ディスクシステムのローンチタイトルとして発売され、任天堂ハードのほぼすべてでシリーズ作品が発売されている。
フィールドやダンジョンには敵が歩いており、画面切り替えなしでそのままお互い攻撃をしあう、一見アクションRPGのようであるが、ジャンルとしてはアクションアドベンチャーに分類される。剣や魔法で敵を倒し、ダンジョンの最奥部にいるボスをやっつけお宝をいただくという流れがロールプレイングゲームっぽいが、実際には敵を倒してもレベルアップはしない。
ハートのうつわを入手して体力値は増えていくものの、腕力が増すということはないのだ。
ダンジョンの奥へと進むには、仕掛けの謎を解く必要があり、1つのダンジョンには必ず1つのお宝が眠っている。入手したアイテムを駆使して道を開くというのはまさにアドベンチャーである。仕掛けが解けたときに鳴るあの効果音にはみょうな達成感がある。
2Dの世界ではよくあるRPGっぽくみえるが、3Dという立体空間になったらアクションアドベンチャーというのが顕著にわかる。
任天堂ソフトにしては少し難易度は高めで、日本よりは海外の方が人気があるようだ。
敵をぶった切るだけのゲームではないおもしろさがあるゲームである。
ゼルダシリーズのストーリー考察はこちら。ネタバレを含みます。