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― プラハ歴史地区T(旧市街広場周辺) ― 
祖父母が見た「黒に埋もれた都」、私が見た「黄金の都」

私の祖父母がこの黄金の都を訪れたのは、まだ共産党支配の時代でした。
当時のアルバムを開くと、私が幻想に泳いだ美しい古都の姿はありません。
写真には宗教関連の教会や聖堂といった建築は一切なく、カレル橋も遠くから写したものでした。
ただ黒いプラハ城が聳え、黒ずんだ街には、あせた色の服を着た人々と、共産党員の征服を来た党員の姿。
街角には銃を持つ兵・・・。祖母によれば、観光客は入国と同時にパスポートを回収され、出国まで返却なし。
見て回ることが出来る場所はわずか。
しかも、建物はどれも黒ずんで修復もされないまま。決して美しい町の印象などはなく、ただただ緊張の連続で、
ヤミによる高レートの外貨交換を持ちかける、ドルを欲しがる人々、威張り散らして歩いている冷たい党員の姿、街角に立つ夜の女達の影・・・・が鮮明に印象に残っているといいます。
プラハの街は、中世から続く支配交代の激動の荒波をものともせず、今、世界遺産として最高の輝きを見せています。
9世紀のプラハ城の建設に始まる百塔の街は、1989年の民主化においては、「ビロード革命」と呼ばれるほどの
無血革命を達成し、長年の共産支配を、街の様相を「不変」とするための、「肥やし」にさえしたといわれます。

まるで街が、自らを守り抜く意思を持っているかのように感じて、立ち尽くしたのを覚えています。
所有者が次々と変わったブルーダイヤモンド「ホープ」もそうですが、自らの品格、にあった状況をじっと待ち、選んで、
存在しつづけるもの、があると思います。
品格のあわないものが触れると身を滅ぼし、それ、はその手から逃げていってしまう。
今のプラハは、「自らの品格にあった時代」を謳歌し、声高らかにチェコ国民音楽の父、
スメタナの「わが祖国」をかなで続けている、そんな、音楽に溢れる街となっています。
迷宮内にあるプラハ第2室も
近いうちに
ご案内させていただく予定です。
(黄金のラビリンス)
プラハ歴史地区1 PragueT(プラハ城内を除く)

−世界遺産指定 チェコ共和国、幻想溢れる百塔の街−
共産支配の下、14・15世紀の街の変貌時計が止められました。
7月8月のハイシーズンには、大勢の欧州人が中世の夢を求めて集います。
黄金の国は不変であること、の美しさをため息と共に今に伝えます。


国民劇場 1881年完成 ネオ・ルネサンス様式。
ハプスブルク支配下の「チェコ民族文化暗黒時代」
に対抗する民族復権運動により、チェコ語で
上演可能な劇場として建設。チェコ文化のシンボル。
プラハのゴシックな美しさを存分に紹介した
氷室京介氏の「炎の化石」PVの最初の場面、
彼が黒い翼で舞い降り、レイブン(鳥)から
人の姿に変身する場所が
実はこの劇場の写真の(銅像の建つ)屋上。
そう、この屋上はかなり広い・・・
あの美しいビデオを見て(名監督の作品ですね)
プラハに魅了されてしまった人、
案外多いようです・・・私も?(笑)
ゴシックな幻想度、No1のビデオで、
プラハに旅行される方はこれ一つでマニアックな
美しい場所も押さえることが出来ます。
できればご覧下さい
これは別に彼のファンでない方にも、
関係なくすすめることの出来る、
傑作ビデオす。

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訪れた国々
表示数は訪問回数
(トランジットの都合で1日、などは除く)
欧州
Europe
米国大陸
America
アジア他
Asia,etc
スイスSwiss 4
フランスFrance 3
イタリアItaly 5
オランダ
Netherland 1
スペインSpain 1
ベルギー
Belgium 1
ドイツGermany 2
イギリスUK 1
ギリシアGreece 1
オーストリア
Austria 2
チェコCzech 1
ハンガリー
Hungary 1
US 1
(only San
Francisco)
カナダ 1
Canada





バリ島 2
Bali
ハワイ 1
Hawaii
タイ 1
Thailand
エジプト 1
Egypt




直線上に配置

T. 海外旅行の迷宮 / Travelling Abroad
迷宮第3室 黄金の部屋/  Part 3  the golden room

直線上に配置

とうとう管理者を第3室まで追跡されたみなさまに、
光溢れる世界の扉をもう一つ開きます・・・
欧州の人々でさえも憧れる中世珠玉の部屋。

注:
文字の表示環境は「中」が最適です.
第4室の扉はページ左下です

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迷宮の扉リクエスト(E-mail)

百塔の街」「建築の博物館」「ヨーロッパの音楽院」
全てプラハに捧げられた呼び名です。
14世紀に神聖ローマ帝国の首都として、
黄金の都、はその頂点を極めます
ティーンの聖母聖堂1365年完成ゴシック様式
赤い屋根:ゴルツ・キンスキー宮殿1765年完成 ロココ様式
大人気:旧市庁舎天文時計1490年頃
毎時丁度に12使徒が
登場16世紀頃開始
聖ミクラーシュ聖堂12世紀創建1753年改築バロック様式
ミクラーシュ聖堂内の星ふるようなシャンデリアと、ステンドグラス夕方からのコンサートは、プラハ名物の毎日行われる多数の教会コンサートの中でも、最もレベルが高いとされる。ビバルディ四季などを演奏していました。
第一の幻想地区
旧市街広場周辺
ミクラーシュ夜8時演奏開始。日本から到着したばかりの私と友人はあまりの音の良さに驚くや否や、α波全開で熟睡(笑)
安価な値段で良質、素晴らしい空間での演奏。もう、大人気です。街中でその日のチケットの販売が行われています(大学生バイトが色んな扮装をしてチケット販売してました)。
ヴァルダワ川にかかるカレル橋とその奥に聳えるプラハ城。朝の風景です。
石畳で歩きにくいのですが、一日中歩いていても飽きることのない幻想の街。
夏は21時でも16時の明るさ。行くなら夏がお徳です(笑)冬だと日照は10時16時。
カレル橋から撮影した夕暮れのプラハ城。こんな景色に出会うから、一日中取り付かれたように歩いてしまいます。
世界遺産指定になって、夜はライトアップされるプラハ城。
怖いくらい幻の世界に入っていますが写真では伝えられない
のが残念。
カレル橋の上。写っていませんが、橋の上の巨大な30もの聖人像が圧巻。ゴシックの極み、があります
(手前の外人さんはゴシック過ぎ)。
歴史建造物ばかり目を取られがちですが、橋の下の美しい風景にも目を向けてみて下さい・・・友人はこの景色に見とれていました。
1848 オーストリア勢力にプラハ市民が決起
1918 チェコスロバキア共和国誕生 初代大統領マサリク
1939 ヒトラー プラハに侵攻
1945 ソ連 プラハに入城
1960 チェコスロバキア共和国誕生
1968 プラハの春 市民の自由化運動、
ソ連・共産5カ国連合軍により軍事弾圧
1989 ビロード革命 共産党政権崩壊
作家ハヴェルが大統領に
1993 チェコとスロバキアが連邦を解消
1日1万歩なんて目じゃない程、
朝からてくてく
国民劇場


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