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壱拾弐月の独白

 参拾壱日 木曜日

 テレビで『劇場版BLEACH Fade to Black 君の名を呼ぶ』が放送されていたので視聴しました。
 一護が修兵と知り合いかと問われて顔を知っている程度と応えていますが、実際にこの二人はその程度の繋がりしかないのですよね。お互いに友達の友達の様な遠い関係です。ところで冬獅郎は呼び捨てにする一護ですが、修兵の事は『檜佐木さん』と呼ぶのですね。乱菊もさん付けですし、単純に外見で判断して年上相手には敬意を払っているのでしょうか。白哉や剣ちゃんは呼び捨てですが、敵対から始まった事を考えれば自然ですし、意外に常識的な判断をしているのですね。
 高が旅禍一人の侵入で大騒ぎするのが不自然でしたが、一応は不安感から来るものと理由付けがされていました。しかしそれでも、いい加減にワンパターンですなぁ。何だかしょっちゅう火急の事態が起こってその度に揺れていて、組織としての地盤が緩く見えてしまいます。次の映画は思い切って現世のみを舞台にしてはどうかしら。
 ワンパターンと言えば剣ちゃんの扱いが何時も同じ感じで辟易します。剣ちゃんを最強として描くのが本当に好きなのでしょうねぇ。そんな心理透けて見えてしまいます。
 初回から登場していながら話が進む度に役割の小さくなったルキアに焦点を当てると言うのは良いのですが、映画全体はどうにも地味な感じですね。戦闘も取り敢えず見せ場を与えておけば良い様な感じでどうにも素直に盛り上がり切れませんでした。


 参拾日 水曜日

 喫茶黒うさぎ(二十五日更新)はゲーム大会と称して、桃鉄対決の前編が催されました。ゲーム大会の言葉を聞いただけで喜びの波に溢れましたよ。昨年はゲームが行われなかったのでキングレコードに移って、喫茶になって、もう年末のゲームはやらないのかと思っていたので僥倖でした。
 やっぱり小部屋の桃鉄は面白いです。ルールが覚束無いイッシ社長の奇行を筆頭に、大いに笑わせて頂きました。もう何もかもが楽しいです。でも、たむゆか社長が一位を走るのは何だか出来過ぎで面白くないですね。以前の桃鉄でも矢張り村さんが断トツで一位だった事があった気がしますが、その時と同じで複雑な気分です。あ〜んC社長でもせとDX社長でも良いのでたむゆか社長の独走を止めて下さいな。
矢野さん「三人の中で誰が勝つか理解んないです」
 三人!? さり気無くいっぴーは論外宣言!? 次回の放送が楽しみです。
 と、ところで、ですよ。あの、この回で、最初の方で一瞬ですが、の、野原たんの声が聞こえませんでしたか・・・? 確証は持てませんが、あ、あれは、野原たん、ですよね? や、やっほ〜い!!
 のはらたーん! の、のーっ、ノアアーッ!! ノアーッ!!
 のはらたーん! の、のーっ、ノアアーッ!! ノアーッ!!
 のはらたーん! の、のーっ、ノアアーッ!! ノアーッ!!


 弐拾玖日 火曜日

 ホビヂャを読みました。知らない内に電ホビもサイズが大きくなっていて、ほびぢゃと同じ大きさなのでこれまで以上に間違え易くなりました。
 オラザクの結果発表でしたが、何時の間にか大賞作品が表紙を飾るのではなくなっていたのですね。でもVとV2の表紙は良いですなぁ。美しいです。
 オラザクの結果に関してはSD部門の入選作品がどれもSDと言うには違和感のある体型で落胆しました。ミオさんの好きなSDガンダムが其処にはありません。『モクバガンダム』は面白かったのですがこれはSDか?
 MG発売を記念したVガンダム特集はシャッコーやゾロアットが拝めてとても良かったです。Vは良いですなぁ。
 今月は三国伝の情報に二頁割り当てられています。ですが玄武装呂布トールギスのテストショットが酷いです。イラストのみだった先月も印象はよろしくありませんでしたがそれを悪い意味で遙かに超越しました。この変な体型の物体は何? オラザクの出品作品にも見慣れぬ体型はありましたが、此方は仮にも公式でしょう? 気味が悪いです。好みの問題を別にしても、他のと並べたら明らかに不自然ではありませんか。どうしてこれが通ってしまったのか理解に苦しみます。それに比べて郭嘉たんの何と素敵な事でしょう。これとて完全な好みの体型に合致しているわけではありませんが、上の変なのに比べたら理想のプロポーションに見紛いますよ。これは楽しみです。そして更に新情報として『天熾鵬司馬懿サザビー』の御出座しです。蚩尤の登場、郭嘉たんの生存がありましたが、矢張り全ての黒幕として最後に立ちはだかるは大本命の司馬懿サザビーですか。名前こそサザビーですが魔装形態はナイチンゲールがモティーフなのが嬉しいです。しかも胸部は闇皇帝に相違ありません。クライマックス間近で俄かに盛り上がってきました。
 ガルデンの名前がガデルと誤植されつつ、ヴァリアブルアクションダークナイト・シュテルの原型が掲載されました。ゼファーの出来が頗る良かっただけにシュテルにも興味が湧きました。でもやっぱり一番はリューパラディン・ロードゼファーですよ。お願いですから出して下さいね。


 弐拾捌日 月曜日

 復刊ドットコムで復刊された『ウルトラマン超闘士激伝』の第一巻を買いました。
 激伝とは同名のガシャポンに端を発したシリーズで、ボンボンにて漫画が連載されました。平たく言ってしまえばウルトラマンのドラゴンボールで、人物の性格設定や関係性、そしてストーリー展開がドラゴンボールに酷似していますが、ウルトラマンの味付けで実に面白く仕上がっています。小生は当時からこの漫画が大好きだったのですが、エンペラ星人編の最中で連載が終了してしまいます。そしてボンボンコミックスの悪習で単行本の刊行が中途で止まり、連載の後半が未収録になってしまいました。故に復刊及び続刊が待ち望まれていましたが、何と復刊ドットコムで未収録分も含めて完全版として復刊されたのです。これが嬉しくない訳が無く、買わない訳がありません。遅まきながら存在を知り、急ぎ買いに走りました。
 さて完全版一巻ですが、厚さに見合わず持ってみると軽く感じられました。値段の割りに質の悪い紙を使っているのですね(苦笑)。復刊ドットコムに関わる作品を買ったのが初めてだったのですが、復刊されるだけで良いと思うべきなのでしょうか。
 あたしは主に読んでいたのはヤプール編からなので、メフィラス大魔王編を最初からちゃんと読むのは初めてです。だからゼットンが意外に小者染みていたのが少し驚きました。ヤプール編では豪く格好良いゼットンも最初はこんな性格だったのですね。
 読んでいて思い出しましたが、一番最初に読んだ激伝は『最終決戦!!』です。コミックボンボン九十三年三月号に掲載されていました。その当時は闘士(ファイター)セブンがとにかく格好良く見えたものです。ミオさんの人生で最もセブンを好きになった瞬間かも知れません。
 改めて読んでも面白いですね。本当にこの復刊が嬉しいです。しかし発刊ペースが遅いので早く続きが読みたいのに読めなくてもどかしいです。次は二月ですか。もどかしいですね。


 弐拾漆日 日曜日

○とある科学の超電磁砲(レールガン) #13 『ビキニは目線が上下に分かれますけどワンピースは身体のラインが出ますから細い方しか似合わないんですよ』
 長くて文字数制限のあるHDDレコーダーに入力するタイトル泣かせな副題です。太った方がワンピース水着は、レスラーみたいになってしまって悲惨ですからね。逆にビキニはパレオで露出を隠せたりします。
 何で常盤台の事情にかざりんと涙子が入ってくるのですか。無理にこの二人を絡める必要は無いと思うのですがねぇ。婚后光子は白黒との掛け合いで楽しくなりそうで歓迎です。
 美琴が好みの水着を着れる様に仕向けたかざりんと涙子は気が利いていますね。
 くねくね動くな気味が悪い!(笑) でも禁書映像ソフト特典の超電磁砲SSを読んだ後だと白黒としてはこの程度では大人しく見えてしまうのですから凄い話です。
 水着姿で料理なんかしたら油とかが肌に散って危なそうです。
 ちょっと待て、光子だけではなく常盤台の生徒は皆常識知らずなのですか。お嬢様学校の悪い面が前面に出ています。
 あたしはカレーのじゃが芋は、ごろごろと大きなものである程度の硬さを保ったのが好みですなぁ。新鮮なじゃが芋の自然が感じられる様な味が良いのです。カレーライスに入れる野菜ではじゃが芋が最高です。
 最後の落ちが最高でした。見ている方が居た堪れなくなる美琴だけでも笑えたのですが、まさかこんな場面に藤間が出て来るとは思いませんでした。よりによってあんな姿を当麻に見られるなんて、美琴にとって幸せなのか不幸なのか判断し難いですね。
 最後の部分は大いに笑わせて貰いましたが、全体的にはあっても無くても良いどうでも良いとしか言えない様な話でしたなぁ。息抜き的にシリアスだった前回と落差のある日常の話を描くのは良いのですが、中身が全くありませんでした。

○ドラゴンボール改 『牙をむくフリーザ!超絶パワーが悟飯を襲う』
 戦闘力では大きく劣るクリリンですが、テクニックでカバーし巧く翻弄しているのは流石でしょう。悟飯の師匠はピッコロですが、ナメック星人でクリリンと過ごしたのもこれからの成長に良い影響だったでしょう。
ピッコロ「どこかに避難していろデンデ、巻き添えをくうぞ」
 あれだけ念を押したのに騙されてネイルの人格が混ざっています(ぉ 純粋なピッコロの人格は融合した時に消え、今はピッコロとネイルが合わさった新しい人格ですよね。


 弐拾陸日 土曜日

 幾ら待てども待てどもサンタさんは来てくれませんでした。サンタさんに会おうと一昨日は遅くまで起きていたのに誰かが進入してくる気配すらありません。仕方が無いのでサンタさんに貰うものを自分で買いに行きました。
 リューナイト、ゼファアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!!
 ミストロットを見かけると叫びながら高く掲げ、自然とゼファー召喚のBGMが流れる、そんな人類共通の病にかかっているミオさんが買ったのは『ヴァリアブルアクション』の『リューナイト・ゼファー』です。
 リューナイトの玩具と言えばワンコインコレクションが、主要リューの一体であるバウルスが含まれていないラインナップから第二弾以降の発売が期待されたものの結局は一弾のみで終了してしまった事が記憶に新しいのですが、今度はメガハウスのヴァリアブルアクションで発売される運びとなりました。見逃せないのは既にリューパラディンロードゼファーの発売も予定されている一点に尽きます。リューパラディンロードゼファーはアニメ後半の主役メカながら、これまで終ぞ玩具化される機会に恵まれませんでした。そんな言わば念願とも言えるリューパラディンロードゼファーの玩具が目の前まで近付いているのですから高揚しない筈がありません。気になるのはリューパラディンが何時発売されるかですね。今度こそは無事に発売されて欲しいので早急に、発売されて欲しいです。


 弐拾伍日 金曜日

 クリスマスと言う事でチキンとケーキを用意しました。本場に倣うならチキンよりもターキー、鶏ではなく七面鳥が相応しいのでしょうが、日本ではターキーなんて一般的ではありませんからね。それに七面鳥の顔を見ると気持ち悪くて食欲が減退します(尤もそれを言い出せば、鶏の鶏冠も充分に気持ち悪いのですが)。
 しかし何かが足りません。そう、サンタクロースです。これだけの貢物を、贄を用意したのにサンタクロースは降誕されませんでした。どうすれば良いのですか。
 それにしても天皇誕生日が祝日なのですから、キリストの誕生日も祝日にしてくれても良いのではないでしょうか。大多数の日本人がそうである様に十二月の一時期だけ敬虔なキリシタンに変貌するミオさんとしましては、キリストの誕生日も祝日にしてくれるよう願って已まないのです。


 弐拾肆日 木曜日

 『けんぷファーJ』を読み終えました。七巻以降の感想を書いていないので順番が前後してしまいましたが、読んだばかりで気分が高揚し、記憶に残っている内に書き残したいのです。
 プールに落ちた前回の続きから始まりましたが、いきなり会話が盛り上がっていて面白いです。
「それとこれとは別なんだよ。俺は男なんだぞ」
「じゃああたしは女だ!」

 『じゃあ』の意味が全く理解りません(笑)。ナツルが男であろうと女であろうと紅音は女でしょう。
 大量の臓物アニマルが転がっている部屋で、紅音がナツルに何かを言いかけて、後で言うと止めましたが、一体何を言おうとしたのか気になります。臓物アニマルを見て紅音だけが気付く重要な何かがあるのでしょうか。
 全体的に印象の薄い白のケンプファーですが、中では植田理香は比較的記憶に残り易いですね。特徴的な幼い口調と一人だけ中学生だからでしょう。理香ちゃん参上と言う名乗り口上や、猛犬紅音をお犬さんと呼ぶのが良いですね。
「デザートのケーキは独り占めすんのが好きだ。おめえだって初回限定DVDの特典を、他人にあげたりしねえだろうが」
「俺、初回限定とか買わないし」
「じゃあ明日からちゃんと買え!」

 アニメ版けんぷファーの映像ソフトを買うか迷って断念したミオさんにはこの言葉を聞き流す事が出来ません。
 ジュネーブ条約を言おうとして、ジュール・ベルヌを連想する紅音とジュニーニョを連想するナツルは、其其の読書好き、スポーツ観戦好きと言う性格が良く表れていますね。しかしナツルはともかく、成績が平均を上回っている紅音はジュネーブ条約を授業で習った覚えは無いのでしょうか?
 理香を捕縛しても殺さなかった様に、本編では相手のケンプファーを殺す事が無いので今一緊張感に欠けます。また少なくとも雫は、以前から何度も戦い、何人も殺して来た筈なのに、いきなり一切殺さなくなるのが些か不自然ですなぁ。ちぐはぐな印象です。
 告白された後の第一声が「あ・・・・・・それ、やっぱりか」とは酷いです。
「気にいらねえ野郎だ。こんな阿呆のことが頭から離れねえってんだから、変身前のあたしも変身後のあたしも、馬鹿すぎて涙が出てくるぜ」
「泣けばいいだろ」
「なんでおめえにそんなこと言われなきゃなんねえんだ!」

 あははははははははははは!(笑) 声を上げて大笑いしました。本当にこの流れでどうしてナツルが偉そうに「泣けばいいだろ」と言うのですか(笑)。紅音だって怒鳴りますよ。
「なんだおめえ、変態か!?」
「お前がキスしろって言ったんだろ!?」
「女の姿じゃねえか!」

 ふくく(笑)。最早コントです。
 笑っていましたがキスの後に間違えて官能小説でも混ざった様な展開で驚愕しました。別にこの叢書でこういう場面はこれが初めてではありませんが何度目であっても驚きます。
 水琴を庇いながら瞳美と沙也香が相手の二対一で圧勝する雫は矢張り強いですね。以前から味方連中の中で雫の実力が頭抜けていましたが改めてまざまざと見せ付けられました。理香一人に苦戦した紅音とは残念ながら地力が違います。でもこの戦闘バランスがちゃんと後半になっても踏襲されているのは高評価です。友人を狙われた怒りで容赦無く顔を狙って攻撃する雫は格好良くすらありました。
 アニメでは出番の増えた臓物アニマルですが、原作ではカンデンヤマネコとチッソクノライヌの描写はこれまで殆どありませんでした。ハラキリトラとセップククロウサギ以外の会話も初めてです。すっ呆けたチッソクの性格が面白かったです。その四匹が描かれた百七十一頁の挿絵はとってもファンシーでした。
 楓の邪悪な面と普通の面が入れ替わるのは、何も知らずに見ていたら不気味ですよね。話している最中で突然別の人格になるのですから怖いです。
 バクハツペンギンなる臓物アニマルの名前を見てハッとしました。惜しい、ミオさんは以前バクシオオサンショウウオと言うのを考えたのですが、バクハツペンギンですか。バクシではなくバクハツですか。ありえない仮定ですが、もしもあの時にバクハツペンギンを思いついていたら偶然の一致に感激した事でしょう。
 メッセンジャーの製造工場を探索したり、嘗て消えた筈のケンプファーが水槽で眠っていたり、僅かなホラー要素が混じりそこはかとない恐怖感が不快ではない程度に得られました。
 これまでもとても面白かったけんぷファーですが、このJ巻もまた最高の一言に尽きます。此処に来てまた一段と面白くなった感すらあります。不要とされていたシリアスな本筋なのにだれる事無くテンションを維持しぐいぐいと読ませました。其処に魅力的な軽妙な語り口調や掛け合いが入るのですから面白くない筈がありません。またこの話では主に、ナツルが紅音と行動を共にしているのも嬉しい点でした。しかも最初から最後まで紅音が変身後の姿で居るのも好印象です。叢書の中でも上位に位置する面白さでした。

 後書きで次が最終巻だと明言されてしまいました。何が哀しいかと言えばこんなに面白い作品に出会ったのが遅過ぎたのが残念でなりません。もっと早くから知り、新刊が出る度にこの面白さに浸りたかったです。言っても詮無き事なのですがこれが本当に悔しいです。どうしてあたしはこの作品にもっと早く出会えなかったのでしょうか。面白い作品に途中から出会うのはこれまでにも多多ありましたが、これほどまでに一巻からずっと追いかけていたいと思ったのは本作が初めてです。出会ったのが別れの直前だなんて悲劇ですらありましょう。けんぷファーが面白ければ面白いほど、満足すれば満足するほど、比例して哀しみも深まります。


 弐拾参日 水曜日

 そう言えば、もうけんぷファーのアニメ放送は終わってしまったのですよね。最近は1クールのアニメが多い異様な状況ですが、けんぷファーもその一本でした。あんなに面白いのに1クールしか見られないなんて理不尽な気がします。あっと言う間でした。けんぷファーの初回を見たのが三ヶ月前の事のようですよ。
 そんな感慨に耽りながら原作最新刊のMF文庫J『けんぷファーJ』を買ってきました。昨日は惨憺たる結果でしたが本日は無事に出会えたのです。この喜びを表現する為に緑色のルピーを頭上に掲げ、『ちゃららら〜♪』と口ずさみましょう。
ゼルダの伝説大地の汽笛を 手に入れた!
かなりうれしい

 そう、本日発売のDSソフト『ゼルダの伝説大地の汽笛』を購入したのです。前作の操作性に感動しましたから今作も購入しました。購入を後押ししたのは早期購入特典の『羽ペン型オリジナル透明タッチペン』です。正確に言えばそのケースです。何とルピーを模したケースに入っているのですよ。これは欲しくなります。そして掲げたくなります。実際に何度も掲げて『ちゃららら〜♪』をやりました。
 ゲームの方は前作から引き継がれた操作性に文句はありませんが、正直に言って絵柄が好みではありません。別に3D描画でも良いのですが風タクから始まったあの絵柄が好きではないのですよね。勇敢そうで精悍な顔つきをした少年と言う感じの神トラリンク、夢島リンク、木の実リンクが好きなのです。この操作性で神トラの正統進化系がやりたいです。
 時にこれを買いに行ったら、ゲーム売り場がとても混雑していてレジに行列が出来ていました。普段から混んでいる店ですから十二月二十三日(祝日)ともなればそれも宜なるかな。天皇の誕生日を祝ってゲームを買う人で賑わっていますネ!


 弐拾弐日 火曜日

 ギョーカイ時事放談第八十八回で、偽まるに対して『打っ殺す』とかそういう発言はやめた方が良いと言うメールが読まれましたが、どうせならそのメールを読み終えた直後に間髪入れず「打っ殺す!」と言うくらいの気の利いた返しが欲しかったです。
 余談ながらこの回で最も印象深かったのは、オンエア曲として流れたKOTOKOの『BUCCANEER』でした。初めて聞きましたが良い曲ですね。一度で好きになってしまい、該当する部分のみを何度も聞き返しています。

 MF文庫Jは二十五日発売なのでそろそろ店頭に並んでいるかもしれない、否、売っているに違いない、そんな希望と確信を胸に抱いて書店に足を運びました。
 何と言ってもミオさんが人生で初めてけんぷファーの新刊を発売日に買うのです。心が躍り、胸が高鳴り、臓物が蠢きますよ。輝け心臓! 震えよ脾臓! 放て膵臓! 唸れ腎臓! 迸れ肝臓! テンション、フォルテッシモ〜!
 ・・・まぁ、売っていませんでしたがね。はっ! どうせこんな事だろうと思っていましたよ! 何度も何度も何度も何度も同じ目に合っていますからね。それでもけんぷファーの為と思えば僅かな可能性に賭けてみたくなるのです。希望を持てなくなったらお終いですよ。


 弐拾壱日 月曜日

 ジャンプ。
ブリーチ
 どうせなら要が寝返った理由が、目が見える様になる為だった方が未だ面白そうです。それはそうと本編よりも年末年始スペシャル四コマの方が面白かったです(ぉ 一護が珍しく年齢相応な姿を見せていて微笑ましかったのですが、上のコマを見返すと実は白哉も参加していたのが笑えました。
サイレン
 影虎や祭の格闘技術がアゲハよりも上と言うのが何だか嬉しいです。
読切 宇宙のSPARROW
 以前にバレーボールの変な漫画を描いていた人ですか? アイディアは悪くありません。アイディアは。


 弐拾日 日曜日

○とある科学の超電磁砲(レールガン) #12 『AIMバースト』
美偉「御坂さんを信じなさい! 彼女ならきっと・・・」
 美琴と会ったばかりの人間に言われても、上っ面だけの台詞に聞こえてしまいますなぁ。
美琴「駄目じゃない! こんな所に出て来ちゃ!」
 それは逆です。一般人が風紀委員に何を言っているのですか。
 どんな事をしても力を手に入れるのは別に構わないでしょう。幻想御手を含めてどんな手段を使おうとそれ自体は大した問題ではありません。正当な手段で得た力であろうと不当な手段で得た力であろうと、強い能力者が弱い能力者を虐げているのに相違はありませんし、重要であり問題視すべきなのは其方でしょう。そして例えそうやって力を得たとしても、もっと強力な力を持つ者に負ける事だってありますからね。
美琴「ったくぅ、何だって原子力の施設なんかに向かって来るのよ! 怪獣映画かっつうの!」
 そこに原子炉があるから。
 おぉ、一瞬でしたし台詞も削られましたが『アイテム』の面面が映りました。時に理后が黒髪でしたが、原作では茶系統ではありませんでしたか? 違和感があって理后に見えません。
 本気を出した美琴が格好良い!! 主題歌を挿入歌(バック)に一歩も動かずにAIMバーストを圧倒する姿に痺れました。しかし再生能力があるだけで他は大した事の無いが相手では美琴の全力全開、本気の本気は見られませんね。
 ぎゃー! 次回の副題が長い! これは録画データに入力出来ないぞ(汗)。

○侍戦隊シンケンジャー 第四十三幕 『最後一太刀』
 家族で刀を作りそれを与えるとは、アクマロはまさに外道衆の名に恥じぬ外道です。
 それでこそ十臓でしょう! 裏正の材料を知りながら使っていた十臓はアクマロを上回る外道ですね。家族の魂を救いたいとか抜かしたら失望していましたよ。
 結局、目論見が外れて十臓が斬っても地獄を見る事が出来なかったアクマロが可哀相でなりません。
 サムライハオーがアクマロの蹴鞠を、腕のドリルで弾く戦い方は良いですね。ダイシンケンを受けられたら背中の鋏で攻撃しますし、手数の多さを最大限に利用していました。
 一回だけのゲスト登場のみならずクリスマス決戦で切り札として使われるとは、恐竜折神は劇場版メカとしては破格の扱いです。
茉子「嘘でしょ・・・」
女声「参る!」
 え、えぇぇ!? そ、そんな、そんな・・・まさか、殿が、丈留が女性だったなんてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!! こ、これは驚きました!(違うよ!?)
 来週は未だ二十七日なのに放送が休止なのですか? 駅伝とゴルフで休止があるのにその上こんな日にも休まれては堪ったものではありませんよ。日曜の朝に移動したのも良し悪しですなぁ。

○仮面ライダーW 第15話 『Fの残光/強盗ライダー』
 仮面ライダーの偽者は全く本物に似ていません。仮面を被ってバイクに乗っていれば何でも仮面ライダーですか。・・・いあ、額面通りに受け取ればそうなのですが(ぉ 全く似ていませんがアームス・ドーパントのデザインは格好良いです。左腕が銃になっているのがポイントでしょう。
 あれが敵の落としたプレートから苹果を連想なんてするからまんまと敵の罠に嵌ったではありませんか! この危機は全てあれの責任です。
 ダブル、敵の言いなりになってはいけない! 人質になっているあれの事は気にしないで攻撃するんだ!!
 こんなに続きが気になる終わり方なのに次回の放送が来年とは酷いです。何たる仕打ちでしょう。テレ朝も外道衆に、否、外道衆を超えあれに伍する外道です。今からでも遅くはありませんから、考え直してくれませんか?36082

○ドラゴンボール改 『悪夢の超変身!戦闘力100万のフリーザ』
 今回の副題はZで粗同じ題があったのですね。唯一の違いとして何故か感嘆符が一つに減っています。別に二つでも問題無いと思うのですが、逆にZと全く同じ副題は使用しないようにしているのでしょうか。
 同化してしまえばもうどうも出来ないのですから、ネイルも同化しても人格はピッコロのままで変わらないとか嘘だって言いますよね。同化するのはどうか?
ピッコロ「勝てる!!! 相手がどんな奴であろうと、負ける筈がない!!! 俺は今、究極のパワーを手に入れたのだ──っ!!!!」
 この台詞は大好きです。大口を叩いている上に両手を上げたポーズを後ろから映しているのが何処と無く間抜けです。
ベジータ「宇宙人の中には極偶に必要に応じて姿を変える、変な奴が居やがるんだ」
 サイヤ人もその変な奴ですよね?(ぉ
 変身したフリーザの声が、第一形態との変化が少ないような気がしますなぁ。もっと大幅な差が欲しいです。


 壱拾玖日 土曜日

 過去にミオさんが書いたけんぷファーE巻の感想を読み返していたら、秘蔵の『伊集院光深夜の馬鹿力』と書かなければならないのに『秘蔵』が『脾臓』と変換ミスしていたのを見つけました。でも脾臓が何だかけんぷファーらしいのでこのまま放置しておきます(ぉ

 録画した映像を保存する為に使用するDVD−Rですが、現在は5mm薄型ケースが主流の様で店頭に並んでいる大半が薄型です。しかしミオさんはこれが嫌いで常に10mmケースの商品を探し出して購入していました。ですがとうとう愛用していた商品も消えてしまったのです。以前からその商品があったのは一店舗のみだったので、もう手に入れる手段が無くなったに近しいです。
 これまで通りの商品は諦め、別の方法を模索する事にしました。そして以前から一つの手段として考慮はしていた方法を選びます。それはスピンドルの製品を購入し、それとは別にケースも購入するのです。面倒なので忌避していましたがこれしか無くなったのですから仕方がありません。
 勝手な思い込みとしてケースの値段を含めても最初からケース入りの商品を買うより安いと見ていたのですが、実際に買ってみたらそれは誤りであったと思い知らされました。安くなんてとんでもない、結構高く付くのですね。しかもケースにはインデックスカードやラベルが同梱されていないのでそれも別売りで買わなければなりません。
 時に、他の様様な収納ケースを見ていて思ったのですが、大量のディスクを有するであろうマニア諸氏の間ではどういった保管方法が好まれるのでしょうかね? あたしは10mmケースに一枚ずつ収納し、それをもっと大きなケースに入れる事しか念頭にありませんでしたが、10mmケース自体の数が多くない所を見るとそんなに好まれている印象を受けません。もっと優れた方法があるのならば切り替えも考慮した方が良いのかも知れませんね。


 壱拾捌日 金曜日

 轟大帝孫権ガンダムが売っている店には蚩尤ガンダムが売っておらず、蚩尤が売っている店には轟大帝が売っていないので、二つの店舗を回る羽目になりましたがその二つを買って来ました。

○けんぷファー #12 『Weihnachten〜臓物たちの奇跡〜』
 ナツルとハラキリトラの心と躰が入れ替わるとはのっけからとんでもない展開です。
 「らんららんら〜ん」と並んでスキップしながら歩いてくる紅音の姿をしたセップククロウサギ、雫の姿をしたカンデンヤマネコ、水琴の姿をしたチッソクノライヌの図が不気味でした。
副委員長「あぁ、誰かと思えばナツルたん〜。と思いきや〜、声が違うし虎耳と尻尾が付いてる〜。あ、全くもって赤の他人だ〜♪」
 最後の言い方と妙な動きは何ですか(笑)。阿呆の子みたいです。うん、阿呆の子ですね(ぉ
 完全に本性が知れて敵対した楓が当然の様に登場したのには呆れました。この人は何をしているのでしょう。
 雫の顔で表情豊かだと違和感がありますね。
楓「こんな幸せな一時が、ずっと続けば良いのに・・・」
 何と言う嗜虐主義者ですか。
観客「く・る・ま、く・る・ま、く・る・ま、く・る・ま!」
 商品名を出せないNHKですか。
会計「私達三人が、南の島を買い取り食っちゃ寝ライフを満喫出来るまで・・・あと五億」
 遠っ!? 先が長いですなぁ。そりゃ五億もあれば豪遊出来ますよ。
 絵本を読み聞かせていた母親がナツルだったのにも驚きましたが、何とその結婚相手がナツル・・・つまり男ナツルと女ナツルが結婚していたのには笑いました。男ナツルと女ナツルは相思相愛でしたから想いが通じ合ったのですね。
 入れ替わりから始まった時は面白くなりそうだったのですが、実際はさっぱり面白くなりませんでした。入れ替わりなんてどうやっても面白くなりそうなネタなのに逆に凄いです。安っぽくて笑う事すら出来ませんでしたよ。それに根本的な問題ですが、前回で最終回として綺麗・・・ではありませんが、纏まって・・・もいませんが、とにかく終わって・・・もいませんでしたが、とにもかくにも最終回の内容だったのに、本当の最終回がこの内容とは幾ら何でも酷くないでしょうか。これを見た後だと前回が傑作ですらあります。第三話は面白かったのになぁ。ブルーレイを買うか買わないか懊悩していたのですが吹っ切れました。これを見せられて購入したいと思うほど小生は人格者ではありません。


 壱拾漆日 木曜日

 『けんぷファーE』の感想。駆け足気味に僅かずつ取り上げましたが、面白かった部分はこれのみではなく全篇に渡っていました。
 ころころと男になったり女になったり忙しいナツルの描写が楽しいです。笑えますね。
>猶予はないんよだ聞き分けのねえ女だ。さっさと脱げこら。
 ナツルは言葉には出さないのに心の中だと言いたい放題ですね。物凄い勝手な言い分です。しかも事情を知らずに言葉だけ受け取ったら鬼畜の所業ですよ。
 ナツルと雫のデートは雫がこれまでに無く真剣なのに、一人で頓珍漢なナツルが可笑しくてなりません。それでも本人は真剣に敵が襲ってくる可能性を常に危惧しているのですからまた笑えました。
>「俺の脾臓の『伊集院光深夜の馬鹿力』録音セット、二〇〇〇年代版をあげるというのはどうかな」
 それはセップククロウサギが喜びそうです(ぉ
 勉強を教えてくれたお礼と言いながら、紅音に楓の事を話そうとするナツルは嫌がらせですね。
>しかし俺の沙倉さんトークを断るとは、どこか身体の具合が悪いんだろう。
 もう何処から突っ込めばいいのやら、凄い理論です。ナツルは頭の具合が悪いのですね。
 ナツルがモテると言い出した紅音と、鈍くて真意に気付かないナツルの会話がさっぱり噛み合っていなくて面白いです。紅音が男の人と付き合った事が無いと言ったのにナツルが「それは俺もそうなんだけど」と返したのには笑いました。それはそうでしょうよ。
 単に笑わせるばかりかと思いきや、ナツルが紅音を好みのタイプと答えるのが鮮烈でした。応援していたのですがどうにもナツルとの関係が不遇な紅音が一気に恵まれた瞬間です。
 後書きで紅音が作者の口からヒロインと断言されていたのが嬉しかったです。勿論それ以前から紅音こそが本作のメインヒロインであると信じて疑っていませんでしたが、やはり改めて宣言されると安心出来ますね。
 予てから言っているナツルの心情表現――即ち地の文――が面白いと言う事ですが、この六巻ではそれも脂が乗りに乗りまして頂点に達しました。話の内容と相俟って叢書の中でも最も面白い巻かも知れません。


 壱拾陸日 水曜日

 現在放送中のアニメとある科学の超電磁砲の、DVD及びブルーレイディスクには初回限定特典として禁書と同様にかまちー書き下ろしの小説が附属します。かまちー書き下ろし小説を目当てに禁書のブルーレイを全巻購入したミオさんは、また視聴も出来ないブルーレイを集めなければならないのかと戦戦恐恐しました。否。視聴出来ないのは然して問題ではありません。問題なのは資金面です。毎月毎月8k弱の金額を捻り出すのは非常に大変でした。だから恐怖したのですが、その附属小説の内容が神裂火織が主役と知って安堵しました。何故ならそれなら別に買わなくて良いからです。火織に魅力を感じていないのでこれなら高い映像ソフトを買ってまで集めたいと思いません。これがステイル主役とかでしたら非常に危なかったですね。自分の好きな人物を主役にした作品が出なくて良かったと考えるのは変な話ですが、正直、安心しました。
 しかし替わって首を擡げたのがけんぷファーです。けんぷファーの映像ソフトには映像特典があるのですが、それが原作者がシナリオを担当し、しかも題名が『ぞうもつ奇想天外!』です。これは興味を惹かれない筈がありません。題名だけで面白そうです。しかも良いのか悪いのか、けんぷファーもちゃんとDVDだけではなくブルーレイも出るのです。これがDVDだけならば今時DVDを買うと言う選択肢は無いので見送れたのですが、ブルーレイなら悩んでしまいます。気持ちが大いに揺れ動きますが、一巻に二話収録と言う厳しい仕様に心が折れました。決して安くないのに二話しか収録されないと言うのは辛いですよ。残念ですがこれも諦める事にしましょうか。けんぷファーが大好きなので苦渋の決断です。大好きなら迷わずに買うべきなのでしょうが無い袖は振れません。
 DVDが登場した時も、ブルーレイが登場した時も、一枚辺りの収録話数が大幅に増える未来を思い描いたのですが、現実はそうなりませんでした。決して画質を犠牲にして欲しいわけではありませんが、容量が増えたのに一枚辺りの収録話数に変化が無いのは釈然としません。


 壱拾伍日 火曜日

 ギョーカイ時事放談第八十七回を聞きました。
うぷ「おーい、面白いのかぁ!? このゲーム! 何か寝て起きたらまた学校始まるだけなんだけど」
 笑いました。うぷたんが面白いと改めて感じましたよ。
うぷ「これ開発者ゲストで来てくれないかなぁ。真意を聞いてみたい」
 作ったゲームを面白いのかと言われる様な番組に出演した開発者は居ないと思います(ぉ
 うぷたんと偽まるが乃木坂を指して夕方に放送してもおかしくないと言っていましたが、あたしがそれを思ったのは超電磁砲ですなぁ。あれこそまさに夕方の放送に相応しいと思いました。流石にけんぷファーは大好きでも放送するとしたら深夜だと言わざるを得ません。
 レスキューファイアーの出演者をゲストで出すなら、主演の五人よりも隊長役の方と隊長のお兄さん役の方が良いですなぁ。
 一気に収録回数にして三回分のゲストが発表されましたが、名前を見ただけでは今一期待の持てないラインナップです。未知数ですがどれだけ楽しめる事でしょうか。また放送日程で、大晦日の更新が無いと知って落胆しました。考えてみればそれが当然なのですが、改めて宣告されると落ち込みます。


 壱拾肆日 月曜日

 ジャンプ。DS版ドラクエVIの記事でアモスが紹介されていました。リメイクに伴ってデザインが書き起こされるかなと思っていましたがデザインは変更されず汎用グラフィックの流用ですね。でもこれで良いと思いますよ。
バクマン
 アニメ化ですか。今のバクマンにアニメ化に足る面白さがあるとは思えませんな。
黒バス
 へー、キセキの世代の一人は赤司と言うのですかー。ふーん。・・・・・・・・・はっ!? 黒子、黄瀬、緑間、青峰・・・もしかしてキセキの世代は皆名前に色が入っているのではないですかっ!? す、凄い事に気付いたぞ・・・って遅いわぁっ!! どう考えても他の人人はもっと早くに気が付いていますよね。我ながら気が付くのが遅すぎます。でも自分で気付いただけ上出来です。
読切 逢魔ヶ刻動物園
 絵が箆棒に巧いですね。絵の巧さに限れば最近の読切では白眉でしょう。


 壱拾参日 日曜日

 昨日観賞しましたMOVIE大戦2010の感想を書き上げました。

 黒うさぎ。
村さん「ゆかりが三度の飯よりも酒が好きって知っているでしょう!」
 飲兵衛じゃないですか(笑)。
 村さんの好きな女の子リスナーの代表格であるたぬきさんの電話出演なのに、その内容が万歳三唱で良いのですか。もっと話す事とか聞きたい事は無いのですか。しかし以前に村さんも言っていましたが、学生だったたぬきさんが社会人になっていた衝撃は大きかったです。
村さん「何この、何か、呪われそうな・・・」
 祝ってくれたリスナーに何と言う言い草ですか(笑)。石岡さんとシンクロしているとか失礼でしょう。

○とある科学の超電磁砲(レールガン) #11 『木山せんせい』
 一万もの能力を完璧に使いこなす発想力、応用力、反射神経があったら多重能力者(デュアルスキル)なんて目ではないですよね。実際には一万もあったら把握するだけで大変でしょうから、それ戦闘に使っている春生は凄いです。
 美琴と春生の戦闘はこれぞ能力者バトルアニメと言う感じで良いですね。しかしこういう強敵相手となると、美琴が能力は凄くても中学生でしかないのが如実に表れます。彼女は能力を使った喧嘩にも慣れているでしょうが素人の域は出ないでしょう。
 板書した名前はやっぱり春生になっていますね。
 気を失った春生から出て来た赤子みたいな物体ですが、OP映像にもチラッと映っていましたね。
 あ、EDのキャストクレジット表記が春生になっています。晴生が間違いだったと言う事でしょうか。それから木原教授と言う名前がありましたが、もしかしてあの老科学者は木原数多の血縁者なのですか?
 おぉ、次回は美琴と怪獣(美琴談)の派手なアクションが見られそうですね。楽しみです。

○侍戦隊シンケンジャー 第四十二幕 『二百年野望』
 カブトシンケンオー、カジキシンケンオー、トラシンケンオーの登場は久方振りですね。こういう武装合体はもっと強力な合体が登場すると出番が激減し、今回みたいに終盤で思い出したように使われるだけなので好きではありません。最初から最後まで武装合体で通すか、通常の合体のみのどちらかが良いですなぁ。
 今回はテンクウシンケンオーで止めを刺して欲しかったのですがダイカイシンケンオーにもなるのですか。ゴールドが参戦していませんしテンクウシンケンオーでも勝てそうな相手なのですから無理に他の合体をしなくても良かったのではありませんか。
 十臓は自分から外道に堕ちたのに家族の魂に執着があるのですか? 今回の話だけでは何とも言えませんが今一つ納得が出来ません。

○仮面ライダーW 第14話 『レディオでQ/生中継大パニック』
 素朴な副題が昔の作品みたいで微笑ましいです。
 犯人はマネージャーだったのですか。マネージャーが怪しいのはミスリードで素子が犯人だと思っていたのですがねぇ。
 実行犯がマネージャーでも唆し真犯人は素子でしたか。道理でどちらも怪しかった筈です。切れて豹変した素子に驚きました。
 何で若菜が実は優しいと強調するのでしょう。素子をそのまま殺す方が若菜らしいです。
 カッコイーッ!! 一皮剥けやがって、惚れちゃいそーだぜ須藤霧彦(ナスカ・ドーパント)!! 素子を始末する為に現れた霧彦が格好良いです。若菜を心配して見守っていたり、この二話で随分と株を上げました。余裕が生まれたからか顔も男前に見えます。この格好良さを維持して欲しいですね。
 CGが稚拙なのが痛いですが、ビル街を飛び回るドーパントとダブルの映像は派手で良かったですね。
 ハードボイルダー、ハードスプラッシャー、ハードタービュラーと今回だけで全ての換装パターンが披露されたのは良いのですが、何れも換装場面が省かれていて喜びも半減しました。テンポが悪くなってしまうかも知れませんが換装場面も含めて男心を擽るメカ描写なのですから見せて欲しかったです。
 挟み込んで撃ち落すと言うのでトリガーマグナムで銃撃してから移動、反対側に回ってハードタービュラーの砲撃で仕留めるのかと思いきや、光線が二つに分かれる『トリガースタックバースト』でいとも容易く打ち抜きました。・・・それなら追撃なぞせずに最初から使えば良かったのではありませんか?
 あぁ、若菜が自分らしく生きていればそれで良いと気付かされたある人と言うのはフィリップですか。てっきり辛く当たっても献身的に愛情を注いでくれたマネージャーかと思いました(ぉ

○ドラゴンボール改 『激昂フリーザが迫る!ポルンガよ・・・願いを叶えたまえ!』
 抜け駆けされてドラゴンボールを使われたのですから、ベジータが激怒するのは当然ですが、あの状況で寝ているベジータも迂闊でしょう。
 静かに怒りながらゆっくり近付いてくるフリーザが本気で恐かったです。しかし本性を出すと逆にそうでもありませんでした。


 壱拾弐日 土曜日

 あれから三箇月・・・ブラウン管の前で呆然とさせられましたが、月日が経ち、とうとう続きが見られる日となりました。しかし時間を置いた事で熱意が醒めてしまった感は否めません。抑抑があの終わり方が言語道断なのですが、気の遠くなる様な歩数譲ってそれを許容したとして、最終回の直後に公開した方が盛り上がったのではないでしょうか。
 そんな想いを抱きながら本日から公開された劇場映画『仮面ライダーW&ディケイドMOVIE大戦2010』を見に行きました。期待半分、不安半分、気合充分です。
 朝も早いのに映画館の前に行列が出来ていて驚愕しましたが、並んで暫くしてからそれが全てワンピースの客だと知りました。他の映画を見る場合は並ばなくて良かったみたいです(ぉ それにしてもワンピースの映画にこれほどの人気があるとは度し難いです。今回のは尾田さんが深く関わっているので期待度がこれまでで一番高いだろうとは思いますが、それにしたってこんなに大勢が並ぶほどなのでしょうか。ワンピースを腐す意図は毛頭ありませんがこんなに人気があるとは信じられません。
 何時もの如く感想を纏めてから別の頁に上げる予定です。
 ところで映画を見て相応の満足感と高揚を得ていたのですが、夕方になってから本日の明け方前にカブトとボウケンジャーの劇場版がテレビで放送された事を知って崩れ落ちました。し、知らなかった・・・ッ!! カブトは以前にも放送されていて録画済なので問題ありませんが、ボウケンジャーは好きな作品なのでショックでなりません。喜びなんて一瞬で吹き飛ぶ底知れぬ絶望感です。前回の戦隊やライダーの放送時に告知してくれても良いではありませんか。そしてあたしは、劇場公開日にはテレビ放送されると何度知れば学ぶのかッ!!
 ふ、ふん。どうせあれですよ。カットが酷くて到底見られたものではなかったでしょうよ。そう思えば見なくて寧ろ正解だったのですよ。見て酷いカットに憤慨するよりも見ない方がずっと良いのですよ。そうに決まってますよ。・・・・・・・・・。う、うう、ううぅっ・・・! 何で、何で、こんな・・・っ!
 く、くか、くかき、くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかか―――――ッ!!


 壱拾壱日 金曜日

○けんぷファー #11 『Wählen〜歓喜の歌〜』
 ヒアブリライオン役の声優はこんなアニメ(好きなアニメをこんなて)に出るくらいなら、ドラゴンボール改でリクームを演じて欲しかったです。
 少し前に『篠宮多美子』でグーグル検索したら僅か数件しか表示されず、その結果に愕然としながらもその内の一件が当サイトであった事に奇妙な優越感を抱いていました。しかし最近改めて検索したら引っ掛かる頁がグッと増えていてその優越感も簡単に崩れ去ったのでした。しかもアニメでも名前が出たので今後はもっと増える事でしょう。
 例え戦闘がおまけのような酷いアニメであっても、変身バンクの連発や敵の勢揃いは燃えるものがあります。でも矢張り白のケンプファーがこの上なく安っぽい記号化された性格で萎えました。特に沙也香には腹立ちすら覚えますよ。白のケンプファーは印象が薄く個個を認識していなかったのでこれまで気付きませんでしたが、原作だと沙也香はケンプファーに変身すると性格が大幅に変化する数少ない例なのですがアニメでは全く異なりますね。しかも勇ましく登場した割りに瞬殺されるのですからもうギャグでしかありません。
紅音「ナツル! お前は楓の味方をするつもりか!」
 普段の言動からしたら寧ろそれが正常(ぉ
楓「彼女達は赤でも青でもない、白のケンプファー。貴女達を倒す為に作られたのよ」
 一瞬でやられたのですから駄目ではありませんか。
ナツル「俺は沙倉さんが好きだ。だけど、沙倉さんには協力しない! 沙倉さんの事は好きだ。でも、沙倉さんを選んだら、大切なものが消えてしまう気がする。だから・・・俺は雫と紅音と水琴を選ぶ!」
 多いわぁ!!(笑) お前達が俺の翼か!?
 何だこの酷いアニメはー!?(笑) いきなり紅音他二名が光り出し、無意味に服が破れ、臓物アニマルが合唱、理解の範疇を超えた意味不明としか言いようの無い展開にもう笑うしかありません。他に類を見ない駄目なアニメです。好きですがこんなに駄目で適当で理解不能で意味不明で酷いアニメもありませんよ。好きですが!
 リアルタイムで見ていると豪く興奮し盛り上がりましたが、多分後で冷静になったら、けんぷファーのアニメがこれで良いのかと懊悩し、けんぷファーはアニメ化されていないと言う結論に達しそうです(ぉ
 いやあっはっはっは・・・! 駄目なアニメでしたな! 酷いアニメでしたな! あっはっはっはっは!!


 壱拾日 木曜日

 『ラッキーチャンス!E』を読了しました。何気無く買い続けていましたがもう六巻とは早いですね。
第一章 氷神は桃色の風邪を引くか?
 今回は誤植発見のコーナーから始めましょう。七十三頁の十五行目にある『あたなの〜』は『あなたの〜』の誤植ですよね。
 天地開闢医局の医者と言う事でごきょうやが登場するのを少し期待してしまいました。そうすると前作との繋がりと時間の流れが感じられて嬉しかったのですが、出て来たのは誰も知らない変な中国人でした(ぉ でもアル中だから語尾に『アル』を付けると言うのは少し面白かったです。
>「な、なんでそんなにむやみやたらと尻に注射を受けたがるネ?」
>「……あんた、変態アルか?」
 この台詞に笑いました。いぬかみで見られた単純なギャグが楽しいです。
 変貌したキチが「悪くない」、「……我が故郷へと、帰るのも」と呟くのが非常に格好良かったです。寧ろキチが普段からこんな性格だったら今よりも好感を持てたかも知れません。それとこの場面は台詞も含めて文章が良く盛り上がりました。
インターミッション ツンデレ少女に夢見る花束を
 作中では名前が出ませんでしたが、留吉の登場に喜びました。いぬかみと世界観を共有しながらも直系の続編ではない作品としては、登場させるとしたらこのくらいの位置が妥当なのかも知れませんね。
 それとこれを読んでいますと、もっと霊能力者方面を掘り下げて欲しいですね。特命鎮霊局の書庫とか、その仕組みだけでも充分に興味深いです。
第二章 夏のアイランドの中心で恋を叫んだ少女
 突飛な状況は好みではなく完全にミオさんの望まない方向性でしたが、大きくすれ違う雅人と良子の心情が巧みに表現されていて素直に読めました。
エピローグ たった一つの冴えないやり方
 何か良子が怖くなりました。
 そして最後の引きには戸惑います。或いは思わせ振りな事を書いておいて全く別の事象を使ったギャグかも知れません。しかしながら罷り間違って完全に重くシリアスな流れだったら衝撃的です。何れにせよ続きが気になる終わり方でした。

 これまでよりも若干ながらまみずの文章力が向上したのではないかと思いました。未だに及第点には届きませんが以前ほどの読み辛さはありません。


 玖日 水曜日

 『ラッキーチャンス!』の最新六巻を買って来ました。読んだ記憶を消してもう一度新鮮な気分で楽しみたい『泡沫たちの宴〜或いは独りぼっちの正反対〜』があった『いぬかみっ!』に比してのめり込めていない叢書ですが、それでも今日もまた買い続けてしまいます。諦観と期待と希望が入り交じった複雑な気分で読むとしましょう。


 捌日 火曜日

 『けんぷファーD』の感想をつらつらと綴ってみました。
>「男のくせに女になってレズを目指すなんて、変態もいいところじゃん。なんか最低。とにかく最低」
 そういう風に列挙されると確かに変態に思えて来ました。と言うか倒錯的です。
 ナツルの、漫画を読んでも一時間後には内容を忘れていて、デスノートを三回読み直してもその度に新鮮な驚きに満ち溢れたと言うのは少し羨ましいです。本作もそうですが面白い本を最初に読んだ時に喜びは何物にも代え難く、それを何度も味わえるとは最高ではありませんか。けんぷファーを、セカダンを、学校を、『泡沫たちの宴〜或いは独りぼっちの正反対〜』を最初に読んだ興奮が忘れられず、叶うのならばもう一度、否、何度でも体験したものです。
 ハラキリトラの「もてますね」に「持てる? 俺は腕力ないよ」と返すナツルはすっとぼけにも程があります。幾ら何でも無理がありますが、この無理があるくらいに鈍いのがナツルの魅力でしょう。
 雫がナツルに本格的なカレー饂飩を振舞いましたが、カレー饂飩は残り物のカレーを利用して作るだけでも上出来な味が出せますよね。それ程本格的ではありませんが普段食べる分には不足はありません。何だか無性にカレー饂飩が食べたくなってきましたよ?
>「なに? ナツルは会長がいるのにあたしを上げたの? それって嫌がらせ?」
 こんなに理不尽な怒り方も見た事がありません(笑)。
 紅音がやっとナツルとデート出来たのに、結局は雫と水琴に乱入されてしまい不憫です。
 ナツルが居合わせていない水琴と山川涼花、雫と皆川瞳美の戦いは、例外的に三人称視点の文章なのですが、普段の一人称と然したる違いが見られません。
 戦闘でナツルと紅音が組むとやっぱり嬉しいですね。見慣れた掛け合いが楽しいです。この二人の相棒と部分は最後まで貫き通して欲しいです。
 白のケンプファーとして植田理香、中尾沙也香、山川涼花、皆川瞳美の四人が新たな敵として登場したのですが、一斉に登場するものですから各各が薄く印象に残りません。今一本編の主軸として機能していない戦闘描写と合わさってどうにも存在意義が不明瞭です。


 漆日 月曜日

 ジャンプ。
こち亀
中川「近いのはありますよ!」
 オリンピックとテレビ番組の何処が近いのですか。
リボーン
 (リアル)六弔花とは歴然たる力の差があるのかと思っていましたが、その中で最強の戦闘力を持っている筈の相手が弱い印象しか受けませんでした。
リリエンタール
リリエンタール「うちには紳士にたべさせるごはんなどない!」
ウィルバー「さがしてみれば意外とたくさんあるものですよ? 最後まで可能性を捨ててはいけない」
 何とも味わい深い台詞です。この漫画は独自の存在感で明確な立場を得ていますね。


 陸日 日曜日

○とある科学の超電磁砲(レールガン) #10 『サイレント・マジョリティ』
 涙子の能力は性格変化(キャラチェンジ)に違いないと強力な確信を持っていたのにいとも容易くその幻想を打ち砕かれました。
 ささやかな者であっても無能力者が能力を使えるようになればそれはもう感動するでしょうなぁ。しかし人の慾に底は無く尽きないもの、最初こそ満足していてもやがては能力が使えるだけでは飽き足らず、もっと高い能力をと求めてしまうでしょう。無論その向上心自体は悪いものではなく、それを努力に変え、実現させたのが他ならぬ美琴ですがね。
 白黒が暴れている幻想御手を使用した女性能力者の胸に手を当てたので、てっきり服だけを空間移動させると言う凶悪な手段を取るのかと思って驚愕しました。
 恥なんて全て何処かへ忘れた様な白黒ですが、美琴に弱みは見せないと彼女への態度が一貫し、確固たる信念を持ち合わせているのが彼女の格好良いところです。
 この時点では未だ樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)は壊れていないのですかね? 超電磁砲の開始が禁書本編より少し前だと言うのは存じておりますが、現時点だと時系列で何処に位置するのかが不明です。
 知らなかった? そんなつもりじゃなかった? そんな言い訳は通用しません。明美の命を奪った(死んでいません)のは佐天涙子、他ならぬお前です。
 泣き言を言う涙子を見ているとあむにビシッと言って貰いたくなります。涙子とあむの対面が見たいですよ。
 美琴は全知全能の存在ではなく高高一人の女子中学生に過ぎないのですから、ハードルの前で立ち止まってしまう人の事を考える義務はありませんし、考えなくても責められる道理はありません。美琴はハードルを打ち消してしまう人の事だけを考えて悶悶としていれば良いのですよ!
 おぉ、冥土帰し(ヘヴンキャンセラー)ではありませんか! アニメでの声は好きになれませんが彼の登場は嬉しいです。
美琴「リアルゲコ太!!」
 失礼な小娘だな(笑)。てか、美琴にとって彼が可愛い部類に入るのに驚きです。
 脳でネットワークを構築して並列化させる事で個個の能力を上げると言う幻想御手の理屈は面白く、成程と感心させられました。
春生「ところで・・・以前から気になっていたんだが、その頭の花は何だい? 君の能力に関係があるのかな?」
かざりん「お答えする義務はありません」
 花が本体だなんて重要な事を言う訳には行きませんよね。それを知られると知られないとで戦況が一変します。
美琴「あんたは私の後輩なんだから、こんな時ぐらい、お姉様に頼りなさい」
 格好良い! 白黒も益益惚れますよ!! まるで大長編だと格好良いジャイアンの如く、ここぞと言う時には格好良いですね。何だかんだで主人公なのですねぇ。
 木山の名前が劇中では木山春生と表示されていたのにEDのクレジットでは木山晴生と表記されていますね。どちらが正しいのでしょうか?そしてどうしてこんなミスをしてしまったのでしょう? それとも何か深い意味があるのでしょうか。

○侍戦隊シンケンジャー 第四十一幕 『贈言葉』
 寒空の下で屋台のお寿司は嫌ですね。お茶があっても躰が冷えそうですよ。
 スナススリの声はシュリの人ですね。近年は毎年の様に登場しているので直ぐに理解る様になりました。
 ブルーとピンクがスナススリの砂に当たってしまったのはイエローに多少の責任があるかも知れませんが、グリーンとゴールドは完全な自滅に近いので気に病む必要は無いと思います(ぉ つか、あの状況はうっかりにも程があるでしょう。致命的な判断ミスですよ。
 殿への対応に加えてことはを諭した言葉、彦馬が非常に理想的な司令官として存在感を強めています。近年稀に見る立派な司令官ではありませんか。
 この程度の相手にサムライハオーを出した事に戸惑いました。しかもその場で水平に回転したり、敵の攻撃で大きく後退したり、必殺剣の動作で空中で激しく回転したりと、全体的に安っぽく軽い動きの数数に幻滅です。嘗てスーパーターボロボはどんなに攻撃を受けても微動だにしませんでした。同じ空中回転でもフラッシュキングのスーパーコズモフラッシュの方が重みがありました。今回のサムライハオーにはそれらが欠けていて、軽軽しい登場と合わせて落胆させられました。

○仮面ライダーW 第13話 『レディオでQ/狙われたプリンセス』
 ラジオの前で若菜の曲を振り付きで唄う二人が良いですね。和む光景です。
翔太郎「えっと・・・俺の相棒が、犯人を捕まえます」
 それまで格好付けていたのに、若菜に凄まれた途端に畏まる翔太郎が可愛いです。
 ライダーよりも戦隊向きの感はありますがバイオレンス・ドーパントのデザインは良いですねぇ。停滞感のあるアヤカシよりもドーパントの方が良いデザインです。ドーパントのデザインを気に入る様になるとはマグマ・ドーパントを見た時からは想像が出来ない状況です。
 ラジオでニュースを伝えている素子を見てミスター・クエスチョンの正体が理解りました。ずばり素子でしょう。若菜に看板DJの座を奪われた事を恨んでの反抗の違いありません。
翔太郎「良く言うよ。散散グレまくってたくせに」
 余計な一言を言わずには居られない翔太郎が可愛いです。
 若菜を心配して様子を見に来るなんて霧彦は良い人ですよね。
 冴子が死なないと言っていたのでクレイドール・ドーパントには再生能力があるのでしょうが、仮にも幹部級のドーパントを文字通り粉粉にしたバイオレンス・ドーパントの破壊力には目を見張るものがあります。ダブルを一度は退けたのも伊達ではありません。
 今回は戦闘の中身が充実していて大変良うございました。一度目の戦闘では接近戦を不利と悟り『トリガー』での射撃に切り替え、二度目では相手の防御力が高い事を考えヒートメタルフォームで一気に攻撃を仕掛ける、どちらも工夫が見られましたし差別化もされていて満足度が高いです。この番組も面白さが安定してきましたね。

○ドラゴンボール改 『悟空大逆転!?今こそいでよ超神龍(スーパーシェンロン)!』
 ボディチェンジの瞬間に蛙に割り込まれては呆然とするよりありませんよね。刹那の間に脳裏には色色な思いが駆け巡り、そしてどうする事も出来なかったでしょう。その心境を思うとギニューに同情心すら湧いてきます。
ベジータ「貴様らはフリーザを斃した後でゆっくり料理してやるさ。その時には間違い無く、この俺は(スーパー)サイヤ人になってる筈だ」
 地球には『取らぬ狸の皮算用』と言う今のベジータを表現する丁度良い言葉がある事を教えてあげたいです。よくもここまで自分に都合の良い展開を考えられるものです。
 フリーザ軍の戦闘スーツを着用したクリリンが、肩にプロテクターの無いベジータの旧型を羨む場面が何故だか印象強く残っていました。因みに私は、ギニュー特戦隊が着ていたスーツが、マークも入っていて一番格好良いと思います。
悟飯「クリリンさんが最長老さんの所へ行って帰って来るまで、やっぱり二時間ぐらいはかかっちゃうかなぁ。その間にもしフリーザが来たらどうしよう」
 深刻な状況の割に何処か余裕がありますね。本当にフリーザが来たらどうしようなんて言っている場合ではありませんよ。


 伍日 土曜日

 まんがタウン一月号の大家族は『みなまで言うな』が面白かったです。みゆ美の正直な一言がきついです。

 しゅごキャラ。
 唯世に好きな人が出来たと誤解し、思い切り動揺しながらも精一杯の強がりをしたり、×たまに共感して一緒に泣き崩れてしまうあむが笑えました。
唯世「好きだよ」
 何時もながら彼の「好きだよ」は物凄い破壊力です。

 巨人と力比べをする場面が記憶にある絵本ですが、調べ様が無いと思っていましたが調べたら意外なほど簡単に判明しました。どうやらグリム童話の『勇ましいちびの仕立て屋』を原作とする『ひとうちななつ』がそれと思われます。頭の中で同じ作品だと一つに結び付けませんでしたが、パンに集る蠅を布で掃うのにも覚えがありました。
 訳者によって無数に種類がある様子で流石にその中のどれを読んだのかは特定が出来ません。絵本と思い込んでいましたがもしかしたら小学生の時分に国語の教科書に載っていたのを見たのかも知れないです。


 肆日 金曜日

 復活したゴールデンチョコレートを賞味する為にミスタードーナツに赴きました。
 ミスタードーナツを利用するのは数年振りですよ。どうしてもゴールデンチョコレートが気になって調べたら、意外と近くに店舗があったので行く事を決めました。もっと美味しそうなドーナツもありますが選んだのはゴールデンチョコレートとフレンチクルーラーのみです。ミスタードーナツに多くを望んでいないのでこの二つで充分ですよ。
 数年振りに食した、メニューからの消滅を哀しむほど愛好しているゴールデンチョコレートですが、特にこれと言って変わらずゴールデンチョコレートとしか言い様の無いゴールデンチョコレートでした。これから気が向いたら、偶に買いに行っても良いかも知れません。

○けんぷファー #10 『Falle〜ひと夏の経験〜』
紅音「会長とキスすれば、ナツルさんと間接キスと言う事に・・・」
 紅音がおかしい(笑)。
いたずら黒うさぎ「ぬいぐるみ相手にいたずら心がわくわくしちまったのか?」
 それでは今日も一杯いたずらしちゃいます!
 『あんなの』とか『冴えない男』とか、好きな割には酷い言い草ですね。
ナツル「まさか! あいつ恐いし年上だし、いじめっ子だし」
 いじめっ子と言う子供染みた言い方が可愛いです。
 雫の声はドスが利きすぎていますなぁ。名塚佳織の雫は恐いです。
ナツル「あの沙倉さん、俺と一緒に花火を見ていたなんて事は・・・」
 一緒に居なかった好意を寄せている相手にこんな事を言うなんて図図しいにも程があります。それに凄く情けないですよ。
紅音「酷いです。私が好みのタイプ、なんて言っておいて、沙倉さんといちゃいちゃするなんて」
 あのお嬢さん、人の話を聞いていますか? しかもそれ以前に、ナツルは楓を抜かしたら紅音が好みのタイプだと言ったわけです。
 ハラキリトラが海に関係のあるアニメと言い出して、築地俊彦が関わっているので素でうみものがたりの事かと思いました(ぉ
 入浴中の描写は流石に原作通りではなく控えめでしたね。ぶっちゃけ原作での行いはドン引きですよ。
 雫の接吻でナツルの目が正気に戻りました。接吻で洗脳が解けると言うととても感動的な場面に思えますが、全くそんな状況ではありません。
雫「少し惜しい事をしたかしら」
 原作では気絶したナツルを運びながら頻りに「惜しいことしたかしら」と呟く感じでしたが、何れにせよ何ともグッと来る台詞でありますな。
セップククロウサギ「次回、けんぷファー(ヴィクトリー)。見て下さい」
 シャクティですか。こういうネタは本人を使わないと今一ですなぁ。セップククロウサギとシャクティには色黒と言う事しか共通点がありません。


 参日 木曜日

 まんがホーム一月号の『イエス・マスター!』は最終回でした。館が次の主人を待ち続けていると最後にまるで館が主役の様な終わり方をしたのが予想外でした。それはそれで構わないのですが、とわについて何も無いまま終わりと言うのは如何なものでしょうか? これまでの描写だと、とわが人とロボの違いに悩むとか、何か隠されたものが目覚めるとか、壊れてしまうとか、明らかに何らかの変化が待ち受けているのを示唆していたではありませんか。最終的にそれを乗り越えるにせよ何にせよ、まさか何も起こらないと言うのは流石に想像だにしませんでしたよ。

 喫茶黒うさぎ#123拝聴。
村さん「格闘の強えー奴が、(苹果を)グッと握って、汁がビューって出る奴」
 これを聞いて頭に浮かんだのが、幼少の砌に読んだ絵本か何かで、旅をする主人公が巨人と力比べをする事になり巨大な岩か何かを握り潰して壊した巨人に対して、主人公が水を含ませたパンか何かを硬い石に見せかけて誤魔化した場面です。それ以外に記憶に残っていないので何と言う作品だったのか調べ様がありません。気になるとどうしてもちゃんと思い出し、そして改めて見たくなります。嗚呼、あれは何だったのかしら。
 ゲ・・・ゲ・・・ゲー・・・ゲイマガ? の柴山さんと言う人が、野原たんの後任なのでしょうね。それは即ち、もうのはらたんの登場が無い事を意味しているのでしょうか。また野原タンの声が聞きたいです。ミオさんがゲーム雑誌の編集者で最も好きなのはのはらタンです。
村さん「大丈夫!? 詰まった? 水分欲しくなった? 栗金団! 栗金団食べてー! 早くー!」
 村さんは何と言うか芸人ですよね。この台詞がパッと出てくるところにそれが良く現れています。
村さん「ゆかり、ごめん。地理、だけは、本当に」
 だ、だけ?(ぉ
矢野さん「今ちょっと(ゲーマガの)見出しが浮かんだんですけど、下品なんで言いませんけど」
村さん「あぁ、そうですか。ゆかりも何か言おうとして言わなかった事が何個かありますけど」
 以前に編集者(のはらたん)の眼前で散散、ゲイマガジンと連呼したのに何を今更仰いますか。
 メールで紹介された八天堂のクリームパンですが、偶さかミオさんは日曜に味わったばかりでした。これまで小部屋で美味しい食べ物を知るのが多かったのですが、今回は初めてとなる先に食べていたパターンですよ。日曜にクリームパンを買った時はまさか数日後に小部屋でその名前を聞くとは思いもよらなんだ。
 たむゆかの「それはパンじゃろ」が何とも言えず味わい深くて印象的でした。八天堂のクリームパンもパンなので全く的外れな事を言っている可笑しさと、タフュームだからと無理に広島弁を使っている可笑しさが合わさって、とても印象深いです。
 因みにクリームパンの値段ですが、意外にいっしの210円が一番近いです。


 弐日 水曜日

 ギョーカイ時事放談第八十五回を聞きました。
 勇者シリーズの話題になりダ・ガーンの名前も出ましたが、勇者シリーズの主題歌ではダ・ガーンのOPが一番好きです。蓋し名曲でしょう。
偽「開き直って、飽く迄も三十分のCM。玩具を売る為の」
 それが良いと言うか、それこそが見たいのです。アニメや特撮ヒーロー番組は斯くあるべきでしょう。

 過去にギョーカイ時事放談に出演した事のあるウメ女史が、『野良猫うめびっちのポンバシ擬似放談!』なるインターネットラジオを始めていました。
 ウェブログで言っていた新たな仕事と言うのはこの事だったのですね。彼女の喋りに特に好感を抱いてはおりませんが、どうしてもウェブログを見ていると同情心を持ってしまいますので、試しに公開中の第0回を聞きました。
 既にギョーカイ時事放談登場時の記憶が殆どありませんが、あの頃とは全く違う、垢抜けた感じが出ているのに些か驚きました。当たり前の話なのですがちゃんとしたラジオ番組なのですね。尤も肝心の内容に関しては然して惹かれるものが無く、これから聞き続ける事は無さそうです。


 壱日 火曜日

 今期から放送が始まったアニメの主題歌では、超電磁砲のOPが一味足りないながらも平均以上、けんぷファーのOPやEDがとても良いのですが、それらを上回り特に気に入った曲がありました。それはそらのおとしもののOPである『Ring My Bell』です。最初はそんなに意識していなかったのですが徐徐に気になり始め、現在では掛け値無しに非常に好きな一曲となりました。アニメ本編は大して好みではないのですが主題歌は最高です。今期の中では群を抜いています。
 それにしてもそらおとのOPを別格としても、今期はアニメの主題歌が豊作です。超電磁砲のOPはテンポが早過ぎて歌詞が聞き取れず歌い辛いと言う難点がありますが格好良いですし、けんぷファーのOPは典型的な栗林みな美の曲で一定の質が約束され、EDは何と言っても歌詞が最高、にゃんこいのOPもサビが良いですし、乃木坂二期のEDは好みでも何でもありませんが気付いたら頭の中で流れる程度には印象深いです。
 ・・・以上の様にそらおとのOPを好きになった矢先に放送された話ではOPが無かったのはどういうことですか?(ぉ