■□物語重視□■
今回のFFでは、それぞれの登場人物は様々な特殊能力を持っているが、ジョブチェンジがなく、経験値を得ることでレベルアップするオーソドックスな成長システムになっている。
なので、魔法も一部を除いては、一定のレベルに達したときに覚える固定のもの。
これまでに発売されたソフトとしてはパート2にタイプが似ていて、登場人物たちがしゃべりまくる物語性豊かなもの。パーティは最大5人だが、入れ替わり立ち替わりストーリーに沿って変わっていく。
個性が強いために、職業も固定なのかもしれない。
ファイナルファンタジーには帝国軍とレジスタンスという構図が多いが、今回の主人公は帝国軍に属する者だ。しかし、それもつかの間、帝国軍に対するやり方に疑問を感じるようになる。
クリスタルを無理矢理奪おうとする帝国。地上と地底にはクリスタルがあるのだが、その力を悪用しようとしている。
■□戦闘シーン□■
登場人物のタイプは暗黒騎士、竜騎士、白魔道士、黒魔道士、召喚士、飛空艇技師、賢者、吟遊詩人、モンク、忍者があり、これまでのシリーズでもおなじみのもの。
通常攻撃の他にそれぞれジャンプ、なげる、ふたりがけ、けり、いのりなど、特殊コマンドがある。 アイテムとして使用できる武器は装備しているときに限って使用でき、戦闘中でも装備し直せる。 また、利き腕が設定されているので、武器は利き手に持たないと力が発揮できない。
本作でアクティブタイムバトルシステム(ATB)が取り入れられた。敵と味方を含め、素早い者から順次攻撃が可能となるシステムのことで、これはスクウェア独自のものである。
このときはまだ味方パーティの待機時間がゲージで表されておらず、音が鳴って知らせてくれるだけだ。
コマンド選択中にもどんどん時間が流れているので、敵も次々と攻撃してくる。ウェイトモードにしておけば、魔法やアイテムを選択している間は時間が止まるので初心者でも安心だ。
セーブはフィールドであればどこでも可能だが、ダンジョン内でも魔法陣の上ならセーブ可能となっている。その場所にテントやコテージを張れば回復もできる。ダンジョン内に魔法陣があったら、ボスは間近かもしれない。
煩雑さがないのでやりやすいゲームだ。
■□リメイクで遊ぼう□■
待望のFFIVのリメイク作が発売!!
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『ファイナルファンタジー IV』
ニンテンドーDS 2007.12.20 |
※ジャケット写真をクリックすると amazon.co.jp による作品紹介ページへ移動します。
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