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玖月の独白

 参拾日 月曜日

 金細工の原作を全巻読みました。四コマ漫画の体裁を取っていますが四コマ目でちゃんと落ちていないはなしもちょいちょいありまして、四コマ漫画として成立していなかったりしますね。しかし本作に於いてそんな事は瑣末な問題に過ぎません。アリスやシノを肇とする魅力的な人物達が登場する、それだけで充分な価値があります。
 こうやって原作を読みますと、改めてアニメの出来が良かったのだと思います。まぁ、アニメを先に見たからと言うのはあるでしょうし、恐らく先に原作を読んでいたらこんな評価にならなかったでせう(苦笑)。でも、とにかく今は原作の方が良いと思う部分があれば、逆にアニメの方が良いと思う部分もあります。アニメの最終回でしのが語った物語とか、原作では中身には触れていなかったのをかなり膨らましていたのですね。それに原作を読んでも完全にアニメの声で再生されました。
 少し驚いたのが現在店頭に並んでいる雑誌掲載分まで最新第四巻に収録されていた事です。その前で切られたら中途半端なのでありがたいのですがこんな事もあるのですねぇ。
 アニメで好きになってから原作も立ち読みするようになったので最新刊のラスト三本だけは読んだ事がありました。しかし単行本を買ったからには楽しみを味わう為に立ち読みは控えなければなりません。ぐぐぐ、早く新作が読みたいです。でも何と、三巻が発売されたのは七月と言うではありませんか。四巻が出たのは九月ですから何と僅か二ヶ月で発売されたのですか。そうすると次は十一月ですかね? これならそんなに待たなくても良さそうなので安心です。楽しみだなぁ!(ぉ

 ムシブギョー最終回。
 ありゃ、半年で終わりですか。一年は続くと思っていたので意外です。こういうのは途中で終わってしまいますと取り敢えず目前の出来事だけこなした感じで、作品の意味が感じられませんなぁ。


 弐拾玖日 日曜日

○獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ31 『バーカンス!えいえんのホリデー』
 ノブハルの妹と姪が久方振りに登場ですね。ノブハル最大の個性とも言うべき特徴なのに、出番が少なくてノブハルの印象が薄れてしまいます。
 序盤でも終盤でもないこんな中途半端な時期に妹にノブハルがキョウリュウブルーである事が知られてしまうのですか。偶に出したから正体を知らせたと言うか、正体を知らせる為に出したと言う印象を受けます。

○仮面ライダーウィザード 第53話 『終わらない物語』
 ライダーリングで呼び出されたディケイド・・・と言うか士が何処から本物なのか疑問だったのですが、偽者とか本物ではなくライダーリングで呼び出されたら中身も含めて間違い無く仮面ライダーなのですね。
 画面がごちゃごちゃして見辛いですし百点満点とは言い難いのですが、ライダーが勢揃いしての戦闘が肉弾戦だけで終わらず個個の能力を見せてくれたのは良かったです。
 鎧武の性格や変身前はそんなに格好良くないですなぁ。本編が開始される前から少し落胆してしまいました。本編を見たら印象が変わるのを願います。
 折角ライダーの最強形態が集合したのに(オーズはスーパータトバコンボ!)、全員でライダーキックを放つだけだったのがつまらないです。最強形態こそ各人の特長を活かした戦闘を繰り広げて欲しかったですなぁ。
 あれ、やっぱり士はライダーリングとは無関係の本物だったのでしょうか? 他のライダーがライダーリングに戻ったのに、一人だけ次元を亘って帰って行きました。

 ハンターハンター。
 何と、こんな真昼間から深夜に放送時間を変更ですか。しかも来週からと言うのは随分と急ではありませんか。話に全く区切りが付いていませんし、そのまま続きを見ようとする少年少女はどうすれば良いのでしょうか。

 宇宙戦艦ヤマト2199最終回。
 守が幽霊として生きていたり、その為にコスモクリーナーを使ってしまったり、信じられない展開の連続に唖然呆然です。地球はどうなってしまうのですか? 前回までも相当に酷いと思いましたが、最終回も更に酷いですなぁ。これが原作に忠実なのか、アレンジした結果なのかは知りませんが、彼の有名な宇宙戦艦ヤマトの結末がこれとは些か以上に幻滅しました。


 弐拾捌日 土曜日

 本日は母と東京スカイツリーに行って来ました。行くのは初めてでどれだけ混雑しているのか不明瞭でしたが、整理券を配っていたのでそんなに長時間並ばずに済んで良かったです。体感としては予想より労せず入れました。展望台に登るとゆったりと下の光景を眺められますね。

 小松未可子のCD『Black Holy』を購入しました。

○とある科学の超電磁砲(レールガン)S #23 『革命未明(Silent Party)
 あぁ、ちゃんと大量の風紀委員が待機していましたか。流石に涙子がバット一つで駆動鎧を薙ぎ倒す様な頭のおかしい展開にはなりませんでしたね。普通に考えれば当たり前なのですが、これまでこのアニメを見て来て本気で怖かったです。
 絹保と万彬のお姫様抱っこをしながら戦う連携が見事でした。格好良いですねぇ。どうでも良いのですが未だにどちらが絹保でどちらが万彬なのか理解りません(ぉ なんなら打鍵する度に名前を調べないと書けないまである。
 他が大暴れしている分、白黒の戦いが地味に見えますなぁ。金属矢を飛ばすだけではなく機能停止した駆動鎧そのものを瞬間移動で他の駆動鎧にぶつけるとかして欲しかったです。
 あれだけの人数が居れば戦闘向きの能力者も混ざっている筈なのに主要人物を除いた風紀委員がシールドで原始的に押さえ込むだけに終始しているのがつまらないです。大覇星祭の様に能力が乱舞する光景が見たかったですなぁ。
 美琴に対して能力者は疲労が弱点と言われても、絶対能力進化計画を阻止する為に連日連夜の徹夜で活動した上に同じ超能力者の沈利に勝利した事を考えれば、余り頷けないと言うかこの程度の駆動鎧を相手にしたくらいでは疲労の内に入りませんなぁ。それなのに見るからに疲労困憊の様子で劣勢に立たされているのが釈然としません。相手にしている数に差はあるかも知れませんが、より下位の能力者が苦戦していないのですから美琴にはこれくらいは簡単に一掃して欲しかったです。
絆理「全然です。風紀委員のお手伝いが出来るなんて、夢みたい」
 風紀委員に憧れていた絆理だからこその台詞ですね。これは、これだけは、良い描写です。
春樹「なッ!?」
 「なッ!?」ではありませんよ! 美琴に原子崩しを弾かれて驚愕していますが、原子崩しと美琴の能力を調べればこの結果は自明の理でしょう。どんどん底の浅さが浮き彫りになって行きます。
沈利「懲りねぇ餓鬼にかかずらってるほどあたしらは暇じゃねぇんだよ」
 え、えぇッ!? 沈利は美琴の存在を認識してしまったのですかぁぁぁぁ!? 美琴が闇に落ちると確信してほくそ笑んでいた沈利が、そうならなかったのを知ってどう反応するかは気になるところだったのですから、こんな場面で簡単に会わせてしまっては駄目でしょう。
春樹「(震えながら)残された時間、お、怯えながら、死んでいけ・・・」
 そう言っている春樹が怯えているではありませんか!
STUDYメンバー「うわぁぁぁぁ、嫌だぁぁぁぁぁぁ」
 怯えるのはお前なのかよ!?
御坂妹「それに・・・。その二人の思考プログラムはミサカ達と同一です。ならば、その娘達はミサカの妹も同じ。姉が妹を助けるのに理由が必要でしょうか、とミサカはお姉さん風をビュービュー吹かせてみます」
 嘗て美琴が妹達に向けた言葉を継承しているのが良いですね。これは、これだけは良かったです。
 最後の美琴と白黒はまさに「お姉様! きみはどこにおちたい?」ですね(何)。
 多くの人物が登場し活躍しましたが、肝心要たる主人公の美琴が、最後の最後を決めるだけで物足りないですなぁ。主人公としても、超能力者としても活躍が不足していますよ。どうして美琴だけこんな冷遇されるのですか。

 ダンガンロンパ最終回。
 盾子の正体と外で起きた出来事がもう一つよく理解りませんでしたなぁ。彼女一人で世界をあんな風に出来るものなのでしょうか?
 後番はヴヴヴの続きですか。そういえば凄く中途半端に終わりましたよね。

 恋愛ラボ最終回。
 無難と言うか順当と言うか、普通に終わったと言う感じです。後番は個性が強そうで合うのか不安です。

 ガッチャマンクラウズ最終回。
 O・Dの変身とか累とエックスのやり取りとか盛り上がりましたが、どうも最後は駆け足だった感が否めませんなぁ。O・Dが死んでしまった事に対する皆の反応とか無いのですね。


 弐拾漆日 金曜日

 金細工の略称でお馴染みのきんいろモザイクのアニメが終わって絶望的な気持ちになりました。同作でシノとクラスが別れた事を嘆いているアリスを見て大袈裟と思ったものですが、今から思えばあの時のアリスはこんな気持ちだったのでしょうね。同じ感覚を共有出来ました(ぇー
 それはさて置き、アニメが終わった事で原作の単行本を一巻から四巻まで購入しました。一巻と二巻が品切れになっている書店と、三巻だけが品切れになっている書店で組み合わせて買いました。アニメ放送中はアニメをまっさらな気持ちで楽しみたかったので買うのを控えていましたが、アニメが終わった今となっては何も気兼ねする事がありません。下手に原作を読んでしまえば、それまで夢中になっていたアニメにも不満を抱き文句を言うようになるかも知れませんからね。金細工は出来が良いので大丈夫だと思いますがこれまでの経験から充分に考えられますからね。
 そういえば本日は金細工四巻の発売日だったのですが、金曜日だから?(ぇ きんいろモザイクだけに曜日発売とはやりますな!

 自立式のレフ板が附録なのでデジキャパ十一月号を購入しました。先月号を読んだ時に知って楽しみにしていたのです。月刊カメラマン三月号でもレフ板の附録があったと後になって知って歯噛みしたものでこれは嬉しかったですね。

 ステラ女学院高等科C3部最終回。
 一週間前と表示されましたがどの時点から一週間前なのでしょうか? 更に具体的に問えばゆらとC3部がどういう関係にあった頃でしょう。険悪な雰囲気ではないので和気藹藹とやっていた頃か、和解した後だと思うのですが、何れにせよこんな理解に困る一週間前も無いでしょう。
 しょうもない審査が終わってやっと真面目にサバイバルゲームで対決するのかと思いきや、あっと言う間にゆらが敗退してしまいました。時系列によってはおかしくもありませんが、あたしの中でゆらと言えば悪鬼羅刹の如き戦闘力を発揮していた頃の印象が強いのでこの結果には釈然としません。そして最大の強敵と目された凛も退場です。結果、決勝戦はカリラとほのかの対決となりました! うわ、興味無い・・・。レギュラーの中で考え得る最も魅力に欠ける勝負です。理不尽に追い出し実力はまだまだと言い放った凛にゆらが雪辱を果たすのが見たかったですし、それが無理ならせめてゆらを気にかけていたれんとと試合するのが無難でしょう。
 やっぱりこのアニメはゆらが迷走していた頃が面白かったのだと思う話でした。あの展開を巧く纏められなかったのが惜しまれます。

 ローゼンメイデン最終回。
 アルバイト先での逆転劇は出来過ぎている様に思えますなぁ。別にジュンはアルバイトで頑張ろうとしているのではありませんし強い執着も無いのですから、ジュンが報われるべき場面は此処ではないでしょう。
 一応の区切りがついて終わりと思いきや最後の最後で中途半端にされました。どうして態態こんな無粋な真似をしてしまうのでしょうか。綺麗に完結して初めて完成したと言えるのにそれを台無しにしているのですから度し難いです。


 弐拾陸日 木曜日

 『Yuki Kajiura LIVE 番外編』に行って来ました。
 今年はもう梶浦ライブが無いとばかりに思っていましたので嬉しい限りです。しかも最前列に近いかなり前方の席でした。こんなにステージに近い場所は初めてで、視力が悪いミオさんでも出演者の表情が見えて良かったです。こんな僥倖はもう二度と味わえないかも知れないので噛み締める様に見ました。
 例によって例の如くと言うか、最早最初から期待すらしていませんが、やっぱり『ひとりごと』の演奏は無かったです。でも今回もまた『stone cold』があって良かったです。熱くてライブに向いた曲で好評だからか、粗 毎回 演奏されますね。それと(アンコールを除いた)最後に『maybe tomorrow』を持って来たのは好印象でした。ライブに行く回数を重ねるにつれ、必然的に聴いた事がある曲が多くなり、最初の頃の様に初めて耳にする曲が良い曲で気に入ると言う経験が少なくなります。しかしアンコールの一番最後に流れた曲は初めて聴きましたし良い曲だと思いました。

 そのライブの開場を待っている間に、近くにあったので1/1ガンダムを初めて目にしました。お台場にあるとは知っていましたが会場の外に出たら見えて驚愕しました。しかし思ったよりも小さいですね。1/1ガンダムが最初に公開された頃、「実際に見ると想像より大きくて圧倒される」とか「この感動は直に見ないと理解らない」などと巷間 囁かれていましたが、あたしの印象は丸きり逆でした。もっと大きいのかと思っていましたわ。
 それでも写真には収めました。望遠レンズを持って来ていなかった事を後悔します。カメラは常に持ち歩いていますが、望遠レンズまで持ち出そうとすると大荷物になってしまいますので、最初から写真撮影が目的でない限りは持ち歩かないのですよね。何時でも直ぐに来れる距離なのでまた来れば良い話なのですが、態態これの写真を撮る為だけには来たくない複雑な乙女心です(誰が乙女やねん)。

 ポケットモンスターBWシーズン2最終回。
 あれだけ大大的にサトシの元へ帰還したリザードンをもう置いていくのですか。大した活躍も無かったし再登場させた意味がありませんでしたなぁ。そしてロケット団なんてもっとあっさりと手持ちを手放してしまいます。
 もう何度もやっているからと言うのが大きいのでしょうが、サトシがマサラタウンに帰って次へ旅立つ、それだけでしかないですなぁ。もう少し意味を持たせて欲しいです。


 弐拾伍日 水曜日

 コミック百合姫十一月号を買いました。ゆるゆりの雑誌&コミック連動全員サービスがありまして、前号と今号にはその応募台紙が付いているのです。その為に人生で二度目の百合姫購入と相成りました。
 さてコミック百合姫と言えば世界で一番面白い漫画であるゆるゆりげ掲載されていますので、久方振りにゆるゆりの新作を読む事が出来ました。その感想を書きます。
75★オトナノカイダン
あかり「思ったよりしっかり遊んでる!!」
 業務の息抜きとかではなく本気ですね(笑)。
76★ゲーセンに行こう!
 大室家で花子が欲しがっていた件から繋がっているのですね。ちゃんと覚えていて京子に頼む櫻子は妹思いですなぁ。
櫻子「すみません 覚えきれませんでした 櫻子大明神となんでしたっけ!?」
京子「そんなん言ったっけ」
 櫻子大明神は何処から出て来たのですか(笑)。
京子「(なんだ違うのか)」
櫻子「うちの妹牛乳好きなんで」
 花子が牛乳を好んで飲んでいる理由を考えると、強ち京子の推測も違うとは言い切れませんね。
 櫻子が自力で、それもなるべく簡単に取れる様にお膳立てしてくれる京子は優しいですね。こういう面倒見の良さを兼ね備えているのが京子の良いところでしょう。
結衣「起こせよ」
 この目覚まし時計の使い方の結衣のツッコミが絶妙ですな。

 獣旋バトルモンスーノ最終回。
 後番はモンスーノより日本的で馴染めそうです。


 弐拾肆日 火曜日

○きんいろモザイク Episode12 『きんいろのとき』
アリス「バラバラ? この空は繋がってる。国境も、私達を分かつ事は出来ないよ〜」
 テンションが高いですね。鬱陶しいです(笑)。
 英国からの留学生と言う環境を考えたら、クラス替えでもアリスはシノと一緒にするべきだと思うのですがねぇ。シノともカレンとも別なのはどうなのでしょう。そしてシノとカレンが同じクラスでアリスだけが別なのは何らかの悪意を感じざるを得ません。
アリス「コノくらす、しのガイナインダケド、ドウシタライイノ?」
陽子「どうしようもないよ」
 アリスが最高です。陽子もこうとしか答えられませんな。アリスは本当にシノが大好きですよねぇ。クラスが別になって気落ちしているのが気の毒でなりません。でも考えたらアリスは家に帰ればシノと一緒なのですよね? クラスくらい我慢してください(笑)。
陽子「そんなにアリスと一緒が良かったのか!?」
 陽子はヒロインの気持ちに気付かない男性主人公みたいな鈍感さですね。
綾「もしかしたら、髪質でクラス分けしたのかも!」
忍、カレン「成程〜」
 なるほらないでください(笑)。
 机の上にこけしを置いているアリスが病んでいますなぁ。
アリス「今日は始業式だけなのに長く感じたねぇ」
 アリスはこんな調子でこれから一年間生きていけるのですか(笑)。
忍「新しいクラスはどうですか? 烏丸先生が担任なんですよね。羨ましいです。A組の担任も素敵ですよ」
 そうやってシノは! アリスの気も知らずに他の女の名前を出して!
 番組の終了を告げるEDが流れました。その面白さからこれまでも三十分があっと言う間に感じられましたが、今回はそれまでにも増して体感時間が飛び切り早いです。それだけ面白かったからなのですが本当にあっと言う間でした。早すぎますよ。あ〜あ、金細工がつまらなければもっと長く感じられたのになぁ(←それで良いのか?)。
アリス「一年前、シノに会いたくて日本に来た。あの時、思い切って海を越えた様に、教室も越えればいいんだよね」
 そうですよ、それくらいの気持ちがあれば怖い事なんてありません。
アリス「先生、今日はA組で授業を受けても良いですか?」
陽子「良い訳あるかァ〜〜あッ!」
 本当に教室を越えては駄目ですよ!? 英国から日本に来ただけあってここぞと言う時にアリスが見せる行動力は目を見張りますね。陽子も態態ついて来て突っ込むのですから面倒見が良いですねぇ。
 一巻の途中までしか読んでいないのに格好を真似るくらい影響されるのも凄いですね。その格好をする前に続きを読んでください。てか、学校に行く前の忙しい時間に新しい漫画を読み始めたのですか。
 シノは英語が駄目なのはいざ知らず、日本語も読めないのですか(笑)。古典だけにコテンパンですね。
陽子「綾の事だから、白馬の王子様とか?」
綾「そんなんじゃないわ、驢馬よ、茶色の」
陽子「驢馬?」
綾「陽子に白馬なんて似合わないわ!」
 相変わらずさらっと綾は告白しますねぇ。しかし白馬が似合わないからと言って驢馬は酷くありませんか。
 いきなりミュージカル風になって驚きました。しかもかなり力が入っていて本気ではありませんか。
カレン「タカラモノは?」
アリス「シノ!」
忍「きゃあああぁぁぁぁぁぁぁ〜・・・」
 わはははははははははははははははは! シノが連れて行かれたのに大声を出して笑ってしまいました。どういう問答ですか。
カレン「シノはどうなるデス? 海の藻屑と消えますか?」
 酷いなカレンも!(笑) それにしてもカレンまで難しい日本語を知っていますねぇ。
 綾を演じている方は歌が巧いですねぇ。
 巨大な勇が登場したのはもう何が何やら意味不明です(笑)。これは声を演じている方の年齢に比例して大きくなるのですかね?(ぉ
 いやはや頗る出来の良いミュージカルでしたねぇ。そのまま素直に楽しめましたわ。
さくら「上がポールで下が・・・あら?」
 さくらがこれまで唄っていた歌は全部繋がっていてトーテムポールを表現していたらしいですね。『顔が一杯重なって』、『顔から羽が生えて来て』、『トーテムポール』、そして今回のこれです。言われてみれば成程と思いますが気付きませんでしたわ。
 あ、あ、あ、ああああああああああああああああああああ・・・お、終わった・・・終わってしまいました・・・。アニメ金細工が終わってしまいましたよ!? もう駄目です。どうしてこんなに素敵なアニメがたった1クールで終わってしまうのでしょう。13クールや24クールとは言いませんが、せめて4クールはやって欲しかったです。見ているだけで幸せな気持ちになれ何時までもずっと見ていたい、そんなアニメでした。金細工が世界で一番好きなアニメと言う訳ではありませんし、金細工よりも面白いと思うアニメもあります。しかしこれほど終わって欲しくない、長くやって欲しいアニメはありませんでしたよ。例えば彗ガルも一年やって欲しいと思いましたがそれはそうする事で完成度を高めて欲しいと思ったからであり、終わってしまう事そのものへは問題なんか何もないよケッコー結構いけるもんです。ですが金細工が終わってしまう事はもう世界の終わりに等しい心境です。今の気持ちを絵で表現するなら『よつばとヘルメット』で「もうこれとれない… ずっとこのまま…」と手で顔を覆っているよつばがぴったりです。

 神のみぞ知るセカイ〜女神篇〜最終回。
 ミオさんの中では前回の結婚宣言が最盛期でしたなぁ。それに比べると盛り上がり切れないです。

 私がモテないのはお前らが悪い最終回。
 ヨルムンガンドを読んだからと言ってそれに影響されて武器商人になりたいと思う女子中学生は珍しいですね。武器商人と聞いて優がトルネコを思い浮かべたのは何となくらしい感じですなぁ。
もこっち「弟のお前では役者不足。あぁ、直ぐ役不足とか言うけど、あれって誤用なんだって」
 それを言えば役者不足もおかしいです。役不足が誤用だからと無理に避けて変な日本語になっていますよ。役者不足はそのまま受け取ると役者の人数が不足している事になりますし、このような場合は力不足が適当でしょう。
 自分が居ない間に全く話題にされていない事に傷付いているもこっちですが、入学してから半年以上も経って交流が無ければそれが普通ではないでしょうか? 逆に直接会話する事が無いのに自分居ない時だけ話題にされたら、例えそれが悪口ではなかったとしても凄く嫌です。
 優だけではなく今江恵美からも気にかけられていますし、もこっちは周囲の人間に恵まれていますよねぇ。
 後番はどうなのん? 面白いのん? 期待して良いのん?

 トレインヒーロー最終回。
 後番が何かと思ったらまたトレインヒーローを放送すると言うのに驚きました。どれだけ早い再放送ですか。流石に二度は見たいほどではありませんなぁ。最後までトレインヒーローの名前と性格と見た目が一致しませんでしたし(ぉ

 ジャイロゼッター最終回。
 四天王との戦闘やその後の様子がきちんと描かれなかったのは不満ですが、それ以外は概ね基本を抑えた最終回でしたね。ゴートが無事に元の時代に帰れたのは素直に良かったですし、トーマは期待通りの活躍を果たしてくれました。ロボットアニメとして満足とは程遠かったものの楽しめました。


 弐拾参日 月曜日

 よくお店の様なパラパラした炒飯と言う表現がありますがそれを家で作れた例がありません。別にパラパラにそれほど強い拘りがある訳ではありませんからそれが理由と言うのではありませんが、何れにせよ電気焜炉にフライパンだと余り美味しく作れないし炊き立てのご飯を使うのも勿体無いので暫く炒飯を作りませんでした。ですが急に炒飯が食べたくなったので久方振りに作ってみる事にします。
 前日に炊いたご飯の一部を冷蔵庫で保管しておき、それを調理直前に電子レンジで温め直しました。それを卵と混ぜて煙が出るくらいに熱したフライパンで炒めます。すると自分でも驚いたのですが見事にパラパラの炒飯が出来上がりました。全体的な完成度は別として、パラパラにするだけなら予想以上に簡単なのですね。ちとご飯の量が少なかったので今度はもう少し多めに使ってまた作るとしませう。

 魔界王子最終回。
 最終二話でソロモンが復活して魔族を蹂躙するのは爽快でした。しかしソロモンはどうしてダンタリオンの事だけを覚えていなかったのでしょう? そして最後にどうなったのかよく理解りません。
 後番は何となく神ましたを思い出しますなぁ。


 弐拾弐日 日曜日

 新番組『最強銀河究極(アルティメット)ゼロ』。
 今度の主人公は白のスピリット使いなのですね。これまで主人公は赤だったので新鮮味があります。
 バトスピのアニメでは激覇ダン、ブレイズ、ソードアイズが好きです。現実世界でカードゲームをするより異世界を冒険する方が好きな傾向に見えますが、単にシリアスな方が好みなのでしょうね。今作は現実世界ではなく異世界に分類されますが、そんなにシリアスではなさそうですなぁ。
 あ、白だけではなく複数のデッキを持つのですか。それに白だと白銀のゼロ、赤だと灼熱のゼロと名乗り性格も変化するのですね。

○獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ30 『てにいれろ!ガーディアンズのかけら』
 カオスが事実に気付いているかは定かではありませんが、ドゴルドとしてはエンドルフの躰を取り込んだ事は内緒なのですね。カオスとしては其処まで計算通りの行動で、ドゴルドも隠していないのかと思いました。

○仮面ライダーウィザード 第52話 『仮面ライダーの指輪』
 カブトのクロックアップとファイズのアクセルフォームで加速する演出が手抜きですね。効果音が間抜けです。
ディケイド「此処がウィザードの世界か」
晴人「いや、多分違うな」
ディケイド「そうか、大体分かった」
 大体分かったの!? 凄い理解力です。
 ウィザードがウォーターやランドスタイルに、ビーストがバッファやカメレオになるのですが、特殊な能力を使いませんし戦い方も変わらないので見た目しか違いがありません。何の意味も無いではありませんか。
 鎧武の銃としても使える剣はカイザブレイガンみたいですね。それにしても二刀流に銃と何とも重武装なライダーですな。
 鎧武がちょっと戦っただけでBパートが終わってしまいました。短いなんてものではありません。

 宇宙戦艦ヤマト。
 死んだと思っていたデスラーが生きていたのにがっかりしました。このデスラーは魅力の無い小者なので生き永らえられても嬉しくありません。
 藪はフラーケンに拾われたのですか。ヤマトに残るより本人にとって良いかも知れませんが、仮にフラーケンが死に部隊も本国に合流したら、一急ガミラス人ではないと言う事で辛い目に合うのではないですかね。
 デスラーは何がしたかったのですか。危険だと言うタランの静止も聞き入れず、余裕綽綽の佇まいで沖田艦長に会いに行くと言う訳の理解らない理由でヤマトに向かいながら、怪我をして目的を果たせずすごすごと帰って来ました。格好悪いです。しかもその怪我をした流れもつい味方を撃った事に起因するのですから間抜けです。


 弐拾壱日 土曜日

 『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談 ロフトプラスワン 秋の祭典SP』に行って来ました。
 今回も席に関しては先ず先ずの場所が確保出来て良かったです。チケットの整理番号は悪い番号が続いていますが、肝心の席は最悪は避けられているのが幸いです。
 この数回は好みではないので頼まなかったイベント限定メニューですが、今回は美味しかったです。

○とある科学の超電磁砲(レールガン)S #23 『革命未明(Silent Party)
 学園都市は未成年を中心に能力を重んじる傾向が強いのは事実ですが、研究者として活動している人間も多く、知性が軽んじられている訳ではありませんよね。
 木原幻生を能力者のレベル主義と言い捨ててしまう時点で春樹の程度が知れます。
 暗部の手に落ちたにせぶの末路がSTUDYと言う学生サークルみたいな組織に売られる事ですか。随分と平和で軽くて楽な“命以外何もかも失った超クソッタレな人生”なのですね。あぁ、それともこんなしょうもないアニメオリジナルに出演させられた事を言っているのですかね。それなら納得です。
 妹達篇が間違いだった間違いだったって、まるで否定されているみたいで良い気がしません。
 何かあるにつけ風紀委員の第一七七支部に集まって相談するので話のスケールが凄く小さくなってしまいます。学生がピーチクパーチク騒いでいるだけではありませんか。
 謹慎処分を受けた愛穂が小萌の家に居ますが、その横に黒電話が見えます。小萌は黒電話を使っているのですか・・・。
飾利「やっぱり、一応正式な手続きを踏んで会場に納品されていますから、警備員の協力無しで手出しをしたらこっちが捕まっちゃう可能性が高いです」
 駆動鎧の二万体なんて一人で軍隊と戦えるほどの力を持っていると言われる超能力者にとっては物の数ではありませんし、第三位の価値を考えたら手を出したとしても学園都市にこれくらいで切り捨てられたりしませんよ。妹達を助ける為には手段を選ばなかった時に比べて必死さが足りませんが、曲がりなりにも自分の妹と知り合ったばかりの相手では差があって当たり前ですかね。それは暗にフェブリの為では自分の全てを犠牲にする覚悟が無いと言っている様なものですよね。意外にドライなのですね。
涙子「そんな事言ったら、私だって我侭です!」
 そうですね、自覚があるのならさっさと退場してください。
碧美「良いよ。美偉がかけてくるなら、今じゃなきゃ絶対に駄目な理由があるんでしょ? 言ってごらん」
 重い! 重いですよ!? 軽軽しく世間話の電話もかけられないではありませんか! それともそういう間柄なのですか? そういう時しか電話のやり取りをしないほど仲が悪いとか、美偉は電話が嫌いで極力使わないとかそういう設定があるのですか?
美偉「ねぇ碧美、この町の事どう思う?」
 これが今じゃなきゃ絶対に駄目な理由がある電話ですか!
 駆動鎧を止める為のティーム分けが酷くありませんか。偏りが激しいですよ。美偉、かざりん&喫茶店女なんて戦闘力が皆無ではありませんか。
 怖いッ! EDのにせぶを集団で追い込んでいる光景が怖いですッ! 彼女は確かに罪を犯したかもしれませんがッ!

 牙狼〜闇を照らす者〜最終回。
 最終回に限って普段と放送時間が違い、ガッチャマンクラウズ、ダンロンと重なってしまいます。三番組録画は出来ないのでウェブ配信のあるダンロンはそれで見る事にして録画を断念しました。
 結局、ガロの鎧やザルバが鋼牙の元を離れてあの場所に到った理由が不明のままでしたなぁ。初回を見た時に最も気になった謎がそれだったのですがねぇ。


 弐拾日 金曜日

 ステ学を視聴す。
 ゆらとそのらの試合がこれまでと一転してコミカルな雰囲気になり呆然としました。二十四時間耐久試合や明星女学院のサバイバルゲーム部に所属していた頃に発揮していた超人的な動きの面影がありません。しかも部員がゆらを待望し、素直に応援している光景が異様です。
 先週もそれまでと話が繋がっていませんでしたが、今週は輪をかけて酷いですな。ゆらとC3部の関係が悪化し、凛とも決裂し、サバイバルゲームに背を向けた、そんな一連の中盤がまるまる無ければしっくり来ます。単にゆらがサバイバルゲームが嫌になって退部したと言う軽い流れなら前回や今回に繋がっても違和感が無いのですがねぇ。それならそのらの留学を知って復帰すると言うのも自然です。


 壱拾玖日 木曜日

 本日は中秋の名月と言う事で、銀座あけぼので月見団子を買って来ました。
 実はこれは三年越しの宿願です。
 二年前は帰宅途中に和菓子屋で月見団子を見かけたものの、どうせなら銀座あけぼので買いたいとその店では買いませんでした。しかしそのまま足を伸ばすも銀座あけぼのでは既に売り切れていたのです。しかもこの話には続きがあり、銀座あけぼのでの購入を諦めざるを得なかったので最初の和菓子屋に戻りましたが、何と今度は其方も売り切れと止めを刺されました。妥協に妥協を重ねてスーパーマーケットで買った月見団子が美味しくなかったのを覚えています。
 翌年・・・つまり今日から見れば昨年は当日の夜まで十五夜を失念していました。確か台風が直撃した日曜日です。
 爾来、来年こそはと決意し生きて来ました。その思いを胸に抱き、そろそろ近付いて来たので店頭に足を運んだのが先日の話です。その際に予約を受け付けているのを知り一も二も無く予約をしました。そして無事に念願の月見団子をこの手にする事が出来た次第です。
 店舗で受け取っていましたら女性客が月見団子の有無を訊ねて、店員から予約分のみで無くなってしまったと言われていました。それを尻目に買うのは心苦しいですし気の毒とは思いますが、二年前にミオさんも通った道です。
 ところで買ったのは月見団子だけなのですが、お金を払った後も「其処までお送りします」と出口まで見送られました。悪い気はしませんが高が月見団子一つでVIP待遇とは大袈裟ですね。
 家からは月が見えないのでお供えする間も無く食してしまいましたが、流石にスーパーマーケットで売られている様なのとは違いますね。柔らかくて甘くて美味しゅうございました。一緒に芒を貰ったのですが、これはどうしたものでしょうかね。完全に持て余していますわ(苦笑)。


 壱拾捌日 水曜日

 帰宅部活動記録の裏サイトが更新されていました。連載の更新も然る事ながら裏サイトもきちんと更新してくれるのが嬉しいですね。
 裏掲示板にある『アヒルの子は白鳥に』スレッドで「コイツらいつ帰宅するんだ? 的なアレだな。」と言う書き込みを見て笑いました。此方の考えが見透かされているようです。
 それにしても本当に全く帰宅しませんよね。一番 帰宅部らしい活動をしたのが初回の夏希でしょう。それくらいしかありません。

 新しい御飯茶碗を買った事は以前に書きましたが、その茶碗が馴染めませんでした。買う前は良いと思っていたのですが使ってみると気に入りません。具体的に何がと言うのではありません。表面に無数にある空気穴が気持ち悪いのか、底部の地味な色が駄目なのか、底の深さがご飯を吸い込んでしまう様な感覚に捉われるのか、何が原因か理解りませんがとにかくご飯が美味しいと思えません。
 これが想像以上に難儀しまして、この茶碗でご飯を食べる事に嫌悪感を覚えるほどでした。初めて使った翌日は常にこの茶碗とご飯が思い浮かび、思い切り叩き割りたい衝動に駆られます。別の新しい茶碗を買おうかとも考えました。
 少なくともそれなりに悪くないと思って買った筈なのにこうなるなんて想像の埒外です。実際に使ってみるまで本当に満足するか理解らないなんて食器を買うのが本当に難しいです。常に使うものですから及ぼす影響も甚大でした。改めて以前の茶碗が割れた事が悔やまれます。
 左右 食事が憂鬱になります。少しでもそれを克服しようと必死にお腹を空かせたり、ネットでご飯が美味しく見える様な画像を見てから食事に臨みましたが、然程の効果は得られません。
 どうしたものかとくよくよしていましたが、何の気無しによつばとの単行本十二巻に収録されている『よつばとヘルメット』を読んだら麻婆豆腐がとても美味しそうで、ご飯に対する拒否感が薄れました。流石はよつばとと言わざるを得ません。下手なグルメ漫画よりもずっと料理が美味しそうです。時間の経過による慣れもあるのでしょうが、何とか御飯茶碗の問題を克服出来た今日この頃です。でも夕餉は麻婆豆腐ではありません(何)。大好きな陳健一の四川辛口麻婆豆腐を最近は全く見かけないのですよねぇ。あれが大好きなのでまた食べたいです。
 ところで改めて思うのですが『よつばとヘルメット』は最高ですね。十二巻はキャンプと言う大きなイベントがあるので陰に隠れていますが、これもかなりの傑作でしょう。先ずよつばとひげもじゃの会話が良いですね。「よつばちゃんはどれでも似合うなー」と言われて「うん よつば そういうとこあるから」と返すのが秀逸です。あと写真の具合を聞かれて「ひげもじゃがかっこよくなかった」と言うよつばの仕種も味がありますね。どうせなら印刷した写真を見せてあげれば良いのにと思いました。それとヘルメットを決める流れで自分が良いと思ったものがとーちゃんにも肯定されて嬉しそうな表情をするのが素敵です。そして何より麻婆豆腐をよつばがとても美味しそうに食べるのですよね。この食べる仕種や表情が最高としか言い様がありません。また、全編に亘って随所で触れられるペンキの件が見事なアクセントになっています。大好きな話の一つです。


 壱拾漆日 火曜日

○きんいろモザイク Episode11 『どんなにきみがすきだかあててごらん』
 素敵な副題ですなぁ。
アリス「おはよぅっ!」
 新しい挨拶ですかね。おはようこ!
綾「駄目よアリス、陽子は莫迦なだけよ!」
 酷いですね(笑)。それに従って大人しくコートを着込むアリスの表情が味わい深いです。
アリス「日本では恋人と過ごすイベントって思ってる人多いよね。抑抑キリストのお誕生日で」
 ちょっと言い方に険がありますね。。おこなの?
 カレンは浮かれんな!
陽子「お前だよ!?」
 陽子の突っ込みは味のある言い方で印象に強く残りますね。
アリス「日本のクリスマスはシノと過ごす日なんだね! 素敵!」
 宗旨替えが早いですね(笑)。まぁ、シノ信者としては一貫しています。
忍「イギリスでは雪と一緒に愛も降ると言いますしね」
アリス「えっ、そうなの!? 聞いた事無いよ!?」
陽子「おい地元民! 嘘だ嘘!」
 シノはこけしみたいな顔をしてさらっと嘘を吐きますよねぇ。そして陽子は忙しいですな。
綾「素敵はーと お小遣いアップとかよりずーっとロマンチック。私も今年のプレゼントは、愛が欲しい!」
 寧ろクリスマスプレゼントがお小遣いアップとか夢も浪漫も無さ過ぎますよ。
アリス「凄い・・・まるでおとぎの国みたい」
 クリスマスの飾りがキラキラして見えるのは、きっとアリスの心が瞬く星の様にキラキラと輝いているからなんだね。その目の前に広がる光景は心を写す鏡なんじゃないかな。
綾「カレンは可憐な花を見付けた。この花は枯れん、みたいな?」
 安直にも程がありますよ・・・。しかもそれを得意気に言うのですか・・・。
カレン「? 今のはどういう意味デス? もう一度お願いしマァス」
綾「うぅっ・・・、駄洒落に意味なんて・・・」
 カレンはあやまらないといけませんね。どんなにしい駄洒落でもりましょう。
アリス「でも、日本のクリスマスはシノと過ごすのがルールだから。えへへ」
 それは日本のと言うかシノ信者であるアリスのルールですね。
忍「そんなルールありませんよ?」
 逆に本人にあると言われたらどうしようかと思いました。
アリス「今年は、日本流のクリスマスを体験出来て、とっても幸せだよ」
 訳すとシノとクリスマスを共に過ごせて幸せと言う意味です。
忍「でも、きっと、愛は降ってますよ!」
 寒い冬なのに暖かく過ごせるのは愛が降り注いだ証なんだよ。
 シノの家から帰る途中の会話を見ても、綾は陽子に全く脈が無さそうなのが泣けます。これは陽子からは大切な友達としか思われていませんよ。
 プレゼントが待ち遠しくて真夜中にシノを起こそうとするアリスが子供みたいで微笑ましいですね。
忍「イギリスで拾った石です。私の一番の宝物です」
 クリスマスプレゼントが石ころなのに笑いました。アリスが日本通だから漬物石かと思ったのですが、それですらなくただの石でした(笑)。シノにとっては宝物かも知れませんが、英国で生まれ英国で育ったアリスにとっては路傍の石でしかありませんよ! でもシノには全く悪気が無く、自分の大切な宝物だから喜ぶだろうと本気で信じていたのでしょうなぁ。
忍「あれ?」
 あれじゃないですよ!(笑) しかしアリスが喜んでいるのはシノの写真だからであり、これは結果的にシノの勝利と言えるのでしょうか? 複雑な気分ですね。それにしても勇から見てもアリスがシノの写真を貰って喜ぶと理解るのですね。いあ、誰が見ても一目瞭然ですね。
 アリスが悪夢を見て大声で悲鳴を上げているのに熟睡して目を覚ます気配の無いシノも凄いですね。
綾「陽子は夢の中frの出現率高いのよ」
 それだけ常に陽子の事ばかり考えているのですよね?
綾「しかも美化されて出てくるの。感謝しなさい」
 綾の中で陽子はそんな印象なのですよね? さらっと流されていますが滅茶苦茶濃い愛の告白ですよ。
カレン「私の見た夢では、アリスは記憶喪失になって日本語を忘れてしまうのデス!」
アリス「その通りです」
 その通りではありませんよ(笑)。何を堂堂と嘘を吐いているのですか。
忍「確かに、可愛い服を着たアリスは最高ですが、これでは話ができない」
 いあ、出来ないではなく英語を習得してください(笑)。と言うかあれはシノ基準では可愛い服なのですね。
 アリスが英語で喋っている会話の中身が無駄に格好良いです。日本語吹き替えをつけるなら渋い男性の声が似合いますね。
 シノに嫌われまいと懸命に外人を演じるアリスですが、それで逆にシノがアリスに嫌われていると思われては本末転倒ですね。
忍「はっ、アリスは日本に慣れすぎて駄目です。私は今、他のブリティッシュガールに夢中ですよ」
 この夢の問題はアリスがシノにこういう印象を抱いている事ですよね・・・。
 何年も日本に居るのに何時までも経っても片言の外人は現実にも居ますよねぇ。カレンなら気になりませんが現実だと苛立ちます。
 このアニメの2クール目はきっと二年生に進級してからの話なのですね。これはまた楽しみです。楽しみだなあ。ああ、本当に楽しみだ。
 机に突っ伏して寝てしまったアリスが小動物みたいで可愛いです。
 またアリスは奇天烈な夢を見ていますなぁ(笑)。ペットとしてシノの頭に乗っかっている姿が可愛らしいです。
忍「アリス、ちょっと後にしてください。邪魔です」
 実にペットらしい扱いです(笑)。
 愛の色を問われてハートの色と答える綾は本当に乙女ですねぇ。因みにミオさんだったら藍と答えます。愛だけに藍色。

 神セカを見ました。
 桂馬の本気を確かめる為に両親に結婚を宣言する歩美は格好良いですねぇ。ヒロインの中では個性が弱いきらいがありますが、最後に結ばれるメインヒロインに相応しいと感じました。尤もこの作品は、最後に桂馬が誰かと結ばれて終わると言うのは無さそうですが。

 わたモテを視聴す。
 実行委員長が最後に着包みを着てもこすけの前に現れたのは良い場面でした。もこっちが感動せずに寧ろ途惑い驚いているのが秀逸です。もこすけの周囲は良い人も多いのですよね。ヒッキーが知ったら環境を交換して欲しいと望みますよ。


 壱拾陸日 月曜日

 夢を、夢を見ました。

 ジュウレンジャーの夢です。自分はダンになっていました。トリケランスを振り回してゴーレム兵を薙ぎ倒すのが気持ち良かったです。ゲキに頼りにされ、ボーイやメイには見直されました。自らを認められて頼られると言うのは嬉しいものなのですね。それを実感しました。尤もそれを夢でしか味わえないのが何とも早ですが(苦笑)。ただ他の場面では、守護獣の密命を受けて単独で行動したのですが、何故か独断専行をゲキに謝っていました。

 その後に見たのは全く関係無く、今度はミオさんがミオさんとして修学旅行に行く夢でした。小生が普段から使っているEOS Kiss X3でパシャパシャ写真を撮っておりましたところ、級友に貸してくれとせがまれます。借り物である故に大切にして欲しい旨を伝えるも、いきなり他のカメラと見分けが付く様にとマジックで印を書かれて慌てふためきました。
 更に旅先では本物のゴジュラス(デザインはHMM仕様)が闊歩しているのを見かけると言う凄い内容です。シールドライガーに乗っていた旅行の同行者が通りかかったので「ゴジュラスをあっちで見かけたよ」と伝えたら追いかけて行きました。その時にミオさんも何かゾイドに乗っていたのですが機体を覚えていません。コマンドウルフだった気もしますがそれは目が覚めた直後に覚醒し切っていない状態で恐らくはコマンドウルフだろうと決め付けただけでした。それにしても夢とは言え本物のゾイドが存在する世界を体験したのは不思議な気持ちです。


 壱拾伍日 日曜日

○獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ29 『だいげきとつ!おどれカーニバル』
 成程、復元水でトリンを元に戻してキョウリュウジンで握り潰す作戦ですね。正義の為なら何処までも非情になれるのですな。
ダイゴ「仇は討つ当たり前だぁッ! でも・・・敵を恨んでもトリンは喜ばねぇ。デーボスが元気になるだけだからな」
 敵を恨まずに仇を討つと言うのも凄いですね。感情を持たない単なる殺人機械になると言う事でしょうか。
 キョウリュウレッドカーニバルのカミツキチェンジはチェンジを繰り返す度に獣電池を挿入し踊るのが冗長ですなぁ。まぁ、こんなに変身するのは今回だけで、次回からは最初の一回で終わるのでしょうが。
 スピリットレンジャーは何時まで戦闘員と戦っているのですか。何のドラマも無い戦闘で、レッドがエンドルフと一騎打ちをする為に取り敢えず戦わせている感が拭えません。
 おぉ、エンドルフは単に退場するのではなくドゴルドに素体として利用されるのですか。これは鎧の設定が活かされていて良い展開です。ドゴルドにとってかなり強力なボディとなりそうですね。

○仮面ライダーウィザード 第51話 『最後の希望』
 グレムリンがいくら強化されてもラスボスの格ではありませんなぁ。
 山本さんは助けに来ないでも良かったのに、と思います。それから家族が危険に巻き込まれた時に家族を守る為に変身とか、それくらいの方が真由や譲との対比になって良いのではないでしょうか。それに彼方此方でグールが暴れている筈なのに、どうして三人揃って同じ箇所に集結したのでしょう? しかもその後にはグレムリンやウィザードまで来る始末です。もっと広い範囲に危機が訪れている筈なのに、全員が同じ場所に集まるので最終決戦とは思えないほどにスケールが矮小化しています。
 晴人が多くの人人を助ける事よりコヨミの希望を叶える事を優先している様に見えてしまうのですが、ドラゴンが言う様にこれまで他人に希望であり続けた晴人が初めて自分の希望を守る為に戦ったのですね。ヒーローとして如何なものかと言う部分はありますが、意図的だったのですね。
 やっぱり最後の敵がグレムリンでは盛り上がりませんでしたなぁ。
晴人「人の心を無くしたお前は、人じゃないだろ」
 この台詞の言い方が凄く格好良かったです。しかし、人間 滝川空としての自我を残したグレムリンはゲートから生まれた他のファントムと違ってゲートがファントムになってしまったに等しいので、本人が言う様に犠牲になって化け物にされてしまったのですよね。そんな相手を問答無用に殺してしまうのはどうなのかと思いましたが、その答えがこの台詞なのですな。案外ドライに流しました。でもこれは彼が生前から問題のある人格だから通用しましたよね。もしも善良な人物だったら、また別の結末があったのでしょうか。
 仮面ライダーウィザードの物語は今回で終わりで、次回は番外編と言う感じですね。平成ライダーオールスターと言う事で盛り上がりそうで楽しみです。しかし攻介がビーストに変身していたのは好みではありませんなぁ。劇中で仮面ライダーではなくなり、その後の作品でも二度と変身しないライダーが偶には居ても良いでしょう。

 ハンターハンター。
 ボノレノフの声が全く合っていませんなぁ。かなり違和感があります。ボノは格好良い印象がありましたがこの声ではそんな気がしませんなぁ。誇り高き戦士に思えません。
 今の今までフィンクスの廻天はリッパー・サイクロンだと思っていたのですがリッパー・サイクロロンだったのですね。初めて知りました。ところでサイクロトロンとは何ぞや?(加速器だそうです) それにしても同格以上の相手には使えなさそうな能力ですなぁ。
 ボノが戦闘演武曲(バト=レ・カンタービレ)木星(ジュピター)を奏でた時のBGMが『惑星』第四曲の『ジュピター』だったのに笑いました。いあ、そういう事ではないでしょうよ。


 壱拾肆日 土曜日

○とある科学の超電磁砲(レールガン)S #22 『STUDY』
美琴「テレスティーナ=木原=ライフライン」
 名前長っ! 木原で終わりと思ったらその後にも続きました。
 マーブルチョコに何も入っていないと毒が入っている可能性を仄めかすテレスティーナですが、独房の中に閉じ込められていて美琴の訪問を予期していなかったのですから考えるまでも無く毒なんか入っていませんよ。何も躊躇う理由はありません。第一そのマーブルチョコはどうやって用意したのでしょうか? 収監されているのにマーブルチョコの差し入れが許されているのですか?
 ケミカロイドを作った理由をそんな事と言ってしまう美琴が甘いのは確かですが、あのお坊ちゃん連中に言うほどの深い闇がある様にも見えません。
 自分で努力して超能力者にまで上り詰めた美琴が自分が超能力者ではなかったと考えるのはおかしいでしょう。自分で自分を根本から全否定ではありませんか。
美琴「考えてみたら、随分強引で身勝手な話よね。夢だからって、叶わなかったらどうしようとか思わないわけ?」
 ??? 前半と後半が繋がっていないですよね?
 アイテムを襲った駆動鎧が沈利や最愛の能力で破壊されるのはともかく、フレンダが使った小型のグレネード弾で破壊されてしまうのはどうなのですか。その程度の兵器に価値は無いと思ったのですが、重要なのは駆動鎧そのものではなくそれを操る能力の方なのですね。
理后「大丈夫。今日の仕事の分は終わってる」
 これは美琴に気付いたけれど今回の依頼とは関係が無いから敢えて見逃したのですね。美琴の為・・・と言うより不要な危険を避ける為でしょうか。それこそ場合によっては全滅させられかねません。
 中和剤のデータと言う人質ならぬ物質があるとは言え、有冨春樹はよく不用意に美琴の前に姿を現せましたね。万が一にも美琴が気にしなかったら無能力者なんか五秒で消し炭になりますよ。その度胸には感服です。
 例え電気が封じられたとしても、同じ状況でフレンダと肉弾戦を繰り広げた美琴にとっては、大した問題ではないでしょう。どうして大人しくしたがっているのか理解に苦しみます。
 美琴は薬が効いて躰の自由が利かない振りをしているのですよね? まさかとは思いますがデータを大人しく渡して貰える保障も無いのに、本当に動けなくなるなんて迂闊でお莫迦な真似はしていませんよね?

 恋愛ラボ。
 ヤンが良いですねぇ。ジャイゼのシュンスケみたいな声も格好良いです。最初から最後まで良い味を出していました。このアニメはナギやヤンが出ている方が面白いです。

 ガッチャマンクラウズ。
 最後の全員揃って「ガッチャ!」が盛り上がりますね。

 コナン。
 小五郎はよく閉店した店を全て覚えていますね。あたしゃ閉店したり取り壊しが始まったりすると、自分でも不思議なほどに急に其処に何の店があったのか忘却してしまいます。
小五郎「思い出を汚され、壊されたからと言ってその人を殺していい理由にはなりません」
犯人「えぇっ!?」
 然も初めて知ったみたいな驚き方をしていますが、極当たり前の事ですよね・・・。まぁ、その当たり前の事を知らないから殺人を犯してしまうのでしょうが。


 壱拾参日 金曜日

 ステ学を視聴致しました。
 C3部の面面がゆらを懐かしみ復帰を望んでいる姿に唖然としました。前回まではあんなに疎んじていて邪魔にしていたではありませんか。半ば追い出しておいてどういうつもりですか。どれだけ堂堂と掌を返しているのですか? 掌がホットケーキなのですか?
 ゲームセンターでガンシューティングに興じているゆらの姿が哀愁を誘います。行き場を失い、それでも銃への未練を捨て切れないのですね。
 八千代が廊下でゆらに逃げられたとぷんすかしていますが、その対応は少し違いませんか? ゆらに声をかけたのに無視されたとかならともかく、恐怖で表情を引き攣らせて逃げ出したのなら怒るよりも途惑いではありませんか。
 そのらはどれだけゆらが好きなのですか。ゆらのみならずそのらまで病んでいますよ。
凛「あの子、実力はまだまだだけど・・・」
 ジツリョクハマダマダ? いやいやいや、性格に難はありますが技量は作中で傑出しているでしょう。連携に問題がありますから完璧とは言えませんが、それでもまだまだとは程遠いですよ。
 全員の心変わりや支離滅裂な台詞で混乱するばかりです。誰も彼もが今週から入れ替わっているのではないと納得出来ません。一体何が起きたのでしょうか。
 此処で長次郎を出して来たのは唯一期待通りでした。ゆらを救い新たな道を指し示せるのは長次郎しか居ないでしょう。
 ゆらが復讐鬼となりサバイバルゲームに乱入しあらゆるチームを蹂躙する、そんなソロプレイヤーとしての姿を夢見たのでC3部に戻って来てしまったのに落胆させられます。

 『帰宅物活動記録』を見ました、略して帰宅した。
 合宿は帰宅部の活動と対極に位置していませんか? そんな事より早く帰りなさい。ちょっと帰宅部を舐めていますね。部活を題材にしたアニメは数あれど、此処まで本来の活動と乖離しているアニメは他に無いでしょう。囲碁部がサッカーとか、野球部がポーカーとか、サバイバルゲーム部が流し素麺をやっているようなものですよ。


 壱拾弐日 木曜日

 昨日は禁書の感想を書いたので、本日は超電磁砲の話題です。超電磁砲九巻を読み返していて、以前の感想で書き漏らしていた事が幾つかありました。その補足です。
 白黒や飾んが紅茶を飲む場面に描かれている紅茶缶に見覚えがあります。これはフォートナムメイソンにNAVARASAではありませんか。随分と良い紅茶を飲んでいますね。シュタイフのテディベアの時もそうですが、この漫画はこういう小道具を緻密に、そして忠実に描いてくれて嬉しいです。関係無いのですがうちにある紅茶のストックが切れてしまい、紅茶を飲めない日日が続いております。新しい紅茶を買いたいのですが、メイソンを売っている場所まで遠いのですよねぇ。
 ショチトルに助けられた涙子が彼女に駆け寄り叩かれる場面は秀逸ですね。二コマの中で涙子の歩き方と、ショチトルが拳を振り下ろすまでの表現が最高でした。また涙子の台詞も良い味を出しています。何処の世界に携帯電話の使い方を教えられたくらいで命を助けてくれる人が居るのですか(笑)。
 第六十一話は美琴と操祈の息が合った面が印象的でした。操祈が電話をしながらサムズアップして美琴に御坂妹の無事を伝えたり、危機的状況で視線だけで異変を伝えるのが良いですね。お互いに嫌い合っていますが見事な協力体制です。


 壱拾壱日 水曜日

 『新約 とある魔術の禁書目録(インデックス) G』を読みました。
 口絵の美琴に違和感があります。こんな顔でしたか? 逆に、いや、逆でもありませんが、当麻は凄く格好良いですね。
「説明して」
「こっちの台詞だ!!」

 こんな理不尽な要求もありませんな。当麻の台詞に心から同意出来ました。
 当麻がバードウェイ、レッサーに連れられてインデックスと美琴を伴って旅立つ導入は悪くありませんが、ショッピングモールで水着を購入するくだりがだらだらしていて長いですなぁ。それに当麻が幾度も狼狽してその手には乗らないとか言っているのがくどいです。
 帝督がまた出て来ました。派生も含めると彼はよく出ますねぇ。
 飛行機からの落下で当麻が苦労してどうにか死を免れたのに対して、インデックスを助けつつ余裕で着地する美琴は実に万能ですね。無能力者と超能力者なので当たり前と言えば当たり前ですが二人の落差が激しいです。
 本作で学園都市の外となる日本が描写されるのは珍しいですねぇ。新宿とか書かれるのが新鮮です。
 東京スカイタワー。全長六〇〇メートルを超す、日本の新しい電波塔。
 以前に元春が最近の携帯電話にはカメラ機能があると発言していましたが、今回はスカイツリーに相当するスカイタワーが存在する事が明かされました。現実で言えば何年頃の設定なのか混乱させられますなぁ。
 人の形をした三メートル大の怪物。『魔女狩りの王(イノケンティウス)』と呼ばれる一種の術式だ。
 
を、ををををををををををををををををををををををを!!!!!!!!!!!! い、魔女狩りの王(イノケンティウス)魔女狩りの王(イノケンティウス)ぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!! ステイルゥ―――――!!!!! 全国二十億人のステイルファンが待ち望んだこの瞬間がやって来ましたよ! 新約では長い事出番が無く不遇を託っていたステイルが、とうとう、満を持して、新約に登場しましたッ!
 美琴がちゃんと当麻の言葉を受けて参戦したと言うのは大きいですね。ブリュンヒルドと戦った時は当麻本人ではなくトールに乗せられた形だったので、どうも本質に触れておらずすっきりしませんでした。しかし今回はちゃんと当麻本人から協力を乞われた結果ですからね。やっと美琴が同じ場所に立てました。
「あーもーっ!! 一緒に戦うとか何とか宣言しておいて、結局最初の一発目で分かれて置き去りにされてるし!! ……っていうかアンタ、何でまたいつの間にかガッツリ殺し合ってた敵側の妊婦を手籠めにしている訳……?」
 いや、うん。美琴が代名詞たるレールガンを撃って活躍した後、何時の間にか列車の上には当麻、インデックス、フレイヤの三人になっていたのにはきょとんしました。まさか上記の流れがありながらあのままさらっと戦場から離脱していたなんておもいませんよ。
 鞠亜が木原加群の死を受け入れて、それでもその亡骸と寄り添う道を選んだのは綺麗ですね。その為に同行していたので、其処で去っていく退場が秀逸でした。翻ってレッサーは場に馴染んでいない感じがして、何の為に居るのか理解りませんなぁ。一人だけ浮いているので邪魔です。
 オティヌスを止める為にオッレルスとフィアンマが彼女に仕掛けた流れは、最初からまさかこれでオティヌスが終わるなんて微塵も考えられないので茶番にしか思えなかったですなぁ。最初から結果が見えているので何をしても冷めてしまいます。それにフィアンマが好きなので雌伏の時を経て立ち上がったのにこれで終わりと思うと残念です。そしてオティヌスにとって妖精化が結果オーライと言うのに納得が出来ません。成功するも失敗するも五十パーセントと言う不確定な状況から抜けたのが言いますが、妖精化された時点で魔神ではなくなったのですよね? それでもオティヌスにとって目標が達成とされてしまうのが話の作りとして強引で感覚的に納得がいきません。だからこそ余計に茶番なのですよね。本来はオッレルスにとって勝利条件を満たしたのにオティヌスの勝ちにされてしまうのですから、最初から結末が決まった茶番以外の何物でもありませんわ。
 これは次が気になる壮絶な引きで終わりましたね。この後にどんな展開が用意されているのか続きが早く読みたいです。
 上でも述べたオティヌスの件は不満ですが全体的にはとても面白かったです。右肩上がりで面白くなっていく新約ですが、加えて盛り上がりも最高潮ではないでしょうか。旧約で神の右席との戦いが激化した時に近い感覚で、グレムリン篇として一つの区切りが近付いているのが感じられます。


 壱拾日 火曜日

 電撃文庫『新約 とある魔術の禁書目録(インデックス) G』を購入しました。

○きんいろモザイク Episode10 『すてきな五にんぐみ』
 シノとアリスだけ机が近いですね。
綾「せ、先生、私に答えさせて頂けますか?」
さくら「え? えぇ、どうぞ」
 いあ、駄目でしょう。綾は簡単に乗せられないでください。さくらも甘やかさないでください。
アリス「シノ、五つ以上単語が並んでいると駄目なんだって〜」
 五つ! そんなシノが駄目ですよ! まぁ、ミオさんは一つでギブですが(ぉ
 さくらがシノを好きだと言ったのを聞いて嫉妬の炎を燃やしじーっと睨むアリスが最高ですね。
綾「カレン、カレー・・・あっ! カレイとかどうかしらっ? 食べ物のカレーと勘違いするかしら!? カレイ、カレー食べる、みたいな」
 この娘は真面目な顔で何を言っているのかしら。かしらかしらご存知かしら。
さくら「実はね。先刻言えなかったんだけど、うちの兎ちゃんの名前、アリスって言うの。アリスさんが可愛らしくて、思わず同じ名前・・・を・・・って、あれぇ? ちょっと、引いてるぅ?」
 これはドン引きですよ!(笑) ちょっとどころではありません。
作業員「だっ、大丈夫ですかぁ!?」
忍「はぁい、大丈夫ですぅ♪」
 大丈夫ではありませんよ!? これは洒落になっていません。大問題です。
アリス「シノ、何てポジティブなの・・・流石シノだよぉ!」
 (外人の双子を見てあの反応は)流石シノだよぉ!
 さくらのせいで教師への誕生日が台無しではありませんか。これは間違えたでは済みません。
 何か野球をしている時のアリスが、普段よりも頭身が高く見えます。少し違和感がありますね。
 どんなに運勢が最悪の日でも、シノの応援があるのならそれはとても素敵な日ですね。まるで運命が祝福してくれているようです。
忍「(一塁は)お椀を持つ方です」
 違うよ!? さり気無く阿呆をアピールせんでいいです。
綾「この服、陽子に似合いそうね」
陽子「そっかなぁ・・・。あ、綾はこっちのひらひらしたの似合いそう」
 公衆の面前でいちゃいちゃしないでください。
アリス「占いなんて関係無いよ! シノはすっごくポジティブなんだから!」
忍「ありがとうございます。私は、アリスが居るだけで幸せなんですよ。アリスはまるで魔除けのお守りですね」
 もっと言葉を選べ。
アリス「二人とも、寝起きはそっくりだね」
 モデルとこけし乃至金太郎では寝起き以外は似ても似つかないと言う意味ですね。
忍「じゅ、十万円・・・っ?」
アリス「安い!」
忍「じゅっ、十万って安いですかぁ!?」
 この流れる様な掛け合いのリズムが良いですね。十万円が安いと言うのも、十万円が安いと言われて驚くのも理に適っています。
 カレンはすっかり独り言も日本語なのですね。家族とはどの言語で話しているのでしょうか?
 綾は陽子の家にある固定電話を携帯電話に登録しているのですね。固定電話にかけるのなら家族が出るリスクも念頭に置いておくべきでしょう。
 盆栽に専念するアリスが良い味を出しています。本気なのですね。
 今回のシノが外出用に着た服は何処の貴婦人ですか。酷いですね。これまでと違ってかなりきついです。
陽子「ケーキ奢るからさ」
 それは景気が良い話ですね。
陽子「綾みたいな妹なら可愛いよなぁ」
綾「妹・・・・・・・・・!」
 綾の反応が完全に、好意を寄せている幼馴染から妹みたいなものだと言われた時のそれですね。一人だけ完全にラブコメをしています。
 シノはその服で地べたに座ってしまって良いのですか? 汚れてしまいそうです。それにしても見れば見るほど凄い服です。どうして今回に限って誰も何も言わないのでしょう。
 猫を「ねっこねっこねっこや〜い♪」と追いかけていくさくらに狂気を感じました。こんな大人は怖いです。
 次回は副題からしてまた破壊力が高そうですね。これは楽しみです。
 また金細工が終わってしまいました。金細工を見ている時間はとても幸福な反面、見終えると終焉へと一歩ずつ近付いている様な絶望に襲われて哀しくなります。こんな幸せな時間がずっと続けば良いのに・・・!


 玖日 月曜日

 先日孤独のグルメの文庫版を買いましたが、失敗しました。他に新装版が出ていて其方にしか収録されていない話があるのです。矢張りきちんと調べずに衝動買いしたのが誤りでした。そういう経験を過去に何度もしている筈なのについ油断して欲求に負けるとこうなってしまうのです。また、漫画を文庫本で買うのが初めてだったのですが、小さくて絵が見難いですね(苦笑)。これは知りませんでした。今後は漫画を文庫で買うまいと思うのでした。
 おや、ところで手元に孤独のグルメの新装版があるのは何故だろう?(ぉ そんな訳で文庫版に満足出来ずに新装版も買ってしまいました(ぉ 全く無駄な買い物をしてしまったものです。最初から此方を買うべきでした。しかし矢張り漫画は紙のサイズが大きい方が良いですね。料理もしっかりと細部まで見えます。普段は意識していないつもりでも見慣れたサイズと言うのが記憶に刻まれているものです。そういえばドラゴンボールも通常の単行本に慣れていたものですから、完全版は随分と大きく感じられたものです。
 そんな風に購入に一悶着ありましたが孤独のグルメに関して感想を書きます。読み終えてみてこれはカルト的な人気を得るのも理解ります。とにかくゴローの台詞が独特で印象的でした。それと面白いのが必ずしも食事に満足する訳ではないと言うか、寧ろ失敗や文句の方が多いのですよね。それが何故か楽しいです。そして何よりゴローに共感が出来ました。ゴローの食への拘りが何となく理解ります。
第1話 東京都台東区山谷のぶた肉いためライス
 ゴローが店に不釣合いだったとしても、出て行った後に店員や客がその去る姿を凝視しているのは異様ではありませんか。随分と排他的です。
第2話 東京都武蔵野市吉祥寺の廻転寿司
 印象に残ったのが「こりゃあ いかにもって色しているな」と「これで全品・・・130円か あんがい安いね」です。そして何よりも最後のコマでしょう。目にかかった影が絶妙です。
第3話 東京都台東区浅草の豆かん
 こどグルに出て来たお店で唯一 自分でも行きたい、食べてみたいと思ったのがこの話でした。この豆かんは美味しそうです。一度 行ってみたいですなぁ。
第4話 東京都北区赤羽の鰻丼
 これは酷いです。鰻丼にいくらとのりの佃煮を同時に註文するなんて何を考えているのですか。お互いの良さを打ち消し合い、折角の鰻丼もその魅力が半減です。鰻丼がさっぱり美味しそうに見えません。
第5話 群馬県高崎市の焼きまんじゅう
 自分の中でメインと決めていた方が無くて落胆する事はありますよね。そうなるとどうしてこの店に入ったのかすら分からなくなって来ます。甘い饅頭を食べた後のお茶が実に美味しそうです。口がすっきりしそうですね。
第6話 東京発新幹線ひかり55号のシュウマイ
 直ぐに駅弁を食べてしまうのは駄目ですよね。ミオさんも食べてしまいたい衝動に駆られながらも、列車が動き出してからある程度 経つまで我慢します。
第7話 大阪府大阪市北区中津のたこ焼き
 第6話で関西弁が苦手と言っていたのがちゃんと繋がっていますね。確かにあの空気は辛そうです。
第8話 京浜工業地帯を経て川崎セメント通りの焼き肉
 出ました、禁断の焼肉回です。焼肉を題材にした話と言えばよつばとの『よつばと焼肉』が大好きなのですが、これもそれに負けず劣らず焼肉が食べたくなりました。
ゴロー「早くご飯こないかなぁ 焼き肉といったら白い飯だろうが」
 これは心から同意しますね。ご飯が無く肉だけなんて考えられません。
 チャプチュと言うのは知らない食べ物なのですが美味しそうではありませんなぁ。焼肉を食べている時にこんな余計なものでお腹を膨らませたくはありません。
第9話 神奈川県藤沢市江ノ島の江ノ島丼
 「ちょっとしょっぱいかな・・・でも感じ感じ」が印象的です。感じ感じ。
第10話 東京都杉並区西荻窪のおまかせ定食
 こういう店は入りたくありませんし食べたくありませんなぁ。無料でも遠慮したいのにお金を払ってなんて絶対に御免です。それにしても玄米のカレーに鰯とはそぷぜつです。
第11話 東京都練馬区石神井公園のカレー丼とおでん
 チェリオを飲む表情が良い味を出していますね。それとおでんを食べた時の「うーん 美味しい」も良い顔をしていますねぇ。あと「うん! これこれ! …って なにが「これ」なんだろう…」も秀逸でした。
第12話 東京都板橋区大山町のハンバーグ・ランチ
 食事をしている時に店員が怒っていると気持ち良く食べられないのですよねぇ。
第13話 東京都新宿区神宮球場のウィンナー・カレー
 皮が柔らかい魚肉ソーセージが入ったカレーとは不味そうです・・・。てか、あたしゃ魚肉ソーセージが嫌いです。
第14話 東京都中央区銀座のハヤシライス(の消滅)とビーフステーキ
 銀座でステーキとは豪勢です。
第15話 東京都内某所の深夜のコンビニ・フーズ
 これは本当に頷ける話ですね。コンビニエンスストアで気になったおかずを買っているとあっと言う間に二千円や三千円になってしまうのですよね。しかも見た目ほど美味しくありませんし、量を買ったものですから満腹になってしまいます。そしてどうしてこんなに買ったのだろうと途方に暮れるのですよね。ゴローのはしゃぎっぷりから段段とテンションが落ちていく様に凄く身に覚えがありますわ。
第16話 東京都豊島区池袋のデパート屋上のさぬきうどん
 「うまいよな」に全てが凝縮されています。
第17話 東京都千代田区秋葉原のカツサンド
ゴロー「この街には“食欲”というものが欠乏している気がする」
 この作品が描かれた頃はそうだったのですねぇ。今の秋葉原には食事する場所も溢れていますからギャップがあります。
 万世のカツサンドは食べた事がありますが特別美味しい訳でもありませんでした。でもゴローが食べていると美味しそうですね。「うん 上等上等」と言いつつ缶珈琲を開けて飲む姿が美味しそうです。
第18話 東京都渋谷区渋谷百軒店の大盛り焼きそばと餃子
 ご飯が無く焼きそばと餃子を食べると言うのも辛いものがありますなぁ。
特別編 東京都内某病院のカレイの煮つけ
 ページを開いた瞬間にこれは何十年後かの世界でもう死にそうになっているのかと思いました。一気に老け込みましたね。怪我の仕方が痛そうなんてものではありませんわ。
 病院食と言うのは絶対に食べたくありませんなぁ。それに何があっても入院なんてしたくありません。一生 縁が無いままでいたいですわ。


 捌日 日曜日

 バトルスピリッツ最終回。
 速水奨の「来ませい!」が印象に残りました。しかし次もまたバトスピですか。

○獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ28 『ああトリン!1おくねんのうらみ』
 何か簡単にダイゴの父親が出て来ますねぇ。もう本編が始まってから二度目の再会ですよ。もっと焦らしてくれないとありがたみがありません。
 アイドルのオーディションをしていた人はアイガロンの声を演じている方ですよね? でもアイガロンの変身ではなく普通の人間なのですか? アイガロンかと思って混乱します。どうしてこんな紛らわしい事をするのですか。他の回ならいざ知らず、キャンデリアが人間に変身している時と同じ回でやられるのでややこしいです。
ダイゴ「そんな薄汚ぇ力と、ブレイブを一緒にすんじゃねぇ!」
 いあ、一緒にはしていませんよ? ブレイブを越えると言っているのです。
 えぇッ! トリンがカオスの弟!? ま、全く似ていないではありませんか! だ、だって、トリンはどう見ても鳥類ですよ? トリンがデーボスの一員と言うのは予想出来ましたが、カオスの弟と言うのは流石に驚愕させられました。

○仮面ライダーウィザード 第50話 『大切なものは』
 グレムリンに止めを刺さず捨て置いた時点で笛木がこうなるのは運命でしたね。とは言えあの時はコヨミが最重要で一刻も争う心境だったでしょうから、剣を置いていったのも然程 不自然ではありません。しかし笛木をグレムリンに始末させたのはある種の逃げに思えますなぁ。どういう結末にせよ、晴人自身が決着を着けるべきでした。

 プリキュア。
六花「ママ、隣いい?」
六花の母「ええ、勿論」
 そうとしか答えられませんよね。実の親子なのですから態態 確認される程の事ではありません。
亜久里「キュアハート、まさか貴女から教えられるとは思いませんでした」
 まさか(笑)。相当ハートの事を軽んじていたのですね。
 マジカルラブリーパッドでどんなパワーアップをするのか期待したのですが、ハートを一人だけ強化でしかも技はカードを投げて終わりですか。地味で何とも盛り上がりに欠けますなぁ。プリキュア・レインボー・ローズ・エクスプロージョンを見た時の衝撃は超えられませんなぁ。


 漆日 土曜日

 先週は混雑で断念した『よつばとダンボー展』に改めて行って参りました。
 少し早めに家を出て十時過ぎに到着しましたが、既に長い行列が出来ていました(開場は十時です)。三階から地下一階まで続く行列でしたが列の進行はそんなに遅くなく、一時間かからないくらいで何とか入れました。どうでも良いのですが目の前に並んでいたおばさんがぐちぐちと文句ばかり並べ立てるわ、鼻糞を穿るわ最悪でした。公衆の面前で後者はどうなのですか。
 会場そのものはそれほど広くありませんがじっくり見たので割と長く楽しめる感じです。展示の中では参考資料が興味深かったですね。就中ジュラルミンのモデルになったテディベアが見られたのが嬉しかったです。実物を間近で見ると意外にボリューミーですね。中中 良いテディベアでした。因みにこのテディベアはGUNDのTreasured Teddiesと言うシリーズにあるTerrenceだそうです。それとネームが何枚か展示されていましたが、台詞や話の内容が結構 違っていてそれだけでもかなり楽しめました。メールをそのまま出版して欲しいくらいです。

 『よつばとダンボー展』の帰りに御飯茶碗を買いました。見た目や価格から選び始めますが、もう少し大振りの方が良いかなとか、ちょっと底が深いかなとか、かなり悩みます。どれを選んでも選ばなかったのを思い出して後悔しそうなのですよねぇ。懊悩の末に何とかこれならと思える物を選んで買いましたが、茶碗を一つ選ぶだけなのに一苦労でした。茶碗が割れただけでもショックが大きい(あの光景はある種の心的外傷として今でも思い出されます)、その上に代替物を買おうとするとこんなにも精神力を磨耗するのですからやっていられませんわ。次は割らない事を祈るばかりです。

○とある科学の超電磁砲(レールガン)S #21 『闇』
 御坂妹の美琴へコンタクトを取る方法が独特ですね。猫を使うのですか。
 このわざとらしい当て付けの様な光子の友情発言は何ですか。まるで美琴の心を見透かした様なタイミングと言うか、此処で美琴が考え方を変えるのが規定路線の様な、その為に見えざる手に仕組まれた台詞です。
 何かまるで美琴が一人で動くのが誤りで、他の三人に事情を詳らかにして協力を仰ぐのが正しい様な描き方ですが、美琴は基本的に他人を巻き込まず自分一人で動きますし、況してや暗部に足を突っ込むのに一般人を使う阿呆が居ますか。友人だからこそ遠ざけるのが当たり前でしょうよ。原作とアニメで本当に美琴が別人ですよね。百八十度違うではありませんか。こんな出鱈目がありますか。
涙子「警備員も手を出せないなんて、そんな組織本当にあるんですか?」
 どれだけ平和ボケしているのですか。
愛穂「但し・・・無茶はするなよ」
 本部に没収される様な危険な証拠品を手渡しておいてどんな茶番ですか。生徒を巻き込まないのを信条にする愛穂の行動とは思えません。美琴のみならず他の人物まで別人とか、最早これが超電磁砲と言う題名で放送されている事がおかしいです。
 冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)がフェブリに関してお手上げで命を僅かばかりも永らえさせられないと言うのも酷い話です。彼の人物を根底から全否定ではありませんか。本当に何から何まで余りにも惨憺たる有様でしょう。酷くなるのは予想出来ましたがそれを遥かに上回る理不尽とも言うべき体たらくです。
 冥土帰しが紹介する暗部に精通する人物がすわ鈴科百合子ちゃん一方通行か、沈利か、操祈かと心を高鳴らせましたら・・・テレスティーナ、ですか・・・。ふーん・・・。
 気合いの入ったEDも本編がこの出来では上滑りするだけでしょう。


 陸日 金曜日

 『とある魔術の禁書目録(インデックス) エンデュミオンの奇蹟』特装版ブルーレイディスクの特典であるサウンドトラックCDを拝聴しました。
 劇場で流れた『OVER』が深く印象に残っており、サントラにこの曲が収録されたら是非とも買いたいと思っていました。ただその一曲の為にサントラを買うのに抵抗が無い訳でもなかったのですが、するとサントラはブルーレイの特典だった按配です。
 サントラの収録曲全般に関しては、抑抑ミオさんは禁書の音楽を特別に好きな訳ではありません。ですからサントラを聞いてもその感想に変化は無かったです。そして何よりも楽しみにしていたアリサ&シャットアウラバージョンの『OVER』ですが、随分と短い曲なのですね。未だ一度しか聴いていませんが、劇場で耳にした感動が甦るほどではありませんでした。
 基本的に小生はサウンドトラックCDを買う事はありません。好きなアニメがあったとしてもサントラを買いたいと思うほどその音楽に惚れる事が無いのです。強いて僅かなりともサントラを欲しいと思ったのはガンダムSEEDと、ゲームですがクロノ・トリガーくらいでしょうか。もっと細かい曲単位であれば、最近だとマジェプリを見ていてよく流れる曲が気に入っていたり、新世界よりで流れていた曲を思い出してまた聴きたいと思う事はありますが、何れもサントラを買ってまでと言うほどではありません。しかも新世界よりは最近の傾向で、サントラが映像ソフトの特典なのですよね。こういうのは後で欲しくなった時に困りますなぁ。一巻くらいなら買ってしまおうとも考えたのですが、三巻に跨いでいたりするのが厄介です。とにかくそんな訳でサントラを買う事が無いと言う話でした。

 禁書の音楽繋がりになりますが、禁書の主題歌集が発売されるのですね。それで思ったのですが灼眼のシャナの主題歌集は出ないのでしょうか? 当然ながらあるものと思ったのですが無いのですよねぇ。シャナの主題歌は好きな曲も少なくないのでそういうのが欲しいです。全部単品で買ったら大変ですからなぁ。


 伍日 木曜日

 先日、御飯茶碗が割れてしまいましたが、爾来、近所のスーパーマーケットを回ってみるも売っているのを見掛けません。どうやら近所には無いようですね。今日明日中に新しいのを買うのは断念しました。
 それにしても矢張り愛用していた茶碗が割れた事が心に残した傷は小さくありません。考えてみれば長く使い続けていたので道理でしょう。人生の大半を共に過ごしました。四年くらいは使っています(短い人生だな)。
 こうしている今も世界の何処かで誰かの御飯茶碗が割れ、何処かの誰かがこんな思いをしているのでしょう。そうして傷を負った人人は、果たしてどうやってそれを乗り越え、心を癒しているのか、思いを馳せます。

 『小説 仮面ライダー龍騎』を読みました。
 本編からの変更点が幾つかありますが、基本は本編を踏まえた感じですね。本編に対する劇場版やTVスペシャルに近い印象を受けました。これも幾度かやり直した世界の一つと言う事でしょうかね。
 尺が短いので焦点を当てるのは龍騎、ナイト、ゾルダ、王蛇と本編でも主要人物であった四人に絞っていますが、その分その四人に関しては濃密なドラマとなっていて楽しめました。またそれに加えてファムも描かれており、この辺りは劇場版に近い構成ですね。
 一つ大きな不満があったのは結末でした。最後に真司と蓮が戦い決着を付けようとするのですが、その心中でお互いに相手を強く信頼している事が窺えます。しかし一年かけて絆を育んだテレビシリーズに比して、この小説では出会ってからの日が浅く説得力に欠けます。強いて繋がりを挙げるとすれば恵理の見舞いに交互に訪れた事でしょうか。あれは良かったです。
 仮定の話になりますがこれが一巻完結ではなく、何冊にも亘る長編で、ライダーバトルに参加した全てのライダーをじっくりと描写していたら、もっと面白そうと思いました。そして実際にそういう風に刊行されても買い続ける、そう思えるくらいには面白かったです。
 興味深かったのはカードが排除されていた事です。あれは飽く迄も玩具販促の都合であり、その要素を除けば必ずしも必要ではないのですね。


 肆日 水曜日

 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 6.50』読了。なかがきでわたりんも言っていますが、特典の域を超えた完全に本編と言って差し支えない内容です。
@あくまでも雪ノ下雪乃は試し続ける。
「うーん……。そうだね。体育祭にしても、目玉企画にしても現場班は運動部の人たちに協力してもらわないとうまくいかないんだよね。。でも、今回はどこも余裕がななさそうで、その時間の確保が難しい……ってことでいいのかな」
 余裕がななさそうとか言ってしまっているめぐりが他の誰よりも余裕が無さそうです。
 全然そんな意図はなかったのだが、そう答えるほかない。ああ、戸塚とメールする大義名分が失われてしまった。それどころか俺の下心が露わにされたようで胸が苦しい。
 これでお礼を言われるのはきついですよね(笑)。
Aだから、比企谷小町は頑張れる。
 やっぱり小町はヒッキーと二人きりの時に限りますね。これぞ真の小町です。
「そうだ。『あの子バイト先の大学生と付き合ってるらしいよ〜』とか、『挨拶してくれなかったんだけど〜』とか、『C85なのは完売』とかそういうやつだ」
「よくある話だね……」

 なのは完売が小町のクラスではよくある話なのですか・・・。
B以上のことから、比企谷八幡は予感する。
 またもや南がヒッキーに嫌がらせをしているのにうんざりです。本当に最低最悪ですね。
「お、おーい! とべっち、はやくはやく!」
 女王の機嫌を察して巧く場を回そうとするゆいゆの涙ぐましい努力ですね。
 言いながら、戸塚は俺の机にパンを置く。な、なんだろう、俺への餌づけかな?
 目付きの悪い人間を餌付けする天使なんて嫌です(笑)。
 俺がぽかーんとしながら見てると、戸塚がぽけっとした顔で俺を見上げる。
 この場面を想像するとさいちゃんが凄く可愛いです。それにヒッキーの表情も良いですなぁ。
 昨年の体育祭でコスプレースに出場したさいちゃんを覚えていないと言うヒッキーですが、覚えるとか以前にその頃はさいちゃんの事を知りませんでしたよね。
C存外、由比ヶ浜結衣は人気がある。
あtp、それから……それから……まぁ、なんでもいいか。
 ヒッキーは本当に面倒臭いですね(笑)。結衣の手伝いをするだけなのにこれでもかと言うほど自分に対して言い訳を並べ立てています。
 男子生徒のアプローチを巧みに躱すゆいゆいは見事ですねぇ。結衣のこういう面が見られるのは面白いです。
 とべっちから下駄箱にゴミを入れられていると聞いて隼人が固まったので、もしかしてヒッキーが入れたと気付いて静かに怒ったのではと恐くなりました。ヒッキーには計算がありましたが、それでもとべっちの下駄箱にそのゴミを入れたのは頂けませんなぁ。
 揉め事を起こしていようが一瞥し一声かけただけで道を開けさせ堂堂と闊歩する優美子が実に格好良いです。これぞ女王の面目躍如でしょう。


 参日 火曜日

○きんいろモザイク Episode9 『ねないこだれだ』
綾「あのね、親が旅行に行っていて、明日の夜まで帰って来ないの」
 おぉ、これが「今日うち一人なんだ」ですね。陽子を誘っているのですね?
 日本通のアリスは国語辞典をバイブルと言い張りますか。日本語に堪能なのも宜なるかな。
 カレンの家は凄いお金持ちなのですね。羨ましいです。
綾「来るのが遅くて、心配して・・・なんかいないんだからねっ!」
 この子はどんどん重くなって行きますなぁ(笑)。
綾「透視ねっ!」
 真顔で何を言っているのですか(笑)。
 ある程度は目分量でも大丈夫ですが、陽子は入れ過ぎでしょう。
 生卵を頭で割ろうとするアリスとカレンは莫迦ですか(笑)。シノのお莫迦が伝染しましたか。
アリス「私、檜風呂が良いなぁ。本物の奴」
 アリスの要望はハードルが高いです。そういうのを売りしている旅館にでも行かないと難しいでしょう。
 綾は本当に重くて面倒な子ですね。それが長所であり短所であり魅力でありチャームポイントです。
 薬品が爆発してしまうとかこの学校はどんな危険な実験をしているのですか。
 カレンが一緒と言う事は体育は合同授業なのですかね?
アリス「蹴鞠だよ。足で蹴るの、とぅっ」
 本気なのか冗談なのか理解りませんが可愛らしいです。
綾「と言うか、私が酷い事を言ってしまって。何時も素直になれなくて、憎まれ口を叩いてしまうの」
カレン「あらまぁ」
アリス「ツンデレだねぇ」
 アリスに変な日本語を教えたのは誰ですか(笑)。カレンの反応は優しく見守る年上と言う感じですね。
綾「だって・・・・・・・・・酷い事をして」
陽子「えぇっ、そこぉっ!?」
 その話を未だ引っ張っていたのですか!? 喧嘩している素振りなんて見せなかったので不思議でしたが、まさか誰もあれを気にしているなんて想像だにしませんよ。
忍「じゃあ綾ちゃんは、カレンの真似をしていたのですね。片言、可愛かったです」
 外人みたいな喋り方だからですよね。そういえばシノはカレンもアリスの様に呼び捨てなのですね。アリスは何となく年下みたいな印象がありますから理解りますが、陽子や綾をちゃん付けなのにカレンは呼び捨てと言うのが意外と言えば意外です。
陽子「ただのカレンだな」
忍「カレンです」
アリス「カレンだよぉ」
 カレンだけに可憐ですね。
 今更なのですが涼しい季節になったからか、アリスが上着を羽織る様になりましたね。転校して来た頃の上着を腰で結んでいる姿も好きでした。
綾「陽子の莫迦ァッ!!」
 気持ちは理解らないでもありません(笑)。珍しく綾が素直に気持ちを表現しました。
 学校内全部を使ったかくれんぼと言うのは面白そうです。偶に夢で見知らぬ(設定上は知っているけれども内部構造に覚えが無い)学校の中に入るのですが、複雑に絡み合った校内を歩くのが迷路みたいでちょっと楽しいです。
綾「私は此処よぉっ!!」
陽子「ええっ!?」
カレン「自らァっ!?」
 笑いました。綾はどれだけ寂しがり屋で焼餅さんなのですか。
綾「じゃ、邪魔して悪かったわね」
陽子「何が?」
 そういう発想しか浮かばない綾が病気です。
 かくれんぼで隠れている最中にシノの絵を描いて『ツノ♥』なんてハートマークまで付けてしまうアリスはどれだけシノが好きなのですか。金髪の外人に対するシノや陽子に対する綾とはまた違った形でシノに対するアリスの愛も壮絶です。アリスとシノの出番が少なかった今回、最もアリスの愛が強烈に感じられる場面でした。
さくら「駄目よさくら、気が動転しているわ。生徒を信じないでどうするの!」
 シノが犯人だと言い張るアリス(言い張っていない)と言う生徒を信じなくてどうするのですか!(ぉ ところで烏丸先生の名前は桜と言うのですね。初めて知りました。
さくら「アリスさんだけでも逃げてぇーっ!」
アリス「先生何でばらしちゃうのぉっ!?」
 かくれんぼのコンセプトが根底から覆されました。
 綾と陽子が中心なのも凄く好きで、凄く面白くて、凄く心が温まるのですが、もっとアリスとシノの話も見たいですなぁ。どうせなら一時間くらい放送して欲しかったです。もう本当に金細工が最高でなりません。こんな幸せになれるアニメが他にあるでしょうか。


 弐日 月曜日

 有頂天家族で丼に盛った炊き立てのご飯に縮緬雑魚をふりかけて食べる場面があります。これが実に美味しそうで読んでいて食べたくなったので本日の夕餉はそれにしました。取り立てて美味しそうに表現している訳ではないのですが、ご飯に縮緬雑魚、卓袱台の上に置かれた熱熱のほうじ茶、埃が積もった達磨、たったこれだけなのですがそれをフウフウ食べる矢二郎の様子が無性に美味しそうに思えるのです。これがアニメだと牛丼チェーン店の容器が見えるだけになっていて残念でした。
 さて縮緬雑魚を振りかけたご飯を平らげ満足した食後。御飯茶碗を洗う為に流しに置きました。それから小鉢を仕舞う為に調味料の小瓶が並んだ棚の奥にぐいぐい押し込みます。こう、ぐいぐい・・・(ガシャン)・・・ん? あれ、何か落ちた・・・?
落下した黒湖沼の小瓶が御飯茶碗にダイレクトアタック!
 うわあああああああああああ!!!!!! 御飯茶碗が割れたあああああああああっ!? ま、またやってしまいました。以前にカレー皿が砕けて散った時と似た状況です。ショックです。食器が割れただけにショッキングです。気に入っていた――と言うか気に入らなければ使わないので使っていると言う事は逆説的に気に入っている――だけに落ち込みました。テンションダウンです。テンションが降下する効果がありました。横着せずに小瓶を一度 棚から出してから小鉢を仕舞えば良かったのですが、そんな事を言っても後のフェスティバルな後夜祭です。事が起きてからでは遅いのですが、人間と言うのは愚かなもので事が起きないと大切な事に気付かないのですよね。
 さて落ち込んでばかりもいられません。カレー皿と違って御飯茶碗は日日 使うものですので、御飯茶碗が割れてしまうと大変に困ります。差し当たって明日からご飯を食べる器がありません。取り敢えず明日にでもスーパーマーケットを覗いてみますが、気に入る茶碗があると良いですなぁ。
 茶碗が割れてしまった事実は残念極まりないのですが、こう言う事があって段段と新しいものに代替していくわけですよね。これが余りにも頻繁であったら困りますが、偶にであれば出会いの為の別離、前へと進む為の試練、明日への一歩と思って受け入れませう。でもやっぱり落ち込む事は落ち込みますね・・・(苦笑)。


 壱日 日曜日

 本日は『のら犬兄弟のギョーカイ時事放談 秋の祭典SP』のチケット発売日だったので買いに行きました。これまで土曜だったので日曜とは買い辛い日ですなぁ。余計なメールを出した人間を恨みますよ。
 例によって発売開始前からファミリーマートの端末前で張っていたのに関わらず、時間と同時に接続するとアクセスが集中していると言われて弾かれてしまいます。そして結果は九十番台と、またもや残念な整理番号でした。どうもファミリーマートで買ってから巧く行きませんなぁ。それでもちゃんと早い番号を取れている人も居ますし、どうすれば良いのかご教授願いたいです。地域差とかあるのですかね?

○獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ27 『オ・マツリンチョ!レッドちょうしんか』
 キョウリュウレッドカーニバルのスーツは模様が赤と白の配色でバランスが良いですね。寧ろプレテクターが不要なまである。しかし普段からレッドばかりが目立っているのに更にレッドだけ強化するのは度し難いですなぁ。そしてカーニバルの活躍もそんなに爽快感がありません。
シノビンバ「復讐するは我にあり!」
 ご尤もです。
 OPを見返して知ったのですが、シノビンバの声がデカグリーンでカリュードスの声がニンジャブルーですか。エンドルフがメガブルーなのと合わせて戦隊OBトリオですね。

○仮面ライダーウィザード 第49話 『サバトの幕開け』
 キマイラに魔力を食べさせる意味は無いのではありませんか? 人間から奪うのは良くないのですが、奪ってしまった分はコヨミに注いだ方が有意義ではないでしょうか。勿論奪った分を人間に返せる方法があればそれが最善でしょうが、何れにせよキマイラに食べさせるのは白い魔法使いへの嫌がらせ以上の意味があるとは思えません。
 あれ? キマイラが魔力を吸収したらサバトが終わりました。あれ?
 キマイラが攻介を解放してくれましたが、あの状態で放置されたら白い魔法使いに殺されます。