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壱拾弐月の独白

 参拾壱日 水曜日

 という訳でどういう訳で(モーパイにて使われていた言い回し)、十二月に終了したUHF局で放送されているアニメを中心に感想を綴りまする。

オオカミ少女と黒王子
 佐田恭也と付き合い始めてからぐっと見易くなり面白くなりました。それと強烈な印象を残したのが神谷望です。実に鬱陶しいですね(笑)。
天体のメソッド
 ゲーム原作四天王の一角です(これの他にグリ果、大図書館、失われた未来を求めての四つです。ゲーム原作ではない天メソが入ってゲーム原作のFateが入っていないのは内緒です(ぉ )。衝突を繰り返しながら打ち解けていく流れが楽しいのですが、それより何よりノエルが可愛いの一語に尽きますね(ぉ
アカメが斬る!
 第一印象から変わらず無難に終わりましたね。敵が大した脅威ではないのに義務付けられた様に仲間が死んでいくのは不満がありますが、落ち着くところに落ち着いたのではないでしょうか。
グリザイアの果実
 最初の方は個性豊かな登場人物のおかげで面白かったのですが、本筋に入り始めてから首を傾げ始めました。みちる様の話は悪くありませんでしたが、スクールキラー由美子の話なんかちと厳しいものがあります。
 当初は各人の話を一話で終わらせる事に不満があったのですが、三話も費やされた天音の話でまた意見が変わりました。あんな鬱屈とした話を延延と見せ続けられても辛いものがあります。蒔菜が監禁され目の前で父親が殺される様子を何十分にも亘って見せられたら嫌な気持ちになる事 請け合いでしたから、手早く一話で終わらせたのは正解だったのでしょう。
 原作は凄く長くて1クールでは終わらないと聞いていたので第二期が予定されていると言うのは嬉しい情報です。でもそれなら最初から4クールくらいで放送して欲しかったですなぁ。
愛・天地無用!
 全部五十話と聞いて一週間一話で計算して一年間もこのスケジュールで見続けなければならないのかと辟易していたのですが、そうではなくて安堵しました。普通の1クールアニメに準じた分量なのですね。感想としては、三十分アニメで見たかったなぁ。
神撃のバハムート GENESIS
 力の入った作画に注目しがちですが、話もオーソドックスで面白かったです。
魔弾の王と戦姫(ヴァナディール)
 実直な作品と高評価だったのですが、中途からどうにも話が雑になってしまった感があります。勿体無いですなぁ。
ヤマノススメ セカンドシーズン
 途中の特番で紹介した新しい登場人物が実際に出るのが終盤だったのは驚きました。
 基本的には面白かったのですが最終回でひなたがフィーチャーされたのは不満ですなぁ。あおいかこひなが良かったです。
 これまで小倉唯が好きではなかったのですが、例外的にこひなは初めて好きになれました。
大図書館の羊飼い
 かなすけに関しては丁寧に描写されていましたが、それ以外には疑問が残ります。御園千莉と芹沢水結の和解があれで済まされたのは消化不良甚だしいですし、桜庭玉藻に到っては主役回すら用意されていません(尤も中途半端に触れられるくらいならこの方が良いとも言えます)。そして何よりずっと小太刀凪との関係性を深めておきながら、最後の最後に白崎つぐみがメインヒロイン面して介入して来たのが納得出来ません。この手の作品で全てのヒロインを描写するのは無理があるのではないでしょうか。最初から一人に絞るべきだと思ってしまいます。
棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
 飛び抜けた面白さはありませんが安定して楽しめました。
デンキ街の本屋さん
 これは苦手でした。
白銀の意思 アルジェヴォルン
 上層部の政治劇と独立第八部隊のドラマを絡めた展開は面白く、終盤で独立第八部隊の気持ちが一つになる盛り上がりはまさにこれまでの積み重ねがあってこそでしょう。ただアランダスの講和派将校やインゲルミアのエーリッヒ・ザールがあっさり殺されて終わったのは食い足りないです。どちらも簡単に殺されずもっと老獪な手練手管で渡り合って欲しかったですわ。それとシュライン・リヒトフォーヘンの最期は流石に哀れでした。もう少し何とかなりませんか。
 話は悪くありませんでしたが最後まで、TKが正面から銃弾を受けて倒れて大爆発と言うぞんざいな描写が変わらなかったのが致命的でした。ロボアニメは売るのが難しいとか受け入れられないと言いますが、ロボを魅力的に見せていないのですから至極当然ですよ。公式サイトのTK紹介も不完全ですしロボへ力が入っていない事が窺えます。ブラディホッパー、トルマリア、セイラン、インゲルミアの新型(公式サイトで紹介されないので名前を知らない)とか、魅力的なTKは揃っていたのですがねぇ。
TERRAFORMARS/テラフォーマーズ
 進化したゴキブリと戦うと言うだけで面白い筈なのに、下手に周辺の人間ドラマに手を広げたり、ゴキブリに別の生物の能力を取り入れたりするので、散漫となってしまった印象です。先ずはゴキブリと戦う面白さだけに集中するべきでしょう。
selector spread WIXOSS
 怒涛の展開で引き込まれました。一期から通して面白かったです。ただ最後はカードから全ての少女が解放されてハッピーエンドのようですが、既に別人に演じられていたり、逆に別人を演じていたりするので、若干のしこりは残りますよね。家族や知人と自分が知らない思い出があるのです。
ソードアート・オンラインU
 ゲームと現実世界の出来事を何らかの形で絡めるのがこの作品の特色なのですね(今更?)。
Fate/stay night[Unlimited Blade Works]
 最終回の挿入歌に原作ゲームの主題歌が使われたのは嬉しかったのですが、歌い手に問題があって台無しですよ。前奏が聞こえて来て興奮したのですが急速に醒めました。
 これも分割だったのですか。Fate/Zeroが分割だったので予想して然るべきだったのですが、考えておらず最終回の表記に驚きました。しかしZeroほどではありませんがまた中途半端な切り方です。そして随分とスローペースではないでしょうか。後半は一気に駆け足になってしまいそうで不安ですよ。
蟲師 続章
 蟲語は?
失われた未来を求めて
 奏君に告白して受け入れられたら事故で昏睡状態になり、そうならない為には拒まれるしかない佳織が悲惨ですね。振られなければ生き残れない! どうあっても報われません。そして報われないと言えば愛理ですよ。奏君と気が合っているしゆいが奏君と愛理に懐いていたので、ゆいは絶対にこの二人の子供だと思っていたのに、そうではなく残念でした。
 ゆいの働きで佳織が事故に合うのを回避した世界で、記憶の残滓にあるゆいに会いたいと思った奏君が遠い未来に作り出したゆいが最初のゆいなのでしょうが、そのゆいは思い出を持っていないので奏君が会いたがった相手と再会出来た訳ではありませんよね。それが望ましい結果なのか疑問です。


 参拾日 火曜日

 カレーライスを作るのにシチュー・カレー用のカット野菜を使っているのですが、愛用していた商品が近所のスーパーから姿を消しました。その少し前から同点にて新たに生活良好のカット野菜セットを取り扱い始めていましたが、それを横目に従来品を選んでいたのですがとうとう選択肢が無くなってしまったのです。致し方無く、以前にクリームシチューを作るのに生活良好の製品を使ってみましたが、どうにも美味しくありません。
 他の店も探してみたのですが、目的の商品は疎かカレー用のカット野菜そのものが見当たりません。カレー用のカット野菜は余り受け入れられておらず減少傾向にあるのでせうか? そんな疑問が首を擡げる今日この頃です。
 それにしてもこれではカレーが食べられないと言う深刻な事態に陥ってしまいます。冷蔵庫の中で眠っているカレーやシチューのルーをどうすれば良いのでしょう。否、ルーの心配よりも食べられない事が問題です。まさか好んで買っていたカット野菜が無くなるなんて思いもしませんでしたから、まじまじと眺めた事は無く販売している会社名も知りません。この世には現存しているのか、それを調べる手立てが無いのです。
 カット野菜に頼らず生の野菜買って自前で切ればその問題は解決するでしょう。しかしこよなく平和を愛する博愛主義者たるミオさんとしては武器を所有しておらず、抜き身で提げていれば銃刀法違反で罰せられる事請け合いな凶器である包丁を持っていないのです。
 もう・・・終わりです(今年が)・・・・・・。晴れやかとは言い難い一年の締め括りとなってしまったものです。ミオさん大ショック。


 弐拾玖日 月曜日

 ガールフレンド(仮)最終回。
心実の母「まぁ、お世辞でも嬉しいわぁ」
 お節だけにね!
クロエ「文緒サンハ何デモ知ッテマスネェ。歩ク百科事典デス」
 何でもは知らないわよ。知ってることだけ。
文緒「クロエさん、こういう時は、縮むではなく延びると言うんですよ」
クロエ「スイマセン、命ガ延ビル思イガシマス」
 そんな言い回し聞いた事が無い、ってミオさんはミオさんは可愛らしく小首を傾げてみたり。
クロエ「ソウデシタ! 今日ハ、取リ分ケ間違イガ多イデスヨ。舞イ上ガッテマスネ」
 間違えて覚えているのですから舞い上がっているとかそういう問題ではないでしょう。
 やっぱり登場人物が多いのでどうしても覚えられませんでしたなぁ。個個の人物を深く理解していたらまた楽しみ方も変わった事でせう。 
 後番組の戦国無双は少し前にもアニメ放送があったのではと一瞬 思ったのですが、あれはBASARでしたか。無双は一時間の特番をやった方でしたね。


 弐拾捌日 日曜日

○烈車戦隊トッキュウジャー 第42駅 『君に届く言葉』
トカッチ「ミオ、何時もちゃんと皆を見てて、皆の為に動いて、本当に偉い」
 いやぁ、あはは、照れますなぁ(ぇ こちとら何時も戦隊を見ていますからね!(違)
 げっ、総集編ですか。年末に総集編と言う風習はやめて貰いたいです。こんな事ならザラムが止めないであのままキャッスルターミナルに突入して欲しかったですよ。
 だぁーッ! EDの列車紹介で早くもVSキョウリュウジャーの目玉を見せるのではありません!! 最近――と言ってももう数年前から続いていますが――は余裕が無いと言うか、奥床しくないと言うか、品性に欠けると言うか、汚いと言うか、エレガントではありませんよ。まぁ、戦隊やライダーに限らず世の中全体が追い詰められ生き急いでいます。
 来週はもう三箇日も終わっているのに休止なのですか。ただでさえこの枠になってからゴルフだの駅伝だので休止が多いのですから、ちゃんと放送してくださいよ。まぁ、今週みたいな総集編を放送されても嬉しくありませんが。
 次は手裏剣戦隊ニンニンジャーですか。忍者が題材なのはハリケン以来で三度目ですが、恐竜の戦隊も既に三度行われている事を考えれば頻度としては妥当ですね。何でもジャーだのンジャーだのご飯を炊きそうな名前にするのは否定的で、それならゴーバスターズみたいに何にも縛られない名前の方が好ましいのですが、忍者だとそれも難しいですね。忍者キャプターみたいな名前は如何でせうか? それかシンプルにシノビマンで良いですよねぇ。紹介している時に流れている曲が主題歌だとすると格好悪いですね。これが主題歌ではない事を願います。そして列車紹介の時に話を戻しますが、この次の戦隊を公開するのも早いのですよ。放送開始直前まで黙っていてください。今は隠してもどうせインターネットでばれてしまうからと言うのもあるのですかねぇ。

○仮面ライダードライブ 第12話 『白い仮面ライダーはどこから来たのか』
 グローバルフリーズが発生しているのに怪物による反抗と言う線が真っ向から否定され大笑いされる警察の反応が不可解です。一般人の目撃情報も多多あるのに警察がこの態度は頭が悪くありませんか?
 仮面ライダーマッハは凄くライダーらしい見た目の仮面ライダーですね。
マッハ「どうだい、良い画だろ?」
 確かに悪くありません。その前のナパーム爆発を突っ切る姿も格好良かったのですが、肝心のライダーキックが安っぽい合成で萎えました。
 マッハの存在も、変身するのが霧子の弟だと言うのもムービー大戦のパンフレットで堂堂と書かれていたので全く驚けません。始めに見た時は目を疑いましたよ。劇場では全く触れていない本編に関わる重大な事実を書いてしまうのですか(苦笑)。トッキュウジャーのところでも散散 書きましたが、純粋に本編を楽しませる気持ちを失わせていますよね。大体、本編としてはマッハの活躍を見せた後に実は霧子の弟だったと明かしたい訳ではありませんか。それをこんな風に邪魔されて良いのですか?
ブレン「良いじゃないですか。ハートへの忠誠心が篤いのは、良い事です」
 ぷぷっ、動揺している動揺している。何かすっかりロイミュードパートの楽しみ方が変わってしまいましたね。

○ドラゴンボール改 『破局へまっしぐら!タイムリミットは1時間!!』
 遅かれ早かれ命を落としたでしょうから結果は変わりませんが、ピッコロの不用意な一言で大半の地球人が殺されたと言うのは罪深いですね。
 このブウは決して大物と言う器ではありませんが、だからこそ人間味があって好きですね。吸収した太いブウの影響なのでしょうが、サタンの娘に対して義理を果たすところも良いですね。
 怒った後にばつが悪そうに謝る悟飯の気持ちが理解りますね。
 悟飯が誰よりも凄い力を持っていると言うのはこれまでも示唆されていましたし、父親の悟空もそう思っていましたが、その考えていた以上に凄まじい力を有していたのですね。
ピッコロ「力は俺達に敵わんかもしれんが、矢張り、お前の父は、誇り高き世界チャンピオンだ」
 主役連中の中で最初にサタンの凄さを認めたのはピッコロなのですよね。前代の神を吸収しているだけある人間性と人格です。対照的に悟空やベジータがサタンを認めるのはずっとずっと後ですからね。


 弐拾漆日 土曜日

 黒神めだかの声は戸松遥、雲仙冥利の声は松本さちが合っているのではないかとふと思ひました。既に別人の声でアニメ化され原作も含めて完結した作品にこんな事を言っても詮無いのですが。

○ガンダム Gのレコンギスタ 『宇宙、モビルスーツ戦』
 あれ主題歌が替わるのですか。1クールで変更は近年の深夜アニメとしては珍しくない、寧ろ例外を探す方が難しいくらいですが、本編の映像を使い回すくらいなら替えないで良いではありませんか。否、本編の映像を使い回しても魅力的であれば良いのですが、前の方が良かったですからねぇ。
 少しずつ治りつつあると言われていたラライヤですが、今回は急激に良くなりましたね。何か間を飛ばしたのではと思うくらい流暢に話しています。
クリム「フフ、フフフフ、フハハハ! つくづく天才だよ、俺は!」
 仰るとおりです。瞬く間に敵機を二機も撃破するのは流石は天才と言わざるを得ません。
 航海日誌を書こうとする艦長、船体チェックを始めるクリムとミックが面白い対比ですね。大陸間戦争の経験があると言うだけあり、戦場での熟練度はクリムの方が上なのですね。でもこの艦長の航海日誌に拘るのは面白い性格設定なので今後も続けて欲しいですわ。
 題名のレコンギスタはそのままトワサンガによる地球へのリ・コンキスタの意なのですね。
 具体的に何がと言えませんが、今回はどうも全体的に雰囲気が何時もと違った気がしましたなぁ。最初から最後まで巧く言えませんが漠然とした違和感が付き纏っていました。
次回予告「宇宙に提灯が浮いていた」
 予告の締めまで切れがありません。

 結城友奈は勇者である最終回。
 美森は実際に嘗ての友を忘れていますからねぇ。そんな彼女に対して友奈が忘れないと熱弁しても説得力は弱いです。
 満開の後遺症は治らないと言う前提で見ていたので、それがいきなり治っても興醒めするばかりで感動はありませんよ。まぁ、勇奈達の行動があるから神樹が供物を求めなくなったと言うのは理屈が通っていますし、彼女たちの行いが無駄ではなかったと言う意味では良かったのでしょうが。
 散華が治りつつあると言う事は、何れは美森も鷲尾須美としての記憶を取り戻して、乃木園子と再会するのでしょうかね? チラッとで構わないのでそれを見せて欲しかったですなぁ。ハッピーエンドにするのならそれに徹してください。
 終盤は怒涛の展開で凄く見応えがあったのですが、最終回は無難に落ち着いてしまいましたなぁ。決して外している訳ではありませんが心にも残りません。ただ全体的には充分に面白かったと言えます。1クールでアニメが終わる風潮は好きではありませんが、本作に関しては必要充分に1クールでコンパクトに纏めたのは正解でしょう。2クールで平穏な描写にも時間を割き幸福から絶望への落差を強調したらあたしとしては好みでしたが、そうするとどうしても間延びしてしまいますし作品の評価としては1クールの方が上でせう。


 弐拾陸日 金曜日

 俺、ツインテールになります。最終回。
テイルブルー「進化したって聞いたけど、変なダイエットで痩せただけじゃないの?」
 貴女の胸部と一緒ですね(ぉ
ツインテール「私はお前のツインテールだ」
 池田秀一!? 声が池田秀一とは豪華なツインテールですね。
総二「ツインテールを愛する事と人を愛する事は別のものだ」
 改めて言われるまでも無く至極当然なので、凄い事実に辿り着いたみたいな事を言われても困ります。
 十話が突き抜けていたので、その後は持ち直してしまった為に良きにつけ悪しきにつけそれを越えられませんでしたなぁ。小生の中では十話がこの作品の全てでした。
 後番組は題名だけは聞いた事があります。本当に題名だけなので、原作が漫画なのか小説なのか、掲載誌が何なのか、どんな内容の作品なのか、その一切合財を知りません。

 甘城ブリリアントパーク最終回。
 トリケンの作ったPVに対して西也が言いたい放題で酷いのですが、これでこそ西也ですね。
 全く同じ感想を抱く辺り、西也ととモッフルは感性が似ているのですなぁ。この似た者同士と言う感じを普段から出して欲しかったです。
いすず「そうね。よく理解らないけれど、良いんじゃないかしら」
 何処が!? よく理解らないのに無責任に良いなんて言わないでください。
 一定の枠内に収まり切っているので予想を超えた面白さが皆無ですなぁ。見せ方次第でもっと面白く出来るのでしょうが、そういう力が感じられません。そういえばTBSの深夜アニメでは定番の番外編でしたが、俺ツイの方は違いましたね。絶対にそうしないといけないと決まっている訳ではないのでしょうか。
 後番は一目でこれは駄目だと思ってしまいます(苦笑)。U局でやるMF文庫Jの作品みたいですなぁ。

 テレビスペシャル『名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 〜史上最悪の二日間〜』
 あれだけ執拗にコナンが記憶喪失になると言うのを喧伝していたのに、実際には記憶喪失になっていないと言うのは看板に偽りありではなかろうか。途中で記憶が戻ったけれど記憶喪失の振りをしていたとかではなく、最初から記憶喪失になっていないのですからなぁ。ただ自ら首を突っ込んでおいて滑って転んで記憶喪失になっていると言うのは死ぬほど格好悪いと思いましたし、中身は高校生なのに記憶喪失になったら子供みたいに振舞うのはおかしいですし(尤も一口に記憶喪失と言っても症状の度合いは様様なので、周囲から子供として扱われれば自らを子供と認識しても不自然ではないかも知れません)、記憶喪失なんて現実にはそう起こる訳ではないですから、最初から演技だったと言う事で腑に落ちたのも事実です。
 蘭が気狂いにしか見えませんよ。どんな状況でも新一新一言い続けて、流石にこんな頭のおかしい女ではないでしょう。それにいきなり拳銃を向けられても動じず目にも留まらぬ速さで銃を弾き飛ばすとか蘭を便利に使い過ぎです。卓越した身体能力を持ち格闘に長けているのは原作でもそうですが、もう少し相応の見せ方があるでしょう。
 コナンは実際には記憶喪失になっておらずずっと暗躍していたので、題名にある様な史上最悪の二日間と言う雰囲気は皆無でしたなぁ。完全新作と言う事で少なからず期待していたのですが、控えめに申し上げて全然 面白くありませんでした。『名探偵コナン』と言う作品のコンセプトが失われているので題名の失踪事件は強ち間違ってはいませんし、誰が言ったのか史上最悪の二時間とはよく言ったものです(ぉ


 弐拾伍日 木曜日

 昨日の時点でコンビニエンスストアでクリスマスケーキが半額で売られていたのでもしやとは思いましたが、クリスマス当日だと言うのに本日はそんな雰囲気を余り感じさせません。クリスマスは何処へやらと言う感じで侘しい限りです。日本ではクリスマス当日より前日(イブ)が盛り上がる傾向はありますが、それにしたって極端でしょう。ロスタイムがあっても良いのではありませんか。十九日までの予約を求めるクリスマスメニューが載った広告を投函しているピザハットは逆におかしいのですが(ぉ 誰か、今日が二十五日だってピザハットに教えてあげて!

 本日発売のメディアワークス文庫『ビブリア古書堂の事件手帖E 〜栞子さんとめぐるさだめ〜』、MF文庫J『変態王子と笑わない猫。H』を購入しました。

 ギョーカイ時事放談第330回を聞きました。
 前回に続いて上田耕行の登場です!! し・か・も、嬉しい事に二時間近い大ボリュームでありませんか! 一時間程度の放送時間となって久しかったのでこれは嬉しいです。取り留めなく話し続けているので構成として山場がある訳ではなく、ここぞと気持ち良く笑えるのではありませんが、淡淡と話しているだけで充分に楽しいです。
 時に岩男潤子を声優と気付かなかった話は以前にもされていましたね。尤もそれを言い出せば、過去に小岩井乳業の説明会で貰った品がハムだと思っていたのにジャムだったと言う話も二度していますがね。
 上田耕行を年末だけとかではなく、一年に二回くらい読んで欲しいですなぁ。下手なゲストより何倍も楽しいですよ。


 弐拾肆日 水曜日

 偶に『甘々と稲妻』と言う漫画のTVCFを見かけますが、何となく将来ノイタミナでアニメ化されそうですなぁ。何の根拠もありませんし当たらないで終わるかも知れませんが、そんな気がしました。

 トリニティセブン最終回。
リーゼ「アッハハハ! やっぱり君は最高ね、アラタ君!」
 言われるほどアラタに魅力が無いので説得力がありませんわ。
 本物の聖とアラタが共に過ごした時間を視聴者は見ていないのですよねぇ。親しみが湧きません。そしてこの作品の掛け合いがさっぱり面白くないのです。
 書庫(アーカイブ)に接続してテーマを実行するバンクを全員分流すのは何だかんだで昂揚します。こういうのは好きです。
 最終回でも安定しており、まさにこの作品らしさを象徴した緊迫感が皆無の戦闘です(ぉ
リリス「アラタは確かに危険な魔王候補で、その力は大変 強大です。ですが、アラタは私達魔道士を、極普通の友達として、当たり前に受け入れてくれています」
 え、そんな話でしたか? 別に魔道士が他の人間から距離を置かれていると言う描写はありませんでしたし、抑抑 他の人間なんて碌に出て来ませんでしたし、無理にアラタの良いところを表現しようとしても完全に完璧に空回りしています。
アリン「私も見ていたわ。浮気される正妻ごっこは難しいのね」
 ご無沙汰だった「難しいのね」がやっと聞けました。これが無いとアリンは存在感が皆無ですなぁ。
 原作にも問題はあるのでしょうが、それを面白く仕立てられなかったアニメも褒められた出来ではない、そんな作品でした。一番印象深いのが放送前に見た番宣と言うのが何とも早。

 ガンビルファイを視聴しました。
カワグチ「世話になっているのは此方の方だ、君の姉さんにね」
 ヒモですか。堂堂と格好悪い宣言をしないでください。
 昔のアニメだとAパートの最後をBパートの最初にもう一度流すと言うのがよく見られたと思っていたのですが、まさかその矢先に本作で行われました。意識していないので気付かないだけで、今のアニメでもよくあるのですかね?
レディカワグチ「魔竜剣士ゼロガンダムの剣で・・・“(ゼロ)”に帰りなさぁい!!」
 汚れし者よ、“(ゼロ)”に帰れっ!!


 弐拾参日 火曜日

 些かフライング気味ではありますがクリスマスケーキを食しました。オーボンヴュータンで購入するのがこの数年の恒例となっていましたが、そろそろ飽いたと言う事もあり今年は別のケーキ屋さんにしてみました。選んだのは何やら頗る評判が良いらしいエーグル・ドゥースと言うお店です。最初なのでオーソドックスにシャンティフレーズ(要はショートケーキ)を買ったのですが、これが実に美味! じゅ〜すぅぃ〜! 甘くて美味しくて、評判の良さも頷けると言うものです。手放しで賞賛するに値します。これまでに食べたショートケーキで一番 美味しいですわ! 絶品ですわ。
 クリスマスは疎かクリスマスイブよりも前にケーキを食べるのは本意ではありませんが、祝日と平日の差は小さくありません。毎年の事ではありますがイブの前日が祝日でイブとクリスマスは平日と言うのが納得し難いですなぁ。大半の日本人がクリスマスが祝日である事を望んでいるのですから、祝日に制定してしまうくらいの柔軟性を見せて欲しいです。

 異能バトルは日常系のなかで最終回。
寿来「最初は何の役にも立たない主人公の異能。それが覚醒して、最強の異能となる、王道のパターンだろうが!!」
 主人公気取りですか。自惚れも甚だしいですね。
寿来「そうだ! 自分自身をも焼き尽くす、灼熱の黒き炎! それがダークアンドダーク・オブ・字・エンド!」
 物は言いようですね。制御出来ていないだけではありませんか。『自分の力を制御できない感じがたまらない』って、そんなのただの間抜けな人じゃん! きちんと制御できる人の方がかっこいいよ! 立派だよ!
 一度 発動すると自分でも消せない、鳩子の五帝(オーバーエレメント)でも消せない、こうやって書くと確かに封印されていた凄い力みたいな感じはするのですが、不思議と実物はそう見えません。
彩弓「千冬さん、ギロチンって理解ります?」
 怖ッ! ギロチンで何をするのですか!? い、いや、分かっています! 皆まで言わないでください!! 異能を発動している右腕を切断するのですよね!? 発動者当人にも消せないのだから切断した右手が燃え続けるのではないかと思いましたが、制御出来ようが出来まいが発動者は発動者なのですから本体から分かたれた時点で効果は消失するのでしょうか。
彩弓「安藤君、この異能、二度と使ってはいけません」
 まぁ、そう言いますよね。皆で必死に止めた筈です。
 題名ほど異能バトルと日常系が巧く噛み合っていませんでしたなぁ。もっと巧く組み合わせた高度な作品を想像していたので正直に言って期待外れでした。それと寿来と銀髪の灯代が出会った話が僅かしか描写されなかったのが残念です。それに限らずどうも原作の端端を啄ばんでいる感じでアニメのみですときちんと繋がっていない印象を受けます。
 後番は神ましたですか。間が開くと熱意が冷めてしまい気持ちが追い着きませんなぁ。


 弐拾弐日 月曜日

 繰繰れ!コックリさん最終回。
コックリ「人は脆い、あっと言う間に死んじまう。また見送るのは辛い。俺達の時間は、人と生きるには遅すぎて、一人で生きるには長すぎる。願わくば・・・今この時間が、ずっと続けば良いのに・・・」
 何処かで聞いた事がありそうな台詞ですね(笑)。
 後番は色色なタイトルを組み合わせたみたいな感じですなぁ。U局で放送しそうな雰囲気ですが、テレ東が選ぶからには面白いのでしょうか?

 ガッかり見ました。
心実「そうですね、私達が仏蘭西に会いに行く事も出来るんですし」
 簡単に言いますが貴女方の年齢では容易くありませんよ。
 クロエの父に彼女を日本に留まらせる様に迫る面面ですが、家族の問題に軽軽しく口を挟むのは如何なものでしょうか。心実の両親が言っていた様に親には親の気持ちがあります。
クロエの父「殴ラレマス」
 ?
クロエの父「百八回モ。新年ガ近付クト街角デ武器ガ売ラレルトカ、死ノ危険ガアルヲ必ズ食ベナクテハナラナイトカ」
 殴られるとか何を言っているのかと思ったらそういう事ですか。頓珍漢な事を言い始めて笑えました。
明音「クロエ先輩、本当にそんな事をお父さんに言ったんですか?」
クロエ「ウィ、全テ事実デスカラ」
 事実ではありませんよ! 「ソウデース」とか「邪悪ナモノヲ貫ク、魔法ノ矢ノ事デス」とか得意気に言っているのが腹立たしいです。深刻になっていたのに頗るくだらない話でした。寧ろクロエはもう帰れ(ぉ
クロエ「ソシテ、餅ト言ウ命ノ危険ガアル食ベ物ヲ振舞ワレマスガ、余リニ美味シイノデコレヲ拒ム物ハ誰モ居マセーン」
 表現はともかくお餅で命を落とす人が居るのは強ち間違いではありません。あれほど危険で幾人も犠牲になっているのに、それでも毎年同じ時期に誰もが口にするのですから不可解なものです。
クロエの父「ウンウン、分カッテ頂ケマシタカ? 私達 家族ガくろえヲ心配スルワケヲ」
 理解りませんよ!?
クロエ「何ト言ウ事ダ! デハ命ノ危険ハ無ァイノデスネ?」
 この世に命の危険が全く無い場所なんてありませんよ。生がある以上 死は必然であり、それがどんな形で襲って来るのかなんて誰にも理解りません。明日の保障なんて誰もしてくれないのです。
クロエの父「貴女ハマダマダ日本文化ニ対スル理解ガ足リナイ。モウ少シ此処ニ居テ勉強シナサイ」
 ユーもですよ。
 後半はずっと笑いっ放しで実に面白かったです。ガッかりで一番 面白い回でした。略してがっかりでした(ぇ


 弐拾壱日 日曜日

 黒うさぎ。
田村「『(田村は)かぐや姫』、そうだよ」
 図図しいな、この女。
田村「帰りたいんだけどね。迎えが来ないの」
 見捨てられたのですね・・・。
 これまで気にしていませんでしたが、言われてみれば月から来たかぐや姫が何故に竹の中に居たのでしょうか?
田村「ちょっと何かこうやって書かれると気持ち悪いね」
 相変わらず容赦がありませんね(笑)。

○クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) 『右腕の過去』
 ジュリオの傷は残ったままなのですね。戦士が消せる傷を消さないのは、それに誓ったものがあるからだと・・・思うがね。そう言われて顔を背けるのは屈辱の印、とでも言うところかなぁ?
 あからさまな黒幕の集団が現れましたが、ミスティの親が居ると言う事は各国の首脳なのですね。ノーマに対する仕打ちはミスルギ皇国のみならず世界が共謀して作り上げていたのですね。しかも更に関俊彦ではありませんか! エンブリヲは如何にも大物と言う感じの雰囲気を漂わせています。
 ジュリオはこの世界運営委員会の中でも知っている事が限られていて青二才と言う感じですね。
アンジュ「皆が助かったの誰のおかげ?」
 相も変わらず強気なのが素敵です。
 ジルの口から世界の真実が語られましたが、状況や条件は異なりますがシステムとして平和な世界を作ると言うのは『新世界より』を彷彿とさせますね。差別対象を用意する事で安定を保つと言うのは現実そのものでまさにえたひにんです。
 冒頭で世界を運営する人間がエンブリヲのこの世界を作り直すと言う案に「此処まで発展した世界を捨てろと言うのか」と憤っていましたが、失敗の末にやっと平和な世界を作り出せたのですからそう思いますよね。失敗を繰り返し何度もやり直しながら苦労して積み上げた積み木のお城を、自らの手で崩さなくてはならない心境でしょう。
 ヴィルキスの操手になる条件は王族のノーマである事なのですね。
 ヴィヴィ子はドラゴンになっても楽しいですなぁ。一挙一動が可愛らしいです。でも人間の姿に戻り、自身が人間なのかドラゴンなのか分からず涙を流す姿は哀しさが伝わります。
 ノーマは薬で抑制しないと最終的にはドラゴンに変化するのでしょうか? ノーマは古の民とも違い、飽く迄もマナを持つ人間――偽りの民――の突然変異なのですね。
 焼却するドラゴンの死骸に人間の姿が見えるのはきついですね。
ジル「気に入ってたんだろ? ドラゴンを殺して金を稼ぐ、そんな暮らしが」
アンジュ「くたばれ糞女!」
 あんな場面を見せた後にこの台詞は趣味が悪いです(苦笑)。アンジュがこう言い返すのも無理からぬ事です。

○烈車戦隊トッキュウジャー 第41駅 『クリスマス大決戦』
ノア「陛下、あたくしの娘を返して頂きます!」
 ゼットを取り込もうとしておきながら逆に飲み込まれたらこの言い分ですから勝手なものです。
ノア「陛下、あたくしを消すのも遅かったですわよ、オホホホホ」
 ノアを捨て置いた結果がこの現状ですからね。
 グリッタと言う枷から解かれたゼットの姿は神神しくて格好良いですね。モルクが絶賛するのも宜なるかな。
 シュバルツがゼットに滅多切りにされている間、遠くから見ているだけのトッキュウジャーはちと無情ではありませんか。助ける義理は無いかも知れませんが、ヒーローとして目の前でむざむざと命を散らせなくても良いではありませんか。シュバルツも意地を張らずにグリッタと逃げれば良かったのではないでしょうか。グリッタを助け出した以上、ゼットに攻撃する意味は無く、無駄死ににしか見えません。
シュバルツ「私はキラキラを手に入れた」
 シュバルツはゼットが求めるキラキラが何かを知ったのですね。
 全てのロボを呼んで分担操縦する場合、1号はディーゼルオーではなくハイパーレッシャテイオーなのですね。ハイパーレッシャテイオーにはハイパートッキュウジャーの必要があるのかも知れませんが、あれだけ爺ちゃん爺ちゃんと慕っていた1号がディーゼルオーを選ばないのは寂しいものがあります。
 クリスマス決戦と言えば巨大な強敵を総力戦で討つのが常なのですが、その相手が大量のクライナーでは単なる消化試合にしか見えませんよ(苦笑)。あらゆる合体パターンを見せているので販促としては成立しているのでしょうが、ドラマ要素が無く感情が一切合財 篭りません。

○仮面ライダードライブ 第11話 『暗黒の聖夜を防ぐのはだれか』
 身を挺してハートを助ける魔進チェイサーは仲間思いですね。それに対して素直にお礼を述べるハートも友達を大切にするだけあります。
チェイス「デッドゾーンに入ったら俺が止める、お前との約束だ」
 前回 言っていた約束と言うのはそれだけですか。もっと深い何かがあるのかと思っていました。
 幹部全てが集まると言う事は、ハートやブレンの他にも幹部が居るのですね。楽しみです。
ハート「お前、俺が好きなんだろブレン」
 ぶふっ。トキムネ並に直球ですね。ジェイミーだったら「違います」と即答していましたよ。
ブレン「貴方の傷もハートと良い勝負です、寝ていなさい!」
 ハートの愛を独占したい余りチェイスへ嫉妬を露わにしたらどうしようかと思いましたが、分け隔て無く仲間思いで安堵しました。いあ、本当に、悪の幹部が「ハートは私のものよ! 貴方には渡さないわ!」なんて言い出したら卒倒ものですよ(ぉ
 純が生まれて初めて役に立ちましたね。最初からそういう面を見せていればもう少し印象が良くなったのですが、如何せんこれまでが酷すぎました。
ブレン「何をしてるか貴様あぁ!!」
 ブレンさん激おこですが、それは此方の台詞ですよ! 魔進チェイサーがドライブと戦ったり動揺している間、あーたは何をしていたのですか? まさかずっとシフトカーと遊んでいたのですか?
 あんなどうでも良い扱いなら巨大ロイミュードは出さなくて良いではありませんか。まともな敵にすらなっていません。
 決して大きくない的に一発必中とは霧子の射撃能力は凄くありませんか!? 警官にとってはこれくらい普通なのですか?
ハート「まぁ、気にするな。俺はあいつを信じてる」
 良い台詞なのですが何だか軽いです。
 新しい友達の誕生に頬を緩ませるハートを見るブレンの顔が、やっぱり、その・・・ラブ的な感情に見えてなりません。
 あたしゃ寧ろ当然 特状課 全員で祝うと思っていたので、進ノ介が二人きりだと思っていた方が以外でした。

 プリキュア。
 おおもりご飯が一年で一番忙しい日と言いながらあっと言う間に終わってしまいました・・・。
 ブルーと対になるのですからおかしくありませんが、レッドとはまた安直な名前ですなぁ。ブルーだけでも碌でも無い神様はお腹一杯だったのに、諸悪の根源まで神様とはもうどうしようもありませんな。
 誠司が敵になると言うのは想像こそしましたが、まさか本当にそうなるとは思いませなんだ。

○ドラゴンボール改 『ブウがブウを食べちゃった 新たな魔人襲来!!』
 ブウが首をゴキゴキ言わせる度に字幕では『首を鳴らす音』と表示されるのですが、ブウに骨なんてあるのですか?
 ピッコロが真っ先に声をかけるのがクリリンと言うところに信頼関係が窺えますね。「理解らなかったか? 奴のパワーを」と言う台詞も心底 意外そうで、クリリンなら分かって当然と考えていたのが透けて見えます。


 弐拾日 土曜日

 牙狼を視聴しました。
 メンドーサがあっさりホラーに食べられて驚きました。あれで終わるなんて呆気無いです。後に復活しそうですが、別にこれ以上メンドーサと戦いたくありませんなぁ。
 ガロの鎧がアルフォンソに亘ってしまいましたが、折角 受け継いだガイアの鎧が可哀相ですね。どちらも黄金騎士の血を引いていますしダブル主人公なので、アルフォンソがガロとなってレオンはゾロの鎧を受け継ぐと言うのも一つかと思いますが、それでも最後にはガロはレオンに戻りそうですなぁ。
 次回予告で鍋の作画がやけに精緻だと思ったら実写でしたか。

○ガンダム Gのレコンギスタ 『月から来た者』
 敵は脅すだけのつもりだったのですか。それなのに誤って撃墜されたガビエルが哀れです。
ケルベス「そっち、三人が詰まってんのか?」
 貴方が収容しろと言ったではありませんか。
アイーダ「大尉殿が、アメリアの天才に煽てられたのでしょう?」
マスク「クリム・ニックか。私がそんなそそっかしい男に見えるか?」
 見えます。
ベルリ「アイーダさんには、ノレドとラライヤをお願いします」
 巧く厄介払いしましたね(笑)。アイーダを前線に出させない巧い策です。
 あれ、今回はアイキャッチが無いのですか?
 お互いに本音を隠した腹芸が白白しく露骨です。
トワサンガパイロット「何だと!? 白旗! 降参したって事じゃないかっ!」
 まんまと乗せられて可愛いですね。
 月の勢力が使うMSは宇宙世紀のMSに似ていますね。
 G−セルフの盾は強力な防御フィールドを発生させられるのですか。
 マックナイフの迎撃する動きは良いですなぁ。
クリム「あぁ。これでは奴らには撃ってこられないな。ハハハハハハ!」
 自分の作戦が失敗したのに上機嫌ですね。
 やっぱクリムが居ると良いですね。お偉いさんの会合で大見得を切るのが素敵です。
 自分でトワサンガに行こうとするとはアイーダが無鉄砲で楽しいですなぁ。
アイーダ「だから確かめに行くんでしょう!」
 この笑顔が最高で見ている方も笑えて来ます。やっとアイーダが好きになれました。
次回予告「現実を直視しなさいよ!」
 嫌です。

 結友勇を見ました。
 夏凜による自らの全てを捨てる覚悟の連続満開が熱く、そして哀しく、泣けます。
美森「ごめんなさい」
 これは勇者は死なないと理解っているから攻撃すると言う事ですよね。だから痛いだろうから攻撃してごめんなさいと。
 美森が友達を思って頑張っているのに、その友達が邪魔をすると言うのも切ないと言うか、どうしてこんな事になってしまうのかと言う感じですね。お互いの思いが何故か相手を傷付けてしまいます。
 昨日 寒ブリに対して淡白と不満を述べ濃厚な物語が見たいと望みましたが、まさに対照的な作品が本作ですね。好みや出来不出来はさて置き、濃いドラマを味わわせてくれます。


 壱拾玖日 金曜日

 サイコパス2最終回。
 何だかなぁ。始まった頃はとても面白くて毎週の放送が楽しみだったのですが、終わってみれば当初の期待は何処へやらと言う結果になってしまいました。
 コウと何か繋がりがあるのではと勘繰っていた朔夜は実際にはそんな要素は皆無で単なる悪人でしたし、聖護と声が同じ事に意味があると睨んでいた翔も別に意味はありませんでした。前作の出演者が別の役を演じるのは珍しくも特別な事でもないかも知れませんが、それでもやっぱり何かあるのではと思ってしまいますよ(苦笑)。
 好き放題に振る舞い悪い印象ばかりを植え付けた美佳が生き残ったのも釈然としません。全く嬉しくありませんわ。
 唯一と言って良い最終回で良かったところは、酒々井水絵を強襲型ドミネーターで眠らせた須郷徹平をギノが迎えた場面です。嘗て青柳璃彩を屠ったのと同じ道具で今度は仲間を救い受け入れられたと言うのが良いですね。

 寒ブリを視聴す。
 取り敢えずゲートを潜れば入場者としてカウントされると言うのもいい加減なものですね。ピザの配達が許されるのなら従業員を馘って入場させれば良いですし、最後に数人が足りなくなるならそれくらい見越してあらゆる出前を頼んでおけば良いではありませんか。そんな最低限のやるべき事もやらずに深刻になられても困ります。
 変な子供がいすずに襲い掛かるネタは率直に言って全く面白くありませんが、それが最後の最後に活かされたのは悪くありません。それにしても逃げようとするいすずを両側から制止する西也とモッフルが良いですね。息が合っているではありませんか。目標を達成した西也を遂に認めてモッフルが彼を名前で呼んだのは熱いものがあります。
西也「れ、例を言う」
 それを言うのに凄くどもるなんてどれだけプライドが高いのですか。西也の中で他人に礼を言うのは本来なら無いのですね。
 これから自分の記憶が無くなると理解っているのは怖いし哀しいですよね。目の前に居る皆の事も忘れてしまう、思い出を共有出来ないなんて辛いです。しかもやり遂げて歓喜の中に居るのだから尚更でしょう。だからラティファの記憶が消えなかったのは凄く良かったです。それもちゃんと大量のアニムスを集めたからと理由付けがありますし、それを成し遂げたのは全員の頑張りですからね。ただこれは呪いが解けた訳ではないので抜本的な解決ではなく、毎年 大量にアニムスを集め続けなければいけないのですよね? それはそれで大変な話です。
 別れ際の西也といすずが物凄く初初しいです! 最高です!! これは見ていて堪りませんわぁ。
 当初からの目標を達成して一区切りついた訳ですが、作品を通して起伏も少なく淡白ですなぁ。最初から適度に力を入れて適度な完成度で適度に面白い作品を狙って、結果的にその通りになった感じです。もっと濃厚で心に残る物語が見たいです。


 壱拾捌日 木曜日

 グレメカにアルヴォのスタッフインタビューが載っていまして、インタビューイの一人が偽まるだったのですが、それを読むとまた偽まるにロボアニメをやって欲しいと思えて来ますなぁ。どうもアルヴォの癌は監督だったと思えてなりません。

 ギョーカイ時事放談第329回を聞きました。全国一千万人のファンが待ち望んだ、上田耕行のゲスト回です!! これまでも上田耕行がゲストだと最高に面白かったので今回も楽しみで楽しみでなりませんでした。
上田「未だアニメ仮面とか名乗ってんの?」
 前に来た時も同じ事を言っていましたよね。
上田「でも川瀬もさ結構憎まれっ子だけど思うけどさ、よく仕事続いてるよね」
 酷い事を仰る(笑)。
 ロボアニメはスポンサーの玩具メーカーから与えられる外圧が良かったとか、齷齪して面白い発想が生まれると言う説に心から同感です。やっぱりロボアニメと言うのはスポンサーからロボの活躍に関して厳しいノルマを課せられ、必死にそれに応えるからこそロボの格好良い活躍が描かれ、そして自由度の少ない僅かな隙間でやりたいドラマを懸命にやる、このバランスが絶妙だったのですよ。スポンサーのくびきから逃れ
上田「すげぇアニメオタクみたい」
里見「うるせぇなぁ!」
 このやり取りが変わりませんなぁ。その後の「こいつ本当むかつくな」が昔と変わらず落ち着きます。
 軌道エレベーターは高い塔であって宇宙と思えないと言う発言には目から鱗が落ちました。言われてみれば確かに凄く高い塔があって高度が宇宙に達しているだけと言う感じですよね。これは面白い、それでいて凄く納得出来る解釈でした。


 壱拾漆日 水曜日

 喫茶黒うさぎ第366回を聞きました。
矢野「ちゃんと、何か、包丁とか持ってたんですか?」
 包丁!? こわ・・・ナマハゲ! あぁ、そうか、ナマハゲってナマハゲか! 悪い子はいねがぁですね。何故かその強靭な顎で頭蓋を噛み砕く事で有名な獅子舞だと思い込んでいました。その(あぎと)だけでも恐ろしいのに包丁まで持っているのかと驚きそうになりましたわ。
田村「自由の女神はUSAだよ!」
 ぶっぶー! 巴里にもあるんですぅ〜! え、お台場? え、え、お台場にそんなのがあるのですか? ガンダムではなくて? しかもちゃんと認められた本物? 全く知りませんでした。でも気になって調べてみたら矢野さんは紐育、巴里、お台場の三体が正式な自由の女神像と言っていましたが、お台場のはレプリカで、そしてそうしたレプリカは世界中にあるみたいです。


 壱拾陸日 火曜日

 『TRPGしたいだけなのにっ! 異端審問ハ ソレヲ許サズ〈下〉 叛逆のダークエルフ』読了。
 何ら予想を超えませんでしたなぁ。祇園がリュドミナを討滅せずに終わるのが想像通り過ぎます。別に読むのが苦ではありませんでしたが取り立てて面白くもありません。
 最も印象深かったのは碧の要塞のギルドマスターであるゼオライド・ボルンバルドでした。本気で憎らしくなるのが絶妙でした。やっぱりおかゆには小細工せず、ストレートなファンタジー物語を書いて欲しいですなぁ。作中のTRPGセッションと言う形でこれだけ書いてみせてその力がある事を証明してくれました。
 百七十二頁の挿絵に描かれたスフィンクス・ゴーレムがとても格好良かったです。上巻から通して唯一気に入った挿絵でした。

 イノニチ視聴。
寿来「存在する訳無いだろ!? 何処にも無いから虚構ってんだよ!!」
 鳩子みたいな事を言っている。
 以前に言及された寿来と銀髪の変な女――灯代――の邂逅がちゃんと描かれて嬉しかったのですが、中途半端に終わってしまい物足りないです。これは原作もこれだけなのか、アニメでは省いたのか、それとも他の回に続きをやるのか、わたし、気になります!
 懸命に雑誌に書いてある通りの行動を取る鳩子は健気ですなぁ。


 壱拾伍日 月曜日

 メイガス・トゥーの『BEAUTIFUL≒SENTENCE』を聴きました。
 円やかな曲ではありませんが耳への刺激は少なく聴いていて疲れないので心地良いです。聴いていて飽きません。特にBメロが好みです。
 二人で唄っているのに加えて其其のソロバージョン、そしてカラオケバージョンと同じ曲だけで占められています。未知のB面曲に出会える楽しみが無いのが寂しいですね。
 神無月アリンの歌声は少し佐倉綾音に似ている気がしました。

 ムービー大戦の入場者プレゼントだった仮面ライダードライブの第0話DVDを見たのですが、収録時間は本編の一話分に満たないのですね。内容ももっと濃密に描かれると思ったら意外に淡白で肩透かしを食わされた気分です。
 進ノ介と霧子だけではなく他の後に特状課の課員になる人物の様子も見せて欲しかったですなぁ。


 壱拾肆日 日曜日

○クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) 『竜の歌』
 シルヴィアは今更アンジュに助けを求めるのですか。ノーマと知って嫌悪しましたが、それ以前は強く慕っていたのでしょうなぁ。
 すき焼きで肉を全く取れないのが実にサリアらしい扱いです。
 少し混乱したのですがアレクトラと言うのはジルの事なのですか? 「〜と同じ年齢になった」と言うのは普通は死んだ人間を対象にして言いませんか。ライダーとしてのアレクトラが死にジルとなった日が十七歳と言う事なのでしょうか。
エマ「悪い奴、死んじゃえ〜!」
 え、い、いきなりどうしたのですか? 予想外の出来事に激しく混乱したのかと思いましたが、見返すとドラゴンに操られている感じですね。
サリア「アンジュなんて、ちょっと操縦が巧くて、器用なだけじゃない!」
 パラメイアに乗るに当たって決定的ですよね?
 アンジュとヒルダのコンビが良い味を出していますなぁ。アンジュの行為や言動にヒルダが突っ込む図が見ていて楽しいです。
 うわ、SEEDで散散 見せられた対面した機体が空中でくるくると回転しながらビームを撃ち合う描写が出ました。これは何度も何度も見せられた上にお互いに直撃せず意味が無いのでもう嫌なのですよねぇ。
 何と、アンジュとほちゃはこれまで幾度も転生し、様様な形で出会っていたのですね。一気に話の規模が大きくなりました。
 結局ほちゃは何をしにやって来たのでしょうか? 思わせ振りな事だけを言って去らないでください。
ヒルダ「アンジュと全然 違う感触」
 言ってやるなよ・・・。

○烈車戦隊トッキュウジャー 第40駅 『誰があいつであいつが誰で』
 猫をあやしているところをトッキュウジャーに見られてばつが悪そうにするザラムがお茶目です。
 シャドーの本拠地であるキャッスルターミナルは昴ヶ浜が変質したのでしょうか? ひょっとしてシャドーラインを生み出したのはライト達なのではありませんか? 優れたイマジネーションを持つ彼らこそがシャドーラインの創造主なのです。

○仮面ライダードライブ 第10話 『ベルトの過去になにがあったのか』
ハート「人間にとっては悪党でも、俺には友達だったんだ」
 根本的に相容れませんよねぇ。ロイミュードはロイミュードでやるべき事をやっているだけです。
 初めてハートの戦闘が描かれました。王者の風格を感じさせる戦い振りですが、手も足も出ずどうしようもないほど強いと言う訳ではないのですね。

○ドラゴンボール改 『怒りが産み出したモノ もうひとりの魔人!』
 サタンはお調子者で見栄っ張りですが、人並み以上の正義感はある善良な人間なのですよね。犬を撃った相手にぶつけた怒りは全く着飾っていない本心です。
界王神「流石はご先祖様、集中されて来ました」
 今の何処に流石と言える部分がありましたか!? 
 サタンは情に流れ易いですなぁ。あれだけ敵視していたブウに(性根を知ったからでしょうが)すっかり打ち解けています。それもやっぱり善人である証左ですよねぇ。
 アニメオリジナル部分を入れて冗長になっているのは必ずしも褒められませんが、ブウがサタンを好きになる理由が掘り下げられますから意味はありますね。
 生きてさえいればどんな傷も瞬時に治癒してしまうのですから、ブウはナメック星人ばりの回復能力を持っていますね。
 何も知らず無邪気なブウの心と向き合ったのも人間なら、そのブウを怒らせ悪の心を膨らませてしまったのもまた人間なのですね。
ピッコロ「新しく出て来た奴にはとんでもない邪悪な気を感じる。恐らくブウの中の邪悪な部分が膨らみ、外へ吐き出されたのだ」
 嘗て一人のナメック星人から悪の心だけが分離したのがピッコロですが、その経験があるからこそ何となく分かったのでしょうかね。
 サタンを撃たれた怒りが誕生のきっかけだったので当然かも知れませんが、悪のブウが最初にやった事がサタンを撃った人間の始末と言うところに、純粋な悪の存在となってもサタンに対して何某か思うところがあるのでしょうねぇ。


 壱拾参日 土曜日

 本日より公開の『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』を見て来ました。後述するギョーカイ時事放談のイベントチケット発売日とゆるゆりの公開日が重なってしまいましたが、まさかイベントの開催日まで別の映画と重なるとは思わなんだ。儘ならぬものです。

 先述しましたが『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談! 2014年大反省会スペシャル』に行って来ました。今回は整理番号がそれほど良くなかった事もあり、最前列ではありますが端の席と相成りました。でも今回も実に楽しかったです。映画と重なって面倒ではありましたがそれを補って余りある楽しさですな。

○ガンダム Gのレコンギスタ 『キャピタル・タワー占拠』
ベルリ「腕力あるぅ〜」
 惚れたら何にでも感心するのですね。
サラマンドラ艦長「行動不能のビーグル類は救助しなければならない」
 綱吉か。
 アメリアにもスコード教の教徒は多いのですね。
 クリムの機体は目がベスパのMSみたいで良いですね。
クリム「成り上がりの軍隊に、戦艦が沈められるものかよっ!」
ミック「クリムは口より手が先だろッ!!」
 確かにあんな大見得切っている場合ではありませんよね(笑)。格好良いのですが戦場には似つかわしくありません。
 マックナイフの動きが面白いですねぇ。躰全体を激しく動かしながら全身から火器を発しています。
バララ「駄目でしょ隊長、焦りが丸見え。それじゃ青いジャハナムにやられる」
 青いジャハナム? クリムが乗っている機体はジャハナムなのですか? しかし以前に見たジャハナムとは違って見えます。もっとこう、影武者ジン・ジャハナムを髣髴とさせるお腹の出た機体ではありませんでしたか? そして周囲には緑色の同型機がありますし、クリムだけの専用機ではないのですね。
次回予告「見なければ何も理解らない!」
 確かに「挙句に一つのエレベーターにクリム大意とマスクが一緒になれば、お姉さん達の香りに圧倒されてしまう」と言われてもさっぱりピーマンで、見なければ何も理解りません。


 壱拾弐日 金曜日

 ギョーカイ時事放談第328回にて九十年代のOVAが持つ要素が今にも使えると言う話をしていましたが、九十年代のOVAも現在の深夜アニメも高年齢層を対象にパッケージ販売をすると言う点では共通していますから、通ずる部分と言うのは当然ながらあるでしょうね。

 俺、帰マン5,6話の登場怪獣になります。を見ました。
 猛烈に作画がぷるんぷるんしていました。これまでも決して作画が上質とは言い難い作品でしたが、今回はその比ではありませんな。ぷるキューの再来です(?)。最近だとセーラームーンクリスタルの七話に匹敵する衝撃でした。
 そして作画ばかりに目を奪われますが、話や演出も雑でなにがなんだかリンカさんです。この酷さは永久保存版とも言うべきでしょう。アニメを見続けていると偶にこういうのに出会えるのが面白いですね。


 壱拾壱日 木曜日

 原悠衣の『きんいろモザイクD』を読みました。金細工の新刊が出るのも久し振りですねぇ。アニメが終了して暫く経ち、随分と金細工から離れていた感じがします。しかしながら面白さは健在で嬉しい限りでした。特に五巻では穂乃花がこれまでに無い魅力を最大限に発揮していますね。
 アリスが月に向かって「シノ! こっちみて!!」と声をかけているのが笑えます。しのとアリスは基本的にはしのの方が変なのですが、偶にアリスも変になるのが良いですね。
穂乃花「こんなに気が合うなんて…」
 一頻り金髪について語り合って満足している良い表情です。
穂乃花「いきなりメアド聞くなんて 何かナンパっぽくないかなー」
 それはその「メアド教えてYO!」と言う想像図が原因ではありませんか(笑)。
 穂乃花がどんどん良いキャラになっていきますなぁ。何も入っていないと却って怪しいくらいに強調しながらお菓子を渡し、肝心のメッセージカードを入れ忘れ、慌てて転ぶ、面白いコンボです。
 玉乗り、大玉転がし、玉入れと徹底して玉に拘る穂乃花が本当に良いキャラをしていますわ。まさかこんなに面白くなるとは思わなんだ。
忍「首から下げるには重すぎますかね?」
アリス「えっ ものの例えだよね?」
 しのはきっと本気です。
アリス「当たり前だよー だってシノだもん! シノ最高!」
 さり気無い台詞ですが相変わらずアリスのしのに対する異常な偏愛が見えます。
アリス「シノ… 人には向き不向きがあるんだよ」
 あれだけしのの事が好きでありながらこうストレートに言うのが素敵です。
 超無謀パフェを平らげた烏丸を怯えた目で見ている穂乃花が良いですね。
 似合う服を考えていた筈なのに全裸と言う結論が出て怒ったしのの表情が新鮮です。
忍「私の練りに練った脚本がメチャクチャに」
 これはしのが気の毒で笑えませんなぁ。最終的には良い話である様に纏まりましたが、一所懸命に考えて練習を重ねたのにそれが台無しになると言うのは酷いです。
穂乃花「えっ 玉!?」
陽子「もはや何キャラだよ」
 陽子のツッコミが全てを物語っていますね。
カレン「悩みマスねー ううん」
忍「悩んでるカレンもステキです〜 カレン萌え!」
アリス「シノ わたしもいつも悩んでるよ!」
 アリスが相変わらず必死ですね。
勇「それ好きねぇ」
 何でも無い一言なのですが妙に印象深いです。
カレン「………っ」
穂乃花「ものすごくショック受けてるー!!」
 カレンの表情が最高ですね。見るだけで笑えます。それにしても高貴なイタズラに期待したり本気で受け止めようとしたり、穂乃花がやっぱり可笑しいです。
烏丸「きょ… 去年より太ったのは久世橋先生のせい…!」
久世橋「すみませ… って私のせいですか!?」
 理不尽ですね(笑)。
アリス「この頃はきれいなカレンだったね なつかしいよ… かわいいよう」
 今はきれいではないのですか(笑)。
アリス「いつも見上げるだけのみんなを 今は見下ろしてる! お姉さんってステキ 今のわたしなら麻婆豆腐にも負けないよ」
 小さい頃の写真を見て「わたしの方がお姉さんだね」と悦に入ったりアリスはお姉さんである事に拘泥しますね。
穂乃花「私は金髪フェチじゃなくてカレンちゃんフェチ…!?」
カレン「!?」
 カレンの表情が良い味を出していますね。
カレン「中学生と言えば ずっと気になってたことがあるんデスけど シノはどうやって高校に入学したデスか?」
 その疑問は尤もですが、ずっと気になっていたとは失礼ですな。
 プレゼントを期待したのに掌に何も無くて衝撃を受けているカレンとアリスの表情が本当に素晴らしいです。何度見てもこの表情は最高ですわ。しかもカレンのみならずアリスもそれをずっと引き摺っているのが面白いです。勇のロールケーキに歓喜していますし、アリスも結構 俗っぽいですよね。


 壱拾日 水曜日

 先月の上巻に引き続き『TRPGしたいだけなのにっ! 異端審問ハ ソレヲ許サズ〈下〉 叛逆のダークエルフ』を買いました。

 今より遡る事二日前、急に頭上の照明が消え、身の回りが漆黒の闇に包まれました。「すわ、停電か!?」と疑うも目の前のパソコンや録画番組を流しているテレビ、蒸気を発している炊飯器が動いているのを刹那の内に確認し、そうではない事を悟ります。
 蛍光灯が切れた、そう考えるのは妥当な判断でしょう。家に買い置きはありませんが希望の光を失い闇の只中に居るのは不安で不便です。近所のスーパーマーケットへと買いに走りました。
――もしも蛍光灯の問題ではなかったら?
 道中、そんな考えが頭を過ぎります。以前に蛍光灯を交換してから切れるまでの間隔が短い様に思われ、別の可能性を完全には否定し切れません。テレビのリモコンが壊れた時の事も思い出してしまいます。
 そんな思いを抱きながらスーパーマーケットで一種類だけ、一つだけ残っていた規格に合う蛍光灯を手にし、夜の闇と同化した我が家へと舞い戻りました。そしていそいそと蛍光灯を交換してみると・・・・・・点かないッ! 点灯しない!! 接続が悪いのかと付け替えたりスイッチの入切を幾度か試しますと、(二つの蛍光灯を取り付ける照明器具なのですが)一方しか点灯しません。その点灯する方にせよ安定しているとは言い難いです。
 どうやら危惧していた通り、事は蛍光灯だけでは済みません。照明器具そのものの故障が疑われます。思えば最初から奇異でした。小生の経験と知識に照らし合わせれば、蛍光灯が切れる時と言うのは点滅を繰り返したり暗くなったり何らかの兆候があるものです。しかし今回はそれが無く、何の前触れも無く唐突に消え去りました。しかも二つが全く同時に、です。これが正常と言うのは楽観に過ぎるでしょう。
 さてそうなりますと、照明器具の買い換えが急務です。それでざっと通信販売サイトに目を通してみましたが、LED照明が存外に安価で売られています。これまでLED照明にはランニングコストこそ安くなるものの初期投資が高く見合わないと考えていましたが、この値段なら――そして直前に買った蛍光灯の価格と照らし合わせれば――元は取れそうです。どうやらちょっとした憧憬の対象であったLED照明を導入する日が来たのかも知れない、自然と頬が緩むのでした。
 時に、つまり照明が消えたのは蛍光灯が切れたのではない訳でして、騙し騙しでも新しい蛍光灯が点灯していると言う事は、古い蛍光灯でも同様に点灯すると言う計算が成り立ちます。それで再び交換してみたのですが全くの無反応でした。疑問を浮かべつつ今度は買ったばかりの蛍光灯をセットしましたが、豈図らんや、今度は二つともちゃんと皓皓と眩い光を放っているではありませんか!
 ど、どう言う事なのかよく理解りませんが、これは矢張り接続に難があっただけで蛍光灯が切れただけ、即ち照明器具は正常なのでしょうか? 前述した切れた瞬間の状況など不可解な点は残っていますが、取り敢えずは照明器具の買い換えは保留として暫くは様子を見る事にします。
 しかし、勿体無い買い方をしてしまったものです。突発的な事態であった為に選択の余地は無く、買ったのは松下のパルックプレミアでした。ですが数百円の差でより寿命の長いパルックプレミアLSが買えると考えると、損した気分になります。勿体無いお化けが現れそうです。解決した筈なのに気分は晴れません。部屋は明るくなったのに心の中は暗雲が立ち込めています。
 いやはやそれにしても急に部屋が暗くなると不安になるものですねぇ。心細くなり怖くなりました。ミオさんは闇の中には生きられぬ、光の世界にたゆたう住人なのです。


 玖日 火曜日

 『小説 仮面ライダーウィザード』の感想です。
 全体的に読み辛さはありませんし登場人物のらしさは損なわれておらず違和感はありません。平均的に面白いと言えない事も無いのですが、やたらと晴人と凛子の恋愛を強調しているのが気になりました。本編ではこの二人の関係はその様に描かれていなかったので、それがこうも極端だと首を傾げてしまいます。
 掛け値無しに良かったのは、今度こそコヨミの物語が本当に本当の終わりを迎えた事です。テレビシリーズ本編で別離を迎えておきながらその後の劇場映画でも未練がましく続けられていましたが、ようやっと綺麗に終わりました。ウィザードと言う作品にあった心残りが無くなりすっきりした気分です。その点だけでもこの小説に価値がありますね。

 ウルトラマンギンガを視聴す。
 ここぞと言う場面でコスモミラクル光線を取って置きの必殺技として使ってくれて嬉しいです。


 捌日 月曜日

 喫茶黒うさぎ第365回を聞きました。
田村「いや、おめーが合わせろや!!」
 流石はタレントさん、横柄ですね(ぉ
田村「日本語を大切にしよう」
 出ました、英語を嫌う人の定番文句です。日本語を大切にする事は英語を学ばない事の免罪符ではありませんよ? 全くけしからないですね!! 因みにミオさんは日本語を尊びますが、それはそれとして拒絶とか以前に英語はアウト・オブ・眼中です(ぉ


 漆日 日曜日

 黒うさぎ。
 ほうとうに南瓜は必須なのですか? 以前にこの番組でほうとうの話をしていたので気になって、後日セブンイレブンで売っていたほうとうを買い求めましたが、南瓜の“か”の字も入っていませんでしたよ。それで調べてみたのですが、あたしが食したのは煮ぼうとう、おっきりこみで、ほうとうとはまた別物なのですね。そうするとあたしゃほうとうと言うのを食べた事がありませんなぁ。

○クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) 『絞首台からサヨナラを』
 詩的な副題ですね。
アンジュ「ちょっと蹴飛ばして簀巻きにしただけでしょ? 大袈裟なのよ」
 此処でさらっとこう言い返せるのがアンジュの強いところですね。そのおかげで陰惨にならなくて済みます。
 アンジュリーゼの元同級生が「つーるーせ」と言い始めた時に、男子生徒がそれをを引いた目で見ているのが印象に残りました。
アンジュ「モモカ。貴女と、あそこの人達だけね。差別や偏見、ノーマだとか人間だとか関係無く、私を受け入れてくれたのは」
 モモカはともかくアルゼナルがノーマを受け入れるのは住人もノーマなのですから、別に差別していないとかそういう話ではないではありませんか。立派に非差別意識を持っていましたよ。
 逃げる時に序でに手榴弾を同級生にも投げれば良かったのに(ぉ
アンジュ「どうして股間に顔を埋める必要があるわけ? 癖なの? 意地なの? 病気なの?」
 それはこのアニメに言いたいです。
モモカ「あぁ、やっぱり! そうでなければ命懸けで助けに来たりしませんよねっ? 男勝りのアンジュリーゼ様にも漸く春が・・・筆頭侍女として、こんなに嬉しい事はありません」
 今のアンジュはすれて乱暴になりましたが、嘗てのアンジュリーゼは別に男勝りでもありませんでしたよね?
アンジュ「お母さんには、会えた?」
ヒルダ「さあな」
アンジュ「そう・・・」
 否定しなかったので何か言いたくない事があったのだと察したのですね。
 ローザは単純だから一度信じるととことん信じますが、クリスはもっと冷徹に物事を見ている感じですね。
アンジュ「臭うでしょ? 死んだら」
 アンジュなりに励ましているのですね。
ヒルダ「そういうの、全部 纏めてむかつくって言うんだよ」
 むかつくと言うのは胸焼けとか吐き気の事です。
 ヴィヴィ子はやっぱり良い子ですなぁ。

○烈車戦隊トッキュウジャー 第39駅 『終わりの始まり』
ザラム「俺の死に場所は此処じゃなかった、そういう事だ」
 こういう普段のギャグを昇華させる使い方は好きです。
ワゴン「もうこっちが明君くらいの勢いなのに!」
 酷い!
 トッキュウジャーはよく初めて戦ったシャドー怪人とか、6号と最初に共闘して斃したシャドー怪人を覚えていますね。あたしゃどれも記憶にありませんでしたわ(ぉ
 復活したシャドー怪人が弱まっていると明言されたのは良いですね。味方が成長していると理由付けられても、怪人が戦闘員もかくやの扱いで薙ぎ倒されるのは見ていて気持ちの良いものではありません。
ボセキシャドー「あれ? モルク侯爵が出来ちゃった」
 あ! ボセキシャドーは過去に斃した怪人が復活したのではなく、新しく登場した怪人で過去のシャドー怪人を復活させた当事者だったのですか! 過去の怪人を碌に覚えていないのでボセキシャドーも復活した怪人の一人だと思っていましたわ(死)。

○仮面ライダードライブ 第9話 『どうすればクールボディになれるのか』
 進ノ介は結構ドライですからシフトテクニックを使うのも難しくなさそうですがねぇ。変に意識させないで何も言わずにやらせれば良かったのですよ。
 真面目に操作して結論に辿り着いたのに、上司から占いの効果と判断されるなんて堪ったものではありませんな。抑、本願寺純こそが何もしておらず使えない人間の筆頭ではありませんか。
 「ロイミュードは逃がさない」「輝彦は助ける」「両方」やらなくっちゃあならないってのが「仮面ライダー」のつらいところだな。
 タイプスピード、ワイルド、テクニックの其其でタイヤの付く場所が差別化されているのが良いですね。
 ロボライダーならこういうのはコンピューターに一瞬でアクセスして突破していたのでしょうね。ロボライダーはそういう描写がもっとあればもう少し目立ち、今ほどバイオライダー一辺倒にならなかったのでしょうなぁ。
 発火装置を壊す時にシフトカーをドア銃にセットするのですが、その前に一瞬 普段の癖でブレスに付けそうになるのが芸が細かいです。
 ワイルドもそうだったのですがタイプテクニックも戦闘だとその個性が存分に発揮されているとは言い難いですなぁ。戦闘での特性は結局はシフトカーに由来するので、スピードだろうがワイルドだろうがテクニックだろうが大差は無いのですよね。それならタイプチェンジは無くして欲しかったですなぁ。フォームチェンジをしないライダーが見たいですよ。

○ドラゴンボール改 『パワーアップは続く!?完成!超ゴテンクス!』
ブウ「それ、逃げろ。殺してやる」
 無邪気だからこその凄く歪んだ台詞ですよねぇ。得てしてこういう台詞を吐く場合は其処に快楽を見い出すものですが、ブウの場合はそれ以上に純粋なのですよね。見下しているのではなく本気で玩具だと思っているのです。
サタン「そんな嫌な奴の言う事を聞いちゃいけませんよ!」
 サタンのこの説得は巧いですね。
 今度の映画でフリーザが復活するのですか。そんなの全く求めていませんし、鳥山明はそういうつまらない真似はしないと思っていたのですがねぇ。


 陸日 土曜日

○ガンダム Gのレコンギスタ 『突入!宇宙戦争』
 マックナイフの人相が良くないと言われていますがさっぱりとしていてそうは見えませんけどねぇ。寧ろ表情が優しい部類ではないでしょうか。
クリム「先程の機銃の演習は何だぁッ!? グライダー一機落とせなかったのは、大隊長として恥ずかしいぞ!」
 落としていたらグシオンは死んでいましたよ。
クリム「自分ではない、この中で手柄を立てたものだ!」
 部下を鼓舞する意味合いもあるのでしょうが、自分が引けるのが立派ですね。
クリム「パイロットなど、煽てて使うのがコツだろ?」
 そう思ったら予想以上に露骨でした・・・。
ウィルミット「そんなっ、ベルは私が育てたのよ。誰が他人に渡すものですか」
 G−セルフが宇宙から来て、ベルリやラライヤがG−セルフを操縦出来、アーミィがG−セルフとラライヤを求めているところから、ベルリの出自に察しがついたのでしょうね。
 大統領は結構な親莫迦ですね。
 マックナイフは変形機構からするとエル・ブルックの系統でしょうか。
 おぉ、クリムが待望の新型に乗り換えました。見た目はスマートなモンテーロの方が似合っていましたが、新しい機体も格好良いです。
 ヘカテーはミックが初登場していた時に乗って来た機体ですよね。もう出番は無いかと思っていましたがミックの愛機になるのですか。
 ミックの前髪が凄い事になっていますが、あれではヘルメットのバイザーをどうやって閉じるのでしょうか?
サラマンドラ艦長「キャピタル・タワーにも味方機にも当てちゃならん。・・・・・・何故撃たない!?」
副官「だって、ナットの手前で敵味方が入り乱れているんです!」
 無茶を仰いますね(笑)。
 マスクはレックスノーのパイロットがケルベスと気付いていたのですね。
 マスクの仮面にはデータファイルとセンサーが内蔵されているとかちゃんと意味のある機能があったのですね。それならマスクが仮面を着用している理由も頷けますが、それが便利なら全てのパイロットが着用すれば良いのではないでしょうか?
 ルアンはグリモアであれだけ善戦するのですから結構な実力者なのですねぇ。少なくともどこぞの姫様よりは役に立ちます。
マスク「何処までも飛び級生は俺の邪魔をする」
 マスクはベルリにも気付いたのですか。声が聞こえるのですから当然と言えば当然なのですが、ケルベルやベルリはマスクがルインだと気付いていないのですよねぇ。
「しかし、何時 流れ弾にやられるか理解らないんだから、気を付けるんだ」
ノレド「どう気を付ければ良いの?」
 戦艦の中に居るだけなのですから気を付けようがありませんな。能動的に出来る事が殆どありません。
 クンパとベルリで祟るの意味が違うのが対比になっていますね。
 今回はこれまでに比べて少し熱量低いと言うか、これまでほどワクワクしませんでしたなぁ。クリムはメガファウナに合流しないのでしょうか? またベルリと絡んで欲しいです。
次回予告「見えない敵は怖い!」
 目に見えているものだけが敵ではありません。

 結友勇を視聴致しました。
 自害と言う言葉を使うのが美森らしいです。それにしてもそれだけ試すのですから度胸がありますなぁ。
 勇者の真実を知った後に樹が歌手オーディションに応募していた事を知るのは辛いですね。それで風が感情を爆発させて行動を起こす場面が圧巻です。凄く引き込まれますし泣けて来ますわ。しかも歌が流れてそれがEDに繋がるのが良いですなぁ。
 樹は勇者部に入らなければ唄いたいと思わなかったと言っていますが、唄いたいと思わなければ夢が破れる事もありませんでしたよね(台無し)。


 伍日 金曜日

 中恵光城の『On my Sheep』を聴きました。同CDに特典としてステッカーが封入されていますが、小生が買ったCDに入っていたのは桜庭玉藻です。い、一番嬉しくない・・・(ぉ かなすけが良かったなぁ(多分ラインナップに無い)。
On my Sheep:どちらかと言うとアニメのOP映像が好きで買ったので、曲単体では(当然ながら嫌いではありませんが)特筆するほど好きではありません。でも軽快で小気味良い楽しい曲です。
 フルサイズだけではなくテレビサイズも収録されているのですね。流れ始めた当初はカラオケバージョンだろうと思っていたのですが、ふと歌がある事に「あれ、違う!」と気付きました。それから白崎つぐみが唄っているバージョンも収録されていますが、矢張り本職と比べると厳しいものがあります。オリジナルでは消え入りそうな声で儚い「ねっ、」がつぐみのそれではかなり強調されていますね。
Ombura Mai Fù(‐オン・ブラ・マイ・フ‐):一曲目とは全くテイストが異なりどうしてこんな本格的な曲がと首を傾げたのですが、劇中で御園千莉が唄っている曲だったのですね。いやはや全く気付きませんでした(ぉ しかもこれには原曲があったのですね。恥ずかしながらそれすら存じ上げませんでした(汗)。


 肆日 木曜日

 デンキ街の本屋さんのEDが何故か思い浮かんでその時は何の曲だか理解らなかったのですが思い出せました。現在放送中のアニメだろうと言う気はしていたので、何れ放送を見て知るだろうからと気楽に構えていましたがそれで正解でした。
 それとは別にあるアニメのBGMが頭の中で再生されて、どの作品か思い出せず唸っている内にその音楽も忘却の彼方へと消え去りました(苦笑)。そうなる予感はしていたのですよねぇ。何度も何度も言いますが、完全な外部記憶装置が欲しいです。

 もう半月近く前になりますが、月カメに掲載された毎年恒例の企画である『間違いだらけのカメラ選び2014』を読みました。
 例年に比べて著しく見劣りする訳ではないのですが、今年は二班構成にしてしまった事に疑問と不満がありますなぁ。参加している面子は理想的なのに二班に分けたので絶対に絡まない人間同士が生まれてしまいます。それに、ある参加者がOM−D E−M1を絶賛し、カメラはE−M1とX−T1だけで良いとまで言っているのに、当のX−T1に関しては担当が別の班なので先の参加者の意見が聞けないとか、理解に苦しむ構成です。
 またこの企画で話題にするカメラは今年発売された機種に限らないのですね。D7100とかK−50とか触れられているのですが、改めて話題にするほど事が無いのか昨年と殆ど同じ内容で態態 紙面を割く必要があったのか疑問です。その年に出たカメラに絞っても良いのではないでしょうか。
 一年前からずっと楽しみにしていましたが、昨年や一昨年に比べると些か物足りなさを覚える内容でございました。


 参日 水曜日

 忘却と言う名の悪魔により相思相愛でありながら引き裂かれてしまった運命の相手を探し出しその手を掴みました。要約するときんざいくの五巻を買いました。

 喫茶黒うさぎ第364回を聞きました。
 海老に車やタイヤのマークと聞いてヨコハマタイヤのロゴを思い出しました。久し振りに目にすると不気味な顔をしています。
 村さんが「ワインが一杯あるところ?」と言いましたがそのワインがワイに聞こえて最初は意味が理解りませんでした。
 歌を聴く時に歌い手の声が言葉として聞こえるかメロディとして聞こえるかと言う話がありましたが、あたしは後者ですなぁ。歌詞の意味なんて全く理解していませんし抑 認識せず覚えていません。印象深い歌詞だけが稀に記憶に焼き付けられるくらいです。CDを買っても歌詞カードを一度も開かないとかざらです。ガオキングのテーマソングで「ウィーアー・ザ・キング」と言う単語を連呼する部分があるのですが、それなんて「今時! 今時! 今時!」だと本気で思っていたくらいですからね。戦隊ロボのテーマソングとして似つかわしくない歌詞なのにそれを疑問に思わないくらいあたしの中で歌詞の重要度は低いです。

 ガンビルファイ視聴。
 他人の作ったガンプラで試合に出ると言うのは矢張り余り好ましい事ではないのですね。それを言い出せばセカイもそうですが、大会に参加する人間の心構えと言うよりビルダーとしての矜持なのでしょうね。
 Vガンダムが出て来ているのが何だか嬉しくなってしまいます。
 ダメージレベルの設定が出て来たり、「莫迦な! ビルダーがガンプラを犠牲にするなど!」と言い出したり、無理なフォローを重ね続けるからどんどん歪になっていきますなぁ。やっぱり最初からガンプラバトルでガンプラが破壊されると言うのがおかしいのですよ。
 ユウマが中中 活躍しませんなぁ。相打ちと言うだけでも期待外れなのですが、相手の百万式は生き残っていたりするので余計に立つ瀬がありません。相打ち覚悟で満身創痍ながらもライトニングガンダムが生き残り、勝利を掴む決め手になって欲しかったです。
 所詮は地区大会の決勝戦と言う事で、如何にも強敵らしさを漂わせていたGマスターにも存外にあっさりと勝利するのですね。それなら前回、カオルコにはもっと健闘して欲しかったですなぁ。一矢も報いる事が出来ずに一方的にやられたのが不満でしたが、Gマスターの強敵らしさを演出する為に仕方が無いのだと納得していました。しかしこれくらいの相手なら話は別ですよ。


 弐日 火曜日

 虫ルを見ました。
 頭突きはルール違反ではないのですか? 周囲も咎めていませんが認められているのでしょうか。
 待宮栄吉が箱根学園に恨みを持つどんな理由があるのかと思ったら、箱学に何ら非は無い完全な逆恨みではありませんか。反応に窮します。尤も寿一はこの後とんでもない真似を仕出かしたのですが(ぉ

 異能日常(いのにち)視聴。
千冬「灯代一番お莫迦」
 そうは言いますが高校二年のテストで勝負したらきっと灯代が勝ちますよ!(ぉ
鳩子「凄いね灯代ちゃん、寿君の事 何でも分かって」
 何でもは分からないわ。安藤の事だけ。
 鳩子が寿来の事を好きなのは、感情が無いところがお兄様みたいだからなのですね(ぇー
寿来「そうだよなぁ、夏休みは文芸部に来れないもんな」
 違う! 千冬が気にしているのは其処ではありませんよ!!
千冬「千冬、何かおかしい」
 まぁ、千冬は割と何時でもおかしいです(ぉ
静夢「一番不人気ヒロインっぽい貴女が安藤を射止めればちょっと奇抜で捻くれた斬新なラブコメが見られそうだから」
 失礼と言うか喧嘩を売っていますな(笑)。
鳩子「毎日肉じゃが作ってあげたい」
 毎日肉じゃがを食べさせられるとか何の罰ゲームですか。


 壱日 月曜日

 あ。あああああああああああああああ!?!?!?!?!?
 わ、忘れていました。完全に忘れていましたよ! 金細工の最新刊が発売されていた事を、ですッ!!!!
 そう、そうですよ、先月の二十七日が発売日だったのですよ! 今から一週間前、発売日から三日前、二十四日の時点では確かに認識していたのですが、何時の間にか完全に失念し、忘却の彼方へと、記憶の奥底へと、追いやられてしまったのです。
 何でこう! 何でこう! 発売日を失念し、発売日に買えなかった事実が、堪らなく哀しくて、堪らなく悔しいです・・・っ。どうして、どうしてッ! どうしてこうなってしまったのでしょうか。ばかなの? ゼロるの?
 過去にもこういう経験を幾度と無く繰り返して来ました。
 何故? どうして人間と言う生き物は、必ず漫画の発売日を忘れてしまうのでしょうか。そう頻繁にある訳ではない金細工の発売日にこんな思いはしとうありませんでした。
 く、くか、くかき、くかきこかかきくけききこかかここくけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――――ッ!!