真言宗豊山派 心王山 自心院 華蔵寺 埼玉県の名刹

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装いも新たにリニューアルオープン
鳥獣戯画が加わりました。(下記に詳細)

 
大日如来坐像 (埼玉県指定有形文化財)
ぜひお越しください→地図
http://www9.plala.or.jp/kezouji/

貴重な美術品を多くの人の目に
当山は開創以来800有余年になりました。多くの仏像・仏画・書軸。水墨画・日本画を所蔵しています。

代表的なものは、木造大日如来坐像(埼玉県指定有形文化財)、円空仏(深谷市指定重要文化財)、山水楼閣図屏風(深谷市指定重要文化財)です。

仏画は涅槃図十六羅漢図・十ニ天図観音図などです。
書軸は中村佛庵・澁澤誠室・澁澤栄一・金井之恭吉田苞竹・真言宗豊山派の高僧等です。
また、小林一茶の句軸もあります。日本画は平山郁夫・後藤純男・上村松篁・中島千波等です。展示数100点。
これらを後世に伝え、多くの方に鑑賞していただくため、美術館建設を計画し、9月末に完成いたしました。10月15日より公開いたします。
皆様のご来館をお待ちしております。

入館料 500円


円空仏  (深谷市指定重要文化財)
円空は江戸時代前期の修験僧で、全国に「円空仏」と呼ばれる独特の作風を持った木彫りの仏像を残したことで知られます。

尾高 惇忠 

尾高 惇忠(おだか あつただ(じゅんちゅう)、(1830年-1901年)は、深谷市手計村の名主の子として生まれました。

渋沢栄一の従兄、かつ義兄(栄一の妻・千代の兄)であり、尾高塾を開き、栄一に論語を教えた学問の師でもあります。

日本の実業家。富岡製糸場の初代場長、第一国立銀行仙台支店支配人などを務めました。

 

澁澤誠室・澁澤栄一 

 渋沢 栄一は地元深谷市の出身で、明治時代の官僚、実業家。第一国立銀行や東京証券取引所などといった多種多様な企業の設立・経営に関わり、「日本資本主義の父」ともいわれる。理化学研究所の創設者。

青淵(せいえん)という雅号を持ち、達筆で知られます。
伯父の誠室(宗助)も素晴らしい筆致です。

渋沢栄一と渋沢誠室の書

鳥獣戯画 (新規展示)
約800年前、12世紀 - 13世紀(平安時代末期 - 鎌倉時代初期)の幅のある年代に複数の作者によって、別個の作品として描かれたのが「鳥獣戯画」です。
長い巻物ですが、当美術館では評価の高い 甲巻・乙巻を展示してあります。
 
 

金井烏洲 屏風
金井 烏洲(かない うじゅう)は、江戸時代後期の画家。谷文晁に師事。地元、島村郷に住む。南画の他に詩文もよくし「無声詩話」の著者としても有名。「金井烏洲と一族の墓」は群馬県指定史跡になっています。

弟の研香も画家として活躍しました。
この屏風は金井 烏洲の作品の中でも、最大級の作品で筆致も精細です。


 
 
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十六羅漢 
十六羅漢は仏滅800年経ち、ナンディミトラ(慶友)大阿羅漢が大衆に説いたとされる、仏勅を受けて永くこの世に住し衆生を済度する役割をもった16人の阿羅漢のことです。


岡部十一代藩主 安部摂津守信古あんべ のぶひさ)の書 
安部氏は江戸初期から幕末まで一度の移封もなく、武蔵国(埼玉)の岡部を本拠とした。15代藩主信発にいたるまでの235年間、この地域を治めました。
摂津(大阪)や愛知県新城市富岡を領地とし、それぞれ陣屋を設け、代官をおいて政治を行いました。(2万石)
書は正絹に書かれており、見事です。
 


平山郁夫 
平山 郁夫は代表的な日本画家、教育者。日本美術院理事長、一ツ橋綜合財団理事、第6代・第8代東京藝術大学学長を務めました。文化勲章受章者です。シルクロードシリーズは有名。
 
 





吉田 苞竹
 吉田 苞竹(よしだ ほうちく明治23年 - 昭和15年(1940年))は山形県生まれの書家で比田井天来が「東の苞竹、西の尚亭」と称したほど。
月刊誌『書壇』を創刊するなど書道の普及に力を入れ書道界の発展に大きく貢献しました。
 

佛画の展示 
古くから伝わる多数の仏画を展示しております。

曼荼羅・十三仏・観音図・不動明王・十二天・八祖大師・弘法大師・興教大師・十六羅漢・十六善神・如意輪観音・高僧の墨書・般若心経など

 
古くから伝わる仏画



曼荼羅八祖十三仏


墨跡も多数展示してあります。


釈迦三尊十六善神図
釈迦三尊と十六善神(四天王と十二神将の総称)
大般若経六百巻の教えを守護する図です。
丁寧に描かれており、絵は発色良く保存されています。この絵には
他に法湧菩薩・常啼菩薩・深沙大将・玄奘三蔵が描かれています。

金井之恭 
 金井之恭(かない ゆきやす 1833年-1907年)は幕末期の志士、明治期の官僚、書家。画家で勤皇家の父・金井 烏洲の三男。貴族院勅選議員。

明治書壇の有数の大家で、日本書道会・書道奨励会の会長等を歴任。
 


小林一茶 
小林一茶(1763年-1827年)誰もが知る代表的な江戸時代の歌人です。

めでたさも中位なりおらが春
やせ蛙まけるな一茶これにあり
やれ打つな蝿が手をすり足をする
名月をとってくれろと泣く子かな

など代表句を多数

この句は「なでしこや 地蔵菩薩の あとさきに」と詠まれています。

菩薩を「艹 艹」と表記するのは、僧侶の書き方で一茶が仏教に造詣が深いことが伺えます。
 
 
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會津八一 
會津八一(1881-1956)は、新潟市生まれの歌人、書家、東洋美術史学者です。早稲田大学名誉教授.

「春日野に おし照る月の ほがらかに 秋の夕べと なりにけるかも」などが代表句
 
 


西郷 隆盛 


 西郷 隆盛(さいごう たかもり 1828年-1877年)は日本の武士(薩摩藩士)・軍人(帝国陸軍大将)・政治家。
江戸無血開城など明治維新に貢献、西南戦争で没。達筆で驚かされます。南洲は隆盛の号です。南国薩摩への愛情が偲ばれます。
 

展示品点数 (入れ替えします)
仏像6 仏画28 書軸44 絵巻物1
屏風2 絵画23 水墨画3 色紙多数

展示品の主な作者名
真言宗豊山派の高僧・良寛・大西良慶
小林一茶・後藤純男・中島千波
山下清・横山大観・宮本武蔵 ほか



ぜひお越しください→地図  TEL 048-587-2145

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