やり繰り上手な奥様Kさんの場合(この例は賃貸ではありません)
auひかり代理店から訪問営業を受け、NTTフレッツ光ホームタイプから、auひかりギガ得プランに乗換え/デスクトップ1台を有線接続、ノートPC2台を無線LAN接続/HGW+自前の無線LANルータ利用
家のローンに、日々の生活費、子供の教育費などなど、不況の昨今、家計のやり繰りは大変です。
毎朝チラシをチェックして、食費を1円でも安くできるようにしたり、保険や携帯電話のプランを見直してみたり、少しでも無駄な出費がなくなるよう、心がけているところに、インターネットをKDDIに乗換えませんか?という営業さんが訪ねてきました。
あやしい営業だったら嫌だな。でも、ちょっと話だけでも聞いてみようかしら。と、Kさんは説明を聞いてみることにしました。
auひかり代理店の営業さん曰く、現在利用中のフレッツ光だと、インターネット+光電話基本料金+プロバイダSo−netの料金で、月7,245円かかっているところ、KDDIのauひかりに変えれば、同じ、インターネット+光電話基本料金+プロバイダSo−netの料金が、月々5,985円になる。
auひかりは、プロバイダとセットの料金なので、ちょうどSo−netのプロバイダ料金1,260円分が毎月浮く形になるとのこと。
しかも、携帯電話がauであれば、家の光電話から、au携帯電話(家族や知人など、すべてのau携帯)と、KDDI系の固定電話(メタルプラス回線など)にかけるときの通話料が無料になる、「auまとめトーク」というサービスも付くというのだ。
むむむむ。うちは家族全員、携帯はauだし、友達でもauを使っている人が多い。そして、月に1,260円も浮くなんて。なんだかいい話ばっかりだけど、本当に大丈夫かな?
と、契約条件を詳しく聞くと、契約は24ヶ月自動更新で、ちょうど更新の月に、更新はしないで解約という手続きをしない限り、途中解約には9,975円の解除料が発生する。20ヶ月目の解約でも、30ヶ月目の解約でも解除料が発生する契約なのだそう。まあ、このあたりは、au携帯電話の契約と似たようなものね。
なお、開設工事費が31,500円かかり、これは24回分割払いの契約になるが、利用している限り、毎月、分割払い分と同じ、1,312.5円がキャンペーンで割引きされるので、実質、工事費無料になるとのこと。
でも、もし24ヶ月以内に解約してしまった場合は、工事費31,500円の分割でまだ支払えていない残額が、契約解除料とは別に、全額一度に請求されるのだそう。
あと、解約しても、機械を郵送で送り返すだけで、回線撤去工事はしない。もし撤去を希望するときには、撤去工事費10,500円がかかる。
というのが契約のデメリット部分なのだけれど、うちは、持ち家だから引越しもないし、一度使い始めたら多分、そのままになるだろうから、問題はなさそう。でも、一応、家族とも相談して決めますので、と、その日は資料と名刺をいただいて、営業さんには帰ってもらいました。
そしてその夜、主人と子供たちがそろったところで、auひかりに乗り換えるかどうかの家族会議。いまのプロバイダ、So−netを継続して、メールアドレスも変わらずに使えるし、電話番号もそのままにできるらしいんだけど、どうする?
と、確認をすると、いいんじゃなーい、という気の無い答え。でも、資料を見ていた長女が、So−netのメールアドレスとか、他のサービスって、いまほとんど使ってないんだから、So−netを継続するよりも、他のプロバイダに新規で契約しちゃったほうが、商品券の金額が大きいよ?と。
なるほど、確かに、代理店のキャンペーンで、利用中のプロバイダを継続するよりも、新規でまとめて契約してしまったほうが、プレゼントの商品券が1万円も多い2万円分になるわ。
もう、わたしよりもちゃっかりしてるわね。
と、家族会議の結果、フレッツ光ホームタイプから、auひかりギガ得プランに乗り換えることになりました。プロバイダは、au one netに新規に申込むことにします。
そして、さっそく次の日に、営業さんに来てもらい、申込書を記入しました。
乗換えにあたっては、いくつかやらなくてはいけないことがあるようなので、これからの流れについての説明のメモを取っておきました。
● 後日KDDIから連絡があり、そこで工事日の調整をする
● KDDIから書類が届いたら、工事方法などを確認する。プロバイダ(au one net)から届く書類と、KDDIから届く機械は保管しておく
● 賃貸住宅の場合は、事前に家主に工事許可をとっておく(これはうちは不要)
● 建物の状況によって、工事ができない場合があるので、NTTフレッツ光とSo−netの解約は、auひかりが開通してから行う。インターネットが開通してから1週間程度で光電話もNTTからKDDIに変わるので、電話も開通してから手続きする。開通後は早めに解約手続きしないと、料金が無駄になる
● 接続の設定に不安があれば、「かけつけ設定サポート」に申込み、初回のみ2,100円で来てもらえる(設定済みの機械が届くので、あまり難しくはないとのこと)
KDDIとの工事日調整もスムーズに行き、申込みから3週間後の今日、いよいよauひかりの開通工事です。
できれば、二度手間にならないように、フレッツ光の線を抜いて、エアコンダクトからauの線も入れてもらいたかったのですが、事前協議の結果、NTTの線を勝手にKDDIで取り外しはできず、かといって、先にフレッツ光の線を抜いてしまうと、万が一auひかりの開通ができなかった場合や、ネットも電話も利用不可の期間が出て不自由なため、同じところから線を引き込み、後日、不要な線をNTTに撤去してもらうということになりました。
工事はだいたい1時間半ほどで無事完了です。さあ、これから、フレッツ光から、auひかりでインターネットができるように、色々と配線などを変えなくてはなりません。が、自分ではよくわからないので、長女にまかせることにしました。
長女曰く、前もってネットで切り替え時の設定方法とか調べておいたけど、なんか全然簡単そうだよ、と。
Kさんの環境
パソコン : DELLデスクトップ1台/富士通ノートPC1台/acerネットブック1台
OS : Vista/Windows7/XP
モデム : ONU(ルータ機能なし)+HGW(ルータ機能あり)+BUFFALO無線LANルータ
接続方法 : 有線接続1台、無線LAN接続2台
利用回線 : auひかりギガ得プラン
まず、工事の人が設置していったONUという機械と、事前に宅配便で送られてきたHGWという機械をLANコードでつなぎ、有線接続をしているデスクトップの線を、NTTの機械から、隣に置いたHGWにつなぎ変えます。
すると、それだけでデスクトップはインターネットに接続でき、ホームページが見られました。ママは驚きです。
次に、無線接続している2台のノートPCですが、これも、設定が既にHGWに入っているので、NTTの機械につながっていたBUFFALO無線LANルータを、KDDIのHGWにつなぎ変えます。もともとBUFFALO無線LANは、ブリッジ接続をしていたから、これだけで、2台のノートPCもいつもどおりに使えるはずだと言うのですが、ママにはなんのことやら。
でも、本当に長女の言うとおり、ノートPCも普通にインターネットに接続できました。パソコンでは何も設定していないのに、こんなにあっさりつながってしまうものなんですね。
色々調べてみたら、今回の乗換えなら、配線を変えるだけで大丈夫そうだったから。もしそれでダメだったときは、パソコンの設定も見ようと思ったんだけど、要らなかったね。と、あっさり言ってのける長女は、本当に生意気だけど、頼りになるヤツです。(詳しい接続設定方法は、「インターネット接続の設定方法」を参照ください)
あとは、1週間くらいしたら、電話も差し替えて、NTTとSo−netに解約の手続きをして、乗換えは完全に終了です。
ああ、1ヶ月1,260円、1年で15,120円も費用が浮いて、これからは家の電話からかければ、au携帯の友達との長電話でも通話料が無料だし、そして2万円分の商品券までもらえるなんて。考えただけでご機嫌になって、今晩はちょっと豪華な夕飯にしようと決めたKさんなのでした。
※ ここで挙げているキャンペーン内容は、時期や店舗などにより、内容が異なる可能性が高いので、ご注意ください
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