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さあアルミダイキャスト・ケースが出て来ると回も大詰め!
なんとか箱詰めして実際にエフェクターに成るか?!が問題でございます。



思えば遊びで自作エフェクターを作り始めて数年。
ことさらアナログ電気回路系の本は真空管関係も含めて、
10冊以上購入し読破しております!

回路をいじる様になってから、
わりと早くに”是非VSCを作ってみたい!”と、そんなテーマに入りましたが、
かれこれ苦節5年ぐらいの月日が流れているのですな。



おいおい振返るのはまだ早いんじゃない?



その前にプリント基板製作をしなければなりません。
スイッチ・システムの回路図は引いた、VSCのパターンは作った、
後はスイッチ・システムのパターンを考えて、 
VSCパターンと一体化しなくてはなりません。

スムーズに行きたい所ですが、改めてプリント基板の難しさを痛感する事に。。




電気の神、未だ我に微笑まず…されど航行に支障無し!

一生懸命やって勝つ事の次に良い事は、
一生懸命やって負ける事
なのである。

『Blade Guitar VSC with Multi-Channel Foot Swich』プロトタイプ完成いたしました。

あとは近日キチンとした形のプリント基板を作成してVSC初号機を製作したいと思います! と思いましたが…。

しかし大どんでん返しは最後にやってくる物で、一週間以上テスト使用した所、
長時間使用していると、サイリスタのドロップアウト現象が出て来ました。。
突然スイッチのラッチ(保持)がリセットされ、全てのLEDが音と共に消えてしまいます。

これは電源電圧の降下が原因だと推察しております
9Vの電池で5Vにコンバートして7つの能動部品を働かせてますから、
単純計算で電圧降下は 0.7V x 7 = 4.9V ギリギリです。

DC-DCコンバートしている三端子レギュレータは9Vの電圧を受け、熱放射によって5Vへ変換していますから、
消費電圧は9Vで変わらないのです。

プラスVSC本体回路による電圧電力の消費があります。
よくよく考えれば”電力、足んなくねぇ?”と赤子にでも理解出来たはずなんですが…(爆)

まあこのお粗末な結果を踏まえて、システムの電源回路をもう一度見直します!