痛みの原因とは?
人の身体は、幾重にも組織が重なり、層構造になっています。本来、その組織間には血液やリンパ液などの組織液が満たされていますが、筋膜などの組織が伸び過ぎたり、縮みすぎたり、熱を持つことにより、組織間隙が保てなくなり、血液やリンパ液の流れが悪くなってしまいます。そのため、疲労物質や老廃物、発痛物質が滞り、痛みを引き起こすと言う訳です。
組織間隙が保たれた弾力ある筋肉にしなければならないので、揉んだり押したりしても治るはずがありません。
揉んだり、押したりした刺激により、痛みの感覚刺激が一部シャットアウトされるため、一時的に楽になったような気がしますが、筋肉は傷つき柔らかくなったと言うよりは、弾力の無いグッタリした筋肉になります。
筋肉はポンプとして、血液を循環させる働きがありますが、このグッタリした筋肉ではポンプとして正常に働いてくれませんし。さらに、傷ついた筋肉は、一部瘢痕組織と言う弾力の無い、硬い組織となって修復されてしまいます。数日経つと痛みが元に戻ると言うのはその為です。
では、どうすれば良いのでしょうか?
皮膚や筋膜、骨などの組織に対して
- 1.捻れ、ズレを矯正する
- 2.伸び過ぎている組織を縮める
- 3.縮み過ぎて硬くなっている組織を伸展出来るようにする
- 4.ヘタったり、グッタリした組織を膨らませる
- 5.高すぎる内圧を下げる
- 6.正常関節稼動域に近づける
などをKAYOtechnique、MARCOテーピング、オステオパシーを行って行く事により、組織間隙が保たれた歪みの無い、弾力のある身体にして行きます。