住職のひとりごと…その5 |
境内の枝垂桜、染井吉野、源平しだれが今盛りです。
このあと遅咲きの枝垂桜が咲きます。月末にはボタンが咲きます。
どうぞお出かけください。
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住職のひとりごと…その4 |
境内に芙蓉の花が咲いています。つくつくほうしの鳴き声が聞こえてきます。
朝夕はだいぶ涼しくなりました。秋への移ろいが、少しずつ感じられる今日この頃です。
曹洞宗の開祖道元禅師の歌に「春は花 夏時鳥 秋は月 冬雪さえて涼しかりけり」があります。美しい自然の移ろいの中で生活できる日本人は、幸せですね。
この時期、月を眺め、星を観察してはいかがでしょうか。時にはそんな心のゆとりがほしいものです。
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住職のひとりごと…その3 |
最近ぞっとするような事件、悪質な犯罪が多発しています。
少しでも減らし、よりよい社会にしたいものです。
そこで、お釈迦様の残した教えの中で、誰もができる行いを実践してみたらいかがでしょうか。
それは、
1「布施」という行い、「自分の願っていること、してほしいことを、人にしてあげること」です。
2「持戒」という行い、「悪いことはせず、よい行いをすること」です。
3「忍辱」という行い、「不平不満を言わず、我慢すること」です。
4「精進」という行い、「努力し、励むこと」です。
5「禅定」という行い、「心を安定させること」です。
6「智慧」という行い、「人としての真実を見つめること」です。
この6つの行いは、自分を高め、人を幸せにすることができます。「六波羅蜜」といいます。毎日少しずつ、6つの行いの中の1つでも実践したいものです。
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住職のひとりごと…その2 |
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上の写真は当山の檀徒で、元中学校の美術教師の高橋典忠先生の作品です。
左の作品は国東半島の摩崖仏大日如来です。
右の作品はインドネシアのポルプドウル遺跡の一部を描いたもので、埼玉県展で入選したものです。
当山の心王殿に展示されています。
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住職のひとりごと…その1 |
上の写真は全国の銘石を使って作った枯山水庭園です。『洗心苑』と命名しました。
ここにたたずむと、心の安らぎが得られます。
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境内で遊んでいる子どもたちからよく挨拶されます。
とても感心させられます。
私は、「挨拶は人と人との潤滑油」「人が出会う心のオアシス」だと思います。
朝・昼・晩の挨拶の他に接頭語「お」「ご」接尾語「さま」がつく
挨拶言葉を大切にしたいと思います。
「ご苦労さま」「お疲れさま」「お陰さま」「ご愁傷さま」などですが、
接頭語・接尾語を除いてしまうと、あまりイメージがよくありません。
イメージのよくない言葉に接頭語・接尾語をつけて、最高の言葉にしたところに
日本人の知恵が表れていると思います。
人と人との関係が希薄になっている現在、これらの言葉を大切にして、
生活していきたいものです。挨拶も布施行のひとつです。
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ぜひお越しください→地図
深谷市 花園 寿楽院ホームページ https://jurakuin.com/