北海道2009夏 
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 8/10 ウトロ→釧路→阿寒湖
 朝6:45からのバイキング。既に人が並んで大混雑。どうやら、観光バスの団体さんらしい。空いていた席がデザートの前だったので、朝から各種アイスクリームを食した。今日は、行程がやや長いので、早めに出発した。快晴!。知床峠の道はがらがらで、昔登った羅臼岳がよく見えた。道ばたにエゾシカの雌がぼんやり立っていた。飛び出してこないように祈りながら走る。峠を越えると霧の中になった。羅臼町は霧が立ちこめていた。ひたすら釧路に向かう。標津町から国道272に入る。とにかく道は空いている。このぶんだと12時前に釧路に着けそうだ。272から44になって、厚岸方向に戻り、昆布森から海辺に行く。釧路は霧が立ちこめていたが、到着する頃には晴れた。
 釧路の研究所に着いて、旧友のKに再会。7年ほど前に脳梗塞になって、室長から退いたと聞いていたが、元気そうで、立ち居振る舞いもあまり不自由さは感じられなかった。この研究所も、来てみたいと思いながら、現役時代、一度も訪れる事無く、今回初めてだ。
 30分程歓談し、別れを告げ、阿寒湖に向かう。今日の昼はローソンでうどんと小鉢を食べる。夜、ごちそうなので、カロリーセイブが必要だ。途中、Kの勧めに従って、釧路市丹頂鶴自然公園に寄る。残念ながら子鶴は草むらから出てこなかったが、親の丹頂鶴のつがいは頭上を飛んだ。
 国道240号線もがらがらだった。スピード違反でつかまらないよう、なるべく、地元の車を見つけて、その後を走るようにしていたが、その車も見つからないくらいだ。でも、阿寒湖に着くと、今夜の宿の前は車でいっぱいで、おおにぎわい。どうやら、中国(香港)の団体もいるようだ。観光スポットには人が多い。
   今夜の宿は、30年前に泊まった宿、阿寒グランドホテルが残っていて、今の名前は「あかん遊休の宿鶴雅」。チェックインもそこそこに、阿寒湖の遊覧船に飛び乗る。高速船に乗ると約50分の遊覧だ。30年前のことはきれいさっぱりメモリからクリアーされている。遊覧船は、途中、チュウルイ島(アイヌ語で「波が荒い・急流の…」意味だそうな。そう言えば忠類村という地名も同じか?)で、マリモを見る。今日は天気が良く、雄阿寒岳もよく見えた。
    
羅臼岳 チュウルイ島より雄阿寒岳を臨む
   
 何故か、30周年の旅行と言うことが、旅行社から伝わっていたらしく、果物の盛り合わせと、えんじゅの夫婦箸を宿から送られびっくり。風呂は広くて色々な種類がある。宿泊客は多いようだが、あまり気にならなかった。夕飯は阿寒湖がよく見える所で食べた。昨日ビールを最初に飲んだら、夕食を食べるのが苦しくなったので、今夜はノンアルコールとした。