■□機械文明の世界□■
剣と魔法のファンタジーとは様相が異なる世界観。近未来的で破滅的な重々しい空気。機械文明が発達していく中、滅亡したといわれる魔導の力を復活させようという帝国群の動きで壊滅の方向へと進んでいく。
中心人物であるティナは魔導の力を引き継ぐ数少ない民だ。彼女は帝国軍に催眠をかけられ、手先となってしまうが、我を取り戻し、帝国と戦うことになる。
また、幻獣にも魔力があり、彼らは自ら結界を張ってこの世界とは隔てたところにいたのだが、それが破られ、帝国軍にその力を利用されようとしている。
■□魔石の力□■
幻獣は命が途絶えるとき、己の魔力を結晶に封じ込める。主人公らは幻獣を探し、彼らの能力を得ていく。
魔石を装備して戦闘すれば修練度が増し、その魔石に応じた魔法を覚えていく。1つの魔石でいくつかの魔法が覚えられるが、習得まで要する修練度はそれぞれ違う。同じ魔法でも魔石によって習得できる修練度が異なるので、そのときどきで持ち替えながら鍛えていくのもいい。
覚えた魔法は魔石を持ち替えても使える。
魔石を持っているとステータスがプラスアルファになったり、レベルアップ時に特定のステータスが上昇するなどのボーナスがある。
武器の中には魔石のように装備していれば魔法を覚えるものもある。
■□個性的なキャラクター□■
ジョブチェンジはできないが、それぞれ特殊な攻撃方法を持っている。敵が使った魔法を覚えるラーニングや、敵の特技を覚える者、格闘ゲームのようにコマンド入力で必殺ワザを繰り出す者、ルーレットで博打的に攻撃したりと様々。
彼らの肩書きは魔導戦士・冒険家・マシーナリー・モンク・アサシン・サムライ・野生児・ルーンナイト・ギャンブラー・青魔導士・ピクトマンサー・モーグリ・ものまね士・雪男。
今作でより美麗なグラフィックと、ドラマチックなストーリーをうみだし、映画のようなゲームというシリーズの方向性をより確かなものにした。
プレイキャラは多数で、視点が変わったり、パーティ分けをしたり、アドベンチャー的なイベントがあったりと、多面性のあるゲームだ。
■□リメイクで遊ぼう□■
FFVIのリメイク作!!
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『ファイナルファンタジー VI』GBA 2006.11.30 |
※ジャケット写真をクリックすると amazon.co.jp による作品紹介ページへ移動します。
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