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壱拾月の独白

 参拾壱日 月曜日

 先月より始まったアニメの新番組に関して、個別に感想を書かないUHF局放送作品を中心に一言ずつ触れます。
Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-
 中中に個性的なアニメです。つまらなくはありませんが未だ楽しみ方を理解出来ていない気がします。
ViVid Strike!
 ビビオペの新作かと思ったのは内緒です(ぉ このシリーズのノリは苦手ですが、物語の主軸はこれまでより分かり易いです。
終末のイゼッタ
 世界設定や戦争のシリアスな雰囲気は好ましくありませんが、画面を縦横無尽に動き回り敵を一網打尽にするイゼッタの活躍が気持ち良く爽快感に溢れています。アニメーションの出来も良いですし今季のアニメでは上位です。
 ただその反面、怪しくなって来た部分もあります。魔法で出来る事のルールを定めてそれを活用して戦う頭脳に振った話なのに、屋外で大声を出して秘密を話す様な悪い意味で創作物にありがちな杜撰な展開があり先行きに不安を感じました。これが酷くなると興醒めですよ。
うどんの国の金色毛鞠
 この手の男性主人公による子育て作品は飽きましたな。子供が狸と言うのが他には無い独自性でしょうが、それが特に面白さに繋がっていません。
ヘボット!
 初回を見た時は衝撃を受けました。長年組んで来たバンダイ、テレ朝、サンライズが考え抜いた末の答えがこれと言う事は、子供に受けるのでしょうか? ただその衝撃も最初だけで、三話くらいから随分と大人しくなってしまった感があります。
SHOW BY ROCK!!
 あたしは面白さが理解出来なかったのですが、前作も人気があったのですよね。こういう作品もあって幅が広がるのは悪くありません。
マジきゅんっ!ルネッサンス
 題名からは何も期待が出来なかったのですが、中身は素直な作りでした。もっと変な作品かと身構えてしまいましたよ。
刀剣乱舞‐花丸‐
 確かUFOが刀剣乱舞のアニメを作ると宣伝を目にした記憶があります。これがそれですか。随分とUFOらしからぬ雰囲気だなぁ、と思っていたのですが違うのですね。UFOによるアニメとはまた別ですか。
アイドルメモリーズ
 後半の実写パートが見ていてきついのですが、去迚アニメの方も大して面白くないと言う(ぉ
12歳。 ちっちゃなムネのトキメキ セカンドシーズン
 結構特殊な空気で笑えるのですが、全体を通すと元の鞘に戻るばかりでこれと言って進展はありませんね。
魔法少女育成計画
 だ・か・ら、どうして魔法少女が戦うのですかッ!! 魔法少女を半分にするとかそういう展開になった途端に醒めました。
 ラ・ピュセルの正体が岸辺颯太だったのは驚愕でした。「女の子は誰でもプリキュアになれる!」に男の子の立場が無いと反発した身としては、これは評価に値します。流石に男性の魔法少女は一人だけでしょうが、例えば変身前は老婆とかもあり得るのですよね。
聖闘士星矢 黄金魂 -soul of gold-
 星矢のアニメも色色とあって時系列や設定がよく理解りません。そろそろ原作をまた一からアニメ化しても良いのではないでしょうか?
TRICKSTAR ‐江戸川乱歩「少年探偵団」より‐
 これを江戸川乱歩「少年探偵団」よりと言われても困りますなぁ。甘々と稲妻と同じ枠と言うのも統一感がありません。
信長の忍び
 重野作品の初アニメ化がこれですか。うち大とかひまじんの様な現代を舞台にした漫画の方が面白いですし、其方にもスポットが当たって欲しいですなぁ。
装神少女まとい
 初回のアバンタイトルを見た時はこれは失敗かと覚悟しましたが、主人公が登場してからの本編は明るく楽しい雰囲気で好みです。気に入り度合いとしては今季のアニメで上位作品の一つですわ。ただゆまは林原めぐみに演じて欲しかったですなぁ。似合いそうですしそうなっていればこのアニメをもっと好きになりましたよ。それにしてもまといと言う割には脱いでばかりですね。
ステラのまほう
 題名から放課後のプレアデスの様な作品を想像していたのですが全然違いました。まほうは?
 ゲームを作るアニメとしてはNEW GAMEほどは登場人物に魅力がありません。
ナゾトキネ
 台詞のセンスや作品の作りが酷いのですが、妙に惹き付けられるものがあり気になってしまいます。魔力のあるアニメですなぁ。
魔法少女なんてもういいですから。セカンドシーズン
 戦わない魔法少女と言うのがもう貴重ですよ。これだってある種のアンチテーゼなのに、正統派に見える不可思議な状態です。
あにトレ!×× ひとつ屋根の下で
 開き直ったと言うか割り切ったと言うか、やりたい事がはっきりしていてそれをストレートに貫き通しているのが清清しいくらいです。題名の××をペケペケと読むとは思いませなんだ。
文豪ストレイドッグス
 いきなり過去の話が展開されてさっぱりついていけない状態です。折角前作の最終話で理解が追い着いたのですがねぇ。
ブレイブウィッチーズ
 シリーズとしての実績もありますからそんなに悪い事にはならないだろうと言う信頼はありますが、始まったばかりで碌に登場人物も覚えていないのに、旧作のOVAが挿入されたのには困りました。ただでさえ旧作の方が愛着があるのにこれでは余計に差が生まれますよ。
フリップフラッパーズ
 これはもうとにかく楽しいの一言に尽きます。異世界を冒険するワクワク感が満載です。その上でやりたい放題なところは、嘗てのテレ東十八時台に多種多様なアニメが溢れていたのを思い出させます。イゼッタやまといより更に気に入りました。あと戦闘で盛り上がる時にかかるBGMが好きです。
競女!!!!!!!!
 凄く頭が悪いですね・・・。
ALL OUT!!
 叫んでいるだけの主人公に魅力が無いのと、澄明の声が気持ち悪いので、印象が悪いです。
 原作のCFで「ラグビーにはエースストライカーも四番バッターも居ない」と言っていますが、そりゃバッターは居ないでしょう。そしてラグビーのルールは存じませんが、やっぱり何かしら注目を浴びる主力ポジションはあるのではないですか?
舟を編む
 ノイタミナらしい原作の選び方ですが、それに反して櫻井孝宏に神谷浩史と言うのはアニメアニメしたキャスティングですなぁ。
 面白いのですが辞書を作りたいとは全く思いませんね(笑)。普通はアニメが面白いとそれに影響されて題材に興味を持つものですが、これを見てあんな気長な作業をやりたくはなりません。
アニメちゃんに会える国
 これもまた凄い番組ですねぇ。何を考えてこんな番組を作ったのか理解に苦しみます。一話の誰一人として登場人物を把握出来ていない状態でキャストの入れ替えとか正気の沙汰ではありませんよ。
DRIFTERS
 苦手意識があったのですが適度にギャグもあって面白いです。原作の完成度は高そうです。
Lostorage incited WIXOSS
 監督や脚本家が変わってもWIXOSSシリーズの空気は継承されていますね。不幸を巻き起こす酷い世界で、見入ってしまいます。
Hi☆sCoool! セハガール
 字面を見てセガを想起したもののセガではなくセハかと思ったらセガのアニメでした(意味不明)。ドキャのダイヤルアップ接続とかそういう小ネタが楽しいです。
タイムボカン24
 三悪の声は夜ノヤッターマンからの続投ですね。平田広明とか合っていたので良い判断なのですが、ドロンジョに関しては夜ヤッターと本作では狙いが違いますのでちょっとずれている気がします。
<ハオライナーズ>Bloodivores
 一人之下の方が面白かったですなぁ。ちと退屈です。
ブブキ・ブランキ 星の巨人
 1クールの積み重ねが効いて面白くなっています。しかしやっぱ分割方式は良いと思えませんなぁ。忘れている事が多いです。素直に連続していた方が絶対に作品にとってプラスでしたよ。
ろんぐらいだぁす!
 初心者の主人公に妹が居ると言う既視感のある状況ですが、最早様式美なのでしょうか。
WWW.WORKING!!
 この作者の作品はどうも性格に問題のある人間が目立ちますなぁ。本気で酷い事をしているのに最終的に許される空気が好ましくありませんし、誰も彼も取り敢えずカップリングしてしまうのも安直です。


 参拾日 日曜日

○動物戦隊ジュウオウジャー 第36話 『ハロウィンの王子様』
操「タスクが・・・遠い、ところへ、行ってしまった・・・」
 このままだと塀の向こうと言う物理的に遠いところに行ってしまいそうですね(ぉ
操「そんな! タスクは、アムとも・・・」
 アムと“も”!(笑)
 操とセラを除いてハロウィンでする仮装の趣旨を誤解していませんか? 化け物や怪物に扮するのですよ?
真美「嘘!? だって、お姫様みたいに振る舞ってたじゃないですか?」
 生来の気質ですね。
 ワイルドトウサイドデカキングの両脚は箱が積み重なっているので、見た目が不安定ですね。崩れそうで心配になります。
 タスクは少しウジウジしていると言うか、男らしさに欠けるきらいがありますからね。さっぱりしたアムの方が格好良く見えるのかも知れません。でも何となく、同性受けが良さそうなのはセラに見えますねぇ。
 あぁ、やっと次回はバドが登場しますか。バドの出番が少ない事に不満があります。

○仮面ライダーエグゼイド 第5話 『全員集結、激突Crash!』
 あの自転車を装甲として纏った姿はレベル3なのですか。ゲームを意識した命名規則を取り入れたものの、暫くはレベル2止まりにでその印象が薄まってしまうのを危惧していたので、早早に3が登場したのは歓迎です。
 永夢と飛彩は早くもダブル変身が様になっていますね。
 相変わらず即座にレベル2になるのなら1の必要性が無いではありませんか。折角の特徴的な要素なのですから、経験値を稼がないとレベルアップ出来ないとか、もっと活用して欲しいです。黒ゼイドに到ってはレベル1の姿を見せた事すらありませんね。
 貴利矢が永夢を名人と呼ぶところが何だか好きです。このくだけつつも一目置いている距離感が良いですね。
 例え犯罪者であっても患者は患者と言うのは子供向け番組の主人公としては正しい姿ですが、実生活では犯罪者に甘過ぎると思う事が多多ありますからねぇ(苦笑)。
 あぁ、そうか。レーザーはレベル1のまま戦っているのに感心したのですが、レーザーのレベル2はバイクでしたね。
 グラファイトに人間としての姿があったのですね。
 咄嗟にレベル1に戻って吶喊するスナイプの戦い方は良かったのですが、レベル1とレベル2に求めているのは状況に応じた使い分けではないのですよねぇ。飽く迄も能力的には高レベルの方が上位互換で、ただレベルアップするまでの条件が欲しいのです。
 エグゼイド2Pカラーの正体がゲーム病患者ではなかった上に、件の患者はバグスターだった事で永夢は躊躇無く戦いましたが、それは別に問題が解決した訳ではありませんよね。尤も、今回での解決を望んでいた訳ではありません――寧ろ今回だけで解決しては軽くなる――から、ちゃんと最終的に回収してくれるのであれば先送りは歓迎です。
エグゼイド「ノーコンティニューでクリアしてやるぜ!」
 この決め台詞はジュウオウジャーとコラボレーションしたら相性が良さそうです。ジュウオウジャーの怪人に巨大化させないと宣言している感じがします。
 2Pカラーの正体は社長でしたか。しかし仮面ライダーゲンムとか自分の名前をそのまま使うとは自己主張が激しいですね(笑)。
 役者が揃って面白くなって来ましたわ。性格も目的も異なる複数のライダーが登場し、その関係性が多種多様なところが好みです。

 プリキュア。
 出た、魔法界の連中特有の浅い考えで魔法を使う現象! 魔法界の教育に問題があるのではと疑念が湧きますが、考えたらあの三人は補習組でしたし単純に劣等生なのですな。いあ、そんな奴らをナシマホウ界に連れて来るなと言う話ですが(ぉ
はー「知らないの? 貴女だって、仮装みたいな変な格好なのに!」
 失礼ですね(笑)。

○ドラゴンボール(スーパー) 『崇めよ!讃えよ!合体ザマス爆誕!!』
 確かに怒りをパワーに変えるのがおぞましい方法と言われればそうかも知れません。
ブルマ「あたしが時間を稼ぐわ。十分、いいえ四五分が限界だろうけれど」
 四五分は稼げるのですか!? それだけで凄いです。
 いあ、魔封波はやり方が理解らなかったのですから、怒りとかそういう精神的な問題で出来る様にはならないでしょう。
 他の世界の自分と言えど感覚としては他人ですが、それでもポタラで合体して意識が一つになってしまう相手として抵抗は少ないですね。


 弐拾玖日 土曜日

○ウルトラマンオーブ 『復活の聖剣』
 ガイはナターシャが死んだのか確認していなかったのですか。それだけ動揺していたのでしょうが、それで心に傷を負っていたのですから間が抜けています。
 あたしゃ全く気付かなかったのですが、ナオミがナターシャの子孫である事を示唆する伏線は敷かれていたのですね。
 ゼッパンドンのオーブを挑発する仕種が好きです。生物として生きている感じがしますなぁ。
隊長「先ずはウルトラマンオーブに攻撃を集中しろ」
隊員「良いんですか?」
隊長「良いんだ」
 なしてオーブが先とですか。百歩譲ってオーブを攻撃対象にするのは仕方が無いとしても、隊員も躊躇う様なオーブよりあからさまに害獣のゼッパンドンを先にするべきでしょう。
ジャグラー「終わりだな。さらば、ウルトラマン」
 『ウルトラマン』最終回の副題みたいです。
 オーブの本当の姿が出るとしたら最終決戦付近と踏んでいたのですがもう出るのですね。光の力をお借りするのがオーブの、この番組の特色だと思っていたのですが、中盤でその要素が弱まってしまいましたなぁ。ウルトラマンさん、ティガさん、タロウさん、メビウスさん、ジャックさん、ゼロさん、ゾフィさん、ベリアルさんだけではなく、もっと他のウルトラ戦士の力も借りて欲しかったです。いあ、まぁ、本当の姿に戻ったからと言って今後も二度と光の力をお借りしないとは言い切れませんが、しかし自分の力で戦えるのにお借りする理由はありませんよねぇ。

文字間の空白排除


 弐拾捌日 金曜日

 『特集「井口裕香」Powerd byのら犬ブラザースのギョーカイ時事放談』を聞きました。
 井口某はともかく、どっひーのラジオ出演は願っていたので嬉しいです。ようやっと実現してくれました。
井口「あ、知ってても、興味ある無いで言ったら無い人も居る訳じゃないですか」
 は〜い(ぉ
 ロストレージナントカウィクロスの主題歌を作曲しているのは、アニメ本編の音楽を担当されている方なのですか。良いですね。あたしにとってこれぞアニメ主題歌の正しい姿です。誰が唄っているかとか本編の要素を歌詞に織り込んでいるとか些末な問題に過ぎません。・・・いあ、些末は言い過ぎました、些末ではありませんが、いっちゃんじゅ〜よ〜なのは作曲家が本編と同じ事ですよ。それによりアニメの一部と化し、主題歌となるのです。昔日ならいざ知らず、今ではとんと見かけないと思っていましたが、意外なところにありました。もしかして知らないだけで、気が付いていないだけで、他にも探したらあるのでせうか?
 番組で名前が挙がる様になったのは此処数年でしたが、どっひーもジェネオン組だったのですね。意外と古株でした。
 井口某に費やす時間が多く、どっひーに対する掘り下げが少なくて物足りないですなぁ。それと川瀬浩平も里見哲朗も不在で、トークでお金を稼いでいる人間がゲストだと、最早別の番組ですね。これは確かに乗っ取りです。


 弐拾漆日 木曜日

○響け!ユーフォニアム2 第四回 『めざめるオーボエ』
 皆が直前に演奏するのが明工と聞いて嫌がっている中で、エメラルドちゃんだけが却ってやる気を見せています。自信に裏打ちされているからでしょうが肝の据わり方が凄いです。
 指摘された問題点はさて置き、みぞちゃんは聡美から高校生で充分と評されるほどの技量なのですね。やっぱり南中出身は凄腕揃いですなぁ。それほどの腕を持ちながらどうして宇治北を選んだのか謎・・・ではありませんね。のぞちゃんと同じ学校を選んだのですよね。
優子「この辺り、もう少したっぷり目で吹いてみたら?」
みぞれ「それが感情って事?」
 そう訊いている時点で感情ではありませんねぇ。
希美「あ、そういえば、みぞれ」
久美子「え」
 久美子の完全に意表を突かれた反応が楽しいです。しかしのぞちゃんの無自覚に他人を傷付けるところが厄介極まりありませんな。本人の何の悪気も悪意も無く、ただ仲の良い友達として助言を送ろうとしている訳ですが、鈍感さが全てを台無しにしています。
 ところでみぞちゃんが演奏で指摘された件をのぞちゃんが知っていたのは、夏紀が話したのでしょうか? ナッキーも善意で動いているのですがみぞちゃんがのぞちゃんを避けている事実を知らされていないので、蚊帳の外で空回りしている感があります。
香織「フルートの?」
晴香「うん」
 部員が多いので関係の無いパートからしたら”フルートの人”と言う認識でしかないのですね。視聴者からすれば物語を掻き混ぜている中心人物ですが、作中の人物にとっては去年 辞めた部員に過ぎない、この落差が興味深いです。
 廊下でみぞちゃんを見付けたのぞちゃんの、「あ、居た居た」とでも言いそうな表情と動きが、みぞちゃんが自分をどう思っているのかなんて全く知らなくて、ただ久し振りに友達に会う喜びに溢れていて、何とも言えない印象を醸しています。
希美「何か久し振りだね。みぞれ!」
 みぞちゃんが避けていたからですが、退部騒動からずっと顔を合わせる事が無かったのですか。辞めて暫くは吹奏楽部に対して、そしてみぞちゃんに対して複雑な気持ちがあったでしょうが、それでも一年も全く会わなかったと言うのですか。みぞちゃんが朝から晩まで練習に専念しているのを知っているから話す機会は少ないでしょうが、それでも仲の良い幼馴染なのにその状況に疑問を抱かないのぞちゃんは、やっぱりみぞちゃんの考えは理解出来ないのでしょうなぁ。あ、アニメですと中学時代に初対面らしいので幼馴染ではありませんか。
 リボンちゃんは久美子を黄前さんと呼んでいたのですか。原作ではアンタと二人称でしか呼んでいませんでしたから新鮮です。
みぞれ「あの、今日、希美は?」
先輩「え? 辞めたじゃん?」
 うわ、これは哀しいです。友人が退部した事を他人の口から知らされたら落ち込みますし、相手の中で自分が軽い存在だと思うのも宜なるかなです。
みぞれ「優子は、私が可哀相だから。優しくしてくれた、同情してくれた」
 これも切ない台詞です。リボンちゃんは仲の良い友達として親身に接して来たつもりだったのに、みぞちゃんには同情としか思われていなかったのですよ。リボンちゃんが報われませんよ。ただ、リボンちゃんがみぞちゃんに話しかける様になったのは退部騒動の後からで、それまではあまり接点がありませんでした。それだとみぞちゃんがこんな風に解釈するのも無理からぬ事ではあります。
 みぞれが腐らずに練習を懸命に頑張っていたから辞めるのに誘わなかったと語る希美ですが、それは間違い無く本心なのでしょうがしかしそれだけではありませんよね。他にオーボエ奏者が居なかったので嫌がらせを受けなかったみぞれ、一年生の時からレギュラーに選ばれたみぞれ、彼我の置かれた環境を鑑みて希美に思うところもあったでしょう。望みの叶わない希美の心に溝が出来たでしょう。みぞれだけに(ぉ
希美「もしかして、仲間外れにされたって思ってた? 違うよ! 全然 違うよ、そんなつもりじゃ! ごめんね」
 原作だとのぞちゃんはみぞちゃんの気持ちに全く気付いておらず謝罪も軽いのですが、アニメだと真剣に謝っている感じがしますね。のぞちゃんの印象が若干良くなっています。原作で「ごめんな、勘違いさせちゃって」で済ませた時は、「この元凶が何を抜け抜けと一言でぇ!」と激昂しましたよ。
 原作のどろっとした濃厚な心理描写に比べると、アニメはさっぱりしていて爽やかですね。原作だと「勘違いなんて、してない」「ほんまに? わたし、やばいことやってへん?」「うん、大丈夫」と言う、何も気付かないのぞちゃんと想いを内に秘めるみぞちゃんの対比が、もうこれ以上無いほど切なさが炸裂している会話があるのですが、アニメではそれが無い事で二人の関係性から受ける印象と後味が違っています。久美子や夏紀の性格が違う時点でアニメと原作は別物と割り切っていますし、久美子の相手によって使い分ける声色の変化や見ているだけで満足する美麗な映像と言うアニメならではの良さもありますが、比較するとどうしても物足りないですね。
 誰よりもみぞちゃんを支え続けたリボンちゃんなのに、その気持ちは当のみぞちゃんにすら届いておらず、のぞちゃんが戻って来たら用済みとばかりに捨てられるのが哀しいです。でもそれも仕方が無いと言うか、そんな思いを味わっているのはリボンちゃんだけではありませんからね。まさにみぞちゃん自身がその立場で、彼女は誰よりものぞちゃんを大切に思っているけれど、のぞちゃんにとっての一番ではありません。リボンちゃんもみぞちゃんも一番になれていないのです。みぞちゃんはのぞちゃんから受けた痛みを、今度はリボンちゃんに与えているのですよね。
夏紀「そんなの、当然でしょ。希美ってアンタの百倍良い子だし」
 そうですかねぇ。弱者の痛みに気付かないきらいがありますし、リボンちゃんの方がよっぽど良い人です。別にだからと言って悪人と言う訳ではありませんし、みぞちゃんとの一件だってのぞちゃんが悪いと言う訳ではありません。ただそれでも良い子と評されるのは違和感があります。何と言うか良きにつけ悪しきにつけ、普通ですね。普通ですが、読者目線としては、その普通であっけらかんとした態度があまり好きではありません(苦笑)。あすかも酷いと言えば酷いのですが、彼女の場合は自分勝手である事を自覚していて、自らが行った事をちゃんと己の心で受け止めていますからね。それより無自覚に他人を傷付けるのぞちゃんの方が苦手です。
 あすかがみぞちゃんを、狡い、人は案外打算的と評していますが、それは別におかしな事でも悪い事でもありませんよね。人間誰しも、意識的にか無意識的にかそう振る舞っています。ただそれを敢えて後輩の前で刺激的な表現を使って発言する必要は無い訳ですが、この「人って案外 打算的」と言うのはみぞちゃんと言うより自嘲気味に言っているのでしょう。自身を顧みてつい口から零れてしまったのでしょう。

 関係がありませんが『立華高校マーチングバンドへようこそ』に登場する瀬崎未来は、あたしの中では水無瀬小糸の外見で固定されています。最初は姿だけ思い浮かんでそれが何のアニメに登場する誰だったのか思い出せませんでした。


 弐拾陸日 水曜日

○夏目友人帳 伍 『連鎖の陰』
静司「ああ見えて気が荒いので近付かれません様に」
 貴志に他人を近付けさせまいとする方便なのですが、強ち出鱈目でもありませんな(笑)。
斑「全く不愉快な奴だ。何時だって食ってやって良いんだからな」
 頼もしくて心強いお言葉です。静司が出始めた頃は、斑がさっさと始末してくれれば解決するのにともどかしかったです。
 親面の探し方が原始的且つ大胆です(笑)。
 祓い屋の集いと言う割に禍津面への対処がお粗末に過ぎませんか。貴志の言葉を信じずその危険性も見抜けず、本性を表しても慌てふためくばかりで役に立ちません。これでは素人と大差ありませんよ。
 随所で貴志を助けていた白い影は周一の仕業でしたか。静司もそれに気付いて敢えて手紙の件を持ち出したのですね。


 弐拾伍日 火曜日

 昨日から販売が再開された『カップヌードル謎肉祭』ですが近所のセブンイレブンでは空っぽになった棚しかありませんでした。それで本日は駅の中でNewDaysが目に留まり、これは意外な盲点ではと覗いたら予想は的中、発見しました。今となっては然程 食べたい訳でもありませんが取り敢えず購入です。その後で昨日のセブンイレブンに寄ったら今日はありましたがね!(ぉ
 まぁ、それは別に良いのですが、夕餉の当てが尽く外れて例によって延延と店を彷徨って時間を浪費したり、その後もとにかく歯車が噛み合わず巧く行かない事ばかりでした。腹が立ち苛立ちが募る一方です。あーもう!! 良い事なんて何一つありませんよ!!!!

 ニコニコ百合姫十二月号で大室家を読みました。その大室家の後に、ニコニコ百合姫がこの十二月号を以って配信を終了する旨が発表されています。ただ大室家は別のウェブ雑誌に引き継がれるとの事で、これで完結ではなくて一安心です。しかしそろそろ単行本の三巻を出してくれないものかしら。
大室家の49。
 花子は櫻子お姉様が大好きですね(違)。『さくらこさま♡』を目撃したみさきの表情が最高です。


 弐拾肆日 月曜日

 先月『Kindle Fire HD 2013』を購入しましたが、爾来、一月ほど弄ってみた感想を書きたいと思います。

 購入する段階で附属品に充電器は無く、USBケーブルでパソコンに接続して充電するとの事でした。後日 調べたら欠品ではなく最初から附属しないのですね。USB接続での充電は時間がかかるのですが、去迚 純正の充電器を調べたら千五百円もします。四千円で買ったタブレットに千五百円の充電器は買いたくありません(ぉ ですので些か不便ではありますが充電器は無いままで運用しています。それにしてもタブレットの充電器はこんな形状なのですねぇ。変換アダプタみたいで、思っていたのと違いましたわ。いあ、よく考えたらスマートフォンやタブレットの充電器がどんな形状かなんて知りませんし考えた事もありません。だから思っていたのと違うも何も、思っていたのが無いです。
 充電器と同様に専用ケースの類いも高いので避けました。最初の数日はそれこそ裸で鞄に放り込んでいたのですが、流石にそれだと傷が付きそうなので百円ショップ(ダイソーには無かったのでキャン・ドゥで購入)でケースを買いました。百円の追加購入なら許せます。巾着袋が良かったのですが無かったのでファスナーで開閉するタイプとなりました。

 第一の購入目的であった電子書籍リーダーとしては不満はありません。最近の製品に比して画面解像度は高くないのですが小説や漫画を読むのに不都合は無いです。充分に綺麗です。ただ7インチと言う画面サイズでは漫画を見開きで読むのは厳しいですね。文字の判読が不可能なほどではありませんがストレスはあり積極的に読みたくはありません。

 ネットサーフィンも問題無く行えますが、ブラウザの仕様なのかPC用サイトでしか見られないサイトがあり、この画面の大きさですと見辛いです。ちょっと調べ物をするくらいなら良いのですが、パソコンの替わりとはなりませんね。
 タブレットの性能とは直接関係はありませんが、意外だったのは自宅環境のWi−Fiによる回線速度です。ニンテンドー3DSでウェブブラウジングすると頁の読み込みに実用的ではない程時間がかかりました。将来的にタブレットを購入したらルーターも買い直さなければならないと覚悟していたのですが、タブレットでは全く問題が無い速度が発揮されています。そうするとルーターや回線速度ではなく、3DSの性能の問題でしたか。何れにせよ余計な出費を避けられたのは僥倖です。

 基本的には四千円と言う購入価格の割には、特に電子書籍用途として満足していますが、気になったと言うか悪い点を述べて行きます。
 先ずデザインはスマートではありません。最近の製品に見られる様な薄いベゼルではありませんから、7インチと言う画面サイズの割に本体は大きいです。店頭で電源が切られた状態で見かけて、7インチでも意外に大きいと期待したのですが本体に対して画面は小さくて糠喜びでした。この大きさから手で持っていても少し幅広く感じますし重さもあります。
 それから通常のAndroid端末ではなくアマゾンによる独自OSである事ですね。スライダーと呼ばれる機能があるホーム画面は好みではありませんし、承知の上でしたが対応アプリケーションソフトの少なさは如何ともし難いです。これまでスマートフォンがあれば専用アプリでサービスが受けられる状況に直面して落胆していました。タブレットがあればそれも解消されると期待しましたが、Fireタブレットではそうもいかないです。
 あとこれは製品そのものの問題なのか中古で劣化しているのか判断が付きませんが、タッチパネルの精度に疑問を覚える事はありますね。特にソフトウェアキーボードで文字を入力する際は苛立ちます。ブラウジング中に複数のタブを開いていて、タブを閉じようとして逆に新しいタブを開いてしまう事もざらです。
 電源釦と音量釦を同時押しする事でスクリーンショットが取れるのですがこれが一発で巧く行った試しがありません。最初は本当に何度も何度も何度もやり、操作方法を何度も確認した末でした。モバイル通信に対応していないので事前にウェブで必要な情報をスクリーンショットで保存しておこうとする事があるので、このやり辛さは厄介です。

 ざっとこんなところでしょうか。不満な点はありますが最初から電子書籍用として割り切っていましたし、その点で言えば恩恵は十二分に受けています。もっと高性能で汎用性に優れたタブレットが欲しくなりますが、当面はこれで我慢するとしませう。


 弐拾参日 日曜日

○動物戦隊ジュウオウジャー 第35話 『ジュウオウジャー最後の日』
 真上からレーザー攻撃を受けているのですから、地中に穴を掘って真下に逃げても無駄ではありませんか?
 バングレイはジュウオウジャーの記憶から、ジュウオウゴリラだけではなくジュウオウザワールドを実体化させれば役に立ったのではないでしょうか。敵だった頃の、迷いの無いザワールドは非常に強力でしたよ。
 ダイナミックに動き回る戦闘が見ていて実に楽しいです。
 クバルはバングレイの肉体を採取する為に行動を共にしていたのでしょうか? まぁ、それが無かったとしても一方的に協力させられているのに一向に見返りが無いのですから見限りたくもなるでしょう。
 おぉ、五人でジュウオウバスターを撃つ姿が、昔の必殺バズーカみたいで嬉しくなります。疑似的に必殺バズーカが見られた気分ですね。
 ワイルドトウサイドデカキングが立体物を背景に見得を切るのがとても格好良いです。合体場面もキューブが積み重なって脚になるのは何となく凄そうに感じますし、ホエールの空洞にクロコダイルが突っ込むのがアニメロボ的な格好良さに溢れていました。玩具でまともなプロポーションになるのかは知りません(笑)。
 必殺技を放った後のワイルドトウサイドデカキングが足を着いて地面が沈み込む描写が格好良いです。
 強敵であったバングレイもとうとう退場ですか。デスガリアンの活動が鳴りを潜め、中盤の敵を殆ど外部勢力が担ったのは変わった構成でした。バングレイは嫌いではない、寧ろ敵としては魅力的でしたが、怪人が登場しないのには閉口しました。

○仮面ライダーエグゼイド 第4話 『オペレーションの名はDash!』
 永夢にゲームについて尋ねる飛彩は完全に打ち解けていますね。
 レースゲームのライダーはレベル2になるとバイクに変身するのですか! こういうタイプも居るのですね。他のライダーよりレベル1の存在意義が明確ですな。他のライダーはレベル1に変身する必要性が見えません。
 バイクに変身するライダーを見た後に自転車を乗り回してブレイブとスナイプを圧倒する黒ゼイドを見ると不可思議な感じです。
 流石にエグゼイドがレベル1でバイクを運転する姿は見られませんか。それをやっていたらかなりアッと言わせられる映像になっていたのですがねぇ。
 変身する時に出現するブロックのモニュメントを、レースの妨害に使って欲しかったですなぁ。
 仮面ライダーレーザーは地力での戦闘が絶望的なのですから、未だ本性を隠しておいてエグゼイドと協力関係を結んでおいた方が得策だったのではないでしょうか? 他のライダーがレベル2で戦っているのに一人だけバイクとかまるで嫌がらせです。
 エグゼイドより先に2Pカラーの方が強化形態に変身するのですか。

○ドラゴンボール(スーパー) 『サイヤ人の細胞を汚すな!ベジータの壮絶バトル開演!!』
ザマス「(打たれる度、不死身である事の喜びに満ち溢れる)」
 被虐趣味ですか。
 トランクスはギャリック砲を誰に習ったのですか? この世界のベジータが死ぬ前に使っていたのでしょうか?
トランクス「(不死身でも、再生には限界がある筈! 木っ端微塵にしてやる!!)」
 いあ、それは希望的観測が過ぎませんか? 不死身と言うからにはどれだけ消滅させようとも再生能力に限界が無い事も充分に考えられます。それはそうといざと言う時に自爆を選択するのは父親譲りですね。
悟空「どう見たって持ってねぇだろ? ほら」
 悟空のこの諭す様な言い方が最高です。良いですねぇ。こういう悟空とベジータのやり取りはブウ戦の頃みたいで好きですわブウ。ブウの体内や最終決戦でブウを前にして、追い詰められている状況の筈なのに何処か暢気に会話を交わしている悟空とベジータの関係は大好きでした。
ザマス「私は自分に酔っているだけ、誰も聞いていなくても関係無い」
ゴクウブラック「成程、それでこそ神」
 酔っている自覚があるのですか(笑)。ブラックの相槌も意味が理解りません(笑)。
ベジータ「くっ、まぁ良い。拳で蹴りを着ける方が、俺達らしい」
 拳なのに蹴りとはこれ如何に。
悟空「へへっ、そりゃ言えてんな」
 この色色と策を練ったけれど最後は行き当たりばったりなところもブウ戦の悟空とベジータですなぁ。
悟空「そういやさ、神様は皆 死んだって言ってたんだけけど、ウイスさんとかは死んじゃいねぇんだろ? あの人 結構 頼りになんぞ。ビルス様よりよっぽどな」
 さらっと失礼な事を言いますね(笑)。
ブラック、ザマス「神は一人で良い」
 アギトは俺一人で良い・・・。
悟空「ほら、何で来たんだよ。戦いの邪魔じゃねぇか」
界王神「ゴワス様が、どうしてもと仰るもので」
 他人に責任を擦り付けていますよ(笑)。
ゴワス「い、いや、こうなったら我が弟子だった愚か者の最期を見届けるぞ」
界王神「えぇ・・・?」
 凄く不服そうですね(笑)。
界王神「悟空さん、私に対するそういうイメージは、良くありませんよ」
 視聴者の感想を悪い形で取り入れたみたいで嫌ですなぁ。そういうネタを公式に取り込まないでくださいよ。
 ベジータが「ベジータ様だからだあああ!!!!」と咆哮を上げている場面を真横から映しているので間抜けな画になっています。もう少し他の構図があるのではありませんか?
悟空「人間の力を舐めるなよ!」
 この星を舐めるなよ!


 弐拾弐日 土曜日

 亜人視聴。
 平沢は年長者らしく気配りが細やかですね。圭が万全の状態で力を十全に発揮出来る様に気遣っています。
攻「だって! もしかしたらだぜ!? 次は生き返んねぇかも知んないじゃん?」
 その通りですね。予めルールが決められた作り物のゲームならともかく、現実では何の保証も無く何が起こるかなんて誰にも理解りません。

○ウルトラマンオーブ 『忘れられない場所』
 ウルトラマンとウルトラセブンの最終回に登場した怪獣であるゼットンとパンドンを合体させる、単純ではありますが興味をそそられるのは間違いありません。実際にはパンドンは弱ったセブンを苛めただけで強力な怪獣でも何でも無いのですが、最後の敵と言う事で特別な感じがしますし、後発の作品でもそれに応じた扱いを受けていますからね。
 ゼッパンドンがスペリオン光輪を顎で受け止めムシャムシャと噛み砕く描写が良かったです。怪獣に生物としての存在感が感じられました。


 弐拾壱日 金曜日

 ギョーカイ時事放談を聞きました。
 偽まるが役者の演技で良い棒読みと悪い棒読みがあると言う話をしましたが、まさに宮崎駿や富野由悠季が求めているのが前者ですよね。昔は宮崎駿が本職の声優を使わない事に無暗に反発もしましたが、富野作品の演技を見ると宮崎駿と共通しているものが理解ります。

 月カメ十一月号を読みました。
 新製品紹介の記事にあるキャッチコピーが随分と遊んでいます。急にくだけましたが方針が変わったのでしょうか?
 巻末にあるコーナーの『ネチッとトヨ魂』が興味深かったです。豊田某による原稿とそれに編集者の手が加わったものが比較掲載されていたのですが、こんなに変えてしまうものなのかと驚愕させられました。コーナーのネタとして些か過剰にやっているのかも知れませんが、ライター毎にある文章の癖が編集者のそれだったのですね。その手の事情に明るい人からすれば常識なのかも知れませんが、あたしは純粋にライター本人が書いていると思っていたので衝撃を受けました。文章のプロフェッショナルではないカメラマンが商業誌に掲載するに足る文章を書けないのは当然かも知れませんが、それが書けるからこそのライターだと思っていましたよ。これから他の記事を見る目も変わりますなぁ。


 弐拾日 木曜日

○響け!ユーフォニアム2 第三回 『なやめるノクターン』
 放送が待ち遠しくて毎週 楽しみなアニメです。
あすか「何何?! もしかして恋の相談?」
 でも本当に恋の相談をしたら受け付けてくれませんよね。
昇「関西大会は今のところを、二人で吹いてください」
 一度は実力不足で外され、それでも久美子の宣言を忘れていないと言ってくれた昇、お互いに有言実行を果たしました。一期から跨いでのこれは感慨無量です。
真博「世界で一番巧い私の歌を聴いて! くらいじゃないと! ほら! トランペットのソロの子みたいに!」
麗奈「ぇ」
 急に矛先を向けられた麗奈が唖然としています。しかも図星で、周囲にも公然となっていますからね(笑)。
 十分で入浴を済ませられるのですか? 殆ど入ったと同時に終わりみたいなものではありませんか。
 リボンちゃんに相談していると言う事は、みぞちゃんは真博に言われた事を気に病んでいるのですね。何も気にしていない様に見えたので意外でした。
緑輝「うわぁ〜、みどり麻婆豆腐も大好きですよ〜」
 エメ子は何でも好きですね。
あすか「黄前ちゃんは、どうして私が許可しないと思ってるの?」
久美子「訊いてるのは私ですけど」
 先輩にこんな風に言うのも凄いですね。
あすか「うちの部には、オーボエ一人しか居ないからねぇ。今みぞれちゃんが潰れたら、関西どころじゃなくなる。二人を天秤にかけたら、どっちを優先すべきかくらい理解るでしょ?」
 逆に言えばみぞちゃんが貴重なオーボエ奏者でなければ、優秀なフルート奏者であるのぞちゃんを選び、事情に斟酌せず復帰を認めていたと言えます。しかし本当にそうでしょうかね。あすかは情に薄い人間ですが、情が無い訳ではありません。だから多くの部員に慕われていますし、当のみぞちゃんだってパートも違うあすかに相談しています。
真博「あッ、しまった!」
 久美子の同類ですよ! いあ、違いますか。この場合は単にうっかり口を滑らせてしまっただけで、久美子のストレートに本音を吐くのとは違いますね。
秀一「なんですか? コレ」
 似ています! 似ていますよ! 昇の物真似と言うより、櫻井孝宏の声に酷似しています。
 昇が北宇治高校吹奏楽部の顧問を引き受けたと聞いて嬉しかった、協力を求められた時は泣きそうだった、そう訥訥と語る真博の言葉から、昇を想う篤い友情が感じられて感動しました。
 昇が結婚していた事を麗奈に黙っておこうと決意する久美子ですが、抑抑 彼女はそれを知らないのでしょうか? 昇と麗奈の父との関係性を考えればそれくらい知っていておかしくなさそうです。いやしかし、久美子の父親がそれを知っていたとしても、態態 娘に話したりはしないでしょうから知らないのですかね。
 壁に張り付いている久美子に笑わされました。どれだけ隠れるのが下手なのですか。
 わたし、気になります! 強豪校だった南中の吹奏楽部に属していたリボンちゃんやのぞちゃんが、どうして北宇治に入学したのでしょう? 勿論 部活動だけで学校を選ぶ訳ではないでしょうが、高校では絶対に金賞を取ると誓ったのぞちゃんが北宇治を選んだ事に違和感が無いでもありません。でもその北宇治には、(昇が赴任する事を知っていた麗奈を除外するとしても)あすかや香織、エメラルドちゃんも居るのですよね。するとのぞちゃんも含めて彼女達は、優れた技量を持っているけれどそれくらいの実力者は珍しくなく、色色な高校に散らばっているのが普通なのでしょうか。
 久美子の外出を詮索する麗奈が怖いです。貴女は大人しく昇の事を考えていてください。
 晴れた早朝に開け放たれた場所で楽器を吹くのは気持ちが良さそうです。清清しいでしょうなぁ。
 ところで本作の原作は電子書籍で発売されていないのですよね。それを確認していて知ったのですが、出版元の宝島社が電子書籍に反対の立場なのですね。出版社の方針は自由なのでとやかく言えませんが、電子書籍で買いたかったのでただただ残念です。あたしの場合、電子書籍で欲しかった場合、それが無いからと代わりに本で買おうとはならないのですよね。本で買うつもりなら疾うに買っています。

 ポケモン視聴。
シトロン「ユリイカ、良かったね」
サトシ「ああ」
 お前はユリイカじゃない。
 これだけフィーチャーされたゲッコウガもあっさりリストラですか。本当にピカチュウ以外は人もポケモンも容赦無く切り捨てるのですね・・・。


 壱拾玖日 水曜日

○夏目友人帳 伍 『祓い屋からの手紙』
 柊は貴志が周一を頼って来てくれたのが嬉しいのでしょうね。周一が喜ぶのが嬉しいのでしょう。
柊「部屋番号を押し続けろ、その内に出る」
 乱暴な式ですね。
 斑が周一をアシストしているのが何だか可笑しいです。
貴志「でも、祓い屋って人でしょ? 何でそんな酷い事を」
 貴志は人から悪意を向けられて来たのに純真ですね。
 透の祖父と言い、レイコと言い、貴志の身の回りには危険な術者が多いですね(笑)。
貴志「読んでません。風に飛ばされて無くしたんです」
静司「小さい子供の様な言い訳をするんですね」
 事実なのですがこうして言葉にすると凄く嘘くさいですね(笑)。
 滋はそんな忙しい仕事をしているのですか。勤め人でしょうが具体的にどんな仕事をしているのか明かされていませんよね。


 壱拾捌日 火曜日

 最終巻となる『千と万B』を読みました。作品を知った時には二巻まで発売済みで、やっと新刊が出たのにもう完結ですか。縁が浅かったです。
第23話
 子供の方が知識も薄いので恐怖を知らないのですよね。成長すると傷の治りが遅いだけで不安になります。
第24話
 23話のプリンタルトにはこんな裏があったのですね。
第25話
 寒い中 付き合ってくれるは良い子ですなぁ。
友人「(お姉ちゃんとこんなに話すの久しぶりかもー 楽し――)」
 姉妹の距離感が絶妙な描き方です。この台詞もまた良い味を出しています。
第26話
 子供にとってはホールケーキとカットケーキは別物なのですよね。ホールケーキは特別で、カットケーキでは代用が効きません。
 ケーキはご飯の後にしたい気持ちも、食べ切れなくてケーキを残してしまう光景も、実によく理解ります。
第27話
 最初は何か誤解しているのかと訝しんだのですが、そうではなく本当にあの老婆が千広が結婚した相手の姉なのですか!? ちょっと混乱しています。
第28話
詩万「高校生になってもヒマな時は遊んでね
波「こそ中二になっても遊んでよ」
 仲の良さが感じられるやり取りで良いですね。
第29話
 詩万の友人は詩万の事をよく理解っていますねぇ。見栄を張っているのを察するところで笑ってしまいました。
友人ろ「そっちもおいでよね〜〜」
友人い「すぐ慣れるよ〜」
友人ろ「冷たいなっ!!」
 此処も笑いました。
第30話
 奔放に生きている詩万ですが千広に怒られるのはやっぱり嫌なのですね。
 売り場に行けば理解るだろうと調べないで買いに行くのはありがちですね。そして失敗するのもよくある事です。
第31話
詩万「なんとかするから!」
千広「なんとかって 雨止ませられんのか持ってけ―――!!!」
 穂乃果なら「雨止めえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」で止ませられました(何)。
 詩万は基本的に大雑把と言うか、自分は細かい事で文句を言うのに他人に対しては気を遣わないのですよね。悪意無く折り畳み傘を乱暴に扱っていますが、自分がやられたら絶対に怒ります。
 何かこの話から絵柄が変化しましたね。線が単調になりました。
第32話
 以前にも車を所有していたのに手放してしまったのでしょうか? 奥さんを失った時に色色と整理したのでしょうかね。
最終話
 もう車を買ったのですか!? 急展開と言うか決断が早いですねぇ。
 特別な何かがあるのではなく、よくありそうな事を巧く書いていて良い作品でした。もっと続けて欲しかったですなぁ。


 壱拾漆日 月曜日

 『のんのんびよりI』を読了す。OADは未だ見ていません。つい忘れがちです。

70話
夏海「まぁおばけに気をつけて」
小鞠「まだ昼だし出ないから!」
 夜だったら出るのですか。結局 信じているではありませんか。
小鞠「繋がった!! お前電話で何かメッセージを送りつけてくるお化けイタチ!?」
 何も繋がっていません。
71話
 一穂は今年から教師になった訳でもないだろうに、雪子が一穂の授業を見るのが初めてなのですか。授業参観を毎年はやっていないのか、昨年までは何らかの理由で雪子が来られなかったのでしょうか?
 書道で三段とは蛍は凄いですね。いあ、書道で三段がどれくらい凄いのかは知りませんが(ぉ
夏海「八は無理…八だけは無理…」
一穂「三もダメじゃん…」
 え、それで三の段も駄目と言う扱いになるのですか? それだと九九で一つの段だけが出来ないと言うのは成り立たないのですね。最低でも二つの段が出来ない事になってしまいます。因みにミオさんは8×3(はっさん)ではなく3×8(さんぱ)ではないと駄目とか、そういう一方の順番ではないと出来ないと言うのは少なくありません。例えば4×7(ししち)とか8×4(はちし)とか駄目ですわ。
一穂「なんでわかんないって言わないの!」
 おぉ、一穂が見事に機転を利かしましたね。不発ではありますが感心しました。
72話
 家族と一緒のところを見られるだけでも恥ずかしいでしょうに、況や甘えているところではですね。
 このみの基準は五歳の頃まで哺乳瓶を使っていた小鞠では、蛍を小学五年生と再確認した接し方も変わりますな。
73話
蛍「まさか…」
一穂「それレプリカだから」
 何がまさかですか(笑)。こういうところは蛍も幼いですよね。
74話
 おぉ、やっとひかげの出番がありました。しかし昔の回想ですか。
 五年前の夏海は無邪気さが素直に可愛らしいですなぁ。ひかげにアイスをあげるところとか今と大違いです。
75話
 こういうひかげとれんげの交流は良いですなぁ。十巻で一番 好みの話でした。れんげが久し振りに会える姉に懐いている事が窺えます。
76話
 回覧板を回す様に頼まれた卓が嫌そうな顔をしているのが意外でした。これまでそんな表情を見せた事がありませんでしたし、何でも快く引き受ける印象がありましたが、彼も嫌な事は嫌なのですねぇ。
 良い話ではありますが小鞠の将来には不安しか覚えません。

 小生の中でのびよへの熱量が冷めているのかも知れませんが、全体的に低調でしたなぁ。つまらなくはありませんが声を上げて笑う事がありませんでした。少し物足りないと言うのが正直なところです。


 壱拾陸日 日曜日

○動物戦隊ジュウオウジャー 第34話 『巨獣ハンターの逆襲』
 策士策に溺れるとはこの事ですね。ジュウオウジャーの策を見抜きそれを利用して罠に嵌めるバングレイの奸智が光ります。

○仮面ライダーエグゼイド 第3話 『BANしたあいつがやってくる!』
 開発中止になったゲームの戦闘フィールドが理解るとは、余程 有名なゲームだったのでしょうか?
 サナギマンみたいに堪えないといけないとか、レベル2に変身出来る条件が無いと、レベル1の必要性が見い出せませんなぁ。二話でいきなりレベル2に変身した時に何か言っていた気もしますが、今回を見る限り特に躊躇せず好きに変身しています。
 エグゼイドとブレイブも別に仲が良い訳ではないのですが、スナイプが出て来た事で相対的にこの二人の息が合っている様に見えます。
 必殺技で敵を斃し、爆発を背後に見得を切るヒーローはやっぱり格好良いですなぁ。今回は爆発が多くて楽しかったです。

○ドラゴンボール(スーパー) 『世界はオレが守る!トランクス怒りの超パワー炸裂!!』
 トランクスが魔閃光を使うのは悟飯に師事した事を感じさせる描写です。Zの映画では少年悟飯と同時に放つ場面もありましたね。
 最愛の妻が自分より悟空を頼りにしているのはベジータにとって心中複雑ですね(笑)。でも悟空に対するブルマの、付き合いが長くて恋愛感情ではなく強い信頼を置いている関係は良いですね。
 今更ですが悟空の道着もベジータの戦闘スーツも、以前のそれに戻っているのですね。あれ、今の今まで気付きませんでした。何時からですか? この未来トランクス篇が始まってからですか?
 こんな事を言ったら身も蓋もありませんが、ドラゴンボールで悟空やベジータが不老不死になれば良いのではありませんか? 悟空にとってはそれで戦っても面白くないかも知れませんが、後が無い非常事態なら躊躇っている理由は無いでしょう。
 相手が人知の及ばぬ神なのに、どうしてピッコロが魔封波にそれほどの信頼を置けるのか謎です。況してや自分で生み出した技ですらないではありませんか。
 ベジータはもう精神と時の部屋に入れる時間は残っていないのではありませんか?


 壱拾伍日 土曜日

 本日から公開された『ゼーガペインADP』を見に行きました。
 実はこの映画――イベント上映なので劇場映画ではなくOVAですか――の事は知らなくて、グレメカでゼーガの特集をしていて初めて知りました。能動的に情報を得ないと全く入って来ないものですねぇ。
 そして見に行くべきか迷いました。ゼーガは面白かったし好きな作品ですが、かと言って歴史に残る傑作と評価している訳でも大好きな訳でもありません。これくらいはテレ東の十八時代で当たり前の様にやって欲しいと思っています。
 斯様に逡巡はあったのですが映画は面白く、見に行っておいて良かったです。正しい選択でした。

○ウルトラマンオーブ 『ネバー・セイ・ネバー』
 ベリアルさんの力をお借りし、それに振り回されるところを重い展開に繋げて来ましたね。


 壱拾肆日 金曜日

 鈴木このみの『LOVE is MY RAIL(初回限定盤)』を聴いた感想を書きます。
LOVE is MY RAIL
 途中の早口になるところが印象的な曲ですが、特に気に入ったのは落ちサビの前です。此処が好みでした。
Tears BREAKER with piano
 随分と荘厳で壮大なスケールを感じさせる曲ですね。
Don’t stop me now
 完全に想定外だったのがこの曲です。通常盤とこの三曲目だけが異なるのですが、試聴した段階ではこの曲ははっきり言って好みではありませんでした。それが理由で通常盤を買おうか懊悩したくらいです。それがフルサイズで聴いてみたら非常に好みだったのです。リズムに乗りたくなり延延と聴いていたいです。このCDに収録されている曲で最も好きです。まさかの逆転大勝利です。いぇ〜い、ミオさん大勝訴! 初回限定盤を買って正解でした。いやはや試聴しただけでは理解らないものですねぇ。


 壱拾参日 木曜日

 云年振りにチョコボールを買い、食しました。
 ちっ、違うの!! サンデー最新号のだがしかしに影響された訳じゃないんだからあああああああぁぁぁぁぁぁ!(走り去る)

○響け!ユーフォニアム2 第二回 『とまどいフルート』
久美子「(高校に入ったら胸が大きくなるって、やっぱり本当だったんだ!)」
 反応が初初しくて微笑ましいです。本当かどうかは人によるでしょうが(ぉ
 リボンが無いリボンちゃんは中中に強烈な髪型ですね。てか、ナッキーはリボンちゃんが好き過ぎますね。
希美「もしかして気になる?」
久美子「気になります」
 わたし、気になります!
 希美はあすかに恩義を感じていて、部に復帰したいと言うのも彼女の助けになりたい一心なのですね。
 夏紀の方が先にちょっかいを出している印象ですが、リボンちゃんはリボンちゃんで夏紀の横に陣取っていますし、本当にこの二人はお互いが好きで好きで堪らないのですね。一緒に来た友人を放っておいて夏紀の横に居座るとか重症でしょう。
 久美子に待ち惚けを食らっている一年生連中ですが、葉月の左手に居るのは何方でしょうか? 部員の全員を把握している訳ではないので誰なのかが理解りません。
久美子「(何であんな事言っちゃったんだろう)」
 手より先に口が出る、口は口ほどに物を言うタイプだからでしょうね。
久美子「(下手な言葉は却って逆効果だ)」
 よくご自身の事を分かっておいでですね(笑)。
夏紀「言っても無駄だよ。そいつら、性格ブスだから」
 おぉ、流石は夏紀です。よく言ったものです。
 急に手が伸びて来て足に触れるとかホラーですよ! 死ぬほど驚きますわ。
 朝の練習で接点があったからでしょうが、無口で他人と関わらないみぞちゃんが久美子に話しかけるのですね。久美子はああいう性格ですが意外と他人に好かれ易いのですなぁ。
 前回が一時間スペシャルだったので、それに対して今回は短いので物足りないです。見応えがあり引き込まれる内容ですからもっともっと見たくなりますなぁ。


 壱拾弐日 水曜日

 近所にあった焼肉屋が閉店し、跡地に出来たラーメン屋さんが本日より開店しました。
 またラーメンですか!
 だからもうこの近隣でラーメン屋さんは間に合っていますよ。幾つも出でて、そして泡沫の如く儚く消えていったではありませんか。その事を知らないとは言わせませんよ?
 そんな望まれていないラーメン屋さんに初日早早に足を運んだのがミオさんです(ぉ ただ味が濃くて好みではありませんなぁ。チェーン店のようですが周辺の他店に比して特筆すべき点も見当たりませんし、長続きする気がしません。

 双陰を見ました。
 また主題歌が変更されるのですか? 区切りが良い訳でもありませんし中途半端ですね。それとも今回限りでしょうか?

○夏目友人帳 伍 『悪戯な雨』
 机の下から手が覗いているとか怪談の様な恐怖があります。
妖怪「こういう顔の良い男だ、探してくれ!」
 平均的な人間の美的感覚ではそういう顔を良い男とは言いません。
貴志「すいません、あの、貴方にお祖父さん居ませんか?」
 存命かどうかは別として、血縁上は誰にでも居ますよ(笑)。
 単発で見る分には悪くありませんが、一作目から見ていると似た様な話ばかりですなぁ。基本のフォーマットは同一で、登場人物とディテールを変えているだけに思えますわ。
 EDが良いか悪いかは別として、あまりこのシリーズらしくない曲に聞こえます。


 壱拾壱日 火曜日

 買ったのが六月と言う事でこの上なく今更ではあるのですが、早見沙織の『Live Love Laugh』を聴いた感想をば。アルバムCDはどうしても聴くのに時間がかかりますので流すのに物理的な時間と心の準備が要求されます。その為に必然と再生回数は少なくなりますし、一曲一曲を聴き込めませんなぁ。

NOTE
 伸びのある歌声が堪能出来まして、一曲目で早見沙織を見せ付ける効果があります。
やさしい希望
 デビューシングルですね。声の出し方がポップな唄い方です。
その声が地図になる
 これはシングルで購入しているので特に改めて思う事もありません。当時の感想です。
水槽
 テクノに近い雰囲気があり楽しい曲です。如何にも打ち込みと言う感じがします。
レンダン
 フラメンコを彷彿とさせるスパニッシュな曲です。
あるゆらぐひ
 しっとりとした曲ですね。ピアノの音色が素敵です。
LET’S TRY AGAIN
 前奏からワクワクさせられる曲です。未来への希望を感じさせる雰囲気がありました。
ESCORT
 これはジャズ調ですね。珈琲を飲みながら聴きたくなりますわ。
Installation
 『その声が〜』と同様です。
ブルーアワーに祈りを
 大人っぽい空気を醸している様に感じました。
To years letter
 アルバムの最後を締め括るのに相応しい曲です。そういう風に思える曲が最後に用意されているとアルバムを一枚 聴き終えた時の気分が実に良いのですよね。最後にこれは正解です。

 アルバムなら何曲も収録されるので期待したのですが、小生が早見沙織に求めている理想に合致した曲は残念ながらありませんでした。もっと格好良い曲が聴きたいのですよね。本人名義でデビューする前の、セキレイでキャラクターソングを唄っていた頃の方が好きですなぁ。


 壱拾日 月曜日

 木曜日から本来は二本の蛍光灯を用いる照明器具を、一本の蛍光灯のみで運用していたのですが、昨日 交通費を支払ってまでヨドバシカメラへ赴きまして、新しい蛍光灯を購入しました。近所の電気店では目当ての製品が売っていなかったのですよ。買ったのは松下の『パルックプレミア20000ナチュラル色(昼白色)』です。前回の交換時はその場凌ぎで不本意な選択をしたので、今回は一番の長寿命な製品と決めていました。
 いそいそと交換しまして、スイッチ・オン!
 点かないぃ〜・・・(哀)。
 え、えええ、ど、どうなっているのですか? 時間を置いて様子を見たりしても、一瞬 発光するだけで完全に点灯する事がありません。一本を外して一本だけにしても駄目ですし、交換する前まで点いていた蛍光灯に再度 取り換えても駄目と、状況が悪化しています。
 これはどうやら照明器具の故障と見て間違いが無さそうですね・・・。以前に交換した時も怪しかったですし、蛍光灯の寿命が尽きるのが早過ぎるとは思っていたのですよね。

 とにもかくにも照明が無い事には如何ともし難いので、腹を括り新しい照明器具を購入する事にしました。勿論LEDです。先立つものは何も無いので、秘蔵のゴールドポイントを使う時が来てしまったようです。
 あぁ、勿体無い・・・。地道に貯めていたポイントを使ってしまうのが惜しいです。タブレットを買おうか、カメラを買おうか、そんな風に夢を見ていまた取って置きのポイントだったのに、使ってしまう事になります。
 それにしてもヨドバシは最新世代しか取り扱っておらず選択の幅が狭いですね。インターネット通販を主に他店では型落ちなれど高性能の製品が安価に売られているのに、ヨドバシにはそれが無いので割高になってしまいます。ちょっと釈然としません。

 そんな訳で心の底から納得が出来た訳ではありませんが、必要に迫られましてLEDのシーリングライトを購入しました。松下の『HH−CA0816A』です。家に持ち帰り古い照明器具を取り外し取り付け、ドキドキしながらスイッチを入れると無事に眩い光が部屋を照らしました! とにかくこれで人心地着きました。
 あぁ、これで先に買った蛍光灯は無駄になってしまいましたなぁ。見るも無残な無駄遣いです。時にLED蛍光灯は寿命が四万時間と謳われているのですが、パルックプレミア20000はその半分の二万時間です。販売価格からすると単純に商品そのものの価格ならLEDの方が損ですね。喧伝している電気代が安くなると言うのがどれほど実感出来るか、ですね。

 LEDシーリングライト自体は世に出始め盛んに宣伝された頃から欲しかったので、言わば念願が叶った形ではあるのですが、従来の蛍光灯でもLEDでも部屋を明るくすると言う用途は一緒ですから、大して嬉しくないと言うか何の感慨も湧きませんね。リモコンで操作する機能も欲しかったのですが、初日では便利と思う間もありません。


 玖日 日曜日

○動物戦隊ジュウオウジャー 第33話 『猫だましの恩返し』
 相撲を全く知らない人間に出会ったら相当 怪訝に思いそうです。
 スモートロンとかTFに出そうな名前です。戦隊で相撲に因んだ怪人を見ると、矢張りスモウボーマを思い出しますね。
 「手段なんて関係無くない?」と言い切れるところがアム嬢の良いところです。
 おぉ、成程、アザルドが敢えて負ける事でスモートロンを昇進させたのですね。彼にしては珍しい頭を使った作戦です。

○仮面ライダーエグゼイド 第2話 『天才二人はno thank you?』
 OPの映像はザ・平成ライダーという感じですね。
 『飛彩』と書いて『ひいろ』とはまた、良く言えば今風なのでしょうが、漫画的で突飛な名前です。でも主人公の永夢からしてそうですね。あたしゃ最初『M』かと思ったほどです。
 患者に取り付いたバグスターをCGにしていますが、大丈夫なのですか? 毎回 出せるのですか? 途中からオペが省略されて何故かバグスターの方から勝手に患者から飛び出す様になったら嫌ですよ?(テンポを優先してそういう展開にするのは可ですが)
 大変身とかXですか。
ブレイブ「オペの段取りも知らないとは、所詮 研修医か」
 いあ、研修医とかそういう問題ではありませんが・・・。
明日那「あ、エグゼイドの色違い?」
 劇中で色違いと言う単語をそのまま使うのは珍しいですね。
 ペラペラ喋りながら戦闘員をずらずらと引き連れて現れる怪人とか完全に戦隊ですなぁ。
 変身の時に落ちて来る宝箱が戦闘員に当たるのは平成ライダーらしい変身ギミックの活かし方で面白いです。
 ガシャットに息を吹きかけるのは高岩成二のアドリブだそうで、この辺は流石ですね。何時までも彼が主役を演じている現状を正直 好ましくは思っていませんが、細かいところに長年やり続けている熟練の技を感じます。でもあたしはフーッと長めに吹いてくれた方が共感します(何)。
 公式メールマガジンが『ゴースト』で終了し、本作では無くなりました。『アギト』の頃より登録していましたが、見るべきところは出演者のコメントだけ、それも最近は興味が薄く惰性で読み続けていただけですから、ある意味ありがたいです。戦隊の方もジュウオウジャーが最後になるのですかね?

○ドラゴンボール(スーパー) 『ザマスの野望 語られる恐怖の『人間0計画』』
 悟空ブラックは超神水ではないかと推測していたのですが違いましたか。
 時の指輪を使えるのは界王神だけなのに、その界王神になる為の条件は緩いのですね。先代を殺しただけで自動的に認められるのですか。


 捌日 土曜日

 新番組『ハイキュー!! 烏野高校VS白鳥沢学園高校』。
 日5に始まり、U局に飛ばされ、アニメイズムに流れ着くとは、放送枠の変遷が波乱万丈ですね。二期の出来は賞賛に値しましたし今作もきっと期待に応えてくれる事でしょう。
 選手が順番に入場するところで、ハイタッチの仕方に個性が出ていて良いですね。

 新番組『亜人』。
 一期が中途半端に終わりながら何の告知も無かったのですが、ちゃんと二期をやってくれて安心しました。
 潤潤はこんなにお莫迦でしたか・・・。想像を絶する頭の悪さです。

○ウルトラマンオーブ 『暴走する正義』
シン「でも、悔しいんですが、今の僕の技術では、これは作れませんねぇ」
 いあ、そういう次元ではないでせう。こう言う台詞はもう少し距離が近い時に使うのではありませんか?
 空より飛来し鎮座するギャラクトロンの存在感は大きかったのですが、立ち上がり動き始めてしまうと何時もの着包み、何時ものウルトラシリーズになってしまい、現実に戻されてしまいますね。ただそれはそれとして、相変わらず作り込まれたミニチュアフィールドでの戦いは目を見張るものがあります。


 漆日 金曜日

 新番組『私がモテてどうすんだ』。
 展開に作者の願望が透けて見えてかなり痛痛しいのですが、考えたら男性作家の男性向け作品も似た様なものですよね・・・。何だかなぁ。

 新番組『ガーリッシュナンバー』。
 烏丸ちとせ!? 今、烏丸ちとせって言いました!? あの、GAのアニメで一番 魅力的だったと言われるあの烏丸ちとせですか!? 出番が少なかったのでアニメの第五期を期待しているあの烏丸ちとせですか!?
 「それある」とか「分かるー」と言ったぞんざいな相槌がやはまちのかおりを想起させます。
 主人公とマネージャーが兄妹だったと言う事で、焼肉屋さんでマネージャーをこき使っていたのに合点が行きました。碌に役も無い新人がマネージャーにあれほど横柄に出られるものかと首を傾げていたのですよ。
 兄を悟浄君と呼んでいる妹を見ていると、凪沙の古城君と思い出します。
 あぁッ、これは渡航の原作だったのですか! そう言われれば世の中を斜に見た発言とか相変わらずの渡航節ですよ。正直なところそういうのはやはまちで間に合っていますし、渡航の作風はどれもこれも一緒ですねぇ。
 業界の闇を描いていると言いたげな空気が見ていて厳しいのですが、主人公の割り切った性格が救いになっています。


 陸日 木曜日

 不意に照明が消えました。以前に蛍光灯を取り換えたのが二年弱前です。公称の寿命からすると切れるのが早過ぎますし、矢張り照明器具の不調でせうか? ただ二本で一組になっている内の一本を外し、暫し様子を見たらもう一本だけは点きました。調べてみると蛍光灯が一つでも駄目になると他も点かなくなるとあるので、今回の状況に合致しておりましてそう考えると単に蛍光灯が切れただけとも言えます。蛍光灯の寿命が尽きる前には点滅したり何らかの兆候があると認識していたのですが、最近の蛍光灯はそうでもなかったりするのかしら? 断定が出来ないので単純に蛍光灯だけ新しく買えば良いのか、それとも照明器具そのものの買い替えを検討した方が良いのか、判断に悩みます。
 それでも取り敢えず一本だけでも点灯した事で当座の灯りが確保出来て人心地着いたのですが、ご飯茶碗の縁が少し欠けているのを発見してしまい落ち込みます。買った当初はこんな気持ちにすらなったのに、何時の間にか愛着が湧いたものです。

○響け!ユーフォニアム2 第一回 『まなつのファンファーレ』
 多多ある事ですが、主題歌は前作の方が明らかに良かったです。先に聞いている事のアドバンテージは大きく、それを覆す事は容易ではありません。同じくらい良い曲、では駄目なのですよね。
 何だか久美子の声や喋り方が前作より老けた様に聞こえます。こんな声でしたか?
 周囲に熟練者として与える影響の度合いですから単純に同列と言う訳ではありませんが、エメラルドちゃんは昇から麗奈と並んで語られるほどなのですね。
あすか「いやぁ〜、巧くなったね」
 このポツリと漏らした一言からあすかの素直な想いが伝わります。
久美子「麗奈のそういうところ可愛いね」
 半笑いである事を差し引いても、やっぱり久美子の声がおかしくありませんか!?
 ナッキーは面倒見が良いですねぇ。みぞれを気にかけているリボンちゃんと、こういうところも似た者同士ですね。
久美子「あすか先輩が話してくれる訳無いし」
あすか「声に出てるよ」
久美子「おっと」
 其処は声に出しては拙いでしょう(笑)。
 ゆうきゃんではありませんか!!
 ゆうきゃんに接する昇は生徒を相手にしている時と違う、親しい友人が相手だからこその様子で新鮮です。
あすか「お姉さんに言ってご覧? 悪い様にしないから」
久美子「悪い様にしますよね」
 相変わらず久美子節が絶好調ですね。
 リボンちゃんのリボンが黒いと、その場の暗い空気と相俟って喪服みたいです。
みぞれ「優子、仲悪いの? その二人と」
 ズバリ言いますね(笑)。直截的にも程があります。
麗奈「そうなんですか? 先輩」
 この子はこの子で感じが悪いですなぁ(笑)。でも彼女が興味の無い相手に素っ気無く接するのではなく、こうして明確な悪意をぶつけるのはある意味それだけ意識しているからこそですよね。他の部員よりは麗奈にとって距離の近い相手なのですね。
 あすかほど割り切れる人間はそうは居ませんよ。それだけストイックに演奏の事だけを考えているのですよね。だからこそ邪念が混じっている他人に厳しくなります。
久美子「これじゃ色色 食べられないよ」
 色色 食べなくて良いのですよ。
久美子の母「あんたまた太った?」
久美子「何て事 言うんだ!!」
 またと言う言い種も酷いのですが、久美子の反応が可笑しくて笑えます。然う然う、このアニメはこういうギャグ表現があるのですよね。
麗奈「私、意気地の無い男って駄目だと思う」
 あーたは久美子の何なのですか。
 おぉ、エメラルドジュニアです。一瞬ですがエメラルドちゃんの妹が映りました。
 前作は近年の京アニ作品では断トツで好きだったのですが、間が空いて熱も醒め、また原作に目を通してみたら差異が目立った事もあり、新作には醒めた気持ちがありました。しかし見てみたらそんな気持ちは頭から吹き飛びました。そんなしょうも無い思いに捉われても致し方ありません。何も考えずそのままに楽しめばいいのですよね。

 新番組『ユーリ!!! on ICE』。
 新世界より以来となるテレ朝の深夜アニメですね。アニメの多さには辟易していますが、こうして偶にテレ朝が深夜アニメを復活させてくれるのは嬉しいです。
 期待半分、不安半分でしたが、安心して楽しめる内容でした。スケートの動きは圧巻でしたが、MAPPAなのですね。それなら道理です。


 伍日 水曜日

○夏目友人帳 伍 『変わらぬ姿』
 五作目と気が付けば結構 息が長いですね。
 提供の読み上げをアナウンサーが普通に務めているのが寧ろ新鮮ですね。落ち着くのでこの方が良いですわ。
 祖母について調べる目的があったのですね。どうして貴志は用も無いのに向かい風に飛び込むのかと訝りました。
 そういえばレイコの結婚相手についてはこれまで語られませんでしたね。結婚しなかったとの事ですが、あのレイコがどんな相手と結ばれたのか気になります。
斑「うん? どうした夏目ー!」
 一目散に駆け寄って来るとは、斑も随分と献身的になったものです。
貴志「す、すいません、あの、急に、ジョギングがしたくなって・・・」
 子供の頃と全然 変わっていません。相変わらず突拍子も無い行動ばかりですよ!(違)
 回想の中でレイコが最近 会ったと言う変わった人間は滋の事でしょうか? それともそれとは別でしょうか?
貴志「俺には宝物が一杯で、それは、最近 俺を弱くしてしまうほど」
 友達はいらない。友達を作ると、人間強度が下がるから。
 ずっと藤原家に覆い被さって守っているとは、斑はすっかり忠犬ですね。


 肆日 火曜日

 新番組『灼熱の卓球娘』。
 随分と自己顕示欲の強い主人公ですね。浅ましいとまで言うと表現が悪いのですが、これほど自らの立場に拘泥する主人公は新鮮です。
こより「良いんですか? えーと、ぱいぱい先輩?」
ムネムネ「ムネムネ先輩ね」
 笑いました。そして訂正した名前もそれはそれでどうかと思います。
 正直に申し上げて内容は取り立てて面白い訳ではなかったのですが、それが些末と言える衝撃の情報が飛び込んで来ました!! 何とプロデューサーとして伊平崇耶の名前がクレジットされてる、ってミオさんはミオさんは歓喜に打ち震えてみたり! すっかり音沙汰の無かったうぷたんが生きてた、ってミオさんはミオさんは欣喜雀躍してみる!


 参日 月曜日

 秋に終了したアニメの感想です。
クオリディア・コード
 いっちゃんと千葉兄の普段は喧嘩しているけれど本当はお互いの実力を認めている関係は大好きです。キュンキュンしました。
 最大のトピックはよはねすこと千種夜羽が登場した事です!! 千葉の二人は夜羽の子供だったのですね。ただ流石に老いたのか、夜羽に若い頃の輝きはありませんでしたなぁ。唯一嘗ての面影を感じられたのは「私は知っています! 人の主観はすれ違うもので、正義と悪も人 其其だと言う事を! 死ねーとか殺すーとか言う前に、きちんと話し合うべきなのです! でもアンノウンは人ではないですから、関係無いですね。アンノウンは皆死ねー! ポチっとな」と言う台詞だけでした。この台詞は昔の夜羽らしくてとても良かったです。
 登場人物は魅力的でしたが話は凡庸ですね。取り立てて語るべき点が無かったです。
B‐PROJECT?鼓動*アンビシャス?
 ツキウタよりはちゃんと物語がある印象でしたが、思い出そうとすると何も出て来ません(死)。まぁ、根本的に興味が無い作品と言う事ですわな。
初恋モンスター
 最後まで苦手でしたわ。
アンジュ・ヴィエルジュ
 スタートは良くありませんでしたが、村さんと闇落ちした人物の思い出が冒頭に挿入されその回で助け出すと言うフォーマットが固まってからは楽しみ方が理解りました。それにしても最後に村さんが独りぼっちと言う話を持って来られると、反応に困りますね(苦笑)。
エンドライド
 後半から加速度的に面白くなりました。これぞ2クールならではの醍醐味でしょう。積み重ねがあってこその盛り上がりは1クールでは味わえません。改めてきちんと物語を描くには最低でも2クールは必要であると思わされました。
アルスラーン戦記 風塵乱舞
 最後の一月だけ七つの大罪にバトンタッチしましたが、もっとアル戦の続きを見たかったです。それは難しかったのでしょうか?
不機嫌なモノノケ庵
 1クールなりに巧く終わらせていますが、芦屋の名前に隠されている秘密とかは触れられず仕舞いなのですね。
マクロスΔ
 最初の頃にOP映像ではミラージュが、本編ではフレイアがハヤテと良い仲に見えて、一体どちらが本命なのかと首を傾げたのですが、そういえばマクロスは三角関係がテーマの一つでしたね。それに興味が無いと言うか、マクロスと言うシリーズに思い入れが無いので念頭にありませんでした。
 カナメが周囲に気を配り苦労している姿を見ると、浮世離れし人間味の無い美雲に好感が持てなかったのですが、終盤でそれが物語に活かされた事で腑に落ちました。しかし生まれて間もないのにあんなに偉そうにしているのですね。
 Fもそれほど高く評価している訳ではないのですが、盛り上がりは段違いにFの方が上でしたなぁ。
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
 映像は美麗ですが話は面白いとは言い難いです。
oraznge
 何の根拠も無く手紙を過去に飛ばせる前提で話を進めたり、本気で翔を助けるつもりならもっと違ったやり方がありそうだったり、どうも波長が合いません。
あまんちゅ!
 光、双葉、愛と軒並み登場人物が好きになれませんでした。同じ作者のアリアはあれほど好きだったのに、何故か此方は苦手な空気です。
ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 未来編
 終盤で本人がビデオについて告白するまで、御手洗亮太が絶望編に登場していたアニメーターだと気付かなかったのは内緒です(ぉ
 絶望が単なる洗脳だったのは安っぽいと言うか卑怯と言うか、拍子抜けした感があります。例えばですが、逆蔵十三が宗方京助への想いを悟られまいと真実を隠した訳ですが、それが原因で京助が死ぬ事になりそれを知った十三が絶望するとかだと説得力があるのですがねぇ。
モブサイコ100
 絵柄とは裏腹に割とドラマ性があって面白かったです。櫻井孝宏や花沢輝気など、登場人物にも魅力がありました。
アクティヴレイド‐機動強襲室第八係‐ 2nd
 前作より話が作り込まれているのは好印象でしたが、ただ本筋はどうも中途半端さが否めませんでした。全体的に惜しいと言うか、あらゆる面でもう一段階 上のレベルになって欲しかったです。
 颯一郎が警察を退職した件に一応の説明が付けられましたが、ただそれよりも失われた面の方が大きく、結果的にはそれが良かったとは言えません。黒騎猛との関係も薄まってしまいましたし、脇役に成り下がってしまいました。自身を正義と称して疑わないあさみの暴れっぷりは気持ち良かったのですが、彼女も前作では主役だったとは思えない扱いです。
 エミリア・エデルマン、鏑木まりもと新しい登場人物も追加されましたが、敵として物語を引っ張る稲城光太郎との因縁が無いので、追加したのに居場所がありません。
 登場人物もそうですが、1クール+1クールしか尺が無いのに味方のウィルウェアが多いので、其其の出番が少なく持て余していますよねぇ。もっと絞るか4クールでやって欲しかったです。
甘々と稲妻
 とにかくつむぎに苛立ちました。本物の子供に忠実なのでしょうが、見ていて楽しくはありません。
チア男子!!
 一気にティームのメンバーが増えた時には途惑ったのですが、ちゃんと全員が描写されているのには感心しました。出番や扱いに差はありますが無駄にはなっていないのは見事です。
NEW GAME!
 りんがコウへ寄せる想いの強さに引きましたが、総じて第一印象より面白くなりました。ねねが特に好きです。
サーヴァンプ
 シンプルなアニメではありませんでした(ぉ
 最終回の翌週にオーディオコメンタリーの特番が放送されたのですが、これが実に手慣れた感じでした。声優のオーディオコメンタリーに良い印象がありませんでしたがこの面子は上手だったです。
ツキウタ。 THE ANIMATION
 アニメイトの回がやたらと記憶に残っています。しかしそれも含めて中身が空っぽですね。
クロムクロ
 非常に面白かったです。出来ればロボアニメとして戦闘は毎回 入れて欲しかったですし、不満が無いと言えば嘘になりますが、総じて満足度は高く間違い無くPA作品では最も好きになりました。
 後日談に一話を費やすのは珍しくありませんが、二話も割いたのは贅沢ですね。おかげでじっくりと作品の余韻に浸れます。最後まで追いかけようとする由希奈の強さが見ていて気持ちが良いですね。由希奈が剣之介と再会する劇場版を作って欲しいですなぁ。
 ただ、茅原純大の異常性と其処から来る不快さ、そして父親があのジュール・ハウゼンだったと言うのはブラックジョークが過ぎて笑えません。
バッテリー
 楽しんでいたのですが最終回には唖然としました。あれで終わりなのですか?
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!
 シリアスでハードな展開が面白かったですし、士郎や桜と原点から次から次へと持って来るところにお祭り作品ならではの興奮がありますね。慾を言えば訪諏部や関さんの出番も欲しかったですなぁ。
 ただこの終わり方は如何なものでしょうか。今や1クールで中途半端に終わる作品が溢れているので感覚がすっかり麻痺していますが、冷静に考えたら「話をしよう」で終わるのは相当に酷い部類でしょう(苦笑)。
魔装学園H×H
 きついです。この手の作品を見る度にこれほど頭の悪い作品は無かろうと思うのですが、それを上回る作品が出て来るのですから手に負えません。
ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 絶望編
 十三は京助を愛している事を本人に知られたくないのは理解りますが、結果的にその愛する人を裏切っているのですよね。愛する人に嫌われるくらいなら愛する人を裏切る道を選ぶ、実に利己的な感情です。しかもこれが未来編では、京助に仲間を信じた事を悔やませる事となるのですから彼の罪は重いですよ。
ももくり
 これまた苦手な作風でした。
ReLIFE
 当初はもしかしたら了こそが最初の被験者ではないかと思っていましたわ。それが実は日代千鶴だったとは意外でした。
 周辺の青春ドラマも含めて中中 面白かったです。
ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
 最後まで戦略や戦術に唸らせられる事は無く、それ以外の面も取り立てて魅力があると言う訳ではありません。
一人之下 the outcast
 ちょっと気の抜けたギャグも含めて面白かったのですが、例によってこれも1クールでは物語が中途半端ですなぁ。本当に冗談抜きでどうにかなりませんか。
食戟のソーマ弐ノ皿
 1クールに詰め込んでいるからか全体的に忙しなく、一つひとつの台詞にある重みが無くなってしまっていました。もっと溜めが欲しいです。
Rewrite
 物語そのものは面白いのですが全てに於いてクオリティの低さが気になります。勿体無いですね。


 弐日 日曜日

○動物戦隊ジュウオウジャー 第32話 『心は裏表』
 やっと新しい怪人の登場ですね。まさかバングレイだけと言う状況がこんなに長引くとは思わなんだ。
シャーク「お高く留まってるって、腹黒いあんたに言われたくないんだけど!」
 確かにアムは腹黒いです(笑)。でも そこが良いっていうかな!
 リバーシブルになっているオモテウリャーですが、デザインは単純でゴリワシギンの要領ですよね。
シャーク「操の事 面倒臭いって思ってるくせに、中途半端に優しくするところが」
イーグル「なーにが悪い? 喜んでんじゃねぇかよ?」
タイガー「そういうセラちゃんだって操君に巻き込まれない様にしてない?」
シャーク「仕方ないじゃん」
イーグル「アムこそ何だかんだ、一番 距離を置いてる様に見えるけど?」
 この際だからと皆で言いたい放題です(笑)。
 レオは性格に裏表が無いからオモテウリャーの特殊効果を受けても影響が無いのですな。
 一口に面倒臭いと言ってもタスクは融通が利かない堅物ですが、操は本当に性格に問題のある描き方ですからなぁ。時間の経過だけで解決するものではありません。今日日ヒーローだって聖人君子と言う訳ではありませんが、それを差し引いてもどうしてヒーローをこんな性格にしてしまったのか甚だ疑問です。
 こ、これはッ! プラズママイナズマの合体攻撃!!
ジニス「中中 面白かったよ。まぁ、我我まであの能力で、裏の顔を晒さなくて良かったじゃないか」
 完全にクバルの本心は見抜かれていますね。
 タスクは操に懐かれなかった事を喜んで良いと思います(笑)。

○仮面ライダーエグゼイド 第1話 『I’m a 仮面ライダー!』
 天才ゲーマーが適合者とかメガレンジャーみたいな勧誘の仕方です。
 随分とコメディタッチですなぁ・・・。放送が始まるのを楽しみにしていたのですが早くも期待が折られました。
 ワンダースワンとは主流から外れたゲーム機を出しますね。バンダイの回し者ですか? もしかしてバンダイからお金を貰って番組を作っているのではありませんか?
M「違うよ、君はマイティなんだ。マイティは、君の躰で悪さをしているボスキャラをやっつけるんだ」
 大きくなったらハイパーマン・バッカスになってレティノザウルスをやっつけるのであります!
 診察時間になってもゲームで遊んでいたり、根拠の無い推測で患者を無断で連れ出したり、主人公が酷いです。
 この頭身の低い変身した姿はクウガのグローイングフォームやシン・ゴジラの第二形態の様に、完全に秘匿しておいて欲しかったですなぁ。エグゼイドのライダーらしからぬ奇抜な姿で気を惹いておいて、更に不意打ちで何の事前情報も無くこの姿を出したら大きな衝撃を受けたでしょう。
 初回で普通の頭身にも変身するのですか。一話は頭身の低い姿だけで終わらせるのかと思いました。
 何の個性も無く、何の印象も残さず怪人が死にました。しかもデザインと言いペラペラ喋る事と言い、戦隊の怪人と差がありませんなぁ。
 これからどうなるか理解りませんが、『ゴースト』に続き今回も駄目そうですなぁ・・・。

○ドラゴンボール(スーパー) 『再び未来へ 明かされるゴクウブラックの正体!!』
 悟空が接吻をした事が無いとか阿呆な設定をつけ足さないでくださいよ。悟空が一般常識に疎かったのは子供の頃で人並みの生活をしていますよ。百歩譲って接吻を知らなかったとしても、あの状況で口移しにその反応は無いでしょう。
 変なEDです。

 新番組『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。
 鉄華団が活躍した為により多くの子供が戦場に送られるようになったと言うのは、皮肉と言うか痛恨ですね。圧政を敷いていたギャラルホルンが存在する事で一定の秩序が保たれていたのは事実なのですね。


 壱日 土曜日

 91Days最終回。
 物語としての盛り上がりは先週が最高潮で、今回は後日談と言うか終章と言うか、最後の締めだけですね。この回だけでは特に見所もありません。

 新番組『デジモンユニバース アプリモンスターズ』。
 予告の時点で言われなければデジモンと理解らない雰囲気でしたが、内容の面白さも旧作に及びませんなぁ。
 検索して相手の弱点を探すのは面白いのですが、ネタが最後まで持つのか心配になってしまいます。

○ウルトラマンオーブ 『心の大掃除』
 総集編ですか。