ヴァイオリンとともに-Avec Violon-
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practice: ヴァイオリン奏法練習のメモ

♪Collé : コレ  ( [仏] coller:ぴったりつける, 張り付かせる)

 

○指の関節の動きで弓をコントロールし音を出す技術。指弓。

(コレ、というのは指以外の部分、手首、肘、腕などはほとんど動かずに楽器に張り付いているように見えるからそう命名されたのだろうか?・・・)

 

○導入の練習:

手の甲と4本の指の部分をつなぐ関節4つを曲げて90度の角度を作る。この状態から各指の先の二つの関節をできるだけ曲げて、指が巻き上がった状態にする。この動きの繰り返しを弓を持った状態でも行う。この動きを弦の上で行う。弓は数センチしか動かないが指先だけで音が出ることを確認する。次に、音を発音し終わったときに腕を少しだけ上げる動作を加える。下げ弓のあとの指の形は伸ばしきった状態、上げ弓のあとは招き猫の手のように巻き上がった状態になっていることを確認する。丁寧な発音でスケールなどの練習をする。

 

○移弦の際には腕がきちんと弦に合った位置に来ていなくてはいけない。弦に弓をおろすときはゆっくり、親指の力を抜くこと。先弓の場合も元弓の場合も弓を握る指の形が変化しないように気をつける。

 

○練習曲例:
クロイツェルの7番。

先弓で上げ弓→元弓で下げ弓、の繰り返しのパターンや、先弓で下げ弓→元弓で上げ弓、の繰り返しのパターン、等々色々な組み合わせで練習する。

 

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