若葉第二住宅自治会のご紹介


設立から現在まで

 若葉台第二住宅は、昭和55年に入居が開始されました。自治会は、翌年56年4月26日に設立され

満43年になります。


                                 自治会とは?こちら
自治会の活動

 入居開始当時は、自治会業務を管理組合に委ねると、業務が複雑化する事を懸念し、組織化はしませんでしたが、市は自治会組織が住民とのパイプ役として認識していることから、当団地でも行政とのつながりや必要性を鑑み、有志の方々によって自治会組織が誕生しました。


 私たちの自治会は、発足当初からの次の活動理念があります。
「本会は若葉台第二住宅管理組合の基本業務を尊重し、自主的・民主的な組織とする」
自治会は、日常生活の場におけるコミュニテイ造りは勿論のこと、いろいろな催しを通じて会員同士の親睦と和を深める場と機会を作ります。

(1)会員はすべて平等に扱われる。

(2)管理組合及び地域住民諸団体、その他関係諸機関と協力し、明るく住みよい
   地域社会をつくる。

(3)特定の政党、宗教、営利団体に従属しない。

 としており、自治会は管理組合と共に住民の方々との交流促進組織として位置付け、皆様のご支援を得てきました。

 初年度の活動方針は、「楽しく全員参加の自治会体制作り」、「子ども会、老人会作りの援護、協力」という内容で、住民の皆さんのご意見、ご要望やアンケ−トの結果により、子ども会、敬老会、ソフトボールクラブ、テニスクラブ、自彊術クラブ、囲碁・将棋クラブなどが次々と生まれ、殆どのサークルが現在も活動しています。
 また、設立当初より「きれいなまちづくり運動」、「共同募金活動」にも積極的に参加してきており、今日に至っています。


 一方、親睦活動として、「連合運動会」や「納涼祭」など、近隣地域との交流も深めると共に、自治会設立の翌年から、環境・施設維持活動として、消防署の協力を得ながら大規模な消火訓練なども継続的に実施しています。また、近年は「消火」だけでなく、「防災」というレベルでの訓練に発展させ、皆さんの防災に関する意識の向上に努めています。
 
このような積極的な活動により、

組織、活動形態はそのままで、25年度より管理組合より「コミュニテイー業務」を委託され相互協力する形で活動していましたが、
令和6年度より、管理組合配下から離脱し、自治会による独自活動に移行しました。


【昨年までの近隣地域への主な事業活動】

◆市の各種行事、協議会等への参画
◆近隣自治会との連携 (高齢化問題、防犯、防災問題等の情報交換、協議)

◆防犯活動 (警察情報、チラシ配布、パトロール)
◆小中学校行事への参加及び各種問題の協議(第三地区青少年健全育成会)
◆地域防災訓練 (小中学校を会場に開催)
◆敬老会行事(新年会、敬老会、その他)への参加(芙蓉クラブ連合老人会)
◆富士見連合納涼祭 (4自治会共催行事)

◆鶴ヶ島市市民体育祭 
◆富士見連合グラウンドゴルフ大会開催(年2回)
◆きれいなまちづくり活動への参画◆赤い羽根共同募金・赤十字共同募金
 ・歳末助け合い募金等への協力




○行政から委嘱される役職

 地区民生委員   児童委員    防犯推進委員   福祉推進委員環境美化推進委員 体育協議会委員  国勢調査員  
 第三地区青少年健全育成会委員


○行政から自治会への補助金受給実績(補助申請による実積)

1.集会所増設補助金 (平成12年) ≒¥4,300,0001
2.団地内外灯補助金(年間)¥93,000/年(管理組合へ還付)
(22年度より補助打ち切り

3.環境デー樹木剪定廃材処分を無料扱い¥600,000/年

  (持ち込み毎回2トン車23台分通常13万円2台として)



自治会の年間活動のあらまし

 自治会の活動は毎年、総会で承認された活動計画に基づき、毎月開催される役員会と階段委員会(6回/年)で検討・情報交換し、運営費は管理組合からのコミュニティ事業の業務委託費と、市からの補助金1,000円/年(1戸)で賄っています。なお、会員のご協力を得て数多くの諸行事を行っておりますが、その主な数例を次に挙げます

・防災活動 秋季防災訓練(消防署要請)
・防災屋外訓練(環境デーに実施、家庭に於ける初期消火毎月実施3年の実績)
・「きれいなまちづくり」清掃 (春秋年2回実施)
・募金活動(赤十字赤羽根共同募金、その他、福祉に関する募金年4回)
・餅つき大会
・防犯活動 (団地内見回り、 安全チェック、 防犯キャンペーン) 
・自治会友好スポーツ大会 (グラウンドゴルフ他)
・その他、防災・防犯・学校行事・連合納涼祭・敬老会等の行事への参画。


今後の自治会の取り組み

地域における高齢化問題に自治会として何ができるか
 
 高齢化は国家的な社会問題です。一自治会でどうこうできる問題ではありませんが、高齢化は当団地でも確実に深耕しており、しかもあと数年でピークを迎えようとしています。
 団塊世代の戦士が我が家、我が地域にもそれに続きます。高齢者と言っても、まだまだ身体も気持ちも若いシニアの方がほとんどです。自治会では、これら高齢者や高齢者予備軍の方々に、この地域で存分に愉しんで頂くため、今まで培った技術・ノウハウ・経験等を活かし、活性化に向けた活動をしていただくため、積極的に支援体制の強化を図ってまいります。

少子化問題と連帯について
 
 当団地の子供たちは、ピーク時(昭和60年頃)の半分とのことです。少子化問題も自治会でできる事は限られてきています。当時は子供会主催によるキャンプやスキー等、色々な企画が盛んに計画され、大人と子供が一体となって楽しんだ事が懐かしく思われます。
 特に近年では、少子化とも相まって子供たちと大人たちとの接点も希薄となってきており、寂しい限りではありますが、行事等による意識の連帯で漸く繋ぎとめているというのが精一杯ではないでしょうか。
 では、自治会で何ができるか?ですが、近年の子供たちは、塾通い、スポーツクラブ等々、忙しい中での安全・安心対策や非行化防止対策を進めていくには、学校、家庭、地域の連帯が欠かせないといわれており、大人と子供の心が通う地域づくりのため、自治会としては真剣に取り組んでいきます。

個人情報保護法について

 個人情報保護法が施行され、法律によって個人のプライバシーに関する情報が保護されました。反面、過剰な情報管理の傾向も見られることから、住民の実態把握や福祉活動の上でも制約されています。特に、情報に制約はあるものの、自治会としては、喫緊の課題として一人暮らしの高齢者、認知症者、身障者等の把握とその支援マップ作りに取り組んでいきます。

災害発生緊急体制の確立

 「災害は忘れた頃にやって来る」との格言にもあるように、どんな災害が、いつ来ても不思議ではありません。埼玉県は比較的災害の少ない県ですが、ここ数年に大きな地震がくるとの予測もあり、今から準備をしておけば、災害が来ることを防ぐ事はできませんが、大きな被害を避けるための対応はできます。
 当団地では、平成19年6月17日に若葉台第二住宅防災会が発足しました。これから団地住民の安全を守る為、管理体制や施設の整備を急ぎ、管理組合は建物、施設等のハード部門を、自治会は緊急救済活動と行政との連携を図るソフト部門を機軸に、若葉台第二住宅防災会組織による合同体制の下で進めていきます。