お気楽、お四国巡り 車遍路の注意点(安全確保)

車遍路にも難所があるといわれているけど、ほんとにあるの?。

歩き遍路が、難所で転がるから「遍路ころがし」。
阿波には3ケ所あるんだよね。
一に焼山(焼山寺)、二にお鶴(鶴林寺)、三に太龍(太龍寺)。
その12番焼山寺にやってきたよ。
車は転がらないよね、ハハ。
ハハ、ハー、なんじゃこりゃ、この九十九折りは、なんじゃこりゃ。
右に左に、プリウスが転がるぞー。
うえー、上り坂で、対向車だー。
バック、バックしたら、一気に下がって、こえー。
これが、うわさの「車遍路ころがし」かー、やめて。

歩き遍路の難所に「遍路ころがし」があるように、車遍路にも難所に「車遍路ころがし」があります。
下手な運転しか持ち合わせていない、私からしたら、難所です、「車遍路ころがし」です。
札所はわかるけど、道中にも「車遍路ころがし」が、いったいいくつあるのでしょう。
忘れないうちに、まとめてみました。
あくまでも、運転のへたくそな私が、感じている「車遍路ころがし」です、
ベテランドライバーからしたら、なんなのこれと思われるかもしれませんが、
私にとって は「難所」です、ご参考までに。


○難所にしているは車遍路?。(2014年春から)

九十九折で離合が必要なところなのに、猛スピードで突っ込んでくるやつら。
怖いということを知らないのでしょうか。
「あんたら、減速するという行為はないのか?。」
最近、頻繁に出くわすようになりました。
車遍路のドライバーの質が変わってきたのか?。

○運転がうまい方が、運転すべき。

車遍路の難所以外でも、札所のアプローチは、運転がうまい方にすべきです。
特に、九十九折で、バックもできない方は、運転すべきではない。
あと、5m下がればお互い離合しやすいのに、バックしようとしない、できない方がいました。
はたまた,運転を交代している方もいました。

参照 蛇行してる坂道なんか、バックできません。へリンク。


○難所?(2019年現在)

札所の駐車場まで,車で行くとしたら

阿波

10番切幡寺
12番焼山寺
20番鶴林寺
21番太龍寺(表参道,ロープウェー使わず)

土佐

27番神峰寺
35番清瀧寺

伊予

58番仙遊寺(いがいとここは,真冬の総長は凍結する)
60番横峰寺

讃岐

66番雲辺寺(ロープウェー使わず)

○難所順?(2015年現在)

離合,脱輪の危険順

35番清瀧寺>21番太龍寺>60番横峰寺>10番切幡寺>27番神峰寺>20番鶴林寺>12番焼山寺>66番雲辺寺


○最大の難所は、3ケ所

*阿波の21番太龍寺の表参道

移動手段は、車と徒歩

・距離と時間は、

民宿坂口屋から車道で約3.0km(約20分)のところに黒川駐車場あり、
そこから参道を徒歩で、急斜面を1.2km(約30分)(仁王門まできたら、あと約400m(約10分))

・道の具合は、

アスファルト舗装されているが、白線はなし、
台風(大雨)通過後に道に、落石、落ち葉、枯れ枝が散乱して、覆い尽くしている。
車の底をこする。

・道幅は、

3ナンバーまで可能。

・離合地帯は、

ほとんどなし。

・その他の特徴は、

坂口屋(廃業)のところから入り、狭い道路を進むのみ、バックや離合できるところが皆無に等しい。
そして、約2.0Kmのところから上りの一方通行になり、対向車がこないけど、上りのカーブで切り返しが必要なところあり。
黒川駐車所は広いが、ここを出る時のカーブが下りずらいが、ここからも下りの一方通行になり、対向車の心配なし。
だけど、危険個所にガードレールなし、そのかわりロープあり、ここが狭くて落石ありで要注意。

・回避策

徒歩か地元タクシーを使う、ロープウェーを使用する

*土佐の27番清瀧寺の参道

移動手段は、車

・距離と時間は、

ミカン畑を通るコース

高速道路の下から、約2Km(約5分)、ブロック塀に囲まれたお地蔵さんの祠のところが、一番の難所。

民家を抜けてゆくコース

高速道路の下から、約2km(約10分)、途中2ケ所、切り返しが必要なところあり。

・道の具合は、

ミカン畑を通るコースが,2014年春、新しくアスファルト舗装された。

・道幅は、

3ナンバーまで可能。

・離合地帯は、

ミカン畑を通るコースは、ところどころにあり。
民家を抜けてゆくコースは、ほとんどなし。

・一方通行の時期がある、

5月のゴールデンウィーク等は、一方通行になります。
警備員が起点に配置されるので,その指示にしたがってください。

上りが

民家を抜けてゆくコース

下りが

ミカン畑コース

・回避策

徒歩か、地元タクシーで往復する。

・こすった跡

2014年3月?ごろに、新しくアスファルトが張られたので、ガタガタ道が解消?されました。
しかし、ショックを受けるところが一か所、駐車場の真ん中あたりにある、階段下のところ。
ここで、車の底を摺ります、だから減速してください。
なんでも、仁王門からのぼってきた歩き遍路さんのために、ここのところを生地(平ら)したら、
車の底をするようになったそうです。

・使うのは,遍路さんだけじゃない

よりによって,ハンググライダーの飛び立つところが「石土ノ森」にある。
だから,ここへ行くのに,清瀧寺へのアプローチ道を使っている。
うーん,よりによってこの道を使うのかよ。

・参照

ええかげんに、せーよ、36番清瀧寺。へリンク
車遍路の超難所で、プチ歩き遍路さんになる。 36番清瀧寺。へリンク
デカイ車は難儀しています。狭いのを百も承知で来ているのにね。(タクシー使わないと危険かも。)へリンク
昼飯代がもったいないから、タクシーやめました。 へリンク

讃岐の66番雲辺寺から67番大興寺への移動

移動手段は、車
66番雲辺寺へのアプローチは車道でも楽ですが、山上の駐車場から、67番大興寺へのアプローチが要注意。

・距離と時間は、

県道6号線、薬師峠越えコース

約24Km(約1時間30分)、薬師峠の九十九折が、一番の難所。

県道8号線、まんだら峠越えコース

約26km(約1時間30分)、まんだら峠の直近が一番の難所。

・道の具合は、

薬師峠越えコースは、

薬師峠の九十九折が、アスファルトがボコボコ、落石、落ち葉、枯れ枝が散乱、車の底をする。

まんだら峠越えコースは、

普通

・道幅は、

3ナンバーまで可能。

・離合地帯は、

薬師峠越えコースは、

薬師峠の九十九折になし、超えてからもしばらくガードレールがある道を走るけど、ここもなし。

まんだら峠越えコースは、

ところどころにあり。

・回避策

66番雲辺寺のロープウェーを使って、ロープウェーの駐車場から67番大興寺へ移動する。


○二対一

私の後ろを追いかけてくる車一台。
うーん,めざわりなので道を譲ろうかと思ったけど,追い上げられるよりはいいかなとそのまま,2台で走り抜けた。
そして,山上で話しかけられたら,その意味がわかった。
「二台で動けば,対向車と離合するとき,相手が道を譲れるようにしてくれる。」
うーん,これって当たっているのか?,このパターンで動いたことがないから,
わからない状態でした。
だけど,この時6回ぐらい離合したけど,離合しやすいように相手方が譲ってくれたのはたしかでした。


○データの一覧表は、2つ。

1.google map でポイントを示したもの。

「車遍路の難所はどこにある。」google map へリンク(伊予の今治から讃岐までは2ページ目にあります。)

2.エクセルで整理して、PDF化したものです。

「お四国 九十九折りな場所と注意するところ。」(A3サイズ pdfが開きます)

この一覧表の内容は、

@九十九折りを走行するときの注意点。

一覧表に色が付いているところがあります。
これは札所へのルート上、最終アプローチ等に九十九折りがあり、注意するポイントを解説しています。

A札所へのアブローチで注意すること。

一覧表に色が付いていないところがあります。
札所への最終アプローチの注意点を解説しています。


〇ある意味,車遍路は難儀するね。

あるいみ山寺?なので,駐車場に止めて,本堂(境内)に到着するのに体力を使う。
距離とかアップダウンのことを考えたら車遍路には難所かもしれないけど,
ここまで車に乗っている時間が長いから,いい運動にはなりますけどね。

44番岩屋寺

標高差約220m,ところどころに階段あり
徒歩の距離は約600m(健脚20分) 

71番弥谷寺

570階段
徒歩の距離は約300m(健脚15分)
*徒歩が困難な場合は,有料マイクロバスあり,大師堂までは楽?

10番切幡寺

333階段
徒歩の距離は約200m(健脚10分)

11番焼山寺

駐車場が寺の真裏にあるから,距離がありなかなか到着しない。
ほぼ,ゆるやかな坂道(健脚10分)