「・・・・・・・・、ふー。 ここって、何回来てもなれないよね、はは。」 「運転が向上していないってことじゃないの?。 お大師さんたのみますよ、ふふ。」 「・・・・・・・・・、へー、来ないよ、対向車が来ないよ。 お遍路シーズンなのに、来ないよ、はは。 うえー、来ちゃったよ。 そっちみてくれる、落ちないよね。 ・・・・・・・・・、なんで動かないの、こんな狭いところは、同時に動かないと離合できませかよ。 はは、はー、ふー。」 「あんたが来ない、来ないって連呼する来たんだよ。」 「うう、ごめんなさい。」 ・・・・・・・・、数十分後。 「よーし、このまま一気に下りますよ、はは。 ま、20分もあれば、OKだね、はは。」 「・・・・・・・・、今日はイヤな予感するけど?。 はは、気のせい、気のせい、下りで強烈な離合は、ゴールデンウィークだけですよ、はは。 だけど、今日は平日なのに、お遍路さん多いな、ふー。 それも、年寄りばっかり。」 「・・・・・・・・、時間とお金が有り余っているからでしょ。」 「うらやましいねー、はは。 ふー、何回か離合したけど、楽勝でしたよ、はは。」 「あんたが、止まるから相手が動かざるを得なかったんじゃない。」 「・・・・・・・・、私より相手のほうが空いてましたよ、はは。 それじゃ、最後の難関です。 なんで、こことあそこ、道路拡張しないのかね、下っている方が注意して、お譲りくださいって言われてもね。 拡張すればすむよね、はは。 いままで、ここの離合はたいしたこと無かったから、はは。」 「またまた、そんなこと言ってると、強烈なヤツがきますよ。」 「・・・・・・・、ダンプカー?。」 「団体遍路シァーバスじゃない?。」 「えー、えー、はは、大丈夫、いままでお遍路してて、バス遭遇なんかありませんでしたよ。」 「・・・・・・・・、一ヶ月前に、出口寸前で遭遇しませんでしたか?。」 「ふー、そんなことありました、はは。」 キラリン。 「・・・・・・・、まさか、バス、はは。」 「えー、えー、こりゃ、離合無理ですね。 バックオーラーイ?。 いやー、ガードレール?。」 団体遍路バスとの離合確立が高すぎなのもいやだけど、素人運転の離合もイヤだな。 車遍路の必修条件、バックで20m以上できること。 ・・・・・・・・、曲がりくねっていたら、これできませんよ。 ○車遍路の必修条件 1.九十九折で離合できる場所を、走行中に意識して確認しておくこと。 ○バックする気がないというよりも、バックできない。 ま、これ読んでも関係ないよと車遍路でやってくるやからは、 ○事故責任とりたくない サイドブレーキを作動させて完全停止。 ○むかつく時 離合するために、難儀して寄ってあげて、そこを通過したとき、離合相手の後方が広かったとき。(待機場所があった時) ○人生そのもの ついでにいえば、そんなやつらの顔を見たら、歩んできた人生が見えちゃいました。 |