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左の写真はかれこれ3、4年間使い倒した感のある自作「VSC Blade Guitar like a Levinson」です。
今現在となっては「VSC零号機」です。

ステージ本番でも幾度となく使っていたのですが、その都度使い難さや回路上の不具合に見回れ
回路の取り回し変更や部品交換やらで、中の基板はフランケンシュタイン状態です。

使い難さの代表は「トグルスイッチ」です。
オリジナルのVSCトグルスイッチはギター本体に付いていますから、
お手軽にチャンネルチェンジが出来ました。

しかしStomp Boxにすると…
立っていれば「しゃがんで」座っていれば「かがんで」チャンネルを変えなければならんのでした。

当時は出来上がって嬉しかったけど
「満足した豚より、不満足な人間でありたい」
のでした。

    当たり前ですが、テスターは必要です。ご存知の様に左がデジタル、右がアナログのテスターです。

    特にギタリストは両方とも持っている事が必須なのでは無いでしょうか?解らない生徒さんは白土先生に理由を聞きましょう〜!

    アナログテスターの方はカイセのホルスター(黄色の樹脂部分)付き。やはりテスターはホルスター付きの方が落とした時に安心です。
    デジタルテスターのプローブは現在新品です。以前のプローブは電源トランスの電圧を測って金属部分がボロボロになりました。
    秋月のブレッドボードです。一番小さい奴ですが普段はElectric LABをブレットボード代わりにテストをしていますので、
    こちらのブレッドボードは小さな回路のテストか、サブ的な用途で使用しています。

    当ページのVSC零号機製作では使いませんでしたが、本編のVSC with Multi-Channel Foot Swich の製作では、
    スイッチ部分のテストで大活躍を致しました。
    太陽電機産業gootの安いハンダごて30Wです。

    本当は輸入品のええ奴を使ってみたいのですが、gootは消耗品である先端チップが純正部品で購入出来るので、
    使い勝手の良さを取るとやはり日本製に軍配が上がってしまいました。

    ちなみに先端チップは二代目で、よくツンツンに紙ヤスリで磨くなんて言いますが、チップを傷つけると致命的なので、
    よした方が良いですよ、、都市伝説だと思います。もう古くてグリップ部分が熱くなるのでモディファイしてます。
    同じく、太陽電機産業gootの安いハンダごて60Wです。

    こちらはアンプ製作やスピーカー端子用に使っています。
    ちなみにデジタル機器用に20Wも持っていますが、出番が無いので押し入れの工具箱に蔵してます。


    恐るべき太陽電機産業、ハンダごて三台買っても3、500円ぐらいです。
    いわずもがな、超定番のケスタ−44です。

    銀や錫の含有率が高く綺麗な仕上がりで中域に伸びのあるサウンドになると言われています。
    溶解率も高くかなり工事がやり易くなるハンダです。

    ちなみにハンダは工事用途によって太陽電機のソルベットも使います。
    ソルベットも錫の含有率が高く60%、使い勝手はケスタ−44と少し違いますが、音響用のSE-06012は結構使えます。
    ソルダーサッカー(ハンダ除去機)とこて台です。

    このソルダーサッカー、初めは使いづらかったのですが、今となっては除去作業が楽チンで、無くなると困るぐらいです。
    中にパッキンが仕込んでありバネによってセットし、ボタンを押してバネを解除するごとにハンダを見事に吸い取ります

    こて台はなかなかの重さがあって良いです。丸い台に水を含ませた海綿体スポンジを置いてチップに着いたハンダをこそぎ取ります。
    コテを差し込むスパイラル状の金属リングは少しカットしてモディファイしています。
    アーム型のクリップ台です。

    まあまあの重みがありますが初期の組まれていた設定だと使い勝手が悪かったので、ネジを全部バラして組み直しています。
    結構使い易くなっちゃったので別の物を試したいのですが、長年このクリップ台を使っています。
    ヒートクリップです。

    パソコン部品のヒートシンクと同じ素材で出来ていてハンダ接着の際、熱に弱い部品のあら熱を逃がしてくれます。
    意外と使わない工事人も多いみたいですが、フォーンジャックやポット、トランジスタやICを工事する時には必須だと思います。
    各種ハンド工具です。

    一番使うのはやはりラジオペンチやニッパー、それにワイヤーストリッパーでしょうか。
    ラジオペンチは先が曲がったベンド型とストレート型、ニッパーは標準の物とエンドニッパーを使ってます。

    ワイヤーストリッパーはAWG(アメリカンワイヤーゲージ(UL規格と言う))規格の物を使っています。
    左端の青いカッターはアクリルカッターで黄色いカッターは簡易のこぎり「便利のこ」です。とちらも基板のトリミングで使います。
とりあえず製作した「VSC Blade Guitar like a Levinson」は使い倒しましたが、
やはり地べた置きのストンプボックスのチャンネル切替はフットスイッチがベストだと思います!

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