青森・岩手・秋田 
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五日目(曇り時々雨)      

 おいしい朝食をいただいて,出発。昨日は八幡平が良く見えていたが,今日は曇り。ペンションオーナーのお薦めで,アスピーテラインより樹海ラインが良いとの事で,昨日行った松川温泉への道を行く。確かに気持ちの良い道だった。藤七温泉,蒸ノ湯,後生掛温泉を横目で見つつ通過。後から思うに,藤七温泉は入っても良かったかと思う。後生掛温泉は商売気丸出しで頑張っていて,駐車場が満杯だった。
 八幡平を下って,大沼のほとりの八幡平ビジターセンターを訪れる。この近くのオートキャンプ場もにぎわっていた。近くにある,公営の「ゆらら」という日帰り温泉に入る。時間が早かったせいか,空いていて,比較的新しい施設で,きれいで気持ちよかった。
 見るのを勧められていた,玉川温泉によった。岩盤浴とかいう,河原の岩の上にござを引いて横になるとか聞いていたが,確かにござを持った人がいっぱいいて,駐車場も満杯だった。川の中から,ボッコンボッコンと自噴している。
 
 
 
     
       
 この日は田沢湖高原国民休暇村キャンプ場に泊まろうと思っていたが,キャンプ場に着いたとたんに雨が降り出し,取りやめにする。近くの乳頭温泉に電話するも,満杯。全国区となった今,秘湯では無くなってしまったようだ。遙か昔に,秋田駒から乳頭山まで歩いて,下山した時に立ち寄ったひなびた乳頭温泉は無くなってしまったのか。
 結局,その昔の秋田駒登山の登り口だった国見温泉に行ってみる事にした。当時は田沢湖駅に寝て朝一番のバスで国見温泉に行ったように記憶しているが,今はバス路線が廃止され,道も岩手側からしか通じていないようだ。自動車道のどん詰まりには,2軒の旅館があって,奥の方の森山荘に呼び込まれてしまった。ここは,まだ秘湯と言っても良いかと思う。駒ヶ岳登山の人,湯治の客がいる。ここの湯を目的に来ている人も多いようだ。風呂に何度も入る。