2006/12 - lisr

過去

Ganerated by nDiary version 0.9.4

2006/12/04

オリジナルリフィル [re stationery]

昨日、『本当に役立つ! 手帳超活用術』がないかと書店を二軒ほど見て回ったけれど、見当たらず。もとより購入するつもりはないのだけれど(Amazonで表紙を見ると、インタビューイはだいたいどこかで見たような顔ぶれだし)、2ちゃんねる:文具板:【使い勝手】オリジナル-リフィル【己が最高】スレの162氏のExcelファイルが紹介されているとのことなので。

162氏のサイトはこちら。システム手帳リフィル自作

とは言え、わたしは162氏のものは使っていなくて、自分でつくったExcelファイルのデイリーリフィルを印刷している。2年位前につくったもの。印刷開始日付と印刷枚数をいれれば印刷できるようにしてある。難しいことしないんなら、VBAも便利よのう。罫線は全部黒色で、日曜と土曜の日付だけ色つき。シンプル。あるいは手抜き。要はエコノミーモードで印刷しても、そこそこ見られる状態になるように作ってあるのだ。あとは条件付き書式で祝日の色を変えている程度。祝日リストは、以前必要に迫られて作ったものをそのまま流用していて、改正祝日法第三条第三項には未対応。最初から、角田さんのkt関数アドインを使わせてもらえばよかったかもしれない。

Amazon.co.jp: 気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ

リズ・ダベンポート『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』の影響の下、最初は“管制塔”とおなじA5サイズのバインダーを手帳として使っていたけれど、結局今利用しているのはバイブルサイズのシステム手帳。リフィルの見た目は“管制塔”やハイラム・W・スミスの『TQ』で紹介されているものとほぼ一緒。

値段で選べば、Bindexの1日ダイアリーが一番かな。これで充分なんだけれど(自分のとはスケジュールとチェックリストの位置が違うだけ)、まあわたしがリフィルをいじるのは道楽ですから。

2006/12/05

オペラの怪事 [re tools]

“ざ”と“ん”が足りない。という話はさておき。

全ページとも、ナヴィゲーション部分のリストをサイドに持ってきました。ついでに、その範囲内でa要素の擬似要素(:hoverのみ)にgifアニメを指定してみたのですが、opera 9.02だとうまく反映されないようです(一回目の読み込みだけしかgifアニメが動かない)。二回目以降でも、gifアニメの最終コマが適用されるのため、見た目は問題ないんですが。

さらに。自分のローカルな環境にあるhtmlファイルを見ると、反映されないだけではなく、マウスポインタの形状がprogressな砂時計になってしまいます。web上ではその問題は再現しないのですが……。

――まあ、それほど気にしない方向で(バグなのか、自分のスタイルの書き方のミスなのか、まだ調べてません)

あと、Webブラウザやそのヴァージョンによる振り分けはしておりません。IE 6.0 sp2 と FireFox 1.5.0.51.5.0.8 と Opera 9.02 でしか表示確認もしていません(いずれもWindowsで)。表示がひどい状態になる場合は、ご連絡いただくか、適宜対処をお願いしたく。

いつの間にか、二回目以降でもgifアニメが動くようになっていました。a:activeに{background-image: none;}を指定し忘れていたので付け加えたくらいしか、変えた覚えはないんですが

2006/12/08

ログのリンク [re tools]

以前のログを見ているうちに、簡単に前月/次月へ移動できるナヴィゲーション用のアンカーが欲しくなってきました(というか、今までナヴィゲーションを自分で用意してなかったことが問題なのですが)。しかし、nDiaryのプラグインの書き方がわかりません(もしかして、スクリプトを書けないのにnDiaryを使っているのって、わたしだけなんだろうか--;)。困っていたところ、calendar.rbを利用させてもらえば、それっぽいものができることに気づきました。

ちょこちょこいじったところ、なんとかなったみたいなので、このまま運用することにします。

2006/12/09

ジョジョ立ち with ... [on the web]

以前のここのログをぼんやりと見返していて、ふと気になり「ジョジョ立ち」がどうなっているか探してみました。こんなことになっていましたよ。荒木先生執筆25周年祝賀パーティー

もう二ヶ月以上前の話のようですが。笑顔がまたよい。

正直な話、バオーのころは荒木さんの絵が苦手だった。だから、『ジョジョ』の連載が始まってからも、ほとんど読んでいなかったのだ。友人にそう伝えたところ、延々とそれまでのストーリーとともに、いかに面白いかをレクチャーしてくれた。高校時代の話のことで、そのレクチャーは休み時間に始まったのだが、当然その時間内に終わるわけもなく、二人とも授業をさぼらざるをえなかった。ちょうど第二部を連載していたころの話。

娘。 with ... [on the web]

ここしばらくのあいだに、ものすごい勢いでモーニング娘。について学習したわたしです。まさか自分が今のアイドルに興味を持つ日が来るとは……。秋口までは現役メンバーの名前と顔がひとりもわからなかったのに(いや、ミキティの名前だけは知っていたか)

それが今では、ハンバーグしかわからなかったのに。じゃんじゃかじゃんじゃか……USA。長い私を止めてください。電子レンジを…電子レンジが…電子レンジをよく使うんです。あ〜あぁ、待って、食べる!ケーキ三昧だったんで、ずっと誕生日がいいと思いました。ダイエットお次はリバウンドたこ焼きも5つに切って食べるんです。もわかります。

わかるんだけれど、わたしが存在を知ったときには、そのひとはすでに芸能界を引退していたという……。いや、おかげで自分が娘。に入れ込むこともなく済み、いいことなのか、それとも悪いことなのか、わからない状態ですが。声は森本レオでお願いします。

それはさておき、仮設 ジョジョの奇妙な冒険外伝 まとめサイトなんてものがあるんですね。――杜王町に娘。がいたら。――娘。がスタンド能力を持っていたら……。過去ログはこちららしい。ジョジョの奇妙な冒険外伝 銀色の永遠 ゲーム作成工房モ娘(狼)なんて、覗いたことなかったものなあ。そんなことしている場合じゃないのに、いくつか流し読み。一〜四部くらいの話しか知らないので、元ネタがわからないことも多々あったりしますが。

ここでもやっぱり優等生キャラなのですね。うんうん。

2006/12/10

Xと海馬 [re books]

先月、手元にある本を一気に処分した。押し入れから本を引っ張り出しては、手放すかどうか判断。が、それではまったく決断できないので、基本は「全部売る」ことにした。聖域なき構造改革ですよ、時代遅れですが。――結局全部手放すのは(予想どおり)無理だったけれど。そうしているときに、笠井潔の『道』が出てきた。ぱらぱら頁をめくっているうち、ここに書いておこうと思ったことがあったのだが、それをすっかり忘れていた。今ではもう手元にその本がないのだけれど、せっかくなので記しておきましょ。


Amazon.co.jp: 道 ジェルソミーナ―私立探偵飛鳥井の事件簿

『道』に収められている短編「銀の海馬」。読みながら『容疑者Xの献身』を思い出した。いや、ぜんぜん違う話なんだけれど。小説すばるに「銀の海馬」を発表したのが1995年。『容疑者Xの献身』が刊行されたのが2005年。おお、ちょうど10年か。

本格ミステリ論争は初期のものしか読んでないので、現在の状況がどうなっているのかまったくわからないのだが(なかでは巽昌章のコメントがお気に入り)、以前笠井潔は、『容疑者Xの献身』を「難易度の低い本格である」と断じていたはず。

ああでもないこうでもないと「銀の海馬」のプロットを練っていたときの記憶から、彼は『容疑者Xの献身』のネタの一部を、割と早く気づくことができたのではないかな。

わたしが『X』を読んでいたときは、《このシーンをわざわざ書くってことは、あとでなにか関わってくるな》――東野圭吾であれば、無駄な描写なんかしないだろうから、ネタに絡む何かがあるはず――と軽く心に留めただけで読み進めてしまったけれど。

「銀の海馬」でひとつわからないことが。

依頼人の友人が、銀の海馬の持ち主を見つけたことから話はまた転回する。ただ、それをたくらんだ人物って、どうやってその友人に持ち主を発見させたんだろう? 偶然に頼った?(たぶんそれはない) なんらかの示唆? これを確認しようと思って再読するつもりが、すでに手元に本はない。

もしかしたら、根本的にこんな疑問を持つはずがない話のつくりになっているかもしれない(“持ち主が見つかろうが見つからなかろうがどうでもいい”とか、“見つかった場合のみ発動する計略”とか)けれど、それすら確認できない。

教訓は、「うかつに本は手放すな」ということですかね。


それはさておき、せっかくの十二月十日なんだから、『黒いトランク』か『虚無への供物』を読み返そうと思っていたのに、果たせずに日が変わりそう。

2006/12/12

海馬 [re books]

一昨日海馬と書いたら、脳みその?と聞かれてしまいましたが、そちらではなくタツノオトシゴです。セイウチやヒッポカンポスのことではないと思う。たぶん。

――それで思い出した。今度は脳の方で。二・三年前、近所の書店に行ったときのこと。並んだ本の背をぼんやりと見ていると、棚を隔ててて店員二人が話をしている。問い合わせのあった本を探しているらしい。

書店員曰く、いけたにって人の本らしいけど、どの辺かねえ。記憶の本だって。

思わず、《「いけたに」じゃなくて「いけがや」です》と突っ込みたくなったが、止めておいた。問い合わせたお客さんがすでに間違えていたのだろうけれど、ブルーバックスが出たあとに何冊も本が出版されているんだからさあ。正社員の人じゃないのだろうけど、『だれが「本」を殺すのか』に登場した本屋さんに勤めているんだからさあ(まあ、BOOK-OFFだって登場はしてるが)。……ただ、ほんとうに「いけたに」さんという方の本を探していたのなら失礼なツッコミになってしまうが。


――それでまた思い出した。池谷さんは著書のなかで(どの本だったかは忘れた)、「九九を覚えてない」と書いていたはず。続けて、掛け算割り算で知っているのは、以下の三つだけ。これだけで処理ができると。

それだと、たとえば 932 という数字を 2 で割る場合はどうすればいいのだろう。普通は九九――この場合だと、にろくじゅうに――を知らないと無理じゃないか――といままで思っていたのだが、確かに「半分にすること」で何とかなりますな。450と15と1を足せば466が出てくるのか。なるほどー。

2006/12/14

カードリーダ 〜 声 [on the web]

カードリーダ/ライタが届いた。BUFFALOのMCR-C12H/U2-BK

ここ三年、デジカメなんて使うこともなかったので、手元にFlashPathのFD-A1とSmartMedia AdapterPCFDC IV-ADPしかなくても困らなかったが(なにしろ、記録媒体はスマートメディアですよ)、さすがに今の時代にこれはなかろうと――。だいたい、今使っているPCにFDDは付いていないし、なによりデスクトップだ。

注文する直前までI-O DATAのUSB2-W12RWを購入するつもりでいたのに、実際買ったのは前記のもの。amazonの評価を見たかぎりだと、USB2-W12RWの方がいいようだけれども。

――というようなことはどうでもよく。


(今回はご縁のなかった)I-O DATAのサイトに掲載されているコラムのNo.003。いつのことだったか、これを読んだときは驚いたのなんの。ロディ・シャッフルがMS Word作ってるんかいっ。ご本人のサイトはこちらのようで。Alex's Home。さっき検索したらMethod and system for editing a table in a documentなんてのも見つかりましたが、これも内容と考案者の名前からして難波さんっぽいですな。

PC好きの声優といえば古谷徹だなと、検索してご本人のサイト(Toru's Home)を閲覧し、ここでも驚く。すっかり忘れていた。今の奥さんって、間嶋里美だったっけ。

おもわず昔の声優の名を求めて(今の人は知らないので)、あちこち見て回ってしまった。一番驚いたのは、井上和彦と越智静香が夫婦ということでありました。

2006/12/16

クリベッジ 〜 拳銃よりも強い武器 [on the web][re books]

CribbageBoard

先週、数年ぶりに友人とジン・ラミーやクリベッジに興じた。二十歳のころみたいに、一晩延々とやり続けるわけにはいかないのが残念なところだけれども。正式なやり方の手ほどきは受けていいないので(やり方は本で読んだだけ)、マスターから見れば至らないゲーム展開をしているかもしれない。

クリベッジ・ボードさえ購入すれば、あとはトランプ(ひとまずはこの呼称で)と相手がいればいいだけ。わざわざクリベッジ・ボードを購入するのも……とお思いになるかもしれないが、ほかのゲームの得点集計もクリベッジ・ボードでやればいいので、けっして無駄にはなりません(実際、われわれはジン・ラミーの得点をつけるときも利用しているし)。買ってしまえば、ルールを覚えるモチベーションもあがる。

クリベッジ・ボードがなくてもゲームはできるけれど、集計が面倒くさいかも。わたしは在京のころ東急ハンズで購入しましたが、いまなら通販で簡単に手に入るでしょう。……と思って、ざっくり検索したところ、どこで買えるのかよくわからない。よさそうな販売店が見つかったらいずれここに書きます。

で、クリベッジといえば、スタンリイ・エリン「拳銃よりも強い武器」 (『最後の一壜』所収)。この作品で、ひとつわからなかったことがある。

……夫人はカードを切って、イエーガーの前に置いた。男はそのカードをさらに切った。婦人は責めるように頭を振った。

「クリベッジでは」と、夫人は言った。「前に置かれたカードを切ってはいけません。この規則を破ると二ポイントの減点です。……

Amazon.co.jp: 最後の一壜

ディーラーがシャッフルしたあと、ポーンがカットしたら減点ってことなのかな? 普通、カットするものだと思うのだけれど(スターターを決めたあとに、残りのパックに手をつけるのは違反だろうけど、どうもそのことじゃないみたいだし)

ルールを検索してみたところ、小説のなかでの不明点どころじゃなくなった。実際のゲーム上でのディーラーの決め方について大いなる疑問が。検索結果上位のサイトに、ドローして高位のカードを引いたプレイヤーがディーラーになります。とか、まずお互いに札を引き、大きな数(Aは1と勘定)を引いた方が親になります。なんて書いてある。

え? 今までずっと、ロウカードを引いた人が最初のディーラーやってきたよ?

こちらの知っているとおりに、山札をカット(二つにわけること)し、手に持った上半分の底のカードを比べる。ランクの低い方が最初のディーラーとなり、以後は交互にディーラーをする。と説明しているところもあるにはあるが。あわてて今度は日本以外を検索したら、American Cribbage Congressにはこうあった。The pack is cut to determine which player will deal first in the first game of a match; the low card wins the deal. やはり、ロウカードがディーラーでよいのですな。一安心。

ただ、肝心のエリンの記述についてはACCを見てもよくわからない。先に原書にあたらないと駄目かも。そんなん無理じゃ。


クリベッジ・マニアにとって新たな帰依者を迎える以上の喜びがあるだろうか。

――「拳銃よりも強い武器

2006/12/17

『スノーバウンド@札幌連続殺人』を読みましたよ [re books]

以下は、『スノーバウンド@札幌連続殺人』の主な話の流れには触れていない単なるメモです。当然ネタばれはありませんが、あらすじ紹介もありません。

だがあらかたはマンガばかりの書棚だった。『スラムダンク』、『ジョジョの冒険』……。壁にはOASISというグループの大きな写真がパネルに入れて飾ってあった。

――スノーバウンド@札幌連続殺人 171ページ

ここに出てくる固有名詞らしきものは三つ。

すぐに目に止まるのは、やはり『ジョジョの冒険』でしょう。奇妙な、「奇妙な」の不在。

もっとも、この作品、全編登場人物の手記で構成されています。記述者が単にタイトルを勘違いしただけと考えて問題ありません。ただ、一度気になりだすと、ほかの名詞にも目を向けたくなります。

OASISの説明としてはグループとあるだけで、音楽グループなのか演劇集団なのかアイドル・フットサルチームなのか、さっぱりわかりません。ただ、普通はOASISというグループ名を聞けば、思い当たるのはギャラガー兄弟のOasisでしょう。たしか、Oasisって正式には小文字表記じゃなかったか? 大文字で書いていることに何か深い意味が……と気になって、Oasis - Official websiteを見たもののいまひとつよくわかりません。サイトのタイトル要素はOasisで、ロゴは全部小文字ですが。――"life is rubbish"なんていう名称を勝手に使っている割には、イギリスのバンドに詳しくないわたしです(しかし、よりによってOasisかいな……)

……もちろん、作中に出てきた書名やバンド名が、われわれの知っているものと同じだからといって、即座に同一であるとは考えるわけにはいきません。更科ニッキが主役のころは、「お話であること」をことさら意識させてきた作者です。今作に登場する札幌時計台ローソンが、現実の地名や建物を示しているとは限りません。が、ひとまずその手の話は措くとして。

いかにもグループ名としてありそうなOASISはそのままにして、最後に『スラムダンク』。もしかすると、正式には「スラム」と「ダンク」の間に・(中点)が入るのかと思ってINOUE TAKEHIKO ON THE WEBを見たものの、なんともいえず。Wikipediaで「スラムダンク」を探したら、「SLAM DUNK」に転送されてしまいました。ただ、公式サイトで「スラムダンク奨学金」なんて言葉もあるくらいなので、日本語表記は「スラムダンク」でいいでしょう。ここにきてやっと、作中に出てくる名詞をそのままに受け入れてよさそうなものが見つかりました。


さて、書き忘れていましたが、本書の時代背景は1990年です。引用した171ページは、その年の9月下旬に主人公が被害者の部屋を訪れたときの描写です。


『スラムダンク』の連載期間
週刊少年ジャンプ '90,42号〜'96,27号 (Inoue Takehiko on the web: WORKS)
Oasisの結成
Oasis are an English rock band, formed in Manchester in 1991. (Oasis (band) - Wikipedia, the free encyclopedia)

ということで、(われわれの知っている時代としての)1990年9月の時点では、井上雄彦の『スラムダンク』(の単行本)もノエルの『Oasis』も存在しません。実際に作中の手記が書かれたのは1990年12月から翌年の3月なかばにかけてですから、その間に『スラムダンク』の1巻は発売されていることになりますが、ここでは考慮しなくてもよいでしょう。

こうなれば、『ジョジョの冒険』という本も(手記の記述者の思い違いではなく)本当に存在していると考えるべきかもしれません。

ニッキから山崎弁護士に主役が交代してから、登場人物の苗字が漢字になりわかりやすい記号はなくなりましたが、物語であることの強調を作者は忘れていないようです。


単にマンガのタイトルとして通りのいいものを選んだら、時代的に齟齬が生じてしまっただけという気もしますけど。

2006/12/19

amazonはなぜ脱がしたのか? [re books]

Amazon.co.jp: スノーバウンド@札幌連続殺人

Amazon.co.jp:『スノーバウンド@札幌連続殺人』。その書影の拡大。……おかしい。

Kinokuniya BookWebでの書影bk1での書影とは違う作品のように見える。amazonではこの作品をわざわざカヴァーを剥がした状態で載せている。しかしまた、なんでそんなことを。本の画像が欲しくなったので、amazonアソシエイト・プログラムに参加することにした。

書籍のサイズより小さいカヴァーという変則的な表紙だったから? でも、やはり変則的だった服部まゆみの 『この闇と光』(書影)は剥き身じゃないんだよなあ(こちらは帯もないとさびしいので、 boople:『この闇と光』。……帯と言ってしまっていいのかよくわからないけれど)。似たような体裁だったころのKAPPA NOVELSだって裸本でスキャニングしてないのに。

帯と勘違いされたんだろうか。

2006/12/21

パンチキス [re stationery]

パンチ状態 ステープラー状態

一年ほど前に購入した、二穴パンチとステープラが一緒になった商品。パンチは実用として使うのは少し厳しい(穿孔結果拡大写真)

この手のアイディア商品はてっきりサンスターのものだと思っていたのだけれど、パンチ付きホッチキス/2穴パンチキスによると違うらしい。

ポリスチレンのA5のケース [re stationery]

A5ケース

で、そのサンスターといえば、文具王の高畑さんがいらっしゃいますな。ご本人のサイト:TOWER-STATIONERY

たしか博物館。で見かけた記事だと思うのだけれど、ダイソーのポリスチレンA5ケースを紹介していたことがあった。いまではSPAMだらけで読めないのが残念。

それを読んでわたしも何個か購入した。そのうちまとめて買うつもりだったのだけど、最近見かけるA5ケースとは素材やふたの形状が違うので、買う気になれず。もう廃盤商品になったのかもしれない。

写真の画像情報を削除しないままに載せていたことに気づいてしまったんで、情報のみ削除。別に見られて困るもんでもないけれど。ついでにリサイズ。

2006/12/24

Bookmarkletが欲しくなってきた [on the web]

今後もたまにamazonの書影を載せたいことがあるだろう、となるとBookmarkletがあれば便利だろう、それ用のものを公開している人は多かったはず、と思って探してみました。nDiaryのbookstore.rb使ったほうが楽かもしれないけれど、とりあえず。……そして三日後、amazon4.rbの存在を知り、_| ̄|○になったわたしがいるのでした。あう。

検索してみて、Bookmarkletのほかにもさまざまなことを教えられましたよ。

今頃知った、こんなこと

2nd lifeさんの顔文字を見たら、一瞬目がうるうるしてきました。こんこん……。という話はさておき、もうすぐ2007年になろうかというこんなご時世に、いまさらBookmarkletの情報を探しはじめるわたしもわたしです。ただ、時代に乗り遅れているおかげで、先人の成果を容易に得られるわけでして。ありがたやありがたや。

希望と予定
  • IEの字数制限は考慮する必要がなくなったものの、意味もなく508字以内に納めてみる。
  • 一応、同じスクリプトでIE、FireFox、Operaで動作すればうれしいな。
  • 利用する画像は中サイズ(MZZZZZZZ.jpg)。
  • 希望とするのはこんな形式
    • <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0449221628/lifeisrubbish-22"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/0449221628.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="amazon: The Murders of Mrs. Austin and Mrs. Beale" width="87" height="140"></a>
    • まったく関係ないけど、"The Murders of Mrs. Austin and Mrs. Beale" だけじゃなく、ロイド&ヒルを全作翻訳希望。

ECMAScriptの仕様書は一ページたりとも読んだことがなく、JavaScript知らないけど、まあ何とかなるでしょ。今世紀初頭に購入したまま冒頭しか読んでない『JavaScript 第三版』もあるし。ということで、人様のものを参考にしつつ書いてみることに。

いくつかの不明点ほか
  • OperaとFireFoxで変数asinが参照できない。
    • うちだけかもしれないけど、IE(というか、DonutQですが)でしかうまくいかなかった。
    • 仕様としては、参照できないほうが正しいのかわからないので(わからない人がわからないことをやっている弊害)、location.hrefからASINを取得することにした。
  • image.completeでfalseが返ってくるんですな。もう一回Bookmarkletをポチっとすれば(当然ですが)うまくいくんですけど。
    • というか、DonutQだと、falseでも画像のwidthとheightが得られるのはなぜ? ありがたいけど。どうもわたしの勘違いっぽいです。
    • reloadっつうメソッドで何とかなるのかい? それともコンマ数十秒待てばいいのかい?

続きは次トピック: amazon 〜 Bookmarkletへ。

amazon 〜 Bookmarklet [re tools]

前トピック: Bookmarkletが欲しくなってきたから続いています。

なんでいまさらこんなことしているの? と尋ねられると返答に窮するので、その疑問は胸のうちにしまっておいていただければ幸いです。


さて、以下のようなBookmarkletになりました。amazonの個別商品ページで使います。

希望とは微妙に違いますが、Amazon.co.jp: The Murders of Mrs. Austin and Mrs. Beale: 洋書: Jill McGownで試すと、<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0449221628/"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/0449221628.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="Amazon.co.jp: The Murders of Mrs. Austin and Mrs. Beale" width="87" height="140"></a> という文字列が表示されます。

Amazon.co.jp: The Murders of Mrs. Austin and Mrs. Beale その文字列を貼り付けるとこんな感じ。

行儀の悪いことをしていたらいけないので、改行とインデントしたものを載せておきます。問題があったらご指摘いただければ幸甚です。

javascript:(function(){
  var ai='';
  var l=location;
  var z='amazon.co.jp';
  if(l.host.indexOf(z)>=0){
    var t=document.title.split(':');
    var m=l.href.match(/(dp|ASIN|product)\/(\w{10})/);
    var u='http://www.'+z+'/exec/obidos/ASIN/'+m[2]+'/'+ai;
    var i=new Image;
    i.src='http://images-jp.amazon.com/images/P/'+m[2]+'.09.MZZZZZZZ.jpg';
    if(!i.complete){
      alert(t[0]);
    }
    prompt('','<a href="'+u+'"><img src="'+i.src+'" alt="'+t[0]+'" width="'+i.width+'" height="'+i.height+'"></a>');
  }
})()

上記に変更。どうやら/\/(dp|ASIN|product)\/([0-9A-Z]{10})\//の最後の\/がFirefox 1.5.0.8で問題のようなので(このパターンを書き加えたあとはテストし忘れていたようです)、下記は削除ということで。手直しついでにhostを見たり字数を稼いだり、いろいろやったら汚くなってしまいました……。

Firefox 2.0.0.1にして確認したら、取り消したものでも一応使えました。

javascript:(function(){
  var ai='';
  var p=document.title.split(':');
  var m=document.location.href.match(/\/(dp|ASIN|product)\/([0-9A-Z]{10})\//);
  var as=m[2];
  var u='http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/'+as+'/'+ai;
  var i=new Image;
  i.src='http://images-jp.amazon.com/images/P/'+as+'.09.MZZZZZZZ.jpg';
  if(!i.complete){
    alert('tried');
  }
  prompt('','<a href="'+u+'"><img src="'+i.src+'" alt="'+p[0]+'" width="'+i.width+'" height="'+i.height+'"></a>');
})()
ご注意というか、言い訳というか
  • アソシエイトIDはai=''に記入。(例: var ai='lifeisrubbish-22')。313918 19文字以下のIDであれば、IEでも大丈夫なはず。
  • amazonに画像が無い場合、代替を表示するようにはしていません。もともと、amazonの画像を利用するのが目的なので。
  • img要素のalt属性は「Amazon.co.jp: 商品名」となります。
    • 書名や製品名に半角の「:」(0x003a)があると、そこで名前が途切れてしまいます。全角の「:」(ShiftJISの0x8146)は関係してきません。
    • 個別商品ページのタイトル要素そのままだと長すぎるので(商品種類とかはいらない)、こんな風にしております。

  • いくつかの不明点ほかに書いたimage.completeでfalseが返ってくるんですな。の話。
    • 画像を完全に読み込んでないときに、triedなんていうアラートが出るようにしてあります。alt属性に入る文字が出ます。ここが一番変なところ。
    • もう一回Bookmarkletをポチっとすれば(当然ですが)うまくいくんですけど。 ……だったらいっそ、2回ループさせるべきでしょうか。
  • カントリーコードは09決めうちにしてしまいました。
  • Amazon.co.jp:」の「:」は「:」にreplaceしたいところですが。
  • 意味もなく508字以内に納めてみた結果、エラー処理みたいなものがありません。product、ASIN、dpいずれかの名前のディレクトリ直下に、数字か大文字のアルファベットがちょうど10字続くディレクトリがあるサイトでこのBookmarkletを使うと、プロンプトが出てきます(出てきたからといって、どうなるもんでもないですが)。少しいじったので文字数に余裕が出てきました。やはりlocation.hostあたりを調べるべきなんでしょうか?
    • たとえば、http://example.com/product/4000000001/index.htmlなんていうところで実行すると、<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000000001/"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4000000001.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="" width="1" height="1"></a>などと表示されます。
    • 偶然に偶然が重なって、その10字がASINと一致し、なおかつそれがアダルト商品だったりしたらどうしましょう。http://example.com/product/B000HWY2H8/index.htmlなんてページが仮にあったら、得られる画像は南波杏ですよ。
    • ひとまず、上記取り消してある部分の事態にはならなくなりました。

2006/12/25

ガチャピン [on the web]

ガチャピンのモデルが野田大元帥という話はどこかで聞いて知っていましたが、それが『トリビアの泉』でも放映されていたとは知りませんでしたよ(トリビアの泉で沐浴 トリビアNo.015〜021)。かなり前の放送だったようですね。

せっかくだから『あけましておめでとう計画』の書影をamazonから引っ張ってこようとしたところ、予想通り「イメージはありません」でした。


前回のトピックの最後の例が「南波杏」なのは、単に現在のAV女優さんのなかで名前を知っているのが彼女だけだったからでして(去年だったか、南波杏が島田荘司のファンということから、あちこちで話題になったときに知りました。わたし自身は『奇想、天を動かす』あたりから苦手になってきたので、島田作品からは離れてしまっていますが)。出演作品を拝見したことはないのが申し訳ないところ。

そんな人が知っているわずかなこと

「理想の男性」云々については記憶が確かじゃないんですが、前掲の番組でたしかそう言っていたと思います。南波杏と柴田あゆみが似ているという話は前からあるようですけれど、せっかくなので中野腐女子シスターズ一員の方のブログから引用させていただきました。

相関図

っつうことで、南波杏は理想の男性に自分自身が似ているという、そんな結論でよろしいでしょうか。

2006/12/27

安いバイブル無地リフィル [re stationery]

近所の文具店でレイメイ藤井のバイブルサイズ無地リフィルを見かけ手に取ったものの、よく見たら罫線入りとのミックス。罫線と無地の抱き合わせなんて売れるんかいな。残念ながら無地だけのものは売り切れの模様。品番を確認しようにも、レイメイ藤井:文具製販事業部にはその製品情報が載っていないし。廉価品には手間隙かけたくないのだな。

販売店の通販サイトで探すに、無地のものはこれらしい。システム手帳聖書サイズ特用レフィル(ホワイト)無地(カスヤビジネスサービス)。さすがに送料払ってまで通販で購入する気にはなれない。

このところダイソーではミニ六サイズしか見かけなくなり、わたしが最近使っているのはTOPVALUEの150枚入りのもの。

TV無地リフィル

使い捨てることも多いので、安いに超したことはないと無地リフィルを見かけたらメーカーにこだわらず買っております。

茫然 [on the web]

amazon4.rbなんていう便利なフィルタがあること、知らなかった……。amazonの書影使っている方が多いことからも気づけよ……>俺

2006/12/30

face to face [re books]

"顔"の代作者って誰なんだろう。

と、久々に2ちゃんのエラリー・クイーンスレを覗いたら書かれていたんですが、『』が代作ってのは定説なんですかね?

a day in the life of mercy snow 2000年9月で、以下のように書かれていたのを見かけて以来ちょっと気になっていたんですが。

ところで、ここの情報によると、『顔』はジャック・ヴァンスが書いたとされているが、これ、本当ですかね? 少なくとも、わたしは初めて聞いた話。

ここの情報によるとここってのはアヴラム・デイヴィッドスンのファンサイトのことで、現在のURLはhttp://www.avramdavidson.org/。で、このサイト内を探しても、その情報が見つからないんです(探し方が悪いだけかもしれないけど)。http://www.xmlhead.com/avramdavidson/から移転したときにでも、該当する記述は削除したのかもしれません。Ellery Queen Novels Ghost Written by Othersのことでした。

E.Q.F.Cにも代作については何も書かれていないですね。

そのE.Q.F.CからリンクされているEllery Queen, a website on deductionFace to Face - Q.B.I.にちょこっと関連した記述がありました。これを書かれた方は、代作なのかもしれない、とおっしゃっいながらも「ジャック・ヴァンスの名前を出す人もいるけど、『The Face』っていうSFは書いてるものの、ヴァンスが『顔』と関係あるっていう証拠は見つかんなかった」と。

ちゃんとしたこと調べるのは大変そうだから、いまはただ、わからないってことがわかっただけでいいや。

買い忘れ [re books]

ここの雑記を更新している年に限ってなぜか買い忘れている、週刊文春年末号。前回買い逃したのは三年前。あのときは期間限定ながらも誰が何に投票したのかを発表していたため、筆客投票リスト(2003年)なんてものを作りましたが、今年は発表されていたんでしょうか? 去年あたりからまた表に出ることはなくなったんでしたっけ?

もうミステリをほとんど読まなくなったので今年からこのミスを買うのを止めたくらいだし、かえってよかったのかも(と思うことにする)