広い境内、四季を通じていろいろな花を楽しむことができます。 特に当山の境内が最も美しいのは、ツツジ・牡丹の咲く4月下旬から5月上旬です。 本堂右手に設置されている水琴窟でいにしえの音色を味わってください。 境内東の銘石を多く配した観泉庭園「洗心苑」は心を和ませてくれます。 仏事の時だけでなくふだん寺を訪れてください。心のやすらぎが得られます。
概略 参拝時間 8:00~18:00 ぜひお越しください→地図 http://www9.plala.or.jp/kezouji/
当山は鎌倉時代の初期、建久5年(1194年)新田氏の祖・新田義重公の嫡男、新田蔵人大夫義兼公(新田氏第2代)によって開創された古刹である。義兼公は新田家の武運長久の祈願所として、弘道上人を招いて開山とした。 爾来繁栄を見たが、南北朝時代に一時衰退、第11世祐遍が再興した。開創以来810年,38世によって法灯を守っている。開基義兼公の没年は不明である。華蔵寺殿本源浄義大禅定門の位牌は、本堂に安置されている。 開山弘道上人は建保3年(1215年)に入寂した。本尊は金剛界大日如来、真言宗豊山派に属し、総本山は奈良県桜井市の長谷寺である。近年開創された関東八十八カ所霊場第87番札所、彩の国武州路十二支守り本尊霊場未年の寺に所属している。 境内は広く、木々が多く、1年を通じて花を楽しむことができる。早春のウメに始まり、オウバイ・サンシュユ・コブシ・ジンチョウゲ・トサミズキ・ツバキ・ボケ・レンギョウ・ロウバイ・サクラ・ウツギ・エニシダ・エゴノキ・カイドウ・カルミア・ゲッケイジュ・コデマリ・シャリンバイ・ドウダンツツジ・ツツジ・ハクチョウゲ・ハナズオウ・ハナモモ・ボタン・モクレン・ヤマブキ・ヤマボウシなどが咲く。夏が訪れると、アジサイ・キンシバイ・クチナシ・サツキ・サルスベリ・シモツケ・タイサンボク・ナツツバキ・ビヨウヤナギ・フヨウ・ムクゲ・秋冬にはハギ・キンモクセイ・ギンモクセイ・サザンカなどがその美しさを競う。また、モミジ・イチョウ・メグスリの木の紅葉が彩りをそえる。境内が最も美しく彩られるのは、4月下旬から5月上旬の頃である。また、葉書の元になった木「多羅葉樹」の大木が山門脇にある。本堂左手には、日本経済生みの親、渋沢栄一翁お手植えの赤松がある。
美術館
本堂
本堂内の欄間
本堂内陣と下陣の境にある彫刻、中央に龍左右に虎を配しています。彩色が少し剥落していますが、彫りが深く見事なものです。残念ながら、作者、製作年代は明らかでありません。
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山門
水琴窟
小堀遠州によって考案されたものですが、蹲の水が落ちて、地中に埋められたかめに反響して、えもいわれぬ音色が響きます。
大日堂 (市指定重要文化財)
寄棟造り 瓦葺き 間口4間 奥行き4間 江戸時代中期作 胎蔵界大日如来が奉安されています。 (県指定重要文化財の大日如来は美術館内に奉安されています。)
毘沙門堂
入母屋作り 銅板葺き 間口4間 奥行き4間 当山開創800年を記念して、平成3年9月に建立されました。
明治の初め廃寺となった近くの福応寺の本尊毘沙門天・不動明王、阿弥陀如来・歓喜天(秘仏)を安置しています。 当山 開創八百年の記念事業として毘沙門堂として新築、 また、二つの仏像を大修繕して奉安しました。
鐘楼門
梵鐘は第2次世界大戦の時供出。現在のものは昭和29年に新たに鋳造、奉安しました。
鐘楼門 詳細
格天井の36枚の絵は、地元の画家鳥羽琴陵(金井烏洲の弟子)の手によるもので、
人物花鳥風月が描かれています。院号額(自心院)は荻野本家当主、荻野清風によるものです。
閻魔堂(十王堂)
十王は地獄において亡者の審判を行う10尊の裁判官の役割があり、左から 秦広王.初江王.宋帝王.五官王.閻魔王.変成王.泰山王.平等王.都市王.五道転輪王 の順に並んでいます。
心王殿 (多目的ホール)
平成12年9月12日に落慶しました。 総床面積102坪。ホール・式場・和室2室・親族控え室・風呂・トイレ・厨房・導師控え室・寺務室があり、
通夜・葬儀・告別式・法事の後のお斎(食事)を中心に、その他の催しに利用されています。
壁面には、多くの書画が掲げられていて、心が癒されます。
子供広場
関東八十八ヵ所霊場
当山は関東八十八ヵ所霊場の八十七番目の霊場としてお遍路さんに親しまれております。
庫裡
寄棟造り 瓦葺き 間口7間 奥行き7間 住職 寺族の住まい
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