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壱月の独白

 参拾壱日 土曜日

 『FictionJunction CLUB会員限定 New Year Special LIVE 2015』に参加して来ました。
 グッズ販売でキーチェーンを買うつもりだったのですが、黒と赤の二色あってどちらにするか迷っていました。しかし会場に着いてみれば既に赤は売り切れていましたよ。・・・・・・・・・わ〜い、やった〜、これで悩む必要が無くなったぞ〜! 売り切れていて良かったなぁ〜。・・・赤の方が欲しかったな(ぉ
 今回のライブはオールスタンディングだったので疲れましたわ。脚が(いと)うて(いと)うて敵いませんわ。曲を堪能するどころではありません(苦笑)。それと観客が奇声を上げたり宗教染みた不気味な動きをする、騒騒し・・・賑やかな雰囲気は苦手ですわ(最後だけ取り繕っても奇声とか不気味と言っている時点で遅い)。

○ガンダム Gのレコンギスタ 『三日月に乗れ』
 ビームマント!? な、何ですかその素敵な響きはっ!!
 多数の勢力が入り乱れての乱戦で凄い事になっていますね。混沌とした状況になっています。
クリム「ベルリ君! G−セルフは人質にする価値があるのだから、私に貸すのだ!」
 マスクやロックパイはともかくクリムまで何を言っているのですか。
 ケルベスの合図でメガファウナの総力でガイトラッシュに追い詰められたG−セルフを援護するのが良いですね。皆で協力して戦っている感じがします。
ステア「オーマイスコード!!」
 ステアもスコード教の信者だったのですか。
 マッシュナーはロックパイを随分と溺愛しているのですね。不本意なのに彼女の言いなりにさせられるクノッソスの艦長が不憫です。
 テンションの高さで一気呵成に動かしながら情報量が多くて実に見応えがありますなぁ。面白いです。
 今回のガイトラッシュに続き次回も新しいMSがふんだんに登場するみたいですなぁ。全部合わせると結構な数のMSが出ていますよね。
次回予告「見たって言い触らしてくれ!」
 取り敢えず此処で書きます。

○蒼穹のファフナー EXODUS 第4話 『継承者たち』
彗「二人とも、仮登録だよ。カノン先生なら、もっと良い名前を付けてくれるって」
 地味に抉りますね。
一騎「三人とも、皆の言う事聞けよ。まぁ、嫌な命令なら聞かなくて良い」
要「良い訳ないでしょ!」
 一騎が大した事を言っていない上にそれも後半の発言で意味を無くしています(笑)。
 いきなり新しいパイロットを出されても覚え切れないと思いましたが、美三香は広登からゴウバインのヘルメットを受け継いだ子、鏑木彗は里奈を誘おうとしていた子だったのですね。たった一つの出来事でもちゃんと印象付けておいたのが秀逸です。思い浮かびませんが零央も何か印象に残る場面があったのでしょうか?
 鏑木夫妻は生粋の軍人なのでしょうかね? 史彦とも旧知の間柄と言う感じがします。
一騎「俺が必要なら、使ってくれて構わない!」
史彦「覚えておく」
 史彦が頭から否定しなかったのは一騎の気持ちを汲んだのもあるのでしょうが、司令官として自分の子供だけ特別扱いは出来ないのでしょうなぁ。新しく選抜されたパイロットの親に会ったばかりだから余計にその思いがあるのでしょう。
 パイロットの家族を丁寧に掘り下げているのが良いですね。これの積み重ねこそがファフナーの魅力でしょう。
 彗の姉が誰か思い出せず調べたのですがRoLに出ていたのですね。それでも思い出せませんが(ぉ 何せ録画したディスクは手元に無く本放送で見たきりですからなぁ。もう一度見たいです。
 カノンには無理難題だと思いましたがアマテラス、スサノオ、ツクヨミと良い名前を付けましたね。それに最初の名前と同じで神話に由来しているところにカノンの性格もちゃんと残っています。


 参拾日 金曜日

 碓井尻尾のウェブ連載である『(仮)メイド喫茶マンドリル』が完結しました。これまで楽しめましたし順当に終わりを迎えたので不服はありませんが、連載中の碓井尻尾作品だとこれが一番 面白かったのですよねぇ。雑誌で連載している他の作品はこれには及びませんでした。更に言えば未だに『店長の憂鬱』の面白さは別格ですな。『店長の憂鬱』が面白かったので期待している漫画家なのですがあの面白さは見られません。アニメ化とかしないものですかねぇ。

 銃ファフを視聴致しました。
イリス「わ、私、変態じゃないよ? ちゃんと履いてるんだからねっ!」
 変態さんですね。
イリス「ちっ、違うよ、何時もじゃないよ・・・今日は、偶偶なんだからねっ!」
 どういう偶偶ですか。ドジを通り越した変態さんですね。
イリス「じゃあ私も!」
 どさくさに紛れて何を言っているのですか。
悠「俺は何処で寝れば良いんだ?」
深月「兄さんは床です」
 冷たいですね(笑)。兄さんの部屋なのに酷いです。当たり前の様にさらっと言うのが味わい深いです。
イリス「ティアちゃんの代わりに、私が、モノノベの膝に座ったら・・・駄目?」
悠「駄目だ」
イリス「あーうー・・・」
 モノノベの即答が素敵です。ティアは排他的で好きではありませんが、彼女に反応するイリスが楽しいです。この子はちょっと頭がおかしいですね(ぉ


 弐拾玖日 木曜日

 近所の鯛焼き屋さんが閉店していました。早かったですなぁ。一年も持ちませんでしたね。毎度の事ですが無くなるとせめてもう一度 食べておきたかったと悔いが残ってしまいます。

 寝て、目が覚めたら何故か遠く離れた実家に居ました。
 何が起きたのか理解が及ばず混乱するばかりです。目の前の出来事が信じられず周章狼狽します。母に自分がどうやって此処までやって来たのか問うてみると「普通に一人でやって来た」と言う答えが返って来ますが、そんな記憶はありません。
 こんな摩訶不思議で荒唐無稽で奇想天外な現象は夢に違いないと思い当たりますが、しかし確かな現実感があります。その手に触れる感触もそれが間違い無く夢ではなく現実であると認識させます。“今”がまさにそうでしょうが、誰しもこれが夢ではなく現実である事は断言出来るでしょう? それなのです。
 脳による情報の処理が追い着かぬままに暫しの時間を過ごし、久しく会っていない祖母との対面を果たし、食卓に着いた頃合に、ようやっと現実味が無くなって来ました。そう、矢張りこれは夢だったのです。
――あぁ、やっと現実味が無くなって来たよ。やっぱり夢だったんだ。でも先刻まではこれが現実だと信じて疑わなかった。これは怖いよね。“今”が現実だと思っていても夢かも知れない、夢だとしてもそれが夢であると認識出来ないかも知れないんだ。
 徐徐に意識が覚醒する中で辛うじてこの言葉を傍らに居た妹に伝え、夢の中に居た妹の返事も聞けぬ内に、目が覚めました。
 勿論 今はあれが夢だったと理解っているのですが、夢の中に居た時は本当にそれが現実であると確証があったのです。断言出来たのです。これまでも夢の中に居てそれを夢と認識出来ない事は多多ありましたが、今回の様に夢である可能性を脳裏に浮かべながらそれを否定したのは初めてです。どう考えても良くない兆候です(苦笑)。夢の世界に心地良さを感じたのに続いて、段段と夢に取り込まれつつある様に思えてなりません。


 弐拾捌日 水曜日

 『クズと金貨のクオリディア』を読破しました。
 読み始めた途端に語り部がまんまやはまちのヒッキーで苦笑しました。ヒッキーは好きですが別の作品でヒッキーと同じ様な人物を見たいとは思いません。それなら別人ではなくヒッキーをまんま登場させて欲しいですわ。
課金はしない主義なのでゲーム内での行動力が切れたら回復するまではまた勉強なり読書なりをする。
 これは巧い文章であると思わされました。最初はソーシャルゲームを知らない人間に伝わるのか不安視したのですが、考えてみたら私自身がそのソーシャルゲームを知らない人間です。でもこの文章を読めば課金すると行動力とやらを充填出来るので常にゲームが出来るのだと理解りました。よく「これは〜を知らない人に理解るのだろうか」と思う事がありますが、(文章次第ではありますが)それは全くの杞憂であると理解りました。
 千種夜羽が最高ですね!! 大人しい薄幸の美少女と印象付けられていたので完全に意表を突かれました。苛められているのかと想像し暗い気持ちになりかけましたが見事にそんな空気を吹き飛ばしてくれます。彼女によって一気に作品に引き込まれましたよ。もう大好きです。『他人の財布から、笑ってお金を借りていった』とか秀逸ですね。確かにその時は笑顔だったでしょうから嘘は言っていません。
どれほど優秀な人間であっても、たとえ容姿端麗才色兼備、文武両道で天下御免、完全無欠で全知全能の神に等しい究極生命体であったとしても、人生の残り時間はあらかじめ定められているのです。
 いあ、神に等しい万能の存在であれば、命の灯火なんて自由自在でしょうから、残り時間は関係無いでしょう。
『千種くん、君は確かに優秀だ。勉強ができるしスポーツもできる。なにより他人の目を惹きつける華がある。親御さんにも恵まれて、きっと一角の人物になるだろう』
 はい、まちがいなくなります。やっぱりわかってしまいますか?

 嫌な小学生ですね(笑)。
暴力系ヒロイン人気ないし。
 人気があるから暴力系ヒロインとやらが世に存在しているのではなかろうか? それとも不人気で一時期よりは減ったのでしょうか? 昔はかなり多く存在したと記憶しています。因みに個人的には、主人公が悪くないのに何故か主人公を殴るみたいな理不尽な理由で理不尽に暴力を振るうのは論外ですが、その拳を向ける相手をきちんと弁えているのであればそれ自体は嫌う要素になりません。
 強引に引っ張ってくれる男の子は、古今東西、女の子の理想のひとつです。もちろん、女の子生態系の頂点に君臨するわたしといえども例外ではありません。
 さがら総曰く登場人物のモデルはわたりんとの事ですが、これはつまりさがら総がわたりんにこういう風に強引に引っ張って貰いたいと言う要望の表れでしょうか(ぇー
 晴磨は内心で夜羽によはねすと仇名を付けていますが、本人もヨハネスポイントと言う名前を使っているのですよね。
「アンナさん、かわいいかわいい。がんばれ、がんばれ!」
 やくざかよ! いやもう、これはものごっつ恐いです。
 わたしには、座右の銘があります。
 他人の嫌がることを進んでやりなさい。

 私の好きな鉄板のネタです(ぉ だって、昔から、『他人が嫌がる事を率先してやれ』と教わったから!
ヨハネスポイントがまたアップですね! 今晩の夕食サービス、スイーツも頼んであげます!
 必死に貯めたポイントが勝手にスイーツに消費されるとかどういうシステムですか?!
 小学校時代に教師から勉強もスポーツも出来ると評された夜羽ですが、野球もサッカーもルールが理解らないのですね。頭が良い上に運動神経抜群なのにピンポイントで知識が抜けています。
「一日一善、ですから」
 一日一善と言うのは一日に一回でも善行をすればそれで良いと言う訳ではありませんよ!?
 そうです。良識ある人間は一日に一度しか善をなしてはならないのです。
 もっと酷かった! 一回でも善行をすれば良いと思っているのではなく、一回しか善行をしてはいけないとは想像を超えていました。
 会話に詰まると適当な相槌打っちゃうことってよくあるよね。「なるほど」「確かに」あたりは覚えておいて損のない日本語だ。
 なるほど。すごいな。悪いのは君じゃない。
こういうところでもポイントを稼いでおかないと、ヨハネスポイントは時間とともに漸減してしまいますからね。
 鬼の様な仕様ですね。
わたしよりも一パーセントでも魂レベルが上に来る可能性を持つ人間は、すべからく悪いやつであるべきです!
 交際相手には魂レベルの引き上げを要求するのに、自分を上回れるのは許せないのですね(笑)。何たる暴君ですか。
「は? もしかして、零璽に嫉妬とかしてる系? ウケる! キモイんですけど。朱雀マジ超フェニックスだから、あんたとかマジ比べ物になんないんですけど?」
 朱雀はフェニックスではありません。
生理なのかな? あ、それはわたしか。
 ぶふッ! と、とんでもない球を投げて来ますね・・・(汗)。
もちろん永久不滅超絶美少女のわたしが変わるはずはないので、この場に見えない三人目がいることになります。やだ久佐丘さん怖いこと言いますね。
 これには笑いました。どういう理屈ですか。
 百六十九頁で『敷居の高い』が誤用されていますね。わたし、気になります! どうしてこの言葉は誰も彼も誤用を繰り返してしまうのですか?
 お互いに了承した上で契約に基づいてお金の貸し借りが行われたと言うのに、まるで夜羽が悪徳業者であるかの様に責められるのが全く以って納得行きません。何も悪い事をしていないでしょう。縦しんば高校生が学校でやるのは倫理的に宜しくないと言うのであればそれは借りた側も同罪であり、借りた側が被害者、貸した側が加害者の様な構図になるのは理不尽にも程があります。零璽も生徒会長として正義の味方を気取るのであれば債権者と債務者を等しく糾弾するべきです。この展開には業腹です。
 そして夜羽にも落胆し幻滅してしまいました。これまで顧客の弱みを握りあらゆる状況を想定していた筈なのに、こんな簡単にやり込められ心が折れてしまうなんておかしいでしょう。ミオさんが憧れ、敬った完璧美少女の姿が其処にはありません。この後に待っている展開の為に弱体化させられてしまったみたいで酷く残念です。
「いい加減にしろ! さすがに言いすぎだ。君らも千種くんの仲間になるぞ!」
 この台詞は凄く酷いですね。当たり前の様に夜羽が悪いと言う認識の台詞です。凄く気分が悪くなりますわ。
 久佐丘晴磨がヒッキーなら朱雀零璽は葉山隼人ですなぁ。晴磨と零璽の言い合いが完全にヒッキーと隼人のそれです。
 夜羽が喧嘩両成敗と言い出した時には快哉を叫びました。晴磨と零璽をクズと言い捨てるところが最高です。夜羽が折れてしまい落胆しフラストレーションが溜まっていたところだったので、この一言が実に爽快極まりないです。
「……一方がどれだけ想っていても、もう一方にその気がなかったらどうしようもないでしょう」
 口絵でも使われている台詞で、その時は片思いの相手に振り向いて貰えない心情を表したのかと思いましたが、まさかの逆でした。読んでいて夜羽の性格ならおかしいと思ったらそういう事でしたか。
千種の言葉を思い出しつつ、右側のドアノブを回した。
 何でだよ!? どうしてお手洗いがお茶碗を持つ方だと言われていたのにお箸を持つ方を開けるのですか! これはもう良からぬ事を考えているとしか思えませんよ! いくら究極美少女が魅力的だからと言って許される罪ではありません。退場ですよ、退場!
 ローストビーフは手作りだったのですか。肉を所望されてローストビーフを買って来るのは気が利いていないと言うか分かっていない選択に感じたのですが、まさかの手作りとは思わなんだ。でも夜羽が材料をローストビーフに調理したのは晴磨が赤身を買って来たからで、やっぱり分かっていません。
 ジャンプを求められた晴磨が火曜日まで待つ様に言っていますが、ジャンプの発売日が火曜日だったのはもう何年も前の事ですよ。その時から月曜日に売られているのが普通でしたが、後に公式発売日も月曜日に替わっています。
その点、千葉はいろんなところに「東京」ってつけちゃうくらい東京をリスペクトしている感があって好印象。
 虎の威を借りているだけではありませんか。自分の名前では勝負にならないと理解っているから姑息にも東京の名前を使っているのでしょう。
「なんですと!?」
 この台詞を見ると姫小路秋子を思い出し、これだけ秋子の声で再生されます。
 最終的に夜羽と晴磨が物理的に結ばれるところまでやるのは些か以上にやりすぎではありませんか。正直、そういう描写は見たくありませんでしたし、お互いに憎からず思っているくらいが丁度良いですよ。
 面白かったです。何と言ってもその要因は完璧美少女の千種夜羽が魅力的であると言う一点に尽きます。本当に彼女は最高でした。あっと言う間に心を鷲掴みにされてしまいましたよ。途中で折れてしまったところには不満がありますがそれでも総合的には傑出した魅力の持ち主であると言えます。寝ても覚めても究極美少女である千種夜羽の事ばかりを考えるくらいに惚れ込みました。もしも彼女が居なければ本作を面白いと思わなかったでしょう。何気無く買いましたがそのおかげでこんな素晴らしい人物に出会えて僥倖でした。この手の小説を読んでいてこれほど一人の人物を好きになったのは久方振りですよ。具体的に言えばブラッドサインの白女以来です(意外と最近だな)。
 作品の特色としては二人の著者によるリレー形式である事が挙げられますね。非常に面白い試みで、同じ出来事を両者の視点から見た差異とか、同じ言葉を其其の解釈で対比したり、積み重ねる言葉遊びの妙があったりと、軽妙洒脱なやり取りが実に興味深かったです。ただそれと同時に、お互いにこの形式だからこそ筆が必要以上に走っている様な部分も見受けられます。夜羽が初期と中盤では微妙に性格や描写が変化しているのはそれ故でしょう。
 後書きではわたりんが恨み言を連ねていますが逆もまた然りで、例えば夜羽が晴磨にモルバーガーへの同行をお願いする場面が、さがら総の描写だと夜羽は真摯に頼んで晴磨が絆される感じだったのが、わたりんの描写だと防犯ブザーが加わって作為的になっています。横断歩道で転んだ時も同様です。だからお互い様と言えます。確かに最初に屋上で泣いている薄幸の美少女を書いたらそれがあんな風になって返って来たのは衝撃的だったでしょうが、その前に奇声を上げながら飛び出して来た女子生徒が居た訳でさがら総なりに辻褄を合わせた結果とも言えます。尤も、本当に完全なリレー形式だったのか分かりませんし、最初に最低限の人物設定は磨り合わせていたかも知れません。或いは奇声を上げて飛び出す女子生徒の部分が後に整合性を取る為に加筆した可能性だってある訳ですから、読者にはその辺の細かい状況は定かではありませんな。


 弐拾漆日 火曜日

 うぇぶらじ@電撃文庫第百二回を聞きました。
 ゲストに来た編集者がおかゆの担当と言うので三木さんから変わったのかと思いましたら、豈図らんや、和田、三木を含めた三人体制なのですか。確かかまちーも三人ですし電撃文庫ではこういうのが普通なのですかね。

 喫茶黒うさぎ
田村「昔はお母さんお節自分で作ってたからさぁ、黒豆とかも炊いてたのね。で、でさぁ、お母さんが炊いた黒豆とかも美味しいなって思ってたけどさぁ、買った方が美味しいね」
 そうでしょうか? 私は逆ですね。昨年、父が作った黒豆を食べたら如何に市販の製品が美味しくないのかを思い知りました。矢張り可能であれば手作りこそが至高ですよ。
 村さんの味覚を感じない問題はそろそろ深刻ではありませんか。これはシェフやソムリエが違和感を覚えて砂糖や塩を舐めて愕然とする流れですよ。

 ウル列視聴。
 前後篇の後篇だけを見せられても話がよく分かりませんわ。勿論 最低限の状況は説明されていますが、エジリがマイの責任を問いスーパーGUTSの面面が反論していますが、実際に何があったのか理解らないのでその発言にどちらに正当性があるのか判断出来ません。


 弐拾陸日 月曜日

 例によって例の如く今季から始まったUHF局で放送されているアニメを中心に感想を書いてみます。
 前季に比べれば若干ですがアニメの数が減りまして多少は楽になりましたね。本当に昨年の十月から十二月の三ヶ月間は辛かったです。

夜ノヤッターマン
 タイムボカンシリーズは然して好きではありませんがこれは割合に面白いですね。中身は昔ながらのタツノコヒーローですね。最終的にどう始末をつけるのか、わたし、気になります!
純潔のマリア
 中中に刺激的な内容ですが、マリアの戦争を止めると言う考え方はストレートで気持ちが良いです。
ローリング☆ガールズ
 ビビオペをもう少し真面目に作った作品を勝手に想像していたのですが全然 違いましたわ。好みではありません。
アブソリュート・デュオ
 題名だけだとアルゼロの続篇みたいです。この手の作品には正直 辟易しているのですが、如何にもそれを象徴する様な新鮮味の無い作品です。それと主人公とのデュオを解消された虎が不憫でなりません。
ユリ熊嵐
 OP映像を見た瞬間にウテナや輪ピンの監督だと理解りました。ウテナやセーラームーンの頃に比べると個性が認められどんどん先鋭化されておりまして、正直に言ってミオさんにはその面白さは理解が出来ません。しかしアブデュオみたいなのよりも、こういう作家性の強い作品がある方が良いですね。
黒子のバスケ
 この三期ではとうとう真ちゃんと征十郎の対決が描かれるのでしょうか? あれは原作で特に好きな場面なので楽しみです。
艦隊これくしょん ‐艦これ‐
 人気があるらしい原作は知りませんが、原作の台詞を強引に入れているのは理解るっぽい。期待値も高かったでしょうから原作ファンも満足していないっぽいのですが、私はそう言うのが無かったので適度に楽しめているっぽい。取り敢えず大和の登場が楽しみっぽい。OPがAKINOっぽい。
新妹魔王の契約者(テスタメント)
 何となくハイスクールD×Dを思い出します。ヒロインの名前が気になります。過激な内容には困りますが、ゆうきゃんと杉田智和は堪らなく魅力的ですね!
東京喰種トーキョーグール√A
 前作が中途半端に終わったと思ったら、最初から続篇を見据えていたのですね(分割方式?)。面白いのですが、ただ、どうせ1クールなので謎に包まれている全てが明かされる事は無いのですよねぇ。原作ものはこれが本当に嫌です。
冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた
 随分とノイタミナらしからぬ選択ですなぁ。らしからぬこそあたしは見ていますが、ノイタミナ本来の視聴者はこれで喜んでいるのですか?
アイドルマスターシンデレラガールズ
 以前にTBSで放送されていた作品とは登場人物が異なるのですね。どうしても慣れ親しんでいる人物の方が愛着があります。
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース
 続きでしかないので特に改めて思う事もありませんなぁ。ジョジョと言えばこの第三部が一番 人気がありますが、アニメで初めて見た第二部の方が好きだったりします。つか、ジョセフが好きでした。三部がもう一つ楽しめないのもジョセフが活躍しないからでしょうなぁ。
ISUCA
 遅れて始まったので取って置きの凄い作品なのかと思いましたがそんな事もありませんね。しかもこれが始まった所為でアニメの重なりが酷くなって困っています(ぉ
デス・パレード
 面白いのですが何れ見ていて心が痛む様な展開も来るのでしょうなぁ(苦笑)。今から憂鬱です。
デュラララ!!×2 承
 人気や評価ほど面白いと思えないのですよねぇ。それと前作で最後にどうなったのかもう覚えていませんわ。こういうのこそ再放送するべきでしょう。
ALDNOAH.ZERO
 悪い予感が的中です。あの終わり方でイナホとアセイラムが生きていたら萎えるのですが生きていました。この時点で評価は下がります。ザーツバルムが生きていたのは嬉しかったのですが、そのザーツバルムも何の為に生きていたのか分からない内に死んでしまいました。この作品で好きなのはクルーテオとザーツバルムくらいなのでこれはきついです。てか、クルーテオが生きていたりしないかしら。
 そしてイナホやアセイラムが生きていた事を別にしても、素直に面白いとは言えません。流石に毎回の戦闘がイナホの活躍によるワンパターンに過ぎます。前作の時点で兆候はありましたが、工夫が無くなって一層 酷くなっていますわ。これではお兄様ですよ。
 それに主人公が量産型に乗ると言うのは玩具メーカーがスポンサーではないからこそだと思いましたが、結局、訓練機と言う事でその機体に乗っているのが主人公だけなので量産型に乗っていると感じられません。これではワンオフの主人公メカに乗っているのと一緒ですよ。何だかなぁ。
DOG DAYS”
 まさかこれが三期まであるとは・・・分からないものです。


 弐拾伍日 日曜日

○クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) 『共鳴戦線』
 アンジュがすっかりすれて疑り深くなっていますね。
サラ「腹が減っては戦は出来ぬと申します。お腹は一杯になりましたか?」
 胃の中が空でないと撃たれた時に内容物で内臓が汚染されて命が助かりませんよ。
 アンジュとサラダが様様な競技で勝負する場面は遊びが満載ですね。中でもサイバーには驚きました。
 焔龍號はアメリカンバイクスタイルで操縦するのですね。
 アンジュがサラの名前を言い間違え続けるのはお約束ですが面白いです。長いと言うのならサラダが適当ではありませんか?
アンジュ「貴方、世界を滅ぼした兵器なんでしょ!? 気合入れなさい! ヴィルキス!!」
 気合を入れたら腕が生えました。気合は凄いですね。その後の脅威を消し去る様子は一瞬で終わり拍子抜けでした。
アンジュ「長いのよね、サラマンデンデンって。サラ子って呼んで良いなら」
 う、うわぁ・・・。取り敢えず子を付けるとか致命的にセンスがありません。
サラ「では(わたくし)も、貴女の事はアン子と」
アンジュ「それは駄目」
 そうですよ駄目ですよ。其処はアンジュ子でしょう。

○烈車戦隊トッキュウジャー 第45駅 『君が去ったホーム』
 ライトを闇に染めた張本人にその事を怒られるのは理不尽です。
 ネロやモルクはゼットが闇の皇帝の本分たる言の葉を発したので欣喜雀躍していますが、実際にはゼットは理想的な皇帝になったのではなく捨て鉢になっているだけですよね。
 他の四人を子供に戻す為に自分一人で過酷な運命を背負い込むライトが格好良いです。でもライトが闇を取り込み子供に戻れなくなった原因はゼットですが、抑抑 彼らを利用したのはレインボーラインですよね。世界を救うという大儀があるので致し方ありませんが残酷で冷徹な組織です。

○仮面ライダードライブ 第15話 『その想いが届くのはいつか』
 霧子は自分の考え方を証明する為にリラを利用していますよね。リラを守っていたロイミュードは弘樹本人ではありません。リラがそれを知っていて会う事を望んでいるのならともかく、そうではないのですからロイミュードと分かり会えると言う結論の為に納得出来る状況を無理に作ろうとしているだけに過ぎません。
 社長の命令で本当は好きなのに別れる事になったのにその最愛の人に殺されてしまうのですから弘樹が可哀相でなりません。
 引き継いだ記憶に影響されてロイミュードが弘樹として振舞う、そんなお決まりの答えだと思っていたら予想外の答えでした。
 おぉ、ダブルライダーキックですね。ただ合成ばかりなので今一でした。
 少し前にマッハが登場したと思ったら次回はもうドライブの強化ですか。慌しい限りですなぁ。
 基本的にあたしは玩具販促に肯定的なのですが、戦隊共共もう少し点数を絞ってくれないものですかねぇ。これでは落ち着いて見れませんし一つひとつの印象も薄くなってしまいますよ。

 ハピネスチャージプリキュア最終回。
 レッドがブルーと兄弟だったとは、禁断の関係ですね・・・!(何が)
 ファンファンはあれだけ敬愛したミラージュと離れ離れになるのですか?! 怒って良いですよ。
 幹部になってしまったと言う人の触れられたくない患部を容赦無く抉る増子美代は最低ですね。
ひめ「未だピカリが丘に居るよ! お母様達からは帰って来いって言われてるけど、皆と卒業したいもん!」
 いや、帰れよ。この学校で卒業したいと言うのなら、どうしてその気持ちをちゃんと自分で親に話さないんだ!! 真正面からぶつからないと何も伝わらないだろ!!
 また来年もプリキュアなのかと言う思いは毎年の事としてあるのですが、プリンセスと言うモティーフは良いですね。お姫様のドレスとウェディングドレスはプリキュアに使って欲しい最高のモティーフでしたから、その一方が実現しました。

○ドラゴンボール改 『ゴテンクスのとっておき 変身!超ゴテンクス3!!』
ブウ「俺の好きなお菓子は!?」
ピッコロ「此処には無い! ある訳無いだろ!!」
 お菓子はともかく食糧は備蓄しているのではありませんでしたか? そんなきつく「ある訳無いだろ!!」と言わなくても良いではありませんか。
 精神と時の部屋の出入り口を破壊したのにブウには逃げられてピッコロとゴテンクスが閉じ込められたままと言うのは全てが裏目に出た最悪の状態ですね。
 ゴテンクスが喚くばかりなのに対して、即座に頭を切り替え出る方法を模索するとは流石ピッコロは冷静で落ち着いていますな。
 何でクリリンが妻子の為にブウに向かった時にヤムチャまで逃げてるんだよ!! お前は戦えよ!!!!


 弐拾肆日 土曜日

○ガンダム Gのレコンギスタ 『アイーダの決断』
 バララが頭部に付けている突起を外して弄んでいますが、それは着脱が可能だったのですか。抑抑それは何なのですか?
ミック「お優しい事で。あやかりたいものですね」
クリム「誰の事を言ってるんだ?」
 仲が宜しい事で。
 ネオドゥの顔は奥にガンダムタイプのそれが見えますね。装甲の中にGタイプが隠されているのでしょうか?
 ビフロンが多数の腕を蠢かす様は千手観音みたいです。
マスク「しまった! 先を越された!」
バララ「マスク、やるのか?」
マスク「G−セルフに負けて良いのか!?」
 いあ、何を言っているのですか。
クリム「ミック! やるからには負けられん!」
ミック「戦いはどうであれ、エネルギーは生命線ですからね」
 クリムまで何を言っているのですか(笑)。それと対して冷静なミックが際立ちます。
次回予告「息を詰めて見るんじゃないよ」
 断ります。

○蒼穹のファフナー EXODUS 第3話 『対話の代償』
真矢「弟が出来たみたい」
 そのタイミングで言うと相談に乗ってくれたカノンを弟みたいと言っているようです。
カノン「・・・で、遠見先生の相手は、真壁司令か?」
真矢「そんな訳無いでしょ!!」
 そんな訳無い、か。史彦が千鶴に振り向くなんてありえないと、そう言いたいのですね?(ぇ ミオさんもそう思います(ぉ
 真矢からすれば自分だけ知らされても、ミツヒロの子供の事を母親に言い辛いですわな。


 弐拾参日 金曜日

 今宵の胃を満たす贄には天を羽搏く生物の身を引き裂いて混ぜ込んだ血の色に彩られし米を眩く降り注ぐ光の如き黄金色に輝く生命の源が覆い隠した物を選択しました。
 べっ、別に、幸グラを見て影響されたとかそんなんじゃないんだからねっ!? あんなの食べ物の描写とか全然 美味しそうに見えないんだからっ!(←暴言) 勘違いしないでよねっ!!

 集英社ダッシュエックス文庫から発売された『クズと金貨のクオリディア』を購入しました。
 さて、何故に本書を購入したのか、それを説明せねばなるまい(なるまくないです)。本書の著者はさがら総と渡航の共著になっているのだが、何を隠そう小生はさがら総の著作である変態(笑)と渡航の著作であるやはまちを愛読しているのである。その両人が組んだのだから興味を抱くのは当然にして必然にして自然な流れなのであった。

 銃ファフを視聴す。
 イリスが簡単に人を殺し、本人もモノノベもそれに触れないのに衝撃を受けました。手馴れていると言うか、意外とドライなのですね。
 おぉ、モノノベと深月の兄妹対決ですね! これは盛り上が・・・あ、あれ? 期待したところだったのでまともに戦わずに終わり肩透かしを食らった気分です。
悠「どっちがイリスを殺すとか、そんな争いは無駄だ」
 無駄と言うか嫌な争いですね(笑)。
 イリスが「弾けろ!」を只管に連呼しながら戦う場面は何とも言えない格好悪さがあります。
 最初の竜種であるユグドラシルが望むのは己以外の竜種が滅びる事でモノノベと利害は一致しているのに、力を貸すのに代償を求めるのは欲張りと言うか理不尽ではありませんか。借りた力で竜種を斃してあげるのですからそれだけで対等でしょう。
イリス「えぇッ、一緒にお風呂!?」
 あんたも入ったがな。


 弐拾弐日 木曜日

 昨年の十二月十三日に関谷あさみ作の『千と万』と言う漫画の単行本を購入しました。
 ウェブ広告で知り興味を抱き、調べてみたら面白そうで未だ既刊も二冊だけなので手を出し易いので買った次第です。そうしたらこれが大正解だったのです! 実に面白いのです。淡淡と何でも無い日常を描く、有り触れた表現になりますがそれに尽きます。その描写が実に巧みで表情や掛け合いがとても優れています。シンプルに突き詰めた極致と言える作品ですな。
 こういう面白い漫画に出会えるのは僥倖です。そのきっかけはウェブの広告だった訳で、ああいう広告に宣伝効果がある事を実践して体感しました。
 そんな訳で本日は同書第一巻の感想を書いてみます。
第1話
 お、おぉ、のっけからドギツイのが来ましたな・・・。ちとこれは苦手です。
第2話
 肩叩きをしたらお小遣いをくれると言われた詩万の表情が良いですね。凄い顔をしています。
第3話
千広「なんでもポイポイ捨てるな 下の人がびっくりする」
 上から毛虫を落とされるとか吃驚では済まないですよね。恐ろしいです。
詩万「! すごっ 増えた!」
 良い反応です。詩万は反応が一一 楽しいですな。
第4話
 波がカッターナイフを準備していたのが恐いのですが、実際にその可能性を示唆した描写なのでしょうなぁ。
第5話
 玄関の外に人が居るとそれだけで恐いですな。だからあたしはインターフォンが鳴ったら息を潜めます(ぉ
第6話
 千広と那由の絶妙な関係性の描写が見事ですなぁ。「出来たばかりだから」と言いかけたのを「あーいや」と言い直してお礼を言ったり、詩万が勝手にケーキを二個食べたのを見咎めた千広に対して「なに お兄ちゃん 2個いるの? 私の分あげようか」と言ったり、さり気無い掛け合いが秀逸です。
 ケーキを二個取ったのに食べ切れなかったり缶ジュースを飲み切れずに残すと言うのは理解りますなぁ。子供だと自分の許容量が理解らないのですよね。そして「後で食べるって言ったでしょ…」と怒るのも定番ですな。ただもう中学生で缶ジュースやケーキの二つも食べ切れないと言うのは違和感を覚えないでもありません。そういうのはもっと小さい頃の話でせう。
 詩万と千広の意見は一致していますが、お風呂掃除はそんなに面倒でしょうか? 家事の中で決して面倒な部類だと思いません。
第7話
詩万「お…お父さんのブログ……なの?」
 ウェブ広告で見かけたのはまさにこの場面でした。今から思えばよくこれだけで興味を抱き、そして結果的に面白い漫画に出会えたものです。運命、ですかね。やっぱり面白い作品と言うのは僅かな部分からでも何かオーラが出ているのですなぁ。
第8話
 コメントがついている記事が勝手に消されるのはコメントを書き込んだ人間の気持ちになると複雑です。送り手の自由ではありますがそれでも歓迎したくはないでしょう。
第9話
 よつばとでもありましたがこういう宅配ピザを頼む話と言うのは不思議とそれだけで面白いものです。幼心に植え付けられた宅配ピザへの憧れが共感を呼ぶのでしょうね。
 慣れない事で途惑いながら頑張って注文をする詩万が微笑ましいですね。極め付けは最後の「す…すみません チラシに付いてたポテトのクーポンも使えますか――?!」「フライドポテトのクーポンですね かしこまりました――――――!」の勢いが素晴らしいです。
第10話
 ミオさんは父の日や母の日を意識した事が無かったので、当たり前の様に父の日にプレゼントを貰える流れに理解が及びませんでした。だから詩万ではありませんが那由の「何か買うでしょ? これ使って…ね?」に「?」ですよ。「感謝してよね」も単純に詩万にお小遣いを上げて機嫌を良くさせた事に感謝して欲しいの意だと思いました。
第11話
 千広に同僚の女性が言った「お相手いるのかと思ってたんですけど 安心しました」の意味が最後まで理解りませんでした。別にこの人は千広に好意を抱いている訳ではないのですよね? それならどうして安心するのでしょうか。本気で理解りません。


 弐拾壱日 水曜日

 ギョーカイ時事放談第333回を聞きました。
 ゲストは中山信宏! これは嬉しいです。でもどうせなら却下になった川瀬、中山の二人だけと言うのもちょっと聞いてみたかった気がします(笑)。
 ガオガイガーが絶賛されていますが、子供の方を向いていなかった時点で小生の中では論外です。面白いとかつまらないはさて置いて、勇者シリーズの中でガオガイガーだけは好きになれません。
 ラジコンは幼少の砌に憧憬の対象でした。凄く欲しかったのですが番組でも言っていた様に田宮模型の本格的な製品は高価で手が出ませんでしたよ。RCカーグランプリも好きでよく見ていまして、レースで勝つと副賞としてラジコンが貰えるのが羨ましくて仕方なかったです。

 松下から『LUMIX TZ70』が発表されました。TZ60の後継機なのですが、同機に比して力が入っていると感じられます。基本性能に大差は無いのでしょうが、電子ファインダーの性能が著しく向上しているだけで大分と印象が異なりますわ。
 同時にミラーレス一眼の『LUMIX GF7』も発表されたのですが、此方はGMに近くなったデザインが良いですね。ただそれこそGMがあるのに、GFまで同系統のデザインにするのはどうなのだろうと思わないでもないです。GF6とGF7を比べたら後者の方が好きなのですが、LUMIX全体としてはGF6の系統も残しておいた方がバラエティに富むのではないでしょうか?


 弐拾日 火曜日

 喫茶黒うさぎ第370回を聞きました。
 新年の挨拶が恥ずかしいと言うか、その必要性に疑問はあたしも持っています。「良いお年を」とか何が良いのか分かりませんし、「あけましておめでとうございます」とか年が明けて何がおめでたいのか理解りません。
 一瞬だけ無重力になると言うデマゴギーが流れた事すら知りませなんだ。そんな噂があったのですか。しかし矢野さんの「(本当に信じる人が)居たんですね」が全てですね。
江端「も一回来ないかなお正月」
 賛成! 大賛成です!! 村さんは暇を持て余したみたいですがそれで嫌になると言うのが理解出来ません。暇は最高ではありませんか!!
 烏賊が嫌いなミオさんとしてはいか飯は嫌悪の対象と言うか、食べるのを想像しただけで吐き気がしますわ。お金をくれると言われても食べとうございません。
 村さんが再現するキャッキャキャッキャした人の表現が可笑しくて大笑いしました。これは傑作ですよ。
田村「で結局ピザを選んだんだけどさ、ピザもさ一口目食べたらさ、千切って食べたらさ、あまぁ美味しかったんだけどさ、油がだるぁあーってなってきて『何やねんこれぇ!』って思って」
 キャッキャした人との落差が激しいですね。あれも極端でしたがこれはこれでやり過ぎでしょう。おっさんですか。
 本人は馴染めない様子ですが、実際に村さんの年齢でキャッキャされたらかなりきついものがありますよね(ぉ


 壱拾玖日 月曜日

 ワルブレを視聴しました。
 諸葉にアドレス交換して貰えたサツキの「やったぁー・・・!」が本当に嬉しそうですね。
静乃「あ、いけない、手が滑って削除してしまったわ」
サツキ「喧嘩なら買うわよ漆原ァ!!」
静乃「行きつけの、美容院の」
 このやり取りは微笑ましいですなぁ(笑)。静乃にとってサツキはからかうのが楽しい相手なのでしょうね。サツキも普段はいがみ合っているけれど何だかんだで静乃を大切に思う様になりそうです。こういう関係性が大好きですわ。
諸葉「けど、デメリットもある」
迅「・・・成程。強いだけでなく頭も切れる」
 え? これだけで頭が切れると判断されるのですか? 誰でも理解りますよ。
サツキ「そっか・・・。ごめん、あたしが浅はかだった」
 浅はかなり。
諸葉「お前の、汚れ役なら引き受けてあげるわって態度が気に食わないんだ。フォローしてくれてサンキューな? でも覚えといてくれ、俺は女の子に泥を被って貰っても、全然 嬉しくないんだよ。どうせなら、お前の笑顔で俺を喜ばせてくれよ」
 汚れ役を買って出た静乃が良い人みたいになっていますが、彼女の言葉で泣くほど傷付いたサツキが可哀相で、欠片ほども静乃に好感が持てません。それにしても先週の「女の価値が減る」と言い、諸葉はナチュラルに気障ですね。
諸葉「見えてんだよ」
 いあ、後ろから見えないでしょう。
サツキ「雨、大丈夫よね?」
 そう言った直後に雨どころではない非常事態が発生しましたよ!? どんなギャグですか。
迅「分かってくれ」
 いあ、理解りませんよ。近しい人が危機に陥っているのにそんな簡単に割り切れる筈が無いでしょう。
 一段落して迅が偉そうな事を言っていますが、あの緊急事態に何もしなかった上に、彼らが手を出せず怯えていた相手を諸葉がたった一人で撃破した時点で彼我の戦力差は推して知るべしでしょう。


 壱拾捌日 日曜日

○クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) 『もう一つの地球』
アンジュ「うるっさい!! 訊くなら一つずつにして! こっちだって分かんない事だらけなの!」
 威勢の良さに笑いました。この負けん気の強さこそアンジュの魅力でしょう。
アンジュ「やれば? 死刑には慣れてるわ。但し、ただで済むとは思わない事ね」
 格好良いです。これでこそアンジュですよ。
アンジュ「やれるものならやってみなさい! タスクは、私を守る為なら命も惜しくないって言ってくれた」
タスク「ぇっ、それは・・・」
アンジュ「私の為なら、喜んで死ぬって」
 良いやり取りです(笑)。タスクもアンジュを相手に簡単に言質を取らせるものではありません。
 暗躍し画策している様子のリィザでしたが実はサラ側の間諜でしたか。
ラミア「お母さんよ」
ヴィヴィアン「オカアサンさん? 何それ?」
 幼い頃からアルゼナルで育ったヴィヴィ子は、お母さんと言う単語すら知らないのですね。

○烈車戦隊トッキュウジャー 第44駅 『昴ヶ浜へ』
 おぉ、OP映像が映画仕様になっていません。僅かばかりの両親が残っていたのですね。
 グリッタがお辞儀をするのに合わせてカグラがお辞儀をしているのが良いですね。
 ライトが我侭で困りますが、ただ目的地が自分の故郷と考えればその気持ちも理解らないではありません。でもトカッチが「偶には僕達の言う事を聞いてよ」と言う言葉が表している様に、普段から奔放ですからねぇ。
 皆がライトの為を思って必死に止めているのに、それでも勝手な事をされると些か以上に腹立たしいですね。
 番人はキャッスルターミナルを守るだけあって流石に手強かったですね。
 トッキュウジャーVSキョウリュウジャーの宣伝がしつこいですな。余裕が無いみたいで格好悪いですよ。

○仮面ライダードライブ 第14話 『彼女を狙う黒い影はだれか』
 あ、霧子だったのですか。普段と格好が違うから剛が姉ちゃんと呼ぶまで理解りませんでしたよ(死)。
 チェイス=ロイミュードbO00はプロトドライブそのものなのですね。クリムがプロトドライブに利用した後、何らかの形でロイミュードの手に落ちて命令が上書きされていたのですな。
 異変を瞬時に察知し、咄嗟に反応する、進ノ介と剛の連携が見事ですなぁ。お互いに優れている感じで格好良いです。
 ブレンが言っていた不自然で不愉快で不必要なロイミュードとはリラを守った方の事ですね。彼らからしたら人間を守るロイミュードなんて言語道断なのでしょう。
 あれ、ブレンが処分を指示したのは069(=砂原忠)の方で良かったのですか? 単にストーキング行為を働くのが彼の美意識に反しましたか。
 マッハとチェイサーのバイクが合体して四輪の車になるとは、とことん自動車に拘っている作品なのですね。

 プリキュア。
 おぉ、プリキュア・イノセントプリフィケーションの曲が挿入歌として使われました。しかも最後のサビに必殺技を重ね合わせるとは芸が細かいです。この曲は本当に良い曲ですよねぇ。もう映像そっちのけで画面の前で唄ってしまいますよ。CDも欲しいのですがシングルカットされていないので手を出すのが躊躇われます。

○ドラゴンボール改 『オバケでブウ退治 必殺!カミカゼアタック!!』
 スーパーゴーストカミカゼアタックはゴテンクスを代表する技ですよね。実に彼らしい唯一無二の存在です(アニメだとブウも使いますが)。
 ブウはそのクリームソーダと漫画本を何処から出したのですか(笑)。
 当代の界王神が役に立っていないのは事実ですが、態態 嫌味を言う悟空も大概ですね(笑)。


 壱拾漆日 土曜日

 本日から公開の『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』を見て来ました。
 今回は何時もと違い、初めて利用する映画館に行きました。評判が良く前から行ってみたいと思っており、実際に昨年のムービー大戦を最初は此処で見ようとも考えたのですが、この映画館では前売り券を取り扱っていないのですよね。それで劇場で前売り券を買うと貰える特典が欲しいのでこの映画館の利用は断念しました。それで前売り券が存在しない今回の映画で晴れて足を運べた訳です。
 あたしが普段 利用している映画館に比べると利用者の数が驚くほど少ないですね。上映が開始しても座席の半分以上が空席でしたし、ロビーには殆ど人が見当たりませんでした。そして評判が良いので期待していた肝心の設備ですが、取り立てて良いとは思えませんでしたなぁ。それから劇場の問題ではありませんが、近くに座っていた子連れの父親が終始 音を立ててお菓子を食べていたのが苛立ちました。これまでに行った劇場の中ではガンダムUCを見たところが抜きん出て良かったです。
 上映前に流れる予告編の中にドラゴンボールのそれがあったのですが、フリーザが画面に出た時に「こいつは!? こいつ、知ってるッ!!」と激しく反応している子供が居て微笑ましかったです。フリーザで今更こんなに驚いて貰えるのですね。

○ガンダム Gのレコンギスタ 『ベルリの戦争』
 アイーダとベルは単なる姉弟と言うだけに留まらず、王女と王子だったのですか。
ラライヤ「はぁ?」
ノレド「なんだとてぇ?」
 以前にベルが言った時は「ランチャーとて」かと思ったのですが、やっぱり「なんだとて」だったのですか。この作品特有の言い回しですね。でもそれよりもラライヤの「はぁ?」が良かったです。
 そうか、アイーダとベルが姉弟と言う事は、アイーダからすれば最愛のカーヒルを弟に殺された事になってしまうのですね。何とも残酷な話です。
ベルリ「天才クリムより巧くやったって思っちゃいけないんですか!」
アイーダ「大尉を越えましたよ、G−セルフの性能のおかげで」
 いきり立った弟を諌める方便かも知れませんが、アイーダはMSの操縦に関してベルよりもクリムを評価しているのですね。てっきりベルの方が上だと思っていたので、クリムが好きなミオさんとしては嬉しい限りです。
 突然に色色な事を言われてベルの精神が平静ではなくなっているのですなぁ。
 予告のベルが本編と違い何時も通りで落ち着きます。
次回予告「話、分かりたければ見るしかないでしょ」
 そうですね!

○蒼穹のファフナー EXODUS 第2話 『希望の名は』
 主題歌は前作ほどキャッチーではありませんなぁ。
 フェストゥムのデザインが良いですなぁ。前作も初回を見てスフィンクス型のデザインに惚れ込んだものでした。
 今回のスフィンクスもスフィンクス型なのですか? 以前のとは随分とデザインが違いますが、抑 フェストゥムの〜型と言うのが何に基づいて分類されているのかを知りません。
総士「分かっちゃいないさ」
 寂しさと優しさの詰まった言い方が良いですね。
 相変わらず真矢の技量が図抜けていますねぇ。一騎世代でもトップクラスでしたから、後輩と比較すれば段違いでせう。
剣司「辛いな、見守るだけってのは」
一騎「あぁ」
 分かり合った関係が良いですねぇ。パイロットへの教育に逸る咲良に対して検査を第一に言ったり剣司は落ち着いて良い立場になりました。
 ジョナサン=ミツヒロ=バートランド!? ど、どういう事ですか!? それより日野洋治に髪形が似ていませんか!?(それはどうでも良い)


 壱拾陸日 金曜日

「真姫ちゃん幸せにこね♪」
 現在 流れているラブライブ内ミニユニットBiBiによる新曲『冬がくれた予感』のTVCFにある台詞です。印象深くて凄く好きですわ。

 海外で先行発表されていたニコンの一眼レフ『D5500』が国内でも発表されました。D5300の後継機なのですがどうしてD5400が飛ばされたのでしょうか? 本体の大幅な小型化、タッチパネルの導入とD5300からそれなりの差異は見い出せますが、去迚 番号を飛ばすほどの著しい変化とは思えません。何か意味があるのかも知れませんがそれを知らない身としては隙間があると据わりが悪いです。D5400では駄目だったのですかねぇ?

 幸グラを見ました。
 むぅ、食べ物が美味しそうに見えません。シャフト特有の描写が悪い方に作用しています。


 壱拾伍日 木曜日

 本日は世界で一番面白い漫画ゆるゆりの登場人物である古谷向日葵の話です。
 本題に入るその前に触れておきたいのが、初期のゆるゆりでは特定の人物に限らず全体的に暴力的だった事です。初登場から櫻子を殴る気だった向日葵は言うまでも無いとして、今では考えられない事ですが綾乃も千歳を叩いたりしていました。以降に比べて過激だったのです。しかしやがてその傾向は鳴りを潜め、残ったのは京子を殴る結衣と櫻子を殴るひま子だけとなりました。現在に到るまでひま子の実力行使は続いており、時には櫻子に思い切り蹴りを叩き込み、時には手刀をぶつけるのです。
 斯様にひま子はゆるゆり作中でも屈指の口より先に手が出るタイプです。しかしそれでいてお嬢様口調で本人としては上品に振舞っているつもりと言う随分と不可思議な組み合わせです。思うのですがこれは好戦的な面こそ彼女の本質なのでしょうね。櫻子との喧嘩も先に攻撃を仕掛けているのは意外にもひま子の方が多かったりするのです。
 それではどうしてそんな彼女がお嬢様口調なのか考えてみました。抑抑がこのお嬢様口調と言うのが奇異でして、彼女の家は特別に裕福だったり上流階級でも何でもありません。第一、妹の楓は普通の口調ですし、ひま子 本人にしても幼い頃は矢張り普通の話し方でした。何時から現在の口調になったのか今のところ作中で名言はされていませんが、何となくその契機になったのは楓の誕生ではないでしょうか? 妹が生まれて姉として凛と振舞わなければならないと言う自覚が芽生えたのでしょう。そしてその時に彼女が目にした漫画か何か、その中で描かれたしっかりしたお姉さん像と言うのが彼女に多大な影響を与えたのではないかと推察します。加えて言えば幼い頃はとても仲が良かったひま子と櫻子が現在の様な喧嘩ばかりする関係になったのも、同時期なのだと思います。理想のお姉さんたろうとするひま子の目には、傍に居る親しい幼馴染の姿は正しく導いてあげなければならない存在に写ったのでしょう。しかしそれは櫻子からしたら堪ったものではありません。それまで寧ろ自分が引っ張っていた相手が急に上から接してくるのですから反発するのも宜なるかな。こうしてひま子が何かに付けて櫻子を注意して、櫻子は何かに付けてひま子に対抗意識を燃やす、そんな関係になったのでしょう。
 作中で実際に描かれているのは一部なので大半が妄想でしかありませんが、ゆるゆりを読み返していてふとそんな事を思う今日この頃なのでした。


 壱拾肆日 水曜日

 最近、夢を見るのが心地良いと感じ始めました。夢と言っても希望に溢れた将来の展望ではありません。レム睡眠の最中に体験する荒唐無稽で奇想天外な幻覚の方です。獏が食べる方です。獏は夢を食べる、そういう生き物!
 別に悪夢を見なくなったとか、良い夢ばかりを見る様になったとか、そういう肯定的な話ではありません。それでも何一つ良い事の無い現実よりは夢を見ている方が幸福であると感じ始めたのです。
 現実が嫌で逃避するのは今に始まった事ではありませんが、それでも流石に夢にありがたみを感じるのは我ながらどうかと思う今日この頃です。

 『ビブリア古書堂の事件手帖E 〜栞子さんとめぐるさだめ〜』を読了す。
 題材は太宰治でした。作中で太宰治は評価が分かれると言われていますが、あたしゃ太宰治が好きではないので賛否の“賛”があり著作が名作と謳われる事に違和感を禁じ得ません。因みに太宰治に関しては国語の教科書に載っていた『走れメロス』くらいしか知らずちゃんと読んだ事のある作品はありません。好きではないので読もうとする気すら起きず読まないから評価を改める機会も無く好きではないままです。
 あとがきでもう一冊か二冊で完結と明示されました。確かに内容は佳境に向かっているのでそれくらいが妥当でしょう。ただ小生としては、もっと序盤にあった様な軽い短編を読みたかったですね。栞子とその母親を巡る本筋の話に注力するばかりではなく、本を題材にしたお悩み解決路線で様様な話が読みたかった気持ちがあります。


 壱拾参日 火曜日

 ニコニコ百合姫二月号の大室家を読みました。
大室家の39。
櫻子「あれーっ? みさきちだ! わんわん!」
 わんわんではありませんよ(笑)。
櫻子「最近花子がよくみさきちのこと話すんだよ〜 なかよしなんだ?」
みさき「ううん」
櫻子「え!?」
 こう即答されると途惑いますね。
 みさきちが花子との勝負に負けているのを引き分けと言い張っていますが、かけっこでツインテールが重いので引き分けは無理がありませんか。それを言えば花子の方が重そうな髪形をしています。それにツインテールは無敵なんだ!(謎)
 でも櫻子の言い訳の方がもっと酷いです(笑)。『点はのびてきたのでひきわけ』とかどういう意味ですか。
 ひま子に腕力で勝負を挑むなんて愚かですよ。何せ作中屈指の暴力系ですからね(ぉ 初期のゆるゆりは総じて暴力的でした。話が進むにつれそうした傾向は鳴りを潜めたのですが、その中にあって初期の暴力的な要素を保持しているのが他ならぬ向日葵なのです。
みさき「今日は骨が折れてた だからひきわけね」
櫻子「私もだ」
 みさきが言う分には可愛げがありますが、櫻子が言うと駄目な感じがしますね。
 今回も一話しか掲載されていないのは至極残念ですが、これも単行本に載るであろう大量の書下ろしまで楽しみを取っておくと思えば我慢も出来ます。それにとても面白かったですわ。

 虫ルールを視聴す。
真護「田所が命懸けで引いてくれた」
 いあ、命は懸けていません。
 真護が優勝に到らなかった過去を思い出していますが、一年前に関しては寿一がジャージを引っ張ったのが優勝を逃した原因ですよね。どう考えてもこの寿一の件は問題ではないでしょうか。どんな展開になっても寿一を見る度にそれを思い出してしまいますよ。


 壱拾弐日 月曜日

 新番組『聖剣使いの禁呪詠唱(ワールドブレイク)』。
 ささめきことのCFが入りましたが、ユリ熊嵐の放送中に入った時は狙っているのかと笑いそうになりました。それにしても懐かしいですなぁ。ささめきことを見ていたあの頃に戻りたいです(また始まった)。そしてどうでも良いのですが、ささめきことと放浪息子がごっちゃになります。中身は似て非なると言うか共通点は無いのですがミオさんの中では同じカテゴリーなのですよね。
諸葉「実は俺 前世の記憶が殆ど無いんだ」
サツキ「嘘?」
 無いのが普通ですよ(笑)。意外そうに反応される方がおかしいです。いあ、この世界ではあるのが普通で無い方が変なのでしょうから、サツキの反応は正しいのでしょうが。
サツキ「あたしだって現世じゃ未だなのにー・・・」
 前世ではしていたのですか!?
諸葉「まぁ、勿体無いしな」
 兄さんは食べなくて良いよ! いあ、兄さんはと言うか静乃も食べなくて良いのですが。
 薄薄そんな予感はしていましたが、戦闘の出来がかなり苦しいですね。
 全国に広がるメガTONネットワークを誇るテレ東が態態 放送するくらいだから優れた作品である事を期待していたのですが、その期待は大きく裏切られる結果となりました。ただBGMは良いですね。作品に合っているのかは別として、今季から始まったアニメで一番 良いです。コミカルな場面のBGMも印象に残りますわ。


 壱拾壱日 日曜日

○クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) 『アンジュとタスク』
 音楽も含めてクロトリで原始時代に飛ばされるのを思い出しますなぁ。クロトリは本当に良いゲームでしたなぁ。未来とか原始とか異なる時代に飛ばされた時の楽しさが半端ではありませんでした。
 この雰囲気は大好きですわ。未来の世界で都市は廃墟となり、多くの人は死にながら機械だけが無機質に稼動している、この不気味で恐怖を感じさせる雰囲気はとても好みです。
 タスクは五百年も経てば文字も変わると言っていますが、この場合は単純に五百年が経ったと言うより別の世界に飛ばされた感じですよね。
タスク「奇跡的な保存状態だね」
 そんな莫迦な!!(笑) 五百年も経っているのにこんな風に残っていたら奇跡的と言うか奇跡そのものですよ! 不可能を可能にするホテルですか!!
アンジュ「きっと名のある貴族のお風呂に違いないわ」
 い、いや、あの、その・・・。
 ヴィヴィ子は何時まで見ているのですか(笑)。疾うに顔を引っ込めたのかと思っていましたよ。
 挿入歌も入れてお互いの心情も吐露してあれだけ盛り上げたのですから、此処は邪魔が入らずに結ばれた方が綺麗だったと思うのですがねぇ。何か凄く惜しい感じがします。
 偽りの民に本当の地球ですか。これまでアンジュ達が居た世界はエンブリヲが作り出した箱庭に過ぎないと言う事でしょうか。

○烈車戦隊トッキュウジャー 第43駅 『開かない扉』
 何でもかんでも先に見せてしまう品の無い風潮が大嫌いなので、OP映像が定番の映画仕様になっていないところに僅かばかりの良心を感じます。
モルク「あれは突然の強大な力を、陛下が御し切れなかっただけの事。本気で我らを消すおつもりなら、あの一撃で消えておるわ!」
 後半は正しいのですが、前半が見当違いですね。その見誤りが致命的な結果に繋がらない事を祈るばかりです。
 トッキュウジャーがフェンスにしがみついて怪人に食って掛かっている姿は凄く間が抜けています。それくらい跳び越えてくださいよ!
ヒカリの祖母「本当は流行りのゲームの方が良いんだけど」
 今は剣玉がブームだってだがしかしで言っていました(何)。
 別に敵が律儀に指定した時間を守る義理はありませんよね。寧ろ千載一遇の好機を逃す方が愚かです。
 室内を模したセットにロボが立っている姿が新鮮で良いですね。
 1号が闇を生み出すとか、それにゼットが惹かれるとか、そういう展開は全く望んでいないのですがねぇ。レッドだけに過剰にドラマを盛り込むのは好みではありません。

○仮面ライダードライブ 第13話 『私の弟にはなぜブレーキがないのか』
現八郎「良いか戸田川、どんなに酷い人間でも、殺そうとしちまったらお前も同類だ! 自分を落とす様な真似は、二度とするなよ」
直樹「はい、すいませんでした、刑事さん・・・」
 何をしたのか記憶が無い相手に説教しても心に響かないでしょう。言われた方はなにがなんだかリンカさんですよ。
ハート「偉大な戦士、とだけ言っておこう」
 いあ、全部言えよ(笑)。
 マッハのバイザーを上げる仕種が格好良いですね。
剛「でもさ! 俺達二人とも、敵の力を使って悪を滅ぼす、怪物同士じゃないか? だから、少少落ちても良んじゃない? それで奴らを止められるなら」
 だからこそ力の使い方には注意しなければならないのでしょう。同じ力を使うからこそ、それを正しく振るわなければ、心が穢れれば、それはもう人間ではなく怪物になってしまうのです。
 相変わらず戦闘中にCFに入る構成が酷いですなぁ。何で自分から盛り上がりを寸断する様な真似をするのか理解に苦しみます。

○ドラゴンボール改 『特訓完了!これで終わりだ魔人ブウ』
ピッコロ「そうだ、飯でも食わんか?」
ブウ「要らーん! いい加減にしろ、だらだら歩きやがって、殺すぞお前!」
 そりゃ怒りますよ(笑)。
 やっぱこのブウが好きですなぁ。格好良くないし大物ではないし善良でもない、そんなところに人間的な魅力を感じます。
 ゴテンクスの戦い振りに呆れて天を仰いでいるピッコロが、絶望的な状況とは思えない余裕を感じますな。
 アニメオリジナルですが千手観音パンチのネーミングセンスとか好きですな。
ゴテンクス「何だと? でっかい口利きやがって」
 お前だよ!
ピッコロ「おぉ! フュージョンの後でも超サイヤ人になれるのか!!」
 フュージョンを詳しく知っている訳ではないから、超サイヤ人の状態でフュージョンするから超サイヤ人ゴテンクスになると思うのも道理で、(厳密には合体した時点で悟天でもトランクスでもなくなった)ゴテンクスが超サイヤ人に変身した事に驚くのも自然ですね。


 壱拾日 土曜日

 電撃文庫『未踏召喚://ブラッドサインA』を購入、読破しました。
「唐揚げの横にあるレモン」
「ソーダフロートのバニラアイス」
「焼肉やバーベキューの時に鉄板の端で勝手に作っている焼きおにぎり」
「ケーキの上の砂糖菓子人形って最強だよな」

 ラーメンにバターの塊を乗せるだけで豪奢になると言うのに端を発した話題で、城山恭介と紅小道楓希は分かり合っていますがあたしゃさっぱり理解が出来ません。唐揚げの檸檬とか別にそういう意図ではないでしょう。
 図書委員ちゃんと言う呼び名はメメが羽川翼をそう読んでいたのを思い出します。その図書委員なのですが、読者にも名前が明かされないくらい徹底して本人が名前で呼べと反論するお約束の流れが楽しいですね。就中「名前名前。……で、何?」が良かったです。緊迫した流れでも決して忘れない、それでいて半ば諦めた様な投げ遣りな口調が最高です。この一冊から一番の台詞を選ぶとしたらこれである事に異論は無く議論の余地は皆無でしょう。
 作中では否定されましたが、誰も死なない世界と言うのは理想ですなぁ。あたしもよく夢想しますよ。決して誰も死なず、病気にならず、そして誰かが誰かを傷付けたりする事も無い。一切合財の争いや問題が存在しない誰もが平和に暮らせる理想郷、夢物語かも知れませんがそうなって欲しいと切に思います。
 今回も多くの被召物(マテリアル)が登場しましたが、こういうのこそ挿絵にして欲しいですなぁ。イラストで見てみたいと思わされますよ。
 残酷な結末を予感させる情報を提示し絶望的な状況に陥りながら、爽快で胸の空く様な最高に気持ちが良いハッピーエンドで全てを引っ繰り返したのが秀逸でした。後書きで「でも難しい話は抜きにして、『本当は誰だってこうしたかったに決まっているだろう』という部分にも胸を熱くしていただけたのなら幸いでございます」と語られていますが、もうその通りと相成ったのです。
 結末が良かっただけではなくそれまでの流れにも引き込まれましたし率直に言って面白かったです。

○ガンダム Gのレコンギスタ 『飛べ!トワサンガへ』
 本当に残念なOPですなぁ。今からでも遅くありませんから戻して欲しいです。それか曲そのものは嫌いではありませんから曲に合わせた映像をちゃんと作って欲しいです。
 ベルリはこれまでに無く人が死ぬのを意識していると思ったら、剃れどころではなく極端に殺すのを避ける戦い方をし始めました。どうして急にこんなに変わったのですか? 何か心境の変化があったのでしょうか。
 ヤッター! クリムがメガファウナに降り立ちました! この瞬間を待っていましたよ!
アイーダ「大尉、機体の修理が終わったら、直ちにサラマンドラへ帰ってください」
 余計な事を言わないでください!!
子「MSだ〜」
母「見るんじゃないよ!」
 MSを日常として受けれている感じがしますね。
フラミー「かくれんぼって立ったまま隠れます?」
 寧ろかくれんぼで寝た事がありません。
次回予告「理不尽と言うのはこういう事だ」
 お姉ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ!

○蒼穹のファフナー EXODUS 第1話 『来訪者』
 冒頭で描かれた戦いの様子はどの時系列に位置するのでしょうか?
 総士が随分と人間らしくなりましたね。昔はこんなに抑揚を付けて喋っていませんでしたよ。意図的なのかも知れませんが、一騎も演技が変わってしまいましてちと寂しいです。
 EXODUSを『えくそだすっ!』と読んでいたのですが『エクゾダス』だったのですか。


 玖日 金曜日

 新番組『幸腹グラフィティ』。
 おぉ、この歌声は真綾ではありませんか! 加えてOPディレクター梅津某の表記を見て驚きます。力が入っている事ですね。
 サトリナのしおらしい演技が良いですね。サトリナは元気に溢れた役よりもこういう方が好みです。
きりんの母「ふりかけもすきやき味だし」
 昔日にはすきやきふりかけが好きだった時分もあったのですが、ある時から急に大嫌いになりました。特段何かしらのきっかけがあった訳ではないのですが、不可思議な事に絶対に食べたくないとまで思うくらいになったのです。
 映像ソフトのCFを見て、金細工もキー局でやって欲しかったと改めて思いました。前から思っていた事ではありますが、キー局でCFを見ると何故か無性に強く思わされるのです。
きりん「凄いよリョウさ〜ん、インスタント業界商売上がったりだよ」
 そうなっていないと言う事はその手間を惜しむ人が如何に多いかと言う事です。
「すいません、ピザを註文したいんですけど。はい、何時もの」
 ピザの宅配で“何時もの”が通用するのは凄いですね。どれだけ頻繁に利用しているのでせうか。
 食事を題材にしたこの番組が終わったところに麻婆春雨のCFを入れたのは狙っていますね。
 きりんが素直にリョウに懐いて好意的なのが良かったです。何となく勝気な性格でリョウにお世話になっている身でありながら強気に接するのを想定して、それだと少少 苦手だったところです。近年のTBSにしては珍しくまともなアニメでした。もしやこれを機に心を入れ替えまともなアニメを排出する様になるのでしょうか?!

 新番組『銃皇無尽のファフニール』。
 開始十秒でこれは駄目だと悟りました(死)。幸グラで見直したのにこれですよ!
遥「君か、学園始まって以来の男子生徒」
 ぷぷぷーッ、出ました例の設定! もうあまりにも定型的なので笑ってしまいますよ! べっ、別に、「わ〜、面白〜い!」と楽しんで笑っているんじゃないからねっ! 勘違いしないでよね!?
深月「不束者では困ります」
 ご尤もです(笑)。
 悠がダークマターから銃を出したらドラゴン相手にそれでどうするのかと笑われるのに槍は良いのですか? 槍とか槌とか弓矢の方がもっと駄目でしょう!?
 何か次回予告で勝手に一人で喋り出して勝手に一人で解決されました。
 取り敢えずイリスの「モノノベ!」が印象に残るアニメです。


 捌日 木曜日

 セーラームーンクリスタルの十三話を見ました。
 原作準拠なのかも知れませんが、どうにも退屈な展開ですなぁ。セーラー戦士が立ち上がっては斃れるのを繰り返すので失笑してしまいます。旧作の終盤で仲間が次次と死んで行くのは壮絶だったのですがねぇ。
 それに台詞回しや演出にセンスを感じられません。何も考えずに片手間に作っているのではないかと思うくらいで、とてもではありませんが本気で真面目に作っているとは思えません。
セーラームーン「また、貴方が守ってくれたんだ・・・」
 自害しようとしておいて言う台詞ではありませんよね。
セーラームーン「奇跡が起こった」
タキシード仮面「君が奇跡を、起こしてくれた」
 今までのは、奇跡なんかじゃないよ。奇跡は・・・これからだ!
 何とこのまま第二期もアニメ化されるのですか。最初から原作を最後までやり通すと決められていたのでしょうが、この出来で続ける事は却って作品の名を貶めてしまいますよ。作者は原作から改変された旧作アニメに不満があったのでしょうが、去迚 念願の原作に忠実なアニメ化を果たした本作の出来栄えに満足しているのか甚だ疑問です。


 漆日 水曜日

 数日前まで七草粥の事を失念していた為に、お餅は平らげてしまっていて買い置きがありません。七草粥の為に買っても良いのですが、そうすると残りを食べ切るまでがまた大変でしょうしお正月に用意した余りを使うのが本意でしょうから、無理に買う必要も無いのでお餅は省きました。尤も意味がどうのと言い出せばお正月にご馳走をたらふく食べた胃を休める為でして、ご馳走なんざ縁の無いあたしにとっては関係が無いと言えば関係が無いのですが其処は気分の問題と言う訳です。

 二週間振りのギョーカイ時事放談となる生放送第331回を聞きました。
 いやはややっぱりこの番組は良いですなぁ。何せ毎週聞いているものですからこの雰囲気が凄く落ち着きます。一週間の休みがあっただけに余計に郷愁めいた思いを抱いてしまいますね。ただ常に全ての神経を傾け真剣に集中して聞いている身としては、今回に限らず頻りに何かの序でに聞く様に言われるのが業腹です(苦笑)。

 ガンビルファイ視聴。
ウィルフリッド「矢張り次元覇王流か!」
 矢張りも何もセカイが思い切り叫んでいるではありませんか。その後の会話を見る限りコックピット内の発言はお互いに聞こえていますし、その状況でこの台詞は滑稽でしかありません。
 ウィルフリッドがビルドバーニングに合わせて武器を捨てたとは言え、セカイがいきなりウィルフリッドと対等に渡り合えている事に釈然とせぬ思いがあります。実在しない競技を題材にしている弊害で、実力の基準が不明瞭で描写に説得力が無いのですよね。ウィルフリッドが猛威を振るう場面にしてもガンプラである必然性が無いと言うか、ガンプラの凄さと操縦技術が結び付きません。


 陸日 火曜日

 魔法のステッキの玩具で遊んだ後にPROPLICAでムーンスティックやキューティームーンロッドが出ている事を妹に説明する夢を見ました。
 夢の中でコスチュームまで着込んでノリノリだったのですが、どんな願望があるのか自分でも理解りません。いや本当ですってば!(汗) そして実際に妹にムーンスティックやキューティームーンロッドの話をしても理解されない事請け合いです(何)

 新番組『神様はじめました◎』。
 主題歌の歌い手が前作と同じで映像の作りも共通しているのが見ていて安心出来ますね。曲そのものはそれほど好きな訳ではありませんが小気味良い映像に楽しまされます。
 始まる前は「今更か」と否定的だったのですが、いざ見てみれば相変わらず面白いです。原作も面白いのでしょうがアニメとしての出来が良いのですよね。テンポが良いですし適度に笑えるので楽しく見られます。


 伍日 月曜日

 暮れない昼はありません。
 どんなに晴れ渡っていても何時かは雨が降ります。
 どれほど拒んでも望まない明日はやって来ます。

 至福の一週間は終わり、現実と言う名の悪魔が否応無く、掛け替えの無い大切な時間を奪いにやって来ました。この世はまさに地獄であると言わざるを得ません。
 それにしても年末年始は良かったな。休みなのは言うまでも無いとして、多くのアニメが放送を休止しているから他に例が無いくらいにのんびりと出来ます。好きなアニメの続きが見られない事に一抹の寂しさを覚えますが、それよりも大量のアニメを見ないで済む恩恵の方が大きいです。一年に一度と言わず、一月に一度、毎月毎月こんな休みが来ないものでしょうか。

 昨日の内に書こうとして忘れていたので正確には一日前の事ですが、ロイミュードのハートになる夢を見ました。
 失敗続きで真の黒幕たる強大なロイミュードに仲間共共(内訳はブレン、何故か凛子、そして詳細不明のもう一人)処分されそうになります。それで全員で逃げ出すのですがハートだけ仲間が逃げる時間を稼ぐ為に黒幕に立ち向かい、手から火炎を発して果敢に攻撃するのですが歯が立ちません。そんな局面を逃げた筈の三人が偶さか見かけ、ハートが一人で身を挺して戦っていた事を知ります。助勢を試みますがそのままでは敵わないので、ブレンが歴代仮面ライダーに変身出来る謎の道具を用意してくれました。仮面ライダーに恨みのある(何で?)凛子は激しく葛藤しますが、止むを得ず使用を決意したところで仮面ライダーマッハが乱入して、有耶無耶の内にハートが助かります。凛子が「じゃあこれ使う必要無いじゃん!」と件の道具を地面に叩きつけたところで夢は終わりました。
 夢なので当然ながら支離滅裂なのですが、人知を超えた力を存分に振るえて気持ちが良かったです。いあ、歯が立たなかったのですが(ぉ


 肆日 日曜日

○クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド) 『兵器工廠(アルゼナル)、炎上』
 主題歌が新しくなりました。水樹バナナが好きではないので曲が替わるのは良いのですが、曲と映像が全然 合っていません。OP演出がサイバーの頃から変わらないのは出来上がりさえ良ければ別に構わないのですが、流石にこの曲とは合っていないでしょう。
 人間だけを殺すマシーン(バグ)みたいなのが出て来て凄惨な光景が繰り広げられると考えたのですが、建物の施設を破壊したりパラメイルに取り付くだけで済んだので安堵しました。
兵士「本当に殺すんですか?」
 ノーマを人間扱いしていないのにこんな事を言うのに疑問を抱きましたが、相手が家畜であっても殺すのに抵抗を感じるのは普通の感覚でしたね。
 アンジュの意図を汲み的確にサポートするモモカが凄いです。大人しく捕まっていると見せかけて湖沼の不意打ちですからね。
 絞首台に捕らわれたアンジュを助けに来た時は直ぐに気絶しましたし、タスクの強いところを初めて目にしました。実は強かったのですねぇ。
 ヴィルキスが赤くなりました。OP映像では青くなっていましたし状況に応じて色が変わるのですね。赤は攻撃にも使えるバリアを張れるのでしょうか。
 パラメイルで出撃しようとしていたクリスが呆気無く撃たれてしまいました。パイロットが露出していますからこういう危険はありますよね。
 部隊を撤収させてからあっさりジュリオを殺そうとするアンジュが実に彼女らしい振る舞いです。
 エンブリヲのパラメイルは格好良いですねぇ。そのエンブリヲがジュリオを殺したのは予想通りでした。でもエンブリヲまで唄い出したのは予想外です(笑)。「お前が唄うのかよ!」と突っ込みたくなりましたわ。
 青いヴィルキスはテレポートが使えるのですか。


 参日 土曜日

 『態王子とわない猫。H』読了。
「さすがですお姉さま!」
「はっはっは!」
「なかなかできることじゃないよ!」
「はっはっは!」
「学校では評価されない項目ですもんね!」
「はっはっは!」
「お姉さまはまたしても不可能を可能にされました!」

 この巻にあるパロディの類いではこれが一番 面白かったです。でもこれはあからさまに莫迦にしているのですが、同業者に対してそんな事をしても良いのでしょうか? 作品そのものではなく作品をネタにする読者をネタにしていると言い張るのでしょうか。それはそうと学校では評価されないのは致命的です。
 内容は完結へ向けて順調に積み重ねている、以上の感想がありません。別に悪い意味でも何でも無く、素直に楽しめていますが、特筆するべき点も特に無いのです。


 弐日 金曜日

 月カメ一月号に『2015年、カメラはこうなる!?』と言う特集が載っています。普段の座談会で馴染み深い面面がメーカー毎に2015年に出るであろうカメラを予想する記事なのですが、これが余りにも現実離れしていて企画の意図が読めません。
 例えば某氏はD5は2000万画素で秒間十八コマの連写が可能な機種になると言っていますがこんなのは素人考えにも無理だと言うのが理解ります。他にもD7200に関して挙がっている予想は実際のそれより高く見ている節があります。それでいて登場が確実視されているα9への予想が曖昧模糊としていて、どうにも予想の精度が低いです。記事の執筆がどの時期に行われたのか不明ですが、雑誌発売時点で読者が得られる噂に劣っては然したる価値は無いのではないでしょうか。此処で後を予見する確かな記事を見せていれば雑誌に対する信頼度が高まるでしょうが、その逆は無いでしょう。或いは確かな情報だけでは問題があるのでカムフラージュの為に敢えてあからさまな嘘を鏤めているのでしょうか? しかしそれが効果的とは思えないと言うのが正直なところです。
 それはそうとキヤノンの高画素機に関しては語り口からして粗 間違いが無さそうですね。ある意味でこの特集に於いて唯一の当たりネタはこれだけだったのではとすら思ってしまいます。
 上記の記事とは関係がありませんが、後ろの方にある頁で前号の『間違いだらけのカメラ選び』で没になったと言うK−S1に関する部分が全文掲載されていました。掲載されているのですが、これは前号にもちゃんと載っていましたよね? 機種名に独立した見出しが無かっただけでK−S1に関してもちゃんと触れられていて、全く同じ文面が載っていましたよ。寧ろ前号では掲載されていた部分の一部が今号では隠されているので逆に情報量としては減っています。どういう意味なのか理解が及ばず混乱してしまいます。立ち読みなので文の解釈が誤っているのでしょうか? 全体的に誤植が多いですしどうにも杜撰な印象を受けてしまいます。


 壱日 木曜日

 喫茶黒うさぎ第368回を聞きました。
 村さんが流行った事柄をどれも知らないと言っていますが、同様にミオさんもさっぱりピーマンです。なんならその後に村さんの口から出たミモレーやらツムツムやらも初耳なまである。
 指輪のサイズに関しても何一つ知らないので一号とか言われてもそれがどれだけ小さいのか、どれだけ驚愕に値するのか全く理解りません。
 『エキセントリック・ラヴァー』は――決して村さんが唄った曲の全てを知っている訳ではありませんが――村さんには珍しいタイプの曲ですね。何となく一昔前のアニメでEDに使われそうな曲です。良いですなぁ。こういう曲が何かのアニメでEDも使われないかしら。

 うぇぶらじ@電撃文庫第百回を聞きました。
 おぉ、明坂聡美の出演とは予想外の驚きでした。しかし意外と面白くならないと言うか、言葉遣いや態度が乱暴で辟易してしまいます。以前は違ったのにどうしてこうも偉そうなのでしょう。
 皆でその場に居ない三木さんに対して悪口を言い募るのも聞いていて気持ちの良いものではありません。あれだけ頑張って尽力しているのに悪し様に罵られては報われませんよ。それにしても三木さんは編集長になっていて、それが理由でラジオに出演しなくなっていたのですね。手掛けた作品からすれば編集長にはなるべくしてなったと言う感じですね。しかし本人が無理でもせめてラジオには誰か替わりの編集部員を置いていってくれても良いではありませんか。尤も三木さんほどおかゆと親密ではないでしょうし、三木さんが健在だった頃の面白さを出すのは難しいでしょうか。
 小倉唯がゲストに来た事をおかゆが忘れていましたが、実はあたしにもまるで記憶がありません。そんな事がありましたでしょうか? イベントの○×クイズで偽まるが準優勝したエピソードは当時本人も盛んに口にしていましたね。懐かしいです。
 今後もこの番組は続きますが矢張り昔の様に作家をゲストに迎えて欲しいですなぁ。三木さんも居なくなってしまいましたしそれが無いと、おかゆと声優二人がのべつ幕無しに喋っているだけで番組のコンセプトを見誤ってしまいます。