今回は、第3回のスケッチブックで恥を忍んで公開した高校時代のデッサン、水彩画から10年後の28才の時の作品で、あのころよりは少しは絵が上達した?のではないかというものを見て下さい。これが実質的にプロのイラストレーターとしてデビューした作品で、掲載されたのは、あの70年代伝説のサブ・カルチャー誌、1974年の「話の特集」である。
TIME TRIP。つまり時間旅行です。
それぞれ活躍した時代の異なる横山エンタツ、ベン・ケーシー、原節子、ブリジット・バルドー、王貞治などが1974年に同一画面上で顔を合わせるというアイデアがひらめきこれを描いたのだが、ひどい肩こりとなり、ハリやマッサージに通いながらボロボロになって完成させた。なお、このTIME TRIPをもって肉筆でのリアルな表現方法に封印をする。なぜなら、あまりの肩こりで神経がピリピリして夜もろくすっぽ寝られなくなってしまったからだ。まあ、そういう意味で思い出の作品である。 |
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