西表島はその周囲を珊瑚礁の発達した青く澄んだ海が取り囲む大きく美しい島です。内陸には400メートルクラスの山々が競い立ち、そこでは沢山の雨が降ります。この雨はやがて一筋の沢になり、やがて集まって大きな川となって海岸線に流れ込むのです。その川が海と交わる場所、潮の満ち引きによって海水と淡水がせめぎ合い、時には陸地に、また時には海に没する泥と砂の広大な土地。それが干潟なのです。
西表には大小何十本もの川がありますが、その多くは海岸線に干潟を持ちます。その面積の大小の違いはあれ、そこには多くの生き物達が暮らしています。ここでは、そういう生き物たちにスポットを当てて観察してみましょう。
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PART 1 | 干潟の植物たち(マングローブ) |
PART 2 | 干潟の生き物たち (砂地の小動物たち) |
PART 3 | 干潟の生き物たち (泥地の小動物たち) |
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海と陸の狭間で | ***** | 河口部、汽水域の生物たちを初めて本格的に扱った、待望のサイトです。 |
浦内川河口付近からアトク岩方面を眺める。
広大な干潟に広がるマングローブ林。