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伍月の独白

 参拾壱日 火曜日

 店頭では目的のCDが売っていなかったので通信販売に頼りまして、その内の二枚が届きました。ダー・ウィリアムスの『Many Great Companions』とジョニ・ミッチェルの『Bath Sides Now』です。
 しかし未だFICTIONUやら勇者シリーズ主題歌ベストを聞き尽くしていないので土曜に買った一枚も含めて聞くのは少し先になりそうです。

 ホビジャを読みました。
 今月号から始まった新連載の『模型戦士ガンプラビルダーズJ』がきつかったです。00Vや00V戦記の時点でも苦手でしたが現代を舞台にしてミスマッチが際立ってかなり寒寒しいです。シードが好きだからと言う贔屓目があるのかも知れませんがシードMSVを書いていた方の方が好みの文体ですなぁ。
 まさかの発売で驚かされたSDXのガンレックスですが、約一万円と予想よりも廉価だったのでつい注文してしまいました。しかしスペリオルドラゴンと比較した写真を見ると明明白白なのですが同じスケールではなかったのですよね。同じスケールではそれこそ常識的な大きさではなく商品化に無理があるのでしょうが、しかしこれだと他よりもちょっと大きいだけであって素直に納得が出来ません。SDXで巨大なガンレックスが出ると聞いて勝手に同スケールと思い込んでいたので違ったと言う事に隠し切れない落胆があります。何だかなぁ。
 S.I.C.HERO SAGAの仮面ライダーW篇が始まりましたが、石ノ森章太郎が登場しただけでも眉を顰めたのですがそれが翔太郎になると言う展開に完全に呆れました。唯でさえ平成ライダーが題材だと面白くならないのにこれは酷いです。


 参拾日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2011年 25号
SKET DANCE 第186話 バレンタイン・クライシス 前編
 震蔵はボッスンを慕っている様で対抗意識が強いのが意外でした。ボッスンにだけはなどとはどれだけ低く見ているのですか。
 何故か百香の声はアニメの声優で再生されるようになりました。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 3人の夜勤の巻
 漫画として評価に値しないどうしようもない部分を無くしたら毒気もすっかり抜けて中身が無い空っぽな漫画になってしまいました。不快にならないだけ他の回よりは幾分かましですが全く面白くありません。作者は本当にまともな漫画が描けなくなってしまったのだと、もう何度目か理解らないくらいですが幻滅しました。
めだかボックス 第99箱 「もうひとつだけ聞かせてください」
 猫美(なじむ)が言った様に行動に各各の個性が見えて興味深いですね。高貴ちゃんは拒絶の扉の時もめだかの言葉から冷静に解いていましたから、今回もその頃から一貫した筋が通っていて納得がいきます。根底は異なれど高貴ちゃんと善吉ちゃんが似ているのが嬉しいです。
 ドラクエに関しては禊と分かり合えないと感じたドラクエIV派のミオさんです(何)。
 それにしても最近の不自然なまでに高貴ちゃんを持ち上げる流れは嬉しい反面、期待させておいてそれを裏切るのではと危惧してしまい素直に喜べません。


 弐拾玖日 日曜日

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第15話 『私掠船現る』
 赤き海賊団は三人だけだったのですか!? 凄い大規模な海賊団を想像していたのに実際は大した事が無かったのですなぁ。
 バスコは六人目の戦士(多分)らしく、歴代作品に登場した六人目の戦士を召喚するのですね。ディエンドみたいです。しかし言葉を喋らない偽者を出されても微妙な気分にしかなりません。それで召喚された六人目の戦士に勝利するところは、対応する戦隊にゴーカイチェンジして欲しかったですなぁ。
 バスコが召喚する六人目の戦士にニンジャマンやシグナルマンが居ないのにゴセイナイトが居るのですね。ナイトさんは好きなのですが基準が曖昧になっています。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第36話 『壊れた夢と身体とグリード復活』
ウヴァ「復活して、俺より強くなられても困るからな。これくらい抜いておくか」
 ウヴァさん、小者過ぎます。従わせようとして復活させた相手に屈服させられたらそれこそ目が当てられないので悪くない判断なのですが、しかしこの台詞から漂う小者臭さが拭い切れません。
慎太郎「伊達さんを、死なせません」
明「あぁ、頼むわ」
 頼むわと返すやり取りが格好良いです。
 散散夢を持たず欲望が無いと言われていた映士でしたが、それが大きな間違いで他の誰よりも大きな夢を持っている事がユニコーンヤミーによって明らかとなりました。一度は夢を失い空っぽになったと思われていましたが本人が言うようにゆっくりじっくり焦らず急がす大切に大事に育てていたのですね。
 画面の手前にオーズを、奥にバースを配置し、正面から遠近感を駆使して変身を撮るカットが秀逸です。
 カザリを前にしたメズールとガメルに裏切られるウヴァさんが予想通りで笑いました。自分の事を棚に上げてカザリに攻撃された云云を持ち出せばそう返されるのは道理です。カザリも本人が思うほど頭が良くありませんが、ウヴァさんと比べるとやっぱり出来が違いますなぁ。
 執念の力か爆散してもコアメダル一枚で自我を保ったウヴァさんが復活を誓います。どん底に叩き落されてから這い上がるのは盛り上がりますがウヴァさんがボスになる姿はとてもではありませんが想像が出来ません(笑)。
 グリードが終結して話が動いている筈なのにそう思えないのは、やっぱりアンクが信吾から離れたのがこの話限りの一時的なものだったからでしょうね。此処で本格的に離れていたら話が動いて来たと実感するのですが、矢張りスローペースですなぁ。


 弐拾捌日 土曜日

 同時に発売された『DXレンジャーキーセット02』と『DXレンジャーキーセット03』を購入しました。DXレンジャーキーは二月に発売された第一弾以来でいやに間が開いた印象です。劇中で頻繁に使っていても肝心の商品が無いのでは反則効果も半減ではないか、と疑問を抱きます。
 第二弾はリュウレンジャー、ギンガレッド、ゴーレッド、アバレッド、ボウケンレッドのセットで第三弾はゴレンジャーの五人がセットされています。前者は稍新しい作品に偏っているものの悪くない人選ながら、後者は如何にもゴレンジャーが優遇されている感じがして好ましくありません。しかしこれまで真っ赤だったレンジャーキーにようやっと他の色が加わりました。

 ビギナー丸出しで恥ずかしいのですが実際にビギナーなので言いますがノラ・ジョーンズの『come away with me』SACDハイブリッドを買いました。SACDのCD層と通常のCDのどちらが音質に優れているのか不明でして、調べたものの確証は得られず無難に通常のCDフォーマットで買うつもりでしたが買いに行ったレコード屋さんでSACDハイブリッドしか売っていなかったのです。どうせ細かい音質の違いを聞き分けられる耳を有しているわけでもなく、それに将来的にSACDの再生環境を手に入れる可能性が皆無ではないので此方でも良かろうと自分を納得させました。
 本日は買うつもりのCDが四枚あったのですがこの一枚しか見付けられませんでした。残りは不承不承ではあるものの通信販売に頼らざるを得ないでしょう。好悪は別として品揃えや検索の利便性が実店舗に優っている事は認めるしかないでしょう。

 じりじりと値が下がるのを待っていた『ドラゴンクエストモンスターバトルロードビクトリー』が五百円だったので買いました。白状しますと別に欲しかったわけではないのですがそろそろクラニンのポイントを貯める事を念頭に置かないとなりません。昨年のプラチナ特典を見ておきながら未だ某かの期待を持っているのも滑稽に映るでしょうが、落としておいて今年こそ良い特典が待っていると言う展開を毎年想像してしまいます。それで後悔する事を考えたらこれくらいの先行投資は安いものですよ。(←本当に安いので格好が付かない)
 現時点で判明している限りでは九月までに発売されるゲームで購入予定なのはデビサバ2、オールライダージェネレーションの二本だけなのですが、これだけですと少しポイントが足りないでしょうか。


 弐拾漆日 金曜日

 『変態王子とわない猫。B』を読み終えました。
 前日に読んだハルヒとは全く毛色が違いますが、変態(笑)もやっぱり面白いです。これでもかと言わんばかりに勢いを詰め込んだ様な文章で飽きが来ません。
 新しく登場し表紙を飾ったエミは非常にユニークな個性の持ち主でした。その様子は見ていてとても高感度が高かったのですが、明かされた本性には幻滅です。裏表が激しいのは好みである事も多多ありますが、エミに関しては表が単体でも成立する存在感があるので裏が表の魅力をスポイルしています。表の個性を好いているので残念でした。ところで、実はエミが猫神の力で変化した小豆ではないかと睨んでおりました。小豆とエミが同時に出現しても未練がましくその疑念を捨て切れなかったのですが最後までそんな事は無かったです。
 三巻で何よりも予想外だった出来事は猫神が小豆の躰に憑依し陽人の前に姿を現し言の葉を交わした事です。まさかこの作品にそういう展開があるとは微塵も考えませんでした。別人に乗っ取られ口調が変わる姿は格好良かったりしますが、しかしこれはこの叢書に期待している方向性ではありません。今後も面白い物語が紡がれるであろう事に疑いは持っていませんが、続刊の内容に疑問と不安が入り混じっています。
 陽人の姉が存在だけは語られ続けていますが、果たして彼女は所謂「うちのカミさんがね」な位置付けなのか、それとも何時か満を持して登場するのか気になります。どちらであっても構いませんが見てみたい気持ちはやっぱりありますね。
 最後はこれに触れましょう。一巻と二巻であった言葉のあやネタが三巻では一度も使われませんでした。叢書の定番として楽しみにしていたので些少な事ではありますが残念です。

 緋弾のアリア視聴。
アリア「見ないと風穴開けるンデル!」
 吹きました。次回予告の締めが「風穴開けるわよ!」と言うアリアの決め台詞をベースにしたバリエーションになっていまして、密かな毎回の楽しみとなっていたのですがこれまでで一番衝撃を受けました。デュランダルとビーチサンダルが似ていると言うところから混沌とした会話を繰り広げますし次回予告は空気が違います。今後も楽しみですなぁ。因みにこれまででは「見ても見なくても風穴!」や「見ないと風穴アテンションプリーズ!」が印象深いです。


 弐拾陸日 木曜日

 ウェブ上にネタバレが跳梁跋扈しているので踏まない内に貴重な睡眠時間を贄に捧げて『涼宮ハルヒの驚愕』を読破しました。警戒し何らかの対策を取らないとならないのがインターネットの厄介なところです。しかし四時間も読書に没頭したのは久方振りでして急かされた感があるのが好ましくないものの充足感のある時間を過ごせましたわ。
 読み終えた興奮も冷め遣らぬ内に感想を書き留めたいところなのですが、はてさて何から書けば良いものでしょうか。頭の中で整理し切れておらず文章にするには思考が熟成されておりません。
 本編の感想に入る前に前哨戦として絵に触れておきます。率直に言って表紙の絵は好みではなく、かなり絵柄が変わっていると思いました。分裂の表紙はとても好きだったのですが驚愕の表紙は別人の様ですらあります。絵柄の変遷が大きいのは挿絵も同様なのですが、此方は好悪はさて置き随分と丹念に描かれていると驚きました。流石は四年もの時間が費やされただけの事はあります(違)。
 先ずは無難に総合的な印象を申し上げるのならばとても面白かったと言う言葉の出番です。四年と言う執筆期間に見合う史上稀に見る傑作だとは言いませんが、小説の出来を厳しく判ずるだけの能力を持たない寛容に受け入れる小生を満足させるには充分な出来でした。このブランク期間が悪い方向に影響し酷く劣化した内容を見せられる可能性も消し切れなかったのですがそれは杞憂に終わりました。読み始めて最初は文体に微かな違和感を抱きましたがそれは先入観によるものだったのでしょう、次第に薄れ、やがては消失しました。そして昔と変わらず密度の高い作品で読んでいると非常な満腹感が得られます。改めて言いましょう。とても面白かったです。
 読書感想文として提出しようものなら即座に返されてしまう様な感想とも言えない漠然とした文章の後に今度は、矢張り感想とは言えない細かい思い付きを少しばかり順不同で垂れ流しましょう。
 分裂から提示されていた最大のギミックであるαルートとβルートですが、これが一つに繋がる瞬間は実に見事と言わざるを得ません。二人のキョンが対面した場面は鮮烈です。余談ながらこの世界構造を説明するのにαとβと便宜的に読んだ一樹に対し、名前は何でも良いとキョンが出したA、B、Nの例えは学校ファンとして少し嬉しくなりました。
 本書の終盤で一樹に格好良い見せ場が用意されていたのはとても嬉しかったです。何を隠そう私はこの叢書の人物では小泉一樹が最も好きなのです。自信に満ちた態度で登場し藤原を超能力で攻撃する姿に惚れ惚れしました。敵対勢力である橘京子の口から一樹が機関の指導者であると語られましたが、(縦しんばそれが真実だとすると)大規模な印象があった機関が途端に矮小な存在に見えるのと、単なる一構成員でしかなかった一樹が想像よりも凄い存在であるのと、その二つのどちらとも取れる微妙な線です。
 新入生としてSOS団に入団した渡橋泰水は個性のある面白い人材で新たなレギュラーになるのを期待していたので、最後に退場してしまったのは残念でした。みくるが寂しがっている姿を見せられれば尚更です。それにしても泰水は佐々木かキョン妹に連なる存在と予想していた――実際、佐々木と共通する台詞がありましたし――のでそのどちらでもなくハルヒから生まれたと言うのは意外でした。絶対に佐々木かキョン妹だと確信に近い思い込みを持っていたので今でも驚いています。しかし分裂で最大の注目を集めていた「わたしは、わたぁしです」の明かされた種は安直で落胆しました。苗字の『度橋』が『わたぁし』に聞こえただけと言うのはつまらないです。
 驚愕は他の人物にも色色と動きがありまして、取り分け九曜周防或いは周防九曜、朝倉涼子、国木田が印象深いです。分裂で登場した時から好きだった九曜周防或いは周防九曜は驚愕でも様様な味のある個性を見せましたし、涼子の復活は少なからず驚きと盛り上がりに包まれるでしょうし、国木田が決して物語の中心には関わらないのにこれほど深くキョンに切り込んで来たのは新鮮でした。
 頗る大雑把ながら取り急ぎ思いを綴ると以上でしょうか。そして最後に一つだけ理解らなかったのが、ハルヒがファミレスで肉じゃがを食べた件についてキョンが疑問を抱いた事です。それに関してのみ最後まで読んでも解が用意されていませんでした。あれには浅薄なミオさんには察せられない何か新鮮な理由があったのでしょうか。或いは続刊に繋がるのでしょうか。気になります。

 発売そのものがある種のイベントとなってしまった感がある驚愕でしたが何とか発売され無事に読み終える事が叶いました。さてそうなると気になってくるのが今後の展望です。これからはまた安定して刊行される事を信じたいのですが大丈夫でしょうか。分裂と合わせて全三巻の読み応えがある長編でしたから、次は気楽に読める短編を出して欲しいです。そして誰もが期待する本命は『学校を出よう!』でしょう。ハルヒが発売されたのですから次はながるん最高傑作である学校の新刊をどうか出して下さい。驚愕は四年待ちましたが学校七巻はその程度ではありませんよ。

 ポケモン視聴。
 ドリューズが格好良くてアイリスとの関係が熱くて良い話でした。


 弐拾伍日 水曜日

 本日は四年もの間待たされた『涼宮ハルヒの驚愕』が発売される日です。これだけの期間を待たされたものが発売されたとなればその感慨は大きくなりそうなものですが、不思議と特別に盛り上がる感情は湧きませんでした。別に延期を繰り返す内に興味が失せたわけでもないのですが四年越しの発売と言う言葉の印象ほどに喜びがありません。しかし日曜に驚愕に備えて分裂を読み返していたら何だかんだと楽しみになってきました。近所にある書店で予約していたのですが閉店時間までに行く事が適わない夢で今朝は目覚めました。
 しかし困った事に本日はハルヒに加えて『変態王子と笑わない猫。3』とブルーレイ『とある魔術の禁書目録C』の発売日が重なっております。せめて変態(笑)は先に買えないかと日曜から足繁く書店に通っていたのですが手に入りませんでした。しかも禁書を買いに行くのに予約券を忘れた為に一度家に戻ると言う非効率な行動を強いられます。本来ならばどれもが良い事の筈なのですが悪い方に重なってしまいましたわ。
 一日に重なってしまった事に不満はありますがとにかく上記の三種類を買い揃えました。先ずはハルヒからゆっくりと読むとしましょう。


 弐拾肆日 火曜日

 陳健一の四川辛口麻婆豆腐が売ってないの、ってミオさんはミオさんは店頭で立ち尽くしてみたり。世界で一番好きな麻婆豆腐って言ったら過言なんだけどとにかく好き、ってミオさんはミオさんはどれくらい好きなのか判断に困る微妙な好意を報告してみる。でもどうしても麻婆豆腐が食べたーいのだ、ってミオさんはミオさんは妥協して別の商品を買ってみたり。適量の豆腐が無いけど辛いの苦手だから丁度良いや、ってミオさんはミオさんは指定された量よりも多めで調理してみる。
 わーいわーい完成したー、ってミオさんはミオさんは完成した麻婆豆腐を前に小躍りしてみたり。いただきまーす、ってミオさんはミオさんは両手を合わせてみる。炊き立ての白いご飯と一緒ー、ってミオさんはミオさんは掬って口に運んでみたり。
 豆腐の量が多かったのは失敗だったかも、ってミオさんはミオさんは食べた感想を漏らしてみる。豆腐を増やしちゃうと味が暈けちゃうね、ってミオさんはミオさんは失敗から学んでみたり。それに面倒だからって豆腐をそのまま投入したのが拙かったかも、ってミオさんはミオさんは僅かな手間を惜しんで塩茹での工程を省いた事を反省してみる。次こそはもっと美味しい麻婆豆腐を食べてみる、ってミオさんはミオさんは心を奮い立たせながら文章を締めてみたり。


 弐拾参日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2011年 24号
 ブリーチの「・・・遂に!!」とかドイソルの「強ェー!!」とか煽り文の酷さが目に付きます。
めだかボックス 第98箱「第一関門は難易度B」
 予告どおり第二回キャラクター人気投票の募集が始まりました。前回は高貴ちゃんの順位が十六位以下と言う全世界に衝撃を齎す驚天動地空前絶後の信じられない結果となりましたが、あれは何かの間違いだったとして改めて予想してみましょう。トップ3入りと言いたいところですが一位は順当に考えて禊で二位と三位をめだかと善吉ちゃんが争うとして、ずばり高貴ちゃんの順位は四位です。主観なら一位ですが客観的な目線で見た結果、地に足のついた正解に近い予想となりました。四位と言う順位に不満が無いと言えば物凄い勢いで鼻が伸びますが、十八位に比べれば大躍進でしょう。
 畜生ォ・・・持っていかれたァ・・・ッッ!! 高貴ちゃんに注目が集まった事を喜んでいましたが、直後の禊に全てを持っていかれました。本当に禊は狡いです。十頁目二コマ目の表情なんか可愛すぎて反則でしょう。いやしかし、本気の高貴ちゃんと本気のめだかが戦って本気の高貴ちゃんが勝つ姿を見てみたいと思うのは人として当然であり自然な感情でしょう。そろそろ最強の本領を発揮して良い頃合です。
戦国ARMORS 第十幕 軍神の一手
 五右衛門は生身のままで知略を駆使して甦土武に対抗するのかと思っていましたから、安直に甦土武を移植されたのはつまらない流れです。


 弐拾弐日 日曜日

 黒うさぎ。
村さん「(自転車二十年くらい乗っていないので現在の主流は理解らないが)ブレーキあったっけ? ブレーキ足だよね?」
 それは十年のブランクが関係無いレベルの発言です(ぉ 自転車を見た事が無い異世界の住人ですか。
 斯く言うミオさんも自転車にはこの十年間は一度たりとも乗車しておりません。嘗ては“自転車走行のミオさん”と自称しなかったあたしですが、現在は自転車に跨ろうならば補助輪が無ければ走らせる事も儘ならず無様に転倒する姿を晒す事でしょう。(←これを人に言うと間違い無く躰が覚えていると反論されるので「いーだ! 絶対に乗れないもん!」と意固地になります) 抑、自転車に限らず乗り物を好みません。この大地をしっかと踏み締める二本の脚があるのですから乗り物は不要でしょう。唯一電車だけは止むを得ない事情により利用する事が多多ありますが、それ以外では生活に於いて乗り物とは縁が無く自分からお近付きになりたいとも思わないのです。

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第14話 『いまも交通安全』
 インサーンが猿顔の一般市民に惚れるといきなり予想外の展開から始まりました。そういえばゾンネットとはどうなったのかしら。
 回想場面でインサーンとジェラシットが制服を着ているのを見ると、如何にもカーレンジャーの世界に来たのだと実感しますね。
 しかし恭介は老けましたなぁ。今やおっさんではありませんか。
 そういえばジョーやシドが昔はザンギャックの志願兵だったと言う事は、ゴーミンはも特殊なスーツを着込んでいるだけで中は何処かの星の人間なのでしょうか。仮にそうだとすればゴーカイジャーは或いは自分の同属かも知れない存在を容赦無く殺めているのですね。海賊だけあって恐ろしいです。
 ジェラシットの声は櫻井孝宏ですか。ドルルモンですか。
 インサーンが基地で踊っているのはシュールですなぁ。凄いものを見せられています。
 何と期待していたターボレンジャーのゴーカイチェンジは出落ち要因だったのですか(笑)。活躍が見られなかったので残念な思いが無いと言えば嘘になりますが、納得のいく流れですから已むを得ません。
 巨大戦闘ではゴーカイオーによる激走切りかゴーカイクルマジックパワーが見られる事を期待していました。レンジャーキーを挿入して放たれたのがゴーカイスターダストであった事に落胆したのも束の間、それでは敵は仕留め切れずゴーカイ激走切りを見せてくれたではありませんか。しかし折角の激走切りもぞんざいな映像では喜びが半減どころか皆無に近しいです。RVロボの激装切りは歴代戦隊ロボの必殺剣でも屈指の格好良さだったのでこれには幻滅しました。そして激走切りでも敵が死ななかったので激装切りとゴーカイクルマジックパワーの両方を使ってくれるのかと興奮しましたが、レンジャーキーを回して発動したのはあろう事かシンケンゴーカイオーです。あらゆる面で不満が残る巨大戦闘でした。
 早くもED映像が六月に公開される劇場版仕様になりました。歌詞の戦隊名に合わせて活躍を見せるのは面白い試みでしたが、後半で一気に映画の見せ場と思われる場面を流し始めたのには唖然とします。とんでもないネタバレではありませんか。画面一杯に映る歴代戦隊ロボとか取って置きの見せ場を見せられてしまった気分です。そんな風にED映像に憎しみの炎を燃やしていましたが、直後の予告編でも同じ映像が使われていました。予告編で見せ場を全て流しておらず隠し玉を残している事を願うばかりです。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第35話 『夢と兄とバースの秘密』
 比奈の夢がファッションデザイナーだったなんて初耳なのですが。それにしても本当にスローペースと言うか、そろそろこういう話をやっている状況ではないでしょう。いあ、レギュラーの夢に触れているのですから少しは進展しているのでしょうか。
 ウヴァは他者のコアメダルを取り込んだカザリとは違う道で強くなる事を選んでいましたが、どうやら彼も同じ手段に手を染めるのですね。ウヴァとカザリは別の道を歩む方が面白かったのですが、追い詰めに追い詰められて避けていた方法を選ばざるを得ないと言うのも燃えます。
 またプテラノドンヤミーが出てきたら嫌だったのですがそれは杞憂に終わり別の紫のヤミーが出現しました。しかしユニコーンですか。紫のヤミーは恐竜乃至は翼竜に限定されると思っていたので、実在しない架空の生物がモティーフは意外です。
 おぉ、久し振りのメダジャリバー! しかし以前の威力も何処へやら、全く通用しなくなってしまいました。
 メダガブリューで複数の屑ヤミーを薙ぎ払ったのを見たウヴァが驚いていましたが、その程度の事はトラクローですら、あのトラクローですから可能な芸当ですよ。改めて驚くほどの事ではありますまい。
 カザリは策士ですなぁ。ウヴァからオーズを助けたのを見た時はコアメダルを集めるウヴァを邪魔するのかと思いましたが、そうではなくやられたと見せかけてウヴァにメダルを取らせる事が目的だったのですね。その先に見据えているものまでは理解りませんが良からぬ事を企んでいるのでしょう。


 弐拾壱日 土曜日

 昨年に注文していた『figmaミサカ』が届きました。注文してから時間が経過しているので突然の来訪に驚愕しそうなものですが、先んじて出荷を知らせるメールが来ていたのです。だから――強いて言えば些か早かったものの――概ね予想通りでした。驚いたと言えばそれよりも、入浴後に蒸し暑さから逃れる為に寝巻きを纏わずに裸体を晒していた時にインターフォンが鳴った事の方でしょう。言葉で対応してから即座に寝巻きで肌の露出を抑えたので問題はありませんでしたが焦ったのは事実です。また平日の到着を予期して夜間の時間指定を行っていたのですが結果としてそれが休日だったのは想定外でした。休日なら日中でも良かったのですがそれは言っても詮無き事ですね。
 さて何よりも気になっていて開封して真っ先に確認するのが検体番号(シリアルナンバー)である事は言うまでもありません。作中の設定に合わせて二万体が生産され全てに検体番号が宛がわれているので、つまり個個が作中の個体に連動されていると言う寸法です。仮に作中に登場した個体と同じ番号だとファンには堪らないでしょう。
 期待しながら台座の裏側に印字された文字を確認しますと『一九八三五号』と示していました。ミオさんが手に入れた栄えある一体は即ちミサカ19835号と言う事になります。禁書ファンの方ならばお分かりでしょうが原作に登場していない個体です。掠りもしませんでした(掠ったらそれはそれで変に悔しいので嫌ですが)。
 可能性は低いでしょうがあわよくばと期待しておりましたので少なからず落胆させられました。心から欲して已まなかった大本命は9982号で、それが無理でもせめて作中に登場した個体が欲しかったのですが、どれにも該当していません。非常に残念です。不幸中の幸いは原作に於いて存命中の個体であった事でしょうか。もしかしたら今後の原作で登場するのかも知れないと触れれば崩れてしまう様なささやかなものですが期待が持てます(尤も既に死亡している個体であっても過去の回想で登場する可能性が無きにしも非ずですから条件に大きな差は無いとも言えます)。
 商品は一つしか買わなかったのですが複数を購入していれば違った未来があったのかも知れない、そんな風に思った夏には遠いながら暑くなって来たある夜の事でした。


 弐拾日 金曜日

 一言程度ですが梶浦由記『FICTION U』の感想を書いてみます。恥ずかしながら何の知識も無く買った為に収録された曲が全て英語である事に面食らいました。ENGRISHのEどころかEIGOのEの字も理解らないので全ての曲は覚えていないのですがどれも素晴らしく良い曲です。収録されている曲を知らずに買ったアルバムCDが名曲揃いであった時は望外の喜びでしょう。逆に外ればかりだったりすると落ち込むものですが今回は幸いにしてどれもが大当たりでした。
 そんな中で印象に残った曲がありますが、その一つが『i swear』です。瑞瑞しい声の歌い出しも良いのですが特にサビの部分が気に入っており、収録曲の中では最も強く記憶に残りました。
 本CDのTVCFで流されていたのが『everytime you kissed me』です。見方によってはこの曲を目当てに購入したと言い換えても大きな間違いではないかも知れません。期待に違わず非常に良い曲でしたが、これに並ぶかそれ以上に良い曲もありました。決してこの曲を貶めているわけではなく、他の曲に出会えた幸せを味わっています。
 目当ての曲に盛り上がった直後に流れる『I reach for the sun』もかなり好きな一曲です。
 小生に曲の良さを余すところ無く理解する音楽センスと、感じた事の全てを詳らかに伝える表現力があれば、一曲毎に如何に素晴らしいのか微に入り細を穿つ感想を書き上げたいのですが、その全ての才に乏しいので諦めざるを得ません。ですから非常に陳腐な言葉になってしまいますがどれも本当に良い曲です。心の底から満足の行く素敵で素晴らしい一枚でした。
 ところでブックレットに歌詞が掲載されている曲と掲載されていない曲がありますが、その分類基準が不明瞭です。歌詞が掲載されていない曲でも歌声が入っている様に聞こえるのですが、これはあたしの耳が正常ではないのでしょうか。


 壱拾玖日 木曜日

 ギョーカイ時事放談第147回を聞きました。
 オープニングトークで先週土曜に行われたイベントに関して少し触れてくれましたが、非常に気になっていた事に苦言を呈してくれて少し気持ちがすっとしました。苛立っている様には見えましたが実際に思っている事が理解って嬉しいです。次からは摘み出すと豪語していましたが、正直、次とは言わず直ぐに追い出して欲しいくらいでした。
 予告されていた通りSKE48から松下唯と秦佐和子の二名がゲストとして来ましたが、不可思議で捉え所の無い雰囲気を持った二人でしたね。「(二次元同好会の会員番号が)私が何番か知ってる?」「七番?」「私も理解らない」の流れが可笑しかったです。
 AKB48やSKE48の人数を見て赤穂浪士を連想するのは定番のネタですよね。その為に誂えた様な人数構成です。
 『バンザイVenus』を聞いていると『SAY!YOU!SAY!ME!』を思い出してしまいますね。
秦佐和子「あたしもgo持ってます。go良いですよね?」
偽まる「そうかい?」
 偽まるの絶妙にして当意即妙な返しに笑いました。

 お風呂を沸かそうと蛇口を捻りお湯を出し、放出されたお湯が一定量に達した事を知らせるブザーが鳴り響いたのを確認し、脱衣し入浴の為に浴場の扉を開きました。そしていざ湯船に浸かろうとして、衝撃的な光景を目にしてしまったのです。そう、栓が抜けていて湯船に水分が一滴もありませんでした。抜けていた、とするのは適正ではないでしょう。正確には栓をするのを忘れていたわけで、決して人知の及ばぬ力で抜けたのではなくつまりは最初から詰め忘れていたのです。
 何とも間が抜けた失敗です。過去に一度だけ誤ってお湯ではなく水を出してしまった事がありましたが、栓を詰め忘れたのは初めてです。件の水を出した件に続いての失態でした。
 裸体を空気に晒しながら改めて湯船にお湯が貯まるのを待つのは、この上ないほどに虚しい時間でした。


 壱拾捌日 水曜日

 『神様のメモ帳3』読了。
 これまでよりも続きが気になるから早く読みたいと言う気持ちが強く、ぐいぐい読みました。具体化出来ませんがこれはつまりこれまでより面白いと感じたのでしょう。
 意識を取り戻した彩夏が記憶喪失と、何事も無く元通りとはならないのですね。必死に記憶を取り戻そうと演じている姿が痛痛しいです。しかし一巻の彼女も鳴海に好意を寄せている節がありましたが、記憶を失った現在の彼女はよりストレートに愛情を表現していますね。
 ところで細かい事なのですが、少佐が海軍を自称しながら一人称が『自分』なのが気になります。『あります』と言い出さないだけ未だ良いのですが、『自分』は陸軍で使用される一人称ではなかったでしょうか。仮にも小説家なのですから作者がそれを知らないとは思いたくないので、何か理由があって少佐がその一人称を使っているのか、ミリタリーマニアを気取りながら実は少佐が深い知識を持っていないと言う設定なのか、何か意図があると信じたいです。


 壱拾漆日 火曜日

 一般的に世間では月曜日が忌み嫌われています。休日の終焉を告げ、長く長く続く過酷な平日の訪れを知らせる尖兵ですからそれも道理でしょう。斯く言う小生も月曜日が大嫌いです。
 しかしそんな月曜の陰に隠れて目立ちませんが、実は火曜日と言うのが伏兵ではないでしょうか。月曜は確かに脅威なのですがそれでも最初から理解っているだけ、迎え撃つ気構えが出来ています。気構えが出来ていれば良いと言うわけではありませんが、心の準備が出来ているといないとでは受ける傷の深さに差異があるでしょう。翻って火曜に目を向けますと、何とか月曜の迎撃に成功し完全に無防備な状態で不意打ちです。月曜を相手取るのに精も根も尽き果て力を使い切っているのですから抗えよう筈がありません。消耗し生死の境を彷徨いながら未だ平日(デスマーチ)の二日目に過ぎない事を思い知らされ、絶望の内に止めを刺されるのです。月曜ばかりが目立っていますが火曜が隠れた強豪なのでした。
 今でこそ口が裂けても好きだとは言えない火曜ですが、昔はリューナイトが放送されていたから楽しみな曜日だったのですがね。それが尾を引いて少なくない期間、火曜日に快い印象を抱いていました。同様にロスユニやゴクドーくんが放送されていた金曜に好印象を抱いていた事も記憶に残っております。

 喫茶黒うさぎ第194回を聞きました。
村さん「キャッチコピーが面白いでお馴染みの(メンナク)」
 相変わらず村さんはネットスラングを知っていますねぇ。
村さん「筆算出来ない」
 あの、久し振りだと筆算が難しい事には同感したい気持ちもありますが、2011−17は筆算と言うより暗算の領分ではないでしょうか。


 壱拾陸日 月曜日

○週刊少年ジャンプ2011年23号
新連載 奇怪噺花咲一休 第一噺 「斬れる刀」と「斬れない刀」
 連載に見合う質はありますが、読者を納得させられる頓知を出し続けられるかが勝負ですね。道は平坦ではありません。
家庭教師ヒットマンREBORN! 標的336 新生D
 どうして髪の毛と片目を見ただけで回想に出て来た人物と同一と決め付けられるのでしょうか。真実はどうであれ普通はそう結び付けないでしょう。
magico 第10話 星の降る夜に
 この作品は魔法が単なる武器や攻撃手段でしかないのがつまらないです。魔法と言われてあたしが思い浮かべるものとは全く別ですわ。
めだかボックス 第97箱 「笑ってやってください」
 カッコイーッ! 一皮剥けやがって惚れちゃいそーだぜ球磨川禊!
 しかし今週までかなり面白かったのですが、これからめだかがあの五人を育てる展開になるとしたらそれには期待が持てませんなぁ。そういう流れは望んでいないです。
 さてッ! 次号はッ!! 全国一億六千万人の阿久根高貴ファンが待ち望んだッ、第二回人気投票の開ッ催ッ!! 次号は募集を開始するだけで結果は出ませんがッ、乞うッ! ご期待ッッ!!!


 壱拾伍日 日曜日

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第13話 『道を教えて』
 ザッガイは個性があるデザインが印象的でした。
 ゴーカイジャーは怪人が何処で斃されても巨大化すると市街地に移動しますなぁ。今回はデカゴーカイオーのバンクを使う都合だったのかも知れませんが、荒地と様様な場所での巨大戦闘が見たいです。
 おぉ、次回はレッドレーサーの登場ですか! カーレンジャーとはガオレンジャーから大きく遡っていますね。しかも自動車繋がりかまたターボレンジャーにゴーカイチェンジしてくれるみたいです。まさかこんなに早く二度目のターボレンジャーにゴーカイチェンジが見られるとは思っていなかったので嬉しいです。でも何時かはターボレンジャーの大いなる力を手に入れる展開が見たいですなぁ。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第34話 『親友と理由とその関係』
雄一「言わないって約束だろ!」
 真相を告白しなければ映司に言うと言いましたが、話したら黙っているとは一言も言っていませんからね(ぉ
アンク「そいつ無茶苦茶だぞ。カザリに唆されて、俺まで捕まえやがって」
映司「え? アンク捕まったの?」
アンク「・・・煩い!」
 雄一の悪事を証明しようとして自分の失敗も言ってしまうアンクが可愛いです。
カザリ「アンクって奴は悪い奴でねぇ。君の友達を利用して、ともすれば死なせてしまうかも知れない」
 悪い奴で、利用して、死なせてしまうかも知れない・・・うん、何も間違っていませんな(ぉ 嘘を吐いて騙すと言うのはよくありますが、これは全部真実なのです。
 真木、カザリ、アンク二号と錚錚たる顔触れなのですが、しかしこれが敵の全戦力と思うと心許無いです。幹部としては申し分ありませんがボスの風格はありませんなぁ。


 壱拾肆日 土曜日

 とても楽しみにしておりました『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談 心機一転スペシャル』を聞いてきました。
 書きたい事がいっぱいあるのですが何も書いてはいけないので書きません、と言う文章は行きたくても行けなかった人が見ると凄く腹立たしい気持ちになりそうで嫌いなので書きません。尤も、一日に僅か数人しか居ないこのサイトを見ている方の中に、ギョーカイ時事放談の聴取者が存在するのか甚だ疑問ではありますが(ぉ
 とにかく凄く面白かったです。これだって行きたくても行けなかった人からしたら「面白かったなんて! く・・・くやしい・・・」となるかもしれませんが、少なくともあたしは前述の文章よりは気になりません。本当にそういう人に配慮するのであれば一切口を噤んで何も無かった様に全く触れないのが最善なのでしょうが、何も書けないのは嫌なので書いてしまうのです。あたしは世界中の誰よりも自分が好きな人間なので最終的には自分の都合を優先するのです。
 仮に次回も同様のイベントがありましたら、今度はもっと若い整理番号で、もっと良い座席を入手して参加したいです。番号どころか次も無事にチケットを買える保障は欠片も無いのですが、一度取れると何故か次も取れると勝手に錯覚してしまうものなのです。
 それにしても本当に楽しくて有意義な時間を過ごせました。またイベントが遠くない内にあると良いですな。


 壱拾参日 金曜日

 本日は十三日の金曜日です。十三日が木曜や土曜だったりすると一日ずれていれば十三日の金曜だったのにと惜しんだりするのですが、いざそれが実現しても特に何かあるわけでもないので特別な感慨も沸きません。どちらに転んでも損をした気分になる不条理な日でございます。

 まんがライフオリジナル六月号を読んでいて目に留まった『兄がライバル!』が面白かったです。三ヶ月連続掲載の一回目となる前号を読めなかったのが残念ですが、掲載されている作品の全てを読んでいるわけではないので全てに気付くのは難しいです。今回から三ヶ月連続が開始された『惑い星と花』はしっとりとした雰囲気とは裏腹に酷い内容でした。

 緋弾のアリア視聴。
 ルパンの曾孫だと言う理子やらホームズの曾孫だと言うアリアやら、この世界にはルパンやホームズが実在していたのですか。するとキンちゃんは遠山の金さんの、白雪は白雪姫の子孫とでも言うつもりでしょうか。しかし他はともかく祖先が白雪姫と言われても凄いのか判断が難しいです。

 電波女と青春男視聴。
 これまでの奇行が原因でエリオがアルバイトに採用されないと言うのは重たい話ですなぁ。これから先の人生に希望が見えないではありませんか。自業自得なのですが記憶喪失の恐怖を考慮すると同情してしまいます。しかし最初から採用するつもりが無いのなら面接の必要は無いでしょうに、意地と性格が悪いです。


 壱拾弐日 木曜日

 ギョーカイ時事放談第146回を聞きました。
 アポロンレコードとは懐かしい名前です。平成ガンダムのレコード会社がアポロンでした。
 偽まるがうぷたんの番組に真剣に駄目出しをしているのがシュールで面白いのですが、当事者のうぷたんが制作現場の混乱を嬉しそうに語るのはどうなのでしょう。恥を晒しているも同然です。うぷたんが日活に入って作りたかったのはこれなのですか、と見てもいないのに言ってしまいます。
偽まる「あれまた休職中になってるこいつ」
 そういえば一時期、諸葛きんチャチャは休職中(求職中?)と言っていましたね。またなのですか(笑)。
 あたしは偽まるが言っていた排他的な人間そのものなので、SKE48とやらがゲストなのは複雑な気持ちです。抑、SKEフォーティーなんちゃらとやらをよく知らないのですが、ゲスト目当てにラジオを聞く人とか出るのですかね。

 勇者シリーズの主題歌を網羅した『勇者シリーズ20周年記念GREATEST』を購入しました。期間限定生産ながら一年間なので未だ余裕がありますが、今買わないのに他の日に買う道理があるのかと言う感じなので意を決して購入です。しかし先日購入したFICTIONUを未だ聞き込んでいないのでこれを聞くのはもう少し先にしておきましょう。とりあえず買っておけば安心ですが、次から次へと聞いてしまっては勿体無いですからね。一枚一枚をじっくりと味わいたいです。
 実を言えば必ずしも全ての曲がCDを買うほどに好きなわけではないのですが、これに関しては歌と言うより勇者シリーズが好きと言うのが主な動機です。この手のベストアルバムは偶にしか出ないでしょうから抑えておきたいと判断しました。勇者シリーズはエルドランシリーズと並んでミオさんに多大な影響を与えたロボットアニメであり、漠然とスーパーロボットを思い浮かべるとそれは勇者シリーズのフォーマットなのです。また勇者シリーズの新作が見たいのですが、それが無理でも勇者シリーズの様な熱くて明るく楽しくて、子供に向けて玩具を売るロボットアニメが見たいです。
 ところでCDを買った直後なのに更に別のCDが欲しくなってしまったのが困りものです。それも三枚です。買うのはもう少し先にするべきなのですが、欲しくて我慢が出来そうにありませんわ。加えて言えば常に欲しいCDは他にもあって、その中で特別に欲しいものを優先的に買っているのですがね。


 壱拾壱日 水曜日

 うぇぶらじ@電撃文庫第二十一回を聞きました。
 パソコンのデスクトップに置かれているアイコンの数ですが、ミオさんは僅か二つしかありません。自分で言うのもなんですがこれだけ少ないのは稀でしょう。抑、デスクトップのアイコンにそれほどの必要性を感じません。フルブラウザでネットサーフィンをしている事が多いので画面を最小化しないとアクセス出来ないデスクトップアイコンよりも、スタートメニューから辿ってアクセスする方が楽に感じられます。而してウィンドウズ7ではフォルダ機能が向上し、より目的のファイルを探し易くなりました。以前にも増してデスクトップアイコンを使用しなくなったのです。そうする予定は皆無ですが縦しんばデスクトップアイコンが無くとも困らないでしょう。
 今宵のゲストである電撃作家は菱田愛日でした。愛日と聞くと真っ先に三重野瞳の親友として知られる水野愛日を思い出します(何)。著作を読んだ事が無いばかりか名前すら初めてお聞きする方でして、矢張り全く知らないと会話ももう一つ楽しめない感があります。作品に関する話題についていけないのですから当然ですな。


 壱拾日 火曜日

 家の近くにコカ・コーラ社の自動販売機が設置してあるのですが、これが宜しくありません。
 夕餉を食し入浴を終えてぼけーっとしていると時折、無性にコーラが飲みたくなるのです。そんな時に家の近くにある自動販売機が曲者でして、余りにも容易に買いに行ける距離にある為に誘惑に抗えず、衝動的にふらりと赴き硬貨を投入しボタンを押してしまうのです。
 涙も出ないほどに枯れた不毛の大地に潤いが齎された様な幸福な気分になりました。そんな何よりも甘い誘惑に従って得た成果なのですが、しかし大抵は最初の一口か二口を飲んだだけで数年来の悲願が成就した様に満足してしまい、気は済みます。まるで恋焦がれる乙女の様に想いを馳せていたのに、宛ら百年の恋も冷めたが如く残りは大した感慨も無くだらだらと飲み乾してしまいました。
 こんな事を繰り返すのですから自動販売機が設置してあるのが宜しくありません。しかもテレビを見ていてこんな事があると一週間後に同じ番組を見ているだけでコーラが飲みたくなる、一種の条件反射が身に付いてしまうのですから更に難儀です。


 玖日 月曜日

○週刊少年ジャンプ 2011年22号
こちら葛飾区亀有公園前派出所 白と黒の訪問者の巻
 連載1700回突破記念巻頭カラーでこんなしょうもない話をやるのですか。毎週毎週こち亀には幻滅させられてばかりです。
NARUTO‐ナルト‐ #537:夜へ・・・!!
 火影と雷影の二人が本陣を離れるとは、ナルトの勝手な行動が原因で随分と悪い方向に転がっています。
SKET DANCE 第183話 中庭冬の陣
 加藤希里の声に頭の中で完全に一致する声優が居るのですが、それが誰なのかどうしても思い出せません。若手だったと思うのですが名前も演じている役も出て来ないのです。小野大輔とゆうきゃんが近いのですが微妙に異なりますし、俺翼を見ていてひょっとして訪諏部と言うのも考えたのですが違いました。誰だったかなぁ。
家庭教師ヒットマンREBORN! 標的335 異変
 まんまと出し抜かれている骸が間抜けなのは如何ともし難いのですが、勝利したと思わせておいて逆転と言うつまらない流れにならなかった事だけは良かったです。しかし煽りにD・スペード究極体なんて使うセンスはどうにかならないものかしら。
めだかボックス 第96箱 『僕の仕事だからね』
 裏の六人と負け犬組みの戦闘に乱入した時も、禊ちゃんは螺旋でその場の全員を制していましたからね。あれは大嘘吐きでは説明が付きませんでした。


 捌日 日曜日

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第12話 『極付派手侍』
 マーベラスのチンピラ染みた表情と、軽くて上滑りしている声が好きになれませんなぁ。無理に悪ぶっている感じで凄く痛痛しいですし、好感の持てる性格ではありません。ゴーオンレッドと同じで演者が演じ切れていない感があります。
 ブルーを除いた四人が次次とゴーカイチェンジを繰り返し画面が賑やかでしたが、一人につき三つの戦隊に変身した為の一つひとつの時間が短くて堪能し切れませんでした。ダイレンジャーでは唯一登場していなかったリュウレンジャーや超忍法空駆けを使ってくれたハリケンレッドなど良いのもありましたが、グリーンサイ、イエローマスク、ピンクフラッシュは目立たず勿体無かったです。
 生身のゴーカイジャーがゴーミンと戦う場面がありましたが、長長と工夫も無く――個個のアクションは工夫されていましたが画面の繋ぎが単調です――人数分を繰り返すのでだれています。もっとスピーディに纏めて欲しかったですな。
 シンケンゴーカイオーの烈火大斬刀が大き過ぎて驚愕しました。玩具よりは大振りになるだろうと思っていましたが想像以上です。しかしそれも含めて軽いCGばかりでシンケンゴーカイオーの初登場に心を動かされませんでした。もっと丁寧に描写して欲しいです。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第33話 『友情と暴走と残されたベルト』
 紫のヤミーはプテラノドンだけなのでしょうか。恐竜の怪人と言う面白いものが見られそうなのに同じ種類ばかりではつまらないです。
 OP映像がようやっと元に戻りました。やっぱりこの映像が落ち着きますね。
映司「もしかして、北村君!?」
 だから最初から北村だって言っていたではあるいませんか(笑)。
 北村雄一の欲望は親友への渇望でしょうか。高校時代、映司に優しくして貰った為に親友であると勝手に勘違いし、心の奥底ではそれに気付いているからこそ親友であろうと、親友として認めて貰おうとしている様に見受けられます。
 久久にサゴーゾに変身したのが嬉しいです。その強さは健在でフクロウヤミーを追い詰める安定した強さで安心させてくれました。止めをさせなかったのが残念ですがこれは仕方がありませんか。

 バーチャルアドベンチャーイースト2で次回放送から三重野瞳が育児休暇を取ると言う事で暫くのお休みとなるみたいですが、当分はこの番組を聞く事も無くなってしまいますな。ただ番組を聞かないと復帰が何時になるのか理解らないのが問題です。


 漆日 土曜日

 まんがホーム六月号のらいかは文男が来華と将一が「つきあってないの!?」と驚愕していましたが、あんな光景を見せられれば彼ならずとも驚いて宜なるかな。擬似デートを終えてお互いに次の約束が無い事を残念がっている様子とかもう二人の距離はお互いを交差してそのまま突っ切らんばかりではありませんか。

 一週間後に行われるトークイベント『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談 心機一転スペシャル』のチケット発売日が本日だったのですが、定められた紙幣を特定の相手に渡して引き換えにそのチケットを受け取りました。平たく言いますとチケットを買ったと言う事です。
 実は今年の頭に行われた前回のイベントも参加希望の意思がありチケット購入に臨むつもりでしたが粗忽者なので迂闊にも失念し、発売が開始された一時間後に気付いたものの時既に遅し後の祭りでした。今回は忘れまいと意気込んでおり、その甲斐があってと言うべきか、意気込んだのにと言うべきか、完全に忘却していたものの発売開始の一時間前に何とか思い出したのです。
 インターネット経由でも購入は可能なのですが回線が混雑して難儀するらしいと聞き、販売開始の十時よりも十分くらい前に着く様にローソン店頭に向かいました。店頭までの道行きは大丈夫だろうと構えて些か暢気だったのですが、店頭に着くと絶望的な光景を見せられました。既にロッピーの端末に誰かが待機しているのです。顔面が蒼白になりそうでしたが去迚押し退けるわけにも行きませんし、大人しく後方に並びました。店員同士のスーパーロボット大戦に関する雑談をBGMに、何も出来ないもどかしさと共に時が過ぎるのを待ちます。そして時計の長針が十二を、短針が十を指した頃に前の客が行動を開始し、何やら端末を操作しております。果たしてどれだけの時が経過していたのか、時計を携帯する習慣が無い小生には見当がつきませんが先客が去ると同時に飛びつく様に端末を操作しました。初めての経験だった為にもたつき若干の時間的な損失を生みながらも目的を完遂し、無事に購入と相成ったのです。
 因みに手の中にあるチケットの整理番号は九十番台です。もしも自分が先に並んでいたらもっと若い番号だったのではないかと悔いが残る苦い結果となりました。本来ならば購入出来ただけでも喜ぶべき――縦しんば買えなかったら落ち込んでいたであろう事は容易に想像がつきます――ですが、良い結果を得られてしまうと更によりよい結果を望む欲目が出てしまうものなのですよ。恐らくは番号次第で当日の座席も望む席になる可能性が高くなるでしょう。何よりもステージに近い場所で体験したい、そんな欲求が抑えられません。
 最善の結果を得られたわけではありませんがこれで初めてギョーカイ時事放談のイベントに参加出来る権利を得ました。「い、家から出たくないし、イベントなんて興味無いもん!」と強がっていましたが予てより憧れだったのです。来週の土曜日が楽しみです。不安なのは一度も会場の新宿ロフトプラスワンに行った事が無い事、而して場所すら知らない事ですね(ぉ チケットを購入したのに迷って着けませんでした、となっては目も当てられません。入念な下調べが要求されます。


 陸日 金曜日

 電波男と青春女を視聴しました。
 前回の放送は青春ポイントで最後に真とエリオが「アイキャンノットフライ」と声を揃えたのが凄く良かったです。
 そんな前回を踏まえた今回は真による青春ポイントの説明から始まりましたが、そんな事を滔滔と語られても反応に困ります(ぉ
真「今、ポイントってどれくらいなんだ?」
 いあ、聞かれても・・・。
 真もそうですが流子を筆頭に突飛な言動が漫画的で受け入れ難いですなぁ。恐らく原作だとこんなに気にならなかったのでしょうが、声がついた事で寒寒しいです。女々だけは不思議と嫌ではないのですがこれは真の反応からも明らかな様に作中でもおかしな言動の人物として描写されているからでしょうね。
女々「遅〜い! 日焼けしちゃうから早くして欲しいですわ〜! すわすわ〜!」
 不意打ちのすわすわ〜に笑ってしまいました。
 結局エリオが宇宙人だと言うのは妄言だったのですね。予備知識の無い状態では世界観も理解りませんから真偽が読めませんでした。
 そういえばこのアニメの監督と制作会社は荒川アンダーザブリッジの人なのですよね。荒川の時点でも灰汁が弱まっていて見易くなっていましたがこのアニメはそれ以上で言われなければ気付きません。昔は個性の強い作風だった高松信司が現在は原作物を堅実にアニメ化している事を例に挙げ、新房某も十年後には職業監督になっているかも知れないと言う意見を見た事がありましたが、本作を見ていると実際にその兆候が出始めていますね。


 伍日 木曜日

 『神様のメモ帳2』を読みました。
 二巻目になってから言う事ではありませんがこの作品は一人称視点で書かれているのですね。それで地の文との境目が曖昧だったりしましたが本書の場合は主人公の藤島鳴海が独り言が多いとされていて、無意識に発している独り言が他者に指摘されて初めて本人と読者が気付く構成になっています。例えば涼宮ハルヒシリーズでは読者にどれが心の声でどれが発言なのか分かり辛くしていましたが、本書ではそれを独り言が覆いと言う味付けに持っていっているのが印象に残りました。
 ストーリーは二巻のメインとなった話よりも、最後に彩夏が意識を取り戻したのに全てを持っていかれた感じです。本筋も楽しめましたが一巻が後味が悪く終わっていましたから彼女の復活に興味が移ってしまいました。
 それにしてもどうでも良いことなのですがニート探偵を自称し殆どが室内に居るアリスが健康的な体格を維持している事に違和感がありますなぁ。創作物では禁句なのかも知れませんが碌に運動せずにドクターペッパーを二本も三本も飲んでいたら絶対に体型を崩すでしょう。


 肆日 水曜日

 喫茶黒うさぎ第193回を聞きました。
矢野さん「男はファミレスでパフェを頼みませんからね」
 そんな事はありませんよ!? ファミリーレストランで最後のデザートにパフェで締めるのは定番でしょう。洒落たケーキとかではなくパフェが良いのです。

 ギョーカイ時事放談生放送を聞きました。
 うぷたんの家はネット環境が無いのですか。仕事の内容からすると珍しそうですな。しかし仕事をネットカフェやるのは如何なものでしょうか。セキュリティ面で危ない気がします。
 偽まるが女性声優を君付けで呼ぶのはBOMBの影響と言うのは何とも意外です。単にプロデューサーだからだと思っていたのですが、割としょうもない理由だった事が明かされました。
 二曲目に流れた伊藤かな恵の『ここから』は前奏が図書館戦争の副主題歌に酷似していませんか。一瞬驚きました。


 参日 火曜日

 TVCFが流れていて気になっていた梶浦由記の『FICTION U』を買いました。これまでにも二度ほど買おうとしたのですがつい忘れていたので、三度目の正直とばかりに行動です。
 CDを買うのはセキレイサウンドコンプリート以来なので久し振りとなりましたが、今期のアニメソングで多少なりとも興味を持ったのは緋弾のアリアとクェイサーIIのOPです。前者は良くも悪くもMay’nと言う感じで安定していますね。後者は前奏とサビに入る直前の「決めたLilithよ」の部分が好きです。ただどちらもCDを購入するまでにはもう一歩決め手に欠けます。それから電波女と青春男のOPも最初は良いと思ったのですが曲を作っている人間の名前を確認して興味が失せました。

 ブリーチを視聴す。
 マユリの霊骸が本物からすれば部下に相当する因幡影狼佐の命令に従っているのが不自然なのですが、或いは全ての霊骸は無意識にでも影狼佐に従う様に作られているのかも知れませんね。体長格の霊骸を作ったら言う事を聞かなくて反逆されました、では余りにも間抜けですからそれくらいの対策はしていると考えるべきでしょう。
 主に画面に出ているのが隊長や副隊長なので影狼佐が十二番隊七席と聞いて下っ端と錯覚しそうになりますが、抑抑が席官であると言うだけで一般的な観点からすれば物凄い選良なのですよね。
コン「皆には言いたくねぇ事でも俺には話せんだろ。何たって俺様は命の恩人だからな!」
 随分と尊大で恩着せがましい命の恩人ですな(笑)。
雨竜「理解らないか? 君は、(椎茸を掲げながら)誇り高きクインシークロスを汚したんだ!」
 理解るかい!
 アニメオリジナルの長編は毎度、導入部分は面白そうに盛り上げるのですがテンションが最後まで持続せず最後は尻すぼみに終わる傾向があります。しかし今回はスロースターターなのか、これまでのアニメオリジナル長編エピソードに比して魅力が弱いです。これから本物と霊骸の対決とかで盛り上げてくれるのでしょうか。
 特にこのエピソードのみに言う事ではありませんが、偶には長編に尸魂界を関わらせず現世組だけの話にしてくれないものかと思います。必要以上の数が出て持て余しているのですよね。それで誰かが割を食ったりするのですから、それなら現世組に絞って個個の活躍を増やして欲しいです。


 弐日 月曜日

 書き忘れておりましたが昨日、TFユナイテッドの副官マイスターを購入しました。より正確に表現すれば注文していたのが届いたのです。
 この数ヶ月は熱心にTFを買う事が無かったのですが先月にマスターピースのムービースタスクリを買ったのが転機となりました。TFへの興味と魅力を思い出し、その結果が先日のアニメイテッドスタスクであり、このユナイテッドマイスターであるのです。
 ユナイテッドに関して知っているのはアニメイテッドの最終回で見たTVCFのみだったのですが、遅まきながら公式サイトでチェックするとマイスターが目に付いたのです。元来マイスターが好きでして実写映画では性格に幻滅しその最期に複雑な感情を抱いたものでした。そんなマイスターが初代の印象を色濃くした姿で発売されているとあれば欲しくならない筈がないでしょう。購入を決意したのです。それで立ち上がったものの豈図らんや、そう古い商品でもないのにユナイテッドが店頭では殆ど見当たらないではありませんか。小生にとっては禁じ手である通信販売でやっとこさ発見して無事に購入と相成りました。これぞマイスターと言うべき佇まいに満足しております。
 時にユナイテッドの前任と称して差し支えない『変形!ヘンケイ!トランスフォーマー』では何と、スタースクリームにアイアンハイド、そしてホットロディマスと、ミオさんの好きなTFが多数ラインナップされていたのですね。ロボットマスターズのスタスクは評判が芳しくなかったと記憶しておりますがこのシリーズでは決定版と言える出来だったそうです。またアイアンハイドやロディマスのリメイクはそれだけで貴重でしょう。同シリーズはお世辞にも素晴らしいとは言えないシリーズ名とチープトイを髣髴とさせるパッケージに苦手意識があった為に全く知りませんでした。記憶を辿るとロディマスが発売されると知り買おうとおぼろげに思った事がありましたがそのまま忘却の彼方に追いやってしまったみたいです。店頭で容易に手に入らなくなってしまった今から言っても詮無き事ですが大変に惜しい事をしました。この三体、特にスタスクは抑えておくべきでした。非常に悔やまれます。
 最後にヘンケイやユナイテッドのラインでウルトラマグナスやロディマスコンボイがリメイクされて欲しいと希望を述べて締めたいと思います。単なる白いコンボイではなくコンボイの同型ロボットが装甲を着込んで巨大なロボットになるウルトラマグナスと、最近はマスターピースが発売されましたが出来の良いロディマスコンボイと言うのは小生のみならず悲願と言って良いでしょう。この望みが叶う事を願います。


 壱日 日曜日

○海賊戦隊ゴーカイジャー 第11話 『真剣大騒動』
 幹部の中で声を担当しているのが声優ではなかったバリゾーグですが、ジョーの先輩だったシドが改造されてワルズ・ギルの忠実な部下となったのですね。以前までは中途で改心して六人目の戦士になると睨んでいたのですが、この分だと最後までブルーと因縁のある敵のままかも知れませんね。しかし改めて着包みではなく顔出しの幹部にして欲しかったと思いました。
 薫と一触即発の状態になったマーベラスが、ジョーの言葉で銃口を下げたのが信頼関係が見えて良かったです。
 今回の行動隊長はゆうきゃんが演じているのですね。昔はどんな声なのか認識していなかったゆうきゃんですが最近は理解る様になって自信をつけました。例によってテロップが無いので怪人の名前が分かり辛いのですが、文字でデラツエイガーと見るとそのままでした。
 ジュウレンジャー、ダイナマン、ギンガマンと次次にゴーカイチェンジしましたがどれも良いところがありませんでしたなぁ。それにスーパーダイナマイトのテンションが低いです。あれはダイナマンの主題歌に乗りながら「スーパーダイナマイトだ!」「おー!」「スーパー・・・ダイナマイト!!」「ダイナマイト!」「ダイナマイト!」「アタック!」「アタック!」「アタック!」「アタック!」「アタック!」とそれはもう異常に高いテンションでぶつかっていくのですよ。

○仮面ライダーオーズ/OOO 第32話 『新グリードと空白と無敵のコンボ』
映司「それで思ったんですよね。人が人を助けて良いのは、自分の手が直接届くところまでなんじゃないか、って。俺は、(両手を広げて)こんぐらい。まぁ、届かない事もありますけど。欲望だとしても、こんぐらいなら手に負えますしね」
 拙者、手の届く範囲の人たちを護れればそれでいいでござるよ。俺はスーパーマンじゃないから世界中の人を守るなんてデケーことは言えねぇけど両手で抱えられるでけの人を守れればいい・なんて言えるほど控え目な人間でもねぇんだ。俺は山ほどの人を守りてぇんだ。
 紫のヤミーは桁違いの強さですな。オーズとバースが二人掛かりでも歯が立たないとはこれまでのヤミーとは比較になりません。過去に登場した強豪ヤミーと言えばライオンクラゲヤミーが思い出されますがプテラノドンヤミーの前には霞みますよ。
 身の危険を顧みず飛び出した映司が明に叱責されますが、死ぬつもりが無いと言うのが命の重みを認識していないと言うのが興味深いやり取りでした。死を覚悟している方が現実を直視しているのですね。
 怪我の手当てを終えて部屋に入ってきた映司にアンクがこそっと「大丈夫か?」と呟くのが何だかとっても良いですな。
 これまで断片的に触れられていた映司の過去や素性が明かされたのですが、大物政治家の息子と言うのには驚愕させられました。主人公が政治家の息子なのはライダー史上初でしょう。どんなに手を伸ばしても誰一人として助けられず自分だけが金の力で命を広い、しかも身内の人気取りに利用されたとなれば枯れ果てて現在の様な達観した態度を取る様になるのも道理でしょう。発言の数数に得心しました。
 プトティラコンボが登場しましたがこれは格好良いですな。あれだけ強かったプテラノドンヤミーを難無く斃す文句無しの強さです。プテラノドンヤミーの強さがしっかりと描写されていたのでプトティラコンボの強さが引き立ちます。メダガブリューだろうと思った鴻上からのプレゼントが単なるケーキで不思議に思っていたのですが、メダガブリューは鴻上コーポレーションとは無関係でいきなり地面から取り出すのですね。スーパーロボットアニメで必殺技を放つ演出みたいです。
 暴走したオーズがプテラノドンヤミーを斃した後に今度はバースに襲い掛かるのですが、メダガブリューで何度も執拗に切りつけるより一撃でバースの装甲を砕き生身が露出とかしてくれたほうがその強さが強調されて良かったなぁ、と少し残念に思いました。
 今回はまさに新フォームの登場と言う感じで盛り上がりましたなぁ。タジャドルがあれだけお膳立てされた割には物足りない登場でしたしシャウタは強化形態と言う感じでもありませんでしたからやっと満足のいくものが見られました。しかしタジャドルは目立った活躍が無いままに最強の座から降りてしまうのですね。他のコンボも全体的に出番が少ないですよねぇ。毎回の様に変身されてもありがたみが無くなるから困りますが、ガタキリバとかもっと分身を派手に見せて欲しかったですし、サゴーゾも強いのにそれを発揮する機会が少ないです。

 プリキュア。
アフロディテ「えっと、何だっけそのキュア何とか」
ハミィ「キュアミューズにゃ」
アフロディテ「(怒り気味に)分かってるわよ」
 酷いなこの女(笑)。
 そういえばプリキュアに変身する二人がプリキュアに選ばれる前から友人同士と言うのは珍しいですよね。プリキュア5の一部やフレッシュプリキュアは友人関係でしたが、初代やSSが単なる知り合いか幼い頃に一度だけ会った事がある関係だったりするので新鮮です。