と大喜びしたら声が同じだけで単なる宅急便でした。ええい糠喜びさせおって、紛らわしい(苦笑)。
美琴「此処でその名の通り、真っ黒焦げになりなさい!!」
 黒子だから真っ黒漕げとか美琴もそういう事を言うのですね。何か面白いです。
 Bパートの内容は見覚えがあります。記憶を手繰ってみますと、禁書自体を知る前に、偶さか電撃大王で最初に立ち読みした超電磁砲がこの話でした。何気無く頁を捲っていて面白そうだからとその話だけ読んだのでした。特に題名を記憶したりしなかったのでその時限りの付き合いだったのです。
 こういう日常の話も多いのですかねぇ。ドンパチが見たいので物足りないです。一話完結で事件が発生しそれをアクションで解決と言うのが理想ですなぁ。

○侍戦隊シンケンジャー 第三十三幕 『猛牛大王』
 牛折神の居場所を探すシンケンジャーですが、あんなに巨大なものが見付からないのですか。
 アクマロに雇われた十臓が立ちはだかりますがこれくらいの扱いが良いですね。どうにも勿体付け過ぎて戦闘回数が少なく、ドラマに比重が寄ってしまっているのは好みではありません。矢張り頻繁に前線に立ち、レッドと剣を交える事で好敵手としての地位を築いていくのが理想的でしょう。今回だけではなく今後もちゃんと参戦してくれる事を願って已みません。
 今回のインロウマルは使い方が良いですね。巧い見せ方です。
 牛折神が変形した猛牛大王の見た目にノスタルジーをビンビン刺激されます。実直なラインにシンプルなカラーリング、何処と無く村上克司デザインを彷彿とさせるのが実に嬉しい! これぞ戦隊ロボと言えるデザインでしょう。
 猛牛大回転砲に右腕に持ったガトリング砲は入らないと思います(ぉ ガトリング砲はこの必殺技でしか使わないのかな? こんな無くても良い様な扱いでは勿体無いので通常の攻撃に使用して欲しいです。

○仮面ライダーW 第6話 『少女・・・A/嘘の代償』
 みやびは何と懲りない女でしょうか。こういう手合いは一度痛い目に会わないと分からないものです。そう、その代償は娘の命で払って貰いましょうか。ふっふっふ。
翔太郎「良いか? 落ち着いてちゃんと聞くんだぞ。実は、本当はお前のパパは・・・・・・・・・仮面ライダーだよ!」
 こンの半熟野郎(ハーフボイルド)! 土壇場で言いよどむのではありません。しかもその後、目を離した隙に連れ去られるとか笑えない失態です。
 ナスカ・ドーパントのデザインは格好良いですね。特に腿の部分がズボンを履いている様に膨らんでいるのが素晴らしいです。無機質でつまらないデザインになりがちなところで良いアクセントになっています。しかしなすか・ドーパントは格好良いのですが、変身前である霧彦の性格が気持ち悪くて魅力を見出せません。別に好敵手だからと言って必ずしも正正堂堂とした格好良い悪役であれとは言いません。卑怯な性格で目的の為ならどんな汚い手段をも厭わないタイプでも、慇懃無礼で食えないタイプでも、何を考えているのか読めない不気味なタイプでも構いませんが、とにかく霧彦に魅力があるとは思えないのです。結果的にナスカ・ドーパントが秀逸なデザインが台無しになってしまいます。
 ダブルのヒートトリガーを遠くから見て一瞬キカイダーかと思いました。配色からすると正確にはキカイダー01かも知れませんが、銀色のラインも含めて左右キカイダーに酷似しています。スイッチ〜、オン! 1,2,3! 電流火花が躰を走る〜♪
みやび「やめて! 狙いは私でしょ! あすかに手を出さないで!」
 これまで散散あすかを使っておきながらそれは虫が良すぎると言うものです。表に出せば狙われるのは道理、覚悟が足りません。精精取り返しが付かなくなってから後悔するが良いですわ。
 ルナトリガーは水色と黄色が明るいので組み合わせると軽く見えてしまい安っぽいです。それと全ての形態でマフラーを着けている訳ではないのですね。
アノマロカリス・ドーパント「ビームが、曲がったぁ!?」
 フォビドゥンと相対したキラの「ビームが曲がった!?」を思い出しました。全く関係ありませんがフリーダムが(実弾では破壊が出来ない)デスティニーにクスィフィアスを直撃させた時に、シンが「これが・・・ビームだったら・・・もう終わってるってぇ! そう言いたいのかよぉ!? あんたはああっ!!」と激昂した事がありましたが、実はキラはフォビドゥンとの戦闘でも同様に至近距離からのクスィフィアスを使っているのですよね。つまりあれは挑発でも何でも無かったのです。
 バイクを換装させるマシンのハッチが開いた時にそのまま亜樹子が振り落とされてしまえば良いのにと思いました(ぉ
 巨大戦は水上を走るマシンとか面白い描写がありましたが、等身大戦が相変わらず物足りないです。前回で前編なのに珍しくジョーカーエクストリームが決まったのはこれが理由だったのですね。一応はナスカ・ドーパントとの戦闘も入れたりして工夫していますがそれでも満足は出来ません。

○ドラゴンボール改 『一触即発のピンチ!悟飯よ四星球を守れ』
ベジータ「ほう? どうやったか知らんが貴様、地球に居た時よりちょっと戦闘力を上げたじゃないか。しかしそれでも未だ俺様と対等に戦えるレベルじゃないがな」
 対等に戦えるレベルになったらなったで理不尽に怒るくせに(ぉ てか、ちょっと戦闘力を上げた程度で対等云云となるくらいの差なのですか。
 クリリンには攻撃しなかったのに悟飯には蹴りを入れるベジータですが、これはクリリンの禿頭を見てナッパを思い出して懐かしんだのでしょうね(ぇー
悟飯「おっお前、クリリンさんを殺したな!」
 これは悟飯が、クリリンは殺されてもドラゴンボールを渡したりしないと認識している事が理解る台詞ですよね。

 大ァい減ェん点ェんンンンンンぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんんんんんんんんんんッ!!
 天たまの新しい放送時間を十時半からだと勘違いしてラジオの電源を入れたらもう終わるところだったぁ、ってミオさんはミオさんは天たまのEDを聞きながら悲観に暮れてみたり。放送時間の変更を忘れていたわけではないのにその一回目を聞き忘れるなんて、ってミオさんはミオさんは初歩的な失態に激しく落ち込んでみる。
 く、くか、くかき、くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――――ッ!!


 壱拾日 土曜日

 しゅごキャラ。
 眼中に無かったショートアニメの『しゅごキャラぷっちぷち!』ですが、今回の話は混沌としていて変な面白さがありました。一言で言うと頭が悪い(笑)。

 ジャンプ。
ナルト
 一尾から九尾が一つになったら十尾ではなく四十五尾ではありませんか?(ぉ
ブリーチ
 自分より遙かに実力の劣る一護を待望する平子真子が度し難いです。ドラゴンボールだと悟空が実際に強い上に頼りになったから悟空が到着するまで緊張感と期待感に満ちていましたが、ブリーチやナルトではそれが皆無ですよ。


 玖日 金曜日

 喫茶黒うさぎ(二日更新分)を聞きました。
 ミオさんはお弁当を温めない派です。それは村さんの温めて貰うのも面倒とか言う戯けた理由ではなく、コンビニエンスストアのお弁当は冷えたままの方が好きだからです。中途半端に温まっているのは美味しくありません。あの冷えたご飯、カラッとしていない唐揚げ、冷たい玉子焼き、あの組み合わせが良いのではありませんか。抑、漬物まで温まってしまうのは問題でしょう。
 ガストが好きではありませんが1ポンドハンバーグが食べられると言うのには惹かれました。調べてみたのですがトリプルハンバーグと言う商品がそれですね。じゅるり、美味しそうではありませんか。でも多分、実際に食べたらそんなに美味しくないのでしょうね(ぉ


 捌日 木曜日

真・女神転生SJ発売日!

 遂に発売された『真・女神転生STRANGE JOURNEY』を購入致しました。発売日に台風直撃とは出来過ぎと言いますか、何ともメガテンらしい発売日です。
 買いに行った店でレジに行列が出来ていたので「すわ、まさかのメガテン大人気か!?」と慄いたのですがポケモンの再入荷でした。まぁ、そうですわな。
 未だクリアしていないドラクエは一度仕舞って、今日から奇妙な旅を始めようではありませんか。待ち続けていたのでとっても楽しみです。

 今月の電撃文庫が出ていたのでその中から『ヘヴィーオブジェクト』を選んで買いました。
 禁書の作者だから、かまちーだからと言う理由で買うのは好ましくないのですが、ロボットものだと言うので気になっての購入です。
 表紙の雰囲気は悪くありませんし面白いと良いですね。禁書は必ずしも欠点が無いとは言い難い作品ですが、果たしてかまちーが他の作品ではどの様な物語を綴ってくれるのでしょうか。


 漆日 水曜日

真・女神転生SJ発売まで一日!

 タイオリ十一月号のらいかをもう一度読み返したのですが、『来いよ』と言う題名は、どんな朝食を食べているのか見る為に家に来いよと嫁に来いよと、二重の意味になっていたのですね。後者にしか気付いていませんでした。


 陸日 火曜日

真・女神転生SJ発売まで二日!

 新しいパソコンが欲しい、なんて言うのは時期を問わず常に思ってしまう願いの一つです。そして全くその予定も買える見込みも無いのにもしも現状で買うとしたらどれであろうかと言う夢物語を描くのも常でした。
 現在使用しているパソコンはそう古いものでもありませんが性能的に不足を感じ、早くも一年前からそんな次を考え始めていました。これはそんな頃から振り返る話です。
 その当時に目を付けたのが『Dell Inspiron530』でした。小生はDELLの虜なのでメーカーに関してそれ以外の選択肢はありませんし、正直な話し、他社も含めると覚える量が増え収拾が付かなくなるのでDELLだけで精一杯なのです。ではそのDELLの中でどうしてInspiron530を選んだのかと言えば理由は単純にして明快、安価だからと言う一点に他なりません。既におぼろげな記憶を探りますが例示されていた構成での価格が六万から七万程度だったでしょうか。ある程度の性能を備えたパソコンが十万を切る事に驚いたものでした(繰り返しになりますが購入予定は皆無で飽く迄も想像するだけの世界です。想像内ですら金銭的な問題を含めてしまうのが切なく)。しかしふと、ワンランク上の『Dell Studio Desktop』に目を向けると、そう値段に極端な開きが無く、どうせ買うのならと其方にも心を動かされました。でもその時に迷わせる要因が二点ありました。一つは使用しているパソコンの筐体が黒だったので、同じく黒いStudioよりも銀色が眩いInspironが新鮮だった事、そして一つは、Inspironは前面にあるUSB端子が四つなのに対してStudioは二つだった事です。実際に前面のUSB端子を同時に大量に使う機会は先ず無いのですが、それでも四つは魅力的で便利そうだと思ったものでした。そうして迷っていたのが一年以上前の話です。
 それから月日が経って何らかの拍子に改めて性能不足を感じたのでしょう、矢張り同様に新しいパソコンが欲しいなと思い始めました。その頃には以前に二種類のパソコンで迷ったのは覚えていながら、具体的な機種は完全に失念しており、改めてまっさらな気持ちで購入を検討する想像の世界に入り込んだのです。そして惹かれたのが『Dell Studio XPS』でした。XPSはDELLの最高峰ブランドであるのにそれを安売りする様な使い方や、StudioなのかXPSなのかどっちつかずな名称に抵抗を感じなかったと言えば嘘になりますが、比較的に手の届き易い(実際は手が届かないどころか指先すら触れられませんが、飽く迄も想像の世界なのです)値段の割りに高性能であるのが非常に魅力的に映ったものです。しかも前面にUSB端子が二つあるのが以前の不満を打ち消してくれました。また筐体が共通なのでInspiron530やStudioにも言えますが、前面ポートがカバーに覆われていて埃に塗れる事が避けられそうなのも嬉しい点でしょう。結果的に強い興味を惹き付けられ惚れ込んだ形となったのです。
 やがてその後、後継機となる『Dell Studio XPS8000』の発表がありましたが、此方には然程惹かれませんでした。新たな筐体は好みではありませんし、驚くべき事にCPUで『Intel Core i7‐920』が選べなくなっているのです。BloomfieldとLynnfieldの優劣に関してはこの場で論じるつもりはありませんし、語れるだけの知識を持ち合わせていませんが、少なくとも前者に属する920を好ましく思っていた小生にとっては、購買意欲を左右する見過ごす事の出来ない条件でした。それでいてCPU以外では性能的に微増しているので全体的に高額化しているのですから手を伸ばす事も儘なりません。しかもあれだけStudio XPSの欠点として声高に叫ばれていた電源が、変わらず350Wだと言うのはマニア諸氏からしたら如何なものなのでしょうか?
 そんな訳でStudio XPS8000は眼中に無いと言うのは言い過ぎですが目の端に捉える程度だったのですが、土曜日、何気無くDELLのサイトを眺めていたらStudio XPSが生産終了になっている事を知りました。これは由由しき事態です。買える当ては全く無かったにも関わらず、まるで手に入りそうだった玩具が突然手に入らなくなった様な錯覚に陥りました。これで気に入っていたStudio XPSを入手する機会は失われ、安価でCore i7を搭載したパソコンを手に入れようと思ったらStudio XPS8000しか選択肢が無くなったも同然です。しかもそれでも以前より高いです。筐体の形状に関して言えば見慣れる内に悪くないと思える様になりました。上面にUSB端子が付いているのが便利だとはどうしても思えませんが、それでも曲がりなりにも手の届くところにUSB端子が四つあるのは確かです。しかしCPUの問題は解決しません。百歩譲ってStudio XPSの生産終了が仕方ないにせよ、それならばせめてカスタマイズでCore i7‐920を選べるようにしてくれるべきではないでしょうか。選択肢が狭まりましたよ。
 時間が経てばまた新たな機種が出るでしょうし、其方が好みの合致する可能性も皆無ではありません。しかしStudio XPS8000が出たばかりの今、少なくともこのラインで新型が出る事は当分は無いでしょう。それを思うと哀しいです。


 伍日 月曜日

真・女神転生SJ発売まで三日!

 まんがタウン十一月号のうちの大家族は、珍しくとおるが莫迦みたいな振る舞いを見せる『ボク バカみたい』が印象的でした。それから『今を生きる』で「レコード会社との契約ドタキャンしたぜ!!」と言い放った音也に驚きました。レコード会社との契約って!! 勿体無い!!!

 ジャンプ。
ワンピース
 かなり久し振りとなるスモーカー准将とルフィの戦闘に歓喜しましたがほんの数コマだけでした。スモーカー准将を作品内でどういう役割に位置付けたいのかが不明瞭ですなぁ。ルフィを延延と追い続ける因縁の海兵と言う割には扱いが悪いです。でも現在のルフィに負けない強さは嬉しかったです。
バクマン
 やっぱりこの漫画は連載を目指して様様な作品を生み出している時が一番面白いですね。しかし絵はどうにかならないものでしょうか。いあ、秋人のではなく小畑健のね。
保健室の死神
 「良かったら〜してくれる?」と言う問いにそのまま「良かったらね」と返すのを初めて見ました。


 肆日 日曜日

 真・女神転生SJ発売まで四日!

○とある科学の超電磁砲(レールガン) #1 『電撃使い(エレクトロマスター)
 白黒の声がやっぱりおばさんくさいですね。
 信号機の表示部分が静止画ではなくアニメーションしているのが地味ながら科学の発達した都市と言うのを感じさせる表現です。現実に科学が発展したからと言ってそんな無駄な事が実現するかはさて置き、何となく未来っぽいと思わせる説得力がありました。アニメではリアルよりもリアリティが重要なのですよ。
 飾利の声は新谷良子だったら良かったなと唐突に思いました。何で彼女の名前が浮かんだのか最初は理解りませんでしたが、恐らくは単純に頭に花を咲かせているのがミルフィーと重なっただけでしょう(笑)。でも少なくとも、極端にイメージと掛け離れて違和感が大きいと言う事が無くて安心しました。悪くはありません。
 白黒は美琴に心酔しているだけと言う筈でしたが、完全に変態と化している感があります。尤も、本人もネタ半分で、それこそ本人の言うスキンシップの意味合いも強いのでしょうが。
 ゲコ太のストラップが目の前で無くなって崩れ落ちたり、涙子から貰って上機嫌でスキップする美琴が素敵です。何だこのお嬢様(笑)。
 異変が起きた瞬間に動き始める白黒とかざりんは流石に風紀委員(ジャッジメント)です。白黒は幾度と無く死線を彷徨っていると言うほどではないでしょうが、それでも能力の強さでは負けても精精が路地裏の喧嘩レベルの美琴より戦場慣れしているでしょう。美琴は超能力者(レベル5)では随一の平和ボケと言うか、現在判明している中では最も裏の世界には程遠い人間です。
 今回は初回と言う事でレールガンの一発で終了しましたが、後後話が進んだら、美琴が全開で戦う様な場面も見られるのでしょうか? 空中を華麗に舞い、砂鉄の剣や周辺の物体を操り敵の攻撃を防ぎ、全身から電撃を発し、レールガンを連発する、そんなど派手なアクションをアニメで見てみたいです。単純明快なアクション活劇に飢えています。短いながら発火能力者(パイロキネシスト)と白黒の戦闘とか良かったのでつい期待してしまいますわ。
 EDが映像も歌もEDと言うよりOPらしい感じでしたが、これは初回と言う事で特別にOPをEDとして使用しているのでしょうか。来週になれば判明しますね。
 あぁ、涙子とかざりんの声はあむとスゥの組み合わせですか。それを意識して見返すと涙子は特にあむが喋っている様にしか聞こえません。しゅごキャラの新シリーズはアニメパートが短くなって物足りないので貴重なしゅごキャラ分を補給です。
 おぉ、EDに一瞬ながら上条さんの姿が! 原作は単行本一巻を立ち読みしただけなのでその後は知らないのですが、矢張り当麻が本格的に登場する事は無いのでしょうか。上条さんに出て欲しいです。当麻と美琴が交差する時、物語は始まる――。

○侍戦隊シンケンジャー 第三十二幕 『牛折神』
 今回のアヤカシのハッポウズは見た目も声も良いですね。しかも相当の手練とされている様で申し分ありません。
藤次「ヒロ・・・! 莫迦が!」
 莫迦は貴方もです。ヒロが一人で牛折神の封印を解けるのなら、あの状況で彼を自由にさせてはいけないでしょう。
 今回は牛折神の登場篇と言う事もあってか巨大戦闘がとても素晴らしいです。暴れる牛折神や蹂躙される風景がCGではなくミニチュアで表現されていますし、捕獲しようとするオオナナシ連中やらそれを物ともせず弾く牛折神やら、上空からのアングルで広さを感じさせる場面やら、牛折神の上に飛び乗るシンケンオーやら、非常に充実していて見応えがありました。これは最高です。
 ぶー!(吹き出した・・・のではなくそのまま口で発音) ヒネラー!? 藤次はヒネラーだったのですか!? 威厳のある悪役面も道理です。

○仮面ライダーW 第5話 『少女・・・A/パパは仮面ライダー』
 出たな! 性悪怪人顎しゃくれ女!! 亜樹子の顔を見るだけで腹が立つと言うものです。
 政治家を狙った銃弾の嵐とはこれは好機! これ以上無い絶好の機会でしょう! さぁさぁ、無駄に偉そうで性格ブスな女よ、その餌食となるが良いわ!!
 フィリップが威力がデカ過ぎると表現していた『トリガー』の銃撃ですが、そう言われるほどの威力には見えませんでした。銃声も軽く説得力がありません。
 ジョーカーエクストリーム迫力の無さは何とかならないものでしょうか。折角一話に一回怪人を撃破する場面が用意されたと言うのに台無しです。躰が二つになると言うのが外せないにしても見せ方を工夫して欲しいです。

○ドラゴンボール改 『打ち砕け陰謀!逆襲のベジータVSザーボン』
 ザーボンさんの人間味に溢れた感情の豊かな様子も素敵です。
 サイヤ人の瀕死の状態から復活したら戦闘力が大きく上昇すると言う設定はずるいですよね。数十分前までベジータを圧倒していたザーボンさんがベジータに負けるのが哀れでなりません。
 ザーボンさんの命乞いがキュイと同レベルで幻滅しました。恐怖政治の弊害か、フリーザに心から忠誠を誓っている部下は意外に少ないのですね。側近のザーボンさんですらこれは厳しいでしょう。
 皆の大好きなザーボンさんが死んでしまいました。ザーボンさん、大好きでした。


 参日 土曜日

 真・女神転生SJ発売まで五日!

 まんがホーム十一月号のらいかは『言ってない』が面白かったのです。父親が赤子に「そうだよな 人間がいけないんだよな 気付いてしまったんだな」と勝手に深い言葉を語っているのが笑えました。
 しかし幼少期の来華はメメ子みたいな見た目ですし、流石に幼子の行為としては無理のあるネタが多いので余り好きではありません。また普段通りの来華が活躍するらいかが読みたいです。

 レスキューファイヤー。
 新幹部のジョウカエンが思いの外気に入りました。ドンカエンを前に見せた不敵な態度が彼の自信と底知れぬ実力を窺わせます。ジャカエンでは最も好きな存在となりそうです。この自由な振る舞いと高い戦闘力を維持し続ける事を願わずには居れません。

 新番組『しゅごキャラパーティー!』。
 新たに実写パートやショートアニメが加わり従来のアニメーションパート『しゅごきゃら!!!どっきどき』が十五分だけと言う歓迎の出来ない構成になりました。面白いのですから従来の形式で続けて欲しかったです。ただ、フル3Dアニメになってしまうのではないかと言う最悪の事態も想像していたので、それを避けられたのだけは良かったです。
 それにしてもOPがころころ替わりますが、明らかに最初期のOPが一番でしたよね。心機一転、番組の顔とも言うべき初期OPに戻して欲しいです。


 弐日 金曜日

 真・女神転生SJ発売まで六日!

 上記の様に発売まで一週間を切り、俄かにメガテンSJが盛り上がって来た気配をひしひしと感じます。それに拍車をかけたのは何と言っても『Touch‐DS.jp』のクリエイターズボイスでしょう。まさか彼のコンテンツでSJを取り上げてくれるとは思っていなかったので望外の喜びでした。これの紹介は本当に面白そうでゲームが楽しみになる良コンテンツなので、毎日期待を高めていましたがその流れが加速しました。
 また呼応する様に公式サイトも一層の充実を見せました。平日毎日更新のブログでは開発者のコメントが載る様になり、新たなコンテンツ『ストレンジ・ジャーニー調査隊』も始まりました。これは平たく言えば作中に登場するアーサーをインタビュアーにして絵師とディレクターのインタビューを行っているものです。インタビューの内容も見るべき点がありますが、聞き手のアーサーにも楽しまされました。
 発表当時は遠く感じた発売日も最早目前となった今日ですが、唯一の心残りは未だにドラクエをクリアしていない事でしょうか。まだまだドラクエにもしゃぶり尽くす様に楽しめる要素が多多あります。昔に比べてゲームに割く時間が減り、ゲームの購入本数が増え、一つのゲームに向き合う時間は確実に減少しました。これは実に勿体無い現象です。メガテンSJもボリューム満点のようですが、さてその全てを遊び尽くせるかと言えば、正直、自信はありません。現状に歯痒い思いをしてしまいます。
 最後にSJの中身に関して少しだけ触れますが、どうやら本作では武器が世界樹の迷宮と近しいシステムで増えるようです。この自分で素材を集めてそれを売り新たな武器を生み出すと言う流れが余り好きではないのでこれは少しだけ残念かも知れません。しかしながら主人公が剣や銃を装備するメガテンは久方振りでそれは嬉しいですね。
 全く文章が纏まらず話が彼方此方に飛びますが、本作では何とデビチルで登場したフロストエースが出るみたいです。フロストエースがデビチル以外に登場するのは初めてでしょうか。少し驚きました。そしてSJはSJで楽しみですが、DSでデビチルの新作が出ないものかと思いました。デビチルの子供向けにアレンジされた悪魔のデザインも嫌いではないのですよね。特にサタンはメガテンシリーズ本流の面影が皆無ですがあれはあれで良いと思いました。


 壱日 木曜日

 真・女神転生SJ発売まで七日!

 シレンシリーズの最新作である『風来のシレン4』がDSで発売されると発表されました。
 DSで過去に発売されたシレンは二作とも古い作品の移植で、嘗てのシレンGBがそうであった様にDSオリジナルの完全新作が出て欲しいと願い、クラブニンテンドーのプレイ後アンケートにもその旨を書いたりもしましたが、まさかそれがナンバリングタイトルの最新作となるとは思いませんでした。既にドラクエと言う大き過ぎる例があるとは言え、矢張り据え置きハードで展開していた作品の本編最新作がDSで出ると言われると少なからず驚愕させられます。しかし本編最新作を出すからには、オートセーブが出来ないと言う問題点を解消する何らかの術を編み出し、それを実装してからにして欲しかったと言うのが正直なところです。また発表された情報が大きな期待の出来るものではありませんでした。シレンの絵柄がこれまでとは少少変わっていて僅かながら抵抗があります。
 Wiiで発売された前作『3』の悪評があるだけに素直に期待を持つのは難しいのですが、逆にあれだけの反応があれば少なくとも前車の轍を踏む様な真似はすまいと思いたいです。また発売元がセガではなくなったのが個人的には好印象でした(新たな発売元となるスパイクについては何も知らないので良くも悪くも感想がありません)。
 それにしても常常思いますが、DSのラインナップは本当に凄い充実振りですね。スーパーファミコンのラインナップを受け継げたのはDSが唯一ではなかろうかと言う勢いです。期待と不安を半半にしながら続報を待ちましょう。