タイトル
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著 者
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出版社
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感 想
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これぞ日本の日本人
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松尾 スズキ
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ぴあ
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ボクより2まわり若い40代で最近よく本や雑誌で目にするようになった演出家・作家・俳優なので、どんな奴なんだと興味本位で読んでみたらスラスラと読めてオモシロかった。何がオモシロかったのか今では想い出せないのだが。巻末の筆者によるイラストが変でイイ。 |
ここに幸あり
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中野 翠
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毎日新聞社
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好きなんです彼女のエッセイが。ほとんど読んでいる。視線がまっすぐで、ズケズケものを言い、あとで後悔したりしてそこんところが可愛いい。好きな映画や俳優の傾向が近くて趣味が合う。新作のビデオを借りる時に彼女の推す映画を選んでは借りてるがほとんどハズレなし。
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猫にかまけて
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町田 康
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講談社
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つい、ネコの写真につられて買ってしまった。飼いネコに対する親バカ(?)ぶりに途中でしらけ、ネコの行動を執ように繰り返して記述されるにおよんで「シツコイナー」と飽きてしまい、途中で放り出す。親バカぶりがエスカレートすると、人は何故引いてしまうのだろうか・・・。ボクも気をつけなくちゃ。 |
日本美術観光図
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赤瀬川 原平
山下 裕一
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朝日出版社
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やはりちくま書房から「日本美術応援団」という文庫本を読んでいて、日本美術に多少興味が引かれ、続けて読んでみたが、山下裕二のつっこみが甘く、赤瀬川源平もいまひとつ乗っていなくパワーダウンしている。表紙の写真などで二人が弥次喜多にコスプレし、首にぶらさがっているカメラが・・・。写真が小さくて分かりにくいのだが、赤瀬川原平がライカのM4、山下裕二がキエフ4と見たが、どうだろう。興味がそっちの方向へ流れてしまった。 |
最後から二冊の巻
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山口 瞳
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河出書房新社
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週刊新潮で連載された山口瞳の名エッセイ「男性自身」がすでに何冊か文庫本化されているが、その中で未収録のエッセイを拾い集めたもの。やはり外したには理由がある。つまり、いまいちの内容なのだ。 |
これで最後の巻
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山口 瞳
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河出書房新社
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これで最後ということで買ってしまう。感想は上に同じ。しかし、これで山口瞳のエッセイは読み切り、そう読むものがない。これが残念というか、楽しみがなくなってしまった。また読み終えたものを引っぱり出して読むしかないのである。 |