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ヨシダ模型製作所



お知らせ

このたび、平成27年1月20日をもちまして、営業を終えることとなりました。
多くのお客様にお世話になりましたこと感謝しております。本当にありがとうございました。

営業は終えますが、ヨシダ模型の作品、製品を愛してくださった皆様に
今までの作品を見ていただきたく、HPで少しずつ公開していきたいと考えております。
昔懐かしい鉄道模型から建築・産業模型まで
ヨシダ模型の仕事の軌跡としてご覧いただければ幸いです。

今まで本当にありがとうございました。





産業模型Q&Aコーナー

Q 産業模型はどんな物を作るの?

 建築・地形模型から、プレゼンテーション用模型、都市開発模型、資料館展示、イベント展示、実験用模 型とかなり幅広い分野にわたります。多くの皆さんが産業模型を目にするのは、博物館・資料館やイベントの展示がほとんどです。最近ではテレビなどでも見かけることが多いです。

Q 産業模型はプラモデルと違うの?その特徴は?

 産業模型は、大量生産され小売店で売られるプラモデルと違い、ほとんどが注文によって製作される特注品です。すべて設計図面から縮尺どおりに製作されるため正確さと精密さが要求されます。CADやレーザー加工など機械で製作する部分もありますが、最終的には図面を読み取り、理解する技術と作り手の感性で手作りする作業がほとんどです。完成すれば世界にたった一つのオーダー品となるわけです。

Q CGとくらべてメリットは?

 3次元表現としての模型は、視点を変えれば瞬時にあらゆる角度から見ることが出来、模型に含まれる情報量も膨大です。CGとの決定的な違いはモノがそこにあるという体積を感じられること。その存在感につきます。これだけは模型でないと味わえない大きなメリットです。

模型づくりのプロセス
見 積 り ほとんどが設計図面からの見積りとなります。スケール、材料などにより値段はかわります。お客様のご要望により、いろいろなパターンで見積りを致します。
受  注 この段階でさらに打ち合わせを致します。スケール・材料・着色、その他のあらゆることをお客様のご予算とご相談のうえ、決めていきます。
図面検討
現地調査・設計
複数ある図面を総合的に判断し、模型用の図面をおこしていきます。現地の地形調査や、写真撮影などにより景観の雰囲気をつかみます。現場を調査することで、模型も製作しやすくなります。
模 型 製 作 建築物なら構造部分から、地形なら地図の等高線のとおり、正確に作り上げて行きます。この段階で図面のミスが見つかることもあり、設計変更なども生じます。
テクスチャー製作 模型着色や外構、樹木の作成など全体の構成をまとめていきます。色彩、レイアウトなど作り手の感性がとわれる部分です。場合によっては外構や樹木のレイアウトをまかせられることもあります。
ケース・プレート
製作
絵画でいうなら額縁の部分にあたります。この部分もまかされることがほとんどとなります。ケースの色彩、形状によって、模型の雰囲気も変るため、おろそかにはできません。
写 真 撮 影 いろいろな視点から写真を撮影することで、また違った模型の一面が見えます。なかには写真を見た方が本物と間違われるということもあります。作品はすべて作り手の手元から離れるので写真は大切な財産です。
納   品 いよいよ完成し、お客様の元へ納品です。みなさん、作って良かったと嬉しそうに見てくださリ、製作者にとっても非常に嬉しい反面、ほっとすると同時に、かわいい娘を嫁にやるような心境です。